約 575,771 件
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/188.html
小さな死 ~ La Petite Mort ~ ◆6YD2p5BHYs 「ふぅ…………」 窓から吹き込む穏やかな風が、厚いカーテンを静かに蠢かせる。 気だるい午後の日差しが、カーテンの動きに合わせて揺らめく光の波を形作る。 適当に選んで侵入した民家の寝室、夫婦のものらしきダブルベッドの上で、斗貴子は艶っぽい溜息をついた。 やわらか過ぎるスプリングマットの上、指1本持ち上げるのも億劫、といった風で、額に貼りついた前髪を払う。 あまりに多くのことが、ありすぎた。 激情だけで突っ走ってきた斗貴子にも、流石に限界が来ていた。負った傷も深過ぎた。 夢と現の狭間で、彼女はぼんやりとこれまでの出来事を反芻する。 カズキと共に、殺し合いの舞台に放り込まれた。 カズキとは、生きている間にはとうとう再会できなかった。 カズキの死が告げられた。 カズキの死体を見せつけられた。 カズキの死体を嬲られた。 カズキの死体から核鉄を取り出した。 カズキの死体が破壊された。 カズキの死体を投げつけられた。 カズキの死体を串刺しにしてしまった。 カズキの死体が爆散した。 カズキの死体に吹き飛ばされた。 カズキの死体が目の前で消滅した。 カズキの核鉄さえも奪われかけた。 そして、厳しい戦いの中でなんとかカズキの核鉄を取り返し、今、こうして一緒にいる。 カズキを蘇らせるための戦い、その中途で体力の回復を図っている。 「だけど……足りない。足りないんだ」 化粧っ化の無い薄桃色の唇から漏れたのは、どこか悔しそうな呟き。 最愛のカズキを蘇らせるには、自分が優勝するしかない。なのに、これまでの戦績と来たらどうだ。 開始直後の混乱の中、最初に出会ったピエロとは戦いにもならなかった。花山薫が庇ってくれねば死んでいた。 錬金の戦士としての厳しい訓練の日々も、範馬勇次郎の圧倒的な暴力の前には何の役にも立たなかった。 カズキから得た武装練金を手にしても、吉良吉影には敗北に近い痛み分けに持ち込むのが精一杯だった。 そしてしまいには、カズキを殺したとおぼしき赤木しげるにも、傷1つつけられずに逃げられてしまった。 こんな調子では、とてもではないが優勝など望めない。 強者同士が潰しあってくれれば漁夫の利も狙えるかもしれないが、果たしてそこまで上手く行くものかどうか。 いや、これまでのことを考えれば、あまりに虫の良すぎる願いと言ってもいいだろう。 斗貴子は、改めて現状を確認する。 「……足りない。 想いを貫き通すには……力が、足りない」 左手で核鉄を頭上にかざすように持ち上げ、斗貴子は憂いに満ちた呻き声を漏らす。 彼女に残された力は、カズキの遺品であるこの核鉄1つきり。 あとは何一つ残っていない。彼女自身の肉体さえも五体満足ではない。 右手は吹き飛び、全身に火傷を負い、頭にはナイフまで刺さっていた。 この民家に侵入した際、手近にあったもので大雑把な応急処置はしたが、とても十分な治療とは言えない。 新たな戦闘力の獲得どころか、斗貴子が元々持っている力の発揮すら困難な状況である。 これでは、またさっきのように敗れてしまう。 これでは、またさっきのように核鉄をも奪われてしまう。 これでは、またさっきのように『カズキ』を喪ってしまう。 核鉄とカズキを同一視する自分の思考の歪みに気づくこともなく、斗貴子は顔を歪ませる。 「カズキ……カズキ……。私は、どうすれば……。どうすれば、君のように……!」 誰にも見せたことのない弱々しい表情、弱々しい声で、斗貴子は核鉄に語りかける。 想い人である武藤カズキは、最初はとても弱かった。戦闘技術も体力も、共に不足していた。 けれどもその魂だけは、最初からとても強かった。 絶望的な戦力差があっても、絶望的な状況に追い込まれても、決して諦めようとはしなかった。 斗貴子が諦めかけてしまった時も、彼だけは最後まで諦めなかったのだ。 この1日で散々に自信を打ち砕かれた斗貴子は、カズキの幻の向こうに自分の求める「強さ」を見る。 「私は、弱い……。私は、こんなにも、弱かったんだな……! カズキ、どうすれば。 どうすれば私も、君のように強い『心』を…………………………あ?」 稲光のように、ある考えが脳裏に閃く。 とりとめもなく呟いていた唇が、唐突に動きを止める。 遥かな過去の思い出を彷徨い、甘美な自己憐憫に溺れていた思考が、一瞬にして凍りつく。 そう。 斗貴子は、思い至ってしまったのだった。 その、方法を。 歪みきった愛情の果てにある、ひとつの究極のカタチを。 一瞬呆けたような表情を浮かべた斗貴子は、そしてやがて、ゆっくりと満面の笑みを浮かべる。 もしも誰か見る者がいればゾッとしたに違いない、壊れきった笑みを。 「そうか……簡単なことじゃないか。なんで気付かなかったんだ。 カズキ。君と、1つになってしまえばいいんだ」 * * * しゅるり――。 窓から吹き込む穏やかな風が、厚いカーテンを静かに蠢かせる。 気だるい午後の日差しが、カーテンの動きに合わせて揺らめく光の波を形作る。 侵入した民家の、夫婦の寝室とおぼしきダブルベッドの側で……斗貴子は、ゆっくりと上着を脱いでいく。 微かな衣擦れの音が、分厚いカーペットに吸い込まれ、消えていく。 「――ひょっとしたら、こんなことに意味は無いのかもしれない。 多くのものを失うだけで、私の自己満足にしかならないのかもしれない。それでも……!」 誰が見ているわけでもない薄暗い部屋の中、それでも言い訳じみた呟きを吐きながら、頬を染める。 カズキが妙に執心していた、綺麗なヘソ。美しくくびれたウェスト。小振りながら形のいい乳房。 火傷を負い、無数の掠り傷を負っていても、そのシルエットまでは失われていない。 上半身裸となった斗貴子は、己の胸に手を当てて深く深呼吸する。 自ら望み、自ら決めたこととはいえ、これからやろうとすることを考えると、思わず動悸が激しくなる。 不安。恐怖。そして――間違いなくその先に待っているであろう、歓喜の予感。 「…………武装、錬金」 逸る気持ちを抑え、歌うような呟きに応じて出現したのは、処刑鎌の武装錬金、ではなく、1本の槍。 武藤カズキの命であり、象徴であり、彼そのものを体現した存在でもある、山吹色の光を放つ突撃槍(ランス)。 改めてこうして見れば、堅く、真っ直ぐで、力強い金属塊。武藤カズキの精神を具現化したような存在。 斗貴子は慈しむかのように抱き寄せる。剥き身の槍を裸の胸に埋め、頬を摺り寄せる。 「こんなことをするのは、その、いうまでもないだろうが、初めてなんだ。 きっと、痛くて、苦しくて、ひょっとしたら泣いてしまうかもしれないが……最後までやり遂げさせてくれ。 カズキ……臆病な私に、勇気をくれ……!」 まるで槍そのものが恋人自身であるかのように、斗貴子は潤んだ瞳で語りかける。 槍を抱きしめたまま、彼女はその身をベットに沈める。 横たわり、槍を持ち上げ、角度と位置を調整しながら、自分の身体に押し当てる。 そのまま、しばらく逡巡。 ゴクリ、と喉が鳴る。 今ならまだ無かったことにもできるぞ、と、頭の片隅で甘く囁く声を無理やり振り払う。 数秒の後、ようやく覚悟を決めた斗貴子は、両目をギュッと瞑ると、そろりそろりと槍を手繰り始める。 (少女は自分の胸に槍を押し当てている。左胸に、自らその切っ先を当てている) つぷっ――。 「――んぁッ!!」 尖端が、斗貴子の身体に侵入を開始する。 武藤カズキそのものを象徴する存在が、無理やりに斗貴子の身体を押し広げ、肉を掻き分け、突き立てられる。 覚悟していた痛みとはいえ、思わず小さな悲鳴が漏れる。 生まれて初めて味わう種類の痛み。文字通り身を裂くような痛み。 動きの止まったサンライトハートと斗貴子が繋がっている場所から、つぅぅっ、と血が溢れ出す。 「だ……大丈夫だから。むしろ、ゆっくりの方が、い、痛くて、こ、怖いかも……。 はは、は……な、何言ってるんだろうな、私は……。私が、望んだ、ことなのに……!」 明らかに強がりにしか聞こえぬ独り言を呟く。声が震える。想像以上の激痛に、斗貴子の目から涙が零れる。 もう、ここまで来たら引き返せない。もう、今さら戻れない。 折れそうな心を、必死で奮い立たせる。浅く荒い息をつきながら、斗貴子は奥歯をギュッと噛み締める。 強い想いが、激痛を快感に変換する。強烈な愛が、苦痛の向こうにあるはずのモノを求めさせる。 槍が進むにつれ、自分の大事なものがブチブチと壊されていく感触。 圧倒的な喪失感と、破滅の予感と、それすらも上回る達成感、満足感、充足感。 斗貴子の頭の中はもうとっくにグチャグチャだ。息も絶え絶えになりながら、それでも彼女は彼を求める。 「構わないから、一気に、最後まで来てくれ、カズキッ……!!」 (少女の胸に槍が刺さっていく。明らかに致命傷になるであろう傷を穿ちながら、刺さっていく) ずぶっ。ずぶずぶっ。 「――――――ッ!!」 涙と涎と鼻水と汗と、ありとあらゆる体液を撒き散らしながら、斗貴子は声にならない絶叫を上げる。 ばたん、ばたんと跳ねる足がベッドを叩く。 取り返しのつかない一線を越えたサンライトハートが、それでも勢いを止めることなく突き進む。 視界がチカチカする。脳裏が真っ白に染まる。一気に登りつめていく。 自分が自分でなくなってしまうような恐怖、そして高揚感。新たな世界の扉が開かれていくという確信。 身体の奥底で、熱い体液がブチまけられる。命そのものである液体が迸る。 串刺しになった格好の斗貴子は、そして白目を剥き、大きく仰け反りながら、 (少女の胸を槍が貫く。少女の胸板を槍が貫通する。 胸の中央やや左より、生命にとって最も重要な臓器を、完膚なきまでに破壊する) 「カズ、キ――!」 愛する者の名を叫びながら、津村斗貴子は、逝った。 逝って、果てて、逝き果てて――それまでの「津村斗貴子」は、ここで死んだ。 武藤カズキと文字通り一体となって、逝き、果てた。 * * * 窓から吹き込む穏やかな風が、厚いカーテンを静かに蠢かせる。 赤く染まり始めた夕陽の日差しが、カーテンの動きに合わせて揺らめく赤い波を形作る。 先ほどと同じ、寝室の中――そんな光景を静かに眺める人物が、確かにいた。 幽霊でも、ゾンビでもなく、確かに呼吸する生きた人間が、そこにいた。 目を覚ました斗貴子は、血や汗やその他もろもろでグチャグチャのベッドの上、それでも小さく笑う。 どれほどの時間、気を失っていたのか。 新しい『命』を得て生まれ変わった彼女は、実に楽しそうに、実に嬉しそうに、笑う。 「…………ふふふっ。ああ、すごく痛かった。けど……少しだけ、気持ちよかったよ。 もう、私には怖いものなんてない。いや、『私たちには』、と言うべきかな、カズキ。 だって、君と私はこうして身体を重ねて、本当に『1つ』になったのだから……!」 熱っぽい目で語る斗貴子の視線の先には、もう突撃槍は無い。核鉄も無い。何も無い。 それでも、虚空に語りかける斗貴子に不安の色はなく、溢れんばかりの幸せに満ちている。 傷ひとつない裸の胸に毛布をかけただけの姿で、穏やかに微笑んでいる。 そう、要するに彼女がやったことは、かつて彼女が武藤カズキに施した施術の乱暴極まりない再現。 つまり、喪われた心臓の代わりとして核鉄を埋め込む、あの施術である。 ヴィクターを生み出し、カズキをヴィクターⅢにしてしまった、あの施術である。 心臓の代わりにサンライトハートを取り込んだ、あの状態。 あれを自分の身で再現できれば、自分も『カズキと同じ』になれる。『カズキと一体』になれる。 『カズキの心(ハート)』を取り込み、『カズキのようになれる』――!! 狂乱と悲嘆、敗北と絶望の果てに斗貴子が導き出した狂気の答えが、そこにあった。 しかし、斗貴子には彼女自身の心臓がある。傷ひとつない、健康な心臓がちゃんとある。 これでは核鉄を埋め込めない。元ある心臓と重ねて埋め込んでも、『同じ』にはならない。 ではどうするか。 答えは単純明快、たった1つ。その心臓が、無くなってしまえばいい。 ゆえに津村斗貴子は迷うことなく。サンライトハートの切っ先を用い、自らの心臓を破壊したのだ。 まさに暴挙。まさに自殺行為。 決死の覚悟どころか、一度完全に『死ぬ』ことを前提とした行動。 上手くいく保障などどこにもない。正気の人間なら絶対に選ばないような、最悪の選択肢。 そして、完全に絶命する寸前、武装解除した核鉄を傷口に押し込んだところで、とうとう耐え切れなくなって失神。 目が覚めた時には……彼女の望んだ世界が、待っていた。 全力疾走をした後のような倦怠感が、全身を包んでいる。 あれだけ乱暴な施術を行ったのだ、いくらしろがねの身体になっていても消耗は激しい。 胸に開けた傷口こそ核鉄の力で塞がったが、本格的に動き出すにはもうしばらくの休息が必要だろう。 できればシャワーも浴び、服も洗っておきたい。今の斗貴子の状況は、色々と最低ではある。 手持ちの戦力はほとんど変化しておらず、むしろ心臓と核鉄を兼ねることで武装練金が弱点にもなってしまった。 ヴィクター化でパワーアップする望みもない。白い核鉄による処置を受け、もうその忌まわしき力は残っていない。 メリットといえば、せいぜいが待機状態の時に手ぶらになれることくらい。 なんらかの手段で戦力の強化を図らねばならない現状に、変わりはない。 それでも、斗貴子は幸せだった。 先刻までの不安は全て消し飛び、代わりに暖かなものが彼女の中を満たす。心の底から力が湧き出してくる。 もうこれで、核鉄(カズキ)を奪われる心配はない。 もうこれで、核鉄(カズキ)を傷つけられる心配もない。 核鉄(カズキ)は斗貴子の中にいて、これからもずっと共にある。 核鉄(カズキ)が居れば、もう何も怖くない。 核鉄(カズキ)が居れば、もう何が起こっても諦めることなく進むことができる。 核鉄(カズキ)さえ居れば、もうあとは何もいらない。 斗貴子は自らの胸に手を当てる。 1人きりのベッドの上、かつて彼に向かって誓ったあの言葉を再び口にする。 輝かんばかりの幸せを纏いながら。溢れんばかりの幸せを、噛み締めながら。 そして――ドブ川のようにどんよりと濁った瞳をしたままで。 「 カズキ。君(サンライトハート)が 死ぬ(こわれる) 時が、私が死ぬ時だ。 君と私は、今度こそ本当に、一心同体だ……!! 」 窓から吹き込む穏やかな風が、厚いカーテンを静かに蠢かせる。 赤く染まり始めた夕陽の日差しが、カーテンの動きに合わせて揺らめく赤い波を形作る。 銀髪のスカーフェイスは、これからの戦いのことを考え、小さく微笑んだ。 【F-3 民家の中/1日目 夕方】 【津村斗貴子@武装錬金】 [状態]:しろがね化、心臓代わりに核鉄、精神崩壊、判断力低下(本人は正常だと思っている)、あふれる多幸感 右手消失、全身大火傷、頭部に刺し傷 (核鉄としろがねの力で回復中) [装備]:核鉄(サンライトハート・待機状態・胸の中)@武装錬金 [道具]:なし [思考・状況] 基本:最後の一人になり、優勝者の褒美としてカズキを蘇らせる。 1:とりあえずもう少し休んで回復を図る。 2:可能ならば、なんらかの手段で戦力の増強を図る。 3:強者との戦闘は極力避け、弱者、自動人形を積極的に殺す 4:アカギ、吉良、勇次郎、軍服の男(暗闇大使)は最終的に必ず殺す。アカギは特に自分の手で必ず殺す。 ※全身に酷い火傷を負っており、右手も消失と、かなりの重傷です。 ※セーラー服はボロボロに焼け焦げており、所々に穴が空いています。 ※軍服の男(暗闇大使)は参加者の一人だと勘違いしています ※斗貴子が飲んだ液体は生命の水(アクア・ウィタエ)です また斗貴子は生命の水の事は知らず、只の治療薬の一種と思っています ※しろがねとなったため、身体能力、治癒力が向上しています また斗貴子はまだその事に気付いていません ※核鉄の異変に気づきました ※アカギがカズキを殺した張本人だと、思っています。 ※自ら自分の心臓を破壊し、核鉄(サンライトハート)を心臓の代わりとして埋め込みました。 そのため核鉄やサンライトハートが壊れると確実に死亡します。 既に「黒い核鉄」に「白い核鉄」を使用した後なので、ヴィクター化する可能性は皆無です。 150 地獄の季節 投下順 152 【裏】貴重な貴重なサービスシーン 150 地獄の季節 時系列順 153 一歩進んで 149 大乱戦 津村斗貴子 163 二人の女、二人の愛
https://w.atwiki.jp/thvision/pages/887.html
《舌切雀「大きな葛籠と小さな葛籠」》 No.428 Spell <第六弾> NODE(6)/COST(1) 術者:水橋 パルスィ 効果範囲:その他 発動期間:世界呪符 【世界呪符】 (自分ターン)(1)(S): 〔あなた〕は〔デッキの上のカード1枚〕を公開し、手札に加える。 その後、〔あなた〕はデッキの上のカードの必要ノードとコストの合計値が直前に公開したカード以上か未満かを選択し、〔デッキの上のカード1枚〕を公開する(この行動は〔あなた〕が(1)支払う度に、選択を間違えるまで何度でも行う事が出来る)。選択が正しければ〔そのカード〕を手札に加える。間違っていた場合、〔このカード〕を相手プレイヤーの場にアクティブ状態でセットする。このカードは以後、以下の効果を持つキャラクター「魑魅魍魎(GRAZE0、10/10、種族:妖怪)」として扱う。 「(自動α): 〔このキャラクター〕は相手プレイヤーのカードの効果の対象にならない。」 葛籠の中からは蛇やマムシがゾロゾロ這い出し、お婆さんに噛みつき毒針を刺して殺してしまいました。~舌切り雀。 Illustration:宮野えりな テキスト修正@2011/02/09 コメント 水橋 パルスィのスペルカード。 非常に大きなリスクを伴う強力な起動効果をもつ世界呪符。 1コスト支払う度に手札を1枚ずつ補充することができるが、宣言を間違えると相手の場に強力なキャラクターが出てくることになる。 「魑魅魍魎」は実質的に戦闘以外での破棄・除外がほぼできない(※)ため、ひとたび出してしまったら最後、グレイズすらさせてもらえずに殴り負ける可能性が高い。 デッキの構成時にノード・コストの合計値をある程度操作したり、宏観前兆を使うことで確実に手札を増やすなどの対策が必要になる。 エニグマティクドールを併用する場合、あえて間違えることも悪くはない選択。しかしリスクの面ではとてもお勧めできない。 (※)相手プレイヤーの場に出る魑魅魍魎は、こちらのカード効果の対象にならないため、こちらのスペル・コマンド・キャラクター効果を一切受け付けない。そのため、戦闘で倒すか相手が自壊させてくれるか以外に除去する手段がなかった。 ただし第七弾で収録された闇符『ディマーケイション』は、選ぶキャラクターが対象ではないため、相手の場に他のキャラクターがいなければ魑魅魍魎を決死状態にさせることが出来る。 コストがあり、宣言を間違えなければ何枚でも手札を肥やせる。 魚符『龍魚ドリル』と合わせればかなりの威力の貫通ダメージを飛ばすことができるが、障壁で簡単に防がれるため、ダメージ通せないと絶望。 その場合もディスカードフェイズで手札を破棄した後大災厄を打てば何とかなるかもしれないが非現実的。 当初はノーコストで宣言を行うことが出来、さらに正解するたびにライフが3点回復するおまけがついていたが、共に09/09/01施行のエラッタで削除された。 それ自体が場に出ないカードであるため「神秘の人形」と区別出来るエニグマティクドールなどと違い、舌切雀「大きな葛籠と小さな葛籠」は場に単独で存在することが出来るカードであるため、舌切雀「大きな葛籠と小さな葛籠」なのか魑魅魍魎なのかを区別出来るようにする必要がある。 関連 第六弾 水橋 パルスィ/5弾 水橋 パルスィ/9弾 水橋 パルスィ/12弾
https://w.atwiki.jp/pmvision/pages/1849.html
《舌切雀「大きな葛籠と小さな葛籠」》 No.428 Spell <第六弾> NODE(6)/COST(1) 術者:水橋 パルスィ 効果範囲:その他 発動期間:世界呪符 【世界呪符】 (自分ターン)1S: 〔あなた〕は〔デッキの上のカード1枚〕を公開し、手札に加える。 その後、〔あなた〕はデッキの上のカードの必要ノードとコストの合計値が直前に公開したカード以上か未満かを選択し、〔デッキの上のカード1枚〕を公開する(この行動は〔あなた〕が1支払う度に、選択を間違えるまで何度でも行う事が出来る)。選択が正しければ〔そのカード〕を手札に加える。間違っていた場合、〔このカード〕を相手プレイヤーの場にアクティブ状態でセットする。このカードは以後、以下の効果を持つキャラクター「魑魅魍魎(GRAZE0、10/10、種族:妖怪)」として扱う。 「(自動α): 〔このキャラクター〕は相手プレイヤーのカードの効果の対象にならない。」 葛籠の中からは蛇やマムシがゾロゾロ這い出し、お婆さんに噛みつき毒針を刺して殺してしまいました。~舌切り雀。 Illustration:宮野えりな エラッタ@2009/09/01 テキスト修正@2011/02/09 テキスト修正@2011/07/30 コメント 水橋 パルスィのスペルカード。 非常に大きなリスクを伴う強力な起動効果をもつ世界呪符。 1コスト支払う度に手札を1枚ずつ補充することができるが、宣言を間違えると相手の場に強力なキャラクターが出てくることになる。 「魑魅魍魎」は実質的に戦闘以外での破棄・除外がほぼできない(※)ため、ひとたび出してしまったら最後、グレイズすらさせてもらえずに殴り負ける可能性が高い。 デッキの構成時にノード・コストの合計値をある程度操作したり、宏観前兆を使うことで確実に手札を増やすなどの対策が必要になる。 エニグマティクドールを併用する場合、あえて間違えることも悪くはない選択。しかしリスクの面ではとてもお勧めできない。 (※)相手プレイヤーの場に出る魑魅魍魎は、こちらのカード効果の対象にならないため、こちらのスペル・コマンド・キャラクター効果を一切受け付けない。そのため、戦闘で倒すか相手が自壊させてくれるか以外に除去する手段がなかった。 ただし第七弾で収録された闇符「ディマーケイション」は、選ぶキャラクターが対象ではないため、相手の場に他のキャラクターがいなければ魑魅魍魎を決死状態にさせることが出来る。 コストがあり、宣言を間違えなければ何枚でも手札を肥やせる。 魚符「龍魚ドリル」と合わせればかなりの威力の貫通ダメージを飛ばすことができるが、障壁で簡単に防がれるため、ダメージ通せないと絶望。 その場合もディスカードフェイズで手札を破棄した後大災厄を打てば何とかなるかもしれないが非現実的。 当初はノーコストで宣言を行うことが出来、さらに正解するたびにライフが3点回復するおまけがついていたが、共に09/09/01施行のエラッタで削除された。 それ自体が場に出ないカードであるため「神秘の人形」と区別出来るエニグマティクドールなどと違い、舌切雀「大きな葛籠と小さな葛籠」は場に単独で存在することが出来るカードであるため、舌切雀「大きな葛籠と小さな葛籠」なのか魑魅魍魎なのかを区別出来るようにする必要がある。 収録 第六弾 関連 「水橋 パルスィ」 水橋 パルスィ/5弾 水橋 パルスィ/9弾 水橋 パルスィ/12弾 水橋 パルスィ/16弾 水橋 パルスィ/18弾 場で「水橋 パルスィ」として扱われるカード つちぐもとはしひめチーム(連結)
https://w.atwiki.jp/sakurasyaoran/pages/3.html
更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/monass/pages/228.html
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/1991.html
ゴールドパラディン - ヒューマン グレード〈0〉 ノーマルユニット (ブースト) パワー 5000 / シールド 10000 / クリティカル 1 自:先駆(同じクランのユニットにライドされた時、(R)にコールできる。) 自【R】:[CB(1),このユニットをソウルに置く]他のあなたの《ゴールドパラディン》が山札から(R)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から2枚まで見て、《ゴールドパラディン》を1枚まで探し、(R)にコールし、残りのカードを山札の下に好きな順番で置く。 フレーバー:まだ見ぬ空に会いに行こう。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 0 (0%) 2 弱いと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 0 コメント
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/4252.html
【登録タグ 3in1CD 森羅万象に触れて senya ち 幽閉サテライト 曲 輝く針の小人族 ~ Little Princess 造花であろうとした者】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); } rt { font-family Arial, Verdana, Helvetica, sans-serif; } /** Main table styling **/ #trackinfo, #lyrics { font-family Noto Sans JP , sans-serif; font-weight 350; } .track_number { font-family Rockwell; font-weight bold; } .track_number after { content . ; } #track_args, .amp_text { display none; } #trackinfo { position relative; float right; margin 0 0 1em 1em; padding 0.3em; width 320px; border-collapse separate; border-radius 5px; border-spacing 0; background-color #F9F9F9; font-size 90%; line-height 1.4em; } #trackinfo th { white-space nowrap; } #trackinfo th, #trackinfo td { border none !important; } #trackinfo thead th { background-color #D8D8D8; box-shadow 0 -3px #F9F9F9 inset; padding 4px 2.5em 7px; white-space normal; font-size 120%; text-align center; } .trackrow { background-color #F0F0F0; box-shadow 0 2px #F9F9F9 inset, 0 -2px #F9F9F9 inset; } #trackinfo td ul { margin 0; padding 0; list-style none; } #trackinfo li { line-height 16px; } #trackinfo li nth-of-type(n+2) { margin-top 6px; } #trackinfo dl { margin 0; } #trackinfo dt { font-size small; font-weight bold; } #trackinfo dd { margin-left 1.2em; } #trackinfo dd + dt { margin-top .5em; } #trackinfo_help { position absolute; top 3px; right 8px; font-size 80%; } /** Media styling **/ #trackinfo .media th { background-color #D8D8D8; padding 4px 0; font-size 95%; text-align center; } .media td { padding 0 2px; } .media iframe nth-of-type(n+2) { margin-top 0.3em; } .youtube + .nicovideo, .youtube + .soundcloud, .nicovideo + .soundcloud { margin-top 0.75em; } .media_section { display flex; align-items center; text-align center; } .media_section before, .media_section after { display block; flex-grow 1; content ; height 1px; } .media_section before { margin-right 0.5em; background linear-gradient(-90deg, #888, transparent); } .media_section after { margin-left 0.5em; background linear-gradient(90deg, #888, transparent); } .media_notice { color firebrick; font-size 77.5%; } /** Around track styling **/ .next-track { float right; } /** Infomation styling **/ #trackinfo .info_header th { padding .3em .5em; background-color #D8D8D8; font-size 95%; } #trackinfo .infomation_show_btn_wrapper { float right; font-size 12px; user-select none; } #trackinfo .infomation_show_btn { cursor pointer; } #trackinfo .info_content td { padding 0 0 0 5px; height 0; transition .3s; } #trackinfo .info_content ul { padding 0; margin 0; max-height 0; list-style initial; transition .3s; } #trackinfo .info_content li { opacity 0; visibility hidden; margin 0 0 0 1.5em; transition .3s, opacity .2s; } #trackinfo .info_content.infomation_show td { padding 5px; height 100%; } #trackinfo .info_content.infomation_show ul { padding 5px 0; max-height 50em; } #trackinfo .info_content.infomation_show li { opacity 1; visibility visible; } #trackinfo .info_content.infomation_show li nth-of-type(n+2) { margin-top 10px; } /** Lyrics styling **/ #lyrics { font-size 1.06em; line-height 1.6em; } .not_in_card, .inaudible { display inline; position relative; } .not_in_card { border-bottom dashed 1px #D0D0D0; } .tooltip { display flex; visibility hidden; position absolute; top -42.5px; left 0; width 275px; min-height 20px; max-height 100px; padding 10px; border-radius 5px; background-color #555; align-items center; color #FFF; font-size 85%; line-height 20px; text-align center; white-space nowrap; opacity 0; transition 0.7s; -webkit-user-select none; -moz-user-select none; -ms-user-select none; user-select none; } .inaudible .tooltip { top -68.5px; } span hover + .tooltip { visibility visible; top -47.5px; opacity 0.8; transition 0.3s; } .inaudible span hover + .tooltip { top -73.5px; } .not_in_card span.hide { top -42.5px; opacity 0; transition 0.7s; } .inaudible .img { display inline-block; width 3.45em; height 1.25em; margin-right 4px; margin-bottom -3.5px; margin-left 4px; background-image url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2971/7/Inaudible.png); background-size contain; background-repeat no-repeat; } .not_in_card after, .inaudible .img after { content ; visibility hidden; position absolute; top -8.5px; left 42.5%; border-width 5px; border-style solid; border-color #555 transparent transparent transparent; opacity 0; transition 0.7s; } .not_in_card hover after, .inaudible .img hover after { content ; visibility visible; top -13.5px; left 42.5%; opacity 0.8; transition 0.3s; } .not_in_card after { top -2.5px; left 50%; } .not_in_card hover after { top -7.5px; left 50%; } .not_in_card.hide after { visibility hidden; top -2.5px; opacity 0; transition 0.7s; } /** For mobile device styling **/ .uk-overflow-container { display inline; } #trackinfo.mobile { display table; float none; width 100%; margin auto; margin-bottom 1em; } #trackinfo.mobile th { text-transform none; } #trackinfo.mobile tbody tr not(.media) th { text-align left; background-color unset; } #trackinfo.mobile td { white-space normal; } document.addEventListener( DOMContentLoaded , function() { use strict ; const headers = { title アルバム別曲名 , album アルバム , circle サークル , vocal Vocal , lyric Lyric , chorus Chorus , narrator Narration , rap Rap , voice Voice , whistle Whistle (口笛) , translate Translation (翻訳) , arrange Arrange , artist Artist , bass Bass , cajon Cajon (カホン) , drum Drum , guitar Guitar , keyboard Keyboard , mc MC , mix Mix , piano Piano , sax Sax , strings Strings , synthesizer Synthesizer , trumpet Trumpet , violin Violin , original 原曲 , image_song イメージ曲 }; const rPagename = /(?=^|.*
https://w.atwiki.jp/defensewitches/pages/40.html
6-3 +... 6-4 +... パーフェクトクリア時のユニット配置数 +... デイジー2 ニコラ2 ビアンカ1 パフェ時のユニットのLvと配置場所 +... A B C D E F G H I J K L 1 ■ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 ■ ・ ■ ■ ■ ■ デ4 ■ デ4 ■ ■ ・ 3 ■ ・ ■ ■ ■ ■ ■ ・ ・ ・ ☆ ・ 4 ■ ・ ■ ■ ・ ・ ・ ■ ■ ■ ・ 5 ■ ・ ■ ニ4 ■ ・ ■ ニ3 ■ ■ ・ 6 ・ ・ ■ ニ4 ・ ・ ■ ニ4 ■ ■ ■ ・ 7 ・ ビ4 ■ ■ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 数字はそのユニットのレベル ■…ユニット配置不可能場所 ・…道 デ…デイジー ニ…ニコラ ビ…ビアンカ ☆…封印石 6-5 +... パーフェクトクリア時のユニット配置数 +... デイジー1 クロエ1 ニコラ1 セシリア3 ビアンカ1 ※D-5、B-6、C-6のオブジェクト破壊のためにベッキーをD-6へWABE1の初めに召還し(アップグレードはしない)、オブジェクト破壊が出来たら解除。 パフェ時のユニットのLvと配置場所 +... A B C D E F G H I J K L 1 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 2 ■ ☆ ・ ・ ・ ・ ■ ■ ■ ■ 3 ■ ■ ■ ■ セ3 ・ デ4 セ3 ■ ■ 4 ■ ■ ■ ■ ■ ・ ・ ・ ・ セ3 5 ■ ■ ■ ■ ・ ・ ク4 ・ ・ ・ ニ4 6 ■ ■ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ビ3 7 ■ ■ ■ ■ ■ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 数字はそのユニットのレベル ■…ユニット配置不可能場所 ・…道 デ…デイジー ク…クロエ ニ…ニコラ セ…セシリア ビ…ビアンカ ☆…封印石 6-6 +... マップ パーフェクトクリア時のユニット配置数 +... デイジー2 ベッキー1 クロエ2 キアラ5 リリアン1 ルナ1 パフェ時のユニットのLvと配置場所 +... A B C D E F G H I J K L 1 ■ ・ ・ ・ ・ ・ ク3 ■ ■ キ4 ■ ■ 2 ■ ・ ■ ■ ■ ・ ・ デ3 ■ ■ ■ ■ 3 ■ ・ ベ4 リ2 ■ ク3 ・ ■ キ4 ■ ■ ■ 4 ・ ・ ■ ■ ■ ・ ・ ■ ■ ■ ■ ■ 5 ■ ■ ■ デ4 ・ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 6 ■ ☆ ・ ・ ・ ■ ■ キ3 キ3 キ2 ■ ■ 7 ■ ル1 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 数字はそのユニットのレベル ■…ユニット配置不可能場所 ・…道 デ…デイジー ベ…ベッキー ク…クロエ キ…キアラ リ…リリアン ル…ルナ ☆…封印石 6-6 +... 完全攻略 +... wave1:G1デ wave2:C7ベ、F3キ(空敵が第2コーナーを曲がりきってから) wave3:C7ベ1→2、D7ル1→2 wave4:F3キ1→2、H6キ1→2 wave5:I3キ wave6:D3リ wave7:D5セ wave8:F3キ2→3、D7ル2→3 wave9:D5セ1→2 wave10:D3リ1→2 wave11:I3キ1→2、F3キ3→4、H6キ2→3 wave12:D3リ2→3、D5セ2→3 wave13:I3キ2→4 wave14:無し wave15:H2キ→3 6-7 +... 6-8 +... マップ 無し無しパフェ時のユニット配置数 +... デイジー3 クロエ2 キアラ6 ビアンカ1 リリアン2 ルナ1 パフェ時のユニットのLvと配置場所 +... A B C D E F G H I J K L 1 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ビ3 ■ ■ ■ 2 デ4 ・ ・ ・ ・ デ4 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 ・ ・ ・ ・ ク4 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 4 ・ デ4 ク4 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 5 ・ リ1 リ3 ■ キ4 キ4 ■ ■ キ4 キ4 ■ ■ 6 ・ ・ ■ ■ ■ ■ ■ キ4 キ4 ■ ■ ■ 7 ル3 ☆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 数字はそのユニットのレベル ■…ユニット配置不可能場所 ・…道 デ…デイジー ク…クロエ ニ…ニコラ キ…キアラ ビ…ビアンカ リ…リリアン ル…ルナ ☆…封印石 6-9 +... 6-10 +... マップ 無し無しパフェ時のユニット配置数 +... デイジー1 ベッキー2 クロエ5 キアラ4 セシリア2 ビアンカ1 リリアン1 ルナ1 パフェ時のユニットのLvと配置場所 +... A B C D E F G H I J K L 1 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ■ ル3 ■ 2 ・ ク1 ・ ・ ・ ク1 ・ ・ ・ デ4 ・ ☆ 3 ・ ・ セ4 ■ ベ2 セ4 ベ2 ■ ・ ・ ・ ・ 4 ■ ・ ■ ■ ■ リ1 ■ ■ ■ ・ ・ ・ 5 ・ ・ キ4 ■ キ4 キ4 キ4 ■ ・ ・ ビ4 ■ 6 ・ ク1 ・ ・ ・ ク1 ・ ・ ・ ク1 ■ ■ 7 ・ ・ ・ ■ ・ ・ ・ ■ ■ ■ ■ ■ 数字はそのユニットのレベル ■…ユニット配置不可能場所 ・…道 デ…デイジー ベ…ベッキー ク…クロエ キ…キアラ セ…セシリア ビ…ビアンカ ル…ルナ ☆…封印石
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/65.html
フライトグライド アナザーノベル 「小さな戦艦の巨人司令官」 登場人物 ジョセフ・ベルリッツ…巨漢の新任司令官。特進大佐で『東方地域治安維持警戒隊』に配属させられる。 アトナリア・ランサス…通商破壊戦艦『ヴォールドヴェーダ』艦長。 アルエット・ブル…補給艦『ホホロ』艦長。ジョセフを何かと気にかけている。 第一章『出発』 “総員起こーし! 総員起こーし!!” けたたましいベルの音とともに、艦内が一気に活気づく。その音を聞きながら、ジョセフ・ベルリッツは自らの荷物をすべて詰め終えるとカバンの口を締め上げた。 室内には低く脈打つように浮遊器官と蒸気エンジンの音で満ちている。旧式で最初は少し物珍しさとうっとおしさを感じたその音にもようやく耳が慣れてきたところで目的地に到着だ。 ふぅ、と吐いた息がすこし白くなる。 ベルの音よりも一足先に目覚めて既に身支度を整えた彼は、2mを超える自らの巨大な体躯を折りたたむように椅子の背にもたれて座りなおした。ギシリと椅子が悲鳴をあげる。 「要は体の良い厄介払いだよな」 地方の併合都市出身のジョセフは猛勉強の末、上級学校を卒業後、体躯を見込まれて空軍へ入隊。3年後、得意だった航空術の才能を活かし、帝都の軍幹部学校である士官学校へ進学した。 そこを次席で卒業後、砲艦「エイマ」で艦長、駆逐艦で航海長、巡洋艦で副艦長として勤務してさらに10年務めていた。その間、特に他の人間とやっていたことは変わらなかったはずだ。 しかし、彼は突然の人事局からの一報で特任司令官になった。正確には、なるために赴任先へ向かっている。 もちろん、自らが飛び級抜擢されるような実績は13年間の勤務中には無い。むしろ逆だ。 しかし主だった理由は間違いなく、自身の体躯だろう。体のせいで司令官に任命とは、全くもって不可解なものだがそれ以外には逆に見当がつかない。全くないわけではないが。 事実、自らの巨躯は艦の生活では問題が多かった。 通路は塞ぐし、ハンモックは落ちる。前の艦で屋根に頭をぶつけた回数は着任3日で数えるのをやめた。そして何より、上官を常に見下ろす位置に顔がある。どうしようもない事だが、プライドの高い貴族である艦長や司令は、そのことが気に食わないのか、何度かその事で叱責を受けた。浅黒い肌である事を理由に殴られ、蹴られて踏みつけられたことも数えたらきりがない。 そんな状態だったので「上から見下ろす奴なら、無理やりトップに据えてしまえ!」……と人事局が考えたのかは分からないが、病気や怪我で休んだことが無い以外、目立った功績も積んでいない自分が、過去最年少、若干28歳の艦隊司令官として、赴任先に向かう事になった。 全く突然だった。つい数日前に前任の艦隊が帝都近郊の港に帰港するや否や、基地司令からの呼び出しを受け、昇進と赴任の辞令を受け取った。あまりの出来事に最初は何かの冗談かと疑ったが、言われるまま同時に支給された特注の卸したての司令官服にその場で袖を通し、補給任務の補給艦に相乗りして今に至る。 そこまでが一連の流れになり、ようやく事態を飲み込めた時、どうやら本気らしいと理解できた。 カバンを足元に置き、その中に入った重厚な装丁が施された黒表紙のファイルを取り出す。裏表紙にしっかりと糊付けされた大本営からの辞令書の紙一枚が自らの昇進を如実に示している。 何度も目を通してはいたが、再びファイルをめくり、これから向かう艦隊の説明欄を探し出す。 それによると、司令官といっても国境と辺境地域を巡回・独航警備する戦艦の司令である。実質の命令系統は、艦長がトップで司令の存在は名目上だろう。つまり、お飾りのようなものだ。 とりあえず、この補給艦も所属艦隊の一つらしいが、その補給艦を護衛する駆逐艦も居ない。たった2艦の艦隊。 そこで首を降り、考えを散らす。後ろ向きなはやめよう。 「なにしろこんな機会は、望んで与えられるようなものじゃない」 そうだ、理由は何にしろ、自分は司令官としての地位を手に入れられたのだ。素直に喜んだらいいではないか。辺境部族出身者のこの出世は、帝都近郊で暮らす親兄弟の家族には間違いなく朗報となる。暮らしも幾分楽になるだろう。 しかし、口から出る白い吐息が、彼の目の前を漂う度、否応なく現実に引き戻す。 部屋には今自分以外誰もいない。円卓状に並べられた会議机。着任する艦隊の新司令官が、ここ数日は補給艦のこの「士官会議室」で寝起きしている。暖房の効いた士官室もあるにはあるのだが、巨躯の彼にはあまりに狭いためにその部屋は利用できず、こうして会議室の椅子をギシギシと鳴らしてその時をずっと待っている。 その地位とのギャップはこの数日間、未だにその地位の実感を、彼に感じさせてはくれなかった。 「まあ、予定通りだとこの寒さとももう少しでお別れだ。体感的にはさほど寒くはない」 数日着込んだ士官用防寒着の上から体をさすりながら再び首を振る。 思考を前向きにしようと懐から愛用の懐中時計を取り出して時間を確認し、そのまま視線を窓の方へと向ける。丁度、すぐ横に並んだ丸い舷側窓から陽の光が差し込み、彼はその光に目を細めた。 空は薄暗く、夜が明けてまだ少ししか経っていない。 しかし、弧を描く水平線から顔を出したばかりの朝日に照らされ、黄色の帯をキラキラと反射させた雲が風に乗って流れていく。直上の空は、まだ濃紺の色を残しつつも、すこしずつ輝きを増しつつあった。 「いい朝だ」 その景色をみているうちに、彼は自身の中に渦巻いていた鬱々とした気持ちが、鳴りを潜めていくのを感じた。 ジリリリリリリリリリリリ! “左舷後方、距離2000に『戦艦ヴォールドヴェーダ』視認!接舷体制に入りました!” “甲板要員は所定位置へ、補給マストの展開よーいー!” 再びけたたましいベル音と伝声管からの声が響き、外の廊下を水兵が慌ただしく駆け抜ける。 彼は窓に顔を近づけて放送のあったその方向へ視線を動かすと一隻の戦艦がゆっくりと雲間を抜けて近づきつつあった。発光信号を点滅させて接舷許可を求めている。 「小さいな」 思わずボソリとつぶやきが口から漏れた。自らの低音の声は意外と響く。 慌てて辺りを見回すが、はじめからこの部屋のなかには自分以外誰もいない。とはいえ、これから自分が乗り組む船の悪口は慎むべきだと自らに言い聞かせ、再びその「小さな戦艦」に目を向けた。 確かに、帝都にいる大戦艦と比べたら小さいが、艦首と艦尾に1基ずつ配置された主砲の長砲身連装砲と上下左右をカバーする12基の副砲。多数の機銃と艦首下方のスラリとした戦闘艦橋から船体の大部分を占める大型の浮遊器官がなかなかバランスのとれた優美のある姿をしている。 甲板上では戦艦からの求めに応えるように甲板要員が慣れた手つきで旗旒信号をマストに掲げ、船体に格納されていた補給用の係留マストが展開されていく。 高度2500での補給任務。流れの激しいこの空域では、比較的気流の安定した時間帯である朝の僅かな時間にすべてを行わなければならない。 その貴重な時間を無駄にすること無く、常に流れを変える風に上手く乗り、こちらの補給艦も、これから乗り組むその戦艦も滑るように確実に距離を詰めている。 その時、戸がコツコツと叩かれ、自分を呼ぶ声が聞こえてきた。 「ベルリッツ君、入るよ」 「はい」 彼が頭をぶつけないよう、慎重に立ち上がると同時に扉を開けられる。 入ってきたのは、ひょろ長い印象のヒゲ面の男。防寒着で膨れていてもヒョロヒョロと頼りない雰囲気だが、彼は立派なこの「補給艦ホホロ」の主である。つまり艦長だ。 人は見た目で判断できないと改めて思いながら、正面中央の席に腰掛けてこちらを見上げる艦長、アルエット・ブルの顔は幾分安堵したもののようだ。 「作業は大丈夫なのですか?」 「なんの、作業監督は副長にまかせてある。ワシにとって今はこっちが重要な任務じゃからな」 ハハハと笑いながら、彼が机の上に幾つか書類を並べた時、軽いショックと連結音が艦内に響いた。戦艦とドッキングした音だ。 「ほう、上手いの」 「音は結構響くのですね」 「しかし、アンタは運が良いな」 「……はい?運が良い……とは?」 「まあ、それは乗ってから分かると思うぞ、ヒャヒャッ」 悪戯っ子のように笑うブル艦長の言葉に彼は首を傾げる。 そんな彼を気にすること無く、うんうんと頷きながら艦長が書類に目を通していると、再びコツコツと部屋の戸を叩くノックが鳴った。 艦長の合図で従士が扉を開けると、葉巻を咥え、別の従士を従えた小太りの男と長身の赤毛の女性が続いて部屋に入ってきた。二人はジョセフを見て一瞬驚いた表情を見せつつ、平静を装い、部屋の中を進む。 小太りの男の左右それぞれにブル艦長と赤毛の女性が並ぶと、三人はジョセフと円卓を向かい合うように対面し、お互い敬礼をして席についた。 「えー……うぉっほん!」 胸元にジャラジャラとこれ見よがしに付けられた勲章を揺らしておもむろに小太りの男が咳払いをする。全員が彼の方を見るが、男は悠々と葉巻の端を噛みちぎって吐き捨て、そのままマッチで火をつける。 そして、ゆっくりと吸い込み、大きく紫煙を吹き出してから、ようやくしゃべりだした。 「さてベルリッツ君、わたしが東方地域治安維持警戒隊司令官ホーカー・デンスである」 ここで再び葉巻を吸い込む。どうやらこの人は常に葉巻を燻らせないと喋れないらしい。 「この度、本官は帝都への配属となりー……」 (ああ、また始まった……) ジョセフにとって前任がどのような人間なのかはどうでもいいが、嫌味ったらしく帝都への異動を誇ってくるのは何処の上官も変わらない。駆逐艦や軽巡での任務引き継ぎの時も似たようなものだったことを思い出し、毎度毎度その自慢話を聞くのは後任の帝国軍新人司令官の登竜門らしかった。 「……で、あるからして……そのため、後任として、貴官が当警戒隊司令として配属となった。本官の後を継げることを誇りに思い、聖高な職務を全うして頂きたい」 (こいつも長かったな) ジョセフがそんな事を思っているとも露知らず、延々と30分間しゃべり倒して満足したのか、ホーカー司令は、書類に紫煙を吹き付けながら任務権移譲の書類に景気良く判を押してファイルを閉じた。それを従士がジョセフの元へ運び、受け取って彼もまた判を押す。 「了解いたしました。ジョセフ・ベルリッツ大佐、ただ今これより、東方地域治安維持警戒隊司令を引き継ぎ、必ずや帝国皇帝のお力となるよう、努力致します!」 8割以上、ホーカーの話は聞いていなかったが、あえて感動した体を演じて最高敬礼で答礼をする。 「うむ。期待しておる。 さて、ブル艦長、わたしは部屋に引き上げる事にする。後は任せたよ」 「はい、お部屋は暖房を効かせてあります。帝都まで、ごゆるりとお寛ぎください」 「おお、そうかそうか!では、新司令官君、アトナリア艦長、お先に失礼」 「はい」 全員が立ち上がり、敬礼で彼を見送る。それに答礼しつつ、満足したのかホーカー前司令官はのしのしと絨毯を踏みしめながら従士を引き連れて士官会議室を出ていった。 姿が消え、扉が閉まったと同時に、部屋の中に残った三人の口から揃ってため息が盛大に流れ落ちた。 三者三様に思う所あるようで、それぞれ苦笑いを浮かべながら席につく。毎回このようなことが繰り返されていたのだろう。ブル艦長に至っては完全に肩の力を抜いている。 一方、アトナリアと呼ばれた赤髪の女性は、先ほど一瞬見せた気の緩みをかき消して、再び緊張の面持ちでこちらを見つめている。そりゃそうだ、彼女にとっては、まだ上官は目の前にいるのだ。しかも着任したての。 「えっと、君がアトナリア艦長だね」 「はい、ベルリッツ司令。通商破壊戦艦『ヴォールドヴェーダ』艦長のアトナリア・ランサス中佐です。先ほどは失礼な態度をお見せして大変申し訳ございません」 「いや、気にするな、堅苦しいのはナシだ」 立ち上がろうとするアトナリアを手で制す。 彼女は少し視線を逸らし、一瞬何かを考えた後、お辞儀をして座り直した。手元では、自身の真っ赤な長髪をくるくると弄っている。 その姿を見て、ジョセフはここに到着するまでに目を通した彼女の情報を思い出す。 彼女は、書類によれば年齢は22だという。182センチの長身と落ち着いた態度からは、年齢よりも大人びて見える。他の身体的数値の表記は無かったが、その長身にあったスタイルと、何にもまして片側にまとめた赤く長い髪と深い緑色の瞳に整った顔立ちは、なかなかの美貌だ。帝国出身ということだが、目と髪の色は明らかに純血の帝国人間ではない。おそらく彼女も併合された国の人間だろう。 そして、この年齢で戦艦の艦長に任じられている辺り、かなりの優秀な人間に違いなかった。実質、あの戦艦が彼女によって運用されているならば、彼女が最年少の戦隊司令官ということになる。 「そういえば、ヴォールドヴェーダの乗員達は、なかなか見事なものだ」 「はい?」 「接舷時の操艦は見ていて安心できた。楽しみにしているよ」 「い、いえ。ありがとうございます」 そう言い、彼女は少し頬を染めて目をそらす。しかし、なにか気になるようでチラチラとこちらを見上げている。もちろん、彼にはアトナリアの気になる事柄は、とっくの昔に見当は付いている。 彼は少し、いたずらっぽく尋ねてみた。 「うん?何か?」 「あ、あの司令。失礼を承知でお尋ねしますが……」 「身長のことだろう?223だよ」 さらりと応える。彼にとってはいつものことだ。大抵、初対面の人間の質問はいつもこれだった。 その数字にアトナリアもブル艦長も目をパチクリとさせ、その反応も彼にとってはいつもの反応で、逆に少し安心していた。 そう、先程からジョセフは、全員を見下ろして話しつづけている。ただ単に、座っていて座高が高いというレベルではない。座っていようが立っていようが相手が余裕で見下ろせる。事実、既に座高で頭2つ分、肩幅も常人の1.5倍は余裕で超えている。ジョセフは、見たとおりの巨体の持ち主だった。 「うわぁ……」 「驚いたかね?」 「はい……あ、いえ……」 「ははは、気にしないでくれ。デカイのは生まれつきだ。お陰で艦内では姿勢が伸ばせないんだからな、はっは!」 「ヴォールドヴェーダの室内高は290ありますので安心して伸ばせますな」 「おお、さすが戦艦。それは嬉しいな! さて、おしゃべりはこれくらいにして、とりかかるとしようか」 ジョセフが書類ファイルを開くと、二人もすぐに仕事の表情になった。 一瞬、アトナリアが何かを言おうとしたようだったが、ジョセフがそれに気づくことはなかった。 今回は司令官の交代の他、ヴォールドヴェーダへの燃料、弾薬、食料の補給。一部の人員交代が行われる。それら帳簿と名簿の確認を済ませて種々の報告を受けると引き継ぎは30分ほどですべて終わった。あの前任司令の話がどれだけ会合を長引かせているかがはっきりわかる。 「それでは司令、乗艦なされますか?」 終わるが早いが、アトナリアが席を立つ。 「いや、まだ補給作業中だろう。ブル艦長、どれくらいかかる?」 「そうじゃの。ちょっとまってくれ」 そう言うとブル艦長は壁際の伝声管の一つの蓋を開け大声で叫ぶ。 「あー、会議室・艦橋。こちら艦長。副長はおるか?」 『艦橋・会議室、はい艦長。何でしょうか?』 「作業はあとどのくらいで終わりそうじゃ?おおよそで構わん」 『あと20分ほどかと』 「了解した。通信終り」 ブル艦長はこちらに向き直るとニヤリと笑いつつ椅子に腰掛ける。 「だ、そうじゃ」 「ほぉ、早いですな。それなら終わってからで大丈夫でしょう」 「作業を監督しなくても?」 「いや、そうしたいのは山々なんだが、この体じゃ邪魔になるのが目に見えているのでね。そちらの艦に慣れてからで問題なかろう」 「なるほど」 「……」 あまりにあっさりと納得したアトナリアの返答に、苦笑いしか出ない。 彼はゴホンと咳払いをしてから補給の監督は彼女に任せ、終了後に乗艦する旨を伝えると、彼女は見事な敬礼をして退室して行った。 「やれやれ……」 ドカッと椅子に腰掛け天井を見上げる。たった1時間ちょっとなのに、変に疲れた。 「ヒャヒャヒャ、ホントに運がいいの。司令官どの」 「どういう意味だ?」 何も言わず、ニヤニヤと笑うブル艦長。アトナリアと入れ替わりに入ってきた給仕が差し出したお茶の入ったカップからは、暖かそうな湯気が立ち上っている。 「……ああ、そのようだな」 艦長のその表情にイラッとしながらも、ひとまず同意して、彼はカップに手を伸ばした。 「おかえりなさい、艦長」 アトナリアがタラップを登り、舷門をくぐると一人の中年の女性士官が彼女を敬礼で迎えた。 「ただいま、ルタ。作業はどんな感じ?」 「順調です。今回のリストにあった食料、器官の栄養触媒の補給は既に終了しました。弾薬の積み込みもまもなく終了します」 ルタと呼ばれた彼女は、分厚くファイリングされた書類を小脇に抱えて懐中時計を確認した。 その彼女に向かってアトナリアは一歩進み出ると、腕を組み、正面に向きなおって厳しい表情を浮かべながら迫る。 「と・こ・ろ・で!懸念の頼んでいたものは来たかしら?」 「い、いえ……残念ながら。それ以外の技術局押し付けの予定外ものは大量に来ました。あと生態器官の触媒濾過フィルターの代替品はまた見送りです。しばらくは使えるものを可能な限り節約して使うほかないですね」 「あのクソオヤジめ……!」 舌打ちし、ツカツカと足早に廊下を早足で歩き出すアトナリア。その半歩後ろをルタは追いかけてゆく。 「全員揃ってる?」 「はい、主要な者は全員、会議室に集めてありますが……」 「よし!ルタ、今回の司令はこれまでみたいなクズ人間じゃないわ。全員に徹底させないと」 焦りの表情を隠さず足を速めるアトナリアに、ルタも驚き、慌てて彼女に並んでいく。 「本当ですか?」 「だからその準備が必要よ」 「ハイ!」 二人は幾つかの階段を上がり、上甲板の一つ下の階層である第一甲板へ上ると長い廊下を抜け、艦尾左舷側に設けられた「士官会議室」に入った。アトナリアが扉を開けて入ると、部屋の中にいた男女7名全員が彼女に向き直り、敬礼で迎えた。 「みんな、ご苦労さま。早速だけど、急ぎの案件よ。司令官室を復旧させて」 その一言で、部屋中にざわめきが広がった。 「艦長。新司令はそこまで?」 「ええ、大丈夫だと思う」 「では、『貴賓室』は閉鎖ですか?」 「閉鎖です。しばらくは様子を見ることになると思うけど、基本その方向で問題ないでしょう」 「その件は司令になんと?」 「まだ司令は知らないわ。私がなんとかごまかしておきます。とにかく、アレは見せないように」 「……了解いたしました」 彼女の言葉に7名はうつむき、何か苦虫を噛んだような表情を露わにした。その理由は、アトナリアには良くわかったが、艦長として前任のお荷物の処理はこちらで済ませなければならない。 「さあ急いで。司令は補給作業が終わられたら乗艦されるわ」 「は!」 全員が部屋を出てそれぞれの持ち場へと戻って行く。 静かになった部屋の中にはアトナリアとルタの二人だけが残った。 「……」 「何よ、ルタ」 先ほどまで勢い良く指示を出していたアトナリアのそばにそっと立ったルタは、彼女の手をそっと握る。その手は机の上で力強く握られたまま、少し小刻みに震えている。 握られた事でそれに気づいたアナトリアは、ルタの手を振りほどくと、慌てて部屋の出口へ向かった。 「アリア!」 「大丈夫よ、これは私の仕事だから」 「……」 「大丈夫」 そう言って、彼女は再び舷門の方へと向かって行った。 「ブル艦長、お世話になりました」 「君ならやれるさ、前途が明るいことを祈っているよ」 「ありがとうございます」 二人は敬礼の後、固く握手をした。 別れ際、ブル艦長はジョセフの背中をバシッと叩いてきた。何事かとそちらを見ると、笑いながら頷いている。 「??」 疑問に思いながらも、彼は上甲板の扉を開けて甲板に降り立った。 上空の風は徐々に強さを増していた。コートの裾が煽られてバタバタとはためく中、抱えた荷物や自らの帽子が飛ばされないように押さえながら、補給マスト横のタラップへ歩を進める。 タラップ横にはアトナリア艦長とその従士が待っていた。敬礼し、挨拶を述べようとしているが、風が一気に強くなり何を言っているかよくわからない。 「挨拶は後だ!安全のため発進を優先させよ!」 「ハッ!」 ジョセフが大声で伝えると、アトナリアを先頭に3人はタラップを駆け上がる。 舷門をくぐると、待っていましたとばかりに扉が閉じた。伝声管を号令が駆け抜け、タラップが折りたたまれて船体に格納される。 「司令、お部屋へご案内します」 「いや、まずは航海艦橋へ案内してくれ。それに発進時こそ、艦長は艦橋に居るべきだとおもうが?」 「失礼しました。どうぞ、ついてきて下さい」 彼は荷物を舷門横の空きスペースに置き、艦首側下部に突き出た航海艦橋へ続く廊下をアトナリアの後につづいて歩きだした。 「司令官、艦橋に上がります!」 彼には小さすぎるくらいの入り口をくぐって艦橋に入る。 艦内を慌ただしく移動する兵士達を初め、発進準備をしていた彼らは、ジョセフの巨躯に驚きの表情を見せつつ、全員が敬礼で彼を迎えた。 ジョセフは素早く答礼すると、発進作業に戻るように伝えた。 途端、全員がキビキビと動き出す。一人ひとりが自らの役割に徹し、一つのダンスようになめらかな動きで確認作業が進んでいく。 ジョセフはその動きを邪魔しないよう、艦橋中央の司令官席の傍らに立つ。すぐ横に並んだ艦長席には、慣れた姿勢でアトナリアが座り、艦橋各員からの報告を受け続けている。 「触媒燃料タンクへ装填完了、弁閉鎖確認」 「各ハッチ閉鎖確認しました。艦内気圧正常、気密確認良し!」 「器官内圧力正常、心拍数、神経伝達系異常なし!」 「艦長、全項目確認。行けます」 報告を受けたアトナリアは、背後に立つジョセフを見上げ、彼は短く頷く。 「補給マストのロックを開放、戦艦『ヴォールドヴェーダ』発進」 「ロック解除!」 その号令に合わせ、ガチャリという音が響くと共に、ロックが外された係留マストのアームが船体から引き抜かれていく。補給艦ホホロとヴォールドヴェーダを同時に外れたパイプは、それぞれに巻き取られていきながら内部に残った燃料や循環液が風に乗ってキラキラと飛び散っていた。 「逆噴射0.2!前進微速1.5へ」 「ヨーソロー」 僅かなブレーキをかけることで、前進し続ける補給艦からまっすぐに後退し、安全距離までゆっくりと離れていく。 ジョセフは眼下の補給艦に目をやると、甲板ではパイプやマストを収容するために慌ただしく動く水兵達。そして、艦橋マストには“貴艦ノ武勲ト航海ノ安全ヲ祈ル”の旗旒信号がスルスルと上り、艦橋要員が敬礼をして見送っているのが見えた。 「艦長、艦内マイクをくれ」 「はい。司令にマイクを」 ジョセフは傍らの兵からマイクを受け取ると、スイッチを入れた。 「本日、司令官として着任したジョセフ・ベルリッツである。手すきの者は命綱をつけた上で最上甲板に集合。補給艦ホホロに対して登舷礼を行う」 マイクを兵に戻して上着を整える。その指示に、艦橋の全員が驚いた表情で彼を見つめていた。隣に座るアトナリアもまた同様に彼を見上げている。 その表情を不思議に思いながらもジョセフはコートの襟を直す。 「やはり、礼は尽さんとな。誰か、露天艦橋まで案内してくれ」 「わたしがお伴します」 アトナリアは、そう言うが早いが椅子にかけられていた士官コートと帽子を手に取る 「指揮はいいのか?」 「ええ。航海長、後は任せるわ」 「了解しました、距離1000で反航するように進路を取ります」 「司令、よろしいでしょうか?」 「ああ、それで頼む」 補給艦は、一旦前方に大きく距離をとったあと、帰還するために気流に乗って反転する。ジョセフはそれに合わせて登舷礼をするつもりだった。 いくつかの階段を登り、辿り着いた露天艦橋は、前方艦橋の最上段にある。射撃指揮艦橋の一つ上だ。ハッチをくぐり、艦橋に出ると相変わらず風が強いが、吹き飛ばされるような強さではない。最上甲板からは3階上の位置で甲板に出入りする乗組員もよく見える。 ふと見下ろすと、艦首甲板にも乗組員が整列を始めている。徐々に乗組員たちは増え、総員が集合、整列が完了するまで数分とかからなかった。 「おいおい、俺は手すきの者だけで良いと言ったんだが……」 「司令の最初の命令が、補給艦への登舷礼だったのは、私がこちらに配属されてから本艦では初めてです」 「なに?」 「彼らなりの信任の証しでしょう」 「……ゴホン」 ジョセフは咳払いで顔の緩みをごまかした。 まったく、言われて恥ずかしいことを簡単にいう娘だ。 (彼女の言うように、どうやら俺の最初の命令は乗組員たちに受け入れられたようだ。しかし、登舷礼が初とはどういうことだ?) 彼女の言葉にわずかな違和感を覚えた時、補給艦が反航してきた。ジョセフは帽子をかぶり直し、号令をかける。 「隊旗及び、旗旒信号掲揚!総員敬礼――!!」 「総員敬礼――!」 アトナリアの復唱により、艦橋すぐ後ろのメインマストに隊旗と信号旗“貴艦ノ協力二感謝” “航海ノ無事ヲ祈ル”が掲げられ、盛大に風に乗ってなびく。乗員たちもそれに合わせ、最敬礼を補給艦へ送った。 反航し、気流に乗って速度の上がった補給艦はあっという間にすれ違い、雲間へと消えていく。 そのわずか2分ほどの間、乗員たちは強風を物ともせず立ち続けた。 「直れ。総員通常体制へ。」 「直れー!各員、持ち場へ。通常航行体制へ移行。非番の者はしっかり休むようにね!」 アトナリアの指示により、全員が艦内へ戻りはじめる。ジョセフはその様子を露天艦橋から乗員を見下ろし、続いて指示を出す彼女の方をみた。 既に彼女によってこの船は一つのチーム、いや、家族に近い連携を見せている。 ふと、ブル艦長の言った「運がいい」という言葉が頭をよぎる。 確かに、自分は運が良いのかもしれない。配属先も文句のつけようのない上、この巨躯がなければ、この栄転自体存在しなかった。しかし、それが実力なのかといわれたら疑問だけが残る。運の良さは自分の力なのだろうか?……と。 「運も実力のうちですか?」 考えた言葉がそのままつぶやきとなって口から出る。 「何かおっしゃいましたか司令?」 「あ、いや、なんでもない」 「?……そうですか、そろそろ体が冷えます、航海艦橋に戻りましょう。司令のお部屋にもご案内します」 「ああ、そうだな。」 今は考えるのはよそう。どうであれ、今は彼女らの命を背負っているのだ。そして、彼らと一つに動けるように目の前の事をこなそう。 タラップを下りながらジョセフは、そう心に決めた。 ……「第二章」へ続く
https://w.atwiki.jp/xboxonescore/pages/657.html
鬼武者 項目数:55 総ポイント:1000 難易度:★★★☆☆ 我が力となれ 鬼の篭手を使い、初めて幻魔の魂を吸収した 15 紫電閃く 玉「紫電」を手に入れた 15 紅炎盛る 玉「紅炎」を手に入れた 15 白風渦巻く 玉「白風」を手に入れた 15 冷静な判断力 家紋合わせの仕掛けを解除した 15 荒れ果てた天守閣 天守閣に侵入した 15 幽玄の間 幽玄の間へ通じる封印を解除した 15 これさえあれば 反鬼の小太刀を手に入れた 15 揺らめく水面 本丸東部の山麓池底エリアに侵入した 15 幻魔界 地獄門を開けた 15 未だ道半ば 魔空空間の中間階層までクリアした 15 最深部からの生還者 魔空空間の最終階層をクリアした 30 腕に覚えあり 難易度「通常」で開始して剣を強化せず、さらに力石と鬼石の両方を使用せずにゲームをクリアした 65 鬼の力を振るう者 「最強」でゲームを開始してクリアした 15 薬嫌い 難易度「通常」で開始して、回復アイテムを使用せずにゲームをクリアした 30 韋駄天 3時間以内にゲームをクリアした 30 鬼武者 ゲームクリア時の終了結果で「鬼武者」を獲得した 65 鬼を救いし武者 「鬼魂」を全てクリアした 30 自慢の視力 「千里眼」を入手した 15 戦術の幅 全ての遠距離武器を入手した 15 鬼の具足を継ぎし者 左馬介の具足を全て入手した 15 幻魔が最も恐れし剣 「毘沙門剣」を入手した 15 歩く本棚 全ての「文書」を入手した 15 迷子知らず 全ての「地図」を入手した 15 鬼の願い 全ての「蛍石」を入手した 30 鬼熊猫武者 左馬介の特別衣装を入手した 15 くノ一だとはバレない変装 かえでの特別衣装を入手した 15 魂の有効利用 破魔鏡で強化を行った 15 食欲旺盛 鬼の篭手を最大まで強化した 15 剣を極めし者 全ての剣を最大まで強化した 15 玉を極めし者 全ての玉を最大まで強化した 15 その体力まさに鬼の如し 力石を使い、「体力」の最大値を限界まで上昇させた 15 その鬼力まさに鬼の如し 鬼石を使い、「鬼力」の最大値を限界まで上昇させた 15 英雄の条件 幻魔に襲われている兵士を助けた 15 必殺の一閃 初めて「必殺」で幻魔を撃破した 15 忍の技 幻魔にかえでの「必殺」をヒットさせた 15 足元注意 滝壺に落として幻魔を撃破した 15 坂道注意 台車で幻魔をひき殺した 15 力比べ 幻魔との鍔迫り合いで勝利した 15 まぐれ?いいやそんな訳ない すべてのからくりの長持の仕掛けを解除した 15 一人前の翻訳家 すべての刻印の匣の仕掛けを解除した 15 聞き上手 「魂伝の数珠」を入手した 15 二人目の案内役 二人目のみのおやじと会話した 15 秘密の実績 雪辱 オズリックを撃破した 15 月下の鬼 マーセラスを撃破した 15 決定的な違い スチラードを撃破した 15 大斧軍団撃破 バラワッシャを撃破した 15 大害虫駆除 ヘキュバを撃破した 15 鬼のなれの果て マーセラス・改を撃破した 15 救出 フォーティンブラスを撃破した 15 ただ一つの隙 マーセラス・改に「弾き一閃」をヒットさせた 15 秋のはじまり 夕暮れの空に舞う雁の群れを見た 15 残暑 木の幹にとまるカブトムシを見つけた 15 小さな命に感謝を 鯉から魂を吸収した 15 鬼竹取物語 竹林で竹を切断した 15 ゲーム内での実績は『武功目録』で確認可能。 PS4とのマルチの為56番目の項目(全項目達成)があるが、こちらの実績にはない。 未だ道半ば、最深部からの生還者、幻魔が最も恐れし剣 毘沙門剣入手には魔空空間20階にある『毘沙門の笛』が必要。 魔空空間では黄魂が必殺で倒した時にしか出現せず、また一度戻ると1階からのやり直しになる為、 十分な準備をしてから挑む方が良い。(特に東天の滝裏で鬼神の具足を入手してからにすべき) 毘沙門の笛は幻魔界でマーセラス・改撃破後、一部材質の異なる壁の前で使う。 鬼の力を振るう者、鬼を救いし武者、鬼の願い 蛍石を全て(20個)を集める事で「鬼の願い」、その状態でクリアする事でメニューに出現する鬼魂をクリアする事で「鬼を救いし武者」、 そのクリア特典で最強モードが出現し、クリアする事で「鬼の力を振るう者」の解除となる。 薬嫌い 必殺で敵を倒す事で必ず黄魂が出るので、回復にはこれを利用する。 なお、『身代わりの木札』によって復活しても問題ない。 韋駄天、鬼武者、くノ一とはバレない変装 称号『鬼武者』獲得には、魂55,000回収、幻魔600体討伐、3時間以内クリアが必要。 鬼武者の称号を獲得する事で、かえでの特別衣装が手に入る。 討伐数は普通に進めた上で、かえで操作時の敵や魔空空間分を含めても500体弱なので、 幻魔界突入前が2時間半程度を目途に、寄り道して稼ぐ必要がある。 なお魂については、600体倒せば必殺を狙わなくとも達成するはず。 食欲旺盛 鬼の篭手は魂を累計20,000、50,000獲得して破魔鏡で確認すると強化される。 その鬼力まさに鬼の如し、英雄の条件 兵士を助ける機会は複数あるが、天守2階の門を出て1階で襲われている奥の兵士が鬼石を持っている為、 この兵士を助けないと「その鬼力まさに鬼の如し」がその周で解除できなくなる為注意。 忍の技 かえでの必殺は敵の背後に回ってR1+X。 敵の傍で敵方向にスティックを倒しR1+Xでバック宙による裏取りが出るので、そこから派生させるのが楽。 足元注意 東天の池を越えた先の滝に橋がかかっており、その奥に敵が待ち構えているので、 一旦おびき寄せて橋に乗せてから橋の縄を斬れば解除。 当然自分も橋に乗った状態で斬るとゲームオーバーになるので注意。 坂道注意 西天の櫓を抜けた先にある台車の縄を斬れば解除。 なお、その台車のあったところに蛍石有り。 力比べ 手長やボルチマンドが防御している際に斬りかかると発生。 ボタン連打だけでなくスティック回転も必要なので注意。 成功時には相手を投げ飛ばす。(引き分けた場合お互い弾きあうのみ) ただ一つの隙 マーセラス・改に対しての弾き一閃は、盾を破壊した後の二刀流時に行う、ダッシュ斬りでのみ可能。 その為、ある程度距離を取って誘う必要がある。 秋のはじまり ゲーム開始後、兵士と会話する場面まで進めたら、来た道を戻り橋の上まで戻る。(夕空が見える位置) その場所で夕日の方を向いて暫く待つと雁の群れが出現する。 残暑 ゲーム開始後、兵士との会話を終え先に進み、洞窟内部が崩れるのを確認したら、一旦兵士達のいたマップまで戻る。 そしてまた洞窟入り口が最初に見える場所まで戻ったら、右の木に向かい魂吸収動作を行い暫く待つと、カブトムシがはい出て来て解除。 小さな命に感謝を 鯉は東天櫓の先にある池にいる。 その鯉の傍で魂吸収動作をすればいいが、判定が小さいのか中々吸えない事もあるので要微調整。 鬼竹取物語 竹林は、西天櫓手前の門を抜けた所。 背景と異なる色の竹が切れる。