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婦警こなた・スピード違反の出会い編 『そこの車、止まりなさーい』 ミニパトがスピード違反をした車をとめる。婦警はこなた、まだまだ新米だ。 シルバーのセダンであったその車を歩道側に誘導。 「はい、免許証だして…はっ!」 窓が開いたそこにはべっぴんさんがいた。 (ななな…なにこの美人さん…!やばいやばいよ、惚れちゃった) 惚れるのに早すぎるこなただった。 免許証から名前と住所を一瞬でメモ、もう押し掛け可能である。婦警あるまじきだが、まあ、いいか。 「駄目ですよ~違反しちゃ。事故にあってからじゃ遅いんだからね~」 とか言いつつ、頭ではもう仲良くなる手段を考えまくりであった。 一方… (ちょっとちょっと何この可愛い婦警さん…やだ、どうしよ) 何がどうしようだ、とまあ仕方ないか。 「ごめんなさい、仕事で急いでて…」 「何してるんですか?」 「弁護士を少々…」 「すごー!なになに、その若さでもう?」 「ふ、婦警さんこそー!その若さで…」 「こなたってよんで☆」 いくら何でも強引な手段である。が、まあ仕方ない。 こんなんじゃかがみだっていくら何でもどん引きだろう。 「じゃ、私もかがみって読んでください!」 どん引きじゃなかった。むしろノリノリだった。 「じゃ、かがみ…このあとお茶しない?」 職務怠慢である。が、まあ仕方ない。 「行きたいところなんですけど…私これから仕事が…」 「何時に終わる!?」 言っておくが婦警である。念のため。 「じゃあ、終わったら電話しますよ。番号教えてくれますか?」 かがみもかがみでまんまと番号交換。いやはや。 「じゃ、今日の夜には…」 「あ、待って。免許証返さなきゃ」 「住所メモっちゃっていいですよ」 なんて弁護士。個人情報丸出しである。 「もうメモっちゃいました☆」 「も~。仕事がは・や・い♪」 ウザい。これでも、やはり弁護士であった。 「じゃ、今度こそさよなら…」 「あー、待って待って」 「…?」 「…乗ってく?」 と言いながらミニパトを指差す。何度でも言うが婦警である、念のため。 「じゃ、お願いします!」 こいつらは一応、国家権力に関わる人間である。が、まあ仕方ない。 「じゃあ仕事場まで送っちゃうよ~!サイレンならす?ならしとく?」 ノリノリこなたであった。 「あ、私の車どうしよう…まあ事務所の車だしいっか」 ノリノリかがみであった。 こうしてまんまと仲良しこよしになったとさ。 駐車違反はハッテン場編へ コメントフォーム 名前 コメント 笑(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-07-28 10 01 32) もうやだこの国www -- 名無しさん (2012-11-21 21 22 18) 二人ともスピード違反ですなwww -- 名無しさん (2009-05-12 12 59 52) ノリ軽いですね!? しかしそれが仕様。 続き期待してます -- 無垢無垢 (2009-05-12 00 10 28) 柊かがみさん、貴女を逮捕いたします! 容疑は私泉こなたを魅了しその心を奪った窃盗罪です! ちなみ刑期は2人を死が別かつまでです! -- こなかがは正義ッ! (2009-05-11 20 45 42) こういうの好き!!! -- 名無しさん (2009-05-11 01 54 13) イイ! 続編うpお願いします! -- 名無しさん (2009-05-10 23 09 16) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
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うっかり婦警さん 735 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/07/27(月) 22 06 16 ID ciGKqJgC 736 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/07/27(月) 22 11 14 ID Hab2MjPA ≫735 おっとりな上にドジッこかw 多分、書かなきゃ行けない始末書の枚数も大変な事にww 737 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/07/27(月) 22 16 04 ID ozcBtY1F ≫735 一位はバカボンのあの人か 738 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/07/27(月) 22 23 19 ID g8f1tTCC 尻尾は基本的に足の間なんですね 739 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 00 18 16 ID DoGQYno/ やっべ、かーわいいなこの娘 常に丸まってる尻尾萌え 741 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 00 40 00 ID bwyjgyTG ≫735 惚れた 742 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 03 00 18 ID ZBCNoTMh 見事に心まで打ち抜くんですね。 いやあ危ない。
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ゲーム概要(wikipedia) 喜国雅彦印_笑う婦警さん_パチスロハンター パチスロハンター笑う婦警 喜国
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キルコ達は、クビを覚悟の上でジン・スミスの船に乗り込み、彼に負けを認めさせ、流島を守る事に成功した。しかし、その結果、全員が警察をクビになってしまった・・・ キルコ達は河原で落ち込んでいた。 知秋「・・・まさか・・・本当にクビになるとは・・・いや・・・まぁ、そういう話だったしね・・・・元々」 安錠「あああマジかょ、オレ絶対再就職できねぇよォォォ!!」 キルコ「この制服も返さなきゃですね・・・儚い夢だったなぁ・・・フフ・・・」 筒井「みんな、本当にごめんね・・・鬼瓦さんには念を押しといたんだけど、思ったよりずっと早く上が対応しちゃってさ・・・私も明日から無職だよ」 キルコ「いえ・・・別に署長のせいじゃ・・・流島を守れたのはとっても嬉しい事ですし、それにーこうなってしまったっていう事は、結局私、向いてなかったって事なんですかね・・・この仕事」 知秋「キルコ・・・・」 筒井「・・・・キルコちゃん・・・何を今さら私が何をって感じだけれど、これだけは分かって欲しいから言うね」 キルコ「?」 筒井「私がジンの件にふみ込めたのはね・・・このメンバーが-キルコちゃんが流島に来てくれたからこそなんだよ・・・・?」 キルコ「――ありがとうございます署長。でも私は――」 知秋「・・・一雨きそうね・・・そろそろ解散しましょ」 バレット「そうだな・・・オレも日本に残る以上は働かんといかん。明日からは各々食いぶち探しってとこか・・・」 安錠「――――ああ」 キルコ「!!」 安錠「んじゃまあ・・・達者でな、お前ら・・・!!」 安錠たちはそれぞれ、その場から去って行った。 新米無職 キルコさん 第1話 その無職・音無キルコ その場に雨が降り出し、一人残されたキルコは泣き出した。 キルコ「皆さんっ・・・!!」 ――2週間後・・・ キルコはレストランで働こうとしたが・・・ カンナ「――それじゃキルコ、とりあえず笑顔でいらっしゃいませって言ってみて?」 キルコ「いっ・・・いらっ・・・いらっしゃいませぇ・・・お客様・・・!! 店長「ごめんキルコちゃん、怖い・・・それで接客はちょっと・・・」 キルコ「!!?」 カンナ・男の子「「あぁーまたダメかー!!!!」」 キルコ「い・・・いや待って下さい!!大丈夫です、私、署じゃお茶くみとかやってましたし!!ウェイトレスならやれますよ!!一生懸命働きますから~~!!」 キルコは取り出したカップを握り砕いてしまう。 男の子「言ってるそばから!!だから緊張しすぎなんだってキルコ!力あり余ってるのは分かるけど!!」 キルコ「うええ、すみません~~~!!」 カンナ「うーん。これで10件目か・・・色んなところから厚意で仕事のおさそいもらってるけど、なかなか勤まりそうなとこないねぇ・・・」 女の子「そうだね――・・・何たってキルコだからねぇ・・・」 キルコ「もう一回やらせて下さい店長!」 男の子「危なっ」 キルコの背負っているトンファブレイドが男の子に当りかけた。 カンナ「おまけに今のキルコじゃどんな仕事もうまくいかないわ。変に力んでるせいであらゆるものが寄りつかないんだもん」 女の子「キルコだからねぇ・・・」 コンビニ 「客が逃げた!!キルコちゃん顔怖いって!!」 ガソリンスタンド 「車が逃げた!!キルコちゃん(以下略)」 漁業 「鮫が逃げ(略)」 カンナ「どんな仕事ならキルコに向いてるのかな・・・?まぁ、とりあえず明日またがんばろー!」 キルコ「・・・・・・」 キルコ「うぐぅ・・・カンナちゃんも町の人達もこんなに親身になってくれてるのに。だ・・・だめだめ、弱気になっちゃ!先輩や他の皆さんもきっとがんばってるんだろうし・・・うぅ・・・でもやっぱり心細いなぁ・・・あぁ、流島署に戻り」安錠「戻りたい・・・」 キルコ「!?」 安錠が公園のブランコに座り込んでいた。 安錠「戻りたい・・・家に戻りたいのに戻れない・・・ちくしょう、どうしてこうなったァ-!!」 キルコ「 先輩―っ!!な・・・何してんですか、こんな昼間っから!!」 安錠「え!?あっ、あうあーっ、キルコー!!」 安錠「―――そうか・・・お前も苦労してたか・・・まぁ、そうなるわな」 キルコ「せ・・・先輩こそ・・・家に戻れないってどういう事ですか?」 安錠「――ああ。あれからマジでライメイ兄妹がウチに来てな、仕方ねーから暫く止めてやったんだが――」 メイ「ちょっとォォ!!あんたいつまでゴロゴロしてる気なのよ!?さっさと職探して来い、クソニート!!」 安錠「な・・・何だよぅ・・・いいじゃねーかよ、ここオレん家」メイ「やっかましい!!ここの滞納してた家賃だってメイ達がたてかえたんだよ!!?ジンから貰った給料だって無限にあるわけじゃないんだからね!!」 ライは無言で掃除をしていた。 メイ「仕事みつけてくるまで戻ってくんな、甲斐性なし!!」 安錠「ひぎィ!!」 こうして安錠は家から叩き出された。 キルコ「・・・・先輩・・・それは大人としてどうかと・・・」 安錠「言わないで・・・!分かってる、分かってるから・・・!」 バレット「そんなにしょげるな青年・・・きっとその内いい事あるさ」 安錠「!!そ・・・その声は!オッさ・・・!!」 バレットは犬の着ぐるみを着て、風船配りをしていた。 安錠「 お・・・オッさん、その姿は・・・!?」 バレット「うむ・・・今日び仕事が選べるわけもなくな・・・・まぁ貴様もやってたが、着ぐるみってのは中々に動きづらいもんだな!」 安錠「へ・・・へぇ・・・意外だな、オッさんは山でテントでも張って暮らしてるのかと・・・」 バレット「さすがにね・・・無職で野宿じゃまるでホームレスだろう。いくらオレでもそこまでは・・・」 横の茂みから、ジャージ姿で段ボールを抱えた知秋が出てきた。 安錠・知秋「「!!!!」」 安錠「 ち・・・・千秋さん・・・どうしたんスか、その姿は・・・」 知秋「やめてっ見ないで!!――人はね・・・一度上を知ると中々下にはいけないものなのよ・・・こんなご時世・・・職を選んでた結果がコレよ・・・!!」 キルコ「な・・・何か皆さんもそれぞれ苦労してますね・・・!!」 知秋「フン・・・―――まぁね。だからって泣き言ばっかり言ってられないわ・・・だって、私達もう警官じゃないんだから・・・・!!」 キルコ「――そう・・・ですね・・・私達はもう・・・警察じゃあ――」 安錠「・・・・・・・警察だ・・・!!」 知秋・キルコ「「は?」」 安錠「警察呼べェ!!あそこっあの家の屋根んとこ!!空き巣入ろうとしてる奴がいるぞォーッ!!」 安錠が指指した先には、民家に入ろうとしている空き巣がいた。 空き巣「う・・・うわっ、やべぇ見られた!!」 安錠「はっ早く110番っ!!知秋ケータイかせ!!」 知秋「バカッ、言ってる間に逃がすわよ!!つーか私も今ケータイ持ってないっの!!」 安錠「っつたってどーする!?オレ達ゃもう―――」 知秋「わ・・・分かってるわよ!!とにかく――」 安錠「!」 バレット「お・・・・?」 キルコがトンファブレイドを構えて飛び出した。 安錠・バレット・知秋「「「!!!!」」」 安錠「お・・・おい!?待てキルコ、お前もう警官じゃねーんだぞ!?いつもみたく損害でも出したら――」 キルコ「わ・・・分かってます。・・・・でも先輩。前に私に言ってくれたじゃないですか・・・たとえ望まれなくても助けるのが、わたしたち流島者だって!!」 安錠「!!」 知秋「・・・ま・・・そりゃそうだったわね。バッジがなきゃ何もできないとか、そんな優秀な署じゃないもんね、ウチは!!バレットは回り込んで!!ゲスはとり逃がし回避の為にキルコを追って!!」 安錠「!?、い・・・いやオレは別に・・・」 キルコ「先輩―っ、何してるんですか!?早く早く――――っ!!」 安錠「 ――――――ったく、仕方ねーなっ!!結局いつも通りじゃねーか!!いっけぇぇキルコォ―――――!!」 キルコ「はいィ!!」 空き巣「!!?、う・・・うわ、何だよあのウェイトレス!?すっげぇ速さで追って来・・・!! 空き巣の前に、知秋とバレットが回り込んだ。 空き巣「!?ちょ・・・何なんだよ、こいつら―」 キルコ「私達ですか?私達は――この町が大好きなただのフリーターですっ!!」 「キルコストォォ―――――ムッ!!」 空き巣「!!ギャアア!!」 第1話の様に、キルコが放った衝撃波が周囲の建物を砕きながらも、空き巣を吹き飛ばした。 安錠「・・・・・あーあ、またァ派手にやりやがって・・・・!!」 知秋「きっちり責任とってあげなさいよ先輩!――――それにしても、生き生きしちゃってまぁ・・・・!!」 空き巣を倒したキルコは満面の笑みを浮かべていた。 筒井「うーん、やっぱりキルコちゃんは婦警さんの仕事してる時が一番いい顔してるねぇ」 安錠「まぁ教育係からすりゃその笑顔が一番怖いんスけど・・・って、うおォオ署長ォーッ!!あ、いや元署長!」 筒井「ハハハ、さっそくやってるね、君達!」 安錠「!?なっ・・・何であんたがこんなところにっ・・・!?」 キルコ「!署長っ、みて下さいっ、ホラっお手柄―!!」 筒井「おーホントだ、お見事だねぇ。じゃあ・・・そんな君達に朗報だよ~」 安錠「!?」 安錠「はぁあ!?しょ・・・職場に復帰できる!?オレ達全員!?いやいや、どういう事んスか署長!?んな話ってあるんスか!?」 筒井「それがねぇ・・・お上が切った私達のクビを取り消させた人がいるみたいなんだよねぇ・・・」 安錠「!?」 筒井「お上とつながってる誰かが・・・ね・・・!」 安錠「―――そっ・・・」 知秋「それってまさか・・・」 筒井「あそこまで自分を追いつめた――キルコちゃんへのご褒美のつもりなのかもねぇ・・・どう?キルコちゃん」 キルコ「!?はい!?」 筒井「婦警さんとして復帰できるのうれしい?」 キルコ「え・・・あっ、ハイっ、それはもちろん―――」 キルコの言葉を聞き、筒井が微笑む。 筒井「うん・・・だったらキルコちゃんはやっぱろ婦警さんをやるべきなんだと思うよ」 キルコ「!」 筒井「たとえそれが向いてない仕事だとしてもね!どんな仕事でもいきなり完璧にできる人なんていないでしょ?大事なのは、仕事を一生懸命頑張って、向いてる自分になっていく事なんじゃないかなぁ?」 キルコ「―――署長・・・」 筒井「もちろん知秋くんも、バレットくんも、ハルくんも・・・ね!」 安錠「!オ・・・オレは別に・・・」 筒井「またまたァ・・・さっきはすごく楽しそうな顔してたよ~~~?」 安錠「・・・・・・」 筒井「さっ、そういう訳だし、各々今の職場に連絡して。署に戻るよ~~君達!」 `新`流島署。 キルコ達は再び警察の制服を着た。 キルコ「は―――っ!やっぱりこうじゃないと!私達っ!!」 カンナ「よかったねキルコ!これでまた昼間から遊べるよ~~~!」 キルコ「はいっ、ありがとうございます、みんな~!」 安錠「いや、遊ぶなや」 知秋「あんたこそ、さっそくエロ本読んでんじゃないの・・・もっかい無職に戻るか?あ?」 安錠「い・・・いや、これがオレのスタンスですし、その・・・」 筒井「はいはい・・・そんじゃまぁ、いつも通り今日も一日はりきっていこ~ね~!」 キルコ「―――はいっ!新米婦警音無キルコ、頑張りますっ!」 安錠「いや・・・だからね?ホントそろそろ力加減ってものを・・・」 キルコ「さぁ~~~さっそくパトロール行きましょう、先輩っ!!」 安錠「人の話聞けっつーにお前はァア!!」 第24話 おかえり!!新米婦警キルコさん キルコ「さーあ、今日もはりきってお仕事しますよ~~~!1」 安錠「朝っぱらからうるせーな、相変わらず・・・」 キルコ「そらそうですよ!一夜明けても興奮醒めやらぬです!流島分署の新しい船出ですよ~~~!!」 安錠「オレは`悪夢再び`って感じだけどな・・・」 「まぁ、でも、はしゃぐ気持ちはわかるぜ・・・あんだけうっとおしかった仕事も、いざとりあげられると、そのありがたさが分かるっつーもんだよなァ~~~!働ける事に感謝しねーとな!さっエロ本エロ本!」 キルコ「先輩後ろです!」 エロ本を読む安錠の後ろで、知秋が釘バッドを振りかぶっていた。 安錠はそのまま知秋にボコボコにされた。 知秋「ホラっ、呑気な事言ってんじゃないの!そういうのは昨日でおしまい!!今日から平常運行なんだからキリキリ働くっ!!」 筒井「そーねー、また忙しく・・・・・・はならないけど・・・まあ、公務はきちんとこなしてね、みんな~!」 キルコ「もちろんです!さあ、いきましょう皆さん!!新・流島分署、活動開始ですっ!!」 第25話 また明日 カンナ「だーかーらー!!分っかんないかなぁ・・・今日キルコは私達と遊ぶ予定なの!!のこのこついてきたポッと出が、勝手な事言わないでくれる!?」 メイ「ちょっと何言ってるか、メイ分かんないだけどぉ―――キルコは今からメイと特訓するの!大人しくお姉さんの言うこと聞いてね、おチビちゃん!」 カンナとメイがにらみ合っている。 安錠「・・・・・・」 キルコ「あ・・あの二人共」カンナ「ねぇ!!キルコは私と遊ぶのよね!?」 メイ「そんな事ないよキルコ!メイと特訓した方が楽しいよ~~~!」 キルコ「・・・・・・あ・・・あの、じゃあその、みんなで特訓にもなる遊びをやるっていうのは・・・・」 カンナ・メイ「はあぁ!?」」 カンナ「何でそうなるの!?私やだからね!!年上のくせに一人称が自分の名前の女とか寒すぎるし!」 メイ「何言ってんの!?メイだってヤだよ、人気者ぶってる割に友達少ない奴がよく言うわ!!」 安錠「おい、署の前でキャットファイトすんなお前ら!仕方ねーなァ、じゃあオレがどっちか相手になってやっから――――」 メイ「は?」 カンナ「何で?」 メイ・カンナ「「ねーキルコォ!」」 ライ「・・・・オ・・・オレ今暇だけど・・・」 安錠「・・・ライくんは優しいんだね・・・」 知秋「ちょっとあんた達・・・何騒いでんのよ、署内にまで聞こえてるっつうの――――」 メイ「ええいもう何なのよこのガキ!!大人しく年上の言う事聞けェ―――――ッ!!」 カンナ「わっ」 知秋「!!」 メイが投げた空き缶をカンナがかわし、後ろにいた知秋に当たり、 知秋が倒れた。 メイ「・・・あ・・・」 カンナ「・・・・・・・ちょ・・・大丈夫、今の・・・?」 メイ・カンナ「「!!?」」 知秋「八つ裂きだァァガキ共ォーッ!!」 メイ・カンナ「「!!、キャアアア!!」」 知秋が窓から飛び出し、逃げ出したメイとカンナを追う。 安錠「!!お・・・おい知秋!何してんだ。ちょっ・・・キルコ止めろ!!」 キルコ「え!?は・・・ハイ!」 「キルコストームで止めてきますぅ!!待って下さい知秋さん~」 安錠「やめたげてよ!!」 キルコ「止まって下さい~!!」 町会長「!!、うわっ」 キルコ「?、町会長さん!!」 町会長「あ・・・キルコちゃんかぁ!!びっくりしたよ~。ていうか、ちょうどよかった!実はキルコちゃんに用があって来たんだ」 キルコ「え?」 安錠「おう、何だ町会長。また実にならない話持ってきたんか」 町会長「ちょっ、相変わらず酷いなハルくん!ていうか今回はフェアとかそいう話じゃないって!」 安錠「?」 町会長「ほらコレ!キルコフェアのお礼で温泉の招待券!」 安錠「え!!?」 町会長「私の親戚がやってる旅館なんだけどね・・・署のみんなで行ってきてよ!」 キルコ「おんせんっ!!い・・・いいんですか、こんな―――、すごいです!慰安旅行ですよ、先輩~~!」 安錠「さすが町会長!いつでもいい物持ってきてくれるぜ!!」 町会長「清々しい程現金だね、ハルくん」 ?「ふふふ・・・何やら面白そうな話ですねぇ・・・!!」 安錠・キルコ「「?」」 本田「その旅行・・・ぜひとも取材させて頂きたいですね・・・この!流島TVが!!」 安錠「!!うわ出た、JB本田!!何だよあんたらキルコしかネタねーのかよ!?」 本田「いや~だってキルコさん数字持ってるんですもん!(流島限定で)他に話題ないってのも事実ですけど」 安錠「いいよ別に!ついてくんなよ、邪魔だから」 本田「おやおや・・・損な話ではないと思いますが・・・」 「温泉といえば無論、入浴シーンも必要ですから、その辺は安錠さんにも協力して頂いて・・・・ね?」 安錠「詳しく」 本田「フフフ・・・さすが話が分かる方で助かります」 キルコ「?」 安錠「タイトルは「巨乳婦警の湯煙桃源郷」だな・・・!」 本田「いいですね、いいですね~!」 そんな話をしている2人の後ろに、バレットがいた。 バレット「楽しそうな話してるな・・・オレも混ぜてくれよ。キルコの入浴が何だって・・・?」 キルコ「先輩っ、私、温泉楽しみです。卓球やりましょう、卓球!!」 安錠と本田はバレットにボコボコにされていた。 安錠「・・・え・・・ええ、やだよ・・・絶対勝てねーし・・・ていうかお前の打つ剛速球とか受けたくねぇ・・・」 キルコ「大丈夫ですっ、卓球の球じゃ死にませんから!!」 安錠「もうその言い方が大丈夫じゃねぇ!!」 そこへ知秋が、たんこぶを作ったカンナ(たんこぶ1個)とメイ(たんこぶ2個)を連れて、戻ってきた。 カンナ「あれ?キルコどっかいくの!?来週はダメだからね!?一緒に動物園行くって約束したじゃん!!」 キルコ「え!?あっ、そうでした!」 メイ「キルコ~~~メイとの特訓も忘れちゃヤだよ~~~」 キルコ「あっ、ハ・・・ハイ!!」 お爺ちゃん「おーキルコちゃん!何かにぎやかじゃの~ゲートボールせんか、ゲートボール!」 キルコ「ハイっ行きます!行きます!」 町会長「キルコちゃん・・・私も実はキルコフェア第2弾を考えてて。今度は握手会とか・・・どうだろう?」 キルコ「おぅふ!!じゅ・・・順番にお願いします!」 安錠「おーおー・・・復帰するなり、いろいろ予約入ったなオイ」 知秋「そーね、これからも暇する事はなさそーだわ。まぁ・・・それもそうか。キルコがいる限り、退屈なんて言葉は無縁だもんな・・・!」 「・・・ていうかあんたも、私の眼鏡買うの付き合いなさいよ?メイが壊したんだから・・・」 安錠「はあ!?何でオレ!?やだよ、そんなデートみてぇな」知秋「デ!!?」 「ばっ・・・違う!そんなんじゃないわよ!!」 知秋が安錠をはたいた。 安錠「ひぎィ!!」 そうしている間に日が暮れて、キルコと安錠は買い物袋を抱えて、2人で土手を歩いていた。 キルコ「はあーっ、もう一日終わりですねぇ!好きな仕事は時間経つのが早いです!」 安錠「つっつても、結局ジジババガキの相手してただけどな・・・」 キルコ「いいじゃないですか、それでも!それでこそ流島ですよ!!」 安錠「せめてなぁ・・・ババァが全員50歳くらい若返りゃなぁ・・・」 キルコ「 先輩!私やっぱりお仕事に戻ってこられてよかったです」 安錠「?」 キルコ「こんな風に言うと、大袈裟かもしれないですけど―――」 「何か今日婦警として働けたのが夢のようで、本当に幸せな時間でしたっ・・・!!」 安錠「――――ハッ、んな事言ってられんのも今のうちだぞ?なんたってこれから毎日、ずーっとこれが続くんだからよ!」 キルコ「?」 安錠「今日だってお前、オレなんか知秋にボコられ、オッさんにボコられ、小学生二人にさげすまれ・・・何か言ってて悲しくなってきたな」 「?、キルコ?」 キルコ「―――そうか?これからも続くんですよね・・・ずっと、毎日!」 安錠「え?あ・・・うん。そうだけど・・・・え?」 キルコ「フフフ、何でもないですっ!さぁ~帰ってみんなで復活祝いの闇鍋パーティですよ~~~!!」 「!、そーだライくん、メイちゃんの小学校の準備もしなきゃいけませんね!温泉旅行もあるし!キルコフェア第2弾も!!これからまだまだ忙しいですよ―――!!」 安錠「お・・・・おい、どうしたよ、キルコ・・・?」 キルコ「――先輩!」 安錠「あ?」 キルコ「明日も頑張りましょう!!」 おわり
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556 :1/5:2010/10/18(月) 22 47 21 ID ??? 【婦警さん】 近頃朝方が寒いので布団のありがたみも増し、結果寝坊。こいつは大変にいけないと思いながら自転車を必死に漕いでたら、交差点で何かとぶつかった。 「いたた……こらーっ! 危ないじゃないの!」 「あーっ! おまえはさっきの転校生!」 「違うっ!」 「確かに。順番と職業と年齢を間違えた」 俺がぶつかった相手は同い年の転校生などではなく、青い制服に身を包んだ婦警さんだった。警察学校を出てすぐなのだろうか、俺とそう変わらない歳のように見える。向こうさんも自転車に乗っていたようで、近くで自転車が転がっていた。 「気をつけろ……機嫌を損ねると腰のマグナムが俺の心臓を撃ち抜くに違いねえ!」 「マグナムなんて物騒なもの持ってないわよ! ていうか、そもそも撃たない! キミねえ、あんまり変なこと言ってたら公務執行妨害で逮捕するわよ?」 「うっうっうっ……」 「泣きながら両手を差し出すなッ!」 「どうしろと言うのだ」 「こっちの台詞よ……はぁ、朝から変なのに捕まっちゃったなあ」 婦警さんは疲れたように肩を落とした。 「警官なのに捕まるとは洒落が利いてる。はっはっは」 「うるさいっ! もーいーから行きなさい。キミ、学生でしょ? いいの? 遅刻しちゃうわよ?」 「婦警さんに誘惑されたと言い張って遅刻から免れるから大丈夫だ」 「ちっとも大丈夫じゃないっ! ていうか、そんなので遅刻は免除しないと思うわよ!」 「どんなエロい誘惑をされたか、先生に詳しく説明するから大丈夫だ。なに、こう見えても趣味で小説を書いてる。そういった描写は得意だ」 「誰もそんな心配はしてないっ! あーもーっ、早く行けっ!」 「警察官に追い払われるとは。なかなかに悲しい出来事だ」 「いーから早く行きなさい。まったくもぉ……あ痛っ!」 失意のどん底に落ちながら自転車に乗ろうとしたら、婦警さんが突然声をあげた。 「どしました?」 「な、なんでもないのよ、なんでも。いいからキミは早く学校行きなさい」 婦警さんは俺の目から逃れるように右足を後ろに回した。だが、その程度で俺からは逃れられない! 「ククク……婦警さんもまだまだ甘いようで。この俺様に隙を見せるとはなぁ……」 「な、何よ。何をする気よ!」 「弱って動けない獲物を前に、何をするかだなんて……答える必要もあるまい?」 557 :2/5:2010/10/18(月) 22 47 47 ID ??? 「ま、まさか……や、やだ、ちょっと、冗談でしょ?」 「それは……自分の身体に聞いてみなッ!」 「き……きゃあああああああッ!」 「痛い痛い痛い痛い」 中二病を存分に発揮しながら婦警さんを抱き上げたら、いっぱい叩かれた。 「ヤだヤだヤだヤだ! おかあさーん!」 「痛い痛い。動くな。せめて殴るな」 殴られながらもずしーんずしーんと移動し、近くの公園へ。 「はい、ちょっとここで大人しくしてろよ」 「ううう……う?」 婦警さんをベンチに下ろし、近くの水道へ。ハンケチを水で濡らし、戻ってくる。 「はい、ちょと痛いヨー」 「痛っ!? ……あ」 ニセ中国人を装いながら、怪我した膝にハンカチをちょんちょんとあてる。砂などが取れたら、もう一度ハンカチを濡らし、膝にあてる。 「ん、これでよし。交番に戻ったらちゃんと手当てしろよ。んじゃ、俺は学校行ってくる」 「え……あ、え?」 「ばーいびー」 そのまま颯爽と自転車にまたがって去れたらそれなりに格好もつくのだろうが、生憎と徒歩で公園まで来たので、てってこ走って公園から逃げる。やれやれ、恥ずかしい。 遅刻した言い訳に嘘エロ小噺を担任にしたら余計に怒られ、放課後、一人で教室の掃除をするよう言いつけられてしまった。 「あー……疲れた」 どうにか終わった頃には、既に5時を回っていた。さて、帰るか。 だらだらと自転車を漕いでると、朝に事故った交差点に出くわした。……まさか朝の婦警、いやしないだろうな。 「……あーっ! き、キミ! そこのキミ!」 「ん? ぐあ」 「……そ、そう。こっち振り向いて今まさに電柱にぶつかったキミ」 「……それはつまり俺のことだな」 朝と同じように地面に転がりながら答える。 「あ、あははー……ごめんね? 私が声かけなかったらぶつからなかったよね?」 「全くだ。あいたた……」 558 :3/5:2010/10/18(月) 22 48 14 ID ??? むっくら起き上がり、声の主を確かめる……までもなく、奴だ。朝の婦警だ。 「それで、何用だ? くだらん用件だと殺す」 「おまわりさんだよ!?」 「しまった、図に乗った。……でも、まあ、いいか!」 「よくないっ! ……じゃなかった。え、えっと、えっとね?」 「なんだろうか。やっぱ捕まえるの? 嫌だなあ。まあいいや、はい」 「違うっ! すぐに両手を差し出すなっ! ……え、えっと、これ」 そう言いながら、婦警さんは何やら布っきれを差し出した。なんだろう。なんか見覚えあるな。 「は、ハンカチ。朝、キミが貸してくれたの」 「ああ、そうそう。思い出した。記憶のピースががっちと一致した。ああすっきりした。じゃあ俺はこれで」 「待って待ってまだ話終わってない!」 「なに? 捕まえるの?」 「なんでキミはそう捕まえられたがるかなあ……」 「基本的にビクビクして生きているもので」 「何かの虫みたいだね、キミ」 酷い言われ様だ。 「そ、そうじゃなくてね。あ、あの、え~っと……ほ、ほら! 警察官を助けたで賞を授与しないといけないの!」 「うわ、超頭悪ぃ」 「警察官に酷い暴言を!?」 「しまった。俺って奴はいつもこうだ。はい、どうぞ」 「だから、すぐに両手を差し出すなっ! ホントに逮捕しちゃうぞ!?」 「昔そんなアニメがありましたね。いや全然知らないので踏み込まれると何もできなくなるので気をつけて」 「う~……そんなのはどうでもいいのっ! 朝のお礼をしたいの! で、でも、言っとくけど、好意とかじゃないから勘違いしたらダメだよ? ただの警察官としてのお礼なんだからね?」 「知らん。ていうか、礼とかいいです」 「いくないの! あのね、ちゃんといいことしたんだから、お礼を受けるのは当たり前なんだよ?」 「そんな大層なことをした覚えはないんだが……」 「…………」 「ん? どした、ハトが豆鉄砲を食らったような顔、いわゆるハト豆な顔をして」 「そんないわゆるなんてないよっ! じゃなくてね、……ううん、まあいいや!」 「?」 559 :4/5:2010/10/18(月) 22 48 37 ID ??? 「いーの! こほん。……え、えっとね。ほ、ほら、私……じゃないや。本官は警察官なので、本官を助けてくれたキミにお礼しないといけないの」 「さっきも言ったけど、礼とかいらないのですが」 「いいの! しないといけないの! キミは黙ってお礼されたらいいの!」 「まあくれるというなら貰うが……一体どんなお礼を?」 「え? え、えーっと……」 ……何も考えてなかったな、コイツ。 「ま、待って! すぐ! すぐ考えるから!」 「もういいよ。なんか疲れたし帰る」 「待って待って帰らないで! すぐ思いつくから!」 「いい。帰る」 「待って待って待ってー!」 そのまま回れ右して帰ろうとしたのだが、ありえないことに婦警さんは俺の腕にしがみついて動きを遮った。 「ええい、離せ!」 「お礼するまで離さないー!」 「じゃあもうその乳の感触がお礼ってことにするから離せ」 さっきから腕にほにょんほにょんとそれなりの大きさの乳の感触が踊っていてお兄さん嬉しいです。 「え……え、えっち!」 「ぐがっ」 なんか脳天にすげぇ衝撃。超殴られたっぽい。 「いてて……お、お前なあ、恩人を殴るか?」 「う、うるさい、ばかっ! えっちなこと言うキミが悪いんだからね!」 婦警さんは少し離れた場所から顔を真っ赤にして叫んでいた。 「子供の戯言と流せよ……」 「なんかキミ私より年下とは思えないんだもん! 留年しまくって二十歳超えてたりする?」 「酷い侮辱だ。新聞に投書してやる」 「う、うそ、うそ! 私が幼すぎるだけだよ!」 「知り合って間もないが、よく知ってる」 「冷静に肯定されちゃった……」 なんか打ちひしがれている。 560 :5/5:2010/10/18(月) 22 48 58 ID ??? 「まあそう落ち込むな。大丈夫、体つきはそれなりに大人だったぞ!」 「嬉しくないっ!」 ずびしっと親指を立ててウインクしてやったというのに、婦警さんときたら先ほどより顔を赤らめるばかり。 「ううう……と、とにかく! お礼するから、ここに住所と名前と電話番号書いて!」 そう言って、婦警さんは懐から手帳を取り出した。 「個人情報保護の観点から断りたいです」 「う、ううう……」 「泣きそうになるなッ! 分かった、書くよ、書きゃーいいんだろっ!」 半泣きの婦警さんから手帳を奪い取り、手早く書く。ほんとに大人か、この人。 「な、泣いてなんかないからねっ! ちょっと悲しくなっちゃっただけなんだから! 大人がこんなすぐ泣くわけないじゃないの!」 「いばるな。ほい、書いた」 手帳を返すと、婦警さんは顔を輝かせた。 「へへ……。じゃあ、思いついたらお礼するから! 忘れないからね! 覚えててね!」 「知らん。ていうか、いいと言ってるのに」 「私の気が済まないの!」 「超面倒臭え」 「面倒臭いとか言わないの! ……あ、ああーっ! もうこんな時間! 大変、先輩にまた怒られる!」 ふと腕時計を見て、婦警さんは素っ頓狂な声をあげた。 「また、って……お前はいっつも怒られているんだなあ」 「……た、たまにだよ? ホントに」 「こんな信頼できない台詞初めてだ」 「ホントに! ホントなの! そんなへっぽこじゃないの!」 「いーから早く行けへっぽこ婦警。早くしないと先輩とやらに怒られるぞ」 「酷いあだ名つけられた!?」 なにやらぶちぶち言いながら、婦警さんは自転車に乗って去っていった。 「あー……なんか超疲れた。……あ」 そういや、ハンカチ貸したままだ。……まあいいか、なんかまたお礼するとか言ってたし、その時で。
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婦警こなた・駐車違反はハッテン場編 駅前には駐車違反が多く、新米婦警・こなたは片っ端から取り締まっていた。 「いや~、大量大量♪」 まだ夕方で、日は沈みかけ。 「お次はこの車~…って。あれ?この車って…あれ?」 シルバーのセダン。…まさかであった。 (これって、やっぱり~!) 何が、やっぱり、だ。 一方… 弁護士のくせに駐車違反をしていた柊かがみは、駅前のコンビニでトイレに行っていた。 (お昼に食べたシメサバ、傷んでたわね…あのシメサバめ!) 昼食に食べたシメサバを恨むかがみであった。 腹痛のため、やむを得ず路駐したかがみ。常備していた正○丸を飲んで、車に戻ろうとする。 (違反駐車しちゃったわね…お巡りさんに怒られちゃったりして…) 車の周りには誰もおらず、安心したかがみはキーを取り出してドアをあける。 が。 「…あれ?」 なぜか車のキーが反応しない。それもそのはず、車のドアは破壊されていた! 「えええ!?なに!?車上荒らしとか!?やだ、なんかとられてる!?」 慌てて車の中に入り、車内をみる。 助手席に置いといた鞄の書類は盗まれたらマズい。これでも一応弁護士なのだ。 「よかった、何もとられてなかった…」 安心して胸をなで下ろす。 破壊されていたドアは鍵がまんまとかからなくなっていて、その道のプロっぽい犯行。 車上荒らしの被害にあったかがみはガッカリしてしまった。 「とりあえず、仕事に戻ろっと…」 「そんなガッカリしないで、かがみん」 「そんなこといったって…て、え?」 後ろをふりむくと。 後部座席に奴がいた。 奴とは無論、日本一適当な婦警である。 「えぇぇえ!?!?」 「嬉しい?私に再会できて…♪」 かがみは驚きながらも口のニヤケが隠せなかった。こいつら。 「あんた、なんで!?!?」 「会いたかったよ~、かがみ……あれから一回も会ってないジャン」 あれとは、例の出会った日のこと。 あの日の夜、2人は会っていた。そして意気投合(出会った時には既にしていたが)、恋人になっていた。…こいつら。 「だって、私仕事が忙しくって……突然だけど…会えて嬉しい…」 シルバーのセダンの中にはピンク色の雰囲気が支配する。…こいつらは! 「…まさかあんたがドアを壊したの?」 「そだよ~」 そういってバールのようなものを見せるこなた。 車上荒らしのその道のプロの犯行は、婦警によるものだった。こなたは婦警である、念の為。 「あ・ん・た・は~~~!!」 流石のかがみも怒る。いくら何でも車上荒らしはいけない。 「よく壊したわね!!」 そう、かがみは怒っている… 「嬉しいじゃないのよ…!そこまでして私に会いたいなんて…!」 怒ってなかった。むしろ喜んでた。 「かがみんに会いたいから…つい、やっちゃったョ」 つい、やっちゃったのだった。 ついにしてはなかなか破壊的である。 「…でも、修理代…かかっちゃうわね」 そりゃそうだ。流石にかがみも払いたくなさそうだ。 「大丈夫!修理代の領収書には署宛てにするから…心配しないで」 大問題である。経費で落とそうというのだ。税金だよ、税金。婦警がやっちゃ、世も末だ。 「そっか…ならいっか」 いいのかよ。まあ、仕方ない。 2人は誰にも止められないのだった。 「そもそもかがみん、ここは停めちゃだめなんだよ」 「…ごめんなさい。実は…」 なぜ停めたか、経緯を話そうとしたがやめるかがみ。 (お昼にシメサバ食べてあたってトイレに行ってたなんて言えないわよ~!) どうでもいいところでかがみは乙女であった。 「実は…なに?」 「な、何でもないわよ」 「?まぁ、かがみだから許してあげる♪」 「…こなた、ありがと…」 恋人には優しいこなた。 「とみせかけつつ、許しません!」 前言撤回。恋人でも厳しかった。 「そ、そんな…」 「でも、かがみんだから一つ条件つけて許したげる♪」 人の車を勝手に破壊した奴に許す権利とかがあるのかは不明である。 「…なに…?」 「…ちう♪」 「…!!」 ちう、とは勿論チュー、つまりキスである。血膿とかの略ではないのであしからず。 こなたは路駐を許す代わりにキスせよと言っているのだ。変態婦警である。 こんなヤらしい婦警を前にした弁護士はというと… (…うっしゃぁ!!) なにが、うっしゃぁ、だ。こっちもまた、変態弁護士であった。 今は夕方の駅前、つまり帰りがけのリーマンとか学生とかがかなりいる。 そんな中で2人はあらぬことをしようとしていた。 …婦警と弁護士なのに! さていよいよキスをしようではないかむははは、なかがみんだったが…1つ大事なことを忘れていた。それは… (私、正○丸飲んでたんだ…!) 何が大事なことかといえば、先ほどかがみは某腹痛薬を飲んでいた。 その薬は、におい、がナカナカのツワモノなのであった。 残念ながらかがみは、ザ・乙女なのでそんな口ではキッスはできないのだった。 「はい、かがみ……して……」 (きゃあきゃあきゃあ、か~わ~い~い~~!!) 確かに頬を赤らめつつ目を瞑るこなたの表情が変態弁護士の心を壊すのは簡単だった。 だがキスしたくてもできない。なんてこった。 (やだ、したいよ…でも、するのはやだ…あぁ、シメサバめ!) やっぱりシメサバだった。 「……かがみ…?」 「…わ、私……」 「………もう、いいよ」 「え?」 シュンとするこなた。 「…いいんだよ、やっぱ私なんて好きじゃなかったんだね…」 こなたは勘違いした。明らかにキスの空気だったのにしないならそうとっても致し方ない。 「…ばいばい、かがみ…ぐすっ」 こなたは車を降りようとする。しかも半泣きである。あーあ。 「こなた…!!!」 突然かがみは降りようとしていたこなたの制服をひっぱり、そして… 「ちゅっ☆」 かがみからの熱いキス。 パアァっと明るくなったこなたはご機嫌になった。単純・純粋なこなたであった。 「ありがと、かがみん♪…でも、さっきのキスの味…」 「い、言うな!私がひたすら隠したかった事実をいうな!」 くすっと笑うこなた。全てを悟ったらしい。単純ながら理解が速いのであった。 「じゃ、かがみ…私仕事に戻らなきゃ」 「…ちょっと待った」 「…?」 「車の修理までつきあいなさいよね!」 かがみはこなたを帰そうとしなかった。 こなたもこなたで嬉しそうな表情。 もう、結婚しちゃえよ。 「…おっけー♪」 2人の恋路は終わらない。 完 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!笑(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-07-28 14 28 11) 何だこれww -- 名無しさん (2013-02-17 13 13 37) 俺もまぜろーい。 すみません暴走しました。 -- 名無しさん (2010-01-07 02 29 27) ハッテン場行く時はいつもメンパウ使ってます。全身敏感になってトロけそうです。 Love Herb http //kimeseku1.com -- take (2010-01-04 20 02 25) NON STOP!!! -- 名無しさん (2009-11-28 13 08 30) ひゃっほーい♪ 襲っちゃえ! 朝からのノリでした。 -- 名無しさん (2009-11-03 08 12 20) うほーい♪合体しちゃえ☆ 以上夕方のノリでした。 -- 名無しさん (2009-05-17 17 46 47) やっほーい♪渡仏だぁい☆ すいません深夜のノリでした。 -- 名無しさん (2009-05-16 02 50 03) うほーい♪ おっぱいみせろー すいません 調子に乗りました -- 名無しさん (2009-05-14 02 48 30) そうだー結婚しちゃえー♪ -- こなかがは正義ッ! (2009-05-13 12 33 00) いえーい♪結婚しちゃえー♪ …すみません取り乱しました -- 無垢無垢 (2009-05-13 12 31 10) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
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今日 - 合計 - 喜国雅彦印 笑う婦警さん パチスロハンターの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 17時08分25秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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