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戻る 切に完結ほしてほしいss -- (名無しさん) 2011-11-16 00 04 01 去年書きはじめたやつか、偉い古いな -- (名無しさん) 2011-11-16 00 20 43 ここまで書かないでいると完結は難しいんじゃないかな? -- (名無しさん) 2011-11-16 03 48 09 お願いですから続きを… -- (名無しさん) 2011-11-16 03 56 39 続きをぉ -- (名無しさん) 2011-11-16 05 50 08 惜しいな。 -- (通りすがり) 2011-11-16 07 02 32 おもしろい! -- (名無しさん) 2011-11-16 12 24 14 これは鬼畜澪ちゃん -- (名無しさん) 2011-11-16 14 07 53 冷たく澄んだ澪の視線は、梓の炎を逆に燃えたぎらせた。追い込まれた彼女が唯に仕掛ける甘い罠。堕ちていく梓を見つめる律の瞳は、救いとなりえるのか。すべてを見てきたムギが遂に動きだす。次回「ムギ別荘の熱い夜」。来週もサービス、サービスぅ! …と行ってもらいたいとこだ。 -- (続いてほしいってことさ) 2011-11-17 00 53 38 「悩み事がある」 「おう」 「それだけ」 「おう!?」 のやりとりで不覚にも吹いた。 まれにみる良作の予感なのに、未完はもったいないな。 -- (名無しさん) 2011-11-17 15 46 33 好き嫌いが分かれそうなのに平和な米欄、それだけ良い文章って事だよな -- (名無しさん) 2011-11-20 05 00 50 梓→澪→←唯が正しい表記では? -- (名無しさん) 2011-11-20 05 09 59 くぅ…これはマジに続きが欲しい… -- (名無しさん) 2011-12-07 01 24 09 これ本当に好きなんだ…ずっと待ってるよ -- (名無しさん) 2012-09-25 00 54 58 これは…! -- (名無しさん) 2012-09-25 03 16 41 圧倒的な文章力 -- (名無しさん) 2012-09-26 01 44 12
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「――――告げる」 もう、何もかもがどうだって良かった。 夜遅くに親の許可も取らず歩き回ろうとも。 寂れた工場に無断で侵入しようとも。 床に落書きしようとも、訳の分からない呪文を唱えようとも。 怪しげな儀式を、始めようとも。 どうだって良い。何がどうなっても構わない。 『君は僕を虐めてそんなに面白いのかい』 『もう、会いたくない。二度と来ないでくれ』 いっそ、何もかもがめちゃくちゃになってしまえばいい。 「汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に」 もしくは。 こんな馬鹿なことをして、私自身がめちゃくちゃになりたかったのかもしれない。 「聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」 茫洋とした頭で呪文を唱えながら、私はどうしてこんなことをしているのかを思い出していた。 ★★★ 「お嬢ちゃん、こんな時間に一人は危ないよ」 そう言って声をかけてきたのは、見るからにホームレスと分かる襤褸布のような老婆だった。 病院から逃げてきたあと、私は何も考えられずにただ街をぶらぶらしていた。 時間感覚までもが麻痺していたのか、辺りはいつの間にか真っ暗になっている。 ここは、この街の悪いものをそのままごちゃ混ぜにしてぶちこんだ路地裏だ。 クラスの噂話では、殺人鬼が潜んでいるだとか、クスリ売りがぶらぶらしてるだとか、隣のクラスのAちゃんがここで暴漢に襲われただとか、 人という人を呪っている魔女のすみかだとか、聞いていたけど。 この老婆は、正しくそんな感じに見えた。 「今まで何もなかったのかい?運が良かったねえ。 もし一つ違う道に行ってたら今頃死ぬより辛い目にあってたかもしれないよ」 「あんたには関係ないでしょ」 突き放すように、言葉をぶつける。 彼女の緩慢な動きと、こちらを労るような、上から見下ろすような物言いに、イライラする。 昆虫みたいにギラギラ輝く目玉も、黄ばんであちこち抜け落ちている歯も、怖くなかった。今なら何だって出来そうだ。誰かに襲われるとか殺されるとか、何とも思わない。 襲えるものなら襲ってみろ。 殺せるものなら殺してみろ。 「破滅願望、なるほどねえ」 「……なによ」 ヒッヒッヒと猿のように笑いながら、老婆がこちらに近づいてくる。 もし何か危害を加えるつもりなら――■してやる。 その目玉に指を突き入れて、そこらの角材で手を、足を、身体を打ち据えてやる。 泣き叫ぼうが懇願しようが関係ない。情けも容赦も今の私には必要ない。 さあ、来るなら来い。■してやる■してやる■してやる―― 「あんた、男に振られたね」 「なっ!」 思わず、声に出してしまった。 顔面に熱が集まるのが分かる。取り繕うとしたがもう遅い。 そんな私を見て「図星だろう」と笑いながら、老婆は更に、歩を進める。 どういうことだ。もしかして私の心を――読んだのか。 分かりやすい暴力ならば理解は出来る。 だが、こういうのは……理解の範疇外の出来事は……怖い。 さっきまでの気概は何処に行ったのか、足は自然と後ろに下がっていた。 「しかも、かなりこっぴどくふられた」 「……れ」 「でも、その原因はあんたにはないね」 「……まれ」 「どうしようもない不幸のせいで、あんたは」 「――――黙れ!」 聞きたくない。 聞きたくない聞きたくない聞きたくない! 私のことはどうだって良い。 今までだって見返りも無しにCDを探したり話をしに行ったりもした。 お見舞いなんて、彼の……上条恭介の苦しみを思えばどうってことなかった。 でも。 もう、恭介の腕が絶対に治らないなんて。 そんなのは、悲しすぎる。 「良い子なんだねえ、お嬢ちゃん」 「私は……私は良い子なんかじゃ」 良い子なはずがない。 恭介のために何も出来ない私なんか、私なんか、 何の価値もない。 「何を犠牲にしても叶えたい願いが、お嬢ちゃんにはあるのかい?」 剥がれ落ちていく強がりのメッキの下に、老婆――魔女はするりと入り込んだ。 「教えてあげるよ、願いを叶える方法を」 ★★★ 「我は常世総ての善と成る者」 老婆から借り受けた魔術的道具は、今や煌々と輝きを放っていた。 魔術の実在に驚くことよりも、上手く出来たという喜びの感情が先に立つ。 これで、願いを叶えることが出来る。恭介の腕を治してあげることが出来る。 私は無力じゃない。役立たずじゃない。 私は今から――――恭介の救世主になるのだ! 「我は常世総ての悪を敷く者」 例え……何もかもがめちゃくちゃになったとしても。 例え……どんなものを犠牲にしてでも。 暗い中、携帯の明かりを使い頑張って書き上げた魔法陣の中心には、触媒が置いてある。 それは白い胴と赤い目を持った、蛇の剥製。 幾つか見せてもらった中で、何故こんな気持ち悪いものを選んでしまったのかは分からない。 理屈ではない、直感が囁いたのだ。これは、願いを叶えてくれそうだと。 「汝三大の言霊を纏う七天」 これで、 『さやかはCDを見つけてくる天才だね!』 詠唱が、 『ありがとう、さやか。実は、僕は君のことが……』 「抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」 『あたしもだよ、恭介』 終わる。 「君が、僕のマスターですか」 薄い銀色の髪、にやけた顔、黒と白の着物。 そして、腰に差した日本刀。 こうしてあたし、美樹さやかとランサー、市丸ギンの聖杯戦争が始まった。 全ては、恭介のために。
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戻る NL長編SS んー…これをわざわざ澪誕にしなくてもなぁ 普通に祝ってあげれば良いのに。 -- (名無しさん) 2015-01-18 23 27 17 読ませる話だが、後味はよくないね。 最後は澪にとってもいい終わり方でいてほしかった。 これほど曜子が魅力的でしっかりしたキャラを持ったss も初めてだ。 -- (名無しさん) 2015-01-19 01 27 22 救われないなぁ -- (名無しさん) 2015-01-20 15 39 45 最後は律も!で終わってほしいとは思ったし、誕生日にはふさわしくないかもしれないけど、 内容自体は完成度高いと思うけどね。 -- (名無しさん) 2015-01-22 00 41 09 このタイトルのドラマの登場人物の冬彦さんに因んで何故豊崎愛生のニックネームに豊彦が定着した? -- (名無しさん) 2015-01-22 17 40 42 この澪サイコパスっぽいな。 気の毒だけど、好きにはなれない。 曜子の方が変則的だが愛情深い。 -- (名無しさん) 2015-01-23 00 33 43 澪はこの後どうなるんだろう… -- (名無しさん) 2015-01-28 01 50 30 脇役に良いキャラがいるよね。 -- (名無しさん) 2015-04-20 01 20 00 これ誕生日に持ってくるのはとも思うけど、出来はいいんだよなぁ。 -- (名無しさん) 2015-11-22 23 27 43 ある意味衝撃的な誕生日ss -- (名無しさん) 2016-01-13 23 11 59
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発言者:ジャハーナーラ・ベーグム 対象者:神代直 『最終章・ふたり』より、ついに明かされる神代直とナーラの接点。 ただ磨り減っていくだけだった幼い少女が、こんな風に救われたいと願った優しい日々の光景。 ―――真実は明かされる。神代直は、震災直前に本物の古雅幸を自らの手で殺していた。 やり場のない怒りと悲憤に苦しむ直は、ナーラの言葉により自分は一度震災に巻き込まれた後、再生させられたのだと知る。 それに対し彼は、「なぜ生き返らせた、なぜ死なせたままにしてくれなかったのか」と激しい怒号を浴びせるも――― 知性群体の巫女となった褐色の少女は、表情一つ変える事無く、ひどく穏やかな声でその答えを告げる。 『ナオとサチに、人類のお手本になって欲しかったからだよ』 『ずっと、二人を見ているのが好きだったから。この世で一番、幸せそうな二人だったから……』 薄汚いアパートの一室で、養親からの過酷な性的虐待に曝される、ナーラという少女が経験した地獄の日々。 ───それでも、彼女には部屋の窓から見える景色の中で大好きなものが一つあった。 “それは毎日決まった時間に、土手の上の通学路を自転車で通る男の子と女の子の姿” 『それが、ナオとサチだったの。まるで、天国の景色を見ているみたいだった。“私”と同じ世界に生きている人間だとは思えなかった』 “自分の現実では、決して見ることも触れることもできない、心の底から善なるもので満たされた人間の優しい笑顔” “それがこの世にあると確かめられることが、地獄の日々の中で唯一の慰めだった” そして、虚空からの使者とリンクしたナーラは……祈った 『だから、人類を融合同化する基準点を選ぶなら、あの二人こそがいいと思った。 “私”の大好きだったあの笑顔なら、きっとこの星すべての心を幸福(サチ)で染め上げてくれるだろうから』 だが、時計の針は、もう戻る事はない。致命的なものを掛け違ったままに。 この作品ひたすら間が悪すぎるんだよなぁ -- 名無しさん (2020-07-06 18 48 31) 間に合ったな -- 名無しさん (2020-07-06 19 01 09) 全く間に合ってないんだよなぁ -- 名無しさん (2020-07-06 19 48 49) ピタゴラスイッチの如く間の悪いの連鎖だからなぁ -- 名無しさん (2020-07-08 17 58 18) うんうんこれも綾模様だね♪ -- 名無しさん (2020-07-08 18 49 45) 幸先輩も万全の状態で生き返らせてやってよォ -- 名無しさん (2020-07-08 19 47 22) ↑ナーラちゃんがガチ百合属性持ちならワンチャン・・・でも今度は直が消えるけど -- 名無しさん (2020-07-08 23 58 05) ナーラが選んだのは二人だった、だけど基準として設定できるのは一個体のみだった 直が基準として確定できたのは運命の悪戯というか、邪神の采配というか…… -- 名無しさん (2020-07-09 00 28 06) 男女に関わる悲劇というと昏式さんぶっちぎってるよね。双血しかりこれしかりマゴベイしかり -- 名無しさん (2020-07-09 10 38 11) 確かに。このラインの原点たるヴァーミリアンも相当な気がするなぁ…三本指のオリジン的に -- 名無しさん (2020-07-09 19 44 42) 直死んだら死んだで結局最後の独白が私は1人で生きていくに変わるだけなの本当ひどい -- 名無しさん (2020-07-09 19 45 53) 実際ホントに「ナーラが見てた」時の二人は幸せだったんだけどねえ…… -- 名無しさん (2020-07-10 03 16 46) まあどのタイミングで誰を選ぼうが群体の乱暴さ考えると世界滅ぶというかむしろ人類が人間として生き残れる数少ない状態だったと言えるかも。え、なんの救いにもならない? 俺もそう思う -- 名無しさん (2020-09-12 13 59 54) 名前 コメント
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発売日 2020年10月30日 ブランド アトリエさくら タグ 2020年10月ゲーム 2020年ゲーム アトリエさくら キャスト 夢月やみ(花村愛佳) スタッフ 企画:アトリエさくら シナリオ:づか キャラクターデザイン/原画:かん奈 プログラム:タンタン、タタン スクリプト:5島縣痔 デバッグ:ALLアトリエさくらスタッフ CG彩色:睦月山羊,あつお,ネタミビト,hira,武藤采,めろ☆かつし 背景/システムグラフィック:睦月山羊 パッケージ彩色:睦月山羊 BGM:Water apple,project lights,A.F.D.K(Rave In Groove),七星音男 音声製作:AG-promotion 音声収録ディレクター:小中大 音声制作担当:池田大輔 広報:木霊 スペシャルサンクス:アイチェリーPG開発チーム,有限会社ポジション,おんぼろ月 プロデューサー:木霊 ディレクター:バリバリバルカンパンツ
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光が広がって――――― 気が付くと初音ミクは見知らぬ空間に居た。 無論、五体満足でであり、身体に目立った外傷はない。 ただ呆然としてミクはそこにいた。 しかし、彼女は死んだ筈ではなかったのか。 ガンダムMK-2のビームライフルを受けて、その命を呆気なく散らしたのは紛れも無い事実だ。 けれど、彼女は現にそこに居る。 それもまた事実なのだ。 「ここ……は?」 「さぁ、私にも分からないわ」 思わず呟いた疑問の声だったが、返答があった。 声のした方向を見ると、そこには先ほどまで行動を共にしていた長髪の女性が居た。 「ティア……さん」 彼女に少し思う所があるミクは複雑な心境でそう口を開いた。 見た限りティアはこの場でも冷静で、相変わらず気軽に接することができそうにない。 そんなティアの態度に精神的疲労を感じていたミクは、彼女の存在に僅かながら苛立ちを感じていた。 有り大低に言えば、好きになれそうにない、ということだった。 「少なくともさっきまでの空間とは違うわね。 クリフォトという訳でもなさそうだし。少なくとも私はこんな場所は知らないわ」 そんなミクの心情を知らずか、あくまで冷静にティアは告げる。 その視線の先にあったのは、空。 つられてミクも見てみると、 「あっ……」 そこには0や1という数字が縦横無尽に走る、見ようによっては幻想的とも言える光景が広がっていた。 奇妙な光景だが、ミクが驚いたのはそんなことではない。 その光景にミクは――見覚えがあったのだ。 「私は……確か、ここで生まれて……」 「え?」 ミクが譫言のように呟いた言葉をティアが聞き返そうとした時、 GAOOOOOOOOOOOOO! 鼓膜を揺さぶる痛烈な咆哮が場に響いた。 驚いて振り向くと、そこには 「恐……竜……?」 恐竜、という表現が最も似合う何かが居た。 そいつは何故だか怒り狂ったように咆哮していて、その鋭い眼光をこちらに向けている。 その姿に今この状況など忘れて、二人は恐怖を感じた。 「ななななな何だか、怒ってますよ。 わ、私は別に何もしていませんよぉぉぉぉ!」 「モンスターに話なんて通じないわ。 とにかく逃げるわよ」 そう言って、ティアはミクの手を引いて走り出した。 詠唱時間さえ稼ぐことができれば、譜術で対抗できるかもしれないが、ミクにそこまで求めるのは酷だろう。 そう判断して、ティアは逃走を選んだ。 しかし、相変わらず訳がわからなかった。 ここは果たしてどこなのだろうか。あのモンスターは一体何なのか。 そんな疑問を胸に抱きながら、ティアは走った。 彼女にはあずかり知れぬことだが、モンスターは名をティラノモンと言い、デジモンという種類のモンスターだった。 デジモンはデータの生物であり、そして溢れる0や1。 それらから予想されるこの世界の正体は一つ。 電脳世界だ。 彼女達は現実世界でビームに包まれた瞬間、近くにあったパソコンを通して電脳世界に迷い込んでしまったのだ。 しかし、平沢唯の手によって(正確には足だが)電脳世界は消されたのではなかっただろうか。 否、平沢唯がやったのは民家のパソコンの電源を落とす、ということでありそれだけではインターネットには何も影響はない。 つまり、消滅したのはその民家のパソコンの電脳世界であり、他の電脳世界は依然として存在しているのだ。 そういうことにしておこう。 そして、電脳世界が残っているということは彼らも…… 「花散る天幕<ロサ・イクトゥス>!」 「舞武!」 二つの声が響き、次いで鋭い斬撃の音がした。 ティアが振り向くとそこでは、赤い男装を着た女性と橙の服の少年が剣を振るっていた。 突然の不意打ちに怯むティラノモン。 その隙を逃さず、二人は追い撃ちを掛ける。 そして 「喝采は万雷の如く<バリテーヌ・ブラウセルン>」 赤い女性が外国語らしきややこしい技を放ち、ティラノモンは撃破された。 【ティラノモン@デジモンシリーズ 死亡確認】 何だかよく分からないが助かったらしい。 ミクとティアは安堵の溜息を着いた。 「ふぅ、終わったか」 するとどこからか、気だるげな声と共に別の少年が現れた。 彼は危機は去ったというのにやたら険しい顔をしている。 「さて、トイレを探そう」 「まだそんなことを言っているのか。 少しは我慢しろ」 少年の言葉に赤い女性が冷たく言葉を返した。 それを橙の少年がまぁまぁと諌めながら、ティアとミクに話しかけた。 「大丈夫ですか?」 「ええ、別に怪我はないわ」 そうして二つのパーティが接触し、情報交換に至った。 先ず、ここは電脳世界だということ。 次にトイレを探していた少年はキョンと呼ばれているらしいこと。 赤い女性はセイバー、と呼べば良いとのこと。 をミクとティアは聞かされ、同時に自分達の境遇も話した とはいえ、彼らのことを完全に信用していないティアは最低限のことしか語らなかったが。 ちなみにキョン、セイバーの両名ともに平沢唯によって消滅させられていたが、それはあくまで一部の民家のPC内の話だ。 そういうことに(ry 「そろそろ私達も別れた方が良いわ。 五人でいると首輪を何時爆発させられるか分からないわよ」 実はもうその制限は解除されてるのだが、戦闘のせいで放送が聞こえなかった彼らはそのことを知らなかった。 という訳で別れることに。 「そうだね。ところで……パーティ編成はどうしよう。 必然的に2:3ってことになるけど」 「……私はそのお姫様とは性格的に一緒に居られそうにないわね」 「余は姫ではない。王だ」 「同じことよ。まぁ無駄な軋轢を避ける為にも別れましょう」 と軽く議論が交わされた後、彼らは二つに別れた。 一つはティアとキョンの二人。 もう一つは―― 「カイトさん、で良いんですよね」 ミクとセイバー、橙の少年カイト、の三人だ。 ミクはティアに苦手さを感じていた為に別れることになった。 結果、こうして三人でパーティを組むことになったのだった。 「私、KAITOっていう名前の兄が居るんです」 「へぇ、僕と同じ名前なんだ」 【一日目・2時10分/電脳世界/天候・果たして電脳世界にそんなものがあるのか】 【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】 【状態】腹痛(大) 【装備】なし 【道具】不明 【思考】 1:トイレを探す。 【ティア・グランツ@テイルズオブジアビス】 【状態】健康 【装備】ナイフ 【道具】支給品一式 その他不明 【思考】 基本:殺し合いからの脱出 1:電脳世界から出る 2:知り合いを探す 【初音ミク@VOCALOID】 【状態】精神疲労 【装備】逆刃刀@るろうに剣心 【道具】支給品一式 他不明 【思考】 1:電脳世界から脱出する 【セイバー(ネロ)@Fate/EXTRA】 【状態】健康 【装備】赤セイバーの剣@Fate/EXTRA 【道具】不明 【思考】 1:奏者を探す。 【カイト@.hack】 【状態】健康 【装備】ツインダガー@モンスターハンター 【道具】不明 【思考】 1:殺し合いから脱出する。
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2013年5月26日(日)東京都・Zepp DiverCity OPEN/START 18 00/19:00 ずっと好きだったんじゃけぇ~さすらいの麺カタPerfume FES!!」 出演:Perfume、斉藤和義 セットリスト:
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1372080780/ 京太郎「咲ー」 咲「京ちゃん?」 京太郎「学食行こうぜ、今日もレディースランチが美味そうでさー」 咲「ええっ、また? 私本読んでるのに……」 京太郎「と言いつつ毎回断らずに付き合ってくれる咲様に感謝を禁じ得ない俺がいる」 咲「だって京ちゃん、断ったら泣いちゃいそうだし」 京太郎「失礼な、そのくらいじゃ泣かねえよ……ただ毎日恨み言を言いながら お前が読みたい本を図書室や図書館から先に借り続けるだけだ」 咲「酷すぎるからやめてよ、そういうの!?」 京太郎「それが嫌ならおとなしくレディースランチを代わりに頼んでくれ。 それだけで俺幸せ、咲も幸せ、みんなが幸せ」 咲「もう、京ちゃんったら……」 ――学食 咲「はい、レディースランチ」 京太郎「おぉ、サンキュー。 いただきまーす」 咲「……」 京太郎「んー、うまい! 咲を捜したかいがあるってもんだな!」 咲「ねぇ、京ちゃん」 京太郎「んー?」 咲「なんでいつも私にレディースランチ頼むの? 京ちゃんは友達いっぱいいるんだからわざわざ私を捜して頼まなくても……」 京太郎「……」ポカーン 咲「京ちゃん?」 京太郎「……いや、なんとなくだよなんとなく」 咲「なんとなく、かあ……ふうん」 京太郎「……はあ」 京太郎(こいつ、文学少女のくせに人の気持ちに鈍すぎ……) 「おっ、また須賀の世話か。 咲ちゃんはいい嫁さんだな」 咲「嫁さん違います!」 京太郎(この即否定もキツいんだよなあ……脈なしって言われ続ける俺の気持ちもうちょっとくんでほしいんだけど) 咲「京ちゃん、どうしたの?」 京太郎「なんでもない……」 京太郎(うまいレディースランチが味気なく感じるぜ……)ガクッ 咲「……?」 ――部室 京太郎「ちわーす」 咲「こんにちはー」 和「こんにちは」 優希「タコスが来たか!」 京太郎「お前なんで俺がタコス持ってるのわかるの……怖いんだけど」 優希「匂いがしたからな!」 京太郎「犬かお前は」 優希「誰が犬だこらー!」 京太郎「お前がいつも人に言ってる事だろうがよ!」グリグリ 優希「ぐああ、やめろこの犬ー!」 京太郎「自分が嫌なら人に言うなっつうんだよ!」グリグリ 優希「助けてのどちゃーん!」 和「ゆーき……残念ですけど自業自得です」 優希「うええっ!?」 京太郎「和の許可も出たな……覚悟しろや優希!」 優希「いやだじぇー!」タタタッ 咲「きゃっ!?」 優希「咲ちゃん、咲ちゃんは私を見捨てないよな?」 咲「え、えっと……」 京太郎「咲、そいつを引き渡してもらおうか……」 咲「京ちゃん、ちょっと落ち着いて……」 優希「どうだ、咲ちゃんがいるから手を出せないだろ!」 京太郎「なっ、卑怯だぞ優希!」 咲「あれ、いつの間にか私が人質みたいになってる!?」 京太郎「優希!咲を解放しろ、田舎のタコスも泣いてるぞ!」 優希「うるさいうるさい!もう私にはこうするしか道はないんだじょ!」 咲「わ、私はどうすれば……」 まこ「なにしとるんじゃあんたらは」ペシッ 優希「あうっ!」 京太郎「あっ、染谷先輩」 和「先輩も来ましたしそろそろ練習しましょうか」 久「ちなみに私もいるわよ」バタンッ 咲「なんでロッカーから!?」 久「驚かせようと思って隠れてたらつい寝ちゃって……」 まこ「あんたは小学生か……」 和「あの、練習……」 優希「うーん、なかなか楽しかったじぇ。京太郎、タコス!」 京太郎「しょうがねえな……ほらよ」 優希「わーい!」 和「練習……」 咲「もう、巻き込まれた時はどうしようかと思ったよ……」 京太郎「悪い悪い」 咲「京ちゃん、悪いと思ってないでしょ?」 京太郎「まあな!」 咲「京ちゃーん?」ジトー 京太郎「おいおい、そんな睨むなって。か、可愛い顔が台無しだぜ?」 咲「またそんな事言ってご機嫌取ろうとして……」 京太郎「……いや、事実なんだけどな」ボソッ 咲「何か言った?」 京太郎「……なんでもありません」 和「だから練習しましょうよ!!」 京太郎「よっしゃ、通らばリーチ!」 和「ロン、5200です」 京太郎「……はい」 優希「私の親を何流してくれてるんだ京太郎のバカー!」 京太郎「そんなもん知らねえよ!」 優希「なんだと!」 京太郎「なんだよ!」 まこ「やめんか、見苦しい!」 咲「こ、これだよね……?」ロン 咲「あ……また負けちゃった」ガクッ 久「咲はネト麻だと本当に勝率落ちるわねぇ」 咲「だって牌が……」 久「見えないんだっけ?」 和「牌が見えるとかそんなオカルトありえません……」 咲「そんな事言われても……あ、あれ?」カチカチ 久「どうしたの?」 咲「パ、パソコンが……」 久「あら、フリーズしちゃってるわね……須賀君、ちょっと見てもらえる?」 京太郎「いいですよ、今ちょうど終わりましたから」 咲「ご、ごめんね京ちゃん」 京太郎「謝らなくていいって。どれどれ……うわ、こりゃ見事に固まってんな」カチカチ 咲「な、直る?」 京太郎「まあこれくらいならたぶんなんとかなるんじゃないか……」カチカチ 咲「よかったあ……ありがとう京ちゃん」ニコッ 京太郎「……!」ドキッ 京太郎「べ、別にこれくらい余裕だ余裕!直せない咲がおかしいくらいなんだっての!」 咲「むっ、素直にお礼言ったのに……それに私パソコン持ってないんだからしょうがないじゃん」 京太郎「へっ、そんなんだからいつまでもポンコツなんだよ咲は」 咲「ひっどーい!」 優希「……相変わらず仲いいじぇ」 まこ「なんじゃ、やきもちか?」 優希「んなっ!?そ、そんなんじゃないじぇ!」 久「はい、それロンよ」 優希「うっ……」 久「リアルの情報に惑わされてたのは一人だけじゃないって事かしらね」 和「なんでそこで私を見るんですか」 ――部活終了 久「じゃあ今日はここまで。暗くならない内に帰るようにね」 まこ「あんたはお母さんか」 久「それはどっちかと言えばまこね」 まこ「どういう意味じゃ!」 久「ご想像にお任せするわ。じゃあみんなまた明日ね」 まこ「待たんかこら部長!」 優希「私達も帰るかー」 咲「あっ、私は図書館寄るからみんな先に帰ってていいよ」 和「お一人で大丈夫なんですか?よかったら待ちますけど」 咲「大丈夫だよ。それに帰りに夕飯の買い物もするつもりだから」 和「そうですか……それじゃあお先に失礼しますね」 優希「また明日な咲ちゃーん」 咲「うん、また明日」 京太郎「あれ、咲だけか?」 咲「あっ、おかえり京ちゃん。みんなは先に帰っちゃったよ」 京太郎「咲は和達と一緒に帰らなくてよかったのか?」 咲「私は図書館に寄ってこうかなって思ってて」 京太郎「ああ、なるほどね」 咲「うん、だから京ちゃんも先に……」 京太郎「じゃあ早く図書館行こうぜ。真っ暗にならない内にな」 咲「へっ?」 京太郎「なんだよ、その猫が役満くらったみたいな顔は」 咲「京ちゃんも図書館に用事があるの?」 京太郎「いや、ねえけど」 咲「じゃあなんで京ちゃんも図書館に行くみたいな言い方……」 京太郎「えっ、それは……」 咲「それは?」 京太郎「……ほ、ほら最近不審者が出没してるって話じゃんか?」 咲「そういえばそんな話を先生がしてたような……この前は高遠原中学に出たって聞いたけど」 京太郎「そうそう、それだ」 咲「……もしかして京ちゃん、私を心配してくれてるの?」 京太郎「ま、まあな」 咲「被害にあってるのは小学校とか中学校だから大丈夫だと思うけど……」 京太郎「そんなのわかんねえだろ、今までは高校に手出してなかっただけかもしれねえ」 咲「そんな心配しなくても大丈夫だと思うけどなあ……」 京太郎「いいんだよ、注意一秒なんとやらって言うだろ!ほら、行くなら早く行こうぜ!」 咲「あっ、京ちゃん待ってよー!」 ――図書館 咲「じゃあちょっと借りてくるね」 京太郎「おぉ、適当に立ち読みでもして待ってるわ」 咲「本を粗末に扱ったらダメだからね?」パタパタ 京太郎「どういう注意だよ……さてと、どうするかな」 京太郎(俺も本でも借りてみるか?そうすりゃ少しは咲と話題が共有できるしいいかもしれないな) 京太郎「とするとどんなのがいいかな……」 京太郎(あんまり分厚いのは間違いなく寝るからパス、難しそうなのも内容頭に入らないからパス……) 京太郎「おっ、なんか良さそうなの見つけた」 京太郎「中学からの同級生の微妙につきあいが長い男女が主人公の恋愛小説ねぇ……なんかどっかで聞いた設定だな」 京太郎「……」 京太郎(主人公とヒロインは中学時代に出会ってからお互いに気の置けない関係) 京太郎(その仲の良さから時々幼なじみと間違われたり、恋人とからかわれたりする事も あるけど気まずくなったりせず良好な関係を築いていた) 京太郎(ある日、主人公は一人で本を読んで過ごす事が多いヒロインを昼飯に誘い、 話の流れから自分の所属する部活に連れていく) 京太郎(たいした考えがあって部活に連れていったわけじゃなかった主人公だったが、 実はヒロインはその種目において天才と言えるレベルの実力者だった) 京太郎(そこから初心者の主人公と実力者のヒロインはすれ違っていく……) 咲「京ちゃん?」トントン 京太郎「うわっ!?な、なんだ咲か、ビックリさせるなよ……」 咲「何回も呼んだんだけどなー」 京太郎「そ、そうなのか?」 咲「そうだよ。でもずいぶん集中してたね……何か面白い本があったの?」 京太郎「あ、ああ、まあな……ちょっと俺もこれ借りてくるわ」 咲「京ちゃんが本を借りるなんて……明日は間違いなく雨だね」 京太郎「うっさい」 京太郎(結末が気になってしかたねえ……くそっ、読んでてやっとわかった……設定が俺達と似すぎだっつうのこの小説) ――須賀家 京太郎「……」ペラッ 京太郎「マジかー……」 京太郎(まさか最終的に主人公とヒロインがそれぞれ別の登場人物とくっつくとは思わなかったわ……) 京太郎「なんか納得いかねえけどみんな笑えてるしハッピーエンド……なんだよな」 京太郎(俺と咲もこのままいったらこうなるのか?) 京太郎「……馬鹿馬鹿しいな。これは所詮物語なんだ、俺達がこうなるとは限らねえ……」 京太郎「限らねえんだ……」 京太郎「Zzz……」 咲「京ちゃん」 京太郎「Zzz……」 咲「京ちゃんってば!」 京太郎「ん……咲?」 咲「もう、ちょっと目を離した隙に寝ちゃうんだから困っちゃったよ」 京太郎「……えっ、お前、なんでここにいるんだ!?」 咲「なんでって、ここは私達の家だし」キラッ 京太郎(私達って……それに今咲の左手薬指に光ったのは……えっ、もしかして俺、咲と結婚したのか?) 「ママー」 咲「あっ、ごめんね。せっかく一緒に遊んでたのに」 京太郎(こ、子供もいるのかよ……まいったな、昔の夢でも見てたのか?) 「あっ、起きたんだ!」 京太郎(おっ、あれが俺と咲の子供……) 「おはよう、京太郎おじさん!」ピンクガミ 京太郎「……えっ?」 京太郎(なんで?なんで俺と咲の子供なのに髪がピンクなんだよ?) 「京太郎おじさん、麻雀しようよ麻雀!」 咲「ダーメ、まだご飯食べてないんだから」 「はーい……」 「ただいま帰りました」 咲「あっ、帰ってきた!」 京太郎(なんだよ、なんなんだよ、おかしいだろ、おい、待てって……) 咲「おかえりなさい、あなた」 和「ただいまです、咲さん」 「和ママー!」ギュッ 和「ふふっ、○○は甘えん坊ですね。あっ、いらっしゃい須賀君」 京太郎「な、なんで、咲と和が結婚して……それに子供なんて、どうやって……」 和「あら、知らないんですか須賀君……IPS細胞で同性同士でも子供は作れるんですよ」ニッコリ 京太郎「……うわあああああああああ!!」 京太郎「うわあああああああああ!!」ガバッ 京太郎「はあ、はあ、はあ……ゆ、夢?」 京太郎「心臓、止まるかと思った……今もすげえバクバク言ってるし」 京太郎(あの小説の影響か……くそっ、嫌な夢見ちまった!) 京太郎「うわ、汗びっしょりだし……シャワー浴びてこよ」 京太郎(だけど、相手が和じゃないにしろいずれはあんな未来が待ってるのか……) 京太郎「やってらんねえ……」 ――清澄高校 京太郎「ふああ……」 咲「京ちゃん、寝不足なの?」 京太郎「ちょっと夢見が悪くてな……」 咲「へぇ、京ちゃんが夢くらいでそんな風になるの珍しいね」 京太郎「そうか?」 咲「うん……ちなみにどんな夢だったの?」 京太郎「えーっと……」 京太郎(お前と和が結婚した夢を見たとか言ったら怒るんだろうな……つうかそれ下手したら俺が咲が好きってバレるし) 京太郎「……タコスになって喰われる夢」 咲「うわあ……確かにちょっとキツいね」 京太郎「だろ?」 京太郎(だけどこのままじゃよくないんだろうな……どうしたもんか) ――屋上 京太郎「はあ……」 京太郎(動かなきゃ始まらないのはわかってる……だけど咲の様子を見てたらどうしても足踏みしちまう) 京太郎「情けねえなあ……俺」 優希「全くだな、見てて憂鬱になるレベルで暗いじぇ、京太郎」 京太郎「なんだ優希か……何の用だよ、タコスはねえぞ」 優希「そんなのわかってるじぇ。私が来たのは一ついい事を教えてやろうと思ったからだ」 京太郎「なんだよ?」 優希「……うちのクラスの男子が近々咲ちゃんに告白する」 京太郎「はっ!?」 優希「それだけだ、じゃあな……お前が考えてるより時間はないじょ、京太郎」 京太郎「お、おい優希!?マジ、かよ……」 優希「何してるんだろ、私。馬鹿みたいだじぇ……グスッ」スタスタ ――部室 京太郎「……」 咲「ツモ。嶺上開花です」 京太郎(咲に告白か……むしろ今までなかった方が不思議だったんだよな) 咲「……」 京太郎(それでもなかったのは、俺がいたからなんだろうなやっぱり……) 咲「カン!」 京太郎(だから俺は安心しきってたんだ。近くにいれば咲に告白なんてする奴はいない、ゆっくり時間をかけられるって) 咲「ツモ!」 京太郎(馬鹿か俺は……たかが中学時代からの付き合いでしかない分際で咲を縛れると思ってたのかよ) 咲「麻雀って楽しいね!」 京太郎(俺はあいつが麻雀が得意だった事すら知らなかったってのに……!) ――部活終了 咲「お疲れ様でしたー、じゃあ帰ろうか」 和「そうですね、それでは一緒に……」 優希「あー、のどちゃん!」 和「はい?」 優希「ちょっと話があるからついてきてほしいじょ」チラッ 京太郎「……!」 和「話ですか?いいですけど……」 優希「よし、じゃあ行こう、早く行こう!」 和「ゆ、ゆーき、引っ張らないでください……」 咲「どうしたんだろ和ちゃんと優希ちゃん……」 京太郎「……咲、ちょっと話があるんだけどいいか?」 咲「えっ……うん、いいよ」 ザアアア…… 京太郎「雨、降ってきた……咲の言うとおりだったな」 咲「昨日のは天気予報で知ってただけだよ」 京太郎「なんだ、そうだったのかよ……感心して損した」 咲「なにそれ、ひどいよ京ちゃん……本当に私には遠慮がないんだから」 京太郎「今さらだな」 咲「それはそうだけど……まあ、いいや。それで話ってなにかな?」 京太郎「ああ……」 咲「……」 京太郎「……」 京太郎(ダメだ、覚悟決めたはずなのに、口が動かねえ……言わなきゃいけないのに、もうこのままじゃダメなのに……) 京太郎「俺は……」 咲「ねぇ、京ちゃん、一つ聞いてもいい?」 京太郎「な、なんだ?」 咲「京ちゃんはさ、どうして私に色々構ってくれるの?」 京太郎「は?」 咲「昨日だってお昼休み、部活、終わった後……理由はあったけど京ちゃんは私と一緒にいてくれたよね?」 京太郎「……」 咲「私ってほら、あんまり自分を出せないから京ちゃんがいてくれて助かってるけど…… 京ちゃんは他にも友達いるのに私を優先してくれる事が多い気がしてなんでかなあって思ったの」 京太郎「……」 咲「ねぇ、どうして?どうして京ちゃんはなんだかんだ言っても最終的に私を優先してくれるの?教えて、ほしいな」 京太郎「それは……」 京太郎(理由?そんなもん、一つしかねえよ……) 咲「……ごめん、変な事聞いちゃったね。今のは忘れて……」 京太郎「好きだからだよ」 咲「えっ……」 京太郎「お前の事が好きだからだよ!」 咲「京、ちゃん?」 京太郎「俺はな、好きでもない奴にいちいちちょっかい出したり探し回って昼に誘ったりなんかしねえよ!」 咲「えっ、えっ」 京太郎「レディースランチを頼むのはお前と昼休み一緒にいたい口実だ! 部活中にちょっかい出すのは少しでも俺を見てほしいからだ! 心配するに決まってんだろ、どこの世の中に変質者出てるってのに好きな女の子夜に歩かせるバカがいるんだよ!」 咲「きょ、京ちゃん……」 京太郎「なのにお前ときたらそんな俺の気持ちも知らないで、 笑ったり冗談に乗ったりオロオロしたりして俺をドキドキさせやがって……いいか、俺はな!中学の頃から!」 咲「……!」 京太郎「お前の事が好きだったんだよ!」 咲「……」 京太郎「はあ、はあ……」 咲「京ちゃんが、私を好き?」 京太郎「そうだよ」 咲「嘘?」 京太郎「嘘じゃねえ!」 咲「夢?」 京太郎「夢でもねえ!」 咲「……」 京太郎「……」 咲「あ、あう、う……!」カアア 京太郎「さ、咲!?」 咲「み、見ないで!」 京太郎「えっ……」 咲「お、お願いだから見ないで京ちゃん……私、私……今、すごい顔赤くなっちゃってるからぁ……」 京太郎「……」グイッ 咲「きゃうっ!」 京太郎「……本当に顔真っ赤だな」 咲「きょ、京ちゃんのせいでしょ!?」 京太郎「やっべえ……すごい可愛い」 咲「な、なに言い出すの!?」 京太郎「あっ、また赤くなった」 咲「もうやだ!私帰る!手放してよ京ちゃんのバカ!」 京太郎「断る、まだ告白の返事を聞いてない」 咲「今の私に言わせるつもりなの!?」 京太郎「当たり前だ」 咲「うっ、ううっ……わ、私も……」 京太郎「私も?」 咲「私も!京ちゃんが好きでしゅ!」ガブッ 京太郎(あ、舌噛んだ……) 咲「い、いひゃあ……」ウルウル 京太郎(ヤバい、何してても可愛い。マジでヤバい、なんなのこの可愛い生き物) 咲「ひょ、ひょうひゃあん……」ウルウル 京太郎「咲……えっと、大丈夫か?」 咲「ううっ……」 京太郎「と、とりあえず手当てしないとな……」パッ 咲「!」タタタッ 京太郎「あっ、おい、咲!」 咲「京ちゃんのバカ、エッチ、麻雀ヘタ!」 京太郎「お、お前なあ!」 咲「…………そんな京ちゃんだけど私は大好き!」 京太郎「!?」 咲「ま、また明日!」タタタッ 京太郎「……」 京太郎「いいいやったあああああああ!!」 ――翌日 京太郎「咲ー」 咲「あっ、京ちゃん」 京太郎「学食行こうぜ、今日もレディースランチが美味そうでさー」 咲「また? しょうがないなあ京ちゃんは……」 京太郎「さすが咲!それでこそ俺の彼女だ!」 咲「そ、そういう事言わなくていいの!ほら、行くよ京ちゃん!…… も、もしよかったら今度お弁当作ってあげるからレディースランチばっかりはダメだよ?」 京太郎「マジか!?嬉しいぜ咲ー!」ギュッ 咲「ひゃあ!?ダ、ダメだよ京ちゃん、みんな見て……」 「相変わらず咲ちゃんはいい嫁さんだな、須賀ー」 咲「ま、まだ嫁さん違いますから!」 京太郎「まだ?」 咲「あ、ううう……きょ、京ちゃんのバカー!」 カン!
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359470674/ 咲「う、うん…。知ってる。優希ちゃんの様子見てたら、誰でも気付くよ」 京太郎「…そうか。まぁ別に隠してたわけじゃないんだ。付き合って一ヶ月くらいだよ」 咲「へ、へぇ…。良かったね」グスン 咲「一応、気持ちだけでも伝えとこうと思っただけ…。振られて当然だと思ってるし」 京太郎「…」 京太郎「実は優希と別れるかもしれない」 咲「えっ!?」 咲「そ、そうなの?」アセアセ 京太郎「うーん、まぁ考え中だけどな。優希に振り回されて疲れた気もするし」 咲「ふ、ふーん」チラッチラッ 咲「わ、私なら…、京ちゃんを振り回したりしないと思うな」 京太郎「そうだな。咲はワガママとか言わないもんな。デートもお金かからないし」 咲「私、絶対半分だすよ!どっかのタコス女みたいに、奢れなんて言わない!」 京太郎「えっ、そうなの?バイトしてない高校生としては助かる」 咲「えへへ///」 京太郎「じゃあ、友達以上恋人未満の関係になるか?」 咲「友達以上恋人未満?」 京太郎「おぅ。恋人になる前の予行練習みたいな感じだよ。俺の事、嫌いになったら付き合わなくていいし」 咲「ゆ、優希ちゃんに悪いような…」 京太郎「よし、今日から俺達はセフレだ」 咲「サフレ?」 京太郎「久しぶりに俺の家来いよ。今日、親居ないし」 咲「京ちゃんの家かぁ…。最後に行ったの、ずっと前になるね」 京太郎「そうだな」 咲「お母さんもお父さんも居ないの?」 京太郎「旅行に行ってるよ」 咲「へぇー。じゃあ、晩御飯作ってあげようか?」 京太郎「おっ、頼む。俺一人だと、どうも簡単な料理になってな。三日間カレーしか食べて無い」 咲「京ちゃんも料理出来るからなぁ…。うーん、何作ろう…」 京太郎「スーパーに行ってから考えるか。ほら、後ろ乗れ」ポンポン 咲「うん」チョコン 自転車で二人乗りして、スーパーに向かう京太郎と咲 スーパーウエノ 久「安いよ安いよー、今日はウィンナーの特売だよ」 京太郎「げっ…、元部長だ…」 咲「ど、どうしよう!?この辺のスーパーここしかないよ?」オロオロ 久「そこのカップル、お二人さんウィンナーなんていかが…って、須賀君に咲!」 京太郎「えーあー…、勘違いしないで下さいね!」 咲「そうそう、そこでたまたま会っただけですから!」 久「ふーん」ジトーーー 咲「えへへ」 京太郎「あはは」 久「…そう言う事にしておくか。口止め料で何袋買ってくれるのかしら?」 京太郎「えぇ!?買わせるんですか!」 久「優希か和に言っちゃおうかなー。たまにここに来るし」 咲「ひ、一袋下さい。竹井先輩は、ここでバイトですか?」 久「そうよ。ここ実家なの。受験も一段落したし、今日から手伝えってさ」 京太郎「へぇ…、あっ俺も一袋」 久「交渉は五袋からになりま~す」 咲(夕飯決まっちゃった…) ・ ・ ・ 久「毎度ありがとうございましたー」 京太郎「とほほ…、今日から三日はウィンナー漬けだな」トボトボ 咲「元気出して」ポンポン 京太郎の家 京太郎「まぁ、何もないけど上がってくれ」 咲「お、お邪魔しまーす」オズオズ 咲「うわっ…、汚いね」 京太郎「男の部屋なんてこんなもんだよ。小綺麗な方が珍しい」 咲「私のお父さんの部屋はキレイだよ?」 京太郎「俺の部屋もキレイだったんだよ!先週までな!」 京太郎「優希が来て汚して行ったから」 咲「…」ズキッ 咲「ゆ、優希ちゃんも来たんだ」 京太郎「うん。休日は呼んでもないのに勝手に来るよ」 咲「へ、へ、へぇ~」ソワソワ 京太郎「お茶でも持って来るか。そこのベットに座っててくれ。あっベットの下は絶対に覗くな」 咲「う、うん。わかった」 咲「ここが京ちゃんがいつも寝てるベッドか…」ポテン 咲「あれ…、髪の毛落ちてる」 咲「茶色の髪の毛。長さは…私と同じくらいか…」 咲「京ちゃんは金髪だから、茶色ってあの子だよね…」 咲「…」イラッ 京太郎「おまたせー。って咲、何フリーズしてるんだ?」 咲「な、何でもないよ」サッサッ 髪の毛をポケットに隠す咲 京太郎「安い茶だけど、我慢してくれ」コポコポ 咲「そ、そう言えば…、友達以上恋人未満ってどんな関係なの?」 京太郎「そりゃ…、アレだよ。アレ」 咲「あれ?」 京太郎「俺達、友達だよな?」 咲「うん。私の唯一の男の子の友達だよ」 京太郎「ふーん、男友達居ないのか…。まぁ、男が少ないからなこの世界は」 咲「そうだね。全国大会は女子校ばっかりでびっくりしちゃった。調べたら、男性って人口の20%以下らしいよ」 京太郎「へぇー」 京太郎「咲はセフレって言葉知らないのか?」 咲「昔、お姉ちゃんがそんなお菓子を買って来たよ」 京太郎「そりゃサフレだろ。セフレはまぁ、簡単に言うとイチャイチャもする友達だ」 咲「い、イチャイチャ///」 京太郎「咲も、和や優希とイチャイチャしてるだろ?一緒にお風呂入ったり、抱きついたり」 咲「そりゃ…、たまにはするけどさ…。女同士だし」 京太郎「その認識が間違ってる。異性だから、イチャイチャしたら駄目なんて法律はない」 咲「う~ん、私は京ちゃん以外の男の人、苦手だし。触られたら、嫌だけど…」 京太郎「東京や都会では、みんなセフレくらい居るらしい。つまり長野は遅れてるんだよ!」 咲「そ、そうなんだ…。都会の人は進んでるんだね」 京太郎「ちなみにこの話は、照さんには言ってはいけない。和にもだ。この二人にバレたら…、俺の命が危ない」 咲「うん…、お姉ちゃんに電話して聞いてみようかと思ったけど辞めとくね」 京太郎「恋愛するには体の相性も大きく関わってくるからな。事前の性交渉は必須なんだ」 咲「そうなんだ…。私、男の子と付き合った事ないから知らなかったよ」 京太郎「咲はエッチした事無いのか?」 咲「な、ない///興味は…、ほんの少しだけ…、あるけど…」モジモジ 京太郎「ほぅ…、じゃあ良かった。いい人生勉強になると思うぜ」 咲「そうかな…」 京太郎「セフレから恋人になるのが、今時の流行の恋愛だ!」 咲「恋人に!?」ガタッ 京太郎「うん。現在俺にセフレは居ない。優希と別れた時にセフレに居た人が…」 咲「京ちゃんの次の恋人!?」 京太郎「そうなるな。しかし、咲がやりたくないって話なら残念だな。他の人を探すしか…」 咲(どうしよう…、どうしよう…。このままじゃ京ちゃんが優希ちゃんだけじゃなくて他の知らない子にまで取られちゃう) 京太郎「あー残念。残念だなー。ネット使ってアラサーのお姉さんでも探そうかな」 咲「…」 咲「…や、やる」 京太郎「ん?何を?」 咲「私が京ちゃんのセフレになる」 京太郎「流石、俺の嫁。咲ならそう言ってくれると信じてた」 咲「…う、うん。頑張るね」 京太郎「よしよし」ナデナデ 咲「えへへ///」 まこ『前戯はキンクリじゃぞ』 京太郎「さて…、挿れるぞ…」ズズズ 咲(こんなの本当に入るの!?) 京太郎「流石に…キツイな…」ヌプッ 咲「かはっ!?」 咲「痛い…痛いよおぉぉ…、京ちゃん」ポロポロ 京太郎「我慢しろ。まだ三分の一くらいだ」 咲「三分の一?これで!?もう無理!やだ!抜いて」ポロポロ 京太郎「ちっ…、優希ならそんな事言わねーのに」ボソッ 咲「ゆ、優希ちゃん?」ハッ 咲(優希ちゃんには…負けたくない…。私の方がずっと昔から京ちゃん、好きだったんだから!) 咲「い、いいよ…。動いて」 京太郎「何か一気に貫いた方がいいらしいぞ。雑誌に載ってた」 咲「じゃあ…、一気に…、奥まで…突いて」 京太郎「了解」ズン 咲「いたあぁぁぁぁ…(我慢、我慢だ…」 京太郎「おおっ…、気持ちいい」パンパン 咲「はぁはぁ…」 京太郎「慣れるまでの辛抱だ」パンパン 咲「…うん」ポロポロ 咲「…」フキフキ 京太郎「はぁ~出した出した」フゥ 咲「…血が止まらないし。今日はこれで帰るね」 京太郎「あぁ、うん。わかった。あっ、優希と和には絶対内緒な」 咲「わかってる。言えないし、言わない。でも、優希ちゃんとは別れるよね?」 京太郎「そうだな~、まぁ近いうちにな」 咲「また明日、学校で」 京太郎「おぅ」 次の日 咲(アソコ痛い)ジンジン 優希「咲ちゃん、おっはよー」 和「おはようございます、咲さん」 咲「あっ…、おはよう。優希ちゃんに和ちゃん」 咲(優希ちゃんとは目を合わせられないな) 京太郎「おぅ、咲。湿気た面してどうした」ポン 咲「な、何でもないよ」バッ 京太郎「今日も俺の家な」ボソッ 咲「ん…わかった」コクン そして一ヶ月が経った 京太郎「くっ…、そろそろ出るぞ…」パンパン 咲「うん!あん、あん」ギシギシ 京太郎「顔に出すぞ!」 ビュルルルルルルル 咲「んっ…、しょっぱい」 京太郎「ほれ、舐めてくれ」ポロン 咲「優希ちゃんは舐めたりしないの?」チュパチュパ 京太郎「アイツ、舐めたりとか嫌いだって。全く、優希と違って咲は最高だぜ!」 咲「うれしい///」レロレロ 咲「そう言えば、優希ちゃんとの別れ話とかは…」 京太郎「えーっと…、まだ考え中かな。また何かあったら報告するよ」 咲「わかった」シュン 京太郎「あっ、写メ撮った」 咲「えぇぇぇぇぇぇぇ!?いつの間に!」 京太郎「絶対に誰にも見せないから!な!」 咲「…うーん」ジトーーー 咲「絶対だよ!?こんな恥ずかしい写メを誰かに見られたら、私、すごく困るから!」 京太郎「わかってるわかってる」 咲「お邪魔しましたー」 バタン 咲「弱音を口にしたらそうなってしまいそうで~♪臆病な自分をムリに追い出してみる~♪」ルンルン 優希「なんで咲ちゃんが犬の家から、出て来たんだじぇ?」 優希「…怪しいじぇ。最近、犬がガッつかなくなったし」 ピンポーン 京太郎「咲、忘れ物か?」 優希「…私だじぇ」ギロッ 京太郎の部屋 京太郎「おい、待てよ!勝手に入るなよ!」 優希「いつも勝手に入ってるから問題ないじぇ」ガンッ ゴミ箱を蹴る優希 ティッシュ、ドサッ 京太郎「あー、俺、風邪引いててさ。鼻かんでたんだ」 優希「テストは赤点ばっかりだけど、そんな言い訳通じるほどバカじゃないじぇ。これ…、なに?」 京太郎「ご、ゴムですね」 優希「さっき、咲ちゃんが犬の家から出て来るの見たじぇ」ギロッ 京太郎「ごめんなさい、つい出来心で」ドゲザ 優希「…ボコボコにするけど、言い訳くらい聞くじぇ。咲ちゃんは私と京太郎が付き合ってるの知らなかったのか?」 京太郎「し、知ってたらしいです」タラタラ 優希「…ふ~ん」 ・ ・ ・ 次の日、昼休み 咲「優希ちゃんが私に用事って何だろ?」 咲「部室に必ず一人で来るようにって…」テクテク ガチャ 咲「優希ちゃん、居る?」 優希「居るじぇ。よく私の前に顔を出せたな」 咲「何言ってるの?呼び出したのそっちじゃん」 優希「もう、咲ちゃんの顔なんか見たくもないじぇ。この泥棒猫!」 咲「なっ…!?気付いたの?」 優希「ずっと隠してたんだな!私と京太郎が付き合ってるの知ってて!」 咲「だって、京ちゃんが優希ちゃんと別れるって言うから」 優希「別れるわけねぇじょ!!!!!!!」 隣の教室 京太郎「やべぇ…、やべよやべよ…」 和「いい気味です。早く退部して下さい。本当は私が刺し殺してやりたいくらいですけど」 京太郎「なぁ、和。取引しよう!」 和「は?」 京太郎「頼むよ!お前なら、頭いいから何とかいい考え出せるだろ!?あの二人の中を取り持ってさ」 和「やると思ってるんですか?貴方みたいなゴミ虫を私が助ける?ありえないですよ」 京太郎「タダでとは言わねぇ!」 京太郎「ここにお前が絶対に見たい画像と動画のSDカードがある」 和「…ふーん」 京太郎「咲は同性愛者じゃない。お前じゃ、決して見る事が叶わない咲のあられもない姿だ!」 和「…」ゴクリ 和「さ、咲さんが今後の人生において同性愛に目覚める事はあると思いますけど」チラッチラッ 京太郎「あぁ、それは否定しない。しかし、今じゃない」 和「…」ゴクリ 和「私に咲さん達を裏切れと?」 京太郎「裏切りじゃない!みんな、幸せになる方法を考えるんだ!」 和「幸せって…、須賀君には地獄に落ちて欲しいんですが」 京太郎「もう優希にいっぱい殴られたよ!」 京太郎「お前も嫌だろ?清澄麻雀部が空中分解するのは」 和「誰のせいですか!?」 京太郎「だから、全力で俺を助けろ!その代わりに、お前が一番欲し物を用意してやった!」 和「ぐっ…」プルプル 和(どうする…どうする…。確かに私しか、あの二人の喧嘩を止めれる人は居ない…) 京太郎「ちなみにこのSDカード、和が協力してくれないならここで噛み砕く」 和「!?」 京太郎「俺だって危ない橋渡ってるんだ。咲の前で、画像を消すフリはしたが…」 和「卑怯な…、なんて卑怯なんですか!貴方は!」 京太郎「お前に言われたくない!咲の事、盗撮してるくせに!」 和「須賀君のくせに気付いてたんですか!?」 京太郎「部室の掃除してたら、たまたまな。超小型カメラだよな、あれ」 和「…咲さんには?」 京太郎「言うわけない。これでチェックメイトかな?」 和「ふん、いいでしょう。須賀君のためではなく、私は私自身の欲望のために貴方に協力してあげます」 京太郎「あぁ…、いいぜ。この画像、加工するなり何なりして好きに使ってくれ」 和「…わかってます。貴方の肉棒なんか見たくありませんから」 京太郎「くっくっ、よろしくな。共犯者」 和「次、咲さんに手を出したら私が殺します。優希だけにしておきなさい」 京太郎「わかってる」 こうして和は、何とか咲と優希を言いくるめて、喧嘩を止めた 数週間後 咲「おはよう、和ちゃん、片岡さん」 和「はい、おはようございます」 優希「和ちゃん、宮永さん、おはようだじぇ」 京太郎「やっぱり麻雀知らないのに麻雀部はないな。さて、軽音部でも入るか」 京太郎は軽音部に入ってた 終わり
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白糸台にいます 京太郎『淡!付き合ってくれ!!』 淡『え!?で、でも京太郎って大きい胸がいいんじゃ…』 京太郎『違うんだ……俺、実はつるぺた好きだったんだ!』 京太郎『菫先輩や尭深先輩より、照さんや淡みたいな胸が大好きなんだよ!!』 淡『京太郎……』 京太郎『対局中にこっそり見たり、激しく運動しても微動だにしないお前の胸を見たり、尭深先輩と比べてがっかりだったりするお前の胸が、大好きなんだ!!』 淡『私……パッド入れてるからもっと小さいけど…』 京太郎『むしろありがとうと言いたいくらいだ!!』 淡『京太郎……でもそれって褒めてないんじゃ……』 照「……淡……淡!」 淡「……っは!?……夢?」 照「もう時間だよ?」 淡「……テルー?みんなは?」 照「あっち」 京太郎「尭深先輩、お茶です!」 尭深「ん、ありがと」 京太郎(おお、おじぎした時に上から見えるおもちは最高だぜ) 菫「おい須賀。頼んでいた牌譜だが」 京太郎「あ、これです」 菫「ふむ……もう少し広げてくれ」 京太郎(おぉぉ……おもちが寄って来るぜひゃっほーい) 照「あんな風に鼻の下伸ばしてる」 淡(……なんだろう。夢の京太郎はすっごい違和感あったけど、今の京太郎の方がなんか安心できる) 淡「……やっぱり今のままがいいや」 照「?」 カンッ!!