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【TOP】【←prev】【Nintendo 3DS】【next→】 アナと雪の女王 タイトル アナと雪の女王 オラフの贈りもの 機種 ニンテンドー3DS 型番 CTR-P-AEHJ ジャンル アクション 発売元 バーグサラ・ライトウェイト 発売日 2015-12-3 価格 3800円(税別) 駿河屋で購入 ニンテンドー3DS
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島村卯月は走り続けていた。先ほどのゴブリンたちや奇妙な言葉を話し続ける女性から逃げるために走り続けていた。 (怖い……怖い……怖い!) 今の彼女は恐怖におびえており、その顔にはいつもの笑顔はどこにもなかった。 そうして走り続けたことにより彼女の足は限界を迎え、そのまま転んでしまった。 そしてその時、彼女のデイバッグから氷を思わせるデザインをしたビンが飛び出してきた。 卯月は転がり落ちたそのビンと、それに付属していた説明書を読んだ。 その説明書の中には「飲んだ人の身体を、理想のボディに作り変える」と書かれていた。 正常な判断力があればおかしいと思い絶対に飲まないはずなのだが、彼女はこの異常な状態に疲弊しておりそんな判断力は残っていなかった。 そして彼女は折れてしまった鼻を直したいと思ってその怪しい薬を飲んだ。飲んでしまったのだ。 彼女が怪しい薬を飲みほした後、その身体には大きな変化が現れた。 まず彼女の髪が次第に白くなっていき、茶色がかった銀髪へと変化した。 そしてそのあと、彼女の肌が雪のように白くなっていった。 そうやって身体の変化が終わった後、彼女は突然頭を押さえ始めた。 「あ、頭が割れるように痛い!………わたしは……わたしはだれなんですか!?」 なんと、先ほどの怪しい薬の副作用として彼女は記憶を失ってしまったのだ。 そして彼女の叫び声とともに、再び彼女の周りにはゴブリンたちが集まってしまった。 彼らは頭を押さえている卯月に対して舌なめずりをしていた。 彼らは逃げ続ける彼女をずっと見ていた。そして、彼女が動けなくなる絶好の機会を待っていたのだ。 そうして絶好の機会が現れたので、彼らは卯月の前に姿を現したのだ。 しかしそんな彼らに対し、頭を押さえるのをやめた彼女は冷ややかな目でそれを見つめていた。 まるで相手を凍てつかせるような冷たい目だった。 そして彼女は自分のデイバッグから、先端が雪の結晶のようになっている杖を取り出して彼らへと向けた。 そしてその瞬間、彼女の周りに集まっていたゴブリンたちの身体が凍り付いた。 彼らは凍り付いた自分の身体に驚いていると、突如として彼らの頭上に巨大な氷が降ってきて彼らはそのまま砕け散ってしまった。 そうして砕け散ったゴブリンたちの身体を、彼女は見下ろしていた。 いや、厳密には彼女は死んだゴブリンたちに何の関心も寄せておらず、その死体たちを見下していたのだ。 「ふんっ……全く、汚らわしいですね。なんでこのような生き物が存在するのか不思議です」 彼女は吐き捨てるかのようにそう言った。その姿に彼女が持っていたはずの優しさなど、どこにも存在しなかった。 「しかし……わたしはだれなんでしょうね?……確か、ここは殺し合いの会場で……ここにいるみんなを殺せばどんな願いも叶えてくれるんでしたよね?」 そして卯月は、自分の失われた記憶についてたどりながら、ここがどのような場所でどのような状況にあるかを整理していた。 「では……優勝して自分の記憶を取り戻しましょう。……今はそれしか方法がありませんし」 自分がたどった記憶からこの殺し合いと優勝した際の報酬のことを思い出し、彼女は失われた記憶を取り戻すべく殺し合いに乗ることにしたのだ。 ―― こうして太陽のような笑顔をした『シンデレラ』は消え去り、代わりに氷のように冷酷な『雪の女王』がこの地に誕生したのだった……。 【7-H 砂浜/深夜】 【島村卯月@アイドルマスター シンデレラガールズ】 [状態]:『禁断の薬』による記憶喪失および性格・容姿の変化 [装備]:フリーズロッド@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド [道具]:基本支給品、ランダム支給品×1 [思考・状況]基本行動方針:自分の記憶を取り戻すべく、優勝する。 1:頭が…痛い…。わたしは……わたしはだれなんですか!? 2:ここにいるみんなを殺せば……わたしの記憶は戻るんでしょうか……? [備考] 『禁断の薬』を飲んだことにより記憶喪失となっています。またそれに伴い冷酷な性格に変化しています。 そして薬の効果により全身が"氷の魔法使い"として作り替えられたため傷が完治しております。 【ランダム支給品】 【禁断の薬@モンスター烈伝オレカバトル】 ある人魚が「愛する人と一緒にいたい」と思い、母である『氷の魔皇』から盗んだ薬。 しかし人間になる代償として『愛する人との記憶』と『優しい心』を奪われ、そのまま母に洗脳され人類の敵となる結果を招いた。 そして最終的に「愛する人」が彼女たちを倒すために怪物となり『氷の魔皇』ともども彼女を殺した後、 怪物となった代償として次第に人の心を失っていき、その結果新たな魔王として君臨するなどありとあらゆる悲劇の引き金となった。 なお原作では死ぬ間際に『記憶』と『優しさ』を取り戻したが、今回の殺し合いではどうなるか不明(後続の書き手にお任せします)。 【フリーズロッド@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド】 ヘブラ山山頂の氷を精錬して作られたといわれる超低温の冷気を広範囲に発射する魔法の杖。 本来は込められた冷気が尽きると砕け散り使用不能となるのだが、"氷の魔法使い"となった卯月は自在に冷気を生み出すことができるため 実質無制限に使用可能となっている。 007:明かされる真実 投下順 009:いつまでも男の子じゃいられない るりまの刃 チョコレート味 島村卯月 022:炎と氷
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Margrethe II (1940/4/16 - ) デンマーク王国女王 最初の切手/出身国最初の切手(1941年、デンマーク発行)=右
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前ページギーシュ・ド・グラモンと黒バラ女王 ||補足:これまでに描写したルイズの体の変化 ||関節が外れて手足、首の筋肉が伸びきる ||首の長さ約10cmUP, 手足の長さ約20cmUP, 身長153サント→約180サント ||黒髪化(足元までの長さ, 前髪はそのまま), 赤瞳化, 青白い灰色の肌 ||顔立ちと声は変化無し(女王の台詞はルイズの声で喋ってます) 「ぷっ! あは、あはははは」 女王はギーシュの言葉を聞くと、吹き出すように笑い始めた。 そして、女王はルイズ長く伸びた首をギーシュの前に差し向けた。 「お前は、ほんっとうに馬鹿な子だねぇ……」 舐めるようにギーシュを眺めると、右耳を真下に傾けたルイズの顔が彼の左の耳元に静かに口を寄せる。 垂れ下がる黒い長髪が彼の肩を覆った。 「だぁーーーっ!!!」 「わひぃぃぃ!!」 突如ルイズの口から発せられた轟音に、ギーシュは悲鳴を上げながら右に倒れた。 「お前ごときがこの私に決闘を申し込むだと?」 女王はしゃがみ込むように倒れた彼を睨み付けると、青白い右手を宙に掲げた。 「それ」 ルイズの人差し指の黒い爪が彼の胸の中心を切り裂いた。 指先全体を包むように分厚く伸びた獣のような爪には彼の血と肉、そして僅かに削れた胸骨の破片がこびり付いている。 「ぐああああああああ!!」 真っ赤な縦線を肌蹴たシャツの間に入れられて、ギーシュは胸を抑え、背を丸くしたままその場に蹲った。 「御目出度い子だねぇ、今の私になら勝ち目があるとでも思っていたのかい?」 吐き捨てるように言い放つと、女王はその場から立ち去ろうとした。 しかし、女王が後ろに振り返ると、そこには2メイル程の大きさの青銅のゴーレム・ワルキューレ二体が女王の往く手を遮るように立ち塞がっていた。 「ギーシュ……お前、自分が何をしようとしてるかわかってるのかい?」 女王は、自分の背に向けられたワルキューレの槍に構うことなくギーシュの方に向き直った。 「この体はお前の友達のものじゃなかったのかい?」 半開きの目でギーシュを見下ろすルイズの顔がニヤリと笑った。 「か、彼女は命を懸けて貴族の誇りを守り抜いた……! 僕はそれを汚す君を許せない!」 彼は腰を上げて立ち上がると、造花の杖を女王に向けた。 「だから僕は、彼女と同じ貴族として、君と戦わずにはいられない!」 拙くも力強い彼の言葉に、女王の表情が変わった。 --- 「好きにおし。お前との決闘ごっこ、受けてやろう」 「い、いくぞぉぉ!」 女王がそう呟くと否や、ギーシュはルイズの足元の土を錬金で砂に変えて巻き上げた。 女王は目を瞑ると左手で両目を隠し、視界が潰されるのを防いだ。 「む!」 足がバネの様に縮み、ルイズの体が後方に跳ね上がる。 砂煙を吹き払いながら振り下ろされた四本の青銅の剣が互いに衝突した。 「ほ!」 地面に着地したルイズの体は、風に撓る草花の様に揺れていた。 後方から高速で突き出される二本の槍、左右から横薙ぎに迫る二本の青銅のハンマー。 それら全ての攻撃を、女王はルイズの体を植物のようにうねらせて巧みに回避していた。 「ほほほ、全然当たらないねぇ」 四体のワルキューレは可動部が摩擦熱で高温になる程激しい攻撃を女王に与えている。 前方にいた剣を持ったワルキューレ四体が攻撃に加ることで、攻撃の激しさは一層増した。 しかし悠然と身を翻す女王に対して、ワルキューレが繰り出す技の数々は悉く的を外れるばかりだった。 音速を超えて動く物体を見極めるだけの動態視力を持つ女王にとっては、ワルキューレ達の攻撃をかわすことなど容易かったのだ。 「小うるさい蛆蟲共めが。そぅれ!」 ルイズの右手が一体のワルキューレの左手を掴んだ。 すると、ルイズの右腕が筋肉を捻じらせながら凄まじい勢いで時計回りに回転した。 そのワルキューレは左腕を肘関節の部分から取り外され、そのままバランスを崩して転倒した。 「はぁーーっ!」 女王の左側に立っていたワルキューレの足が蹴り払われた。 倒れ込むワルキューレの両腕を女王が捕らえた。 そして女王はルイズの右足を軸にすると、ワルキューレは倒れ落ちる勢いを回転力に変え、他の二体のワルキューレの足元に投げ飛ばされていった。 激突の衝撃で三体のワルキューレが崩れ落ちる。 前倒れになったワルキューレ達が残りの四体のワルキューレの女王の間を隔てた。 「フッ……」 女王はルイズの長い髪を掻き上げ、汗一つ掻いていない冷たい表情で笑った。 人差し指を立てたルイズの右手が天高く突き上げられる。 その瞬間、黒い爪の先から黒い電流が上空に発せられた。 そして瞬く間も無く、女王の周囲に無数の黒い稲妻が降り注いだ。 雷が落とされた範囲は半径500メイル程に亘った。 女王は目の前にいるワルキューレ達だけではなく、先ほどから姿を見せていないギーシュも鉄化させようとしていた。 辺りに静けさが戻ると、女王はルイズの首を捻らせて周囲を見渡した。 ところが、八体の鉄化したワルキューレが目の前に倒れてはいるものの、女王はギーシュの姿を見受けることはできなかった。 「さては逃げたね。まったく、情けない。自分から勝負を挑んできた癖に……ん?」 女王が溜息混じりに愚痴を零していると、鉄化したはずのワルキューレの一体の背中が僅かに揺れた。 女王は不思議そうな顔をしてそのワルキューレを眺めている。 すると突然、そのワルキューレが立ち上がり、女王に向かって飛び掛かった。 「何ぃ!?」 予想外の事態に慌てふためく女王は成す術無く黒い鉄の剣で切り裂かれた。 体を引き伸ばし、筋力を常人以上に引き上げていただけのルイズの身体は、左肩から右脇腹にかけて大きく抉られている。 「い、痛ぁぁああああい!!」 ルイズのディスペルによって一瞬で身体を消し去られたときとは違い、人間の肉体のまま致命傷を受けた女王は耐え難い激痛を感じていた。 「うがあああああああああ!!」 ルイズの体は赤い血の代わりに紫色の炎を傷口から噴出させている。 その時、女王の意識はこの世界から飛びかけようとしていた。 前ページギーシュ・ド・グラモンと黒バラ女王
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【ミリマス】女王とマリア 執筆開始日時 2017/05/04 元スレURL https //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493861894/ 概要 こちらはミリマスssになります。 なお、オリキャラ、オリジナルの設定、キャラ崩壊などが予想されますのでにがてな方はご注意ください。 【ミリマス】鳥籠のビショップ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493350805/ こちらの続きです 朋花「お先に失礼しますね~♪」 ミリP(以下P)「おう、お疲れ様」 小鳥「お疲れ様です。」 別の日 朋花「次のレッスンは‥‥」 P「そうだな、そこと、後その日にビジュアルレッスン入れておく」 朋花「わかりました。それじゃ私はこれで失礼しますね~」 小鳥「‥‥あれ?」 さらに別の日 朋花「プロデューサーさん。この日が開いたのでレッスン入れられませんか~?」 P「う~ん、ちょっときつめだな。」 朋花「そうですか‥‥。お時間取らせてすいませんでした‥‥」ペコリ 小鳥「‥‥」 ‥‥ タグ ^天空橋朋花 ^音無小鳥 関連SS 朋花「2人のスクリプチュア」シリーズ まとめサイト アイマスSSまとめサイト 456P あやめ2nd えすえすゲー速報 だる速 プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSでレッツゴー SSびより SSまとめプラス SSマンション SS 森きのこ!
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Isabel I de Castilla, Isabel la Católica (1451/4/22 - 1504/11/26) スペイン・トラスタマラ朝のカスティーリャ女王 最初の切手(1893年、米国発行)=左 出身国最初の切手(1936年、スペイン発行)
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作品名:剣の女王と烙印の仔 使用者:ガレリウス・ネロス 剣の女王と烙印の仔に登場する能力。 刻印の一つ。 他者の記憶を読み取る能力。強化後は人格・記憶を自由に操作する能力になった。 能力についての詳細記憶の掌握 見当識の喪失 元ネタ 関連項目 関連タグ リンク 能力についての詳細 記憶の掌握 記憶を掌握し、読み取るだけではなく消すことも可能人格すらもコピー可能で、自分の精神に別の人格を置くことも可能。 「今や、記憶を読み取るだけではないぞ。奪い取ることができる」 見当識の喪失 記憶の略奪・返却で相手の心身を喪失させる戦闘中であれば致命的な隙を生み出す。 記憶を奪う、ただそれだけの力である。しかし一瞬でもその力に触れ、再び記憶を取り 戻したとき、人は束の間、見当識を喪失する。自分がどこでなにをしているのか見失うの だ。 元ネタ ポベートール(古希:Φοβήτωρ、ラテン:Phobētōr) ギリシャ神話に登場する夢の神 別名イケロス(英:Ikelos)。 モルペウス、ポベートール、パンタソスの夢神三兄弟のうち、獣の夢を見せるという。 関連項目 刻印 イケロスの能力分類。 関連タグ 剣の女王と烙印の仔 精神同調 能力 記憶操作 リンク Wikipedia ポベートール
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「本当にいいんですか、こんなことをして」 『ああ』 「どうなっても知りませんよ・・・」 『構わん、いいから起動させろ』 ズギュウウンという音が響くと、男たちの目の前にあった物体に鈍い光が入った。 『おお・・・ついに・・・ついに完成した・・・!』 『これで、これで・・ははは、ふはははははは!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ イクタが敗北してから数日後、 秋ツアーに向けたダンスレッスンの日。 生田衣梨奈と鈴木香音、飯窪春菜の三人は補習のため遅くまで残っていた。 このメンバーが集まれば帰り道の話題は自然とライダーバトルになってくる。 「それにしても信じられません。生田さんが敗退してしまうなんて」 「うん……絶対えりちゃんが優勝するっておもってたもん。」 「いやぁ、やっぱり新垣さんにはまだまだ及ばんけんねー」 衣梨奈の笑顔には、もう無理したような雰囲気は見られなかった。 時間の経過が彼女の悲しみ、悔しさ、憤りを癒してくれたのだろう。 とても自然に笑うことが出来ているし、 仮面ライダーの話題にも普通に入り込んでいる。 新番組仮面ライダーウィザードも録画分はすべてチェックをしたようだった。 「ところで生田さん」 「なーに?」 「譜久村さんは勝てるのでしょうか?」 「……みずきかぁ」 バトルも終盤なので、関心事は当然優勝者のことになってくる。 譜久村聖の変身するディエッグと、未だ正体不明のパレット。 その二人のどちらかが優勝し、モベキマスのセンターになるのだ。 結果が気にならないわけがない。 「みずきは強いっちゃん、それは二人も知っとると思う」 「はい」「うん」 「問題は相手やね、ライダーを二体も倒してるようやし えりの勘が当たっとぉならパレットは最強フォームになってるはずっちゃん。 そこをみずきがどう攻略するかにかかっとると。」 衣梨奈がいつもの調子でノリノリで攻略法を語るので、 香音もなんだか気持ちが落ち着いてくる。 衣梨奈が応援している限り聖の優勝は間違いないと思ったのだ。 「私にやってくれたようにえりちゃんが指示を出せば完璧だよね だってえりちゃん何でも知ってるんだもん」 「いや……指示なんか出さんよ、みずきは一人で戦う」 「「えっ!?」」 これまで一緒に戦ってきたというのに、 いきなり突き放したようなことを言うので香音と春菜は驚いてしまう。 「えりちゃんどうして!?みずきちゃんを応援してあげようよ。」 「生田さんが一番の仲良しじゃないですか」 二人の発言に対して衣梨奈は首を横に降る。 決して応援したくない訳ではないのだ。 「みずきが言ったと。一人で戦うって」 「みずきちゃんが?……どうしてそんなこと」 「分からん、みずきとは話とらんけん」 「えぇー!!まさか、あの日以来ずっと喋ってないんですかァーーッ!?」 衣梨奈はライダーバトルに敗北した日から聖と口を聞いていなかった。 嫌いになったのでは無いのだが、猛烈に話しかけにくくなってしまったのだ。 そう思っているのは譜久村聖も同じで、 お互いになんと声を掛ければ良いのか分からなくなっているのである。 結局衣梨奈はあの日言われた通りに、聖が一人で戦おうとするのを見守ることしか出来なかった。 パレットの攻略法や、最強フォームの特徴など話したいことはたくさん有るのに それを伝えることすら出来ない。 (えりちゃんらしくないよ……空気なんて壊しちゃえば良いのに) (せっかく譜久村さんの優勝で終わりそうなのに、これじゃあ悲しすぎる……) 香音と春菜にはあれこれ思うことは有ったが、直接口には出せなかった。 衣梨奈と聖の重い間柄に入り込む勇気が無かったのだ。 ―――――――第29話「もしも」より――――――――― そんな沈みかけた空気を春菜の一言が切り裂いた。 「お二人とも…何か…何か感じませんか?」 「・・・え?」 「はるなん、いったい…」 飯窪春菜は目を閉じて何かに耳を澄ませている。 「誰かが…ライダーの誰かが戦っています」 「えっ…も、もう決勝が?」 「みずきが?ついさっきまでリハしとったやなかと?」 「いえ、どうやらあの透明生命体と…でもそれにしてもこれは…?」 「なにが、何が起きとると??」 「ねえ、行ってみよう!確かめてみようよ!」 香音は2人の手を取り、春菜の示す方へと走り出した。 引っ張られて共に走る春菜だったが、その心持は穏やかではなかった。 (それにしてもなんでこれがわかるの?この力…私にもついにスタンドが?!) (・・・そうだったら最高だったけど・・・でもこれは間違いなくハウガの力…) (なんで…また再び私に…??) 人気のない広場のような場所に着き、衣梨奈はあの青年から借りたサングラスを取り出した。 物陰から3人で覗くようにしてサングラスをかざすと、そこには夥しい数の透明生命体の骸が散らばっている。 500…いやもっとあるだろうか。死屍累々の海のようである。 思わず息を呑んだ3人だったが、同時にその中心に立つ人影を見る。 闇夜に光る純白のシルエット、全身に流れる青いフォトンストリームのライン。 飛行用バックパック・フライングアタッカーの向こうに見えるその顔は、眩いばかりの紫色に光っていた。 「あれは・・・サイガ!?」 驚きのあまり声をあげ立ち上がる衣梨奈。 それもそのはず、そこにいたのは仮面ライダー555の劇場版に登場した「仮面ライダーサイガ」の姿に他ならなかったからだ。 サイガは劇中で帝王のベルトと呼ばれ主人公たちを苦しめていた最強ライダーの一人だ。 衣梨奈が驚いたのはサイガが現れたせいだけではない。 真に驚愕すべきは、自分たち14人以外にもライダーがいたという事実なのである。 「だ、誰なの・・・?!」 「そんな、まだライダーがいたなんて・・・!」 衣梨奈の推理により、パレットがブレイド系のライダーであろうことは2人も知っていた。 だが今この目の前にいるライダーはブレイドに関する資料にはどこにも載っていなかった。 だとしたらハロプロメンバーではない人間の可能性がある。 3人は戦慄し、混乱していた。 衣梨奈があげた声に気付いたのか、サイガはこちらを振り向き、透明モードを解除しながらゆっくりと歩いてくる。 「ああ…知っている…私はこの人を知っている…この人は…!」 春菜が懸命に口を動かしているのを衣梨奈は横目で見た。 (はるなん…知ってるってことはやっぱりサイガはモベキマスの誰か…??) サイガは3人の前に立ちはだかり、自分のベルトに手を伸ばす。 ガチャリ、という音と共に携帯電話型トランスジェネレーター・サイガフォンが外される。 ライダースーツが粒子と共に消えていき、彼女たちもよく知っているメンバーが現れた。 『みんな、よく来てくれたね』 そう言って微笑んだのは、 モーニング娘。9期メンバー・鞘師里保であった。 「り、りりりりりほちゃん???」 「りほ・・・なんであんたが???」 「そうですよ!どうして鞘師さんがライダーに????」 驚く3人に里保はこともなく言い放つ。 『どうしてって…私もなりたいけぇ、モベキマスのセンター』 「いや、いやいやいや、もうバトルはあと一戦で終わるとこなんだよ?」 「そうったい、今頃になって参戦なんて聞いてないとよ」 当然の話だ。こうやってあと2人のところで追加参戦なんてされたらたまったものではない。 苦労して悩んで他のライダーたちと戦ってきたのに不公平である。 だがそんな非難も里保の一言で引っ込められてしまう。 『みんなズルいよ・・・私の知らないところでこんなことしてたなんて』 「あ・・・」 「うっ・・・」 「そ、それはですね鞘師さん!私たちがたまたま、選ばれただけであって…」 「そ、そうだよりほちゃん!だって言っちゃいけないって言われてたんだよ!」 「そうったい、別にイジワルで隠してたわけじゃなかとよ!」 「そうですよ!だいたい鞘師さんならライダーバトルなんてしなくたって…」 里保の瞳が寂しく曇ったのを見て慌てて取繕う3人だったが、いつもは効果的な春菜のフォローも今回ばかりはそうもいかなかった。 『でも、バトルで勝った人がセンターなんでしょ?なら勝てんとセンターにはなれんってことだよね』 『だったら絶対にやる』 そうだ。このライダーバトルのシステムとは、つまりライダーの中からしかセンターは選ばれないということなのだ(一部を除いて)。 ライダーになる、それだけで一次選考を突破していたということなのである。 里保はどこかからその事情を聞き、強い意志で参戦を決めたということなのであろう。 『さっきの、あとは決勝だけっていうのは聞いてる』 『それじゃあまりにもフェアじゃないけぇ、みんなを呼んだんよ』 「それって・・・?」 『私ひとりで、ライダー全員倒すから。それならいいでしょ?』 『このベルトをもらった時に聞いたんだ、これは最強の、女王のベルト。ハロプロの未来を創るベルトだって』 『それに選ばれた私なら…絶対に優勝できる』 里保の屈託のない笑顔から発せられた言葉に3人はまた戦慄した。 この凄まじい自信。これは加入しすぐにモーニング娘。のセンターを務める自負からくるものなのか。 だが里保の実力と、あの透明生命体の骸の数を考えればあり得ない話でもない。 しかしやはりこれはムチャクチャな話だ。だいたい3人を始めとした敗れたライダーにはもうベルトは無い。 変身できないのだ。 『ベルトのことなら心配ないって言われたよ。それにほら、はるなんにはもうあるじゃん』 「えッ?!」 春菜が自分の腰を見ると、そこにはなぜか既に彼女の変身ベルト・アークルが巻かれていた。 彼女のベルトだけは装着するのではなく、体と融合しているタイプなのである。 なぜかわからないが、ベルトは復活した。つまり、また変身することができる。 ハウガの超感覚が戻っていたのはこのせいだったのだ。 「じゃ、じゃあ鞘師さん、まず私とですか…?」 『やろっか、はるなん。でもできればみんな一緒がいいかも。時間もないけぇ』 『ちょっと待ってて。そこ、走者、カズキ!』 里保がそう言ってくるりとターンして道の角を人差し指で差す。 するとそこから例の青年がバタバタとやってきた。 「わわわわわ!!ちょ、ちょっと待ったぁ~!!」 その手には、2本のベルトがあった。 ベルトを受け取り、3人は青年からこの件についての情報を得た。 タチバナの組織内で凍結されていた、高橋愛専用ベルトのプランがあったこと。 それを極秘裏に進めていた背任者がいたこと。 それがつい数日前に完成し、里保が装着者に選ばれて勝手に登録されてしまったこと。 そのため、リィサーコのように公式からの制限や通知もなく参戦が決まってしまったこと。 そしてあのベルトが使い方を間違えると非常に危険な、910ギア以上の代物だと言うこと。 「みんなごめん、こっちの組織の勝手な都合で申し訳ないんだけど、決勝戦に影響が出ないうちにあのベルトをなんとしても破壊して欲しいんだ」 「そのためにシステムを復活させて、スペアパーツ用に作ってあったものを特別に持ってきた」 「本来なら許されないことだけど、もう一度、変身して欲しい」 香音と衣梨奈は顔を見合わせた。そして笑った。 また2人で戦うことができる。今度こそ。 「2人とも、いけますか?」 「もちろんだよ、はるなん」 「りほにうちらの力、見せてやるったい!」 春菜はアークルに両手を乗せ、右手を上げてクロスさせる。 香音は3つのメダルをベルトに挿入し、右手のオースキャナーでスキャンする。 衣梨奈はイクサナックルを左の掌に叩きつける。 「「「変身!!」」」 きらめく光と共に、仮面ライダーハウガ、オーズッキ、そしてイクタが爆現した。 『すごーい。これがみんなのライダー・・・』 嬉しそうにみつめる里保に向かってイクサが叫ぶ。 「さぁやるっちゃ!みずきの決勝のジャマは、うちらがさせんけんね!」 それに応えて里保もゆっくりと携帯電話を開き、順番にボタンを押していく。 【3】【8】【4】 【ENTER】 【STANDING BY …】 「変身!」 【COMPLETE】 里保が叫んでドライバーにセットした次の瞬間に先刻の白いライダーが姿を現す。 女王の力。自信と夢を持って空に飛び立つ天のベルト・仮面ライダー384である。 「りほちゃん…本気なんだね」 『うん。さぁやろう、モベキマスのセンターは、私がもらう!!』 384 対 3人のライダーバトルが、いま始まった。
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名称:冥界の女王・ペルセポネ レアリティ:☆11 属性 火 一覧番号 2307 入手先 入手先1:進化 ペルセポネ入手先2:入手先3: レベル 1(99) HP 15722(22671) 攻撃力 6120(9720) 治癒力 334(432) コスト 11 売却価格 ??? 進化必要素材 進化先 必殺技:創造と破壊の槍(☆11ver ) 必要ターン数 20(10) 効果(Lv1) 1、味方の現HPを60%削り、発動したターン火属性攻撃力が15倍になる。2、発動したターン、味方火属性攻撃力を6倍にし、必殺技カウントを3減少。パワーカプセルを1回復する。 効果(Max) 1、味方の現HPを30%削り、発動したターン火属性攻撃力が22倍になる。2、発動したターン、味方火属性攻撃力を12倍にし、必殺技カウントを7減少。パワーカプセルを3回復する。 リーダースキル:光を破壊する女神 火HP2.25倍、HP95%以上時攻撃力20倍(敵を倒した次T+250%)、HP95%未満時治癒力2.5倍。R開始時PC2増加、毎Tハズレを火に変換。
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【迷える女王】北条氏政 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (height=100.png) レア度 SSR レベル 1 最大Lv60 スキル1 防衛増強・右[中] コスト 50 攻撃力 2,392 6,210 スキル2 兵力回復[中] 継承可能 兵科属性 騎兵 防衛力 3,843 9,975 奥義名 東国武士の猛威 兵科種類 槍騎馬 兵力 5,462 14,174 武運 110%(11/9~12/11) 編集 消費奥義P 21 - - - 知運 -