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第397話:師を殺した少女と人を殺す鬼 作:◆xSp2cIn2/A (な、なんなんだ!? 『あれ』は!) 恐怖を感じることなく人を殺し、最後の一人になるまで戦おうと決意したキノ。 彼女は今、師匠を殺して以来初めて、恐怖した。 黒帽子に殺されかけたときも、宗介と殺しあったときも、テッサ、ダナティアと対峙したときも、動揺こそしたが、恐怖はしなかった。 なのに、それなのに今。たった一人の少年を目の前にするだけで―― (ボクは……恐怖している!?) 黒帽子のときのように包丁を突きつけられているわけでもなく、 宗介の時のように向かい合っているわけでもなく、 ダナティアのときのように言葉をかけられたわけでもない。 ただ、少年を見ているだけなのに、怖い。酷く、恐しい。 少年が何ということなく宗介の腕を断ち切ったから? 少年の持っている鋏(本当に鋏なのか?)が禍々しい雰囲気を放っているからか? ――ちがう。そんなことではない。そんなことではない。 あの少年の存在自体に、あのどうしようの無いものに―― (恐怖、している) ふと、少年がこちらを見た。 顔全体を覆う刺青。耳にはピアスのように携帯電話のストラップをぶら下げている。 はっきりいって異様だ。 どうしようもなく、現実味がない。 しかし、それよりも異様なもの。 深い、深い、不快感を感じるほどに深い、瞳。 まるで闇を切り取ってそこにはめ込んだかのように暗い、昏い、真っ暗な瞳。 もう、終わってしまうかもしれない。 旅を続けているとき、何度と無く思った言葉。 しかし、師匠を殺してから絶対に思わないと決めた言葉。 それを今、彼女は思っていた。 「おい、そこの坊主。F-4ってのはどっちか、教えてくれねーか?」 少年は口を開く。 キノはその問いに答えない。 否、答えることができない。 冷や汗が、体中から吹き出る。 シャワーを浴びたい。とびきり熱いやつ。 「あ? あー……そうか、お前も『質問するならまず自分から名乗れ』って口か? そりゃぁ悪かった。俺は――」 キノは、その決定的な一言を聞いた。 それは、彼女に意味の無い恐怖を―― 「人間失格・零崎人識。殺人鬼だ」 「ぜろざ……き?」 キノは無意識のうちに呟いた。 「そ、零崎。かはは、傑作な名前だろ」 で、お前は? 零崎が問う。 「ぼ、ボクは―― ――ボクは、キノ。で、こっちが…………あっ」 キノは自分の横を指差して動きが止まった。 「こっち?」 零崎が怪訝そうな顔で首をかしげる。 そうだった。 キノは思い出す。 今ここに、エルメスはいないのだった。 すっかりわすれていた。いつもいるのが当たり前だったから。 (今ボクの隣に、エルメスはいない) あのいつもうるさい相棒。 空気の読めないポンコツモトラド。 (僕がここに連れてこられてしまって、エルメスは何をしているのかな? 早く戻らないと、今ボクたちがいたところは―― ――あれ? どこだっけ? シズさんと別れてからの記憶がない?) 確かにあそこまでは覚えている。でも、それからは? 思い出せない。まったく思い出せない。なぜ? まさか、記憶まで奴らに、あのふざけた優男達に―― 「おーい、どうした? キノっつたか? 殺してもいいのか?」 そこでキノはハッとなる。いつの間にか零崎がキノの眼前で手を振っていた。 「あ、いや。何でもありません。殺すのは、やめてください」 「ん、わかった」 驚くほどに、零崎はあっさりと手を引いて後ろに下がった。 「すいません、ボクはキノ、キノっていいます」 「じゃぁ早速だけどよキノ、俺はF-4の方向を教えてほしいんだが」 零崎がニヤニヤしながら、フレンドリーに聞いてくる。 それでもキノの恐怖は消えない。 「地図とコンパスがあればもっといい」 「地図、ですね」 キノは恐怖を覚えながらも、零崎の言葉に素直に従う。 片手にぶら下げていたショットガンをベルトに挟み、デイパックから地図を取り出す。 零崎との遭遇ですっかり忘れていたが、今や叩きつけるように降り注ぐ雨に案の定、地図はびしょびしょだ。 キノはコンパスも出すと、それと照らし合わせるように地図を見て、 「あれ?」 「ん? この地図、俺のと違わないか?」 確かに、その地図に描かれている物は零崎の記憶にあるものと違った。 そして、キノの記憶にあるものとも。 「これは……地下の地図、ですかね」 「あ? 『ですかね』ってことは今まで気付かなかったのか?」 「いえ、雨にぬれるまでこんなことにはなっていませんでした」 「ってこたぁ、こりゃ雨に濡れれば浮かび上がる仕組みってことか?」 「そう言うことですね」 恐怖を押し殺しながらもそう答えるキノ。 (この男には勝てない) そう判断したキノは、零崎が未だ自分に殺意を抱いていないうちに、零崎から離れることを考えていた。 そのため会話に応じ、問いや要求にも素直に答えることにした。 「気になるが、まず先に凪のところまでもどらねぇとなっと。あー、こっちが北だからF-4は――」 そう言って、キノの地図とコンパスを交互に見出した零崎。 「と言うことは、F-4はこっちに進めばいけるのか、おっと、禁止エリアも考えなくちゃな。…………ん、じゃぁなキノ。縁が『あったら』、また会おうぜ」 それを聞いて、キノはほっとする。これで、もう恐怖から開放されるのだ。 しかしそれは、彼女のぬか喜びに終わる。 「そうですね、それでは――」 そこまで言いかけたところで、キノの言葉は遮られた。 零崎の握った、あの禍々しい鋏がキノを襲う。 (っ! そんな! 殺気は感じなかったのに) 驚愕しながらも、首を狙って繰り出される鋏を身体をそらして避ける。 その切っ先は、キノの額をかすめ、縦に深い傷をつける。 「ん? すまねぇ、殺しちまったか?」 零崎が問いかけたときにはすでに、キノは倒れながら腰から折りたたみナイフを引き抜く。 手持ちの銃を使わなかったことに対し、その判断の正誤を問われれば、それは正と答えるしかない。 この距離で射撃を行うことは無駄だし、そもそも零崎に狙撃以外の銃撃は通用しない。 しかし零崎相手に立ち向かおうとすること、それは判断する余地も無く誤りだった。 かなわない相手からは逃げる。それは危険に身を置く者にとって当たり前のことだ。 それを解っていたのに、キノは零崎の恐怖に耐え切れなかったのだ。 キノは倒れかけていた身体を支えるために左足を下げ、大地を踏みしめ、 そのまま体重を前面に移し、突き出した手を引っ込めた零崎に向かって全体重をかけたナイフを繰り出す。 零崎はそのナイフを、引き戻した鋏で受け止めた。甲高い金属音が響く。 キノはそのままナイフを滑らし、下から突き上げるように零崎の眉間を狙った。 それに対し零崎は、キノが先程そうしたように身体をそらしてナイフを避ける。額を切られるようなへまはしない。 「かはは! やるじゃねぇか!」 零崎はそう言うと、鋏をホルスターに戻し、そのままバック転の要領で後ろへと跳ぶ。 すかさず宗介のソーコムピストルを構えたキノは、着地した零崎に向けて発砲。しかしそのときすでに、零崎はキノの視界の外に消えたあとだった。 「っ!? どこに!」 「こっちだぜ!」 キノが右を向いたころには、零崎はとび蹴りの要領でショットガンをキノの手から蹴り飛ばし、同時に伸ばした手でキノ首を叩き切らんとしていた。 キノは紙一重でしゃがみ、それを避ける。 鋏が空を切り、零崎が離れたところに着地した隙にキノは走り出す。 恥も外聞もかなぐり捨てて必死で走る。後ろから殺気。少々減速して、転がるようにキノはそれを避ける。同時に頭上を鋏が通り過ぎた。 遠くに鋏が落ちる音。 キノは立ち上がり、再び走り出そうとしたところで―― 「遅い!」 ――背中に重い衝撃。 「う、ぐぅっ!!」 零崎の蹴りが決まり、キノは仰け反るようにして数メートル吹っ飛ぶ。 頭から着地した後にもさらに数メートル転がって、仰向けに、止まった。 つかつかと歩み寄ってきた零崎が、キノの胸の上に足を乗せ、タクティカルジャケットの中から包丁を取り出す。 包丁がキノに突きつけられ、ギラリ、と鈍い光を放つ。 「さぁて、捕まえたぜ。殺して解して並べて揃えて晒してやんよ」 零崎がにやり、とシニカルに笑った。 (殺される。 彼は、零崎は、何のためらいも無く、さも当たり前と言うように、まるで呼吸をするように、ボクを殺す) キノは、なぜかそれを確信できた。 これはもう、どうしようも無いということが、はっきりと確信できた。 キノは息を吸う、吐く。また吸う、吐く。死を覚悟し、息を止める。 (死ぬのは、痛いかな) そんなことを思う。 (ボクが殺してきた人たちは、どんな気持ちだったのかな) 旅の先々で出会った人々の顔が、走馬灯のように駆け巡る。 (恐い、恐いです師匠。死ぬのは、恐いです。ボクはまだ、死にたくない) 師匠の顔が、師匠の穏やかな死に顔が、脳裏に浮かび、消えた。 (いや、ボクはまだ、死ねない。師匠が助けてくださったこの命を、無くすことは、できない!) 「ボクはまだっ! 死ねないっ!」 半ば叫びとなったその声と共に、キノは起き上がる。 「おっ?」 急に動き出したキノに、零崎は少々驚きながらも少しだけ浮いた身体を容赦なく再び押し付けた。 「く、はぁっ!」 そこは女であるキノが、人外の力に勝てるはずも無く、先程より強く地面に固定される。 肺の空気が外に搾り出され、キノの口から息とも声とも付かない音が漏れ出した。 「なんだぁ? お前、死にたくないのか。あぁ、そうか、そりゃぁそうだよな。誰も死にたくねぇもんな」 まぁそれならよ。零崎が続ける。 「見逃してやってもいいぜ。生憎殺しは凪に止められてるからな。だがよ、俺が殺そうとして未だ殺せてねぇのは、とある戯言遣いと、とある人類最強だけなんだ。 だからよ、今度会ったら、殺すぜ」 そう言うと零崎はキノの胸から足をどける。 「それじゃぁな、縁が『あったら』また会おうぜ。って、この台詞は二回目か」 かはは、と笑いながら、鋏を拾った零崎は、すたすたと森の中に消えて行った。 ゆっくりと起き上がるキノ。額から流れる血で、顔は真っ赤だ。 「どこかに包帯は、無いかな。商店街に行けば救急セットくらいあるかな」 こうしてキノは、世の中にはどれだけ足掻いてもどうしようもない物があることを知った。 立ち向かうことも、逃げることも、ましてや殺すことも、同じステージに立つことすらもできない、そう言う存在。 それがもたらすものはただ、死。 【残り77人】 【D-4/森林/1日目・14 50】 【キノ】 [状態]:体中に擦り傷。 [装備]:ヘイルストーム(出典:オーフェン/残弾6)/折りたたみナイフ カノン(残弾無し)/師匠の形見のパチンコ/ショットガン(残弾無し) [道具]:支給品一式×4 [思考]:最後まで生き残る。/怪我の治療 [備考]:ソーコムピストル(残弾9)がキノの前に落ちています。 地下の地図に興味を持っています。 記憶と連れ去られた時期に疑問を持っています。 【零崎人識】 [状態]:平常 [装備]:出刃包丁/自殺志願(マインドレンデル) [道具]:デイバッグ(ペットボトル三本、コンパス)/砥石/小説「人間失格」(一度落として汚れた) [思考]:惚れた弱み(笑)で、凪に協力する。/落とし物も拾った事だし、凪の所に戻ろうかな [備考]:記憶と連れ去られた時期に疑問を持っています。 地下の地図が気になっています。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第396話 第397話 第398話 第429話 時系列順 第440話 第395話 キノ 第434話 第395話 零崎人識 第416話
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《神殺し(ミストルティン)》 効果モンスター 星4/闇属性/戦士族/攻1800/守1100 このカードが光属性モンスターと戦闘を行う時、 ダメージステップの間のみ攻撃力が500ポイントアップする。 相手がレベル8以上のモンスターを召喚、特殊召喚した時、 このカードを墓地に送る事によってその召喚、特殊召喚を無効にし、 そのモンスターをゲームから除外する。 part18-357 名前 コメント
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出会い系サイトで知り合った男、りゅうじ。 遊園地での初デートを思い出しながら机に座りながらにやにやするかがみん。 かがみ「今日のりゅうじくんとのデート楽しかったな~。大学ではぼっちだけど、彼氏がいるから耐えられる!」 つかさ「コンコン。お姉ちゃん。今、大丈夫?入ってもいい?」 かがみの部屋につかさが入ってきた。すると、つかさはかがみに急に抱きつき泣き出した。 つかさ「お、お姉ちゃん・・・」 かがみ「なになに・・・どうしたのよ?」 つかさ「あのね、こなちゃんがね、私のこと・・・。助けてくれたんだよ」 かがみ「落ち着いて、つかさ。ゆっくりでいいし、順を追って話してくれない?」 つかさ「私、今日 電車の踏み切りを乗り越えて・・・・、死のうって考えようとしてたの。だ・・・だって、か、彼氏にひどいことさ、されて・・・」 つかさは調理師専門学校に入って、先輩の彼氏が出来たが、彼氏から絶え間ない暴力を受け、別れた後もずっとそのことで苦しんでいた。つかさはそのことを誰にも言えずにいた。 偶然あの時、こなたが声をかけてくれていなかったら、そのまま自殺を決行していたのかもしれない。 こなたのおかげでつかさは死なずに済んだのだ。 つかさ「電車がやって来る前に、その踏み切りの前でこなちゃんと会ったの。こなちゃんと話せて、今度遊びに行こうってさそってくれて・・・そしたらこなちゃん達との楽しかった事とか思い出して、生きようって思えたんだ」 かがみ「そうなんだ・・・・。ごめんね、つかさ。あたし今まで試験勉強ばかりに夢中で何も知らなくて・・・・」 つかさ「ううん。もっと早くお姉ちゃんにも相談していればよかった」 かがみ「つかさ・・・、本当に・・・辛かったでしょ?本当にごめんなさい」 つかさ「NTR・・・」 かがみ「?」 つかさ「りゅうじくんひどいんだよ。私のことずっと大好きだって約束してくれたのに」 かがみ「へ・・・・・・?りゅうじって・・・まさか」 つかさ「りゅうじくんが私に急に冷たくなったのって、新しい女のせいだと思うの」 かがみ「ちょっと待って、りゅうじって・・・」 つかさ「だから・・・絶対りゅうじくんのこと許せなかったの。そして、おんなじくらいお姉ちゃんのことも」 つかさの様子がおかしい・・・。 かがみは気がついた。つかさの腕に注射器を射したような点が無数にあることを。まさか麻薬・・・? つかさ「お前が!お前がりゅうじくんを変えたんだ」 いつの間にか、つかさの顔は豹変し、すでに先ほどまでそうだった いつもの愛らしい妹のものではなかった。 つかさは包丁を取り出し、かがみに向けた。包丁を握り締め、突進してきたつかさを咄嗟に避けることができたが、バランスを失い、 かがみはドレッサーの鏡に激突・・・。鏡が割れ、破片が散り、額が切れた。かがみはすぐさま体制を建て直し、額から溢れ出る血をそのままにして、つかさに言い放った。 かがみ「つかさ!あんたにドラッグを教えたのは誰?りゅうじがそうさせたの?」 つかさ「あは。お姉ちゃんは知らないんだ。りゅうじくんのくれたスペシャルなやつ・・・、とってもいいんだよ。お姉ちゃんは教えてもらってないんだ。あはは・・・」 かがみ「つかさ!一緒にすぐ病院に行きましょ。私はりゅうじと別れるわ。だからあんたもヤツと縁を切るのよ。」 つかさ「あは・・・あはははは。確かに。ってか、ダメなんだよね。お姉ちゃんじゃ。」 かがみ「え?」 つかさ「お姉ちゃん、今日りゅうじくんに会っても"つかさ"だって認知もされなかったみたいだね。これじゃやっぱりこれから"つかさ"は私だけなのがいいよ。 ニセモノなんて、ホンモノになれないんだからニセモノなんじゃない?」 かがみ「意味わかんない・・・・・何言ってんのよ?」 つかさ「りゅうじくんには"つかさ"は一人いれば十分だよ。うん、だからこれでもう苦しまなくて済むよ・・・お姉ちゃん。そして、これが唯一の救いになる・・・」 かがみ「待っ・・・」 ドスッ・・・。かがみはショックでその場で倒れこんだ。かがみの腹部に包丁が刺さった。刺したのはもちろんつかさ。 つかさ「私はつかさ。お姉ちゃんが"つかさ"になろうとして、りゅうじくんと付き合おうなんて絶対許さないんだからね。ふふふ・・・あはははは・・・」 つかさ・・・こなた・・・みゆき・・・・日下部・・・峰岸・・・。なぜだろう、こんな時になって大好きなみんなの顔が浮かんできた。 視界が暗転する。だんだん痛みすら何もわからなくなってくる。朦朧とした意識の中、何かが聞こえたような気がした。 「地獄でもぼっちで苦しみなさい」 そういうと、つかさは、もう動かない姉に向かってつばを吐き、血に汚れた手をハンカチで拭き始めた。 わずかに開いたドア越しに一部始終を眺めていた私は、指先ひとつ動かすことができなかった。 「つ、つかさ・・、かがみ・・・」 恋人からの暴力に悩み、自殺までしようとしたつかさ。 心配で心配でたまらなくなって、様子を見にきたんだ。 何をやってもダメな子だけど、調理がうまくてやさしくて。 なんだかほっとけない、私の大事な親友、つかさ。 落ち込んでるだろうな、でも、しっかり者のお姉ちゃんもいることだし、きっとすぐ元気になるよね。今日はちょうどバイトも休みだし、つかさとかがみと三人でまた楽しく遊ぼう。 みゆきさんがいないのは残念だけど、きっと私たちは永遠の親友。みんなが顔を合わせればきっと高校時代みたいに楽しい時間を過ごせるはずだ。 そう思って、かがみとつかさに電話をかけたんだけど、二人ともつながらない。それで、ついアポなしで押しかけてみたんだ。 その大好きだった親友達が、今目の前で殺し合いをしている。 いや、妹が姉を殺している。 思わず私は目を閉じた。 コレは夢だ、夢だ・・・ ズギュッ 「え、・・」 「あ・・・ああ・・・」 目を開けると、不気味な笑顔をうかべたつかさ。 気づかれてたんだ。 私のわき腹に、魚をおろすときに使うような包丁が根元まで刺さっている。 「つ・・か・・さ・・・なんで・・・」 「あはは、お姉ちゃんもしぶといねえ」 「は・・はあ?」 「おねえちゃん、ずっと私はおねえちゃんのオマケでしかなかった。できる姉を持つ妹の気持ちが分かる?! 勉強も、運動も、友達も、全部おねえちゃんに持ってかれた!でも、でも、私の大事なひとまで奪うなんて・・・ 絶対に、ぜったい・ぜ・・・うぎゃわあああああああああああああああああああ」 つかさは錯乱している。私を、かがみと間違えるほどに。 彼女は叫びながら、仰向けに倒れた私の腹を包丁で切り裂いている。 不思議と痛みはない。 つかさ、そういや料理、うまかったっけなあ。 魚の捌き方のコツ、教わったっけ・・ つかさ。 救ってあげれられなくて、ホントにごめん。 私、天然でちょっとおばかなつかさが大好きだったよ。 かがみとみゆきと、つかさ。 みんながいたこの世界が大好きだった。 願わくば、次の世界は幸せな結末を・・・ 一人ぼっちのさびしがりやも、人の心の汚さを覚えた天然娘もいない、輝く未来を・・・ らき☆すた~姉殺し編~ 終わり
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SNSやコミュ Top>みんなで繋がろ!個人サイト&Blog!!> Navigation >SNSやコミュなど SNSやコミュなど ★SNSとは? ・ソーシャル・ネットワーク・サービスの略で、同じ目的などを持った人たちの集まり。 ・参加自由なところもあるが、承認制や招待制のところも有。 招待制の場合、参加者の誰かに紹介してもらわなければならない。 ★コミュとは? ・コミュニティーの略。 仲間内と言う感覚で、好きなもの同志集まっている事が多い。 ・管理人によるのか、参加している人だからか、そこそこによって雰囲気などが違う。 自分に合ったコミュニティに参加することをお勧めする。 ・全般的に言えることだが、並があるのが普通。 現実が忙しくなってくると、人が減るのが難点^^; あまり知られていないような少人数SNSやコミュ歓迎! ※登録時のご注意!! ★アダルト系はご遠慮ください。 ★年齢制限を設けているようなとこはあらかじめご連絡を。 ●SNS ■『12人の優しい殺し屋』Only ◆『12人の優しい殺し屋』応援SNS バナー SNS名 内容 管理者名 ひとこと ◆『12人の優しい殺し屋』関連Novel s&イラスト中心 バナー SNS名 内容 管理者名 ひとこと ■『12人の優しい殺し屋』もやってます ◆『12人の優しい殺し屋』も応援してるよサイト バナー サイト名 内容 管理者名 ひとこと ●コミュ ■『12人の優しい殺し屋』Only ◆『12人の優しい殺し屋』応援コミュ バナー コミュ名 内容 管理者名 ひとこと ◆『12人の優しい殺し屋』関連Novel s&イラスト中心 バナー コミュ名 内容 管理者名 ひとこと ■『12人の優しい殺し屋』もやってます ◆『12人の優しい殺し屋』も応援してるよコミュ バナー コミュ名 内容 管理者名 ひとこと ★編集メンバーになりたい方はこちら!! 個人Webサイトはこちらから Blogはこちらから 上へ ★お絵かき……してみる? 現在、paint_bbsプラグインはご利用いただけません。 ★コメントはここから♪ 名前 コメント すべてのコメントを見る 上へ Top>みんなで繋がろ!個人サイト&Blog!!> Navigation >SNSやコミュなど ●こちらもどうぞ^^ 『12×男』(私設Wiki)へ
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① 「まずい・・・このまま俺が同じ色の星を2個持っているってバレたら・・・。」 メタキゾは必死に右腕の腕輪に銀の星が2個あることを隠していた。 銀の星2個所持ということは誰かを殺したという証拠になりかねない。 その星を手に入れた時に誰かが殺されたというのは非常にタイミング、運が悪かった。 俯いて考え込むメタキゾの肩を何者かに叩かれる。軽く。 振り向けば手榴弾で負傷した自分を手当てしてくれたクラスメイトの男子と女子生徒2人がいた。 「メタキゾ。さっきはありがとうな。お前が手榴弾を捨ててくれなかったら俺は死んでいた。 それはそうと、お前右腕の方を痛めたんじゃあないのか?自分で抑えているけど。」 「そうよ。右腕を怪我したのならまた保健委員のあたしが包帯巻いてあげるわ。」 2人共メタキゾの安否を気遣っているらしい様子である。 彼らからしてもメタキゾとライムは命の恩人だった。 「いや、これくらいの傷は自分で治せるし。いやマジで。」 しかし2人に対して必死になって遠慮をしているメタキゾ。今は右腕を見せれない理由がある。 「で、でもこの格好はいくらなんでも恥ずかしいよぉ・・・。」 そこへ赤面で目の前に出てきたライム。上は着ているべき制服は着ておらず、 胸の周りに包帯を巻いているだけという露出度の高い格好。だが年の割にあまり膨らんでいない。 貧乳と言うことが改めてうかがえる。 下のスカートは見えそうで見えない程度まで切り取られていた。 普段露出度の低い厚着を好む彼女にとってはこの格好は凄く辛いのである。冬だし。 その割に軽く動きやすいのではあるが。 「なぁライム。何も話してくれないけどお前ひょっとして胸が陥没しt」 悪戯心でメタキゾが言いかけた時メタキゾのつま先の前にシャドーボールが飛んできた。 「それ以上言うと貴方の星を頂いちゃうから。分かった?」 ライムの影がメタキゾに覆いかぶさる。 コンプレックスに触れられた時の彼女の顔はこれといって怖くは無い。 むしろ可愛らしいかもしれないが奥に黒いものが潜んでいるのである。 「えあはいマジすいませんでした ライムちゃん今日はいつになくチャーミングだねマジで」 その場を必死に取り繕うメタキゾ。ライムはまだ頬を膨らませて睨んでいる。 そして誰もが耳を傾けた。何者かがこちらに向かって走ってくる。落ちつきなくこちらに迫る足音。 一同の顔が一気に強張る。 だがこちらがそれに準備する暇もなくそいつはひょっこり顔を出した。 そいつはどうやら看護してくれた女子生徒がよく知っている生徒であったらしい。 「あ、暗刻君・・・!どこ行ってたのよ!」 暗刻とは誰かが死んだ時にロキとともに行方不明になっていた生徒。その彼は眼鏡をかけている甘いマスクの少年だった。 そいつが汗を浮かべて走ってここまで来ていたということだった。 「悪ぃ。ようやくここに戻って来られたが・・・お前達大丈夫か?俺がここを離れている間に どっかから手榴弾投げられて大変なことになったそうじゃないか。」 「俺らはなんとかなった。くそっ、俺達のクラスは滅茶苦茶だぜ・・・。 誰かが殺されるわ、爆弾放り投げられるわ、皆どっか行ってバラバラになるわで。 犯人め、タダじゃおかねーぞ!」 「やめておけ。外は既に乱戦混戦状態だ。どこ行っても誰かに狙われるだけだしな。」 怒りに震える男子生徒を暗刻が抑える。どこか頼りになりそうな奴だった。 「え、暗刻君あんたも右腕を怪我したの?ってもう包帯巻いてあるから心配いらないわね。」 「ああ。ちょっと敵にやられたもんでうまく撒いて逃げてきたんだ。 大丈夫。もうここには来ていないから。」 ん?右腕に包帯・・・。 メタキゾが彼の腕に何か気がかりになっている時 暗刻がやや大きめ、いや叫ぶような声で言った。 それも怯えたような声で。突然のことだった。 「メタキゾ・・・。お前・・・その腕の星、一体どこで手に入れたんだ?」 全員が彼の言葉で右腕をじっとみつめる。遂に第二の恐れるべきことが起きた。 「え・・・なんで・・・どうしてメタキゾが星を2個も持っているの・・・? しかも私達と同じ色の・・・。」 「ひょっとしてまさか・・・クラスメイトを殺した犯人は・・・。」 殺人犯へ導く憶測が始まる。本来なら彼らの推理はいい加減ではなく適切なものであったが メタキゾは確かに無実であった。しかし誰もが彼に疑いの目を向けた。 「違う・・・!俺はあいつを殺してなんかいないっ・・・!!」 メタキゾは必死に叫ぶが星2つが腕についている時点で誰も信用はしなかった。 ライムも不安、戸惑いを隠せずただじっと見ていた。 彼女にもメタキゾが確実にやっていないという確信がない。 メタキゾは彼が死亡した時、トイレと言ってライムと分かれていたから。 肝心のアリバイは無い。 更にまたトドメを刺すかのように暗刻が指を突きつけて放つ。 「ああっ、そうだ!あれはメタキゾだったのか!! 僕は見たんだ!誰かがが死んだ彼と何か揉めてたところを!!何かの像で殴り倒していたのも」 (そ、そんなの絶対に何かの間違いだっ・・・!) 駄目。こうなたらどう言っても説得出来そうにない。 更なる絶望がメタキゾを包んだ。急に展開がひっくり返った。 事態はいつの間にか既に収まらない展開になっていた。 メタキゾが考えていたシナリオは最悪な結末へと向かっていく。 ゆっくりと迫る生徒達。それに合わせるかのように部屋の中でメタキゾも後ずさる。 その時微かに誰かに見下ろすかのような眼で見ていたような気がした。まるで転落している自分を見下ろされているかのような。 だがそれを気にしている余裕も今は無かった。 「俺はやっていないんだっ・・・・・!! っ・・・!」 『次の瞬間男子生徒が自分を取り押さえるだろう。』 そう悟ったメタキゾはいち早く後ろの窓から身を乗り出す。 次の瞬間、そのまま身を放りだして外に飛び出した。 彼の居た部屋はあろうことか2階。当然メタキゾは地面に強く打ちつけられて倒れるが、 身を這いずって起き上がり無我夢中でそこから逃げだした。無様な姿だった。 彼は逃げた。犯人と悟られて逃げた、と全員は思い込んだ。 仕方なしとの状況とはいえ逃げたという行為はメタキゾが犯人だと認めるようなものだった。 「追いかけよう!!あいつは今度何をしでかすか分からない!!今すぐにあいつの凶行を止めないと・・・」 今度も男子生徒が怒りに震えながら言う。がライムがすぐさま言葉を遮った。 「貴方達は手を出さないで。私が私自身の手であいつを殺すわ。」 ライムの声も一層強張ったようであり、彼女に何かのオーラを感じさせた。 「でもライムちゃん、その怪我だと・・・」 女子生徒が止めようとするがまたライムが言葉を遮る。 「あいつはかなり手強いけど、私はあいつの能力を熟知しているわ。 なにより・・・ 裏切られたのが・・・とても許せないの・・・!!」 ライムはもはや誰にも止められない。瞳の中には何かの焔が映っているようであり、 歯をくいしばっているような様子だった。 「だから・・・あいつは私に殺させて・・・? メタキゾをぶっ殺すのよ。私が。私が!私が!!」 口調も既にストロングと化している。彼女は既に復讐の色に染め上がっている。 真面目で誰よりもメタキゾのことを信頼していた上に正義感が強かった少女だから性格が豹変してしまうことは仕方がないだろう。 颯爽とメタキゾを追って駆け出す彼女を生徒達はそのまま見送った。 「メタキゾはなんであんな凶行に走ったんだ? まともな奴だと思っていたのに。」 「少なくとも怪我をしてまで私達を助けてくれたのは真実だった・・・よね?」 残された生徒の心にはただの虚無しか映っていなかった。 信頼していた者の裏切り。逃げだした彼にただWhyと問うのみ。 もはや誰も信頼することは出来ない。 自分達は誰にも後ろも任せられない戦場の中に居る。誰もがそう実感した。 ある1人の黒幕以外は・・・。 ② 「クソッ!!なんで・・・なんでこんなことに・・・・・!俺は・・・クラスの指名手配になっちまったっ・・・!」 メタキゾはどこまでも駆け抜けた。逃げる為に。汗を浮かべて息を切らしながらただ走って走って走りまくった。 人目のつかない路地を駆けて、辺りを警戒しながらも出来る限りその場から遠くへ離れていった。 景色は街中から海岸へと変わっていく。そして水平線が見えてきた。 「こんな・・・今クソの役にも立たないこんな星がこんな、絶対にあってはならないことを起こすなんてっ・・・・・! ちくしょう!ちくしょう・・・!くそっ・・・!!」 メタキゾは自分が死体から剥いだ星を思い出して嘆く。 ただ半分無意識に逃げた末に自分は埠頭の高台の上にある灯台に辿り着いていた。 辺りは殺し合いの舞台に似合わない位の綺麗な海の景色が広がっている。 メタキゾは更にその塔の上へ上へと駆け上がる。 一段一段と階段を上がっていく。何もかもから逃げ出したいような心地で。 だが遂に力尽きて倒れてしまう。 もう帰る場所も無い。もう戻ることは出来ない。 例え自分が生き残ったとしてもその後クラスの連中が自分をどのように見るのかも分からない。 そう感じる度にメタキゾの目に涙が浮かんだ。運命によって孤独に追いやられた。 ともかく、今はそれどころではない。 この塔に誰かがいる様子はパッと見て無かったからここはまだ大丈夫のはず。しばらく休む。 満身創痍でここまで落ち伸びてきたが・・・ここから先のことは考える気もしない。 激しく爪を噛むメタキゾ。全身の傷が痛み、頬の傷に涙が染みる。 そんな悲しみに浸っている時、 そこに何者かの影が入った。涙を拭いて後ろを振り返る。 「メタキゾ。私よ。誰だか分かるわね?どうしてここにいるかも・・・!」 追ってきた少女はライム。低い声音で冷たく言い放ち彼の後ろに立った。 「ははっ・・・ライム。俺のことは・・・信じてくれるはずねえか・・・。 お前の手にかけられるなら俺は本望だよ。」 メタキゾは遂に自らの死を悟った。孤独に彷徨うことよりは彼女に殺されることはまだ幸せ。それだけは確かなことだった。 果たして今彼女はどんな気持ちなのであろう。憎しみで覆われているのであろうか。それとも殺意をむき出しにしているのであろうか。 だがしかし、 こうなってしまったのならば少なからず自分は彼女に何か言っておかなければいけない。 彼女は自分を殺したら色は全て同じだが星3つとなって生き残れる。 ライムが星を3つ持っている間に殺される危険性があるが。 「ライムよ・・・俺を殺したらこの星を持って 決して道草を食わずにセーフティーエリアに向かってくれ。 分かっていると思うが、この銀の星を誰かの星と交換するんだ。そしたらお前は晴れてここから出れる。いいな?」 地図で見る限りこの辺りにセーフティーエリアは無いが、もし星3つ持ってで辿りつけたら彼女だけは生き残れる。 このことにメタキゾの心はとにかく喜びの感情ででいっぱいだったかもしれない。自分は死ぬが。 しかし彼女はうんとも言わず、首も縦に振らずにメタキゾの頬を思い切りに引っ叩いた。 ライムの目にも・・・さっきの自分と同じように涙が浮かんでいた。 「どうしてよ・・・。どうして?」 彼女もまたWhyとしか聞かなかった。それ以外は何も言えないのかもしれない。 「どうしてっつっても成り行きでこうなっちまったんだ。星2つ持っているとはいえ俺は犯人じゃない。 俺は誰も殺してなんかいない。 信じてくれとはもう言わないが嘘も言わまい。」 まだこんな悲しい会話とはいえ彼女と話せることもメタキゾにとっては幸せだった。 「そんなこと分かっているに決まってるじゃないっ!! どうしてそんな悲しい事を言うの・・・?メタキゾはいっつも私を置いてけぼりにして 今度は先にあの世にいっちゃうって言うの?この最低の馬鹿ぁ!!」 これがライムの予想外の回答だった。思い切り力一杯に叫ぶ彼女の声はいつまでも耳の中に響いた。 「メタキゾは私のことを信じてくれてないの?私がメタキゾを手にかけるとでも思ったの? 私が貴方を信用しないとでも思ったの!?貴方が無実の罪だって・・・ことを!」 メタキゾの膝の元に崩れるライム。 しかし 「やれやれ・・・。 全く、構っていられない・・・。そんな場合じゃあなかったようだ。」 膝の元にいるライムを他所にメタキゾは何かを感じていた。人が迫るという感じを。 海岸を歩んでくる足音。戦慄。 辺りを見渡すと・・・塔の入り口から城碑露貴が姿を現した。 相変わらず神出鬼没であった。 ③ 「ったく・・・。お2人ともそんなデカい声出して何があったんです? (メタキゾさんはボロボロ。ライムさんに至ってはそんな色っぽい格好で・・・。) 集団の中は煩わしいと思ってここに来てみたんですがね。アンタらもここに来ていたとは。奇遇ですね。」 「し・・・城碑くん・・・!」「伏せろロキッ!!」 メタキゾが感じた気配はロキのものだけではない。その時後ろから何者かが躍り出て城碑の背後に回る。 そしてロキにピストルを向けた。やり慣れているようなかなりの早業だった。 「アンタ、その拳銃でオレを撃ってもオレは死なないし、 撃ったら容赦しない。警告だ。」 背後を取られて頭に拳銃をゴリゴリ押されているのに動揺しないロキ。 それでも数秒の間が合った後にロキを撃った。 「やったぞッ!!」 制服傷だらけ血だらけの別のクラスの男子生徒がロキを撃った。撃ちやがった。 その場で倒れるロキをよそに男は喜びの声を上げてガッツポーズを取る。 だが男にそれで止まる様子は無い。今度は自分達の存在に気付くや否や、こちらに銃を向けた。 ロキがまた起き上がってくることを知らずに。 「こんなんでオレを殺せるとでも?」 ロキが立ちあがって銃を持っている男を睨む。男の顔は真っ青になっていった。 男が更に銃を撃ちだすが・・・弾丸が切れる前にロキを倒すことは決してなかった。 「確かに至近距離から撃ったら大抵は即死だ。」 凶弾すらロキには効かない。物理攻撃は大抵ロキには届かない。 「おめぇ・・・まさか悪鬼ロキ・・・・・!」 「悪鬼はアンタだろ?オレと比べれば。」 怯えて逃げだそうとする男の胸倉を掴んでロキが般若の目でじろじろ覗いた。 「メタキゾさん達。ちょっとそこで待っててください。すぐに戻るんで。」 男を引きずってロキは塔を出てどこかに行ってしまった。 メタキゾとライムはただその様子をポカーンと見つめているだけだったが。 しばらくすると辺りの波の音に混じって男の悲鳴が聞こえてきた。そして男の悲鳴が聞こえなくなった。 「ただいま帰りました。」 塔の入り口でロキが平然と言う。 戻ってきた時ロキの腕には星が2つついていた。自分の持っているのと同じ銀の星と緑色の星2つを持って。 メタキゾはゴクリと息を飲む。ロキを襲った男も星を1つしか持っていなかったから。 ロキが新しく持っている星をつけていたから。 ライムも同様に青ざめてしまった。 「旦那とライムさんが嫌な顔でこちらを見る理由なんて分かりますよ。 だが、オレは正しいと思ったからやった。生き残る為に喰った。それだけのことですよ。」 「旦那って俺か?」 ロキは未だ平然としている。旦那と言われたメタキゾもライムもなかなか喋らないものだからロキが続けて喋る。 「醜いですよねー・・・全く。オレが最初警告してやったのに。 それに、アイツはオレに銃を撃った時『やったぞッ!!』と言った。悪びれる様子もなくむしろ喜んでいるように。 即ち仕方がなくオレを撃ったんじゃあなくゲームに乗っているからオレを撃ったということ。 こいつはオレに返り打ちにされても文句は言えねぇ。オレはその後簡単に念仏を唱えたし。極楽浄土にいけるかどうかは保証できないけど。」 これがただの言いわけではなくロキの信条だったということは分かったが 未だに何か納得が出来ないような気がした。 仕方がなくロキがまた続ける。 「それに、アイツについていた血は何だったかか。後々調べてみると自分の血じゃあなくて返り血だったんですね。 その後ピストルの弾丸の数を確認していたわけだが・・・少々減っていたんすよ。 つまりアイツは俺を撃つ前に誰かを撃っていたということ。 逃げられたのかどうかは知らないがあいつがバリバリで乗っていたということは分かる。 こいつはオレに殺されても文句は言えねぇ。 誰かを蹴落として自分は助かろうとする。こんな奴が敵に情けをかけられるなんてこと、はなからおかしいですよね? 特にこのゲームの中では。」 ロキが純粋な奴だと言うことは分かったが自分ではそれをまだ理解することが出来なかった。 「いい加減目を覚ましてくださいよ旦那。今は甘ったれている場合じゃあない。 ま、当然同じクラスの連中が見ても旦那と同じ反応すると思いますけどね。(だからちと集団から離れた訳ですけどね。) 他人を殺さないと自分は生き残れない。これが現実。日常世界とは別の次元。 少なくとも3分の2が死なないと助からないわけですから 他人を殺さないで自分がちゃっかり生き残るというのもおかしい話。 (オレは正当防衛、悪くても過剰防衛ですけどね。)」 メタキゾは渋い顔をしたまま首をどうとも動かさない。 「とは言えまだ他の方法があるかもしれない内は・・・。」 あくまで平和的な言葉を述べるメタキゾにロキは呆れるように言った。 「殆どない。これも現実。それとも旦那は他人の死体をあさって星を手に入れようとでもお思いなんですかね? 図星。死体から星を取ったことがロキにも既にバレていた。一瞬汗をかく。 「まるでハイエナ。それでもアンタも無意識にゲームに乗ってることになるんですよ。 やり方がどうであれクリア条件である星を集めているうちは。 旦那が持っている星2つってことではアンタもオレも大差ない。 俺からしたら偽善的で気に食わねぇですね。そんなやり方。」 「死んだ者の分まで生きるって言い方してほしいね。」 メタキゾは思わず舌打ちして顔をそらす。 険悪なムードなのかもしれないが相変わらずロキは平然としている。 そして意味深に語り始める。 「本当に旦那は慈悲深いのかもしれないが、 少なくともアンタには殺すべき相手が1人はいる。暗刻とやらをね。」 「何・・・?」「暗刻って・・・。」 メタキゾとライムが顔を上げて続きを喋らんかい、と言わんばかりにロキを見る。 「旦那、アンタはアイツに一杯喰わされたんじゃあないですか? 現在アンタはクラスを追われてここまで来ている。違いますかね?」 「な、なんでそんなことを・・・。」 ロキが空気中で火花を散らしながら指を振る。 「大体の話はオレにも分かっている。まずアンタらのクラスの中で誰かが殺されたこと。 そして手榴弾が放り込まれて半ば戦争状態になったことも。 暗刻って奴・・・右腕に包帯巻いていませんでした?」 「あ、ああ。」 「もう分かりますよね?彼もまた星を2つ持っているということ。 オレの推理では恐らく奴がクラスの1人を殺した。そしてメタキゾに濡れ衣を着せたんですよ。」 「・・・。」 しばらく考え込むメタキゾにロキがまた喋り始める。 「彼も恐らく最初のモニターの説明の時に殺された死体の星を手に入れようと試みたが 先に旦那に手に入れられて失敗した。そこにつけこんだんでしょうね。 旦那が星を2つ手に入れていることを利用して誰かを暗殺した。 その時は同じクラスの人間に殺されるなんて誰も考えていなかったから容易に暗殺出来た。 灯台もと暗しってやつですかね。遠くや周りばかり警戒しすぎて内部の異変に気付かないなんて。」 灯台の中、辺りを流れるロキの推理は自然にメタキゾ達を頷かせていく。 「暗殺のもたらす疑心暗鬼によってクラスの空気が不穏を帯び始めると 焼け石に油を注ぐかのように誰かが手榴弾をビルの中に放り込む。これも多分暗刻の仕業ですね。 クラスを敵としている奴にとっても混乱に巻き込んだ方が利益は高いですし。 そして これによってクラスは完全にバラバラになった。 その後のこのこビルの中に戻ってきては旦那を犯人と仕立てあげる。 旦那が星2つ持っていたら誰もがそれを真実だと思い込むでしょうね。 そこで更にデタラメな説明を付け加えてもクラスの連中はますますメタキゾを疑う。 そしてやむを得ず旦那は逃げたんでしょうね。その状況から逃げられたのも奇跡に近いと思いますが。」 どこまでも透視されているかのようだった。どこまでも地獄耳のようだった。 ロキは事を完全に把握していた。彼もどこかから見ていたのだろうか。 完全なるロキの推理にメタキゾは冷や汗を背中に浮かべていた。 「そしてそうなるとクラスの連中の誰かが旦那を追って来ている可能性が高いが・・・。」 「その心配はないわ。私がうまくメタキゾを追わないように言っておいたから。」 ライムが横から口を挟む。この少女がとても頼もしく思えた自分はもうお終いか、とメタキゾは苦笑いする。 「黒幕はあの暗刻って奴だったのか・・・。してやられたよ・・・全く。」 メタキゾが呟く。その言葉から怒りが感じられた。 「ま、そうなると暗刻って奴が残ったクラスを喰い荒している可能性が高いですね。」 城碑がまた言うとメタキゾは立ちあがった。そのまま灯台を出ようとせんばかりに歩き始めた。 「どこ行くんです?」 「決まっているだろうが。あいつを殺しに行くんだよ。 誰があいつの凶行を止めるっていうんだ・・・!」 硬く拳を握りしめてメタキゾはまた歩み始める。 「ちょっと無茶よ!まだそんな怪我しているんだし、それに今戻ったらクラスの人達にやられちゃうじゃない!!」 半分暴走しているメタキゾを止めようとするライム。 それをよそに静かにロキは笑っていた。 「ふふ・・・。旦那。アンタからそんな『殺す』なんて言葉聞くなんて思いもしませんでしたよ。 頭に血が上ってるんでしょうね。旦那らしくない。」 「俺は至って冷静なつもりさ。」 「いいや、今のアンタは自分を賢いと思い込むヘタレの愚か者に過ぎない。」 「ああ?」 メタキゾが歩む方向をロキの居る方向へと変える。相当今のメタキゾはキレていた。 「ちょっといい加減にしなさいよ!!! こんな状況下でそんなことやってる場合じゃないでしょ!?」 ライムもキレた口調でメタキゾにドスをつく。一気にメタキゾが冷める。 これはさすがのメタキゾもたじたじだった。 「僕やっぱりヘタレか・・・。」 「いやこれはライムさんだから仕方ない。アンタの嫁さん意外とおっかないですね。」 ロキが口を滑らせた時、ライムの影がロキを包んだ。 これはさすがの悪鬼もたじたじだった。 「とにかく旦那は暗刻のいる場所に戻るべきではない。 ライムさんが言った通り今のメタキゾさんはクラスの指名手配になっていますし、第一能力も分からない敵に挑んでは一溜まりもない。 あいつも狡猾な奴ですし、恐らく強敵だから一筋縄とはいかない。」 ロキがトーンを大きくしてメタキゾに訴えるがメタキゾもなかなか退こうとしなかった。 「かと言ってこのまま逃がすのか?もしくはそのまま放置するのか?」 「あいつは恐らく逃げません。星を満足するまで集めるタイプの人間でしょうから ヘマをやらかすまでエリアの殺人鬼として居座り続けるでしょう。 第一自分を犠牲にしてはいけない。アンタを心配してくれている人がいる限りね。」 メタキゾがロキに促されたかのように後ろを振り返るとそこにはライムがいた。 今自分の目の前にいる彼女はどんな状況でも自分を支えてくれた掛け替えのない存在。 この娘は自分が生涯最も感謝しなければならない人だろう。 「だから頃合いをみて復讐に行ったらどうですかね。」 「ああ・・・。俺もどうかしていたな。 今はやめておくよ・・・」 ようやくメタキゾは頭をかきながら下げた。 命は投げ捨てるものではない・・・。よく言ったものだ。 「どうかしているのは元からでしょ?」 2人とも照れくさそうに笑う。 「お2人さん、なにやらここら一帯に人が集まってきていますね。」 不吉な知らせをロキが呟く。慌ててメタキゾとライムが灯台から出て辺りを見下ろすと・・・ まず目に入ったのがコンテナの傍でゆっくり歩いている少女。誰かにやられたのか血まみれだった。 やがてコンテナの横で力尽きるように倒れた。まだ辛うじて生きているが体力は限界に近いように見えた。 「見て・・・ケガしている女の子以外にもなにかぞろぞろ居るわね。」 確かにライムが言った通りその周りに2、3人少女を尾行している者達がいた。コンテナの陰に身を潜める者達。 少女はそいつらに気付いていないのだろうか。 尾行している者達は何か悲しそうな顔をしつつ気付かれないように彼女に接近していた。 (尾行しているあいつらの顔・・・同情や慈愛と言うより・・・別の何か・・・ 罪悪感のようなものに満ちている・・・。 それなのにどうして気付かれないようにケガしている人間を追っているんだ・・・?) その時メタキゾは気付く・・・このゲームにおける彼らの心理状況にっ・・・! 「こいつら・・・息絶えるのを待っているんだ・・・! 星を手に入れたいとはいえ、自分で殺したくもないから、ケガを負ったあいつを助けようともせずに かといってトドメを刺そうともせずくたばるをじっと待っているんだよ・・・!顔に出ている罪悪感が何よりもその証拠・・・。 死人の星は誰のものでもないから・・・それを狙って・・・。きたねぇっ・・・!」 メタキゾがまた怒りに震え始める。無責任なる者達への憤怒を露わにしていた。 「死人から星を取っている旦那と何か違いがあるんですかい?」 ロキがまた呟くが、メタキゾは彼に自分の信条を語り始める。 「俺は死んだ者の分まで生きる必要がある、と思ったから死体から剥いだ。 さっき言ったように死人の星は誰の星でもないからな。 そんな格好悪い言いわけを言わせてもらう。」 メタキゾは何か自分を悔いるかのように俯いた。 が、また頭を上げてまた語る。 「だけど 奴らの場合は俺とは明らかに違う、と思っている。 連中は、ただ生きている命が尽きるのを待っているだけじゃあねぇか・・・! 救える命を見捨てるなんて見殺し・・・見殺しは殺人じゃないのかっ・・・!? とどのつまり奴らがやっているのは殺人だっ・・・! 俺は違う!俺はそんな奴らになんかならないっ・・・!!」 メタキゾは硬く拳を握りしめて駆け出す。瀕死の少女の方に向けて。 「旦那!!」「こればかりは止めるな!俺が偽善だと思うなら偽善だとなんとでも言えっ・・・!」 彼はそのまま突っ走って行ってしまった。 「私も行くわ!」 やはりライムもメタキゾを追って出て行ってしまう。 「クソッ旦那もライムさんも・・・無茶しやがって!怪我人と尾行者以外にまだ誰かがそこに迫っているんだ・・・! 銃を持った別の誰かが・・・!!」 メタキゾ・・・星2個1色 ライム・・・星1個1色 城碑露貴・・・星2個2色
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誰がコック・ロビンを殺したか 原題:Who Killed Cock Robin? 公開:1935年6月29日 旧題:コック・ロビンは誰が殺した シリー・シンフォニー:No.54 ストーリー ある晩、コック・ロビンがジェニー・レンに愛を歌っていると、ロビンが何者かに弓矢で射抜かれてしまう。近隣の人々はすぐに事件に気づき、警察も出動する事態となった。 すぐに黒い鳥が容疑者として確保され、翌日に裁判が始まった。審理が進んでくると、キューピッドが現れ「ロビンを射抜いたのは自分だ。しかし射たのは恋の矢であり、彼は死んでいない」と証言する。ジェニーに弓矢を引き抜かれたロビンは目を覚まし、彼女にメロメロとなる。 概要 キャスト コック・ロビン ? ジェニー・レン マーサ・ウェントワース フクロウ裁判長 ビリー・ブレッチャー オウム検察官 ピント・コルヴィグ 容疑者 ニック・スチュワート レッグス・スパロウ クラレンス・ナッシュ 収録ソフト タイトル 収録ソフト メディア 音源 誰がコック・ロビンを殺したか アニメフェスティバル4 VHS/LD 旧吹替版 誰がコック・ロビンを殺したか シリー・シンフォニー 限定保存版 DVD 新吹替版
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第1章 俺の名前はイラストベーン。そうこれは俺の親が名づけた。自分でも気に入ってる。だが日本人でイラストベーンは頭いかれてるんじゃないのかと思う。言っておくが俺は女だ。 「ベーンせんぱ~い」 ショートカットの女の子が話しかけてきた。こいつは俺の後輩の琉衣(るい)だ。俺は料理部に入ってて一応部長だ。まぁ料理部といっても料理するのは月1回くらいだけど。 「どうしたんだ」 「実はですね~」 琉衣は自慢げにバッグから何か取り出した。それは俺の予想をはるかに上回っていた。 「じゃじゃーん。峰打ちチェンソー。」 どっかの22世紀のあおいたぬき見たく出してきた。 「それはなんだ?」 いや、普通そう思うでしょ。いきなりチェンソーなんか出されて。 「見たとおりですよ。刃がないチェンソーです。」 「それは見てわかるよ。なぜそれを俺に?」 「先輩って殺し屋って言われてるじゃないですかー。先輩のそのナイフじゃなくてこの峰打ちチェンソーにすれば危なくないですよ!!」 「まぁそうだけど‥‥‥‥‥‥」 言っておくが本当に殺し屋ではないぞ。ただ料理部ランク1位だからな‥‥‥‥‥‥ そう俺たち料理部の活動内容は基本戦い。戦って楽しむ基本それが目的。 「じゃあ先輩にあげますねこれ。さよならせんぱーい」 「じゃあな‥‥‥‥‥‥」 いやおかしいでしょ。これ貰っていいのか?確かに殺し屋って言われるくらい俺は強いのかもしれないけどさ、これはちょっと危ない気がする‥‥‥‥‥‥まぁモノホンナイフよりマシか。 †×† 翌日俺はこれをもって学校に行ってみた。もちろんバッグに隠してだ。こんなもの表に出して歩いたらポリスさんたちに捕まっちまう。 正門をくぐったらいつものように 「おい殺し屋きたぞ目合わせるとどうなるかわかんねぇぞ」 「あ~怖い怖い」 そんな声が聞こえた。 いや俺だって女の子なんだぜ。可愛いものは好きだし。恋だってするし。最近してないけど。 そんなことを思いながら料理部の部室があるところまでいく。チェンソーはそこにおいておくつもりだ。 料理部室のある3階まで登って曲がり角を曲がった瞬間 男の子にぶつかったのだ。 どこのベタなラブコメだよと思いながら倒れたカラダを起こす。 「おい大丈夫か?」 そんな適当なことを気絶してんのかしらんが倒れた男子に呼びかけた。そしたら 「すいません。急いでまして‥‥‥‥‥‥」 意外と子供っぽい声をした男子だ。顔もイケメンの部類に入るだろう顔つき。 「気にするなよ」 「それでは僕はこれで‥‥‥‥‥‥」 「おい待て名前はなんていうんだ?ちなみに俺は成海(なるみ)イラストベーンだ」 「僕は坂本麗羅(れいら)です。」 そしてその男子は去っていった。 放課後。 そうさっき出会った麗羅が入部申込用紙を持って料理部に訪ねてきたのだ。 あとがき 久しぶりの小説で肩がこってしまってる今日この頃です。 今回は官能小説ではなくラブコメを書いていきます。かなりの長編になりそうな予感ですwww では次回予告のコーナー。 今回出てきた麗羅とイラストベーンの関係に進展がありますよー。これ以上はネタバレになるので控えますねww ではこれからもノンストップノンブレーキでがんがん書いていきたいです。よろしくお願いします。
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788 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/04/07(水) 23 49 55 ID ??? 778-780 彡⌒⌒ゞ ミ (`')从ゝ ヾ ゚∀゚ノ 三千世界のカラスを殺し、ぬしと朝寝がしてみたい♪ /"'`/, -`Y /\o。。。 | ||E ∪●)三mΕ∃. \__,へ--人 ヽ ゚ ゚ ゚ (_)(_) セシリー「カラス先生がにらんでるわよ」 カラス先生「いいでしょう、いつでも受けて立ちますよ。シーブック君でしたね?」 シーブック「……ヾ; ゚д゚ノ」 ウモン「その後、シーブックとカラスのトビアを巡る三角関係がしばらく噂になったんじゃ」