約 7,188 件
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/65.html
【種別】 フレイムヘイズ 【初出】 VIII巻 【解説】 『愁夢の吹き手』(しゅうむのふきて)の称号を持つ、“虚の色森”ハルファスのフレイムヘイズ。炎の色は薄いオレンジ色。 外見はエメラルドグリーンの瞳に鷲鼻と白髪、皺を鋭く刻んだ小柄な老人。フレイムヘイズとなってからまだ200年ほどしか経っていなかった、『若き御老体』。 戦闘時には、ステッキ型の神器“ブンシェルルーテ”を携え、幻術を操った。 欧州におけるフレイムヘイズたちの活動の多くを裏で支えてきた立役者。十九世紀から二十世紀初頭にかけて外界宿を「溜まり場」から「支援施設」へと変革した若き偉人。 幕僚団『クーベリックのオーケストラ』という一団を率いて、フレイムヘイズたちの情報交換・支援施設である外界宿『ドレル・パーティー』を主催しており、情報の便宜、素早い移動の手配、資金の工面や管理などの支援を、討ち手たちに提供してきた。 人間社会で企業を運営し、様々な面でのバックアップ体制を確立しただけでなく、この世の本当のことを人間の構成員に触れさせることで、結果的に新たなフレイムヘイズ誕生の助けにもなってきた。 ピエトロ率いる数十名の運行管理者『モンテベルディのコーロ』とも連携していたようであった。 VIII巻で『ドレル・パーティー』本部をシュドナイ率いる[仮装舞踏会]に襲撃され、ギリギリのところで相手がシュドナイだと気付いたことでかろうじて奇襲からは逃れるが、彼一人だけしか建物から脱出できず、同僚のパウラ・クレツキーとボードは死亡した。そして、最後は勝てないと知りつつもフレイムヘイズの意地として最後まで抗うことを選び、剛槍型宝具『神鉄如意』で両断されて死亡した。 【由来・元ネタ】 『ドレル』の名を持つ音楽家には、ピアニストのドレル・ハンドマン(Dorel Handman)がある。彼がカール・シューリヒトに捧げた追悼文には、まさに『愁夢の吹き手』を彷彿とさせる表現が現れる。 『クーベリック』にはチェコの音楽家の父子で、ヴァイオリニスト・作曲家のヤン・クベリーク(Jan Kubelík)、指揮者・作曲家のラファエル・イェロニーム・クーベリック(Rafael Jeroným Kubelík)がある。英語読みしている点、オーケストラの指揮者である点から、息子のラファエルに由来するのではないだろうか。 【コメント】 ☆シュドナイ曰く、「若きご老体」「戦闘以外で初めて名を馳せたフレイムヘイズ」。 ☆いいお爺ちゃんて感じだった。『内乱』や『冷戦下の事件』にも関与していたんだろうな。 ☆最期にハルファスを顕現させなかったので、第二の『愁夢の吹き手』が生まれる可能性は、新世界『無何有鏡』創造によって無くなった。 ☆死んだ後に数々の偉業が判明した珍しい人物だった。 ☆アニメ第2期で登場した。 ☆結局、アニメ第2期で外界宿殲滅に何の意味があったんだ? ☆DVDの『なぜなにシャナ』外界宿編でも、外界宿発達の経緯が語られながら、名前すら出てこなかった。 ☆↑↑[仮装舞踏会]が『大命』にむけて本格的に活動を始めたということを表現したかったんだろうな。 ☆結局30分単位じゃ外界宿関係の話も全部語れるわけもなく、結局は全くの犬死にになってしまったがな・・・。 ☆↑外界宿から送られてくる資料が支離滅裂になってきていることへの裏付けや、外界宿の仕事に興味を持ち始めた佐藤に厳しい現実を見せつけるためにわざわざ描く必要があったんだな。ゆえに襲撃時期もそれらのエピソードに合わせてずれてるわけで...。 ☆外界宿のトップという役柄ゆえか、ピエトロと違って、外伝で再登場する機会がなかった。公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』でクレツキーやボードについての詳細が明かされた。 ☆ダン・ロジャースと親交が深かったようだ。 ☆田中栄太役の近藤孝行さんが兼ね役で演じていたことを、DVD第17話オーディオコメンタリー内で明かしていた。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミやモレクやチェルノボーグやジャリや[宝石の一味]のコヨーテやフックスやトンサーイとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、9話のおむすびころりんでドレル爺さんとして登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』には登場しなかった。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、カレー総督として登場している。
https://w.atwiki.jp/rightnovel/pages/57.html
声 - アニメ 野島健児悠二の高校からのクラスメイトで、「とりあえず美をつけてもよい」容姿の華奢な少年。当初は“紅世”とは無関係の一般人だったが、『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーとの出会いを機に“紅世”と関わるようになった。基本的に軽薄で要領や人当たりの良いクラスのムードメーカーだが、勉強は苦手。御崎市の旧家の息子だが家族とは確執があり、現在は豪邸で家政婦たちの世話を受けつつ居候のマージョリーと2人暮らしをしている。田中栄太・緒方真竹とは中学からの同級生。特に田中とは親友で、共にシャナと出会う以前に悠二の友人となっていた。後に悠二とも親友と呼べる仲になる。現在は更生しているが、中学時代は「狂犬」と呼ばれるほど反抗的で荒れており、当時のことを忘れていない者も多い。御崎市を訪れたマージョリーに目を付けられ、田中と共にサポートに当たる(II巻)。彼女を「親分」と慕い、今以上に役に立ちたいと日々努力を重ねるが、フレイムヘイズと“徒”の戦いに直接参戦するには弱すぎることを思い知り(VII巻)、以後は頭脳面で役立つことを目指して雑学の習得に励むが、それでも思うようにいかず苦悩する。その思慕は、当初は「親分と子分」であったようだが、いつしか男女のそれへと変化していった様子。マージョリーと出会った後も悠二やシャナの正体は知らなかったが、夏祭りの“徒”襲撃を機に秘密を共有するようになる(VII巻)。同時に悠二と自分の差をたびたび感じては罪悪感や無力感を抱いていたが、文化祭の騒動を機にその差をようやく受け入れた(XIII巻)。その後、一般人が関わる外界宿(アウトロー)の存在を知ってからは、マージョリーをサポートするため外界宿への参入を考えるようになり、悠二を介して外界宿へその意思を伝え、外界宿に役立つ人脈作りのため、有力な人脈を持つ親と和解し家族の住む東京へ移ることを検討し始める(XIII巻、XIV巻)。クリスマス・イヴに失踪した悠二のことは、“紅世”と長く関わったため忘れず、外界宿への参入に焦りを覚えはじめる。翌年1月、学校を休み外界宿の初等連絡員として東京へと向かう。その際“徒”の接近を察知し、御崎市のフレイムヘイズたちに迎撃体制を整えさせる一翼を担ったが、その“徒”が“祭礼の蛇”と合一した悠二だとは知らなかった(XVI巻)。外界宿東京支部に到着後は、『骸躯の換え手』アーネスト・フリーダーの策により軟禁状態に置かれたが、『輝爍の撒き手』レベッカ・リードに助けられ、マージョリーに宛てた対[仮装舞踏会]戦資料を託され御崎市への帰路に着いた(XVII巻)。帰宅後、昏睡状態のマージョリーに自身の素直な気持ちを打ち明けて口付けし、彼女を目覚めさせる。そしてマージョリーの想いを受け入れ、遂に両思いになった(XIX巻)。その後は対[仮装舞踏会]戦に参じるマージョリーに同行(XIX巻)。撤退戦の準備として、中国南西部の戦場近辺に配置された『天道宮』で董命たちと作業に当たっていたが、戦況の変転によってマージョリーが戦場に赴いた後、地中に埋伏された『天道宮』に避難してきたフランソワたちを出迎えた(XX巻)。フレイムヘイズ兵団が大敗した半日後には飛行機でニューヨークに移動し、シャナたちと合流。シャナたちと『大地の三神』の会合を見届けた。その後、シャナたちが特別便の飛行機から降りて御崎市に突入した後も、飛行機に残って別行動に移った(XXI巻)。御崎市決戦では、他の外界宿の人員と共に御崎市の監視班に配属され、近隣の大戸市から御崎市を監視していた。しかし、新世界が創造されて封絶が解除されると田中に電話し、それによって御崎大橋で戦闘がまだ行われているのを知ると急いで御崎市に向かい、御崎市の復元の実行によって街中の人々に響き渡る坂井悠二の声を聞き、シャナたちが新世界へ旅立つ直前にマージョリーと合流した(XXII巻)。新世界『無何有鏡』完成後は、外界宿の仕事の都合から東京の学校へ転校した。アニメの設定では身長167cm。第1期では中学時代の荒れ気味の性格が強く残っており、田中とは親しいが悠二たちとの交友関係は殆どない。第2期からは闘いを通じて交友関係もでき性格も多少丸くなったが、悠二に対して対抗心を抱き相談する事を拒絶するなどやはり性格が異なる。緒方が砕け散ったショックから田中がマージョリーから渡された付箋を手放したことで自分たちの道が分かたれたことを知るが、彼の決断を賞賛するなど田中と二人で一緒の道を行く事にはあまり拘っていない。しかし、マージョリーに対して戦線離脱を告げることは自ら為すべきだと考え、対サブラク戦でのサブラクの罠の一環であるザロービに同行せざるを得なかった悠二のSOSを受け取った田中がそれを伝えに来た折、田中が自ら告げるまで彼の代わりにマージョリーに言うことなく親友を見守っていた。第3期アニメでは昏睡状態からマージョリーが目覚めた後、原作にはなかった撤退戦への出立前の二人の様子が描かれ、マージョリーと男女の仲になったことが示唆されていた。 灼眼のシャナ
https://w.atwiki.jp/persona2batsu/pages/378.html
孤影1|孤影2|無影無踪 出入口 ドア エレベータ 上り階段 下り階段 アイテム 回復施設 ベルベットルーム メッセージ HPダメージ SPダメージ 毒ダメージ 落とし穴 移動床 ワープ床 [自我の統合:理性の塔]|[内界の認知:機根の塔]|[内界の認知:欲動の塔]|[内界の認知:感情の塔]|[自我の統合:倫理の塔]|[外界の知覚:記憶の塔]|[内界の認知:知恵の塔]|[外界の知覚:知覚の塔]|[内界の認知:意志の塔]|[自我の統合:反影の塔] マップ 「」はスタート地点を表す [自我の統合:理性の塔] ()をクリックで別ウインドウ表示 上へ [内界の認知:機根の塔] ()をクリックで別ウインドウ表示 上へ [内界の認知:欲動の塔] ()をクリックで別ウインドウ表示 上へ [内界の認知:感情の塔] ()をクリックで別ウインドウ表示 上へ [自我の統合:倫理の塔] ()をクリックで別ウインドウ表示 上へ [外界の知覚:記憶の塔] ()をクリックで別ウインドウ表示 上へ [内界の認知:知恵の塔] ()をクリックで別ウインドウ表示 上へ [外界の知覚:知覚の塔] ()をクリックで別ウインドウ表示 上へ [内界の認知:意志の塔] ()をクリックで別ウインドウ表示 上へ [自我の統合:反影の塔] ()をクリックで別ウインドウ表示 上へ
https://w.atwiki.jp/tarupa/pages/171.html
他人へうちのタルパの存在証明をできるか? 皆さん、私達の可愛い子が存在することを他人に示すこと、または私達の可愛い子が本当に存在するかどうかについての諸問題をコンプレックスにしていたりしませんか? 私はそうでした。 他の人にうちの子の存在を打ち明けたとして、もしその存在性を疑われたらどうしよう。 そんなこと言われたら、自分でも自信がなくなっちゃうかも……なんて。 そんな悩みについて、私が考えていることをまとめてみます。 私はオカルトの側面について詳しくないので、哲学について(であろう)側面について書きまつ。 結論 まずは結論から始めます。 1に、あなたの子の自我の存在性について、証明することは(私のレベルでは)できませんが、そもそもする必要はありません。 2に、あなたの子が現象的に存在するか否かは、今まであなたがその子にどれだけ動かされたかで決まります。 悩まないでください。 悩む代わりに私達の子の具現化のために、もっと鍛錬しましょう。 1. 私達の子の内的な存在性証明について ここで「内的な存在性」とは「自我の存在性」ことです。 (外界からは確認できないだろう、直接の存在性) 私達の子の自我についての存在性証明の方法は見つかりませんでした。 というのはそもそも、自我の存在性証明というのは未だに哲学的な未解決問題である(だろう)からです。 私はうちの子について、他者に存在を示すことができません。 なぜならうちの子の自我というものをポンと取り出して、見せることができないからです。 (もしポンと取り出して他者に見せることができたら、もうこの話は全て解決するだろうけれど) でもそれって私達の子についてでなくとも、自我一般に言えることです。 私は私の自我の実在性を、あなたに証明できません。 ですのであなたはあなたの子の自我の実在性について悩む必要はありません。 もし悩むのであれば、まず先に自身の自我をどのように他者に証明すればいいのかという、一般な場合について悩みましょう。 2. 私達の子の外的な存在性証明について ここで「外的な存在性」とは「その存在が外界に影響を及ぼしているかどうか」です。 (外界から確認できるレベルでの、私達の子の存在性) これは単純に、あなたの子があなたにどれだけ影響を及ぼしたかという問題に委譲できます。 あなたがあなたの子に影響を受け、それによってあなたがなんらかの影響を及ぼしたのなら、それはあなたの子が外界にその影響を及ぼしたことと同等だからです。 (簡単な三段論法です。) 例えばもしあなたがあなたの子に励まされながら、研究のレポートを書き終えたならば、それはあなたの子の外的な存在性の証明になります。 あなたと、そしてあなたの子がによる、外界への貢献です。 あるいは研究のレポートでなくとも、外界へ無影響でない何かであれば、同じことが言えます。 そう考えると、私達の子が現象的に、外的に存在しているかどうか。 外界へ影響を及ぼしているかどうかは……むしろ隠しきれないくらいじゃないでしょうか。 あなたの子は私達自身と同じように、現象としてちゃんと存在しています。 他人へうちのタルパさんの存在証明をできるか? あなたの子の自我の存在を証明することはできません。 それはあなた自身の自我についてもそうですし、あなたに「あなたの子は実在するか?」と質問してきた人の自我についてもそうです。 自我の存在を証明する必要はないのです。 じゃあうちの子は本当に存在するのか? なんて思ってしまうかもしれませんが、そういうときは……あなたがあなたの子によって受けた影響を数えてみてください。 あなたの子が確かに存在することが、確認できるはずです。
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/1070.html
「・・・見られている」 見られている。 街中の女子高生から果ては横断歩道を集団で渡る小学生。 果ては家や定食屋の神棚からも視線を感じる。 ヤンデレ少女による拉致監禁凌辱が日常的に行われる、恐怖の幻想郷から奇跡的な帰還を果たした○○にとっての悩みはそれだった。 なぜだ? 彼は幻想郷に居た時は産休に入った教師に変わって、寺子屋の代用教師をしていたが受け持ったのはまだ色恋をしらない幼児と妖精だけだった。 無論、外界に影響を与えられるような強大な力を持つような存在はいない。 そのため、彼は他の外来人のように「お婿さん」という名のダッチハズバンド地獄を味わうことはなかった。 しかし安定と収入は比例しない。 寺子屋の収入では帰還に必要となる金子は用意できなかった。 美術の時間、元プロモデラーである彼が龍のフィギュアを作ったのを見た教え子の諏訪子ちゃんの知り合いが彼に融資したいと申し出た。 自分は外界では名の通った神であったが、信仰を失くして幻想郷に落ちのびることになった。 幻想郷の御蔭で新たな信仰を得て自分たちは安泰であったが、外界に残してきた分霊達が心配だ。 携帯用の自分たちの姿をデフォルメしたストラップを作り、それを通して得た「信仰」を分霊達に分配し存続を図りたい。 もしそれが可能であるのなら、外界帰還に手を貸そう。 こうして彼は蛇と蛙を可愛らしくデフォルメしたストラップの原型を作成し、その出来に満足したクライアントが用意した金子で外界へ帰還した。 原型をどうやって外界へ持ちだすのか、彼にはどうでもよかった。 「神奈子~おまかせカエルくんとのんびりヘビちゃんの売れ行きはどうなってる?」 「ああ諏訪子。増産に次ぐ増産で思ったよりも儲かってるし信仰も全て分霊に分配するのも惜しいくらいだよ」 妖怪の山にある守矢神社では二柱の神が紫に内緒で引いたダイヤルアップ回線でインターネットをしていた。 「意中の殿方を落とす霊験あらたかなストラップ!一家に一個ってね」 「そうさ!私が見つけた○○は腕のいい土師になるよ。昔の彼と同じくね・・・」 「あたしも驚いたさ!○○が作った龍の置物があんたの旦那の昔作ったものにそっくりで」 「せっかく安定した居場所を得たんだから、今度は旦那もいなくっちゃね」 「でも、ストラップを通して○○を監視するのはやりすぎだと思うがね」 「・・・約束は忘れてないよね?」 「わかってるよ。彼が全てに絶望して現実を捨て去ったとき迎えに行くのに力を貸すってことは」 神奈子はため息をついた。 意中の男性を見つけた諏訪子は始末が負えない。 遥か昔、諏訪子の旦那の今わの際、「やっと逃げられる・・・」と彼が呟いたことを諏訪子は知らない。 「やっぱり逃げきれなったね・・・・」神奈子はそっとそう呟いた。
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/1080.html
私の妻は、生前の記憶が無いという。 私も彼女と同じように、生前の記憶と言うものが存在しない。 私は妻となった女性の屋敷で生活をしている。 死霊の世界の、冥土へ渡る魂達の逗留場。 だが、私と、妻はずっとこの場に留まっている。 彼女の場合は、それがお役目だから。しかし、私はどうしてなのだろうか。 決して咲くことの無い桜の木。 その根本に私の生前の身体が埋まっているという。 遙か昔には、妻の身体が埋められ、その隣りに私の身体が埋められたと言う。 妻と言えば、妖夢君を外界……私が来た場所らしい。そこから春を集めさせているようだ。 事実、桜の木には桜色の気流のようなものが流れ込んでいる。 多分、あれが春なのだろう。何度か止めるよう言ったのだが、私の諫めは大概受け入れてくれる彼女らしくもなく強行されている。 偶には、○○にも外界の香りを楽しんで欲しくてね。 妻の愛おしげな、やはり何かに取り憑かれたような、普段見せない気負いを前に私は引かざるを得なかった。 私は基本的にこの屋敷からは出ない。 妻の願いでもあるし、従者の懇願であるからだ。 特に、外界に出る事を妻達は嫌がった。……それなのに、どうしてだろうか。 極まれにこうした外界をイメージさせるような品物を持ち込んだり、外気を入れたりする。 白黒の魔法使いと戦う妖夢君と、桜の、西行妖の前で紅白巫女と戦う妻を私は見守る。 ある程度身は守れても、積極的に戦えるような力は私にはない。だからこうして見守るしかないのだが。 「二人とも、もう、止めよう」 弾幕の嵐が止まる。私は魔法使いと巫女に深々と頭を下げた。 「私の妻が迷惑をおかけしました。春はお返しするので、どうか矛を収めて頂きたい。 幽々子、こんな事までしなくてもいいんだ。私は、此処に居る。君の傍に居る事が、今の環境が好きなんだ。 今の生活が好きなんだ。忘れてしまった過去を無理に思い返す事はない。だから、もう止めにしよう」 こうして、あの騒動はあっさりと幕を閉じた。外界には無事春が戻ってきたらしい。 だが、少し気になった事があったので、後日連絡に来た巫女に私は1つの問いをした。 何故、戦闘が終わった後なのに、君達は最後まで身構えて居たのかと。 巫女は少しだけ言い辛そうな顔をした後、静かに呟くように言った。 貴方の言葉を耳にした時、あの二人、幽々子と妖夢君は確かに笑顔を浮かべていたと。 まるで、満願が成就したような、極上の獲物を手にした肉食獣の笑みのような、そんな総毛立つ笑顔だったと。 巫女の言う彼女達の笑顔とは何だったのだろうか。 今日も妖夢君は勤勉に家事に勤しみ妻の我が儘に当惑し。 今日も妻は食いしん坊で我が儘で、私の世話を焼き甘えてくる。 私は今の生活を甘受する事にした。 失われた記憶も、何故外界を遠ざけるかも、どうでもいい。 探って今の生活が壊れるようならば、知らぬ方がいい。 今日も白玉楼は、平和だった。
https://w.atwiki.jp/shomen-study7/pages/904.html
感覚記憶 記憶の仕組みは1960年代後半から、全体的な記憶の仕組みを考えるモデルが登場し始めた。代表的なモデルとして二重貯蔵モデルがある。これは情報の貯蔵時間が異なる短期記憶?と長期記憶?の存在を仮定している。これらはアトキンソとシフリン(Atkinson,R.C.&Shiffrin,R.M.1968)によって提言された。 外界の情報は、感覚器官において物理的表現を心的表現へ変換された後、感覚記憶と呼ばれる場所にそのまま短時間保持される。 保持期間は視覚刺激の場合は数百ミリ秒以内、聴覚刺激の場合は数秒以内と言われ注意を向けていなければ、すぐに失われてしまう。ている。私たちは次々に変化する外界を一瞬のうちに認識する必要がある。この感覚記憶によって外界を効率よく処理するために持続時間は短い方が効率的であるといえる。感覚記憶に入力された情報のうち注意を向けられたものだけが短期記憶に入る。
https://w.atwiki.jp/happy_physics/pages/55.html
脳死とは、「主観が外界より観測されない状態」です。 たとえ脳が生きていたとしても、外界に情報発信が出来なければ脳死と判断されます。 →脳死は人の死か? 質問、ご意見はこちらからどうぞ → Q&A 以下広告
https://w.atwiki.jp/2889/
- 人目のお客様です。 ~~~Monologue~~~ 最初は、エスタマルトに帰ることばかり考えてた。 でも、皆と一緒に冒険を続けて、変わってきた。 とにかく、ついてないと思ってたんだ。やっと勝ち上がったグランプリ決勝戦の最中に、 いきなりあの『ズター』が現れて、気がついたら、 俺は見たことも、聞いたこともない外界にいた。 「本当に帰れるのか?」って、その時から何となくは感じてたよ。 それでも、眠らない街エスタマルトが恋しくて、 みんなが俺のことを知っててくれるあの場所に戻りたくて、 そのためなら俺はもう一度、あの『ズター』に会ってもいいって思ったんだ。 でも、『ズター』に苦しめられてる外界の人たちと、 その悲しみを星命士としてたったひとりで消そうと立ち上がったピーチ姫を知って、もう他人事ではいられなくなってきた。 俺のエスタマルトとこの外界を結んでいるのは『ズター』で、 それを倒してしまったらもう帰る望みはない―――そんなことも、どうでも良くなってきたんだ。 だって、ピーチ姫の覚悟は・・・・・・。 だから俺も覚悟する。ただし、ピーチ姫のものとは少し違う覚悟を。 最後まで、姫を守ってみせる。『ズター』が倒れて、外界に平和がやってきたあとも、ずっと。 誰も犠牲になんてさせない。皆が心から笑って生きていける結末に、 どんな困難が待っていようとたどり着いてみせるんだ。 悪い“幻”を、終わらせよう。たとえ何が起ころうとも。それが、俺の覚悟―――。 CONTENTS Scenario Guide ペーパーマリオ・オブ・シナリオ ペーパーマリオ・オブ・イベント ペーパーマリオ・オブ・グランプリ ペーパーマリオ・オブ・マップ Battle Guide ペーパーマリオ・オブ・キャラクター ペーパーマリオ・オブ・バトル ペーパーマリオ・オブ・アイテム ペーパーマリオ・オブ・モンスター
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/40.html
【種別】 人間 【初出】 I巻 【解説】 御崎高校一年二組。坂井悠二の友人でクラスメイト。 とりあえず美をつけてもよい容姿の華奢な少年。軽薄そうな見た目通り賑やかなことが好き。明るく話し上手な性格でもあり、クラスや友人達の間では盛り上げ役やムードメーカー的な役割である。 悠二とはシャナが平井ゆかりとして御崎高校に通い出す以前からの友人で、池と田中も含めて最も仲が良く、四人でよく一緒に昼食を取っていた。 当初は“紅世”のことを全く知らない一般人であったが、親友の田中と共にフレイムヘイズ『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーと出会い、彼女に憧れ、“紅世”のことを知ったことで人生の大きな転機を迎えた。 家族とは険悪も生温い、昔からの断絶状態で、広い家で一人暮らしをしていた。中学時代は田中と共にかなり荒れており、『狂犬』の仇名も持っていた。現在では恰好だけの反抗の恰好悪さを自覚し、そういった世界からは離れているが、田中よりも少々強引だったり、少年っぽい力に憧れる青臭さがあったりする。中学時代からの知り合いである緒方真竹とも田中ほどではないが親しい。 II巻でマージョリーと出会ってから、田中と共に一の子分を名乗り、憧れの彼女の戦いや生き方に付いて行こうと、田中と共に彼らなりに努力を始めた。 しかし、思うように行かないもどかしさと焦り、親友である田中への劣等感とその払拭、『吸血鬼』にまつわる一連の事件を教訓として、力で付いていくのではなく、その他の方面からマージョリーの力になれる道を探し始めた。 XIII巻で酔いながら愚痴を零すヴィルヘルミナ・カルメルから外界宿の存在を偶然耳にしたことで、『フレイムヘイズを支援する外界宿の構成員となって、マージョリーをどんな形でも助ける』という道を定めて動き始めた。 嫌悪・断絶していた父親と連絡をとり、家名・政治的な力を利用して将来外界宿で力になろうと、友人である悠二を介してヴィルヘルミナに口添えを頼み込だりしていた。 しかし、クリスマス・イヴに友人である悠二が失踪し、同じく友人となっていたシャナから、彼の生存の希望を聞かされたことで、友人のために今すぐにでも、少しでも力になろうと、東京外界宿の末端中の初等構成員として、連絡を持って東京へ出発し、その際にはマージョリー特製の探知能力を秘めた栞を持たされた。外界宿に向かう電車の中で、“祭礼の蛇”と合一した悠二の気配とは知らずに察知し、携帯電話で田中に連絡した。 その後、外界宿東京支部ではヴィルヘルミナを呼び出すための人質としてフリーダーによって数日間軟禁されたが、『輝爍の撒き手』レベッカ・リードに助けられ、レベッカに貰った資料を持って御崎市への帰路に着いた。 そして御崎市の自宅に帰還し、自室のベッドで眠り続けるマージョリーに自身の思いを打ち明けてマージョリーに口付けをした。それで目を覚ましたマージョリーとお互いの想いを語り合い、もう一度口付けを交わして遂に両想いになった。そして『引潮』作戦の為に出発するマージョリーに同行する為に、吉田一美と田中栄太に見送られてマージョリーと共に自宅を出発した。 そして中国南西部の戦場近辺に配置された『天道宮』に到着し、ヴィルヘルミナからマージョリーに託された『引潮』作戦の準備を董命たちと進めていたが、戦局の変転によってマージョリーが戦場に赴いた後、地中に埋伏された『天道宮』に逃げ込んできたフランソワたちを出迎えた。 フレイムヘイズ兵団が大敗した半日後には飛行機でニューヨークへ移動し、レベッカからの連絡をシャナたちに伝えた後、シャナがセンターヒルの遺言と自身の決意を『大地の三神』に伝えて、参戦と同行を取り付けるのを見届けた。その後、シャナたちが特別便の飛行機から降りて御崎市に突入した後も、飛行機に残って別行動に移った。 その後、御崎市の隣の大戸市へやって来て、オルメスと共に監視班を務めた。そして新世界『無何有鏡』が創造されて封絶が解除された後、携帯電話で田中に連絡して状況を伝えた後、田中から御崎大橋で戦闘が行われている事を聞き、御崎市へ向かった。そして、御崎市の復元を行うことで御崎市の人々に響いた坂井悠二の声を聞き、シャナたちが新世界へ旅立つ直前にマージョリーと合流した。 シャナたちが新世界へ旅立ってから二ヵ月後の四月下旬、マージョリーと共に久しぶりに御崎市に帰郷して、出迎えた吉田と田中から御崎市の近況を聞いた後、マージョリーと共に外界宿とこの世に残ったフレイムヘイズたちの近況を伝えた。そして、坂井夫妻と二月下旬に誕生した坂井三悠を慰労するための御崎山での花見に参加し、坂井夫妻から三悠の名前の由来を聞いた時には、感激のあまりに言葉を言い間違えていた。花見の終盤には、皆で指輪型宝具『コルデー』を使ってのおまじないを行った。 【アニメ版】 原作と性格が大きく異なる人物の一人。 原作の軽薄さはなりを潜めアウトローな雰囲気が強く、悠二や池とも疎遠で友人ではなく、むしろ彼らを嫌っていたような節があった。 第二期では、多少彼らとの間に繋がりが出来たが、それでも“ミステス”である悠二に対して同情や理解どころか、強い対抗心を抱いており、外界宿についての相談を彼にすることを嫌がってシャナに相談したこともあった。ちなみにシャナとの仲も原作より悪く、相談を持ちかけたところ即座に「悠二に直接聞けばいい」とぞんざいに扱われ、そのまま帰られそうになっていた。 アニメ1期、2期の中盤に入る休息エピソードではシャナとペアになることが多い(プール、遊園地の話)。 アニメ第3期では、昏睡状態から目覚めたマージョリーと男女の仲になった描写があった。 最終話エンディングでは、マージョリーに代わってフリーダーやゾフィーやヒルダたちとパソコンで交信しており、外界宿のメンバーに迎え入れられたようだ。 【由来・元ネタ推察】 ネーミングの由来は佐藤栄作・元総理。 【コメント】 ☆項辛みたいに、いずれ外界宿の幹部になるかもな。 ☆最終巻で、オルメスに文句を言われていた。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]のアシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやチェルノボーグやモレクとも遭遇していたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『しんでれらのしゃな』では、ハツカネズミとして登場している。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、2話の桃太郎で犬の面をつけたお供として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、招待客の一人として登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、第1幕で白馬の被り物をして登場している。