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1 名前: 有明省吾 ◆BAKA1DJoEI @有明省吾ρ ★ 投稿日: 2011/10/20(木) 17 27 11.25 ID ???0 日韓両国は19日の首脳会談において、ドルなどの外貨を融通し合う通貨スワップ(交換)協定を130億ドルから700億ドルに拡大することで合意した。 今回の協議には、両国の中央銀行間の日本円と韓国ウォンのスワップ規模を30億ドルから300億ドルに拡大することも含まれる。和訊網が伝えた。 10月19日のアジア通貨市場は、引け間際に韓国ウォンのドルと円に対する上げ幅が1%を超えた。 欧州債務危機がもたらした金融市場の不確実性に対応するための韓国の行動が、韓国ウォンに対する投資者の信用を高める結果となったためと見られる。 アナリストは、今回の協議が現地の外国為替市場に米ドルをもたらすわけではないが、韓国ウォンに対する心理的な支えとなり、 韓国の金融市場が海外市場の影響を受ける割合が低くなるだろうと指摘している。 一方、サムスン・フューチャーズは、韓国ウォンの上昇は長くは続かないと語っていり、市場の関心事はユーロ圏の公的債務問題に移っており、 日曜日のEUサミットの結果が明らかになるまでは、外貨市場は小幅な動きであろうと予測している。 スワップ協定の合意を受け、日本のインターネット上では、「復興のための財源とすべき」といった声や、 「復興のために増税すると言っておきながら、理不尽だ」など、野田首相や民主党に対する反発の声が高まっている。(編集担当:及川源十郎) サーチナ 【政治ニュース】 2011/10/20(木) 13 16 http //news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011 d=1020 f=politics_1020_017.shtml 前スレ ★1の投稿日2011/10/20(木) 15 30 27.16 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319092227/ 関連スレッド 【政治】 「日本のネットユーザーの反韓感情は急激にエスカレートしている」 ~野田首相が「手土産」持って訪韓も国民感情の改善は難しい http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319095386/ 【政治】 野田首相「いいアドバイスいっぱいもらった」 ~菅氏、野田首相にエール"大変いい形でここまで進んでいるな" http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319042890/ 【政治】 "韓国支援、5兆円に拡大!" 通貨スワップ、700億ドルに拡充…日韓首脳会談で合意★35 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319096843/ 【政治】 "復興のために増税すると言っておきながら理不尽だ" 日韓の通貨スワップ拡大で、ネット上で民主党へ反発の声 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319092227/ コメント欄 名前
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【種別】 魔術 【元ネタ】 イエス=キリストが磔にされたときに叫んだとされる7つの言葉のうちの一つ。 「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」の意。 新約聖書における表現ではアラム語とヘブライ語が混用されており、 『マタイによる福音書』 第27章46節ではヘブライ語の「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」が、 『マルコによる福音書』第15章34節ではアラム語の「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」が現れる。 元は旧約聖書 『詩編』 第22編冒頭の言葉。第22編にはキリストの受難を予言したような箇所がある。 【初出】 一巻。インデックスの『首輪』損傷時 【解説】 インデックスの『自動書記』が使用。 『竜王の殺息』とステイルの『魔女狩りの王』が競りあったときに、 ステイルの術式を解析し、それ用に『竜王の殺息』の効果を変質させたもの。 光の柱を純白から血の様な真紅に変色させ、『魔女狩りの王』の再生力を弱めてしまった。 フィアンマの奪った遠隔操作霊装の影響で『自動書記』が再起動し、 ステイルと戦闘した際にも再構築して使用。 赤黒い光線を発射して『魔女狩りの王』を易々と噛み千切り、霧散させた。 なおフィアンマも、対上条戦で遠隔制御霊装を用いて使用。 上条としては記憶喪失前に見た魔術であるが、体が覚えていたのか本能的な拒絶反応を感じていた。 この際自動書記状態のインデックスを上回る7秒で完全発動させており、彼の魔術の腕前がうかがえる。 使用時の呪文は以下の通り。「命名」とあるので魔道書を応用した即興の術式かもしれない。 「――警告、第二二章第一節。炎の魔術の術式を逆算に成功しました。 曲解した十字教の教義をルーンにより記述したものと判明。 対十字教用の術式を組み込み中……第一式、第二式、第三式。 命名、『神よ、何故私を見捨てたのですか』完全発動まで十二秒」 「第二〇章九節。曲解した十字教のモチーフを確認 上記の術式に対し最も有効な術式の構築を開始します。 命名、『神よ、何故私を見捨てたのですか』発動準備完了。即時実行します」
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見捨てられた聖地 / The Deserted Sscred Ground 見捨てられた聖地 B1F アナザーダンジョン / The Deserted Sscred Ground 気をつけるのは状態異常持ちのバット、スネーク、ヴァンパイア。宝石はレベル2までのものしかないのでスルー推奨。 アナザーLV2以降の武器が水属性の剣とクレイモアだけなので、クレイモアを狙うなら取りやすいフロア。 ジェムの種類 アラバスター 氷 Alabaster Shard Rough Alabaster なし なし スピネル 火 Spinel Shard Rough Spinel なし なし マーブル 水 Marble Shard Rough Marblel なし なし 武器の種類 Armor of Aqua Sword of Aqua Claymore of Aqua 出現する敵 (カッコ内は属性) RED SLIME(火) ORANGE VAMPIRE ORANGE BAT(闇) BLUE SNAKE LIGHT VIOLET VAMPIRE BLUE KNIGHT SECOCOND BLUE EYE KNIGHT ゲートキーパー (GK) GK name GK名 通常ドロップ レアドロップ イメージ 特徴 Killer Mantis キラーマンティス Chrysoberyl Ishtar s Helm ミラーナイト 離れると闇魔法を撃ってくる。 レアドロップ 名前 種類 防御力 重量 効果 アビリティ レア度 Ishtar s Helm イシターヘルム 兜 26 0 なし Illusion body、Anti panic ★★★★★ 見捨てられた聖地 B2F アナザーダンジョン / The Deserted Sscred Ground ゴースト、メイジ、アルセウスの魔法連携がいやらしい。壁向こうから頻繁に襲ってくるのでアンチスリープを用意するとよい。 アナザーLV2以降の武器が水属性の剣とクレイモアだけなので、クレイモアを狙うなら取りやすいフロア。 ジェムの種類 アラバスター 氷 Alabaster Shard Rough Alabaster なし なし アゲート 火 Agate Shard Agate Spinel なし Glinded Spinel スピネル 火 Spinel Shard Rough Spinel なし なし マーブル 水 Marble Shard Rough Marblel なし なし カーネリアン 氷 Carnelian Glinded Carnelian 武器の種類 武器系統 ソード サーベル レイピア ブレード アックス クレイモア メイス ナックル ハンマー ウィップ アイス系 ◯ ◯ ✕ ◯ ◯ ✕ ◯ ◯ ◯ 防具系統 アーマー メイル プレート ベスト ヘルム シールド グローブ ガントレット ブーツ シューズ アイス系 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ 出現する敵 (カッコ内は属性) SKULL MAGE(水) DRUID GHOST(雷) ARCIOUS METAL KNIGHT BLUE EYE KNIGHT ゲートキーパー (GK) GK name GK名 通常ドロップ レアドロップ イメージ 特徴 ANACONDA アナコンダ Carnelian ストーンチバルダー スネーク HP吸収攻撃、毒 GKは毒の対応でアンチドートを持って行く。それさえ気をつければ強くはないが やはりモブとの連携が怖い。ドルイドゴーストが近づいてきたら眠らされる前に最優先で対処する事。 ギルのレベル HP AP ATK DEF DAM AC INT STR TOU 装備の合成値(平均) GKの強さ→ LV HP 威力 特殊攻撃 LV3 128 104 89 156 56 96 14 15 11 武+29 防具各々(+20) 10 1008 9 毒 レアドロップ 名前 種類 防御力 重量 効果 スロ アビリティ レア度 ストーンチバルダー 鎧 ストーンチバルダー 90 13 2 ディフェンスアップ ★★★★
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見捨てられた村(みすてられたむら) 公式より かつては豊かで賑わいのある村だったが、ある日、突然酷い疫病に襲われ、村はたちまち廃墟に。住民が死に絶えた後も疫病は納まらず、噴出す瘴気が景観をさえ変えてしまい、怨霊や魔物が巣くう魔境と化してしまった。住民の遺品の数々が村に眠っていると言われるが、その話が事実だとしても、怨霊や魔物への怖れからあえて近づくものはいない。 第二次プレオープンサービスにおいて実装済のプライベートダンジョンの一 →他のダンジョンについては、プライベートダンジョンを参照のこと 見捨てられた村:疫病により住人が死に絶え、怨霊や魔物が巣食う魔境の設定。揚州マップの長白道付近に存在する。 進入方法や制限など プライベートダンジョンは、連合を編成したうえで、ダンジョンを管理するNPCに話しかけ、[探索を確認する]を選択することで行える。 見捨てられた村へは、「揚州 長白道17-33」のNPC「魔境警護兵士」に話しかけることで行える。 "見捨てられた村"は、10人までの連合で入ることができ、また、制限時間が120分と決まっている(公式より) 敵の強さは序盤でレベル34前後 ※適正レベルは30台半ばから後半(ITmedia) 「シンガポールの開発スタッフはこのダンジョンを、ごくごく普通の装備でクリアできた」とのこと(公式より) 関連する依頼(クエスト) 六品官昇進課題(昇進クエスト)の「叡知の竹簡」を取りに来る。 見捨てられた村のボス 肥遺(ひい) 戦国時代の書「山海経」より 六つの足と四つの翼のある蛇。西山太華山に棲み、干魃の前兆とされる。別に一つの首に二つの体のついた蛇とも。 蜚(ひ) ※環境依存文字:”非”の下に”虫” 戦国時代の書「山海経」より そのかたちは牛のようで白い首、ひとつの目で蛇の尾、その名は蜚。水を行けば水尽き、草を行けば草枯る。これが現れると天下に疫病がはやる。 絜鉤(けっこう) ※環境依存文字:”潔”のさんずいを取ったものと、金偏に”句” 戦国時代の書「山海経」より 鼠の尾を持つケリ(チドリの仲間)のような鳥でよく木に登る。これが現われた国は疫病が流行るという。 見捨てられた村
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さようなら東方スレ * 編集 '´ ━ ヽ Beginning is End・・・ End is Beginning・・・ (ア)))リ)〉) This time is end of the world・・・ <´ \ 〈《( ゚ -゚ノ) i !><! /ス\ヽノ THANK YOU 東方スレ i --―-ヽ ∪/~つつ and < ノノ从从i)> ,. ----- 、_ GOOD-Bye 東方スレ WORLD! ノノi ゚ ー゚ノ! / _,-==,、、=,ヽヽ また何処かで会おうね し iHiヽリ ,´ / / ノ/ゝヽi ノ、 く/_/つつ i ルノレ- レV-イレノ BUT _,,------、、 i..ノルi イO Oア/ゝ Our dream is never end・・・ (~~~~)ノノ( ノノレレヽ ┌┐"ノノ to boldly go >/ /|_, ,L_|,_ゝ_ヽ.i` , ⌒ヽ`、-- イ´、 Where no one has gone befoer! レL.イO Oア|| | イ_,_,_,_,_ゝ==iゝヽ_ゝ _ ||ヽ" -"ノ .|| .| `-~イ ヽ__三 i __ゝ'´ ☆ ヽ .i\ /i | |イ ̄ア | | || .| くゝ__ / ,.'´  ̄ ヽ! < '´  ̄ ヽ<○ ○>V/__Λ_ Vノ< , ´~ 丶 ノリノ ))〉 _彡ノメノノlノリ〉 ∧ ヽ ノ Y ゝ∩∩ヽ/ ξ・∀・) ノノ.|i.゚ ヮ゚ノ∩\`ソリ!゚ ヮ゚ノi i ノノリ 〉 /[]|| (゚д゚ )). , -- 、_,く_,_,, (`ー´)/~(⊂リi.._\_iリ// > (つ! つi l !゚ ヮ゚ノリσ[] ]ノ λ  ̄ヽi・,、・ /`~`' ,~,_,_ (((。・-・ /_||j / ,く//_|l〉 i [i.Hi(_)´ [] []Tヽ ~~´ ゝ____ノ i,__ノ ゚し-J゚ `し'ノ  ̄ l.ノl.ノ (つつ [] [し´ ヽノ ' '
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ここにきみがいないなら【登録タグ こ ぺぺろんP 御厨わた 曲 氷山キヨテル】 作詞:ぺぺろんP 作曲:ぺぺろんP 編曲:ぺぺろんP 唄:氷山キヨテル 曲紹介 ここに君がいないなら 何も信じられないから キヨテルの調整にかなり気合を入れて制作させていただきました!今回のキヨテルは激しくキヨってるので応援よろしくお願いします!!(作者コメ転載) この曲は、 徳間書店 企画のキヨテルのユニット「アイスマウンテン」 の持ち歌という設定。 PVは 御厨わた氏 が手掛ける。 歌詞 君が暗い街で探す たった一つ微かな光 明日も夢もありはしない 抗えぬまま 僕らは何も持たず 何も持てず ココロ、カラダ 全て捨てて 巻き込まれた渦の中で 生きてゆくのか この街が終わりを知ろうとしても僕は 何も守れるものは無くて 立ち尽くして 叫んだ ただ君を見ていた 不意にその涙溢れた ここに君がいないなら 何も信じられないから その声を聴かせて 哀しいほど優しい声を そして朝が来たなら どうか僕を探して 消えてしまう前に どうか僕を探して 静かな闇に全て 奪われても 生きていける そう信じていたのに 長い時が 僕を別人にして 君はもう気付けない 地面に堕ちた雫 何も許せるものが無くて 立ち止まって 叫んだ まだ君を見ていた 人知れず涙溢れた ここに君がいないなら 知りたいことはないから もう何も求めない この街にもう用は無い そして夜が来たなら どうか僕を忘れて 消えてしまう前に どうか僕を忘れて 時は廻(めぐ)りこの街には誰もいなくなり どこかで今日が記憶に変わっていく ここに君がいないなら 何も信じられないから その声を聴かせて 哀しいほど優しい声を そして朝が来たなら どうか僕を探して 消えてしまう前に どうか僕を探して コメント きたぁああ!!追加有り難う!! -- 名無しさん (2011-10-04 20 41 49) 仕事早い!ありがとうございます! -- 名無しさん (2011-10-04 21 01 07) 調教はんぱないwww -- 名無しさん (2011-10-06 22 12 57) 激しくキヨッてる!埋もれるには勿体ないぞ -- 何処某 (2011-10-09 11 21 57) もっと評価されるべき -- 名無しさん (2011-10-10 15 11 56) キヨってるwww -- 愛 (2011-10-13 12 47 02) キヨテルキテルヨ! -- 名無しさん (2011-10-22 13 27 51) 聞いた瞬間全身に衝撃が・・・。これからの「アイスマウンテン」に注目 -- 名無しさん (2011-10-22 13 37 03) ヤンデレ臭が… -- 名無しさん (2011-11-08 01 41 50) もっとキヨテル曲増えてほしいね -- プーギイ (2011-11-27 13 52 52) アイスマウンテン最高!!!先生かっこいい/// -- 名無しさん (2011-12-28 16 02 14) いい曲じゃん -- 名無しさん (2012-05-07 00 30 12) アイスマの曲では1番好き! -- 名無しさん (2012-06-24 19 35 57) この曲でキヨテル好きになった!かっこよすぎる -- 名無しさん (2012-07-15 04 52 06) もっと前から知ってれば良かった…この曲大好き!! -- かやの (2012-07-20 15 02 25) キヨテル大好きです。鼻血出るくらいに好きです♪この曲大好きです -- キヨテルみて鼻血出す変態 (2012-07-24 10 21 09) うわぁ。。。 キヨテルかっこいい いやむしろ、 かっこいいがキヨテルだよwww -- 名無しの鞄 (2012-08-16 19 37 49) かっこ良くてリピートが止まらない!キヨテル好きだー!! -- 名無しさん (2012-11-24 20 30 05) かっこいい…すき… -- 名無しさん (2022-08-22 14 22 25) 名前 コメント
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「まりさは絶対にでいぶを見捨てない」 『どうしてまりさがあのれいむをえらんだのか、むれのだれもしりません でも、あのまりさのことは、ありすがだれよりもよくしっています ありすのほかにまりさのことをよくしっているのは、おさのぱちゅりーぐらいです まりさはいつも、じぶんのことをゆっくりできないゆっくりだとおもっていました だから、じぶんはこどくだとおもいこんでいたんです』 ゆっ…ゆっ… むーしゃむーしゃ! こっちはおいしいくささんだよ! ゆっ…ゆっ むーしゃむーげろまずううううう!! こっちはおいしくないくささんだったよ… ゆっ! ありす! ゆっくりしていってね! ゆう…かりをするのはたいへんだよ… むれのかりばは、まりさにはつかわせてもらえないし… しかたないよ…まりさのおかーさんが、ゆっくりごろしをしちゃったから まりさはいっしょうむれはちぶなんだよ… ゆう、ありがとう、ありす まりさのことをかばってくれるのは、ありすだけだよ でも、まりさは、まりさのおかーさんがゆっくりごろしをしてうばいとったごはんでそだったから まりさもつみがあるんだよ…まりさもゆっくりごろしなんだよ… ぱちゅりーにはかんしゃしてるよ ぱちゅりーがまりさをひきとってそだててくれなかったら、 まりさもきっと、おかーさんみたいなゆっくりごろしになってたよ だって、まりさはちいさいころ、おかーさんがたべさせてくれるあまあまを、 なんのぎもんもおもわずくちにしていたよ ちがうよ、いなかものはまりさなんだよ… むれのみんなはまりさのことをにくんでるよ まりさのおかーさんに、おややこどもをころされたゆっくりもおおぜいいるし、わすれてないよ まりさといっしょにゆっくりしてくれるゆっくりなんて、このむれにはいないよ …ありがとう、ありす でも、これいじょうまりさといっしょにいたら、ありすまでみんなにきらわれちゃうよ ごめんね…まりさはかりをしなくちゃいけないから… ゆう…とってもきれいなれいむだよ… こえもすきとおってるし、とってもおうたがじょうずだよ… むれいちばんのびゆっくりだよ… いいなあ…まりさもあんなれいむをおよめさんに…できっこないよ まりさはきらわれものだから、だれもまりさのことをすきになってくれないよ もし、およめさんになってくれるゆっくりがいても、まりさといっしょになったら、ふこうにしちゃうよ… まりさのせいでゆっくりできなくしてしまうのは、ゆっくりできないよ… でも…まりさも…まりさだって… だれかといっしょにゆっくりしたいよ… ただいま…ゆっくりかえったよ! …でもだれもおへんじしてくれるわけじゃないよ まりさはひとりでいきてるんだから …さみしくてゆっくりできないよ でも、まりさはだれともゆっくりできないよ だれかとけっこんしたいとおもっても、そのだれかのおとうさんやおかあさんが まりさといっしょになることをゆるしてくれないよ …ぱちゅりーのところにかえりたいよ でも、まりさはひとりでいきていかなきゃ ぱちゅりーはぱちゅりーのかぞくがいるんだもの ぱちゅりーはまりさのおかーさんじゃないもの まりさのおかーさんは、ゆっくりごろしのおかーさんだもの …ありすとおともだちになりたいよ でも、あんなゆっくりしたありすとまりさはおともだちにはなれないよ ありすはとかいはだし、まりさはきらわれものなんだから まりさはだれともゆっくりできないよ …まってね! まりさのだいじなおぼうしさんまってね! かぜさんまりさのおぼうしさんをつれてかないでええええええ!! ゆええええええん!! どうじでおぼうじざんころがっでいぐのおおおおおお!! ゆっ! れい…む…! あ…ありがとう、まりさのおぼうしさんをつかまえてくれて… ほんとうに…ありが…とう… そうだね…ゆっくりしてないかぜさんだったね うん、れいむも、ゆっくりしていってね! …きょうはおぼうしさんをかぜさんにもっていかれそうになったけど あのれいむとおはなしできたから、とってもゆっくりできたひだったよ …れいむは、びゆっくりでおうたがじょうずなだけじゃなくて、とってもやさしくてゆっくりできるよ れいむ… またれいむとおはなししたいよ… れいむといっしょにいたいよ… れいむとゆっくりしたいよ… れいむと… ゆっ!? なにをはなしてるの!? れいむのわるぐちをいうのはゆっくりできないよ! まりさおこるよ!? れいむはおうたがじょうずなんだよ!! あんなにびゆっくりなんだよ!! とってもやさしいんだよ!! …それだけ? それだけってなんなのおおおおおお!? それしかできない、びゆっくりなだけで、なんにもゆっくりできないって…!! かりもいくじもなんにもおそわってないって…!! れいむのおうたはきくとゆっくりはできるけど、いっしょにゆっくりはしたくないって…!! だからどうしたの!! だったら、れいむとけっこんするゆっくりが、れいむのぶんまでかりをすればいいでしょ!! まりさだったらそうするよ!! まりさは、ぐちやいいわけばっかりいってかりもろくにできないグズなゆっくりにはならないよ!! れいむのためにがんばってかりをして、いっしょうれいむをまもってみせるよ!! まりさはかりがとってもとくいなんだよ!! まり… れ…れいむ…!? い…いまの…きいてた…の!? ゆ…ゆ…ゆわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!! ゆ…ありす! うん、そうだよ! まりさはれいむにせいっしきっにぷろぽーずすることにきめたよ! れいむのおかーさんも、こんやくをみとめてくれたよ!! ゆゆ~ゆめみたいだよ… ゆっ!? ありすまで、そんなことをいうの…? ありすも、れいむのことをびゆっくりなだけでゆっくりはできないゆっくりだっていうんだ そんなことないよ! まりさはふしあわせになんかならないよ!! ほかのみんなは、れいむがたかねのはなで、いっしょにゆっくりしてもらえないからそんなことをいうんだよ! まりさはちがうよ!! れいむにうけいれてもらえたよ!! れいむも、まりさがいっしょにゆっくりしてくれるならうれしいっていってくれたよ!! だからきっと、れいむといっしょにしあわせ~になってみせるよ!! みんなのまえでいったとおりだよ!! まりさが、れいむをせきにんとってしあわせにしてあげるんだよ!! ゆ…! ありす!? どうしたの!? どこかいたいの!? ゆっくりしてね! ゆ!ありすううううう!? …いっちゃったよ ありす、どうしてないていたんだろ ゆうう…れいむ…しんこんしょやだね… まりさとってもどきどきするよ… れいむ…まりさとずっといっしょに、ゆっくりしていってね!! ゆ…そうだね…これからふたりでくらしていくから、いろんなことのじゅんびをしなくちゃね! ごはんをたくさんあつめて…おちびちゃんたちようのおふとんをつくって… おちびちゃん… ゆ… ゆ… ゆほおおおおお!! れいむうううう!! まりさ、れいむとのおちびちゃんがほしいよおおおおおお!! すっきりー! うわああああああごべんなざいごべんなざい、ついすっきりーしちゃったああああ!! でぼ、でぼ、まりざはれいむといっしょに、ゆっくりしたかていをつくりたかったんでずうううううう!! あかちゃんたくさんいれば、ゆっくりできるからあああああああ!! はい、わがっでまず… これからがんばって、かりをしてごはんをたくさんあづめまず… ちゃんとせきにんとりまず… おっとのつどめでず… ゆっくりただいま!! れいむ、きょうはやわらかいはっぱさんと、こけさんをとってきたよ!! あかちゃんのためにたくさんたべてゆっくりしないとね!! ゆう…! まりさとれいむのあかちゃん…いちにーさん…たくさんつるさんにできてるよ…!! とってもかわいいよ!! とくにいちばんちいさいあかちゃんが、れいむにいちばんそっくりだよ!! このすえっこのあかちゃんは、しょうらいれいむににてもりでいちばんのびゆっくりになるよ!! まりさがんばるよ!! がんばって、れいむと、あかちゃんたちをゆっくりさせてあげるよ!! うん…もっとたくさんごはんをとってこないといけないね… ちょっとよていよりおおく、あかちゃんができすぎちゃったようなきがするよ… そうだね…こけさんはたべないで、あかちゃんのおふとんにつかったほうがいいね… できればよびのたくわえもあったほうがいいし、れいむようとあかちゃんようのごはんはわけて、 なるべくやわらかいものをあかちゃんにたべさせてあげたほうがいいね… ゆう? れいむ、あたらしいおうた? あかちゃんにきかせてあげるためにさっきょくしたんだ! すごいね! れいむはあかちゃんたちをとってもゆっくりさせてあげられるね!! まりさは、れいむとあかちゃんたちがゆっくりしてくれたら、しあわせ~になってくれたら、とってもゆっくりできるよ!! …ただいま、ゆっくり…かえったよ ごめんね…まりさ、れいむとおちびちゃんたちをまたせすぎちゃったかもね… きょうもがんばって、ごはんをとってきたよ… まりさはせいいっぱい… ゆうっ…! た、足りなかった? ゆ…そうだね、おちびちゃんたち、たくさんいるからね… みんなでわけたらすぐなくなっちゃうね… これじゃぜんぜんたりないよね…ごめんね… そんなことないよ! れいむと、おちびちゃんたちはとってもかわいいよ! だいじだよ!! でも、まりさは ゆっ!! ごべんなざい!! で、でぼ、まりさは…そうだ、おちびちゃんたちのおみやげにいしさんを… ゆうううっ!! …ごべんなざい、そのとおりでず まりざはばがでず…あんごのうでず… ゆ…でぼ、まりざはがんばって、れいむとおちびちゃんたちのためにかりをしてきたんだよ… みんなにおねがいして、かりばもすこしだけつかわせてもらって… ゆぐっ…!! ぞ、ぞれは… いいばじだ!! まりざがそういいまじだ!! まりざはれいむといっしょになりだがっだんでず!! おうたしかできなぐでも、まりさはれいむのごどがだいずぎだったんでず!! まりさがいっしょうけんめいかりをして、れいむをやしなうって、いっだんでず!! ゆぐっ…ゆっ…ひっ… ゆえっ…ゆぐうっ!! ゆっ!! ぞんな…ぞごまでいわなぐだっで… まりざはまいにちまいにちごんなにがんばっでるのに…!! れいむとおちびちゃんたちのために、ひっしではだらいでるのに…!! れ、れいむは!! まいにちおうちにいておちびちゃんとあそんでるだげだから!! まりざのぐろうなんでわがらないんだああああああ!! ゆっ…ゆぐっ…!? ゆ… ごべんなざい…ごべんね… まりざはかりもろぐにできないダメなゆっぐりだよ… ごべんね…ごべんね… ゆわああああああああああ!! れみりゃだああああああああああああ!! だずげでええええええええええ!! やだあああああああああああ!! じにだぐないいいいいい!! だれがだずげでええええええええええええ!! まりざにはれいむとおちびちゃんだぢがあああああ!! ゆっぐりできないいいいい!! まりざまだじにだぐないいいいいい!! まだれいむのごどじあわぜにじであげでないいいいいい!! ゆっぐりざぜであげられでないいいい!! れいむにいっだごどなんにもまもっであげられでないいいいい!! おちびぢゃんだちをゆっぐりざぜであげられでないいいいい!! まりざはっ!! まりざは!! ちゃんとかりがでぎるって、れいむをゆっぐりさぜであげられるっでしょうめいじでないいい!! いやだあああああああ!! まだまりざはなんにもでぎでないいいいいいいい!! まりざはごんなどごろでじんだらだめなのにいいいいいい!! まりざはれいむのだめにいぎるんだああああ!! れいむどいっじょにゆっぐりずるんだああああ!! ゆぎゃあああああああああああいだいよおおおおおおおおおおお!! はなじでええええええええええええ!! まりざはあああああ!! まりざばっ!! れいむどっおちびぢゃっじあっわぜにっゆっ!! ゆ゛っ!! ゆ゛っ!! ゆ゛っ!! ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ ゆ゛… ……… …… … れいむ まりさは沢山心残りがあるよ れいむを一生守るって、頑張って狩をするって、約束したのに 何にも出来なくてごめんね まりさが死んだ後、れいむとおちびちゃん達がどうやって生きていけばいいのか まりさはとても心配だよ れいむは狩が出来ないから、まりさが守ってあげなければいけないのに おちびちゃんたちはまだ小さいから、お父さんのまりさが守ってあげなければいけないのに まりさはれいむとずっと一緒にゆっくりしたいと思ってたよ れいむがまりさに優しくしてくれたから 嫌われ者のまりさのお帽子を、あの時拾ってくれたから だから、まりさはれいむの事を、一生守るって決めたんだよ れいむが狩ができなくても、お歌を唄うしかできない、それ以外何にもできないゆっくりなら 群れの皆が、ただ歌うだけのゆっくりとしてしかれいむを見ないなら、お嫁さんにするのは もっと別なゆっくりだって言うんなら、 誰もれいむを必要としないなら、まりさがれいむを必要だって言うって まりさがれいむをお嫁さんにするんだって、決めたんだよ 一人ぼっちはゆっくりできないよ でも、まりさにはれいむが居てくれたから、一人ぼっちじゃ無かったよ それなのに、もう一緒に居られなくて、ごめんね まりさが居なくなったら、誰がれいむとおちびちゃんたちを守るんだろう れいむとおちびちゃんたちは、どうやって生きて行ったらいいんだろう どうやって狩をして、どうやって子育てをして…おちびちゃんたちにどうやって色んなことを教えて… 誰が… 誰か…れいむとおちびちゃん達を助けてあげてください まりさは死んでしまうから、もうれいむとおちびちゃんたちを助けてあげられません まりさのだいじなれいむと、おちびちゃんたちなんです とっても優しいれいむなんでず とっても可愛い良い子なおちびちゃん達なんです れいむ達が幸せになってくれさえすれば、まりさは死んでもいいんです ゆっくり出来なくなってもいいんです だから、どうかお願いです まりさの代わりに、れいむとおちびちゃん達を幸せにしてあげてください まりさができなかった代わりに…まりさのゆっくりの代わりに… どうか… まりさの大事な、れいむと、おちびちゃんたちを… ありす…どうだった? そう…あのれいむのことは、れいむがおちびちゃんのころからしっているけど みょうにきぐらいだけはたかいゆっくりだったわ… ははおやのきょういくがわるかったせいだわ こうなることはよそうできていたけど… むきゅ、ありすのせいじゃないのよ、しかたないわ れいむがそうすることをのぞむなら、ぱちゅりーたちにできることはもうないのよ てはさしのべた それをはねつけた それでおしまい …ありす、むれのみんなでだしあってあつめたというのは、うそでしょう? そのくらい、ぱちゅりーにはおみとおしよ ありすが、まりさのことをすきだったってこともね? おやめなさい、そんなことは ありすがまりさのかわりに、あのれいむたちおやこをやしなっていくわけでもないのでしょう? そうしたいきもちはわかるわ あのまりさは、ぱちゅりーがおかあさんがわりになってそだてたまりさだもの… まりさのおちびちゃんたちは、ぱちゅりーにもぎりのまごみたいなものなのよ でも、ぱちゅりーにも、よそのかぞくをえんじょしてあげるだけのよゆうはないわ ええ、そうね…どうしてまりさはあんな、おうたしかとりえのないれいむなんかえらんだのかしら ほかのみんなはいまだに、ゆっくりごろしのあんこをうけついだゆっくりだっていうけれど、 まりさがゆっくりいちばいがんばってかりをしているのは、ぱちゅりーがいちばんよくしってわ そして、まりさはとってもやさしくてゆっくりできるゆっくりだった ゆっくりごろしのははおやからうまれたとはおもえないくらいにね… そうかもしれないわね、まりさは…きっと…ばかだったのよ… ばかだわ…ほんとうに… むきゅ… 『まりさのおそうしきがおわったそのいちにー…さんとたくさんにちあと、 れいむと、まりさののこしたおちびちゃんたちは、もともとまりさとれいむをこころよくおもってなかった むれのゆっくりにおうちをうばわれ、さらにおちびちゃんのひとりがごはんどろぼうをしたために リンチにちかいせいっさいをくわえられてしにました どうしてありすはあのとき、すなおにまりさに、まりさがすきだといっておかなかったのか いまからでもありすとけっこんしてほしいといわなかったのか、こうかいしています』 (終わり)
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景気 景気①現在、景気は良いと言えるでしょうか? yes 資料①をご覧ください。これは立論でも挙げましたがGDPの推移です。このグ ラフをみても明らかのように、成長率は下降傾向にあります。これでも、景気がいいといえるのでしょうか? no 景気②の質問へ 景気②では、景気が悪い時に政府が採るべき政策は増税ですか?減税ですか? 減税→それでは、肯定側主張とは矛盾していますよね? 増税→政策のために増税が必要である。→③へ 麻生さんがしようとしている→麻生さんがしようとしているというだけで増税を主張しているのですか?? →YES→それは成功するという根拠はあるのですか? →NO 景気③増税するとおっしゃいましたが、増税は消費行動を抑制すると思いますか? yes→では増税すると消費が抑制され景気に悪影響を与えるので増税すべきではない ですよね?? →今、財政難なので、やむを得ない。 →では、景気に悪影響があるということで私たちは認識しましたので次の質問へ移ります。 no→理由は?→①長期的に見れば増税に慣れるから抑制されない →では短期的には抑制されるということですね? →②富裕層の人たちの消費は減らないから変わらない →(97年の資料⑭で)実際に1997年に消費が落ちていますよね?? 問題 問題①立論でものべましたが資料7(消費性向のグラフ提示)にあるように、低所得者ほど消費性向、つまり可処分所得に占める消費支出の割合が高いです。これを考慮すると増税は低所得者ほど打撃をうけてしまうのではないのでしょうか??? Yes →次の質問 No →a多少はしょうがない。機会の均等… →しょうがないということは、低所得者層への悪影響は確実に存在するということでよろしいでしょうか? →次の質問へ →b低所得者にそんなに影響はない →何を根拠におっしゃっているのですか? →資料5を見てもらってもわかるように収入に対する消費の割合が高いのでやはり低所得者への打撃は大きいのはあきらかです。それでもやはりそうお考えですか? 問題② 増税で社会保障費の確保は確実でしょうか? Yes→資料8をご覧ください。これは消費税を増税しても国民の負担は大きくなっていることを示しています。増税したとしても社会保障費が確実に確保できるのでしょうか? →a高齢者が急激に増えてしまったために財源が追い付かなかった →bこれを戻すために増税を行います →高齢者が増加することを見越して97年に増税を行った No →次の質問へ 問題③ 子供が多い世帯ほど消費税率を引き上げることによって家計に負担を与えてしまうのではないでしょうか?? yes→問題③-1へ no→資料⑫をご覧ください。これは子育てに掛かる費用の資料から計算した結果、消費税率を5%から10%に引き上げるとすると、無条件に一人当たり65万円の負担が増えます。これでも悪影響がないとお考えですか? 仮定なのでは???→保険会社が発表した資料に基づいた確実性の高い予測値です。 問題③-1 では消費税引き上げが家計に負担を与えるのならば、子供を産み育てる意欲低下してしまいます。これは、現状の少子化対策と逆行してしまうのではないですか? Yes 問題解決最優先 1 歳出削減と増税はどちらを優先すべきですか?? →歳出削減→次の質問 →増税 , 同時にする →1増税してしまうと削減のインセンティブが低下してしまい徹底した削減ができなくなるのでは? →2政府が削減の努力をする前に無駄を国民に負担をさせるということですか? ⇒財政赤字を先送りしたほうが将来負担増えてしまう →3増税することで消費抑制されて景気が悪くなると結局国民全体が負担を強いられるのではないでしょうか? →4増税すると少子化対策に逆効果になり将来の働き手が減り税収も減ってしまうおそれがあるのでは?
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第百二十三話 友を見捨てるなとは言わなかったのかよ!! 投稿者:兄貴 投稿日:10/10/26-16 16 No.4413 「行きます、シモン」 ゆったりとした構えでシモンを見下ろすマジンガンから、クロニアの声が聞こえた。 自らを人類の守護者の一族と呼んだ女。 目の前のガンメンを守護神と呼んだ女。 魔法世界、地球、人間社会、未来、彼女がどれだけ多くのものを背負っているのかは分からない。 しかし、彼女の振るう螺旋の力、そしてガンメンは、螺旋族の希望だ。 達観し、見切りをつけ、切り捨てようとする者が使っていい力ではない。 話しても分からないなら、力ずくで分からせる。 「ああ、来い!」 緑色に輝く螺旋の力と、紅く輝く螺旋の力が今ぶつかり合う。 「先手はいただきます」 先に動き出したのはマジンガン。 「ッ、この動き・・・・ますますグレンラガンタイプで間違いないな・・・・」 巨体な体でありながら、決して重さを感じさせずに木の葉のように軽やかに駆け抜ける。 スピードだけではない、その巨体を生かし、螺旋の力で増幅されたパワーも圧倒的だ。 振りぬいた拳だけで宮殿の壁に、床に、巨大な亀裂が走っていた。 このスピードにしてこのパワー、そして精錬された達人のような動き。それはかつてのラゼンガンを髣髴とさせるものだった。 「流石グレンラガンタイプのガンメン・・・生身で戦うなんて昔では考えられなかったな」 学園祭のときに戦ったグレンラガンモドキとは違う。 正真正銘螺旋の力で起動する、螺旋族のガンメンだ。 螺旋の力に目覚めたものが扱うガンメンの強さは、全宇宙でシモンが一番理解していた。 相手の様子を見るように攻撃を回避しつつ、反撃を待つシモン。 しかし相手のリーチと間合いの広さを把握しきれず、マジンガンの拳で壁に打ち付けられ、そのまま両手で押さえつけられた。 「平安の時代より始祖が現われて約1000年・・・始祖の予言どおり人類は大きな進化を辿りました」 「何?」 壁にシモンを押し付けながら、クロニアが言う。 「技術の発達により人類は栄え、同時に争い、高め合い、その止まることのない思いは闇雲に天を目指す。言葉や理性でそれを抑えることは決して不可能だと・・・力ずくで抑えようとしても必ず人類は抗う。そしてそれがこの星の滅亡へと繋がると」 「何が言いたいんだよ・・・さっきから」 壁に押さえつけられながら、マジンガンの頭部のコクピットに居るクロニアにシモンは叫ぶ。 「生誕から何十億と続く地球の命は、ほんの僅かな人類の歴史で滅ぼうとしています。争い、搾取、人口増加、環境破壊、より高みへと目指そうとした人類の歴史です」 「だから人類は・・・愚かだと言いたいのか?」 「いいえ、始祖はこう言い残しました。それでもこの星と人間を守れと。1000年も前の時点で既にマジンガンや螺旋の力という飛びぬけた力、知識、技術、全てを所有していながら始祖は遥か先の未来を憂いました。私には、その血が流れているのです」 「だから切り捨てるのか・・・魔法世界を・・・地球人類の脅威となるものを」 「この世界の存続は間違いなく地球人類の大きな脅威となります。これまでは我々もこの世界や魔法使い、さらには魔族や亜人などの異形の存在に対しても様々な譲歩をしてきましたが、もはや限界なのです」 マジンガンはシモンを左手で押さえつけたまま、右手を思いっきり振りかぶる。その拳からはドリルが突き出し、シモンを串刺しにするつもりだ。 「例えどれほど人類が愚かな歴史や進歩を繰り返していたとしても、我々は地球人類を見捨てるわけにはいかないのです。だからこそ守らねばならないのです」 ドリルが回転し、シモンへと振り下ろされる。 だが、今のシモンはただのシモンじゃない。 天元突破だ。 「天元突破ツインボークン!!」 シモンの両腕の螺旋の炎は密度を増して膨張し、巨大な炎の腕となってラゼンガンの拘束を力づくに剥がし、振り下ろされるドリルの拳を片手で掴み取った。 「テメエの先祖は言わなかったのかよ?」 「なッ!? こんな力がまだ・・・・」 「友を見捨てるなとは言わなかったのかよ!!」 シモンは螺旋の炎を纏ったその熱き拳で自身の何倍もの質量のあるマジンガンを殴り飛ばした。 そしてシモンも埋め込まれた壁から飛び出して、マジンガンへ追撃する。 その巨大な二つの炎の拳を同時に撃ちだし、敵を貫く。 「超銀河大宇宙大爆裂双拳破ァ!!!!」 まるでチコ☆タンが殴ったのかと思えるぐらいの大爆発。 あの何よりもとにかく大きなものが好きだったジョーガンとバリンボーの技だ。 「天の光は全て星・・・・俺たちの友が住む星々だ。魔法使いだろうと何だろうと、俺たちと同じ人類じゃないか。何も変わらない。テメエらの都合で勝手に線引きしてんじゃねえ!!」 シモンの技を受けて二転三転転がりながら打ち付けられたマジンガン。 「くっ・・・つ・・・・・・無責任なことを好き勝手に・・・・」 スピーカーからクロニアが体をコクピット内で激しく打ち付けた声が漏れた。 だが彼女は直ぐにマジンガンを起こしてシモンに向かって走り出す。 「もはやネギ・スプリングフィールド同様、あなたとの話し合いはこれ以上無意味。早急に終わらせましょう」 「ああ・・・・そうだな・・・・終わらせよう」 駆け出したマジンガンはしゃがみ、水面蹴りを放つ。 シモンはジャンプで回避すると、宙に浮いたシモンに対してマジンガンの伸ばしたドリルが迫っていた。 一本だけではない。数十本のドリルが同時にシモンに向けて伸ばされた。 捉えたとクロニアはコクピット内で思った。 しかしシモンはクロニアの未だ知らない螺旋の力を惜しみなく出す。 「天元突破ソーゾーシン!! 超銀河ソニックジャマー!!」 シモンはゾーシーの愛機、ソーゾーシンがかつて使った特殊波長ビームをマジンガンに向けて放つ。 「こ、これは・・・・うっ、・・・ぐう・・・超音波!?」 ビームに含まれた音波攻撃により、強烈な耳鳴りのようなものがコクピット内のクロニアを襲い、思わず操縦桿から手を離して両耳を塞いだ。 それにより、伸ばされたはずのドリルはシモンに届くことなく止まった。 シモンはその隙に懐かしいV字型のブーメランを具現化し、投げた。 勢いよく回転して飛ぶブーメランはマジンガンから伸びるドリルを全て切断しながら進み、やがて真っ二つに分かれてマジンガンを壁に張り付けにした。 気づけば手足の自由を失い操縦不能となったマジンガン。 音波攻撃が止み、慌てて操縦桿を握りマジンガンを動かそうとするが、ブーメランが強く手足の自由を奪って張り付けにされているため動かなかった。 「さあ、今こそ見せてやるぜ、ドリルが俺たちの魂だってことをなァ!!」 そしてシモンは右腕を天に掲げ、その腕に螺旋の炎を集わせて巨大なドリルを創り出した。 それは紛れも無くあの技だ。 「とっ、・・・・・とんでもないエネルギー量・・・・・あれは・・・・まずいですね。絶対に受けては・・・・」 シモンの巨大な螺旋の力を前にして何とか拘束から逃れなければと必死に機体を動かそうとする。 しかしその時、クロニアはハッとなった。 「・・・逃げる? この私が・・・・・・」 正面から堂々と戦いを挑んでくるものに対して、人類の守護者の一族と名乗る自分が逃げるのか? 守護者とは守護するもの。その守護者が逃げ出せば、誰が守護すべき者たちを守るのか・・・ 唇をかみ締め、今一度強く操縦桿を握る。 「逃げません。・・・・・断じて!!」 シモンが向かってくる。 掲げた超巨大なドリルごと回転しながら向かってくる。 「うおおおおおおおおおおおおおお!!」 シモンと共に叫ぶ大グレン団たちの魂の咆哮。 直撃すればマジンガンの敗北は必死。 だが、クロニアは覚悟を決めて正面から受けてたつことを決める。 その覚悟はマジンガンの操縦席に付けられた螺旋ゲージを満タンにさせ、紅く輝く螺旋の光が漏れ出し、マジンガンは力ずくでブーメランの拘束を撥ね退けた。 自由を取り戻したマジンガンからは見る見るうちに螺旋の光が溢れ、その光が渦を巻いてマジンガンを包み、やがてマジンガン自体が超巨大なドリルへと変形した。 「私は全力であなたの道を叩き潰します! 想いも、心も、魂すら消し飛びなさい!」 「消し飛ぶだと? 勝手なことヌかしてんじゃねえ!!」 回転して向き合う二つのドリルはぶつかり合い、どちらも相手を貫こうとしていた。 ドリルの先端のぶつかり合い。 その衝撃は両者の体に直接伝わっていく。 衝撃だけではない、両者の想いも心に伝わる。 互いの汗も、息遣いも、全てがドリルを通して感じ取れる。 互いにぶつかり合うというのは、こういう事なのかもしれない。 だからこそ分かる。 たった一人で戦うクロニアに、大グレン団全員で戦うシモンに勝つことなど出来ない。 「何故・・・・・・」 クロニアが呟いた瞬間、シモンのドリルが勢いを増し、紅く輝くマジンガンのドリルを砕いた。 「・・・・・・これでも・・・・これでも勝てないというのですか?」 ドリルを失ったマジンガンの胴体に、シモンのドリルが深々と突き刺さる。 突き刺さったドリルからは紅く輝く光を覆うように、マジンガンに緑色に輝く光が流されていく。 クロニアはもはや最後の足掻きとして、懐に飛び込んだシモンをなぎ払おうとする。 だが、その時異変が起きた。 「なっ・・・・操縦が・・・」 なんとマジンガンのコントロールが利かなくなったのだ。 いや、破損は激しいがまだ動けるはずである。エネルギーの残量はまだ残っている。 しかしどれだけ操縦桿を動かしても、マジンガンは起動しない。 「どういうことです・・・シモン、何をしたのです?」 マジンガンの胴体に右腕のドリルを突き刺したまま止まるシモン。 するとシモンは小さく呟いた。 「シモン・・・・インパクト・・・・」 「な・・・・」 次の瞬間クロニアは目を疑った。 何とコクピット内に輝く紅いモニターが次々と塗りつぶされるように緑色に輝きだし、全てのパネルがサングラスを掛けた炎のドクロマーク一色になったからだ。 「こ、これは・・・・・」 シモンが身に着けているマーク。即ち大グレン団のマークだ。 状況が何も分からないクロニア。 当然だ、彼女は今日初めてガンメンで戦ったのだ。 螺旋力にこんな使い方があったなど予想もしていなかったのだ。 「テメエのメカのコントロールを乗っ取った!」 「なっ!?」 「これはもう俺の言うことしか聞かない。クロニア、お前の負けだ!」 合体したメカのコントロールを奪う。 ガンメンとの戦いにおいては恐らく最強の力。 ガンメン同士で戦ったことの無いクロニアにそのような力の存在を知っているはずも無かった。 クロニアの震えが止まらない。 一族に伝わる究極兵器を持ってしてもシモンに敵わない。 認めたくはないとばかりにクロニアは必死で操縦桿を動かす。 だが・・・ 「クロニア。俺もお前もお前の父親も・・・そしてお前の先祖も・・・・神でもなんでもない。同じただの人間なんだよ。本当はみんなと何も変わらないんだ」 「ッ!?」 ただの人間。 その言葉は、生まれてから今日に至るまでのクロニアの価値観を全てひっくり返すような言葉だった。 全身の力が抜け、自然と操縦桿から手が降りて、クロニアの心に大きな穴が空いた。 「クロニア。確かに人間は間違いを犯す。当たり前だ、人間なんだ。だから俺だって間違うときもある。でもな・・・・」 幼い頃から今日に至るまで、多くの戦いを乗り超え、多くの人と出会い、失い、結ばれ、育み、そして歩んできた自分が思ったこと。 「人間はそこまで愚かじゃない。それが銀河の果てで命を賭けて戦い、悩み、そして導き出し、命を賭けて信じた俺の答えだ」 黒い怨念のような瘴気が、その女からは漏れていた。 「西洋魔術師・・・裏切りの神鳴流剣士・・・・・・僅かな間で随分と逞しゅうなって」 聞こえるか聞こえないかギリギリの小さな声でブツブツとその女は呟きながら、ゆっくりと前へと出る。 召喚された鬼たちも、彼女の歩みと同時に攻撃を止め、鬼たちは左右に分かれて女の通る道を造った。 鬼たちの間をゆっくりと通るあの女は、本当に自分たちの知っているあの女なのか? この、言いようの無い禍々しいものは何なのだ? ネギたちの拳は気づけば汗で濡れていた。 「つうか・・・・・誰だよ・・・・」 「そこそこキレーな姉ちゃんだが、見覚えないな」 「ココネ知らない・・・シスターシャークティー?」 「・・・・私も知りませんが・・・・」 彼女を知らない豪徳寺たちは、ポカンとしながら首を傾げた。 「ウム、あの女は以前拙者らが京都の修学旅行で戦った陰陽術士でござる」 「まあ、私もあんまよく知らないんすけど、刹那さんとネギ君のほうが詳しいんじゃね?」 皆がネギと刹那に振り返る。 すると刹那は少し俯きながら、彼女のことを語りだす。 「彼女の名は天ヶ崎千草。関西呪術協会所属の陰陽術士です」 もう二度と会うことは無いと思っていた。 しかし再び、こうして再会してしまった。 だが、何故こうなったのかは分からない。 ネギも刹那もただ彼女を見つめていると、千草はゆっくりとネギたちを見渡し、小さくため息をついた。 「ふふ・・・良かった・・・坊やたち無事そうで何よりや」 「「「「「はっ?」」」」」 千草の口から出てきたのは意外な言葉。 「事の成り行きはある程度は聞きましたえ。ほんに苦しゅう目におうたみたいやな~」 千草の口から出たのはため息ではない。安堵だ。 それが意味するものは・・・ 「あの白髪の少年が首謀者みたいやけど、ふふふ、どうやら前回はこっちが頭のつもりやったが、手の平で踊っとったのはウチの方やった。これだから西洋魔術師は忌々しゅうて敵わん」 ネギたちの無事を労いながら微笑みかける千草。 しかしその笑顔は普通ではない。 見ているだけでゾワゾワと鳥肌が立つ。 「まあ、この世界がどうなろうと・・・ウチとしては滅んでくれたほうがありがたいんやが、それに抗うために命を賭ける。その年でかっこええな~。・・・・しかし・・・・」 そして、突然千草の目つきが変わった。 「何でやろ・・・カッコええあんたたちにどれだけ微笑もうとも、ウチはどす黒い感情しか浮かび上がらん。ガキ共が・・・・ってなァ!!」 「ッ!?」 溜め込んで、溜め込んで、募り募った黒い瘴気が爆発した。 これまでそれなりに多くの敵と戦ってきた。 いい奴も悪い奴も含めて、多くのプレッシャーや殺意を味わってきた。 しかしこれほどの、空間を覆いつくすほどに溢れる憎悪の感情は、ネギたちにとっては初めての事だった。 「ふざけるな、天ヶ崎千草! 貴様の場合は全て自業自得ではないか! 貴様から勝手に仕掛けてきたことだ!!」 向けられる憎悪を理不尽だと刹那は言う。だが、今の千草が冷静に物事を聞く耳など無い。 「こんな・・・こんな世界のためにウチは全てを無くした! 両親を・・・家を・・・日常を!! だからこそウチは復讐を選んだ!! それが貴様らの所為であの方にも見放され、ウチは地獄の血の海を啜るハメになった!!」 「ふざけんなァ! 逆恨みもいいとこじゃんかよォ!! 何なんだよあのおばさんは!」 「ア゛ァ゛? 知るかい! 気に食わんのや!」 千草が囚われているのは、この世で最も厄介な怪物だった。 それは、復讐という名の怪物。 「憎い・・・」 その怪物は、見る見るうちに大きくなり。 「憎・・・い・・・」 言葉や理性で抑えることも出来ず。 「憎い・・・ッ」 ただ、本能のままに牙をむき、暴れ狂う。 「殺してたる・・・殺したるっ・・・・・殺したるッ!!」 気? 魔力? 千草から漏れ出す瘴気はどちらとも取れぬドス黒いもの。 ただの憎悪だけでは生み出されない。 まるで呪いのように感じる。 「ひはははははははははははははははははははははははははは!!」 イカれている。 大の大人がここまで狂うなど、ネギたちにとっては未知の経験。 そしてのような事態において、イカれた復讐者がどのような行動を起こすのかもまったく予想がつかなかった。 「七つの星に裁かれよ・・・・」 だからこそ、ネギたちが千草に対して躊躇いや情が生まれる前にケリをつける必要がある。 「ア゛?」 「ちょっ、シスターシャークティー!?」 「ま、待ってくださいシャークティー先生!?」 シャークティーは先手とばかりに詠唱を唱え、そして最大級の大呪文を鬼たちの中心に居る千草に向けて叩き落す。 「七星剣(グランシャリオ)!!」 彗星の如く降り注ぐ光の柱が大量の鬼たちごと千草を飲み込んだ。 宮殿内の床板をも軽く貫く、シャークティーの最大呪文を、まともに喰らえば一たまりも無いはずである。 「が~~っ、西洋魔術師!?」 「これだから西洋魔術師は、わびさびが無くてアカンのや!」 「ビックリした~」 攻撃の範囲外に居た他の鬼たちは汗ダラダラにしながらシャークティーの呪文に腰を抜かしそうになっていた。 「ちょっ、シャークティー先生! 何でいきなり! これでは千草さんが・・・」 「甘えを捨てなさい、ネギ先生。あれはもはやただの精神異常者です。フェイトたちと違い、子供だろうと女性だろうと容赦なく殺す者です」 「でも!」 「ネギ先生! 我々は多くの者の未来を背負い、・・・戦争をしているんですよ?」 狂った千草を前にして、有無を言わさず攻撃を仕掛けたシャークティーに納得できないネギ。 しかしシャークティーは自分が間違っているとは認めない。 ネギたちは確かに強い。 だが、あのような人間と正面から向き合うことや、ましてや安い同情などではなく相手を理解し救うことが出来るほどの大人ではない。 だからこそ、自身の生徒が苦しみ、ましてや命の危機に晒される前に、シャークティーは自分の手を汚すことを選んだのだ。 だが、一つ誤算があるとすれば・・・・ 「そうや・・・ウチらは戦争しとるんや・・・・」 「・・・・・えっ?」 シャークティーは背中に生暖かいものを感じた。 振り返るとそこには、自分の背中に呪札を幾重にも重ねて作られた剣が突き刺さり、血が滴り落ちていた。 「シ・・・シスター・・・・」 「シャ・・・シャークティーせんせ・・・い」 爆煙の中から千草の声が聞こえる。 だが、そんなことはどうでもいい。 今は目の前のことだ。 札で作られた剣を刺されたシャークティーは、そのことに気づいた瞬間痛みが走り、方膝をつき、口から血を吐き出した。 「「「「シャークティーの姐さーーーーーーーーーーん!!??」」」」 木霊す生徒たちの悲鳴。 「そ、そんな、シスター!? シスター!」 「美空さん、落ち着いてください! 楓! 急いでお嬢様を!」 「ウ、ウム!」 「この野郎・・・・・」 「よくも姐さんをやりやがったなーーーーッ!!」 その悲鳴や怒り聞いて、愉快そうに女は笑った。 「ひはははははははは! 憎いんか? 殺したいんか? 恨みたいんか? ウチの両親もこうして死んだ! 殺された! ちっとは痛みを知ったかい!! でもまだや! この20年間のウチの苦しみはこないなもんやない! 何も知らずに平和に生きて、挙句の果てによく知りもしない癖にこないな世界を救うなどとほざくクソガキ共は、臓物引き出して、皮膚をはいで、見る影も無くズタズタにしてやるえ!!」 「こ、この・・・・・ッ・・・・」 「世界を救うそうやな坊や? アホ抜かせ! 底辺を知らぬ西洋魔術師が誰から何を救うんや? 死を知らぬ、理不尽を知らぬ、報われぬ世界を知らぬ坊やたちに何が出来るんや! そしてそんなガキ共に負けた自分が何よりも許せん! 許せん! 許せんのやァァァァァ!!」 ネギは千草の言葉に無意識に殴りかかりそうになった。しかしその感情を無理やり抑える。 (ダ、ダメだ・・・怒り任せでは闇に飲まれる・・・彼女のように。大丈夫だ・・・落ち着け・・・シャークティー先生は助かる。シャークティー先生の分も、先生の僕がしっかりしなければ・・・・) ネギは堪える。 湧き上がる自身の心の闇と必死に戦い、それを押さえ込もうとする。 ネギが闇と戦う間、生徒たちもそれぞれの判断で動く。 楓のマントのアーティファクトから、木乃香が一人だけ飛び出し、シャークティーに駆け寄る。 「シャークティー先生! 今ウチが治したる!」 彼女を見た瞬間、再び千草の目の色が変わった。 「ほ~、お嬢様・・・久しぶりですな~。そないなところに隠れてたんですかえ?」 「あ・・・・あんたは・・・・・」 木乃香も目の前の人物の声を聴いて鳥肌を立てる。 かつて自分を浚い、仲間を傷つけた目の前の女に良い感情を持っているはずは無い。 「木乃香殿、今一度シャークティー先生を連れて中へ。こやつらは拙者らが相手をいたす」 「ああ、この女は俺らがボコボコにするから姐さんを頼む」 「女性とはいえ、シャークティーさんを傷つけるような者は許さん」 「覚悟しろよあんた・・・私たちがフルボッコにしてやるからな」 怒りと涙を浮かべて駆け出す美空たち。 木乃香はシャークティーを連れて再び楓のアーティファクトの中へ避難した。これでとりあえずは心配の種は無くなった。 彼女と深い絆で結ばれた新生大グレン団たちは千草に対する怒りを前面に出して拳を握る。 「ふん、忌々しい小僧どもや・・・・なら・・・・・・・皆殺しやアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」 千草も動く。そして彼女の叫びと同時に生き残った鬼たちが武器を手に向かってくる。 その数は百を軽く超えている。 「ネギ先生・・・シャークティー先生の魔法は直撃したはず。何故あの女は大してダメージを受けていないのでしょう」 「簡単です。恐らく、造物主の掟の力でしょう。フェイトたちが彼女に渡したんだと思います」 「くっ、ではこちらの攻撃の威力も半分以下になるのだと思うしかないですね」 シャークティーが起こした粉塵がようやく晴れ、千草の姿が露になる。 多少の怪我で頭や手足に血を流しているが、一切気にしていない。その瞳に何の変化は無い。 そして姿が見えた彼女の手には、フェイトたちと同じ造物主の掟が握られていた。 これでシャークティーの呪文を防いだのだろう。 しかも千草が持っているのは、召喚魔たちが持っているような簡易版ではなく、デュナミスたち幹部が持っている強力な鍵だ。 その本当の力をネギたちはまだ知らない。 「千草さんは僕が!」 「気をつけてください、ネギ先生! 彼女は明らかに前回とは違います!」 刹那の忠告を受けて、術者の千草に真っ先に向かうネギ。 「ふん、舐められたもんや! 前鬼! 後鬼!」 「ウガ、了解」 「ガウ、承知」 二匹の大鬼は、そのデカイ図体からは思えぬ俊敏さで左右から挟み、真正面から特攻してくるネギを棘のついた金棒で上から叩き落す。 「ぼ、坊主!?」 「ネギ先生!?」 喰らえばひとたまりも無いであろう強烈な一撃に、床が激しく揺れる。 だが・・・・ 「ウガ・・・当たってない」 「ガウ・・・受け流された・・・精霊化?」 手ごたえの無い事に、鬼たちが首を傾げた。 そう、雷化したネギならば、多少の物理攻撃など簡単に受け流してしまう。 鬼たちがそのことに気づいた瞬間、ネギは既に左右に立つ大鬼たちの顔の目の前に居た。 そしてネギは両腕を左右に伸ばし、同時にその両腕から雷電を放出し、鬼たちを左右に吹き飛ばした。 「W雷の暴風(ヨウィス・テンペスタース・フルグリエンス)!!」 左右片手ずつから放たれる雷の暴風。かつて千草と初めて戦った時は、この呪文を一度唱えただけで全ての力を使いきる最強の呪文だった。 「侮らないでください、千草さん。僕はもう、あの時の僕ではありません!」 しかし今は違う。 あの時とは比べることも出来ぬほどの成長をネギは遂げているのだ。 いかに相手が巨躯の大鬼とはいえ足止めにもならない。 だが・・・・ 「ふふ、うらやましいな~、坊や。一度目の人生でそれほどの才能を得られるやなんて」 「えっ?」 千草は微塵も動じていない。 以前なら巨大な魔法を放たれるたびに慌てふためいていた彼女がだ。 「お札さんお札さん・・・・」 そして彼女は一枚の札を取り出し、術を唱える。 「あの子をびしょ濡れにさせておくれやす」 札からは津波を思わせる大量の水が溢れ出し、鉄砲水のように強烈な勢いをつけてネギに襲い掛かる。 「水・・・でも、貫き通す!!」 ネギは鉄砲水を恐れずに拳を握り、千草まで一気に飛ぼうとする。 だが、千草はニタリと笑みを浮かべて勢いを増して鉄砲水を撥ね退けるネギを両腕広げて迎え入れる。 (な、なんだ・・・何を企んでいる?) 確かに千草は前回よりは強くなっている。しかし自分たちの成長速度とは比べ物にならない。 大鬼も今の術に至っても、確かに強力だが今のネギの足止めにもならない。 ならば何を企んでいる? 何をしようとしている? 罠の匂いがする。 ならば退くか? いや、自身の生徒が命を危険に晒して鬼たちと戦っているのだ。ここで時間を取られるわけにはいかない。 ならば特攻だ。 「雷速瞬動!!」 シモンならきっとそうするだろうと、ネギは雷の密度とスピードを増して千草に体当たりを噛ます。 「ふふ、水で感電するどころか最初から何も無いかのように貫くとは・・・せやけど・・・」 だが・・・ 「かかったァ!!」 「ッ!?」 体当たりでぶつかると、何と千草が音と共に煙に包まれ、小さな札と変わった。 「み、身代わり!?」
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きらいな人 作曲/石風呂 作詞/石風呂 頭は鳥の糞だらけで 肩には小さな虫がとまっている 綺麗なのは心くらいだけど それすら自分で汚れを塗っていく 落ち着ける場所は トイレの個室だとかロッカーの中だってのは 実は 冗談話なんかじゃなかったんだ!! 最低な人にも 最高の人間にも なりたくなかったんだ すれている考え少年さ 今まで生きてきて 嫌いなものを数えてみよう 両手両足じゃ足りないな これからも増えていくんだろか いじめっ子の彼をいかにして 苦しめることだけ夢見るのさ 小学校の先生も 中学の同級生も みんな死んじゃえばいいのにな 本気で思っている少年さ 今まで生きてきて 嫌いなものを数えてみよう 信じられない数になっていた とうとう自分を嫌いになった 最低な人にも 最高の人間にも 友達が居なかったんだ ひとりぼっちの少年さ 好きなものすら ろくに好きと言えんような 不甲斐ない態度の少年さ でも少し優しくなれたんだ ただそれだけで良かったんだ ただそれだけが良かったんだ http //www.nicovideo.jp/watch/sm19030515