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厄介な奴に引っかかってしまった。 そう、心中で愚痴りながら稟は走り続ける。 後ろから迫ってくる少年、長沢勇治は鬼のような形相を浮かべながら奇声を発している。 その大部分は殺す、死ね、ぶっ壊すなどの単語の羅列で稟の耳にはもう満杯というくらいだ。 (途中で諦めるかと思ったけど執念深く追ってくる……このままの状態を続けるべきか? 楓達や杉崎達とも大分離れただろう。 後は俺だけだ。俺が無事にこいつを撒ければ目下の問題は解決する) だが、長沢はしつこく自分を追いかけてきている。追跡を撒こうと全力で走ることも考えたが万が一のこともある。 体力はできるだけ残しておいたほうがいい。 (この拳銃を使って、追い払うべきなのか? そんなこと、できやしない。もし、反動でずれてあいつに当たったら……) 腰につけている大型の拳銃は説明書を読む限りでは威力は掠るだけでも致命傷を負わせることができるくらいだと書いてあった。 そんな物騒なものを決意も定まっていないのに使っていいものなのだろうか。 これは人を殺す道具である。銃口を人間に照準し、引き金を引けばそれで死体の出来上がりだ。 (この拳銃を使うということは二者択一だ。殺すか、殺さないか。俺に人を殺す覚悟はあるのか?) これを使うということはそういうことだ。 ただの空撃ちで退いてくれる相手だとは思えないし、そんな中途半端なことでこれから先を生き抜くことはできない。 それでも稟の中の常識が人を殺すことに対して重い鎖を何重にも縛っている。 この拳銃を人に向けることを考えただけでも強い嫌悪感を覚えるぐらいだ。 (もし、殺されそうになった時、俺はこれを……使うのか?) 一応ではあるが稟は人を殺すことを全否定してはいない。 先程の渚の一件みたく襲われて殺さざるを得なかったケースでありその罪を償う決意があるのなら、稟は赦すつもりだ。 だが、それはあくまで他人のことであって自分のことではない。 (俺自身に降りかかったら……俺は俺の都合で人を――) 延々とした思考は銃弾が右肩を掠った痛みで打ち切られる。 思考の海に入りすぎて油断した。 今は殺人について考えていられる程の余裕もないというのに。 (まずはこいつから逃げなきゃな!) 稟は大通りから逸れている脇道に駆け込んで、長沢から逃げれるよう撹乱を図る。 入り組んだ道を法則無視に適当に曲がり、時には大通りを横切りまた脇道へと入りのくり返し。 走る。最善の逃げ道を頭で考えながらも足は全力で字面を蹴りつける。 捕まったら最後、生き残れる確率は一気に下がってしまう。 (一応、方向も二人とは違うのを選んでるしあいつに巻き込まれることもない) そして数分後、長沢の罵声と銃声が途絶え、自分の足音しか聞こえなくなった所で稟はやっと地面にへたり込むことができた。 全力で走りすぎたのか額からは汗が浮き出し、気持ちが悪い。額を制服の袖で軽く拭うことで気持ち悪さを払拭する。 「さてと、いい加減休んでばかりじゃなくて動かねえと」 そう、この場所もいつまでも安全だと限らない。いつ、長沢が追いついてきて襲いかかってくるかわからないのだから。 今は距離が離れているだろうが血眼になって捜されている以上このままとどまっていると見つかる可能性は何倍にも膨れ上がる。 (楓達、それか杉崎達に合流しよう……もしかすると別の奴に襲われているかもしれないし) この島にいる殺人者は長沢だけではない。他にもこのクソッタレな殺し合いに乗り気な参加者は数多くいる可能性が高いのだ。 自分が護らなくては。人を殺す覚悟も定まらないが大切な人達を護りたいという意志はプリムラが死んだその時から変わっていない。 遠くない内に選択の機会はやってくるだろう。その時、自分はどうするのか。 「やぁぁっと見つけたぜぇ……?」 そして、結論を出すことができないまま、機会はすぐにやってきてしまった。脇道から大通りに出た瞬間、脇腹に刺さる強い衝撃が地面へと這いつくばらせた。 何が起こった? 稟は脇腹の痛みに呻きながらも考えた。 なぜ、長沢が自分を待ち伏せていたのだろう。自分は彼を何とか撒くことができたのではなかったのか。 「へへっ、バァカ。何で待ち伏せされてたんだって思っているだろ? アヒャヒャヒャヒャっ! お前みたいな鈍いやつでもわかるんじゃねえのか?」 長沢は地面にうずくまっている稟を気絶しない程度に蹴りつける。気絶なんて逃げは許しはしない。 今までの鬱憤を晴らすかのごとくガシガシと踏みつけ、蹴り上げ、殴りつけ、M4で叩きつける。 「この選ばれた俺が特別に教えてやるよ! 支給された物の中にな、お前みたいなバカな奴の居場所がわかるレーダーがあったんだよ。 それで、ぼ……俺は逃げきったとわざと油断させてお前の逃げそうな道を先回りしたって訳! まさか、こんな簡単な作戦が成功するなんてなぁ!」 最も、その声の内容は稟の耳に半分も届いていないだろう。 稟は絶え間なく襲いかかる痛みに耐えることでいっぱいいっぱいなのだから。 「ということでさ、精々いたぶらせてもらうぜ……! あひゃ、くへ、へへいひゃいひゃはははははは!」 何を、間違えたのだろう。いつ、どこで自分は選択肢を誤ったのだろう。 ぼんやりとした頭で問いを投げかけようとも答える者はいない。何せ自分は散々になぶられて死ぬのだから。 気絶寸前の今、稟は思う。 死んでしまった二人の親友のこと。 恐怖から人を殺してしまった渚のこと。 この島の何処かで生きているであろう親友と先輩のこと。 そして――。 (かえ、で) 死んでしまったらあの笑顔がもう見られない。 死んでしまったらあの柔らかい手をもう握れない。 死んでしまったらあのうまいご飯をもう食べれない。 死んでしまったら――――好きだってもう伝えられない。 (か……え、で) 嫌だ。それは、嫌だ。 嫌なことはしたくない。嫌な目にはあいたくない。 もっと、大切な人と何気ない日常を過ごしたい。 もっと、大切な人と手を握り、口づけを交わしたい。 (かえで) その為に今すべきことは、何だ? このまま黙って嬲られるがままに殺される――違う。 何とかこの状況を抜けだして長沢を説得する――違う。 そう、違うだろう――――? あるじゃないか。一番手っ取り早くて簡単な方法が。 (だ、めだ) それは何がダメなのだろうか。 正しくないからダメ? 倫理的に間違っている? 人としてやってはいけない? 土見稟の根本を覆すから? (だめなんだ……) 理由はわからないが稟は漠然と思うのだ。 そんなことをしても誰も喜ばない。もし、それを犯すと皆と笑って向き合えなくなる。 だけど。 『それで、いいの?』 声が聞こえる。少女のか細い声が。 『そんなので、いいの?』 声が聞こえる。少女の快活な声が。 『それで、よろしいのですか?』 声が聞こえる。少女の鈴の音のような涼やかな声が。 (いや、だ……) どんなに正しさで取り繕ってもメッキは剥がれてしまう。 死にたくない。まだ、生きていたい。こんな訳もわからないまま、一生を終えたくない。 それが稟が思うことだった。 (しにたくない、しにたくない) 死にたくない。それは普通の人間なら誰しもが思うこと。 死にたくない。それを防ぐ為にできる一番のこと。 その一番のこととは何か。 ■■。 土見稟が最も忌避するものだった。 ◆ ◆ ◆ 「へへっ、もう飽きてきたしそろそろ終わりにしようっと!!」 嬲ることに飽きたのか、それとも疲れたのか。 長沢は嬲るのに邪魔だったM4を取り出すべくデイバックを乱雑にまさぐる。 それは勝利が確定した者の油断、驕り。 長沢は一瞬でも稟から目を放すべきではなかった。 「さぁってとぉ! これで終わ……ガァッ!」 稟は残る力全てを振り絞り、勢い良く起き上がり。その勢いのはずみで長沢の顔面へと拳を叩きつけた。 予想だにしなかった反撃とこの島に来て初めての痛みに長沢は怯み、地面をのたうち回る。 「お、オマエエエエエエエエエエエエエエエエエエ! 殺してやるぅ!!! もう許さねえ! お前は、お前は――」 だが、その怯みも一瞬のこと。長沢は喚きながらも何とか立ち上がり――。 「――――」 銃声と同時に何かを振り絞る叫び声が響いた。 そして、最後まで立っていたのは神にも悪魔にも凡人にもなれるはずだった男の成れの果て。 ただの人殺しだった。 【長沢勇治@キラークイーン 死亡】 【D-2/一日目/朝】 【土見稟@SHUFFLE!】 【状態】全身打撲、右肩に銃弾のかすり傷 【装備】『死』@操り世界のエトランジェ、『死』@操り世界のエトランジェ 【持ち物】支給品一式、特性予備弾@操り世界のエトランジェ、不明支給品0~1 【思考】 基本:???? 1:???? ※コルト M4 カービン(20/30)支給品一式、献身@永遠のアセリア、スティンガー×12@魔法少女リリカルなのは、参加者察知レーダー、不明支給品0~1が近くに落ちています。 【参加者察知レーダー】 同じエリアにいる参加者の現在位置を把握できるレーダー。電池式。 Back 壊れた世界の終わりの終わり-fragment death- 時系列順で読む Next 壊れた世界たち Back 壊れた世界の終わりの終わり-fragment death- 投下順で読む Next 壊れた世界たち Back ウソの始まり 土見稟 Next [[]] Back ウソの始まり 長沢勇治 GAME OVER
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「クリア!クリア!クリア!」 【名前】 恐竜鬼 【読み方】 きょうりゅうき 【声】 湊竜也 【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 【登場話】 ドン16話「やみおちジロウ」 【分類】 ヒトツ鬼 【憑依された人間】 ゲーマーの若者 【欲望】 ゲームを圧倒的にクリアする 【素体】 ベニツ鬼 【モデル】 恐竜モデル 【スキン】 時をかける化石 【蟾ィ螟ァ蛹】 恐竜鬼ング 【ドロップ】 ジュウレンジャーギア 【文字化け】 諱千ォ懈姶髫 【むかしむかし…】 若者はコメントも気にせず自由にゲームをプレイしていたそうな… 【モチーフ】 化石、鬼 【名前の由来】 恐竜戦隊ジュウレンジャー+鬼 【詳細】 「ゲームを圧倒的にクリアする」という願望を抱くゲーマーの若者から生まれた恐竜モデルのヒトツ鬼。 錆びついた鉄を思わせる色合いの様々な古生物の化石が組み合わさった「時をかける化石」スキンを纏って実体化したヒトツ鬼。 頭部はティラノサウルス、胸部はトリケラトプス、右肩はサーベルタイガー、左肩にプテラノドン、背中にはマンモスの頭蓋骨が確認できる。 アーマーは古代文字のような装飾が刻まれた金色の縁取りがされており、さながらトロフィーを額縁に収めたような見た目をしている。 ゲームクリアの証、あるいはゲーム大会の商品としてとして送られる表彰楯のイメージだろうか。 このヒトツ鬼は人を超えたゲーム攻略の鬼となり、ダイノ大人ながら欲望のままにどんどんとゲームに熱中していく。 実体化しモンスター化することで伝説のハウリングビームで街の人々を完全クリアしていった。 「むかしむかし…」にも書かれているようにゲーマーの若者は周りの評価を気にせずゲームを楽しんでいたが、動画サイトを使ったゲームのプレイ動画を配信するようになってから歯車が狂ったのか、コメントを気にするあまりキー操作がはかどらず配信に寄せられるコメントは辛辣なものばかり。 ついに限界を迎えたことでモンスター化した。 【余談】 モチーフとなったのは「恐竜戦隊ジュウレンジャー」。
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ブルデュエルガンダム 出典:【機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER】 形式番号:GAT-X1022 所属:地球連合軍 全長:16.89m 重量:84.24t 盾:ある(対ビームシールド)変形:ない 換装:ない 抜刀:ある 連ジコスト:300 連ジ耐久力:600 連ザコスト:450 連ザ耐久力:650 GvsGコスト:2000 装甲材質:ヴァリアブルフェイズシフト装甲 DP:ミューディー・ホルクロフト 更新情報・・・2009年11月15日 新設。 2022年8月17日 画像をアップ。 装備は一部デュエルガンダムとは違うし、連ジとガンガンコストが違う。盾は右肩から防ぐ。 ただし、デュエルガンダム・アサルドシュラウドの時とは違って、アーマーパージアタックはない。 ■射撃 メイン射撃【リトラクタブルビームガン】 弾数:12 リロード:2発につき5秒(オート)ダメージ:90 両腕から撃つ2丁拳銃。 メインCS【スコルピオン機動レールガン】 チャージ:1.4秒 ダメージ:150 ASよりも若干威力がやや高くなっている。 サブ射撃【バルカン「トーデスシュレッケン」】 弾数:60 リロード:全弾6秒(打ち切り式)ダメージ:1発につき5 特殊射撃【スティレット投擲噴進対装甲貫入弾】 弾数:3 リロード:特殊(戻るまで)ダメージ:20×3=60 左肩にあるクナイを取り出して、3本一斉に投げる。 ■格闘【ビームサーベル】※格闘体勢に入ると、両足からサーベルを取り出す。 Nメイン格闘【裂袈斬り→振り下ろす】 ダメージ:50×4=200 前メイン格闘【シールドタックル→薙ぎ払い】 ダメージ:50×3=150(盾がない時は50+50=100) 横メイン格闘【横斬り→返し→回し蹴り】 ダメージ:50×4=200 後メイン格闘【打ち上げ斬り→ドロップキック】 ダメージ:50+50=100 特殊格闘【突進串刺し】 ダメージ:60 基本戦術 具体的には おすすめ精神コマンド おすすめアシストパートナー タッグと組むなら CPUとボス攻略
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【作品名】るろうに剣心 【名前】緋村剣心 【属性】剣士 【大きさ】小柄、150くらい 【攻撃力】斬鉄ができる。(逆刃の方では無理) 刃を返して木砲を真っ二つに切る。 天翔龍閃:超神速の抜刀術。 神速の自分でも速すぎて視認出来ない移動をする相手にも当てられる。 球状の真空を発生させるほど剣速が速く、 例え1撃目が外れても その真空に相手の体が引きこまれ2撃目の回避が困難になる。(射程2m前後) 4m程度の人の入った戦闘機械人形が上空十数mに浮いている気球に届くまで吹き飛ぶ威力。 【防御力】鍛えた達人並み。鎖で縛られて何度も地面に叩きつけられまくっても平然としている。 【素早さ】神速:相手が銃を出したことに気が付いた状態で、 4mほどの距離から撃たれた銃弾を刀の柄で受け止めた。 一流の剣士でも目で追うことの出来ない移動と斬撃速度。十数人を数秒で切り伏せる。 10数m先で十人の銃撃部隊が銃口を向けて構えた状態から、 引き金を引く暇を与えない速度で加速して距離を詰め、瞬時に5人を倒す。 また神速で突進しながら、一瞬で9つの斬撃を急所それぞれにほぼ同時に叩き込むことも可能。 作中で神速より遅いキャラ(番神)の反応: 4人の警官による4mぐらい先からの銃撃4発(右腰、左わき腹、右肩、左肩に向かって発射) に対して両手で手を動かしながら片手で二発ずつ弾いている。要するに同時に発射された 二発の弾丸の一発目を弾いた後もう一発が体に到達する前(10センチ手前くらい)にまた弾くことが それぞれの手で同時に可能な反応。(拳銃は明治の物なので秒速200m程度の弾速と思われる) 超々神速>超神速(不可視の壁)>神速>>上記の番神含むその他のキャラ 【特殊能力】常に相手の動きを先読みして行動できる。 【長所】神速の移動と反応。超神速の抜刀術。 【短所】刀が逆刃刀であること。防御力 131 :マロン名無しさん:2008/09/09(火) 14 35 08 ID ??? 緋村剣心考察 ○九頭龍もも子 天翔龍閃勝ち ×黄猿 レーザー負け 黄猿>緋村剣心>九頭龍もも子
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時計埋め込み1 オリンピック100メートル並走カメラ。 それでは数学者の好む規格化を行う。 ローレンツの呪縛を解(ほぐ)す 時代区分を導入する。 0.天動説前。 1.天動説。 2.地動説。 3.ニュートンによる万有引力。 では、まず0.の天動説前。 やることは、観察対象というより、観察する空間と観察する身体について。 視野とか、身体の回転運動とか、観察に纏(まつ)わることについて確認。 数学的な迂遠だが、定義の定義みたいでつまらんが付き合って。 チケットを買ってプラネタリウムに入る。 従来のプラネタリウムは、床が水平である。 最近のプラネタリウムは、映画館のような階段席、斜面である。 夜空が見渡せる丘の上で寝そべったのから、 戦闘機のコックピットで前方、正面を注視するような、宇宙船操縦席。 天動説前は、もちろん自分が動いていると査察していない。 空を昼間見上げれば、雲の動きと異なって、 太陽はだいたい毎日同じ動きをしている。 太陽は満ち欠けをする月とも違い、眩(まぶ)しいし平面的である。 月は薄っすらとだが、上弦の月でも下弦の月でも円の輪郭が見える。 それどころか、太陽の光があたっているのではないかと想像すると、 球体に思えてくる。三日月や十六夜の月に。 従来のプラネタリウムを採用する。 太陽は夜空の星々と異なり、空全面ではなく、部分である。 プラネタリウムの内壁面、半球の内側。そこが空(そら)である。 プラネタリウムの床下半球を土で満たそう。 床上半球が空(くう)になる。 この床下と床上の2つの半球を合わせた球を包む殻(から)をイメージする。 この殻の内側を黒と白、半分づつに塗る。 昼と夜がこのようにくっきりしたものが遷(うつ)ろうなら、 空(そら)を覆うものが上弦の月や下弦の月のような空を占める部分ではなく、 空全面になると、月の満ち欠けが空全面の満ち欠けになると、 自分側が、動いている(回転している)のではないかと査察が起こる。 映画館で前方正面にあるスクリーンが黒と白の縞(しま)を映す。 スクリーンが黒だけになり、黒白半分になり、白だけになり、白黒半分。 これが横縞、上下運動のように、しかも下から上への流れに見えたら、 仰け反る(のけぞる)感じで回転感が味わえる。上から下だと、 喉(のど)を伸ばすでなく、顎(あご)を引く感じで、 スクリーンから目が離れてしまう。 もちろん大スクリーンでないと臨場感、包まれは出ない。 次に縦縞、左から右に黒白または白黒の境界が移動する。 頭部固定なら、眼球が回転して境界を追い、 それでも足りなかったら、首が回転し、 さらに足りなかったら、体幹(たいかん)、腰から上の回転って感じ。 横縞上下運動、上の場合、喉を伸ばす回転しながら、 眼球は下に瞳(ひとみ)を、瞳孔(どうこう)を向ける。 スクリーンが部屋にあるパソコン液晶画面なら、 画面内の横線上昇を目で追うだけ。 スクリーンに包まれ感があると、横線が、枠内のどこら辺にあるか、 上の方なのか、下の方なのかの枠からの位置ではなく、 自分にとって中間性、水平水準感覚が出て、横線上昇に首がまず対応する。 首ってのは頭部全体の動き制御。例えば戦闘機が上昇、 戦闘機の回転は、喉を伸ばす・顎を引く、首の左右振り、だけでなく、 右耳を右肩に付けるような軸回転もある。 戦闘機が水平飛行から垂直上昇に移る。 地上からだと、放物線みたいな軌跡だけど、 コックピットでは、地平線なり水平線が正面視野から下がる。 ちっとも規格化されずにごっちゃだが、このまま。 正面前方のスクリーンを横切る縦線、縦縞。 スクリーンはコックピットのキャノピー前面の視野。 キャノピー全面の部分視野。首を動かさないときの眼球運動。 眼球は、瞳孔を正面に向け、その正面視野内で注目する対象、 この場合縦線、を、追いかける。 周辺視野に包まれた中心視野。それをxy座標の注目された範囲、 原点O(おー)の有限範囲、実験空間としよう。 数学で扱うxy座標は無限な範囲であるが、この延長は物理学ではできない。 実験空間が安定していると思われる空間だけが有効な範囲。とする。 首を動かせば、機体を動かせば、360度範囲、3次元空間のどこでも 見れるが、いまはなぜか正面の制限された2次元面を記述している。 テレビでオリンピックを見る。 100メートル走。 選手が走るトラックの横に平行に、トロッコに載せられたテレビカメラ。 トロッコが走る線路が画面に見える。観客席に備え付けられたカメラから。 トラックに近い観客席のカメラはスタートからゴールまで選手を追うと 首振り大きく、 トラックから遠い観客席のカメラは、スタート地点とゴール地点を 同じフレームに納(おさ)め、カメラ自体を回転させない。 そして、選手と並走するトロッコに乗(の)ったカメラは、 常に、選手を中心に捉える。カメラ自体は回転させずに。 ローレンツの呪縛は、「撮影方法」と「映像」と「座標への記述」の組み合わせを なんとかすれば、解(と)けそうだ。 見えた「映像」ではなく、映像の「撮影方法」の環境説明には 大量の情報、情報量がいることをなんとなくわかってもらえればいい。 数学的に、しらみ潰しに全部表記するのが趣旨ではないので、 こっからはアインシュタインの要請に従う。 光速度一定と、その普遍性へ。 Sun Jan 06 03 02 48 2013 目次に戻る imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 GREEN YOKO http //twitpic.com/br3vpd a href="http //twitpic.com/br3vpd" title="アナログ時計3つ揃え。 on Twitpic" img src="http //twitpic.com/show/thumb/br3vpd.jpg" width="150" height="150" alt="アナログ時計3つ揃え。 on Twitpic" /a RED TATE http //twitpic.com/br3w5b a href="http //twitpic.com/br3w5b" title="アナログ時計3つ揃え。 http //twitpic.com/br3vpd on Twitpic" img src="http //twitpic.com/show/thumb/br3w5b.jpg" width="150" height="150" alt="アナログ時計3つ揃え。 http //twitpic.com/br3vpd on Twitpic" /a
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喫茶ルーモア・隻腕のカシマ 霧に潜む者 喫茶ルーモア 2階 更衣室 ───使われていなかった部屋を更衣室として使っている 黒いベストとスラックス──店の制服──を脱ぐと ストッキングに包まれた細い足が露(あらわ)になる 後ろで纏めていた髪を下ろし 「ふぅ……」 安堵の吐息が漏れる 「ん~、ストッキングも脱いでしまおうかな……」 少し浮腫(むく)んでいる様だ 「でも、裸足でローファーはないよね……うん」 汗ばんだ肌にまとわり付く感じがして少し不快な様だが 諦めてスカートをはく 「よしっ……挨拶して帰ろう」 * 「それでは、お先に失礼しま~す」 「サッちゃん、気を付けて帰るんだよ」 「寄り道するなよ、サチ」 「はい では、また明日」 そんな声と共に店から出て、時計を見る 時刻は、18時50分を過ぎている 今日は少し遅くまでかかってしまった そんな風に考えながらも家路を急ぐ 夏の黄昏時は遅い 辺りには霧が立ち込め、夕日が赤く輝いている 逢魔ヶ刻 人と……そうでない者が出逢いやすい時刻 しばらく歩くと、壁に背を預けている人影が見えてきた 霧がかかって判別し難いが…… 人影に向かって、小さく手を振る 「お待たせ、カシマさん」 壁から上体を起こし、応えるカシマ 「お疲れ様、サチ殿」 「御免なさい……少し、遅くなっちゃったね」 「いや、構わんよ」 並んで歩き出す ルーモアの二人には、まだこの契約の事を話してはいない だから、バイト中は離れたところに居てもらっている カシマはその時間に町の様子を見て周っているらしいが…… カシマの横顔を盗み見て 近いうちに紹介しようとは思っているが……ちょっと言い難い そんな表情のサチ 「ん?何か?」 「ん~、何でもないよ……いつ紹介しようかと思って」 「ふむ……ワタシはいつでも構わんよ……サチ殿の都合で良い」 「うん、ありがとう」 「しかし、今日は霧が濃い……」 「今日は午前に雨が降ったから湿度が高かったし、午後は晴れて放射冷却に」 「放射冷却というのは?」 「うん、雲がないからどんどん暖かい空気が空に抜けていってしまうの」 「なるほど、蓋をしていない鍋の様な状態というわけだな」 「うん、そのせいで冷えた空気が水蒸気を保持出来なくなったんだよ」 「それでこの霧というわけか」 「まるで、霧の……」 「まるで、霧のロンドン……かな? お嬢さん」 「え?!」「むっ?!」 霧に抱かれる様に……その人物はそこに居た 距離にして4mといったところだろうか かろうじて、その姿を確認できる 暗い色のスーツに黒いシルクハット まるで古き英国の紳士の様な姿 そして異様なことに……外套を羽織っている 真夏だというのにだ 霧で視界が悪かったとはいえ これ程近付くまで、カシマが気付かないとは…… 明らかに、人外の者──都市伝説── 「……何者だ」 カシマが尋ねる 立ち止まり、紳士は応える 「私に名は……無い」 張りのある低い声 「人々は、私をジャック(名無し)と呼ぶ……」 暗い金色をした口髭がうごめく 「ジャック?……まさか?!」 「お嬢さん、恐らく……思い描いたその人物で正解だろう」 「切り裂き……ジャック?!」 ジャックが歩を進める 「動くな!」 カシマは警告する ……が、歩みは止まらない 「動けばどうだと言うのだね?」 本能が警告する この男は……危険だ 「それ以上近付けば……斬る!!」 軍刀の柄を右手で握る 「ほぉう、斬るか……この私を」 おどけた様に肩をすくめ 更に近づくジャック カチャカチャと軍刀が音を立てている 震えているのだ……あのカシマが…… ただ歩いて近付くだけの男に、恐怖──底知れぬ狂気──を感じる 「はぁ……はぁ……」 息苦しい程の───威圧感 「剣を抜かないのかね?」 カシマは刀を抜かない いや、抜けない 抜刀からの動きを 何十、何百手と組んでも……その結果は変わらない 抜けば、そこにあるのは絶対的な───死 すれ違う様な形で肩を並べ ジャックは、その右手をカシマの右肩に軽く置く 耳元で……囁く 「……懸命な判断だ」 そのまま右手でポンポンと肩を叩き 再び歩き出す そして、今度はサチの前で止まる 「お嬢さん、心配せずとも良い……君達に危害を加えるつもりはない」 「……」 「私はね、純潔の乙女を傷つける様な事はしない……知っているだろう?」 「は……はい……」 静かに笑う 紳士の笑み……だが、狂気を感じさせる笑み サチは顎に手を添えられ、上を向かせられる その動作はとても優しい 視線が合う、逸らす事が出来ない その深い緑色の瞳に、意識を吸い込まれそうだった 「美しい……やはり、女性はこう在るべきだ」 「や……やめて、下さい」 その小さな悲鳴に、はっとする ───止まっていた時が動き出したかの様に カシマが動く 振り向き様に抜刀する 「その手を離せ……」 顔だけを向けてジャックは応える 「ほぉう……中々の動きだ」 愉快だとでもいう様に笑う 「サチ殿から離れろと云っている……」 「どうやら私は女王陛下に無礼をはたらいてしまった様だな…… ナイトの君にしてみれば、自分の命よりも大事……というわけだ」 カシマはもう震えてはいない だが、威圧感はぬぐえないでいる 未だに息が詰まる 「カシマさん、わたしは大丈夫だから……やめてッ!」 「しかしッ!」 「この人は、これ以上……私には、何も、しないから……」 「くっ……」 「これはこれは……とても良いものを観せてもらった……実に美しい」 芝居がかった動作で、満足そうに笑っている 顎から手を引き、二人から距離を取る 「では、謝罪しよう」 シルクハットを脱ぎ、外套をバサリと外す 深々と頭を下げ 「お嬢さん、無礼をはたらいた事……お許し頂きたい」 "透き通る様な綺麗な声"で謝罪する 「?!」 顔を上げるジャック そこに居たのは、若く美しい女性 緩やかにうねる金色の髪は短く、口髭もない 薄紅色の唇が妖艶にうごめく 「神出鬼没にして正体不明、神経症患者にして王室関係者 医師であり、画家でもあり……男でもあり、女でもある……」 再び、外套を羽織り 「それが、ジャック・ザ・リッパー……この、私のことです」 シルクハットをかぶる 「嗚呼そうだ……お嬢さん、 夢の国 がこの町に来ているというのは本当かしら?」 「え?!……はい、たぶんまだ……いると思います」 自然と応えてしまう 女性の姿、口調が変わっても 何一つ揺らぐ事無く在り続けるこの───威圧感 「その夢の国は……子供の臓器を奪う者?」 「……分りません……けど、夢の国の、都市伝説の複合体……だと聞きました」 「複合体……それは、複数の夢の国が集まっているという事なのかしら?」 「はい……契約者が……単独なのか、複数なのか…は……知りま、せんけど」 「ありがとう、お嬢さん」 「それでは、またどこかでお逢いしましょう……」 外套をひるがえし、霧の中に消えていく 二人は放心し、しばらく動けずにいたが 次第に霧が晴れていき、我を取り戻す 「サチ殿……すまない」 「大丈夫……それより、カシマさん」 「なんだね?」 「……ありがとう」 「礼には……及ばんよ」 世の中には、人智を超えたモノがいる それが都市伝説だ だが、アレは……それをも越えたところにいる 願わくば、敵として出逢わぬ様にと思う二人であった…… * 前ページ次ページ連載 - 喫茶ルーモア・隻腕のカシマ
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『彼』は夕日を浴びていた。夕日は全てを朱く染め上げる。空も大地も、『彼』の白き身体も。その色に染まることは即ち、地上に存在する全ての者の宿命。逃れられない運命。この世界の秩序の中にいることの証。 だが、『彼』の前にいる「それ」は違った。人の形をしている「それ」は、大きさは『彼』よりも遙かに小さいものの、この場・この時においてその存在感は絶大であった。全てが朱く染まる中、唯一「それ」だけが漆黒。夕日に染まるつもりなど微塵も無いといったところだろうか。『彼』の目には「オレはこの世界の秩序に従うつもりなど毛頭ない」と主張しているようにすら映った。 『半人半馬の騎士』が、弩弓で「それ」を狙い撃った。 「撃ち抜け! ビフロスト!」 灼熱の光矢が正確に「それ」の頭部をめがけて飛ぶ。だが当たるか当たらないかのところで、「それ」の姿が一瞬ブレた。 「き、効いていないッ!」 『光の槍と剣を持った真紅の騎士』が叫ぶ。 「いや違うッ! 当たっていないんだ! 奴め、ビフロストを避けたッ! それも寸前でッ! 速過ぎるッ! バケモノか! 奴はッ!」 半人半馬の騎士には、「それ」がえらく余裕ぶっているように見えた。「奴はもしかしてワザと引きつけてから避けたんじゃないか」とすら思った。「バケモノか」とは言ったが、それ以上の存在であることを彼は確信した。 「それ」が矢をかわしたことを確認するや否や、『蒼き鎧の竜騎士』―今は夕日によって紫紺に染まっている―は数百メートル離れた位置から一瞬で「それ」の背後に回り、右腕の光剣を振り抜いた。音よりも早いスピードで振り抜かれたその剣は、確実に「それ」縦一線に両断した。はずだった。 「バカな……」 光の刃が「それ」の体を何事もなかったかのように「通過した」ときには、既に竜騎士の翼は「それ」の手刀で切り落とされていた。 「私の剣が……!」 言い終わらないうちに、竜騎士は「それ」に頭を殴られた。その衝撃で、頭部だけでなく肩や胸の鎧までも粉々に砕け散った。 「剣が……ァァァ! すり抜けただとォォォ―――――ッ!?」 散った鎧は夕日に煌き、地上への淡い軌跡を描いた。 「アル!」 真紅の騎士は竜騎士を助けようとしたが、それは叶わないと一瞬で理解した。助けようとした隙を攻撃されては元も子も無いし、助けたところで、仲間を抱えたままで戦えるような相手ではない。 「奴は速いッ! 広域攻撃でいく! 二人とも下がれ!」 半人半馬の騎士は動揺と恐怖を押し殺し、残った仲間を、何より自分自身を鼓舞するかのように指示を出し、右手の聖盾「ニフルヘイム」を構えた。 「これならかわせまいッ! オーディンズ……」 今まさに攻撃を放とうとしたそのとき、背後から仲間の声が飛んできた。 「違うッ! スレイプモン! 後ろだッ! 奴は、奴は今お前の後ろにいるぞォォォッ!」 半人半馬の騎士の体は、背後から黒い拳に貫かれた。「それ」の拳だ。どういうわけか先ほどに比べかなり巨大化しており、『彼』らと同じくらいの大きさにまでなっていた。 「ぐ、あああッ」 拳がズルリと引き抜かれ、半人半馬の騎士の体は力なく傾き、地上へ落ちて行った。 「ああああああああああああああああッ!」 断末魔ではない。仲間が討たれたことに心を乱した、真紅の騎士の絶望の声。 「奴は何なんだ!? あり得ないッ! スピードも! パワーも! 何もかも規格外だ! それに何故ッ! 何故巨大化しているんだよ! コイツはぁぁぁ!?」 「くそッ!」 それが、戦いが始まってから『彼』が初めて口にした言葉だった。未知の敵に対し、『彼』は完全に圧倒されていたのだ。 混乱して喚き散らす真紅の騎士を、『彼』はより大きな声で諌めた。 「デュークモン落ちつけ! 『何かある』んだ、奴には! それを見極めねば! 見極めねば我々に勝利はないッ! その為にも落ちつくんだ! オレが牽制する! 『何か』とは何なのか、まずはそれからだッ!」 『彼』は右腕のキャノンを数発撃ち込む。「それ」はかわすどころか、ピクリとも動こうとしない。 (理不尽な……!) 「奴は、奴は一体何なのだ!?」 『彼』がその心を吐露した次の瞬間――『彼』がそれまでに撃ち込んだ砲弾全てが『彼』の後方から飛んで来た。 「バ……バァァァァァァァァカなぁぁぁぁーーーーーーーーー!」 『彼』の砲弾が『彼』自身の体を打つ。腹に。右肩に。右膝に。左手に。頭に。左腿に。右胸に。絶対零度の砲弾は、『彼』体の殆どの機能を一瞬にして停止させる。 「ア……ア……」 朦朧とする意識の中、『彼』は「それ」に斬りかかる仲間の背中を見た。 「クソオォォォッ!」 真紅の騎士は、右手に持った光の槍を「それ」めがけて投擲する。槍は「それ」に命中するも、貫くことは愚か、ほんのチョッピリ刺さることすら出来なかった。「それ」の表面に触れた時点で、完全に静止してしまっている。 「オオオオオオオオッ!」 真紅の騎士は怯まなかった。いや、槍が通用しないことを悟っていたのかも知れない。最早、全てが無駄であると。だが彼は、そんな悲壮感を全く感じさせぬ気迫を以て、左手の剣を振りかぶり一心不乱に突撃していった。 剣を振り下ろすとき、彼は目をつむっていた。それは諦めからくる行為だ。だが彼の腕には、確かな感触があった。敵を切り裂いたという感触が。希望を持って目を開くと、そこには――。 「ア……? こんな……何が……こんなことがッ!……これは……一体……!」 深々と体に剣を喰い込ませた、『彼』がいた。 「オメガモン! バカなッ! そんなッ! そんな、何故……」 『彼』は「それ」の盾にされていた。『彼』の体がワープでもさせられたのか。それとも、何かもっと不可思議な能力によるものなのか。とにかく『彼』は、致命的なダメージを受けた。切り口から熱がジワジワと広がるような感覚がある。その熱が広がるにつれて、『彼』は意識が溶けていくような錯覚を覚えた。これが死に瀕するということなのだろうか。 「何故だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」 真紅の騎士の叫びがこだまする。それは彼個人の絶望の叫びであると同時に、この戦いに参加した四騎の聖騎士の、「理不尽かつ不可解な力に蹂躙されることに対する無念と怒り」の叫びであるに違いない。 溶けゆく意識の中、『彼』は真紅の騎士の体が内側から爆散したのを見た。 『彼』はデジタルワールドの神「イグドラシル」に仕え、世界の秩序を司る「ロイヤルナイツ」の一騎、オメガモン。彼と共に散った仲間は、同じくロイヤルナイツのスレイプモン・アルフォースブイドラモン・デュークモン。 ロイヤルナイツは一騎当千。その力は、全てのデジモンの頂点。ロイヤルナイツが四騎がかりで倒せない者など、この世界にあってはならない。否、そんな者は存在するはずがない。イグドラシルが、自らの守護者たるロイヤルナイツを超える存在など、許すはずがない。 幾ばくかの静寂の後、「それ」は両腕を広げた。「それ」の全身から眩い閃光が奔った。奇妙なことだが、それは漆黒の光だった。 「こんな……こんな理不尽なことが……」 彼の意識は溶け切り、体は二つに裂けた。 BACK LIST NEXT
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ヘタレ少年! デコメガネ少女に会う 伊藤誠(3番)は森林地帯を歩いていた。 特に目的はない。ただ、このような状況において1人だけで行動するのは危険だと思ったので一緒に行動してくれそうな人を探していたのだ。 (どうせなら知り合い……言葉や世界や泰介あたりと合流できたらいいんだけど………) 誠は自分の友人、知人たちのことを考えてみた。 ――言葉はおそらく妹と行動しているだろう。世界も清浦や黒田と行動しているかもしれない。 加藤も今頃は同じクラスの連中と合流しているはずだ。 泰介は……わからない。でも、あいつのことだから女の子と行動してそうな感じがする。 「――そういえば俺は何を貰ったんだ?」 ほかの者たちのことを考えているうちにふと自分はどんな武器を貰ったのか気になったので確認しようと足を止めた。 ――刹那。自分の目の前を何かが横切った。 「え?」 誠の前を通っていった『何か』は近くの木にバスッと命中するとビーンと振るえ、やがて動きを止めた。 ――それは1本の矢だった。矢は真っ直ぐ、見事に木に突き刺さっていた。 「…………」 誠は僅かな時間、ただ無言で木に刺さる矢を見つめた。それと同時に考えた。 ――おい。なんで矢がこんなところに刺さっているんだ? ――いや。ちょっと待て。これは……今飛んできてちょうど今この木に刺さったんじゃないのか? ――何で? 決まっているだろう。誰かが今ここに矢を放ったからだ。 ――じゃあ、どうしてそいつはここに矢を放ったんだ? ――そんなの簡単な話だ……だってこの矢が本当に狙っていたのは……この木ではなく…… ガシャと自分が目を向けている方の反対――つまり後ろ――すなわち、矢が飛んできた方向から何かが音を鳴った。 「うわあああああああああああああっ!!」 誠は振り返ることなくそのまま自分が向いている方へと駆け出した。 駆け出すと同時に背後からビシュッと何かが飛んでくる音がした。それと同時に、右肩に提げていたデイパックに何かが当たった感触がした。 だが今の誠にはデイパックに目を向けている余裕などない。 (振り向いてはいけない! 振り向いたら………死ぬ! 殺される!!) ただがむしゃらに走る。森の中を。草木を掻き分けて。ただ前へ。時に右へ。時に左へ。とにかく走る。 足を止めることなど許されない。止めることは『死』を意味する! 「……あらら~。逃がしてぇ~しまいましたぁ~……」 誠がその場から走り去って少し、ほんの数秒時が過ぎた後、草むらの中からボウガンを持った少女が姿を現した。 戎美凪(5番)。御剣家に仕えている月詠真那直属の侍従――つまりメイドの1人だ。 本来ならいつも通り神代巽(18番)、巴雪乃(47番)と『3バカ』などと呼ばれるトリオを形成して行動するところだが、生憎にも自分が他の2人よりも少し先にスタートしてしまったので彼女はこの場所で2人を待つことにしたのだ。 ――では、ただ仲間が来るのを待っていただけの彼女が何故誠を攻撃したのだろうか? 話を一度、先ほどより前の時間に戻す。 ――美凪はスタートするとまず最初に自分のデイパックの中を確認した。デイパックの中には武器――ボウガンが入っていた。 その後、周辺の安全を一通り確かめると、教会から少し離れた場所で身を潜め巽と雪乃を待つことにした。 ――それからしばらくすると、誠が自身の方へと歩い来ることに気づいた。しかし、誠の方は美凪には気づいていなかった。 だから美凪はとりあえずボウガンを構えた。彼が殺し合いに乗っている可能性もあるからだ。 それと同時に、誠の両手には何も握られていないことに気がついた。 ――その瞬間。彼女は考えた。 ――自分には武器がある。では、巽や雪乃、そして月詠や自分たちが仕えている御剣冥夜や白銀武はどうだ? この聖杯戦争という殺し合いを始めた言峰という男は言っていたではないか『何が誰に当たるかはランダムだ』と。 それはつまり、ハズレ――武器とは到底いえぬ物も支給される品々の中には存在するということではないのか? そして、もし巽たちにそれが渡ってしまい、殺し合いに乗った者たちの手に当たりの武器が渡ってしまったら…… ――そうしてしばらく自分なりに考えた結果。美凪はひとつの結論に達した。 「冥夜様たちに牙を向けるであろう人たちはぁ~みんなわたしが始末してみせますぅ~!」 そうして彼女はボウガンのトリガーをぐいっと勢いよく引いた。 そして先ほどに至る……… 「はあっ……! はあっ……!」 誠はあれから走り続けていた。ただ今は、逃げて逃げて逃げまくることしか考えられなかった。 「ちくしょう……なんで……なんでこんなことになっちまったんだよ……」 誠の心の中には『死』に対する絶対的な恐怖があった。 そして、それと同時に、もう殺し合いに乗ってしまった者がいたということに驚きを隠せなかった。 怖い……! 怖い……! 誰かに殺されるのは嫌だ……! 誰かを殺すのも嫌だ……! 俺は……俺はいったい……どうすればいいんだ!? 「あっ!?」 次の瞬間、彼は木の根に足をつまづき勢いよく転んでしまった。 「――っ!」 一瞬身体中に痛みがはしる。が、別にどこも怪我はしなかった。 誠はうつ伏せになった身体をゆっくりと起き上がらせると、そのまま近くの木に背をもたらせてゆっくりと腰を下ろした。 (どうやら、なんとか逃げ切れたようだな……だけど……) 「これから俺……本当にどうすりゃいいんだ……?」 誠はそう呟き、はあとため息をつくと、ただぼんやりと虚空を眺めた。 「――あの……どなたかそこにいらっしゃるのですか?」 「!?」 ふと近く――前方の草むらから女の子の声がした。 「だ……誰だ!? 出て来い!!」 誠は警戒しながら立ち上がり声の主に向かって叫んだ。 すると少ししてガサガサと草を掻き分ける音をたてながら1人の少女が姿を現した。 ――現れたのは菅原君枝(37番)であった。 【時間:1日目・午後3時25分】 【場所:森林地帯】 伊藤誠 【装備:なし】 【所持品:支給品一式(ランダムアイテム不明)】 【状態:君枝に遭遇】 【思考・行動】 1・君枝に警戒 2・死にたくないし、誰かを殺したくもない 3・殺し合いに乗った者(戎美凪)がいることを認識(ただし美凪の姿、名前は当然知らない) 4・一緒に行動してくれる人を探す(できれば友人、知人と合流したい) 菅原君枝 【装備:なし】 【所持品:支給品一式(ランダムアイテム不明)】 【状態:誠と遭遇】 【思考・行動】 1・誠に話しかける 2・以降不明 【時間:1日目・午後2時5分】 【場所:森林地帯】 戎美凪 【装備:ボウガン】 【所持品:ボウガンの矢(数十本)、ほか支給品一式】 【状態:マーダー化】 【思考・行動】 1・神代巽(18番)、巴雪乃(47番)、月詠真那(45番)、御剣冥夜(57番)、白銀武(34番)以外の参加者を極力排除 2・神代巽、雪乃と合流したい 3・2の後、月詠、冥夜、武の3人のうちいづれかの者と合流したい(優先捜索順位は月詠≧冥夜>武の順) 時系列順で読む 前話 ちっちゃな次期当主と大きなご令嬢 次話 香月ひとり並行世界調査班 投下順で読む 前話 エルダー・ミーツ・ナイト 次話 呪縛なし自縛霊自爆レタス添え 前登場 名前 次登場 開戦 伊藤誠 SuspendedBridgeEffect GameStart 菅原君枝 SuspendedBridgeEffect 戎美凪? 戎美凪 SuspendedBridgeEffect
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ヒカルさんが入室しました ヒカル- ……(入店 ヒカル- (日時:午後4時頃 場所:イルカ・オルカ 海喫茶 ヒカル- (適当な新聞を手に着席 ヒカル- ……。(あいつは、今頃セントラルか… ヒカル- (新聞ひらく 長身の男さんが入室しました 長身の男- (静かに入店 ヒカル- ……(一瞥 すぐに目線を新聞に 長身の男- お、ぉぉ? 長身の男- (ヒカル席に移動 ヒカル- ……何? 長身の男- よぉ、姉ちゃん。 一人かい? ヒカル- それがどうかしたの(新聞読みながら 長身の男- クー良いねえ。このツれなさ加減。 いい加減ここらの馬鹿女どもには飽き飽きしてたとこだぜ。 長身の男- 姉ちゃん、名前は? ヒカル- (新聞とお冷持って立ち上がる ヒカル- (別の席へ 長身の男- 良いねえ良いねえ。 そういう態度、嫌いじゃないよ~オレ様は。(ヒカル前の席に移る ヒカル- …さっきから何の用? 用件があるならさっさと言って。 ヒカル- そして帰って。 長身の男- ん~ちょっと頭キたかなぁ、ソレは。 ヒカル- なら外で頭でも冷やしてきたら。 長身の男- オレ様の誘いを断って良いのは一回までだぜ。 ヒカル- (無視。 ヒカル- (ウェイター呼んでカフェラテ注文 長身の男- 姉ちゃん、調子のんなよ? 長身の男- 名前はって聞いてるだろ? オレ様が。 ヒカル- 調子乗ってるのはあんたよ。 ヒカル- ……(新聞読む 長身の男- ッ(右手に鉄棒を具現化 長身の男- オラァ!(振り下ろす ヒカル- …(咄嗟に飛び退いて避ける ヒカル- …器物損壊ね。弁償、ちゃんとしなさいよ。 長身の男- 調子乗るなって言っただろ?(ヒカルの上から降ってくる棘付き巨大鉄球 ヒカル- (咄嗟にウェイターを庇いながら避け)店員さん、オーダーは後でいいから。 ヒカル- (誘導するように店の外へ 長身の男- (怯えて店の奥へ逃げていくウェイター 長身の男- ハッハァ!(店の外に飛び出す 長身の男- (右手には2mの鉄棒と、鎖付き鉄球 ヒカル- (構える 長身の男- モーニング・スター! コレがオレ様の獲物! 長身の男- どうだ? 降参する気になったか姉ちゃん? ヒカル- ……… 長身の男- 二度、偶然よけれたからって、そう長くは続かねえだろ? ヒカル- (口元だけ微笑 ヒカル- …馬鹿ね。 長身の男- だったらとっとと降参し――なんだと? ヒカル- 馬鹿ね、って言ったの。 長身の男- んだとアマァ!(鉄球をヒカルに振り下ろす ヒカル- (飛び寄りながら避け、一気に懐へ 長身の男- う! ヒカル- (右肩にハイキック 長身の男- ぐぉ、(大きくのけぞって鉄棒を落とす ヒカル- 、ふッ(更に連続して蹴りを放ち、吹き飛ばす 長身の男- おぐっ(吹き飛ぶ 長身の男- ―かかったッ(吹き飛びながら左手五本指から伸びる5本の鎖 長身の男- チェーン・ストレイト!(ヒカルに巻きつけて拘束 ヒカル- ……、ちッ!(ジャンプで避けようとするも、片足をとられる 長身の男- 捕まえたァ!(両足で立つ 長身の男- オレの女ァ!(全力で鎖を引っ張る ヒカル- ……、(引き寄せられる ヒカル- (至近距離まで引き寄せられた所で、顔面に一発 長身の男- (引っ張られてくるヒカルを右手で抱きとめる 長身の男- おぐぅ!(両手を使っていたため、ガードできずにHIT 長身の男- て、てめ・・・(倒れずに立っている ヒカル- (拘束されているのとは逆の脚で蹴り上げる ヒカル- …。(終始仏頂面 長身の男- ぐぁはっ(蹴り倒される 長身の男- (鎖の具現化も消える ヒカル- 貰ったわ。(ここぞとばかりに飛び上がり、 ヒカル- (顔面に踵落とし 長身の男- おぶっ――(呻いて、気絶 ヒカル- ……。 ヒカル- しつこい男は嫌われるわよ。(顔色一つ変えずに ヒカル- (踵を返して喫茶へ 喫茶さんが入室しました ヒカル- …。(何事も無かったかのように入店 喫茶- ゴゴゴゴゴ(どこからか聞こえる音と、地に伝わる振動 ヒカル- 、……… 喫茶- ゴゴゴゴガガガ(喫茶の天井が左右に開閉 喫茶- バリバリバリバリ(その先に浮かぶ5台の戦闘ヘリ ヒカル- ……… は? 喫茶- 「オーホホホホホ!」(中央のヘリのスピーカーから響き渡る女性の声 白薔薇百合恵さんが入室しました ヒカル- ………(黙。 白薔薇百合恵- オーホホホホホ! 喫茶- バリバリゴゴガガガガ(真ん中のヘリの腹が開いてステージが降りてくる ヒカル- ………何これ… 喫茶- (ステージの真ん中に乗ってる黄色いドレスの少女 白薔薇百合恵- 見ましたわ!観ましたわ!見つけましたわ!(円形ステージスタンドマイクに向かって叫ぶ少女 喫茶- (ステージ降下中 ヒカル- ……、…、、(キーン 白薔薇百合恵- 下種な男は話も聞かない、孤高のクールビューティ!(明後日の方向に右手を広げる 喫茶- (ステージ降下中 ヒカル- ……な…… ヒカル- (唖然 白薔薇百合恵- 強引な戦闘からも人名を守る、慈愛の正義感!(反対の方へ左手を広げる 喫茶- (ステージ降下中 白薔薇百合恵- だが敵には容赦を一切かけない、勝負の女! 喫茶- (ステージ 喫茶床に接続 白薔薇百合恵- 貴女こそ私の捜し求めた、理想の女性!(両手を広げ、掲げる ヒカル- ……あ、…… 喫茶- (同時にステージ両端で爆発演出 ヒカル- ………あんた、何。 白薔薇百合恵- 稲 葉 ヒ カ ル ですわ!(回りからクラッカー 喫茶- (喫茶奥からゾロゾロ出てくるウェイター達 喫茶- (皆拍手で百合恵とヒカルを迎える ヒカル- ……… 白薔薇百合恵- 見事な手前でしたわ、ヒカルさん。(ステージから降りて近づいてくる。 ヒカル- …あ、あぁ……どうも。 白薔薇百合恵- 申し遅れました、私―『白薔薇百合恵<シロバラ ユリエ>』と言う者ですわ。 ヒカル- (引け腰 白薔薇百合恵- 株式会社スコール家電の運営権を任されております。(一礼 ヒカル- ……(一礼 ヒカル- (なんだ、会社の人か…… ヒカル- で、でも…何なんだ、その…色々と……。 白薔薇百合恵- ヒカル様の前期の活躍っぷりはそれはもう超好調でしたわ。 白薔薇百合恵- スポンサーとして我が社も喜ばしい事。 ヒカル- それは…どうも。 白薔薇百合恵- 今後、更なるCMキャンペーンへの出演を依頼しようと企画していたのですが ヒカル- ……はぁ。 白薔薇百合恵- その前に是非、ヒカル様本人の生きた動きを見てみたくありましたゆえ 白薔薇百合恵- あのような下種を派遣させてもらいましたわ。(ニッコリ 喫茶- ウェイター「あの状況にありながら、私の事を気遣ってくれるとは・・・感動しました。」 ヒカル- ……… ヒカル- …つまり。あれは全部茶番だったって事? 白薔薇百合恵- その通りでございますわ。 ヒカル- ガン ッ (近くのテーブル蹴り飛ばす 白薔薇百合恵- あの下種だけでなく、現在この店に居る従業員すべてが、私の召使いですわ。 ヒカル- ふざけないで。 白薔薇百合恵- あらあら、何か? ヒカル- あらあら、じゃないわ。下らないお遊びに、私は付き合ってられない… ヒカル- (荷物を手に取る 白薔薇百合恵- 下らないお遊び、でしたか・・・ 白薔薇百合恵- 確かに、今の貴女ほどの者に、あの程度の男では相手になりませんこと。 ヒカル- CMだかキャンペーンだか、どうでもいいわ。誰か他をあたって。 ヒカル- (踵返す 白薔薇百合恵- (引き止めない ヒカル- (そのまま去る ヒカルさんが退室しました(2007/02/19 17 23) 白薔薇百合恵- 良い姿勢ですわ… 白薔薇百合恵- ようやく掴んだ地位だと言うのに舞い上がらない。 戦士としてまだあの子は成長しますわ。 白薔薇百合恵- ヒカル様、貴女の意思を汲んで私から社長に話を通しておきましょう。 白薔薇百合恵- 皆さん、撤収ですわ。 喫茶- (ステージ上昇 喫茶- (床を片付け、机を直すウェイター達 喫茶さんが退室しました(2007/02/19 17 26) 白薔薇百合恵- 今度はプライベートでお話したいですわ、ヒカル様。 白薔薇百合恵- (ヘリに乗って去る 白薔薇百合恵さんが退室しました(2007/02/19 17 27) ろぐさんが入室しました
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オリジナルスタンド図鑑No.5311~5320 ■ No.5321 【案師】 ID 6HVsiwDAO 【絵師】 ID EFjh+KfYo 【スタンド名】 テイク・ミー・ハイアー 【本体】 クレーターから来た男(宇宙人?) 軍服を着た青年で、マドカと名乗る 【タイプ】 物質同化型 【特徴】 奇怪な懐中電灯の形 【能力】 ライトで5秒照らしたもの(本体、生物含む)を上昇させ、徐々に対象を『光』にしていく。 『光』になる速度は対象周辺の明るさに依存する。 『光』は直線的に動けるが、本体以外の『光』はやがて太陽光に同化してしまう。 夜間であったり、妨害されて『3分』経過すると『光』化は解除される。 破壊力-なし スピード-A () 射程距離-C (ライトの当たる範囲) 持続力-C 精密動作性-なし 成長性-A ■ No.5322 【案師】 ID bPCsNGBh0 【絵師】 ID rXjbd6OP0 【スタンド名】 ルート・アイリッシュ 【本体】 牛の角型の飾りを付けた男。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 首に縄を巻いている人型。 【能力】 絶対に解けない『ゴルディアスの結び目』を手の平から発生させる。 それによって相手を拘束したり、首を絞めたりして攻撃する。 解けないだけであり、圧倒的なパワーで引き千切るか、切り取るかすれば普通に解放される。 破壊力-B スピード-B 射程距離-C 持続力-B 精密動作性-B 成長性-B ■ No.5323 【案師】 ID vxRG6jna0 【絵師】 ID Cqcp1itM0 【スタンド名】 シュルツェ&グロッサー 【本体】 あまり話すのが得意でない女性。 歌手志望で、日々路上ライブに勤しんでいる。 【タイプ】 近距離型 / 範囲型 【特徴】 石造りのようなゴツゴツした質感の人型。 【能力】 「バベルの塔」を体現する能力。 このスタンドは、発現してからヴィジョンが完全に出てくるまでかなり時間(約1時間)が掛かり その間は当然、今出ている身体の箇所しか、本体は行使できない。 だが、その間にこのスタンドの位置から半径10mで、人間の話す言葉は完全に統一され、 「旧約聖書」における逸話のごとく、人種や出身地を越えて、意思疎通をすることが可能となる。 このスタンドの人型ヴィジョンが完全に出てきた時点で、言語の統一は解除される。 なお、まだ現出していない肉体箇所に本体が傷を負った場合、 傷を負った状態でその箇所が出てくる。 破壊力-A スピード-A 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-E 成長性-E 【能力射程】 C ■ No.5324 【案師】 ID vxRG6jna0 【絵師】 ID xxy+a6GXO 【スタンド名】 フィルム・アリアーヌ 【本体】 おっぱいが目立つデザインだが、露出は低い服を着た女。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 腕がなく、代わりに付け根から赤い鎖が生えている人型。 【能力】 本体の意志によって、任意で腕の鎖に熱を加える能力。 鎖の熱は、最大でも100度までしか上がらないが、代わりに鎖の精度は高い。 破壊力-D スピード-B 射程距離-C 持続力-C 精密動作性-B 成長性-B ■ No.5325 【案師】 ID Xo1YrCqP0 【絵師】 ID xxy+a6GXO 【スタンド名】 フィルム・ジベ 【本体】 売れない女性声優。 デビューして四年。掴めたレギュラーは未だなし。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 両肩のみが黒色であとは白色の人型。 【能力】 本体の怒りが増幅される度に全身を黒色部分が侵食してゆき、 黒に染まるたびに破壊力とスピードが強化される。 破壊力-C~A スピード-C~A 射程距離-D 持続力-B 精密動作性-B 成長性-D ■ No.5326 【案師】 ID 7PL/rkJe0 【絵師】 ID HG6j8U9m0 【スタンド名】 ウィッシュ・トゥ・ア・ムーン 【本体】 病的に白い少女。生まれつき太陽の下を歩けないらしい。 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 クレーターのような凸凹が身体の所々にある、子どもほどの大きさの亜人型 【能力】 このスタンドの触れた物体に、電灯や火のような、「光源」に引き寄せられる性質を与える能力 この効果が持続するのは、触れている間と触れたあとの数分間で、 物体が能力射程外に出たような場合も効果は自動的に切れる 引き寄せられる力の強さは、ある程度自由に調節できる 破壊力-D スピード-B 射程距離-A 持続力-C 精密動作性-C 成長性-B 【能力射程】 B ■ No.5327 【案師】 ID vxRG6jna0 【絵師】 ID HG6j8U9m0 【スタンド名】 ド・ノアイユ・プロ 【本体】 鳥を髣髴とさせる仮面を被ったねーちゃん。 おっぱいがかなりでかい。 【タイプ】 装備型 【特徴】 本体の右手首に装備される赤い球状のスタンド。 金色の眼型の模様が中心に刻まれている。 【能力】 眼の中心から赤い色の糸を無数に射出させる能力。 この糸の耐久性はとても高く、人一人が乗っても全く問題ないほど。 ただし、本体が動揺すると糸の耐久性は失われる。 破壊力-D スピード-B 射程距離-D 持続力-B 精密動作性-D 成長性-C 【能力射程】 C ■ No.5328 【案師】 ID fhsKjKsy0 【絵師】 ID faNCuHkr0 【スタンド名】 クロックワーク・エンジェルズ 【本体】 政府お抱えの拷問・尋問官。どんな事態になっても臆しない。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 頭頂部にプロペラが付いた頭部だけの存在。 【能力】 触れた相手の両腕を天井に固定する。 1.この能力は、本体が対象に三つ質問を投げかけ、全て偽りなく答えると解除される。 2.目に見えないスタンド粘着物質により、両腕は天井から離れなくなる。 3.対象の腕が付いてない部分の天井を破壊されても、そのまま浮いて落ちることはない。 自ら腕を切り落とされた場合は、逃れることが出来る。 破壊力-D スピード-C 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-D 成長性-C ■ No.5329 【案師】 ID vxRG6jna0 【絵師】 ID yE5C4x8SO 【スタンド名】 リバー・ランズ・スルー・イット 【本体】 大阪を拠点としているストリート・ファイター。 地元をはじめ、それ以外の場所でも基本的に敗け知らず。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 青い三日月の装飾が右肩に付いた人型。 【能力】 スタンドが発動すると同時に、本体の雑念を徐々に取り払ってゆく。 雑念が取り払われるごとに、本体の戦闘に注ぐ集中力が増してゆき、 最大でそれ以外のことは一切視界に入らない、集中の域を越えた集中を行える。 その間傷を負っても、能力やスタンドの精度は下がらないが、 傷を無効化しているわけではないので集中が切れると痛み出す。 破壊力-A スピード-A 射程距離-D 持続力-D 精密動作性-C 成長性-E ■ No.5330 【案師】 ID fhsKjKsy0 【絵師】 ID Fqr2ROqC0 【スタンド名】 ポイズンド・ポーン 【本体】 高校理科教員の男。授業中は昔話ばかりしている。 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 トンボのような複眼と羽を持つ小さいスタンド。人のような腕が生えている。 【能力】 眼に見えないものに色を着ける。 音(空気の振動)、臭い、熱、放射線、紫外線、赤外線、 スタンド攻撃等、様々なものに適用可能。 どういう色を着けるかは本体の意思で決められる。 本体と視覚を共有している。 破壊力-D スピード-C 射程距離-A 持続力-B 精密動作性-B 成長性-D オリジナルスタンド図鑑No.5331~5340 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]