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登録日:2023/10/04 Wed 23 06 21 更新日:2024/05/07 Tue 21 26 56NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 ……憧れる! インテリ ガンガディア ストイック ダイの大冒険 デストロール トロル ドラゴラム モンスター 令和のグリニデ 側近 勇者アバンと獄炎の魔王 参謀 呪文マニア 巨漢 希少種 幹部 忠臣 慧眼 文武両道 旧魔王軍 武人 武闘派 異端児 眼鏡 知的マッチョ 突然変異 粗暴なトロル一族の異端児 魔法オタク 魔法使い 魔法戦士 魔王軍 まあ頭脳だけ優れていても勝てんな やはり……『力』がなくては! ガンガディアは『ダイの大冒険』のスピンオフ漫画『勇者アバンと獄炎の魔王』の登場人物。 目次 【概要】 【人物】 【戦闘能力】使用呪文 【最終決戦】 【概要】 魔王ハドラーが率いる(旧)魔王軍の幹部の一人。 魔王軍の参謀格で、眼鏡をかけ知的な雰囲気を纏ったトロル一族の男。 同族の中から数百年に一度産まれる希少種「デストロール」で、ハドラーから「粗暴なトロル一族の異端児」と評されている。 【人物】 読書とトレーニングを趣味としていることから分かる通り、厳格かつ非常にストイックな性格。 愚かで粗暴で醜い体である『トロル』という種族そのものや、自分がトロル一族に属する所為で同列扱いされることに屈辱を覚え、そのコンプレックスをバネに必死にトレーニングや勉強を重ね現在の高い知性と鍛え抜かれた肉体を獲得した。 従来のトロルとは違って巨体ではあるものの太っていない引き締まったボディビルダー体型なのは、希少種だからではなく純粋な自己鍛錬の賜物である。 かなりの博識であり、当人も「(旧)魔王軍において最も魔法の知識がある」と豪語する。 知識あるものには敬意を表すことがあり、凍れる時間の秘法の解呪に難航し思わず書物に八つ当たりしてしまった時は「書物に罪はない」と反省する一面も。 知識だけでなくハドラーの側でアバン一行の動向を正確に推察するなど、ハドラーも一目置く慧眼を持っている。 一方で、トロル一族そのものを醜悪で惰弱な存在として忌み嫌っており、「自分は他のトロル種とは一線を画す」点に異常なまでにこだわる。 「デカブツ」「脳筋」といった 同族を揶揄する単語を自身に当てはめられると、普段の落ち着きや理性が嘘のように消え怒り狂い、侮辱した敵に突撃する短気な一面を抱えてしまっているのが玉に瑕。 これで嫉妬深く頭の沸点が低いだけならば大した相手ではないが、自己研鑽意欲が旺盛なのが長所であり、敵に回すと厄介。 上記の経歴故に、敵であろうと博識で頭の回転の速い者には敬意を示す。 特に目をかけているのがマトリフで、体躯と膂力で圧倒的に勝る自分を交戦する度にやり込める彼の機転と知略に対して憧憬の念さえ抱いている。 マトリフの方も作戦のためガンガディアを「デカブツ」と挑発するものの、内心では「あれで側近レベルだってんだから気が遠くなる」「これだから頭のいい奴は面倒なんだよ」と評している。 前述の侮辱されると頭に血が昇りやすい欠点も、初戦以降にマトリフと対峙した際には「前回の戦いを踏まえてデカブツのトロルは君とどう戦うと思うね?」「醜悪な大男ですまんね」などと自分から冗談っぽく話しており、初戦の不覚を踏まえ、自分の欠点と反省しつつマトリフへの敬意もあいまって冗談を言うまでになるなど改善していた。 本家ダイ大のハドラーがマトリフの能力を把握していなかったのも、ガンガディアが相手を引き受けていたためだと明らかになった。 ちなみにクロコダインと顔を合わせる機会があり、魔王軍を救援に来たにもかかわらず「ザボエラの依頼でやっただけだ」と名乗らず去っていく度量に関心していた。 一方、後にハドラーの参謀となるそのザボエラとも一度面識を持ったが、自分にできないことをやってのけた知力の高さを認めつつも、ガンガディアたち魔王軍や依頼をこなしたクロコダインすら見下す一方でボスであるハドラーには手柄と名前を伝えるよう念入りにアピールするあまりの品の無さから「…全く…憧れない!」と怒りで血管を浮き上がらせた状態で吐き捨てるほどに心底軽蔑した。しかも隣にいたバルトスまで頷き同意していた。 参謀としてもなかなかに優秀。前述の通り知識が豊富なだけでなく洞察力も高いので 「手元にある情報を分析して、最善と思われる行動・戦術を選択」するセンスが非常に優れている。加えて、 マトリフに対して、自分が圧倒的に有利なフィジカルを全面に出して押し切る戦術を常に選択 マトリフやアバンにヨミカインに眠る叡智を活用されないよう遺跡ごと破壊 メドローア・アバンストラッシュの完成を前提として、ハドラーに対し後方待機を提言 など、自分達の理念・性格に反する方針であっても自軍に利あり、と判断したらその案を躊躇なく選択できる冷静な部分もある。 後に魔導図書館ヨミカインの破壊については敵であるマトリフに「後悔している」と述べており、軍事的判断としてやむなく破壊したものの知を尊ぶ者としての芯は本物であることがうかがえる。 マトリフらが口にする「魔法使いはパーティの中で一番冷静でなければならない」を敵ながら見事に実践している人物である、ともいえよう。 しかし、こうした姿勢と聡明さ故に、旧魔王軍では有事にガンガディアに負担が集中してしまうという組織的な問題があった。 実際アバンパーティの活躍でキギロが敗退し、更にはアバンに敗れたハドラーが鍛えなおすべく引きこもりになってしまった際は、 同じ幹部であるバルトスやブラスはそれぞれ門番や戦力増強という替えが聞かない重要な役割があり、大軍を指揮できる能力・経験をもつのはハドラー魔王軍ではガンガディアのみ。 そのため、神出鬼没なアバン一行の追跡に加えて各地の魔物の指揮などの決して楽ではない魔王軍の運営をガンガディアが一人で背負わざるを得なかった。 さすがにこの時期はガンガディアもオーバーワークに苛立ちながらバルトスに「孤独だよ」と愚痴を零していた。 めっちゃ働いてるぞこのデカい人!! 【戦闘能力】 キギロによればバルトスと並ぶ武闘派。 精進の結果として引き締まった筋骨隆々の肉体を持ち、常人の背丈の倍程もある杖のような柄の長い特別仕様の巨大棍棒を武器とする。 ハドラーが怒りに任せて暴れた際に諫めるのはガンガディアの仕事で、それが務まる彼は旧魔王軍において魔王に次ぐ実力者と目されている(*1)。 後世の怪力無双には及ばずとも、トロル一族の突然変異種に相応しく凄まじい剛力の持ち主。 自己鍛錬によって練り上げられたその練度たるや当時のアバンがまだまだ未熟とは言え、力を籠めた前腕の筋肉だけでも大地斬を受け止めてしまう程。 そして最大の特徴はトロル版魔法使い、人間でいえば魔法戦士というべきその戦闘スタイル。 マトリフは「呪文マニア」と皮肉ったが、ヒャダルコやイオラ、メラゾーマなど多彩な呪文を習得して操り、技も非常に多芸で状況判断も適切。 巨大棍棒を振り回すという大きな隙が生じる立ち回りを呪文でカバー イオを棍棒で打ち上げて衝撃で拡散させて複数の標的を牽制する器用な小技 ルーラを肉弾戦に持ち込む為の接近手段に用いる 等、トロル一族としての己が持ち味を最大限活かす方向で魔法を活用している。 ガンガディア自身の粗暴な力に関してもどちらかと言えば『好きではないが公平に己の長所、武器の一つとして認めざるを得ない』としているような節が見えたりと、ただ策謀のみに拘るよりも恐ろしい客観的思考の持ち主である。 しかし彼の頭脳をもってしても、凍れる時間の秘法の解呪方法は自力で特定できなかった(*2)。 加えて、マトリフがぶっつけ本番で発動したメドローアを見ただけで仕組みを理解こそすれ鍛錬を重ねても習得することは出来なかった。 こればかりはマトリフが自他ともに認める「天才」ゆえなのだろう。 同時にたった5日間でメドローアを習得したポップの異常性までもが強調される事にもなった(*3) さらには魔法力の問題かレベルか種族的限界かはわからないが、極大呪文の類は一切使えない様子。まあ、旧魔王軍で極大呪文が使える幹部が居たらパワーバランス崩壊なので当然と言えばだが。 総じて、個人の知と武に加えて参謀や指揮もこなせる優秀な人物であるものの、それでも魔術の才は同時代の天才や後の時代の人物に比べると及ばない部分があるようだ。 使用呪文 最強呪文『火竜変化呪文(ドラゴラム)』 見たまえ!己を捨てて獣と化した我が姿を! ド・ラ・ゴ・ラ・ム!!! ヨミカイン魔導図書館にてガンガディアが厳選した、彼にとっての最強呪文。 本作においては、マトリフですら実在を疑う伝説の古代呪文とされており、二つのオリジナル要素が加えられている。 まず、 四肢の一部を竜へと変化させる「ドラ」 頭部を竜化させてブレスが使用可能になる「ドゴラム」(*4) 全身が竜化する「ドラゴラム」 の三段階に分かれる。 そして、術者の肉体の質によって竜化による強化の程度が変わる。 「つまるところ、自分の筋骨隆々な肉体を徹底的に強化して、筋力による破壊力とスピードで獣の如く何も考えずにゴリ押すのが最適である。呪文は火炎のブレスで存分に補えるし、武術家でもないのだから肉体変化しても特に困らない。力こそパワー」 ガンガディア自身がこの結論に早々に行き着いており(*5)、この呪文こそが自分との相性が最も良いと理解していた。 ただし、知的で理性ある振る舞いを理想とする彼にとっては屈辱的な選択でもあるので、習得はしても使う気は起きずに、この呪文が記された魔導書を禁書とすら呼んでいた。(*6) 早々に習得したはずの超呪文をサババやウロドの戦いで使わないのはこのためだった。 しかし、凍れる時間の秘法によって調子を崩したハドラーの有様を目の当たりにしたガンガディアは、責任感と忠義心から、そしてなにより 今の自分の魔力ではマトリフに呪文勝負で太刀打ちできない と冷静に判断した(*7)結果、自分の拘りを捨ててこの魔法を解禁する覚悟を固めた。 【最終決戦】 来る決戦において、アバン一向を誘導して闘技場でマトリフとの一対一に持ち込んだガンガディアは、予定通りに『火竜変化呪文(ドラゴラム)』を発動。 奇しくも原作でアバンが使用した時と同じく"眼鏡をかけた竜"の姿になった。 ただでさえ強靭な肉体を竜化させたことによって防御力も上がり、強力なブレスを吐く竜化ガンガディアには、並大抵の魔法は有効打にならない。 通用し得る大呪文を発動するためにマトリフが距離をとって魔法力を溜めようとすれば、翼も活かした高速移動と肉弾戦で封殺する。 牽制に放つ火炎は竜のブレスで魔法力を伴わないので、氷系呪文によってメドローアを発動される心配は無く、マトリフはただ防御し逃げに徹するしかない。 相性で有利な戦闘スタイルで徹底的にメタを張り、マトリフを追い詰める猛威を振るった。 直前にアバンから盾を譲り受けていたマトリフは辛うじて竜化ガンガディアの猛攻をしのぐも、遂に限界が来て盾も破壊されてしまう。 勝利を確信したガンガディアは、盾が砕け、最早打つ手なしのマトリフの繰り出す苦し紛れのメラを弾き、トドメを刺さんとする。 しかしマトリフの真意はあえて弾かれることで残されたちっぽけな魔力の炎をガンガディアの意識から逸らし、その残り火めがけて同じように威力を搾ったヒャドを打ち込む事で、いわば「設置型メドローア」を発生させる事だった。 「メドローアを設置して時間差で撃てるようにする」という使い方次第でフェニックスウィングを完封しかねない凶悪な戦術に、これをポップが思いつかなくて本当によかったと原作を知る読者達は慄いた マトリフの信じがたい精密な魔力コントロールと予想外のダメージに狼狽し距離を取るため飛翔するも、知将ガンガディアは今起きた事態を冷静に分析、理解していた………それこそがマトリフの狙いと気づいた時には、全てが手遅れだった事も。 ガンガディアは例え竜化しようと、その知性が曇る事はない。そして知恵あるからこそ、思いがけない事態には反射的に「分析」し「理解」しようと「考えて」しまう…つまり「何も考えずパワーでごり押しする」という完全無欠の戦略を自ら崩してしまったのだ。 ほんの僅か、作らされてしまった「思考する」という隙。その数瞬はマトリフにとってメドローアを練り、打ち込むには十分すぎる時間。ガンガディアは喉もとのブレスを生み出す器官を撃ち抜かれ、自らの炎に焼かれ爆散する…。 ここに人類最高の知性と魔王軍最高の知性の、知恵と力と魂をかけた総力戦は雌雄を決したのだった。 戦いが終わり、死を待つだけとなったガンガディアはマトリフにドラゴラムが記載されていた魔導書を託す。 敵にヨミカイン魔導図書館を利用させないためとはいえ、図書館を破壊した事を心底後悔していたためであった。 その後悔のまま死ぬはずだったガンガディアに、マトリフは自身が天才故にこれまでの人生で対等のライバルが現れた事がなかったと語り、 ガンガディアはマトリフの人生で初めて現れた、心躍らせてくれる好敵手だったと生涯唯一のライバルを讃える。 そのマトリフの称賛にガンガディアは感激し、「あなたに評価されると最高に嬉しい」と安らかに事切れるのであった。 迎え撃つ! 我が追記と……修正のすべてを賭けて! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なんか敵にするには惜しい奴だったなぁ… -- 名無しさん (2023-10-05 00 06 23) 設置メドローアは、少なくとも本編の時点でのポップでは思いついてもまだ無理だと思うよ。初期の頃は法術で編んだ手袋なしだと片手を火傷していたし、手元での融合でも片手火傷しかねないレベルでは遠隔で威力を完全に一致させるのは無理だ。マトリフの老練な技術あってこその技よ -- 名無しさん (2023-10-05 00 13 35) 後の軍団長達に比べると、旧魔王軍の面々のがドラクエモンスターっぽさあるよなーと思ったり思わなかったり -- 名無しさん (2023-10-05 01 07 43) 人面樹、トロール、鬼面道士、地獄の騎士とちゃんとモンスターがわかるからね。アバン先生の勇者時代、より「ドラクエ」らしさが全面に出てて最高にいい -- 名無しさん (2023-10-05 05 36 30) 敵側の幹部が、主人公側に対して挑戦者みたいな心境で挑んでくるっていうのはちょっと珍しいかもしれない。お互いに敬意をもって全力で戦うのは見ごたえがあるいいキャラだった -- 名無しさん (2023-10-05 07 57 28) 師匠のセンスのない奴は一生出来ねー発言は自分の才能に対するプライドではなくガンガディアという実例を見ているが故のただの事実を話していただけという... -- 名無しさん (2023-10-05 10 03 03) グリニデ陛下といいこいつといい、自身の獣性、暴力性を確固たる理性で抑え切れる奴ってほんと怖い。 -- 名無しさん (2023-10-05 11 39 09) 「どうせ好かれるなら美女がよかったがな」「見にくい醜男ですまないね(ニヤリ)」ってやりとりが死ぬほど痺れるんだよね。知識だけじゃなくて教養もめちゃくちゃ高いんだなっていうのがこのやりとりでわかる。 -- 名無しさん (2023-10-05 14 31 55) このドラゴラムの魔導書がアバンに渡り後にダイの前で使う事になるとか胸熱。 -- 名無しさん (2023-10-05 16 49 34) アバンが機転を利かせて盾を置いていかなけりゃマトリフはいくら頭脳や闘魂を奮い起こしてもどうにもできなかったんだから、最終決戦では実質的にはマトリフに完勝してるんだよな -- 名無しさん (2023-10-05 17 55 23) まさか「丸メガネをかけた火竜」をもう一度見る事ができるとは。震えた。 -- 名無しさん (2023-10-05 18 16 43) 魔法戦士とも言えるのでは。 -- 名無しさん (2023-10-05 21 12 03) 本編後、魔界編とかで設置型メドローアの事を聞いて当たり前のように使うポップと、ほぼ素手でカイザーフェニックスを分解したとか言う頭おかしいポップの行動をビビりながら解説するマトリフはちょっと見てみたい。 -- 名無しさん (2023-10-05 21 33 54) これだけ猛威を振るったのに、新魔王軍のメンツと比較すると力でクロコダイン・魔力でザボエラ・切り札がドラゴラムの時点でバランには勝てないという…ヒュンケルにミストは勿論無理として、フレイザードなら状況によってはワンチャンあるか?程度な塩梅な辺りやっぱり本編の魔王軍強かったんだなって… -- 名無しさん (2023-10-05 22 28 52) まぁマトリフにやったようなトベルーラで近づいて殴る戦法ならザボエラには有利取れるかも。問題はザボエラはまず間違いなく正面から戦わないだろうことだが。 -- 名無しさん (2023-10-05 22 30 19) 設置メドローアの肝は、ガンガディアも驚いたように呪文の出力を目視で計算する芸当の方なんじゃないかと思う。出力コントロールの技量に関しては、手元錬成をたった5日間で物にできたポップはなんならマトリフ以上のセンスがあると思うよ。修行中に腕焦がしてたのはマトリフも同じだし -- 名無しさん (2023-10-05 22 41 20) 知将であることを捨て、パワーでゴリ押してたから優位だったのに、知将であることを捨てきれなかったせいで負けたのは皮肉だと思う。 -- 名無しさん (2023-10-06 09 25 51) ポップに設置メドローアできるんならそんな便利なもんマトリフが教えておかん理由はないやろ。少なくとも当面は無理と判断したから教えてないんだろ -- 名無しさん (2023-10-06 13 30 42) 設置メドローアはヒム達オリハルコン軍団にはメラの時点で消されたり設置したメラにヒャドをぶつける間に挟まれたら無効化だし、魔法力の権化たるバーンに目印付きのメドローアなんてマホカンタが更に危険になるからなあ -- 名無しさん (2023-10-07 03 46 01) 超サイヤ人並の誕生頻度の希少種だったり魔王産の禁呪法モンスターだったり幹部になれる奴って生まれで決まるんだな…ブラスはどうなんだろ? -- 名無しさん (2023-10-07 08 22 38) 記事作成乙 キャラとしてはスピンオフやった一番の成果まであると思う -- 名無しさん (2023-10-08 08 25 51) 死に際にドラゴラムの魔導書を渡したことが巡り巡ってデルムリン島でハドラーがアバンを倒すのに有利に働くと…死して主君の尽くすとは従者の鑑や。 -- 名無しさん (2023-10-11 18 45 52) マトリフのセクハラ根性(マトリフは「これ以上やったらダメ」なラインを守る人だが)を知ったら困りそうではあるw -- 名無しさん (2023-10-11 19 43 57) メドローア習得できなかったけど一年かけたけどそれでも練習量が足らなかったのか相性的に習得不可だったのかどっちだったんだろう -- 名無しさん (2023-10-19 00 55 49) 「センスのない奴には一生無理」の範疇だったんじゃないかと。でもドラゴラムを活かせる体力のある魔法使いっていうのもそれはそれでレアな素質だと思うんだけどね多分。 -- 名無しさん (2023-10-19 01 11 57) 逆にポップがドラゴラムを使うのは無理だろうしね -- 名無しさん (2023-11-03 16 35 36) メドローアまでは行けずとも、呪文の同時発動はできてるわけで。間違いなく魔術師としても超が付く程にハイレベルなんだよな -- 名無しさん (2023-11-05 22 46 43) 同時発動をこなせる以上、多分極大呪文も使えたんじゃねえかと思うんだよな、戦闘スタイル的に棍棒手放すのが得策じゃないから使わなかっただけで -- 名無しさん (2024-01-02 05 00 05) ↑その点で言うと極大呪文を片手で撃てるアルビナスのサウザンドボールはガンガディアに打ってつけの技になったろうな -- 名無しさん (2024-01-19 09 05 28) 後付けのキャラなのに非常に好感が持てる。惜しいと思わずにはいられない。 -- 名無しさん (2024-01-21 14 14 24) 4コマでのヒムの発言には同意できる 働いてるデカいのしかり 一言一句同意したり -- 名無しさん (2024-03-27 10 47 38) ガンガディアの実力を認めていたからこそマトリフはポップにメドローアは「センスのない奴には一生出来ない」と言ったんだろうな。実力のあるガンガディアが研究しても実を結ばなかったから「センス」が必要だと -- 名無しさん (2024-03-27 18 01 19) ↑残念ながらセンスこそなかったが品格、実力、努力家と文句無しの敵役にしてマトリフ師匠最大のライバル。 -- 名無しさん (2024-04-15 16 53 53) ドラゴラムの書を「勇者にでもあげたまえ」と言った時、動かないようにとの進言を受け入れてしまったことも含めハドラーの敗北を悟ってたっぽいのが切ない -- 名無しさん (2024-04-16 16 51 23) 理知的なパワーファイターってだけで相当厄介なのに(クロコダインのおっさんも)、魔法の腕前もマトリフ師匠が一級品と認める旧魔王軍の要な人。 -- 名無しさん (2024-05-06 06 58 24) マトリフはガンガディアの頭の良さとそれ故に取るであろう行動を読んで勝ちを拾ったわけで、それはガンガディアを理解し、その性格を信頼した上で打った作戦だった…そう考えると、マトリフはこの時点でガンガディアをマブダチレベルで分かってたってことよね…強敵と書いてともと読む程の間柄。臨終に憧れの人から掛けられる言葉としてこれ以上のものはないだろうなあ -- 名無しさん (2024-05-07 21 26 56) 名前 コメント
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登録日:2024/02/25 (日曜日) 13 00 00 更新日:2024/04/02 Tue 19 26 43NEW! 所要時間:約 3 分で読めるぞ~い ▽タグ一覧 1982年 Dr.スランプ アニメ アニメ映画 アラレちゃん パラレルワールド パロディ 劇場版 山田康雄 映画 長編映画 集英社 先生を泣かせちゃ、ダメーッ!! アラレ大奮闘!ペンギン村から飛びだしたスペース・アドベンチャー 『Dr.SLUMP “ほよよ!”宇宙大冒険(スペース・アドベンチャー)』とは、1982年7月10日に公開されたアニメ映画である。 テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の劇場版第二作で、歴代アニメシリーズで唯一の長編(単独上映)作品。 公開時のタイトルは単に『Dr.SLUMP』であり、サブタイトルは初期の映像ソフトやアニメコミックスにのみ付いていたものである。 もくじ 【概要】 【ストーリー】 【登場人物】 【登場メカ】 【概要】 当時のSFブームの影響を多大に受けた作風であり、ヤマトやガンダム、スター・ウォーズのパロディがあちこちに見られる。 登場人物のマシリトやみどり先生の設定が本編とはかなり異なるため、テレビシリーズとは異なるパラレルワールドと思ったほうがよいだろう。この頃のアニメ映画にはよくあることである。 ちなみにマシリト役を演じたのはルパン三世こと山田康雄氏。氏は吹き替えをメインで活躍していたため、ルパン以外では数少ないアニメ作品の出演例である。 脚本はアニメ版メインライターだった雪室俊一、金春智子、井上敏樹、島田満による連名。雪室氏は本作のノベライズ版も執筆している。 なお、初期の作品であるためガッちゃんは一人だしオボッチャマンはまだいないし、ウルトラマンやゴジラも遠慮なくそのままの姿で出てくる。 【ストーリー】 最近なぜか元気のない山吹先生。実は山吹先生は宇宙のかなたの銀河系第8星雲・タケヤサオダケ星のお姫様で、急に故郷に戻らなければならなくなってしまったのだった。 止めようとする千兵衛が追いすがるのも虚しく、山吹先生はUFOに乗って行ってしまった。 ショックのあまり山吹先生の幻覚まで見るようになってしまった千兵衛。 そんな彼を見かねて山吹先生を迎えに行こうと宇宙船を作り出したアラレを見て、千兵衛は奮起する。 完成した宇宙戦艦「スランプ号」にアカネ、タロウ、ピースケを乗組員に迎えて出発する千兵衛一行。 だが、行く先には宇宙一の大悪党・マシリトの大軍勢が待ち受けていた。 果たしてスランプ号はタケヤサオダケ星にたどり着いて山吹先生を助け出せるのだろうか!? 【登場人物】 則巻千兵衛 アラレちゃんを作った天才科学者。 山吹先生にベタ惚れで、会いに行くために宇宙船まで作ってしまった。 相変わらず彼の発明品はどれもクセが強い。 則巻アラレ ご存じ宇宙最強のほよよっ娘。 物理法則をぶっちぎった理不尽なまでの強さは今作でも遺憾なく発揮される。 映画の製作時期の関係で、まだ「んちゃ砲」は使わない。その代わりロボビタンA切れで止まることもないので終始無敵で活躍する。 しかし本作では気落ちする博士を気遣ったり、アラレの「優しさ」が強調されるシーンが多い。 また、山吹先生を思って、アラレが悪党相手に本気で怒って戦う貴重な一面が見られる。 則巻ガジラ ガッちゃん。上記の通り、本作ではまだ一人。 アラレに比べるとシリアスぎみで、敵をちゃんと見極めている様子が見られる。 マシリト軍との決戦ではボール型の1人乗り宇宙船に乗って奮戦。 山吹みどり いつもは天然のほがらかな先生だが、母親の急病の報を受けて実家のタケヤサオダケ星に帰還しなければならなくなって落ち込んでいる。 しかしそれはマシリトの罠で、彼からの執拗な求婚を拒否し続ける。 最後はマシリトの執拗な攻撃を受けるアラレを助けようと(*1)ついにマシリトの求婚を受けるが、そのとき流した一筋の涙を見たアラレは……。 実際は地球人なのだが、子供の頃に遊園地で両親とはぐれた際、たまたま地球に来ていたタケヤサオダケ星の宇宙船に誤って乗ってしまい、子宝に恵まれなかった王夫妻の下で養女として数年ほど過ごしていた。 ちなみに博士のことはすでにまんざらでもないご様子。 空豆タロウ スランプ号の乗組員として搭乗。対空銃座および戦闘機パイロットとしてマシリト軍と戦った。 木緑あかね 初期メンバーの不良娘。乗組員としてのポジションはタロウと同じ。 スランプ号の調子のいいコンピュータにはいつもの毒舌を飛ばした。 空豆ピースケ 山吹先生の退職を止めるために署名活動を行う。 スランプ号ではエンジンを担当。エンジンに被弾した後はビーム砲の砲手を務めた。 スッパマン タケヤサオダケ星に行く途中のオカカウメ星でまさかの登場。 マシリト軍に襲われたオカカウメ星を助けに帰ってきたそうで、一行にマシリトのことを教えた。 相変わらず小悪党そのものだが、故郷を思う気持ちは持っていたようだ。 マシリト 宇宙最強の軍事力と冷酷非情さ、そして薄い眉毛を持つ天才科学者。 宇宙各地を荒らしまわっており、スッパマンいわく宇宙一の大悪党。 その軍事力は本当に伊達ではなく、冒頭で惑星一つを本当に壊滅させている。 恐らく歴代マシリトの中では最強。 本作ではなぜかマザコンの設定をつけられている。 山吹先生に一目ぼれしてタケヤサオダケ星におびき寄せ、山吹先生を取り戻しに来たスランプ号に猛攻をかける。 それでもスランプ号がやってきてしまうと自らキャラメルマンに乗ってアラレと対決したが……。 ヨウ・チエン、ホイ・クエン、リボン・チャン 「命あるものには死を」 「形あるものには破壊を」 「ボクちゃんにはアイスクリームを」 マシリトの手下の三悪人。声と顔だけは大人びてシリアスだが、全員ともその名の通り幼稚園児そのものの恰好をしている。 スランプ号を破壊しようとしたがアラレの常識はずれな行動に翻弄されまくってしまう。 鳥山ロボ 作者の漫画中での代理ロボのかっこうをしたマシリトの召使い。 ペンギン村の村民たち 皿田きのこ、ニコチャン大王とその手下、ガラとパゴスの警官コンビなど。 いつもと何ら変わりない登場をし、何ら変わりない活躍をする。 【登場メカ】 宇宙戦艦スランプ号 千兵衛博士が山吹先生に会いたい一念で作り上げた宇宙戦艦。実はヤマトイモ号という別名があり、出撃時には元ネタの主題歌っぽいBGMをバックに大地を割って現れる。いいのか? マシリトから「イモ」と呼ばれたようにイモを縦に重ねたようなシルエットをしているがカラーリングのおかげでけっこうかっこいい。 武装はブリッジの下のパラボラ式レーザー砲と左右一門ずつの対空銃座。また、テントウムシ型戦闘機を二機搭載している。 宇宙戦艦という割には武装が乏しいが、まあアラレとガッちゃんがいることだし過度な武装は必要ないだろう。 アカネからはオンボロ呼ばわりされるが、八万光年をゆうゆう行けるすごい性能を持つ。 さらにターボチャージでスピードアップできるがエンジンが船外に露出してしまう欠点がある。 なお、完成を急ぐあまりに船内にトイレをつけ忘れてしまっているというシャレにならない欠陥があったりする。 UFO 山吹先生を迎えに来た超巨大UFO。『未知との遭遇』ばりにやたら光り輝くため、サングラスを着用しないとまともに見れない。 ウルトラヘッド 三悪人が乗り込む宇宙戦艦。 見た目はウルトラマンの頭そのもので、三悪人が仰天するとウルトラヘッドの目玉も飛び出すどうでもいいギミックがある。 性能を発揮する前に破壊されてしまったので武装等は一切不明。 リブギゴ マシリト軍が保有するモビルスーツ(*2)。パイロットはホイ・クエン。 ドムにゴキブリの意匠を付け足したようなシルエットを持ち、本当にモビルスーツそのまんまの駆動音を発する。 武器は殺虫剤噴射機型のリブギゴキンチョールハイパーバズーカ(*3)で、ビルを一撃で粉砕する威力を持つ。 冒頭の侵略シーンではその威力を見せつけたが、アラレ相手には一方的に遊ばれただけだった。 マシリト軍宇宙艦隊 マシリトの配下として数多くの文明を滅ぼして制圧してきた軍勢。 超巨大なクモ型宇宙戦艦と無数のハチだかゴキブリだかを模した昆虫型宇宙戦闘機からなる。 昆虫型戦闘機はスランプ号の対空機銃で撃破できる程度のもろさだが、圧倒的な数の暴力でスランプ号を苦しめた。 だがアラレとガッちゃんが参戦すると形勢逆転。タロウとアカネが宇宙戦闘機で出撃し、ピースケも砲手に加わったことで次々に昆虫型戦闘機は撃墜されてしまう。 昆虫型戦闘機がほぼ一掃されてしまうと、クモ型宇宙戦艦は牽引ビームでスランプ号を捕らえて巨大なアームで圧し潰そうとしたが、アラレとガッちゃんが内部に突入して暴れたことで大爆発した。 キャラメルマン マシリトが作り上げた自称「宇宙最強」のロボット。 容姿は原作のキャラメルマンとほぼ同じだが、比較にならないほど巨大。 惑星を殴って動かせて惑星に挟まれてもなんとか無事などマシリトの自信もうなづける性能を持つが、やはりアラレ相手には遊ばれるだけだった。 最後は山吹先生の涙を見て怒ったアラレの本気のパンチを受けて塔に叩きつけられ爆発四散。 マシリトのママ マシリトがママと呼ぶ巨大な女神像。 人工知能を搭載したロボットであり、マシリトの呼びかけに応じて常に彼を肯定する答えを返す。 誰がなんのために作ったのかは最後まで謎のままであった。 こいつだけ出てくる作品を間違えたような不気味さを常に発揮しており、最後に大破するシーンはトラウマになった人もいるとのこと。 追記・修正はトイレとトイレットペーパー30巻をおみやげにおねがいね。バイチャ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] リブギゴはなんと当時プラモが出てたりもする -- 名無しさん (2024-02-25 18 58 01) この映画のマシリトの声がルパン役でお馴染みの山田康雄さんで話題になってたな。 -- 名無しさん (2024-02-25 20 36 59) タロさとあかねちんが結婚ってことは摘家が落ちてこなかった世界線なのか… -- 名無しさん (2024-02-26 00 06 59) ネット見てると「“ほよよ!”宇宙大冒険(スペース・アドベンチャー)」となってるけど実際のパッケージには「!」も「スペース・アドベンチャー」も入って無いんだよね。 -- 名無しさん (2024-02-26 00 27 21) マシリトのママは異様に印象に残っている。ホントに何だったんだ、薄気味悪い事この上なかったが… -- 名無しさん (2024-02-26 14 41 19) マシリトがRcサクセション時代の忌野清志郎みたいなカッコで、ラブソング歌うシーンあるよなw -- 名無しさん (2024-02-26 21 41 02) ↑TVで放映されたときは尺の都合かそれカットされてて大人になって初めてそのシーン知った。また地上波で流してくれないかなあ -- 名無しさん (2024-03-04 12 10 49) マシリトママは鳥山キャラと思えないデザインで本当になんか怖い存在…最後のマシリトちゃん…って声がどんどん低くなってくのめっちゃ怖かった -- 名無しさん (2024-04-02 19 26 43) 名前 コメント
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そして朝 当然の事ながら学院は大騒ぎになっていた 何せ宝物庫の壁を物理的に破壊して、以下のような犯行声明を大胆にも残していたのだから。 『破壊の杖、確かに領収致しました。土くれのフーケ』 「お前が悪い!」 「彼女が悪い!」 「あいつが悪い!」 「私が悪い!」 取り敢えず責任の擦り合いから始めている教師達。かなり混乱している。 それを尻目に問題の解決に悩む学園長のオスマン。 うーむうーむと唸り続ける。そこに、物凄いタイミングの良さで女性が現れた―――秘書兼オスマンのセクハラ相手のロングビルである。 悩むオスマンに、彼女は下手人フーケの居場所を掴んだ事を知らせた。 「農民に聞き込みを入れた所、フーケの居場所が分かりました! 破壊の杖と似た形状の筒を抱えて、黒ずくめのローブを着た男が、森の廃屋に入って行ったようです! そこがフーケの隠れ家だと思われます!」 そのロングビルの朗報に 「王室に報告を!衛士隊に頼んで、兵を向かわせなければ!」 そう言うU字禿に唾を飛ばして叫ぶオスマン。 「このU字禿が何を言うかッ!知らせている間に逃げられたらどうすんじゃッ!残っている髪も全部無くなってしまえッ! それにこれは、我が身の不始末じゃぞ!!自分達の不始末を他人に解決してもらってどうするのじゃッ!?」 そこで、一端言葉を切ると、先程とは打って変わった表情でニコヤカに話し合うオスマンとコルベール。 「しかし……それにしても学園長、宝物庫が破られたのを知ったのは何時でしたか?」 「今朝じゃのう」 「そしてミス・ロングビルがフーケの隠れ家を掴んだのは何時でしたか?」 「ついさっきじゃのう」 「数時間も経っていないのに、神出鬼没なフーケの居場所を聞き出す事が出来るなんて有り得るでしょうか?」 「普通はありえないのう」 「そうですよね……フーケ本人かその共犯者以外じゃなきゃ、普通は有り得ない事ですよね」 「まあ、ミス・ロングビルがフーケを超える程優秀だったんじゃよ」 「無理矢理、納得するとしたらそうですね」 そこでいきなりロングビルの方を向くオスマンとコルベール。 グルゥッ!と言う効果音が付きそうな程である。 「「ミス・ロングビルそんなに引き攣った顔をしてどうしたんじゃ」ですか?」 「は、はは、は」 ロングビルは引き攣った笑いを返すしかできなかった。 「では、捜索隊を編成する。我こそはと思う者、杖を掲げよ」 しかし、誰も杖を掲げなかった。明後日の方向を見ながら口笛を吹いている者さえ居る。 「情けないのう……フーケを捕えて、家の名を上げようと思う貴族は居らんのか?」 その時、突然物陰から出て来て、杖を掲げた貴族が居た。 「私がやります!」 教師たちの眼が一斉に――――ルイズに向いた、コルベールが声を上げる。 「聞いていたのかミス・ヴァリエール!? 生徒が出る幕では無いぞ!教師に任せて戻りなさい!」 「誰も杖を掲げてないじゃないですか」 ルイズはプンスカしながらも言い返す。そんなルイズを面白そうな顔で見つめているディアボロ。 ルイズが杖を掲げたのを見て、同じく物陰から出て来たキュルケも杖を掲げる。 「ヴァリエール家が行くなら私も行かないわけにはいきませんわ」 「ミス・ツェルプストー…君までか」 呆れた声を出すコルベール。 最後に物陰から出て来た――タバサも杖を掲げた。 「ふむ…。では、頼むとしようか」 そのオスマンの提案に、一人だけ反対する教師が居た。 「しかしですな学園長、ミス・タバサやミス・ツェルプストーはまだしも、ミス・ヴァリエールを行かせるのは危険すぎますぞ! ここはフーケの情報を一人だけで掴んだミス・ロングビルに行かせるべきだと私は愚考しますが?」 その教師、コルベールの顔を見たオスマンはゆっくりと喋る。 「この三人は間違い無く優秀じゃぞコルベール。ミス・ツェルプストーは相当の炎の使い手と聞いており ゲルマニアでも優秀な軍人を数多く輩出した名門の出じゃ」 「それは知っています」 (グダグダ喋ってないで、さっさと破壊の杖を奪還させに行けよ……) と、思う教師達の中、オスマンが次にタバサを見た。 「ミス・タバサは若くしてシュバリエの称号を持つ騎士と聞いておる」 「学園長……それも知っていますが」 しかし、驚いたのはキュルケ。 「え、え!?私聞いてないわよタバサ!」 「言ってない」 ルイズも驚いたようにタバサを見ていた。教師達は如何でもよさげだ。 ディアボロは適当にそれを聞いていた。 (シュバリエ?何だそれは?美味いのか?) 「ミス・ヴァリエールは数々の優秀なメイジを輩出したヴァリエール公爵家の息女じゃ!」 その言葉にジト目でオスマンを睨むコルベール 「学園長…ミス・ヴァリエール本人はどうなんですか?」 「ムグ……ッ!」 (何とかして誉めてやったほうが良さそうじゃな……) そう考えたオスマンはディアボロを見て思い付いた言葉を口に出す。 「ミス・ヴァリエールは将来有望なメイジになる可能性が否定できないような気がしないでもないような感じがするような…… それにじゃ!ミス・ヴァリエールの使い魔は平民の変態ながらも、あのグラモン元帥の息子、女垂らしのギーシュ・ド・グラモンと決闘して勝ったそうじゃ!」 「確かにそうですな学園長。彼はガン……」 「ミスタ・コルベール!」 口を滑らしかけたコルベールを叱責したオスマン、当の本人は慌てて口に手を当てる。 オスマンとコルベールがチラリとトディアボロを見る、が。 「…………」 何処と無く呆けているような顔で立っているだけで心配はいらないと判断。 何か突っ込まれる前に、とっとと話を終わらせようと、オスマンは高らかに宣言する。 「とにかく!一人でフーケの居場所を探し当てたミス・ロングビルには劣るかもしれんが 彼女たち三人に勝てるものはおらんはずじゃ」 そして、四人に向き合うオスマン。 「諸君らの努力と貴族の義務に期待する」 「「「杖にかけて!」」」 女性三名が同時に唱和し、恭しく礼をする。 「では、馬車を用意しよう。ミス・ロングビル、彼女たちを手伝ってやっとくれ」 「了解いたしました学園長」 ミス・ロングビルは頭を下げた、が。 コルベールとオスマンの笑い声が聞こえて来た 「それにしてもフーケか共犯者じゃなきゃおかしいですなぁ」 「そうじゃのう、そうじゃのう」 顔を再度引き攣らせながらも、ロングビルはそそくさとその場を離れた。 「なー、あいぼー、フーケを捕まえられると思ってるのかー?」 出発までの僅かな時間に、ディアボロは厨房で料理をしこたま食らっていた。 特別に作ってもらった特大のピッツァを一秒で食べ切り一息突く。 「ふぅ……フーケが本当にその場所に居たら。の話だがな」 「馬で四時間って事は、往復で八時間って事だろ?腹は大丈夫なのかよ?」 「それを何とかするために、今食事しているんだが?」 料理を次々に平らげながら、先程U字禿が言い掛けた言葉を思い出すディアボロ。しかしそれにしても大食いってレベルじゃねーぞ (ガン何とかか……あの禿は何を言おうとしていたんだ?) あの時、ディアボロはただ黙って立っていただけでは無い。 目だけを動かして観察+耳で周囲の情報を聞いていたのだ。 (まあ、考えても詮無き事か) そんな事を考えながら、デルフリンガーを鞘に収め、コック長のマルトーに向かって歩き出す。 彼の目論見通りに、ギーシュとの決闘後、厨房の連中はディアボロの事を『我らの剣』と尊敬していた。 シエスタやコック長のマルトー等は一種の信者である。 歩いてきたディアボロの姿を見たマルトーは嬉しそうに叫ぶ 「おお!ディアボロじゃないか!何か用でもあんのかい?」 「馬車の中に食べ物を置いてもらえないだろうか?」 「おう!お安い御用さ!今度は貴族の泥棒を捕まえるんだって?頑張ってくれよ!」 土くれのフーケがどんな強さかはディアボロには分からないが。 取り敢えず餓死の危険性が少なくなった事にホッとした。 そして、重要な事を思い出したディアボロ (任務は『破壊の杖』奪還だったな・・・・・・マルトーにもう一枚DISCを預けて行くか) <<前話 目次 次話>>
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登録日:2014/02/25 (火) 23 59 10 更新日:2024/03/28 Thu 02 50 31NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 こんな奴でも既婚者 クズ コウモリ ザボエラ ジジイ ダイの大冒険 ダニ テクニシャン ドブネズミ 全く!憧れない…! 六大団長 卑怯 卑怯者 団長 外道 妖怪 妖魔司教 妖魔司教→魔軍司令補佐 妖魔士団 姦計 嫌われ者 岩田光央 幹部 意外な救世主 戦犯 戦略派 毒 毒親 油断も隙もない男 煮ても焼いても食えぬ奴 科学者 老人 自業自得 超魔ゾンビ 超魔生物 軍団長 顔芸 魔族 魔法使い 魔王軍 魔王軍で最も狡猾で残酷な頭脳の持ち主 魔軍司令補佐 鼻水 龍田直樹 キィ~~~~~ッヒヒヒ!! しっかしこいつら人間もちょろいのぉ… 殺されるとわかっとるのにくだらん愛などにこだわってなすがままとは… こいつらの赤い血にもマヌケのエキスかなんかが入っとるんじゃないのか? ザボエラとは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場キャラクター。 CV.龍田直樹(1991年版)/岩田光央(2020年版) 【もくじ】 【概要】 【人物】 【戦闘能力】装備 呪文 特技など 【科学者としてのザボエラ】超魔生物 超魔ゾンビ 【作中での活躍】 【評価】 【勇者アバンと獄炎の魔王】 【主な人間関係】 【余談】 【概要】 魔王軍の幹部である六大団長の一人。 魔法使い系や悪魔系から構成される『妖魔士団』の軍団長で、肩書は『妖魔司教』。 チビな体躯の890歳の魔族の妖怪ジジイ。 【人物】 魔王軍の中では珍しく自分の保身を何より第一に考える卑劣漢の狸爺。 智謀と出世欲を買われて六大団長に選ばれたらしく、強大な魔法力と陰湿な策謀を使って相手を追い詰め、自分の功績と出世を狙っていく合理的で狡猾な人物。 劇中では ダイとクロコダインの再戦時には前もってブラスを誘拐し魔法の筒に封じておき、人質として使うようにクロコダインに渡した(*1)。 バランの離反による失態で追い詰められていたハドラーに助力し、戦いで疲れ切ったダイたち一行を魔香で眠らせ色仕掛けまで使って彼らを無力化した(ハドラーも承知の上である)。 超魔生物となった後初のハドラーとダイとの戦いの後、超魔生物ハドラーはべた褒めされるが彼を改造したザボエラのことに上司が誰も触れずスルーされた焦りから弱ったダイを探して倒し功績を立てようとする。 といった策謀を巡らせていた。 しかし、敵を陥れるだけならまだしも、味方を非常に軽視していることも特徴。 上記のクロコダインへの策については友情などではなく、ハドラーに仮にまぐれだとしても手傷を負わせた相手なので保身を第一に考え、危険な役はクロコダインに任せて自身は策略で役に立ったとアピールする腹積もりだった バルジ島決戦では部下をザボエラの姿にモシャスして影武者にし、クロコダインの斧に殺させている ハドラーとともにダイたちを闇討ちして失敗した際には見捨てて逃走し、そしてハドラーが死んだと思った際に「役立たず」と零す(*2) 超魔ゾンビを作り出すため、大魔宮最終決戦では部下たちの体に本人たちには秘密で細工をし、瀕死の部下はわざわざ自分でとどめを刺す。 加えて他人に取り入る事ばかり考えている割に相手の心情や場の空気を読み取る能力が致命的に欠けており、機嫌を取ろうとして余計な事を言っては相手を怒らせる事もしばしば。 こんな性格なので人望も壊滅的で、同じ軍団長でも半数名は彼を毛嫌いしている。 比較的問題なく付き合えていた連中も戦死したり魔王軍から離脱したり性格が変わったりで、終盤はほぼ孤立していた。 またハドラー及び他の軍団長に取り入ることや勇者一行を倒して手っ取り早く手柄を挙げることを優先したため、本来の任務であるベンガーナ王国侵攻を疎かにしていたようだ。 恐らく配下の妖魔士団も小競り合い程度の戦闘はしたようだが、戦車隊にあっさり撃退される程度であり、超竜軍団や魔影軍団の方が遥かに被害を与えていただろう。 そのせいかベンガーナ王は魔王軍を舐めプしており、結果的に世界サミットでベンガーナが協調路線を取るのを遅らせたと言えなくもない。 まぁ、直後にミストバーンの大暴れとダイの活躍で考えを改めたので全体からすれば秒の差だろうけど 【戦闘能力】 老体かつ小柄な肉体相応に身体能力はとても低いようで、魔法・魔力や体内に流れる毒素を使って戦う。 近接戦ではノヴァの剣を躱すのが精一杯で反撃もおぼつかない姿を見ても、後衛や暗殺者向けの能力だろう。 クロコダイン曰く「かつて六団長が集結した際には絶大な魔力で一目置かれていた」とのこと。 しかし、後述のように他人の力を利用することで成り上がろうとする場面のほうが多い。 初登場ではアバンの残したマホカトールに音も立てず、ダメージを受けずに自在に出入りするという離れ業を披露した。 地味ではあるが、このマホカトール、ハドラーでさえ通るために苦心した代物である。 魔力に関しては少なくとも初期ハドラー以上のようだが、極大呪文に関しては作中で披露していないため習得しているかは不明。 肉体への負担を嫌って使っていないのかもしれない。 装備 妖魔の杖 ザボエラが常に持っている杖。先端にクモの意匠が施されている。 一応他の魔法使いキャラ同様、魔法の媒介として用いることができる模様。 もっとも、ザボエラ自身前線に立つタイプではなかったので、使われたのは後述のマホプラウスが唯一。 本人がジジイということもあり、本来の杖として用いられていることの方が多い。 脱獄後はなぜか所持していなかったので、収監された際没収されたか、脱獄の際に失ったものと思われるが、それで別に困っている様子もなかった。 魔法の球 モンスターを収納して自在に出し入れできるアイテム。 魔法の筒の改良型で、一度に何十匹ものモンスターを詰め込むことができ、「デルパ」の号令で球が破裂し大量のモンスターが飛び出て来る。 使い捨てかつ手持ちサイズで繰り返し使える魔法の筒と比べると運用には手間のかかる装置であるが、部隊を組める数の魔物を小スペースで移動、潜伏させられるため軍事的な輸送装置やトラップとして見るとかなり有効。 作中でも処刑場の周囲に多数隠していたこの球の中から魔界のモンスターを大量に解き放ち、伏兵とすることでダイ達を奇襲した。 毒牙の鎖 ……こいつでくたばってもらおうかのォ… このワシの…洋々たる未来のためにな…!!! ザボエラの魔力と数百種類の毒素を染み込ませた禍々しい刃が備わったペンダント型アイテム。 これを雁殺しのように振り回したあと目標に向かって投げつけると、光弾となって対象に襲い掛かる。 毒の威力は凄まじく、掠っただけでも相手は死に至るほど。 呪文 ザラキ 死の言葉。 パプニカの老剣士バダックに対して使用。 ただこの漫画のザラキは「相手を死に誘う不気味な声が聞こえ、その声に負けた時に絶命する」という遅効性のものらしく、即死系呪文ではない。 即死でなくとも耳を塞いで耐えている間も相手を無力化できるので、使う状況次第では恐らく戦士系であるクロコダインやヒュンケルなどにかなり有効だったと思われるが、結局バダック爺さん以外に使うことはなく殺すことも出来なかったためパッとしない結果に終わった。 ぶっちゃけバダック程度ならベギラマ一発撃ってれば瞬殺だったろうに モシャス 変身呪文。 自分だけでなく他人も変身させられるようで、バルジ島の戦いでは祈祷師を自分の姿に化けさせてクロコダインの攻撃から逃れるための身代わりにした。 テラン王国ではマァムに化け、ポップを騙す際に使用。 ポップも修行を唐突に切り上げて帰ってきたマァムの態度を彼女らしくないと怪しんだものの、未熟さと惚れた弱みでまんまと騙されてしまう。 これにより後述の毒素を注入され動けなくなってしまった。 ザボエラらしい卑怯なやり方とも言えるが、この作戦の立案にはハドラーも関わっている可能性が高い。(*3) ベギラマ 閃熱中位呪文。 マトリフとベギラゴンを撃ち合っていたハドラーに加勢すべく使用した。 ベギラゴンを習得しているのかは不明だが、作中のベギラゴンとイオナズンは両手でなければ使えないためにどのみち使うことはできなかった。 メラゾーマ マホプラウスを使用する時に「ワシとサタンパピー全員分のメラゾーマ」と発言している。 そもそもこの作品のメラゾーマはある程度実力のある魔法使いにとっては常識レベルの呪文なので、仮にも妖魔士団長のザボエラが使えないということはないと思われる。 明言はしていないが、ヒムに捕まった時に抵抗して放った呪文もこれであろう。 イオ 爆裂系呪文。 ロロイの谷に隠していた魔法の球を岩肌から露出させるために使用。原作では一度に8発ほど放っていたが、アニメ版では地道に1発ずつ放った。 マホプラウス 集束呪文。 敵味方の呪文を受け、それを自らの力として取り込み、自分の魔力と合わせて放つ大技で、彼の使用する技としては最強のものらしい。 作中ではメラゾーマ十数発をぶっ放そうとしていたが、割って入ったヒムのオリハルコンのボディには当然の如くノーダメ―ジ。そしてこれ1回だけの出番だったので凄さがあまり伝わらなかった。バルジ島の戦いあたりで使ってたら有効だっただろうに。 魔法の威力はほぼ手下の雑魚モンスターのメラゾーマによるものとは言え数が数だけに、メドローアすら弾く伝説の武器『シャハルの鏡』を一撃で粉砕したカイザーフェニックスを除けば本作最強のメラ系呪文に値する威力があったはずである。 ポップもこれを見て禁呪と戒められているフィンガーフレア・ボムズを撃ったとしてもハドラー親衛騎団に効かないと確信し、メドローア習得の切っ掛けとなる。 前述の威力を誇示したものの、ほとんど他人任せだというのにさも自分自身の大技であるかのような形に仕立てるためか単行本の必殺技辞典では卑怯な技扱い。 発想自体は勇者の呪文であるミナデインに似ている(*4)が、MPだけを供給する(デイン系呪文を使える必要はない)ミナデインと異なり、 協力者自身が攻撃呪文を使えるのだから「マホプラウスで集めなくても集団で攻撃呪文の弾幕を張ればよくね?」という別案が通るのが問題。 特に本編の局面だと、ヒム1体では面制圧射撃には対処しきれなかっただろうし、後に大魔王バーンもこの通りに「質より量」の戦術転換を行っている。 そして、ドラクエの世界だと武器攻撃は「攻撃力を上げて敵の守備力を超える」必要があるが、呪文攻撃は守備力を無視するのでマホプラウスで単発の威力を上げること自体意味が薄い。 意味があるとすれば、爆弾岩のような一撃で仕留めきれなかった敵からの反撃が怖い時くらいのものである。 また、取り込める呪文は術者自身が使えるものに限られるが、性質上敵からの呪文であっても吸収して打ち返すことが出来たと思われる。 しかしその場合、「メドローアに見せかけたベギラマ」などというものを作れる世界なので、例えば「見た目はメラゾーマそっくりの不安定な魔力の塊」を作って取り込ませ、 異物混入で制御不能に陥り、メラゾーマ十数発分の盛大な自爆という策士策に溺れる末路をザボエラが迎えていた可能性もある。最後の相手がクロコダインでなくマトリフあたりだったらそういう形で出番を得ていたかもしれない。 拡散魔法弾(名称不明) 瀕死の部下のモンスターを超魔ゾンビの部品とするためにこの技で皆殺しにした。爆裂系呪文とは違うようだが、ノヴァが呪文と口にしていたことから呪文の一種のようである(既に瀕死とはいえ数百匹のモンスターに狙い撃ちできるのは地味にすごかったりする) 特技など 光の環(名称不明) ハドラーが大魔王バーンを追い詰めた際、ザボエラが乱入してハドラーをこの技で縛り付けた。 このときのハドラーは、死の淵から甦って(舐めプしてたらしいとはいえ)あのバーンさえも追いつめるほどの強さだったが、その彼の力をもってしてもすぐには外せず、ブロックが隠された力を発動させて救出しなければ成すすべなくそのままバーンに倒されていた。 新アニメ版でも正式名称は不明のままだったが、「自分も動けないが相手も動けない」という味方のサポート専用の能力だと明らかになった。 体内を流れる毒素 体に数百種に及ぶ多種多様な毒素が流れており、それを体内で調合。混乱や麻痺、催眠、即死など、様々な効果を持つ毒薬を作り出して爪から注入する。 この毒は大魔道士が扱うキアリー(解毒呪文)でもなかなか治癒できなかった。 そして彼の扱う最上級の毒ともなると、ザオリク級のエネルギーで回復を行わないと解毒出来ない。 上述のようにポップを行動不能にしたほか、最終盤ではクロコダインを操るために用いようとしたが…。 魔香気 ザボエラが体内に持っている毒素から作り出した瘴気。 バランとの戦いで疲弊しているダイ達に眠りの魔香気を放ち、より深い眠りに落とした。 効力は高く、ベギラゴンのぶつかり合いによって大地が抉れる程の大きな物音が生じても起きる事がないほどだが、竜の血の影響で強い耐性を得ていたポップには効き目が薄かった為、上述のようにモシャスでマァムに化け爪から直接体内に毒素を注入した。 アニメではなぜかアイキャッチとして採用、ザボエラ(及びザムザ)の活動しているシーンでは最初から最後まで登場し印象に残る。 超魔合成 超魔ゾンビの生成に使用。 大量のモンスターの死体を宙に浮かせ、ザボエラのもとに結集。そこから粘土をこねるように超魔ゾンビを作り上げていく様は中々グロい。 【科学者としてのザボエラ】 超魔生物となったハドラーがダイたち一行にとってどれほど脅威になったかは、ハドラーの項目を参照して頂こう。 超魔ゾンビも、ロン・ベルクの必殺技がなければ止めることはほぼ不可能だったと言ってよく(後述)、科学者としての彼の頭脳は、最終決戦付近に至るまで存在感のあるものだったのだ。 前回の課題をすべてクリアして初めて“改良”と言う…!! という彼の言葉、およびその行動から明白な彼の価値観から推して、科学者としては基礎理論研究よりは実利的・実用的な面を重んじるタイプの人物のようである。 また、科学技術に関しては妙な秘匿癖のようなものを持っていて、あまり自分からは明かしたがらない。 超魔生物や超魔ゾンビの研究では、ハドラーやミストバーンに対し隠れて独自研究しているのにそれが当のハドラー等には見抜かれていて出せと脅されうろたえると言う形になっていて、 これは言うなれば軍団長の職務と合わせると「仕事をせずプライベートで学術的に意味のあるテーマを執筆し、当人はそれを隠せているつもりだったが上官に筒抜けで見透かされている軍人」のようなものである。 そりゃいくら研究が凄くても組織の気風や性質に関係なくその姿勢は評価されないだろう。 研究者としては凄いのに研究職ではなく表舞台の策謀家としての評価を望むザボエラの能力と技術と願望のズレが起こした事態とも。 他作品のマッドサイエンティストキャラは、「自分の研究さえ邪魔されなければ他はどうでもいい」「良好な研究環境を与えてくれる組織には感謝するが、別に出世欲はない」というキャラクター設定であることが多いことを考えると、「マッドサイエンティストなのに出世欲の塊」というザボエラはなかなか異色なキャラであると言えなくもない。 その辺の「妙な人間臭さ」も悪役でありながら一種の魅力に繋がっているのかもしれない。 超魔生物 「魔力の扱いには長けるが、代わりに肉体面が貧弱」という妖魔士団全体の悩みと欠点を克服すべく考案された技術。 本編で初めて超魔生物として登場したのはザボエラの息子ザムザ。 魔族の体に様々なモンスターの長所のみを取り入れ、移植することで作るある種のキメラで、ザボエラの研究の集大成である。 作品が違うが、ドラゴンボールのセルが近いだろうか。 ザムザ曰く、その最終目標は竜魔人に変身したバランにも匹敵する力を得ること。 戦闘中に受けた傷が高速再生したり、防御力、攻撃力も変身前とは比較にならないほど上昇する。 欠点は「超魔生物化すると呪文が使えないこと」と「生命力を著しく消費し、寿命を縮めること」の2つ。 だが、ザボエラは変身能力として一時的に超魔生物化するのではなく、 体そのものを完全に超魔生物にすれば、魔族に戻れなくなるものの超魔生物になりながら呪文を使用できることを発見し、魔族であることを捨てる覚悟をしたハドラーを強化することに成功した。 2020年版アニメではダイと超魔生物ハドラーの初対決を悪魔の目玉を通して見ているアニオリシーンが追加。その際、神が作った竜の騎士を自分が改造した超魔生物が超えた=ワシ自身が神を超えた=ワシこそが神!! …という発言をしている。何言ってんだコイツ ちなみにその戦いの後、ハドラーが大魔王バーンにお目通りに行く際、アニメでは原作と違いザボエラが後ろからついて来るが、自分が入る前に部屋の扉を閉められたため外からバーンとの会話を盗み聞きするシーンに変更されている(なお水晶玉は懐から出して原作通り八つ当たりで破壊された。「解せぬ。」) 超魔ゾンビ 超魔!! 合成〜〜ッ!!! ザボエラが部下の魔物達の死体を魔法で合体させて作り上げた怪物。 屍肉の集合体故に超魔ゾンビ自体には自我はなく、ザボエラ自身がゾンビ内に入って操作する一種のパワードスーツである。 ザボエラ曰く「究極のパワーアップ」。 超魔生物への改造は、ザムザやハドラーの例を見ても分かる通り寿命を削るほど凄まじい肉体への負荷を伴う上、閃華裂光拳などの有効な攻撃方法が存在している。 しかし、閃華裂光拳は回復呪文を攻撃に転用する技。それなら「既に死んでいるゆえに生体活動が存在せず回復魔法を受け付けない死体を自分が操るならば通じない」と言う逆転の発想から生まれた。 また、超魔生物の強さこそ認めるものの「他人を改造するならともかく自分がなりたくはない!!」と考えていたのも開発の動機に含まれている。 操作はあくまでも(武術的に素人な)ザボエラ本人が行うため、ロン・ベルクのような達人の動きにはついていけず機動力や反応性に劣り、また呪文も使えず武器のボーンスキュルも星皇剣に斬り付ければ折れてしまうなど、火力も高いとは言えない。 そのため、防御面はいざ知らず総合力で見れば明らかに超魔生物には劣るが、「自身は武術の達人ではないが、それでも強い肉体を得たい」「自分の体に負担をかけたり寿命を縮めたり、危険を冒したりはしたくない」というザボエラ本人の理想にはより適合したものだと言える。 そのスペックは腕力勝負でもクロコダインを圧倒しており、並大抵の呪文も効かない。 数百体のモンスターの屍肉が固まったことで脅威的な物理耐久力を持つのが大きな特徴。 痛覚を持たずあらゆる衝撃を吸収するゴムのような弾力ある肉質。 屍肉の毒素が凝縮した結果武器の刃が肉体に食い込むと武器が腐食し、ゾンビに食い込むだけで打ち抜く事ができず、そればかりか武器が抜けなくなって手放さざるを得なくなる。 という二重の防御によって桁違いのタフさを発揮する。 更に作中実際に作った超魔ゾンビの体積が大きく、ノヴァの生命の剣のような、多少はダメージを与えられる武器でもそうそうザボエラ本体までは攻撃が届かないという極悪仕様。 ただ、超魔ゾンビの体に邪魔されるからか操作に忙しいからか、呪文を使えないという超魔生物の問題点が復活している。 仮に呪文の使用も可能だったとしても、超魔ゾンビ破壊後にはザボエラですらルーラも使えない程に衰弱していたので、まだまだ改良の余地があった模様。 もっともミストバーンに見捨てられたため、事態を打開するためにやむを得ず見切り発車的に使った感が強かったので、弱点そのものは分かっていた可能性がある。 それに、魔法が使えないという欠点を補って余りある猛威を振るっていた。 死肉でできているため再生能力はなく、武器が食い込んだり貫通したりしている描写もあるため、時間をかけてダメージを蓄積させれば倒せそうだが、作中ではミナカトールの魔法陣を守らねばならないためにそのような持久戦に持ち込む余裕はなかった。 「あの古狸め 叩かれてやっと手の内をみせおったわ」 超魔ゾンビはザボエラの理想である「自分の肉体は一切傷つかずに思い通り動かせてなおかつ一方的に敵をいたぶれる能力」を体現したもので、ノヴァは「最低の発想」と戦慄している。 雑魚を数だけ集めても勇者の必殺技や呪文などでまとめてなぎ倒されるような世界なので合理的ではある(*5)が、 そのために自分の部下に細工をした上に部下が全滅するか、生きている部下を皆殺しにして盾にして使いつぶすことが大前提であるため、ノヴァの言った通り下衆の所業でしかない。ノヴァが批判したのはこの欠点であろう。 仮に超魔ゾンビで勝てたとしても、ザボエラは部下たちの信用も失ってしまった可能性が高い。 さらに言えば、超魔ゾンビを作れるほど程の死体がある=自軍が実質壊滅している状況でないと発動出来ないという事でもあるので、窮地を打開する切り札とも言い難い。 この点は敵兵の死体でも再利用できる不死騎団のアンデッド軍団のほうが汎用性に勝るか。 ……ぶっちゃけ「閃華裂光拳対策に全振りしすぎじゃね?」とも評価されがち。 状況が状況だったので猛威を振るったが、仮にポップかマトリフ、あるいはヒュンケルがいたら鈍重な肉鎧などメドローアやグランドクルスの格好の的なので一瞬で消し飛んでいただろう。 まぁ状況を読んで的確な手札を切るのも策略のうちと言えばその通りであるし、上記の通り単にまだ試作段階で完成していなかった可能性も有り得る。 まぁ、グランドクルスはともかくメドローアはザボエラ幽閉後に初めて使われ、バーンとの初戦で使ったのを目撃されたかも不明なので対策できてないとしてもやむを得ない点はある 【作中での活躍】 初登場時はハドラーすら凄まじい衝撃と共に打ち破ったデルムリン島の光の魔法結界を音も立てずに通り抜けるというなかなかのインパクトを見せた。 デルムリン島へ侵入後、ダイの養父であるブラスを攫い、初戦でダイに撃退されたクロコダインに対して「このままでは魔王軍に居場所がなくなるぞ」と脅しつけ、誘拐したブラスを人質にする作戦に協力させる等、序盤から下劣な策を取った。 表舞台に立つのはクロコダインだが、策を授けたのは自分であるため地位の向上に繋がると部下と共に笑っていた。 しかし、彼は戦士としての誇りに迷いを生じた末に敗北。密かにその遺体を回収し、復活させるために蘇生液に浸からせたが、再び見に来た時にその姿はなくなっていた。 ……後にヒュンケルも指摘しているが、もしクロコダインが迷いも何もなく正面きってダイ達との再戦に挑んでいたとしたら、間違いなくクロコダインが勝っていた。 結果論で言えば、ザボエラの策がダイ達の成長とクロコダインの離反を招いてしまったのだ。 ハドラーと共に地底魔城を訪れた際は、「ヒュンケルがバーン様に気に入られている」という話を聞き、取り入ろうと目論む。 手始めに捕虜としていたマァムを弄べるようにする事をほのめかすが、かえってヒュンケルの逆鱗に触れ「六団長の恥」と一蹴され逃げ帰る。 この時点から「他人に取り入ろうとする癖に他人の心情を推し測ろうとしない」性格が端的に示唆されていた。 バルジ島の戦いではミストバーンと共に自ら出撃し、初めてダイと対面。バダックにザラキを放って苦しめる。 しかしダイに合流したクロコダインの加勢により劣勢を覆される。 クロコダインから卑劣者として殺意を向けられるが、部下の妖術師をモシャスで自分の姿そっくりに変身させ身代わりにして逃げ去った。 その後、ダイの額に謎の紋章が浮き出たことについてバランに話したため、バランにダイの正体を気づかせる要因となった。 そのバランがダイたちに撃退された後、休息中のダイ一行をハドラーと共に襲撃。 マァムに化けてポップに近づくと不意打ちで戦闘不能にした。 ポップにトドメを刺そうとするが、駆けつけたマトリフによって片腕を切断されて阻止される(*6)。 マトリフと戦うハドラーに加勢して優位に立つも、ダイによって呪文を跳ね返され撃退される。 ハドラーが死んだと思って「力添えを続けてきたのに役立たずが!」と吐き捨て、今度はミストバーン辺りに取り入ろうとするが、直後に生きていたハドラーから「オレとお前は最早一蓮托生。切り捨てるなら命はない」「超魔生物の研究をオレのために使え」と脅しつけられる。 以降は「魔王軍の科学者」というポジションが強調されるようになる。 しかし、自らが超魔生物へと改造・強化したハドラーがバーンへの謁見を許された場面で、誰一人改造を行ったザボエラ及び妖魔師団の功績について一言も触れなかったことに焦り、自らの手で直接ダイを仕留めて功績を立てようとする。 元同僚であったクロコダインにも居場所がなくなったのだろうと看破されるも、優位に立ちダイを仕留めようとして放った魔法がヒムに止められて失敗。許可なく独断で軍を動かしたということで処罰されてしまう。 それでも、ハドラーは自身を超魔生物に改造した功績と、そのために息子を亡くしたことを踏まえ、頭が冷えるまでの幽閉処分にとどめている。 一皮剥けたハドラーにとってもはやザボエラは重要な存在ではなくなったが、超魔生物改造前に「もはやおまえとオレは一蓮托生」と言っただけあり、温情をかけられている。 ハドラーとバーンの戦いの際、バーンを一瞬追いつめたハドラーを背後から魔法で拘束し、(*7) バーンを救出するという特進ものの功績を挙げ、「魔軍司令補佐」の肩書を得てミストバーンの部下になった(*8)。 しかし、その後でさえ、「どうせ捨て石にされてくたばる奴」とハドラーを貶したことが原因で当のミストバーンにマジギレの末罵倒されている。 バーンを何より優先するミストバーンが、曲がりなりにもバーンの命の恩人を、バーンに逆らったハドラーを貶したという理由でマジギレするのだから、ミストバーンのザボエラに対する評価はこの時点でマイナスに振りきれていた可能性が高い。 まあそれまでの所業が、自身の保身ばかり考え、行動についても敵どころか味方すらも食いものにするものばかりだったので、その評価も当然と言えるだろう(*9)。 そして最終決戦。 ミナカトールを発動しようとするポップに猛毒の鎖を打ち込もうとするが、メルルの妨害を受け、ポップ覚醒のきっかけを作ってしまった。 更に、その後地上に集まったアバンの使徒抜きの軍団に魔王軍の強力な魔物たちが大苦戦してしまう。 旗色が悪くなったと見たザボエラは「バーンパレスに戻ってバーン様をお守りする」とミストバーンをぶつけて自分だけ逃げようとする。 しかしとっくに愛想を尽かしていたミストバーンにそんな詭弁が通じるはずもなく、逆に「この場の人間どもにすら敵わないお前が今バーンパレスにいるダイ達相手に何が出来る」と言い負かされてしまう。 言葉に詰まるザボエラに、ミストバーンは淡々と「人生のツケというヤツは自分にとって最も苦しい時に必ず回ってくるものらしい」と告げる。つまり今がその「最も苦しい時」なのだと。 上にも下にも絶対に勝てない相手がいて、そして味方の筈のミストバーンは自分を全く信用していないというこの状況さえザボエラは理解できていなかった。 「自分のために他人を利用してきたザボエラだったが、既に逃げられる場所などない上に魔王軍の中でもっとも自分を信用していない味方」を利用しようとして逆に魂胆を見破られたザボエラは何も言い返せない。 それでも情けない声で自分を呼び止めるザボエラにミストバーンは …たまには自分の手足を動かせ…! とこれまで楽をして出世することしか考えなかったザボエラの性根への侮蔑をこの上ない正論で論破。「何の成果も無いまま逃げ帰れば処刑されるだけだ」と冷笑と共に突き放される。 そして言うに事欠いて「共に戦ってきた仲間を見捨てるのか!」などという、全く以て似合わない「正義の使徒どもの金看板」のような台詞まで持ち出して縋るが… 仲間か…それほど付き合いの長い「仲間」ならば…こういう時に私が何と答えるのかも十分承知している筈だが…? !!!…だっ…「大魔王様のお言葉は」っ… …そう、「全てに優先する」のだ…! 今度こそ完全に論破され、ダイ達迎撃のためにバーンパレスに戻ったミストバーンに戦場に置き去りにされた。 これまで他者を踏み台にしては保身ばかり図って来た男が、自分の所業が巡り巡った形となって最後の最後で切り捨てられる側となったのだ。 しかも、ハドラーを侮辱した後のミストバーンからの死刑宣告も「強者とは強い奴ではなく、最後まで戦いの場に残っていた奴」と内心で軽んじていたザボエラだが、「今、自分が置かれている状況はまさに持論が最も最悪の形で覆された」瞬間でもあった。 たった一人になったかつての同僚を流石に憐れむクロコダインは、ザボエラに降伏するよう勧告。 ザボエラ、こうなればもう他に手はない。降伏しろ このままバーンパレスに帰っても処刑される。かといってこの人数を相手に勝てると思うほどお前もバカではあるまい …バカ?バカか……くっ…くくくっ……クヒャ~ッハッハッハッ!!! 笑わせおる!笑わせおるわ!よりによってバカの代表みたいなお前に、このワシがバカ呼ばわりされるとはなぁ!! しかしザボエラはそんなクロコダインの最後の情けを哄笑ともに一蹴。その場に倒れていたモンスター達の死骸を、自身の奥の手たる超魔ゾンビへと超魔合成する。 そのパワーと毒素で暴れ回る超魔ゾンビであったが、ロン・ベルクの捨て身の一撃の前に超魔ゾンビも敗れ去った。 一応、ミストバーンと互角に渡り合うロンを戦力として使えなくしたこと自体は、かなりの戦果ともいえるのだが…それでも切り札を潰されたという意味では精々相討ちも良いところ。 尚もギリギリ生き残っていたザボエラだったが、もはや逃げる魔力も策もなく這って逃げるのが精一杯。そんな彼を見つけたのはかつての同僚クロコダイン。 ザボエラはまだ策があると揺さぶるが、クロコダインは「何があろうとも保身だけは欠かさない筈のお前がここに居る時点で、もう万策尽きている」と、ハッタリだとあっさり見抜く。 バカの代表にハッタリを見破られながらも、ザボエラはまだ諦めていなかった。自分が知恵比べで負けるはずがないと考え、ついに惨めな命乞いをする。 流石のクロコダインも、戦う力のないザボエラには手を差し伸べ許すことにした… (クロコダイン!やっぱりおまえは底なしの愚か者よっ!!) (ウドの大木!!いやっ…ワシの人生の踏み台を作るための…材木じゃああっ!!) ザボエラの体内には何百種類もの毒素が流れている。 カスっただけでもクロコダインの意識を奪い意のままに操る猛毒を爪に入れ、ザボエラは最後の反撃を狙っていたのだった。 勝利を確信したザボエラは本性を露わにしてクロコダインに襲いかかった! そおらああっ!!!! しかし、クロコダインには読まれていた!! さっと手を引かれてザボエラの手はあえなく空を切り、更には上に準備してあった斧の柄を腕の上からドシンと落とされ、身動きもとれなくなった。 そして… 頭の悪いオレだがだまされ続けたおかげで、一つ物を知った… それは……! この世には、本当に煮ても焼いても喰えぬヤツがいる! …という事だ!! まっ…待ってくれェッ!!!クロコダイッ… 演技ではない本気の命乞いも最早通じず。 闘気弾を食らい、ザボエラは服を残して煙を出しながら溶けて消えてしまったのだった。おそらくは体内の大量の毒素が術者の死で暴走し、自分自身が溶けてしまったのだと思われる。 自身が手掛けた超魔生物と同様、死体さえ残らない末路をたどったのである。 材木は材木でも、「踏み台」ではなく自らの「処刑台」を作ってしまったと言えよう。 正に、ミストバーンが言ったように「己のために他人を利用してきたザボエラの人生のツケが一番バカにしていた相手に逆にだまし合いで負けて殺されるという形で回ってきた」瞬間であった。 六大軍団長に選ばれる実力を備え、その頭脳で敵はおろか味方さえも翻弄し続けたザボエラ。 だがその最期は散々侮り利用し続けた「頭の悪い」相手(*10)に得意の謀略で負けるという哀れなもので、最初にハッタリが見破られた時点で既に負けていたことさえ分からない有様だった。 クロコダインは彼を正真正銘のクズと評し、一度は甘言に乗せられた自身のことを顧みつつも、 かつては魔王軍内で一目置かれるほどの強大な魔力を持ちながら、こうして堕落に至ったことには憐れみさえ感じたのであった。 【評価】 作中でも卑怯なキャラとして味方の魔王軍から「ダニ」「煮ても焼いても喰えぬ奴」「ドブネズミ」などなど軽蔑的な扱いをされていたのが目立ち、いい扱いは全くされていない。 魔王軍における卑怯者と言えば、ザボエラの他にフレイザードやキルバーンも当てはまるが、 フレイザードは出世欲のために自らの命を削る事も厭わなかったし、出世とは無縁で目的も異なるキルバーンは基本的に裏方に徹していて魔王軍の邪魔をすることはなかった。 それに対しザボエラは、自らが傷ついてでも結果を出そうとする覚悟を持たず、出世欲から裏方に徹するということもなかった。 その中途半端さも、彼の評価を貶めた要因と言える。 ただ、あまりにも作中での評価が低かったせいか、一部の読者で評価しようという声もなくもない。 ザボエラの能力は、先述した通り決して低くなかった。 特に超魔生物や超魔ゾンビを作り出した科学力は、序盤どころか終盤に至るまで脅威であった。 「自分の肉体は一切傷つかずに思い通り動かせ、なおかつ一方的に敵をいたぶれる能力」という彼の理想はその工程と相まってノヴァから最低の発想だと誹りを受けたが、長所だけ見れば兵器開発のコンセプトとしては至極真っ当かつ王道的なものであり、更にザボエラは明らかに体力などに劣るということもあり、最低だが合理的な発想ではある。 他人を利用することを重視しすぎたあまり前線で戦う機会が無かったせいか、実戦における勘が欠落している節が垣間見え、呪文が得意なことは間違いないが実戦は得意ではない様子がうかがえる。 いかんせん肉体が貧弱すぎるのは確かだが、その呪文能力をもっと真っ当に活用する意識を持って努めていれば、もう少し実戦でも活躍できていそうな感はある。 また、魔王軍が結成された当初はその強大な魔力で一目置かれていたとクロコダインも述べている。 ハドラーもダイとの決戦時に「思えば魔王軍六大団長は最強のメンバーだった」とザボエラを含めて省みて、その敗北の原因を「指揮官であるオレの心に野望と保身以外の感情がなかったからだ」と分析している。 何かが違えばその末路は違ったかもしれないと思わせるだけの能力はあったのだろう。 散々ザボエラを罵倒したミストバーンでさえ、超魔ゾンビを出したザボエラを見て「これで地上は何とかなる」と言っていた点からしても、能力面についての信頼だけは最後まで持っていた節がある。 ザボエラは数少ない、離反しなかった軍団長と言う点は評価はしても良いだろう。 最後にクロコダインに見つかった時にも、本気で降伏しようとは全く考えていなかった。 人格面を評価されたキャラは信念に基づいた決断とは言え、基本的に魔王軍を裏切っている。 …とは言え、どう見ても裏切らなかったのは忠義などではなく、保身を第一に考えていただけ(*11)なので、強いて評価すべき点とまでは言い難い。 そもそもザボエラが徹底的に不遇な感じに陥ったのは、前述の通り、あらゆる点で、周囲を利用して自分だけ甘い汁を吸おうとしたという精神性が周囲にバレバレであったことが最大の原因であり、 多少見るべきところがあったとしても、敵も味方も彼を軽蔑するのは当然の話である。 また結果だけ見るとザボエラの策略はハドラーを強化したことでバーンを危機に陥らせたり、メルルを傷つけたことでポップの覚醒を促すなど裏目に出てしまったことが殆ど。 特にクロコダインに卑怯な人質作戦を実行させた結果、それを悔いてダイ側につくきっかけを与えてしまったのが致命的である。 クロコダインがザボエラの策に頼らず正々堂々と戦えば勝っていた、というのはヒュンケルのみならず作者も認めている設定だったりする。 ただし、彼にとって不幸だったと言える出来事もいくつかある。 最も意気投合出来そうで、連携も取れそうなフレイザードをはじめ、取り入ろうとした軍団長などが次々離反・戦死し、取り入り先を乗り換えることが必要になってしまった。乗り換えが不要ならば、ザボエラの性格もここまで露呈しなかった可能性はある。 そもそもフレイザード以外の軍団長は武人系の人物ばかりだったので策を受け入れてもらえなかった。さらに知らなかったとはいえ、よりにもよって魔王軍の事実上のNo2であるミストバーンのコンプレックスを土足で踏み躙っていた。 策そのものは感情面を配慮しなかったり、味方のことを気にしなければいずれも効果的ではあったが、いずれも想定以上の実力を相手が発揮して失敗してしまい、それどころか怒りを煽った結果、敵の強化や味方の裏切りに繋がった。 功を焦った独断専行とは言え、ハドラーと戦って消耗したダイを襲ったことを、ハドラーの武人としての拘りから軍規違反ということで握りつぶされた(*12) 常に保身を考えていて既に評価は落ちる所まで落ちていた状態だったため、マホプラウスが評価されなかった。 ……同情できる点もあるものの、ここらもよくよく考えれば大体は味方のことを気にしないゲスいことばかり考えたことが巡り巡った自業自得と言える。 信頼を損なうのは簡単だが、取り戻すのは難しいのである。 成功していれば、結果オーライでザボエラが評価された可能性もあっただろうが、不成功に終わってしまえば、例えその原因が不運であろうと「人間関係が破壊される」という最大級のリスクを負わなければならないのがこの手の策謀なのだ。 優れた科学力・魔法力・智謀があったことは確実であるし、周囲の力を借りるという基本戦略も方法によっては十分有りだろう。 例えば力を借りた相手に感謝の念を持って立てることを忘れず、魔王軍のために尽くす姿勢を見せていれば、同じ策を使って失敗しても評価はだいぶ変わっていたはずである。 ザボエラは他者に感謝をしないどころか、味方の神経を逆撫でする言動で味方を怒らせることすらしょっちゅう。 作戦のためやむを得ず他人を怒らせても仕方ない…というのならばともかく、明らかに作戦に関係のない言動でも他人を怒らせまくっており、場の空気が致命的に読めない。 ミストバーンに黒の核晶について問い詰められた時など、「ハドラーに埋めたのはバーン様と思ったので、自分の一存で取り外すことはできない」とでも言えばバーンへの忠誠第一のミストバーンのこと、ザボエラを軽蔑したくてもできなかったはずである。 せめて表面だけでも出世欲を抑えて自身だけでなく味方のことも考えていけばもっとまともな過程・結末を迎えていたことは想像に難しくない。 内部のごたごたが原因で敵が十分に力を発揮できず自滅というのは少年向け作品の王道というか勝利補正として不可欠な存在でもあるのだが というか、実際の所、自分の立場を本当に把握できていたか怪しい部分がある。 ハドラーと戦って消耗したダイを襲った時の事を思い返してもらいたい。この時ザボエラは自分の居場所がなくなっていると思って独断専行に出たが、 そもそもダイを追い詰めるほどハドラーをパワーアップさせたのは誰だっただろうか?ザボエラである。 そう、この時点でザボエラは魔王軍の最高幹部のパワーアップに貢献したという立派な功績があるのである。 ハドラーもその事をしっかり評価していたし、ザボエラ嫌いのミストバーンにしても、この時点ではハドラーの体内の黒の核晶を知らない為、ザボエラの功績を否定する理由が何もない。 つまりその点をきちんと主張すればここで功を焦る必要などなかったはずである。(*13) 何故いつもは甘い汁を吸おうとするのにこういう時だけそれをしないのか… また、最終決戦の際に魔軍司令補佐に出世した事を自慢する一幕があるのだが 前述の通りハドラーや他の軍団長が居なくなったことによる単なる繰上り 魔軍司令補佐という事は魔軍司令のすぐ下な訳で以前の軍団長時代とほぼ同じ(*14) 同格だった筈のミストバーンが上司になったので相対的にはむしろ降格 と、何だか単に肩書に誤魔化されているようにも見える。それとも最終的に生き残っていればもうどうでもいいのだろうか…。 また、後述のスピンオフにおける描写を見る限り、そもそも魔王軍に所属する前は単なる在野の科学者であり、軍人として人を使った経験も人に使われた経験も致命的に不足していた疑いすらある(*15)。 基本的な頭は良いので、恐らく書物などから戦略などは学んでいたのだろうが、それは現場での体験が伴っていないまさしく「机上の空論」でしかなかった… と考えると、割と辻褄が合う部分が多い。 ザボエラの策略は軍事的には妥当だったり効果的な部分は多いのだが、それはあくまで「敵も味方も全てが事前の計算通りに動いた場合」にしか有効ではない。「こう動いてくれれば勝てる」とだけ押し付けても、現実に存在する人材はチェスの駒と違ってその通りには動いてくれない。 言うなれば、「駒の動かし方」はわかっていたが、「人の動かし方」がわかっていなかったことがザボエラの策略家としての大きな欠陥だったのかもしれない。 しかし出世欲が強いとは言え、自分自身が魔王になるくらいの野心もないのに何故?という感じがしないでもない。 クロコダインに命乞いした時の ……でも… 怖かったんじゃよワシは! 他の六大団長に比べ、ワシだけがあまりにも非力! こうして、策を弄する事以外に、ワシが生きていく道などなかったんじゃっ…!!! という言葉も、まるっきりの嘘という訳でもなく、本音も混じっていたのかもしれない。 超魔ゾンビの巨体でクロコダインを圧倒した時には「きっと以前のワシはお前から見るとこんな風に見えたんじゃろう」「いい気分じゃぞいっ!巨人の気分というのはなァッ!!」とも発言している。 正統派の戦士たちを「マヌケ」「頭が悪い」と見下すような態度はコンプレックスの裏返しだったのかもしれない。 後に電ファミの記事でも作者から「深層心理的に自分に自信がないため、息子すら手駒にするような自己中心的な生き方をしてしまう」と明言された。 とはいえ、肉体的には非力でもザボエラほどの多才ぶりなら他の面で仲間や軍のために貢献する道はいくらでもあったのだし、他人を踏み台としか考えていない時点で同情の余地はないが。 ミストバーンによるとバーンからはフレイザードと共に出世欲と智謀を評価されて六大団長として選ばれたとのことで、その点については最後までブレることはなかった。 しかしこれは魔王軍の目的である「最強の軍団を作るというバーンの戯れ」のために「強い軍団を作るにはこうした様々な個性が揉み合うことが必要不可欠だったから」であり、要するに切磋琢磨を目的とするものであった。 そのコンセプトを見誤り、自分以外の個性を軽んじ利用し、最後まで生き残ればいいと考えてしまったのがザボエラの最大の過ちなのかもしれない。 もっとも彼がどうしようもなく小物で、とんでもない下劣で非道な敵だったために、 ダイの大冒険が上手く回った部分も多いので(クロコダインの蘇生などもしかり)、悪役としては彼も重要なキャラだったと言えるだろう。 【勇者アバンと獄炎の魔王】 この頃はザムザと人間界の辺境で暮らしていたらしく、当時は在野の研究者だった。 ハドラー率いる旧魔王軍に自らが作り出したモンスターを提供しており、ハドラーから『俺の部下になれば、世界の四分の一を与えてやる』と勧誘を受けていたが、「自分は隠居がお似合い」と何度も断っており、魔力で威圧されてもより強い魔力で跳ねのける気骨も見せた。 こうした過去を踏まえると、やはり「魔力ではなく策謀を頼りにするようになったのは他の六大団長の強さに気圧されたから」というのは事実かもしれない。 しかし下劣な性格はこの時から健在で、何度も断ったのも「後々安く見られないよう自分の価値を釣り上げる」為の根回しだとザムザに嘯き、息子の研究成果も平然と自分の物にしているという相も変わらずのダニっぷり。 しかもこの時ザムザの額にグラスを投げつけており、この頃からすでに毒親だったようだ。 ハドラーが凍れる時間の秘法によって封印されてからしばらくして、サババに隠匿されているのを発見、魔力を封じる結界が張られていた為、クロコダインに依頼して特に被害も出さずにハドラーを奪還する活躍を見せた。 …と、そこまでは見事な知略で良かったのだが、 協力を要請し引き受けてくれたクロコダインを乏す発言 ハドラーを助けたのは自分だと恩着せがましく主張する ハドラーにかけられた呪法について、「解き方がわからなければいつでも頼りに来い」と上から目線(*16) と、わずかな期間で旧魔王軍に(旧魔王軍をけなしていないにもかかわらず)悪印象をこれでもかというほどにまき散らす。 これには仲間内には温和なバルトスも不快な顔を隠せず、知性を何よりも貴んでいたガンガディアに至っては ……全く!憧れない…………! と酷評した。 強いてプラスな点を言うならば、ガンガディアに「知力が高ければ良いというものでもない」ということを反面教師として学ばせることが出来たことくらいか。 そうした経緯もあってか、正式に配下入りしたのは大魔王バーンの台頭後であった模様。 【主な人間関係】 ザムザ 息子。 実の息子であるが親としての愛情は持ち合わせておらず道具としか見ていない。 ザムザからも「オレが死んでも涙も流さないだろう」と断言されている。 しかし、能力に関しては認めており、切り札である超魔生物の研究を任せていた。 ザボエラの奥さん、つまりザムザの母親についてはそもそも存在するのかどうかも怪しいと読者に色々な可能性を予想されていた長年の謎だったが、YouTubeで配信されているダイ好きTVにおいて、作者の三条陸は夫の命を狙いかねない極悪な美女魔族で、ザムザは母の事をほとんど覚えてないだろうと答えている。 やっぱり真っ当な関係性では無かったが、夫婦仲はともかく、一応ザボエラがちゃんと結婚して子どもを作ってた事に安堵した者もいるだろう。「絶対試験管ベビーだろお前」とか思ってすまない、ザムザ…。 ザボエラがブラスを人質として使う作戦を思いついたのも「ダイがブラスの身を案じて攻撃できないだろうから」よりも「子は親に逆らえないから」という理由が先に来ている。 ザボエラは「親子」そのものについて「強固な主従関係」といった解釈をしているのかもしれない。 ハドラー 上司。 物語中では太鼓持ちの如く持ち上げる姿がよく見られたが、それは彼の歓心を買って手っ取り早く出世したいからであって忠誠心はサラサラない。 ハドラー本人からは智謀と技術を高く評価されている一方で、「魔王軍で最も狡猾で残酷な頭脳の持ち主」「油断も隙もない男」と称されている。つまり上司にすら信用されていない。 そしてハドラーが死んだと思った際は「役立たず」と吐き捨てるが、直後に生きていたハドラーから「オレとお前は最早一蓮托生。切り捨てるなら命はない」と脅しつけられ、彼の命令でハドラーを超魔生物に改造した。 ザボエラを軍団長に抜擢した上に命令無視等の勝手な行動に対しても寛大な対応をしてくれたが、ザボエラは恩を感じるどころか逆恨みした上に彼を裏切っている。 クロコダイン 同僚。 上述の通り、凍れる時間の秘法で封じられたハドラーの救出を依頼された時に一度会っている。 謀略や卑劣な行いを好むザボエラとは反りが合わなかったものの、その魔力と智謀には一目置いていた。 後にザボエラを討ち果たした際も敵も味方も含めてただ一人その死を惜しんでいた。 クロコダイン自身は特に頭が悪いわけではない(ポップ等には及ばないという描写が時々ある程度)のだが、 ザボエラが唆した卑劣な手段にクロコダインが乗ったことがあるのが余程印象に残ったのか、以降もザボエラは一貫してクロコダインの頭は悪いものとして侮っている。 ミストバーン 同僚。後に上司。 当初はこれといった絡みはなかったが、物語後半でミストバーンがハドラーの後任として魔軍司令になると様相は一変。 「自分の成り上がりだけを目指してうろつくドブネズミ」「私はお前のような奴を絶対に信じない」とボロクソに扱き下ろされ、その後も溝は埋まらないまま最終決戦でとうとう実質的に見捨てられるに至った。 前述のハドラーの件が決定的にザボエラへの不信と嫌悪に繋がったのは間違いないだろうが、例えそうでなくとも自力で強くなれないなりに戦闘センスを磨き続けて来たミストバーンにとって、強大な魔力と高い頭脳を持つにも拘らず他人に取り入って功績を掠め取る事ばかり考えているザボエラの態度は正しく地雷ド真ん中だったと思われる しかしザボエラもザボエラで、いくら自分より上の地位に出世したとはいえ元同格の同僚によくあそこまで媚び諂えるものだ。 ただ、尻に火がついたザボエラが超魔ゾンビを引っ張り出した際には「これで地上はなんとかなる」と安堵した様子も見せていたので、人格評価は別として戦力としては一定の評価はしていた模様。 【余談】 息子のザムザが生まれた約200年前は人間に換算すれば60歳前後。 別作品のじじい並みのお盛んじじいである。 この時はハドラーもまだ人間でいえば10代の小僧っ子。バーンの地上支配計画も準備段階で、科学者としてならば比較的穏やかな日々を過ごせていた筈である。 そこから約200年後、魔族とはいえ老い先短い身で、若い五人に囲まれた中いきなり六大団長に抜擢されたのだから、焦る気持ちも分からなくはない。 ……まぁ息子のザムザからすらも「オレが死んでも涙も流さないだろう」と断言されていて実際その通りっぽいので、ザムザが生まれる前からああいう性格だった可能性の方が高い。 肩書きの「妖魔司教」の立ち位置は作中では全く説明されなかったので、どういう意味合いなのかは不明。 少なくとも作中での振る舞いは科学者・魔道士・策謀家としての側面がほとんどで、宗教家らしい面は皆無である。 ひょっとすると、魔王軍にスカウトされる前に所属していた組織での役職名をそのまま引っ張ってきているのかもしれない。 あるいはもっと単純に「悪魔神官」の上司だから「妖魔司教」ぐらいのあまり深い意味合いのない肩書きなのかもしれないが。 そもそも「一度口を閉じれば数十年は喋らない」とされていたミストバーンが「魔影参謀」なくらいだし 一応、(科学技術的な手法だが)味方の蘇生を担当してはいるので、ドラクエ的な意味での「神父」に近い立ち位置ではある。ザオリクとかは使えないが、まぁ本作では失われた古代呪文なので致し方なし。 2020年版を演じる岩田氏は『動物戦隊ジュウオウジャー』にてクバルを演じているが一応の目的(出世)を果たし、敵に傷跡を残せたザボエラとは違いあちらは目的は愚か敵に傷跡を残すことが出来ず一人惨めに散るというザボエラ以上に悲惨な末路を辿った。 ただ破滅を導いた一番の理由はザボエラと同様自身の目的の為に他者を踏みにじって来たことだろう。 えらくあの記事が気になっとるようじゃが、ええっ? …なんだったらワシの呪文で追記・修正してやろうか? アニヲタどのは腕は立つが 項目編集にはまるっきり奥手じゃからのぉ… ギェッヘッヘッヘッ…!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ダイ大規模の戦場で超魔ゾンビを作れるほどに敵の死体を確保できるなら、そもそもその戦場には超魔ゾンビで倒さなきゃならない敵が残ってないという構造的欠陥があってな……次の戦場に持ち越せるほどの持久力なさそうだし。 -- (名無しさん) 2022-02-26 07 20 34 まあこれは味方の死体だったとしても、そこまでの死傷者が出る戦場なら、本来のザボエラとしては撤退を考えないといけないという、やっぱり積極的に使いづらい面があるんだが……強敵相手に、消耗目的で(口封じを兼ねた)全滅前提で軍団ぶつけるくらいか。そんな強敵相手に最後はザボエラ自身が戦わなきゃならないのも、ザボエラ的には微妙な気もするが。 -- (名無しさん) 2022-02-26 07 24 13 自分の価値を吊り上げるために、勧誘を散々断った。まではいいが、「地位は自分と同格」かつ「性格が全く相いれない武人気質」の同僚がぞろぞろ出てくるのまでは予想外だったろうな -- (名無しさん) 2022-03-04 22 44 44 ハドラー謁見のアニオリだけど、あれ一応名目は先延ばしになっていたハドラーの処罰で、ハドラーとミストは処刑も覚悟していたから、褒められると思ってウキウキで着いてきていたザボエラは本当に空気が読めていないような -- (名無しさん) 2022-05-07 14 54 55 ↑2「あのハドラーが三顧の礼を持って迎えた人物」で諸葛亮を演じたいなら野心は隠さなきゃいかんかったよな。もし孔明が地位に固執する野心家だったらどれだけ頭良かろうが評価されなかったわけで。 -- (名無しさん) 2022-05-07 16 07 39 他人に取り入る事で成り上がろうとしてる癖に「他人の心情を推し測れない」「場の空気が読めてない」ってのは本当に致命的に過ぎる。これなら周りにどう思われようが策謀と研究にだけ打ち込んでるほうがマシという -- (名無しさん) 2022-05-07 16 15 49 人間のマトリフが使うことにハドラーも驚いた極大呪文は当然負担も強そうだから、マスターしてるかどうかも疑問 -- (名無しさん) 2022-05-07 20 06 02 ザボエラも魔力の潜在力は高かったんだから、呪文の習得を頑張れば良かったんだろうけど頭が良すぎるから自身の才能を早々に見限っちゃったんだろうな……息子ザムザは努力家だったっぽいが -- (名無しさん) 2022-05-19 18 36 34 才能を見限ったというか、前線に出て命を張る気が全く無い性格だから。攻撃呪文を覚えるよりは、できるだけ自分の身が安全なまま敵をいたぶる方法を模索しただけかと -- (名無しさん) 2022-05-26 20 49 53 何というかアバン先生の外伝で珍しく更に株が下がったキャラだわw合成魔獣とか合作ですら無くて息子の成果奪ってただけかよw -- (名無しさん) 2022-06-04 20 53 58 他人にかけるモシャス、上で出てるバダックにかけるみたいな活用をしてたら、レブレサックの神父みたいなことになってたかも。作中変身させられた味方が完全に不本意だったところを見るに、おそらく同意のない敵に対して発動できるはずだし… -- (名無しさん) 2022-10-22 07 40 12 「自分は傷つかず一方的に敵を甚振れる能力」ってそれ自体は兵器開発のコンセプトとして間違ってないんだけど、ザボエラの最大の問題点って「自分が傷つかなければ味方がどれだけ犠牲になっても構わない」って思考そのもの(加えてそれが周囲にバレバレ)だから結局孤立を深める結果にしかなってないっていう。策謀家も科学者も結構だけど、せめて自軍の被害を減らす方向に舵を取ってたらマシだったろうに -- (名無しさん) 2022-10-26 18 20 31 努力家の代表だったクロコダインが最終的に戦力外になってしまった事実を考えると、周りがすごい奴ばかりで真面目に頑張る気が失せてしまったザボエラの気持ちもわからなくはない。だからといって味方を踏み台にするのはあれだが。 -- (名無しさん) 2022-10-26 18 45 07 クロコダインって努力家かね? 明確に修行してたのは激烈掌習得時だけのような気がするけど。いやもちろん怠け者ではないだろうけど、他の面子と比べて特別努力家って印象でもないような。修行するのはアバンもダイもポップもみんなやってることだし、ザボエラにしても自分の体を鍛えてはいないけど、超魔生物研究とかで努力はしてるだろ。 -- (名無しさん) 2022-11-03 00 49 42 敵の死体をゾンビに再利用出来るなら…と思ったけどそれは不死騎団で既にやってた -- (名無しさん) 2022-11-21 19 00 32 獄炎の魔王でクロコダインのおっさんがザボエラの手引きで凍ったハドラーを救出していたことが発覚。結界内のハドラーの位置把握と、呪文を使わない=探知されない救助法(ブレスで床を溶かす)をやる辺り、手口をそろえさせれば本気で有能なんだよな。 -- (名無しさん) 2022-11-26 22 52 07 でも全く憧れない -- (名無しさん) 2022-11-28 01 28 07 考えてみれば上官にすら「油断も隙も無い奴」と見られてる時点でね…前日譚での言動見るとそれも納得行ってしまうという -- (名無しさん) 2022-11-28 19 03 07 敵対者に残酷だったり卑怯だったりするのは軍として間違ってないけど、仲間さえも利用する道具という考え方がこいつの破滅を招いた部分だな。 -- (名無しさん) 2022-12-18 02 16 12 何とか評価しようとしても結局性格で全部台無し、に戻るループ -- (名無しさん) 2023-01-11 19 03 08 仮にザボエラが大人しくしていたら勝てなかったという意味ではダイたちの勝因の一つではあるか…? -- (名無しさん) 2023-04-26 17 10 07 フレイザードにしても卑劣な点を責めることはなくても、危険を冒さずに手柄を掻っ攫うというやり方はめちゃくちゃ嫌ってそうではある。 -- (名無しさん) 2023-05-28 15 56 23 ↑×3 息子の遺言が殆ど負け惜しみに終わってしまった原因もその1点に尽きるんだよなぁ…。 -- (名無しさん) 2023-09-18 22 52 38 超魔ゾンビ、炎耐性はあるっぽいけどニフラムは材質的に効きそうだよね。偶々使い手いなかった(ルーラ未収得の例とか鑑みるとニフラム未収得もあり得そう)けど、ザボエラの性格的に盲点になってる可能性も無きにしも非ずなのが。ボスに効く呪文でもないけど。 -- (名無しさん) 2023-09-19 05 03 56 ハリケンジャーのサンダールみたいに仲間を自分が成り上がる・野望を達成するための道具としか見てない系の悪役は他作品にもいるけど、ザボエラの場合そういう本心を隠そうともしないのが大きな特徴になってるよね。普通はもっと愛想良くする -- (名無しさん) 2023-10-05 20 07 22 原作の三条陸はザボエラは敵として倒されるために嫌われるよう逆算して作ったそうだが、「実際ある程度実力はあったが、深層心理的に自分に自信がなく、ああいうふうに生きるしかなかったのではないか」とも評している。 -- (名無しさん) 2023-10-16 19 40 03 ザボエラの嫁って相当な悪女で、しかもかなり歳をとってから結婚&子供を作ったんだよな ……ちょっと思ったんだけど、捻くれたのって嫁の影響だったりしたら面白いな、性格の割に技術開発とか魔力とか長年の積み重ねが必要なブツを相当なレベルで習得してるし -- (名無しさん) 2023-10-17 10 03 02 超魔生物の研究がザムザのものだったってのは、むしろ勘違いしてた奴が多いのが驚きだわ。最初からザボエラ発案で研究してたのはザムザって明確に言われてるし。むしろ息子の研究を即座に理解して超魔ゾンビとか即作れるのが化け物なんだろうに -- (名無しさん) 2023-10-22 13 49 42 ザボエラ自身の魔力からしてどう考えてもベギラゴンが使える、ってあるけど呪文契約の設定があるから無理な可能性普通にあると思う -- (名無しさん) 2023-12-03 08 00 31 ↑↑↑↑魅力的な敵組織を作るうえで徹底して嫌われるキャラに造形するのはよくあることだけど、深層心理部分とか実力とかの部分って、連載初期に危うく編集さんに殺されそうになったポップと同じじゃないか。それでこの落差も上手いが、魔族と人間じゃ寿命も価値観も違うからこれだけ差がついたって点でも説得力あるしやっぱ上手いなぁ三条先生 -- (名無しさん) 2023-12-03 20 01 32 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2011/05/18 Wed 02 04 43 更新日:2024/04/30 Tue 14 55 33NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 SFC TDL アクション グラフィックリサーチ ゲーム スーパーファミコン ディズニー ディズニーランド トミー ネタバレ項目 ピート ボンベ ミッキーの東京ディズニーランド大冒険 ミッキーマウス ミッキー&フレンズ 東京ディズニーランド 空気多すぎ 風船 「スーパーファミコンでミッキーが主役のゲームと言えば?」 と言う質問をすると多くの方が、 「ミッキーのマジカルアドベンチャー」 と答えるだろう。続編として2や3も発売され、のちにリメイクもされた。 しかし、中にはこう答える方も居る。 「ミッキーの東京ディズニーランド大冒険」 と。 一見「?」と思うようなタイトルだが本項目ではこのゲームについて説明する。 ●あらすじ 東京ディズニーランドがお休みの日…… ミッキーとその仲間達は、遊びにきてくれるゲストのために歌や踊りの練習をしています。 あるお休みの日、いつものようにショーの練習をしようとミッキーがやって来ると、ショーのメンバーが一人も来ていません。 おかしいと思い近くに居たミニーに話を聞くと、みんなピートに騙されてあちこちのアトラクションで遊んでいるらしいのです。これではショーの練習をする事が出来ません。 ミッキーは、ミニーから渡されたショーで使う二種類のボンベを背負い、アトラクションに遊びに行った仲間達を探しに行くのでした。 ▲ゲーム概要 二種類のボンベ(と風船)を使い、東京ディズニーランドのアトラクションを進んで行く。ステージは三段構成で全部で6ステージ。全て実在している(一部例外アリ)アトラクションでビッグサンダー・マウンテンやホーンテッドマンション等を舞台にミッキーが大冒険を繰り広げる。 ■二種類のボンベ ミニーから渡されたショーで使うボンベで、水の入ったボンベとガスの入ったボンベの二種類がある。 水の入ったボンベ 水の入った風船を投げる。ロックマンで言うところのロックバスターに近いが、徐々に落下するのであまり遠くに投げれない。 水をためると威力が上がるが、投げれる距離が縮まるので注意。また、最大までためると地面に置く事ができ、上に乗って大ジャンプしたり地雷に使ったりと用途は様々。 ガスの入ったボンベ ガスの入った風船で空を飛ぶ。最大までためる前に離すと上に居る敵への攻撃手段にもなる。 最大までためると宙に浮かぶのだが、方向キーを入れた状態で離すと方向キーを入れた方向にブッ飛ぶ。これが楽しくて敵に激突したり穴に落ちたりするのは誰もが経験する事。慣れるとステージ内を凄まじいスピードで飛び回れる。 ★登場人物 ミッキーマウス 世界一有名なネズミ。ミニーから渡された二種類のボンベを使い、仲間達の居るアトラクションを突き進む。待機中にセレクトボタンを押すと……ハハ☆ ミニーマウス ミッキーのガールフレンド。物語冒頭、ミッキーの為に二種類のボンベを渡した。それ以降はゲームオーバー時に登場するだけで空気。 デイジーダック ドナルドのガールフレンド。ステージ1クリア時に登場。みんなとはぐれてしまっていた。それ以降はゲームオーバー時に登場するだけで(ry ドナルドダック 本名ドナルド・フォントルロイ・ダック。世界一有名なアヒル。ステージ2クリア時に登場。はぐれてしまったデイジーを待っていた。それ以降はゲームオーバー時に登場する(ry グランマダック ドナルドの伯母。ステージ3クリア時に登場。年老いているからか疲れて休憩していた。それ以降はゲームオーバー時(ry スクルージ・マクダック ドナルドの伯父。ステージ4クリア時にこちらに。ドナルドと同じく休憩していたグランマダックを待っていた。それ以降はゲームオー(ry グーフィー 本名グーフィー・グーフ。ステージ5クリア時に登場。他の仲間達がピートに騙されて遊びに行ったのとは違い、彼はショーの練習があること自体忘れていた。それ以降は(ry プルート ミッキーの飼い犬で♂。ステージ6クリア時に登場。彼(?)を見つけると短いようで長い冒険は終了し、エンディングへ… ピート この物語の元凶。各ステージのボスを担当する。海賊になったり幽霊になったりとステージに合わせてコスチュームを変え、ミッキーを待ち構える。 ◆ステージ ステージ1「カリブの海賊」 ステージ2「ビッグサンダー・マウンテン」 ステージ3「スプラッシュ・マウンテン」 ステージ4「ホーンテッドマンション」 ステージ5「スペース・マウンテン」 ステージ6「シンデレラ城ミステリーツアー」 どのステージも前述通り三段構成になっており、最後にボスのピートと対決、という感じに進んで行く。チェックポイントもあるが、チェックポイントの場所が中盤開始地点、終盤開始地点、ボス戦の3つしかなく、一度ミスすればまた最初から……となるのでなかなかきつい。ゲームオーバー時にコンティニューを選んでもまた一から、ではなくチェックポイントから始まるのが唯一の救いか。 「じゃあ簡単じゃんww」 と思うかもしれないが、そう甘くはない。 実は操作性があまりよくない為、独特の操作感覚に慣れるまでは必然的にダメージを受ける確立や穴に落ちる可能性が高くなる。 「あと少しで……」 というところでミス、なんて事も十分あり得るのである。 さらにチェックポイントまでの道のりはステージ数につれかなり長くなってくる。特に最終ステージはかなり鬼畜。 これらの要素が相まってゲームの難易度はなかなか高い。しかし、「絶対クリア出来ない」というほどの無理ゲーではなく、ある程度慣れれば十分クリア可能なレベルである。 ○余談 「あらすじ」での説明にもあるように、ミッキーや仲間達はランドのショーで歌や踊りでゲストを楽しませる存在である。もちろんそれは実際のディズニーランドでも同じであり、グリーティングにてもそれぞれがゲストに愛嬌を振りまいているのだが、今作に登場するキャラクターのうち、グランマダックだけは実際のランドで会うことができない。さすがにマイナーキャラ過ぎるため仕方ないかも知れないが(*1)。 また、ピートも長らく実際のランドに登場せず(*2)、『蒸気船ウィリー』以来ミッキーと長きに渡り共演し、現在まで悪役として活躍し続けてきた第一人者にもかかわらず残念に感じるディズニーファンも少なくなかった。 …のだが、2024年4月9日からスタートしたイベント「ドナルドのクワッキー・ダックシティ」をもって遂に正式デビューを果たした。本作発売から約29年後の出来事である。 本作でピートが騒動を引き起こした動機は「ショーに出ているミッキー達が羨ましかったから」というもの。エンディングでは晴れて「エレクトリカルパレード」への参加が叶ったが、現実のディズニーランドでもようやく彼の願いが成就したことになる。 作中のミッキー達は休園日にショーの練習をしているようだが、現在の東京ディズニーランドには災害など特別な理由を除いて規定の休園日が存在せず、原則年中無休で営業している。 (本作品が発売された1994年時点では、大規模小売店舗法という法律に基づき、年数回の休園日を設定する必要があったため、当時としてこの設定自体にはなんの矛盾もない) ちなみに特定のディズニーリゾート内ホテルの一部の部屋に宿泊した場合、深夜~早朝時間帯(閉園中)にかけてキャラクター達がショーのリハーサルを行う様子が見られることがある。窓越しだが興味のある人は見に行ってみては? なお、エンディングは東京ディズニーランドに行きたくなるような感じのエンディング。ステージの難しさも相まって感動する……かもしれない。 もしもプレイする機会があるのなら是非やってもらいたい。 追記修正は風船でブッ飛びながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 懐かしいなぁ。割と難しかったけど、各アトラクションをモチーフにしたステージの雰囲気は好きだった記憶がある -- 名無しさん (2015-02-25 20 19 01) ぶっちゃけステージの難易度が高すぎてボスがおまけに感じる -- 名無しさん (2015-04-04 23 47 30) とりあえずホーンテッドマンションが不気味過ぎる。 -- 名無しさん (2016-10-04 19 47 28) シンデレラ城は泣きながらプレイしたわ -- 名無しさん (2021-04-20 21 07 53) 本当は怖い東京ディズニーランド、各ステージのチョイスがホラー過ぎる -- 名無しさん (2022-12-24 23 57 02) アメリカのディズニーランドでピートのグリーティングがスタートしたらしいが…果たして日本のディズニーランドに上陸する日は来るのか?? -- 名無しさん (2023-08-21 22 36 27) ビッグサンダーマウンテンの蒸気?が出て戻される所の突破方法が分からなかった -- 名無しさん (2023-08-22 00 47 50) 名前 コメント
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スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険 【すてぃっちでぃーえす おはなとりずむでだいぼうけん】 ジャンル リズム・アドベンチャー 対応機種 ニンテンドーDS メディア DSカード 発売元 ディズニー・インタラクティブ・スタジオ 開発元 キャトルコール 発売日 2009年12月3日 定価 5,040円(税5%込) プレイ人数 1~2人 セーブデータ 1個 レーティング CERO A(全年齢対象) 廉価版 ディズニー セレブレーション・シリーズ2011年7月28日/2,940円(税5%込) 判定 なし ポイント 横スクロールアクションと音ゲーのコラボボリューム不足・ファンアイテムとしては微妙 ディズニーシリーズ スティッチ!DS オハナとリズムで大冒険 あらすじ 概要 評価点 問題点 総評 あらすじ 宇宙征服を企む悪の科学者ハムスターヴィールが、スティッチのガールフレンドのエンジェルを攫ってしまった。スティッチは彼女を助けるため海へ空へと冒険する。 概要 この作品の背景 ハワイを舞台にした『リロ スティッチ』シリーズではなく、沖縄にある架空のイザヨイ島を舞台にした『スティッチ!』のシリーズを素材にしている。 設定については長くなるので省略するが、『リロ スティッチ』および『スティッチ!』は科学者ジャンバによって生み出された悪の試作品のエイリアン「スティッチ」が人間との交流を経て改心していくという流れ。 本作には主人公のスティッチや、彼の生みの親であるジャンバ、彼の(事実上の)助手プリークリー、「イトコ」と呼ばれるジャンバが生み出した別のエイリアン、宇宙征服をたくらむ悪の科学者ハムスターヴィール、その部下ガントゥとルーベンが登場する。 簡単なゲームシステム 本作は横スクロールアクションと音ゲーをコラボさせたような独特のシステムをとる。 操作キャラ兼主人公のスティッチは音楽に合わせて右方向に自動で行進するので、プレイヤーはタッチペンおよびボタンを使って、流れてくる「マーク」とスティッチが重なった時に何かしらのコマンド入力をすることになる。 タッチペンとボタンのどちらで操作するかは、「あそびかた」→「オプション」の項目から切り替え可能。 セーブデータは1つで自動セーブ方式。「オプション」からゲームのセーブデータを消すことはできる。 細かいコマンド操作方法 基本は♪型のマークがたくさん流れてくるので、右に進んでいくスティッチとマークが重なる瞬間にリズムに乗ってタイミングよくタッチ、もしくはボタン(A,B,X,Y)を押せばいい。 ↑↓のアイコンが流れてきたときには、矢印が示す方向にスライドタッチもしくは十字キーを押すことになる。 「!」のふきだしはランダムコマンドとなる。タッチペンモードでは↑or↓の二択、ボタンモードではAorBの二択から正解を選んで入力することに。 スティッチがある程度アイコンに近づかないと何を入力すべきかわからない。(後述の)難易度が上がるにつれて、正解のコマンドが判明するまでの時間が遅くなる。 実はスティッチが行進するステージに出てくる障害物や敵の動きから、あらかじめどちらを入力すべきかのヒントをつかむこと自体は可能。 ゲームオーバー 1曲中で通算で10回程度(ステージにより差異あり)コマンドミスすると失敗になり、リトライかあきらめるかを聞いてくる。 時折登場するハートマークの符号は通常の♪マークと同様に処理可能で、処理に成功するとミスを数回分回復できる。 ゲームの流れ 最初はストーリーモードを遊べる。一巡クリアするとフリーモードが解放される。 フリーモードでは得点と対応している☆を集めることとなり、集めた☆に応じて特典が解放される。 + 各モードの詳細 ストーリーモード 10ステージ制であり、紙芝居・テキストによる王道なストーリーが繰り広げられた後に、音ゲーパートをプレイすることになる。 スティッチしか操作できない。 シナリオ部分のテキストの読み上げはないが一部にボイスがある。挿絵は非常に多い。 1曲はだいたい2~3分、歌はついていない。 1つステージをクリアするとすぐに次のステージのイベントが開始される。そのためプレイヤーの好きな順番で曲をプレイできない。 クリアするか否かだけが判断されており、得点計算はしてくれない。 フリーモード ストーリーモードの曲を好きにプレイできるようになる。スティッチだけでなくエンジェル、ルーベン、フィリックスを操作してプレイ可能。 フリーモード解放と同時に、のりのりランクが解放される。さまざまな曲をさまざまな難易度でクリアすることでランクアップしていく。 おまけ ☆を一定数集めると解放される特典。 エンジェルを主人公にした特殊譜面、譜面の難易度(後述の入力に関連した難易度とは別物)を3段階調節できる隠しステージが追加される。 得点 ストーリーモードには登場しないシステム。 連続でコマンドを成功するとコンボとなり得点がどんどん上昇していく。 コマンド入力成功のなかでもタイミングが正確であれば「グレート」、おおむねあっている状態であれば「グッド」の評価が下される。 ☆マーク フリーモード等で入手できる特典解放のためのアイテム。1曲クリアするごとにクリア時の成績に応じて1~5個もらえる。 むずかしいでクリア、すべての譜面をグレートでクリア、フィーバーでクリアの条件を満たすごとに獲得数に2倍の補正がかかる。 すべてのマークを「グレート」にしてクリアするとパーフェクトのボーナスとして☆が一度に50個もらえる。なお一度パーフェクトを取った曲でもう一度パーフェクトをとってもボーナスは入らない。 難易度調整 難易度で変更されるのはコマンドの受け付け判定とマークの表示方法であるため、ストーリーモードを含めたあらゆるモードに影響がある。 高難易度ほど高成績を出しやすく、(パーフェクトを狙わないのであれば)一度のプレイで☆を稼ぎやすい。 「とってもやさしい」…タイミング判定が緩くなるほか方向キーおよびA、B、X、Yボタンのいずれを押しても成功とみなされる。 「むずかしい」…「!」マークの正解が表示されるタイミングや方法が非常にシビアになる。☆がボーナスで2倍手に入る。 評価点 ゲームの独自性 音ゲーに求められる操作をするだけで、それに合わせて画面内のキャラが非常に豊富なアクションを繰り出してくれる。ゲームシステム自体はシンプルだが、デザイン面はなかなか秀逸といえるだろう。 ゆったりとした曲からアップテンポのものまで幅広くそろえてある。音ゲーとしては珍しく、ハワイアンや沖縄をイメージした楽曲でも遊べる。 リズムの裏打ちや連符などもあり、譜面としてきちんと技巧を凝らしてある。 アニメーション DSの画質なので多少粗いが、ゲーム中で流れる景色はよく作りこまれている。特に流れる水のグラフィックには躍動感がある。 譜面が指示するアクションを成功させると、譜面マップに何かしらの反応が起こるので見ていて楽しい。 登場人物もBGMに合わせた行動をとる。ゲーム攻略のヒントにもなっていることがある。 イベント時の紙芝居は本作オリジナルに書き下ろされており、バリエーションも非常に豊富。 初心者に優しい設計 音ゲーが苦手な人でも詰まないようにできる。連続でステージを失敗していると難易度を下げるかどうかをゲームの方から聞いてくる。 タッチペンとボタンのモードを切り替えると、練習の場を設けてくれる。 問題点 譜面デザイン キャラや背景の演出面に特化しすぎた弊害として、単純に音ゲーの譜面としては分かりにくい。 操作キャラが急に走り出したりダイナミックなアクションをするせいで、プレイヤーのリズム感覚が狂う。上述のように、テンポの裏打ちをさせるケースも多いので、こういった予測のつかない動きがパーフェクトの壁になりやすい。 譜面のマークが背景に溶け込んで見にくくなるケースがあるほか、実際に画面の手前を横切るキャラやエフェクトのせいで譜面のマークが隠されたりすることも。 「むずかしい」の難易度でプレイすると、「AorB(ボタンモード)」、「↑or↓(タッチペンモード)」の表示がわかりにくくなる。周囲の敵キャラや障害物の予備動作がヒントになるため、アクションゲームとしての立ち回りが求められる。 音ゲーでアクションゲームの駆け引きができるため斬新という見方もできるし音ゲーとしての良さを削ぐという見方もできるため、本作の評価が分かれるポイントかもしれない。 作品としてのボリューム 曲目は10種類。ゲームを進めるとエンジェルを主役にしたおまけ曲やより難易度の高いチャレンジモードの曲が解放されるが、基本的にストーリーとフリーモードの使い回し。 ゲームを進めるとキャラ選択や衣装の着せ替え、曲の難易度をいくつかの段階に分けてプレイできるようになるなど、少ないボリュームを補う工夫はうかがえるが、本質的には操作キャラのビジュアルが変わるだけであり、原作に準拠した動きをしてくれるわけではない(ボイスは一応変わる)。 ストーリーのボリュームやキャラの人選関連 本丸のリズムゲーの勢いを崩しておらず、テンポと勢いは非常にいいのだが、ストーリーがほんのオマケ程度にしか機能していない。 『スティッチ!』の舞台となる「イザヨイ島」は、不時着したハムスターヴィールの宇宙船を追いかけて立ち寄る程度。 イザヨイ島出身の登場人物もキジムナーしか出てこない(スティッチの相棒となるユウナも出てこない)ので、そもそも『スティッチ!』のシリーズでやる必要性が弱い。 一概に問題点でもないが、なぜかフィリックスというスティッチのいとこの中でも地味な立ち位置のキャラがプレイヤブルキャラになっている。もっとも、『スティッチ!』1期に登場したイトコがルーベン、エンジェル、スパーキー(このゲームでは敵として登場)、フィリックスしかいないため、ハワイのシリーズを知らない視聴者にも馴染みがあるプレイアブルキャラクターとしては割と妥当な選出ともいえる。 エンジェルのキャラ付け エンジェルが、物語序盤で特に理由もなくスティッチの「イトコ」エイリアンを自らの歌で狂暴化させている。傍から見ればただの悪行に映りかねない。 補足すると『リロ スティッチ』のシリーズで、ハムスターヴィールの手に堕ちスティッチの周りのキャラクター達を狂暴化させたことはあるが、『スティッチ!』シリーズではマイペースな性格ではあるもののほぼ改心している。 本作では、スティッチの「イトコ」エイリアンが暴れて街の騒ぎが起きるシーンで、「その原因はエンジェルだ」とプリークリーが即座に気付いている。このように彼女がやたらと悪名高いため、スティッチが物語冒頭でエンジェルをデートに誘うと意気込み、危険を冒してハムスターヴィールから奪還しようとする動機づけ(とジャンバとプリークリーが彼女の奪還を応援する理由)が怪しくなってしまう。 「歌」が(スティッチとルーベンを除いた)ジャンバの試作品の「イトコ」にしか効かないことになっている(*1)ほか、エンジェルの歌の効果をガントゥとルーベンが全く知らないなど原作との齟齬もある。 ☆の集め方について ☆の集め方がわかりにくい。50個集めるとひとつずつ解放される仕組みだがこれの説明が特にゲーム中でされない。 曲全体でパーフェクトをとるとボーナスで50個一度にもらえる。またむずかしさが「とってもかんたん」ではなんとボタン(およびタッチパネル)の連打でパーフェクトが狙えてしまうため、ただ解放をしたいならこの方法が手っ取り早い。 難易度「むずかしい」だとボーナスで☆の獲得数が2倍になるので、うまくこなせれば効率は良いのだが、判定が厳しく特に「!」マークでコンボが途切れやすいので、音ゲーが苦手だと却って効率が悪い。 その他 リザルト画面の表示は一定時間表示されるが、これをスキップできない。 曲を中断する機能がない。リザルト画面でうっかりAボタンを連打していると先程の曲をもう一度選んでしまいがち。 オートセーブ方式(セーブのタイミングはリザルト画面終了後の暗転時の模様)なので、間違えて曲を選んだ時はリセットが効くがタイミングを適切にしないとプレイデータに影響があるかもしれない。自殺プレイも中断の代替手段として選択肢に入るか。 「のりのりランク」がゲーム中特に意味を成していない。 フィーバーになる条件がわかりにくい。 総評 特殊なゲーム性や多くの演出に力を割いて余裕がなかったためか、やれることそのものは少ない。またキャラゲーとして原作の設定を再現しきれていないといった問題点もある。しかしゲームのつくり自体は斬新で、スティッチ特有の南国の雰囲気は存分に醸し出されているため、息抜きにはちょうど良いゲームかもしれない。
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悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon NAGA☆MONの大冒険 【作品の傾向】ふつうにプレイ 【状況】途中で終了?(07/08/21~07/09/17) 【全動画数】26 【マイリスト】http //www.nicovideo.jp/mylist/1973741 【備考】 このゲーム情報を編集
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PS/GBA(ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2アドバンス 不思議のダンジョン) ○GBA版,もっと不思議のダンジョン プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 もこん sm16893716 2 24 2012年02月06日 もこん sm16847051 2 29 50" 2012年02月01日 名前 コメント すべてのコメントを見る
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DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-をお気に入りに追加 DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-のリンク #blogsearch2 Amazon.co.jp ウィジェット DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-のキャッシュ 使い方 サイト名 URL DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-の報道 『不思議のダンジョン2 風来のシレン』が発売された日。和風の世界観が魅力の1000回遊べるRPG【今日は何の日?】(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <ドラゴンクエスト ダイの大冒険>第53話「ハドラーの挑戦」 超魔生物ハドラー、二人の竜の騎士の戦い(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース “ドラゴンクエスト35周年記念セール”が各ストアで開催。「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」ほか,シリーズ作品の多くが35%オフに - 4Gamer.net DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-とは DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-の86%は陰謀で出来ています。DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-の11%は明太子で出来ています。DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-の3%は世の無常さで出来ています。 DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-@ウィキペディア DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮- 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮- このページについて このページはDRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるDRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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+ 目次 ゲームの起動方法 基本操作 特殊操作 補足 ゲームの起動方法 ディアボロの大冒険フォルダ内のexeファイルを開く。 exeファイルは、ダブルクリック・右クリック→開く(O)・ENTERキー入力 のいずれかで開くことができる。 同フォルダに含まれるその他ファイルやフォルダは、ゲーム進行上必ず開く必要があるファイルではない。 基本操作 下記はver0.16-12 The Runの初期設定時の操作方法。 動作 キーボード ゲームパッド 備考 移動 方向キー 方向キー 左右どちらか1つと上下どちらか1つのキーを同時入力すると、斜め入力となる例:上矢印キー+右矢印キー で右斜め上入力となる 攻撃・決定 Zキー 1 ダッシュ・キャンセル Xキー 2 入力中にアイテムがあるマスへ移動すると、そのアイテムを拾わずに乗ることができる入力中に仲間がいるマスへ移動すると、その仲間と場所を入れ替わる 向き変更(方向転換) Cキー 3 ディアボロの周囲1マスにキャラがいる時に入力すると、入力する毎に各キャラの方向を向く入力後の矢印マークが表示されている時に方向キーを入力すると、ディアボロが移動せず向きを変更する コマンドウィンドウ(コマンド) Aキー 4 射撃 Sキー 5 装備中の遠距離スタンドを撃つ 斜め移動・道具整理 LSHIFTキー 6 入力中、方向キーの斜め入力のみを受け付けるキーボードでQキーを配置して入力すると、自殺コマンドが発動するため要注意道具欄内・出し入れできるタイプのヤバイもの内を表示中に入力すると、所持中のアイテムの順番が既定の順番に並び替わる(通称:ソート) マップ SPACEキー 7 キーボードでのキー配置を変更できない砂漠で入力すると、マップの代わりに「ここでは地図が役に立たない!」と表示される フー・ファイターズのDISCを発動 Fキー キー配置・ボタン配置を変更できない 画面サイズを変更 F1 キー配置・ボタン配置を変更できない3段階で変更できる(3段階目はver0.16-12 The Run以降で選択できる) BGM音量を小さくする(ボリュームコントロールのWAVE変更) F2 キー配置・ボタン配置を変更できない初期は70最小は0、最大は150 BGM音量を大きくする(ボリュームコントロールのWAVE変更) F3 キー配置・ボタン配置を変更できない初期は70最小は0、最大は150 効果音音量を小さくする F4 キー配置・ボタン配置を変更できない初期は40最小は0、最大は255 効果音音量を大きくする F5 キー配置・ボタン配置を変更できない初期は40最小は0、最大は255 装備中の装備DISCの情報をdisc.txtに出力 F6 キー配置・ボタン配置を変更できない出力先は現在立ち上げているディアボロの大冒険のexeファイルが含まれるフォルダ BGM音量のオン・オフを切り替え F7 キー配置・ボタン配置を変更できないオフからオンに切り替えるとBGMが流れないが、ダンジョン突入時やDISC装備時等でBGMが再生される 特殊操作 動作 キーボード ゲームパッド 備考 その場でターン経過 攻撃・決定キー+ダッシュ・キャンセルキー 攻撃・決定ボタン+ダッシュ・キャンセルボタン ディアボロの付近に敵がいるとターン経過の速度が低下する通称:足踏み 自殺 斜め移動・道具整理キー+Qキー → Yキー → @キー 斜め移動・道具整理キーにQキーを配置すると、Qキーを1回押すだけで自殺確認が入る 補足 F1~F6キーはゲームプレイ中のコマンド入力待ち状態でのみ可能。 F6キーで出力されるdisc.txtは、ディアボロが死亡した際にも自動的に出力される。 キーボードでのキーの配置は、「コマンドウィンドウ」→「設定」→「システム」→「キーコンフィグ」から変更できる。「キーコンフィグ」では0~9・A~Z・ENTER・SHIFT・CTRLを使用できる。 キーボードによりキー3つ同時押しが無効となることがあるため、斜め移動・道具整理キーはLSHIFTキーのままを推奨。 ゲームパッドでのボタンの配置は、「コマンド」→「設定」→「システム」→「ゲームパッド」から変更できる。