約 5,720 件
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前哨戦 ウェイト判定ですが、攻撃、防御ではなく、その時点で武功が勝っている側がプラス1のようです。 -- 武功100で石高+2、軍馬9もらえました -- りんご 編成完了後に誰かが回線落ちしたら、6人でやるハメになります(開始前にその人が復帰してもダメ) -- 編成完了後に回線落ちしたら、スパイだとか軍奉行代行に言われて、その後2回分の募集に登録できなくなります。。。なんだこのクソ仕様は! -- うひぇ 私も編成完了時に薬が落ちて回復なし6人で戦うハメに(。。; -- みやび 旗が回線落ちした場合逃亡しか入力できなくなる模様 -- [[ ( A`)]] 編成完了後に回線落ち〜は過去の仕様で「徒党構成がきつかったら全員落ちて勝負をなかったことに」を行う人がいたための措置かと思われます -- 武功で勝っていてもウェイト判定がプラスじゃない時があるような気がします -- 官位の獲得条件のランキング入りには反映されるのでしょうか?GMに聞いたら教えてくれませんでした。 -- 軍奉行の説明によると前哨戦で勝利したときに得られる武功は、倒した相手の勝利数が高いほどもらえるそうです -- 前哨戦20位以内でしたが、官位はもらえませんでした -- 倒した相手の勝利数が高いほどもらえるそうですなんかちがう。多少の誤差あり。 -- 前哨戦1位でも官位はもらえません。もらえたのはお金、軍馬、石高でした。 -- 紋価値30になると御蔵番拡張できました -- 前哨戦でエントリー、敵味方人数揃わず前哨戦成立せず。徒党も未成立で武功1でした。ちなみに援軍として参加 -- 粗忽尼僧 ポイント報酬アイテム 強壮丹 ポイント4で熊王丹ゲット メンテ消失取引不可 -- 粗忽尼僧 ポイント報酬アイテムに交換しても今まで稼いだ武功は減らないのでしょうか? -- 強欲僧 報告による薬との交換は武功とは別物、です -- 治身丹 評価値2で貰えたのですが… -- 紋価値26>27 必要武功660って言われました -- 落選時の武功は累積武功が影響? 2000を超えた頃に3ずつになりました -- 確かレベルかな、60になると落選時3増えます -- 報酬の必要ポイントって -- レベル60のキャラで、勝率が50%を超えているときは、落選時に3ポイント貰えていたのですが、50%を切ると2ポイントに減ってしまいました。また、59のキャラの場合、勝率が50%を超えていても貰えるポイントは2でした。色々な要素が絡んでいるようです。 -- 将星陰陽 前哨戦の勝利条件は 武功一定以上で相手より1.5倍以上あること っぽいです -- ふーん 35210vs58255で勝ち負けがついてるようです、一定以上の範囲は相当大きめかと -- ななし侍さん 上のだと、差は1.6倍超ですね。やはり1.5倍以上なのかな・・・? -- koon1600 武功一定以上とは敵味方合わせて1万以上くらいという意味で書きました。相手より1.5倍以上あっても150対100じゃ勝敗ついてないのでね。 -- ふーん 勝って全員倒すと武功30、1人逃がすごとに−1っぽい? --
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前哨戦 ウェイト判定ですが、攻撃、防御ではなく、その時点で武功が勝っている側がプラス1のようです。 -- 武功100で石高+2、軍馬9もらえました -- りんご? 編成完了後に誰かが回線落ちしたら、6人でやるハメになります(開始前にその人が復帰してもダメ) -- 編成完了後に回線落ちしたら、スパイだとか軍奉行代行に言われて、その後2回分の募集に登録できなくなります。。。なんだこのクソ仕様は! -- うひぇ? 私も編成完了時に薬が落ちて回復なし6人で戦うハメに(。。; -- みやび? 旗が回線落ちした場合逃亡しか入力できなくなる模様 -- [[ ( A`)]] 編成完了後に回線落ち〜は過去の仕様で「徒党構成がきつかったら全員落ちて勝負をなかったことに」を行う人がいたための措置かと思われます -- 武功で勝っていてもウェイト判定がプラスじゃない時があるような気がします -- 官位の獲得条件のランキング入りには反映されるのでしょうか?GMに聞いたら教えてくれませんでした。 -- 軍奉行の説明によると前哨戦で勝利したときに得られる武功は、倒した相手の勝利数が高いほどもらえるそうです -- 前哨戦20位以内でしたが、官位はもらえませんでした -- 倒した相手の勝利数が高いほどもらえるそうですなんかちがう。多少の誤差あり。 -- 前哨戦1位でも官位はもらえません。もらえたのはお金、軍馬、石高でした。 -- 紋価値30になると御蔵番拡張できました -- 前哨戦でエントリー、敵味方人数揃わず前哨戦成立せず。徒党も未成立で武功1でした。ちなみに援軍として参加 -- 粗忽尼僧? ポイント報酬アイテム 強壮丹 ポイント4で熊王丹ゲット メンテ消失取引不可 -- 粗忽尼僧? ポイント報酬アイテムに交換しても今まで稼いだ武功は減らないのでしょうか? -- 強欲僧? 報告による薬との交換は武功とは別物、です -- 治身丹 評価値2で貰えたのですが… -- 紋価値26>27 必要武功660って言われました -- 落選時の武功は累積武功が影響? 2000を超えた頃に3ずつになりました -- 確かレベルかな、60になると落選時3増えます -- 報酬の必要ポイントって -- レベル60のキャラで、勝率が50%を超えているときは、落選時に3ポイント貰えていたのですが、50%を切ると2ポイントに減ってしまいました。また、59のキャラの場合、勝率が50%を超えていても貰えるポイントは2でした。色々な要素が絡んでいるようです。 -- 将星陰陽? 前哨戦の勝利条件は 武功一定以上で相手より1.5倍以上あること っぽいです -- ふーん? 35210vs58255で勝ち負けがついてるようです、一定以上の範囲は相当大きめかと -- ななし侍さん? 上のだと、差は1.6倍超ですね。やはり1.5倍以上なのかな・・・? -- koon1600? 武功一定以上とは敵味方合わせて1万以上くらいという意味で書きました。相手より1.5倍以上あっても150対100じゃ勝敗ついてないのでね。 -- ふーん? 勝って全員倒すと武功30、1人逃がすごとに−1っぽい? -- 獲得武功を分かりやすいように修正しておきました --
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前哨戦 ◆45MxoM2216 花京院典明は迷っていた ここで"姿の見えないスタンド使い”を追って放送局へ踏み入るか、それとも一旦退いて当初の予定通りに島を南下し、仲間を集めるか 元々"姿の見えないスタンド使い”を撒くために墓地を経由して南下していた上、相手のスタンドは明らかに逃げ場の少ない閉所でこそ真価を発揮するタイプだ 先ほど奴が入っていった放送局など、どう考えても相手のホームグラウンドだろう 最悪の場合、既に何かの罠が仕掛けられているかもしれない さらに言えば、先ほど邂逅したアフロの男にしても、まだ善玉であると決まったわけではない 本人は襲ってきたのは女の方だと言っていたが、その女が否定も肯定もする前に死んでしまったのだから、確認する術も最早ない 普通に考えれば、ここは無理をせずに一旦退くのが良いのだろうが… (僕が拘束していなければ、彼女は……) 花京院は、彼女の死の原因を作ってしまったことに苦悩していた 『法皇の緑』で周囲を警戒していた花京院でさえ、一切の無駄なく殺しにきたあのスタンド使いの攻撃は避けるのが精一杯だったのだから、拘束しようとしなかろうと、アフロの男との戦いに注力していた彼女にあの攻撃を避けることは難しかっただろう さらに、あの状況では一旦アフロの男と女の両方を拘束して場を収めるのが最善の手であったことは間違いない だからと言って、そう簡単に割り切れる訳もなかったが (どれだけ逃げても追ってくる"姿の見えないスタンド使い”… このまま追跡され続けるくらいなら…奴に他の参加者を殺され続けるくらいなら、いっそここで倒すか…?) 彼女の死に対する自責の念が、花京院を焦らせ、蛮勇へと走らせそうになる… 「なんでもいいけどよ、何が起きてんのか説明してくれよ!」 そんな花京院の思考を邪魔するような声が響いた アフロの男ことファバロ・レオーネである しかもこの男、『法皇の緑』による拘束を解かれた後、ちゃっかりヴァローナの持ち物を回収していた 賞金稼ぎはがめついのである 「ありゃ召喚魔法か!?でもよぉ、あんな召喚魔法見たことねぇぞ!」 ファバロは賞金稼ぎとして、報酬をかけられた賞金首たちと何度も戦っており、その中には召喚魔法を駆使して戦う者たちもいた 召喚された魔物は得てして、人間よりも強力な力を持っている しかし、魔法陣もなしにいきなり現れて、一撃で人を〝削り取る〟ような召喚魔法は彼は知らない 「本当に一瞬で死んだアル…」 神楽は困惑していた あらかじめ敵の能力を花京院から聞いていたとはいえ、目の前で女性が一瞬で死んだのである 流石の彼女も動揺を隠せなかった 「あれは『スタンド』!特殊な守護霊のようなものだ!それも姿を消し、探知にも掛からず、一撃で相手を殺す、とびきり強力な!」 「おいおい、その『スタンド』ってのはよく分からねぇがよ、それってヤバいんじゃねぇか?」 スタンドについては全く知らないファバロだが、花京院の説明からその危険性を嫌でも理解させられた (ジル・ド・レェってゾンビ使いも大概だが、お次は見えない一撃必殺の殺人者かよ…) チャンスがあれば危険極まりないゾンビ使いを倒すつもりだったファバロだが、あるいはそれ以上に厄介な相手と遭遇してしまった 「どうするネ?あいつ、あの中に入っていったアルヨ」 神楽はそう言って放送局を指差す 日が出てきたからか、持っていた傘を差している 「僕もそれを考えていたんだが…」 と言って、花京院はファバロに顔を向ける 「ん?勝算があるなら俺も手伝うぜ?」 (ま、勝算がないんだったら、さっさと逃げちまおう) "姿の見えないスタンド使い”をのさばらせておく危険性を分かっているファバロは、勝算があるのであればこの二人組に手を貸して戦うつもりだった 先ほどの拘束の手際からして少なくとも男の方はかなりの使い手だろうし、敵の『スタンド』とやらにも詳しいようだから、協力すれば勝ちの目もあるとファバロは踏んでいた 「それはありがたいんだが…」 と、花京院は微妙そうな表情をする ファバロを信用していいかどうか、まだ迷っているらしい 「んだよ、まだ疑ってんのかよ? ならよ、こいつに聞けば俺が被害者だったってわかるぜ?」 そういってファバロは、先ほど失敬したヴァローナの持ち物から、「あるもの」を見せた 「え、僕?」 言わずもがな、緑子のカードデッキである ヴァローナの突然の死に呆然としていた緑子は、急に話を振られたことによって狼狽えた 「そうだよ、お前最初っから見てた…つーかあの女に協力してただろ?」 「たしかに、最初に攻撃したのはヴァローナの方だったけど…」 「ほらよ聞いたかぁ!?俺は逃げながら応戦してただけだっつーの!」 「…なんか釈然としないアルけど、とりあえず信用してやるアル、ハナ◯ソ頭」 「だから言い過ぎじゃね?」 アフロだのボンバーヘッドだのはよく言われるが、さすがにハナ◯ソ呼ばわりはされたことのないファバロであった 「勝算はある、だが今から戦えば、放送をちゃんとは聞けないだろう」 「でもよ、放送の内容って白のカードでも確認できるんだろ?だったら問題ねぇだろ」 「大事なことは後回し、それでも大抵なんとかなるネ」 (そこはかとなく不安を感じるな…) しかしそんな不安は顔には出さない花京院であった 「えっと…放送を聞いてからじゃだめなのかな?」 「おいおい、姿の見えない敵がいつ狙ってくるかも分からない状況で、呑気に放送なんて聞いてられるかよ」 「それに情けない話だが、もし承太郎たち…僕の仲間たちの名が放送で流れたとしたら、少なからず動揺してしまうだろう…その隙を突かれたりしたら大変だ」 「ま、銀ちゃん達がそう簡単にくたばるとは思えないアルけどね」 緑子の提案はにべもなく却下された 彼らにとって不幸だったのは、同じ世界の出身でありながら花京院がヴァニラ・アイスについて詳しくは知らなかったことだろう もしヴァニラ・アイスが吸血鬼であることを知っていれば、太陽の出ているこの時間帯に見えない襲撃に怯えることも、被害の拡大を防ぐために無理を押して放送局へ攻撃を仕掛ける必要もなかったのだから… 「よし、では簡単に説明する 先ほどのやつの行動で、やつのスタンドの弱点も大よそわかった いいか、まずは…」 「と、その前にさ、そういやまだ名乗ってなかったよな 俺はファバロ ファバロ・レオーネだ」 「話の腰を折るんじゃねーヨ、厨二くさい傷なんて付けやがって…神楽アル」 「僕は花京院典明。スタンドの名は『法皇の緑』だ」 「お、やっぱアンタもその『スタンド』ってのを使えるんだな」 「ああ、詳しくは次の機会にでも話すよ。それで作戦なんだが……」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ (フフ…どうやら追ってきたようだな 何やらスタンドで索敵しているようだが、『クリーム』にそれは通じん) 自分の支給品の一つである双眼鏡を覗きながら、ヴァニラ・アイスは早くも勝利を確信していた 武器の必要ない自分にとって、遠くから相手の動向を確認できるこの支給品はなかなかの当たりだと言えた (だが焦りは禁物だ…あまり入り口付近で戦って太陽の光を浴びては敵わんからな…もう少し奥へと進んだ時が貴様の最期だ、花京院!) どうやら先ほどのアフロの男が一行に加わっているようだが、それでも三対一 奇しくも憎きポルナレフと戦った時と同じ人数差であり、不意打ちで十分一網打尽にできる数だ あの時は自分の身よりも仲間の命を救うことを選んだアブドゥルによって不意打ちでの一網打尽は失敗したが、今自分が狙っている相手たちは出会ってからほんの僅かな時しか経っていない烏合の衆…そのような事態が起こるはずもない (不意打ちの上、この狭い通路では先ほどのようには避けられまい…) 入口から真っ直ぐ奥へ進んだ所の通路の左右に一つずつドアがあり、そこからさらに真っ直ぐ行った所、花京院のスタンド『法皇の緑』の索敵範囲外ギリギリにヴァニラ・アイスは待ち受けていた 彼にとって幸運だったのは、DIOの僕が何度もジョースター一行と戦っており、そのおかげで彼らのスタンドの情報をある程度手に入れていることだった しかも、花京院とポルナレフに至っては元々は同じDIOの僕 一行の中でも特に正確な情報を手に入れていた (さて、奴のスタンドに感知されてはかなわんからな、そろそろ暗黒空間に入るとしよう) 彼は望遠鏡を黒のカードに戻してから自分だけの空間に入り、外部からの干渉を完全にシャットアウトする これにより、 こちらも相手の状況が分からなくなり攻撃のタイミングは当てずっぽうになるが、ここまで来れば多少タイミングがずれようとこの形態で突撃すればそれだけで事足りる (目の前にドアがあれば、自ずとそちらに注意がいくもの…それを踏まえ、あえて正面から攻撃を仕掛ける!) ちなみに、二つのドアはいずれも内側から重い物を立て掛けて簡単には開かないようにしている 『クリーム』の力を持ってすれば、花京院達が追うかどうか迷っているうちにこの程度の小細工は可能だ これにより、攻撃の際に部屋の中に咄嗟に入るということもなくなった (死ね、花京院…この裏切り者が!) そして、いよいよヴァニラ・アイスは攻撃を行った 「跡形もなく消滅したか…はたまたアブドゥルのように一部だけは残ったか…」 『クリーム』の内部でヴァニラ・アイスは再度勝利を確信した 花京院らにあの攻撃を躱せる道理はない 彼は悠々と暗黒空間から出て、周りを確かめようとした その直後… 「おらぁ!」 突如、奇妙な銃声がしたと思ったら、これまた奇妙な弾丸がヴァニラ・アイスめがけて飛んできた なんと、アフロの男が奇妙な銃をこちらに撃ってきているではないか! 「なに!?」 咄嗟にスタンドでガードするが、スタンドを通して体にダメージが入る (スタンドのスタンド以外に対する無敵性がなくなっている…?) このバトルロワイヤルが始まって以降、初めてまともな攻撃を喰らった彼は、スタンドに制限がかけられていることにようやく気付く 『――おはよう。午前6時、定時放送の時間よ』 なにたら放送が始まったようだが、今は聞いている暇はない 「ふぅん!」 と、今度はチャイナ服の娘が傘を構えて突っこんできた …と思ったら、なんと傘から銃撃が発射された! 「が!?」 接近戦を予想していたヴァニラ・アイスは、意表を突かれて弾丸をもろにくらってしまった 『さあ、次はお待ちかね、ここまでに命を落とした方々の発表といきましょう―――』 (く、一旦暗黒空間に戻るか…) 体操選手の倒立静止のような体制を取って飛び上がり、クリームの口の中に戻ろうとするヴァニラ・アイス だが… 「エメラルドスプラッシュ!」 「な!?」 突如飛来してきた固い氷のような物体を腹部に受けて吹き飛ばされてしまい、暗黒空間へ戻ることに失敗してしてしまった 『まだいるわ。魂がカードに閉じ込められていないけど―――』 「な、何故だ…何故全員、五体満足で生きている!?」 床に這いつくばりながら、ヴァニラ・アイスは叫ぶ 彼の前には、花京院典明、ファバロ・レオーネ、神楽の三人が無傷で立っていたのである 『それじゃあ、これで放送を終了するわ。次は正午、また私の声が聞けるといいわね』 いつの間にやら、放送も終わっていた だが、今はそれよりも目先の脅威の対処だ 「作戦成功だな、花京院」 「まったく、緊張して損したアル」 花京院の立てた作戦というのは至極単純なものだ "姿の見えないスタンド使い”の弱点…物質を消滅させながらでないとステルス状態での移動ができないことを放送局の破壊具合や道まで削り取られていることから察した花京院は、自らのスタンドを紐状にして周囲に張り巡らせておいたのだ これにより"姿の見えないスタンド使い”が迫ってきたとしても、『法皇の緑』の損害具合からその軌道が分かるということだ 幸い、紐状にした『法皇の緑』ならば多少の損壊はダメージにならない 攻撃の瞬間はステルス状態を解除しなければならないことにも当たりを付けた花京院は、その瞬間の迎撃をファバロと神楽に頼み、怯んだ所にエメラルドスプラッシュを放つという算段だった ステルス状態を解除せずに突っこんで来たことは想定外だったが、軌道が分かっていればいくら狭い室内とはいえ、避けるのは容易かった (い、いくら紐状ならダメージが軽いとはいえ、限度があるだろう! 花京院のスタンドにこんなに耐久力があるとは聞いてなかったぞ…?) 「…ハッ!」 そういえば、以前もこんなことがなかったか? そうだ、ポルナレフと戦った時も、聞いていた以上のスタンドパワーを発揮していた ポルナレフよりもアブドゥルを評価していたこともあり、所詮火事場の馬鹿力と大して気にも留めなかったが… 「"姿の見えないスタンド使い”…貴様は既に知っているだろうが、一応名乗っておこう」 そう、ヴァニラ・アイスは知らないが、スタンドの性能は本人の精神力によって成長するのである 「我が名は花京院典明」 では、何が花京院の精神力を増大させたのか? 「悪人とはいえ、貴様に後ろから殺された範馬勇次郎の無念のために」 ポルナレフの時はアブドゥルを殺されたことだった ならば花京院は… 「僕の判断ミスで死なせてしまった、名も知らぬ女性の魂の安らぎのために」 下手人であるヴァニラ・アイスへの怒りだけでなく自らの判断ミスを責め、自分への怒りで静かな怒りを爆発させている 「死をもって償わせてやる」 【E-1/放送局近辺/一日目・朝】 【花京院典明@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:疲労(大)、脚部へダメージ(小)、腹部にダメージ(中)、自分への怒り [服装]:学生服 [装備]:なし [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)、黒カード:不明支給品0~2枚 [思考・行動] 基本方針:繭とDIOを倒すために仲間を集める 1:死をもって償わせてやる 2:承太郎たちと合流したい。 3:ホル・ホースと『姿の見えないスタンド使い』、神楽の言う神威には警戒。 4:スタンドが誰でも見れるようになっている…? 5:僕が拘束していなければ、彼女は…… [備考] ※DIOの館突入直前からの参戦です。 ※繭のことをスタンド使いだと思っています。 ※スタンドの可視化に気づきました。これも繭のスタンド能力ではないかと思っています。 ※第一回放送を聞き流しました どの程度情報を得れたかは、後続の書き手さんにお任せします 【神楽@銀魂】 [状態]:健康、呆然 [服装]:チャイナ服 [装備]:番傘@銀魂 [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)、黒カード:不明支給品0~2枚 [思考・行動] 基本方針:殺し合いには乗らないアル 1: 『姿の見えないスタンド使い』を倒すアル 2:神威を探し出し、なんとしてでも止めるネ。けど、殺さなきゃならないってんなら、私がやるヨ。 3:銀ちゃん、新八、マヨ、ヅラ、マダオと合流したいヨ [備考] ※花京院から範馬勇次郎、『姿の見えないスタンド使い』についての情報を得ました。 ※第一回放送を聞き流しました どの程度情報を得れたかは、後続の書き手さんにお任せします 【ファバロ・レオーネ@神撃のバハムート GENESIS】 [状態]:疲労(中)、右頬に痺れ、酔いも覚めた [服装]:私服の下に黄長瀬紬の装備を仕込んでいる [装備]:ミシンガン@キルラキル [道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(8/10) 黒カード:黄長瀬紬の装備セット、狸の着ぐるみ@のんのんびより、小型テレビ@現実 グリーンワナ(緑子のカードデッキ)@selector infected WIXOSS、カードキー(詳細不明)ビームサーベル@銀魂 [思考・行動] 基本方針:女、自由、酒ってか? 手の内は明かしたくねえんだよ 1: まだ油断はできねぇな 2:チャンスがあればジル・ド・レェを殺す。無理そうなら潔く諦める。 3:カイザルの奴は放っておいても出会いそうだよなあ。リタにも話聞かねえとだし。 4:『スタンド』ってなんだ? 5:寝たい。 [備考] ※参戦時期は9話のエンシェントフォレストドラゴンの領域から抜け出た時点かもしれません。 アーミラの言動が自分の知るものとずれていることに疑問を持っています。 ※繭の能力に当たりをつけ、その力で神の鍵をアーミラから奪い取ったのではと推測しています。 またバハムートを操っている以上、魔の鍵を彼女に渡した存在がいるのではと勘ぐっています。 バハムートに関しても、夢で見たサイズより小さかったのではと疑問を持っています。 ※今のところ、スタンドを召喚魔法の一種だと考えています ※第一回放送を聞き流しました どの程度情報を得れたかは、後続の書き手さんにお任せします 【ヴァニラ・アイス@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]: ダメージ(中) 疲労(中) [服装]:普段通り [装備]:なし [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)、黒カード:双眼鏡@現実 不明支給品0~2、範馬勇次郎の右腕(腕輪付き)、範馬勇次郎の不明支給品0~3枚 [思考・行動] 基本方針:DIO様以外の参加者を皆殺しにする 1:おのれ、花京院! 2:血を吸って回復したい 3:承太郎とポルナレフも見つけ次第排除。特にポルナレフは絶対に逃さない [備考] ※死亡後からの参戦です ※腕輪を暗黒空間に飲み込めないことに気付きました ※スタンドに制限がかけられていることに気付きました ※第一回放送を聞き流しました どの程度情報を得れたかは、後続の書き手さんにお任せします 支給品説明 【双眼鏡@現実】 ヴァニラ・アイスに支給。 一般に流通している物と同じ仕様の双眼鏡。 遠くを見渡すことができる。 「ふむ、こんなものですか」 キャスターは放送局の一室で水晶玉を用い、局内で起こっている戦闘を観察していた 今のところ三人組が有利だが、まだまだ勝負は分からない 色々な人物が放送局を目指しており、いつ何時どんな形で妨害が起こっても不思議ではない現状なら、なおのことだ 「それにしても、先ほどの放送で呼ばれたジャンヌの名前…なんだったんでしょうねぇ」 本物のジャンヌ・ダルクであるセイバーがこの場にいる以上、先ほど呼ばれたジャンヌが本物であることはありえない 最悪のパターンとしては、セイバーというのは別の聖杯戦争のセイバーであり、先ほど呼ばれたジャンヌこそが本物のジャンヌであることだが、キャスターの自分と先ほど遭遇したランサーがクラス名で呼ばれている以上、その可能性は低いだろう まぁ、見たこともないバーサーカーのようなサーヴァントもいたが、彼に関しては情報が少なすぎるので保留とする 「やはり、偽物…でしょうね ジャンヌの名を騙る不徳者が早々に死んだというのは、喜ばしいことです」 結局、偽物だったということで思考から追いやることにした 涜神の舞台は、まだ始まったばかり… 【E-1/放送局/一日目 朝】 【キャスター@Fate/Zero】 [状態]:健康、魔力300%チャージ [装備]:リタの魔導書@神撃のバハムート GENESIS、神代小蒔、南ことり、満艦飾マコのゾンビ [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10) 黒カード:生命繊維の糸束@キルラキル、遠見の水晶球@Fate/Zero [思考・行動] 基本方針:ジャンヌ・ダルクと再会する。 1: ひとまず、今起こっている戦闘を見届ける 2: 放送局で宝具を持つ参加者とジャンヌを待ち受ける [備考] ※参戦時期はアインツベルン城でセイバー、ランサーと戦った後。 ※ジャック・ハンマーをバーサーカーかあるいは他のサーヴァントかと疑っています。 ※神代小蒔、南ことり、満艦飾マコの遺体をゾンビ化しました。 時系列順で読む Back 二度殺された少女たち Next わるいひとなどひとりもいないすばらしきこのせかいで 投下順で読む Back 二度殺された少女たち Next 和を以て尊しと為す(上) 080 魔領にて 花京院典明 119 進化する狂信 080 魔領にて 神楽 119 進化する狂信 080 魔領にて ファバロ・レオーネ 119 進化する狂信 080 魔領にて ヴァニラ・アイス 119 進化する狂信 056 Strange Fake キャスター 119 進化する狂信
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ノモンハン前哨戦 陣営情報 陣営 軍事費 都市収入 国家収入 都市 空港 港 最大数 兵力 大日本帝国 5000 200 300 2 2 0 16 12 外蒙古軍 500 500 100 5 0 0 8 8 マップ詳細 担当国 大日本帝国 参戦国 外蒙古軍 作戦期間 39年5月12日~5月31日 勝利条件 大勝利 15ターン以内に外蒙古軍司令部を破壊 勝利 外蒙古軍司令部の破壊 勝利の鍵 1.空軍は爆撃機である九七式重爆を中心に編成する 2.不要なユニットを処分して再編成しながら、道なりに敵司令部を目指す 3.敵司令部近くでの経験値稼ぎを練習してみよう 戦勝ボーナス 結果 訓練値 経験値 資金 大勝利 10 50 2000 勝利 5 25 1000 攻略 [簡単なマップ説明] プレイヤーはノモンハンに、敵となる外蒙古軍はカワマタに司令部を置いている。敵は バル高地から都市を占領しながら歩兵を走らせ、南部を東へ進軍する。 [大勝利を狙うパターン] まず敵歩兵対策。山岳地帯を少し進んですぐの都市を歩兵に占領させたら、そこに適当な 戦力を防衛させておこう。敵歩兵は勝手に向こうの方からやってきて返り討ちにあう。 八九式中戦車を置いておけばいい。 九七式中戦車は好みの問題になるかもしれないが、ここでは使わない方向で攻略する。 これに限ったことではないが、日本の戦車部隊は全て頼りにならないから、使い辛いのだ。 九四式軽装甲車ともども処分しても良い。浮いた分は75mm野砲(日)や九七式重爆、 歩兵(日)の追加に回す。 それより南下して西へ向かう歩兵中心の主力部隊が重要。近衛兵を前に出しながら途中の 都市は無視して前進、遭遇する敵の野砲を抱えた輸送車と敵歩兵を蹴散らし、たった一機の 航空戦力I-15は九七式戦闘機で叩き落としながら敵司令部へ向かう。途中にある空港を 優先して占領しよう。九七式重爆の中継点とするためだ。司令部東すぐの都市一群も占領。 司令部を破壊する際は、まず野砲で間接攻撃してから近衛兵でトドメを刺すと確実。 [経験値を稼ぐパターン] 言うまでもないが、敵司令部周辺で出てきた敵(もっぱら予備役兵(共通))を出てきた端から 潰して稼ぐ。補給車(共通)を2台ほど同伴させるが、この際オプションで補給はOFFにすること。 大勝利ボーナスも大したことが無いので、ただの勝利でも構わないくらいだ。 コメント 攻略等に関して意見のある方はコメントをお寄せください。 また誤字脱字以外で特に攻略内容に変更を加えた場合は、変更箇所とその理由をコメントするようにしましょう。 名前 コメント
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ノモンハン前哨戦 陣営情報 陣営 軍事費 都市収入 国家収入 都市 空港 港 最大数 兵力 大日本帝国 5000 200 300 2 2 0 16 12 外蒙古軍 500 500 100 5 0 0 8 8 マップ詳細 担当国 大日本帝国 参戦国 外蒙古軍 作戦期間 39年5月12日~5月31日 勝利条件 大勝利 15ターン以内に外蒙古軍司令部を破壊 勝利 外蒙古軍司令部の破壊 勝利の鍵 1.空軍は爆撃機である九七式重爆を中心に編成する 2.不要なユニットを処分して再編成しながら、道なりに敵司令部を目指す 3.敵司令部近くでの経験値稼ぎを練習してみよう 戦勝ボーナス 結果 訓練値 経験値 資金 大勝利 10 50 2000 勝利 5 25 1000 攻略 [簡単なマップ説明] プレイヤーはノモンハンに、敵となる外蒙古軍はカワマタに司令部を置いている。敵は バル高地から都市を占領しながら歩兵を走らせ、南部を東へ進軍する。 [大勝利を狙うパターン] まず敵歩兵対策。山岳地帯を少し進んですぐの都市を歩兵に占領させたら、そこに適当な 戦力を防衛させておこう。敵歩兵は勝手に向こうの方からやってきて返り討ちにあう。 八九式中戦車を置いておけばいい。 九七式中戦車は好みの問題になるかもしれないが、ここでは使わない方向で攻略する。 これに限ったことではないが、日本の戦車部隊は全て頼りにならないから、使い辛いのだ。 九四式軽装甲車ともども処分しても良い。浮いた分は75mm野砲(日)や九七式重爆、 歩兵(日)の追加に回す。 それより南下して西へ向かう歩兵中心の主力部隊が重要。近衛兵を前に出しながら途中の 都市は無視して前進、遭遇する敵の野砲を抱えた輸送車と敵歩兵を蹴散らし、たった一機の 航空戦力I-15は九七式戦闘機で叩き落としながら敵司令部へ向かう。途中にある空港を 優先して占領しよう。九七式重爆の中継点とするためだ。司令部東すぐの都市一群も占領。 司令部を破壊する際は、まず野砲で間接攻撃してから近衛兵でトドメを刺すと確実。 [経験値を稼ぐパターン] 言うまでもないが、敵司令部周辺で出てきた敵(もっぱら予備役兵(共通))を出てきた端から 潰して稼ぐ。補給車(共通)を1~2台ほど同伴させるが、この際オプションで補給はOFFにすること。 大勝利ボーナスも大したことが無いので、ただの勝利でも構わないくらいだ。 また既に慣れているプレイヤーは、進化が不要な部隊をあえて戦闘から遠ざけても良い。 例えばチハや150mm野砲が該当、航空機はI-15撃墜後は索敵、対野砲支援以外は不要。 八九式はオイ目的なら戦闘不要、チハ目的なら戦闘参加。 こうすることで他の部隊の経験値稼ぎを優先し、次の難関マップに向けての準備が容易になる。 どっちみち敵は訓練値0の歩兵と野砲だけなので、航空支援は最小限でも十分打ち勝てるだろう。 コメント 攻略等に関して意見のある方はコメントをお寄せください。 また誤字脱字以外で特に攻略内容に変更を加えた場合は、変更箇所とその理由をコメントするようにしましょう。 名前 コメント
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「ジョン・コナー...ですの?」 乱入者である警官の問いに最初に反応したのは白井黒子だった。 ジョン・コナー。記憶が確かなら名簿に載っていたはずだ。 「知らないなら知らないでいい。私はその少年について警告させてもらうために口を挟ませてもらった」 警告。即ち、ジョンという少年はなにか危険な要素があるということだろうか。 「ヘイ、おまわり。ソイツはアタシの腹の虫をぶち撒けるのを邪魔するくらい大事な用だってか、ええ?」 ピクピクとこめかみに血管が浮き出るレヴィに、黒子は内心で同意する。 レヴィの意見を肯定する訳ではないが、タイミングがマズすぎる。 なんせ、このガンマンと槍使いは今しがた殺し合っていたところだ。 黒子自身、一度の乱入で止まらなければ実力行使もやむなしと判断していた。 だが、この警官はそんなこともお構いなしに自分の用件を押し付けようとしているのだ。 特に短気なレヴィには火に油を注ぐようなものだろう。 「きみの腹の虫とやらがなにかは知らないが、ジョン・コナーについてはイチ早く知らせるべきだと判断した。理解してくれ」 「オーライ。あんたの言いたいことはよーくわかったぜ」 レヴィは先程とはうって変わって落ち着き払い、ひらひらと掌を振り―――銃声。放たれた弾丸は、警官の心臓に着弾する。 あまりの唐突な変化に、黒子も警官も身動きひとつとることはできなかった。 殺気を醸すことなく、息をするかのように銃を放つというある種の技術。 死が路上の糞の如く転がる街・ロアナプラで生きてきた彼女の特権だ。 「『知ったこっちゃねえんだよクソヤロウ』。こいつがあたしの答えだ。冥土の土産に持っていきな」 警官が倒れたのを認識したレヴィは、次なる獲物へ銃を向け、その眼前に迫るは朱色の槍。 先程まで殺し合っていた杏子は、レヴィが警官を撃つと確信していたため、他二人よりも早く反応にうつることができたのだ。 レヴィはそれを焦ることなく顔を傾け回避。杏子は刺突の勢いでそのままレヴィの懐に入り込んでしまう。 互いの顔に吐息がかかりそうなほどに近づく二人の距離。 レヴィは殺し合いへの愉悦に口角を吊り上げ、杏子は舌打ちと共にレヴィを睨みつける。 「ハッ!ガキの癖してあたしのご機嫌取りとは、嬉しくて涙が出てくるじゃねえか、ええ?」 「あたしはさっさとあんたみたいなのとは終わりにしたいだけだっての。...けど、その前に」 二人は同時に踵を返し標的を見定める。 彼女達の狙いは―――倒れた警官へと駆け寄ろうとしていた黒子。 銃声。 放たれる弾丸は黒子へと飛来し、寸前で黒子の姿が消える。 その姿は、レヴィの背後に。間一髪の瞬間移動で躱したのだ。 だが、間髪入れずに彼女の身体に絡みつくのは鎖。 その持ち主、佐倉杏子を認識すると同時に、黒子の身体が壁へと叩き付けられた。 「カハッ...!」 肺から空気を絞り出されるかのような激痛に、黒子は思わず苦悶の声を漏らす。 「ビンゴ。あたしがガキを撃っておまわりの処置を邪魔すれば、あたしを黙らせてからおまわりのとこへ行こうとする。だが、もう一つ横やりが入ればそれでオジャンだ」 レヴィと杏子。互いの戦いにとって白井黒子という存在が邪魔になるのは明白だ。 彼女たちは僅かに交差した視線ひとつで、大雑把ながらも意思疎通をこなしてみせた。 場所は違えど、殺し合いの日々を送ってきた経験の賜物である。 だが、手を貸すのは一時的にだけ。 レヴィが赤首輪(賞金首)を狙う限り、佐倉杏子が己の生存を望む限り、両者の戦いが終わることはない。 引き金は引かれ、槍を持つ柄は強く握りしめられ、戦いは再開の狼煙を上げる。 ☆ (不覚...でしたわ) 金属音と銃声が鳴り響く中、黒子は痛む身体に鞭をうちどうにか意識を繋ぎとめる。 なにもできなかった。 警官の男をレヴィが撃ったあの時、黒子はレヴィが殺気を醸し出せばすぐにでも動ける心構えはしていたつもりだった。 すぐにレヴィを押さえてしまっては彼女が不満を募らせ暴走するのではと冷静に判断し様子を窺ったつもりだった。 だが、現実的にレヴィのスイッチの切り替えは速すぎた。あの弾丸が黒子に向けられていたら、五体満足で躱せたかどうかもわからない。 レヴィと杏子。二人の経験を見誤っていたのか。 自分がそんなミスを犯したとは信じたくはないが、現にこうして醜態を晒し殺し合いを継続させてしまっている。 (申し訳ございません。私が不甲斐ないばかりに...ですが!) 自分は確かに無力だった。だが、それで腐っていていいのか。否。 失敗したのなら全力で取り返す。諦めこそ、犠牲になった警官の死をも無意味にしてしまう悪手。 警官の弔いは必ず果たす。だが、それまでは全力で彼女たちを止めるのみだ。 息を切らしつつも立ち上がり決意する。 もう殺し合いを促進させるような失態は犯さない。粉骨砕身、全身全霊でこのバトルロワイアルを止めてみせると。 ごしごしと目を擦り、視界をクリアにすることでようやく気が付く。 撃たれた筈の警官が無傷で立っており、銃の引き金に手をかけていたことに。 ☆ BANG!! 「ッ!?」 突如の発砲音から僅かに遅れて、レヴィの手からベレッタが、次いで杏子の槍が弾き飛ばされる。 「おいおい、何のトリックだこいつは」 今しがた心臓を撃たれ倒れた筈の男が悠然と歩み寄ってくる光景に、二人の背に戦慄が走る。 なんなんだこの男は。 首輪の色は確かに"赤ではない"。 なぜ生きている。なぜこうも平然としていられる。 「二人共武器を収めてくれ。これでは話の一つもできやしない」 あくまでも穏やかな口調で語りかける男だが、無表情も相まり返ってそれは見る者に不気味な印象を抱かせる。 「改めて言わせてもらう。私は殺し合うつもりはない。ただ、情報を交換したいだけなんだ」 レヴィは即座にデイバックに手を入れ、杏子もまた槍を精製し直し構える。 「...その言葉、信じていいのですか?」 ただ一人、黒子だけは男の隣に並び立った。 全面的に男を信用しているわけではない。 黒子もレヴィたち同様、男に不気味なものを感じている。 だが、どういう思惑があるにせよ、この戦況を収めようとしているのは彼一人だ。 いまは味方だと考え場の収拾に努めるのがベストだと判断し、黒子は協力の要請を申し出たのだ。 「私は彼女たちを抑え込むのに尽力するつもりだ」 「わかりました。では、及ばずながら私も彼女たちを無力化するのに協力致しますわ」 レヴィは思わず舌打ちする。 撃たれても死なない男と瞬間移動する少女。 片方ならまだしも組まれると面倒な相手だ。一人で相手するにはどうしても骨が折れる。 どこぞの色ボケクソ尼かですだよ姉ちゃんでもいれば駄賃渡して一緒にブラッドパーティに乗り込むのだが、生憎とここにいるのはつい先ほど殺し合ってたガキが一人。 当然、彼女と組むのは不可能。一瞬ならまだしも、長期で組むのは赤首輪であるあちらにリスクが高すぎる。 そんな状況下でそれを受け入れるには互いの信頼が必要だが、レヴィ自身が杏子を信頼しようとは思っていないため交渉する余地はない。 と、くれば必然的に乱戦になるのだが、この中で一番不利なのは、銃を弾き落とされたレヴィであり彼女自身それを理解している。 (...殺るなら、一対一(サシ)だな。それしかねえ) レヴィは、ひとまず弾かれたベレッタを拾うために駆けだす。 が、それを防ぐのは男の銃撃。 落ちているベレッタへと銃弾を浴びせ更に遠くへ弾き、同時にレヴィへの牽制の弾が地面に着弾する。 舌打ちと共にレヴィは立ち並ぶコンテナへと駆け、男の視界から姿を眩ます。 「彼女は私が引き受ける」 それだけを黒子に告げ、男はレヴィの後を追う。 コンテナの影から様子を窺ったレヴィは、駆けてくる男を確認しコンテナの角を曲がる。 ここがなんの工場地帯かはわからないが、コンテナが多く立ち並んでいる。 レヴィは、黒子と警官の男、この二人を引き離すためにわざと隙を突かせ、追ってくるように仕向けた。 結果、首尾は上場。後はどうするかだ。 レヴィと男が去り、その場に残されたのは黒子と杏子。 槍を構える杏子に対し、黒子はまずは説得を試みた。 「くどいようですが、私は犠牲者なくこの殺し合いを止めたいと思っていますの」 「赤い首輪の参加者を全員殺して脱出させるってことだろ」 「いいえ。赤い首輪の参加者だろうと関係ありません。誰一人犠牲者を出さず、この殺し合いを止め、あの男を逮捕する。それが私の目的ですわ」 「カッコイイこと言うねぇ。けど、そんなのをホイホイと信じるのは馬鹿のやることだ」 「...私の言葉を信じないのは構いませんが、ならあなたはこれからどうするのですか?」 これからどうするか。 佐倉杏子は戦闘狂ではない。 黄色髪の正義の魔法少女と袂を別った後も、魔女を斃しグリーフシードを集めることに奔走してはいたものの、それはあくまでも生きるため。 暁美ほむらから『ワルプルギスの夜』が来ると聞かされた時も、一人で挑もうとは思わず、彼女と手を組み勝率を上げることを考えた。 この場でもそうだ。レヴィと戦っていたのは、彼女が襲ってきたから自衛していたにすぎない。 もしもレヴィが襲い掛かってくることなく逃げていたら杏子も捨て置いただろう。 だからこの場では黒子の好みそうな綺麗ごとか、『自分を守るためには戦うが、殺しまわったりはしない』とでも答えれば、無駄な消耗は避けられる。 赤首輪も助けたいとのたまう黒子と戦ったところで、杏子が得るものはなにもないのだから。 「決まってんじゃん。生きるために殺すんだよ」 だが、その口から出たのは挑発じみた宣戦だった。 『あたしは人の為に祈ったことを後悔していない。この力、使い方次第でいくらでも素晴らしいものになる筈だから』 そんな綺麗ごとを言った少女を思い出す。 あまりにも甘ったるく、幼稚で、純粋な正義感を。 そんな正義感を見せつけられる度に、佐倉杏子は気に入らないと思うのだ。 「ならば、私はあなたを止めてみせますわ。口で言ってもわからないのであれば、少々荒療治になることは覚悟してくださいまし」 当然、黒子がそれを見過ごせるはずもなく。 この場にいるのが黒子でなくとも、正義を謳う者であれば同じ反応をするだろう。 これは避けられた戦いだ。 だが、無駄な消耗戦であることを自覚しつつも、佐倉杏子は正義の味方に噛みつかずにはいられなかった。 ☆ (さて、どうするか) レヴィは、コンテナの影に隠れつつ戦法を考える。 現在、レヴィの手持ちは、もう一つの武器であるダイナマイトのセットのみである。 基本的に銃しか使わないものの、それだけしか使えない訳ではない。 ただ、ダイナマイトは確かに強力だが扱い辛くもある武器だ。 闇雲に投げれば自分も危険に晒すし、爆発までに時間もかかるため投げ返されることもある。 更に言えば、銃では敵を撃った感覚を味わえるが、爆弾ではそうはいかない。 設置し敵がかかるのを待つにせよ、投げて爆殺するにせよ、己の腕と感覚が直結し辛いため、敵を殺した感触がイマイチ味気ない。 故に、他の者にとってはどうかは知らないが、レヴィにとってこの支給品は外れの部類であった。 (...オーライ。文句ばっか垂れてても仕方ねえ。とにかくあたしはこいつであのおまわりを殺さなくちゃならねえんだ) 裸同然での最悪なシチュエーションは今までにも経験がある。 だから、こんな状況もいつもと変わらない。 しくじれば死に、ヘタをうたなけりゃ生き残る。 それが無法者の町、ロアナプラでの生き方だ。 コツ、コツ、コツ。 足音が耳に届く。 来やがった。 レヴィは姿勢を低く、臨戦態勢に入る。 (ステゴロでも負けるつもりはねえが、どうにも奴は気味が悪ィ。どうにかしてあいつのを奪いてぇが...) 柄にもなく、知恵を振り絞り勝機を探っていく。 限られた手段しかないのだ。人間である以上、自然とそうなってしまうのも仕方のないことだろう。 「やめだやめ」 だが、それが保ったのもほんの数秒だけ。 いまの自分がやっていることはなんだ。 生きるため、死なないためにうまく立ち回ろうとし、必死に慣れない知恵を振り絞る。 らしくない。 普段通りに二挺拳銃(トゥーハンド)でいられない現状に狼狽えているとでもいうのか。 あのクソッタレのおまわりが持っている銃を見て目が眩んだか。 そういうのはお高くとまった成金どもにでもやらせておけばいい。 (あたしは歩く死人だ。くたばりぞこないのアンデッドには、生きるの死ぬのは大した問題じゃねえ) 生きるのに執着する奴には怯えが生まれ目が曇る。 それが無ければ地の果てまででも戦える。 だから、いま自分がとるべきアクションは――― 「よぉ旦那。嬉しいねェ、あたしの誘いを受け入れてくれるなんてよ」 こそこそと隠れ勝機を伺うのではなく、姿を晒して死を肌で感じる。 そうすれば、首輪があろうがいつもと変わらないシチュエーションの完成だ。 不敵な笑みを浮かべ自ら姿を現したレヴィを見れば、誰しもがなにかを仕掛けるつもりだと警戒心を抱くだろう。 だが、男は無表情で銃を構え引き金に手をかける。 (そうさ。こういうのはビビッたら負けだ) ダイナマイトの導火線に火を点ける。 目の前に火の点いた爆薬が転がってきた時どうするか。 生きるのに必死な奴は、もうすぐで爆発しちまうと慌てふためく。 くたばりぞこないなら、まだ爆発しないと鼻歌唄いながらソイツを蹴り飛ばせる。 自分はどちらだ。 当然、後者だ。 「一緒に脳みそをカラにして踊り狂おうぜ。沈着冷静(クール・アズ・キューク)なその面も真っ青になるくらいな」 ☆ 警官―――T-1000は考える。 自分の任務は、ジョン・コナーを抹殺することだ。 この殺し合いという異様な状況でもそれは変わらない。 単純に考えれば、ジョンを抹殺するのに最も効率的なのは、出会いがしらに他の参加者を殺害していくことである。 参加者が減っていけば、同時に奴の隠れ蓑もまた減っていき、やがては自分と相対することになる。 そうすれば、もはや任務は達成したも同然だ。 まだ幼くロクに戦う術も持たない奴を刺殺してやるだけでいい。 だが、このゲームが始まってから最初に見たものが、効率的な手段だと思っていた方針を非効率的なものにしてしまった。 戦闘音を聞きつけ足を運べば、繰り広げられるのは参加者たちの闘争。 ガンマンと槍使い、超能力者の三人だ。 主に戦っていたのはガンマンと槍を使う女だった。 どちらも身体能力は高く、通常の成人女性を遙かに上回る体捌きだ。 槍を使う女は赤首輪なだけあり、驚異的な回復能力を有しているらしい。 だが、彼女達以上に目を引いたのは、乱入者である空間移動を使う女だった。 彼女は触れたモノを自由自在に転移させることができる。 スカイネットも時代を超えて兵士を送り込むことはできるが、その兵士までもが超能力染みたことができる訳ではない。 兵士、即ち自分は流体金属のもとに、変装や物体の透過など幅広い行動はできるものの、それを越えた能力は使えない。 あの少女の空間移動という一点だけは、ターミネーターを越えていると言っても過言ではないのだ。 これらのことから、この三者をただ殺すのは決して容易いことではないと判断。 ならば、闇雲に殺してまわるのではなく、地道に数を減らしていくのが効率的であり確実な手段だ。 また、この場で黒子の味方をしたのも理由がある。 ここに連れてこられる前、T-1000は、ジョンを見つけ追跡していた。 順調にいけばジョンを確実に殺せたが、旧型に邪魔をされ失敗。 要因は乗り物の差だろうが、いまの問題はそこじゃない。 この時、もしも空間移動が使えた、もしくは使える者が補助にいれば。 まず間違いなく任務を遂行できたはずだ。 また、もしもアレがあれば、今後ジョンを追い詰めた時にも必ずや役に立つだろう。 つまりはどういうことか。 T-1000は、黒子の瞬間移動を欲したのだ。 あの能力は敵に回せば厄介だが、味方におけば一級品の戦力となる。 あの女がジョンの殺害に協力してくれるのならそれに越したことはないが、それが不可能ならばあの空間移動の技法を手に入れればいい。 人間にできることがターミネーターに、偉大なるスカイネットにできないはずがない。 理屈さえわかれば、きっとあの空間移動を身につけることができる。 そのために、黒子の言動から彼女の目的に沿う行動をシュミレーションし、懐に潜り込もうとしているのだ。 ターミネーターには感情がない。 しかし、もしも感情がプログラムされていれば、彼はきっとほくそ笑んでいただろう。 【C-4/工場地帯/一日目/黎明】 ※ベレッタ@魔法少女まどか☆マギカが落ちています。 【白井黒子@とある魔術の禁書目録】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品、不明支給品1~2 [思考・行動] 基本方針:殺し合いを止める。 1:槍使いの少女を止める。 2:御坂と上条との合流する。 3:あの警官の男は味方と思いたい。が、まだ信用はしきれない。 ※参戦時期は結標淡希との戦い以降。 ※T-1000への信頼感は半信半疑程度です。 【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:苛立ち [装備]: [道具]:基本支給品、不明支給品1~2 [思考・行動] 基本方針:生き残る。そのためには殺人も厭わない。 1:どんな手段を使ってでも生き残る。 2:鹿目まどか、美樹さやか、暁美ほむらを探すつもりはない。 3:マミが本当に生きているかは気になる。 4:コイツ(黒子)の正義感が気に入らない。 ※TVアニメ7話近辺の参戦。魔法少女の魂がソウルジェムにあることは認識済み。 【レヴィ@ブラックラグーン】 [状態]:頬に軽い痣、だいぶ落ち着いた。 [装備]: [道具]:基本支給品、西山のダイナマイトセット(ライター付)×5@彼岸島 [思考・行動] 基本方針:赤い首輪の参加者を殺してさっさと脱出する。 1:自分の邪魔をする奴は殺す。 2:ロックは見つけたら保護してやるか。姉御は...まあ、放っておいても大丈夫だろ。 3:このおまわりを殺して銃を奪う。つかあたしの銃だろアレ。 ※参戦時期は原作日本編以降 【西山のダイナマイトセット】 彼岸島にて文房具屋の西山が製作したダイナマイト。 人をバラバラに吹き飛ばすのはもちろん、邪鬼にもかなりのダメージを与えられるほどの威力を有している。 使用者曰く「やっぱりすげェやこの威力」。 しかし、当然爆発するまでに時間差があるため使用には要注意。 【T-1000@ターミネーター2】 [状態]:ダメージ3% [装備]:ソードカトラス@ブラックラグーン [道具]:基本支給品、不明支給品0~1 [思考・行動] 基本方針:ジョン・コナーを殺害する。 1:銃使いの女への対処。利用価値無しと判断すれば処分する。 2:効率よくジョンを殺害するために、他者の姿を用いての扇動および攪乱も考慮に入れる。 3:黒子の瞬間移動の技法を手に入れる。そのためにまずは黒子の懐に入り込む。 ※参戦時期はサラ・コナーの病院潜入付近。 ※首輪に流体金属を巻いて色を誤魔化しています。 時系列順で読む Back ノスフェラトゥゾッド Next 夢や愛なんて都合のいい幻想 投下順で読む Back ノスフェラトゥゾッド Next 夢や愛なんて都合のいい幻想 hurry up! 白井黒子 Breaking The Habit 佐倉杏子 レヴィ T-1000
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詳細 ※個人名は敬称略 開催日時 :1/30 (日) AM8 00開始 詳細 :当コミュニティルールに準拠。順番は時系列順 ミラー担当:むーと ゲスト解説:ろり大佐 夕焼け 走者 サキ水 企業紳士 あれっくす 区間記録 各作品を通しての総合タイムとして出しております サキ水 企業紳士 あれっくす 備考 カンダタ2撃破 0 57 32 0 55 07 0 56 02 魔戦士転職 1 42 56 1 47 55 1 47 08 バラモス撃破 3 03 37 2 51 21 2 38 51 the END 3 53 55 3 46 56 3 28 12 ドラゴン1匹目 5 44 33 4 37 08 4 18 12 サキ水はチャートによる物 悪魔の騎士撃破 5 16 53 5 17 31 4 41 29 The END 6 13 28 6 09 57 5 56 33 グレムリン撃破 7 03 43 7 00 39 6 49 39 地獄の使い撃破 8 15 19 8 20 44 7 55 57 ロンダルキア祠着 9 00 03 9 12 17 8 57 00 END兼総合 10 29 21 11 00 05 10 21 45 結果 1位:あれっくす 2位:サキ水 3位:企業紳士
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深海電撃戦前哨戦 年月日:2011年08月26日 場所:深海大渦周辺から超巨大船『バンガイア号』周辺 結果:エンドブレイカーの奇襲が成功。戦線を突破し、『バンガイア号』に取り付くことに成功した。 交戦勢力 指揮官 戦力 損害 エンドブレイカー シーバルバ帝国 なし バンガイアファム 8221017429 確認中 確認中 確認中
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FF4~6駅伝(2010年3月6~7日) FF7~9駅伝(2010年3月12~14日)