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初陣の恐怖 [部分編集] 宇宙を駆逐する光 OPERATION O-108 赤 1-2-0 C (自動A):敵軍プレイヤーは、このターン中に場に出たユニットのテキストを、プレイできない。 支配 赤版秘密基地潜入。 条件が厳しく、かなり使い勝手が悪い。 テキストを使わせないという意味では、赤には尊き御言葉や雲散霧消があるため、余計に使いどころがない。
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政宗初陣 政宗初陣 あらすじ ステージ情報 武将データ 戦局展開・イベント ミッション 推奨技能 特別会話相互 個別 攻略アドバイス 無双演武(4-II)・主従の章一覧 あらすじ 織田信長が上洛し、中央で覇を唱えていた頃、 奥州で一人の若者が元服した 伊達藤次郎政宗。 南奥羽を治めていた伊達輝宗の嫡男である 輝宗は陸奥の覇権を巡り、相馬氏とたびたび激突。 一進一退の攻防を繰り返していた やがて、輝宗は相馬を撃滅すべく出陣。 政宗と、その側近となった片倉小十郎を従軍させる 伊達政宗、初陣。 独眼竜の快進撃は、ここから始まった ステージ情報 冒頭解説 独眼竜、始動!知略の限りを尽くし、主の初陣を飾れ! 出現条件 無双演武「絆の章」クリア 操作可能武将 片倉小十郎・伊達政宗 難易度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆ 制限時間 60分 勝利条件 相馬義胤と雑賀孫市の撃破 敗北条件 伊達輝宗と伊達政宗と片倉小十郎いずれかの敗走 武将データ 伊達軍 備考 相馬軍 獲得 備考 伊達輝宗 総大将ミッションNo.4 10の成功条件 相馬義胤 武器 総大将 伊達政宗 敗北条件 雑賀孫市 武器 勝利条件 片倉小十郎 相馬隆胤 武器 ミッションNo.5の撃破対象 伊達成実 木幡継清 金銭 ミッションNo.7の撃破対象 原田宗時 木幡隆清 巻物 ミッションNo.2の誘引・撃破対象 中島宗求 泉田胤清 不定 ミッションNo.1の撃破対象 留守政景 泉田胤雪 巻物 石川昭光 泉胤政 不定 ミッションNo.6の撃破対象 白石宗実 泉胤秋 不定 鬼庭左月 岡田直胤 不定 遠藤基信 増援1 相馬盛胤 不定 桑折宗長 江井胤治 金銭 原田宗政 増援2 堀内晴胤 不定 高城宗綱 中村清忠 武器 ミッションNo.4の撃破対象 小貫頼久 不定 雑賀孫六 武器 ミッションNo.3の撃破対象 土橋守重 不定 水谷胤重 不定 ミッションNo.4の撃破対象 粟村三郎大夫 不定 盾兵×5 なし 増援1ミッションNo.8の撃破対象 白川義親 不定 増援2ミッションNo.9の撃破対象 新城信常 不定 高玉常頼 不定 相馬郷胤 巻物 増援3ミッションNo.5の撃破対象 佐竹義久 不定 増援4ミッションNo.10の阻止対象 佐竹義重 金銭 戦局展開・イベント 開始直後、ミッションNo.1が発生。泉胤政か泉胤秋に接近後、ミッションNo.6が発生。 南東砦に侵入後、ミッションNo.7が発生。 ミッションNo.1達成後、雪崩が発生。進軍路が封鎖される。南砦が開門。 中央砦に接近後、ミッションNo.2が発生。誘引に成功後、中央砦に黒脛巾組が出現。中央砦が混乱し、敵陣士気が一部低下。 ミッションNo.2終了後、中央砦が開門。雑賀衆の鉄砲隊が出現。ミッションNo.3が発生。無人の南西砦に侵入後、ミッションNo.8が発生。 ミッションNo.3達成後、雑賀衆の火薬で雪崩が発生。対岸の相馬軍が伊達輝宗へ進軍開始。ミッションNo.4が発生。 ミッションNo.4発生後、敵増援2の相馬軍増援が多数出現。伊達輝宗が奮起。敵増援2に接近後、ミッションNo.9が発生。 ミッションNo.7成功時、自軍増援1の遠藤基信と桑折宗長が出現。白川義親へ進軍開始。 ミッションNo.8成功時、自軍増援2の原田宗政と高城宗綱が出現。中村清忠へ進軍開始。 ミッションNo.4達成後、敵増援3の相馬郷胤が出現。ミッションNo.5が発生。 ミッションNo.5発生後、敵増援4の佐竹義重と佐竹義久が出現。敵増援4に接近後、ミッションNo.10が発生。 ミッションNo.5達成後、金山城が開門。 ミッション 番号 名称 内容 備考 No.1 敵陣突入 泉田胤雪と泉田胤清を撃破せよ! No.2 誘引作戦 木幡高清を中央砦外に誘引後、撃破せよ! 誘引前は撃破禁止 No.3 雑賀衆登場 雑賀孫六と土橋守重を撃破せよ! No.4 総大将の危機 中村清忠と水谷胤重を撃破し、伊達輝宗の敗走を阻止せよ! No.5 小十郎の策 相馬郷胤と相馬隆胤を撃破せよ! レア武器ミッション:新武将(槍)(模擬演武) No.6 ☆迅速果断 泉胤政と泉胤秋を撃破せよ! 制限時間:1分 No.7 ☆先見の明 南東砦制圧のため、木幡継清を撃破せよ! No.8 ☆備えあれば憂いなし すべての盾兵を撃破せよ! 無人の南西砦に侵入後発生。 No.9 ☆増援来襲・壱 白川義親と新城信常と高玉常頼を撃破せよ! No.10 ☆増援来襲・弐 佐竹義重と佐竹義久の伊達輝宗接近を阻止せよ! ☆はボーナスミッション 推奨技能 名称 備考 特別会話 相互 対象武将 内容 話者 発言 片倉小十郎 伊達政宗 片倉小十郎 政宗様…その…。お加減は大丈夫でございますか? 伊達政宗 目の話か? すこぶるよい!生まれ変わった気分よ! あの右目を敵につかまれたら、戦いどころではなかったわ! 片倉小十郎 政宗様… 個別 使用武将 対象武将 内容 話者 発言 片倉小十郎 雑賀孫市 片倉小十郎 あなたが相馬の黒幕様でございますか。ご無礼ながら、討ち取らせていただきます 雑賀孫市 ちょうどいい。小僧の黒幕様の力量も測らせてもらおうか 伊達政宗 雑賀孫市 雑賀孫市 お前が伊達政宗か…。なんだ…思ったよりガキだな 伊達政宗 黙れ、馬鹿め!貴様はそのガキに討たれるのよ! 雑賀孫市 しかも、世間知らずと来たもんだ。お兄さんがきついおしおき、してやるぜ? 攻略アドバイス ボーナスミッションの対象である砦を陥落させると、援軍出現の拠点となる。 政宗の言の通り、東西で分担して二つとも成功させてしまおう。 最後の金山城まではそのまま東西への分担体制を維持した方が何かと時間のロスも防げる。 無双演武(4-II)・主従の章一覧 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 政宗初陣 郡山合戦(主従の章) 小田原征伐(主従の章) 葛西大崎一揆 大坂の陣(主従の章)
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記念すべき初陣 記念すべき初陣チームと手持ち 対戦表 チームと手持ち 全体チャット1 【チーム ココア】チームチャット かぶ ミミロップ ザングース ピクシー コジロウ ドククラゲ パルシェン ギャラドス atb リザードン ウインディ キュウコン 【チーム しモw】チームチャット しれん キノガッサ ドダイドス ガブリアス モトコ カビゴン ハピナス ガルーラ winws ハッサム キュウコン ラプラス 対戦表 【先鋒戦】(レポ) ○ミミロップ/ギャラドス/キュウコン@かぶ VS ×ガブリアス/ラプラス/ガルーラ@しれん 【次鋒戦】(レポ) ×ドククラゲ/リザードン/ピクシー@atb VS ○ドダイトス/キノガッサ/ハピナス@winws 【大将戦】(レポ) ×ザングース/ウインディ/パルシェン@こじろう VS ○ハッサム/キュウコン/カビゴン@もとこ 結果:2-1でチーム しモwの勝利!
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そのよん「初陣」 「なーっはっはっはっはァ! ぅワガハイの最高傑作! バーニング・ブラック・バニー、 略してB3(ビー・キューブ)よ! 今日も最高の成果を期待しておるぞォ!」 「サー、コマンダー」 何でこの人はこんなにハイテンションなんだろうねティキきみはどう思う? 目の前には全身これでもかっ! てくらいにミリタリー調で統一された、特殊なファッションセンスの持ち主が高らかに笑ってる。 一気に思考が平板化し、言葉は口から出ることなく脳内をただ空転するだけ。 「ウサギさんなのですよぉ! すごいのですぅ♪」 ティキきみは何でそんなところを感心してるんだい? 彼の前にはまるで武器が動いてるんじゃないかと思うくらいに武装された、ヴァッフェバニーが仁王立ちしている。 「しょ~~~ねんっっっ! ワガハイのB3に恐れをなし、言葉すら失ったかっっっ!!」 失礼にも人を指差し、そう言い放つ。 あーー言葉を失っているのは確かにあんた様のせいですよそのテンションについていけなくて。 「聞けば少年! 今日が初陣と言うでは無いかっっ! なーっはっはっはっはァ! このぅワガハイと! ビィィィィキュウゥブがっ! 本当の戦いの恐ろしさを教えてしんぜようぅぅぅっ!!」 「サー・コマンダー」 武装神姫のオーナーって、基本アレなのか? ティキには言えないが、僕は少しだけティキ――と言うより武装神姫――のオーナーになった事を後悔したりして。だって、あんなのと同じに思われるのって、ねぇ? 僕と対峙しているお兄さん――今日の対戦相手――が人目を気にすることなく大笑いを続けているその脇を、いかにも慣れた風に店員のお姉さんがものすごく冷淡な声で言う。 「選手の登録をお願い致します」 「あ、ハイ」 そこだけテンション普通なのかよ! 「それでは君も選手登録お願いね」 先ほどお兄さんに見せた冷淡な態度ではなく、にこやかに対応してもらい、僕は胸を撫で下ろした。 今日はいよいよ僕とティキの初陣。近所にある武装神姫取扱店へと足を伸ばす。そこは簡素ながらもバトルが行えるシステムがあったから、数日前にバトルの受付を済ましていたんだ。 最初からリーグ戦とか、そういうのはチョット怖かったので、店舗主催の初級者用バトル大会なるものに参加。 と、気合を入れて来たらこれだもんなぁ…… 『ぬあーはっはっはっはァ! どうだ! どぉぉぉだっ!! この弾幕からは逃れられまいっ!!』 開始早々B3はティキに向かってミサイルの雨をお見舞いしてくれる。 見事なまでに再現された廃墟に無数のミサイルが飛ぶ。 しかしそのミサイルが命中する事は無かった。 ウイングユニットにアームで接続されたレーザーライフルがミサイルのことごとくを嘗めるように掃射。そしてそのままトリガーを引いたままB3にライフルの銃口を向ける。 『そんな見え見えの攻撃があたるものかァっ!!』 その言葉通り、B3は危なげも無くかわす。 「当然だよなぁ。コッチも当たると思ってないし。当たったらラッキーぐらいでしかないし」 ティキとしても避けられる事が前提だったので、正射しながらも移動する。 僕はわりと冷静だった。……正確に言うと興奮してるおかげで、冷静さも増した感じ。 「ティキ、サブシステムとリンクして。……今の君には死角は無い」 『ハイですよぉ♪』 ティキの背部に装着されている情報集析ユニット、実はアレ、神姫のコアと同じくらいの容量と演算能力が備わっている。今は亡き親父が何処から手に入れたのかは謎だが、僕はそれを有効に使わせていただく事にした。 コア二つ分の演算能力を有したティキは、情報収集、現状把握を集析ユニットに任し、自身はそれに基づいて適格に動く事だけに専念する。 するとどうなるかと言うと、ティキは反応行動の鬼と化す。市販品(それは確実)なのにもかかわらず、ティキは反応が飛びぬけていて、それを十分に活かす機体性能を持っていた。 元々マオチャオは、敏捷性に優れているのだけれども。 『いっくでーすよぉ♪』 ウイングユニットの機動力だけではなく、朽ちた建物の壁を蹴りながら勢いをつけ接敵を開始する。 彼我距離を縮められる事を嫌ってか、ガトリングガンを打ち続けながらジリジリと後退するB3。 しかしその事ごとくをティキはかわしながら距離を縮めてく。壁を蹴って移動の勢いを増すのと同時に、壁を蹴る事でジグザグとフェイントの様な動きをして近づいているんだから相手も大変だろう。 大体一発でも、当たり所が悪ければティキはKOしちゃうんだから、当たるわけにはいかないんだ。機動性を重視して、思いっきり軽装にしてあるんだから。 『ヤツは3倍の速さで動けるというのかぁぁぁっ!』 『ティキは赤くも無ければ角も無いですよぉ♪』 相手のお兄さんと僕には意味のわからない会話を交わすティキ。 ……チョットだけ疎外感。 そんな間にもティキとB3の距離は縮まり、瞬く間に白兵距離。スラリと西洋剣を抜いたティキと、ガトリングを投げ捨てるタイミングさえ失いコンバットナイフで応戦しようとするB3。 ひゅん 空気を切り裂くような音が聞こえたのは気のせいか。 そこにはコンバットナイフを振り切ったB3と、見事にそれを屈んでかわし、B3の喉もとに剣を突きつけているティキの姿があった。 『当たらなければどうという事は無いのですよぉ☆ 勝負ありですぅ♪』 にこやかに笑うティキに、B3は不敵な笑みを返す。 がしゃん そう聞こえたかと思った瞬間、ティキは反応していた。 ぱんぱんぱん 続いて聞こえる軽い発射音。 『おイタはダメなのですよぉ~』 投げ捨てられなかったガトリングガンをB3が構える前に、ティキは左手に持っていたリボルバーでそのガトリングガンを打ち抜いていた。 B3は諦めの表情で、両手を上げた。 「しょーねんっ! 今日はヒッジョーォに有意義であったァ!」 にこやかに笑みを浮かべながら握手を求めてくるお兄さん。テンションは未だ高めだが、バトル前に比べると幾分か落ち着いて見える。 「こちらこそ、ありがとうございます」 僕は素直にそれに答える。 「うむ! しょーねんんっ! なかなかに見所があるぞ! 今日の試合を糧に、ますます精進するがイイッ!」 んん? 「それではまた戦場で会おうッ! なーはっはっはっはっ!」 そういってそのお兄さんは背を向けた。 ……なんだか僕らが負けたみたいになってないか? 僕らは釈然としない思いを抱えつつ、高らかに笑いながら立ち去るミリタリールックのお兄さんを見送った。 終える / もどる / つづく!
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プリンセスハートガードの初陣 アイドレスWiKiの該当ページ L:プリンセスハートガードの初陣 = { t:名称 = プリンセスハートガードの初陣(イベント) t:要点 = ぽち,暁の円卓,しらいし t:周辺環境 = レムーリア t:評価 = なし t:特殊 = { *プリンセスハートガードの初陣のイベントカテゴリ = 組織イベント,強制イベントとして扱う。 *プリンセスハートガードの初陣の位置づけ = 特殊イベントとして扱う。 *このイベントは評価30、1万の敵との戦闘になる。勝利条件はかのものの討伐を担当するトップエースを守って敵中を突破することである。 *プリンセスハートガードの初陣に成功すると、プリンセスハートガードは300マイルを得て、レムーリアは帝國の領土になる。 *プリンセスハートガードの初陣に失敗した場合、レムーリアは失われる。 *戦争資産として合計120万tの資産がある。この範囲内で編成すること。 *開始、2008年4月1日21時。終了予定は24時。編成作業は開始の3時間前に終わらなければならない。 } t:→次のアイドレス = 共和国へ転戦(イベント)・祝勝会(イベント)・レムーリア第三部連載再開(イベント)・S43の救出(イベント) } 派生前 プリンセスハートガード 関連質疑 Q:PHGやPHGの初陣の派生ってどうやってとるんでしょうか? A:その組織でマイルを出せばかえる。また、騎士団は300マイルで買える。 Q:自分の騎士団もつくれたりするということでしょうか? A:ええ。 Q:その組織でということはたとえば初陣で勝った場合300マイル獲得しますが、ここからとるということでしょうか? A:いえ。個人で出し合って買えるんだよ。
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プリンセスハートガードの初陣 プリンセスハートガードから派生 L:プリンセスハートガードの初陣={ t:名称=プリンセスハートガードの初陣(強制イベント) t:要点=ぽち,暁の円卓,しらいし t:周辺環境=レムーリア t:評価=なし t:特殊={ *プリンセスハートガードの初陣のイベントカテゴリ = 強制イベントとして扱う。 *このイベントは評価30、1万の敵との戦闘になる。勝利条件はかのものの討伐を担当するトップエースを守って敵中を突破することである。 *プリンセスハートガードの初陣に成功すると、プリンセスハートガードは300マイルを得て、レムーリアは帝國の領土になる。 *プリンセスハートガードの初陣に失敗した場合、レムーリアは失われる。 *戦争資産として合計120万tの資産がある。この範囲内で編成すること。 *開始、2008年4月1日21時。終了予定は24時。編成作業は開始の3時間前に終わらなければならない。 } →次のアイドレス:・共和国へ転戦(イベント)・祝勝会(イベント)・レムーリア第三部連載再開(イベント)・S43の救出(イベント) }
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海賊銃・初陣(かいぞくじゅう・ういじん) 概要 ヴェスペリアに登場した銃系の武器。 登場作品 + 目次 ヴェスペリア 関連リンク関連品 ネタ ヴェスペリア パティ用のサブ武器、拳銃の一種。 物理攻撃力+50、魔法攻撃力+50、敏捷+20でハピネスシング、ハピネスシング2、ハピネスシング3のスキルを持つ。 パティの初期装備。 No. 577 分類 拳銃 物理攻撃力 50 物理防御力 0 魔法攻撃力 50 魔法防御力 0 敏捷 20 売値 1000 スキル ハピネスシングハピネスシング2ハピネスシング3 装備者 パティ 入手方法 他 パティ初期装備 ▲ 関連リンク 関連品 ネタ 初陣(ういじん)とは、初めて戦いに出ること、その戦いの事。 ▲
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砂漠の中心に一人の男が佇んでいる。 まるで不良のようなオールバックの茶髪。 派手な緑色の革ジャンをクールに着こなした柄の悪い青年。 端正な顔を微かな苛立ちに染めながら、男は悪態をついていた。 「よりによってこいつかよ」 自らの身体を見回しながら言う男。 鏡がないため断定はできないが、特徴的な衣服から推測は容易い。 パロロワメモリなる道具によって与えられた自分の外見。 それは自らの所属する”仮面ライダーオーズバトルロワイアル”のキーパーソンであるグリードの一人・ウヴァの人間形態だった。 「書いた回数ならアンクの方が多いじゃねえかよ、わけわかんねぇ」 オーズロワは通常のパロロワとは異なった独自のルールを持つ。 最後の一人になるまで殺し合うのではなく、五つの色を冠した陣営による団体戦。 残った陣営が一つになった時点で勝利が確定する。 その中でウヴァは緑陣営のリーダーを務めていた。 主催者から特権を与えられ、第一回放送を越えた時点ではどの陣営よりも優位に立っている。 ならば何故、男は愚痴っているのか。 それは原作である仮面ライダーオーズにて、ウヴァがネタキャラとして扱われているからだ。 通称・ウヴァさん。 敬称が付いているが、決して尊敬の念からではない。 小物めいた行動や言動に対する嘲笑から、皮肉を込められているのである。 他のグリードから愚弄され、自らの命とも言えるコアメダルを奪われたりもした。 最終回まで生き残ったが、主人公とラスボスが対峙する背景でこっそり逃げた。 他にも女子トイレに潜入したり、無駄に爽やかな笑顔を浮かべたりする。 最初の方でクールに着こなしたと書いたが、そもそもそんなに着こなせていない。 多くの者から愛されているのは間違いないが、決して純粋なものではないだろう。 「どうせ変身するなら、もっとカッコいい奴が良かったぜ」 露骨に肩を竦めながら、男――――◆QpsnHG41Mgは溜息を吐いた。 彼はオーズロワの初期からいた書き手ではない。 他の書き手達の織り成す物語に魅了され、自らもその世界に舞い込んだのだ。 一人の少女を惨殺し、もう一人の少女を修羅に変貌させるという強烈なデビュー。 その後も驚異的な筆の早さから次々と作品を書き上げ、瞬く間に投下数第二位の書き手に君臨した。 今のオーズロワにとって、無くてはならない書き手である。 「さて、どうするかね」 周囲を見渡した先にあるのは、何処までも続く砂と切り立った崖。 あまりにも抽象的な世界。 その中心で、◆QpsnHG41Mgは自らの行動指針を考える。 ◆QpsnHG41Mgの切り替えは早い。 何時までも外見に拘っていては、大事なものを奪われてしまうからだ。 「はん、決まってるだろ」 そして、目標の決定も早かった。 「元の世界に帰って、オーズロワの続きを書く」 オーズロワはまだまだ発展途上のロワだ。 第一回放送を越えたばかりで、まだ四分の三以上の参加者が残っている。 完結を目指すため、これからも書き続けなければならない。 「だが、一人じゃ駄目だ」 オーズロワはリレー小説である。 第一回放送を越えたばかりであり、まだまだ書き手は足らない。 一人で完結させることも不可能ではないだろうが、あまりにも困難と言っていいだろう。 他の書き手とリレーして、その先に紡がれる最終回。 それこそが真の”仮面ライダーオーズバトルロワイアル”である。 「ここにいる全てのオーズロワ書き手と帰還するッ! 俺はそう宣言してやるぜぇぇぇ――――ッ!!!!」 ◆QpsnHG41Mgは砂漠の中心で高らかに吠えた。 「さて、そのためにもまずは支給品を確認しないとなァ~……!」 叫んで気分が良くなったのか、◆QpsnHG41Mgの声は弾んでいる。 背負っていたデイパックを降ろし、中身を物色し始めた。 「あぁ、なんでこんなもんが……」 物色し始めて、すぐに手が止まる。 デイパックの中には、あまりにも目立つ支給品が入っていた。 「おいおいおいおいおい、おかしいだろうがよォォ!」 焦り、喜び、怒りの全てが混ぜ込まれたような声。 そこに入っていた支給品は間違いなく『当たり』である。 自らの目標を果たすために、これ以上の武器は無いだろう。 しかし、◆QpsnHG41Mgはその武器を信用できなかった。 何故かと言えば、自らが投下作によってその武器に名声は地に落ちたからである。 「待てよ、これがあるってことはまさか……」 ふとした閃きが脳裏を過る。 その閃きに従い、脳内で念を送ってみる。 すると、予想通りの現象が自らの身体に起きた。 「おいおい、マジかよォ~」 これがパロロワメモリの効力だろうか。 オーズロワには仮面ライダーWが参戦しているため、ガイアメモリについての知識はある。 ガイアメモリは”地球の記憶”を封印したメモリだ。 オーズロワの――――おそらく自らの作品を記憶したメモリなため、このような現象が起きたのだろう。 「なんか不安だぜ……」 本来ならば非常に頼りになる支給品。 だが、それらは自らの投下作によって地の底まで名声が落ちている。 不安は払拭することができなかった。 「まっ、いっか、使えるもんは使うのが俺の主義…………ん?」 遠くから足音が聞こえてくる。 だが、そこには奇妙な音が混じっていた。 砂を踏み締める音に混じり、何かが上下するような音。 その特徴的な音を例えるのならば―――― ――――カシャ、カシャ、カシャ、カシャ 「アン、タは……」 対峙した瞬間、全身から汗が吹き出た。 視界に入れることすら拒みたくなるような威圧感。 だが、砂漠という何もない空間であるが故に嫌なほど目立つ。 夜闇の頂に君臨する月が、まるでスポットライトのようにソイツを照らしている。 銀の鎧、緑の複眼、黒の突起、紅の剣。 ――――世紀王・シャドームーン。 「我が名は【世紀王】K.K.。……今は多ジャンルバトルロワイアルの書き手だ」 その名を聞いた時、◆QpsnHG41Mgは心臓が爆発するような衝撃に襲われた。 多ジャンルバトルロワイアル。 オーズロワと同様に仮面ライダーが参戦し、もうすぐ完結しようとしているロワ。 そして、◆QpsnHG41Mgは一つの事実を知っていた。 多ロワでの象徴とも言える参加者――――シャドームーン。 初登場から一人の参加者を虐殺し、その後も数多くの死者を出している。 少し前に投下された話では、六分割にも及ぶ激戦を繰り広げた。 それらの話を書いたのが、目の前にいる男だということを。 「貴様の名は?」 「お、俺は…………◆QpsnHG41Mg」 「フッ、やはりオーズロワの書き手か」 仮面ライダーオーズのキャラクターであることから推測したのだろう。 K.K.は短く笑うと、右手に握り締めた紅剣――――サタンサーベルを振り下ろした。 「しかも最初に出会えたのが貴様とは運がいい、シャドームーンを『綿棒』などというふざけた名前で愚弄した貴様とな」 心臓がバクバクと鼓動を早くする。 全ての思考回路が逃げろ、逃げろと警鐘を鳴らしている。 「世紀王の名を汚した罪、ここで清算してくれる」 「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――ッ!!!!」 両者が動いたのはほぼ同時だった。 K.K.が踏み込んだと同時に、◆QpsnHG41Mgは先程と同様に念を送る。 すると腰回りにベルトが出現し、続くように彼の身体も銀色の鎧に包まれた。 それは目の前にいるK.K.と同じ姿――――世紀王・シャドームーン。 支給されたサタンサーベルを構え、雄叫びを上げながら疾走する。 「オラァァァァァァァァ――――ッ!!」 K.K.が振り下ろした斬撃を受けるように、◆QpsnHG41Mgも斬撃を繰り出す。 世紀王専用の武器であるサタンサーベル。 悪魔の名を冠した紅の刃が空中で拮抗する。 「なっ……」 だが、拮抗は一瞬だった。 ◆QpsnHG41Mgのサタンサーベルに亀裂が走り、砕け散る。 対するK.K.のサタンサーベルは無傷。 「う、嘘だろォ!?」 「当然だな」 K.K.は何の感慨も無さそうに、まるでそれが当然であると言うように告げる。 「クソォ! シャドーパンチッ!!」 キングストーンから右腕にエネルギーに送り、◆QpsnHG41Mgは必殺の拳を繰り出す。 仮面ライダーの宿敵として君臨し続けた王の拳。 砕けないものなど、無い。 「シャドーパンチ!!」 合わせるようにK.K.も左拳でシャドーパンチを繰り出す。 二つの拳が衝突し、周囲に余波が飛び散る。 砂が舞い、岩が砕け、大地が振動する。 「ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」 耳を劈くような悲鳴が反響する。 拳と拳と激突に敗北したのは◆QpsnHG41Mg。 激痛という言葉すら陳腐な痛みが襲い、左拳は粉々に砕け散る。 それを耐えることができず、◆QpsnHG41Mgはたたらを踏んだ。 「その程度か、なら終わりだ」 冷酷に、残虐に、死刑宣告をするk.K.。 腰部のキングストーンが輝きを放ち、両足にエネルギーが供給される。 その場で飛び上がり、空中で旋回。 両の足を揃え、絶叫を上げながら立ち尽くしている◆QpsnHG41Mgへと蹴り込む。 「シャドーキック!!」 高密度のエネルギーを纏った一撃は、激痛で動けない◆QpsnHG41Mgを容赦なく蹴り抜く。 ◆QpsnHG41Mgのキングストーンは破壊され、銀の鎧は消滅する。 ウヴァの姿に戻った◆QpsnHG41Mgは、数十メートルは吹き飛んだ後に岩石に叩き付けられた。 「ゲホッ……ゲホッ……なん、で……」 砂の上で蹲り、血を吐きながら◆QpsnHG41Mgは問う。 同じシャドームーンでありながら、どうしてここまでの差が生まれるのか。 激痛で支配された頭では、その答えを導き出すことができない。 ――――その答えはそれぞれの出典元にあった。 オーズロワと多ロワではシャドームーンの原作が違うが、それは大きな違いではない。 ここまでの力量差が生まれた理由は、二つのロワのシャドームーンにあった。 そもそも、何故◆QpsnHG41Mgはサタンサーベルを見つけた時に顔を顰めたのか。 それはオーズロワのシャドームーンが余りにも不甲斐なかったからだ。 途中までは世紀王として順調に活躍していたシャドームーン。 だが、脳噛ネウロとの邂逅がそれを一変させた。 一切の抵抗もできないまま一方的に嬲られ、拷問にかけられて無残な姿を晒す。 挙句の果てに隷属させていたウヴァに裏切られ、首を撥ねられた。 他でもない◆QpsnHG41Mg自身が書いた話だ。 その際にネウロが放った『綿棒』という一言が住人に受け、以後彼は『世紀王』ではなく『綿棒』と呼ばれるようになる。 死者スレでも、死亡者名鑑でも、ラジオでもそう呼称されている。 一方で多ロワのシャドームーンは、今に至るまで恐怖の帝王として降臨し続けた。 殺害数だけを考慮すれば、他の参加者に一歩及ばない。 だが、それを覆すほどの戦果を上げているのだ。 龍騎のライダーが三人掛かりでも歯が立たず、二体のサバイブすらも押し退ける。 仮面ライダー龍騎が更なる進化を遂げ、ようやく互角で渡り合うことができた相手。 二人が変身したのは、シャドームーンであってシャドームーンではない。 原作とは剥離した、それぞれのロワのキャラクターなのである。 「無様だな」 カシャ、カシャと音を立てながら、K.K.は歩を進めてくる。 死神が、一歩ずつ近づいてくる。 「や、やめてくれ……俺が居なくなったらオーズロワの書き手が減っちまう、完結から遠のいちまうんだッ! アンタだってそうだろ! 自分のロワの完結を目指しているんだろ、俺の気持ちが分かるだろォォォ――――ッ!?」 もはや恥も外聞もない、無様な命乞いだ。 だが、オーズロワのためなら苦では無かった。 そもそもパロロワの完結とは、決して楽しいだけの道のりではない。 苦労して書いた話が受け入れられず、修正議論等の槍玉に上がることもある。 致命的な矛盾が見つかり、破棄になることもある。 自分の大好きなキャラクターを、何の見せ場もなしに殺さなければいけないこともある。 苦しくて、逃げ出したくなることもある。 それでも逃げ出さずにいれるのは、他の書き手がいるからである。 自らの書いた話が繋がれるのが見たいから、他の書き手が書いた話を自分で繋いでみたいから。 そして何より、オーズロワの完結が見たいからである。 「……確かに多ロワの完結は目指している だが、それは今は関係ない」 K.K.は◆QpsnHG41Mgの懇願をばっさりと斬り捨てる。 「今の私が行うべきは、世紀王の絶対的な強さを知らしめる ただ、それだけだ」 あまりにも残酷で、そして純粋な言葉。 今のK.K.の一言で◆QpsnHG41Mgは気付いた。 目の前にいる男は、誰よりもシャドームーンが好きなのだ。 仮面ライダーブラックの前に立ちはだかり、最後まで悪を貫き続けた仇敵。 その後も多くの作品で仮面ライダーと対峙し、今もなお多くのファンの心に根付いている。 歴代の仮面ライダーの中で最強の悪役。 K.K.という男は、それをたまらなく愛しているのだ。 そして、同時にもう一つに事実に気づいた。 それは自らがオーズロワに投下してきた作品群の傾向。 初投下で一人の少女を惨殺し、もう一人の少女を修羅に変貌させた。 その後もマーダーによる対主催への蹂躙は続き、一時は対主催に傾いていた戦況を瞬く間に塗り替えた。 悪による蹂躙、無情な死。 それこそが◆QpsnHG41Mgという書き手の作風である。 「死ね」 サタンサーベルが迸る。 冷たくて硬いものが自らの首に侵入してきた感覚を最後に、◆QpsnHG41Mgの意識は粉々に砕け散った。 ★ 「なんだこれは」 ◆QpsnHG41Mgの首を斬り落とした瞬間、その死体は大量のメダルへと姿を変えた。 百を悠に越える銀のメダルに、着色されたメダルが少数。 緑の数が多いようだが、他の色のメダルもいくつか転がっている。 「コアメダルか」 仮面ライダーオーズにおいて、グリードは消滅するとメダルに姿を変える。 少々語弊があるが、今回は詳しい説明を控えよう。 そのルールはオーズロワでも採用されているため、ウヴァの姿で参戦した◆QpsnHG41Mgはメダルに姿を変えたのだ。 周囲を見回すと、◆QpsnHG41Mgの体内から飛び出たメダルが散乱している。 シャドーキックで蹴り飛ばした際、周囲に散乱したのだろう。 「私には関係のない話だ」 手にしておけば強力な力を得れるかもしれないコアメダル。 だがそれを、K.K.はあえて拾わない。 多ロワにおいて、シャドームーンはサタンサーベル以外の支給品を使用しなかった。 書き手として参加したのだからそれを遵守すべきである、と判断したのだ。 「次に行くとしよう」 散乱するメダルに背を向け、K.K.は歩き出す。 その胸に抱いているのは、シャドームーンへの愛情。 自らが優勝することで、その強さを知らしめる。 ただ、それだけだ。 【◆QpsnHG41Mg@仮面ライダーオーズバトルロワイアル 死亡】 【一日目・深夜/F-7/爆発シーンのロケ地】 【【世紀王】K.K.(◆KKid85tGwY)@多ロワ】 【状態】健康 【外見】シャドームーン 【装備】サタンサーベル@多ロワ 【持物】基本支給品×1、不明支給品0~2 【思考】 基本:シャドームーンの強さを知らしめる。 1:シャドームーンを愚弄した者を抹殺する。 [備考] ※行き先は不明です。 ※F-7・爆発シーンのロケ地にコアメダル(カマキリ×2、バッタ×2、サソリ、ショッカー、ライオン、クジャク、カメ)とセルメダル(100個以上)が散乱してます。 また、この周囲には◆QpsnHG41Mgのデイパック(基本支給品×1、不明支給品0~2)が落ちてます。 ※クワガタ(感情)が砕けたかどうかは不明です。 またオーズロワのルールに従い、◆QpsnHG41Mg氏が復活するかどうかも不明です。 ※オーズロワwiki・ルールのページより引用。 2.コアメダルについて (1)対応するグリード不在中に限り、同色3種の500枚のセルメダルが揃う場合、そのグリードは復活する 022 趣味は執筆です(意味深) ◆時系列順に読む 024 前略、ロワの中より。 022 趣味は執筆です(意味深) ◆投下順に読む 024 前略、ロワの中より。 【世紀王】K.K. 087 走為上? ◆QpsnHG41Mg 死亡
https://w.atwiki.jp/maskedhunters/pages/52.html
仮面クロノスとなって数日が過ぎたとりあえず、私とその周りは激変した まずは男性から女性になってしまったこと それに伴い、全ての人間関係がリセットされてしまったこと ただ、筋力は元の身体よりもさらに強固に強力になったこと 生活資金は元々あったのだけれど、生活の糧であった狩猟が、また一からやり直しになってしまったこと ギルドとの繋がりがなくなってしまったことが一番の問題だった G【武器や防具はそのままっていうのがな・・・】 数々の死線をくぐり抜けて作られた武器や防具にはそれに見合った輝きを放っている G【流石にこれをそのまま使うわけにもいかないか。これはこのままで、装備も一から作り直すか・・・?】 あまり気乗りはしないが、このままというわけにもいかなかった とりあえずまずはハンター登録の申請をしにいかなければならない Ghostは村長に許可をもらいに村長の家へ向かった G【すまない、村長殿はいらっしゃるか? 村長【はい、どちら様でしょうか?】 家の奥から雅な格好をした方が出迎えてくれた G【突然で申し訳ないのだが、ハンター登録の推薦書が欲しい】 村長【それは構わないのですけれど、貴女はどちら様でしょうか?】 G【わ、私は・・・】 そういえば忘れていた 先日まで村にいた頃とは姿も声も違うことに Ghostが言葉を詰まらせていると 村長【・・・なんとなくですけど、誰かさんに似た雰囲気がする人ですねー うーん・・・多分、大丈夫な気がするんで推薦書かきますねー】 村長は特に何も言うことはなく推薦書を書いてくれた 村長【はい、こちらになりますー。頑張って下さいねー】 そこには志願者の欄が空欄となった推薦書、そして村長がそれを手渡しながら小声で囁く 村長【本当は駄目なんですけれど、特別ですよー?】 村長はそう言ってにこやかに笑う G【あ、ありがとうございます!・・・それでは!】 Ghostは半ば逃げるようにその場を後にした 村長【・・・どういう理由でああなったのかは知りませんけど、また今度詳しく話を聞かせてもらいましょう・・・】 村長は家を飛び出していくGhostの背中を静かに見送った 推薦書をもらったGhostは村の上にあるギルド集会所の受付に推薦書を出す 受付嬢【あれ、この推薦書、名前が記載されてないんですけれど・・・?】 G【(しまった、慌てて来たから書くのをすっかり忘れていた・・・)え、いや、これは・・・】 受付嬢【まぁ、あの村長ならやりかねないませんからね・・・ こちらで書いておきますー。名前をお願いしますー】 G【Gho、いや・・・クロノスだ】 受付嬢【クロノス、ですね。記載を確認しました。推薦書を受理します ハンターとなる前に訓練所にて実地演習を受けていただきます 装備やアイテムは訓練所にて配布されるのでそのままで大丈夫です それでは早速・・・いってらっしゃいませ!】 G【いきなりだな・・・。わかった、ありがとう】 Ghostは集会所を後にして訓練所へと向かった ギルド集会所と隣接した場所にある訓練場 数々のハンターの最初の一歩となる場所 G【私はこれで3回目になるのか・・・。流石にこんなに頻繁にハンターをやり直す人なんていないよな・・・】 Ghostの足取りは軽くなかった けれどその足が止まるようなことはなかった 訓練場に着くと入り口に一人の男性が仁王立ちしていた 教官【君が新しくハンターになりたいという新米だな? 私はここで教官をやっているものだ! ハンターとは過酷な環境で屈強なモンスターを狩猟する死と隣合わせの生活が常だ! 新米だからといって甘やかすことはしない! 覚悟してもらおう!(フフフ、最近めっきりハンター志願者がこないから厳しくしてやろう・・・!)】 G【分かった、訓練を始めてくれ】 教官【よ、よかろう!これより訓練を開始する!(あれを聞いて全く動じないだと・・・?)】 G【(あの頃と変わらないな・・・)】 教官【まずは最初の訓練!防具の装備と武器の使い方だ! 防具装着の制限時間は2分!武器は好きなものを選べ! (本当は10分だけど、あたふたしてる新米にサッと助けに入る俺!好感度アップさせるナイスな作戦だ!)】 G【・・・教官殿、終わりました】 教官【む?そうか、終わったか! だがその程度の速さでは突然モンスターに襲われたときに死んでしまうぞ! もっと速く付けれるようにするのだ!】 G【・・・制限時間内のはずですが】 教官【何を新米!生意気な、そんなわけ・・・ な、ななな!三十秒だと!我輩でもそんなに速く付けれないというのに! ・・・まぁ良い!それで、武器は何にするのだ!】 予想を遥か上をいくタイムを叩きだされて焦る教官 とりあえず話題を逸らすために武器の選択をさせる 見た目こそは新米だが、中身はベテランハンターなのだから G【武器はー・・・これにしようかな】 教官【ほう、スラッシュアックスか 変形させることによって臨機応変な動きができる武器だ! 新米に使いこなせるかな? (え、スラッシュアックスとかあったの?我輩まだ扱ったことないんだけど・・・)】 G【・・・何を仕留めてくれば良いんだ?】 教官【ワハハハ!勇ましいな! 新米にはまず土地に慣れるために村の近くの渓流を自由に散策してくると良い!制限時間は50分だ! (ギルドから何か言われてた気がするけれど、まぁ良いか)】 G【分かった、ではいってくる・・・】 Ghostは単独で渓流へ向かうことになった ベースキャンプに到着して支給品を確認すると地図のみだった G【行ってくると言ったは良いが、長年ここで狩りはしていたからな 今更、散策と言われても特にすることは・・・】 ベースキャンプで昼寝でもして時間を潰そうと思い寝台で寝ようとしたが、異様な気配を感覚的に察知する Ghostは目を閉じ耳を澄ませて五感の感覚を広げる クロノスによって強化されたことにより、五感も以前より増して鋭くなっていた G【森の動物たちが一斉にどこかへと向かっている・・・。いや、これは散っている?】 ある場所から放たれる異常な気配を頼りにGhostはそこへ向かう G【恐らく、この辺り・・・】 異様な静けさに包まれたその場所に動植物の気配、生命の気配は感じられなかった その中で青白く発光する巨体が一つ G【あれは・・・ジンオウガ?本来、霊峰付近に住んでいるはずのモンスターが何故こんな村の近くまで?】 考えること調べることは色々ありそうだが、今そんなことを考えている暇はない このまま見過ごせば村に被害が及ぶ可能性もある G【武器と防具は支給品か・・・けれどいくしかない・・・! まさか訓練所の渓流散策っていうお気楽なクエストが村の存亡に関わるかもしれない緊急クエストに変わるとは・・・】 Ghostは茂みから飛び出すとジンオウガの背後に立つ ジンオウガは気配を察知してゆっくりと振り返った G【(ジンオウガと戦うのはいつ以来だろうか・・・とりあえず今は忘れよう。戦いの邪魔になる)】 今は目の前のモンスターに集中することだけを考えた 私は支給されたばかりの武器と防具 分は明らかに悪い けれど退くことも逃げることもできない 書類が通ったばかりの新米ハンターであることに変わりはないが、これまでに幾度となくモンスターと戦ってきたのも事実だ 不利な状況なんて何度もあった。不利なら不利なりに動けば良い。今の目的はこいつを村に近寄らせないこと、ここで退かせること 先程まで晴れていた空に雲が掛かり始めた 薄暗くなった渓流でジンオウガだけは変わらずに青白く発光している ジンオウガがGhostの周りを歩きながら隙を伺う Ghostも同じように周りを歩きながら間合いを保つ 先に動いたのはジンオウガ、伸び上がりながら腕を振り下ろし叩き潰そうと試みる 対するGhost、これをギリギリの間合いで避けスラッシュアックスを斬り上げて反撃を繰り出す が、これを読んだジンオウガは身体を翻し躱す 躱した反動を使い、次は尻尾にて叩き潰そうとする 斬り上げの反動で若干動けなくなったGhostは尻尾の攻撃をスラッシュアックスの刃でガードする 本来、ガードができる武器ではない スラッシュアックスは変形機構を備える武器 横から武器に攻撃を受けてしまったら恐らく武器として使い物にはならなくなるだろう しかし、そんなことを考えている暇はない 生きるか死ぬか、食うか食われるかの野生の戦いにおいて逃げの発想は死に直結する 膨大な経験により蓄積された直感はGhostに攻めと守りのタイミングを的確に教えてくれていた G【まだ武器の扱いに慣れていないか 使うのは随分と久しぶりだからな・・・】 尻尾の叩きつけを真横に回避してスラッシュアックスを大きく振りかぶりそして振り下ろし斬撃を加える クロノスによって強化された身体能力は切れ味の悪いスラッシュアックスの攻撃力を補正していた 後ろ足を狙ったはずだったがとっさに前足でガードされた 受け止めきれると判断したのだろうがガードした前足の甲殻は粉々に割れて弾け飛ぶ ジンオウガは悲鳴を上げ後ろに仰け反った G【浅いか・・・!】 隙を逃さずにGhostが追撃を入れる 突き出した刃はジンオウガの胸元を捉えた ギィィン! 刃は胸に当たると共に鈍い音を発し刃は弾かれた いつもの自分の武器ではないことを改めて思い知る 大きく弾かれたGhost、ジンオウガはすかさず回転し尻尾で薙ぎ払う G【グッ・・・!】 まともに一撃をもらったGhostは数十メートルほど吹き飛ばされ、大木に叩きつけられる G【やられたな・・・完全に私の判断ミスだ ただ身体に支障は全くない、・・・やはり私はもう人ではないのだな】 改めて人を超えてしまった存在なのだと知る そしてだからこそ自分が喰い止めなければという使命感があった G【(村には私以外にジンオウガと対峙したことがあるハンターはいないだろう ならばやはり私がなんとかしなくては・・・)】 Ghostは再び武器を取りジンオウガの前に立つ ジンオウガは驚いていた 人間は脆い、今までに見た人間は逃げることが多かった 立ち向かってくる人間もいたが、大したこともできずに平伏すことがほとんどだった しかし、一撃を食らったにも関わらず戦闘を続行しようと再び立ち向かってきたのは目の前にいる人間が初めてだった しかも見たところダメージを負っている様子もない 恐らく小手調べの攻撃ではあの人間の命には届かない 命を狩るには全力で臨まなければ・・・そうしなければこいつの刃は我が命に届きうる 退けることではなく、狩ることを決意したジンオウガは充電を始める 遠吠えを上げ雷光虫を呼び、力を増幅させる ジンオウガにジンオウガが空に向かって吠えると共に雷柱が立つ 戦闘の準備を整った。後は全力で狩るのみ G【そういえば、この武器は変形するんだったか・・・】 カシュンカシュン・・・プシュー 斧だったものは変形し大剣へとその姿を変えていた 全体的に重くなった分、機動力は落ちるが一撃は大きくなる さらに内蔵されているビンによってその攻撃力は飛躍的に上昇した G【続きをしようか。ジンオウガ!】 スラッシュアックスを片手に持ちながら走り出すGhost 本来は大剣の形状のまま走ることなど熟練されたハンターでも不可能だが、ハンター以上の身体能力を持つGhostには関係なかった 重さによって加速した攻撃はジンオウガの反応速度を超えた バカァァン! ジンオウガの片方の角に当たり、角が粉々に砕け散る ジンオウガは構わず頭を振り回しGhostを退ける 距離を取らされたGhostは再び間合いに入るために距離を詰める 危険を察知したジンオウガは身体を捻り、尻尾に雷の乗せ、雷光弾を繰り出す 不意を突いたつもりだったのだろうが以前ジンオウガと対峙したことのあるGhostには通用しなかった G【その攻撃は欠点がある・・・左右から流れてくる弾には弾と弾の間に空間が空いていることだ!】 そう叫ぶと一度目の前転で隙間に入り、タイミングを見て二度目の前転でジンオウガの足元に飛び込んだ 不意を突いたつもりが逆に不意を突かれた形となったジンオウガは、足元への侵入を許してしまったことでそのことを確認する Ghostは前転した反動を使い下から斬り上げ、頭部を狙う 辛うじて前足を犠牲にして攻撃をガードしたジンオウガ 一瞬でも判断が遅れれば確実に死んでいたであろう場面 そんな状況が前足一つで済むなら安いものだろう しかし、ジンオウガは力量の差を埋めれないでいた 知識、経験、技術、体力、あらゆる面から弱点を探そうとしたがこれまでの戦闘はそのいずれかの項目も自分より勝っていると直感で感じていた しかし、野生の戦いにおいて退く逃げるという選択はプライドが許さない そして負けるわけにはいかない 勝たなければならぬ ジンオウガは距離を取りGhostを睨む その時、ジンオウガの頭に声が響く ?【力を欲するか?】 突然聞こえた声に戦闘を忘れて周りを見渡すジンオウガ Ghost自身も戦闘の最中に周りを見渡すという行動があまりに不可解であり初めてであったため不用意に動けなかった ?【力を欲するのであれば叫べ・・・お前の魂を見せてみろ・・・】 ジンオウガに迷っている暇はなかった 勝つための可能性を上げるにはそれしかなかったからだ ジンオウガは空に向かって遠吠えをする 遠吠えが終わり、辺りが静まり返る。数秒の後、ジンオウガに声が響く ?【お前の魂、見せてもらった・・・力を与えよう・・・】 ドオオオォォォン!!! その声が途切れると同時に雷雲が騒ぎ出し、雷鳴と共にジンオウガの体へ雷が落ちた 明らかにジンオウガの許容を越えた電力が無理やりその体に帯電させられていた 何故そうなったのかは知らないが、危険な状態であることを察したGhostはクロノスに連絡を入れる G【クロノス、ジンオウガと対峙しているのだが従来の個体には有り得ない現象が起きている 何か異常なことが起きている可能性が高い。応援を頼む】 K【ジジジ・・・了解。早急にそちらへ向かう】 G【(早急とは行ったが直ぐに来れるわけではなさそうだ しばらく持ちこたえないといけないか・・・)】 目線を戻すと目の前には強化されたジンオウガ 溢れ出る電力は留まることができずに周りの磁場を歪めていた 体は真っ白になり、青い雷を纏っている G【この武器と防具では流石に役不足だな・・・だが今はそうも言ってられない】 とりあえずクロノスが来るまで持ちこたえる 勝つことではなく生き残るための戦い Ghostは何をされても良いように身構えていた ジンオウガは溢れ出る暴走した力によって理性を失っていた 残ったのは食う、狩るといった原始的な本能 そしてその本能は目の前の人間に向けられていた 辛うじて記憶が残っていたのか、目の前の人間は殺さなければ後々厄介になるということは認識していた 殺るなら今しかない ジンオウガは体勢を整えると同時に飛びかかった 電気により筋肉を刺激され活性化している状態からの一撃はGhostのリズムを狂わせ、反応速度を僅かに上回った 直撃は避けたが爪が掠っただけで防具が焦げるほどの威力 まともに貰えば一撃だろうと命はない しかしこの時、ジンオウガはまだ力を扱い切れていなかった ただ攻撃のための間合いを詰めようしただけだったのだ 本来なら攻撃とは程遠い、ただの移動 それだけで目の前の標的にとっては攻撃となり威圧している ならば確実に狙った攻撃ならどうなるのだろうか 不敵な笑みを浮かべるジンオウガ 殺気を感じとったGhostは距離を取り、更に集中力を上げる 何がきても反応できる距離を・・・ ジンオウガが突進をしかける 先程とあまり変わらない突進 リズムは先程ので分かっている Ghostは突進してくる方向から垂直に回避すると直ぐ様ジンオウガのほうを見る しかし、そこにジンオウガの姿はなかった G【・・・!、一体どこへ!?】 左右にはいない・・・ かと言って地中に潜れるわけでもない・・・ だとすれば居る場所は一つしかない G【・・・上か!】 飛び上がった巨体は体勢を整え終わり、全身に雷を纏って叩きつける準備が完了していた 自分の能力と相手の能力を比較して逃げることができないと判断したGhostは武器を構え、防御の姿勢を取る G【(最悪、武器が破壊されるかも知れないがこれで守るしかない!)】 ジンオウガが特攻を仕掛ける 両者が衝突した瞬間、行き場を失った雷が周囲を暴れまわり木々を切り裂き、焼き払う 中心地にいるGhostにもその雷が襲いかかっていた 焼ける防具、悲鳴を上げる武器、ただひたすらに正面の敵に立ち向かう狩人 未だに止まない雷撃に武器のほうが遂に限界を超えた ガシャーン!! 武器の破壊と共に吹き飛ばされるGhost 転がりながらなんとか姿勢は立て直したが至る所が焦げている 武器は使えそうにない しかし、大量の電力を使わせることには成功した G【これで少しは・・・】 しかしそれは甘い考えだった 仰向けから体勢を立て直したジンオウガは標的がまだ死んでいないことを確認すると、天に向かって吠えた 暗雲はそれに共鳴するようにジンオウガに向かって雷が振り注ぐ 一瞬にして充電は完了されてしまった G【やる・・・じゃないか・・・】 Ghostの意識が朦朧としつつある ジンオウガは雷を従えてゆっくりと歩を進める 動けるわけもなく目の前にジンオウガは立つ 静かに見下ろした後、腕を振り上げ叩きつけた ズンッ! …振り下ろした腕は大地を踏みつけただけだった 仕留めるはずだった標的はそこからいなくなっていた 生命の気配を察知したジンオウガは後ろを振り向く ボロボロなハズの姿であることには変わりない しかし何か様子が違っていた K【すまない、遅れた。しばらく休んでいろ】 G【そう・・・させてもらう・・・ガハッ・・・】 K【チェンジマインド クロノス・・・】 キィン!という音と共に精神がクロノスに移る K【Ghostは気を失ったか・・・無理もない、生身であれほどの攻撃を受けたのだから・・・ 確かに歪みを抱えた個体であると確認した。ミッションを開始する。リードクロニクル・・・!】 白い光に包まれた後、碧緑に見を包んだ姿が現れ、その手にもまた碧緑のスラッシュアックスが握られていた K【転装完了。ライザー、防具、武器、共に異常無し。戦闘を開始する】 武器を手に走り出すクロノス。Ghostの記憶を引き継いだクロノスは、目の前の生物が普通ではないことを理解していた それ故に速やかに排除しなければならないことも 相手がこちらの手の内を把握する前に攻撃を重ねておくことを第一と考えていたクロノスは瞬時に間合いを詰め、左から右に抜けるように連撃を入れる 先程までと全く違う動きに反応が遅れたジンオウガは一切の防御も間に合わず連撃をもらう 激痛が走り、思わず転倒するジンオウガ クロノスはそれを予測していたかのように切り返し背面に斬撃を叩き込む 先程と形成が逆転されたことに憤り、起き上がりながら尻尾を振り回しクロノスに攻撃を加える しかしその攻撃をクロノスは見切っていた それはGhostのジンオウガとの戦闘の記憶から読み取ったデータ通りの行動だったからだ 劣勢からの脱出だったはずがさらに劣勢となったジンオウガ 距離を取り、呼吸を整えたかったが現状では無理と判断 腕を振り回し、クロノスに間合いからの撤退を余儀なくさせた 呼吸を整えることができたジンオウガだったが、その時に始めて自身の体の異変に気づいた 腕が重い いや、体全体が重くなっていた 戦闘による体力の消耗もあるがそれだけでは説明仕切れない倦怠感があった K【ようやく回ったらしい・・・】 クロノスが小さく呟いた声をジンオウガは聞き逃さなかった ジンオウガ【(回る?何が・・・?)】 その時気づいた 自分の体、攻撃を受けた場所が紫色に変色していることを ジンオウガ【(そうか、これは毒。あの刃には毒が仕込まれていたのか だが、このまま倒れるわけにはいかない・・・!せめて一撃・・・!)】 渾身の力を込めて全身で飛びかかるジンオウガ しかしその攻撃は虚しく空を裂く クロノス冷静に懐に刀身を突き刺し言葉を唱える K【クロニクルバースト・・・!】 ジンオウガが光に包まれ、周囲に文字列が発生する 文字列がジンオウガに流れ込みパラメータが修正されていく 光が消え、そこには元の姿となったジンオウガがいた そして数秒の後、静かにその巨体は地に伏した 生命の反応はない あの状態になった時点で既に命は無かったに等しい 暗雲は晴れ、柔らかな月明かりが戦いの終わりを告げていた K【ミッション完了・・・。アームドリリース・・・】 その言葉と共にクロノスの武装が解除され、元の姿に戻った K【Ghost、起きているか?】 クロノスはGhostに呼びかける G【ん、あぁ、起きている。・・・終わったようだな】 K【体を返すぞ。それに色々と教えておかなければならないこともある・・・。チェンジマインド Ghost】 人格がGhostに移る。G【・・・そういえば、これは渓流散策だったな】 そう言うとGhostはベースキャンプに戻る 支給品ボックスにネコタクチケットはない G【そうか、これは正式なクエストではなかったな・・・】 Ghostはそのまま歩いて村へと帰った 半刻ほどして村へと帰ると住民たちが詰め寄ってきた 村のハンター【おぉ!無事だったか!訓練所の教官が全然帰ってこねぇって言うもんだから、村総出で探そうか検討していたところだ! ところでおめぇ何でまたそんなにボロボロになっちまったんだ?】 G【渓流を散策をしていたらジンオウガに遭遇した。村に近かったから応戦した】 村のハンター【ジンオウガだとッ!?この辺りに生息しないモンスターじゃねぇか! そんな奴と一戦やり合おうなんて命知らずにも程がある!】 村のハンターから厳しい言葉が飛んでくる。危険なことは分かっていた けれど、見過ごせば村にどれほどの被害が出ていたは想像を絶する もしかしたら壊滅していたかも知れない 村のハンターの言葉を右から左に流しながら考えごとをしていると村長がやってきた 村長【はいはい、退いてくださいな まずは無事を喜びましょう そして早急に手当をしましょう 叱咤激励はその後です】 村のハンターは村長に諭されて身を引いた 村長【さぁ、こちらへ】 そう言われ、村長の家へと案内される 村長【装備を脱いでくださいな。私には勝手が分かりませんから・・・】 Ghostは装備を脱いだ インナーはもはや原型を留めていなかった 村長【本当に女性の体になってしまったのですね・・・Ghostさん?】 突然の核心を突いた言葉に動揺を隠せなかった 急に動いたので体中から痛みが走る G【痛・・・!い、いや、私はGhostでは・・・ッ!】 長【隠しているようですけど無駄です 嘘をつくときに視線を逸らす癖、出てますよ?】 G【・・・ッ!】 完全にバレていた いや、ここまで分かっているなら隠すこともできないだろう Ghostは決意して村長に事情を話した 村長【事情はわかりました・・・とは言え何とも重大な使命を負うことになりましたね この世界を救わなければならないだなんて・・・】 Ghost【こうなってしまった以上は天命と思うことにしました それにこれは私が望んだことでもありますから・・・】 村長【そうだとしても、命を投げ出すようなことはお止めください 貴女が死んでしまったら、この世界を救う人はいなくなってしまうのでしょう? 勇む気持ちは分かりますが、どうかご自愛くださいませ】 Ghost【・・・そう、ですね。どんな生命にも命は一つ。大事にしないと、ですね】 Ghostは肩を竦ませる 村長【けれど、結果として村は救われました そのことには村長としてお礼を申し上げなければなりません ありがとうございました・・・】 村長は深々と頭を下げた G【こちらこそありがとうございます この村の村長が貴女でよかった】 Ghostも頭を下げる しばらくして村長が頭を上げた 村長【体は丈夫になったみたいですけれど、疲労などはしっかりと蓄積されているはずです 今日はゆっくりと養生してくださいませ】 G【分かりました。ありがとうございます】 Ghostは村長にお礼を言うと自宅へと戻った 帰った途端に急激な睡眠欲に襲われた Ghostは朦朧としながら寝台へと辿り着き、倒れ込むように寝た 朝方、Ghostは目が覚めた 朝日が眩しかった ぼーっとしているとクロノスが語りかけてきた K【起きたか、随分と寝ていたな。】 G【私はどれくらい寝ていたんだ・・・?】 K【そうだな、この世界で言うと3日くらいか】 その言葉にGhostは驚いた G【3日!?私はそんなに寝ていたのか・・・】 にわかに信じられなかったが、クロノスがそんなことで嘘をつくはずがないと考え、本当のことなのだろうと察する だとしても3日も寝ていることになるとは K【そういえば、昨日のことだが何やら誰かが置き手紙を置いていったな そこのテーブルの上にある】 Ghostはテーブルの上にあったメモのようなものを手にとった それには【村長の家にて預かりもの】とだけ書かれていた Ghostはすぐに村長の家に向かった 村長の家に着いた Ghostは村長を呼ぶ G【村長殿!クロノスです!】 そう言うと村長が奥から出てきた。 村長【お久しぶりですね もう体は良いのですか?】 G【おかげさまで・・・ それで起きましたら手紙がありまして村長の家に預かりものがあると書かれていたのですが・・・】 村長【あー・・・、そのことですか ちょっと待っていてくださいね】 村長は小走りで奥へと走っていった しばらくすると書簡のようなものを持ってきた G【村長殿、これは?】 Ghostが問いかける 村長【さて、なんでしょうね?とりあえず読み上げますね】 村長の顔はにこやかだった 村長【ハンター クロノス 右の者はユクモの村を襲った壊滅の危機から適切かつ迅速に判断し村を救ったことをここに賞する その多大なる功績は厳正なる審査の末、右の者に上位ハンター試験の資格を与えるものとする ―ギルド本部― と、いうことなの】 G【え・・・?上位ハンター試験?いや、私はただ渓流を散策していたときにたまたま遭遇したジンオウガをたまたま討伐できただけであって・・・】 村長【でもギルド本部はそう思ってないみたいよ?現にこうして書簡も届いていますし】 G【それはそうですが・・・】 村長【私のギルドの仕組みとかは詳しくは分からないけど、物事が手っ取り早く進んでよかったじゃない 良いほうに考えておきましょう?】 G【それもそうですね・・・遅かれ早かれ上位ハンター試験は受けなければなりません 時期が早まっただけですよね】 村長に促された気はするが、私が寝ている間に何か特殊な事態があったことをGhostは感覚的に察していた でなければこんなに早く上位ハンター試験の通知書なんてくるはずがない しかしGhostはあえて何も言わなかった G【預かっていただきありがとうございました その他に預かり物はありませんでしょうか】 Ghostは問いかける 村長【他には何もないですよ?】 G【分かりました 私はこれで失礼します】 少し冷たいような口調でお礼を言い、村長の家を後にする 自宅に戻るとクロノスが語りかけてきた K【どういう経緯かは知らないがよかったじゃないか。随分と話が進んだのだろう?】 G【確かにそうなのだが、何処か腑に落ちなくてな】 K【そういうものか?素直に喜んでおけばいいのではないか?】 G【そうだな・・・】 Ghostはそのことについて深く考えることをやめた K【さて、その試験とやらはいつになるのだ?】 クロノスは問いかけた G【そういえば何日なんだ?これには書いてないようだ・・・ん?】 書簡にもう一枚の紙があることに気づく その紙に必要なことは記載されていた G【今日から数えて丁度一週間後か 。K【(あまり時間がないな・・・)Ghost、君に教えておかなければならないことがいくつかある】 G【何かあったのか?】 K【いや、歪みを感知したわけではない Ghostに関することだ。先日の戦いで、君は強化されたとは言え生身の体で立ち向かった そして君自信を強化されたジンオウガに負けた 私は身体能力を強化すれば少しはなんとかなると考えていたが、それでは無理ということが分かった 私は力を開放し、私の力が付与された武器と防具でもって初めてモンスターを討伐することに成功した つまり、私の力を使えるようにならなければこの先、生残ることはできない 君に私の力を分け与えたときに教えた言葉は忘れてしまったのか?】 G【そういえばそんなのもあったな・・・リード・・・クロなんとかだったか?】 K【リードクロニクルだ・・・!その言葉はああいった奴らと戦う場合必ず唱えなければいけない言葉だ その重要性は見に染みてわかっただろう?】 G【・・・そうだな 死を覚悟したのは久しぶりだった】 K【あれと同じことを繰り返すようなことがあってはいけない そのためには私の能力がフルに使えるように訓練をしなければならない Ghostにはそのための訓練を受けてもらう】 G【訓練をしたりするのであればここでは色々とまずい 場所を移そう】 Ghostは村から少し外れた場所に向かった G【この辺りで良いか。さて、何をすれば良い?】 K【まずは変身してもらわなければならない・・・リードクロニクルと唱えてくれ】 G【わかった。リードクロニクル!】 Ghostの周りに文字列が浮かび上がる 文字列はGhostの装備を分解し再構成させた そこには碧緑に鎧に包まれた姿 G【へぇ、案外時間は掛からないんだな・・・】 K【無事に変身はできたようだな リードクロニクルとはこの世界の歴史を読み取り、その情報を取り込み変身する 今は先日、私が戦った後の履歴が残ってるからその姿となったが基本的にイメージさえあればどんなもにでもなれる】 G【この装備はクロノスがイメージしたものなのか?】 K【このイメージはGhostの家にあった防具を参考にしたものだ 他にイメージになりそうなものはなかったのでな】 G【あの防具には思い入れがあるからな しばらくはこのままで戦いたいが問題はないか?】 K【特に問題はない イメージの強さがそのまま力となるのだから、イメージしやすいものであることが一番だ】 G【なるほど。しかしやけに重たく感じるが・・・】 K【次の説明のための手間が少し省けたな その防具にはこの世界の歴史、つまり情報でもって構成されている Ghostが感じた重みは歴史の重みといったところか。体力が消耗されることはないが代わりに膨大な精神力を使うことになる 意識を保てるのは5分から10分 それ以上は今のGhostでは難しいかもしれない】 G【歴史の重みか・・・ 確かに・・・!動きに問題はない・・・な!むしろ先程より軽いくらい・・・!だ・・・!】 Ghostは言葉を交わしながら体を動かす 紙ののような軽さと刃物のような鋭さが一体となったかのような体術 K【体の調子は良いようだな だが必要なのは精神力だ 万全のモチベーションで挑まなければ最高のパフォーマンスは得られない そしてそれは同時に時として死に直結する これからはGhostに特殊な訓練をしてもらう 訓練といってもそんなに大したことじゃない その防具をつけて座禅を組み、ただひたすらに頭の中でモンスターと戦うだけだ】 G【頭の中でモンスターと?そんなことをしても意味はないように思うが?】 K【勿論、ただのモンスターではない 私が作り出すモンスターだ 本当は実際に作り出したモンスターと戦うほうが効果的なのだが・・・ 生命を作り出すことはこの世界のバランスを崩しかねない それでは本末転倒となってしまうからな】 G【・・・そういうことなら】 K【なるべく早くしなければならない 私ではGhostの体の疲労度までは分からない 本当はもう限界なのにそれを知らずに能力を使ってしまう可能性がある それはGhostの命を削るようなものだ 体は強く強化されたが不死身になったわけではない 命は一つであることを忘れないで欲しい】 G【そうか なら、なるべく早くクロノスがどんなに無茶をしても大丈夫なようにきたえないとな! この領域に達するまでに訓練や実践やらで修行を積んだつもりだったが、さらに上を目指すために修行をすることになるとはな なんだろうな。楽しくなってきたよ。早速始めようクロノス!】 Ghostは座禅を組み、目を閉じた K【(少しは臆するかと思ったが思い違いだったようだ 頼もしい限りだ)分かった、データを転送する・・・!存分に戦ってくれ!】 クロノスによるGhostの強化演習が開始された クロノスは仮設を立てていた ギルドの動きは明らかにおかしい 上位ハンター試験の資格を与えることに関して、この世界の情報を調べた手順と今回の手順とは全く異なった形をしていたこと ジンオウガを討伐した際、誰もギルドに使者を送っていなかったのに翌日の朝にはギルドからの使者が村を訪れたこと 不確定な部分が多いため何とも言えない部分は多いが何やらギルドには黒い何かが潜んでいるらしい だとすればギルドには何らかの罠が仕掛けられているはず・・・ K【何事もなければ良いのだが・・・】 クロノスは空を見上げて呟くとGhostのほうに振り返り K【様々な意味で君はこの世界にとって必要不可欠な役割を担っているのかもしれないな・・・】 クロノスはGhostという生命体としての潜在能力をこの後に知ることとなる
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High-Card 初陣 2018年5月12日のデザインフェスタvol.47のショーステージに出演 WS生を中心とした殺陣を披露 【参加者】 永島真之介 今井裕也 遠藤正志 山田奈津美 熊田さやか 尾﨑孔亮 若菜 相馬元気 安藤寛泰 谷津恒輝 川谷章博 岩戸千晴 守田衣織 佐波苑佳 いからしゆうこ 千登勢 悠 今日 - 統計 -