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[想いの冒涜者]カーサ タイプ テクニック 必要コスモ 13 初期攻撃力/防御力 3400/3100 初期総パラメータ 6500 最大攻撃力/防御力 8500/7750 最大総パラメータ 16250 必殺技 サラマンダーショック 効果 テクニックタイプの攻 大アップ 【解説】 相手の最も大切な人の姿に同化し相手を襲う、リュムナデスのカーサ。一輝から、鳳凰幻魔拳をうけ、カーサは最大の拳を繰り出そうとする。 [想いの冒涜者]カーサ+ タイプ テクニック 必要コスモ 13 初期攻撃力/防御力 4080/3720 初期総パラメータ 7800 最大攻撃力/防御力 10200/9300 最大総パラメータ 19500 必殺技 サラマンダーショック 効果 テクニックタイプの攻 大アップ MAX覚醒時 初期攻撃力/防御力 5780/5270 初期総パラメータ 11050 最大攻撃力/防御力 11900/10850 最大総パラメータ 22750 【解説】 相手の最も大切な人の姿に同化し相手を襲う、リュムナデスのカーサ。一輝に追い詰められ、カーサは最大の拳「サラマンダーショック」を放つ。
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イベント開催期間 2013/08/14 20 00 ~ 2013/08/19 13 59 (魔神ガチャのみ、翌日の2013/08/20 13:59まで開催) イベント概要 ①魔神 カタリスを手に入れよ! イベント期間中、クエスト終了時に、「魔神 カタリス」が一定の確率で出現します。 カタリスを撃破すると、撃破時の宝箱から一定確率で【冒涜の魔神 カタリス】を獲得することができます。 ②発見撃破報酬 魔神の発見者には、発見撃破数に応じて報酬をプレゼントします。 ☆ 報酬一覧 ☆ 1体 気合の実 x1 3体 アルカナコイン x1,000 5体 精霊石 x3 10体 成長アルカナ 盾Ⅱ 15体 研磨アルカナ 斬Ⅲ 20体 成長アルカナ 弓Ⅲ 25体 プレミアムチケット x1 30体 成長アルカナ 弓Ⅳ 40体 成長アルカナ 戦士Ⅳ 50体 Aランク武器「グリーフソード」 ③魔神ガチャ ガチャにイベント期間限定で【冒涜の魔神 カタリス】やレアアルカナの入った「魔神ガチャ」が追加されます。 魔神ガチャは魔人コイン200枚で1回引くことができ、魔神の発見報酬で200枚、討伐参加報酬で100枚手に入れることができます。
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神の秩序にそむき、好んで業を積んでいく者たちのこと。聖人たちだけに関わらず多くの人もこの言葉を使う。 と呼ばれる。
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冒涜の影リザ・レギオン UC 闇文明 (3) クリーチャー:ゴースト 2000 ■スタンピード(バトルゾーンに7体以上クリーチャーがあれば、このクリーチャーは次のSP能力を得る) SP-このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーを1体、自分の墓地から自分の手札に戻す。 作者:wha +関連カード/11 《暴走するスタンピード・ホーン》 《軍団の守護者ミリタ・リエス》 《バタリオン・フィッシュ》 《バーサク・ヘッドギア》 《速攻屋ポコペン》 《ローリング・スカラベ》 《静電の使徒バチルス》 《アクア・パイレーツ》 《冒涜の影リザ・レギオン》 《嵐闘野郎ランページ》 《族霊の笛》 カードリスト:wha 評価 名前 コメント
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autolink 冒涜の行動/Blasphemous Act (8)(赤) ソーサリー 冒涜の行動を唱えるためのコストは、戦場に出ているクリーチャー1体につき(1)少なくなる。 冒涜の行動は各クリーチャーにそれぞれ13点のダメージを与える。 《冒涜の行動/Blasphemous Act》をGathererで確認 《冒涜の行動/Blasphemous Act》をGoogleで検索 《冒涜の行動/Blasphemous Act》が使用された大会 取得中です。 カードテキスト転載元:Wisdom Guild様 2011 / 12 / 17
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妖狐陣営:背徳者系 占い結果 霊能結果 カウント 能力使用 襲撃耐性 村人 村人 村人 強制 なし 始まりの夜に生存者から1人選択し"狐憑き"に変化させます。 狐憑きになった人は無自覚で狐と同じ状態になります。 選択された人の勝利条件は変わらず、能力も失われません。 始まりの夜から妖狐系のプレイヤー全員を一方的に把握することができます。 妖狐系が全滅し勝利条件を失った場合、後追いで死亡します。 ただし以下の役職を選択した場合、無自覚なまま自身が狐憑きになります。 占い師 女王観戦者 ヴァンパイア 出典:ねじれ天国
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自然そのものに造物主の意志がこめられている。では、自然にして自然に非ざる者はどこから生まれたか。――生憎と、われは女の胎からとしか答えられぬ。 名前 ベルタ・九十九 性別 女 年齢 16歳 属性 魔・機・悪・混沌 役割 無頼者 モットー 『死ぬ事から逃げ続けるだけなら死になさい』 誕生日 7/7 身長 152cm 体重 【ドバババババババババ】 趣味 (空欄) 好き ほうれん草、レバー、輸血パック 嫌い 塩水、家族、動物園 大切 生存 トラウマ もはや、どうでもいい。 スペック(0≦x≦10) 武力 知力 統率 耐久 敏捷 技術 胸部 10.0 7.0 5.0 6.0 5.0 9.0 6.5 スキル 無我(偽):B 苦境の末に身につけたハードボイルド。タフな精神で危急の状況下でも意識を集中させる。 炎のさだめ:A 戦闘と武器の使用に関する強い適性。武力と技術にボーナス。 自己改造:EX あらゆる生物と兵器に自身を作り替える才能。その力を扱うのに相応しい精神状態を作る能力も含めた評価。 能力 【存在冒涜】 実在の生物、伝説上の生物、実在の兵器の何れかあるいは複数の一部分を、 自らの肉体の一部分に強制的に接続するような形で肉体の形状を変化させることができる また実在、伝説上の生物の場合は必ず対応する部分に接続することになる 例1)馬の足を接続するなら腰部分に接続したり足の延長として接続したり 例2)不死鳥の翼を接続するなら肩甲骨の辺りに接続したり 兵器の場合は明らかに無理な場所以外であれば接続可能 また兵器、生物を問わず接続する部分に元の肉体の一部がある場合、 その部分を自力で肉体から切り離さなければならない 例4)虎の爪を自分の爪として接続する場合は自力で元の爪を剥がなくてはならない また、切除などして肉体から切り離された部分は、回復系能力など以外で元に戻ることはない 現存する通常の医療では、接合などをすることは不可能である(後釜に異形が接続されているため) 接続の手順 1、接続する為のブツを召還する(そのままでは兵器だろうと全く動作しない、また他人が使うことはできない) 2、必要に応じて自身の肉体から不要な部分を切除する(当然痛みや出血はそれなりにある) 3、接続するブツを接続する部分に近づける 4、接続されることを感じ取った肉体が触手のように変化し、ブツを銜え込んで接続せんとうねり位置等調節される 5、しっかり接続されたことを確認するためにちょっと動かしてみる 6、出来ていなければ再び引きちぎって3に戻る、出来ていれば完了 7、接続する物体によって損害あるいは利益を得る(不死鳥の燃える翼なら当然火傷するが肉体が燃える、乾燥に強い部品を接続すれば乾燥に強くなるなど) 接続することによって接続した部品の性質が全身に適用される(手順7の()内のように) 接続が失敗することは通常ないが、接続中に生物の一部か兵器いがいの異物が混入すると必ず失敗する 手順3まで進み4が開始すると、5に進むまで途中で止めることはできない 3→5の間に引きちぎろうとしても、すぐに触手が接合しようとするためである 全部を接続することはできない。なぜなら自力で心臓から脳に至るまで全てを破壊しなければならないからだ 初期スペック:少しだけ痛みに強い・自傷行為に対する本能的な抵抗がやや少ない 初期装備:遅効性(ロール後くらいに効果発揮)の強力造血剤、切除用の刃物(小型~中型の刃物から一つ自由に初期設定可) +一問一答 ①単純な疑問ですが人間の部位を出す事は可能ですか。 ②接続したものが生物の部位であった場合、そこに血は通いますか。 また、失血死のなりやすさや貧血などのリスクは兵器を接続した場合発生しますか。 ③兵器を接続すると明らかに弾をこめるのが難しいものが多いのですが、最初から装填されている事にして良いですか ↓ ①老若男女自由に可能です ②通います。また特に兵器だからといってリスクが高くなることはありませんが、 あまりに大きなものを接続すると疲労はします ③構いません +多用しそうなもの どの項目にも言えることだが、能力で実体化させているせいで威力は実際のそれから低下してしまっている事が殆どである。 M134《Painless gun》 映画「プレデター」で手持ち用に改造されたプロップが使用され人気を集めたガトリング砲。この際の誤訳でチェーンガンだと認知されているフシがある。 毎分2000~4000発を発射し、相手は痛みを感じる間も無く死ぬということでこんな渾名が付いたが、痛みを訴えるヒマが無いだけかもしれない。 本体重量だけで18kgに及ぶ重さに4000発の弾丸を搭載している代物なので、肩に装着して四つん這いの状態で放つか腕に装着し伏せて撃つ事がもっぱら。 人体と直結して放てば反動をもろに受けるので、比較的高位の切り札。 現実にも三脚を使用した上で歩兵に用いられ‘ミニガン’の愛称をとるこれは、少女が生命の危機に晒されずに使えるギリギリの兵器でもある。 トンプソン・コンテンダー・アンコール 大人気の英霊アニメの主人公がデコ先生の魔術回路を滅茶苦茶にしたアレ。の後続モデル。 狩猟用で、メタルシルエット競技や大型の動物を射殺する競技に用いられるが、本来人間相手に使うにはオーバーキル気味で、ライフル弾をピストル型で発射するという無茶を承知の銃なのでコレクション的な趣も強い。 拳銃としては過剰な威力を持つこの銃は、あらゆる銃器を瞬時に召喚できる少女からすれば一見どうでも良いものになってしまいそうだ。 しかし、様々な弾種を扱いこなせて威力と精度が高く、結局はピストル=比較的小型であるこの銃は、能力者狩りという《ビッグ・ゲーム》では意外なほどの有用性を持っているのである。 単発である事も、ロール的には逆にやりやすゲフンゲフン、様々な武装を切り替えて戦い、弾数も実質∞なベルタはさほど苦にしていない。 基本的には片手の手首を切り落としそこに結合させて用いる。 F-22 ラプター 映画「トランスフォーマー」でヘタレで有名な某人のビークルモードになってしまった自称航空支配戦闘機。戦いとは別の所で不憫な機体。閣下の異名で有名なアイドルの愛機でもある。 人間の背丈程度に小型化した本体を半ば背負うようにして、背の全面を利用して結合して、超高速の飛行モードに突入する際に使用する。 どう考えても飛べないけど推力偏向ノズルがあーだアフターバーナーのパワーがあーだで飛べる。姿勢制御も勝手にしてくれる優れもの。 ただし、人間がくっついてるのでステルス性はどうしようもない。 ウェポンベイを展開すればミサイルも撃てるが、威力はかなり控えめに。 ネメアの獅子 皮は分厚く、さらにその皮膚の下に筋肉が変化して出来た甲羅があるというギリシア神話のライオンで、ヘラクレスも弓が通らなかったので三日三晩かけて絞め殺さざるを得なかった。これってどっちはすごいんだろう。 特に触れられていないが、その爪はヘラクレスが獅子の皮を衣服に加工するときに使用したので相当な切れ味を誇ると思われる。 結果、ネメアの獅子の前足を腕に融合させた場合は強力な爪付き手甲として用いる事が可能で、必殺技「レグルスデスブレイク」はこれを装備して放つ。 プロフィール カーキ色のマントをすっぽりと被って上半身を覆い隠した少女。 髪色は黒、アイカラーは緑色、利き腕は左。美乳。 一言で言えば、ハードボイルドでタフな少女。 万物をきっぱりと割り切り、自分自身にも他者にも容赦がない。 悪意ある行動は必要に迫られて行うと公言し、感情より冷徹な思考を優先する。 ただしそれは、能力の影響で激しい情動を失ったことの裏返しである。 かつての自分がどんな人間だったかを思い出の中に探し、それをトレースした性格や口調を用いるが、本当の自分がどこにいるかは知らない。 自分と他者を俯瞰する事を得意とするが、そのせいでものの存在価値を強く定義することに不慣れだ。 感情を取り戻したいという願いは、果たして感情なのだろうか。 必殺技は四肢に融合させた火器で一斉射撃を行う「スプリームドゥーム」と、ネメアの獅子の爪で敵に致命打を与える「レグルスデスブレイク」。 行動記録 私は、ここにいるさいわいと言うのを知らない。同じ勘定を抱いた人間はどうなるのか俯瞰したかったけど、そうもいかないか。 -- 金の少女 (2011-12-24 23 36 27) 誰かのような私は許せないのに、私のような誰かを許すことが出来るのは、私というものを外から見てみたいから。……いつか、誰かの一番になれば、それが出来るのかも知れない。 -- 黒崎 (2012-03-18 12 54 02) 名前 コメント
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冒涜されし神々の道徳 C 水/闇 2 呪文 ■マナゾーンに置く時,このカードはタップして置く。 ■このゲーム中,各プレイヤーは自分自身のターンの始めにカードを引くことは出来ない。 ■このゲーム中,各プレイヤーは相手のターンの始めにカードを1枚引く。 「ちょろい・・・ちょろすぎるね!クリエイターの皆さん,もうちょっと頑張って世界創世してくれないとぉ!!」- 鎧亜の混沌ナイア 作者:かみど ゲームのシステムをごっそり変更,それがどうしたという変更のような気もするが。 収録:機界編(マシーナ・ワールド) 名前 コメント
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KZ/077 R 牛に対する冒涜トモノリ/吸血忍者 女性 パートナー 心配するトモノリ/吸血忍者 女性 レベル 1 攻撃力 2000 防御力 4500 【相川がそう言うなら、我慢するよ】《元気》《妄想》 【自】 このカードが手札からベンチに置かれた時、あなたのリタイヤが1枚以上なら、あなたは自分のリングの《元気》を選び、そのカードの次のアタック中、そのカードを+1500/+0。 作品 『これはゾンビですか?』 関連項目 《妄想》 これはゾンビですか?&これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド 心配するトモノリ/吸血忍者
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アマンダはただ、そのジェームスだったものの前に立ち尽くしていた。 何が起こったのか、それが目の前に突きつけられていたとしても未だに信じることができなかった。 手にはジェームスに押しつけられた一枚の資料。悔しさ恐ろしさを苦々しく噛み締めながら、アマンダはそれを握りしめる。 ああ、私は彼を救ってやることができなかった。みすみす見殺しにしてしまった。彼の頼みを聞いてやることすらできなかった。ならば、せめてこの託された最後の想いだけはなんとしても成し遂げなければならない。 まだ力の入らない足腰を鞭打って、ライフルを杖代わりにアマンダはよろよろと立ち上がる。そしてジェームスだったものを一瞥すると、もう何も語らない肉塊に別れを告げた。 まだ名前も聞いていなかった彼のためにも、この資料は必ず持って帰ろう。そして、真実を探るのだ。この悪趣味でおぞましい奇妙な出来事の実態をなんとしてもつかむのだと決意した。 見ると、その資料は何かの染みで一部が読みとれない状態になっていた。どこかに、完全な形の資料はないのだろうか。 銃をしっかりと握りしめ血に塗れてしまった勲章を拾い上げると、ジェームスの最後の頼みを一枚片手に研究所の奥へと足を進めるのだった。 アマンダがその場を去ってからしばらくすると、頭を撃ち抜かれたはずの怪物はぴくりと身を動かしたように見えた……。 『神への冒涜』四人目「Dr.エイド / Bloody emergency Manual」 エレベータは深き地の底から勢いよく昇っていく。 その中にはエイドと一人の研究員の姿があった。 「は……ははは、生き延びた。私は生き延びたぞ! 勝った。あの老いぼれに勝ってやった!! …当然だな。この私があんなジジイになど負けるはずがないんだ。ふはははは!」 「あ、あの……ドクターエイド」 研究員は遠慮がちにエイドに声をかける。 「あァ? なんだ、私はおまえなんかに用はないぞ。話があるなら、さっさと言え」 「その……。さっきは申し訳ありませんでした…」 「ふん、もういい。だが、こうして私は無事だ。だったら何も問題はない」 「それで、その…。一人で逃げようとしてしまった私が言うのもあれなんですが…。あの男を置いてきてしまって、良かったんでしょうか……」 そんなことありませんよね、という目で研究員はエイドを見つめている。彼は彼なりに罪悪感に苛まれているようだった。 「ああ…、あいつか。まぁ、たしかに大事な研究材料のひとつではあるが。だが、どうせあれは失敗作だ。見なくてもどうせ結果は見えている。今頃、あれはめちゃくちゃのぐっちゃぐちゃになっているだろうさ。失敗作をただ廃棄したまで。何を気にする必要がある?」 エイドは当然だろう、とでも言わんばかりに答えた。 「で、ですが…。あの男だって、被検者とはいえ生きた人間です。ましてや、今は非常時。そんなときこそ助け合うべきだったのでは、と私は後悔しているのです…」 「助けるゥ? あの老いぼれをか! 何をふざけたことを言ってやがる! あいつは被検体の分際でこの私をコケにしやがったんだぞ!! そのあいつを助けるだと……貴様、何をばかなことを!!」 「い、いえ! その、わ、私はただ……! も、申し訳ありません…」 「チッ……いいか、被検体を人間だと思うな。実験動物だと思え。それが嫌なら虫けらだとでも思っておけ! 変な情など持つな。実験の妨げになるだけだ。少しは八神君を見習ってもらいたいものだな、くっくっく…」 「は、はい…」 「さて、今頃やつは被検体Yにでも喰われちまってるころか。ひゃはははは、ざまぁないぜ! おい、どうしたジェームス。おまえ、死んだのかよォ! あっははははは…!!」 エイドは不気味に顔を歪めながら、狂ったように笑い始める。 そんなエイドの様子を、研究員はただ顔をしかめて見ていることしかできなかった。 エレベータが階上に到着する。扉が開かれる。 二人は扉の陰に隠れて様子を窺ったが、どうやら危険はないらしい。研究所内は不気味なほどに静まり返っていた。 「くそっ、ひどい有様だな。さすがにもう、ここで研究を続けるのは難しいか…。おい、おまえ。何をすればいいかは、ちゃんとわかっているな?」 「はい」 「だったら、さっさと行け! おまえがそうであるように……いや、それ以上にまだ私にはやることがあるんだ!」 エイドが怒鳴りつけると、研究員は慌てて駈け出して行った。 研究内容が内容だけに、この計画ではあらゆる危険が想定される。そんな事態に際して、この研究所では非常事態マニュアルが用意されている。エイドもまた、そのマニュアルに沿って行動を開始する。 ひとつは、重要な資料を確保して脱出すること。 ひとつは、研究の痕跡をひとつ残らず抹消すること。 ひとつは、上層部の安全を確保することだ。 「上層部の安全……ねぇ、クソが。上のやつらは自分の身のことしか考えちゃいねぇ。大方、非常事態だと聞いてものんびり上で紅茶でもすすってやがるんだろう。ああ、腹立たしいぜ。いつかのし上がって、絶対にこの手で変えてやる! 私が頂点に立つのだ! 今まで私を扱き使ってきたやつらを逆にボロ雑巾のように扱ってやる!!」 この廃病棟、もとい研究所は地上三階、地下二階の五階構成だ。 二階が研究フロア、地上一階と地下一階は実験フロア、そして地下二階は隔離フロア。 東西に階段とエレベータを備え、今エイドたちが昇ってきたのは西側。アマンダは東側から地下一階に下りて、西側へと歩いていったその先でジェームスと遭遇したのだろう。 そして上層部は三階の管理区画で優雅にティータイムだ。 「ああクソ、くっそくそくそくそォ! 私がこんな目に遭っているというの上のやつらときたら……。それに八神だ! あいつはどこで何をしてやがるんだ! これはあいつの失態だ。あいつの被検体が暴れて逃げ出したからこんなことになったんだ。あいつが責任をとって全部一人で尻拭いをすればいいんだ…」 エイドは不機嫌そうに一階の自分の研究室に向かった。 八神とエイドは実験班の主任博士だ。 実験班は、二階の研究班の成果を被検体に投与して経過を観察する実務執行と、それら被検体の管理を行っている。 研究班は、《研究》の目的、すなわち…… 第一目的:野生生物に匹敵する強靭な肉体を持つ強化軍隊を得る。 第二目的:完全獣化させて敵の目を欺く野生部隊を得る。 これらのことを実現するための薬品の開発研究を執り行っている。 それとは別に確保班と管理班が存在する。 確保班は表の病院から実験に適性のある患者を見つけて実験班に報告したり、外部から適性のある者を被検体として研究所へ連れてくる。 そして、管理班とは上層部のことである。 「私のやるべきことはこれで全部だな。端末の情報もすべて消去した。あとは迎えが来るのを待って、こんなところはさっさとおさらばだ。あまり居心地のいい環境じゃなかったぜ。次の研究所はもう少しマシなところがいい」 ひとつのスーツケースを片手にエイドが彼の研究室から再び姿を現した。 そのスーツケースの中には《研究》の資料や、彼の私物などが詰められている。 「私の部下たちはみんなやられちまったか…。おかげで、あいつらの分も私が処理をすることになった。それもこれも、八神のせいだ。いや、あんな被検体を報告してきやがった確保班のせいか? いやいや、どうせ上からの指示なんだ。全部、上層部が悪いに決まってる!」 誰もいないのをいいことに、エイドは次々と愚痴を漏らした。 「ああ、そうさ。上のやつらなんて、口だけで技術もなにもないに決まってる! まだ研究班のほうがまともな仕事をしてるぜ。上からの無茶な要求をいくつも適えてきたんだからな。その点に関してだけは、私も評価してやる。だが、確保班。てめぇらはだめだ!」 エイドが日々の恨み辛みを呟いていると、静寂の研究所に一人の足音が響く。 「さっきの研究員か? おい、おまえまだこんなところをうろついているのか。それとも迎えの奴らが来たか!」 コツコツと音を響かせながらその足音の主は近付いてくる。靴の鳴らす音だ。 少なくとも、あの失敗作ではない。そして、ジェームスは生き残れていないだろうと確信している。それは、間違いなく人間の足音。 「おい、どうした。何か言ったらどうだ。え?」 足音はすぐそこの廊下の角から聞こえてくる。相手の姿はまだ見えない。しかし、声は届いているはずだ。 「こら、無視すんじゃねぇよ! 誰だ、おまえは!」 機嫌を損ねてエイドは不用心にも角から飛び出してしまった。 ゴツリ、と硬く冷たいものの感触を額に感じる……。 「それはこちらの台詞だ。おまえは何者だ……言え!」 エイドの額には銃が押し付けられていた。 「げ、げっ…!?」 相手は引き金に手を添えている。いつでも撃てる状態だ。 「わ、私は……ここで働いてる者だ。お、おまえこそ何だ? 同僚には見えないなぁ…」 相手は銃を押し付けたまま静かに答えた。 「私は国軍准将のアマンダだ。ここで怪しい悲鳴を聞いた。そしてこの有様を目の当たりにした。ここで何があった? 正直に話してもらおうか」 (ぐ、軍隊だと…! なぜそんなものがここに…。患者服……表の病院の患者か! くそっ、これはまずい相手に来られちまった) 「あ、ああ。うちの患者さまでしたか。これは失礼しました。ここは立ち入り禁止だと、そう書いてあったはずですが?」 「それは承知の上だ。これは一体どういうことだ? 話せ!」 「い、いやぁ。これはですねぇ、その。ちょっと研究にトラブルがありまして…。そう、事故! 事故なんですよ。危ないので部外者は立ち寄らないでいただけませんかねぇ」 エイドは普段の様子からは似ても似つかないへつらった様子で、不気味な愛想笑いを浮かべながら答えた。 「研究……だと?」 アマンダは眉を吊り上げる。 「ここは使われていない病棟のはずだが? それがなぜこんなところで研究をしている。その持っているケースは何だ。中を見せてもらおうか」 「い、いや、これは…。その、ここではちょっと……危険な研究をしているんですよ。患者さまにその危険が及ばないように、表向きには閉鎖しているということしているというか…。そう、危険なんです。ウイルスや菌を扱う研究をしているので。その……新薬の」 「ほう、新薬だと? 壁が抉られているのを見たが、薬の研究であんな惨状を招くのか。それは大層危険なお仕事だな」 迂闊、つい口を滑らせて余計なことを言ってしまった。しかし、もう後のまつりだ。 「あ…いや……薬とは関係ないんですよ。そうそう、熊が出たんですよ。それでこんなことに…。もう始末しましたから、兵隊さんは安心してお帰りください。もう安全ですから」 「熊だと? わざわざ、こんな海沿いまで降りてくるとは悠長な熊だな。私はさっき、その”熊”に会ってきたばかりだがな」 「え、えっ!? 会われたんですか。そ、それは大変でしたね……もし、怪我などされたのなら、表の病院で診てもらってください。それじゃあ、私は行かなければならないので失礼……」 「いい加減に本当のこと言ったらどうだ!!」 我慢の限界を迎えて、アマンダはエイドを壁に押し付けた。銃は額に突き付けられたままだ。 逃げ場はない。もはや言い逃れもできない。 「くっ……。その”熊”に会ったと言ったな。おまえ、どこまで知っている……?」 「何も。私はまだこの目を疑っている。地下で狼を見た。…いや、あれは本当に狼だったのか? とにかく、そいつは一人の老人を襲っていた。だから、私はその狼を撃った」 「そ、そうか! 始末してくれたのか! それは助かった。我々の仕事がひとつ減ったぞ。感謝するぜ、くっくっく…」 「その襲われていた老人は私の目の前で死んだ」 「そうか、それはお気の毒になぁ」 エイドはそれがすぐにジェームスのことだとわかった。心の中では大声でジェームスを笑い罵りながらも、それが表情に出ないように隠して、あたかも同情するかのように答えるのだった。 「だが……。ああ、私は一体何を見たんだ!? 信じられない。何と説明したらいいのかわからない…。だが、その老人は確かに私の目の前で……変死した!! 急に苦しみ始めたと思ったら、血が……肉が……う、うぷっ」 剛毛を所々に生やした肉団子が、血やら内容物やら得体の知れない液体をまき散らしながらどろどろごろごろと転がり、アマンダを押し潰さんと差し迫ってくる想像が頭をよぎってしまう。 アマンダはあの光景を思い出して、再び嘔吐感に襲われた。 その隙をエイドは見逃さない。 アマンダからライフルを奪い取ると、彼女が自分したようにそれを額に突き付けてやる。 「な…っ!! どういうつもりだ!?」 「へ……へへっ。ざァんねんでしたぁ! まだ何もォ? へーぇ、そうかい。そのことば、どこまで信じていいものやら。まぁ、それが本当だったとしても、見られてしまった以上はおまえをここから帰すわけにはいかねぇなぁ!!」 「く…ッ! き、貴様……やはり何か隠しているな! ここで何を研究しているんだ! 本当のことを言え!!」 「おいおい、お嬢さん。自分の置かれた状況をもっとよく考えるべきだぜぇ? 将軍サマだかなんだか知らねぇがなぁ! 世の中には知らないほうが幸せなことなんて、掃いて捨てるほどにあるんだぜぇぇえええ!? 余計な好奇心は身を滅ぼす……覚えときな!!」 形勢逆転、こんどはアマンダに逃げ場なし。そのまま、後ずさり壁に追い詰められてしまった。 「おまえは知るべきじゃないことを知ってしまったのさ。その罪は重いぜぇ…? くっくっく……」 「ふん。銃の持ち方がなってないな、素人め…。撃てるものか」 「そいつはどうだろうなぁ? 私は実験でもう何人殺っちまったか覚えてないなぁ…っひゃはははははァ! 躊躇? 迷い? そんなもの期待したって無駄だぜ、お嬢さん。私はなぁ! 他人なんかどうだっていいんだよォ! いいか、世の中生き残るためには勝ち続けるしかないんだよ。他人なんて蹴落として当然のただの駒に過ぎねぇんだよォ! 邪魔ものは排除する。邪魔になりそうな芽は早いうちに摘み取ってしまうに限る。秘密を知られた可能性がある以上、生かしちゃおけねぇんだよォォォ!!」 「くっ……外道め」 「なんとでも言え。ほら、死んじまえよォ!」 エイドは何のためらいもなく引き金を引…… 『グォォォオオオオォォオオオォォオオォォオオオ………ッッッ!!!』 どこかから聞こえてくる咆哮。思わずエイドの身がすくんだ。 その一瞬の隙をアマンダは見逃さない。 腹に拳を一撃、もう一発、そして膝で蹴り上げる。 「ぐ…ッ、うぐぅ…!?」 「おしゃべりが過ぎたな」 形勢再逆転。 アマンダは銃を奪い返して、うずくまるエイドの頭に銃口を向ける。 「あの声、まだ他にいるというのか。……まぁいい。秘密だって? それは面白そうだな。さぁ、こんどこそ吐いてもらおうか。それから、その荷物は預からせてもらう」 「う、ううっ…。わ、私はただ、上層部に言われてやっただけなんだ…! 私は何も知らない。私も何も知らされていないんだよォ! それでも撃つのか? この哀れな科学者を撃とうと言…」 銃声。 弾はエイドの頬をかすめて床にめり込んだ。血が一筋垂れて床に落ちる。 「話せ。次は命中させるぞ」 「チッ…。血も涙もねぇ女だな。いいだろう、教えてやる……」 エイドはスーツケースから一枚の紙切れを取り出すと、それをアマンダに手渡した。 「これは…?」 注意がその紙切れに移った隙を狙ってエイドが殴りかかる。 「うっひゃはははァ! ばかめ!!」 しかし、アマンダはその一撃をひらりとかわすと、体勢の崩れたエイドの後頭部を銃で打ちつける。 エイドは気を失って倒れた。 「……ばかはおまえだ」 スーツケースの中に入っていた医療用のものと思われるゴムチューブでエイドの両手を拘束すると、アマンダは何か使えるものはないかとスーツケースを漁った。 ジェームスに押し付けられた資料は、汚れていて読めない部分があった。もしかしたら、完全な形の資料がここにあるかもしれない。 「そういえば、あの資料には軍の司令部が絡んでいると書かれていたな…。ふん、そんなことあるものか。どうせ責任を押し付けて逃れるつもりに違いない。あるいは、軍司令を語って研究者たちを強制的に働かせていたのか?」 スーツケースには何枚もの紙資料や医療道具、鍵や小物、畳んだ白衣などがしまわれていた。 資料は別の国の言語で書かれているものや、何かの表や図形、あるいは写真が貼り付けられているものもある。 アマンダはその中から、自分の読めるものだけをかき集めた。 「クロロがどうだの、トキシンがどうだの、薬品のことはよくわからないが、これは私にも理解できそうだ。これは、この建物の見取り図か? ふむ。それからこれは……見覚えがあるぞ」 完全な資料だ。ジェームスに渡されたものとほとんど同じものがそこにあった。こんどは汚れはなくしっかりと最後まで読むことができる。 「…………なに? まさか、本当に軍が関わっているというのか!? それに……そんなところまで!? ば、馬鹿げている! こんな愚かな…とても信じられない…。でも、地下で見たあれは、そう考えるとたしかに納得がいく…。そ、それじゃあ、私が撃ったのはまさか……!!」 資料にはすべてが書かれていた。そして、これからのことも。 「そんなことのために、病院の患者たちを実験台にしていたというのか!? なんて酷い…。これは神への冒涜だ!! こんなこと、すぐにでも止めさせなければならない! 私が……この手で!」 だが、いくらすべてが記された資料にも、彼女の身にこの先起こり得る未来までは書かれていなかった。 アマンダが決意を示して手をぐっと握りしめる。すると、その拳の上に赤い滴が落ちた。これは……血液? 「な…しまっ……!!」 気付いた時には既に遅かった。 あまりにも資料に集中しすぎて、周囲の警戒を怠っていた。 アマンダの背後には例の人狼が立っていた。頭を撃ち抜かれたはずにも関わらず、それは死んではいなかったのだ。 しかし、もうアマンダにはそれを見ることも適わない。 振り返るよりも先に、人狼はアマンダの頭を噛み潰してしまったからだ。もう、どこが目でどこが鼻でどこが口なのかもわからない。血を勢いよく撒き散らす首から上のない肉の身体がそこにあるに過ぎなかった。 最期の瞬間、彼女は一体何を思っただろう。一体何を見たのだろう。目も頭も失ってしまった今になっては、それももうわからない。もう、なにもわからない。 人狼はそんな彼女の亡骸をめちゃくちゃに引き裂いてしまうと、ひと際大きな雄叫びを上げた。それは、どこか悲しいようでもあり、何かを酷く恐れているようにも聞こえた。果たして、それを聞くことができた者がまだいたかどうかもわからないが。 アマンダの銃が虚しく主の手を離れて床に転がる。 そこには一枚の血に塗れた資料が遺されるのみだった。 ――強 隊計画 概要 弱い。とても撃たれ弱い。銃弾のたった一発が致命 さ り得る。 部は野生生物のその強靭な肉体のタフさに着目し の能力 人に適用 と計画した。 々はその計画の一旦を担う。こ は我々の能力を れた上での依頼 て研究に励むように。 ま 、依頼主は軍司令部 で を忘れない 。 第 生生 に匹 る強靭 第二 的:完全 第三目的:不 現段階での研究経 経過1:精神の錯 ョック死。適性 い者は 死亡する。 経 2:外見の変化、 乱及び暴走→処分 :中途半端な獣化、精神が不安定で目的1を達成す 時期尚早。 一方で、必要以上の変化を見せる個体が現れる→目的2の研究に利用可能 4:獣人化、目的1の達成(ただし適応者のみ)。引き続き、研究を進め 経 完 化を目指す。精神 乱、暴走の再問題 経過 自我を失っ うになった 失敗である 経 完 成( 。一部に”絶 死 い”副作用発 た目はゾ は経 、自我を失って暴走。 了につき 体は隔離。第三 経過8:無 化成功。 的の試験的軍事利用 経過9:副作 のみ取り出 究を開始。 はそのま を得る目的 変化させずに、不 用のみ すことを目的とするが また経 経過2の状態に逆戻 経過10:今後 期待する。不 後の研究課題(難航中) To be continued... 神への冒涜5