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内緒 日付 2011年1月31日(月) 執筆 yukinko タグ yukinko いわゆるドクターストップ お医者さん ぱそ 人って 仕事 復帰(?) 長え 面倒で面白い生き物 お久しぶりですm(_ _)m 最初のころより大分よくなりましたよ。 まだちょこっとくるくるするけど、まあその程度。 ホントはね、お医者さんに液晶を見るの止められてるんだけど、内緒ね← 部活。 うん。私の所属している、chick-enさんとpacifistさんが所属していた部活っていうのはパソコンを基本的に使用します。 しかもものっそ顔近づけたりします。 そんなんだから眼性疲労になんかなるんです。 「一応脳神外科にも行ってね」 だって。 うにゃああああぁぁぁぁ。 父親に止められてます。部活。 行ってるんだけどね、結局のところ。 パソコンの液晶も見てるわけだし。 ホントはよくないよ? でも仕事だから。 私が任された仕事だから。 任されたなら、最後までやらなくちゃ。 ほんの少しの休みは貰ったとしてもだよ。 人間関係。 難しいよね。 人の心なんてものは誰にも分からないから。 もしかしたら当人だって分かってないかもしれない。 友人関係もだけど、やっぱり一番難しいのは恋愛だと思う。 自分を好いてくれている人を無下に出来るほど私に余裕はないし。 だからといってはっきり言わなきゃ相手が傷つくだけ。 分かってはいるんだけど。。 やっぱり最後は「自分が傷つかない」方向に行ってしまうと思う。 人だけを傷つけないように。 無理だよね。自分を守ってあげられないような人に人は守れないよ。 自分のことしか見てない人も同じ。 自分のことも労わって、その後初めて人を労わってあげられる余裕が出来る。 きっとそういうもの。 それだからこそ、人は面倒で面白いと思うんだ。 面倒な生き物だと思うよ。考えるんだもん。 誰かの心を好きになるっていうのは人間くらいなんじゃないかな。 そういう仕事にも、就いてみたい。 人の心に少しでも近づけるような。 そんなこともしてみたいなあ。。 では。 少し長くなったけど。 ではこれにて。 また全快したら書きます。 じゃあね!
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テオには内緒で このページでは、フォーラムでは書けない、スパイ活動などについて説明しています。 英語Wikiにもまとめがありますので、ぜひご覧下さい。 最近の動き 7月上旬にジェームズ担当だったフォーラム監視がなくなって以来、フォーラムで書けないことはほとんどなかったのですが、最後の最後になってこのWikiページがまた必要になったかもしれません。 8/21 マーカス、ジェームズ、モニカ、ラリッサ、ディエゴの5人が非常に奇妙な儀式を行っているのを、メイフイがホテルに戻った時に目撃しました。実はこれは、以前Couberteamという有志の集団がでっちあげた儀式で、モニカとディエゴの協力でテオ側に掴ませた、偽のアーティファクトに書いておいたものです。偽アーティファクトにはこの儀式でシンクロを壊すことができると嘘が書いてあるので、この儀式を行った者がテオ側とわかるはずだ、というしくみでした。しかし今回はなぜか、偽の儀式と知っているモニカとディエゴも一緒に儀式を行っていますね…。 8/21 どうも彼らはレナタを助けたくて動いていたようです。ラリッサによると、レナタは本当にこの世界でテオと残りたいそうで、レナタがテオとうまくやっていけるよう助ける必要があるということで、ラリッサはモニカに助けを求めました。モニカはディエゴも交え、何か計画を立てたようです。ところがメイフイが見つけてビデオをアップロードしてしまったので、ラリッサたちは慌ててメイフイに誤解を解きに行き、レナタがテオ側の信頼を得られるようメイフイにも協力を求めました。 8/22 アゴノテタイ側はテオ側の名前でテルマンティアにメールを送り、サイトを見るように伝えました。このサイトのソースコードの本文には、暗号(4/22と5/4の項参照)でアゴノテタイ側はうまく行っていないと書いてあります。ただ、相談にマーカスを交えていないようです。 8/23 テルマンティアからメイフイにメールがあり、Couberteamの偽の文書を28番目のアーティファクトとして信じていること、偽の儀式も信じていて、アゴノテタイ側がうまくいかないことを確信したようです。またレナタからラリッサに連絡があり、レナタはラリッサを使って儀式をさせたことで評価され、昇進することになったそうです。一件落着。 (結局ビデオは全て各人のフォーラムに載ったのですが、Couberteam関連はテオ側に対する秘密なので、とりあえずフォーラムには移さないでおきます) お願い いま世界中で私たちの仲間は、テオの企みを探ろうとしてスパイ活動をしています。 いまや、アーティファクトの調査よりも、こちらを重視している人が多いくらいです。 しかしこれらの活動についてはフォーラムでは触れられていません。 これは、テオたちがフォーラムを読んでいるので、秘密を知られないようにするためです。 スパイたちからフォーラムに載せないでほしいと言われています。 そこで、フォーラムではできない相談を日本語でもできるように、 このページを作りました。 まとめだけでなく、意見交換などの場としても使っていければと考えています。 なお、テオ以外の他のキャラクターも、テオの仲間かもしれません。 ですので、このページは全てのキャラクターに内緒にしてください。 タイムライン 4/14 ハント氏がメール(和訳)で、敵を知るために敵と一緒に働くことを勧めています。 4/22 ロンドンでテオたちと最初の接触を試みました。暗号の存在をアーティファクト回収場所に残し、暗号をアリアドネのフォーラムに書き込みました。 5/4 テルマンティアがメールで示したウェブサイトに、スパイに対する最初の返事が暗号で示されていました。メールアドレスも記されています。 5/6 マーカスのブログに、マーカスはもう自分たちの側にいるとテオたちが書き込みました(ドイツ帝国の地図も)。暗号が含まれ、またメールアドレスが示されています。 5/8 ジェームズがアルゼンチンの有志にメールでテオ側のような返事をして、マーカスは自分たちに加わった、カイもいずれ賛同するだろう、と書きました。 5/8 ThumosとCharitonのミッションが「汝の敵を知れ‐そしてテオの心を探れ」となり、以前テルマンティアが示したテオ側のサイトが示されました。 5/9 テオのサイトに、「我々に加わりたければ、地理的に離れたパートナーを選び、2人で連絡せよ。そうすれば、脱シンクロを本気で考えているかどうかテストする」と書かれました。日本のチャンス? 5/12 テオから応募者に返事がありました。テストの説明や、ジェームズの写真などが含まれています。テストは簡単に言えば、普通にはあり得ない行動をパートナーに考えてもらって、それを実行することです。 5/12 のりこさんがTwitterでミッションをぜひお願いしますと書き、テオについてハント氏の知恵を借りることを促しました。 5/14 カイがアリアドネのブログで、ジェームズを改心させるためにサンフランシスコに来れる人を募集しています。一時的にアップロードされた文章によると、ジェームズにパーソナルラビリンスをさせ、良いジェームズと交信させるつもりらしいです。 5/17 最初のスパイたちの報告「公園の木を全ハグ」があり、その後もいくつか報告がありました。 5/20 テオ側からスパイたちにテスト合格が伝えられ、情報が与えられました。「1920年に6人のうち置いていかれた1人が最初のカウンターアゴノテタイになった。これは他が帰った5年後に作られた文書で、テオ側では最初のカウンターアゴノテタイのアーティファクトの1つと考えている。これは2004年のアゴノテタイの1人がテオ側に加わった時に入手した。彼は捨てられたコーデックスの隠し場所でそれを見つけた。」すぐこの文書は解読されたようで、7重ラビリンスを重ねて字を読むとbaetylusdilooomphalabyrinthになります。 5/20以降 英語Wikiでスパイ活動のまとめができています。変なビデオがいっぱいです。 5/22 スパイの相棒を募集するスレッドが立ちました。経緯については5/9と5/12の件をご覧下さい。 5/22 スパイたちがテオ側からもらった、最初のカウンターアゴノテタイのアーティファクトを解読して得た結果は、オンパピューターのコマンドでした!baetylusdiloo/omphalabyrinthと入力すると、数行ものメッセージが返ってきます。地球サイズのオンパロスを作るための情報のようです。→この部分は公にされたので以降はフォーラムで 5/29 サンフランシスコの夕方6時半から、Jamesを捕まえてパーソナルラビリンスをやらせて改心させる計画が行われました。日本時間では5/30朝10時半からでした。実況はここのTwitterとここのwebcastで行われました。詳しくはここのビデオで。結果を簡単にまとめると、ジェームズはパーソナルラビリンスによって4年前の恋人トリアと交信。トリアのいる並行世界へ行くことを希望して今年はアゴノテタイ側に協力することになりました。テオ側のアジトの場所を教えてくれたり、ロストリング情報を入手してくれたり、その後はアゴノテタイ側とメールでやり取りしてくれています。 6/1 代々木公園でのラビリンス練習の際にテオの仲間だと名乗る人物からメッセージを受け取りました。 6/7 ジェームズの携帯電話の発信記録から、ニューヨークの番号が出てきたのである人がかけたところ、留守電が出て「敵対者の録音ステーションです。ミッションの結果を録音して下さい。」というメッセージが日本人のような英語で返ってきました。※何か吹き込んで話をややこしくしない方がいいという意見があります。 6/25 テオへの入会が済んだ人が27人に達し、ジェームズが昇進できました。これで一段落でしょうか。その結果、今週中にジェームズが、テオのメンバーが使うボイスメールボックス(留守電?)にアクセスできるようになるそうです。 6/25 それとともに、テオのアジトの場所(つまり街サイズのラビリンスを作る場所)がさらに18か所判明しました。その中に東京と京都がありました。京都で街サイズラビリンスを作ろうとする人は、すぐにkaitownSPLATgmail.comに連絡してトラックスティックを受け取ってほしいそうです。 6/26 テオ側の留守電にはオランダ語で、ロストリングを作るための5つの輪の1つについて、移動予定が報告されていました。最後の部分は英語で、パスワードがわかるクイズで、今回はThe Sphinxでした。輪はmr.judkins氏たちがウェリントンの某所に取りにいく予定。また、今後他の4つの輪についても同様に明らかになりそう。 6/30 ジェームズが新しい留守電を入手しました。今度は全く別の言語と英語で、パスワードはCLEOPATRA(またはCLEOPATRA EURODICE OF MACEDON)とわかりましたが、何の言語か全くわからず、従って地球上のどこにあるのかもまだわかっていません。 6/30 ロストリングの第1の輪がウェリントンで見つかりました!(写真、ビデオ)リングの内側には「輪は5つであり、一つの世界はゲームによって一緒になりメッセージとなる。運動選手にとって、名誉は旅行である。世界がオリンピックで到着を待つ。あなたが家に帰る前に、あなたはそれぞれの大陸で友人を得るだろう。」と書いてありました。 7/2 2つ目の留守電はアルメニア語らしいということで、今解読中です。 7/4 2つ目のリングは東京みたいです!私は東京出張なのですが夕方まで動けないので、どなたか行ける人行ってみてください。目的地はまだ完全に決まっていませんので、スレッドの様子などを見てください。できれば一言でもいいので書き込んでください(Guest可)。 7/4 unagiがhttp //tinyurl.com/6g7dbdにあるピンの3箇所を探しました。5時半から1時間半かけて探したのですが見つかりませんでした。 最初に探した神楽坂駅周辺はギャラリーが多く7件くらい店に入って金属の美術品の輪がないか尋ねてみましたし、他の2つのピンの位置はそもそもギャラリーがないようで、あちこちの店のウィンドウを覗きまくってみましたが、リングは見つかりませんでした。見落としは当然あると思いますが、まずはもっとエリアを絞らないと無理ですね。明日行かれる方もいるのでしたら、今晩辺りもっと作図をしっかりやったり、輪が置いてありそうな店のアタリをつけたりして、サポートしたいところです。私はもう行ける機会がありません。※長文のためコメントだと後で書き直したくなりそうなのでここに書きました。いずれは整理します。 7/4 ジェームズがメールで、フォラムのチェックは自分が担当で、他の奴はやってないから、フォラムにテオに内緒のこともいろいろ書いていい、と書きました。でもあまり目立たないようにはして欲しいようです。ということで、ロストリングの議論は以後フォラムでやりましょう。 意見交換の場 これ以降は、テオに関する自由な意見交換にお使いください。緊急の通知はページの先頭あたりにどうぞ。 このコメント欄に関して 管理者より どのような御依頼でも、特別な問題(個人情報の流出等)のないコメントは削除いたしません。当wikiは中立な立場から情報を提供する場です。 あ、すみません。 博物館はラビリンスを描く入口の場所ですね。 -- (Lunch) 2008-07-04 22 28 22 神楽坂なら気軽に行ける距離、それこそ24時間OK。 ただ、しらみつぶそうにも、どんなところにあるのかわからんとなあ… ギャラリーだったのは前回で、今回は特にそういう指示はないんだよね? -- (QED) 2008-07-04 23 00 59 ないようですね。もっとも、アルメニア語の解読が完璧じゃない可能性があるけど。 今自分で聴いてみてるけどさすがに何もできない(笑) -- (unagi) 2008-07-04 23 21 20 以下のページでMarinaさんから頂いた写真を全て公開しています。 http //argfan.com/argnow/the_lost_ring/#22 -- (argfan) 2008-07-08 22 24 23 プレイ内容:自由。時間:自由。場所:自由。男性アルバイト募集中(*´д`)ノ http //www.fgn.asia/ -- (麻里) 2012-06-29 00 11 54 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/girlsroyale/pages/365.html
同名ドール [みんなには内緒よ]ささら 限界突破データ 同名ドール [颯爽登場]ささら [覚悟はいいかしら]ささら [看病しちゃうんだから]ささら [海まで競争よ]ささら [海でコレクションよ]ささら [守ってあげたい]ささら [変身?かぐや姫!]ささら [今よ!ファンタジスタドール]ささら [一緒にお祭り騒ぎね]ささら [パジャマでパーティ]ささら [バトルスタート]ささら [バトル]ささら [ドール]ささら [ターゲットは逃さない]ささら [アウェイキング]ささら [みんなには内緒よ]ささら [ほんのりささらいろ]ささら [つきあってあげる]ささら [ご奉仕します]ささら [DAY by DAY]ささら [みんなには内緒よ]ささら 限界突破 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 データ 属性 テクニック レアリティ SRMAX 最大Lv 80 コスト 16 攻撃 4900 HP 2400 MAX攻撃 11000 MAXHP 5500 リーダー効果 熟練の結界テクニック属性の被ダメージを15%ダウン 秘技 今日もいい一日だ攻撃の100%ダメージ+60%分HP回復(4ターン目に発動可能) スキル プチ・オールバースト改全属性の攻撃とHPを小アップ セリフ わたしはみんなのこと大大大大だーーーいすきだよ!だからこれからもずっと一緒にいようね♪
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452 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 19 01 29 ID h4rwaccy 短髪「キリノー携帯みせて?」 キリノ「えー、いいけど」 短髪「ふんふん…」 長髪「どれどれ、何この”ないしょ”ってフォルダ、あやしい…」 キリノ「にゃっ!それは!」 長髪「…まあ当然ロックかかってるわよね。でもどうせあんたの事だし…」 短髪「ん?あ…そっか。にしし…」 キリノ「も~、ダメだよー」 短髪「5・2・6・0…と。こんなもんじゃないの?」 長髪「……あれ、違う?流石にそこまで単純じゃない、か…」 キリノ「かえしてよー」 短髪「はいはい、ごめんね」 キリノ「もー…」 キリノ「(ふぅ…番号変えといて、よかったよ…)」 ぷ、ぷぷぷ、ぴっぴっ……”1052” □内緒のフォルダ ┗□着信メール← 5260 kirino@****ne.jp 件名 どうした? 本文 これで2日目だな、なんかあったか? お前が2日も続けて休むなんて珍しいじゃないか、結構心配してるんだぞ? お前、何でもかんでもひとりで抱え込む癖があるみたいだからさ。つらい時には、遠慮なく人を頼っていいんだぞ? 何かある時は、遠慮なく俺やサヤに相談しろよ?ひとりで抱え込むより、いい解決法が見つかるはずだぜ? そう、あれは俺が高校生の時(ry …まあとにかく、明日は出て来れるのか?まだ具合が悪いようだったら返信で教えてくれ。皆も心配してるしな。じゃな。 キリノ「………にへへっ…」 短髪「…いやー暑いね」 長髪「暑いわねえ」 キリノ「にょわっ!……な、なに?二人とも見てたの?」 短髪「そりゃまあ、見るよね」 長髪「まあ、ねえ…しかしと・ら・じ、で本名の方とはねえ。キリノさんってば、大胆ですねー」 キリノ「んあうー…」
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あたしが彼の誘いに乗ったのは、面白そうだと思ったからさ。 恋人、か。 あたしには、あんまり縁の無い話題。 恋愛をしたことがないのは、縁が無かったからってのも勿論有るんだろうけど、あたし自身、避けてきたような所が無いとは言い切れない。 だって、どんなに好きになっても……、ね。 そりゃさ、別に決まった婚約者がいるとかじゃないよ? でもなあ……、やっぱり、周りが五月蝿いんだよね。 両親はそうでも無いけど、親戚連中とかがね。 それ相応の相手、なんて言われも……。 正直に認めよう。 そのときのあたしは、恋愛に対してはかなり後ろ向きかつ投げやりな気持ちだった。 だってそうだろう? あたしには、自由恋愛なんてものは最初からないに等しいんだから。 だから……、だからこそ、あたしはその誘いに乗った。 不謹慎だなんて思わなかった。 遊び……、じゃないけど、楽しい事だと思っていた。 そう、楽しいこと。 楽しくて面白くて、いい意味で思い出になってくれること。 最初は、そんな風に思っていたんだよね。 彼……、一樹くんの思惑は、最初に大体聞かされている。 あたしを選んだ理由はあんまり詳しく話してくれなかったけど、その辺りの事情はお互い言わなくても分かっていたから、あんまり問題なかった。 何だろうね、高校生同士のはずなのに、そういう事情が分かっちゃうって……。 ……何か、こういうのってカッコよく思えるかもしれないけど、ちょっと寂しいものかもね。 それにしても、ハルにゃんへの話題提供かあ。 まあ、確かに引っかかってきそうだよね。 前に長門っちに告白してきた子がいたときの顛末は、みくるから聞かされているしね。 んじゃ、お姉さんも一肌脱いじゃいましょう! そんな感じで、あたしと一樹くんの『恋人ごっこ』は始まった。 ごっこと言っても、すぐに見破られるようなものじゃ駄目。 だからあたし達は、何度か予行演習をすることにした。 何度かデートを繰り返して、それらしく振舞えてるなあと思ったら、そこでハルにゃんに気付かれるように仕向けるのだ。 うんうん、妥当な作戦だよね。 まあ、予行演習といっても何をするわけでもなく、一緒に楽しむわけだし。 ああしかし、同年代の男の子と二人っきりかあ。 それも恋人みたいに……、ううん、考えるとわくわくするなあ。 ん、それともここは緊張した方が良いのかな? どっちかなあ……、ちょっとわかんないや。 ま、いっか。 当日それらしく振舞えれば良いんだもんねっ。 一樹くんから誘いを受けてあたしが頷いた、その週末。 その日があたし達の最初の予行演習、所謂デートの日だった。 ううん、わくわくと思っていたけど、さすがにちょっと緊張するね。 「おっはようー、一樹くんは今日も男前だねっ!」 あたしは手を振り上げ、待ち合わせ場所に既に待っていた一樹くんの所まで駆け寄った。 「おはようございます、鶴屋さん」 「今日は一日よろしく頼むねっ」 「ええ、こちらこそお願いします」 一樹くんが丁寧に頭を下げる。 いつも思うけど、一樹くんは礼儀正しいよね。 同じ敬語でもみくるやキョンくんとは違う(キョンくんは目上の人に対してのみ敬語ってことみたいだけど)、一本筋の通った物を感じさせる喋り方だ。 地であれ演技であれ、言葉遣いなんてのは日常的に使ってないと身につかない。 日常生活を敬語で過ごす高校生、か。 それはきっと、楽なものじゃないんだろうな、と思う。 一樹くんは、みくるとはタイプが違うだろうしね。 ただ、あたしが彼に同情する資格があるかどうかって言われると微妙な所だから、同情めいたことを言うようなつもりはないけどさ。 そうそう、あたしは今日はどこへ行くかを聞いていない。 こういうのは男が考えるもの、だそうだ。 一樹くんって、こういうところは結構結構古風? それとも、本で読んだ知識そのままなのかな? 一応断っておくと、あたしは一樹くんが恋愛経験豊富だなんてちっとも思ってない。 あたしとはちょっと事情が違うけど、彼も色々事情が有っただろうからね。まともに恋愛をしている時間が有ったとは思えないさ。 そんなわけで、あたしは一樹くんとのデート自体は楽しみにしていたけれども、その段取りとか内容とかにはそんなに期待していなかった。 まあでも、内容なんて何でも良いんだと思うよ。こういうのは。 人生楽しんだもの勝ち、二人で楽しめればそれで良いと思わないかい? まあ、それはあたしの方にもろくな経験がないからこそ言える言葉かも知れないけどね! 最初は、電車に乗って大きな町へ移動してから美術館へ行った。 渋いなあ……、美術部でもなんでも無い高校生の初デートで美術館か、いきなり外している気がしないでも無いよね。 でもま、そんな心配は杞憂だったんだけど。 一樹くんが、いろいろと解説をしてくれたからだ。 「……しかしこの画家は、生涯に渡って妻に頭が上がらず、財布の紐も何もかも握られっぱなしだったそうです。まあ、10年の間に5人以上の愛人を囲っていた過去が有ったそうですから、それも当然の報いなのでしょうが。しかしこの画家が最も評価を受けている作品がその愛人の一人の絵だというのは、まさに皮肉としか言いようが有りませんね」 なんていうマイナーな画家の豆知識に始まり、 「この彫刻家がこの作品を完成させたのは32歳の時ですが、その3年後、この彫刻には転機が訪れ、それ以降彫刻を一切残していません。それはですね……」 マイナーな彫刻家の面白エピソードを取り上げたかと思うと、 「この絵のタイトルですが、これと同様の韻を踏んだタイトルは彼方此方で使われていて、その代表とも言えるのは……」 という感じで、何故か完全に無関係と思われるSF作家の話を面白おかしく聞かせてくれたりもした。 いやいや、楽しかったね! 一樹くんの話が長いってことは知っていたけど、こんなに楽しく長く話せるんだったら大歓迎さっ。 ああしかし惜しむらくはここが美術館だったってことかね。 おかげで思いっきり笑えず苦しかったよーっ。 ま、半分くらい進んだ所で明らかに周囲から浮いていた上、館員にも厳しい目で見られていたみたいなんで、結局あたし達は自主的に退散することになったんだけど。 「あー、ごめんね、最後まで見られなくて……、け、けどおかしいよ。あはは、なにあの画家の話。ひっく、ふふ……。あの人画家よりノンフィクション作家の方が向いていたんじゃないの?」 作品の良さなんてちっとも分からなかったけど、一樹くんが教えてくれた人生顛末記みたいのは文句なく面白かった! もちろん、一樹くんの語りが良かったってのもあるんだろうけどさ。 「僕もそう思いますよ。……楽しんでいただけたようで何よりです」 一樹くんが、控えめに笑う。 うん、めがっさ楽しかったよ! 美術館から出たあたし達は、ファーストフードで気軽に昼食を取った。 気合の入ったレストランとかは、高校生同士だとちょっと荷が重いからね。 ちなみにお代は一樹くん持ちだ。自分の分は自分で払うつもりだったんだけど、先に払ってもらっちゃったんだよね。 後から返すって言ったら良いって言われちゃったしなあ。 まあいっか、こういうのは別の機会に返せば良いよね? そういうものだよね? 「ねえねえ、次はどこへ行くのさ?」 三つ目のチーズバーガーを食べながら、あたしは一樹くんに訊ねる。 もぐもぐ、美味いねえ! ちなみにあたしは三つ目だけど、一樹くんは一つ目、というか一つしか食べる気が無いらしい。 うーん、男子高校生の平均からすると少なくないかい? まあ、あたしの食べる量が多すぎるだけかもしれないけどさ。 「午後は映画館にでもと思っていますが、どうでしょう?」 と言って一樹くんは映画の宣伝用のチラシみたいなものを取り出した。 用意が良いなあ。 でもってそのチラシなんだけど、あたしには見たことが無いものだった。 「これってさ、もしかして単館上映とか?」 「ええ、そのようです。お気に召されませんか?」 「ううん、そんなことないって。ま、こういうのは見なくちゃ分からないだろうしね!」 あたしが5つ目のチーズバーガーを平らげてから、二人で映画館へ移動した。 駅前の繁華街からちょっと離れた、小さ目の映画館だ。 人が居ないってほどじゃないけど、ちょっと少ないかなー、くらいの人入りだったね。 館内が空いていたので、あたしたちは真ん中辺りの見易い席を確保する事が出来た。 「あははっ、何あれー!」 「うわ、マジでこの展開!」 「あー、ちょっと待って、お、おかしすぎる……。あははははっ」 「そ、そうくるの!? いやいや、びっくりだよ!」 ……映画の上映中、あたしは殆ど笑いっぱなしだった。 所謂B級コメディ系映画っていうのかな? まあ分類的なことは置いておくとして、あたしの笑いのツボにばっちしはまっちゃったんだよね。 いやいや、お客さんがあんまり多くなくてよかった。幾らコメディ映画とはいえ、始終笑いっぱなしの客なんて、そうそう居ないだろうしさ。 そうそう、一樹くんはあたしの方に気を遣いつつ、あたしの振った話にもあわせてくれていたけど、時々周囲を見回していたみたい。 あー、やっぱりちょっと心配だったの、かな? 美術館みたいに追い出されることは無さそうな場所とはいえ……、ねえ。 うう、ごめんね、お姉さん暴走しがちで! ああでも、映画は楽しかったよ、本当に!! 映画の後、あたしたちは近くの公園に移動した。 休日の割に人の多くない、静かな場所だ。 あたしたちは、空いているベンチに腰掛けた。 「映画楽しかったよー。けどごめんねね、ずっと一人で騒いでばっかりでさ」 本当、色気も何も有ったものじゃないと思う。 元々そういうのを期待しての選択肢でも無いと思うけど。 「いえいえ、楽しんでいただけたようで何より」 「でもあんな映画、一体どこから見つけてきたんだい?」 現代はインターネットの発達した情報社会なんだから、その気になればちょっと変わったもの、珍しいものなんてすぐ見つけられる。 でも、何となくだけど、あたしは今日見た映画は一樹くんが選んでくれたものじゃないような気がした。決めたのは一樹くん自身でも、どっかに、他の人の意見が入っているのかなあ、とかね。 まあ、直感なんだけど。 「……実は、森さんが教えてくれたんですよ」 一樹くんはあっさり白状してくれた。 何時もの笑顔がちょっと苦笑気味になっている。 「へえ、あのメイドさんがかい?」 ちょっと意外な回答だった。 あのメイドさんが本職メイドさんじゃないらしいってのはあたしも知っているけど、それにしても、こんな映画を見ているとはちょっと驚きだ。 「ええ、そうなんです。楽しい事が好きそうな女の子に喜ばれそうなものということで、相談に乗ってもらったんです。あ、鶴屋さんの名前は出していませんよ」 それはまあ、そうだろう。 勘付かれているような気がしないでも無いんだけど。 ……って、その辺りは一樹くんも折込済みかな? やっぱり、年の功には敵わないものだしさ。 ……あっ、今の発言はさすがにオフレコだよ! 「そっかあ」 「一応森さんの名前も出さないつもりだったんですが……、もし次に彼女に会うことが有っても、映画のことは黙っておいてくださいね」 「りょーかい、そこは心得ておくよっ!」 あの偽物メイドさんには、きっとまた直接顔を合わせることになるのだろう。 何せ今年の夏もSOS団+αで合宿をするってことになっているからね。 「楽しんでもらえたらしいということについては、本人に伝えておきますけどね」 「そうだね、そうしてあげなよっ」 あたしはぽんっと一樹くんの肩を叩いた。 自分では軽く叩いたつもりだったんだけど、思ったより力が篭っていたのか、一樹くんがちょっとむせている。 「あ、ご、ごめんごめん……。大丈夫かい?」 「だ、大丈夫です……」 「あー、なんかごめんね、あたしばっかり楽しんで、おまけに迷惑かけっぱなしでさ」 美術館でも映画館でもあたしは笑ってばかりだった。 一樹くんも笑っていたと思うけど、それは、あたしが何時も知っている笑顔でしかない。 あたしも笑っていることが多い方だと思うけど、一樹くんの笑顔は、本当に『何時も』通りだから、あたしのそれとはちょっと種類の違うものだと思う。 何がどうってのを言葉で上手く説明できる気がしないんだけどさ。 「そんなことありませんよ、僕も楽しかったですから」 一樹くんは、そう言って笑った。 やっぱり、何時もどおりの笑顔で。 「……どうしたんですか?」 一樹くんが、ちょっと怪訝そうにあたしの方を見ている。 「あ、いや、なんでもないよ、なんでもないけど……」 あたしはさっと首を振った。 「そうですか、何も無いならよろしいのですが。さて、この後はどうしましょうか? 実はこれ以降は何も予定を決めていないので、解散でも別に構わないのですが」 悪戯っぽい笑い方。 何かを期待しているような、していないような。 そういう笑い方はちょっとずるいような気がするんだけど、あたしも、あんまり人のことは言えないかもしれない。 「んじゃ、こっから先はあたしに決めさせて。あたしの方が年上なんだしさ、そういうのも良いだろ?」 「では、お願いいたします」 一樹くんが、丁重に頭を下げる。 あたしは、その場で立ち上がり、彼の手を握った。 一樹くんがちょっと驚いたよう顔をしている。 「恋人同士っていうなら、このくらいはしないとね?」 正直あたしも恥ずかしい。 喋りながらも自分の顔色が気になって仕方ない。 だけど……、まあ、そのあたりのことは保留にさせてもらおう。 こういうのは、どっちもどっちってことで良い気もするしね? 「……そうですね」 「じゃ、次行こうっ!」 あたしは一樹くん手を取って、歩き出した。 行き先は決まってないけど、歩いていればそのうち思いつくだろう。 こういうときは、前向きに行かないとね! 一緒に居る時間、楽しい時間。 恥ずかしくてもどかしくて、何かがおかしい。 これはデートごっこ、ハルにゃんを楽しませるための予行演習。 知っているさ、そんなことは。 でも、ごっこでも何でも、楽しんだ方が良いと思わないかい? そういうものだって、あたしは思っている。 そういうものだって……。だって、そうだよね? でも、一樹くんはどうなんだろう。 あたしといて、楽しいのかな? 楽しくないってことはないと思いたいけど、そこのところ、どうなんだろう。 気になるなあ……。 だって、ほら、あたしだけ楽しんでいるなんて悪いしさ? ああ、どうなんだろうな。 どうやったら、楽しんでもらえるんだろうな。 フィフティフィフティは無理でも、あたしだって、少しくらいは……。 ――終わり
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内緒のポケモンコンプレックス@WiKi パートナーのピカチュウ、アルスを失って以来、ポケモンの言葉が解るようになった中学生・辰弥。 この事を話したって誰も信じてくれないだろうと思い、内緒にしてる。 そんな訳で、今日も生きてますよ。 ※注意点※ カップルが何組か誕生予定 好都合なほど破廉恥 男:7 女:3くらいの割合。 女の子が少ない… とにかく主人公(辰弥)がモテる 基本的にアニメ感覚でお願いします
https://w.atwiki.jp/jujin/pages/634.html
内緒だぞ 175 名前: 創る名無しに見る名無し [sage] 投稿日: 2009/03/26(木) 23 03 44 ID tNLwFIt6 ずいぶん前のネタだけど、やっと買えたらしい(笑)
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「大本さん、もうちょい愛想よくしてね。うちは接客業なんだから・・・」 「はい・・・。すいません・・・」 あたしは週3〜4でCDショップでバイトをしている。 さっきあたしを怒ったのは、そこの店長。 人見知りなあたしは、なかなか接客になれない。 じゃあ接客業じゃないバイトにすればいいじゃないか?って言われそうだけど、折角働くなら好きなものに囲まれて働きたかったからCDショップにした。 だって自分の店番の時に好きな曲を流せられるんだもん。 だからちょっと怒られても、へっちゃらなのだ。 好きな曲を聴きながら、新しく入荷したCDを目立つ棚へと積む作業。 「すいません。aikoさんの新曲予約したいんですけど・・・」 背後から声を掛けられてた。 「あー、それでしたら、あちらの棚に予約・・・」 説明しながら声を掛けられた方向に体を向けると・・・ 目の前にはあ〜ちゃん。 「おぉ、えぇぇえ!?あ、あ〜ちゃん、ど、どしたん?」 あたしはかなり動揺して、噛みまくってしまった。 「あはは。のっち、ビックリしすぎじゃろ」 「えぇー、ビックリするじゃろ・・・。だってあ〜ちゃんが来るとは思ってなかったし。」 「ごめんごめん。あ〜ちゃん、一度のっちが働いているトコ見たかったから来ちゃったの」 「えっ、そ、そうなの?」 なんか、自分がバイトしてるのを友達に見られるのって、恥ずかしいんですけど・・・。 「うん。ちゃんと真面目にバイトしてるか確かめにね!」 「あ〜ちゃんお母さんみたいじゃよ、それじゃぁw」 「あたしゃぁ〜彩乃が心配なんじゃよ〜。真面目に働いとるかの〜。」 「あはは。それはお母さんじゃなくて、ばあちゃんになっとるよー」 あたしはあ〜ちゃんの憑依芸に笑った。あ〜ちゃんも一緒になって笑った。 「ねぇ、のっち?バイト何時に終わるん?」 笑い終えたあ〜ちゃんが、急に訊いてきた。 あたしは店の柱に掛かってる時計を見て、 「んー、あと30分くらいだよ?」 と、答えた。 「じゃぁ、あ〜ちゃんそこの向かいのカフェでバイト終わるの待ってるけぇ。それで、一緒にのっちのおうち行ってええ?」 これまたビックリした。すごく嬉しいけど・・・困った、部屋汚いんだよな。 「いいけど・・・うち散らかってるよ?」 「そんなん、気にしない気にしない。行っちゃダメ?」 そんな上目遣いで言われたら、断れるわけないじゃないか!! 「来て来て!是非!」 興奮ぎみに言った。 「よかった〜。じゃあ、あっちで待ってるね〜」 あ〜ちゃんはカフェを指差して、店から出て行った。 あたしは俄然やる気を出して残り30分間、バイトに精を出した。 バイトが終わってあたしは、あ〜ちゃんを迎えにカフェへ行った。 夕飯どうしよっか〜?って二人で話してたら、あ〜ちゃんがカレーを作ってくれることになった。 スーパーで材料を揃えて、並んであたしの家まで歩く。 ヤバイ、それだけなのにこんなにドキドキするなんて・・・。 「ほんとだ〜。ゆかちゃんちに近いんだね」 「うん。のっちも最近知ったんだ。歩いて10分かからないかな?」 あたしの家と、ゆかちゃんの家は近所だった。 ちなみに二人とも一人暮らし。あ〜ちゃんだけは実家。 「そうだ!!かっしーも呼ぶ?家近くだし。寄ってみる?」 あ〜ちゃんにナイスなアイディアを提案。 「・・・あー、ゆかちゃん今日バイトじゃよ」 ゆかちゃんは居酒屋でホールスタッフとしてバイトしてる。 「そっか、バイトじゃ仕方ないね・・・。」 「なに〜?のっち、あ〜ちゃんよりゆかちゃんの方がええのぉ?」 あ〜ちゃんが茶化し出した。 「そ、そういうんじゃないけ。そういうんじゃ・・・」 「ふふ。ごめん、のっち。ちょっとイジめたくなっただけ。ほら、はよ行こう」 あ〜ちゃんはあたしの手を取り、小走りに家に向かった。 それは、あたしが初めてあ〜ちゃんに触れた瞬間。 ただ手を繋いだだけなのに、こんなに胸の鼓動が早くなるのは初めてだった。 自分の家に入って、あたしはとりあえず散らかった服や雑誌、ゲームソフトをクローゼットの中へ押し込む。 片付けている間に、胸の鼓動は落ち着いたみたい。 あ〜ちゃんはテキパキとカレーの準備に取り掛かる。 「あ〜ちゃんって家でいつも料理とかすんの?」 あまりにも手際がいいので訊いてみた。 「うん、するよ〜。」 「へぇ、偉いな。のっちは全然しないよ。いや、出来ないって言うのが正しいのかな?作れるのカレーくらいだもん」 「ええ、のっちダメじゃん。女の子は料理出来てなんぼじゃよ!」 「う〜ん、そうだけどぉ、自分の分だけ作るのって結構めんどうなんじゃよねぇ」 「あぁ、一人暮らしの人ってみんなそう言うわ。ゆかちゃんも言ってたけ。あっ、のっちテーブル拭いて」 「はーい」 あたしは言われた通りテーブルを布巾で拭く。 なんかここの部屋の主があ〜ちゃんで、あたしが遊びに来た人みたいな立場になっちゃった。 ご飯も炊けて、カレーも出来た。 あ〜ちゃんはサラダまで作ってくれた。 「いただきま〜す」 あ〜ちゃんが作ってくれたカレーはすごく美味しかった。 「美味し!あ〜ちゃん、天才!」 「ほんま?よかった〜」 あたしはスプーンを休まず動かしてほおばる。 「なんか、のっちの食べ方って子供みたいだね」 「ふへ?」 「だって口にいっぱい入れて食べてる」 あたしは一度口の中のカレーを飲み込み、中身を空にする。 「あー、ごめん。もう大学生なのにみっともないよね・・・」 「ううん。作った方から見ると嬉しいよ。だってすごく美味しそうに食べてくれるんだもん」 あ〜ちゃんはまたあの太陽みたいな笑顔をしている。 「・・・だって、ほんまに美味しいから」 あたしはその笑顔が眩しすぎて直視出来なかった。 「ふふ、ありがと」 ヤバイ、手を繋いでからあ〜ちゃんを変に意識してしまってる自分がいる。 部屋に二人っきりの状態が、嬉しくもあり、苦しくもある。 また胸の鼓動が早くなりそうだ。 ダメだ。あ〜ちゃんへの感情は封印しなきゃいけないのに・・・。 「のっち・・・」 「ん?何?」 「さっき、自分の分だけ作るのはめんどいって言っとったじゃろ?」 「うん・・・」 「で、さあ・・・あの・・・今日みたいに、あ〜ちゃんがたまに来て、のっちに料理教えるってのはどう?」 「へ?」 「あー!!やっぱり、今のナシ!!ナシ!!聞かなかった事にしとって!!」 あ〜ちゃんは、顔を真っ赤にして取り乱してしまった。 え!?あ〜ちゃんが、あたしの為に料理教えてくれるの? チョー嬉しいんですけど。てか、なんで、あ〜ちゃんが慌ててるのかがわからんけど、ちょっと可愛い。 「えーダメだよ、もう聞いちゃたもん。あ〜ちゃん、教えてよ〜。」 あたしは、あ〜ちゃんにお願いする。 「・・・ヤダ」 素直じゃない、あ〜ちゃん。 「一緒に作って一緒に食べようよ。あっそうだ!かっしーも呼んで三人で作ればもっと楽しいよ、きっと」 「のっちは三人の方がええの?」 「え?」 「ううん。何でもない。・・・考えとくけ」 あ〜ちゃんは、何故か黙ってしまって残りのカレーに手をつけた。 カレーも食べ終わり、食器も洗った。 「それじゃ、あ〜ちゃん帰るけ」 え?もう?って気持ちはあったけど、しょうがない。 「んじゃ、駅まで送るよ」 あたしたちはまた、二人並んで駅まで歩く。 「カレーありがとうね。じゃ、気ぃつけて〜」 手を振ってあ〜ちゃんを見送る。 改札口に向かったあ〜ちゃんが、クルっと振り返ってこっちに戻ってきた。 「なに?どしたん?」 「のっち、今日のこと誰にも言わないで」 「へ?いいけど・・・」 「誰にも言わないで・・・ゆかちゃんにも・・・内緒にして」 「う、うん。言わ、ないよ・・・」 あたしにお願いする、あ〜ちゃんは真剣な眼差しだった。 「じゃあ、明日学校でね。バイバイ」 「うん。バイバイ・・・」 バイバイと言ったあ〜ちゃんは、いつもの穏やかな顔になっていた。 あたしが見たさっきの表情は気のせいだったのかな・・・。 いや、気のせいじゃなかった。 あたしはこの時はまだ、あ〜ちゃんが取り乱したり、内緒にしてって言った意味がわからなかった。 わかってたら、何か出来たのかな? 二人を助けられたのかな?
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↓以下リンクでむくむくベッカムXのAR 誰にも言うなよ http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org162081.jpg_yW8IlD38sJbnxaFv1Zqn/www.dotup.org162081.jpg まあ多分見れないと思うから下の方にある添付ファイル開いて
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