約 239,353 件
https://w.atwiki.jp/mcwii/pages/30.html
条件はどれか一つでも満たせば出現する 隠しマシン出現条件 カート 隠しマシン サイズ 出現条件 スーパープクプク 小型 50ccレトログランプリ全カップランク☆獲得 プレイ回数1800回突破 ブルーファルコン 小型 ミラーサンダーカップ優勝 プレイ回数4200回突破 ホットラリー 小型 タイムアタックのはやいゴースト1体出現 プレイ回数1200回突破 Wi-Fi 対戦50勝 スーパーゲッソー 中型 50ccこのはカップ優勝 プレイ回数300回突破 ファンタジア 中型 150ccこのはカップ優勝 プレイ回数2700回突破 Bダッシュ Mk.2 中型 タイムアタックのはやいゴースト24体出現 プレイ回数4650回突破 Wi-Fi 対戦3000勝 パックンカート 大型 50ccスペシャル優勝 プレイ回数600回突破 トリッキー 大型 150ccサンダーカップ優勝 プレイ回数3000回突破 ファストグライド 大型 150ccレトログランプリ全カップランク☆獲得 プレイ回数4500回突破 隠しマシン出現条件 バイク 隠しマシン サイズ 出現条件 ライド・オン・カメック 小型 タイムアタック8コースプレイ プレイ回数900回突破 スピードスワン 小型 150ccスターカップ優勝 プレイ回数2400回突破 ジェットボール 小型 ミラーこのはカップ優勝 プレイ回数3900回突破 ポロネーズ 中型 100ccサンダーカップ優勝 プレイ回数2100回突破 インターセプター 中型 100ccWiiグランプリ全カップランク☆獲得 プレイ回数3300回突破 ドルフィンキック 中型 ミラースターカップ優勝 プレイ回数3750回突破 トゥインクルスター 大型 100ccスターカップ優勝 プレイ回数1500回突破 ファントム 大型 ミラースペシャルカップ優勝 プレイ回数4050回突破 ワイルドスピア 大型 タイムアタックのはやいゴースト12体出現 プレイ回数3600回突破
https://w.atwiki.jp/altislifejpn/pages/16.html
マップには表示されていない隠し武器屋が存在する。 何が売ってあるかは行ってのお楽しみ。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/7832.html
隠し通路(アニメ) 永続魔法 相手フィールド上に存在する最も攻撃力の低いモンスターよりも 低い攻撃力のモンスターしか自分フィールド上に存在しない場合、 自分フィールド上に存在するモンスター1体は相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。 永続 直接ダメージ 魔法 同名カード 隠し通路(TF5)
https://w.atwiki.jp/mangaka/pages/6717.html
目隠しの国をお気に入りに追加 目隠しの国のリンク #blogsearch2 Amazon.co.jp ウィジェット 目隠しの国のキャッシュ 使い方 サイト名 URL 目隠しの国の報道 三栄 H52B 150(同梱 代引き不可) SANEI SANEI 兼用掃除口 住宅設備 imarketweb 兼用掃除口 cmab 1358861 - 3x3.EXE 徳川家康生誕の地・愛知県岡崎市で岡崎コスプレWEEKEND『オカコス』初開催。5週にわたって開催する分散型コスプレイベント。 - PR TIMES 南アフリカのポンテタワー、かつて「世界一高いスラム」 今の姿は? 足を踏み入れた:朝日新聞GLOBE+ - GLOBE+ アフターコロナ「働かないで協力金をもらえていた」飲食店が抱える悩み - auone.jp 【特集】河合純一パラ事後対談前編 - wasedasports.com 新ペアの「声」頼りに日本代表目指す 視覚障害パラクライマー、青木宏美さん - 中日新聞 LaLa創刊45周年!夢中になったあのキャラクター、忘れられないあのシーンを生んだ“ビューティフルなまんが雑誌”の歴史を振り返る - コミックナタリー 特集・インタビュー - コミックナタリー 目隠しの国とは 目隠しの国の48%は毒物で出来ています。目隠しの国の30%は犠牲で出来ています。目隠しの国の17%は欲望で出来ています。目隠しの国の4%は華麗さで出来ています。目隠しの国の1%は汗と涙(化合物)で出来ています。 目隠しの国@ウィキペディア 目隠しの国 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 目隠しの国 このページについて このページは目隠しの国のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される目隠しの国に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/mariokarts/pages/16.html
注意・ネタバレを含みます 隠しキャラを出すには、150ccのあるカップをランク☆にする必要がある。 そのカップが下記の通り。 デイジー…キノコカップ ワリオ…フラワーカップ ロゼッタ…スターカップ メタルマリオ…スペシャルカップ ヘイホー…こうらカップ ハニークイーン…バナナカップ ハナチャン…このはカップ ジュゲム…サンダーカップ
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/2183.html
【登録タグ CD CDよ 幽閉サテライトCD】 サークル:幽閉サテライト ミヤコワスレ、君を忘れ 01 夜桜に君を隠して 02 傷痕 03 至福エキス 04 ニヒル神楽 05 雪解けリアリズム 06 メビウス(Dubstep Remix) http //www.nicovideo.jp/watch/sm22476329 http //yuuhei-satellite.sakura.ne.jp/1267
https://w.atwiki.jp/tsfelysion/pages/128.html
【カードナンバー】:TSV-008 【名称】:目隠しでお風呂 【属性】:入れ替わり 【コスト】:4 【テキスト】:※カウンター専用 相手が登場させようとしているサポートカードの登場を無効にして捨て札にする。 【フレーバー】:「あたしの体、見たらただじゃおかないから」 【イラストレーター】:Tarota カードの説明、使用感 相手サポートの登場を無効化して捨札に送ってしまうカウンター専用イベント 相手のサポートを登場しなかった事にし、破壊するという効果を持つ。 エリュシオンでは1ターンの登場制限を『登場宣言』では無く『実際の登場』を基準に考えるため、相手の手札にサポートがあれば再度、登場させることができる。 ただ、登場時に使用したコストは戻ってこない、さらに再登場させた分相手の手札を減らすことができるため、このカード1枚で大きなアドバンテージを取ることも可能。 特に『TSS-030 鉄道警備員』『TSS-012 TAKE1』等の強力な大型サポートや、自分が自己TSを使用している状態での、『TSS-046 仲介者』等、また登場効果持ちのカード等、相手のデッキの中軸となるサポートカードを破壊できれば非常に強力なカードと言えるだろう。 なお『TSS-025 ゾンビ少女』を捨て札にしても、まだ登場していないため効果を発動することはないため、安心して使用できる。 ただし、コスト4と、序盤で使用するには大きく、中盤終盤にはサポートの1,2体潰しても体制に影響がない場合も数多くある。 そのためできるだけ早期にコストを揃えたり、また『TSS-030 鉄道警備員』を早めに出す等、コストを抑えて使用したい。 拡張フレーバー
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1475.html
修正開始 ハンガー内 リーネ「私たちが行く前におわちゃったみたいだね」 宮藤「うん。でも無事に終わってよかったね」 リーネ「うん、そうだね」 整備(長)「しかし4人で終わらせるとは流石少佐や大尉達ですな」 宮藤「そうですね!やっぱり坂本さん達はすごいです」 リーネ「俺さん大丈夫だったかな」 整備(長)「俺少尉だってきっと活躍してますよ。最近頑張っているようですし」 リーネ「それだといいですけど……」 宮藤「やっぱり俺さんの事が心配?」 リーネ「えっ!う、うん」 整備(長)「やっぱり好きな人が無事に帰ってくるか来ないかは帰ってくるまで心配でしょう」 リーネ「///」 宮藤「あっ、帰ってきたみたいだよ!」 リーネ「!」 宮藤「お帰りなさい、坂本さん!」 坂本「ああ、今戻った。2人には悪かったな。4人で終わらせることができた」 リーネ「いえ、みなさんが無事でなによりです」 バルクホルン「今日は俺のおかげでネウロイが倒せたようなものだったな」 整備(長)「少尉もずいぶんやるようになったとは思っていましたが……」 俺「いえ、俺なんて殆ど何もしてませんよ。実質ネウロイを倒したのは俺以外の3人みたいなものですから」 坂本「いや、今日は俺のおかげだった。近づけなかったら我々だけではどうすることもできなかったわけだしな」 エーリカ「そうだよー。もっと胸を張っていいよー」 俺「はい」 整備(長)「そういえばリネット曹長が俺少尉の事をすごく心配してましたよ?」 リーネ「ちょっと。整備(長)さん!」 エーリカ「私たちはいつものごとくお邪魔みたいだし早く退散しようよー。お菓子食べたいよー」 坂本「ああ、そうだな。今日はもう訓練がないし2人でゆっくりしているのもいいだろう」 バルクホルン「宮藤、私たちも行こう」 宮藤「はい、バルクホルンさん!」 整備(長)「おじさんも撤収しますか!あ、そうそう。今からハンガーには誰も来ないですのでごゆっくりどうぞ」 俺「///」 リーネ「///」 物陰 整備(新)「ちっ。ネウロイにぶっ殺されてこればよかったのに」 リーネ「お兄ちゃん、無事でよかった」 俺「ああ、今回は中型1体だったからね。全然大丈夫だったよ」 全然……なわけではなかったけれどまぁいいや リーネ「お兄ちゃんもすごく活躍したみたいでよかった……」 俺「活躍って言うほどのモノじゃなかったけれどね」 リーネ「でも……ううん、なんでもない」 リーネ「ね、お兄ちゃん。整備(長)さんがしばらくは誰も来ないっていってたからもう少しここに一緒に居てもいい……?」 俺「ああ、そんな事か。いいけどこんな場所だぞ?」 リーネ「戻ったら戻ったでほかの人が居るから……」 俺「それもそうか」 リーネ「うん。だからもうしばらくここに一緒にいて?」 俺「ああ、いいよ」 いちゃいちゃちゅっちゅいちゃいちゃいちゃいちゃ 物陰 ニイト「くそっ、こんなところでリネット曹長の姿が見えたと思ったらあいつも一緒かよ。…人が居ないからっていちゃつきやがって……」 ニイト「あいつのストライカーを少しいじって事故らせるか、あいつのミスに見せかけて事故になるように……」 ニイト「でも絶対にばれるよな、どうにかしてあいつに痛い目を合わせてやれないかな……」 ニイト「今は我慢するしかないか。チャンスはそのうちめぐってくるさ」 ニイト「しばらくはネウロイに頑張ってもらうしかないのかな」 リーネ「お兄ちゃん?」 俺「なに?」 リーネ「その……///」 俺「ああ……。仕方ないだろう?リーネが俺にべたべたしてくるし、さっきの戦闘でちょっと気が抜けて……」 リーネ「もう、お兄ちゃんったら……」 俺「リーネ……すごくしたいんだけど」 リーネ「ここで!?」 俺「ここで。誰も来ないみたいだし……」 リーネ「戦闘で頑張ったご褒美だからね・・・?次からはこんな場所嫌だよ?」 俺「ああ……」 物陰 ニイト「あいつ……リネット曹長の胸を揉みはじめた!?」 しばらくして…… リーネ「こんな恰好でするの?この恰好はお兄ちゃんが見えないからあまり好きじゃない……」 俺「大丈夫だよ。ほら壁の手すりに捕まって?」 ぬぷっ リーネ「んっ……お兄ちゃんのが……」 俺「入ったよ。動くよ?」 物陰 ニイト「おい、嘘だろ……こんな所で、おいヤメロ」 ニイト「ハァ…ハァ…シコシコ」 ニイト「あいつ……ビショップ曹長にあんな……シコシコ」 ニイト「くそう……悔しいのに手が止まらない……シコシコ」 ニイト「あいつは許さない、許さない……シコシコ」 ニイト「ビショップ曹長の胸……凄い揺れてる……シコシコ」 ニイト「これがビショップ曹長の喘ぎ声……シコシコ」 ニイト「くそう、あいつ……ビショップ曹長の中でイきやがった…俺も……ビショップ曹長に…うっ。ハァ…ハァ…」 びゅるるっ 事後 俺「ハァ…ハァ…」 リーネ「ハァ…ハァ…んっ…」 俺「リーネ、どうだった?」 リーネ「人が来ないって分かっててもすごく恥ずかしかったです」 俺「こっちはすごい締め付けで物凄いよかったよ?」 リーネ「もう、恥ずかしい事言わないでください///私もすごく良かったです」 俺「んっ、ならよかった。ずっとここに居るわけにもいかないし、そろそろ戻ろうか」 リーネ「うん。でもまだ足が震えて……」 俺「よっこいしょっと。部屋まで運ぶよ。何か言われたら転んだと言っておけばいいしな」 リーネ「お姫様抱っこ恥ずかしいよ」 俺「みんなに見られても冷やかされるだけだろ。さ、戻ろうか」 リーネ「うん///」 物陰 ニイト「……」 ニイト「……畜生畜生。俺は何やってんだよ。他の男にリネット曹長がヤられてるのを見て抜くなんて……」 ニイト「……やっぱりあいつはどうにかしないとだめだな」 ニイト「この事を報告するか……?いや証拠も無しじゃ信じてもらえないだろうし、特にお咎めも無しかもしれない。逆にサボってた俺が追及されるかもしれない」 ニイト「やっぱりあいつを再起不能にするしかないのか……」 ニイト「けど、ばれずにやる方法は何かあるのだろうか」 ニイト「この際もう、リネット曹長を無理やり犯ってしまうか。リネット曹長の事ならあいつにそのことをばらすと脅しておけば口封じにはなるだろうし、やり放題だな」 ニイト「どんな行動を起こすにしても綿密な計画が必要そうだな……」 ミーナの部屋 坂本「そういえば、俺の事なんだが」 ミーナ「何かしら?」 坂本「ああ、ブリタニアで一体何があったんだ?」 ミーナ「さあ、私にもわからないわ。でも1つだけ言えることは俺さんはもうビショップ家へ恨みを持っていないみたいね」 坂本「ああ、そのようだな。リーネに対する俺の言葉や行動からも恨みなどはもう見えないしな」 ミーナ「リーネさん本人から今度聞いておきましょう」 坂本「ブリタニアであった事が良い方向に向いているようだしな」 ミーナ「そうなの?」 坂本「ああ訓練にしても、前も飲み込みは早かったが今は前以上だ。それに目付きが変わったというかなんというか」 ミーナ「そうね。雰囲気は変わったわね」 坂本「ああ。俺にはこの調子で頑張ってもらって、エースの階段を上っていってほしい所だな」 リーネ「お兄ちゃんそろそろ降ろして、他の人に見られたら恥ずかしいよ。もう自分で歩けるから」 俺「遠慮するなって」 リーネ「///」 ミーナ「あら、俺さんにリーネさん?」 坂本「リーネ、どうした。俺に抱きかかえられたりして」 リーネ「ちょっと転んじゃって……もう大丈夫って言ってるのにお兄ちゃんが遠慮するなって……///」 俺「何かあったらいけませんからね」 坂本「はっはっはっ、仲のいいことだな」 ミーナ「でも丁度いいわね……二人とも少し時間あるかしら」 俺「俺は大丈夫です」 リーネ「私も大丈夫です」 ミーナ「そう、それならよかった。少し私の部屋…いえ、ここからだと俺さんの部屋のほうが近いからそっちの方がいいわね」 俺の部屋 ミーナ「俺さんとリーネさんにはいくつか聞きたい事があるわ。単刀直入に言うともうビショップ家へ恨みは抱いていないのよね?」 俺「ええ、そうですね。前まではそうでしたけど、今はもう恨みなんて抱いていません」 ミーナ「リーネさん、そのことは確かね?」 リーネ「はい、ブリタニアでお兄ちゃんはお父さんとちゃんと和解できました」 坂本「ふむ。しかしあそこまで恨んでいた俺がそうも簡単に和解できたのか?」 俺「……まぁ色々ありまして」 リーネ「うん、色々あったね」 ミーナ「そうですか、ブリタニアで起きた事の内容までは聞かない事にしておきます。俺さん、申し訳ないのだけど一旦席を外してもらえるかしら?」 俺「ええ、わかりました。適当にブラブラしてきます」 ミーナ「リーネさん。もう一度聞くわ。本当に俺さんはもうビショップ家に対して恨みは抱いていないのね?」 リーネ「はい」 坂本「リーネももう冷たく当たられたり酷い事はされていないな?」 リーネ「はい」 坂本「しかし、俺から冷たく当たられていた時は大丈夫だったか?」 リーネ「もともと……酷い事はされて……いません!」 坂本「そうか、それならリーネに俺の事を調べさせたこちらとしても安心だ」 ミーナ「本当にリーネさんには悪い事をしたわね」 リーネ「いえ、大丈夫です」 ミーナ「そう、それならいいのだけれど……」 坂本「後、俺はやはりリーネの兄で間違いないのだな?」 リーネ「はい、俺さんはお兄ちゃんです。でも、まだビショップの名前は付けれないとは言っています」 ミーナ「和解したといっても、俺さんにも色々思うところがあるのでしょうね」 坂本「しかしリーネ。お前と俺が兄妹というと……そのなんだ」 リーネ「……?」 ミーナ「二人の関係は兄妹には見えないわね……まるで恋人同士のようね」 リーネ「兄妹で、恋人同士はダメですか……?」 坂本「なっ!?」 ミーナ「本来ならいけないのだろうけど……一応まだ俺さんとリーネさんは戸籍上兄妹じゃないのよね」 リーネ「お父さんだって、認めてくれました」 坂本「そ、そうか……少し取り乱してしまったな」 ミーナ「両親が許可してるなら……でもリーネさん、リーネさんもわかっているとは思いますがくれぐれも度が過ぎた行為は控えてくださいね」 リーネ「……はい」 ミーナ「それでは私たちはこれで失礼するわね、俺さんにもよろしく言っておいて頂戴」 リーネ「はい、わかりました」 俺「ぶらぶらするにしてもどうするかな」 何も考えずに飛び出してきたから本当にどうしようか。後先の事を考えない、俺の悪い癖だな…… 俺「うーむ……」 整備(長)「ありゃ、俺少尉どうしました」 俺「あっ、整備(長)さんこんにちは」 整備(長)「難しい顔をして考え事かい?」 俺「ええ、何も考えずにぶらぶらしていて何をしようかと思いまして……」 整備(長)「なら、今からお前さんのストライカーをばらすから見ていくかい?いつも使っているストライカーがどんな風になっているか見てみるのもいいんじゃないか?」 俺「ええ、そうさせてもらいます」 俺「へぇ、ストライカーの中身ってこうなってたんですか」 整備(長)「ああ、お前さん達にはあまりなじみがないだろうがな」 俺「一度前に居た基地で見たことがあるくらいですね。その時とはまたストライカーが違いますけれど」 整備(長)「ニイト、お前もちゃんと見ておけよ。組み立てにはお前にも手伝ってもらうからな」 ニイト「わかてますよ、チーフ」 俺「こう、見てるだけでも面白いものですね」 整備(長)「そうだろ。お前さんもウィッチを辞めたらこっちの世界に来ないか?」 俺「ええ、検討しておきます」 整備(長)「よし、部品の交換も終わったし組み立てなおすぞ。ニイトお前も手伝うんだからな」 ニイト「わかってますって!(これはチャンスだな……チーフの目を盗んでへへへ…)」 整備(長)「ニイト、次はそこのネジをしめておけ」 ニイト「了解」 カチャリカチャリ 俺「流石に手際がいいですね」 整備(長)「そりゃ、俺達はコレで食ってるんだ。ま、こいつはまだ半人前だけどよ」 ニイト「チーフ、俺だってそろそろ一人前ですよ!」 整備(長)「いや、まだまだ後数年は新人扱いだな!それが嫌ならもっと色々覚えることだ」 ニイト「はーい……(よし、ここのネジを適当に…へへっ)」 整備(長)「ニイト、そっちはできたか?」 ニイト「はい、チーフOKです」 整備(長)「よし、テストで回してみるか。少尉お願いできますか?」 俺「あ、いいですよ。でもその前に……」 キュッ キュッ キユッ 俺「ネジがしっかりしまってなかったよ?気を付けてね」 ニイト「!?」 整備(長)「ニイト!てめぇ、何してやがる!」 北斗○烈拳! ニイト「いって……」 整備(長)「ネジの閉め忘れなんぞどこの素人がやるミスだ!いや、素人でもミスしねぇぞ!」 ニイト「すみません……」 整備(長)「ネジの1本しまっていなかっただけでも事故につながるんだぞ!わかってるのか!」 ニイト「はい……」 整備(長)「俺達の仕事はウィッチの安全を確保することじゃないのか!それがお前はウィッチを危険にさらそうとしてどうする!」 ガミガミガミガミ 俺「整備(長)さん、もうこの位に……幸い事前に目に付いて気づくことができたので」 整備(長)「申し訳ございません、俺少尉。こいつには後からよーーーーーーく教育しなおしますので私の顔に免じて許してやってください」 俺「ええ、勿論ですよ。でも次からは気を付けてね」 整備(長)「俺少尉ありがとうございました」 俺「いえ、こっちもいいものを見せてもらいました」 整備(長)「いえ、もう少しで俺少尉には危険な目にあわせてしまうところでした……」 俺「未然に防げたのでもう気にしないでください」 整備(長)「本当に申し訳ございませんでした……おら、お前もちゃんと謝れ!」 ニイト「申し訳ございませんでした(チッ……)」 ニイト「ちっくしょう……チーフめしこたま殴りやがって……」 ニイト「くっそ……またあいつのせいだ……」 ニイト「しかも絶対マークされるよ。これでしばらくはまたチャンスがなくなっちまう……」 ニイト「今は大人しくしてるしかないか……」 俺「ふぅ、だいぶ時間が潰せたな」 リーネ「お兄ちゃん、お帰りなさい」 俺「あれ、リーネ。まだいたのか」 リーネ「うん。お兄ちゃんをまってたの」 俺「そうか、もっと早く戻ってくるべきだったか」 リーネ「ううん。私が勝手に待っていただけだから大丈夫だよ」 俺「そうか。何か用事があるんだよな?」 リーネ「うん。……ねえお兄ちゃん、私たち恋人同士でいいんだよね?」 俺「……リーネがそう望むなら」 リーネ「……」 リーネ「お兄ちゃんは……私の事好き?」 俺「ああ、好きだよ」 リーネ「それは、私が望んでいるから……?」 俺「違うさ」 リーネ「……本当?」 俺「ああ、本当」 自覚はなかったけど改めて言われると俺もリーネの事を好きなんだろう リーネ「……本当に?」 俺「本当に。じゃなきゃこんなことしないさ……」 リーネを押し倒す事は前までは俺の欲を満たすだけのものだったが、今は違う…… リーネ「お兄ちゃん、さっきしたばかりじゃない……///」 俺「ならリーネ、俺がリーネの事をリーネが望むからではなく、本当に好きって事をわかってくれた?」 リーネ「まだ、わからないかも///」 俺「なら、わからせてあげるさ」 リーネ「うん、私にわかるように教えて?///」 俺「リーネ、わかった?」 リーネ「うん……凄くわかった……///」 俺「それならいいさ。だからもうさっきみたいな事は言わないでくれよ?」 リーネ「うん。もう言わない……///」 俺「そこだ!もらったああああああああ!」 バルクホルン「!?」 ペチャッペチャッ 俺「やった……」 バルクホルン「よくやったな俺少尉」 坂本「てかげんしてもらっているとはいえ、バルクホルンからようやく勝ち星を挙げたな」 俺「ええ、ずいぶん長くかかってしまいました」 エーリカ「やったね俺。後は私から勝てばこの訓練は終わりだよー」 俺「簡単に言わないでくださいよ。中尉に勝つなんて……」 坂本「いや、この調子ならそんな日も遠くはないぞ」 俺「はい、頑張ります」 エーリカ「そうだよー。頑張ってねー。じゃないと私もこの訓練毎日しなきゃいけないんだからー」 俺「ええ、できる限り頑張ります」 リーネ「あっ、お帰りなさい」 俺「ああ、ただいま」 バルクホルン「すまないリーネ、タオルを貰えないか?」 リーネ「えっ?」 バルクホルン「俺にしてやられた」 リーネ「はい、バルクホルン大尉、どうぞ」 バルクホルン「すまないな」 リーネ「えっ、ということは……」 坂本「ああ、俺がついにバルクホルンに勝った」 俺「ああ、てかげんしてもらってだけどな」 リーネ「やったね、俺さん!」 俺「うおっ、急に抱きつくな、危ないだろう」 リーネ「ごめんなさい、うれしくって」 俺「ああ、でもありがとう」 リーネ「後はハルトマン中尉から1本取れればいいんだよね?頑張ってね、ちゅっ」 俺「おい、人前だぞ!?」 坂本「はっはっはっ、2人とも若いな」 エーリカ「リーネも大胆になったねー」 バルクホルン「おっほん。人前でいちゃつくのは軍規違反だ!」 エーリカ「トゥルーデ硬い事言ってないでお風呂いこうよ。ペイント弾付けたまますごすつもり?さ、早くいこーよ」 バルクホルン「あ、ああ。引っ張るなハルトマンまだ俺やリーネに」 エーリカ「2人も分かってるだろうしいくよー」 バルクホルン「ああ、まて……」 坂本「2人も程ほどにな、はっはっはっ」 リーネ「お兄ちゃんハルトマン中尉に助けられちゃったね」 俺「後でお菓子でも持っていっておこう」 坂本「しかし、2人ともいつまで兄妹という事を隠しておくつもりなんだ?」 俺「……できればこれからも隠し通しておきたいですね。大騒ぎになりそうですし」 リーネ「うん、できればミーナ中佐と坂本少佐以外には知らないでおいて欲しいです」 坂本「そうか。なら私もこの事はミーナとお前たちの前以外では言わないことにしておく」 俺「ありがとうございます」 整備(長)「おや、坂本少佐に俺少尉、リネット曹長じゃないですか」 坂本「整備(長)か」 俺「整備(長)さんどうも」 リーネ「こんにちは、整備(長)さん」 整備(長)「さっき見ましたよー。俺少尉がついにバルクホルン大尉にペイント弾を当てたみたいじゃないですか」 坂本「ああ、ついに俺も徐々にエースの素質が開花してきたところか」 俺「でも、手加減してもらっている上に半分マグレ当たりですけどね」 整備(長)「運だって実力のうちとはよく言ったもんですよ。ともあれまずは1勝おめでとう」 俺「ありがとうございます」 整備(長)「後はハルトマン中尉ですか。これまた厄介な相手が残っていますね」 俺「ええ、一生俺は毎日訓練しないといけないんじゃないかと……」 整備(長)「大丈夫ですよ。俺少尉ならできますよ。おっさんのカンですがね、ははははは」 整備(長)「おっと、立ち話をしている場合じゃなかった、皆さんのストライカーの整備をそろそろ開始するので。それじゃまた」 坂本「ああ、いつもすまんな」 整備(長)「これが我々の仕事ですからね」 俺「整備(長)さん、よろしくお願いします」 リーネ「皆さんにもよろしく言っておいてください」 整備(長)「ああ、わかったよ」 俺「今の会話、聞かれませんでしたかね」 坂本「大丈夫だろう。仮に聞かれていたとしても整備(長)なら大丈夫だろう」 俺「それもそうですね……もう戻りましょう」 坂本「そうだな。こんなところに居ては邪魔になりかねんな」 リーネ「うん戻りましょう」 俺「……やった。ついにバルクホルン大尉に勝てた。1勝するまでに50敗はしたけど……ようやく……」 リーネ「お兄ちゃんいる?」 俺「居るよ」 リーネ「えへへ、失礼しまーす」 俺「リーネ、またこんな時間にきて……今日もしたいのか?」 リーネ「ち、違うよ。今日は耳かきを持ってきたの。お兄ちゃんに一回してあげたくて……だから、お兄ちゃんここにねころがって?」 俺「ああ、リーネの膝の上に頭を乗せればいいのか?」 リーネ「うん。動くと危ないから私がいいっていうまで動いちゃだめだからね」 俺「わかったよ。動かなきゃいいんだろ?」 リーネ「うん。……痛くない?」 俺「ああ、痛くないよ」 リーネ「よかった……まだしばらくじっとしててね」 俺「わかってるよ」 リーネ「はい、おしまい。お兄ちゃんまだかゆいところとかはない?」 俺「ああ、ないよ」 もう少し膝枕でもしてもらうか 俺「でも、もう少しこのままでいたい」 リーネ「うん……」 俺「……」 リーネ「ね、お兄ちゃん。今日は本当によかったね」 俺「ん、ああ。そうだね。ようやく1歩前進かな?」 リーネ「お兄ちゃん、明日も勝てるようにおまじない……ちゅ……」 俺「…………」 リーネ「お兄ちゃんどうしたの?膝枕はもういいの?」 俺「……ちゅ……ちゅぱ…れろ……」 リーネ「ちゅ…ちゅぱ……ちゅぱ……れろ……ちゅっ…」 俺「このくらいしたらがんばれそうだな」 リーネ「もういつも急なんだから///……でもこれで明日も頑張れるよね?」 俺「ああ。でももっといい事したらもっと頑張れそう」 リーネ「じゃあ…もっと頑張れるようにしてあげるね」 結局翌日エーリカ中尉にはぼっこぼこにされた 60敗…… 70敗…… 俺「くそっ……なんでかすりもしない…」 バルクホルン大尉から1勝もぎ取った後、エーリカ中尉にまったく手も足もでず連敗記録だけが積み上げられていった 俺「エーリカ中尉はうわさ通り本物の悪魔かよ…手加減してもらっていても手も足も出ないなんて…くそっ」 俺はというと物凄く荒れていた。バルクホルン大尉に手加減してもらって勝った事に浮かれあがっていた事と、エーリカ中尉に全く歯が立たない事に…… 俺「くそっ……」 コンコン 俺「リーネか?」 リーネ「うん、お兄ちゃん」 俺「何をしにきた」 リーネ「何ってもう、心配だから来たの!最近ずっと機嫌がよくないでしょ……?」 俺「そんなの言われなくても自分自身一番よく分かってるよ!」 リーネ「ごめんなさい……」 俺「リーネ、お前は俺を更にイライラさせにきたのか・・・?」 リーネ「そんなつもりじゃ……ごめんなさい……」 俺「リーネまで俺をいらつかせないでくれ」 リーネ「ごめんなさい……」 俺「……くそっ」 リーネ「お兄ちゃん、明日はがんばって……」 俺「ふざけるなよ……」 リーネ「えっ……ふざけてなんてないよ……?」 俺「……明日は頑張れだと?俺が頑張って無いとでもいいたいのか!」 リーネ「ごめんなさい……」 俺「イライラさせに来ただけならさっさと帰れ!」 こういうときはとっとと寝るに限る。朝起きたら少しは治まってるだろう リーネ「……」 リーネ「お兄ちゃん?」 俺「……zzz」 リーネ「……ごめんなさい」 俺「……zzz」 リーネ「……」もぞもぞ リーネ「……」ぎゅっ リーネ「おやすみ、お兄ちゃん」 翌日早朝 リーネ「んっ……朝……?」 俺「Zzz」 リーネ「あれ……寝るときはお兄ちゃんを抱きしめてたのに、いつの間にかお兄ちゃんの腕の中……」 俺「Zzz……」 リーネ「……まだ起きないよね」 スッ……くちゅ…… リーネ「んっ……///」くちゅ、くちゅ…… リーネ「はぁ……はぁ……お兄ちゃん……お兄ちゃん……」ぬぷっ……くちゅ…… 俺「Zzz」 リーネ「…もう一本……ひゃうん……///」ぬちゅ、くちゅ…… 俺「……」 リーネ「はぁ……はぁ……お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん……」くちゅっくちゅっくちゅっ 俺「……リーネ何してるの?」 リーネ「えっ!?うそっ!?」 俺「こんな大きな声で俺の事呼んでたら流石に目が覚めるよ」 リーネ「えっと……その……///」 俺「昨日はリーネにきつく当たっちゃったからね……お詫びに俺がいかしてあげる」くちゅっ…にちゃぁ リーネ「いやぁ……///」 俺「リーネはここが弱かったね……」ぬぷっふにふに リーネ「はぁ……はぁ……お願い、もう止めて……いっ……ちゃう……」 俺「ここで辞めちゃっていいの?辞めてっていうなら辞めるけどさ」 リーネ「……」 俺「ん?」 リーネ「やっぱり……やめないで///」 俺「どうせなら、一緒に気持ちよくなろっか。朝だから俺のも凄い事になってる……」 リーネ「まって、お兄ちゃん。今お兄ちゃんの入れられたらっ」 俺「入れるよ」にゅるっぬぷぬぷ リーネ「駄目、駄目ぇぇぇぇぇぇ」ビクンビクン 俺「リーネ、本当に昨日はすまなかったな」スッキリ リーネ「うん……私もお兄ちゃんの気持ち考えないで色々言ってごめんなさい」ツヤツヤ リーネ「お兄ちゃん、私もお兄ちゃんの為に頑張るね」 俺「でも、リーネが頑張ってもどうにもならないような?」 リーネ「訓練は私にはどうにもできないけど……お兄ちゃんがイライラしてるときとか……私で……」 俺「……ありがとうリーネ。できればそうならない様に頑張るさ」 そして… 80敗 90敗 順調に俺の負けは増えていった。負ければ負けるほど俺はリーネを…… そして99敗…… 俺「……はぁ、はぁ」 坂本「俺もよくやったな。今回の戦闘時間は15分。すごいじゃないか」 エーリカ「今日こそは本気でやばかったよー」 バルクホルン「まったく、あのまま負けていればよかったのに」 エーリカ「そんな事したら俺の為にならないでしょー?」 坂本「そのとおりだ」 俺「ええ、エーリカ中尉。今日もありがとうございました。俺は先にいきます……」 坂本「俺も大分きているようだな。ここらで一回訓練を止めてガス抜きをする必要があるか?」 バルクホルン「それかハルトマンにもう少し手加減させるか……」 エーリカ「えっ!?手加減しないと駄目なの?」 バルクホルン「なに!?ハルトマン、お前今まで手加減してなかったのか!?」 エーリカ「うん、そうだけど」 坂本「ふむ、手加減なしのハルトマン相手にここまでやれるようになっていたとは、それならもはやこの訓練ばかりさせる必要はないかもしれないな」 バルクホルン「ハルトマン!手加減していないならそうと早く言わないか!」 エーリカ「だって、手加減しろなんて言われなかったからさー」 坂本「明日の訓練前に俺にはこのことを伝えておかないといけないな……」 俺「くそっ!どうしてだよ!」ガチャン! 物に当たってもどうしようもない事くらいは分かってるけれど…… リーネ「お兄ちゃん、物に当たるのは良くないよ……?」 俺「うるさい!」パチン! リーネ「……痛い」 俺「何だよ、その目は……」 リーネ「……ごめんなさい」 戻る
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/341.html
第10話 目隠しの気持ち (……眠ったのかな?) ラブは胸元に顔を寄せて、規則正しく肩を上下させ始めたせつなを覗き込む。 せつなを起こさないよう、慎重に体を離す。少し体をずらし、寝顔が見えるように。 長い睫毛が影を落としている。熱のせいか、いつもより唇が赤い。 頬や顎の線が痩せた為に少し鋭角になっている。 けど寝息は、すぅ、すぅ、と心地よく聞こえ、少し前の浅い呼吸の寝苦しさは 感じられない。 (少しは安心してもらえたのかな……。) せつなを安心させてあげられなかった。 それは、他ならぬラブ自身が安心してなかったから。 (よく言えたもんだよね……。) さっきの自信満々な自分の態度がおかしくなる。せつなが自分から 離れて行かないか……、それに夜も眠れないほど怯えていたくせに。 せつなに出会って、恋に落ちて……、今までの自分からは考えられないような 自分にいくつも出会った。 誰かを好きになる。それってすごく楽しくて幸せな気持ちになるんだと思ってた。 今までも、人を好きになった事がなかったわけじゃない。 でも、どれも(…いいな。)と思う程度の、好意にほんの少しの甘酸っぱさを 加えた幼く淡い想い。 その人を思うとほんのり胸が熱くなって、ちょっとくすぐったいような。 幸せで温かい気持ち。 だから、恋もその延長上にあるんだと思ってた。 もっと幸せで、もっと熱くて、もっとドキドキするような。 それは半分当たってた。想像してたよりうんと、熱くて、激しくて。 どうにかなってしまうんじゃないかと思うくらい心を揺さぶられ、掻き乱される。 そして、幸せと同じかそれ以上の不安や苦しみ、知らなかった自分の醜さも 嫌と言うほど思い知らされた。 会う度に違った姿を見せたせつな。 初めは古びた洋館の占い師。次に出会った時は、ちょっと不思議な雰囲気を纏った、 でも、とても綺麗な女の子。 そして、いつも高い所から見下ろし、容赦なく痛めつけてきた敵。 ラビリンスのイース。 その二人が同一人物だと分かったとき、世界が砕け散るような衝撃を受けた。 どん底まで落ち込んで、けど、諦められなくて……。 いつせつなを好きになったのか……、今となってはもう思い出せない。 気が付けば、それは当たり前の事実として胸の中に根を這わせていた。 せつなへの想いを認める葛藤の時間すらなく、二転三転する事態に翻弄され、 再び手を繋いだ後は……… もう二度と放さない。どこへも行かせない。 それしか考えれなかった。 (あの頃のあたしってば、すごい行動力だよね……) 取り戻した、と思った矢先のイースの死。 そして、その現実をまだ受け止め切れないまま迎えたパッションの誕生。 その時の震えるような歓喜。 だけど彼女は差し出した手を取ってはくれず、目をそらして立ち去ってしまった。 あたしは焦ってた。 以前の、イースだった頃のせつなはいつだって、フラりと現れては またいつの間にか消えてしまうような女の子だった。。 いつも姿を見せるのは彼女の方から。連絡しようにも、捕まった事はない。 それでも途切れる事なく会っていたから、それほど不自然には感じなかった。 こちらから連絡しなくてもちょくちょく会いに来てくれるんだから、 好意は持ってもらってる。そんなふうに、深くは考えてなかった。 今にして思えば、敵であることを隠してたんだから、余計な情報 は与えないようにしてたんだろう。 いつも巧くはぐらかされていた気がする。 気付かないうちに、心の奥底で不安が燻っていた。 いつか、会えなくなるんじゃないかって………。 今しかない。せつなを丸ごと手に入れる。 せつながプリキュアである事を受け入れ、仲間としてやっていく事を誓ってくれた。 せつなの行き場が無いことを理由に、半ば強引に家族として迎え入れた。 心配だから。力になりたいから。すべてせつなの為に。 でも、本当の理由は…… 今なら、せつなにはあたしかいない。 今なら、あたしだけを見てくれる。 だから…… だから無理矢理、恋人にした。 愛される事を知らなかった彼女に、徹底的に身勝手な愛を叩き込んだ。 心に目隠しをして、あたし以外がその瞳に映らないように。 体を繋ぎ、愛してると囁き、愛されると言うのはこう言う事。 そう、繰り返し……繰り返し…。 せつなが、周りを見渡す余裕が出来た時には、もうすべてあたしのものに なっているように。 身も心もあたしのせつなに。 (………その結果がこれ……) せつなをボロボロにした。 祈里の心を玩び、壊した。 とりとめなく浮かんでは消える思考の欠片。 せつなの寝顔を眺めながら涙が滲んでくる。 後悔、と言うには余りにも苦い思いに胸を掻き毟りたくなる。 自分だけが悪かった、とは思わない。 けど、最初に間違ったのは間違いなく自分だ。 祈里がせつなに送る視線。それは確かな質量と熱を持っていた。 且て、自分がせつなに送っていたのと同じ種類。 だから、思い込んでしまった。祈里も同じだと。 祈里はせつなを欲しがってる。 あたしと同じように、身も心も。 本当にそうだったんだろうか。 祈里がせつなに送る愛おしそうな視線。 ただ、祈里は愛でていたかっただけなのかも知れない。 その姿を。声を。微笑みを。 ふと見付けた、今まで見たことのない花が蕾をつけ、日に日にほころんでゆく。 どんな色をしているのか。どんな香りを放つのか。 息を詰めて見守り、そっと大切に。触れる事すらせず。 誰か一人のものになるなんて、考えもせず。 なのにその花は、いつの間にか無遠慮な手で摘み取られてしまっていた。 誰のものでもない、そう思っていたのに。 摘み取った手は自慢気に見せびらかす。 (ほら、綺麗でしょ?) けど、決して自分以外は触れさせない。 (あなたは見るだけね。) これは、もうあたしのものなんだから………。 あたしが焦って突っ走らなければ、 そうかも知れない。違うかも知れない。後悔がそう思わせてるのかも。 (あぁ……、ダメダメだぁ……。) また思い込みで凝り固まりそうになってる自分に気が付き、溜め息が出る。 前向き、と言えば聞こえは良い。 何でも良い方に考える。ネガティブな事も自分に都合良く解釈する。 今までずっとそうやってきたけど、今回ばかりは無理だ。 どうやったって誰も悪く無い、とはならない。 自分が悪かった。そう思うのは簡単。でもそれじゃ、自分の傷を舐めてるだけ。 せつなは祈里との事、切っ掛けは結局話せなかった。(……庇ってるの?) そう思うと、自分で話さなくていいと言っておきながら胸の奥が ザワザワと波立つ。 そこでも、せつなと祈里の関係はせつなが望んだものではない。 祈里に強要されたんだ、と当たり前のように思っている。 せつなは悪くない。裏切ってなんかない。 祈里を傷付けたのはあたし。祈里だって苦しい。 幾つもの気持ちが攻めぎ合い、浮かんでは消える。 (あたしは、どうしたいんだろう。) 元に戻りたい。でもそれは無理。 見てしまった光景は忘れられない。気付いてしまった自分の汚さからも逃げられない。 せつなの傷は癒えても消えはしない。 祈里はせつなを傷付けた。それは間違いないだろう。絶対に許せない。 そして同時に、せつなと同じくらい祈里を失いたくないと思っている自分に気付く。 せつなは戻ってきてくれた。 傷付いて、ボロボロになって、怯えながらも自分の意思であたしを選んでくれた。 ううん、最初からせつなの心はどこにも行ってなかったのに、 あたしが見失ってたのかも知れない。 せつなは罪人のように震えながらもあたしに手を伸ばしてくれた。 自分で鎖を断ち切り、血を流しながらも自分で自分の場所を決めた。 あたしの側にいてくれるって。 誰より大切で愛おしいせつな。今、腕の中で眠ってくれている。 もう、どこにも行かない。 身勝手で欲張りなあたし。 これさえあれば他に何もいらない。一度手に入れ、失ったと思い込み、 でも再び抱き締める事が出来た。 その途端に、今まで持っていたものも手放すのが惜しくなる。 優しく温かだった親友。 お互いに何も言わなくても通じ合う、幼い頃から培ってきた居心地の良い空気。 (ブッキーは、もう、ブッキーじゃなくなったの……? ……あたしが、そうさせちゃったの……?) いつも思ってた。祈里の笑顔はふんわりと優しくて、まるで甘いお菓子みたい。 その笑顔を瞼の裏に思い描こうとする。 なのに、大好きだった筈の笑顔は像を結んだ途端に滲んでゆき、 その形を成さない。 眠っているせつなに額を寄せる。 一言も、あたしも祈里も責めなかったせつな。 あたしに、せつなくらいの勇気があるだろうか……。 傷付いても、血を流しても、自分でどうするか決める。そんな勇気が。 第11話 水底の罪人へ続く
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/12345.html
《異次元の隠し通路》 速攻魔法 相手のゲームから除外されているモンスターカードを1枚選択し、 そのカードを相手フィールド上に特殊召喚する。 part21-278 作者(2007/10/13 ID ykeQ+QUh0)の他の投稿 part21-269 / part21-271 / part21-273 コメント 名前 コメント