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神隠しのご先祖様 近藤宗太(天狗) 97年前に神隠しに逢い、魂を分割された10才の少年。その後天狗によりその力を与えられる。 自称・天狗だが、どれほど天狗の力を使えるかは不明。幻術や心を読んだりは普通に出来るみたい。 現代の学校町の異変を感じ取り、玄孫の京介と契約する。具体的に何をしたいのかは不明。 身長は140cm程。坊主頭に白のランニングという当時の格好そのままで現代に現れた。 本人はこれが普通だと思っている。 近藤京介 転がり込んだ神社で少年の姿の曽祖父の宗太に出会い 天狗と化した曽祖父と何故か契約までしてしまった学校町西区の工業高校に通う17才の不良少年。煙草は20歳になってから! 勘が良く頭も回るが馬鹿。意識ごと身体を乗っ取られるのだけは回避した。 あの時、携帯電話に電話をくれたのは誰だったのか。 基本、「曾じいちゃん」だが、たまに宗太の事を「お前」とか呼ぶ。別に宗太は気にしてない。 近藤宗太(人間) 97年前に神隠しに逢い、魂を分割された10才の少年。その後神社から直線距離にして450km以上離れた海沿いの町で発見される 発見されて暫らくは影が消えたり、予知夢を見るなど、不思議現象にみまわれたが、1ヶ月もすると自然と治った。 ただ、神隠し当時の自分と出会う夢は一生見続けたという。 普通に人間として暮らし、京介の祖父に当たる宗一郎の父となる。享年43歳。 近藤宗一郎 宗太の息子で、京介の祖父。既に亡くなっている。 近藤聡介 宗太の孫で、京介の父。中高年街道爆走中。 ※死に逝く者達の物語設定 (ネタバレ注意) 神依木の煙草 宗太お手製の神木の葉100%の煙草、というか葉巻というかただの葉っぱ。 燃やした時に出る煙は結界の役割をはたし、良くないものから京介を守ってくれる。多分。 宗太が作中で「天狗はこれを嗜む」と言っていますが嘘です。天狗ジョークです。こんな物嗜みません。 再思の道 人生に迷った人間が迷いこむ道。年中、彼岸花が一面に咲き乱れている。 毒は人間には耐えられず、思わず引き返したくなる(自殺を思いとどまる)。そのまま行けば先には死しかない。 この不可思議な風景に自分は死んだと勘違いして、そのまま死んでしまう人もいる。 無縁塚 自殺者だけが集まる不思議な場所。安住の地かと思いきや、そうではない。 無縁塚の桜は自殺者の魂を吸い上げ花を咲かせる。魂のみの存在になった彼らには苦痛でしかない。 入り込んだ者を無差別にあの世送りにし、桜舞うその風景も悲しげで花見にも向かないこの場所は あらゆるモノに対し危険度が非常に高く、人間以外の色々なモノも近寄ろうとしない。 宗太が言っていた「無縁塚の限界」とは、あまりに死に慣れすぎた桜の大木を放っておけば、いずれは桜も自ら死を望み死んでしまうこと。 そうなれば、死の病は無縁塚中に蔓延し無縁塚が崩壊し、さらにはこの世にまで溢れ出し取り返しのつかない事になってしまう。 それを防ぐ為に、宗太は桜を切り倒すという荒療治に打って出た。一度、桜の死への思いを消し無縁塚の再生に賭けたのだ。 失敗すれば、その場で崩壊する危険な賭けだったが、溢れた力は他の九本に分かれ無事送り出しが始まったのを見て、宗太は安堵した。 大木は長い長い年月を掛けて、ゆっくりと再生し、いずれは元の姿を取り戻すだろう。自殺者がいる限り。 亡霊(?)少女 無縁塚にいて、桜の大木を守ろうとした少女。宗太は亡霊と言ったが、亡霊なのだろうか。 小さい(宗太と同じくらい)。高そうな艶やかな刺繍入りの黒の着物に高そうな黒の下駄。長い黒髪を一つに結い、かんざしには鈴が二つ。 結局、この話でセリフは一言だけしかなかった哀れな少女。 宗太も京介もあの世に逝ったと思ってる。しかも今後の登場予定は今のところ無い。本当に哀れな少女だ。 ページ最上部へ
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設置場所は私室に限られるわけではなく、ハッセの小神殿の隠し部屋は礼拝室にあります。232話「ユストクス、エックハルト、ダームエル、ブリギッテ。其方らは礼拝室にこれで各自部屋を作って整えよ」ローゼマインも同じく礼拝室に居るときに作ってる。 (2018-06-30 07 04 57) ご指摘ありがとうございます。修正しました。 (2018-06-30 08 26 56) 書籍第四部VIの旧ベルケ寮の探索で、探索したヒルシュールやルーフェンたちが1Fで「部屋の主がいなくなったのに登録が残されたままの隠し扉」を見て、「目に付いた隠し扉の登録は全て消去してきた」と報告している。主の魔石が無いとそういう事は出来ないと思ってたんだけど、これどういうことなんだろう?隠し部屋という単語が使われていないこと&寮の1Fは共有スペース中心な事を考えると隠し部屋とは別物の何か?でも明らかに隠し部屋っぽいし…? (2020-06-22 14 22 59) 部屋の登録者の魔石がないと、扉を開けて中を確認することはできないけど、魔石が無くても、上書きして部屋自体抹消することはできるということでは? 孤児院長室の隠し部屋もある意味マインが上書きしたような物だし。 (2020-06-22 14 32 09) 中に人が入っているのに消去できたり、主に無断で勝手に消去できたりすると大変なことになるから、「部屋の主が死亡している」などの条件がありそう。 (2020-06-22 16 12 16) なるほど、部屋自体を消去してまわったってことか…あの状況でちょっと不自然な気がするけど良いのかな?どうせ開けられないしとか、特に有用な証拠などは無いだろうと中央騎士たちも判断した感じかな (2020-06-22 17 12 36) 味方は開けられない、敵が利用する可能性がある、登録者および登録者の魔石を持っている人物を特定するのは難しい、何か物騒なものが置かれているリスクがある……そういう諸々を考えて抹消処分を選んだのでは? (2020-06-22 18 50 47) なるほどなるほど、こういうケースでは抹消するのが通常の処理方法になってる、もしくは事前にそういう指示があったと考えるのが自然っぽいね、ありがとう (2020-06-22 19 09 33) 長期間放置されてたから魔力が尽きてて、消すことが出来るんじゃない? (2020-06-22 19 00 11) ふぁんぶっく、6のQ&Aより 部屋の維持に魔力は必要なく、作成時だけ必要 (2022-11-15 19 32 15) 「部屋の中に人がいる状態で登録を消すと、中にいる人は部屋の外に出れないままそこで死ぬ」なら避難場所としては不適当だよね?敵に登録を消されたり上書きされたりする可能性がある。ヒルシュールたちが消せるということは親族である必要もないみたいだし。その辺りの制限はあるのかな? (2023-12-11 18 53 10) アーレンの時のことなら、相手が魔力やシュタープの無い人たちだったから、そういう心配はしていなかったんじゃないかな (2023-12-11 19 40 26) 扉の作成やら入室設定やらにシュタープって書いてあるけど、マルグリッドが作れたんだから必ずしもシュタープじゃなきゃいけないってことはないんじゃないか?どこだか忘れたけど、マルグリッドは指輪があったから隠し部屋作れたみたいな話があったような(うろ覚え) (2024-03-26 01 34 19) 貴族じゃないマインは作れないってことだから指輪があればいいのだと思う。で登録には魔力が必要で解除する時も魔力が必要だから死んだら魔石。部屋の抹消もやっぱり該当する魔力が必要だと思う。 (2024-03-26 02 18 20) 作るのはシュタープが必要で登録だけなら指輪でもいいんだと思ってる。登録を解除しなければ死んでも残る(不要になっても消せない?)のであれば埋め(嵌め)込んだ魔石を無理やり抜いて消すわけでもなさそう。という条件下 なら隠し部屋を避難場所でいいと思う。登録された主の魔力のこもった魔石を預かることがあるのでその手のものを持っているものなら消せるけどアーレン進行時なら問題ない。 (2024-03-26 02 30 51) ああそうか、扉の作成と空間の作成がごっちゃになってました。ありがとうございます (2024-03-26 03 02 36)
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【登録タグ お ランコ 亡失のエモーション 少女煉獄 曲 豚乙女】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); 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今日私はこなちゃんと今日遊ぶ約束をして 今こなちゃんの家の前に来ていた だけどお姉ちゃんがこれないのはちょっと残念だったな… とりあえず私はこなちゃん家のチャイムを鳴らす しばらくしたら玄関のドアからこなちゃんが顔を出した 「やっほーつかさー、かが…あれっ?」 「こなちゃんおはよー。 ごめんね、お姉ちゃん用事があってこれないんだって」 「いいよいいよ。私はつかさと二人でいたいし…」 「…?こなちゃん、今何て言った?」 「ん~、聞こえなかったならいいよ」 「うぅ…」 「まぁ、そんな顔しないで。あがってあがって」 「うん」 こなちゃんと私は一緒にこなちゃんの部屋に入った やっぱこなちゃんの部屋は凄いなぁと思う 「漫画とか凄く多いねぇ~」 「つかさ、読みたいのある?」 「う~ん…」 「読みたいのあるなら読んでいいよ」 「うん、ありがと」 とりあえず私は適当に本棚から漫画を一冊手に取ってみた あれ?表紙は結構普通だけど、漫画ってこんな薄いものだったっけ…? 「じゃあ私はゲームでもやってるね。つかさも後でやる?」 「いや、私は…ゲームあまり得意じゃないからいいよ。 私はこなちゃんの楽しそうな顔見るだけでいいから…」 「つかさ?」 「いっ、今何も言ってないよ!ほ、ほんとだよ!」 「ん~…何言ったか気になるけどいいや。 私はゲームやるね。でもつかさとゲームやりたいなぁ…」 「えーっと…わ…私でいいなら後で一緒にゲームしてもいいよ…」 「じゃ、後でやろう」 「うん、漫画読んでからでいいなら…」 「いいよ、待ってるからね」 私は借りた漫画を読み始めた でも読んでて不思議に思ったことがあった 普通の恋愛漫画かと思って読んでたけどこの漫画の登場人物が女の子しかいないよ…? 恋愛漫画はてっきり男の子と女の子の恋愛を描くだけの物かとずっと思ってたけど 女の子同士のもやっぱあるんだ… なんだか見ている私も恥ずかしくなってきた… こなちゃんの方を見ると楽しそうにゲームをやってるけど… どうしよう…本棚に戻したいけど…でも気になる… 「つかさ、どうしたの?」 「っ!…別になにもないよっ」 「そっか」 こなちゃんが急に話かけてきたからびっくりしてしまった… とにかく私は意を決して続きを読んでみた 読んでたら女の子同士が絡みを見せ始めた… っ…!体がなんだかムズムズしてきた… やっぱりやめようってそう思った。 私は本棚に今読んでた漫画を戻そうとしたけど… 「あれ?つかさ、何読んでんの?ちょっと見せて」 こなちゃんに呼び止められた… こなちゃんはすぐこっちに来た そして私の体を掴んでこなちゃんの方に向けられた 「あっ…」 「ふ~ん…この同人誌読んでたのか」 「え…?同人誌って何?漫画じゃないの…?」 「まぁつかさがしらないのも無理ないかなぁ」 「…?」 「なんて言えばいいかな…とりあえず同人誌はこういう奴の事言うんだよ」 「へぇ…漫画じゃなかったんだ…」 「うん、ほんとは別の所に保管したつもりなんだけど何かの手違いでこの本棚に入っちゃったみたいだね あぁ…わかった。つかさ、だからさっきから変だったんだね」 「でも…わ…私、こういうのに興味ないから……」 「うんうん、わかってるよぉ。 でさ、つかさ。なんか体に変化起こった?」 「う…うん…」 「やっぱそういうの気になる年頃なんだねぇ… つかさは素直で可愛いなぁ…。」 「私は…別に…」 「ほんとかなぁ?ここは…」 こなちゃんはそう言いながら突然手を伸ばしてきた 「ひゃぅっ!」 「中々いい反応だね…それに少し濡れてるんじゃない?」 「濡れてなんか…」 「でも私が触ってみたら濡れてたよ…?」 「そ…それは…」 「恥ずかしがるつかさいいよー、かわいいよー」 こなちゃんから出た言葉に私はドキッっとしてしまった… だって…こなちゃんにこんな事言われて…嬉しくないわけがないんだもん… 「ねえ、つかさ」 「なに…?」 「この同人誌見たいな事やりたくない…?」 「えっ…こなちゃん…ほんとに…?」 「大丈夫だよ。私に任せて」 「う…うん…でも…お父さんとかはいないの…?」 「大丈夫。ゆーちゃんはみなみちゃんの家に行ってる様だし お父さんは原稿出しに行ってるから気にしなくていいよ」 「じゃあやるの…?」 「うん」 私はこなちゃんにひかれるようにベットに移動した ふとテレビの方を見るとテレビの電源が消えていた もしかして私があれ読んでるのわかってたんじゃ… 「つかさ、こういうの初めて? もしかしてかがみとやったことある?」 「いや、お姉ちゃんとはやった事はないよ… こなちゃんとするのが初めてだよ…」 私はとてもドキドキしていた だって…大好きなこなちゃんと…一緒に… 「つかさ、キスしよ…」 こなちゃんはそう言うと自分の唇を私の唇に近づけてきた 「んっ…!はぁ…あっ…」 こなちゃんが…私の初めてのキスを… 「つかさの唇って柔らかくて気持ちいいね…」 「んっ…こなちゃんも…ちゅっ…」 「んぅ……」 「ふぁっ…!」 「はぁ…ん…」 「…んんっ…」 ずっとキスをしてたらこなちゃんはゆっくり舌を入れてきた 私も舌を絡ませてお返しをしてみる 「くちゅっ…」 「ん…」 「あ…んぅ…」 ちゅっ…ちゅぷっと私のこなちゃんの間で音をたてる 「ん………んぁぁ…」 「ふぅ…」 「これが大人のキスだよ。舌で絡むの気持ちいい? 心も身体もとても気持ちよくなるでしょ…?」 「うん…とても…」 「それにしてもつかさって子犬みたいな顔しててかわいいなぁ…」 「え…そう…?」 「うん、とっても。私がかがみだったらすぐ奪っちゃうのに」 「うぅ…こなちゃんにそう言われると恥ずかしいな…」 「つかさ、服脱いで。私も脱ぐから」 「うん…」 こなちゃんに言われて私は服を脱いだ 私の肌が露になる 同時にこなちゃんの小さな体の肌も露になる 「つかさ、ここに座って」 こなちゃんの言ったとおりに座った 突然こなちゃんが後ろから私に覆いかぶさってきた とてもドキドキして体が赤くなりそうだった… 「やっ…」 「動かないで」 そしたら後ろから手を回してきて私の胸やあそこに手をあててきた… 「やっぱ少し濡れてるねぇ…」 「ひゃっ…んっ…」 「さあ、力を抜いて後は私に身体を任せて…」 こなちゃんに体を任せるなら安心だよね… こなちゃんのかわいい手はずっと私のあそこをなでなでしてきた なんか…こんな気持ちになったの始めて… 「ちょっとずつ出てきたね…」 「やっ…やだ…恥ずかしい…んんっ…」 「感じてる姿いいねぇ…それにしても敏感だね…。責め甲斐があるよ」 「あっ…ん…」 「ねぇ」 「んっ…」 こなちゃんの吐息が私の体にあたりさらに気持ちよくなる… こなちゃんが私の前に回って来た 「入れていい?」 「えっ…入れていいって…どこに…?」 こなちゃんは私のある所に触った 「んぁっ!」 「つかさ、この豆みたいなのはねクリトリスって言うんだよ とっても充血してるね…」 「んぅ…あんっ…」 「何も知らないんだね…」 「だって…私……ひゃぁぁぁっ!」 急にこなちゃんの指が私の中に入ってきて私は大きい声をあげてしまった それに少し痛かった… 「やっぱそういう純粋な所がつかさの魅力だね」 「あぁ…んん…」 甘い声が少し漏れて 「ゆっくり動かすよ」 「んんんん…っ」 私はというと片手でこなちゃんの布団のシーツを掴んで我慢していた またこなちゃんは私と口付けをしてきた 今度は舌と一緒に唾液まで入れてきた 私は迷わずにそれを飲み込んだ… 「ふあっ……こなちゃんの…おいしい…」 「つかさにそう言ってもらえて嬉しいな」 「私も凄く…んあっ!」 くちゅっくちゅ…と少しずつ私の音が大きくなっていた… 中から…とても気持ちいいものも一緒に溢れてくる… こなちゃんは私から離れて今度は顔を私のあそこに近づけてきた 「つかさの体ってどこも可愛いな…」 「ひゃうっ…んぁぁっ…や…あぁぁぁ…!」 私から出たものを少しずつちゅぷちゅぷっと音を出しながら舐めとられて… そして一気に吸い取ってきた… 「つかさばっかりずるいな…私も気持ちなりたいな」 「こなちゃんが…頼むならいいよ。でも私…上手く出来ない…かも…」 「じゃあ一緒にやろう」 「うん…」 私たちは膝で立ちながら一緒に口をつけて… お互いの中に指を入れた 「くぅ…んっ…」 「ひゃっ…んっ…!」 もう一つの手ではお互いの胸を触ってた 「こなちゃんの胸…ちっちゃくて可愛い…」 「つかさもね…」 二人で一緒に指を動かし始める その後すぐに私たちの息はとても激しくなっていた それに伴いキスも激しくなっていた 口を離したときには糸も見えていた 「あっ…はぁっ…!」 「んぅ…っ!」 「あぁっ!」 「ひゃ…うっ…」 「そろそろ私…なんか…あ…」 「逝っちゃう?」 「うん…あっ…くっ…」 「私も…」 お互いの指が止まる事はなかった 「「あぁぁぁぁぁんっ!」」 私とこなちゃんの声が一緒に響いた後 突然意識が一瞬飛んでしまったような錯覚が起きた… そのまま私はこなちゃんの方へ倒れる… 「はぁっ…はぁっ…」 「ふぅっ…んっ…」 私たちは身体がしばらく痙攣していて身動きが取れなかった … 「つかさ、動ける?」 「あ…こなちゃんごめんね。大丈夫だよ」 私は邪魔にならないようたちあがった 「布団…びしょびしょになっちゃったね…」 「あー、このくらいなら大丈夫だよ それよりお風呂入って身体洗おっか?」 「でも着替えは…」 「悪いけど私のはつかさのサイズにあわなさそうだから 服とズボンは今日のつかさの服のままでよろしくね とりあえずパンツは貸すからね」 「うん、ありがと」 「つかさ」 「なに?こなちゃん」 「好きだよ」 「…!」 いきなり言われてしまいビックリした… 「つかさは…?」 「私も…実は前からずっと好きだったんだ…」 「ありがと…」 「うん、私も…ね」 … お風呂入った後もこなちゃんとずっとゲームをしていた そして時計が夕方を指した頃 私は帰る準備をした 「あ、そろそろ時間だから私帰るね」 「あぁもうこんな時間だったのかぁ… 楽しい時は時間がたつのは早いねぇ…もっとつかさと一緒にいたかったなぁ…」 「私も…でも、みんな待ってるから…」 「うん、分かってるよ。んじゃー、つかさまたねー」 「こなちゃんまたねー」 コメントフォーム 名前 コメント もっとキスしまくってほしい -- 名無しさん (2024-04-27 01 05 39) つかこなは秘密の関係ってのが合ってるね! -- 名無しさん (2015-08-03 17 11 29)
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千と千尋の神隠し 色 出演者 備考 黄色 荻野千尋(声:柊瑠美) 水色 ハク(声:入野自由) 緑色 湯婆婆(声:夏木マリ)
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登録日:2012/07/06 (金) 13 42 45 更新日:2023/05/20 Sat 11 49 24NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 BW2 あなのなかにいる イッシュ地方 ナレーション 高橋克実 ポケットモンスター ポケモン ポケモンスポット項目 夢特性 穴 隠し穴 隠れ特性 隠し穴……夢のある響きです (CV 高橋克実) ◆概要 『隠し穴』とはポケットモンスター ブラック2・ホワイト2に登場する新要素の一つ。 その名の通り、イッシュ地方の各地に隠された小さなエリアである。 隠し穴の入口は木と木の間が茂みで埋まっている場所にあり、この隙間は必ず主人公から見て北側にある。色的にパッと見では分かりづらい。 入口を調べることで中に入ることができ、中は小さな四角い部屋になっている。 部屋の中央にはアイテム(隠されているものもある)が置いてあったり、隠れ特性持ちのポケモンがいる。捕獲可。 拾えるアイテムはモンスターボールやむしよけスプレーのような安物や、キノコくらいしか拾えない。 隠れ特性持ちポケモンと比べると実質ハズレである。それとやたら出現する偽モンスターボール共も。 また、一見何もないように見えてダウジング反応がある場合もあり、その時は主にこやしが拾える。 なお、バージョンによって出現するポケモンが違ったり、出現する確率が違う場合もある。 隠し穴は何度でも出たり入ったりすることができ、一度出てからすぐに入っても何もないが、何らかの条件によってポケモンやアイテムが復活する。 現状では時間ではなく歩数によって復活する説が有力(最近だと256歩進む毎に判定が行われ、5%の確率で復活すると言われている)。 隠し穴に出現するアイテムやポケモンは、一度設置されると対処(拾う・捕獲・倒す)するまで、 アイテムだったら種類が、ポケモンだったら種類に加えて性別が固定される。 つまり、ポケモンだとリセットしてもポケモンの性別は♂だったら♂のままである。 違う性別を狙うには一度対処した後、また巡り会うことを祈ってひたすら走り続けるしかない。ゲーフリェ… 極稀に隠し穴の中身が復活しなくなるバグがあることが発見されており、その際は別の隠し穴のポケモンを倒せば対処出来る。 ◆隠し穴の位置・出現ポケモン ■2番道路 マップ南西あたりにある。 ☆ニドラン♀ はりきり ☆ニドラン♂ はりきり ☆グランブル びびり ☆ミルホッグ アナライズ ■3番道路 Ⅰマップ南西にある塾帰りが走り回っている草むら付近。 ☆ライボルト マイナス ☆ゼブライカ そうしょく ☆パチリス ちくでん Ⅱ池の北端にある小さなスペース ☆コンパン にげあし ☆ハスブレロ マイペース ☆ビーダル ムラっけ ■5番道路 マップの右上隅っこ。 ストーリーでベルが見つけてくれる。 出現するポケモンの内、タマゲタケはモンスターボールの姿なのでアイテムと混合しないよう注意。 ☆レパルダス いたずらごころ ☆チラーミィ スキルリンク ☆タマゲタケ さいせいりょく ■6番道路 Ⅰホドモエから入って道なりに進んだ所のブリーダーがいる付近。タマゲタケは(ry ☆ザングース どくぼうそう ☆タマゲタケ さいせいりょく ☆コロモリ たんじゅん ☆ノコッチ びびり Ⅱフキヨセの洞穴の入り口付近。 ☆タマゲタケ さいせいりょく ☆コロモリ たんじゅん ☆ノズパス すなのちから ■7番道路 フキヨセから近い民家の右側にある。 ☆ハブネーク すりぬけ ☆ミルホッグ アナライズ ☆クマシュン びびり ☆ザングース どくぼうそう ■9番道路 シリンダーブリッジから入ったあたりの北側にある。 ☆ベトベトン どくしゅ ☆レパルダス いたずらごころ ☆ダストダス ゆうばく ☆バッフロン ぼうおん ■13番道路 Ⅰコバルオンがいる所から左側付近にある細長い通路のあたり。 ☆タマゲタケ さいせいりょく ☆スコルピ するどいめ ☆モンジャラ さいせいりょく ☆ニャルマー するどいめ Ⅱジャイアントホール側にあるかいりきで動かせる岩の右あたり。 ☆フワンテ ねつぼうそう ☆タマザラシ どんかん ☆タマゲタケ さいせいりょく ☆メタング ライトメタル ■18番道路 休憩所左側の階段を下りた所の踊場。 ☆サニーゴ さいせいりょく ☆カイリュー マルチスケイル ☆ペラップ はとむね ☆キングラー ちからずく ■22番道路 やたらくねった足場の先。 ☆ペリッパー あめうけざら ☆モロバレル さいせいりょく ☆コジョフー すてみ ☆ニャルマー するどいめ ☆フワンテ ねつぼうそう ■23番道路 ジャイアントホール側からすぐに見える高台の南端付近。チャンピオンロード側から回り込む必要がある。 ☆ザングース どくぼうそう ☆ゴルダック すいすい ☆アブソル せいぎのこころ ☆ハブネーク すりぬけ ☆グライガー めんえき ■サンギ牧場 マップ右上隅。なみのりが必要。 ☆マリル そうしょく ☆ハーデリア きもったま ☆ノコッチ びびり ■ジャイアントホール 草むらがあるエリアの左側。 ☆ピッピ フレンドガード ☆メタモン かわりもの ☆ニューラ わるいてぐせ ☆メタング ライトメタル ■ヤグルマの森 Ⅰダンジョン内。橋の下の川を左に進むと見つかる。 ☆キノガッサ テクニシャン ☆バタフリー いろめがね ☆スピアー スナイパー ☆モロバレル さいせいりょく ☆ヤミカラス いたずらごころ Ⅱダンジョン外。シッポウシティから入ったエリア。試しの岩の右上。 ☆タツベイ ちからずく ☆チャーレム テレパシー ☆ハリテヤマ ちからずく ☆ニョロゾ すいすい ■迷いの森 マップ右上隅っこ。 ☆ミツハニー はりきり ☆ハハコモリ ぼうじん ☆ヘラクロス じしんかじょう ☆カイロス じしんかじょう ■ほうじょうの社 Ⅰ入り口から上方向に進んだ先の行き止まりあたり。 ☆モロバレル さいせいりょく ☆ロコン ひでり ☆ドーミラー ヘヴィメタル Ⅱほこらの右を波乗りで進んで、降りてすぐ右上隅っこ ☆ゴルダック すいすい ☆チルット ノーてんき ☆モロバレル さいせいりょく 補足トリビア 全20ヶ所を訪れると、「隠し穴の達人」のメダルが手に入る。 フェスミッション「ざわめきの隠し穴」ではスカンプー、「静かなる隠し穴」ではニャルマーが配置される。それぞれバージョン限定。 ちなみに私は、新宿に「隠し穴」が見れる店を知っています 追記・修正は穴に隠れてお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 夢特性が大盤振る舞いされた要素の1つ。特にメタモン。 -- 名無しさん (2014-11-18 16 10 03) ↑なお出現率は最低の模様 -- 名無しさん (2015-08-10 12 33 14) ◯◯が◯◯された◯◯。◯◯。って感じの文章の奴をよく見かける気がする。偶々か -- 名無しさん (2015-08-10 14 29 42) HVかわりものメタモンの入手のためにジャイアントホール南部をひたすらうろちょろした思い出 まず夢特性自体があまりでない中でもメタモンはぶっちぎりの出現率の低さだったから最初に手に入った個体がちょうどHVだったときは感動したなぁ -- 名無しさん (2016-07-26 13 06 33) ロコン♀とカイリュー♀が欲しいのに今だに出ない -- 名無しさん (2016-10-27 19 08 43) 高橋克実ww -- 名無しさん (2016-10-27 19 38 35) 名前 コメント
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隠しキャラとは、一定の条件を満たすことで使えるようになるキャラである。 次のリンクに隠しキャラの情報を記している。 ネタバレ要素なので閲覧には注意すること。 隠しキャラ一覧へ
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隠しダンジョン 英雄の鍵を入手後、砂漠を右か左の一方向に進み続ける ダンジョン内で魂の欠片を全て集めると仲間一人追加 到達した階まではエントランスからワープ可 地下7階のループはずっと左に行ってT字路が来たらひたすら上でおk 7階の最短コース[6階からのワープ出て、左、左、下、左、上] スコアピースは4・9・12階 魂の欠片のありか ・1,3,8F 宝箱(3Fは一度4Fから戻ってきてから) ・2,11F ボス ・6F 1億G(上限金額)払う [資金調達は同ダンジョン内の巨人狩り(11階)がおすすめ] 上記6つを集めた上で最終階へ行くとボス出現。倒すと最後の魂の欠片ゲット 階層順 ・1F 宝箱 ・2F ボス ・3F(2回目)宝箱 ・6F 1億G(所持金上限)で購入 ・8F 宝箱 ・11F ボス ・13F ボス(他の欠片6個を集めないと現れない) 宝 1F ティターニアの弓(ビオラ) 2F ペルピウス(マーチ) 神鉄の手袋(ファルセット) 4F スコアピース 5F アテナの盾 ナグルファング(ビート) 8F 虚無の服 七支刀(アレグレット) 9F 碧天の傘(ポルカ) 聖竜の鎧 スコアピース 10F クジャクのドレス ソードオブネメシス(クラベス) スコヴヌング(ジルバ) ニヴルヘイム(マーチ) アルフヘイム(サルサ) フロイデヘルシャ(ショパン) キューピッドヘッド ベストロット 11F リタリエイター(クラベス) アキレスの鎧 ロードオブレイン(ファルセット) ソロモンの指輪 12F ベズワルの剣(ジルバ) 冥星剣(アレグレット) スコアピース
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Side A 今日はオフだからって、のっちの家に来たのにさ。 のっちは、さっきからゲームに夢中で構ってくれない。 そりゃ、突然来ちゃったあたしもあたしだけどさ。もっと喜んでくれるかと思ってたのにぃ。 「お〜い、もしも〜し。」 こうやって、何度呼びかけても 「ん〜?」 って生返事ばっかりで・・・。面白くない。 「のっちぃ〜、あ〜ちゃんヒマなんけど。遊んで〜。」 ゲームをしてるのっちの後ろから、肩に顔を乗せて言ってみる。 甘えたら反応してくれると思ったのに。 「あ〜、これ終わったらね〜。」 また気の無い返事・・・。 むぅ。なんよ!もう! のっちなんか知らん! 一瞬、首に思いっきり噛みついてやろうかと思ったけど、さすがに自重。 今したら、手加減し無そうだもんね。 だからあたしは、のっちのベットでふて寝することにした。 Side N 今日はオフだから、思いっきり家でゲームでもしてようかな〜。 そう思って、始めたんだけど。 突然、あ〜ちゃんがやって来て・・・。 めっちゃ嬉しいは嬉しいんけど、今あたしの頭は途中のゲームでいっぱいで。 あたしが出した結論は---- とりあえず、ゲームをサッサと終わらせて、あ〜ちゃんとイチャイチャしちゃるぅー。 てな訳で、まずはゲームに一点集中ww。 途中あ〜ちゃんに声を掛けたれた気もするけど、それさえ聞き流してしまっていた。 ただ、中途半端にしてると、あ〜ちゃんと話してる最中に、ゲームのこと考えちゃいそうだったから、こっちを優先しただけだよ? 終わったら、思う存分・・・。 そして、無事ゲーム終了〜。 「よっしゃ〜ぃ。」 ふっふっふぅ。 「お待たせー。あ〜ちゃ〜ん。」 と、振り返ってもあ〜ちゃんの姿は見当たらず。 部屋をグルッと見渡しても・・・居ない。 あれ?帰っちゃった? でも、カバンはあるから帰ってないはず。 はてさて。どこにおるんかね? とりあえず、そこから立ってあ〜ちゃんを探す。 でも案外あっさりと、あたしのベットの中に緩いパーマを発見。 覗いてみると、すぅすぅ寝てる。 「のっちぃ〜。」 不意に名前を呼ばれた。 背中を向けてるから表情は見えないけど、この口調は夢であたしたぶん怒られてる。 なんだかなぁ〜。 ま、いっか。 それより、起こすのもなんだし、あたしも寝ちゃおっと。 ドキドキしながら布団に入るとあ〜ちゃんの香りに包まれて、安心して眠りに就いてしまった。 Side A ふて寝をしていたあたしは、よく寝ていたみたいで、目が覚めたら、抱きしめられてるのに気付く。 後ろを見たら、のっちが一緒に寝てた。 その状態にドキドキしてるあたしは、のっちが起きてなくて良かったと心から安心した。 こんなに近かったら、ドキドキしてるのがバレちゃうから。 そしたらのっち、絶対調子に乗ってくるもん。 体ごとのっちの方に向けて、のっちの寝顔を近くで眺める。 サラサラの髪に、よくハの字になる眉。 開いてるときはクリリっとした大きな目に、よく噛む、今は半開きの口。 ちょっと間抜けな顔に笑いながら、かるく触れて確かめていく。 まったく、コレのどこに惚れたんかね? 不思議でならんわ。 う〜ん。なんか、幸せそうな寝顔に腹が立つんですが。 起こしちゃって良いですか? Side N んん?なんか苦しいんですけど。 突然の苦しさに、目が覚める。 目を開けると、あたしの鼻と口から手を離すあ〜ちゃんが見えた・・・。 「ぶはぁー。」 「目ぇ、覚めた?」 「・・・はぁ、あのもしかして、のっち殺されかけた?」 「さぁあ?」 視線をあさっての方向に向けて、知らん振りのあ〜ちゃん。 絶対、今殺されかけてたよねぇ? 「もう、ゲームは終わったんですか?大本さん。」 今度は鼻だけ摘んで聞いてくるあ〜ちゃん。 「ふん。おありましたよ。西脇さん。」 「・・・ゲームそんなに面白いん?」 「まあ、面白いよ?」 「ふ〜ん・・・。」 鼻から手を離すあ〜ちゃん。 な、なんだ?この微妙な空気は? 「あ〜ちゃんは、つまらん。」 まさしくつまらなそうな顔。 「そりゃ、好き嫌いはあるでしょ。」 「そ〜いんじゃなくってぇ・・・。」 「じゃあ、なん?」 「のっちが相手してくれんから、つまらん。」 はい?意外な理由。 「それって、それって。もしかして?やきもt・・」 「ちがぁう。」 言い終わる前に即答されてしまった。ちょっと悲しい。 いや、でもそれって、そうでしょ? うわぁ。PSPにヤキモチとか、あ〜ちゃん萌ぇw。 「なに、ニヤついとん?きもぃ・・・。」 相変わらず、スパッと厳しいね〜。 「ぇは?や、なんか可愛いなと思って。」 「可愛くなんてない。」 「ん?じゃあ、超可愛い。」 「じゃけぇ、可愛くな・・・。」 「聞き分けのないお姫様はこうじゃ!」 なんだかご機嫌が宜しくないあ〜ちゃんをギュッと抱きしめてみた。 「お姫様じゃないけぇ・・・。」 そう言いながらも、ピトッてくっ付いてくるのが、可愛い。 「まだ、言いますか?」 「だって・・・のっちのがモテるじゃろ。」 「いやいやいやいや。もしそうでも、のっちはあ〜ちゃんが好きじゃもん。問題ないじゃろ?」 そう言うと、恥ずかしいのか、きゅっとあたしの服を掴んで首元に顔を埋めてきて・・・。 「い゛っ!」 なな、なんだ? Side A 「いだいいだい!あ〜ちゃ、あ〜ちゃん!痛い痛いっ。ぃいたぁ〜いって!」 叫びながら、あたしの肩をビシビシ叩いてくるのっち。 「やぁ〜めっ・・。」 ようやくあたしを押し戻すのっち。 「あ・・・。」 「ったぁ〜。なんなん?あ〜ちゃん、なんなん?急に何しよるんよ?」 半べそのっち。 「うわぁ〜、痛そぅ・・うぃぇ。」 「・・・誰がしたんよ?誰が〜。」 「にゃは、ごめん。やりすぎちゃった。」 何が起こったかと言うと。 あたしがのっちの首に噛み付きました。 何でって言われると、アレですけど。 のっちがあんな至近距離で好きなんて言うから、ドキドキして。 ただ、のっちにばれるのが嫌で、なんか噛み付いてしまったんよ。 ほら、よく居るじゃん?照れ隠しで側にいる人をバシッて叩く人。あんな感じ? おかげで、治まってくれたし。 「痕付いてるし・・・。」 あたしが噛んだ所を触りながら呟く。 「明日には消えとるじゃろ。」 「・・残ったらどうするんよぉ。」 「あ〜ちゃんは知らん。」 「ちょぉ、ヒドッ。」 「ゲームばっかしてた、のっちへのお仕置きじゃ。」 ホントのコトなんて言わん。 「あぅ、サーセン。気をつけます。」 でも、さすがに、噛み痕が痛々しくて。 「まだ痛い?」 そ〜っと触りながら聞いてみる。 「ん〜ん。もう、痛くないよ。」 「ふへ、良かったぁ。」 翌日、いつもの様にストールを巻いていたのっちだけど。 「のっち、今日は付いてないの?」 「付いてませんて。」 一度だけ、のっちにウッカリつけたキスマークを、ゆかちゃんに見つけられてしまって。 それ以来、時々ゆかちゃんチェックがはいる。 それから、気をつけてたから無かったんだけど。 まさか、薄っすら残るなんて・・・。迂闊だった。 「な〜んだ、つまんないのぉ。」 良かった〜。あんまり迫られると、のっちボロ出しそうだから、ゆかちゃんそのまま引いて下さい。 「つまんないって・・どうよ?」 「あー!のっち!」 突然のゆかちゃんの声に、指差された方を見たのっち。 あぁ〜、ばか・・・。頭を抱えるあたし。のっち、素直すぎ・・・。 グイッとストールを引っ張られて、見事にゆかちゃんに発見された。 「何コレ?」 なんの痕か判らずに首を傾げるゆかちゃん。 「ぃや。これは・・その・・・。」 慌ててストールを巻き直すのっち。 「歯、がた?」 「ぅえ・・。」 あ、ばれた。 「うわぁ、噛まれたん?あんた、あ〜ちゃんに何したん?てか、どこまでMなん。」 「そぉんなんじゃないってw。ちょっと、ゲームに、夢中になりすぎた、だけだよ。」 チラチラとあたしの方を見てくるのっち。そして、ニャハと笑うゆかちゃん。 「な〜んだ。あ〜ちゃんの屈折した愛情表現じゃん。そりゃ、キスマークと変わらんわ。」 ちょっと!ゆかちゃん! 「え。そうなん?」 のっちが確認して、聞いてくる。 「ぇあ?あぁ、違う違う。ただのお仕置きじゃけぇ。」 雑誌に目を向けて、出来るだけ、普通に返す。 「違うってさ、ゆかちゃん。」 ゆかちゃんに向き直るのっち。今は素直な子で良かった。 「良かったなぁ、のっちぃ。」 「えっと、なんで?」 それには答えずに、ただただ、ニコニコとしているゆかちゃん。 「何々?なんなん?のっち解らん。」 のっちは、解らんでえぇんよ。 ちょっと意地悪なゆかちゃん。もう、勘弁してください。 <照れ隠し>fin
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赤座あかりとは幼馴染だった。 大人しかったあの頃から、自他共に認めるはっちゃけキャラになった今までずっと仲良くし続けてきた。 あかりは楽しいやつだったし何よりいい子だ。それはたまに見ていて心配になるくらいだったが、だからこそあかりらしいとも思っていた。 たぶん仲間の誰よりも優しくて純粋で、たまにびっくりするほど影が薄いけれど一緒にいるとこっちまで笑顔になれる、そんなやつ。 存在を忘れることは何度もあったが、かと言っていざいなくなったらきっと自分たちの日常は成り立たない。今思い返すと、自分があかりに対して抱いていたのはそういう感情だったと歳納京子はそう思う。 大切な友人。かけがえのない仲間。いつまでも続いてほしいゆるくて愉快な日常のシンボル。 楽しい時間はいつしか終わるものだし子どもとは大人になっていくものだ。 七森中を卒業して高校に進めば、その先で大学へ出れば、大人になれば……今の仲間たちともどんどん疎遠になっていくのかもしれない。 そう思ったことは能天気で知られる京子にも当然あったが、大抵その手の考えは苦笑で幕を閉じることになるのがお決まりだった。 だって───想像出来ないから。自分たちが離れ離れになることはあっても、疎遠になって友達でなくなってしまうという光景がまるで思い浮かばないから、まるで漫画だなぁと思ってはついつい苦笑してしまうのが常。 その筈だったし、そうあるものだと信じていた。赤座あかりの首が切り落とされる瞬間を目の当たりにしたその瞬間でさえ。 「ぁ……」 刀を持った鬼が立ち去っていき、見えなくなるのを確認してからようやく京子は声を発した。 何故すぐさま駆け寄っていかなかったのか。支給されていたナイフを片手に握り締めて、あかりの仇を取るべく走り出さなかったのか。 いや、そう問いかけるならもっと前に遡らなければならない。何故、こうなるまで声もあげず行動も起こさなかったのか。そう問うべきだ。 あかりが無警戒にもあの鬼へ手を振り、呼びかけ、むざむざと招き寄せている光景をどうして制止しなかったのか、と───。 「ぁ、ああああ、ああああああ!! あかり!! あかりぃっ!!」 今更声をあげて駆け寄る自分の白々しさに反吐が出る。 駆け寄ったところで何も変わらないと頭では冷静にそう判断しているのに、この期に及んで何を善人ぶっているんだと理性は冷たく言っていた。 歳納京子は何もしなかった。赤座あかりが殺されかけていると分かっていながら自分が隠れていた藪の中から飛び出すこともせず、ただ震えながら友人が素っ首落とされる瞬間を見ているだけ。 何も、しなかったのだ。京子がようやく動き出した時のはもう何もかもが終わった後だった。 「あかり……あかり……!」 ホラー系の番組か何かの再現VTRで見た、首のない幽霊。 それと全く同じ姿を、足元の赤座あかり“だったもの”は晒していた。首がすっぱりと寸断されて、あの愛らしかった顔は色のない無表情でそれぞれの眼球を別々の方向に向けながら永遠に停止している。 誰がどう見ても、生きていない。救命の余地などある筈もない。 完膚なきまでに死んでいる。歳納京子が何もしなかったから、赤座あかりはあの鬼に食べられてしまった。 「───死ねよ」 あかりとは違って、京子は遠巻きに見ただけでも気付いていた。 道の向こうから親友へ近付いていく緑髪の女。時代劇の侍みたいに腰から刀を提げたそいつが、“まともではない”ことに。 ただ見ているだけで全身が総毛立つ。歯がかちかちと噛み合わずに音を立てる。全身が、本能が、あれは人間ではないから近寄るな、存在を気取られるようなことは絶対にするなと喚き散らしていたから。 京子はそれに従ってしまった。怖いから、死にたくないからというそれだけの理由が十年近くにもなる友情にあの一瞬確かに勝った。 その結果がこれだ。全て終わった後で今更友人面をして死体に駆け寄って、生前の明るさの欠片もない虚ろな死に顔を見つめながらわざとらしく涙を流して叫び散らしている。 「全部……全部、お前のせいじゃん……! 全部、おまえが……!」 何をどう哭いたってあかりは帰ってこない。 死んだものは戻らない。京子のせいで、あの朗らかな笑顔は永遠に失われた。 二度とあの日々が戻ることはない。ごらく部と七森中の愉快な仲間たちの物語は、このどことも知れない田舎道で打ち切りになってしまった。 「うああぁああああっ……! あかり、ごめんね、ごめん、あかりぃいいいいいい……!!」 京子ちゃん、泣かないで。 そう言ってくれる優しい少女の魂はどうやらもう此処にはないようで、したがって京子の慟哭に応えてくれるものは何一つなかった。 臆病の代償は孤独な絶望。京子はそれをただ噛み締め続けるしかない。 鬼の餌食を免れた少女は幸運でも何でもなかった。その判断を、きっとこの先命が尽きるまでずっと悔やみ続けることになるから。 はてさて哀れな少女はこのまま、他の誰かが声を聞きつけて狩りにやって来るまで此処でこうして蹲っているつもりなのか。 京子一人だったならそうだったかもしれないが、幸いにして歳納京子にはまだ運が残っているようだった。 道の先で───新たな参加者が一人、呆然と泣きじゃくる京子の姿を見つめていたのだ。 彼女の次の行動は、武器を抜くでもほくそ笑むでもなかった。 少し迷った後、無防備すぎる姿を晒す京子へと控えめな足取りで近付いていく。 そして、せっかく拾った命を無防備にまな板の上に放り出している京子に話しかけた。 「あの……」 「───ひ、っ!?」 「あっ、ごめんね、驚かすつもりはなかったんだけど……その」 自分のせいで死んだ友人に縋りつくのに夢中だった京子は、声をかけられるまで気配にも足音にも気付いていなかったらしい。 尻餅をつきながらとっさに声の方向を見るその目は、気の毒なまでに怯えきっていた。 「これ、あなたがやったの?」 「───ちがう! 違う、違うっ! 私じゃない、私じゃ……! ひ、ぐ……!」 かぶりを振って必死に否定する。 してから、何が違うんだよとそう思った。 直接手を下したわけじゃない、それは確かだ。だけど見殺しにしたのは他でもない自分自身。歳納京子。 幼馴染だったのに、大事な友達だったのに、視界の先で首を切り落とされるのをただ指を咥えて震えながら見つめていただけの自分。 それがどの口で自分は殺していませんなんて言えるんだと思うと、京子は本気で自分をこの場で殺してやりたくなった。 そんなことが出来る度胸があるなら友達を見殺しになんてしていないことに気付くと、余計に頭の中がぐちゃぐちゃになって、目の前に人がいるのも構わずに地面へ拳を叩きつけていた。 「…………」 そんな京子の姿を、しばらく少女は見つめていたが。 やがて身を屈ませると、自暴自棄のような行動に走る京子の手をそっと止めさせた。 「友達だったの?」 「………うん」 「そっか。じゃあ、悲しいね」 「私のせい……私なら助けられた! 私が、隅っこでガタガタ震えてなかったら───この子の手ひっ掴んで一緒に駆け出せてたら……! あかり、死ななくてもよかったのに……!」 それから、転がるあかりの首に手を添えて瞼を閉じさせてやる。 あらぬ方向を向いた目が瞼に隠れて、少し死体の顔は見られるものになった。 鼻水を啜りながら、京子は少女の顔を見上げる。背丈や見た目は自分とそう変わらないように見えたが、どこか大人びた雰囲気があった。 だから多分年上だろうと思う。ふわふわした金髪がとても綺麗で、精微な顔立ちも合わさりお人形のようだった。 お調子者な京子のことだ、こんな状況でなければ軽口の一つも出ていたかもしれない。 「悲しいのはわかるけど、このまま此処にいたらあなたも危ないよ。私と一緒に行こ?」 「お姉さんは……乗ってないの? この《プログラム》に……」 「誰かを殺すとか蹴落とすとか、私には無理かな。まともにやっても勝てそうにないよ。体力もないし、頭もよくないし」 肩をすくめて苦笑する彼女の言葉に、つい反射的にほっと胸を撫で下ろしてしまう自分が忌まわしかった。 あかりを死なせておきながら、まだこうやって自分の身の安全のことばかり考えている。 汚い。醜い。あかりじゃなくてお前が死ねばよかったのに、あの鬼に食われてしまえばよかったのに。 京子がそんなことを思っているなど露知らないだろう少女は、四つん這いで蹲ったままの京子にそっと手を差し出してくれた。 「近くに空き家があったから、とりあえず私とそこに行こ? 落ち着くまで一緒にいてあげるから」 歳納京子は親友を見殺しにして生き延びた。 鬼に差し出して逃げ延びた。 しかしこの有様では、まともに生き残るのも戦っていくのも不可能だろう。だから京子には彼女の手を取る以外の選択肢はなかった。 手を取り、涙を拭いながらなんとか立ち上がった瞬間、少女が微かに口角を釣り上げたことにはついぞ気付かないままで。 (そう。私じゃ多分、どう頑張っても真っ向勝負じゃ優勝出来ない) 未だぐすぐすと鼻を鳴らしている京子の手を引きながら、花邑ひなこは冷静に考えていた。 さっきはああ言ったが、《プログラム》に乗っていないというのは真っ赤な嘘だ。 ひなこは虫も殺さないような顔をしながら、内心では今この瞬間も優勝することだけ考え続けている。 正確にはこの島のどこかにいる最愛の人、ひなこにとっての世界の中心である“彼女”と一緒に優勝するための案を、編み続けている。 (だから頭を使わないと。例えば、友達を殺されたかわいそうな女の子を守ってあげるいい子を演じるとか) 人間の心っていうのはそこまで単純で即物的じゃない。 必ず、人を殺すことを嫌がって《プログラム》そのものに反旗を翻す連中が出てくるはずだとひなこは考えた。 ならば、弱くて頭も悪い自分が優勝を目指す上で一番手っ取り早いのは、そういった参加者たちの団体に潜り込んで寄生することではないかと。 寄生して信用を勝ち取りながら機を伺う。絶好のチャンスが巡ってきたら、そこでごっそり参加者を減らす。これをなるだけ繰り返しながら、絶対に死なせるわけにはいかない“あいちゃん”との合流を目指す。 それが、ひなこの考える《プログラム》優勝のためのプランだった。 (でもあいちゃんのことは早く見つけてあげないと。あいちゃん、絶対泣いてるよね……どこかでじっと隠れててくれればいいんだけど) ───瀬崎愛吏。それが、ひなこが生かさなければと考えている最愛の人だ。 けれど愛吏は弱い。いろいろあって、彼女はすごく弱くなってしまった。 愛吏のそんな姿もひなこは愛していたけれど、この殺し合いの場ではその弱さはあまりにも不利だ。 だから早く見つけて、保護した上で自分の方針を共有して、一緒に戦ってあげる必要がある。 時間制限はあまりない。うまくやらなければ、自分は大好きなあいちゃんを失うことになってしまう。 (二人で帰ろうね、だから少しだけ待ってて。一緒に帰ったら、二人でもう一回やり直そう。 今度はもっといろいろよく考えて、二人で話し合って、いっしょに生きていけるように頑張ろう) ひなこはこの《プログラム》に少なからず感謝していた。 だってこれがなければ、自分達はどうあがいても詰んでいたから。 高校生二人の逃避行、駆け落ちなんて上手くいくわけがないのだ、普通に考えて。 そして自分達はもうじき、そんな現実に追いつかれるところだった。 その矢先に舞い降りた非日常。利用しない手はない、ひなこはそう思う。 「私達、永遠に一緒だよ。あいちゃん」 歳納京子は鬼から逃げるために友人を捧げた。 しかし京子は、まだ気付いていない。鬼が皆、昔話のように恐ろしい姿形をしているなんてことはないのだと。 優しい言葉と、穏やかな顔。その裏側に大きな殺意を隠している───そういう鬼もこの世にはいるのだ。 鬼に手を引かれて京子は歩く。後戻りは、もうできない。 【一日目・深夜/D-4】 【花邑ひなこ@きたない君がいちばんかわいい】 【状態:健康】 【装備:???】 【方針:瀬崎愛吏との優勝狙い】 【歳納京子@ゆるゆり】 【状態:精神不安定、自己嫌悪】 【装備:サバイバルナイフ】 【方針:???】 時系列順 前の話:鬼隠し 次の話:[[]] 投下順 前の話:鬼隠し 次の話:[[]] 前の話 キャラクター 次の話 - 歳納京子 [[]] - 花邑ひなこ [[]]