約 8,347 件
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2655.html
620 「ふざけるな!」 怒鳴り声が聞え某は戸を開けるのを辞めた。 「えーふざけてないって。」 「お前はいつもそうだ!へらへらへらへらして!少しは普通に話したらどうなんだ!」 かすがどのが来ていたのか。やはり、上杉殿とお館様がその……となったせいか、かすが殿もちょくちょくと来ておられるようだ。 「真面目真面目!俺様大真面目よー?」 「どこがだ!乳揉ませろとか触らせろがお前の真面目なのか!?」 この時叫ばなかった某は随分成長したでござる。 深呼吸して姿勢を正す。 そうか……揉むような仲なのか。 「なら、私ではなくその辺の女をだまくらかしてそうすればいい!」 まだ話は続いているらしい。随分物騒な話でござる。 「なーに言っちゃってんの?」 「!何を!」 カタンと音がする。何が起こっているのか確認したいが、戸に手をかければ間違いなくばれるでごさろう。 妄想を余儀なくされた某は佐助がかすが殿の白き乳房を揉みしだくのを想像する他なかったのでござる。 佐助×かすが 2
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/653.html
何より、視覚が奪われた事により聴覚と手足の感覚だけで逃げ出すのは不可能に近い。 目の前にいるのが一般の忍や兵士ならともかく、最悪な事に真田忍頭である佐助だ。 「かすが、逃げようなんて思ってないよな?」 心を見透かすような佐助の言葉に、かすがの心は高鳴った。 「何故だ…何故私を殺さない!私は謙信さまの…上杉の忍だっ!」 「そりゃあ…俺が殺したくなかったからじゃないの?」 「何を甘い事を…!忍に私情など!」 「お前が上杉謙信を殺さなかったのは私情じゃないのかよ」 かすがは黙った。上杉謙信暗殺の命を出され、直前で寝返ったのだ。それも一目惚れと言うに等しい理由で。 「大人しくするって言うなら鎖外してもいいんだけどなぁ」 「大人しく?!誰が…!」 吐き捨てるように出たかすがの台詞に、佐助は頭を一掻きし、もう一度かすがの顎を掴んだ。 「上杉謙信の後を追うなんて言うんじゃないぜ?」 「うるさい!離せ!」 腕を動かそうとする度に鎖が金属音を立てる。 佐助×かすが4
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/340.html
「な、何を…」 「見たくないんだろ?」 そう言うと、その布でかすがの瞳を覆い隠した。 「な…何をするんだっ!」 「さーて、何だろうねぇ」 佐助は視覚の奪われたかすがの顎をつかむと唇を押し付けた。 「…ッ!」 触れ合う唇の間からの舌の侵入を拒否するように、かすがの唇は固く閉じられる。 だが、抵抗も虚しく佐助の舌は強引にかすがの口内へ侵入する。 顔を背けようとするが顎を押さえられなすがままに口内を陵辱される。 「んぅ…ッ」 唇と唇の間から吐息が漏れる。唇を離すたびに唾液が糸を引く。 「そそるね~」 いつものように軽い口調で佐助は言うが、それがかすがの恐怖心を一層強くしていった。 「ふ、ふざけたことをするな!」 自分の恐怖心を薙祓うように言うかすがだが、既に冷静さを失い、心は焦りを感じていた。 ――このままではまずい どうにかこの状況を打破する手段を頭に巡らせる。 だが、手は壁に繋がれている。足も鎖が付き、自由に動きそうにない。 佐助×かすが3
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/352.html
「…旦那…旦那って残酷だよね」 気付けば、そう口に出していた。 「今まであんたに散々尽くしてきた俺を置いてあんたは嫁に行くって言うんだ?そうやって俺を…不要な忍は切り捨てるんだ?」 俺の言葉に旦那の顔が、みるみる歪んでいく。 俺だって、ホントはこんなこと言う気なんてなかったんだよ。 あんたが…俺を置いて行くなんて言わなければ。 「この幸村が喜んで嫁に行くと思っているのか…?」 旦那の声が震えている。 そんなこと分かってるよ。あんたが大将の命で仕方なく嫁にいくことくらい。 でも。 「どうだか。あんただってそろそろ年頃だしね。体が疼いて男に慰めてほしくて嫁に行くんじゃないの?」 ああ…俺って最低。 我ながらよくもこんな最低な言葉を旦那に吐けるものだ。 でも。悪いのはあんたなんだよ。 「佐助…っっっ貴様…っ」 旦那は怒りのあまり、目に涙さえ浮かべながら俺に掴みかかってきた。 あーあ…あんたってホント単純。 俺ってば忍で…しかも男なんだよ。 ほら。こうやってあんたを組み敷くことくらい簡単なんだから。 「なっ…佐助…なにを…」 「今まで散々あんたに尽くしてきたんだ。これくらいいい目みたっていいだろ?」 襟元を大きく割開くと、ささやかな乳房が目の前に飛び出てくる。 …これからどこの誰とも知れない男が…この白い肌をしゃぶり、散々弄ぶのだろう…。 なら。 その前に、俺があんたに教えてあげるよ。 女の悦びってやつをね。 桃色の乳首を口に含むと、旦那が激しく抵抗し始める。 「ひ…っいやだ…ぁっ」 足をばたつかせ、腰を捻るけれど。 …だから…それってば俺の思うつぼなんだってば。 無防備に開いた足の間に強引に体を入れると、俺は旦那の秘所に指を這わせた。 途端に、旦那の体がひくひくと痙攣し、「ああっ…」と嬌声があがる。 忍をなめちゃだめだよ。 嫌がる女をその気にさせるくらい、俺には手裏剣を投げるのと同じくらい簡単なことなんだから。 佐助×女幸村3
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/3124.html
佐助×かすが(猫耳/だが猫耳要素あまり無し) 信玄×謙信(♀)要素有り 上杉の邸でいちばん日当たりがいい縁側でおとなしく眠っている黒い塊を見て、佐助はニヤリと笑った。 黒い塊の毛並みは良く、ときおり耳が揺れている。すぐ近くまで佐助が来ているのに気づかないのは、 彼が気配を消しているおかげであるが、陽だまりのなかで気が緩んでいるというせいもある。 「こんなに簡単に敵を近づけて……忍び失格だぜ、かすが」 黒い塊の目の前に音もなく現れた佐助が、軽い口調と鋭い視線で言った。 「さっ、佐助!」 突如現れた男を目にして、かすがが起き上がった。つい先ほどまでの緩みきった表情を変え、 全身の毛を逆立てた彼女は一瞬にして警戒の体勢をとる。 「まぁまぁ、そう力まないでさァ」 「来るな! それ以上私のそばに近寄――」 へらへらと笑ってさらに近寄ってくる男に、かすがは爪を出そうとしたが、 「な――なんだ、この香りは……!?」 なにやらとても魅力的な香りがする。 自分のなかの闘争本能をかきたてるような、逆になにもしたくなくなるような、 誰かに甘えたくなるような、ふしぎな香り。 「あ、気がついた? 今日はかすがが好きそうな香りのものを持ってきたんだぜ。 どこにしまってるか……分かるかな?」 「私が好きそうな香りだと? ふざけるんじゃない……」 口ではそう言いつつ、かすがは鼻先を佐助におしつけて香りがどこから漂っているのか探りはじめた。 佐助はその姿を見てほくそ笑んだが、かすがは嗅ぐ行為に必死で気づいていない。 「ん……ここ、か?」 鼻先を佐助の下腹部に当てたかすがは、彼の了承を得ずにその場所の奥をさぐるため、装束をほどく。 ほどいていくほどに香りは強くなっていき、最終的に目当てのものが目の前にあらわれたとき、 かすがはなりふり構わずしゃぶりついた。 「おいおい、そんなにこの香りが好きなのかァ?」 猫はマタタビが好き――それは随分前から知っていることだった。 しかし、あるとき上司がつぶやいた一言が、佐助を奮い立たせた。 『下半身にマタタビを忍ばせておくと物凄い勢いでむしゃぶりついて来ると思ってしまったでござるよ』 この言葉に、思わず親指を立てたくなった。 人妻を見るだけで「はれんち」と言う上司がどういった経緯で このようなことを思いついたのかはわからないが。 だが、とにかく自分の一物にマタタビの粉末を塗りたくれば かすがが頬張ってくれるかもしれないという思惑はうまくいったのだ。 佐助の一物を悦んで咥え、よだれを垂らすかすがの顎をそっと撫ぜると、 目を細めた彼女が上目遣いで佐助を見た。 潤んだ瞳と体液でベタベタになったの口もとが美しいと思った。 佐助×かすが(猫耳)2
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2670.html
かすがが離れていった。ぐったりしたかすがの身を起こしてやっている佐助の姿が 視界の隅に入った。 幸村の脳は、なんだかぬるま湯に浸かっているような心地だった。ついさっきまで体中から 湯気が出そうなほど熱かったのに、出すものを出してしまうと大部分の熱が引いていった。 虚脱感と倦怠感によって体が支配されている。だのに、ふと己の下腹部に視線をやると まだいくらか硬さをもった男根があった。急激に羞恥が込み上げて、見つからないうちに 褌を締めなおそうと慌てたが、佐助に「旦那」と声をかけられた。 「まだ旦那は挿れてないだろ」 見遣った幸村の目に飛び込んできたのは、佐助の胸に凭れかかるかすがであった。 ただ凭れかかっているだけならば問題はない。だが、彼女は片脚を佐助に 持ち上げられていたため、秘所が丸見えだったのだ。かすがも抗うことなく、 熱っぽい視線を幸村に向けている。汗で首筋にはりついた髪の毛が幸村を魅惑的だった。 「かすがも物足りないみたいだし」 ひらいた花が物欲しそうにひくついている。先ほど佐助に出された精液が垂れてきて、 真っ赤に色づいた花弁と似つかわしかった。幸村の陰茎は、その様子を見て なぜかまた元気を取り戻しつつある。 「し、しかし……俺はこういったことは初めてだ……俺はこういったことは初めてだ……」 大事なことなので二回言った。 「知ってるよ、そんなこと。見てたら分かるって。真田の旦那もいつまでも 未経験のままじゃ困るっしょ。だったらさぁ、今のうちに経験しててもいいと思うぜ? あきらめたらそこで合戦終了、ってなァ」 「真田幸村……私だと不満か?」 そう言って、かすがは秘所に自身の指を挿し込んだ。白濁にまじって肉に呑まれていく指。 事後の余韻のためか潤んだ瞳。いまだ立っている乳首。それにしてもこの二人、ノリノリである。 「不満など、ありはしないが……」 彼女の体を見て不満がある男などいないだろう。幸村はかすがの汗ばんだ肌を 見ているうちに、脳が浸かっていたぬるま湯がふつふつと滾りはじめた心地がした。 これ以上はいけない。そう思っている自分もいるのに、もっと薪をくべて、 さらに熱くさせようとしている自分もいる。幸村は膝の上でもじもじと手を 動かしながら逡巡した。 「で、では、かすが殿っ」 頭のなかでは『これ以上はいけない』という思いが勝っているというのに、 口をひらいた幸村はかすがの腕を引っぱっていた。急に近づいて、自分のものとは違う、 どこか甘さを含んだ汗のにおいが漂う。胸が高鳴ったのをごまかすように、かすがを抱きしめた。 「最初は、ほ、抱擁からであろう!」 力任せに抱きしめる、相手の息苦しさなど気にも留めない、稚拙な抱擁だった。 だが、それでも幸村の熱情は十二分に伝わってくるので、かすがは何も言わなかった。 というより、言えなかった。幸村のかたい胸板に顔を押し付けられていたので。 佐助×かすが×幸村 8
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/216.html
振りかぶった足は佐助の手に捉えられ、開脚したまま壁に押しつけられた。 佐助は、かすがの頭のすぐ横まで彼女の膝を押し上げて笑った。 「ホント、猫みたいに体が柔らかいんだなァ。この光景、最高っ」 「やめろ! くっ、何をする気だ!」 「何をって。後ろ手に縛って軟禁、しかも妖しい暗がりの地下、この状況ですることってナニ以外ないでしょーが。 エロパロ板的には」 「え……エロ? な、何を言ってるんだ貴様は!」 かすがの狼狽にかまわず、佐助は続けた。 「即死回避の為だ、悪いが脱いでもらう……てねェ」 言うや否や佐助の手はかすがの忍装束へかかり、肩から胸までがあらわになった。 豊満な胸は暗がりの中で白く映えてふるえている。 「や、やめろっ! 貴様、殺されたいのか!」 腕を縛られ、足も動かせないかすがには、虚勢を張ることしかできない。屈辱感がいかに募っても、 目の前の男を罵倒することしか、かすがには許されていなかった。 佐助の手がかすがの白い胸を鷲摑み、乱暴に揉みしだいた。 「あう……っ、クッ、や、めろ!」 「まぁまぁ、せっかくだからさ、楽しんだら?」 「馬鹿なことを言うな! くっ、……はぁっ……」 意思に反して感じてしまっている自分が理解できない。 「この仕事、結構つらいんだぜ?」 そう言いながら、乳首をねぶる佐助に殺意がおさまらない。 「あっ、ああ……! う、やめ、やめろ……っ」 「まあ、聞けって」 佐助は舌で乳首をからかいながら、その合間合間に言葉を続けた。 「いいか、このスレが即死しちまったら、この先もあるかもしれないかすがと謙信のニャンニャンだって みれなくなっちまうだろ?」 「っあ、あぁ……っ!」 この男は何を言っている? そして謙信様を呼び捨てにするな。 「佐助×かすがとかも!」 妙に熱を込めながら、佐助はかすがの乳首にむしゃぶりつき、そして噛んだ。 「やっ……はぁんっ! はっ……何を、言っている、んだ……貴、様ぁ……意味が、あっ……分からないっ ……日本語でおk」 「ちょwwwおまwwww……だからとにかく、即死回避なんだって」 腹を撫でていた佐助の手が、下腹部まで降りていく。 佐助×かすが(陵辱?)3
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2666.html
そして話は冒頭にもどる。 佐助とかすがは相変わらず幸村の前で肌を寄せあっていて、お互いの名を切ない声で呼ぶ声や 女の嬌声が聞こえてきている。 佐助は今、かすがの秘部に指を突き立てて、激しく抜き差しをくり返していた。先ほど二人が くちびるを重ねて舌を絡ませていたときの比ではないほどの淫らな音が立てられている。 骨張った指が粘液で濡れていて、それが音を奏でているのだと幸村は思った。 その指で彼女が悦んでいるのだ、とも。 「やっ、ぁあっ、ぅ、ん……っ」 軍神以外に対してこんなに甘い声と顔を見せるかすがを初めて見た。 「や、じゃないだろ。かすがはここも好きなんだよな?」 佐助は言って、指を挿しこんでいるところより上にある突起を親指で押した。その瞬間、 かすがは悲鳴にちかい嬌声をあげた。あまりにも突然のことだったので、幸村は 飛び上がりそうになるほど吃驚する。しかし佐助はそのかすがの嬌声に気を良くしたらしく、 指の抜き差しをつづけながら親指を突起に押しつけている。なんと器用な、と幸村は 妙なところで感心した。 「あっあっ、あっ、だめ、そんなとこ、ん……っ! い、イッちゃ、う……!」 「ん? かすが、もうイキそう?」 たずねられて、かすがは喘ぎながら肯定した。 「で、でもっ……イくなら、ん、ふ、佐助ので、イっ、イキたい……っ! や、ぁんッ!」 男女が乳繰り合うときは、ふだん言わないような言葉を発するものらしい。 耳にしただけで、言ったわけでも言われたわけでもない幸村が、その場で一番恥ずかしい 気持ちになった。どうしていいものか分からず視線をさまよわせるも、結局ふたりに 視線を向けてしまう。 「そんじゃ、かすがのお望みどおりに」 秘部から指を抜いて、佐助は自分の陰茎を取り出した。赤黒いそれは一見すると 不気味で毒々しい形をしているが、それがかすがの胎内におさまっていくにつれ、 彼女の顔は恍惚さを増していった。根元まで入りきったときには、長い脚を佐助の腰にまわして、 もう離さない、とでも言っているようだった。散らばった光沢のある髪の毛が そこにあるだけで卑猥に見える。 「は、ぁあ」 息を吐く口の動きさえ淫猥だった。だが決して下品さなどは感じられず、不思議な艶っぽさで 幸村の目を引いていた。 佐助×かすが×幸村 4
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/97.html
長政はお市の顎をぐいっと捕まえて噛み付くみたいに強引にキスするイメージ。 市は「あ…」とか言いながらひたすら受身。 長政はエッチの時はひたすら無言で強引。 なんだかんだと相性の良い夫婦。性的な意味で。 ―――――――――― 502(※長政×市) の感じで書いたらこんな感じ? 「…あ…」 横たわった市、月に照らされたその肢体は身震いするほど白い。 頬は赤く上気し、愁いを帯びた瞳は涙に濡れている。 その姿は長政の劣情を掻き立てる。 「…っ……」 ゴクリと唾を飲み込み、長政は市の足を掴む。 高く引き上げるように足を開かせ、その間に身を滑り込ませる。 「…っ…」 「…はぁっ…」 いきり立った一物を市の蕾へと突き立てる。 「…っ!…ん…っ…!」 ふるふると頭を振る市。 慣れない異物に締め付ける膣内の感触を長政は全身で感じている。 BASARA2発売まじかで妄想が激しい…
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2671.html
「次は、く、くくくくっ、口吸いでござるっ」 パッと腕の力をゆるめてかすがを解放したかと思えば、やっとまともに息が 出来るようになった状態のかすがのくちびるに、自分のそれを勢いよく重ねる。 性急すぎる――かすがが思っていると、「旦那、それはちょっと慌てすぎ」と、 似たようなことを考えていたらしい佐助の声が聞こえた。けれども自分自身のことだけで 手一杯な幸村は、部下の声が耳に入っていない。真一文字に結んだ口を、 ひたすら肉厚なくちびるに押し付けていた。 「つ、次はッ!!」 顔をはなした幸村は、鼻息荒くかすがの腰を両手でつかんだ。彼がなにをしようと しているのか、瞬く間に見当がついた佐助が「ちょ、旦那!」と声を荒げたが、 やはり耳に入っていない幸村は、そのままかすがを持ち上げる。それから自身の 立ち上がった男根に狙いを定めて、かすがの腰を落とした。 「あああああッ!」 かすがが目を白黒させた。自身の愛液と佐助の精液、両方のおかげで 滑りはよくなっていたものの、突如として胎内に入り込んできたものに驚きを隠せない。 一方、結合部を見遣った幸村は頬を染めつつ満ち足りた表情をしていた。 「だ、旦那ァ、いきなり挿れちゃダメだって」 「む……そ、そうなのか?」 挿入したことでほんの少し落ち着いた幸村は、ようやく佐助の声が頭の中に入ってきた。 そういえば、佐助も挿れる前に体の至るところに触れていたような気がする。 虎の若子は熱で満ちた頭で思い返した。 挿入の衝撃に体をふるわせるかすがに、大丈夫かと佐助が声をかける。 「大丈夫だ……動いていいぞ」 腕を幸村の首にまわして応える。言葉とともに顔にかすかにかかった息が熱くて甘かった。 「う、動く、とは……?」 「挿れただけで満足するつもりか? お前は。よく分からないなら私が動くから、 このまま仰向けになれ」 「そ、それは駄目でござる!」 首にまわしていた腕をほどき、幸村の胸をおして上半身を倒そうとしたかすがに、 幸村は焦って首を横にふった。胸に置かれた細腕を、首にもどす。 「それがし、初めてのときは対面座位と決めておる!」 彼には彼のこだわりがあった。 佐助×かすが×幸村 9