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アーサー王系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 アーサー王 50 30 35 50 6000 / 20 2世代 セイバー 70 40 60 65 エリート 富豪 錬金術師系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 錬金術師 10 10 5 15 1800 / 20 2世代 禁忌を犯した兄弟 15 15 25 15 3世代 鋼の錬金術師 30 25 45 25 錬金術-武- 錬金術-防- 錬鉄 2世代 イシュバールの英雄 20 20 20 20 3世代 焔の錬金術師 30 30 30 30 錬金 2世代 生きる賢者の石 10 20 25 20 3世代 西の賢者 20 35 40 30 2世代 爆弾狂 15 20 10 10 3世代 紅蓮の錬金術師 40 30 25 25 開発 修復 ホムンクルス系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 ホムンクルス 5 -5 5 10 2000 / 20 2世代 七つの大罪 10 5 10 10 3世代 色欲 25 20 30 30 4世代 アスモデウス 55 45 65 65 感化 洗脳 3世代 暴食 40 10 20 35 4世代 ベルゼブブ 81 36 48 76 3世代 嫉妬 25 20 25 30 4世代 レヴィアタン 56 44 53 62 3世代 強欲 25 35 25 20 4世代 マモン 54 71 53 45 3世代 怠惰 30 10 25 35 4世代 ベルフェゴール 63 36 54 72 3世代 傲慢 20 25 20 30 4世代 ルシファー 45 57 44 65 3世代 憤怒 25 25 30 30 4世代 サタン 56 54 63 62 ⅩⅢ機関系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 ⅩⅢ機関 65 65 65 65 6500 / 50 2世代 ⅩⅢ機関の主 65 80 95 85 2世代 魔弾の射手 70 75 90 95 2世代 旋風の六槍 80 75 85 95 2世代 いてつく学究 85 65 75 80 2世代 静かなる豪傑 90 80 85 85 2世代 影歩む策士 80 75 90 90 2世代 月に舞う魔人 95 70 80 75 2世代 踊る火の風 85 85 85 80 2世代 夜想のしらべ 75 80 85 80 2世代 運命を賭す者 85 85 80 75 2世代 優雅なる凶刃 85 80 75 85 2世代 非情の妖姫 95 75 70 90 2世代 めぐりあう鍵 75 85 95 95 片羽の剣帝系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 片羽の剣帝 70 65 60 65 運撃 7000 / 30 桜舞イ散ル乙女系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 桜舞イ散ル乙女 75 70 75 80 収集家 追撃 8000 / 40 神螺月槍の薔薇系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 神螺月槍の薔薇 85 80 80 95 習熟 連続 9000 / 40 夢幻乖離の翼系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 夢幻乖離の翼 70 70 65 75 破壊 幸運 7500 / 50 蒼き風の旅人系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 蒼き風の旅人 80 80 70 90 評価 開墾 8500 / 60 時の闇を放つ者系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 時の闇を放つ者 100 95 90 85 執念 10500 / 70 天使系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 天使 25 20 25 30 3500 / 20 2世代 七大天使 40 35 30 25 3世代 ラファエル 55 40 50 55 3世代 ウリエル 50 45 55 40 3世代 ミカエル 50 50 50 45 3世代 ガブリエル 55 55 50 40 3世代 メタトロン 45 45 40 55 3世代 ラグエル 45 40 50 55 3世代 ラジエル 45 45 40 60 2世代 熾天使 50 40 55 55 2世代 智天使 50 55 50 45 2世代 座天使 50 45 50 45 2世代 力天使 60 30 45 40 2世代 主天使 45 35 50 45 2世代 能天使 45 40 40 55 2世代 権天使 30 55 50 45 2世代 大天使 45 50 50 45 浄光麗破の騎士系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 浄光麗破の騎士 80 90 85 95 祈り カリスマ 12000 / 80 光暁の風乙女系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 光暁の風乙女 100 80 90 100 挑戦 無双 14000 / 100 ノービス系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 ノービス 3 3 2 2 6000 / 50 2世代 スーパーノービス 5 5 4 5 3世代 ソードマン 12 2 4 3 4世代 ナイト 20 10 5 6 5世代 ロードナイト 40 13 7 12 6世代 ルーンナイト 80 18 14 17 4世代 クルセイダー 17 10 8 6 5世代 パラディン 20 26 12 15 6世代 ロイヤルガード 23 78 20 19 3世代 マジシャン 6 5 12 12 4世代 ウィザード 12 14 18 17 5世代 ハイウィザード 18 20 26 28 6世代 ウォーロック 30 24 62 47 4世代 セージ 8 12 16 20 5世代 プロフェッサー 13 28 32 40 6世代 ソーサラー 26 52 73 60 3世代 アーチャー 15 13 16 22 4世代 ハンター 31 17 19 37 5世代 スナイパー 46 20 23 58 6世代 レンジャー 65 27 29 72 4世代 バード 17 29 27 20 5世代 クラウン 23 36 32 25 6世代 ミンストレル 30 69 65 43 4世代 ダンサー 13 13 20 20 5世代 ジプシー 19 19 29 27 6世代 ワンダラー 25 28 51 49 3世代 アコライト 12 20 14 18 4世代 プリースト 15 29 19 27 5世代 ハイプリースト 19 37 25 41 6世代 アークビジョップ 26 62 32 68 4世代 モンク 23 12 15 19 5世代 チャンピオン 51 15 17 22 6世代 修羅 94 18 28 32 3世代 シーフ 19 12 16 14 4世代 アサシン 24 16 20 16 5世代 アサシンクロス 26 19 33 20 6世代 ギロチンクロス 33 30 77 30 4世代 ローグ 25 14 23 15 5世代 チェイサー 40 19 40 17 6世代 ダークチェイサー 66 22 69 20 3世代 マーチャント 12 12 12 12 4世代 ブラックスミス 20 20 20 20 5世代 ホワイトスミス 27 24 25 29 6世代 メカニック 56 30 28 36 4世代 アルケミスト 19 24 27 16 5世代 クリエイター 24 29 34 22 6世代 ジェネリック 36 42 51 40 3世代 テコンキッド 23 18 17 22 4世代 拳聖 40 25 30 35 5世代 ソウルリンカー 60 35 35 40 3世代 ガンスリンガー 26 27 33 20 訓練生系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 訓練生 5 3 4 3 8000 / 80 2世代 訓練生二年生 7 4 6 4 3世代 訓練生三年生 10 7 9 6 4世代 鎖使い 13 10 13 10 5世代 スネイカー 24 18 19 16 6世代 蛇使い 40 26 42 20 4世代 機械士 14 16 12 16 5世代 魔砲士 18 20 22 29 6世代 ミサイリスト 27 24 29 41 4世代 ネクロマンサー 11 16 10 9 5世代 ゾンビ 15 24 13 12 6世代 コールドシリーズ 20 45 20 21 4世代 落武者 12 14 10 8 5世代 侍 14 17 18 14 6世代 勇者 19 23 26 19 7世代 悲愴剣士 24 24 26 24 8世代 黄金騎士 34 31 24 26 9世代 羅文騎士 42 45 29 30 10世代 宇宙騎士 50 53 31 34 11世代 チュルホロの騎士 63 65 34 38 12世代 キングオブキングス 94 99 46 49 7世代 神槍士 22 21 29 25 8世代 占星術士 29 26 40 38 9世代 黒き使途 34 31 56 51 10世代 こども 45 41 91 97 4世代 魔女 18 12 20 15 5世代 星士 22 17 29 19 6世代 真言士 32 20 37 25 7世代 スペシャリスト 48 28 50 32 応援 剣士系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 剣士 8 0 0 0 300 2世代 騎士 10 5 -8 0 3世代 聖剣士 15 15 -10 10 4世代 パラディン 20 20 -15 0 4世代 モーグリナイト 15 10 -15 15 4世代 グラディエーター 30 0 -5 0 3世代 神殿騎士 20 5 20 5 4世代 守護騎士 25 15 -5 5 3世代 暗黒騎士 30 0 -15 -5 4世代 ダークナイト 45 5 -10 -10 赤魔導師系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 赤魔導師 0 5 -5 10 350 2世代 竜騎士 15 -15 15 15 モンク系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 モンク 15 0 5 10 350 2世代 拳闘士 15 0 15 30 2世代 ホワイトモンク 0 5 -5 5 シーフ系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 シーフ -5 5 15 15 350 2世代 忍者 10 0 15 0 3世代 アサシン 20 -10 20 0 3世代 サムライ 30 10 -10 -10 白魔導師系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 白魔導師 -5 -5 -5 15 350 2世代 ビショップ 10 -5 -15 5 3世代 セージ 0 -15 -5 40 黒魔導師系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 黒魔導師 10 -5 -10 5 450 2世代 時魔導師 20 -10 -10 20 3世代 幻術士 30 -15 -15 30 曲芸士系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 曲芸士 0 -5 25 5 500 2世代 ギャンブラー 10 5 -5 15 3世代 スナイパー 10 -5 10 35 2世代 ダンサー 0 5 -5 5 3世代 歌姫 5 -5 15 35 4世代 魔獣使い 20 -5 -15 20 アイテム士系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 アイテム士 -5 5 -5 15 1000 2世代 錬金術士 15 15 -5 15 値切り 商才 2世代 めたもる士 10 25 -5 5 魔銃士系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 魔銃士 0 0 10 10 1000 2世代 ガンナー 10 5 25 45 バロン系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 バロン 5 0 -5 10 2500 / 10 2世代 闇の末裔 10 5 10 15 3世代 ネクロマンサー 30 15 25 20 名も無き剣豪系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 名も無き剣豪 0 0 10 5 1000 / 10 2世代 ソードマスター 25 15 25 20 猛攻 堅守 2世代 ホワイトナイト 20 10 15 15 3世代 ロイヤルナイト 25 20 20 30 速攻 命中 2世代 ブラックナイト 20 5 10 20 3世代 カオスナイト 25 15 20 25 威圧-攻- 威圧-守- ⑨系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 ⑨ 9 9 9 9 9999 / 30 2世代 ⑨ 9 9 9 9 3世代 ⑨ 9 9 9 9 4世代 ⑨ 9 9 9 9 5世代 ⑨ 9 9 9 9 6世代 ⑨ 9 9 9 9 7世代 ⑨ 9 9 9 9 8世代 ⑨ 9 9 9 9 9世代 ⑨ 89 89 89 89 ナイトブレード系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 ナイトブレード 10 10 15 5 1500 / 10 2世代 時空剣士 15 15 20 10 3世代 煉獄の騎士 25 25 30 20 威圧-俊- 威圧-命- 魔術師系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 魔術師 10 -5 10 15 700 / 10 2世代 虚空魔道師 25 15 30 30 2世代 滅界の魔術師 40 20 25 20 冥界の騎士系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 冥界の騎士 15 10 15 20 1250 / 10 2世代 ブラックパラディン 30 30 25 25 2世代 ブルー・デスティニー 25 25 30 30 鉄壁 神童 音楽家系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 音楽家 10 10 20 15 1000 / 20 2世代 騒霊の音楽家 25 20 30 40 狂気の志士系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 狂気の志士 25 15 20 10 1500 / 10 2世代 獄炎の志士 30 15 25 20 3世代 CCO 40 30 25 25 復讐を誓う修羅系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 復讐を誓う修羅 10 15 25 20 1200 / 20 2世代 AOC 25 25 35 30 陰陽師系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 陰陽師 -5 -5 0 5 750 / 10 2世代 召喚師 5 -5 10 10 3世代 大召喚師 10 -5 10 15 2世代 算術師 0 -10 0 10 3世代 吟遊詩人 10 -5 5 10 鼓舞 罵声 未来の英霊系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 未来の英霊 15 20 25 20 4000 / 20 2世代 アーチャー 25 30 35 40 奇襲 狂気の英雄系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 狂気の英雄 25 30 20 15 4200 / 20 2世代 バーサーカー 40 40 25 30 一騎 強行 怒り 人斬り系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 人斬り 20 20 25 30 3000 / 20 2世代 人斬り抜刀斎 35 30 45 40 ガセネタ記者系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 ガセネタ記者 25 25 25 30 3500 / 20 2世代 鴉天狗 40 30 50 40 横領 スパイ 過去を背負う志士系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 過去を背負う志士 30 25 20 30 5000 / 20 2世代 逆刃刀を持つ剣士 35 30 45 45 3世代 飛天御剣流の継承者 50 40 60 60 エコ 二刀流の剣士系統 世代 職業名 AT GU SP HIT スキル 必要熟練度 / 転生数 1世代 二刀流の剣士 30 20 35 20 4000 / 20 2世代 半霊の剣豪 50 40 45 45 鍛錬 医術
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東京 某所 殺し屋のアジト 月ピは激怒した。必ずや無知暴虐の柳生を殲滅せねばならんと決意した。月ピには柳生がわからぬ。月ピは腕利きの殺し屋である。依頼を受け、数々の業を積み重ねて暮らしてきた。けれども己のやり方を曲げさせようとする相手に対しては、人一倍苛烈であった。 月ピのアジト。特殊な殺害方法を行うための秘密の地下室。その一室にて事件は起こった。 月ピは山乃端一人殺害の依頼に関して契約不履行を責められ(月ピにとっては身に覚えのない話である)、自分を殺しにやってきた殺し屋を返り討ちにし、カードで決めた『餓死』で殺すべく拘束して牢獄代わりの地下室に叩き込んだ。 そうして渇き死にしないように水だけを与えて順調に飢えさせていた3日目、月ピが不在の時に、よりによってピンポイントにその部屋に。 柳生が湧いたのである。当然拘束されていた殺し屋は切り刻まれた。 得物を横取りされた月ピはキレた。 実行犯の柳生を用意してある中で最も惨い方法で殺し、行動を開始した。 柳生を殺すために。 ☆ ☆ ☆ ■■は虜囚だった。 ■■は怒り狂っていた。 それは屈辱ゆえに。 物理的な実体に縛られる下等存在に貶められた屈辱。 または飢餓ゆえに。 喰い荒らし、喰い尽くし、悉くを呑んでもまだ足りない。底なしの飢餓。 許さぬ。許さぬ。許さぬ。 忌々しき柳生宗矩。忌々しき肉の檻。忌々しき世界の壁。 柳生一兵衛が。柳生一兵衛が必要だ。錠を開く合鍵が。 まだか。まだか。まだできないのか。 トンネル効果で壁をすり抜けようと試みるような、狂気の試行。 極わずかでも可能性があるならば、いくらでも試行しよう。何千何万何億でも、数えきれないほどに試行を続けよう。■■という存在が朽ち果てるよりも、確率が偶然に屈する方が早いだろう。そうでなければならぬ。 次か。その次か。まだか。まだか。まだなのか。 まだか。まだか。一兵衛はまだか― 「ふがっ」 柳煎餅は目を覚ました。 「やな夢ぇ…」 柳煎餅の見る夢はほとんどが理解不能な情報で構成されている。通常の人間が見る夢ではなく、脳内注入された柳生が無意識に干渉して見せるものである。たいていの人間はそのようなモノを無意識領域に叩き込まれれば無事では済まないのだが、彼女はなんとなく平気だった。天才的な才能なのか、あるいは単なる幸運なのか、本当は平気じゃないのか。彼女自身もわかっていない。 「さむ」 ぶるりと震えながら身を起こすと、そこは立体駐車場の隅だ。見覚えのない場所だった。よくあることだ。支障はない。体が動いて、戦えればよい。 「ええ~っとお…一人さんはどこかなっと」 半ば寝ぼけた脳で、辺りを見回す。やることは変わらない。敵あらば斬る。山乃端一人は助ける。シンプルだ。そのはずだ。 「あれ?そこにいるのはだれですかぁ?」 唐突にそこに現れたのは、背中に野太刀を背負ったパンツスーツの新米殺し屋、御首級てがらであった。二人は目が合って。 その一瞬で、両者に異なる感情が去来した。 てがらには、親近感が。なんかあの子私と似てる。妹とかいたらこんな感じかな。 煎餅には、嫌悪が。あいつは生かしてはおけない。絶対にここで殺す。 他のコミュニケーションをすべてすっ飛ばし、があん!と煎餅の無刀取りとてがらのジェノサイド丸が切り結んだ。 「わあ!」てがらが久方ぶりの自分に向けられる濃密な殺気に歓喜の声を上げる。 「……………!」煎餅の脳内には滅茶苦茶に警報が鳴り響いていた。 (ダメだ)(殺せ)(逃げろ)(斬れ)(関わるな)(嬉しい)(気持ち悪い) 人間としての理性と脳内の異形の因子がグチャグチャの信号を脳内でぶちまける。 「フ―ッ、フ―ッ、ハアアアアア…」 反射的に剣を構える。その動きをトリガーとして、脳内が瞬く間に整理されていく。剣士とは、そういう生き物だ。そういうものになってしまっている。すなわち。 (斬る。斬る。斬る。斬る斬る斬る斬る斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬―) 「やは!」 『秘剣・首級返し』。その一閃を弾く。防がれてなお、てがらの歓喜の表情は崩れない。 「はじめまして!わたし、御首級てがらって言います!あなたのお名前は?」 「黙れ」 「そんなつれないこと言わないでくださいよぉ!せっかくこうして会ったんですから!」 「黙れ!」 「私たち、同じ人斬りじゃないですか!」 「違う!違う違う違うッ!黙れええええええッ!」 そうして吠える様は、血に飢えた人斬りそのもので。 人斬り、二人。切り結ぶ。 ☆ ☆ ☆ 時を同じくして日本三大無法地帯の一つ、梟首島で異変が起こっていた。 否、梟首島で異変という表現は正しくない。 梟首島『が』異変だった。 ☆ ☆ ☆ 「殺(シャア)アアアアアッ!」 「わひゃあ!」 得物のリーチは、てがらが上だ。首狩り野太刀『ジェノサイド丸』は一般的な日本刀のサイズである煎餅の『無刀取り』に比べて間合いとパワーで勝る。 しかしスピードは煎餅に分がある。物理的実体を有さない『無刀取り』は、通常の白兵武器に比べて圧倒的な身軽さを利点とする。 煎餅は猿(ましら)のように柱と天井を蹴り三次元的軌道で切りかかる。尋常の剣術では予想しえない外法の一撃。しかし。 「にひひ!見え見えですよ!」 防がれる。御首級てがらは天才的剣士ではあるが、その防御の動きは直感によるものではなかった。防ぎ方を知っている動き。 手の内が割れている。異界の外法が。 「懐かしい技です!まさか同門の人が内地にもいたなんて!もしかしてあなたも梟首島の出ですか…っとお!」 『秘剣・首級返し』。三連撃。正面からの斬撃を弾く。側面からの斬撃を屈んで躱す。床を突き破って現れた斬撃を後方に跳ね飛んで危うく回避。鼻を掠った。避けた二つの斬撃が旋回して再攻撃。 「…だあっ!」 『無刀取り』を強振し、なんとか二つ同時に弾く。 「うぎぎ…」 腕が痺れる。通常の2倍の攻撃を一度に相殺したのだから当然だ。そこに首を狙うジェノサイド丸の切っ先。危うく避ける。一センチもない距離を死が突き抜けていく。色の薄い髪が一束斬り飛ばされて宙を舞った。 「にひひ!御首級…ちょーだいっ!」 「あああああああ!」 剣戟。殺意の応酬。片方は歓喜を迸らせて。片方は嫌悪に目を濁らせながら。 それに決着がつくよりも早く。 「《 Au clair de la lune,Mon ami Pierrot(月の光と、我が友ピエロ来れり )》」 一台のワゴン車が突っ込んできた。 「!」「むっ!」 人斬り二人は跳ね飛んで躱す。さらにてがらは同時に『秘剣・首級返し』を乱入車の運転席に放つ。フロントガラスを突き破った斬撃をうけた運転席のピエロが煙のように掻き消えた。 運転手を失ったワゴン車はぎゃりぎゃりぎゃり!と猛烈にスピンし、がこん!とコンクリの柱にぶつかって止まった。その助手席の扉が開いて、一人の男が現れる。 「何奴!」てがらが問いかける。 「月光・S・ピエロ。月ピ、と呼ぶがいい」 サングラスをかけた、三十歳ほどの男。凄腕の殺し屋が現れた。 大きなたんこぶをさすりながら。クラッシュの時にぶつけたらしい。 ☆ ☆ ☆ 「月光・S・ピエロ…!うっひょお!先輩が言ってましたよ!暗殺界の生けるレジェンド!達成率100%の!ランダムで決めた殺し方を絶対に曲げないっていう!」 「いかにもその通り。私が月光・S・ピエロだ。そしておまえがターゲットだ」 「おい!ちょっとお―」 いきなりの乱入者に対して煎餅が何か言おうとするが、月ピはそれを手でとどめる。 「私の獲物だ。手は出さないでくれたまえ―ああ、そうだ。殺し方は君が選ぶといい。一枚とりたまえ」 そう言って月ピは煎餅にカードの束を投げ渡した。 「……」 いきなり来て何言ってんだコイツ、と思いつつも煎餅は適当にカードを一枚取って月ピに投げた。『斬殺』と書かれている。 「ふむ、このカードか。よろしい。では斬殺だ」 月ピはそう言って、バンの助手席から剣を取り出した。飾り気のない、片手持ちのロングソードである。それをすらりと抜き放つと― 折れていた。ほとんど刀身の根元からぽっきりと。クラッシュの時に折れたらしい。 「……」 「……」 「……」 微妙な緊張感をはらんだ沈黙が、三者の間に流れた。 「…予備の剣、持ってきてます?」 「無いな。仕方がない。これでなんとかしよう」 月ピはナイフ以下の短さの剣を構えた。なかなか堂に入った構えだったが、肝心の剣が折れているので全然格好がつかない。 煎餅は内心で月ピを見限った。 (何アイツ…いきなり乱入してきて…水差されたし…また気分悪くなってきた…斬っちゃおうか?斬るか?斬る?斬る?斬―いやストップ、わざわざ敵増やす必要ないし。いやでもあれは斬っても―) そんな考えをしていた途中に、それは起きた。 ☆ ☆ ☆ 御首級てがらは興奮していた。 (月光・S・ピエロ…!暗殺界の生ける伝説!これは間違いなく激レア大将首!それが私の得意な土俵で!武器が折れた状態で!チャンス…!これは大チャンス!故郷に錦!) 目の前の鴨が葱を背負って来た状態に、かつてなく剣が研ぎ澄まされる。 勝てる。月ピの剣術も相当のレベルだろうが、武器の差を覆せるほどではないだろう。先ほどまで打ち合っていた相手もすっかりクールダウンしてしまったようで、自然と『月ピを斬ってから仕切り直し』という空気になっていた。 間合いは10m弱。リーチで勝るてがらに有利の間合い。 じりじりと出方をうかがうように少しづつ互いの位置を調整してゆく。月ピは踏み込んでこない。てがらが一歩詰めれば一歩下がる。消極的な姿勢だ。さては臆したか。ならば『秘剣・首級返し』をもってその首頂く! そうしててがらが振りかぶったその時である! 「《Ma chandelle est morte, Je n ai plus de feu Ouvre-moi ta porte, pour l amour de Dieu.(私の灯は消えてしまった頼む友よ、扉を開けてくれ)》」 いつの間にかてがらの真横にあったワゴン車が爆発した。爆炎に飲まれて吹き飛ばされるてがら。 「斬殺というのは嘘だ」 月ピが手元のカードに貼ってあった『斬殺』と書かれたシールを剥がすと、『爆殺』と記されていた。 ☆ ☆ ☆ うっわあえっぐ。 それが煎餅の正直な感想だった。月ピに渡されたカードを見てみると、全てに『斬殺』と書かれていたが、よく見るとカードに本来書いてあるものの上に『斬殺』シールが貼ってあるのであった。一つ剥がしてみると『ベイクドモチョチョ殺』と書いてあった。ベイクドモチョチョ殺とは。 (あの折れた剣もあらかじめ用意してあったんだろうな…) おそらく相手が同業者であることを知っていて。自分のことも知られているだろうと予想して。相手の得意な土俵に弱った状態で上がったと見せかけて油断させ。 無慈悲な殺し屋の手口。人斬りとは全く違う。 月ピは懐から手榴弾を取り出すと、吹き飛ばされて手足などあちこちが曲がってはいけない方向に曲がっているてがらに向けて無慈悲に放り投げた。 ボカン。 てがらはどんなド素人でも絶対に生きていないとわかる状態になった。 「…………」 「どうした。そんなムスッとして」 「……自分の獲物は取るなって言うくせに人の獲物は取るんですね」 柳煎餅、渾身の嫌味であった。 「うむ、それは申し訳ないと思っている。しかしこれは私の信念だから、曲げるわけにはいかない」 意外にも月ピは真摯に答えた。 「信念、ですか」 「そう、私のような―、待て、何か聞こえる」 「?……むむ!?」 月ピの研ぎ澄まされた聴覚はその音を捉えていた。甲高い音だ。 煎餅の第六感はその気配を捉えていた。柳生の気配だ。 「上か!」「上に!」 二人は立体駐車場の端まで走り、そこから空を見上げると― 鳥か? 飛行機か? UFOか? 「UFOだッ!」 柳生UFO。つまりYAGYUFOである! いや、それはさしたる問題ではない。 「…デカくないですか?」「めちゃくちゃデカいな」 デカい。滅茶苦茶デカい! 上空に現れた、というより空をそのまま置き換えたようなクソデカサイズである。太陽光が完全に遮られ、UFOの定番に違わず底面についている3つの半球状発光体の光で辺り一面真っ黄色の異様な空間と化していた。フヨヨヨヨヨというよくUFOが出している甲高い音がうるさい。 「ううむ、柳生を倒すつもりがあんなデカブツが出てくるとは…むっ!」 「うひゃあ!?」 異様な気配を察し、月ピは煎餅を抱えて跳躍、立体駐車場を飛び出した。煎餅共々受け身を取って転がる。 ホヤヤヤヤヤヤヤヤヤ…… 謎の怪音とともにYAGYUFOの底面から放たれたスポットライトじみた怪光が立体駐車場を照らすと、バキバキと轟音を立てつつ立体駐車場が引き抜かれて浮遊、YAGYUFOに吸い込まれてゆく!UFOの基本技、古典的アブダクションだ! 「しまった、咄嗟に避けてしまったが中に入ったほうが良かったか…?」 「やる気なんですか!?あれと!?」 「無論だ、私の信念を曲げさせた柳生には然るべき報いを受けさせる」 「信念…ってそんなに大事ですか?」 「大事だとも。何よりも」 そして月ピは語り始めた。 ☆ ☆ ☆ 『おお てがらよ! しんでしまうとはなさけない!』 YAGYUFO。突如として東京上空に飛来したそれは下から見ると単なるドデカいUFOなのだが、上から見ると異なる姿を見せる。 土の地面。山林。野生動物。ちょっと古い民家の集まる村。並べられた生首。首狩り族。 そう、YAGYUFOの正体は、国内三大無法地帯である首狩り族の島、梟首島であった!島が丸ごと一つ飛行し、東京上空に飛来したのである! なぜ島がいきなりYAGYUFOへとジョブチェンジしたのか?これにはれっきとした理由がある。説明しよう。 まず、梟首島がそもそも柳生因子を有した島なのである。読者諸兄はなぜ現代日本という法治国家の中にありながらこの島が俗世からかけ離れた超常的蛮族地帯となっているのか、不審に思われたことは無いだろうか? そう、その秘密こそが柳生因子である。柳生千兵衛計画や柳生百兵衛に見られるような、異世界への柳生進出のための試みの一つがこの梟首島でも行われたのである。『世界間の壁を越えられないならば、なんとかして向こうの世界をこちらに近づけることはできないだろうか?』という発想の元、柳生の因子を異世界に送り込み、土地に定着させる試みがなされたのだ。そのほとんどは徒労に終わったが、数少ない成果が梟首島であった。その土地に柳生が根付くことは無く島が蛮族地帯になるにとどまったが、その柳生の残滓が煎餅の御留流に反応したことでこのような島丸ごとの柳生化という結果を招いたのである。 ちなみにてがらが煎餅の剣術を知っていたのもこの影響である。梟首島は異界文化の残滓が残る島なのであった。それと月ピがてがらを狙うのも、梟首島が柳生に縁ある地と知ったからであった。 そこに立体駐車場ごとアブダクションされたてがら。死んではいるが里帰りである。そして! 「ヤギューッ!フッカツー!」 死者を柳生化サイボーグ復活させるくらい、YAGYUFOのなんかふわっとしたSF的技術力の前では容易いことであった! ☆ ☆ ☆ いいか。私は殺し屋だ。言うまでもないだろうが、基本的に殺人は悪だ。それを否定するつもりはない。しかし、私は自らの生き方に後悔を抱いたことは無い。 なぜか? 誇りがあるからだ。自分の仕事と技術、そして信念に。 そう、信念だ。 私にはルールがある。依頼は受けても指図は受けないこと。仕事をいかにして成すかは天運に任せること。そうして決まったことを絶対に曲げないこと。 それによって私が何らかの物質的な利益を得ることは無い。むしろ苦労することの方が多いな。 だがこれは必要なことなのだ。 それを無くしたら、私はただ日々の糧のために悪に手を染めるだけの殺人者に成り下がってしまう。そうはなりたくない。己に恥じることなき自分でいたいからだ。 《 Au clair de la lune,Mon ami Pierrot(月の光と、我が友ピエロ来れり )》。 だから私の分身は道化なのだ。人に笑われるような、滑稽な様に命を懸けるのが私だ。 …君はどうかね? 他の誰にも理解されずとも、そのためだけに命を懸けられる信念があるかね? ☆ ☆ ☆ ない。 自分の信念なんてものは無い。 逃げだして。 彷徨って。 追われて。 偶然に。 頼まれて。 縋りついて。 流されて。 狂って。 挑まれて。 私、信念をもって戦ったこと無かったんだなあ。向こうから仕掛けられたりとか、頼まれたからとか、一時の感情に流されたりとか、そういうのばっかりだ。 (私たち、同じ人斬りじゃないですか) 認めよう。私は人斬りだ。ただそういうものだから、流されるままに暴力を振るうものだ。 空を見上げる。巨大な機械の塊が見えた。本来ならばあり得ざる異界の存在。 私がここに来て、どのくらいの柳生が湧いて、どのくらいの血を流したのだろう。 …もう、目を背けてはいられない。 「月ピさん!」 「なにかね?」 必要なものは最初から己の内にあるのだ。向き合うときだ。 「しばし自分の内側に潜るので!時間稼ぎ頼みます!」 「ちょっと待ちたまえ?『アレ』を一人で抑えろと?」 剣禅一如だ。まずは座禅。 ☆ ☆ ☆ 「いやはや、丸投げされてしまった。私の言えたことではないが、君も大概自由人だな?」 最早立体駐車場跡地となった場所で、月ピはYAGYUFOから降り立った存在と対峙していた。 煎餅はいきなり座り込んで微動だにしない。期待はできないだろう。 「まあ、この場で最も自由なのはそちらかね…」 「ヤギュ…大将首!サメ―ッ!」 死の淵から蘇った御首級てがらは完全にバケモノと化していた。 帯刀サイボーグサメ怪人。 簡潔に形容しようとするならば、そういうものになるだろう。 まずベースがサメになっていた。読者諸兄のなかにはなぜいきなりサメになったのかと困惑する方もいらっしゃるだろうが、それには理由がある。死した御首級てがらは立体駐車場ごと里帰りアブダクションされ、しかる後に改造復活した。 そして第一話のSSを呼んだ読者諸兄は立体駐車場にはサメことメカキメラダブルヘッド魔人シャーク2がいたことも御存じであろう。精子やメイドや影やロボや爆弾魔のなんやかんやで破壊されたメカキメラダブルヘッド魔人シャーク2であるが、立体駐車場に残っていたその残滓がてがらが改造復活する際に一緒に融合改造復活したのである! それとYAGYUFOが東京上空にくる際ついでにちゃっかり回収していた柳生シャークの因子も組み込まれ、シャーク居合道の復権に燃えている。 そうして出来たサイボーグサメボディの首のあたりから結構メカメカしくなったてがらの腰から上が突き出し、腰の後ろにジェノサイド丸を据えている。 「生首丸齧り―ッ!」 ぬるりとサメが地面に沈む、いや潜る。これぞメカキメラダブルヘッド魔人シャーク2が有していた魔人能力『ジベタトラベル』。サメの肉体はあらゆる障害物をすり抜け、自在に地中を泳ぎ回るのである。 ガチン! しかしジェノサイド丸が引っかかって潜れない。てがらは天才剣士であったがさすがに剣を己の一部と言い張れるほどの境地には至っていなかった。そしてその隙を見逃す月ピではない。 「《 Au clair de la lune,Mon ami Pierrot(月の光と、我が友ピエロ来れり )》」 突如現れたピエロがてがらを羽交い絞めにして拘束、そして月ピが懐から自動拳銃を取り出し連続発砲。神速の抜き撃ち。乾いた破裂音と共に飛び出した8ミリ弾がてがらに次々と打ち込まれ― 「ううむ、効かぬか」 サイボーグ化装甲に弾かれた。いずれも容赦なく致命部位を狙ったものであったが、全く効いていない。月ピは様々な仕掛けを持ち込んでいるが、携行しているものはいずれも対人用の殺害手段である。武器を積んだワゴン車は駐車場ごとアブダクションされてしまった。 いかに月ピが用意周到であるとは言ってもターゲットがいきなりアブダクションされてメカキメラダブルヘッド魔人シャーク2と融合サイボーグ改造されるのは想定外であった。そもそも一度は殺した相手が復活する時点で想定外以外の何物でもない。 「首狩りYAGYUUUUUUUU!」 地中潜航を放棄したサメボディの背ビレ脇ガトリング砲がてがらを拘束していたピエロを粉々にしてそのまま月ピを狙う。人間一人に向けるには過剰な火力に対して召喚したピエロを盾にし、ダッシュで回避を試みる月ピ。 「《 Ouvre-moi ta porte, pour l amour de Dieu.(頼む友よ、扉を開けてくれ)》―雑な狙いだ―がッ、これはまずい!」 ガトリング砲の旋回は遅く、さらには首から突き出たてがらボディが邪魔で射角も広くないようである。しかしこれは牽制。本命は― 「秘剣…シャーク首級返し!」 居合抜きの一閃で放たれる飛翔斬撃!ガトリングよりも圧倒的に鋭い! サメの攻撃に意識を引き寄せ、本命の居合で仕留める。なんたることか!理論的に破綻したはずのシャーク・居合道はここにサイボーグ改造復活を果たした! 「ぬおっ!」「シャーク!」 体をひねってなんとか回避する月ピ。そこに襲い掛かる鮫噛みつき! ばきばき!と人体の噛み砕かれる音。 「《 Ma chandelle est morte(私の灯は消えてしまった)》―厄介な…」 なんとかピエロを身代わりに逃れた月ピであったが、その顔に冷や汗が流れる。いかに月ピが百戦錬磨の殺し屋であるといってもこれ程の怪物の相手をした経験は少ない。 御首級てがら。 メカキメラダブルヘッド魔人シャーク2。 柳生シャーク。 恐るべき殺人存在の三重合体を前に、月光・S・ピエロに打つ手はないのか。 「厄介…だが」 打つ手は、ある。 「『絶黒龍』ルージュナほどではないな」 殺し屋、一人。不敵に笑う。 ☆ ☆ ☆ 01:首を斬る 02:喰う 03:居合で TOUGOU:居合で首を斬りそして喰う この三重合体殺戮存在の思考は、メカキメラダブルヘッド魔人シャーク2が用いていた内部思考統合機能を一部流用しているが、完全に一つの意識で動いているわけではない。3つの存在の意識がある程度独立して自らの担当部分を動かしている。文字通りの一心同体であるが、この異形ボディを動かすのは単独の意識では困難なのである。てがらとメカキメラダブルヘッド魔人シャーク2と柳生シャークはたとえるならば騎手と馬と体に染みついた手癖のような関係性であった。いわば連携である。 「そこに、つけいる隙―すなわち脆弱性がある」 月ピは歴戦の殺し屋観察力によって相手の挙動からその思考形態を見抜いていた。現状では全員が月ピという同一のターゲットに対して殺意を向けているが、それが割れるなどすれば動きを鈍らせることもできるであろう。 「この状況では、それも望めないが」 月ピ以外にこの場でこの三重合体存在のヘイトを引き受けてくれる相手はいない。煎餅は座禅を組んで固まったままだ。 「だが、いいものがある」 月ピは懐に手を伸ばす。そこに切り札がある。 「ヤギュー大将首シャアアアアアク!」 恐るべき三重連携殺人技が放たれようとした、その時! 月ピはそれを投擲した! サイボーグ視力に映ったそれは―和菓子!その名は― 01:今川焼き 02:大判焼き 03:回転焼き 01:は?今川焼きに決まってるでしょうサメども? 02:は?大判焼き知らないとか田舎民か? 03:は?回転焼きでしょう常識ヤギュー 「それはベイクドモチョチョというのだよ」 主に小麦粉からなる生地に餡を詰め、金属の焼き型で円盤状に焼き上げた和菓子。呼び方が地域によって大幅に異なり、往々にして揉め事の元になる。それを見せられた三重合体意識はあっさりと仲間割れを起こした!なんと脆い連帯か!粗雑!あまりにも粗雑な意識統合! ちなみに月ピはベイクドモチョチョ派だ。煎餅が先刻みた月ピのカードの中に『ベイクドモチョチョ殺』があったのは読者諸兄も御存じであろう。そのために用意してあったものであったが、ここでは予想外な効果を発揮した。 「今川大判回転ベイキングYAGYU■■■■■■~!?!?!?!?」 思考分裂に白目を剝いて痙攣する三重合体殺人存在! 「一心同体というならば、仲良くしたまえよ?私たちのようにな。《 Ouvre-moi ta porte, pour l amour de Dieu.(頼む友よ、扉を開けてくれ)》―!」 「柳生シャアアアアアク!」 眼前に現れたピエロに向かってサメが本能任せに噛みつかんとする!上部のてがらボディは反応できていない!しかしそれでもなおサメの超常的身体能力は十分な脅威!しかし! BLAM!BLAM! 「ヤギュギャアアアアアアッ!」 発砲音!ピエロに気を取られた隙に月ピが放った拳銃弾はサメの眼球を捉えていた。正常に意識統合がなされている状態だったら月ピから警戒を外すようなことは無く、この一撃も防がれていただろう。眼球から鮮血とサイボーグ機械油をまき散らしてサメがのたうつ。 そしてその眼前のピエロは、奇妙な構えを取っていた。 月光・S・ピエロは殺し屋であり、あらゆる殺害技に精通している。用意周到な準備をする月ピであるが、当然今のように限られた装備で強大な相手と対峙せねばならないこともある。 そのような場合も無論月ピは想定済みだ。 故に、月ピは無手で怪物を殺す技を持っている。 ピエロが異様な構えを取る。全身の関節を限界まで撓ませ、大きく拳を振りかぶった構え。 全身の筋肉の力を余さず注ぎ込み、自己暗示によってリミッターを外して放つその一撃は、放てば自身の体を壊す自爆めいた一撃である。通常ならば一命をとりとめたとしても一生ろくに動けなくなるような代物であるが、分身を使い潰せる月ピには関係ない。明らかに大振りなテレフォンパンチも、今なら当たる。 「《 Je suis dans mon lit. Va chez la voisine(私はベッドの中にいる。隣の家へ行きたまえ)》―!」 衝撃。 機械と骨が砕ける破砕音。 ☆ ☆ ☆ 柳煎餅の見る夢はほとんどが理解不能な情報で構成されている。通常の人間が見る夢ではなく、脳内注入された柳生が無意識に干渉して見せるものである。たいていの人間はそのようなモノを無意識領域に叩き込まれれば無事では済まないのだが、彼女はなんとなく平気だった。天才的な才能なのか、あるいは単なる幸運なのか、本当は平気じゃないのか。彼女自身もわかっていない。 と、煎餅自身も思い込んでいた。思い込んでいたかった。自分は人斬りの怪物などではないと。もしかしたら親からもらった名前も思いだして、髪の毛の色とかも元に戻って、柳生新陰流も全部忘れて、ただの一般人に戻ることができるのではないかと。 本当はわかっていたのだ。とっくの昔に自分がそういうことがあり得ない人でなしになり果てていたことが。 さようなら、人間のわたし。 こんにちは、人でなしのわたし。 そして人でなしのわたし。人間のわたしから、信念を託します。 これがあるうちは、しばらくは人間らしさにしがみついていられるでしょう。 人間らしく振舞いながら、人でなしの力振るいましょう。 簡単なことです。身内の恥は、自分でけりを付けましょう。 柳生を、すべて、この世界から、放逐する。 さあ、そのために、目を背けていたものを見ましょう。閉じてた扉開きましょう。 柳生の秘密、すべて受け入れましょう。 ……ばいばい、もう名前も思いだせないわたし。 この日、柳煎餅が元の村娘に戻る可能性は零になった。 ☆ ☆ ☆ 「成ったか、柳生一兵衛」 ☆ ☆ ☆ 「お待たせしました」 「大分しゃきっとしたではないか」 「まあ、色々と話すこともありますし、山乃端一人さんにも会わなきゃいけないんですが…とりあえず今はあの人ですね」 立体駐車場跡地には、顔面が粉砕されたサメボディからずるずると抜け出そうとする影があった。 「おお、ああ…首、くびぃ、おいてけぇ…」 「元に戻ったか…?いや、完全に狂ったか」 「サメ部分だけ潰れましたからね。それと一つ提案が」 「なんだ」 煎餅は真剣な顔で月ピに話す。 「ここは一回、私に任せてくれませんかね?」 「ほう。私の獲物を奪う気かな?わたしのポリシーを汚した柳生を私に殺すなと?」 「全部終わったら、私を殺していいですから」 月ピの表情はサングラスに隠れて見えない。 「…それは依頼かな?」 「そう受け取ってもらって結構です」 「ならば引き受けよう。そして君はアレをどう倒す?普通に倒してもまたアブダクションからの改造復活があり得ると思うが」 「いまの私なら―絶対に復活させません」 「そうか。やってみろ」 「ハアアアアアァ…首、おいてけ…」 煎餅は相手を見た。血と機械油にまみれ、目の焦点は定まらず、しかし殺意と剣は欠片も鈍ることの無い相手を。 (あれが私だ) あれが本当の自分。血に狂った怪物。目を背けていた自分。かつて持っていた人間性を無くした自分。もはや後戻りできない自分。 ああなる前の彼女は一体どんな人物だったんだろう。 (「はじめまして!わたし、御首級てがらって言います!あなたのお名前は?」) あの時話していたら、どうなっていたんだろう。 (いや、やめよう。そんな資格はない) 「じゃあ、殺しあいますか」 「首ィ、おいてけえええええ!」 ここには人でなしが二匹。ただ斬り結ぶが道理というもの。 梟首流 斬首剣 御首級てがら 対 偽・柳生新陰流 非人剣 柳煎餅 いざ 尋常に―DANGEROUS! ☆ ☆ ☆ 「オオオオオオッ!」 『秘剣・首級返し』―連打! 機械化された肉体をフル稼働させて放つ、人体の限界を超えた連撃。前方広範囲にまき散らされた青白い斬撃の群れは彼岸花の花めいた軌道を描いて煎餅に殺到する! 「………」 対する煎餅は『無刀取り』を顔の前に立てて構える。目を伏せたその様は祈っているようにも見えた。 息を吸い、吐く。長い呼吸。己の内側で荒れ狂う力を御する。 飛翔斬撃が迫り― 「剣禅一如」 煎餅の手の中に、白く輝く光の剣が現れた。その光は以前の煎餅が剣禅一如として放っていたものだ。 そしてその光が何十本もの細い光線と化して前方に拡散し、『秘剣・首級返し』の斬撃群を迎撃した。 剣禅一如。 柳煎餅が白い光線として放っていたこの技の本質は、非物理的領域からエネルギーを取り出すことであり、その存在しないはずのエネルギーが物理的に湧き出している境界面が『無刀取り』として現れる。それは『柳生』と呼ばれている存在のより本質的な機能に関わるものだ。 己の内側のものと向き合い、理解を深めた煎餅はこの人外の技をより使いこなすことができるようになった。なってしまった。 より多彩に、より自在に、より非人間的に。新たな力と共に新たな一歩を踏み出した。あるいは、踏み外してしまったのか。 そして、もう一つの力。 「首ィ!おいてけええええええ!」 「ッ!」 ジェノサイド丸と『無刀取り』が鍔迫り合いになる。至近距離のにらみ合い。 膂力ではてがらが勝る。じりじりと押し込まれる。 が、しかし。 「……ハアッ!」「!?」 ぬるり、と優位が入れ替わる。てがらが体勢を崩す。それを成したのは、純粋な技巧だ。剣の理。あの日墓場で見た、力でも速さでもなく己を圧倒したあの技。 そして、そこからもう一歩。 「ラアッ!」 刺突。『無刀取り』がサイボーグ装甲の隙間を縫って心臓に突き立つ。 そして。 それは煎餅の内に巣くう『柳生』と呼ばれる存在に由来する技ではなかった。そこから見た情報の中に記されていた技。具体的にどうすれば成せるかはわからないはずだった技。 純粋な剣の理の果てに見出される、本来の剣禅一如。人の手の技の極致。 煎餅はそれを見出し、あの日墓場で見た技を足掛かりにして再現した。 皮肉にも人間であることを捨てたが故に、人間の技の極致を見出したのである。 『柳生』が非物理的領域から物理的干渉を成すのであれば、これはその逆。剣の理の果てを以て、非物理的領域に食いこむ。一種のメタ領域への干渉と言ってもよい。 「剣禅一如」 御首級てがらの心臓に突き立ったその一撃は、光や熱や物理的な破壊をもたらすことは無かった。 が、しかし。 「……………」 ただ、静かに。最初からそうであったように、御首級てがらは只の死体に戻った。 YAGYUFOでのサイボーグ改造などなかったかのように、普通の死体へと戻った。 「…いったい何を?」 「『柳生』だけ焼きました。形而上にちょっと干渉して」 「なるほど、柳生というのは尋常な存在ではないらしいな」 「はい、その辺りの諸々もわかったので…話します。それですべてが終わったら、私を―殺してくれるよう、頼みます」 「そうか。承った」 月光・S・ピエロはいつものようにその依頼を受けた。 そしてそれと同時、猛烈な大音声が響き渡った。 『柳生最終戦争(ヤギュマゲドン)!』 『柳生最終戦争(ヤギュマゲドン)!』 『柳生最終戦争(ヤギュマゲドン)!』 『柳生最終戦争(ヤギュマゲドン)!』 『柳生最終戦争(ヤギュマゲドン)!』 上空のYAGYUFOが歓喜と共にその名を叫ぶ。月ピは何が起こりつつあるのかを察した。 「ふむ、決戦というわけか。先刻の君の覚醒がトリガーかな?詳しく聞かせてもらおうか」 「はい。時間がないので移動しながらで良いですか?」 「急がないとどうなる?」 「世界が滅びます」 陽が傾きつつあった。黄昏だ。 ☆ ☆ ☆ その日、東京の水平線を埋め尽くす。 柳生。 柳生 柳生柳 生柳生柳 生柳生柳生 柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳 生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生 柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生柳生― 絶大量の暴力の群れ。 「なん…だこれは!どうなっている?」 鏡助は呻いた。 『虚堂懸鏡』から見える、あまりにもバカげた観測結果に。 「並行世界が…収束しつつある!?」 数多の並行世界が収束、融合しつつあった。一丸となって滅びに抗うように。あるいは巨大な何かに一呑みにされるように。 それが意味するところは一つ。 ここで負ければ、全てが終わる。 もはや山乃端一人だけの騒ぎではない。直接的な世界の危機だ。 「なんだ…いったい何が起きているんだ!?」 顔面蒼白の鏡助に、呼びかける声あり。 『えーっとあーっと…鏡の人―!もしもーし!』 「だれですか!?」 『あ、繋がった!私です!煎餅です!私持ってます!情報と―打開策を!』 世界よ抗え。ヒトよ戦え。 柳生最終戦争(ヤギュマゲドン)の時は来たり。 この先、DANGEROUS! 命の保証なし! To Be Continued…! 「そういえば一人さんは…まあ、最悪殺しちゃってもなんとかなるか」 柳煎餅は、人斬りの怪物だ。
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被告準備書面(4)要旨2006年8月28日 http //www.sakai.zaq.ne.jp/okinawasen/syomen4.html 被告準備書面(4)要旨2006年8月28日第1 渡嘉敷島における赤松隊長による自決命令について1 渡嘉敷島における集団自決命令の概要 2 「赤松命令説」が虚偽であるとの評価が定着したとはいえないこと 3 富山証言が信用できるものであること(1)原告はさらに、前記富山氏の証言について、後日同氏が捏造したもの (2)また、原告は、「ある神話の背景」の著者曽野綾子氏が、 第2 座間味島における原告梅澤による自決命令について1 宮村盛永氏の自叙伝 2 梅澤隊長による自決命令は援護法適用のための方便ではない 第3 百人斬り訴訟事件判決の本件への適合性1 遺族の敬愛追慕の情を侵害する不法行為の成立要件について 2 本件は歴史的事実が対象となっていること 3 百人斬り訴訟判決の基準は書籍が生前に出版された事案にも妥当する(1)原告は、本件書籍二、三が、赤松隊長の生前に出版されたものであり、 (2)本件においては、本件書籍二、三は、赤松隊長の生前に出版されている 被告準備書面(4)要旨 2006年8月28日 (原告準備書面(3)に対する反論) 第1 渡嘉敷島における赤松隊長による自決命令について 1 渡嘉敷島における集団自決命令の概要 被告準備書面(3)第2、2(12~14頁)で述べたとおり、渡嘉敷島においては、米軍が上陸する直前の1945年(昭和20年)3月20日、赤松隊から伝令が来て、当時兵事主任であった富山(新城)真順氏に対し渡嘉敷部落の住民を役場に集めるように命令し、富山氏が軍の指示に従って17歳未満の少年と役場職員を役場の前庭に集めると、兵器軍曹と呼ばれていた下士官が部下に手榴弾を2箱持ってこさせ、集まった20数名の者に手榴弾を2個ずつ配り、 「米軍の上陸と渡嘉敷島の玉砕は必至である。敵に遭遇したら1発は敵に投げ、捕虜になるおそれのあるときは、残りの1発で自決せよ」 と訓示したことは、富山氏が証言している(乙12、乙13-197頁)とおりである。 渡嘉敷島の軍を統率する最高責任者である赤松隊長の意思とは無関係に、軍の厳重な管理の下に置かれていたはずの手榴弾が住民に配布され、兵器軍曹が自決命令を発するなどということはあり得ない。この時点で、あらかじめ軍命令、すなわち赤松隊長による自決命令があったのである。 そして、米軍が渡嘉敷島に上陸した3月27日、赤松隊長から兵事主任に対し、 「住民を軍の西山陣地近くに集結させよ」 という命令が伝えられ、安里喜順巡査らにより、集結命令が住民に伝えられた(乙12、乙13-197頁)。さらに、同27日夜、住民が同命令に従って、各々の避難場所を出て軍の西山陣地近くに集まり、翌3月28日、村の指導者を通じて住民に軍の自決命令が出たと伝えられ、軍の正規兵である防衛隊員が手榴弾を持ち込んで住民に配り、集団自決がおこなわれたのである(乙11-279頁~287頁:金城重明氏の証言、乙9-768頁~769頁:古波蔵(米田)惟好氏の証言)。 以上の事実経過は、「慶良間列島渡嘉敷島の戦闘概要」(乙10)にあるとおり、「赤松隊長から防衛隊員を通じて自決命令が下された」ものに他ならない。 2 「赤松命令説」が虚偽であるとの評価が定着したとはいえないこと 原告はまず、渡嘉敷島における赤松隊長による自決命令は、伝聞や風説に基づく「鉄の暴風」により創作されたものであることが、曽野綾子著「ある神話の背景」(甲B18)によって明らかになり、赤松命令説が虚偽であるとの評価が定着したと主張する(原告準備書面(3)6頁)。 しかし、「鉄の暴風」は、太田良博著「『鉄の暴風』周辺」(乙23)に記載されているとおり、沖縄タイムス社が、集団自決の直接体験者を集めて、実際に集団自決の現場において集団自決を直接体験した人々から取材して、その証言を記録したものであり(223頁)、伝聞や風説に基づくものではない。 そして、「ある神話の背景」(甲B18)は、被告準備書面(3)第2、2(5)(17頁)で述べたとおり、集団自決の直接体験者から取材を行い執筆した「鉄の暴風」(乙2)を直接体験者からの取材に基づくものではないとしているほか、安仁屋政昭沖縄国際大学教授が具体的に指摘しているとおり、著者である曽野綾子氏が、兵事主任であった富山(新城)真順氏に取材を行っていることが明らかであるのに(乙11-14頁)、富山氏に会ったことはないなどと証言している(乙24-219頁、90項)こと等からも、一方的な見方によるもので信用性のないものである。 したがって、赤松隊長による集団自決命令が、「ある神話の背景」によって虚偽であるとの評価が定着したなどということはない。 3 富山証言が信用できるものであること (1)原告はさらに、前記富山氏の証言について、後日同氏が捏造したもの と推測するほかはないなどとも主張している(原告準備書面(3)9頁)。 しかし、そもそも、富山氏が証言を捏造する理由も必要性も全くない。 原告は、富山氏の証言について、昭和63年6月16日付朝日新聞(乙12)に掲載される以前の公になっている資料の中に同様の証言がないことから、富山氏の証言は後日捏造したものと推測するようである。 しかし、富山氏の証言は、前記のように詳細であるうえ、上記朝日新聞記事において 「この位置に並んだ少年たちに兵器軍曹が自決命令を下した」 と、実際に手榴弾を交付されて自決命令を受けた場所を差し示すなど、非常に具体的である(乙12写真説明)。そして証言をした理由を問われた富山氏が、 「いや、玉砕場のことなどは何度も話してきた。しかし、あの玉砕が、軍の命令でも強制でもなかったなどと、今になって言われようとは夢にも思わなかった。当時の役場職員で生きているのは、もうわたし一人。知れきったことのつもりだったが、改めて証言しておこうと思った」 としているとおり、富山氏は、軍(赤松隊長)による自決命令があったことについての渡嘉敷村における住民の認識を、改めて明らかにしたものにすぎない。同証言が富山氏により捏造されたものではないことは明らかである。 原告が赤松隊長命令がなかったことの根拠としている星雅彦著「集団自決を追って」(甲B17)においても、 「防衛隊の過半数は、何週間も前に日本軍から一人あて二個の手榴弾を手渡されていた。いざとなったら、それで戦うか自決するかせよということであった」 とされ(甲B17、210頁上段)、その防衛隊によって村民に「玉砕する」話がひろめられた(同210頁下段)とされており、富山氏の証言と矛盾しない記述がなされている。 (2)また、原告は、「ある神話の背景」の著者曽野綾子氏が、 同書執筆のための取材過程において、富山氏に会ったことはなく、富山氏が証言した事実について、当時誰からもそのような話はきいていないと証言している(乙24-218頁)ことから、富山証言のような事実は存在しなかったと主張するようである。 しかし、曽野氏が富山証言のような事実を耳にしなかったから、事実が存在しないという原告の主張は暴論である。 曽野氏が富山氏に会って取材したことは、安仁屋政昭沖縄国際大学教授により具体的に明らかにされている(乙11-14頁)。したがって、曽野氏が富山証言を聞いていないということ自体疑わしいうえに、前記星雅彦氏でさえ、 「防衛隊の過半数は、何週間も前に日本軍から一人あて二個の手榴弾を手渡されていた。いざとなったら、それで戦うか自決するかせよということであった」 という事実を取材していたのであり(その防衛隊員から住民は手榴弾を渡されている)、このような事実を取材していない曽野氏が、富山証言のような事実を耳にしなかったから、事実が存在しないなどということには全くならない。 以上のことから、富山氏の証言が捏造などというものではないことは明らかであり、真実を証言したものであって、信用できるものである。 第2 座間味島における原告梅澤による自決命令について 1 宮村盛永氏の自叙伝 座間味島において、座間味村の忠魂碑前の広場に住民を集め、玉砕を命じるという、原告梅澤による自決命令がなされたことは、「鉄の暴風」(乙2)、「座間味戦記」(乙3)、「沖縄県史第8巻」(乙8)、「沖縄県史第10巻」(乙9)等の資料、直接体験者の証言などから明らかである。 原告は、昭和63年11月18日付座間味村の回答に、 「真相を執筆し宮村盛永らが原告梅澤による自決命令があった旨をはっきり証言している」 とあるが、その証言内容が沖縄県史等に記録されておらず、宮村盛永氏の「自叙伝」に軍命令や軍命令の存在をうかがわせるような記述も一切ないとし、同回答中において宮村盛永が作成したとされる陳情書が援護法の適用を受けるための方便であり、そのための政治的文書であったと主張する(原告準備書面(3)3頁)。 しかし、宮村盛永氏の「自叙伝」(乙28)には、原告が本田靖春著「第一戦隊長の証言」(甲B26)から引用した部分のあとに、 「その時、今晩忠魂碑前で皆玉砕せよとの命令があるから着物を着換へて集合しなさいとの事であった」 との記載があり(乙28-71頁)、宮村盛永氏の「自叙伝」にも原告梅澤による自決命令があったことを示す記述が存在する。 また、同「自叙伝」には、 「3月26日座間味島に米軍が上陸以後の詳細については、沖縄市町村長會編地方自治七周年記念誌に登載されてあるので省畧する」(乙28-67頁) とあるが、その「地方自治七周年記念誌」(乙29)には、昭和20年3月25日の座間味島において、 「夕刻に至つて部隊長よりの命によつて住民は男女を問わず若い者は全員軍の戦闘に参加して最後まで戦い、また老人子供は全員村の忠魂碑の前において玉砕する様にとの事であった」(同451頁) と記述されており、原告梅澤による自決命令があったと明記した記述が存在する。 さらに、沖縄タイムス社の問い合わせに対して、座間味村が、公式に、宮村盛永氏(当時の産業組合長、元村長)、有力村会議員中村盛久が、部隊命令があったことをはっきり証言しており、他の多くの証言者も部隊命令又は軍命令があったと述べていると回答している(乙21の1)。 したがって、座間味村の回答中において宮村盛永氏が作成したとされる陳情書は、援護法の適用を受けるための方便ではなく、原告梅澤による自決命令があったという真実を記載したものである。 2 梅澤隊長による自決命令は援護法適用のための方便ではない 被告準備書面(3)第1、1(2)ウ(2頁)で述べたとおり、集団自決の被害者に対して「戦闘参加者」として援護法が適用されることとなったのは昭和28年7月のことであるが、それ以前に、すでに「鉄の暴風」(乙2)には、原告梅澤が守備隊長であった座間味島において、部隊による自決命令があったことが記載されている。 したがって、「隊長による『自決命令』が援護法適用のための方便である」との原告の主張が失当であることは明らかであり、座間味村の回答中の宮村盛永氏による陳情書が、援護法適用のための方便ではなく、政治的な文書でないことも明らかである。 第3 百人斬り訴訟事件判決の本件への適合性 1 遺族の敬愛追慕の情を侵害する不法行為の成立要件について 死者の名誉が毀損された場合に、死者に対する敬愛追慕の情といった主観的感情を害したからといって、それだけで違法性を有し不法行為を構成するとはいえず、死者に対する遺族の敬愛追慕の情を害する程度が極めて顕著で、遺族の人権を違法に侵害すると評価すべき特別な場合に限り、不法行為が成立するというべきである。 すなわち、死者の名誉を毀損するものであり、摘示した事実が虚偽であって、かつ、その事実が極めて重大で、遺族の死者に対する敬愛追慕の情を受忍し難い程度に害したといえる場合に限り、違法となり、不法行為が成立するものと解すべきである(東京高裁昭和54年3月14日判決(判時918号21頁))。 また、死者に関する事実は、時の経過ともに歴史的事実となり、人々の論議の対象となり、時代によって様々な評価を与えられることになるものであり、死者の社会的評価を低下させる事柄であっても、歴史的事実探求の自由やこれについての表現の自由が重視されるべきであるから、歴史的事実に関するものである場合は、上記の虚偽性の要件については、当該歴史的事実に関する表現行為において摘示された事実がその重要な部分において「一見明白に虚偽」ないし「全く虚偽」であることを要するというべきである(前同判決、東京地裁平成17年8月23日判決(乙1)、東京高裁平成18年5月24日判決(乙27))。 したがって、歴史的事実にかかわる本件各書籍について、原告らが敬愛追慕の情の侵害の不法行為を主張するには、少なくとも、原告らにおいて、摘示された事実が「一見明白に虚偽」ないし「全く虚偽」であるにもかかわらず、あえてこれを摘示した場合であって、かつ、その内容が重大で、時間的経過にもかかわらず、また、歴史的事実に関する表現の自由の重要性を考慮してもなお、敬愛追慕の情を受忍し難い程度に害したことを立証しなければならないというべきである。 2 本件は歴史的事実が対象となっていること 原告は、大阪地裁平成元年12月27日判決(判時1341号53頁)、大阪地裁堺支部昭和58年3月23日判決(判時1071号33頁)、東京地裁昭和58年5月26日判決(判時1094号78頁)を挙げ、これらの裁判例が、死者の名誉毀損による遺族の敬愛追慕の情の侵害に関するものであるからといって、生者に対する名誉毀損の場合と比べて、虚偽性の面で、立証責任を転換したり、特段に要件を厳格化するという判断はなされていない、と主張する(原告準備書面(3)17頁)。 しかし、上記大阪地裁平成元年12月27日判決は、後天性免疫不全症候群に罹患して死亡した人物のプライバシー侵害に相当する事実及び名誉を毀損する事実を、その死からわずか10日後に報道した事案に関する判決であり、本件と全く事案を異にする。この事件の場合、歴史的事実探求の自由あるいはこれについての表現の自由への慎重な配慮は全く必要ないため、同判決は、生存している者に対する名誉毀損に準ずるものとして、真実性の立証責任を転換せず、要件を厳格化しない基準を採用したものと考えるべきである。したがって、このような事案に用いられた判断基準が、遺族の敬愛追慕の情侵害の不法行為の成否の判断基準であるべきであるとする原告の主張は失当である。 なお、前記東京地裁昭和58年5月26日判決は、問題となった記事の記載について、故人の「名誉を毀損する内容を有するものであると認めることはできない」と判示して、請求を棄却しており、摘示事実の真実性の立証責任について何ら言及していない。同判決は、遺族の敬愛追慕の情の侵害が問題となる事案において、真実性の立証責任を転換しないと判断したものではない。 また、大阪地裁堺支部昭和58年3月23日判決は、「被告小堺は『密告』の著作者として、本件文章により、何ら根拠のない憶測に基づき三鬼を特高のスパイであると断定し、しかも、実録小説という形式をとったことにより、読者に右虚偽の事実を真実と思い込ませ」たことにより、敬愛追慕の情を侵害したと判示しており、根拠のない憶測に基づく事実摘示、すなわち、虚偽事実の摘示を、敬愛追慕の情侵害の不法行為の要件として判断している。 したがって、大阪地裁平成元年12月27日判決、大阪地裁堺支部昭和58年3月23日判決、東京地裁昭和58年5月26日判決が、死者の名誉毀損による敬愛追慕の情の侵害に関するものであることを根拠に、虚偽性の面で立証責任を転換したり特段に要件を厳格化するという判断はなされていないとする原告の主張は誤りである。 3 百人斬り訴訟判決の基準は書籍が生前に出版された事案にも妥当する (1)原告は、本件書籍二、三が、赤松隊長の生前に出版されたものであり、 その時点で摘示された事実は「歴史的事実に移行した」ものではなく、「歴史的事実探求の自由、表現の自由への配慮が優位に立つ」という価値判断が働く余地は全くないと主張する(原告準備書面(3)17頁)。 しかし、ある事実が、歴史的事実となるか否かは、表現行為が、表現の対象者の生前になされたかどうかとは直接関係はない。事実が「歴史的事実」となるかどうかは、死亡から事実摘示までの期間ではなく、当該事実が発生してから、摘示されたときまでの時間こそが重要なのである。 前記東京高裁昭和54年3月14日判決は、「死者に関する事実も時の経過とともにいわば歴史的事実へと移行して行くものということができるので、年月を経るに従い、歴史的事実探求の自由あるいは表現の自由への配慮が優位に立つに至ると考えるべきである」とし、前記東京地裁平成17年8月23日判決も、「死者に関する事実も、時の経過とともにいわば歴史的事実へと移行していく・・・・・・相当年月の経過を経てこれを歴史的事実として取上げる場合には、歴史的事実探求の自由あるいは表現の自由への慎重な配慮が必要となる」としているとおり、死後、事実摘示がなされるまでの期間のみならず、当該事実が発生してから、摘示されるまでの期間の経過を、表現の自由への配慮の根拠としている。 (2)本件においては、本件書籍二、三は、赤松隊長の生前に出版されている (本件書籍二は1965年、本件書籍三は1968年に出版されている)が、その出版時点で、すでに自決命令(1945年)から20年以上が経過しており、提訴時には60年経過している。このような赤松隊長による自決命令は、「歴史的事実」となっているものである。 したがって、本件においても、本件書籍二、三が赤松隊長の生前に出版されていたとしても、歴史的事実探求のために表現の自由に配慮すべきという前記東京高裁昭和54年3月14日判決、さらに百人斬り訴訟判決の判断基準が妥当することは明らかである。 以上 index
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4話:奈落に咲いてしまった紅い華 私こと伊藤文子(いとう・あやこ)は、閑静な住宅街の道路の上にいた。 遠くに学校と思しきものが見える。この殺し合いの開催式が行われた場所。 確か主催者は言っていた。この殺し合いが始まったら、 学校のあるエリアは禁止エリアになるって。 「……」 意を決して私は数歩進む。 すると首輪から警告音が等間隔で発せられ始めた。 「!!」 すぐに引き返すと、警告音は止んだ。 きっとあのままなり続けていたら首輪が爆発するんだろうけど、 どうやら禁止エリアに入ってすぐボンッって訳じゃないみたい。 ……学校を禁止エリアにしたって事は、あそこを主催達は本部にしてるのかな。 「ふぅ、寒い…」 早朝の冷たい空気は、肌の露出が多いバニーガールの格好には堪える。 おっぱいの上の部分とお尻と太腿の辺りが冷たい。 忠朝君は喜んでくれるけどね。忠朝君、今どうしてるかな、生きてるかな……。 そんな事を考えながら住宅街を歩いていると。 「そこの、ちょっと良いか?」 「え?」 細い曲がり角から現れた人に声を掛けられた。 支給品である、レイ・ブランチャード(参加者の一人らしい)の自動拳銃を構え警戒しつつ、 その声を掛けた人の方を向く。 それは赤い長髪を持ち、赤い着物を着た美人の女性だった。 「突然ですまないが…尋ねても良いか?」 「え? あ? うん…」 「カーキ色の制服を着た狐獣人の少女と、緑っぽい服を着た黒髪の人相の良くない男を 見ていないか?」 「いや、見てないけど…あなたの、知り合い?」 「…見ていないか…なら良いんだ……」 「……??」 赤髪の女性は、腰に差していた刀を抜いた。 いや、ちょっと待って。何で抜くの? それって、つまり――――。 「…済まないが、死んでくれ」 ビュンッ!! 「ひいっ!?」 赤髪の女性が私に向かって刀を真一文字に払ってきた。 「そ、そんな! やめて!」 「無駄に動かなければ、それ程苦しまずに逝けるぞ」 「嫌だ! まだ逝きたくない! 忠朝君のお○○ぽに突かれてイくのは良いけど!」 「何を言ってるんだお前は」 ヒュッ! 「痛っ!?」 お腹の所を斬られた! 痛い…血が出てるよ…でも、浅いみたい…。 このままじゃ殺される…やるしか無い。 私は拳銃を赤髪の女性に向けて、引き金を引いた。 ダンッ! ダンッ! ダンッ! 三発発砲したけれど、いずれもかわされてしまった。 「うっ…うううう! 死にたくない! 死にたくないよ!」 もう勝ち目が感じられなかった。私は女性に背を向けて一目散に逃げた。 てっきり追跡されると思ったけど、一瞬だけ振り向いた時、女性は私の事を追う様子は無かった。 ◆ 私――朱雀麗雅(すざく・れいか)に背を向けて逃げていく、 金髪のバニーガールの女性――いや、少女だろうか。 腹の部分に刀を振るった時、手ごたえはあったが、あれだと傷は浅いな。 …これで後戻りは出来ない。私はこの殺し合いに、大切な者のためとは言え乗ってしまった。 美琴、そして勝憲。どちらも私は失いたくない。 首には爆弾内蔵の首輪がはめられ、脱出は限り無く不可能に近いだろう。 私に出来る事はあいつら二人が生き残れる可能性を上げる事だ。 私の支給品の一つであるこの刀――説明書によれば、 この殺し合いの参加者の一人、勤武尚晶が愛用している刀らしい。 勤武尚晶は名前だけなら知っている。掻い摘んで言えば「人斬り」だ。 この刀も多くの人間の血を吸ってきたのだろう。 「……美琴、勝憲……」 もう迷わない。私は、二人を生き残らせるために、修羅となろう…。 ◆ どれくらい走っただろう、私はとある民家の庭先で休んでいた。 お腹の斬り傷は痛むけど大した事は無い、ああでも、傷跡残っちゃうかな…。 それにしても、まさか本当にこんな殺し合いに乗る人がいるなんて。 しかも銃撃をあんなあっさりかわすなんて…。 「忠朝君…アキナ…私、どうしよう」 仲良くし、身体を交えた事もある竜人の少年と、後輩のバニーガールの名前を呟く。 「…ちょっとだけ、ここにいよう」 走って疲れたせいもあるけど、いきなり殺され掛けて心が動揺している。 二人を捜さなければという思いはあった。でも、今は休んで心を落ち着かせたい。 民家には鍵が掛かってて入れないから、芝生の上に身を横たえた。 「……ぐすっ、う……」 でも、段々と涙が出てきてしまった。止めたくても、止められなかった。 【一日目/早朝/D-6住宅街北部】 【伊藤文子】 [状態]腹部に浅い斬り傷、恐怖、嗚咽 [装備]レイ・ブランチャードの拳銃(11/14) [持物]基本支給品一式、レイ・ブランチャードの拳銃マガジン(3) [思考・行動] 基本:死にたくない。本庄忠朝、神山アキナの捜索。 1:最悪の場合、殺し合いに…。 [備考] ※朱雀麗雅(名前は知らない)の外見を記憶しました。 ※首輪は禁止エリアに侵入してもすぐには爆発しないと気付きました。 【一日目/早朝/D-6住宅街南部】 【朱雀麗雅】 [状態]良好、決意 [装備]勤武尚晶の刀 [持物]基本支給品一式、??? [思考・行動] 基本:四宮勝憲、葛葉美琴を生き残らせるため殺し合いに乗る。二人には会いたくない。 1:獲物を捜す。 [備考] ※伊藤文子(名前は知らない)の外見を記憶しました。 ※D-6南部周辺に銃声が響きました。 ≪支給品紹介≫ 【レイ・ブランチャードの拳銃】 伊藤文子にマガジン3個とセットで支給。 ガンナーであるレイ・ブランチャードが市販の拳銃をベースに改造した大型自動拳銃。 外見的にはコルトガバメントに酷似。弾薬も.45ACP弾に酷似している。 【勤武尚晶の刀】 朱雀麗雅に支給。 人斬り・勤武尚晶の愛用する黒い鞘の打刀。 特に何の変哲も無い刀だが大勢の人間の血を吸っている。 ≪キャラ紹介≫ 【名前】伊藤文子(いとう・あやこ) 【性別】女 【年齢】19 【職業】カジノのバニーガール 【身体的特徴】金髪ロングヘア、豊乳でスタイル抜群、赤いバニー衣装を着ている 【性格】明るいが本当は怖がり 【趣味】ネイルアート、百合小説読書 【特技】身体が柔らかい 【経歴】両親と二歳下の妹のいるごく普通の家庭で育つ。幼少時毛虫に刺され大炎症を起こし 病院に担ぎ込まれた事がある。以来毛虫が大嫌いになった(当然か) 【好きなもの・こと】コロッケ 【苦手なもの・こと】毛虫、名前を読み間違えられる事 【特殊技能の有無】一般人 【備考】名前をよく「ふみこ」と読み間違えられるのがちょっと悩み。 本庄忠朝は近所に住む竜人の少年で仲が良く肉体関係も持っている。 神山アキナは後輩のバニーガール。 【名前】朱雀麗雅(すざく・れいか) 【性別】女 【年齢】25 【職業】剣道道場主 【身体的特徴】赤髪の美人、赤い着物に編上靴を着用 【性格】謹厳実直で正義感が強い 【趣味】竹刀の素振り、書道 【特技】剣術、柔術に優れる 【経歴】代々剣術道場を営む家で生まれ、 幼少時から父親に剣術や柔術、礼儀作法を厳しく教えられる。 【好きなもの・こと】和食、鍛錬、父親 【苦手なもの・こと】洋食、だらしない人 【特殊技能の有無】居合抜き 【備考】道場の生徒からは鬼の師範代として恐れられているが実を言うと男に奥手。 近所に住む友人に高校生の葛葉美琴、幼馴染の雑貨店店主四宮勝憲がいる 愉しまなきゃ損 時系列順 落ち着く場所ありますか? 愉しまなきゃ損 投下順 落ち着く場所ありますか? ゲーム開始 伊藤文子 私の殲滅華 ゲーム開始 朱雀麗雅 心の奥までは偽れない
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+ セリフ一覧 Grand summon 召喚 「新選組一番隊隊長、沖田総司推参! あなたが私のマスターですか? …え? 羽織? それがどこかに行ってしまいまして……」 Synthesis レベルアップ 「沖田さんレベルアップ! です」 霊基再臨 1 「えっ、袴とブーツですか? いえ、こちらが私の本来の仕事着、なのですが……ところでマスター、私の羽織知りませんか?」 2 「いい調子です、マスター。はい、かつてないぐらい絶好調ですとも」 3 「お待たせしました、マスター! やっと羽織が見つかりましたぁ! ここからは、最強無敵の沖田さんにお任せくださいね!」 4 「私が極みに至ることができるとは。ありがとうございます、マスター。これより我が剣のすべてをあなたに!」 Battle 開始 1 「戦場に事の善悪なし……ただひたすらに斬るのみ」 2 「速攻で片を付けます!」 スキル 1 「 疾 (はや)く、鋭く!」 2 「我が剣にて敵を穿つ」 コマンドカード 1 「承知」 2 「いざ」 3 「お任せを」 宝具カード 「我が秘剣の煌めき、受けるがよい!」 アタック 1 「はっ!」 2 「せい!」 3 「そこっ!」 エクストラアタック 「これで――終わりです!」 宝具 「一歩音超え……二歩 無間 (むけん)……三歩絶刀! 『 無明 (むみょう)―― 三段突き (さんだんづき)』!」 ダメージ 1 「こふっ!」 2 「っ!」 戦闘不能 1 「まだ……まだ倒れるわけには……」 2 「私はまだ……戦えます……!」 勝利 1 「片付きましたね。お怪我はありませんか、マスター」 2 「沖田さん大勝利ー! ええ、身体は大丈夫です。まだまだいけますよ! こふっ!?」 My room 会話 1 「何もすることがないと暇を持て余してしまいますね。マスター! 見回り行きませんか? 見回り!」 2 「主従ですか? うーん……正直よくわかりません。近藤さんや土方さんは身内のようなものでしたし。あ、できればマスターともそうありたく思います」 3 「主に斬れと言われれば斬る、ただそれだけです。斬り合いの場で主義主張なんて何の意味もないですからねぇ」 4 「彼女とは因縁浅からぬと申しますか何と言いますか……。帝都ではひどい目に合わされましたよ……。まっ、相性的には私、ちょー有利なんですけどね!」(織田信長 所属) 5 「回避不能の魔剣……ええ、私も彼の剣技には大変興味があります。ぜひ一手指南をお願いしたいのですが……えっ? ツバメを斬るところからですか? はぁ……、ツバメって、あのツバメですか?」(佐々木小次郎 所属) 6 「あなたがかの有名な二天一流、宮本武蔵さんですか! はい、同じ女剣士として、よろしくお願いしますともー! ……えっ!? 武蔵さんて女だったんですかー!?」(宮本武蔵 所属) 7 「おっ、土方さん! 土方さんもこっちに来たんですね!! これは斉藤さんも永倉さんもいずれは……! ……えっ? そういうのはいい? またまた、素直じゃないんですから!!」(土方歳三 所属) 8 「ノッブの姪っ子さんでしたか。いやぁ、確かに面影ありますねぇ! ……えっ、お前が例の虚弱クソステセイバーか、ですってぇ? 一体誰がそんな根も葉もないことを!! ……えっ、ノッブが言ってた……? じゃあ斬ってきます!!」(茶々 所属) 9 「岡田以蔵……えぇ、名前は知っています。幕末の京都では人斬り以蔵として恐れられていた男です。新選組としても、因縁浅からぬ相手ですよ。私は一度も相対したことは無かったのですが……いい機会です、ここでケリをつけましょうか……!!」(岡田以蔵 所属) 10 「あなたは……って、なーんですか私オルタでしたか~。脅かさないでくださーい。え、これから私が真の沖田? ……はぁ~!? なに調子に乗ってるんですか私! セイバーとしては私のほうが先輩なんですから、私オルタも先輩に対して敬意というものをですね……え、アルターエゴ? 病気も治った? …………ナニソレ、ズルクナイデス?」(沖田総司〔オルタ〕 所属) 11 「坂本さんですか。京都にいた頃に、何度か見かけましたよ。新選組も追っていましたからね。でも坂本さん逃げ足が速くてなかなか……。とはいえ、こうして一緒に戦う事になったわけですし、よろしくお願いしますね。ところでそちらの女性、いつも連れて歩いていたみたいですけど……。え、宝具? ……どういうことナンデス?」(坂本龍馬 所属) 12 「この気配は……まさかあの神槍……え? 此度は、アサシンでの召喚なんです? 槍ではなく素手? やっぱり素手の方が強いんじゃないデスカー!」(李書文/アサシン 所属) 好きなこと 「好物ですか? お団子とか金平糖! 甘いものは割と好きですね。あ、せっかくなので今から食べに行きませんか?」 嫌いなこと 「嫌いなものですか? うーん、しいて言えばたくあん、でしょうか……。いや、嫌いというわけではないのですが、正直食べ飽きたといいますか、なんと言いますか……」 聖杯について 「病弱が治るんですか? やったー! ……え? 英霊としてのスキルは治らない? 願いが叶うって言ったじゃないですかー! うわーん!」 絆 Lv.1 「天才剣士……ですか? うーん、そういうつもりもないのですが……。だいたい、斬り合いなんて気合がすべてです。剣が折れたら鞘で、鞘が折れたら素手で。戦場では誰も待ってくれないんです。とにかく気合ですよ、気合!」 Lv.2 「色恋沙汰ですか? うーん、私はそういうのには疎いみたいで何とも……土方さんはそういうの大好きでしたけど。……というか、やり過ぎでしたけど」 Lv.3 「マスターは優しいですね。人斬りの私と気安くしてくれたのは近所の子供ぐらいなものでした。……あっ、いえ、決してマスターが子供っぽいとか、そういうことが言いたいわけじゃないですよ!?」 Lv.4 「あの……言いにくいのですが……マスターといるとなんというか、安心するというか……その……胸が高鳴ると申しますか……。変ですね、こんなことは生前一度もなかったことですが……。また熱でも出てきましたかね?」 Lv.5 「もはやこの沖田さんに迷いはありません。マスターのゆく所、たとえ地の果て水の果て、儚きこの身が尽きるとも、冥府の果てまでお供いたしますとも!」 イベント開催中 「マスター、何やら市中で騒ぎが起きているようです。急ぎ出陣しましょう!」 誕生日 「誕生日おめでとうございます! 贈り物に新選組の羽織はいかがですか?」 + イベント関連ボイス Event ぐだぐだ明治維新 1 「新選組の遁所へようこそー! 見てくださいこの『新鮮』な品揃えの数々! 新選組だけに! 新選組だけにっ!」 2 「え? なんで屯所でお店を開いているのか、ですって? いやー……昨今は新選組も資金難でして……無断の金策は切腹ですし」 3 「それでーす! それが今必要だとよく気付きましたとも! さっすがはマスターですねっ! ご褒美に、沖田さんスタンプを押してあげましょう」 4 「はい、こちらの棚の品ですねー……ちょっと待ってください、今沖田さんが取ってあげ……こほぉっ!?」 5 「どうです? この着物だとお店がハイカラな雰囲気じゃありませんか? ……え? 刀を下げろ? いや、いつ不逞浪士が押し入るかも分かりませんし」 6 「楽しい時間はあっという間ですねー……やり残しや忘れ物などないように、気を付けてくださいねっ」 7 「そろそろ店仕舞いですねぇ……あ、お店を閉めたら帰りに茶屋でお団子でもご一緒しませんか?」
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五十音順に並んでいます。ダメージは、低攻撃した際に出る最高数値です。 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 あ行 愛玩動物用鎖 25ダメージ 愛玩動物用首輪 25ダメージ 苺ぱんちゅ 1ダメージ 浮き輪 81ダメージ えだ豆 25ダメージ M字開脚具 100ダメージ お仕置ギロチンチェア 75ダメージ か行 片栗粉X 5ダメージ 家畜用搾乳機 50ダメージ 簡易移動式お仕置き小屋(物置) 35ダメージ キメラ[雄馬] 100ダメージ キメラ[雄狼] 50ダメージ キメラ[雄獅子] 75ダメージ キメラ[触手] 25ダメージ キメラ[象] 100ダメージ キメラ[蛇] 25ダメージ 切れ目入り蒟蒻 5ダメージ 緊縛遊戯手解書 50ダメージ 銀時計 5ダメージ 攻防戦1周年記念M字開脚吊ベルト 革製アームザック 125ダメージ 極太ゴーヤ 100ダメージ ゴシックロリータ 50ダメージ 婚約指輪 50ダメージ さ行 三角木馬 100ダメージ 四肢拘束帯[張型付] 100ダメージ 四十八手読本 50ダメージ ジャンボウナギ 100ダメージ 女性士官用SS軍服 75ダメージ 触手[環形系]・[植物系]・[刺胞系] 50ダメージ 触手 [スライム状] 50ダメージ 触手[陰茎系] 75ダメージ 触手[繊毛系] ?ダメージ 白ソーセージ[小] 25ダメージ 白ソーセージ[中] 50ダメージ 白ソーセージ[大] 75ダメージ 白ソーセージ[特大] 100ダメージ 白ハイソックス 50ダメージ 白ハイソ型全身コンドーム 225ダメージ 躾箱 125ダメージ スウィング木馬 25ダメージ(命中率低) スケベ椅子 1ダメージ 素手 1ダメージ ストンピングラブボール 100ダメージ スライム浮き輪 64ダメージ そら豆 15のダメージ た行 大豆 25ダメージ 田亀●五郎画集 50ダメージ ダックバイブ 50ダメージ チャイナドレス 50ダメージ チャスティティスーツ 100ダメージ 調教用鎖 50ダメージ 調教用首輪 50ダメージ ドギースーツ 75ダメージ ドリームラブチェアー 50ダメージ 奴隷用鎖 75ダメージ 奴隷用首輪 75ダメージ な行 ナース服 50ダメージ ぬるいカップラーメン 5ダメージ は行 背面拘束肛門晒し台 50ダメージ バレーヒール 50ダメージ 膝丈ウエディングドレス 50ダメージ ピストンロボ 100ダメージ 媚薬 100ダメージ ひよこ豆 10ダメージ ブーメランパンツ 50ダメージ フェロモンスプレー 25ダメージ 紅襦袢荒縄付 75ダメージ ブラジル水着 75ダメージ プリンス・アルバート 100ダメージ ベビードール 50ダメージ ボラギノール 4ダメージ ま行 魔犬責技指南書 175ダメージ 魔天使攻略指南 150ダメージ マッパ専用黒ビキニ 50ダメージ 豆 5ダメージ まるごと ドリアン 50ダメージ 巫女装束 50ダメージ メイド服 50ダメージ 無駄吼防止首輪 50ダメージ ら行 ラブローション 1ダメージ 凌辱M字開脚診療台 75ダメージ 凌辱開股SMチェア 50ダメージ 凌辱四肢X字枷 50ダメージ 凌辱四肢拘束吊し台 75ダメージ りょエド千人斬り体験記 125ダメージ Lv1000記念紫式獲物捕縛セット 125ダメージ わ行 ワンマンローター・ブラックフィット 50ダメージ
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……名乗る名でもないが 名前:菅原宗時 柳生宗厳に仕えた武士、かつては菅原孝時だったが 主の名を一文字貰い菅原宗時となった 一説には『無刀取り』は彼の考案だという説もある 長さにて利を持つ薙刀を持つ僧兵ら数百人すらその瞬足の剣に勝ることができなかったという逸話が残されている 1563年、上泉信綱との練習試合では主君と同じように大敗を期している 1571年8月4日、辰市城の合戦で殿を務め、鉄砲を受けながらも9000人の軍を逃しながら戦い、戦死 "生涯未婚である" 立割 試し切りの際、立っていた罪人を縦に一刀両断したという逸話が残っている太刀 これ自身が妖刀である他、破魔の力を持つ 妖術 無呼 自分から発する一切の音を抹消する、暗殺用の技 勇健 圧倒的な自然治癒の付与、付属効果として恐怖心が一時的に消える 真影 刀の軌道や少し前の自分の姿を魔力で投影する 秘呪九印 臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・前・行の九語と九つの印で構成された魔術 なお彼はほとんど使わない 独股印 毘沙門天の加護を受け、身体能力を向上させる 大金剛輪印 十一面観音の加護を受け、一切の毒と身体異常を抹消する 外獅子印 如意輪観音の力を呼び、チャクラムのような鋭利な輪を放つ、込めた魔力により数と鋭さが上昇する 内獅子印 不動明王の加護を受け、動いていない間のみ一定量の攻撃を弾く 外縛印 愛染明王の力を呼び、魔力を乱す硬矢を放つ 込めた魔力により数が最大数百まで伸びる 内縛印 聖観音の力を呼び、悪霊の救済を行う 智拳印 阿弥陀如来の力を呼び、全方位に大砲数発程度を弾く結界を開く 日輪印 弥勒菩薩の加護を受け、未来を2秒だけ覗く 宝瓶印 文殊菩薩の加護を受け、今直面している戦での突破口及び生存方法を学ぶ(なお生存不可能な場合は見えない) 愛した人(当時は自覚していなかった) 名前:久姫(梅) 長野業正、武田信玄に仕えた武士 上泉信綱の門弟 武田氏の6度に渡る侵攻の防衛の全てに出陣し、そのいずれも何かしらの首級を挙げている 箕輪城陥落後は上泉信綱と共に流浪の旅を行い、旅の途中柳生宗厳らに新陰流の指南を行うため大和国に残る 1601年には徳川秀忠の剣術次男役に柳生宗矩を推挙し、本人は紀伊の邸宅に隠居 1609年にその地で没した "生涯未婚である" 駒留正宗 武田との戦の際、走る馬の脚の前に据えただけで切り落としたことが名の由来の短刀 当世一切 当世具足という当時の装備ごと中の人間を切断した逸話が名の由来となっている これ自身が強い妖刀であり、以降の持ち主は皆戦場の兵や人斬りとして死んでいった 彼女の呪いともされたこの呪いは当世一切が宗時の墓に納められることで治った
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立花宗茂(たちばなむねしげ) 戦国無双では完全にないものとされていた立花誾千代の夫。 姿こそ見えないものの、主夫キャラとして皆に愛されるために第二の孫市の座を狙い、 木箱の中で誾千代のためにご飯を炊いているらしい。 第48話「立花千人斬り」では自らの脱モブのため(※まだモブですらない)頑張る誾千代に感極まり、 紀潮と共に歌で妻を支えた。ちなみに、この動画は宗茂個人の提供でお送りされた。 ⇒ライオン 第52話「STOP!!元忠くん」のおまけに収録された戦国プロフメーカーでは、 他の武将が軒並み高い石高になったのに対し、0.5万石というやたら低い結果となり 0.5万石の男というタグがつけられた。 ちなみに史実では、関が原敗戦後に家康から召し出された直後の石高が 5000石(0.5万石)だったらしい。 さりげなくおでんコミュ(ニコニコ支部)の管理をしている。 真・三國無双5Empではエディットとして登場する。 ⇒立花宗茂(5Emp) そしてついに、戦国無双3では脱モブを果たした。 ⇒立花宗茂(3) 田丸直昌(たまるなおまさ) 名前が似ているというだけで、かのゆるキャラ“たら丸”にされてしまった戦国大名。 ライバルはもちろんひこにゃん。第32話「馬場は何度も散る」のサムネイルは、 どうみてもTVチャンピオンである。一応、剣術の達人。 東郷重位(とうごうしげかた) とにかく「無念だ」を連発する、薩摩藩の武士。 あだ名はデューク。 その愛称が気に入られたのか、小次郎軍に所属する事になった。 ……が、初陣では挑発に乗り士気が無くなったり、重要な所で撤退したり、 味方の銃弾弾きに驚いたりと、ボロボロである。 頑張れデューク。……とか言ってたら爽快に三成を助けたり、 完全にキャラ立ちしている。 百々綱家(どどつないえ) 織田信長、秀信に仕え、 関ヶ原の戦い後にダメ夫の一人に招聘された人物。 築城の名手として有名。 小次郎軍に捕まるも、「ドーナツイェーイ!」というダジャレで命を救われる等、 機転と臨機応変に富んだ武将である……。たぶん。 鳥居元忠(とりいもとただ) 徳川氏の重臣。 家康が戦に出るとやる気を出すが、なんか影が薄い。 因みに本人は影の薄さに悩んでいるが、 44話にて、なんと上杉謙信を打ち破る大活躍を見せるもカットされてしまう辺り、 最早影が薄いキャラが定着しちゃった模様。 第52話「STOP!!元忠くん」では常に家康の護衛を行い、手柄を奪いまくったため、過ぎたるものと称されると同時に遠い目で見られることに。 ただのコンパチ技に『葵扇風斬』、『東照宮落とし』、『権現崩し』、『徳川五月雨突き』などと 中二病臭い名前を付けて、日々キャラ付けに勤しんでいる。 ▲
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ボイス01 ひとのいきしには…いっすいのゆめ… (キャラクター選択) ボイス02 おんてきたいさん! (BASARA技発動) ボイス03 びしゃもんてんよ…われに、じひを… (敵側:死亡) ボイス04 そなたにめぐりあえし このめいうん… うえすぎけんしん おあいていたしましょう (川中島渡河戦:謙信登場ムービー) ボイス05 そなたとあいまみえるも いんがのうちなれば… よろしい… ぐんしんのちから…… そのみにきざむがよい (川中島の合戦・天:謙信登場ムービー) ボイス06 びしゃもんてんのみちびきなれば…これもてんめいなり (勝利ムービー) ボイス07 ひとは、まことはかなきいきもの… (汎用) ボイス08 さんずのかわ、ぶじにわたるがよい (汎用) ボイス09 またつまらぬものをきってしまいました (謙信1000人斬り) ボイス10 ときすでにおそし これがきりゃくというもの (汎用) ボイス11 さあ、ふじょうなるものをしりぞけよ (上杉軍武将との掛け合い(謙信敵側)) ボイス12 けっせんである! すみやかにすべてしとめよ (天下統一モード:川中島の合戦・地) ボイス13 ‘でんこうせっか’…まさるぶきなし (ステージ開始:小田原急襲戦・本能寺暗殺行) ボイス14 しすればみな、うつくしい (汎用) ボイス15 さあ、ひらさかまでおおくりいたしましょう (ステージ開始:厳島の戦い・長篠騎馬特攻戦・安土頂城戦・本能寺最終決戦) ボイス16 いざや、めいどうのうずへとびこまん! (ステージ開始:関ヶ原の戦い) ボイス17 おどれ、わたくしのてのなかで (①プレイヤー謙信:伊達遭遇時 ②春日山忍法帖:敵謙信と遭遇時) ボイス18 そなたがちにかえる… よろこばしきこと (プレイヤー謙信:信長遭遇時) ボイス19 てんがささやく…わたくしにたたかえと (汎用:敵謙信) ボイス20 えいごうのねむりをおしえてあげましょう (①宿命!川中島の合戦:敵謙信と遭遇時 ②汎用) ボイス21 わたくしのまえでは、すべてがむりょく… (汎用) ボイス22 わたくしのそばにはおまえ…わかりますね (プレイヤーかすが:謙信とかすがの掛け合い) ボイス23 いまはねむれ…うつつのゆめをみるために… (敵謙信:かすが死亡) ボイス24 ゆきなさい、わたくしのうつくしきつるぎ (汎用) ボイス25 あなや、すばらしきいくさ…! ねがわくば、とわにひたっていたいものです (謙信ストーリー:第一章 激突!川中島!) ボイス26 ‘むげんほうよう’…いくさばこそがまことなり (汎用) ボイス27 ‘めいきょうしすい’…ただそれのみ (謙信ストーリー:第二章 独眼竜を撃破せよ!) ボイス28 ‘むじょうじんそく’…これもまたてんめい (伊達ストーリー:第五章 乱入!川中島の合戦) ボイス29 みきり、いなし、きる…これもまたけんなり (島津ストーリー:第一章 「豪傑」対「軍神」!) ボイス30 けちといわれて だまってはおけませんね (まつストーリー:第二章 松茸天国!)