約 10,961 件
https://w.atwiki.jp/solentia/pages/46.html
トップページ ゲーム攻略 スケジュール 自由行動 中庭に行く 最終更新日:2013-08-12 自由行動食堂に行く 学生課に行く 自室で過ごす 中庭に行く 実験棟に行く 図書室に行く グラウンドに行く 自由行動 ランダムにイベントが発生し、イベントごとに上昇するパラメータが固定されている。 基本的に、上がるパラメータを基準に、体力、知力、魔力、魅力、徳、名声、の並び。 ※13/02/18以降で、新しく発見された行動結果には、[New!!]と目印を付けておいて下さい。 (wiki編集が分からない人用のメモ欄です) ────↓この下へ書き込んで、メモ更新を押して下さい──── リュウラン・セ・スバイ先生が生徒に花言葉を教えてもらっているようだ。 どうせ君の方が可愛い。 とか言ってるんだと思う… エルサ・ソティーラ教授がばかでかい日傘をさして逃げるように歩いていった。 俊敏すぎる動きでオバケかと思った… 中庭から、楽器を演奏する音が聞こえる。 眠くなってしまう… 中庭に行く 首がふたつある可愛い子犬と遊んだ。 体力が0.1ポイント上がった。 徳が0.1ポイント上がった。 巣から落ちたヒカリツバメの雛を発見。 苦心して戻してあげる。 体力が0.1ポイント上がった。 徳が0.1ポイント上がった。 花壇を荒らす害獣・ユメモグラの巣を無数に発見。 全て埋めるべく駆けずり回る。 体力が0.1ポイント上がった。 徳が0.1ポイント上がった。 [New!!]「立ち入り禁止」の看板が倒れかけていたので、ちゃんとまっすぐ直しておいた。 体力が0.1ポイント上がった。 名声が0.1ポイント上がった。 中庭でのんびり過ごしてリフレッシュ! 体力が0.1ポイント上がった。 キヅクと一緒にキノコを探す。 芝生の間に生えている怪しいキノコを発見。 体力が0.1ポイント上がった。 縄跳びで八重飛びを披露。 が、見ていた友人に「魔法は無しで」と あっさり突っ込まれる。 体力が0.1ポイント上がった。 頭が二つある子犬に顔中なめ回される。 体力が0.1ポイント上がった。 暑くなったせいか、水かけババアが頻繁に出てくるようになった。 打ち水効果で涼しくて気持ちいい! 体力が0.1ポイント上がった。 天気がいいので、芝生で昼寝。 気持ちよかったけど、 背中にピンクバッタがついてることに 気づかないままその後の授業に出てしまう。 体力が0.1ポイント上がった。 日差しが気持ちよくて、つい寝てしまった。 じゅ、授業に遅れる~!! 体力が0.1ポイント上がった。 ボトルシップの作り方をヒカルに教えてもらう。 やり始めたらハマってしまった。 知力が0.2ポイント上がった。 渋い声のマンドラゴラと人生について語り合った。 マンドラゴラにもいろいろ苦労があるらしい。 知力が0.2ポイント上がった。 陽だまりのベンチでレポートに取り組む。 心なしかはかどったような気がする・・・。 知力が0.1ポイント上がった。 ヴェストレム教授のお腹を触らせてもらう。 ご利益があるような気がする…。 知力が0.1ポイント上がった。 花壇の花の並び方が 何らかの魔法式をなしていることに気づく。 いったいどんな効果を持つのだろう? 知力が0.1ポイント上がった。 ハンスヴルスト先生と蟻とアリジゴクの観察をして一日を過ごした。 アリジゴクは前に進めないなど、微妙な知識がまた増えた。 知力が0.1ポイント上がった。 ハンスヴルスト先生と蟻の観察をして一日を過ごした。 ありえないくらい蟻知識を叩き込まれて疲労困憊。 知力が0.1ポイント上がった。 ハンスヴルスト先生にダンゴムシとワラジムシの違いについて熱弁を振るわれる。 とりあえず、触って丸まったらダンゴムシである事だけ理解した。 知力が0.1ポイント上がった。 芝生に寝そべっているナノスを発見。 機精人も日向ぼっこするのかと訊いたら、ソーラーエネルギーを充電中とのこと。 なるほど……。 知力が0.1ポイント上がった。 [New!!]心を静かにして、読書をした。 自然に囲まれながら本を読むというのも、中々新鮮でよかった。 知力が0.1ポイント上がった。 足元から声がすると思ったらマンドラゴラだった。 あまりの渋くていい声にしばらく聞きほれてしまった。 魔力が0.2ポイント上がった。 歌うキノコが揺れている。 リズムに合わせて揺れ動く様子は踊っているように見えなくもない。 まさか歌って踊れるキノコの登場だろうか!? 魔力が0.1ポイント上がった。 魅力が0.1ポイント上がった。 かえるに変身。 池で充実した時を過ごす。 魔力が0.1ポイント上がった。 座った途端、ベンチが猛ダッシュを開始。 あらん限りの魔力を振り絞って、なんとか停止に成功。 誰!? こんなイタズラしたのは!! 魔力が0.1ポイント上がった。 真昼なのに流れ星を見た。ミステリアス! 魔力が0.1ポイント上がった。 うっかりして花壇の花を踏んづける。 習ったばかりの魔法式を試したら、なんとか成功。 8割くらい元気になった。 魔力が0.1ポイント上がった。 ペペがレイの後ろ頭に激突する瞬間を目撃! 見て見ぬフリをすることに。 魔力が0.1ポイント上がった。 友人とキャッチボール。 途中、イタズラ心でボールを ウニに変えたらマジギレされた。 魔力が0.1ポイント上がった。 召喚術の練習に失敗し 頭上からヴェストレム教授が降ってきた。 死を予感する。 魔力が0.1ポイント上がった。 綺麗なバラが咲いていたので一輪摘もうとしたら、悲鳴を上げられた。 この学園はバラまでしゃべるのか! 魔力が0.1ポイント上がった。 歌うキノコを発見。一緒に楽しく歌う。 魅力が0.1ポイント上がった。 徳が0.1ポイント上がった。 木の根元でお茶を飲んでいたら、 カップに花びらが舞い込んだ。 ほんわかした気分に。 魅力が0.1ポイント上がった。 徳が0.1ポイント上がった。 スタンやヒカルとウィンドフリスビーを楽しむ。 気分爽快! いい汗をかいた。 魅力が0.1ポイント上がった。 [New!!]猫を発見。 どこからか迷い込んだのか、それとも誰かのペットなのかわからないが、手招きすると寄って来たので、少しじゃれあった。 魅力が0.1ポイント上がった。 [New!!]ニヤニヤしながらキヅクがキノコを持ってきた。 どうやら、中庭の日陰のジメジメ感が気に入ったらしい。 魅力が0.1ポイント上がった。 ライナーが芝生の上でお茶をしていた。 誘われるがまま青汁お茶会に参加してしまって少し後悔。 徳が0.2ポイント上がった。 [New!!]クラエスがラジオ体操をしていた。 面白そうだったので一緒にやっていると、先にクラエスがへばってしまった。 徳が0.1ポイント上がった。 名声が0.1ポイント上がった。 ランチを食べていたら、いつのまにか 恐ろしい数のカラスに取り囲まれていることに気付く。 仕方なく食べていたサンドイッチを譲り渡す。 徳が0.1ポイント上がった。 無数に咲く雑草の陰に、美しい青い花がひっそりと咲いているのを見つける。 徳が0.1ポイント上がった。 口笛で小鳥と話すレイを見かける。 もしかして、寂しいんだろうか…。 なんだか切ない気持ちになる。 徳が0.1ポイント上がった。 ベンチでまどろむスタンに遭遇。 時折耳がピクピク動くのを見て心和む。 徳が0.1ポイント上がった。 友達と一緒に食事をとった。 会話しながら食べると美味しさも倍増だ。 徳が0.1ポイント上がった。 逃げるペペを虫取り網で見事捕獲。 喝采を浴びる。 名声が0.2ポイント上がった。 あ、お金、と思って拾い上げたら空き瓶のフタ。 しかし目撃していたバグスにより、 ゴミ拾いをする感心な学生という評判が広まった。 ラッキー。 名声が0.1ポイント上がった。 女の子の叫び声がして助けに向かったら叫ぶバラだった。人騒がせだなあ…… 徳が0.1ポイント上がった。 名声が0.1ポイント上がった。 手元の草をうっかり引き抜いたらマンドラゴラだった。 勇気を称えられる。 名声が0.1ポイント上がった。 友人にカードで負けた罰ゲームとして草むしりをする。 が、通りがかりのワンタイ先生にほめられたので得した気分。 名声が0.1ポイント上がった。 木に登って降りられなくなった子猫を救出。 ひっかかれまくったけど、まあいいや。 名声が0.1ポイント上がった。 おやつを食べながらうっかり居眠り。 目覚めてみると全身ハトにたかられていた。 仏か自分は。 名声が0.1ポイント上がった。 コンタクトを落とした学生が芝生の上を手探りで探していたので、手伝ってあげた。 自分の踵の近くにあった。危なかった……。 名声が0.1ポイント上がった。 アリの巣を眺めていたら日が暮れた。 成果は上げられなかった… たまにはいいかと中庭でランチ。 お弁当を広げた途端、 おかずににカナブンがダイブし、凹む。 暑くてボーっとしていたら、 いきなり水をぶっかけられた。 これが噂の水かけババアか…。 気持ちよく日向ぼっこしていたら、 傍でカップルがいちゃつき始めて一人で気まずい思いをする。 気になる子と知らない奴がベンチで 語り合っているのを目撃。 目の前が真っ白に。 突然地面から飛び出した手に 足を掴まれる。 植物の一種で害はないらしいが・・・。 友達と一緒に中庭でドッジボールをして楽しんだ。 当たったら終日くさや臭くなる呪いのかかったボールにみんな必死で逃げる逃げる。 ライナーがゴルフの練習をしている。 素晴らしいスイングだ……。 木陰でレイが読書をしている。 あまりにも静かで近寄りがたい雰囲気だったので、 そのまま放っておいた。 …中庭で人が集まっている。 森の中で落とし穴に落ちたという人が救助されたらしい。 かなり深い穴だったらしい。足元に注意するよう心がけた。 ヴィンスがヒールリフトの練習をしている。 ボールの扱いが上手い。 この調子なら習得するのは時間の問題だろう。 サラとソニアがまた口ゲンカしていた。 どこでもケンカするんだな。あの二人。 [New!!]シュンカイ・ハナヤマ教授が草花の手入れをしていたので手伝った。 普段は穏やかな人みたい。 [New!!]ハンスブルスト先生が、楽しそうに土を掘っている。 珍しい虫でも探しているようだ。 [New!!]クラエス・シェルストがジョギングをしていたと思ったらすぐさま担架で運ばれていった…。 無事かなあ。 [New!!]サヴェート・グラナ教授が中庭の一角を掘り返してる…。 よく見ると落とし穴のようにそこら中に穴が! [New!!]なぜか中庭の一部で何人も生徒が転倒! よく見るとキノコ型の染みが…まさか…これは… [New!!]足元から、小さな芽が出ていた。 大事に育ててあげたい… [New!!]噴水が急に激しく噴き出した。 自分を含め、近くにいた生徒達がびしょ濡れになった。 さ、寒い……。 [New!!]縄跳びをしている生徒がいた。 ダイエット…自分もはじめようかな。 [New!!]日のあたりが特に良い日は、中庭の人口も増える。 皆考えていることは一緒なのだと思う。 [New!!]寒い日は中庭で昼寝をするのも難しい。 もう少し日当たりのいい場所に移動しよう。 [New!!]中庭の木に登ってみた。 風が冷たかったが、子供の頃の気分を思い出して楽しかった。 [New!!]中庭に小さな子供が遊びにきていた。 …と、思ったらオードリー・エブラールだった。 言うと怒られそうだ。 [New!!]ミゲルが木の枝の上で寝ていた。 姿勢的にかなり危ないのだが、落ちそうな気配がしない。 バランス感覚がすごい……。 [New!!]アルフレド・デュギーが血相を変えて誰かを探している。 誰を探しているかは察しがつくが… [New!!]ヴォルク・ジェダイト助教授が本を読んでいるのを発見!… でも怒られそうだからそっと逃げる。 [New!!]アレシア・リッケンバッカーのペット、ペペと遭遇。 撫でると膝で寝てしまった。 あとでアレシアに届けてあげよう。 [New!!]大きな水溜りが出来ていた。 浅いと思って踏み込んだらなんと水深1Mほどもあってびしょぬれに… [New!!]友達とポートボールをして楽しんだ。 負けたらボンビクスのから揚げ20個食べるという罰ゲーム付き。 [New!!]アレシア・リッケンバッカーから話しかけられる 「ねえ、ペペ見なかった?」 また脱走したらしい… ↑上へ戻る
https://w.atwiki.jp/ratsel/pages/110.html
・1回目 ここは中庭…………… 校内では一番日当たりのいい場所だ。 登校、帰宅時間になると、生徒が一斉にここを通るのでにぎやかになる。 今は帰宅する生徒ももう随分と減っている頃だ。 ………あ、あそこにいるのは‥‥‥ 暁子ちゃんだ。 ベンチに暁子ちゃんが座っている………。 ……ちょっと話しかけてみよう。 主「暁子ちゃん!」 暁「あ……●●くん」 主「何してるの」 暁「日光浴。ここって、あったかくて気持ちいいでしょ?」 主「うん」 暁「●●くんもここに座ってみて!ほんとに気持ちいいんだよぉ」 そう言われ、俺も暁子ちゃんの隣に座ってみる。 主「……お、ほんとだ」 暁「‥‥‥ね!」 少し傾きかけている陽の照り具合が調度いい。 天に向けて腕を思い切り伸ばし、大きく背伸びをする暁子ちゃん。 暁「う~~~~ん!‥‥‥‥はぁ………」 主「こうしてると、だんだん眠くなってくるなぁ」 暁「ふふっ、ほんとだね」 主「…………………………」 ……………………………………… ………………………… ……………… 暁「‥‥あっ、●●くんっ!!ほんとに寝ちゃったらだめだよっ!?」 主「ぁ………おっと………危ない危ない。」 暁「もう‥‥‥ふふふっ。いくらなんでも、こんなとこで寝たら風邪引いちゃうよぉ」 主「はは。確かにな。」 暁「もぉ、●●くんったら」 日「おーい、姉さーーん。先生が呼んでるよー」 暁「‥‥あ、はーーーい!………じゃあ、あたし行かなきゃ。またね!●●くん」 主「あ……ああ。頑張ってな」 暁子ちゃんは走って校舎の中に入って行った。 ・2回目 ここは中庭…………… 放課後の中庭は、どことなく落ち着く。 あのふんわりとした、天然の照明効果のせいだろうか。 ずっと見ていると、あのオレンジに吸い込まれそうな感覚だ。 ベンチにでも座ってまったりとしたい気分だった。 …………あ、あれは この前のベンチに暁子ちゃんが座っている。 ‥‥話しかけてみよう 主「暁子ちゃん。お疲れ様」 暁「あ、●●くん。」 俺は暁子ちゃんの隣に腰掛ける。 主「あれ、今から何か食べるところ?」 暁「うん!」 紙袋に手を入れてゴソゴソと何かを取っているようだった。 暁「えへへ……おなか‥‥すいちゃって」 紙袋から、これまた大きなものを取り出した。 主「それ何?」 暁「メロンパンだよ~。あっ、●●くんも食べる?」 主「ああ、俺はいいよ。昼いっぱい食っちゃったから」 暁「そう?………じゃあ、いただきまぁす!はぁむっ‥」 嬉しそうにメロンパンにほうばりつく暁子ちゃん。 それにしても、大きいメロンパンだ。……暁子ちゃんの顔くらいはあるかもしれない。 ‥‥いや、というか暁子ちゃんの顔が小さいんだ。 暁「ふふっ。ほいひぃ~~~☆」 主「メロンパン好きなのか?」 暁「うん!だーいすき。メロンパンさえあれば生きていけるもん☆」 主「そんなに好きなのかー」 暁「うん☆」 両手で大事そうに食べる暁子ちゃん。ほんとに嬉しそうに食べるんだこれが。 俺は思わず、その横顔をじっと見つめてしまっていた。 暁「‥‥ん?どうひはほ(どうしたの)?」 主「えっ‥あ、いや。何も」 暁「…………ふふ。へんなの」 俺は空に顔を向ける。 夕焼けが眩しい。 暁「ねえ、●●くん。前に住んでた所も、夕日、綺麗だった?」 主「‥‥うーん、そうだなぁ。都会の方だったから、ここ程よくは見えなかったな」 暁「こっちの方が綺麗?」 主「うん、そうだね」 暁「そっかぁ……」 そういえば転校する前までは、空なんて滅多に見なかった。 それがどうしてだか、こっちへ来てから空を眺めることが多くなった気がする。 澄んだ空気がそうさせるのだろうか。 何だか、忘れていた大切な心を取り戻してくれるような気持ちになる。 俺はゆっくりと深呼吸してみる。 主「はぁ‥‥‥‥‥‥」 暁「………ぁ!ごめんね、●●くん。食べるの遅くって」 主「え?‥‥ああ、いいよいいよ。ゆっくり食べなって」 静止しているオレンジ色の光を見ていると、 ゆっくりと時間が流れていくような気がした。 ・3回目 帰宅する生徒も減っていて、中庭は随分と静かだ。 あたりはすっかり夕暮れの雰囲気に包まれている。 向こうのグラウンドから、部活する生徒達の声がわずかに聞こえてくる。 あ‥‥‥ 見ると、暁子ちゃんがいつものベンチに座っているのに気付いた。 ……あれ、何か食べてる‥‥?みたいだ。 俺は暁子ちゃんに近づいていった。 主「よっ、何食べてんだ?」 暁「あ…………っ●●くん!」 主「‥‥‥ん!?………」 暁子ちゃんの手には、 何か得体の知れない真っ黒な物体が握られていた…………。 主「…………一体……これは‥‥‥。」 暁「あっ、●●くんも食べる?半分こしようよ!」 主「え!?‥‥あっ………いや‥‥‥えっとその……それは‥な、何かな?」 暁「えっ?何って……ただの‥‥」 主「た、ただの…?」 暁「メロンパンだよ?」 ………め……メロンパン……?これが!? 見た目は、黒くてデカい………。確かに形は真ん丸で、 メロンパンの原型を辛うじて留めているという感じだが‥‥ 何というか、石…いや、石炭…?に似ている。 とにかくメロンパンとは程遠い姿だ‥‥ ……いや、信じないぞ……!! これがメロンパンだなんて、俺は信じない‥‥‥!! 暁「…………あれ?‥●●くん、どうかしたの?」 主「……えっ‥あ、ああ……いや‥何でもないよ」 暁「そお?何か深刻そうな顔してるけど…」 主「そ、そんなことないよ」 暁「ほんと?‥じゃぁ、一緒に食べよ!…はい!」 半分を差し出す暁子ちゃん。 う……………。 俺はそれを、恐る恐る受け取った。 ニコニコと微笑んでいる暁子ちゃんが怖い‥‥‥ …ええい!!何を躊躇しているんだ俺!男だろ!! 主「……いただきます」 暁「はぁーい!どうぞ!」 ぱくッ‥‥‥‥‥‥ ……………………………………。 え…………?………普通にウマイ……… 暁「どお?…美味しいよね?」 主「うん。ウマイ」 暁「これ、今度の新作なんだぁ~!今朝、急いで売店でゲットしたの~!」 主「人気なのか?これ」 暁「うん!たった5分で売り切れちゃうの」 主「へえ、そうなんだ‥」 暁「でもこれ‥期間限定発売だから、たぶん今月いっぱいでなくなっちゃうんだろうなぁ」 しょんぼりと肩を落とし、残念がる暁子ちゃん。 主「そっか、それは残念だな」 ‥‥というか、未だにわからん……この黒い成分の正体は一体何だ……? 味は至って普通のメロンパンなんだが… 暁「はぁ……イカ墨って、年中とれるものじゃないのかなぁ‥‥」 主「……はい?今なんと?」 暁「イカ墨。やっぱり、貴重だから大量生産できないってことかな……」 主「‥‥あのー……ちなみにこのパンの名称って…」 暁「‥‥え?『イカ墨メロンパン』だよ?」 な、なんと‥‥‥‥………!! 世の中、色んなパンがあるものだ……。 というか……こんな挑戦的ともとれるメロンパン買おうとするなんて‥‥ 暁子ちゃん……恐るべし‥‥‥ ・4回目 ………お、今日も暁子ちゃんベンチにいる 主「よ!暁子ちゃん」 暁「あっ、●●くん。」 主「今日もいい天気だね」 暁「ほーんと。……いい天気!」 ……といっても、もうだいぶ陽は沈みかけている。 だんだんと沈みゆく光が、 どことなく優しい気持ちにさせてくれる気がした。 主「……暁子ちゃんって、委員長の仕事大変じゃないか?会議とかしょっちゅうあるみたいだし」 暁「う~ん……そうでもでもないよ?もう慣れちゃったし」 主「そうなのか?‥さっきも職員室と教室を往復してたみたいだったけど‥」 暁「‥‥あ、あれね!…今度のPTA会議の書類をまとめたりしてたの」 主「そうだったんだ。やっぱり、委員長って大変だな」 暁「ふふっ。大したことじゃないよ」 主「そうか?」 暁「…委員長始めたばかりの頃は大変だったけどね」 主「始めたばかりの頃?」 暁「うん。………ちょうど去年の今頃かなぁ‥‥仕事を覚えるの大変だったの。ミスもたっくさんして‥」 主「そうなんだ?」 暁「よく、間違って隣のクラスのプリントを取ってきちゃったりとか‥‥へへ」 主「……へえ……意外だな。 暁子ちゃんみたいな優秀で手の捌ける子でもそんな頃があるのか」 暁「ふふっ。‥‥あたりまえだよ。誰でも、初めての時ってそういうもの!」 主「そういうもんかな」 暁「そうだよぉ!‥‥努力。努力」 主「努力ねぇ……………」 暁「うん。ヒトって、努力次第でどんどん要領よくなるものなんだよ?」 主「ほお‥」 暁子ちゃんって、偉いよなぁほんと。 暁「努力して出来るようになる。‥‥努力して認められる。……って、やっぱり嬉しいことだよ」 主「うん」 暁「あたし‥‥‥委員長の仕事、もっともっと頑張りたいの」 主「もっと…」 暁「うん。もっともっと努力して…………いい委員長さんになるんだ」 暁「‥‥……そしていつか‥‥‥」 主「‥‥‥‥」 暁子ちゃんは目を細めながら沈みゆく夕日を見つめる。 ‥‥そして、小さなため息をついた。 ‥‥どことなく、悲しそうな雰囲気なのは気のせいだろうか。‥ 主「そんなに頑張んなくても、みんな、もう十分認めてると思うぞ?」 暁「…………」 暁「…………………ふふ。……そうかな」 主「ああ。……少なくとも俺は認めてるぞ」 暁「あはは。‥‥ありがと!」 やわらかなオレンジ色の光に照らされる中、 しばらく俺達はまどろんでいた。
https://w.atwiki.jp/himenaka/pages/62.html
中庭書店 このページでは物販をしています。 本だけでは無く、アマゾンにあるブツなら取り扱いしてます。 話題のアイテムは紹介しない! 地味に地味にいきます(笑 6/25「微エロ」 ももいろさんご 大学生男子が3姉妹の住む洋館に下宿するお話。 とりあえずエロい。2色カラーの漫画で、絵柄が好き。 ミナトさんみたいな女の子は大好きだ! MONOクロ チャンピオンREDコミックスって時点で微エロ(何 「秋田書店のコミックスは冒険心がありますね」「潔いエロスがよい」とかレビュー。 それって内容褒めてなくね?!w To LOVEる-とらぶる 雑誌だと湯気で胸がみえなかったりするのに、 コミックになるとわざわざ全てにちくびかいたりとか。 それだけ無駄な力が入ってる漫画です(byがぁ) かのこん もう説明不要じゃね?w 劣化長門を応援しています(何 魔界天使ジブリール3 神野ひかりさんが出演しているゲームなのですよ! えーと、とりあえず共有PCにはインストールしちゃダメ! お兄さんとの約束だぞ! エロゲはこっそりたしなむモノだ!w わざわざ此処経由でモノ買ってやるって人が居たら注文してください(笑 コメント欄を一応つけとこう。 4コマといったら・・・「あずまんが」でしょう。あとは「生徒会役員共」と「にょろ~ん☆ちゅるらさん」をお勧めします。どちらもアマゾン商品になってないけどね。 -- 月天 (2008-06-07 07 51 41) ちょ、凄い作品を忘れてた。「美少女いんぱら!」は最高にいいです。伊勢谷可愛いです^^ -- 天照 (2008-06-15 00 51 27) 現在、ネット喫茶在住・・・いまだ引っ越してネットがないorz そうそう、そんで本読んでるが「女王様がいっぱい」が結構良かったです♪主人公に萌えます(ぇ -- 天照 (2008-06-26 16 14 56) GA 芸術アートデザイン科 って四コマおすすめ -- ちらりすと (2008-11-23 00 23 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/outlast115/pages/41.html
5.中庭
https://w.atwiki.jp/ryouohgakuen/pages/98.html
少し、苛立っていた。 模試の結果が、思わしくない。このままでは、志望校には届かない可能性が出てきた。 自分ではなんともないつもりだったが、やはり転校したことが響いているのかもしれない。 ひとりで、帰ることにした。こなた達に混ざることも出来たが、どこかで悪態をついてしまうかもしれない。 とにかく、自分の実力が足りないだけなのだ。 下を向いたまま、まことは校門を出た。呼び止められなければ、人がいたことにも気付かなかっただろう。 「まこと君」 「な、永森さん?」 「おつかれさま」 「う、うん。なんか、用事?」 「こうを、待っているの。一緒にお茶をする約束だから」 「あー、なるほど。さっき五限が終わったから、もう来るんじゃないかな」 「どうかしら。期待はできないわね」 「…まあ、時間に大らかな人だから」 「あの子は、ルーズなだけ」 「はっきり言うねえ」 「中学の頃からだもの。もう、言葉を選ぶ気にもならないわ」 こうの手で強引に引き合わされてから、一週間ほどになる。やまとに会うのは、これで三回目だ。 出逢った日の直感は、もうあまり意識しない。すでに、友人になっているのだ。 そのときはひどく驚かされたが、結局はこうのはからいが良い方に転がった。 「それにしても、ずいぶん着込んでるね」 「寒いのは苦手だから」 「そうなんだ。よかったら、中庭で何か飲まない?ベンチもあるし」 「ありがとう。でも、今日は先生の許可ももらっていないし」 「ダッフルなんだから、どこの子かなんてわかんないよ。なんなら、飲み物も奢るよ?」 「…お人好しなのね」 「そうかも。でも、帰ったところで勉強するだけだし、俺も息抜きしたいから」 「…私で息抜きになるなら、行こうかな」 「ほんとに?俺、無理矢理言わせてない?」 「大丈夫よ。立っているのは、辛かったから」 「そっかそっか。では、お兄さんについてきなさい」 「…いかがわしい言い方ね」 中庭に戻り、並んでベンチに腰を下ろした。 缶入りの熱い紅茶を、やまとは愛おしそうにすすっている。吐息の白さが、やけに印象に残った。 「…おいしい」 「ちょっと、人通り多いかな。転校生だから、いい場所とか知らなくて」 「構わないわ。この方が、こうも見つけやすいだろうし」 校舎と校門を繋ぐ大路。そこに寄り添うようにあるのが、いまいる中庭だった。 生徒の往来がすべて見えるので、実際に待ち合わせに使われることが多い。 やまとが落ち着けないことが、まことには気がかりだった。 改めて見ると、やまとはかわいい。綺麗、という感じもする。 鼻筋が通っていて、涼しげな目元によく釣り合っている。色も白く、寒さがその頬をかすかに染めていた。 大人びたイメージがあるが、両手で大切そうに缶を包む仕草は、妙に愛らしい。 髪型も気になる。ポニーテールのようだが、二つに分かれている。知らず、まことはその髪に触れたい衝動を抑えていた。 「どうかしたの?」 「あ、いや、なんでもない」 「…誰か、こっちに来るみたい」 「え?…ああ、柊姉妹」 近づいてくるのは、かがみとつかさだった。双子で、かがみが姉だ。 かがみはつかさのフォローに忙しい、などと言われるが、むしろよく補い合っているとまことには思えた。 「まこと、おつかれ」 「おつかれ、かがみさん。あとのふたりは?」 「みゆきは生徒会の仕事納め。こなたは、まだ教室」 「一緒に帰らないの?」 「黒井先生が、希望者募って受験対策してるのよ。それに出るっていうから」 「こなちゃん、最近になってすごく頑張ってるんだよ。 お姉ちゃんもゆきちゃんも頑張ってるから、フラフラしてるのが我慢できない、って言ってた」 「つかさ、あんまり言いふらすんじゃないの。まあ、まことだからいいかもしれないけど」 「あうう、ごめんなさい」 「永森さん、聞こえた?」 「いいえ。なにも」 「うん、俺も。てなわけで、心配いらないよ、つかささん」 「悪いわね。気ぃ遣わせて」 かがみが、やまとの方を見た。きりっとした印象が、似ているといえば似ている。 「この子、永森さん。フィオリナの子なんだけど、ちょっと縁があって」 「ふうん。ちょっとした縁、ね」 「いや、別に俺は」 「はいはい。柊かがみです。よろしく。こっちは、妹のつかさ」 「どうも、つかさです」 「…よろしく」 「邪魔しちゃ悪いし、行きましょうか」 「待ち合わせに付き合ってるだけだよ」 「なんでもいいけど。あんた、勉強ちゃんとやってんの?模試、悪かったんでしょ」 「問題ないよ。自分のことは、自分で考えてるから」 「どうかしら。この分だと、センターも知れてるんじゃない?この間だって、なんか浮ついた話を聞かされたけど」 「それは、関係ないでしょ?」 「…そうよね。ごめん、余計なこと言った」 「いや、いいんだけど」 「…そうかな。そんじゃ、帰るから」 「うん。バイバイ。つかささんも」 「まこと君、ばいばい」 ふたりが、同時に背を向ける。しかし、しばらくしてつかさだけが駆け戻ってきた。 「ふえ、疲れたあ…」 「どうしたの?」 「うん。あのね、まこと君。お姉ちゃんのこと、怒らないでほしいの」 「俺が、かがみさんを?」 「お姉ちゃん、最近ずっと遅くまで勉強してるの。それに今週は、丁度その、アレだから」 「それは、言わないでいい」 「永森さん?」 「そっか。じゃあ、いいや。だからね、悪気があってあんな態度してるんじゃないよ、って」 「大丈夫だよ。俺、ちゃんとわかってるから。模試がヤバイのも、事実だしね。とにかく、怒ってなんかないよ」 「…よかったあ」 「かがみさん、待ってるんじゃない?」 「あ、そうだった!まこと君、また明日ぁ」 「転ばないでよ…って、行っちゃった」 「なんだか、いい組み合わせね」 「永森さんと八坂さんも、いいと思うよ」 「そうかしら?」 彼女らのやり取りは、この間の部室でしか見ていない。それだけでも、ふたりの信頼はよく見て取れた。 それから、しばらくかがみ達の話をした。 やまとは、ときどき慎ましく笑う。それは、小さく花が咲いたようだった。 見とれそうになるのを振り切り、まことはコーヒーを飲み干した。 もう少し、やまとと居たい。そう思っている自分がいた。しかし、そろそろこうが来るかもしれない。「なんか、気持ちがほぐれた」 「イライラしてたの?」 「ちょっとね。受験、厳しくて。やっぱり、人と喋った方が良かったみたい」 「そうかもね。ひとりでいると、どうしても塞いじゃうもの」 「それでさ、永森さん。今度、俺とどこか行かない?」 「…え?」 「イライラが無くなっただけじゃ、プラマイゼロでしょ。だから、もうちょっとだけ息抜きしたいんだ」 「ずいぶん、突然ね」 「俺の中では、筋道が立ってるんだけど」 「…こうを誘った方が、楽しいんじゃない?」 「確かに楽しいだろうけど、あの子じゃ元気すぎて、息抜きって感じにはならないから。 自分でも急だと思うけど、考えといてくれない?」 「…ええ。わかったわ」 静かな物言いの中に、かすかな戸惑いが感じられる。やまとを動揺させたことが、ちょっと楽しく思えた。 大路に顔を戻すと、こちらへ向かう影があった。遠目であっても、群集に埋もれない存在感を放っている。 間違いなく、みゆきだ。コートの上からでも、スタイルの良さが浮き出ている。一体、どんな身体をしているのか。 「…まことさん。そちらの方は?」 「あ、えっと、永森さん。永森やまとさん」 「もしかして、先日話されていた方ですか?あの、路上でお声を」 「う、うん。実は」 「そうですか。あなたが。まことさんは、あなたと」 みゆきの様子は、どこかおかしい。 真っ先にやまとを気にするのもそうだし、気のせいか、言葉には感極まったような調子がある。 「もう、すっかり仲良しなんですね」 「どうかな。悪くはないけど」 「もしよろしければ、今度私たちにも紹介して下さいますか?」 「まあ、永森さんが嫌でなければ」 「いいお返事を期待しています。急ぎますので、これで失礼しますね。 ごきげんよう、まことさん。それに、永森さん」 わずかな会話で、みゆきは帰ってしまった。その歩みは、急ぐと言っていた割に速くない。 他の生徒に紛れるまで、まことは眼が離せなかった。 「きれいな人ね」 「うん。でも」 「なんだか、泣きそうだった」 「やっぱり、そう見えた?なんだったんだろう」 「勘違いされたんじゃない?私がいたから」 「なにそれ。それじゃ、みゆきさんが」 「そういうことでしょう?」 「それはないよ。ないと、思う」 「まあ、私にはわからないけど」 「俺、またコーヒー買ってくる。なにか、欲しい?」 「いらないわ。でも」 話題を振り切って立ち上がると、やまとも続いた。すぐに戻るといって、どこかへ行ってしまう。 多分、トイレだろう。そういうことが、なんとなくわかる。昔から、なぜか女の子の友達が多かったのだ。 手の中で細い缶を転がしながら、ベンチに戻る。その途中で、走るような音が聞こえた。「こなたさん」 「あっ、まこと君っ」 「どうしたの?そんなに急いで。さっき、かがみさんが」 「アニメ始まっちゃうから、ごめん!」 小柄な身体が、信じられないような速さで過ぎ去った。あのコンパスで、どうやったらあれだけ走れるのか。 ふと、時刻が気になった。 こなたが来たということは、もう一時間以上、こうを待っていることになる。陽の明りはすでになく、夜の空気が漂いだしている。 心配になる。あの子は、寒いのが苦手と言っていた。なんとなく、辺りを見回す。 二人、人がいた。片方が、間断無く謝りつづけている。人気のなくなった大路に、こうの甲高い声が響いた。 「ごめんっ。この通りっ。お願いだから許して!」 「こう。私がなにに怒ってるのか、わかる?」 「寒い中、待たされたこと?」 「それは、平気だったわ。ねえ、白石堂のお座敷は、何時までだっけ?」 「…5時です」 「今は、何時?」 「ああ、もうっ、わかってるよう。今度の日曜、遊ぼ?やまとの行きたいところ、どこでも付き合うから」 「…その日は、予定が入るかもしれない」 「八坂さん」 「あれっ、先輩?」 「一緒に待っていてくれたわ。なんだか、人が好いのね」 「勝手にいただけ、ってね。八坂さん、なにかあったの?」 「いや、実はですね」 聞いてみれば、それなりに正当な理由だった。 謝るときに言えばいいようなものを、こうは自分の正しさなど少しも主張しない。 とにかく、心の底から謝るだけなのだ。それをやられると、なんとなく許してしまいたくなる。 そうやって何度となく懐柔されている自分が、本当のところやまとは苦々しいのだろう。 見ている分には、微笑ましい。やはり、いい組み合わせなのだ。「まこと君」 「ん、なに?寒いから、歩きながら話そうか」 「さっきの話、考えてもいいわ」 「…ホントに?」 「ええ。都合のいい日がわかったら、連絡してくれる?私も、空けておくから」 渡された付箋には、あらかじめ連絡先が書いてあった。こうも、同じようにしていたはずだ。 親友の真似をしてみるような少女っぽさも、やまとにはある。また一つ、彼女を知ったような気分になった。 「なな、なになに?内緒の話?私のこと?」 「八坂さん、そんなに気にしないでいいよ。永森さんも、実はそんなに怒ってないんでしょ?」 「だめよ。甘やかすと、よくないわ」 「やまとぉ」 「そんな声出しても、だめ。まこと君、行きましょ」 やまとを挟むような格好で、歩き出した。やまとは、まことにばかり話しかけてくる。 わざとやっているんだろう。それも、こうが本当に落ち込んでしまう前にやめた。 ふたりの掛け合いを眺めていると、楽しい。自分の苛立ちが、ちっぽけに思える。 出逢ってから間もない。それでも、三すくみの会話は止むことがなかった。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/53.html
ローゼン「中庭が寂しいな・・・俺の銅像でも置こうかなwwww」 ラプラス「誰も拝みませんよ。」 ローゼン「orz」 ガタガタガタ・・・ ラプラス「地震か?!」 ガタガタガタガタ・・・ ラプラス「こ、これは??!!」 キュラキュラキュラキュラキュラ 雪「中庭に何か置きたいと聞いて飛んで参りました。」 ローゼン「うはwwwwこれはwwwwwww」 ラプラス「一体こんな物を何処から・・・・なんですかこれは?」 雪「ドイツ軍の超重ハイブリッド戦車のマウスですよ。学術的にも非常に価値が高いので展示したらどうですか?」 ラプラス「何処から持ってきたんですか・・・」 雪「自宅です」 ローゼン「ここらへんに置こうかな」 ラプラス「校長!!!!!!!!(^ω^#)ビキビキ」 以降、私立有栖学園の中庭にはマウスが飾られる事になったとさ
https://w.atwiki.jp/wakures/pages/678.html
麗江の中庭(0種)-li jiang の zhong ting (リー ジィアン の ヂョン ティン) 一人鍋をお手軽の値段で提供させていただきます。 平均 88元 料理ジャンル - 店舗所在地 北京市西城区旧鼓楼大街国旺胡同18号(徳勝門東大街付近) 営業時間 11 00~22 00 アクセス - 駐車情報 あり 麗江の中庭(0種)-li jiang の zhong ting 入 門 属 性包丁技調味技火加減 価 格(コスト) 一押し食材 初 級 中 級 高 級 特 級 レ ア 食材Lv1 食材Lv2 食材Lv3 備 考
https://w.atwiki.jp/victoryguy/pages/11.html
窓から見える中庭 中庭 ブルーアーマーが見える
https://w.atwiki.jp/green-p/pages/115.html
【中庭】 ゲイ(同性愛)関連ニュース リンクサイトやその他からお知らせいただいた、セクシャルマイノリティ向けのお知らせをまとめてあります。 ♪お薦めリンク集♪ (一般サイト・技術サイトetcを含む) バナー無し一括リスト バナー有り詳細リスト 素材借用サイト一覧 Lazy Colors 牛飼いとアイコンの部屋 La Moon 月球儀工房 ★Paper Company-壁紙屋-★ Queen's Free World VAGRANCY WAKABA'S MUSIC PAGE Auto Logo Cosmic shower cgi等レンタルサイト一覧 Z-Z BOARD AZAQ-NET Net4u.org UIC @WIKI ★ブログかきこ★ 登録検索サイト一覧 SindBad Bookmarks GIX ゲイリング LiBRE ※他にも各種レンタルや引用等を利用してますが、各ページ・各アイテムにて御紹介しています。 当サイトのバナーは、こちらに用意してあります。必要な方は自由にご利用ください。 《玄関》へ戻る メールマガジン
https://w.atwiki.jp/mahousyoujo/pages/94.html
林の中(2) 猫耳メイド喫茶内 猫耳メイド喫茶から脱出したケオス、リリアーナ、マンダが現れた場所、そこは中庭だった。 ケオ「流石にここまで離れれば……大丈夫?二人とも」 リリ「うん、お陰様で・・・・・・・でも」 マン「…こわか、た。」 ケオ「うん、…マンダももう大丈夫だから、ね。」 マン「…う、ん」 リリ「結構ひどい爆発だったみたいね。皆は大丈夫かな? それに、あの壊れ具合じゃ営業再開は当分先かもね」 心配そうに見上げてくるマンダに気づいたリリアーナは、笑顔を作りマンダの頭を撫でた。 リリ「あっ、心配しないで!あの場にはレイド先生が残ってたから、きっと大丈夫。 お店のほうも生徒会と時空科の人達がきっとがんばってくれるから!ねっ、ケオスさん」 ケオ「うん、人の方はレイド先生もあの場にいてくれたし大した事は無いと思うよ。お店の方も すぐの再開は難しいだろうけど 生徒会の人や時空科の人が頑張ってくれるみたいだからなんとかなるんじゃないかな」 マン「………う、ん、き、と大丈夫だよ、ね。」 リリ「そうだ、こうしてる場合じゃなかった。 喫茶店がどうなったかも気になるけど、レベッカさんの話を聞かないと。 あの子犬の言った言葉の意味はわからなかったけど、声が彼女と同じだったの。 もしかしたら彼女、何か知ってるかもしれないわ。 レベッカは子犬の死体を埋めに林に行ったの。もしかしたら同じように攻撃されてるかも!!」 (リリアーナはレベッカと一緒に例の子犬を拾ったこと、林の中に子犬の死体が2体あったことを話した。) ケオ「子犬……ね。なるほど、そんな事があったんだ。」 マン「こ、いぬ……こわい……」 (マンダの中ではすっかり子犬とは三又のあの姿がデフォになってしまったらしい ) リリ「あ・・・・・そういえば」 (リリアーナはふと、レベッカノ話を聞いていて感じた違和感の正体に気づいた。 ) ケオ「どうしたの?」 リリ「ううん、何でもない。急ぎましょう!」 ケオ「???」 マン「???」 リリアーナは首を振ると、林に向かって走り始めた。 生まれて間もない子犬が捨てられていた。 同じ箱の中に、死後2、3日経過した子犬の死体があった。 この二つは完全に矛盾しているが、今それを今ケオスに話すのは躊躇われた。 リリ「それにしてもマンダ、暫く見ないうちに本当にかわいくなっちゃって。服はお手製? でも、この姿で男子寮に出入りして大丈夫なの?」 マン「えへへ…いい、でしょ……ケオス、つく、てくれた。」 ケオ「本当は買って済ませようと思ったんだけど… ほら、リリアーナにも前見せたオラクルを思い付きで使ったら見事にいい目が出てね。 それ以来お気に入りみたいなんだ。」 マン「ケオス、てづく、り…ケオス、の、プレゼント……たいせつなもの。」 男の子が放っておかないんじゃない?とリリアーナは冗談めかして言った。 ケオ「……正直な所、かなり居たよ、そういう人達。 全員少し頭を冷やしてもらったけど…ね。」 そういうと笑顔のままいつもの皮手袋(今は執事服に合わせるため白色に変わっている。)をはめ直す。 ケオ「ふふ…冗談だよ。 今でも時々そういう人は来るけど、それを含めて仲良くやってるみたい。」 向こうから誰かが走ってくる。 誰か気がついたリリアーナは、手を振りながらも表情を引き締めた。 リリ「ミルク、久しぶり!それと・・・・・今はスクナさん、でいいのかな?初めまして、リリアーナです」 ケオ「ああ、ミルク。さっきぶり。スクナくんもさっきぶりでいいのかな? で、初めましてケオス・キョンサンです。よろしくレベッカさん。」 ミル「久しぶりー!リリアーナ!ケオスはさっきぶりだね。 こっちの女の子は?2人の知り合い?」 マン「は、……じめまして…マンダ…です。」 ミル「はじめましてマンダ。あたしはミルク、よろしくね…ってマンダ!?」 リリアーナは挨拶もそこそこに、レベッカに向き直った。 リリ「子犬の亡骸、見つかった?」 レヘ「無くなってたよ。一足遅かったみてーだ。」 レベッカは胸ポケットからタバコを一本取り出すと、それを口にくわえた。 リリアーナは言うべきか言わざるべきか逡巡した後、重い口を開いた。 リリ「『魔法使いは皆死すべし!』 突然暴れだした子犬が、レベッカさんと同じ声で言った言葉なんだけど・・・・・・心当たりは無いかな?」 レヘ「おいおい、あれが子犬が暴れただけの騒ぎかよ?」 (レベッカが壊れた建物を指差しながら言った。) レヘ「だいたい、魔法がかかっているならともかく、子犬が言葉を喋るわけが無いだろ。 仮に子犬が喋ったとして、それが俺の声と瓜二つだったとしても、そいつはただの偶然だ。 俺はさっきの子犬をたまたま拾っただけで、無関係なんだからな。」 レベッカは今度は裾のポケットからカードを一枚取り出した。 そのカードの角を軽くタバコの先に押し付けると、ポッと火がつく。 レヘ「それとも何かい?あの子犬が俺と何か関係がある証拠でもあんのか?」 (じっとレベッカを凝視していたリリアーナだったが、うん、と一つ頷きにっこりした) リリ「そっか、無関係なのね!わかった!」 スク「レベッカよ、何をムキになっておるのだ? それにタバコ。なんぞ隠したい事でもあるのか?」 レヘ「うるせえ。いちいち隠し事が無けりゃ一服できねえってか?冗談じゃねーよ。」 レベッカは発火用のカードをちぎって捨てた。カードはちぎれるとその効果を失う。 ケオ「スクナくんの言う通りだよ。レベッカさん。」 スク「残念だが余の前ではそのような事をしても無駄じゃ! そうやって何かありげな小芝居をして気を引こうと言うのであろう。 残念だがアレはバン・クロウドなる者の危機一髪ショーとネタが割れておるわ。」 リリ「副会長の・・・・・・危機一髪ショー?」 事情が飲み込めないリリアーナの上を、ひよことたくさんの?マークがぴよぴよ飛び回る。 リリ「あれ?スクナさんってば何でそんなにボロボロなの?怪我を治療したほうが・・・・・・」 レヘ「ほっておけ。ボロボロなのは頭の中だ。」 ミル「誰がうまいこと言えと…」 ケオ「僕たちは始めからレベッカさんを疑っている訳じゃないんだ。 ただ気になる事もあるし、そういう事も含めて君の知恵を借りたいんだよ。」 (マンダもリリアーナも頷いている。 ) リリ「さっき亡骸がなくなってたって言ったけど、何か足跡とか残ってなかった? 実は喫茶店が爆発したのって、子犬の亡骸がいきなり二体現れて大爆発したのよね」 スク「ほうほうほうほう、やはりそなたがリリアーナか。」 リリ「ええ、確かに私はリリアーナですけど・・・・・」 スク「その方の名は東方まで鳴り響いておる。 まさに女神だな。 教徒ではないが、それでも魅入ってしまうほど見事ぢゃのう!」 リリ「・・・・・・・は?女神?教徒??」 (リリアーナ自身は、自分がヒンヌー教徒達に女神と祭り上げられていることを知らないのだ。) ケオ「………………」 (スクナが胸を凝視しているのに気付いたケオスは硬貨一枚取り出す。) マン「ケオス?…ど、したの?」 ケオ「こうするの…」 (硬貨を親指で弾く。) リリ「申し訳ないのですが、何のことか私にはさっぱり・・・・・・」 失礼ですが、どなたかとお間違えでは――――って、どこ見てるんですかー!!」 スク「そちは凡人では持ちえぬ一個の完成された美を持つ者。それを誇れ!それが持てる者の特権である責務・・・」 (指弾で打ち出された硬貨は狙い違わずスクナの額目掛けて飛んでいく。 だが硬貨は命中する前に忽然とその姿を消してしまった。 ) ケオ「人にはそれぞれ趣味や趣向があるけど、そうまじまじと見つめられて愉快な人は居ないんじゃないかな? ね、王様?」 リリ(ケオスさん、笑顔がものすごく恐いんだけど~) スク「貧乳・巨乳・美乳と様々な美はあれど、一つの到達点に達する美を隠すとはそれこそ冒涜と言うものであろうが!」 (そう言い切ってしまった後、ハチマキがスクナの眼前にするすると伸びてくる。 先ほど放たれた硬貨が額に命中する寸前、ハチマキが勝手に動き出しそれを包み取ったのだ。 中身を見た途端、スクナはにっこりと微笑み・・・) スク「おほんっ!まあ、何じゃな。確かに恥らう気持ちもあろうな。そなたの進言取り立ててやろう。 うん、見つめてすまなんだな。はっはっは。」 (そういいながら上機嫌でハチマキに包まれていた金色の硬貨を懐にしまいこむ。 どうやらケオスの放った硬貨を賄賂と思っているらしい。 ) ケオ「そういうつもりじゃなかったんだけど…まあ、いいかな。」 スク「で、先ほどの話。『魔法使いは皆死すべし!』。 危機一髪ショーはまだ続いておるのだな? その台詞はまさにテロリストか革命家そのもの。 ならば余の出番であろう! そういった反乱分子を叩き潰すのも王の醍醐味じゃからの!」 リリ「何ですって?スクナさん、あなた犬の言葉がわかるのねっ? 教えて、あの犬は何ていったの?『魔法使いは皆死すべし!』ってどういう意味なのよー!!」 (リリアーナはスクナに詰め寄り、がくがく揺さぶった) スク「おわっわっ!いきなりなにを!? 【魔法使い皆死すべし!】は中つ国で起こった文化大革命のスローガンぢゃろ。 本にもなっておろうに・・・!」 リリ「えっ、そうなの?スクナさんって物知りね」 (スクナは中つ国の言葉がわかるわけではない。 が、【魔法使い皆死すべし!】【大躍進!】の二つのスローガンだけは原文で本に載っていて覚えていたのだ。 ミル「ふーん、中つ国の文化大革命ねえ…聞いたことないなぁ。」 リリ「ミルクさんも?そっか~。でも、お友達のユリさんなら詳しいかもしれないね」 リリアーナに激しく揺さ振られた為、塞がりかけていた傷口が開いてダクダクと血が流れ始めている) クロ「副会長、あそこのメイド服の生徒ですが 最後の方まで現場に残っていたので何か知っているかもしれません。」 副『なに!?それは本当か!でかしたぞクロウ!よぉし早速事情聴取をしようではないかぁ!』 リリアーナがスクナを問い詰めていると、人だかりの中から副会長とクロウが近づいてきた。 リリ「あっ、クロウさん・・・だったっけ?無事でよかった・・・・・やだ副会長さん、背中が焦げてる! もしかして爆発に巻き込まれたんですか?」 ケオ「……服が焦げただけみたいだね。身体の方は無傷、かすり傷一つ無いよ。」 マン「あつ、くるしい…」 ケオ「こらこら、そういう事は言っちゃいけないよ。」 副『君があのメイド喫茶の従業員の一人か、もう安心だ! さっき俺が修復班を送るように本部に送っておいた!! たぶん2時間もすればまた営業が可能になるはずだぁ!!』 心配する言葉に全くかみ合ってない応答と熱いガッツポーズで返す副会長! (実際背中の服は一部分が燃えてどこかのドレスのように肩甲骨が見えている。) リリ「ありがとうございます!ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします!」 クロ「生徒会だけど、ちょっといいかな? 喫茶店で起こったことについて何か知っていたら教えてほしいんだけど。」 副『そうだ!そうだったぁ!!・・・頼む!! 君の力を俺達生徒会・・・いやこの学園祭を愛するものが必要としている!!』 (歩み出てメイド姿の女子生徒の手を両手できつく握りしめる副会長! ) リリ「ええ、それは構いませんが・・・・・・」 リリアーナは困ったような顔で、クロウの後ろに鈴なりのメイド達を見た。 「お姫様抱っこよ!」 「ええ、お姫様抱っこだったですわ!」 「あれは紛れも無くお姫様抱っこでしたわね!」 「副会長とクロウ様、なかなか絵になりましたわね!」 「今後の展開どうなるのかしら~」 「まさかリリィとの三角関係?!泥沼ですわ~楽しみなのわ~」 「「「「じ~~~っ」」」」 リリ「こ、ここじゃちょっと目立ちすぎますし、怪我してる人もいます。とりあえずどこかに座りませんか?」 リリアーナは開いているテーブル席を指差した。 副『よぉぉし!!全員移動だぁぁぁああああああ!!クロウ!!怪我人を運ぶんだぁぁ!!』 クロ「了解!!」 (クロウは副会長に言われた通りに、怪我人を運ぼうと近づく。 ) リリ「レベッカさん、西方の食べ物に興味あるでしょう?メニューの説明ならまかせて! いろいろあって遅くなっちゃったけど、何か一緒に食べましょうよ」 レヘ「おう、でもちょっと待ってろ。」 レベッカはケオスとスクナの方へ振り返った。 ケオ「どうしたn――」 レヘ「これで満足かよ?」 レベッカは何を思ったのか、上着を開き、豊かな乳房を露出させた。 もちろん、ケオスとスクナにしっかりと見えるようにである。 流石のケオスも唖然呆然、いつも笑顔で細くなっている目が大きく見開かれる。 リリ「っきゃああああああっ?!」 レヘ「これであいつらも後腐れが無いだろ。」 ミル「ひ、人前でいきなり何てことするんだあんたは!?」 リリ「そ、そういう問題じゃなーいっ!! いい、レベッカさん?女の子は好きな人以外にあられもない姿を見せちゃダメなんだからねっ!!」 レベッカは上着を元に戻しながらリリアーナについて行った。 一方マンダはレベッカの大きな胸を見て、自分の胸をペタペタと触った後 マン「まけ、た……」 ケオ「ケオス!わた、し…むね、ほし……むね、おおきく、して?」 (この言葉でケオスの何処かに飛ばされていた魂が戻ってくる。) ケオ「へ!?マ、マンダはまだまだこれから成長するから、だ、大丈夫だよ、うん」 (スクナには、レベッカの飛び出すロケットおっぱいに対して【美しい!】と目を奪われると共に もう一つの衝動が去来していた。 ) スク「いっっかあああん! 貴様!それだけの胸を奔放にさせていては取り返しのつかないことになるぞ! ちゃんと形のあったブラをしないと形が崩れる!今すぐこれをぉぉおお!!」 (レベッカの胸に突き進みながら、手首に巻かれた包帯があれよあれよと言う間にブラジャーに形を変えていく。 完成したブラジャーをレベッカに突きつけたところでスクナはついに倒れた。 傍から見るとブラジャーを握り締めたまま鼻血を流しすぎて倒れた変態にしか見えなかった。 ) リリ「王様、それじゃカップ部分にメロンが入っちゃうよ?いくらなんでも大きすぎだと思うな~」 クロ「…保健室に連れて行かなくて大丈夫なのか?」 でも、移動しないと話についていけなくなりそうだし…。 ミル「大丈夫大丈夫。王様は頑丈だし、ほら、止血もしておくから」 ミルクはスクナの手からブラジャー型包帯を取り上げて、頭に巻き付けておく。 クロ「まあ、近くに回復科の生徒が来たら回復してもらえばいいか。」 助けに来た生徒会役員達も納得し、王様をテーブル席まで連れて行って椅子に座らせてくれた。 その間に水を取ってきたミルクは、おもむろに気絶した王様の頭に水をぶっかける。 ミル「おはようございます王様。よく眠れましたか? そろそろイベント攻略のヒントが出る、作戦会議が始まりますよ。 王様も西方の食べ物でも食べながら参加するのはどうですか?」 スク「あー、そうするか。」 ブラジャー形の包帯を頭に巻きつけ、物理的に水も滴るいい(?)男になったスクナはボーとしながらミルクに応える。 リリ「――――というわけなんです」 リリリリアーナは、子犬を拾ったところから喫茶店が爆発するまでを手短に話した。 副『もぐもぐっ・・・もぐもぐ・・・ごっくんっ!! 魔法使いは皆死すべし・・・か、』 口をピラフだらけにしながら腕を組み真剣な表情をする副会長。 クロ「副会長、まったく決まっていませんよ・・・」 リリ「多分私達が拾った生き物は、最初から子犬じゃなかったんですね。 あの子犬は光の矢で攻撃してきたのですが、準備に一切魔力を発しなかったんです。 光の矢も、ピッコロさんの魔法障壁を貫通ではなく通り抜けました。 ――――今から考えれば随分不自然だったと思います。 生まれて間もない飢えた子犬と、死後2,3日経った亡骸が一緒にあるだなんて。ね、レベッカさん」 クロ「確かに子犬から魔力反応が一切見られなかった。 しかし魔法障壁まで通り抜けるとは…」 副『ううむ!!光系の魔法は一点集中を取るために魔法障壁を崩しやすいが・・・ 詠唱破棄ともなれば威力がガクンと下がっちまう! しかも魔法使いは嫌悪しているような発言をしているってぇ事も考えると本気で魔法とは別系統かもしれないな!』 (その間、ずっとだんまりを決め込んで紅茶をのんびり飲んでいるケオス ) ケオ「……………」 (マンダもケオスの横で大人しくパンを食べていた。 ) (スクナはテーブルに着き、運ばれてきたケーキをもちゃもちゃと食べている。 その表情はどこかしら気が抜けており、話を聞いているのだか聞いていないのだか判らなかった。 ) リリ「ねえレベッカさん、スクナさんの話だとあの子犬は中つ国の言葉を話してたらしいのね。 私は中つ国に全然詳しくないんだけど、そういう生き物の話って、今までに聞いたこと無いかな?」 レヘ「さあ、(心当たりがありすぎて)わからねえな。」 レベッカはうーんと唸り、両手を組んで考え込んだ。レベッカは悩んでいた。 レヘ「(どのメニューが一番おいしいんだろうか?それが問題だ。)」 リリ「レベッカさん、このお団子美味しいよ?あそこのウサギさん達が作った月見団子なの。 よかったら味見してみない?」 クロ「そう、か。 すまないな、せっかくの学園祭なのに時間をとらせてしまって。」 リリ「とんでもない!こちらこそお役に立てなくて申し訳ありません」 (途中から帽子を深くかぶり二人の会話を黙って聞いている副会長・・・・・・) リリ(きっと今後の対策を練っていらっしゃるのね!さすがだわ!) 腕を組み異様な重圧感を醸し出しているが、お腹が一杯になってお休みモードに入っている) 副「・・・・・・ぐう・・・・・・ぐう・・・」 リリ「あ、そういえばクロウさんって、確かクリスさんとお友達だったわよね? 最近なかなか姿を見かけないんだけど、クリスさんお元気なのかな?」 レヘ「ところで、当然その犬の死体は確認したんだろうな?…まあ、当然か。 でなけりゃ、こんなところでゆっくり食事をとるはずがねえもんな。」 (レベッカは、タバコを地面に擦りつけて消した。 ) (お団子を飲み込もうとしたリリアーナがうっと喉を詰まらせた。) レヘ「もしも俺がその子犬だったら、今こうして安心しきっている瞬間を狙うだろうよ。」 クロ「おいおい、あの教室を半壊させたマ・センコーが使われたんだぞ。 その後に二匹の子犬の死体が現れて・・・」 クロ(ん?なんかおかしいぞ。マ・センコーが使われた後に何で二匹も子犬の死体が現れるんだ?) (不意に視界に大量の光の矢が現れた。矢の下にいるのは、こちらに向かって突撃してくる一匹の 子犬) クロ「まさか、な。」 リリ「~~~!~~~!!」 (喉を押さえてじたばたするリリアーナの耳に、ミルクの切羽詰った叫びが届く! ) レヘ「ところでお前ら。さっきから『魔法使いは皆死すべし』を文化革命のスローガンだと言ってるが、 あれは後年になって創作されたもので、厳密に言えば違ぇぞ。 もっとも、そんな創作がされるくらい魔法使いがガンガン殺されたのは事実だがな。 文化革命の真実はだ…」 ミル「でっ!出たーっ!犬!犬がこっちに来てるーっ!!」 レヘ「うぉっ?マジかよ。ていうかでけーな、おい。」 クロ「本当に生きてんのかよ!!って、でか!!」 スク「ん・・・?犬?獅子か狛犬みたいじゃな~。」 (大量の光の矢を引っさげて、妖怪犬が再び現れた。 (体は牛ほどの大きさになり、長い尾はその数を6本にまで増やしていた。 目尻には赤いアイシャドーが入り、顔つきを余計不気味にしている。) その瞬間!お休みモードだった副会長のスイッチがONになる!! 副『来たなぁ・・・!これ以上被害を出さないためにも奴と戦うぞクロウ!!』 椅子から勢いよくジャンプし体操選手のように空中で一回転し子犬の地面へと立つ!! 着地によって土埃が舞う中、副会長は椅子の足をへし折り木刀へと瞬時に錬成する! そして胸から油性ペンを取り出しキュッキュッと素早く木刀に書いた文字・・・・・・【生徒会!!】 副『そこのお前!!魔法使いならここにいるぞ!!まず俺を殺しにかかってこいっ!!』 しかし副会長は失念していた!目の前の化け犬にはルールなどない。 ひたすらに何も知らない罪なき者たちを巻きこもうが構わないのだ! ケオ「ふぅ………」 しかし、慌てる所か溜め息一つ吐いてから再び紅茶を飲む ケオスとマンダに光の矢が迫る! マン「ケオス…こ、わい。」 ケオ「心配しないで…すぐ終わるから。僕の背に乗って」 マン「う、ん。」 言われた通りケオスに背負われ、目をギュッと閉じるマンダ。 ケオスは自分に当たりそうな矢を紙一重で躱していく。 リリ「~~~!~~~!!」 ケオ「全く……危ないよ、リリアーナ。」 ケオ「だめだよ、この矢がどんな性質か分からないのに油断したら」 リリアーナを庇ったため、ケオスの手の平から光の矢が突出ている。 リリ「ちょ、手!ケオスさん手!完全に射抜かれてるよ!!」 ケオ「ごめん、マンダと怪我人を頼むよ。マンダ、降りて。」 マン「ち!?…ケ、オス!いたい!?それ、いた、い!?」 ケオ「大丈夫だから……ね。」 相変わらず笑顔のままのケオス。 ケオ「さて、と……っ!」 (手から矢を引き抜く。 ) リリ「ちょっと大丈夫なの?手、ちゃんと動くのっ?!」 (リリアーナはポケットから清潔なハンカチを取り出し、止血のため傷に巻きつけた。 ) ケオ「…お祭の日くらい素直に楽しめないのかな……全く。 雅が解らない子犬だね。」 マン「リ、リアーナさん…ケオス、こわい……」 その光景を見ていたマンダはリリアーナに抱き付き震えている。 マン「…ケ、オス、おこ、てる。…き、と、みんなのたのしいじかん、いじわるされて…おこ、てる。」 リリ「うん、そうだね。あの犬はひどいね。何でこんな事、繰り返すんだろうね」 リリアーナはマンダの細い肩を両手で掴むと、自分の体からそっと剥がした。 リリ「よく聞いてマンダ。皆あの犬に襲われて怪我して痛がってる。 だから私達は、怪我をした人の手当てをしなきゃ。マンダも力を貸してくれるわよね?」 そう言うと、リリアーナはマンダを連れてけが人達の方へと向かった。 クロ「まずい!!」 (魔法障壁も効かない妖怪犬の特性を知らなかった一般の生徒達は、犬の攻撃で次々負傷していった) 副会長は木刀を放り投げ化け犬にやられた生徒達の元へとかけつける! 副『おいしっかりしろ!!大丈夫か!?』 「うぐ・・・・・・何がどうなって・・・」 副『安心しろ!もう大丈夫だ!今手当してやるからなっ!!』 倒れている生徒達に治癒魔法を使っていく副会長。 応急手当程度の軽い治癒魔法ではあるがないよりまし、といったものだろう。 リリ「副会長、私たちもお手伝いします!」 マンダとリリアーナも怪我人の治療にあたった。 だが術者も薬も治療道具もまったく足りない。これではろくな治療が出来ないだろう。 副『クロウ!!少しでいい!空間魔法で一般生徒と俺達を区分けできないか!? これ以上犠牲を俺は増やしたくない!!』 クロ「っち、このままじゃ被害が拡大するばかりじゃねーか!!」 クロ「これ以上の攻撃は許さん!! 喰らえ、『鉄掌連拳』」 副『クロウ!!下がるんだ!!その位置は敵の制空権に入っているぞ!!』 だが、攻撃が届く前に尻尾によって攻撃され、校舎の壁に叩きつけられてしまった。 クロ「カハッ」 副『クロォォォォォウ!!!』 吹き飛ばされ息も絶え絶えなクロウを見て副会長の怒髪が天を衝く!! 副『お前の・・・・・・お前の血は何色だぁぁぁぁぁああ!!』 爆発したかのような赤い魔力が副会長の身を纏っていく。 それはまさに生徒会副会長の暑苦しさを集約させたような赤きオーラ! リリ「ちょっとそこのあなた!そう、あなたよ!」 リリアーナはたまたま居合わせた黒いエプロンドレスの女子生徒を捕まえた。 リリ「えーと。たしかルダリダさんだっけ?悪いけど治療薬が足りないのよ。 ここなら保健室よりベアトリ薬局が近いからそこで薬を調達してくれない?」 リリアーナは紙にさらさらと何かを書き込んでいる。 リリ「大丈夫大丈夫、詳しい事は全部このメモに書いてあるから! 代金の請求はレオ先生にとも書いたから、ルダリダさんの懐が痛む事も無いわ。 じゃあ頼んだわよ!怪我したみんなの命運、あなたに託したからねっ!」 リリアーナは憮然とした表情の生徒にメモを握らせると、ばしんと背を叩いて送り出した。 リリ「じゃあマンダ、次はあっちの怪我人をお願い。くれぐれも気をつけてね」 そういい残し、リリアーナは吹き飛ばされたクロウの元へと急いだ。 フリ「ちょっとそこの人間の下僕哀れで卑しい犬っころ!この私、氷結姫フリージアがお相手いたしますわ!!」 ミル「フリージア!?どこにいるの!?」 キョロキョロ見回すと、なぜか一際高いところからこちらに叫ぶフリージアの姿が。 ミル「なんでそんな高い所にいるんだ!?下に降りてこい下にーっ!!」 わざわざ登ったのだろうか?何故か高いところから現われるフリージアであった だが妖怪犬が西方の人間の言葉など、聞くわけが無い。魔法使いなら、なおさらである。 リリ「クロウさん大丈夫?立てる?」 リリアーナは息も絶え絶えなクロウに肩を貸した。 クロ「気を、つけろ。あいつ、に魔法、障壁は効、かない。」 とぎれとぎれになりながら言葉を発するが、たぶん聞こえないだろう。 リリ「フリージア!そいつに魔法障壁は通じないわ!ついでに私たちの言葉もね!!」 フリ「お~ほっほっほっほ!魔法障壁が駄目なら氷の盾で防げばいいのよ!!」 ミル「だから下に降りてきて氷の盾で防いで欲しいんだよーっ!!」 ミル(ダメだー!この状況じゃフリージアの助けは期待できん!) フリ「さっきはよくもこの私を無視してくれましたわね!言葉が通じないのなら肉体でわからせてあげますわ!!」 (とは言ったものの今、雪の結晶による攻撃をしてしまうと副会長の炎の呪文と相殺してしまうだろう ) 妖怪犬はまっすぐレベッカに向かって走ってきた。 しかし、何故かレベッカに向かって光の矢は飛ばなかった。 ミル「王様!ちゃっちゃとこの場を離れますよ!王様ーっ!」 妖怪犬はレベッカの前で止まり、またしても中つ国の言葉、そしてレベッカと同じ声で言った。 犬『魔法使い狩りっておもしろいねー、お姉ちゃん(愛好)』 レベッカは、甘えるような仕草をする妖怪犬の鼻の頭をポンポンと叩いた。 そして、すこし後ろにさがりながら言った。 レヘ「チェンダ?(本当にそうか?)」 レベッカが肩から長家槍をおろし、槍頭を妖怪犬の眉間につきつけても、 妖怪犬はそれが戯れであるに違いないとばかりに6本の尻尾を振った。 リリ「幸い骨は折れてみたい。でも派手にぶつけたみたいね」 手早くクロウの視診を終えると、リリアーナは応急手当キットを取り出した。 リリ「応急手当しか出来なくてごめんね」 リリ「クロウさん、スクナさんとレベッカさんの周りだけ光の矢が刺さってなくない? あれってスクナさんの王としてのオーラのせい――――なわけ無いか」 クロ「さすがにあの様子で王の威厳はないだろ。」 頭にブラジャーを巻いた姿に王の高貴さなどあるわけ無かった。 という事は、レベッカに原因があるに違いない。だが彼女は妖怪犬など知らないという。 となるとつまり――――。 リリ「分かった!刷り込みだわ!! あの犬はレベッカさんのことをお母さんと刷り込まれたんだわ!! 声がそっくりなのも、最初に彼女の声を聞いたからよ!きっとそうだわ!」 クロ「なんでやねん!!鳥ならまだしも犬に刷り込みなんて起きるか?」 ケオ「…怪我人まで出して……」 ケオスの周囲に光球が一つ、また一つと現れる。 ケオ「…お店で暴れて……」 手の平に光球を集めるとひとまとまりになり、スイカ大の大きさになる ケオ「…楽しい時間をぶち壊しにして……なにがしたいんだい?」 スイカ大光球から無数の光の矢が一斉に飛び出し謎の犬へと向かっていく。 副『獣に道理はない・・・・・・俺達生徒会のいう秩序も、 俺達の望む平穏もお前にとっちゃあ知ったことはないんだろう んなぁことは分かってる!!』 そこで一度深呼吸をし、副会長は大きくポーズをとりながら化け犬を指差す!! 副『だから・・・・・・だから俺が裁く!!』 熱く燃える闘志をひっさげ、今副会長がゆく!! 燃えたぎる両の手を化け犬の向きに合わせ、そこから大量の炎が噴出する!! 副『お前に苦しめられた者たちの痛みを知れぇぇぇええ!!』 スク「レベッカよ。ペットの躾は飼い主の責任じゃぞ?」 ミル「なんでそんなに急にキャラ変わってんのよ!? しっかりしろ お う さ ま―――っ!!」 レベ「どーどー、王様。危ないから離れてような。 ていうか俺達が犬のそばにいるのに攻撃するなっての。」 妖怪犬に、まずケオスの光の矢が当たった。 犬『!?殺そうとした!また私を殺そうとしたぁ!!』 妖怪犬が中つ国の言葉でそう叫んだ後、副会長の炎に包まれ姿が見えなくなった。 リリ「また犬語――――じゃなかった、中つ国語! レベッカさん、今あの犬は何て言ったの・・・・・・・・うわっ?!」 炎の中から、6つの小さな塊が飛び出し、走り去った。 その小さな塊とは、異様に長い一本の尻尾をもつ子犬達だった。妖怪犬は、6つに体を分けたのだ。 クロ「っち!!これじゃあ迂闊に攻撃できねぇ!!」 フリ「分裂した!?分身を攻撃すれば本体にまでダメージを負わせられるような魔法なんて私知らなくてよ!」 ギ「これじゃあ攻撃できないよぉ!?」 とギズモは困惑している フリ「お~ほっほっほっほ!これでも食らいなさいな!!」 だがそんなことは関係ねえとばかりに人質に遠慮なんかせず雪の結晶を大量に精製し犬に放とうとするフリージア フリ「お~ほっほっほっほ!安心なさいな、当たっても体が凍って動けなくなるぐらいですわ!!」 そうフリージアが作り出したのは相手の体を切り裂く氷の結晶ではなく相手を凍らせて動きを止める雪の結晶である さて、妖怪犬は学園祭を楽しむ生徒達を襲撃したが、その際死者を出すことはしなかった。 その理由をたった今知る事になるだろう。6匹の妖怪子犬達は、倒れている被害者達のまわりを走り回ったのだ。 こうなると妖怪犬を攻撃する事は難しくなる。なにしろ6匹に分離した事で的が小さくなったし、 下手をすれば倒れて動けない被害者の生徒達に攻撃が当たるかもしれないからだ。 近接戦闘をしかけるのは、(実際に試してみればすぐにわかるが)すばしっこい子犬に対してはナンセンスである。 6匹に分離した妖怪子犬達は、おのおのが光の矢を生成した ギ「ちょっと待って!リリアーナお姉ちゃんが何かやろうとしてるよ!!」 フリ「リリアーナさんが駄目だったら遠慮なく行かせていただきますわよ」 雪の結晶を維持しつつ犬の様子を伺うフリージア フリ「私が楽しみにしていた猫ちゃん喫茶を壊した罪・・・死なない程度にお仕置きしてあげなきゃ気がすみませんわ」 どうやらリリアーナが説得に成功しても痛い目にあわせるのは確定事項らしい ギ「あれ?ぶっ殺さないの?」 クロ「誰のか知らんが少し借りるぞ!!」 足に魔力を集中、さらに内養功の効果で加速し木刀をつかむ。 クロ「うおぉぉりゃぁぁぁぁぁ!!」 そして木刀で飛来してくる光の矢をことごとく防ぐ。 リリ『や!め!な!さ――――――――――――っ!い!』 子犬全員がうるさくて身動き取れなくなれ!とばかりに、リリアーナは最大出力のテレパシーを送信した。 リリ『君が!泣くまで!殴るのを!止めない!・・・・じゃなかった、テレパシーでの説得止めないんだからね!! だいたいこの学園には中つ国からの留学生だっているのよ!あの人よ、レベッカさん!! あの人は中つ国の言葉がわかるんだから、何か文句があるなら通訳してもらえば良いじゃない!! だいたい何?私たちがあなたに何をしたっていうの? 何か気に入らない事があるならいきなり攻撃するんじゃなくて、はっきり言いなさいよ! 皆をこんなひどい目に合わせるなんて許せないわ! もしかしてあなた達、『魔法使い達に死を』を実行しちゃおうとか思ってるんじゃないでしょうね? ここはフィジルよ、中つ国じゃないっていうの!! それに、そんな事して何の意味があるのよ!!』 そこまで言って、リリアーナのボキャブラリーが尽きた。 だがテレパシーを止めるわけにもいかない。 リリ『えーとえーと、その・・・・ええい!一番リリアーナ、「私の彼は箒乗り」歌います!』 リリアーナは思いつきで次を繋げた。 リリ『♪びゅーんびゅーん♪びゅーんびゅーん♪わたーしの彼は箒ー乗りー♪』 このままだとテレパシーでフルコーラスうたいそうな勢いだ。 しばらく動きながら光の矢を防いでいると、犬の動きが何かに苦しむような感じで鈍り始めた。 よし!!今ならいける。 クロ「いくぞ!!ジッチャン直伝『天地両断』」 大地を踏みしめ思いっきり飛び上り、近くの子犬に対し木刀(光の矢付き)を振り下ろす。 そして着地と同時に木刀(光の矢付き)を横へと払った。 ミル「で、レベッカ?何か弁明する事はないわけ? さっきあんたは、犬はたまたま拾っただけで無関係って言ってたわね。 でも、犬と仲良くお話して、すこしも攻撃の的にならないで。 あんたと犬が関係あるって状況証拠が、山積みになってきてるんだけど? ペットかどうか知らないけど、あの犬を止めないと連帯責任であんたが損害賠償を払う事になるわよ」 中庭対決(妖怪犬)