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2011/06/16放送 2枠目 電子タバコの運用スタイル 第4回放送 わこつーというコメントの中に 「トイレタイム終了」 というコメあり。 やっぱり30分生放送したあとお手洗いタイムは必要ですね。 皆さんは待っている感じですけども 放送者は座りっぱなしで枠をとっているので このコメント以後、1枠目が終わって、お手洗い→枠取り。というスタイルをとらせていただいてます。 前枠にて会話にあった直ドリのYouTubeの動画を紹介 http //www.youtube.com/watch?v=BGKWBsXRqhk feature=mh_lolz l 生主も直ドリ→リキッドが下にいってないのに吸う→ぺっぺっ→おなか壊す これをよくやっていました。 主流がVGなせいもあるんでしょうかね。 コツはトントン ふっ! ですよ♪ 「直シリンジで周囲の冷たい目に耐えるプレイも是非」嫌です。 「呑み屋でシリンジ。これ最強」怖いもの知らずなエコイズムピンチヒッターさん カートリッジについて。 綿カートリッジを使ってる方はいますかという問い。 みなさん卒業なされている様子。 すでにコーヒーフィルターはなつかしの技となっているようです(生主は文章でしか見たことがないです) ちなみに綿に戻ったことがあります。 単純に直ドリ失敗でおなかをこわしすぎたため ちゃんとモーモーする綿カートリッジにうつったわけです。はい。 コンビニとかのものは綿らしいです。 というわけで電子タバコってどんなもんなのかなーという感じで コンビニで一本!という人は多いわけで 電子タバコ総人口的には多いことになりますね。 「電子は、タエコからはいりました^^;」 というコメント。 クロロさんはヘルシガから。 「実はオレもTaecoというババァを抱きました」 入り口はそういう人も意外にいるということですね。 生主もドンキで買ったんですが、 一口目にぷはーってモーモーしてくわえタバコしたまま息を電子タバコに吹きかける 二口目、うんともすんとも言わない。 千円パァです。 そして電機屋で高いのを見つけたんですけど 安いのないかなーとネットで探したらここの界隈にたどり着きました。 まっさーさんは最初から天国(今度天国ってお店調べよう。。。) なんにしても、生主はとにかくリアタバのお財布圧迫から逃れたかったのがあります。 コメントにも「リアタバの代金が・・・月にPSP買える値段だったからなぁ」というのも。 「危なくハンズで12000エンで買う所でした。」 ここから仕入れ値からしての利益を考える店長さん達。 「12000で売ったら儲かるだろうなぁ」 「いいなぁ、俺もeGo-Tを12000円にしようかなぁ」 生主「だめえええええええええ」 コメントでものってきちゃう人発生。「別名で店でっちあげてやってみたら?w」だめです。 去年、一昨年と電子タバコは流行りだしてはいるけども 去年のタバコ値上げでやはり人は増えた模様。 しかし外ではまだ見たことがないですね。 あと外で吸ってるとやたら見られます。 それと、まだ電子タバコというのが一般受けしてないせいでしょうね やはり喫煙所に行かないと吸えない。 そうなるととりあえずリアタバを解脱した人からすると喫煙所はくさい・・・。 「あんまり普及してニコリキにも税金掛かると嫌だなぁ」 ここからいろいろまじめトーク。 誤飲のこともあるし、とまっさーさん。 一本飲んじゃったらただちに健康に影響のあるレベル。 甘い臭いのものとかなんか、お子さんがのんでしまったら大変。 生主得意げに「そうですよね!バニラエッセンスもすっごいまずいですし!」 店長さん’sスルー・・・。 確かにあれは一応口にしていいものでした・・・_ノ乙(ン、)_ 「うちの二歳児は徹底的にしつけたので絶対に触りません」 確かにそれぐらいしなければなりませんね。 その他危険なお話。 「ニコチンの危険度はリアタバより高い」 「チャイルドプルーフ絶対!」 「バッテリーの爆発も絶対無いわけじゃいし」 「ニコリキ用の金庫必要だな」 ここでアンケート カトマ、タンク、直ドリ、 直ドリ多し。 「もろ垂ら」という 「DTって動画見たらたらし方はわかったんだけど逆流しません?」 激しく生主同意 前回の放送で学んだ くわえてふっ じゃなくて 「ふくとしたから出ません?ぴゅって」 少し離してふっ。 これで逆流しませんのよ 「逆流したら甘んじて飲む。これでALL-OK!」さすがおなかも強いピンチヒッターさん お気に入りのリキッド話。 まさに色々 「ローズ!ローズ!」 「自作メンソだなぁ」 「FAライム」 「DK-TAB最強」 「MAXBOROすき」 「赤鬼さんとこで適当にフレーバーしいれてます、主にフルーツ。」 「熊猫です。あとMLBも。」 「Cuban supreme」 「FA Dark Vapure」 「鳥羽+FAMAX」 「タバコ自体が着香系だったので甘いリキ」 「最近FAネロリがヒットしてる」 「今吸ってるのはFA 7Leaves、常用はmaxboro」 「FAのブランデー+maxboroをダントツに濃く。」 「ハバナ+FADVも!」 「FAのエスプレッソが好きです」 「σ(・_・)珈琲系をいろいろ」 たばこ系リキってどうタバコリキなんだろうねーっていうお話。 「タバコと別物として好き タバコリキ」 生主はFAのだーくべーぴゅあ愛用。でも読めなかった。英語弱いのいい加減どうにかならないのか。_ノ乙(ン、)_ 甘いコーヒーを探しています。 甘いほうが多いとのことで今度探索にいってきますのですよ! DK DKの読み方も知らない生主。 昔メインだったものと呼ばれるDekang 今はみんな選択肢が多いですからねー。 「しかしDKには頑張ってほしい」 「DKのラムは結構好きよ。」 生主たまに吸います。メンソールとかその辺を。 直接店舗かまえているのは この3人の中ではお茶屋さんのみ。 まっさーさんもクロロさんも 近くに来てくだされば直接売ることも可能とのことです。 路上取引です。 「逆手で?」 「丸めた1000円札で払います」 「路上取引からの直シリンジ!」 「白い粉w」 クロロさん「バニラクリスタルですね」 まっさーさん「メンソールクリスタルでもいいね」 「売人w」 そうですね、相手の目印はシリンジで。(嘘です) 「卸は考えてますか?」 場合によりけりだそうです。 詳しくは店長さん達にきいてくださいね。 FAはいまのところお茶屋さんとぬるさん 「深い話になってきましたね。」今回結構真面目トークですね。 「ねーねーRBでフルーツ系入れないの?」 検討段階だそうです。お花がひと段落してからだそうです。 残り2分でお茶屋さん登場 延長。延長はできません。 「ステカムで永遠にやろーよwwwwwwwwwwww」無理です。 次枠は? めずらしく3枠目。 さてどうなりましょうかね。 名前 コメント
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めざめ -mezame-【登録タグ MKSR め 曲 鏡音リン 鏡音レン】 作詞:2KHz 作曲:2KHz 編曲:2KHz 唄:鏡音リン、鏡音レン 曲紹介 ロックです! ロックです! 縦ノリ万歳!(ピアプロより転載) DIVA AC応募用に作った曲。 歌詞 (ピアプロより転載) 飽きれるほど 感じるほど まだ 聴こえない 幻 色づく音 消えゆく色 まだ 叫べない 雑音 浅学非才 是非もなし 歪み来たりて 叫べ 揺るぎのない 掻き鳴らす合図 今は忘れ 今を始め 名前のない 音のクラスター 今を描き出す 今を閉ざし裂く 求めるほど 近づくほど まだ 聴こえない 信号 はじまる色 増えゆく音 まだ 忘れない 楽音 前途遼遠 是非もなし 歪み来たりて 叫べ 時代のない 消えたサプライズ 今は忘れ 今を始め 未来のない 色のリミッター 今を押さえ込み 今を開き裂く 揺るぎのない 掻き鳴らす合図 今は忘れ 今を始め 名前のない 音のクラスター 今を描き出す 今を閉ざし 時代のない 消えたサプライズ 今は忘れ 今を始め 未来のない 色のリミッター 今を押さえ込み 今を壊し裂く コメント 名前 コメント
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奈緒「どこいくねーん」【ミリマス】 執筆開始日時 2021/11/04 元スレURL https //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1636016910/ 概要 奈緒「おはようございま〜す」 P「おはよう奈緒!」カタカタ 奈緒「お仕事中ですか?」 P「いや、最近流行りの映画についてリサーチしていてな」 P「芸能界で仕事していくためには流行を押さえておくことが重要だ」 P「それに、みんなと話をするときの話のタネにもなるからな」 P「プロデューサーにとってトレンドを押さえることは大切ってワケだ!」 奈緒「まめやなおまえ」 タグ ^横山奈緒 ^音無小鳥 ^北上麗花 ^所恵美 まとめサイト wiki内他頁検索用 コメディ ミリオンライブ 北上麗花 横山奈緒
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春の夜空が心地よい風を室内に運ぶ。 眼下に流れる川のすぐ側には公園があって、そこのガス灯が川面にちらちら反射する。 煌めくパノラマは宝石箱を引っくり返したみたいで、先生が大人から守ってくれたのは、きっと私達にこれと同じものを見たからだと思った。 私は手すりに手をかけると、頭に頼りなく浮かぶ音符をかき集め始めた。 それを頭の中で五線譜に書きなぐり、口ずさんだ。 梓ちゃんはしゃがんで、グラスを口につけた。 赤い顔をして身体を前後にゆすりながら、私の声に耳を傾けてくれた。 川の対岸にある建物郡は、ひとつずつ明かりを消していった。 そのおかげで、星もよく見えた。 でも、星を見る必要はなかった。 目を閉じると、音の微粒子が私の容器に降り積もり、私はそれをひとつずつ掬い上げて、声に変える。 あます事なく、梓ちゃんと、それから眠っている唯ちゃん達に伝えるために。 この曲をみんなが演奏してくれたら、とっても素敵な音になりそう。 紬「ご清聴ありがとうございました」 梓「なんだか浮遊感のある曲ですね」 梓ちゃんのろれつは回っていない。 紬「やっぱりちょっとお酒入ってるからかな?」 梓「私も最近自分で作ったりしてるんれすけど、中々うまくいかなくて」 紬「……梓ちゃん大丈夫?ちょっと横になる?」 梓「だいじょうぶです。ムギ先輩は一年生の頃から曲書いてたんですよね」 紬「私も一年生の頃は四苦八苦したわ。三年生になってからかな、いっぱい書けるようになったのは」 梓「そうですか……。じゃあ私も」 そこで梓ちゃんは言葉を詰まらせた。 というより、喉に何か詰まらせたみたいだった。 梓ちゃんは口を両手で押さえ、涙目で私をじっと見詰めた。 紬「あ、梓ちゃん!?」 梓ちゃんは額に汗を滲ませながら、首を横に振った。 私は急いで梓ちゃんをトイレに連れていった。 梓「うっ、げほっ……おええ……」 私は梓ちゃんの背中を擦りながら謝った。 紬「ごめん梓ちゃん。飲ませ過ぎちゃったね」 梓「だい、じょう……お、おえっ……げほっ……えほっ……」 紬「吐けば楽になるから」 私は梓ちゃんの口に手を入れて舌の奥を刺激して、吐かせてあげた。 梓ちゃんは鼻をすすりながら言った。 梓「すみません……うっ、げほっ、ごほっ……」 梓ちゃんがあらかた吐き終わると、私は服の袖で梓ちゃんの口元を拭った。 梓「すみません、服汚しちゃって」 紬「いいの、気にしないで」 梓ちゃんは肩で息をしていた。 潤んだ瞳が弱々しく私を見詰める。 梓ちゃんが泣きそうだったから、私は気分が悪くなった。 こういう時はどうすればいいんだっけ。 こういう時は。 汗でおでこにくっついた梓ちゃんの前髪を引っ張り、私は梓ちゃんに唇を押し当てた。 梓「ん……っく……」 梓ちゃんが驚き、怯えている事はすぐにわかったけど、私はやめなかった。 唇を離すと、梓ちゃんは苦しそうに言った。 梓「酔ってるんですか……?」 紬「わかんない」 トイレの鍵を閉め、私は梓ちゃんの服を脱がせた。 梓「ムギ先輩。ダメですよ。やめましょう。ね?」 梓ちゃんは私の手を握り、子供を諭すような口調で言った。 私は梓ちゃんの口を押さえ、人差し指をその上から当てて、静かにするように促した。 瞳に諦めの色が浮かび、梓ちゃんはゆっくりと頷いた。 私は口を押さえていた手をそっと離した。 紬「声出しちゃダメだよ」 梓ちゃんはまた頷いた。 それからの数十分は、きっと梓ちゃんにとっては悪夢でしかなかったと思う。 私は梓ちゃんの中に指を入れて、かき回し、尊厳を踏みにじった。 梓ちゃんは他のみんなに聞こえないよう、歯を食いしばって声を殺した。 梓ちゃんが果てると、私は梓ちゃんの頭を掴んだ。 そして便器の中に頭を突っ込ませた。 溜まった水で梓ちゃんは呼吸できなくなり、それが限界になると私を引っ掻いた。 私は梓ちゃんの顔を上げさせて、その表情をしげしげと見た。 睫毛の一本一本、唇の皺、頬についた水滴、全部目に焼き付けた。 紬「泣いてないよね?」 梓ちゃんはずぶ濡れになりながら、真っ直ぐに私を見て答えた。 梓「泣いて、ません……」 私はまた梓ちゃんの顔を便器の中に入れた。 梓ちゃんは私を引っ掻き、私は顔を上げさせる。 それを何度も繰り返した。 それに飽きると、私は梓ちゃんを残してトイレを出て、ドアを締めた。 梓「いや……行かないで……」 紬「ちゃんとドアの前にいるわ」 梓「狭い所、恐いんです……」 紬「知ってるよ」 梓「お願いです……出してください……」 紬「それはダメ」 ドアの向こう側で、梓ちゃんは一度泣き出しそうになったけど、すぐにそれを我慢してくれた。 明け方になってから、私はみんなが起きる前に梓ちゃんを出してあげることにした。 ドアを開けると、梓ちゃんは小さい身体をさらに小さくして、トイレの中で目を見開いて震えていた。 紬「もう出ていいよ」 梓ちゃんは私に視線を移して、何か言おうと唇を動かしたけど、声になっていなかった。 紬「梓ちゃん、もう出ていいのよ」 梓ちゃんは震えたまま立ち上がらない。 私は携帯電話を持ってベランダに出て、梓ちゃんに電話をかけた。 梓ちゃんは電話に出てくれたけど、何も言わない。何も言えなかった。 紬「梓ちゃん、ごめんね……」 ベランダから川の対岸を見渡そうとしたけど、5月なのに朝靄がばかに濃かったから見えなかった。 私が何度も謝ると、梓ちゃんは消え入りそうな声で言った。 梓「は……い……大丈夫……です……」 部屋に戻ると、私は梓ちゃんの震えが止まるのを待ち、浴室に連れていった。 服を全部脱がせ、私はジーパンを膝まで上げてシャツの袖を捲り、梓ちゃんの身体を洗ってあげた。 紬「次、顔ね。目を閉じて」 梓ちゃんは言われるがままに目を閉じた。 私は手でシャワーが熱すぎない事を確認すると、そっと梓ちゃんの顔にかけた。 汚れを落とすと、梓ちゃんの肌は水を弾いた。 私がシャワーを止めても、梓ちゃんは目を閉じたままだった。 シャワーヘッドから滴り落ちる水の音が浴室に響く。 紬「目、開けていいよ」 私はそう言ったけど、開けて欲しくなかった。 どんな眼で私を見るのか知りたくなかった。 律「あれ?誰か入ってんの?」 磨りガラスの向こう側から、りっちゃんの声がした。 今度は私の身体が震え始めた。 梓「私が吐いて汚れちゃったから……」 律「ん?梓か」 梓「ムギ先輩に洗ってもらってるんです」 梓ちゃんは目を閉じたまま言った。 律「わかったー。ムギも面倒見いいな。じゃあ私はもーちょっと寝るから」 それからりっちゃんの足音は遠ざかっていった。 私は言葉を詰まらせ、浴室に時間が彷徨った。 紬「梓……ちゃん、もう目開けていいよ」 やっとの思いで声を発すると、 梓「はい」 と言って梓ちゃんは目を開けようとした。 私は膝をついて梓ちゃんの濡れた身体を抱き締め、顔を見ないようにした。 紬「ごめんね……本当にごめんね……」 私は嗚咽を漏らしながら、さらにきつく梓ちゃんを抱き締めた。 お願いだから、泣かないで。 お願いだから、あっちへ行けって言って。 私の鼻をへし折って、もう二度と会わないで。 紬「やだ……そんなのやだ……梓ちゃん、嫌わないで……」 梓「……はい」 紬「お願い……」 梓「ムギ先輩……服濡れちゃいますよ……」 私が泣き続けていると、梓ちゃんは濡れた手で私の頭を撫でてくれた。 【平成23年 5月9日】 次の月曜日、私は澪ちゃんにアルバイトを代わってもらい、桜高の音楽室に向かった。 憂「梓ちゃんですか?今日は掃除当番だからまだ教室にいると思いますけど……」 紬「ありがとう。あ、良かったらこれ、みんなで食べてね」 憂「いいんですか?ありがとうございます!」 私は憂ちゃんにお菓子の入った箱を渡すと、音楽室を出た。 階段を降りる途中で梓ちゃんと鉢合わせになった。 梓「こんにちは」 梓ちゃんは表情を変えずに行った。 紬「梓ちゃん、お出掛けしようよ」 梓ちゃんは少し黙った後に、 梓「はい」 と言った。 私は梓ちゃんを学校のトイレに連れていき、唯ちゃんの部屋でしたのと同じ事をして、梓ちゃんを汚した。 六月の終わりまで、私は暇を作ってはこれを繰り返した。 梓ちゃんは抵抗しなかったし、もう泣くこともなかった。 私が帰宅してから電話をかけると、必ず許してくれた。 夏休みになると、私は毎日のように梓ちゃんを呼び出し、桜高の音楽準備室に連れて行った。 梓ちゃんは必ず私より先に部室に来ていて、トンちゃんに何か話しかけていた。 きっと梓ちゃんにとって、トンちゃんだけが全てを話せる相手だったんだと思う。 だから、私は水槽ごとトンちゃんを私の家に移す事にした。 拠り所を失ったはずなのに、梓ちゃんは私に会ってくれた。 【平成23年 9月9日】 桜高の夏休みが終わっても、私は部室に行った。 この日、梓ちゃんは一人だった。 私が他の部員を帰らせるように言っておいたからだった。 私は鋏をバッグに入れて家を出た。 お辞儀をして見送る執事が、やたら頭の悪い人間に思えた。 私がギターを壊すと、梓ちゃんは久しぶりに泣いた。 紬「泣かないでって言ったでしょ?」 私が梓ちゃんをぶつと、梓ちゃんは唇を噛みしめながら目を閉じた。 零れる涙を止めたくてそうしたんだろうけど、涙は梓ちゃんの意思とは無関係に溢れた。 私は梓ちゃんの髪の毛を引っ張った。 梓ちゃんの小さい頭がぐいと私の方に引き寄せられた。 梓ちゃんはなにも言わなかった。 ただ目を閉じて、私の癇癪が収まるのを待った。 でも私のこれは癇癪じゃない。 なんなのか自分でもわかってない。 だからいつまで待っても収まらないの。 紬「これ、いらないよね」 私は梓ちゃんに向かって言った。 梓ちゃんは目を開き、何の事かわからないといった表情を見せた。 私は右手で梓ちゃんの髪を掴んだまま、左手でバッグの中をまさぐり、鋏を取り出した。 途端に梓ちゃんは暴れだした。 梓「い……やっ!やめて!やめてください!」 私が右手を上に挙げると、梓ちゃんの身体は髪と一緒に引っ張られて、爪先立ちになった。 梓ちゃんは泣き叫び、懇願した。 梓「お願いします!やめてください!ムギ先輩やめて!」 何よ。 今まで抵抗しなかったくせに、何で今更。 紬「だから泣かないでってずっと言ってるよね」 梓「お腹ならいくら殴ってもいいですから!我慢しますから!」 紬「泣かないで」 梓「他の先輩達に知られますからっ!見えないところなら何してもいいからっ、怒らないし泣かないからやめてください!!」 紬「知られたら梓ちゃんは困るんだ」 梓ちゃんの目から大粒の涙がこぼれた。 私は梓ちゃんの髪の毛に鋏を入れた。 黒くて長い綺麗な髪の毛が、ばさっと床に落ちた。 それから鋏の柄で、私は梓ちゃんの顔を叩いた。 梓「やめて……やめてください……」 梓ちゃんの言葉を潰すように、私は梓ちゃんを何度も叩いた。 がちっという音がして、梓ちゃんの前歯が欠けた。 梓ちゃんの顔は腫れ上がり、本当に可哀想で、私は悲しくなった。 紬「梓ちゃん、帰ろっか」 梓ちゃんは答えてくれなかった。 紬「梓ちゃん、一緒に帰ろう?」 梓ちゃんは泣きながら床に座り込んだまま。 私はまた悲しくなった。 結局、私は梓ちゃんを無理矢理立たせて、手を繋いで帰った。 駅に着いても、梓ちゃんは私の顔を見てくれなかった。 私は、早く家に帰って電話しなきゃ、と思った。 きっと私の手は、もう暖かくない。 私が感じているのは、梓ちゃんの方の熱。 紬「じゃあね梓ちゃん」 私が手を離すと、梓ちゃんは顔を上げた。 腫れた顔で笑顔を作って見せ、 梓「はい」 と言った。 それから手まで振って、私を見送ってくれた。 左右に揺れる梓ちゃんの手に合わせて、踏切の警報機の音が聞こえた。 10
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「最終回ネタ」 by63さん 投稿日2010/02/16 「お…兄ちゃ…っ」 部屋に入ってすぐ、ベッドに押しやった。体重をかけてのしかかると、少し暴れたので白い腕を強く掴んだ。 不安と混乱と恐怖が混ざったような、愛しい妹の見たこともない表情にぞくりとした。 「痛、いよ…手、放して…!」 「放したら、遼子は逃げるだろう?」 だから、絶対に放さない。言いながら腕を掴む力を強くした。痛い、と小さく震え涙ぐむ妹が、どうしようもなく愛しい。 ずん、と身体の中心が熱くなる。 ずっとこうしたかった。 ずっと守ってきた、大事な大事な妹。唯一、ころさなかった家族。 「舌、噛むなよ」 「舌って、何を、……っ!」 ずっと壊さないよう守ってきた。でも時々酷くぐちゃぐちゃにしてやりたいと思った。乱暴に組み敷いて跡をつけて 俺以外のものを見えなくなるまで泣かせてしまいたいと思っていた。光を、闇で塗り潰してしまいたいと。ずっと、ずっと。 どろっとした何かを押さえ込もうと、遼子の唇を噛み付くように激しく貪る。驚いた遼子の顔はなまめかしかった。 「っ、ん…、…ぁ…んっ」 朱い舌をなぶる。柔らかいそれに吸い付き、歯の並びや上あごに舌を這わせる。ぴちゃぴちゃと厭らしい水音になのか、 行為自体にか遼子は顔を真っ赤にしてされるがままだった。経験がないからか余裕もないようで、息が苦しいと訴える ように胸を叩いてきた。 どちらのかもうわからない唾液が顎を伝い、名残惜しく口を離す。 「っはぁ、…はぁ…」 いつのまにか流していた涙を舐める。しょっぱい。ぴくりと遼子の身体が震えた。 「おにい…ちゃ…、なんで、こんなこと…」 ずくん。 熱が集まる。と同時に再び遼子の口を塞いでいた。 「んんっ…ぅん…っ、…!」 「、……なんで、こんなことを、か…」 ネクタイを解き、遼子の両腕を縛る。恐怖に塗れた二つの瞳が、弱々しく俺を見ていた。 「なんでだか、わからないか」 「…っ」 左右に首を振る。嫌々をする子供のようだ。 「真実が、知りたいんだろう?」 人形のようにまた首を左右に振る。優しく頭を撫でるとぼろりと涙がこぼれ落ちた。 こんな顔をされると、壊してしまいたくなる。ぞくぞくする、といったら遼子はどんな顔するだろう。 「…そうか」 ゆっくりとブラウスのボタンを外して白い身体を晒す。滑らかな肌に指を滑らせ、下着をずらしふっくらとした 二つの山を優しく撫でた。 ぴくんぴくんと、触れる度反応する遼子に興奮する。 「あっ…ぁ、…やだ、やめて…お兄ちゃんっ」 尖んがりに舌を這わせてちゅっと吸った。 濡れた舌が身体を舐めた事に驚いたのか、可愛らしい声で鳴かれ小さく笑った。舌先でこね回すと細い腰が跳ねる。 まるで猫だ。 「ぁんっ…ぁ、おに、ちゃ…っ!」 「可愛いよ、遼子」 壊してしまいたい。 なぜこんなことをするか、わかっていない妹。俺が触れる度涙を流して反応する妹。愛しい、妹。 ぼろぼろ流れ落ちる涙をまた舐めて、にっこりと笑った。 「…なるべく優しくするよ。な、遼子も痛いのは嫌だろう?」 壊さないよう、頑張るからな。 そう耳元で呟いて、スカートの中の内股に手をやった。 fin 中途半端ですんません、自分にはこれが限界です…orz お兄ちゃん絶対いちいちねちっこいと思う。お粗末 65 63 GJ!GJ!! 続きキターーイ!! 67 63 萌えたぁ~!! 規制のせいで書き込みできなかったけど、すっごくすっごく萌えてましたっっ できれば続きを書いて欲しいです
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「早く魔法を使ってみせなさいよ」 野比のび太はさっきの言葉を後悔していた。それは食堂でのささいなルイズとの口論から始まった。 平行世界で数々のキャラとルイズとの間に発生した口論と比べれば、本当にささやかな口論だった。 だが、その中でついのび太は、 「魔法ぐらいなんだい!僕だって魔法の一つくらい使えるやい!」と言ってしまったのである。 勿論、直後に(ムキになって余計な事を言うのが僕の悪いくせだ)と後悔したが、もはや後の祭り。 「へー、じゃあ使ってみなさいよ」 「今日は、その…、ちょっと、体調が「いいから早く使ってみなさい。命令よ!」」 ルイズの地雷を踏んでしまったのだ。気がつくと周囲には人だかりが出来ている。 逃げられない。万事休す。 ルイズにとっても皆のいい見世物になってしまったことは不本意である。 すぐに土下座でもして謝れば許してやらないこともなかったのに、 使い魔が意地っ張りでぐずぐずしているせいで注目を集めてしまった。 これで使い魔が笑いものになればその評価は自分に跳ね返ってくる。 ルイズの機嫌がどんどん悪くなっていくのは当然のことであった。 のび太は打開策を必死に考えていたが、元々そんなアイディアはこの程度のピンチでは浮かばないようにのび太は出来ている。 劇場版のび太補正は世界や友人の命の危機クラスでこそ発揮されるのである。 「どーしたの?うんうん唸ってばかりいないで早く使ってみなさいよ?まさか実は嘘だったなんて言わないでしょうね?」 「嘘なんかじゃない!もし嘘だったら鼻で南京豆噛んでみせる!」 到底フォローできないほどに墓穴を広く深く掘るのび太。 「じゃあやってごらんなさい。私もいつまでも付き合っていられないわ。午後の授業もあるんだから。早くしなさい!」 にらみつけるルイズを前に、のび太は大汗をかいている。 周囲の少年少女も嘲って囃し立てるが、そんなのは耳に入らない。 (何か魔法…何か魔法…僕でも使えそうな魔法…僕でも使えた魔法…) そんなのあるんかいな。 藁にもすがる、とはこのことだろう。のび太は両手を天にかざし、必死になって唱える。 「ちんから…」杖も無しに何をやろうというのだろう。 その奇妙で間抜けな呪文とポーズも手伝ってこれは数日間は物笑いのタネになる。 その間、ルイズもまとめて笑い者にされるわけで、ルイズの怒りボルテージは振り切れそうになるまで上昇しつつあった。 「ほい!」のび太は短い呪文の詠唱を終えると同時に両手を振り下ろした。 … …… ……………何も起こらない。当たり前である。 誰もがそう思い、周囲は笑いを、ルイズは怒りを爆発させようとしたその瞬間、 「え!きゃ!な、何よこれ!」 ルイズのスカートがそよ風もないのにふわーっと浮き上がった。 「わ、きゃ!きゃ!」あわててルイズはスカートの前を押さえるが後ろが舞い上がる。 後ろを押さえると前が舞い上がる。前後を抑えても左右が舞い上がる。 周囲の少女達からは困惑の、少年達からは驚嘆の声が漏れる。 「…やった…!やったやった!やったぞー!わーい!出来た出来たー! ばんざいばんざい!ばんざーい!ばんざーい!ばん、ざーーーい!」 のび太はしばらく何が起きたのか理解できなかったが、魔法が成功したことをようやく頭が理解すると、 満面の笑みで両手を挙げて叫びながら小さな円を描くようにぐるぐる回って喜びを爆発させていた。 「な、な、な、ななななな…、何すんのよ!この馬鹿犬!」 ばっちーん! ようやく魔法の効果が切れ、恥ずかしさと怒りで耳まで真っ赤になって頭から湯気まで出そうなルイズが のび太の頬に思いっきり手形を付けた。 「今日はアンタ食事抜き!部屋に入るのも禁止!反省してなさい!」 ルイズは使い魔と笑い転げる級友たちを残して足音荒く食堂を出て行った。 ちなみに、のび太の扱いはその日から悪くなるどころかむしろ改善された。 騒ぎの後、のび太はオールド・オスマンに呼び出され、二人だけでしばらく話していた。 その後、オールド・オスマンの老獪な説得と根回しにルイズも反論しきれず、渋々のび太の待遇改善に同意したのである。 また、のび太に幾人か男子生徒の友人が増えて学院生活がより楽しくなったことも記しておく。 翌日からロングビルはオスマンの新手のセクハラに悩まされることとなったのだが、それはまた、別の話。
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581 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/16(月) 20 28 22 [ 2FEaMuKA ] 人里と博霊神社の間に鉄道を敷設し、よりによってキハ391を走らせて 爆音で沿線の妖怪たちを不眠症にしたい。 585 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/17(火) 09 57 52 [ K0i/yM8I ] 581 しかし博麗神社にも人里にもそのような何の利益も生まぬ鉄道を維持する金は無かった。 それでも慧音は妖怪を困らせる事ができるのならと身の回りの物を売り、鉄道を支えた。 参考書や歴史書は売って替わりにできなかったので、ガソリンの変わりに窯にくべた。 しかしそれでも資金は到底たりず、彼女は森の魔法使い達に自分の角や毛を差し出して石油を手に入れた。 さらに経営をより完全なものにするために、ついにはその身を……。 一定量のガソリンを手に入れる術を手に入れた彼女であったが、車庫に帰るまでに妖怪に襲われる。 角と毛を売り力を失った彼女は雑魚妖怪に叩きのめされ、せっかく手にいれたガソリンも無駄にぶちまけられ てしまうのであったが、すんでのところで脱出する事に成功する。 しかし、満身創痍で車庫にたどり着いた彼女が見たものは、妖怪達に襲われボコボコのスクラップにされた キハ391の残骸であった。 「ああああああっ!!」 彼女はその残骸にすがりついて泣いたが、運悪くそこを整備に出てきた村人に見つかってしまう。 必死に弁解するも、彼女の姿は油まみれであり、その所業を疑われるに十分であった。 「こやつめ! 人の味方のふりをしておいて、やはり化生の類であったか!」 「やはり妖怪! 夜寝るのにこいつが邪魔だったんだろう!」 雪の中裸にむかれ、吊るし上げられる彼女に容赦の無い罵声と暴力が飛ぶ。 この鉄道は人が敷設したものであるが、経営難に勝手にほうりだしたのもまた人であると言うのに。 「わたし…が、わたしのせい…で」 うわ言のようにつぶやく彼女の声は喧騒の中に消え、その頬を伝う雫も、彼女に 纏わりついたドス黒い液体を清める事は無かった。 611 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/21(土) 07 25 42 [ ObpshfuM ] ←「 604」の文字を消したこと明記 勝手に後日談を妄想した 春。 暖かな陽射しで、僅かに残っていた雪も全て融けようとしていた。 狭い和風家屋の中。 包丁が俎板を打つ小気味良い音が台所から響いている。 板間にのべられた布団の中に、白い襦袢を着た慧音が寝ていた。 枕に乗っている蒼銀色の髪は、うなじが見える程に短い。 横になったまま天井の一点を見つめているが、その瞳はどこか焦点がズレた様に虚ろだった。 目だけではない。 身体全体から生気が感じられなかった。 胸にかけられた布団がゆっくりと、微かに上下している。 時々、瞳を潤す為に身体が瞬きをさせる。 動きといえばそれだけで、放って置けばいつまでもそのままで居そうであった。 囲炉裏に吊るされた小型の鍋から、味噌の煮える香りが漂っている。 包丁の音が止んで、配膳台を持った妹紅が台所から出てきた。 「慧音、朝餉だよ」 そう呼びかけるが、布団の中の慧音は天井を見たまま微動だにしない。 配膳台を置いた妹紅は、埃が立たないように静かに慧音のかけ布団をどける。 横になっている慧音の背中に手を差し込み、ゆっくりとその上体を起こしてあげる。 そこで初めて慧音の頭が動き、不思議そうな表情で妹紅を見つめてきた。 一回り小さくなってしまった慧音の軽さが、手を介して妹紅に伝わって来る。 慧音の目に掛かった前髪を払ってあげながら、妹紅は憂いの表情を浮かべた。 あの日以来、慧音は日を追う毎に衰えていった。 食事を摂っても、ほとんどを吐いてしまう。 やはり明日からはお粥にするべきだろうか、妹紅はそう考えながら小さな米桶の蓋を開ける。 立ち上る白い湯気に、慧音の目が反応した。 おへらで茶碗に盛られた米を目で追う。 それが配膳台に置かれると、それまで虚ろだった慧音の表情が、陽が差したように明るくなった。 まるで幼子のように屈託の無い笑顔を浮かべると、慧音は茶碗の中に両手を突っ込んだ。 焚きたての熱さに一瞬眉をしかめるが、そのまま米の塊を取り出す。 そして布団から立ち上がろうとして――倒れる。 味噌汁をよそおうとして鍋の方を向いていた妹紅が振り向く。 だが、その目に動揺の色は無かった。 慧音の身体は弱りきっており、歩く事すらままならなかった。 それでも、床を這って壁に辿り着き、肩を壁に持たれさせながら立ち上がる。 胸には、米の塊を大事そうに両手で抱えている。 着物をはだけさせながらも、壁伝いに歩いて外へ出ようとする。 また、あの庵の場所へ行こうとしている。 今はもう何も無いあの場所へ。 妹紅はお椀とおたまを置いて立ち上がり、ゆっくり慧音に近づく。 その肩を優しく掴むと、慧音が怯えた表情で振り向いた。 612 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/21(土) 07 27 32 [ ObpshfuM ] 「手、火傷しちゃうから、それを戻して、戻ろう…」 言いながら、慧音が両手に握っている米に触れようとする。 それを慧音は物凄い力で拒むと、一層強く米の塊を胸中に抱く。 先程までの童子のような表情が一変、怒りの形相になり、獣のように唸りながら妹紅を睨みつけてきた。 そんな慧音を、妹紅はそっと抱きしめる。 「慧音、大丈夫だから、あの子達は大丈夫だから…」 慧音はその抱擁を肩で振りほどこうとしながら、なおも屋外へ出ようとする。 だが衰弱した体は思うように動かず、妹紅にも抱きすくめられているので前に進めない。 慧音は身体を弱々しく揺すりながら、食いしばった歯の間から嗚咽を漏らし始めた。 涙を流し、赤子が発するなん語のような意味の無い声を上げて泣き叫んだ。 「ご飯もちゃんと届けてあるから、慧音は心配しないで…」 慧音の背中をさすりながら、妹紅はできる限り優しく囁いた、震える声で。 ゆっくりと、慧音と共にその場に座りながら、その背中を撫で続ける。 慧音の表情と呼吸が、少しずつ穏やかなものに戻っていく。 妹紅は、ふと視線を感じて戸口に目を向けた。 一人の少年が、山菜を乗せた笊を持ったまま、土間に立ち尽くしていた。 時々食べ物を届けてくれる少年。 口減らしを免れて生き残った、数少ない里の子。 「あぁ、いつもありが…」 妹紅が少年に礼を述べようとすると、慧音が妹紅の腕の中から抜け出て少年の方へ駆け出した。 やはり数歩も進まぬ内に床に転倒するが、戸口の少年の足元に辿り着く。 少年は驚き、固まった様子で慧音を見おろす。 慧音は尻を床につけたままの座り方で、下方から少年に微笑みかけ、両手を差し出した。 その手の中には握りつぶされた米の塊。 動揺する少年が慧音の顔とソレを交互に見つめる。 妹紅はその様子を呆然と見ていた。 ずい、と慧音がさらに少年の顔前に両手を突き出す。 少年は戸惑いながらも笊を板間に置き、潰れた米の塊を両手で受け取った。 慧音は満足そうに微笑むと、米粒がついたままの両手で少年の頭を胸に抱きかかえた。 少年の髪に米粒が絡みつくのも構わずに、愛しそうに頭を撫でる。 慧音の腕の中から、少年が困ったように妹紅の方を向く。 妹紅は座ったまま口を押さえて俯き、肩を震わせて泣く事しかできなかった。
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我が家の冷蔵庫 2009年8月25日 (火) 1~2ヶ月前に、今年仕込んだ青梅の蜂蜜漬けを冷蔵庫の中でこぼしてしまいました(-_-#) 3キロの蜂蜜は、青梅の作用でサラサラの液体になっており、どろっとしていればこぼした瞬間に拭きとれたかもしれませんが、さらっさらの液状だったものですから、冷蔵室から見事に野菜室、冷凍室へと梅ハニーシロップが流れ落ち、泣きたい気持ちでお掃除をしました。 さらさらとはいえ蜂蜜ですからベタベタするし、今年はもう青梅を入手できないので梅ハニーシロップを新たに作ることはできないし、悲しい気持ちでいっぱいになりながらの冷蔵庫掃除。 見える部分は何度も拭き掃除をしましたが、翌日冷蔵庫を開けようとしてもなかなか開かない。 普段の倍の力を入れないと冷蔵庫の扉が開かないのです。 どうやら蜂蜜成分が残っており、それが糊のように扉を接着し、上手に扉が開かなくなっている様子でした。 一週間も過ぎると、粘着力が増して、両手を使わないと開けることができなくなり、次第に足で下の扉を押さえて、上の扉を両手でつかんで思いきり力を入れて引っ張らないといけないほどになっていました。 そのうち割れると思う…と妹(三女)につぶやかれ、でも買って2年ほどしか経過していない冷蔵庫を買い替えるなんてもったいないと、我慢して使っていたのですが、それも限界がきて、とうとう買い替えを決断しました。 うぅぅ…貧乏学生には痛い出費でしたが、冷蔵庫は欠かせませんからね。 たぶんもう一人の妹(次女)に頼めば綺麗にお掃除して新品同様にしてくれたと思うのですが、愛犬の体調が絶不調で、面会謝絶状態だったものですから、梅ハニーシロップをこぼした冷蔵庫は処分となりました…… で、写真が新しい冷蔵庫。 えぇ、置いてある場所はリビングです。 まさかキッチンに入らないとは想像外でした。 賃貸マンションの我が家のキッチンは細長く、一番奥に冷蔵庫を置くスペースがあるのですが、そこの場所は一応測って冷蔵庫のサイズを確認して購入したのに~まさかキッチンの入り口でひっかかるとは。 配達、設置してくださった作業員の方が、「入り口には1センチしか余裕がありませんが無理すれば入ります、でも確実に傷つきますがどうしましょう?」と申し訳なさそうに尋ねてくるので、迷った挙句、リビングに置くことにしましたよ、冷蔵庫を。 一応キッチンのすぐそばで、食材の出し入れには不便ないですし、来客が自由に冷蔵庫を開けて飲み物やアイスクリームなどを出せるのでこちらのほうが便利かもしれないわ、とリビングの冷蔵庫設置は案外気に入っています。 先月から我が家の家電は、次から次へと調子が悪くなり、頭が痛い事態になっております。 ノートPCはデスクトップに変えましたが、メールデータの移行はできませんでした。 PCを買い替えてメールデータを移行せずに使うのは今回が初めてですが、すっきりして使い勝手が良くて、必要なものってそんなに多くないのね、と実感しています。 ということで、知人友人のメールアドレスも消えてしまいましたので、こちらからご連絡ができません。 一ヶ月以上メールがこないわ、と心当たりのある方はご連絡ください。 過去のことに執着はないのですが、それでも大切なメール、保存しておきたい、読み返したいメールはあります。 それだけが心残りで、壊れたPCから、しかもすでに削除してしまったメールを取り戻すことはできないかと専門業者を調べて、それは無理ですねぇ~難しいですねぇ~と断られても諦めず、最終的に秋葉原のデータ復旧専門会社に依頼し、ハードディスクを取り出してそこから大切なメールデータだけを取り出すことに成功しました。 凄い技術を持っている人もいるのねぇと感心し、深く感謝し、ここ数日は10年ほど前からの大切なメールを読み返して感慨にひたっておりました。 時間をかけ、デジカメ2台くらい買えるほどの料金を払ってまでデータ復旧してもらったメールは、家族と憧れの女性Hさんからのメールだけ。 10年ほど前、三女は高校生、弟と次女は大学生、父も母も健在で、家族全員携帯電話を使うようになり、PCをインターネットに接続し始め、それぞれE-MAILで連絡を取り合うようになった頃でした。 Hさんとの出会いもちょうどその頃で、今回メールを読み返し、とても懐かしく思い出しました。 当時Hさんが今の私と同じくらいの年齢であったこともわかりびっくり。Hさんは私より8歳年上でした。いまさらですが… 好きになるのに年齢なんて関係ないですからね。同性でも異性でも、年齢は全然気にしません、私は。 出会った頃のHさんと今の自分が同じ年齢と思うと、私はまだまだ…と感じますが、理想とする素敵な女性が傍にいることは幸せですね。 明日はコルドンブルーを卒業した先輩が主催しているサロンでフランス料理を習ってきます。 オシャレなことは苦手だけれど、私らしいホッとできるサロンが作れたら、と思い学校の先輩たちが開いているサロン巡りをして、自分のサロン作りの参考になればと勉強中です。 明日は自由が丘へ行ってきます。楽しみ☆ おいしい出来事 かなえキッチン : ごはん日記 2009年08月
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このページはこちらに移転しました しっぽぱたぱた 作詞/136スレ276 あしおと とたとた おみみを くるくる おしおと とてとて しっぽを ぱたぱた まんまるおめめを しぱしぱさせて ててててこてんと おなかをみせる かまうにゃ かまうにゃ かまうのにゃ なでるにゃ なでるにゃ なでるのにゃ なくことねこには かなわない このゆうわくには かなわない あしおと とたとた おみみを くるくる おしおと とてとて しっぽを ぱたぱた
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累積: - ___ 昨日: - ___今日: - シコりと皮膚の操体 操体もくもく・操体の自然則 (11) シコりと皮膚の操体 1.はじめに 2.脹ら脛の筋肉の使われ方、改善法脹ら脛の筋肉は、爪先立ちで使われる 爪先立ちの気功で膝裏のシコりは消えるかな? 楊先生も晩年「ふっくにゃぁ」系の脱力をしていた 3.シコりと皮膚の操体の位置関係皮膚をズラしたあとにできる張りを維持する ツボ上の皮膚の張りをたもつ工夫 肘をささえるのも役に立つ 4.シコりの上が皮膚が張っているとシコりが消える理由皮膚の操体と、皮内鍼や粒鍼は似ている ツボが正確にとれると効果が出やすい 皮膚の操体もツボとりがむずかしい 経絡指圧も、皮膚の操体に似ている 皮膚の張りをたもつことと、垂直圧をたもつこと シコりは、垂直圧を感じるとゆるみやすい 5.おわりに お知らせとお願い術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 感想など 間違いなど 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 1.はじめに 先回は、シコりのまわりの筋肉を緊張させるとタワメの間になる という話を書きました。 シコりのまわりの筋肉を緊張させていって、シコりと同じか、それ よりほんのすこし余分に緊張させた状態にすると、タワメの間になる ようです。 ちょっと考えてみると不思議な現象です。 筋肉をはたらかせすぎてシコりができたのに、シコりのある筋肉を すこし余分にはたらかせかせ緊張させる状態を作ると、気持ちよくて、 おなかの息も深くなって、その状態をしばらく維持していると、シコ りが消えていくのですから。 おなかの息が深くなるということは、副交感神経優位になるという ことなんでしょうね。 こういう点も、西洋医学をやっている方々から、操体があまり評価 されない原因の一つになっているのかもしれません。 しかし、これだけ成果があがっている、というか、実際にやってみ れば確かめられることなのですから、生理学的な実験をたくさんして 根拠を明らかにしていってほしいなと思います。 2.脹ら脛の筋肉の使われ方、改善法 脹ら脛の筋肉は、爪先立ちで使われる また、脹ら脛の筋肉ですが、立った姿勢で膝を伸ばしたまま足首を 伸ばすとき、つまり、爪先立ちになるときにいちばん使われるようで す。 すると、その姿勢をしばらく維持すると膝裏のシコりが消えるかも しれません。 そんなことをいろいろためしていたら、気功太極拳で有名な楊名時 先生の気功・八段錦の第8番目が、その格好をしていたのに気が付き ました。 爪先立ちの気功で膝裏のシコりは消えるかな? 両足を開かないで付けた状態で、爪先をそろえて、膝を伸ばして立 ち、息をすいながらカカトをあげていき、腕をたらして、手甲を反ら し、手のひらを下にむけ押さえつけるような感じでバランスを取りな がら、カカトをあげた状態をしばらくたもちます。そして、息をはき ながら、体の力をぬき、カカトをおとす。 説明書に「この気功は沢山の病に効く」とあります。 講習会のときにでも、この気功の前後で、膝裏のシコりの状態を確 かめながらやってどうなるか、ためしてみようと思っています。 みなさんもためしてみてください。 膝裏のシコりがとれるから、たくさんの病に効くのかも知れません。 橋本先生が爪先あげを晩年いちばんやっていたということに関係し ているように感じます。 逆にいえば、ハイヒールをはいた女性は、膝裏のシコりができやす いといえるのかもしれません。 そして、それが、下半身の歪みをよび、いろいろな病気のもとになっ ているのかもしれません。 楊先生も晩年「ふっくにゃぁ」系の脱力をしていた それに、もう一つおもしろいのは、この八段錦の第8番目の脱力は、 本では「パッストン」系の説明をしているのに、楊名時先生ご本人は 90年前半の道場での稽古のときには、「ふっくにゃー」系の脱力を されていたことです。 橋本先生も、晩年にご自身で一人操体するときには、パッストン系 の瞬間脱力はあまりされなかったようです。 東京・三軒茶屋の三浦先生も、80年代後半には、ふっくにゃー系 の脱力をしたがる受け手がおおいと説明されていました。 達人の方は、みなさん、時代による体の自然の変化に合わせるのか なと思いました。 3.シコりと皮膚の操体の位置関係 さて、今回は、シコりと皮膚の操体の関係について書いていきます。 皮膚の操体を目標のシコりにしているときには、指はシコりの真上 から、すこしずれたところにあります。 それなのになんで効くのかなということについて、今までいろいろ 考えためしてきたことを書いていきます。 皮膚をズラしたあとにできる張りを維持する このごろ感じているのは、皮膚の操体でいちばん大切なのは、皮膚 をズラすことよりも、ズラしたあとにできる皮膚表面の張りを同じ 状態にたもつことなんじゃないかなという感じがしています。 皮膚をズラしている指や手のひらが、ふるえたりブレたりして、後 ろにできる張り、ズラした後ろの皮膚表面の張り具合が変わってしま うと、感じていた気持ち良さが消えてしまうようです。 受け手からも、「違った」「気持ち良さが消えちゃった」と言われ ることがおおくなります。 このことと、先ほど書いた皮膚をズラすと、皮膚の操体をしてい る指や手のひらは、シコりの真上からはずれるということを考え合 わせて、このごろ、皮膚の操体は、シコりの上の皮膚がピンと張っ た状態をしばらくたもつから効果が出るのかなと考えています。 ツボの上の皮膚が、かるくピンと張った状態になり、ピッタリとシ コりのある筋肉にくっついた状態になると、しばらくしておなかの息 が深くなり、気持ち良さも生まれます。 その状態を維持していると、またしばらくして、おなかの息が元に もどるころには、気持ち良さも消え、ズレやすかった皮膚がズレにく くなり、シコりが小さくなり、うまくいけばシコりが消えてしまうよ うです。 ツボ上の皮膚の張りをたもつ工夫 ズラした後ろにできる皮膚表面の張りを維持するために、達人の先 生方はいろいろ工夫されています。 東京・三軒茶屋の三浦先生は、小さなシコりに皮膚の操体(三浦先 生は「渦状波」とよんでられます)をするときには、中指で皮膚をズ ラしたときには、薬指か人差し指の下の皮膚を正反対の方向にズラし ています。 こうすると、小さなツボの上の皮膚がピンと張った状態を長いあい だ維持することがやりやすくなります。 京都のマル先生は、皮膚をズラすまえに、手のひらや指腹をシコり の上の皮膚に張り付けた状態にしてからズラすことをすすめています。 これも、そのほうが、長時間シコりの上の皮膚表面の張りを保ちや すいからだと思います。 ピッタリ張りついていれば、伝え手の指や手のひらと、受け手の皮 膚がすべって張りがなくなってしまうのをふせぐことができます。 三浦先生のやり方を応用して、私は、両手で大きめのツボに、互い に正反対の方向の皮膚の操体をしたりもしていますが、そうすると、 皮膚の操体が効果があがる確率がふえるような気がしています。 この方法は、皮膚の操体と正反対の張りを動きの操体で作るという 方法でも可能です。 たとえば、手首や足首のシコりに対して、皮膚の操体を片手でしな がら、もう片方の手で、そのシコりの延長線上の指を反らせてみたり します。 手首の手のひら側かつ小指側をねらうときに、シコりの上の皮膚が 指と反対側にズレやすい場合などがうまくあてはまります。 小指の薬指よりの手のひら側か、薬指の小指よりの手のひら側をす こし反らすと、ちょうどシコりの上の皮膚がズレやすい方向と正反対 の動きを作り出せます。そうなると、皮膚の操体だけをしたときより も効果が出やすいように思います。 とくに指をどちらかにねじりながら、ほんのすこし反らせるように すると、うまくいく確率があがるようです。 ためしてみてください。 肘をささえるのも役に立つ また、余談になりますが、皮膚の操体をしている腕が、宙に浮いて いると、すぐ腕が疲れてしまいます。すると、指先がブレやすくなり、 シコりの上の皮膚上面の張りをピンとした状態にたもつのがむずかし くなるようです。 そのため、片手で皮膚操体しているときには、反対側の手で、皮膚 操体をしている手の肘をささえたほうが安定します。そして、そのほ うが、ツボの上の皮膚の張りを一定にたもちやすくなります。 また、両手で皮膚操体しているときには、両方の肘を両方の膝や大 腿部でささえると安定します。 そのためにも、目標とするシコりに操者のヘソをできるだけ近づけ、 皮膚の操体をしているところから両肘までの距離が同じくらいになる ようにしたほうが、効果を出しやすくなります。 4.シコりの上が皮膚が張っているとシコりが消える理由 さて、なんでシコりの上の皮膚を張った状態にたもつと、シコりが 消えやすいのでしょうか? 張りをしばらくたもっていると、シコりの上の皮膚と、シコりがあ る筋肉がピッタリくっついた状態がつづくことになります。 そういうわずかな刺激でシコりが消えていることになります。不思 議ですね。 でも、そういうわずかな刺激でも、気持ち良さが生まれてくるのは はっきりわかります。 また、張りが、ほんのすこしゆるんでも、気持ち良さが消えてしま うのは、皮膚の操体を受けたことがある人なら、みなさん経験されて いるでしょう。 それに、張りがたもたれていれば、たいてい、おなかの息も深くなっ ていきます。 体が必要としている刺激だから、気持ち良さも生まれるし、おなか の息も深くなるのだと思います。 ですから、このわずかな刺激が効果をあげていることは、はっきり わかるのですが、どういう仕組みなのかなーと、ずーっと考えていま すがわかりません。 だれかわかった方は教えてください。 皮膚の操体と、皮内鍼や粒鍼は似ている 皮膚の操体と似ているなと思うのは、鍼の世界で使われる皮内鍼や 粒鍼です。 皮内鍼は、太さが0.12mmで長さ3mmから5mmぐらいの鍼を、 表皮の下に皮膚にほぼ水平に1mmから3mmくらい刺して、その上 に絆創膏をはっておく方法です。 鍼を刺している感じはしません。絆創膏がはられた感じのほうは感 じますが。それでもシコりは消えます。 似た方法で円皮鍼といって、太さが0.12mmで、長さ1.5mmから 0.3mmの鍼が絆創膏に垂直についているものもあります。こちらも、 いちばん短い0.3mmのものなら、絆創膏をはった感じだけです。 また、粒鍼といって、直径1.2mmくらいの金属の粒を絆創膏で、 はりつけるやり方もあります。 皮内鍼・円皮鍼は、皮膚をやぶるときに電気が流れるため、粒鍼は 金属がさびるときに電気が流れるためだという説明を聞きましたが、 実際はどうなのでしょう。 生理学的に研究してみたらおもしろそうな現象だなと思います。 ツボが正確にとれると効果が出やすい どの方法でも、ツボの真上に、正確に、はることさえできれば、効 果があらわれるようです。 といっても、1,2mmずれても効かないことがおおいので、楊枝の 頭などで、こまかくツボの場所を特定できないと効きません。 おもしろいことに、はった下のシコりが消えるだけでなくて、経 絡的に関連するところにあるシコりも消えます。手の小指や薬指、 その延長上の手甲にはっておくと、肩こりに効きます。 このあたりも皮膚の操体に似ているなと思います。 皮膚の操体もツボとりがむずかしい 皮膚の操体にしても、こういう小さな鍼や金属の粒にしても、刺 激は、ごくわずかです。それでもすごい効果が出てきます。 ただ、刺激量が少ないせいか、ツボ取りは、普通の刺鍼や、動き の操体などよりは、むずかしくなるようです。 私自身、はじめのうちは、講習生同士で皮膚操体をしたときだけ にしか効果が出せませんでした。 受け手に指定してもらえないと、どこに皮膚操体をしたらよいか わからなかったからです。 ツボが出ているところを正確に取れるようになって、確実に効果 が出せるようになりました。 このあたり、みなさんは、どう思われますか? 私は、皮膚の操体でむずかしいのは、指や手のひらをあてる場所 をみつけることじゃないかなと思っています。 皮膚の操体をする必要のある場所さえわかれば、あとは、その上 の皮膚をすこしズラして、張った状態をたもっているだけでよいの ですから。 経絡指圧も、皮膚の操体に似ている それで、皮膚の操体にもう一つ似ていると思うのは、増永静人先 生の経絡指圧です。 余談ですが、増永静人先生は、精神人類学者藤岡喜愛先生といっ しょに、橋本敬三先生から操体をならい、その体験から経絡体操や 経絡伸展法を考案されています。 さて、経絡指圧では、シコりに対して垂直に一定の圧をかけつづ けるを大切にします。このときに受ける感じが、皮膚の操体を受け ているときとよく似ています。 親指などで指圧されているときは、せまい面積に圧を感じるので、 皮膚の操体とはすこしちがう感じを受けます。 しかし、経絡指圧でよく使われる、肘から前腕を使って指圧され ているときには、圧が分散されてしまうせいか、皮膚の操体を受け ているときとよく似た感じを受けます。 皮膚の張りをたもつことと、垂直圧をたもつこと 皮膚の操体のときには、ズラしたあとにシコりの上の皮膚がはっ た感じになることは説明しました。このときにシコりには、はった 皮膚から垂直の圧がシコりのある筋肉に伝わるのかなと思います。 そうすると、経絡指圧と皮膚の操体が似た感じを受けるのは当た り前かなと思います。 皮膚の操体のでは、実際に圧そのものが伝わっているというより も、圧が伝わってくるかも知れないという情報がシコりになってい る筋肉のなかにある感覚神経(筋紡錘など)に伝わっているだけか もしれません。 動きの操体と同じ効果のある皮膚の操体をするときにも、シコり になっている筋肉を緊張させようとする力が実際に働いているわけ ではなく、緊張させようとする力が伝わってくるかも知れないとい う情報が筋肉のなかの感覚神経に伝わっているだけなのかもしれま せん。 シコりは、垂直圧を感じるとゆるみやすい こうして考えていくと、シコりになっている筋肉は、筋繊維の方 向に緊張させようとする力や、筋繊維と垂直に圧をかけようとする 力を感じるとゆるみやすいと言えるような気がします。 とくに、それらの力が、シコりになっている筋肉の過緊張具合と 同じかすこし余分に緊張させようとしてると、しばらくのあいだ感 じていると、ゆるみやすいようです。 このあたりは生理学的な実験をたくさんして確かめてほしいなと 思っています。 5.おわりに 今回は、シコりと皮膚の操体の関係から思いついたことを書き出 してみました。 次回は、胴体の歪みと手足の歪みの相関関係から、どちらを先に なくすかという話に進めていくつもりです。 >>>つぎへ>>>胴体の歪みと足の歪み >>>目次へ・・・・・・・・・操体の自然則 >>>このページのトップヘ・・シコりと皮膚の操体 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ 術伝HP内検索:上の@wikiメニューの「wiki内検索」 お知らせとお願い 術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役 をしてくださる方を募集しています。 くわしくは、術伝流のモデルをみてください。 よろしくお願いします。 感想など 感想などありましたら、「術伝」掲示板に書いてください。 また、「術伝」掲示板でも、旧掲示板「養生の杜」と同じように、 養生についての雑談や症例相談などもしていきたいと思っています。 よろしくお願いします。 間違いなど 間違いなど見つけた方は、術伝事務局あてにメールをください。 よろしくお願いします。 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 「術伝」では症例相談用メーリングリスト( 術伝ML(muchukand))の 参加者を募集しています。 よろしくお願いします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ