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ずっと、ひとりぼっちだった。 生まれたときから、みんなとちがったから。 ひとりでエサが取れるようになったら、すぐに群れからおい出された。 それから、ずっと、たったひとりで。 「―――――お、気がついた?」 高いがけから落っこちて、たぶんこのまま死んじゃうんだろうな、って。 そう思ってたのに。 「じっとしててよー?そりゃーもう色んなとこボロボロだったんだから、しばらく安静にね」 なんで、ウチはまだ生きてるんだろう?それに、コイツはいったい誰だろう? 怪我と疲れのせいで頭がぼーっとしていても、それがとても気になった。 「『誰だコイツ』って顔してるから名乗らせてもらうけど、あたしは塩見周子。おせっかい焼きの妖怪さんだよん♪」 しゅーこ。コイツは、シューコっていうのか。『ようかい』っていうのは何なのかよくわからない。 「ん、わかんなかった?んー、実際見せたほうが早いかな・・・」 そういってシューコが、ぱちん、と指を鳴らすと、その頭からぴょこんと耳が生えてきた。 それと、腰からはふさふさしたしっぽが何本も。びっくりして後ずさろうとして、傷が痛んですっころんだ。 「わわ、ごめんごめん、いきなり姿が変わってびっくりした?痛かったでしょ」 確かにびっくりしたけど、気になったのはそこじゃない。 よしよし、となでてくる手をふりはらって、ウチは意識を集中する。 「・・・おー、もうそんだけコントロールできるんだ。誰かに教えてもらったんでもなさそうだったけど」 やっぱり、この状態は体がつるつるしてへんな感じがする。でも、こうしないと言いたいことが伝わらないし。 「・・・・・・ウチも、その『ようかい』なのか?」 それが、ウチが狼の姿から変身して、初めてしっかり口にした言葉だった。 それからシューコは、妖怪のことや変身したあとの体のことを―――こっちは『人間』っていうらしい―――いろいろ教えてくれた。 シューコが言うには、ウチは人狼の『先祖返り』っていうやつらしく、何回練習しても耳と左目が狼のまんまになってしまうのは、ウチがぶきっちょなわけではないそうだ。 人間の姿の方がいろいろ便利だから、ということで、耳は服についてた『ふーど』っていう帽子で、左目は眼帯を付けて隠すことにした。 それからしばらくして、片目が見えないことにも慣れて、たんすに小指をぶつけることも少なくなってきたころ。 「シューコッ!!またウチがとっといたずんだ餅かってに食べただろッ!!!」 「あーごめんごめんおなかすいちゃってつい」 「棒読みにもほどがあるぞっ!?ぜったい反省してないだろっ」 こんな風にちょっとしたことで喧嘩できるくらい、他の誰かと話すことにも慣れてきたころだった。 「おぉ、周子くん、ここにいたかね」 いきなり知らないおじさんがやって来たもんだから、びっくりしてシューコの後ろに隠れてしまった。知らない人は、やっぱりまだこわい。 「・・・ずいぶん、怖がらせてしまったかな?」 「あはは、ちょっと人見知りなだけだよ。・・・ほら、自己紹介して。大丈夫、このおじさん優しいから」 おじっ、と言っておじさんが固まった。どうしたんだろう。 まぁ、あやしいヤツならとっととシューコが追い払ってるはずだし、悪いヤツじゃないのは本当だろう。 「・・・・・・美玲」 でもやっぱりこわいので、ちょっと顔をのぞかせて、ぼそっと名前だけ名乗った。 美玲。名前がないのは不便だ、っていってシューコがつけてくれた、シューコからもらったもので一番すきなもの。 「ふむ、美玲くんか。『美しいさま』を表す字が二つ、うんうん、名前通りの可愛らしい子だね」 名前を褒められて、それを考えてくれたシューコのことも褒められたみたいでうれしくなる。 悪いヤツじゃないっていうの、ちょっとなら認めてやってもいいかもしれない。 「それで、わざわざどうしたの、社長さん?」 「おぉ、そうだそうだ。周子くん、君に是非頼みたいことがあってね」 「うん?また何か始めたの?」 「うむ。今回の『プロダクション』は、なかなか期待できそうでね。周子くんには、そこでカウンセラーのようなことをやってもらいたいんだよ」 「え、カウンセラー?あたしそんな難しいことできないよ?」 「いやいや、あまり難しく考えなくてもいいんだ。能力を持つがゆえに疎んじられたり、傷つけられた子たちの話し相手になってもらえれば、というだけの話さ」 「うーん、そう言われてもねぇ」 「できれば、また周子くんの力を借りられればと思ったんだが・・・」 ・・・なんか難しい話みたいだけど、ちょっと気になった。 「シューコ」 「ん?どったの美玲?」 「えっと、今の話ってさ。『前までのウチ』みたいなヤツのことを助けてあげられる、ってことで良いのか?」 「あー、うん、まーだいたいあってるかな。もしかしたら、美玲よりもっとふさぎ込んじゃった子もいるかもしんないけど」 やっぱり、そういうことみたいだ。だったら――― 「―――だったら、ウチ、それやりたい」 「・・・へ?ちょ、ちょっと美玲?」 「だって、だって!!それって、すっごく良いことだろッ!?ウチ、シューコと話して、名前もらって、それで、えと、えっと!」 言いたいことがいっぱいでてきて、うまく言葉にならない。それでも、シューコもおじさんも、ウチの考えがまとまるのを待ってくれた。 「えっと・・・ウチ、生きていていいんだって、シューコに会って初めてそう思ったんだ!だから、前までのウチとおんなじヤツがいるなら、そいつのこと助けてあげたいんだ!」 生まれてすぐ、みんなからのけものにされてきたウチが、初めて生きていることを嬉しいと思ったのは、シューコがいたからだ。 ウチも、そうやって、『誰かが生きていていいと思える人』になれるなら、それってすごいことだと思った。―――ウチはヒトじゃなくて狼だけど。 「・・・美玲にそこまで言われちゃうと、ちょっとノーとは言えないよねぇ・・・・・・」 しばらく考え込んでいたシューコが、苦笑いしながらそう言った。っていうことは・・・ 「おぉ、引き受けてくれるかね!いやぁ助かったよ」 「んーん、あたしやんないよ?やるのは美玲」 ・・・・・・ん? 「・・・・・・え!?う、ウチひとりでやるのかッ!?」 「いんや、もちろんお手伝いくらいはするよ?でも、あくまでこれは美玲のお仕事。そういう条件なら受けるけど、どうする、社長さん?」 「ふむ・・・ティンと来た!良いだろう、その方向で話を進めよう!周子くんがサポートについてくれるなら、万が一ということもないだろうしね」 ・・・なんだろう、なんか大変なことになっちゃった気がする。けど、やりたいって言いだしたのはウチだし、その気持ちに嘘はない。 「とりあえず、一度うちの事務所まで来てもらえるかな?プロデューサーの彼とも顔合わせをしておいた方がいいだろう」 ・・・嘘じゃないんだけど。 「・・・みれいー?しがみつかれたまんまだと、あたし動けないんだけどー?」 やっぱり、知らない人に会うのは、まだちょっとこわい。
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448 名前: ◆Nb6gZWlAdvRp[saga sage] 投稿日:2013/07/19(金) 02 50 58.30 ID NXH3qdzxo [2/14] 烈風「どうすりゃいいんだよこれ……」 美世「さ、さあ……」 どこか優しい雨が降り注ぐ中、カースひしめく街を駆け、二人は避難民の元へと辿り着いた……が、 ――そこは氷の壁に覆われて出入りができる状態ではなかった。 烈風「どう見てもカースの仕業じゃねえし、下手にぶち破るわけにもいかないよな」 ガンガンとノックの要領で叩いてみると、分厚い壁はしっかりとした手ごたえを返してくる。 これを力ずくで除けようとすれば、中の人が危険だろう。 ??「あら、ヒーローの方ですかぁ~?」 二人が手をこまねいていると、背後から間延びした声が上がる。 振り返るとそこには少女が二人。 宙に浮いているから、恐らく魔法使いとかだろう。 烈風「ああ、救出に来たんだけどな、この壁をどうしようか迷ってたとこだ。 これはあんたらがやったのか?」 ??「そうです、私たちはそれの張り直しに来たんですよ。 一旦魔法を解くので少々お待ちくださいね」 そう言って二人が壁に向かい一緒に呪文を唱えると、頑丈で分厚かった壁が煙のように消えてしまう。 烈風「はあー、魔法ってのはすげえな」 ??「貴女みたいに拳でカースに立ち向かうのもすごいと思いますけどね」 烈風「ん? なんだアタシのこと知ってたのか?」 裕美「貴女は割と有名ですからね……と、名乗りが遅れましたね。 私は関裕美、魔法使いをやってます。 こちらが私の師匠の……」 イブ「イブ・サンタクロースです~♪ イブ非日常相談事務所を経営してます~♪」 烈風「もう知ってるみたいだけど、アタシはカミカゼやってる向井拓海だ」 美世「専属メカニックの原田美世でーす」 簡単に名乗ると、美世の装甲車に怪我人や無能力者を優先で乗せる。 裕美「今回は貼り直しとタイミングが合ったようで幸いでしたが、私たちは主に病院に居ますので救助を続けてくださるならそちらへいらしてくださいね」 美世「りょーかい」 裕美「では、ご武運を」 イブ「お気をつけて~」 壁を貼り直す二人と別れ、カミカゼと美世は来た道を戻る。 カミカゼによって一度倒された分数はまだ少ないが、それでも再び湧き出したカースによって道はすでに塞がっている。 烈風「キリがねえなあ、全くよお!」 美世「時間かけるだけ不利だよ、一気に駆け抜けよう!」 烈風「よし、こじ開ける! リストツイスト!」 風を生み、道をこじ開け突き進む。 幾度かそれを繰り返し、そろそろ半ばも過ぎようかという頃。 ??「随分騒がしいので見に来てみれば、好き勝手に暴れまわってくれているみたいですね」 角を曲がった先は既に拓けていて、ぽつりと佇む少女が一人。 大人しく路地の隙間を塞ぐカースの群れは、頭を垂れているようにも見える。 烈風「……美世、先に行け」 美世「え、でも」 烈風「いいから行け!」 言うが早いか、カースの一団を消し飛ばす。 美世は納得のいかない表情を浮かべてはいたが、黙ってそこに向かう。 ??「すんなり通すと思いますか?」 烈風「邪魔立てすんな!」 美世へ向かおうとした少女をカミカゼが弾き、美世が消えた路地はカースによって塞がる。 ??「……自己犠牲で友情ごっこですか。さすがヒーロー、反吐が出ます」 烈風「犠牲になるつもりなんてねえし、何より『ごっこ』じゃねえんだよ!」 叫び、殴りかかる。 単調なそれは防がれてしまうが、衝撃で少女は大きく後退する。 驚愕の表情を浮かべる相手に肉薄し、追撃。 今度はしっかりと受け止められ、少女が後ずさる代わりにアスファルトに亀裂が走った。 ??「この、馬鹿力!」 少女はカミカゼの腕を掴むと、力任せに放り投げた。 投げ飛ばされたカミカゼは、ビルの壁に脚を突きさして着地する。 烈風「人のこと言えた口か!」 壁を蹴って跳び、再び接近を試みる。 少女は標識を引き抜くと、振りかぶって空中のカミカゼに叩きつける。 カミカゼが手刀で標識を切断し、少女は鋭利になった先端で突く。 掴んで止めると、カミカゼごとフルスイングして投げ捨てる。 最接近、今度は車が飛んでくる。 跳んでかわすと、少女もそこに居た。 烈風「っ!」 同時に放たれた拳は互いの頬を捕え、三度距離が開く。 ??「……分かりませんね。 貴方の闘志には怒りが多分に含まれる、なのにどうして飲まれないのですか」 烈風「んなもん知るか」 ??「まあ良いです。理由はどうあれ、そこに怒りがある限り私の力になるんですから。 せいぜい足掻いて、怒りを振りまいてから死んでください」 烈風「そうかい。生憎、相手が強いほど燃える性質なんでな、そっちの力が増す限り、アタシの力も湧き続けるんだよ! いくらでもやってやるさ!」 ??「減らず口を!」 少女の周囲に核が生まれ、そこから黒い泥が湧く。 カミカゼが生んだ風が核を吹き飛ばすと、少女は足を地に埋めて踏み止まる。 今度は吹き飛ばされないよう手の中に核を生むと、カースを武器のように振るう。 カミカゼは少女がそうしたように足を地に突き刺し、泥の体を受け止める。 そのまましばし綱引きのような状態が続き、カースの体が千切れる。 二人は足を引き抜くと、相手の元へ駆けながら拳を構え―― ――少女は濡れた路面で足を滑らせた。 _____________ 杏はイヤな雨の降りしきる中、ようやく街へと侵入に成功した。 GDFや報道機関などに囲まれたここへの侵入に手間取ってしまい正直うんざりしているが、まだ目的は半分も果たされていない。 怒りっぽい同居人を連れ戻すために、この街をまだ駆けずりまわらなくてはならないのだ。 杏「あぁもう、杏にここまでさせたんだから、泰葉には何としても返ってきてもらうよ…… にしても、なんかこうNTみたいにピーンと居場所分かったりしないかな」 ぼやきながらも足は止まらない。こんなに動いているのはいつ以来だろうか。 カースの無駄な巨体で見通しが悪い道を駆け、僅かな隙間から周囲を伺う。 そうしてしばらく探索していると、不意に目の前を装甲車が走り抜けていった。 別に撥ねられたとて死にはしないだろうが、思わず尻もちをついた杏は立ち上がり、車の去った方を眺める。 そしてふと予感めいたものを感じ取り、車が来た方へと向かう。 気持ちカースの少ない方を選んで進んだ先に、果たして目的の人物は居た。 どうやらヒーローと戦っているようだ、加勢してあげないと。 しかし二人の居る通りに駆け付けようとした矢先、泰葉は足を滑らせた。 杏「ーーっ!」 ほぼ無意識の行動だった。 生みだしたカースに自分を投げさせ、泰葉を突き飛ばす。 驚いた泰葉と目が合い――痛烈な打撃が背中にめり込んだ。 _____________ 泰葉「どうして……」 自分は彼女たちに何も言わず、半ば捨てるようにして出ていったはずだ。 だというのにどうして、よりによって怠け者の彼女がここに来て、しかも自分を庇うような真似をしたのだろう。 さっきまで戦っていたヒーローは彼女の乱入に戸惑っていたけど、結局仲間を追って行ってしまった。 自分は何をしているのだろう。 捨てた仲間に助けられて、邪魔者の排除にも失敗して…… 杏「泰葉……」 泰葉「あ、杏さん! 大丈夫ですか!」 杏「杏の能力知ってるでしょ? このぐらいすぐ治るって。 それよりもさ、泰葉……帰ろう? 泰葉が何をしたくてここに来て、こんなことまでしてるのかは知らないけどさ、全部終わってからでいいから帰ろうよ。 幸子も待ってるんだよ? あの場所を守るって言って、ここには来なかったけどさ。 何より……げほっ」 杏「何より、杏にここまでさせたんだから、嫌って言っても首に縄付けてでも連れて帰るけどね」 泰葉「分かりましたから、帰りますから! 無理に喋らないでください!」 杏「よーし言質取った。 で、駆け付けといてなんだけどさ、珍しく走り回ったもんだから疲れちゃったよ。 だから、ちょっと、寝かせ、て……」 泰葉「あ、杏さん!? 杏さん!?」 思わず杏の体を揺する。 杏は呼びかけには答えず、代わりに寝息を返してきた。 とりあえず生きていたことにほっと一息。 泰葉「よかった……生きてる。 ……とりあえず、あのヒーローは絶対に許せませんね」 眠る杏を起こさないよう、静かに怒りを燃やした。 _____________ あと少しで街の外、というところまで来て、美世は完全に立ち往生してしまった。 周囲を取り囲むカースに絶えず車を叩かれ、車内が揺れる。 今はまだ車体に傷一つついていないが、乗せている市民たちは皆不安になっている。 さてどうしたものかと考えていると、 菜々「ウサミンスラッシュ!」 カースが真っ二つになり、 夕美「咲け!」 アスファルトを割って生えてきた植物が核を噛み砕いた。 美世「ナナちゃん! 夕美ちゃん!」 菜々「正式な指令が下りたので加勢に来ましたよ!」 夕美「片づけるからちょっと待ってて!」 加勢に来た二人によってカースが倒され、再び車が進みだす。 しかし細かな蛇たちが攻撃の隙間を縫って車に這い寄る。 美世「わー! 何これ、何これ!」 菜々「うう、車体に張り付かれると下手に手出しが……」 烈風「真空唐竹割り!」 そこへ追いついたカミカゼが手刀を振るうと、発生した風の刃が蛇を切り裂く。 刃は車にも襲いかかるが、傷を付けるには至らない。 烈風「悪い、待たせた!」 美世「ちょっと! 助かったけど乱暴過ぎるよ!」 菜々「拓海さんも無事だったんですね……ってあれー!? カミカゼもなんか変わってません!? こうなったらナナも装備を新調するしか……」 夕美「ナナちゃん、それは帰ってからにしようね。 拓海ちゃん、新たに手に入った攻略マップとやらがあるから、騒動の原因を退治するよう指令が下りたわ」 烈風「マジか! じゃあすぐに再突入だな!」 合流を果たし、攻略が本格化し始めた。 了 ――次回予告―― 美世「ナナちゃん夕美ちゃんが加わって、街での戦いも本格化! 攻略の拠点とするためイブさんたちのいる病院に向かう道中、新たな敵が現れる! 正気を失い暴力を振りまく少女を、止めることはできるのか!? 次回の特攻戦士カミカゼは、 『狂戦士』! 覚悟、完了!」 この番組は、株式会社DeNAとアイドルヒーロー同盟、ゴランノスポンサーの提供でお送りしました。
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職業 悪魔 属性(ヒーローor悪役など) 七つの大罪の一つ、『傲慢』 能力 メタモルフォーゼ 詳細説明 七つの大罪の一つ「傲慢」を司るルシファーの名を持つ悪魔。 「傲慢」のカースは彼女が作り出す黄色の核が原因で生み出される。 彼女自身「傲慢」に含まれる「虚飾」の感情が非常に強く、常に自分の姿形を別の姿形に変形させており、本物の彼女を姿を見たことある者は数少ない。 当然だが「傲慢」の感情も強く、いかなる場面においても余裕は崩さない。 何故、人間界へ降りてきてカースを生み出すのか。 その目的は今は不明である。 関連アイドル 関連設定 魔族 魔界 七つの大罪悪魔 ※この先4スレ目299レス以降の◆yIMyWm13ls氏による設定 職業 見習い魔法使い 属性(ヒーローor悪役など) 雷寄り(杖のせいで) 能力 メタモルフォーゼ 詳細説明 元七つの大罪の一つ「傲慢」を司るルシファーの名を持つ悪魔。 『ルシファー』であった記憶を残したまま新たに『魔力の器』が出来た人間。 見掛けだけの『メタモルフォーゼ』の能力が残った。 メイクをすることで他人に変身することが出来る。 見たことのある相手や相手の所持品等の一部分だけを変える『部分変身』にはメイクが要らない模様。 ・雪菜の三角帽子 アイテムや道具を缶バッチに『変身』させてくっつけておくのが雪菜流。 ・黄色の缶バッチ 雷のワンド ・赤色の缶バッチ 炎魔法のビー玉 ・水色の缶バッチ 水魔法のビー玉 ・緑色の缶バッチ 植物魔法のビー玉 ・黄緑色の缶バッチ 風魔法のビー玉 ・青色の缶バッチ 氷魔法のビー玉 ・茶色の缶バッチ 土魔法のビー玉 ・『部分変身』について 雪菜は特性を残したまま物やアイテムを見たことのあるものに『変身』させることが出来る。 現在重さまでは変化させることが出来ない。 手元にあり、完全に自分の制御下にある魔法のビー玉のみ、維持最低限の魔力を残し、足りない分を注入することで 『魔法もどき』を実現させているようだ。 魔法・魔術詠唱まとめ(雪菜) 『雷よ!』 『雷よ!貫いて』 『付与!雷の加護よ!』 『無意識の結界よ!』 『風よ!』(魔法のビー玉) 『氷よ!寄り集まりて塊になれ!』(魔法のビー玉) 『土塊よ!呑み込んで!』(魔法のビー玉) 関連アイドル 関裕美 イヴ・サンタクロース 関連設定 イヴ非日常相談所 七つの大罪悪魔
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507 名前: ◆6osdZ663So[sage saga] 投稿日:2013/07/20(土) 11 07 29.04 ID NW4wqk7so [2/14] 美穂「は~はっはっはっはっは~!!」 今日も今日とて一人の少女の高笑いが街に響く! 美穂「愛と正義のはにかみ侵略者!ひなたん星人!ただいま惨状ナリっ☆」 キュピーン 最近、ちょっとだけ有名になったヒーロー、ひなたん星人こと小日向美穂! 怪人が現れたらしいと、街の騒ぎを聞きつけ駆けつけた!! なお本人は有名になりつつある事に非常に複雑な気持ちである模様 少なくとも卯月ちゃんには、ひなたん星人としての活動バレないだろうから頑張れ、美穂! さて!そんな美穂の今回のお相手は!? ハンテーン「はんてーん!」 街に人々を襲う謎のカピバラ獣人! その名前、能力、目的は一切不明! 鳴き声から名前はとりあえずハンテーンだ!! 美穂「か、カワイイひなたっ!」 ハンテーン「?」 カピバラモデルのその怪人、 ずんぐりとしたその姿は穏やかそうで、どこかゆるく、 怪人でなければお持ち帰りしたいほどキュートであったりした。 美穂「ひなたんは、アレのぬいぐるみの商品化を希望するひなたっ!」 何処にだ。 それはさておき、 美穂「ひなたんの力は本来カースを狩るためにあるナリ」 美穂「けれど、街を騒がす存在も放っておくわけにはいかないひなたっ!」 その人格と力の維持に、負のエネルギーを必要とするひなたん星人は エネルギーを補充できるカース狩りのとき以外はできるだけ力を抑えておくべきなのだが、 美穂自身にはそんな事情は関係なく、守れる人は守りたいと思っていて、 ひんたん星人にしても、そんな美穂のヒーロー像をベースにして作られた人格なのだ。 街の騒ぎにはヒーローとしての血が騒ぎ(?)、できるだけ駆けつけたくなるらしい。 美穂「この街はまるごとつるっとぜ~んぶ私のものひなたっ☆」 キラッ 美穂「他の誰にも、たとえカピバラさんにもあげることはできないナリっ!」 そう言って刀を構える少女 ハンテーン「はんてん!!」 主の敵であるところのヒーローとやらが臨戦態勢に入ったのを見て、 ハンテーンもまたやる気満々だ! ハンテーン「はん!」 先に動いたのはカピバラ獣人だった! 自身の体毛の一部を硬質化させ! ハンテーン「てーん!!」 一気に射出! 数え切れない毛針攻撃が美穂に襲い掛かる! だが 美穂「こんなものひなた?」 目前で刀をただ一振り それだけで襲い来る毛針の全てを叩き落してしまった! ハンテーン「はんてん?!」 自身の攻撃を物ともしない少女の様子に怪人は驚く 美穂「ひなたん星人の秘密☆その5!」 美穂「聖なる乙女を守るバリアーがひなたんを守ってくれるナリ☆」 バリアー(物理)である。 美穂「今度はこっちから行くひなたっ☆」 そう言うと少女は凄まじいスピードでハンテーンに駆け寄ってくる ハンテーン「は、はんてん!!はんてん!!」 毛針を射出し、近づけさせまいと応戦するが無駄。 その全てが叩き落され、簡単に接近を許してしまった。 美穂「悔い改めるナリ☆」 ハンテーン「はんてん!?」 美穂「ラブリージャスティスひなたんフラーッシュっ!!」 全てを一刀両断にするひなたん星人の一撃が怪人に向けて放たれる! が、しかし!! ハンテーン「はんてん!!」 ハンテーンは全身の毛並みを一気に硬質化! なんとラブリージャスティスひなたんフラッシュ(物理)をその体で受け止めたっ!! 美穂「!」 まるで信じられないものを見るように驚く少女の隙を逃すハンテーンではない! 硬質化した毛をさらに爆発するように全方位に射出! さながら炸裂弾の如し! 美穂「くっ!」 慌てて飛び退き、飛んできた針を刀で打ち落とすが、 しかし討ち漏らした何本かの毛針が手足の数箇所に刺さってしまった。 ハンテーン「はんてーん♪」 ドヤ顔でしてやったりとでも言いたげなハンテーンであった。 美穂「ど、どういうことナリ・・・・・・?」 ハンテーン「?」 美穂「ひなたんの必殺技であるところの」 美穂「ラブリージャスティスひなたんフラッシュが効かないなんて信じられないひなたっ!」 ハンテーン「はんてん?」 これはおかしいとハンテーンは思う。 針弾自体に威力はさほど無いから、刺さってもケロっとしているのはいい。 だが、自身の針弾に塗りこまれた『反転薬』、その効果すら少女には無いように見えた。 美穂「ひなたん星人の秘密☆その6」 美穂「天使の祝福によって、ひなたんにはどんな毒も効かないナリっ☆」 妖刀『小春日和』の効力である。 『小春日和』はあまりに精神支配力が強い、日本一、横暴な刀。 ひなたん星人には、いかなる薬であろうと精神に作用する効果であるならそれは通じない。 ハンテーン「・・・・・・。」 カピバラ獣人ハンテーンは考える。 今相手にしている少女。 この娘は、自身の能力が通じない上に戦闘能力があまりに高い。 ただ、刀による攻撃しか出来ないようなので、 斬撃に対して非常に強い耐性を持つハンテーンの毛並みは、少しばかり彼女に対して優位であろう。 ただし、先ほどの全方位毛針攻撃で、 全身の毛の数割を射出した今はその限りではない。 毛の再生には多少の時間が掛かる。 そもそも毛針が通じなかった以上、この場で戦う理由が何一つないのだ。 ならば、やる事は一つ。 ハンテーン「はんてん!」 言葉の通り、体の向きを反転させて、 美穂「あっ!!ちょっと待つナリ!!」 カピバラ怪人ハンテーンは逃げ出した。 美穂「な、なんて逃げ足の速い怪人ひなたっ」 それはもう瞬く間に、 はぐれメタルもびっくりなスピードで怪人は去っていった。 美穂「それにしても、怪人を逃がしてしまうなんてひなた・・・・・・」 美穂「ひなたん星人、一生の不覚ナリっ・・・・・・」 ひなたん星人がショックを受けるのは無理も無い。 日本一の刀による、日本一の技術を発揮した まさに日本一の斬撃を、あの怪人は受け止めたのだ。 『傲慢』な刀から生まれた人格としては少々受け入れがたい事であろう。 美穂「・・・・・・修行が必要ひなた」 美穂「もっともっと強くなって!必ずあの怪人を!」 美穂「まるっとつるっと一刀両断にしてみせるひなたっ☆」 だが、ひなたん星人は挫けない! 斬撃の効かない相手にあえて斬撃で挑み、見事勝ってみせると誓うのであった! そして少女は刀を鞘に納める。 美穂「さてと、これからどうしようかひなた☆」 美穂「・・・・・・・ん?」 美穂「おかしいナリ、ちゃんと『小春日和』は鞘に収めたのにひなた」 脇に抱える刀は、どう見ても鞘に収まっている。 なのに、何故だろうか 美穂「どうして、”私”の人格がまだ出てるナリ??」 何度、刀を抜き差ししても『ひなたん星人』の人格が引っ込む事は無かった。 『小春日和』の精神支配が強まるのは、あくまで”刀を抜いている”間だけである。 ”鞘に収まっている”間、薬の効力が薄まるわけではなかったようで。 『反転薬』は恥ずかしがり屋の小日向美穂の内にあった、『ひなたん星人』の人格と合わさり、 この様な形で効果を発揮したのだった。 美穂「ふっふっふ」 美穂「は~はっはっはっはっはっは!」 美穂「薬の効果がどのくらい続くかはわからないナリ」 美穂「けれど、こうなったら私も精一杯日常を楽しむひなたっ☆」 キラッ 小日向美穂は薬の効果が切れるまでしばらくの間、ひなたん星人のまま生活をする事になるようだ。 ―― ―― 一方その頃 アバクーゾ「あばくぞー!」 別の場所ではアバクーゾが暴れており、民衆はパニックに陥っていた。 肇「怪人ですね。」 肇は冷静に暴れる怪人を分析する。 どうやら、それに近寄ると自分の恥ずかしい秘密を大声で叫んでしまうらしかった。 そのせいで多くの人々が、恥ずかしさのあまりうな垂れ再起不能になっている。 肇「『戟王丸』なら遠距離から一撃で倒せるけれど・・・・・・。」 流石に一般人を巻き込みすぎるから、この案は却下だ。 肇「それなら」 と別の刀を取り出そうとするが、 アバクーゾ「あばくぞー!」 肇「!」 その前にアバクーゾが近づいてきていて 『本音薬』の含まれた毛が舞う。 肇「へっくち、しまっ・・・・・・」 くしゃみと共に少女の目が怪しくきらめく 肇「メンルイパワーでバハムに出張♪」 肇「みんな大好き 好き好き大好き うー☆どおぉん!!」 肇「メンルイハートにキュンキュンきらめく」 肇「ホントの気持ち 頑固☆一徹16歳!」 肇「だいじなだいじなトウゲイだもん!」 キャピピーン 肇「・・・・・はっ!!」 肇はかつて『小春日和』を所持していたことがある。 日本一、横暴な刀は鬼の少女のうちにも例外なく人格を作っており、 今のは当時、『小春日和』を抜いて戦った時に使われていた人格の再現であった。 肇「・・・・・・墓場まで持っていくって決めてたのにっ!」 ガクリ アバクーゾ「あばくぞー♪」 鬼の孫娘の秘密を暴いたアバクーゾは、機嫌よく去って行ったのだった
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その1 その2 その3 その4 その5 新出設定 敵役:『ティアマット』『全てを喰らう者(AE)』 組織:『イルミナティ』『眼鏡同盟』 種族:『天使』『旧支配者』 地域:『ディストピアの未来』『ネオトーキョー』 アイテム:『OZ』 イベント等 開始:『憤怒の街』
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職業 武装組織の構成員 属性(ヒーローor悪役など) クールビューティー時々お茶目 能力 特になし 詳細説明 GDF陸戦部隊クールチーム所属の(無能力者という意味での)一般人。 よく共に行動する三人組のなかでは参謀役になる事が多い。 常につば広の帽子を被っており、トレードマークになっている。 カナヅチという致命的な欠点を持つため、作戦行動に制限がかかることがしょっちゅう。 関連アイドル
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585 名前: ◆yIMyWm13ls[saga] 投稿日:2013/08/08(木) 14 53 26.62 ID jq8tkOme0 [2/10] 雪菜が箒へと『部分変身』させた雷のワンドで空を飛ぶ練習をしていた時だった。 雪菜「…な、なんですかこれは…?」 穿たれた建物。 砕かれた道路。 雪菜「…一体どうなって…」 雪菜の真下に建っていた建物に光線の様な物が直撃する。 雪菜「なっ!?」 爆音。 巻き上がる瓦礫。 586 名前: ◆yIMyWm13ls[saga] 投稿日:2013/08/08(木) 14 54 15.99 ID jq8tkOme0 [3/10] Cイワッシャー『イワッシャァァァ!』 目の前には見たこともないロボットが。 雪菜「…あなたが『これ』をやったんですか?」 Cイワッシャー『シャッシャッシャー!』 ロボットは答えの変わりに再び光線を吐き出す。 雪菜「そうですかぁ…」 雪菜はぎゅっと箒を握りしめると地上に降り立つ。 雪菜「あなたの中から真っ黒なものを感じます……」 かつて雪菜の中にあったものほどではないが目の前のロボットからは似たようなものを感じた。 587 名前: ◆yIMyWm13ls[saga] 投稿日:2013/08/08(木) 14 55 34.07 ID jq8tkOme0 [4/10] 雪菜「…これ以上被害を出す前にあなたを破壊しますねぇ♪」 雪菜の初めての戦い。 悪魔であった時に戦ったあらゆる敵よりも格下だと自分に言い聞かせる。 雪菜「さぁ…行きますよぉ…!」 雪菜の箒がみるみるうちに姿を変えていく。 イヴ愛用の箒から死神の鎌へと。 『付与!雷の加護よ!』 鎌は普段纏っている雷に加えて付与の雷を浴びて、より激しくスパークする。 Cイワッシャー『シャ!?』 588 名前: ◆yIMyWm13ls[saga] 投稿日:2013/08/08(木) 14 56 16.66 ID jq8tkOme0 [5/10] 『風よっ!』 雪菜の足元から猛烈な風が吹き出し雪菜を弾き飛ばす。 雪菜「え、えいっ!」 風の勢いそのままに鎌を大きく振りかぶる。 Cイワッシャー『シャシャー!』 ロボットは大きくバックステップする。 雪菜「…あうっ!?」 振りかぶった鎌が上手く振れずにつまずき、よろめく。 雪菜「だ、駄目ですねぇ…裕美ちゃんはよくこんな器用なこと出来ますねぇ…」 裕美ちゃんが風魔法に乗って飛び回っていたのを思い出して苦笑いを浮かべる。 589 名前: ◆yIMyWm13ls[saga] 投稿日:2013/08/08(木) 14 57 59.02 ID jq8tkOme0 [6/10] Cイワッシャー「シャッシャッシァー!」 私の情けない姿を見て魚型のロボットも若干調子に乗っているように見えます。 雪菜「もうちょっと使いやすい武器のほうがいいんでしょうか?」 雪菜がそんなことを考えていた時だった。 『ファイアズムサイズ』 瞳子「どんな武器だって使いこなすのに時間が掛かるものよ?」 目の前のロボットの横スレスレを炎の鎌が通り過ぎ爆音を上げる。 590 名前: ◆yIMyWm13ls[saga] 投稿日:2013/08/08(木) 14 59 49.46 ID jq8tkOme0 [7/10] 瞳子「でも、貴女は不思議な武器を使ってるのね?」 まさか箒を鎌に変えたあたりから見ていたのでしょうか。 瞳子「それなら貴女にあった戦闘スタイルを考えた方がいいと思うわよ?」 雪菜「…自分にあった戦闘スタイルですか…」 瞳子「えぇ、さぁ、やってみるといいわ」 彼女が一歩横にずれると怒りの感情を露わにしたロボット。 Cイワッシャー『シャァァァァァ!』 雪菜「…」 両手で構えていた死神の鎌を裕美ちゃんのボールペンへと変える。 『雷よ!穿って!』 とても杖には見えない物から放たれた雷の閃光が不意打ち気味に真っ直ぐロボットへと向かっていく。 591 名前: ◆yIMyWm13ls[saga] 投稿日:2013/08/08(木) 15 01 40.24 ID jq8tkOme0 [8/10] Cイワッシャー『シャァァァァァァ!』 雷の閃光とロボットの光線がぶつかり合い、猛烈な光が弾ける。 雪菜「…行きますっ!」 今度はボールペンを箒へと変え、私はそれにまたがる。 箒は人一人分の高さを維持しながらロボットに向かって飛んでいく。 魔力の放出をやめた雷が撃ち負け、ロボットの光線が既に誰もいない空間を貫く。 Cイワッシャー『シャ!?』 その時私は、驚愕するロボットの真上に居た。 その時既に箒は死神の鎌へと姿を変えていた。 死神の鎌は重力に従って刃を下にして落ちていく。 『付与!雷の加護よ!』 雷を纏った鎌がロボットを貫いた。 592 名前: ◆yIMyWm13ls[saga] 投稿日:2013/08/08(木) 15 02 26.93 ID jq8tkOme0 [9/10] ― 瞳子「そう、大鎌は重心の調節と杖術みたいに扱うことも出来ることを覚えておいて?」 雪菜「こうでしょうか?」 半円状に鎌を振ったり、鎌の重さに逆らわずに振る練習をしてみる。 瞳子「ふふ、やれば出来るじゃない、雪菜ちゃん…だったかしら?」 雪菜「あ、ありがとうございます…瞳子さん…」 自己紹介を終えた雪菜は大鎌の扱いを瞳子に教わっていた。 瞳子「…さて、私はこれから憤怒の街に行かなくちゃだからこれで失礼するわね?」 雪菜「…憤怒の街…ですかぁ…」 雪菜「もしも二人組の魔法使いに出会ったら、宜しく伝えてください」 瞳子「魔法使い?」 雪菜「私がお世話になってる方たちなんです♪」 瞳子「そう、会ったら伝えておくわ。」 雪菜「さて、私はそろそろ帰りますね♪」 雪菜「…帰らないとブリッツェンに心配掛けちゃいますから♪」 死神の鎌を箒へと変えた新米魔法使いは微笑みを浮かべ飛んでいった。
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職業 大学生 属性 浄化の歌姫 能力 精神同調能力 詳細説明 歌などによって自分の脳波を周囲の生物に同調させる。 言うなれば自分の感情を周囲に振りまく能力である。 これによってカースの核に滞留する負の感情を鎮静化させ、浄化することができる。 彼女の能力によってウサミン星の混乱を収束しようとしているウサミン星人Pに見出された。 関連アイドル ウサミンP(支援者) 渋谷凛 関連設定 ウサミン星
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職業 神(見習い) 属性 文字の神(見習い) 能力 治癒、光輪の操作 詳細説明 みりあを助け、力を授けた張本人。 普段は飄々としているが、腐っても未熟でも神、決める時は決める。 みりあには割とLOVEに近めの感情を抱いているっぽい。 関連アイドル 赤城みりあ(力を与える) 関連設定 現在特になし
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職業 大学生、バンドのボーカル、アルバイト 属性(ヒーローor悪役など) 世話焼き苦労人 能力 声の操作とその声を使用した物の操作 詳細説明 ボーカルをしてはいるが、歌を歌う時は能力を使うことはない。 幸か不幸か、偶然とはいえあずきを拾ってしまった。 かといって捨てることもできず、妖怪などに詳しい人はいないかと探している。 ちなみにアルバイト先は今のところ加蓮と同じコンビニである。 能力は物体操作系の魔法に動きの精密動作では負けるものの、時間差や条件付きで命令が可能。 …ちなみに能力を使えば付喪神であるあずきを完全にコントロールできることを知らない。 『逆刃刀・眠り草』 『鬼神の七振り』の一本で、日本一、自堕落な刀。 オジギソウが描かれた鞘に収まり、鍔にはマツバギクが描かれた刀。 碌に斬れなさそうななまくら刀だが、これは怠惰であるが故である。いくら研いでもなまくら刀。負のエネルギーや妖力を纏うことで一応は妖刀として機能する。 ちなみになまくらすぎて気付く者は少ないが逆刃刀である。でも妖刀として無理やり働かさられるときは普通に斬れる。理由は不明。 眠り草…オジギソウの花言葉を体現するように、他者の心に敏感で、読心能力を持ち、能力を開放すれば使用者も相手の心が読めるようになる。 しかしカース等を相手にする時は精神汚染を防ぐためにフィルターがかかる。 悪意や仕事の話には特に敏感で、そんな意思を持って近づくものには使用者を守るように自動発動することもある。 それもこれも「働きたくないでござる!眠っていたいでござる!面倒事は簡便でござる!」そんな身勝手な自我を持つから。 胡散臭い武士風の喋り方をするが…どこかオタク臭い。読心能力を持つからか、善悪関連では真面目に悟ったような語りをすることもある。 また、一応は妖力のように負のエネルギーを扱えるあずきなら、肇と同じように持たれても別にかまわないらしい。 関連アイドル ・あずき ・北条加蓮 ・神谷奈緒 ・浦見美良(ミラ) ・根間真麻(マーサ) ・天田啓(ケイ) 関連設定 ・鬼神の七振り ・ハリケーンガールズ