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~俺の部屋~ 俺「むにゃむにゃ…鰻はやっぱり蒲焼きだよ。そして白ご飯には……い空と綺麗な女性……むごぉ~」 エーリカ「(ガチャッ)おっはよう俺君♪ってあらら?まだ寝てるのか~」 俺「ふぐっ…あがぁ、き、キノコ…来るなぁ…ひぃ、デカキノコ!?…ごふぉ」 エーリカ「ど、どんな夢見てるんだろ……(ピキーン!!)にひひ、ちょっとイタズラしちゃお~♪」ツンツン 俺「ぬぉ…配管工呼んだの…誰だ…配管にキノコ詰まって…うぐぅ…」 エーリカ「配管工ってなんなのさ……俺君、かぁ」 エーリカ「俺君と私、今はこんなに近くに居るのになぁ。何だかいつも君が遠く感じるよ」プニプニ エーリカ「知ってるかな?私のクッキーや料理を美味しそうに食べてくれたのは俺君が初めてなんだ…ってあはは、寝てる人に言っても意味無いね」ムニムニ エーリカ「俺君は私の事どう思ってくれてるのかな。君の事だから気が合う仲間、位だろうね」ムニュー エーリカ「少佐と俺君が特別な関係なのは分かるけど…私にもチャンスはあるかな俺君?」 俺「うぇへへ…くっきー…美味い…ハルト、マン…」 エーリカ「…ふふふ、私の気持ちも知らないで幸せそうに寝てるなぁ。私は君の事で悩んでるんだぞー?」ピシピシ 俺「むぐ、うぃ…」 エーリカ「今は俺君と仲良く出来れば良いのかな…うん、そうだね。地道に頑張っていこう。とりあえず俺君を起こさないとね。俺く~ん!!ミーナがお呼びだよ~!!早く起きてぇ~!!」ユサユサ 俺「んぅ~…後、後二時間位…やっぱり四時間…むごぉ」 エーリカ「むぅ~トゥルーデが私を起こす時はこんな感じなのかぁ…今度からちゃんと起きてあげよう。ほらほら~起きないと俺君にイタズラしちゃうぞ~?」 俺「うぁ~…ハルトマン、中尉…?」 エーリカ「お、漸く起きたかな?おはよう俺君♪ミーナが俺君を呼んで『……』ってどうしたのぼぉ~っとして、私の顔に何か付いてる?」 俺「……ああ、うん分かった」 エーリカ「あはは、まだ寝惚けてるなぁ。ミーナの所に行く前に寝癖とか治して『一緒に寝たいんだな…(グイッ)』うにゃぁ!?」ボフンッ 俺「俺のベッドは温かいからなぁ…自分の部屋で、寝なくても…大丈、ぶぃ…」ギュッ エーリカ「ちょ、ちょっと俺君!?///」ジタバタ 俺「ぅ~ん…逃げるな…苺大福」ムギュウー エーリカ「ひゃっ///お、俺君っ、む、胸触って、んんっ、る///」 俺「……いただき、ます」ハムッ エーリカ「ッ~!?///ぁん、くび、だめっ///」 俺「あむ…むく…おいひい…」 エーリカ「ひぁ、噛むのも、だめ、だよぉ///」 俺「んむ…ちゅ…」 エーリカ「んぅ!!///はぁっ、おれ、くん…だめ///(こ、これ以上されたら…おかしくなっちゃうよぉ)」 バルクホルン「(ドンドン)俺中尉!!ミーナが呼んでいるぞ!!早く起きないか!!…まったく呼びに行ったハルトマンは何をしているんだ」ブツブツ エーリカ「!?(トゥルーデ!?ど、どうしよう…こんな所見られたらヤバいよ!!)」 俺「……んあ~バルクホルン大尉の声、が……」 エーリカ「……お、おはよう俺君」 俺「……おはようハルトマン中尉。あれ?俺部屋間違えたかな、てか何でハルトマン中尉が俺の腕の中に居るの?まだ夢見てんのか俺?」 エーリカ「え、えっとぉ…今説明出来る状況じゃないかも。と、とりあえず、その、離してくれる?///」 俺「え、あ、ああ、すまん…まさかハルトマン中尉も眠かったのか?添い寝とはまた大胆だなぁ」 エーリカ「ば、馬鹿言わないで!!///それ以上言うとグーで殴るよ!!///」 俺「ハッハッハ!!ハルトマン中尉なら俺も悪い気はしないが。まあ俺は寝相が悪いから気を付けて添い寝しなよってな」 エーリカ「うぅ~!!///俺君の能天気!!鈍感!!女たらし~!!///」ドカッ 俺「へぶちっ!?」ガシャーン!! バルクホルン「随分騒がしいな…俺中尉入るぞ(ガチャッ)何だハルトマン、来てたのか。あまりにも遅いので呼びに行くのを放棄したのかと思ったぞ」 エーリカ「あはは、ごめんごめん。俺君が中々起きなくてさ」 バルクホルン「なるほどな、ベッドから落ちて尚寝ているとはだらしないな。仕方無い、このままミーナの所へ連れて行こう」ガシッ、ズルズル エーリカ「トゥルーデ、俺君は寝てるんじゃ無くて気絶…もういいや」 エーリカ「(……あのままトゥルーデが来なかったら私、ちょっと危なかったかなぁ。添い寝か、今度してみて良いよね?)」タタタッ ~ミーナの執務室~ 俺「補給任務、ですか?」 ミーナ「ええ。シャーリーさん、ルッキーニさん、宮藤さんと同行でロマーニャまで食糧と日用品の調達をしてもらいたいの。大丈夫かしら?」 俺「ええ、俺は大丈夫ですよ。女性陣だけでは荷物運びは大変でしょうし、お力にはなれると思います」 ミーナ「そう気負わなくても良いんですよ?補給任務と言っても実質的には休暇みたいなものですからゆっくり観光でもしたらどうかしら。俺さんはロマーニャに行くのは初めてでしょう?」 俺「そうですね、この基地以外の場所は行った事無いので初めての体験になります。ロマーニャは美しい街並みで有名だとは聞いた事がありますが(それと情熱的な女性が多いとかね)」 ミーナ「なら丁度良いわね。車の運転はシャーリーさんに任せますから俺さんはシャーリーさん達の補佐を適度にこなして、観光を楽しんで下さいね?」 俺「はっ、了解しました。お心遣い感謝致します。あ、そうだ。夜間哨戒の報告書をまとめたのですが、今持って来た方が良いですか?」 ミーナ「それは…そうね、お願いしようかしら」 俺「了解です。すぐにお持ち致します」 ミーナ「出立の時刻は午前9時、集合場所は基地の入り口です。遅れないようにお願いします」 俺「はい、それでは失礼します」バタンッ ミーナ「……ふふふ、これで良し。後は美緒にも『補給任務』と言う名の休暇を与えるだけね。俺さんと美緒、ちゃんとデートが出来るかしら」クスクス 俺「しかし朝方叫んだ願望がもう叶うとは…今日は良い事がありそうだ」 ~基地・入り口~ 俺「8時45分。入り口付近には…お、あのトラックかな」 シャーリー「あ、俺が来たみたいだぞ」 ルッキーニ「お~れ~♪こっち、こっち~」 宮藤「俺さ~ん」 俺「いやぁごめんごめん。少し待たせたかな」 シャーリー「全然大丈夫だ。私達も今集まったばかりだからな」 俺「そいつは良かった」 ルッキーニ「シャーリー早く行こう行こう♪」 シャーリー「まあ待てよルッキーニ。まだ一人来てないだろ」 俺「ん?行くのは俺と今居る三人だけじゃないのか?」 宮藤「もう少し待てば……あ、来ましたよ!!」 坂本「はぁ、はぁ。す、すまない少し準備に手間取った」 俺「へ、美緒?」 坂本「俺?何だ俺も行くのか?」 俺「あ、ああ。美緒も行くとは知らなかったな」 坂本「私も俺が行くとは知らなかったぞ。ミーナの奴、知らせるのを忘れてたな」 俺「(敢えて言わなかったなヴィルケ中佐・・・・・・やれやれ)」 シャーリー「んじゃ、皆揃ったみたいだし出発するか!!」 ルッキーニ「ロマーニャロマーニャ♪」 宮藤「ロマーニャかぁ~・・・どんな場所何でしょうね坂本さん、俺さん」 坂本「私は何度か行った事があるが、美しい街だぞ。まあ観光地には行った事は無いがな」 俺「ほぉ~…なら美緒さんや、食糧の調達何かが済んだら一緒に観光しないか?俺もロマーニャの街は初めてだからさ」 坂本「ミーナには休暇がてらに行って来いと言われたし…うむ、それも良いな」 俺「よし決まりだな。いやぁ美緒との観光が楽しみだ」 坂本「ふふふ、私も楽しみにしておくか」 シャーリー「…これだと私達が手回ししなくてもデートになるかな?」ヒソヒソ 宮藤「大丈夫そうですね。坂本さんもとても嬉しそう(俺さんとデート…ちょっと坂本さんが羨ましいなぁ)」ヒソヒソ ルッキーニ「なになに?まだ行かないの~?」 シャーリー「おお、ごめんなルッキーニ。よっしゃ!!皆乗ったな?ロマーニャまでぶっ飛ばして行くぞぉ~!!」 ルッキーニ「いっくぞぉ~♪」 俺「ハッハッハ!!中々揺れるなぁ~」 坂本「はっはっは!!この程度の揺れ、まったく問題無い!!」 宮藤「うにゃっ!!しゃ、シャーリーさん、運転荒、ひゃぁ~!!」 ~ロマーニャ~ 俺「おぉ~!!ここがロマーニャか!!」 ルッキーニ「ここがロマーニャだよ♪」 シャーリー「いやぁ~良い運転が出来たなぁ♪」 坂本「どうした宮藤、顔色が悪いぞ?」 宮藤「うぇ~…気持ち悪い~…」 俺「あちゃ~こりゃ車酔いだな。まああの揺れだ、普通こうなるさ。大丈夫か芳佳ちゃん?俺のお茶飲むか?」 宮藤「ちょっと、きついです。お茶…いただきますね…んく、んく」 シャーリー「ん~宮藤にはあのスピードの良さがまだ分からないかぁ」 俺「イェーガー大尉のはちょっとあれだ。スピード云々の前に運転が荒いよ」 シャーリー「え、あれが普通だろ?」 俺「普通の運転で崖は飛び越え無いっての。ルッキーニ少尉は慣れてるみたいだが、芳佳ちゃんは慣れてない。帰りは気を付けような」 シャーリー「えぇ~…」 坂本「ふむ、俺の言う通りだな。宮藤を思うならそうしてくれ」 シャーリー「少佐までぇ~…うぅ、分かったよ。帰りは安全運転で行きます」 宮藤「お願いしますね、シャーリーさん」 ルッキーニ「俺と坂本少佐は慣れてるの?」 俺「あの位の揺れだったら俺と美緒は大丈夫だよ。昔荒波の中三日間小さな船で過ごした時の方がきつかったからね」 坂本「ああ、確かにあれは堪えたな。あの時は私も死を覚悟したのを覚えている」 シャーリー「な、何と言うか…壮絶な生き方してるな」 坂本「はっはっは!!まあそう褒めるな」 俺「美緒さんや、それは多分褒めて無いぞ~」 宮藤「あはは。あ、俺さん、お茶ありがとうございます。大分良くなりました」 俺「そうかい?でも無理はしないでくれよ。きつくなったらすぐ誰かに知らせる事、いいね?」ニコッ 宮藤「は、はい。分かりました///」 俺「よし、んじゃ早速、調達任務を開始しますか!!まずは食糧調達だ!!行くぞ皆!!」ズンズン シャーリー「お~い、食糧品はあっちにしか売ってないぞ~」 俺「え、マジ?」 坂本「はぁ、本当に締まらない奴だ」 ~数十分後~ 俺「これでリスト分は最後、っと(ドサッ)……ふぅ、調達任務完了だな!!」 シャーリー「いやぁ~、やっぱり男手があると早く済むな。荷物運びが楽で助かるよ」 俺「今日はその為に俺は同行したようなもんだからね。お役に立てたなら本望さ」 坂本「俺はこの位の分野でしか役に立てんからな」 俺「……芳佳ちゃん、泣いてもいいかな?泣いてもいいよね?」 宮藤「泣いても良いと思いますよ~」ナデナデ シャーリー「ははは、俺は本当面白いなぁルッキーニ……ルッキーニ?ルッキーニ!?」 坂本「どうしたんだシャーリー」 シャーリー「ちょっと目を放した隙にルッキーニがいなくなってるんだ!!ルッキーニのやつ、ロマーニャに来たからって勝手に離れたな!!」 俺「確かルッキーニ少尉はロマーニャ出身だったね……まああの年頃だ、生まれ育った街は恋しくなるよな」 坂本「確かにそうだが・・・」 俺「まあいくらこの街を知り尽くしているとしても、はぐれたのは心配だから探しに行こう。美緒との観光はまた今度だな」 坂本「ふむ、そうだな。仲間の安全を優先せねば」 シャーリー「ちょ、ちょっと待った二人共!!ルッキーニ探しは私と宮藤でやるよ!!二人はデー…ゴホン、観光をしてきなって!!」アセアセ 俺「?そんな訳にはいかないさ。こんな大きな街の中を二人で探すには大変だぞ?人数が多い方が効率が良いと思うけどな」 シャーリー「それはほら…わ、私はルッキーニの行きそうな場所は大体把握してるし、折角の少佐と俺の休暇を無下にしたく無いしだな…(み、宮藤フォローミー!!)」チラッ 宮藤「あ、え、えっと…しゃ、シャーリーさんの言う通りにと言いますか、あの、そのぉ~…」 俺「ん~…(キョロキョロ)ははっ、なるほどな」 坂本「?どうした俺」 俺「美緒、ここはイェーガー大尉と芳佳ちゃんのお言葉に甘えようぜ」 坂本「はぁ?お前ルッキーニ探しをシャーリー達だけに任せ、っておい俺!!」 俺「まあまあ!!んじゃイェーガー大尉と芳佳ちゃん、ルッキーニ中尉はよろしく頼むぞ~」ズルズル 坂本「こ、こら引っ張るな!!お前どさくさに紛れて何処を触っているんだ!!///」ズルズル シャーリー「……な、何とか行ってくれたな」 宮藤「俺さん、途中で私達の誤魔化しに気付いてませんでしたか?」 シャーリー「ん~それっぽかったなぁ~。逆に気を使わせたかも」 宮藤「後で一応謝っておきましょうか」 シャーリー「だな。オ~イルッキーニ~!!もう出て来ても良いぞ~ルッキーニ~?」 シ~ン… シャーリー「……」 宮藤「……」 二人『本当に居なくなったぁ~!!』 ~ロマーニャ・公園~ 坂本「ルッキーニが近くに隠れていた?」 俺「ん、間違いなくな。俺達と少し離れた民家の物陰に隠れてたよ。ルッキーニ少尉の息と物音が聞こえたからさ」 坂本「シャーリー達はその事を知っていたのか?」 俺「恐らくは知っていただろうな。二人の素振りも少しおかしかったから」 坂本「むむむ、ならば何故そのような事をしたんだあいつらは」」 俺「まあ何となくは分かるが…美緒は気にしなくても良いさ。そんなに大事にはなるようなもんじゃ無い、彼女達にも色々理由があったんだろうな」 坂本「……ハァ。まあいい、深くは追及しないでおこう。それで?私達はこれからどうする?」 俺「折角二人きりになれたんだから約束通り一緒に街を見て回ろうぜ。休暇は有意義に過ごさねぇと勿体無い」 坂本「うむ、そうだな。さてまずは何処へ行こうか…私もそれほどこの街には詳しく無いからなぁ」 俺「ん~…お、とりあえずあそこの店で飯でも食うか。昼飯時だし食べながら考えるのもちょうど良いだろ?」 坂本「俺にしては中々良いアイデアだ」 俺「一言余計では無いかな美緒さん?」 坂本「称賛の言葉として受けとれ」 ―――――― 店員「いらっしゃいませお客様。此方がメニューになります、お決まりになられましたらお呼び下さい。では失礼致します」 俺「へぇ~ロマーニャは外で飯を食うのか。何か新鮮だな」 坂本「オープンテラス、と言ったかな。何やらかふぇと言う店もあるらしいぞ」※ここがカフェです 俺「ほぉ~全く分からんな。まあいいや、とにかく何か頼むか……ってなにこれ?」 坂本「今度はどうした」 俺「さんどいっち?がとーしょこら?すぱげってぃ?え、これ全部食い物の名前?」 坂本「当たり前だ。お前そんなの事も分からんのか」 俺「扶桑食以外の物食った事無いから仕方無いだろ~。コーヒーとくっきーなら分かるがそれ以外は本当に知りません」 坂本「やれやれ。ほら私が選んでやる、少なくとも俺よりは知識はあるからな」 俺「ありがたやありがたや」 坂本「……(とは言った物の、私も良く分からない物ばかりだ……無難にサンドイッチとコーヒーで良いか?いや待て、どうせならもっと美味しい物を俺には食べてもらいたい…)」 俺「決まったか?」 坂本「ん、あ、いや…よし決めた!!」 俺「流石美緒。決めるのも早いな~すいませ~ん、注文お願いしま~す」 店員「ご注文をどうぞ」 坂本「う、うむ。このエビとアボカドのクリームスパゲッティを一つとオムライス、後はコーヒーとサンドイッチをよろしく頼む」 店員「畏まりました。以上でよろしいでしょうか?」 坂本「うむ」 店員「ではごゆっくりどうぞ」 俺「お、おお~今の格好良かったぞ美緒!!何言ってるかはよく分からんかったが格好良かった!!」 坂本「そ、そうか?」 俺「出来る女って感じだったぜ~。いやぁ~ビシッと決まったな」 坂本「そ、そう誉めるな///当たり前の事ではないか///」 俺「いやいや、美緒は頼りになるよ、うん」 坂本「むぅ///」 ――――――――― 店員「ありがとうございました。またお越し下さいませ」 俺「っは~!!ロマーニャの料理美味いなぁ!!何と言うか、扶桑食には無い独特の濃いめな味付けとかさ~。特にあれ、おむらいす?あれは本当に美味かった!!」 坂本「満足は出来たみたいだな(はずれでは無く良かった…)」 俺「もう大満足さ!!あれほど美味い食い物があるとは…世界は広いなぁ」 坂本「味覚音痴のお前だったら何でも食べれそうなものだがな」 俺「む、失礼な。俺が味覚音痴だと何故決め付ける?」 坂本「昔真っ黒に焦げた炭のような餅を美味い美味いと食べただろう。他にも…」 俺「だぁ~!!もう辞めて!!分かった分かった、どうせ俺は味覚音痴ですよ!!」 坂本「……ま、まあオムライス位なら今度私が作ってやる」ボソッ 俺「何か言ったか?」 坂本「な、何でも無い///」 俺「?なら良いけどさ。んじゃ気を取り直して観光地巡りと洒落込みますか。親切な店員さんに地図と案内本も貰ったからこれで大丈夫だろ」ピラッ 坂本「どれどれ…ふむ、私達の位置をこことして一番近い観光地は…これか?」 俺「ん~、こっちの方が近いと思うぞ?」 坂本「……」 俺「……」 二人『分からないから人に聞こう』キリッ ~真実の口~ 俺「これが『真実の口』ってやつみたいだな。案内本によると、これは海の神様なんだとよ。んで嘘を付く人間が口の中に手を入れると…」 坂本「差し詰、手が抜けなくなるとかだろう?」 俺「お、正解。まあ嘘つきじゃ無い俺と美緒には関係無いかな」 坂本「……」ジトー 俺「え、何その疑いの眼差し」 坂本「俺、試しに突っ込んでみろ。お前が嘘つきじゃ無いかが直ぐに分かる絶好の機会だ」 俺「……」ジィ~ 坂本「……」ジィ~ 俺「い、嫌だ!!怖いよ!!もし抜けなくなる、いや食い千切られたらどうすんの!?見てこの顔!!絶対何人もパックリしてるって!!」 坂本「なら私からいくぞ。これで何も無かったらお前も試すんだ、良いな?」スッ 俺「躊躇無くいったぁ~!!」 坂本「……ほら、何も無いぞ?私は痛くも痒くも無い」 俺「はぁ~…やっぱり迷信だよなぁ」 坂本「当たり前だ。手を食い千切る等があったら大事……右手が、無い?」スッ 俺「ひぃ~!!美緒の、美緒の右手が食われたぁ~!!」 坂本「ぁ、そんな、馬鹿な…」ガクガク 俺「ぎゃぁ~!!誰かこの中に芳佳ちゃんは居ませんかぁ!?俺の大事な、俺の大事な人の手が大変な事にぃ~!!」 坂本「……おい俺」 俺「芳佳ちゃ~ん!!芳佳ちゃ~ん!!扶桑人形あげるから出て『喧しい(ベシッ)へぶっ!!』」 坂本「はっはっは!!冗談だ冗談、シャーリーから習ったリベリアンジョークと言うやつだ。ほら見ろ、右手もちゃんとある」ニギニギ 俺「……」 坂本「まさかこれ程慌てるとは思わなかったぞ。ふふふ、お前のあの顔。中々面白かった」 俺「……美緒」 坂本「はっはっは!!何だ、俺?」 俺「そこに座りなさい」ニッコリ 坂本「は?お前何を言って『座りなさい』……(顔は笑っているが目が笑って無い!!しまったやりすぎた!!)」 俺「少しばかり、時間を貰うが良いな?」ニッコリ 坂本「……はい」 数時間後・ ~街中~ 俺「さてと、一通り観光は出来たな」 坂本「しかし演劇は私達には合わなかった」 俺「演劇と言えば、入り口で俺のナックルと美緒の扶桑刀が注意されたっけか」 坂本「ああ、あれか。いきなり『お客様、中で何をなされるのですか?警察を呼びますよ』と言われたのは流石に驚いたぞ」 俺「まあ確かにこんなの持ってたら、何しに来たんだってなるわな」 坂本「ふふっ、それもそうだな」 俺「お、もうこんな時間か。そろそろトラックを置いていた所に戻るか?」 坂本「ふむ、そうするか。あ、いや少し待ってくれ」 俺「ん?どうした?」 坂本「あの花屋で種を買ってきても良いか?ペリーヌに頼まれていたのとは別に、何か買ってやろうと思ってな」 俺「もちろん構わないさ。んじゃ俺はここで待ってるからゆっくり買ってきなよ」 坂本「すまない、直ぐに戻る」タタタッ 俺「ゆっくりで良いからな~……クロステルマン中尉に花の種をねぇ、相変わらず美緒は部下思いだな」クイックイッ 俺「ん?」 ???「ねぇお兄ちゃん」 俺「(女の子?もしかして迷子か?)どうしたんだお嬢ちゃん?迷子かな?」 少女「ん~ん、ママがお買い物中だからボクはママを待ってるの」 俺「お~そいつは偉いな。だけどママからあまり離れちゃ駄目だぞ?」 少女「うん…お兄ちゃんって軍人さん?」 俺「どうしてそう思うのかな?」 少女「パパと似たようなお洋服を着てるから。ボクのパパも軍人さんなの」 俺「へぇ~パパは軍人さんなのか~。そうだな、俺もパパと同じ軍人さんだ」 少女「お兄ちゃんはねうろいと戦うの?」 俺「ネウロイを知ってるとはお嬢ちゃんは中々の博識だな」 少女「えへへ、ありがとう」 俺「ネウロイねぇ、まあ戦ってるよ。何処でどう戦っているかは詳しく話せないけどね」 少女「ねうろいって強い?」 俺「ああ、あいつらはとてつもなく強いよ。だけど俺らも負けちゃいない、俺達軍人は世界中の人々を守る盾だからな。まあ戦いが避けられるなら俺はそっちを選びたいけどね~ハッハッハ!!」 少女「じゃあもしだよ。ねうろいの中でお兄ちゃん達と戦いたく無い、争いたく無いって思ってるねうろいがいたら、お兄ちゃんは仲良く出来る?」 俺「……さあなぁ、どうだろう。意思の疎通が出来るなら一度は話し合ってはみたいな。それで仲良くなってネウロイとの戦いが無くなれば万々歳だし」 少女「……お兄ちゃんは面白いね」 俺「面白いか?」 少女「うん面白いよ…あ、ボクもうそろそろママの所に行かなくちゃ」 俺「そうかい、んじゃ寄り道せずに気をつけてママの所に行くんだぞ?」 少女「お兄ちゃんお話ししてくれてありがとう……また会おうね」ボソッ 俺「……何だったんだあの娘は?これが所謂不思議ちゃんか?」 ウゥーーーー!!!!!!!! 俺「!?警報の合図!?まさか…ネウロイか!?」 坂本「俺!!いまのは!?」タタタッ!! 俺「警報が鳴った!!多分だがネウロイが来たぞ!!」 坂本「くそっ!!こんな時に…すぐにトラックへ戻るぞ!!シャーリー達と合流せねば!!」タタタッ!! 俺「ああ、分かった!!」タタタッ!! 少女?「……フフフ、漸く俺君とお話しが出来た。ああ、ボクの本当の姿でちゃんとお話ししたいなぁ…まあもう少し我慢すれば嫌でも会えるかな」 少女?「さてと、とりあえずボクは俺君の戦いでも見させて貰おう。俺君か…フフフ、姿を想像するだけでゾクゾクしちゃうよ」 少女?「早くまた会いたいね、俺君?」
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――海、砂浜、打ち寄せる波の音 ここは本当に最前線の基地かと思いたくなるような光景が目の前に広がっている まぁ、確かに?ウィッチといえでも年頃の女の子11人。訓練と称して海水浴に行く事だってあるだろうさ。それも基地の目の前が海だったらなおさら その女の子11人が年相応の歓声を上げながらキャッキャッしつつ水の掛け合いっことかしてるならいいよ。逆にほほえましいよ、もっとやってくれ それでだ、それでだよ。なぜ、男である、この、俺が、女の子11人に混ざって、海水浴に、こなきゃ、ならんのだ? エイラ「そんなに嫌か?海」 俺「その、嫌というか……わけの分からん罪悪感にさいなまれる……見ちゃいけないものを見てる感じ」 エイラ「何だそりゃ……ところでエフィは?」 俺「『さすがに、塩水は、無理……』との理由で欠席」 宝探しにはまったく首を突っ込まない、海水浴短編始まるよー 短編集:ロマーニャ編 "Memory of the Sea" 坂本「つべこべ言わずに……飛び込め!!」 一同「は、はい~!!」 501の主戦場は海上。もし墜落した場合、落ちるのは地面ではなく海面だ 救助が来るまで、ストライカーを海中で脱ぎ、水面に出て泳ぎ続けなければならない ちょうど今、その訓練をやっているところだ 宮藤「えい!」ザパーン リーネ「ひゃっ!」ザブーン ペリーヌ「はっ!」ドブーン 俺「……」 一番最後は俺だ……畜生 坂本「どうした?飛び込め!」 ここはもう、腹をくくるしかない 俺「ヘェア!」ドバーン どうにでもなれと海へ飛び込む 海面へ出ようと手でもがきながら、ユニットから足を抜こうとする だが、あっさり抜けてくれない 俺「~~~!」 振り払おうにもかなり重くて、足が自由に動かない ほんの一瞬、手でもがくのをやめ、ユニットの操舵翼を下に向けて押す 今度は何とか外れ、足が自由になる 手と足で必死にもがき、 俺「だっはぁっ!?」サバァ 坂本「お、早かったな」 何とか海面に出て、海岸の岩場にしがみつく 俺「けほっ、かほっ…」 鼻で海水を吸い込んでしまい、咳き込む ミーナ「大丈夫?上がってこれる?」 中佐が岸に引き寄せようと手を差し伸べてくれたが、 俺「はがぁ!?」ザボーン 坂本「なにっ!?」 何かに引っ張られるように再び海中へ 俺(あ、足に何かが巻きついて……タコ?イカ?……いや、まさか……) 突然の出来事にかなり混乱した俺は、昔一戦交えたこともある、蛇型水中用ターミネーター『ハイドロボット』を思い出してしまった ハイドロボットというのは、単純に言えば機械のピラニアだ。牙の代わりにドリルを持った蛇 俺(死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!死ぬって!) 一瞬かなり取り乱したが、よくよく考えてみればここにそんなのが居るわけなく 宮藤「~~~っ」 リーネ「~~~っ!」 この二人が足にしがみついてきただけなわけで…… 数分後 坂本「訓練終わり!」 何とか助かりました 俺「……疲れた」 首にタオルをかけ、前にチャックのある薄手のパーカーを羽織る。下は水着だ 筋肉はそれなりにあると思っているが、いかんせん色が白いので、露出するのは恥ずかしいのだ エイラ「お疲れ~」 サーニャ「お疲れ様です」 俺「……二人はのんびりしてるなぁ」 二人は泳がず砂浜の上での~んびり 俺「泳がないのか?」 エイラ「スオムスじゃ海水浴なんてやらないからさ」 サーニャ「俺さんは?泳がないんですか?」 俺「……泳げないんだよ」 エイラ「かなづちか」ニシシ 俺「泳ぎを覚える暇も必要もなかったからな」 まったく泳げないというわけではないが泳ぎは苦手だ 俺「それはそうと、少佐がこんなものをくれた」 エイラ「なんだ?」 手に持っていたビンを二人に見せる 俺「海軍ラムネというそうだ」 サーニャ「ラムネ?」 俺「こっちでいうソーダみたいなもんだろう」 三本もらったので、それぞれ一本ずつ手渡す エイラ「で、どうやって開けるんだ?コルク栓もキャップもないぞ」 俺「宮藤の教わった。こうするらしい…よっ」 飲み口と一体になった栓抜きの平らな部分を手のひらで叩く ビンの中のガラス玉(ラムネ球)が落ち、栓が抜ける。同時に少しこぼれた サーニャ「変わってますね」 俺「扶桑じゃ祭りなんかの時によく飲むらしい」 エイラ「じゃ、私も……」 俺「あ、待て、開け方にコツが……」 エイラ「えい」 いい終わる前に栓抜きを叩いてしまった <ピシャッ! エイラ「うわっ!」 開け方が悪かったのか、中身が見事に噴出してしまった すぐに飲み口を手でふさいだので、吹き出た量はそこまでじゃないが、 エイラ「うわぁ、ベトベトする…」 エイラの胸元にかかってしまった 俺「ほら、これで拭け」スッ 肩にかけていたタオルを手渡す エイラ「アンガト」 そういって受け取り、胸元にかかったものをふき取る 俺「……」 胸元にかかったと言ったが、顔にも少しかかってしまった……つまり、その、えっと… ぶっちゃけエロい いやそのね、文に表すのが非常に難しいというか、はばかられるんだけど何とかして表現しようとすると、 谷間に湖が この一言だと思うよ? 俺「……」プイ 俺は何も見ていない、と心の中で暗示をかけるように繰り返し、体ごとそっぽを向く エイラ「ん?ドッタノ?」 俺「……なんでもない」 Calm down, my son. 誤魔化すようにラムネをあおる。意外と上手い エイラ「……変なの」 自覚なしのご様子 俺(……エイラの、意外とおっき……) そこまで考えて、 俺「……げほっ!がはっ!」 むせた エイラ「何やってんだよもう…」 そういいつつも背中をさすってくれた サーニャ「……ンク……ンク……プハッ……おいしい」 サーニャは上手く開けられたみたいです その後は何の事件もなく、の~んびり過ごしました エイラ「……腹減ったナァ」 サーニャ「眠い……」 俺「……」←足の指で砂遊び中 三人並んで座っていただけじゃないと言われそうだが、自分らにはこういう静かな感じが一番なのです 夕方 基地談話室 俺「ん?」 海水浴から帰ってきて、シャワーを浴びたあと、談話室にやってきたら、 サーニャ「スゥ……スゥ……」 エイラ「……スゥ……フゥ」 ネウ子「フニュー……スゥ…」 二人がソファで寝ていた 俺(エイラとサーニャは疲れで、エフィは待ちくたびれてか?) 思わず口元が緩む 俺(?) ソファのそばの机の上に、一冊の本が置いてあった 手に取り、表紙を確認する 俺(………タイトルが読めない) スオムス語で描かれた絵本のようだった 表紙には何度も見たことがあるトントの姿が 中をパラパラとめくると、表紙と同じタッチの絵で、トントがいろいろする話が描かれていた 俺(エイラの私物かな) サーニャ「……スゥ……」 エイラ「スゥ……スゥ……」 ネウ子「……スゥー……ニャー」 俺「……良く寝てる」 壁にかかった時計をチラッと見る。晩御飯までまだちょっと時間があるな 数十分後 シャーリー「よっ!」 廊下で見つけた同僚の肩を叩く バルクホルン「ん、シャーリーか。エイラたちいつもの四人を見なかったか?」 いつもの四人とは俺・エイラ・サーニャ・エフィのこと シャーリー「いや、見てないが……そろそろ夕飯か」 どこからか料理の匂いが……今夜は扶桑食かな バルクホルン「ああ、だから呼びに行こうかと」 シャーリー「部屋には?」 バルクホルン「もう行った。サウナにもいなかった」 シャーリー「じゃあ談話室じゃね」 バルクホルン「行ってみる」スタスタ シャーリー「……」スタスタ バルクホルン「……なぜついてくる」スタスタ シャーリー「なんとなく」スタスタ バルクホルン「……」ハァ 談話室 シャーリー「……あらー」 バルクホルン「……仲睦まじいな」 二人の視線の先にいたのは サーニャ「スゥ……スゥ……」 エイラ「……スゥ……ムニュ」 ネウ子「……クゥ……クゥ」 俺「……クァー……スゥ」 皆で寄り合って眠るいつもの四人だった シャーリー「まるで家族だな」 バルクホルン「……誰が親で誰が子供だ?」 シャーリー「俺とエイラが親で、サーニャが姉、エフィが妹」 バルクホルン「サーニャはエイラの妹、エフィの叔母じゃないか?……いや、でもエフィを妹にするにはそれが……」 シャーリー(あ、スイッチ入れちゃった?) どうにかして現実に引き戻そう シャーリー「なぁ、バルクホルン。お前、カメラ持ってたよな」 バルクホルン「?」 <カシャッ 俺「……?」 フラッシュライトの閃光がチラッと見え、シャッター音で目が覚めた シャーリー「あ、起きた」 俺「……盗撮とはなかなかいいご趣味をお持ちで」 バルクホルン「撮れといったのはシャーリーだ」 シャーリー「ちょ、おま…」 俺「そんなのはどうでもいいです…今何時ですか?」 シャーリー「? もうすぐ飯だな」 俺「…ちょっと寝すぎたか」 バルクホルン「いや、ちょうどいい位だろう。三人を起こして食堂に行こう。宮藤たちが待ってる」 シャーリー「目覚めのキスでもしてやれば?」ニヤニヤ 俺「……」 バルクホルン「……」 シャーリー「……その発想はなかったって顔してんじゃねぇ」 結局普通に揺り起こすことに 俺「おい起きろ。起きないといろいろしちゃうぞ」 エイラ「……それは、それで……」 俺「……」デコピンッ エイラ「アイタ!」 シャーリー「サーニャ、起きて」 サーニャ「…?…エイラ?……あ、シャーリーさん……おはようございます」 シャーリー「まだ寝ぼけてるな……もうすぐ夕飯だから、目を覚まそう?」 サーニャ「はい……」 ファァと小さくあくびをするサーニャ シャーリー(ルッキーニとは違うベクトルで保護欲をかき立てられるな…) バルクホルン「エフィ、そろそろ起きような」 ネウ子「フニュ……ニュー……んぁ……オネーチャン」 トサッ、と、寝ぼけた頭でバルクホルンに寄りかかるエフィ 寄りかかられた大尉がどんな顔をしていたかは、会えて言わないでおこう シャーリー「さて、行こうか」 サーニャ「はい」 エイラ「今日の晩飯なにー?」 俺「扶桑食じゃないかな」 シャーリー「……納豆も出るのかな」 エイラ「あれは勘弁して欲しいナァ」 俺「……そんなにまずいか?あれ」 エイラ「……俺、食えるの?」 俺「食えといわれて食えないものは基本無い。たとえそれがゴキb「(エイラ)ご飯前だから止めろ」……はい」 皆で食堂に向かう最中。列の最後を歩いているバルクホルンとエフィ ネウ子「……ねぇ、お姉ちゃん」 バルクホルン「ん?なんだ、エフィ?」 ネウ子「……あとで、さっきの写真、焼き増し、お願い…」 バルクホルン(……起きてたのか) バルクホルン「ああ、構わんぞ。いくらでも持って行け」 ネウ子「……ありがとう」ニッ バルクホルン(良く笑うようになったよな、エフィ) エイラたち三人のおかげかな <オーイ! バルクホルン「おっと…急ぐぞ」 ネウ子「うん」 <タッタッタ……
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― 小屋 ― 俺「全然、止む気配ないな…… 服、大丈夫だったか?」 俺は濡れた頭をわしゃわしゃしながら、エーリカに問いかけた エーリカ「うん、大丈夫。 あまり濡れてないよ」 俺「それなら良かった」 俺は小屋の中を改めて、見渡した 見つけたものは、本棚らしい物ものが部屋の隅に置かれているだけだった 俺「……バルクホルン大尉に頼まれた物…濡れてないよな?」 エーリカ「うん、大丈夫だよ」 小屋には、雨が激しく叩きつけられている音が響いている 自然と会話が途絶えた エーリカ「……暇だね…」 俺「そうだな…」 俺は、このまま雨が続くと夕飯前には帰れないだろうとぼんやりと考えていた 外を見た限り、雨は止みそうもなかった 俺はエーリカに雨が弱まったら、帰ろうと告げた そして、会話が再び途絶えた 俺「………」 エーリカ「………」 俺「………」 エーリカ「……俺」 俺「ん?」 プニッ エーリカの方を振り向こうとしたら、エーリカに頬をプニッとされた エーリカ「や~い、ひっかかった!」 俺「…やられた…」 にしし、と笑うエーリカ 俺はお返しといわんばかりに、エーリカに軽くデコピンをした エーリカ「あちゃちゃ……俺にデコピンされちゃった…」 俺は、おでこを抑えて、しょぼんとするエーリカに「もしかして、痛かったか?」と心配の声を掛けた エーリカ「ううん、痛くないよ。大丈夫」 俺は安心のため息をついた ここで、外の景色を見てみると、先ほどよりは雨が弱まっていた だが、未だに雨の勢いは強い エーリカ「……暇だね…」 俺「…そうだな…」 俺達はさっきから、暇などの事しか呟いていない だって、本当に暇なんだもん エーリカ「暇だからさ……キス…しない?」 俺「……ヤダって言ったら…?」 エーリカ「無理やり、やっちゃう」 俺「……はぁ……」 エーリカ「どうする? キスする? しない?」 俺「どうせ拒否できないんだろ?」 エーリカ「うん!」 俺「……し、仕方がねぇな… ほんのちょっとだけだぞ! いいか! ちょっとだけだぞ!?」 エーリカ「わかってるよ。 んん…」 俺とエーリカの唇は軽く触れ合った エーリカ「…俺の唇…甘いね」 そう言うと、エーリカは舌をペロっとだした その姿は、天使だった いや、俺から言わせてみれば、小悪魔といったところか 俺「…さ、さて…そろそろ雨も弱まっただろうし…帰るか!!」 未だ外はザーザーと強く雨が降っているのに、この恥かしい状況を打開したいため、俺は嘘をついた エーリカ「んー もうちょっとだけ甘いものが欲しいな~ 」 甘いもの? 甘いものなら、街でたくさん食べたじゃないか 俺「なぁ… それってどういう意味……んん!? んんんっ!」 俺は、エーリカからの奇襲攻撃を喰らった 今回の攻撃は、先ほどの軽いキスなどではなかった 深くて、濃厚なキスだった エーリカ「んちゅっ……はぁ…んん……」 俺は、キスをしているエーリカに半ば無理やりに床に倒された 倒れた俺に覆いかぶさるようにして、エーリカはキスを続けた エーリカ「……んはっ……んん…」 俺「…ん……んはっ! はぁはぁ……いったい……どういう……つもりだよ…?…」 息を荒々とさせて、エーリカに奇襲攻撃の理由を聞いた エーリカ「俺が好きだからだよ」 俺「…それ…だけ…?」 明瞭かつ単純な理由に、呆気に取られた俺は、思わず肩をがくっと下ろした エーリカ「うん」 俺「……はぁ…」 今回の俺のため息は呆れから来るため息ではなかった 嬉しさと恥ずかしさから来たものだった 天使のように微笑みながら、「好き」と言われた俺は、今どんな顔をしているのだろう? きっとニヤけて気持ち悪い顔に違いない エーリカ「俺、話は変わるけどさ、将来、男の子と女の子のどっちがいい?」 俺「そうだな…やっぱり生まれ変わったとしても、今と同じ男がいいな」 エーリカ「 ? 何言ってるの?」 俺「えっ?」 エーリカ「えっ?」 俺…変なことでも言った…? うーむ… 将来、男の子と女の子のどっちがいいって質問は、生まれ変わるならどっちってことだよな…? 俺「あのさ……その質問…どういう意味…?」 エーリカ「わからないの? この事だよ」 そう言うとエーリカは、自分のお腹を軽く撫でた エーリカは、「これで分かった?」という顔をしているが、当の本人である俺は、まったくわからない… 俺「…あのぉ…全然、わからないんですけど……」 エーリカ「もう! 鈍感だな~。 赤ちゃんのことですよ」 俺「赤…ちゃん…? それって……いわゆる子供の事……?」 エーリカ「そうだよ」 俺「…いったい誰の……」 エーリカ「当然、俺と私の子供の事だよ」 俺「ぶっ!?い、いくらなんでも、その話は早いだろっ!」 エーリカ「そうでもないと思うよ? 私も、あと4,5年で軍を退役するかもしれないし…」 エーリカは、「私が退役したら、子作りがんばらなくちゃね!」と、笑顔でさらっと言った 俺「……まさか…こんな話を振られるとは、夢にも思ってなかったよ…」 エーリカ「それでさ、俺は結局、男の子と女の子のどっちがいいの?」 実を言うと、俺は真剣に子作り運動などについては考えてなかった ただ、エーリカと一緒に暮らしていければいい、という事さえ考え続けてきた エーリカが楽しそうに質問してくるのに、答えないのも可哀想だと思い、少し考えた後、俺は答えを出した 俺「そうだな…男の子と女の子、一人ずつがいいな」 エーリカ「私も、俺と同じだね」 俺「……まぁ…子供が居れば…楽しい家庭になるのかもな…」 エーリカ「そうだね~ なんか、俺との家庭生活を想像してたら、楽しくなってきた!」 エーリカは言い終えた後に、ふっふー、と笑みを浮かべながら、「なんなら今、赤ちゃん作っちゃう?」と誘ってきた 俺は、「バカなこと言ってんじゃねぇよ…」とはき捨てて、軽くエーリカの頭を叩いた 俺「さぁ、雨も止んできたし、今度こそ帰るぞ」 エーリカ「んー 俺ともうちょっと一緒にいたいけど… 夕食前に帰らないと、みんな心配するもんね」 俺「そうだな、さぁ帰るぞ」 俺とエーリカは、小屋から雨の止みかけた外へと出た そのまま俺たちは手を繋ぎ、キューベルワーゲンを駐車した所へと歩き始めた
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パーティLv      魔獣Aグループ           魔獣Bグループ           魔獣Cグループ       ドロップアイテム  マッカ PLv9 LV9〈ネレイド〉ツチグモ 2体 LV8〈ザムデス〉ジャイアント 2体 どくけしそう 19 100 PLv9 LV8〈ザムデス〉ジャイアント 2体 LV7〈マーギ〉ノッカー 2体 どくけしそう 19 120 PLv7 LV8〈バネッサ〉エンジェル 3体 LV7〈マーギ〉ノッカー 2体 マナ 13 210 PLv8 LV8〈バネッサ〉エンジェル 2体 LV7〈マーギ〉ノッカー 2体 パナ 13 160 PLv8 LV8〈ザムデス〉ジャイアント 2体 LV8〈バネッサ〉エンジェル 2体 パナ 13 150 PLv8 LV8〈バネッサ〉エンジェル 1体 LV9〈ネレイド〉ツチグモ 2体 パナ 13 80
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マーニャ autolink シレジア四天馬騎士隊長で,フュリーの悲劇のお姉さま。「あなたの気持ちをわかっていながら…」というラーナ様のセリフに,ちょっぴり震撼した。レヴィンとマーニャ,両想いだったじゃないか。マーニャは母性愛から恋愛で,レヴィンは憧れって気もするけれど。レヴィンが子供っぽく見えるから(マーニャより年下に見える),そう思うだけだろうか。 しかしアンドレイ様の餌食になって,昇天。あなたの槍さばきを忘れない。 タグ:【聖戦】 ま シレジア ペガサス 人名 女性 上へ
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マーニャ 聖戦の系譜に登場する女騎士。クラスはファルコンナイト。NPCであり、プレイヤーは操作できない。~ 北方の王国シレジアの天馬騎士であり、シレジア四天馬騎士の筆頭。自軍の天馬騎士フュリーの姉でもある。~ 3章終了後のイベントでランゴバルト、レプトールらによって賊軍の汚名を着せられたシグルド達をシレジアへ 落ち延びさせるために登場した。~ シレジア王妃ラーナを支え続けた有能な天馬騎士であったが、ザクソン城主ダッカー公配下のパメラ隊と交戦中、 ダッカーの援軍として現れたバイゲリッターの攻撃によって戦死する。~ レヴィンに想いを寄せていたようだが、妹フュリーの彼に対する想いも知っており、自らの気持ちは封印して 騎士として生きる道を選んだ。~ ~ フィーが生まれている場合、8章にて発生するイベントで、彼女の天馬にマーニャと名づけられていることがわかる。~ 没後もその名はシレジアを守った英雄として語り継がれているようだ。~
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34: 弥次郎 :2021/08/16(月) 22 07 30 HOST softbank126066071234.bbtec.net 憂鬱SRW ファンタジールート 設定集【YPFシリーズハチナナ式・ストパン世界編魔導装備(ロマーニャ)】 〇YPF-87 ハチナナ式 動力:エーテルリアクター/エーテルバッテリーハイブリッド方式 全長:2.9m 防御機構:エーテルバリア 操縦方式:サイコ・エミュレート・デバイス 武装: 12.7㎜近接防御機関砲×2 マギリングライフル マギリング・ブレード 概要: F世界の技術をはじめて導入して開発された対怪異(ネウロイ)機動兵器。 ストライカーユニットやシルエットナイトなどの技術を盛り込んだ、当時の最新鋭兵器といってよい。 ストライクウィッチーズ世界における魔導技術や魔法技術に関しては連合も大いに着目していた。 というのも、大々的にオカルト技術が普及しているといっても過言でないために、独自の発展や開発が進められていたためであった。 これに際し、連合では表向きには否定されているオカルト関係の技術者を招集。これの吸収を進めた。 ちなみに技術供与側のストライクウィッチーズ世界側からは、宮藤一郎ら最先端の技術者たちが参加しており、この研究に協力している。 本機は連合が一般的に用いるPSを素体にストライカーユニットを組み込む、という形で、ウィッチの能力を再現することを第一義に開発された。 そのため、バリアの展開・飛行・宮藤理論に基づく異空間の採用などをストライカーユニットから実施。 残る部分を連合のPS技術で補う、という形で構成されているのが特徴である。 その為か、実践運用はあまり考慮されているとはいいがたく、尚且つ、整備性も量産性も極めて悪い。 ただ、本機はあくまでも概念実証機であり、今後の開発における指針や方針を探るためのプロトタイプといえるため、そこは度外視されたようである。 武装はエーテルリアクターから得られるエーテルを用いたマギリングブレードとマギリングライフル、近接防御用の機関砲のみと極めてシンプルにまとめられている。 これを土台とし、のちのYPFおよびMPFシリーズは開発・研究・配備が進められることとなった。 なお、宮藤博士はこの際に連合からの技術供与により、魔導噴進、いわゆるジェットエンジンの開発の端緒をつかんだとされる。 〇ファロット R-3000 全長:2.5m 制御系:ロマーニャ魔導技術ギルド 76型演算宝珠 動力:魔導エンジン 操縦方式:フットペダル方式 武装: 機首8㎜機銃×2 概要: ロマーニャ王国において制式採用された初の魔導士装備。 カールスラントからライセンスされた技術を元手に、国産の技術に昇華して完成させた一品。 方式としては独自のサーフボード方式を採用し、ペイロードと安定飛行を追求した特性を持つ。 スキー板方式のスオムス同様、操縦時のイメージがしやすいこともあって普及は進みやすかった部類に入る。 また、ペイロードを活かし爆装や補給物資の運搬、あるいは負傷者の救助など多岐にわたる使い方が可能ということもあり大変重宝された。 一つ欠点を上げるとすれば、生産性が悪く、現場での調整など難しかったという点にある。 というのも、演算宝珠やボード自体の開発というのは名目上はウィッチの装備も製造するファロットであるが、その実態は下請けのギルド依存であったためである。 魔導エンジンと推進機関及びその周辺のシステム周りなどはストライカーユニットのそれを代用することはできた。 しかし、肝心の宝珠などに関しては専門的というより新分野の技術への理解力が必要であり、どちらかといえば個人技がモノを言っていたのである。 その為、宝珠の量産性や均一性に関しては量産化の段階でもかなり問題があり、性能が良く安定したものは職人の微調整が必要という状態であった。 無論、ファロットも研究を進めているのであるが、良くも悪くもカールスラントがハイエンドを目指したためにハードルが高いようである。 ちなみにロマーニャ王国において、魔導士という新兵科への応募は極めて多かった。 というのも、眉目秀麗なウィッチたちと合法的にお近づきになれる、という面があったためである。 しかして、素養があるかどうかでかなりの人間が弾かれてしまい涙をのんだとか。 35: 弥次郎 :2021/08/16(月) 22 08 14 HOST softbank126066071234.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 これで一応各国の装備は整ったということで… さて、残りはSSですかねぇ
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マーニャ そんな奴はいない。いないったらいない。メラゾー○なんて放ったりしない。 -- GOGH (2006-01-12 01 11 19) 名前 コメント
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マーニャ イラスト募集中。 詳しくは第二投票所の名鑑スレへ。 データ 大陸:ユグドラル登場作品:聖戦の系譜(第1部) 国籍:シレジア王国 ユニット:ファルコンナイト 戦歴 FETS最萌‥予選敗退(14組・4位/13票) 真FE最萌‥予選敗退(3組・8位/8票) FE最萌2010‥予選敗退(12組・9位/10票) リンク FE大辞典まとめwikiの解説 FIRE EMBLEM Wikiの解説 ※英語 人物紹介 クラスはファルコンナイト。シレジア天馬騎士団長。フュリーのお姉さん。聖戦前半最大の山場シレジアで、ほとんど主役を張っているお姉さん。 幼い頃から王子と共にあることで、その初恋の人となったものの、マーニャとしては「妹と幸せになってくれたほうが……」。かといって妹は妹で姉に遠慮するし、王子は王子でふっきれないし、果てはパメラまで色々関わってきて……と、とかく北国の恋愛事情はややこしい。王子の家出の原因の1つになったのは間違いないだろう。 とはいえ最萌ではイマイチ振るわず、13票と8票で予選落ち。前回は票が減っているあたり、やはりシレジアストーリーの神通力も落ちてきているのか。ここらでその流れを思い返し、彼女の心に報いてあげたいところだが。 (文・準備スレ252様) コメント欄 名前 コメント
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マーニャ モンバーバラの人気踊り子。ミネアという妹がいる。 雰囲気は叶姉妹をイメージさせるが、ギャンブル好きがたたってセレブとはほど遠い。 DQ6の隠しダンジョンやDQ7のグリンフレークでミネアと共にいたという目撃情報がある。(DQ6は専用グラフィックではない) 踊り子の服は一見すると褌の様にも見えるが、「ふんどしダンサー」と呼ばれるのを嫌っている。