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バンデびっくり 傾向 炎の嵐『バンデール』EX 【フェティスコントロール】 構成 『ユニット』 3枚:炎の嵐『バンデール』EX 3枚:火竜 3枚:人魚族の魔術師『フェティス』 2枚:幼き魔女『カテリーナ』 2枚:炎魔人 2枚:祝福の神官戦士 2枚:巨大暴れ象 1枚:聖竜 1枚:アニヒレイト・ドラゴン 1枚:風魔人 1枚:啓示を受けた者『ラステ』 1枚:英霊『アッシュバース』 2枚:聖域の守護者『メイリーン』 『グリモア』 2枚:水の柱 1枚:炎の蛇 3枚:あふれ出す魂 解説 炎の嵐『バンデール』EXを最大限活かす為のギャンブルファイル。相性の良いカードが多いので【フェティスコントロール】もいれた。 序盤から中盤にかけてコストパフォーマンスに長ける炎の嵐『バンデール』EXと人魚族の魔術師『フェティス』が活躍し、終盤は炎魔人や啓示を受けた者『ラステ』で無理矢理押し切る。 炎の嵐『バンデール』EX このファイルのメイン。このユニットをつかう為のファイル。思いがけないドラマを産んでくれる。 火竜 バンデールEXでの当たりカード。フェティスともつかえる。延命を防げる点もこのファイルのコンセプトに合う。 人魚族の魔術師『フェティス』 【フェティスコントロール】の要。 幼き魔女『カテリーナ』 【フェティスコントロール】のパーツであり、低レベルでありながらバンデEXと相性が良い。援護として活用もできる。3積みでもよい。 炎魔人 バンデEXの為のLV7であり、さらに最後押し切る為のカード。 祝福の神官戦士 バンデEXと相性良いカードでありながら、様子見につかえるカード。3積みでも可。 巨大暴れ象 LV4でオールカラー戦えるユニットとして。白髭の大剣士『鋼』でも良いが、戦士・剣士が入ってない点と、祝福の神官戦士との噛み合わせからこちらを採用。 引き分けを減らす為に熱血暴走野郎『オルヴァウス』でも良いかと。 聖竜 LP回復より、高LVかつデッキ回収目的で。そういった意味なら神の審判『レギナ』の方が良いかもしれない(しかしマエガミはレギナをもっていない) かなりファイルを消費するファイルなので、山札回収はあったほうが良い。しかし聖なる光だとバンデEXのハズレカードになるので上記カードの方が良いだろう。 アニヒレイト・ドラゴン フィニッシャー不足解消に。ファイルを良く消費するファイルなので、非常に相性が良い。 風魔人 バンデEXの当たりカード。水の柱との枚数調整はお好みで。 1枚:啓示を受けた者『ラステ』 フィニッシャーであり、バンデEXと相性が良い。 英霊『アッシュバース』 黒が無いので採用。コストパフォーマンスが高く、バンデEXの為に山札操作ができる。高LVである点もバンデEXと相性が良い。 聖域の守護者『メイリーン』 SPに余裕がないので、1枚でLP回復できるカードを。啓示を受けた者『ラステ』よりは高LVであるメイリーンを採用。バンデEXでもオープン60ダメと40ダメとでは差が大きい。 2枚:水の柱 【フェティスコントロール】のパーツであり、バンデEXとも相性が良い。意外にもエリア破壊目的で使用することが多い。 炎の蛇 アニヒレイト・ドラゴンとの必殺コンボ用。バンデEXや火竜とも。 ただLV2なのでバンデEXのハズレカード。LV3の炎の玉の方が良いかもしれない。(しかしマエガミはもっていない) あふれ出す魂 SPブースト。バンデEXのハズレカードになってしまうが、入れないと回らない。 ファイル操作ができる点であふれ出す魂を採用。ハズレを減らす意味なら妖精の踊りを複数積み、効果でSPブーストをファイルから取り除き圧縮するのも悪くない。 改造案 探求と狂知『アルベルト』 バンデEXともフェティスとも相性が良く、山札操作もできる。 ファイル作成者:マエガミ 関連 【フェティスコントロール】
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固有名称 賀正斉天 基本名称 ルプスレギナ レアリティ ★5 タイプ 力 ロール アタッカー 種族 亜人種 攻撃タイプ 物理 ※MAX~LV150 スキルLV100・親密度最大時 ※Fin ★5覚醒スキル解放ボーナス補正込み ステータス LV100 MAX LV110 LV120 LV130 LV140 LV150 Fin HP 7,115 7,615 8,683 11,683 攻撃力 6,560 8,172 11,320 17,320 防御力 2,576 3,241 4,014 5,214 素早さ 345 395 464 464 ★5覚醒後・スキル解放ボーナス補正 LV120 LV140 タイプ 豪炎退魔 HP+450 防御力+420 アタッカー 発火 攻撃力+900 HP+2,100 エンハンサー 豪炎発破 防御力+360 攻撃力+2,100 アタッカー 百事如意 HP+450 攻撃力+2,100 アタッカー 神通力 攻撃力+900 防御力+420 アタッカー 合計 HP +3,000 攻撃力 +6,000 防御力 +1,200 素早さ +0 スキル 豪炎退魔 () 奥義ゲージ+6~9 MP4 敵全体に2回の魔法攻撃(火)敵全体に2回の魔法攻撃(闇)与ダメージ×0.025のHPを回復悪魔種キラー+100% 発火 () 奥義ゲージ+12~18 MP3 自身に3ターン、魔法攻撃力+50%自身に3ターン、クリティカルダメージ+35% 豪炎発破 () 奥義ゲージ+6~9 MP4 敵全体に2回の魔法攻撃(火)敵全体に2回の魔法攻撃(闇)与ダメージ×0.025のHPを回復人間種キラー+100% 百事如意 パッシブ 火エレメント強化+35%闇エレメント強化+15% 神通力 パッシブ 魔法攻撃力+25% ★5覚醒後・スキル効果 スキル LV 効果 豪炎退魔 LV100 敵全体に2回の魔法攻撃(火)敵全体に2回の魔法攻撃(闇)与ダメージ×0.025のHPを回復悪魔種キラー+100% LV120 敵全体に2回の魔法攻撃(火)敵全体に2回の魔法攻撃(闇)与ダメージ×0.025のHPを回復悪魔種キラー+100% LV140 敵全体に2回の魔法攻撃(火)敵全体に2回の魔法攻撃(闇)与ダメージ×0.025のHPを回復悪魔種キラー+100% 発火 LV100 自身に3ターン、魔法攻撃力+50%自身に3ターン、クリティカルダメージ+35% LV120 LV140 自身に3ターン、魔法攻撃力+75%自身に3ターン、クリティカルダメージ+50% 豪炎発破 LV100 敵全体に2回の魔法攻撃(火)敵全体に2回の魔法攻撃(闇)与ダメージ×0.025のHPを回復人間種キラー+100% LV120 敵全体に2回の魔法攻撃(火)敵全体に2回の魔法攻撃(闇)与ダメージ×0.025のHPを回復人間種キラー+100% LV140 敵全体に2回の魔法攻撃(火)敵全体に2回の魔法攻撃(闇)与ダメージ×0.025のHPを回復人間種キラー+100% 百事如意 LV100 火エレメント強化+35%闇エレメント強化+15% LV120 火エレメント強化+42%闇エレメント強化+18% LV140 火エレメント強化+52.5%闇エレメント強化+22.5% 神通力 LV100 魔法攻撃力+25% LV120 魔法攻撃力+30% LV140 魔法攻撃力+37.5% 奥義 陽天・如意焔棍 () Lv1 敵単体に3回の魔法攻撃(火)敵単体に3回の魔法攻撃(闇)人間種キラー+100% Lv2 敵単体に3回の魔法攻撃(火)敵単体に3回の魔法攻撃(闇)人間種キラー+100% Lv3 敵単体に3回の魔法攻撃(火)敵単体に3回の魔法攻撃(闇)人間種キラー+100% Lv4 敵単体に3回の魔法攻撃(火)敵単体に3回の魔法攻撃(闇)人間種キラー+100% Lv5 敵単体に3回の魔法攻撃(火)敵単体に3回の魔法攻撃(闇)人間種キラー+100% ★5覚醒後 Lv6 敵単体に3回の魔法攻撃(火)敵単体に3回の魔法攻撃(闇)人間種キラー+100% Lv7 敵単体に3回の魔法攻撃(火)敵単体に3回の魔法攻撃(闇)人間種キラー+100% Lv8 敵単体に3回の魔法攻撃(火)敵単体に3回の魔法攻撃(闇)人間種キラー+100% Lv9 敵単体に3回の魔法攻撃(火)敵単体に3回の魔法攻撃(闇)人間種キラー+100% Lv10 敵単体に3回の魔法攻撃(火)敵単体に3回の魔法攻撃(闇)人間種キラー+100% 備考 2023年12月20日火力の上方修正 バランス調整 評価 良い点 人間種と悪魔種に対する全体攻撃を持つ。 ドレイン効果もあるので多少は自己回復が可能。 連続攻撃が得意。攻撃力も高い。 悪い点 HPや防御力が低い。回避も無い。火傷やデバフ効果も無い。 ドレイン効果は0.025倍と超微量。40000ダメージで1000回復なので全快にはほど遠い。 「豪炎退魔」と「豪炎発破」は非常に似たスキル。貴重なスキル枠を1つ潰しているとも言える。 コメント 名前 コメント
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GGF-001 フェニックス・ガンダム 特徴 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 25300 485 L 11000 130 22 22 24 6 B B B - B 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 ビームサーベル 3900 16 0 1~1 BEAM格闘 100 5 ビームライフル 3000 16 0 2~4 BEAM射撃 85 10 メガビームキャノン 1400×4 26 0 3~5 BEAM射撃 55 5 フェザーファンネル 3500 20 30 2~7 特殊射撃 90 5 水中不可 アビリティ 名前 効果 備考 支援防御可能 設計元 設計不可 開発元 Lv EXP 機体 3 780 フェニックス・ゼロ 3 1170 レギナ 3 1554 ハルファスガンダム 4 2580 ハロ 開発先 Lv EXP 機体 4 1455 νガンダム(ベーシック) 4 1455 ガンダムX(ベーシック) 4 1455 ガンダムエクシア(ベーシック) 7 2910 フェニックスガンダム(能力解放) 備考 ようやく普通のガンダムくらいの性能。フェザーファンネルはMPを消費するが、ただの「特殊射撃」。 あっさり能力解放版に開発できるがベーシックの材料としてはこちらのほうが優秀かも。 フェザーファンネルが「特殊射撃」であることを逆手に取れば、支援用としては解放版よりも優れた一面も。覚醒値が命中に関わらないのもいい。
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GGV-000 バルバトス・ミラージュ 特徴 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 150000 1500 M 20000 250 35 35 35 10 A A B - B 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 テウルギア・ゲーティア 6500 30 30 1~3 必殺技 80 10 HALO・フォーム 5500 40 0 2~5 特殊射撃 90 5 LOCK3 ピーコック・フォーム 6500 30 0 4~9 特殊射撃 75 5 HALO・フォーム 5000 80 0 MAP MAP 100 0 アビリティ 名前 効果 備考 シールド防御可能 シールド防御可能 ハイパーナノスキン 毎ターンHP20%自動回復 バリア・フィールド MAP兵器無効 開発元 開発元 3 バルバトス 6 クィーンアメリアス 設計元 設計元A 設計元B 設計不可 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 2 レギナ 3 バルバトス 5 バルバドロ 備考 Gジェネ3D初出の機体。 攻・防・機・HP以外は武器威力含めてオリジナルと変わらないので好きな色で選んでいいだろう。 バルバトスのレプリカ機体のため性能や生産コストが下がっている。Gジェネ3DではELSを引き連れ、最強の敵として立ちはだかった。未だに存在理由の不明なレプリカだが、クィーンアメリアスの開発先となっているのでそちらの出自に関連した機体なのかもしれない。
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みんなで作る変協記念日 (ログインしてたら誰でも編集可能) 記念日要望受付 手チュとピョー -- (ゼロス君) 2010-05-06 03 00 29 うるう年に当たる時は、その旨を連絡して管ヂャイ -- (ゼロス君) 2010-05-06 03 26 13 (′ー`)うん -- (ゼロス君) 2010-05-09 02 19 24 9月の2日はσ(Д・`)のお誕生日なのでちゅが 編集のやり方が分かり町ぇん出知多 -- (ゆえ氏) 2010-09-27 14 34 05 変人名 コメント すべてのコメントを見る 1月 未定 2月 7日 怪鳥の誕生日 3月 未定 4月 未定 5月 01日 梁山泊倶楽部相互リンク記念日(2010年5月1日) 05日 なつるの誕生日 06日 脱糞の関すと記念日(2009年5月6日ラベル255達成ピョー) 16日 レーズンパン体験入部で入学(2010年5月16日) 6月 未定 7月 28日 レギナっちの誕生日 8月 未定 9月 未定 10月 未定 11月 26日 身チュ身チュ変協入学(2006年11月26日) 12月 4日 ポトリス変人協会ギルド設立日(2001年12月4日午前10時51分設立)
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効果 [#hdb4700f] 習得キャラクター [#h215354c] 備考 [#q547856e] 効果 Lv 必要ポイント 効果詳細 1 300 特定の機体に搭乗した時、ユニットの攻撃、機動力+3 2 70 特定の機体に搭乗した時、ユニットの攻撃、機動力+4 3 70 特定の機体に搭乗した時、ユニットの攻撃、機動力+5 4 80 特定の機体に搭乗した時、ユニットの攻撃、機動力+6 5 80 特定の機体に搭乗した時、ユニットの攻撃、機動力+8 6 90 特定の機体に搭乗した時、ユニットの攻撃、機動力+10 7 90 特定の機体に搭乗した時、ユニットの攻撃、機動力+12 8 100 特定の機体に搭乗した時、ユニットの攻撃、機動力+14 9 100 特定の機体に搭乗した時、ユニットの攻撃、機動力+17 MAX 100 特定の機体に搭乗した時、ユニットの攻撃、機動力+25 計 1080 習得キャラクター 作品 キャラクター 習得Lv 備考 1st アムロ・レイ 1 備考 アムロ・レイ固有アビリティ。しかも1st限定で、Z以降のアムロでは習得できない。 特定の機体=ガンダムのこと。ガンダムであればマンダラガンダムであろうと発動するが、ガンダムでなければ純白のビギナ・ギナでも発動しない。 ・「ガンダム」系で解り辛い対象機体 ヘイズル、ヘイズルーFA、ヘイズル改、ヘイズル・ラー、ディープストライカー、ペーネロペー、アマクサ、アストレイ系、 ムラサメ、アカツキ、ストライカー・カスタム、ネティクス、レギナ ・「ガンダム」系で対象外の機体 リゼル、デルタプラス、ターンX、ウィンダム、GNアーチャー、ブルーディスティニー1号機(ジム顔だから?) RX-81スタンダードアーマー、フェニックスゼロ
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ダイノルフィア・ケントレギナ(OCG) 融合・効果モンスター 星6/闇属性/恐竜族/攻4000/守 0 カード名が異なる「ダイノルフィア」モンスター×2 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードの攻撃力は自分のLPの数値分ダウンする。 (2):自分・相手のメインフェイズに、LPを半分払い、 自分の墓地から「ダイノルフィア」通常罠カード1枚を除外して発動できる。 この効果は、その罠カード発動時の効果と同じになる。 (3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 自分の墓地からレベル4以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。 ダイノルフィア ダイノルフィア補助 モンスター除外 恐竜族 罠除外 蘇生 融合モンスター 闇属性 魔法除外
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さて、どうなることやら。 三つの鍵は姫君らの手に、 一つの鍵は死への鍵、最 後の鍵は死出の道。 一つの鍵 ・・・・・・ゆえにあのようなことをもたらした。君の父上に腹を切らせたのもわたしだ。悔いても詫びても遅すぎる。わたしが君から奪い去ったものは、二度と戻らぬ。 いま、わたしの前にいる幼い君たちは、中庭で憂いも知らぬげにじゃれあい遊んでいる。君たち三人の姫君が、美しく育ちながら、いつまでも仲むつまじくあり続けるよう願っている。 ナディア、君に頼みごとをしたい。 引き受けてくれるだろうか。拒んでもかまわない。それもまた、わたしにとっては鍵の一つでもある。 そう、鍵を一つ、君に預けたい。同封の指輪がそれだ。何の鍵であるかは知らぬままでいたほうがいいだろう。だが君に預ける指輪の鍵は、我が一族にとって重いものであることは伝えなければならない。 何者かが鍵を求めたとき、君は思うままにしてくれていい。鍵を開くも、また鍵の主であることすら語らず、そっと捨ててもかまわない。どうするとしても、何が起こるとしても、君が心の重荷にすることはない。 なぜなら、この鍵は三つのうちの一つに過ぎぬからだ。すべてわたしのはかりごとだ。残りの二つの鍵は秘しておく。君が鍵の一つの一つの主であることを、皆に話しても構わないし、また黙っていてもかまわない。 鍵は今は閉じられているが、開くべきときが来たときには開かれるように仕掛けられている。 何が起きるとしても、君が案じることはない。何が起きたとしても、それはあるべきことなのだ。 身勝手なことばかり書き連ねてしまった。わたしが死んで、十年も過ぎてから、このような願いを示されて、君も困り果てることだろう。つくづく身勝手な上に、悪い男だ。 わたしは、君の父上に約束をしていたはずだった。君と君の母上の行く末を引き受けて、わたしは彼に腹を斬らせた。その約束を果たしきらずに世を去らねばならぬのは、わたしにとっても心残りだ。すべてはわたしの不徳ゆえだ。君から奪われたものにくらべれば、わたしの残すものなどごくわずかにすぎない。ゆえにそれは、君の思うまま生きるために使ってほしい。 最後になってしまった。 この手紙は、君の十五歳の誕生日に読まれるよう、取り計らっておいた。 誕生日おめでとう、ナディア。 君のこれからの道に祝福あるよう、心から祈る。 ことの起こりは指輪だった。 父の葬儀の翌朝のことだった。 ノイナにとっては、父の葬式といえどもどこか遠く、通り一遍の儀式にしか思えなくなっていた。 ノイナは父のことをほとんど知らない。父は年に何度か、北のいくさから戻ってくるだけだ。そのときには母様も、犬のブランカもとてもうれしそうだ。父はノイナを呼び寄せ、同じ長椅子に座らせ、日々のことを聞きたがった。気恥ずかしく、そしてすこし緊張しながら、ノイナは日々のことの話をした。父はにこにこと楽しげにノイナの話を聞いていた。けれど、すぐにいなくなってしまう人だった。屋敷を上げての見送りを受けて、馬に乗ってどこかへ行ってしまう。 遠く思える人だった。だから、戦死されたと知らされても、ノイナは悲しくは思わなかった。レオニダス公爵家の帝都屋敷が大騒ぎになっていたときも、遠い気持ちで見ていた。犬のブランカと一緒に座って屋敷の様子を見ていた。 いつもいなかった人が、二度と帰ってこないといわれても、ノイナの暮らしが変わるようには思えなかった。 レオニダス公爵の息子達の葬式は、これが最初でもなければ最後でもない。妙に手際よく葬儀の用意が進められていった。それさえも、今から思えば夢のようだ。 でも、ノイナにはわかっていた。きっとこれからもおきる。何度もおきる。繰り返し起きる。 次が誰なのかも、ノイナにはわかっていた。 いとこのヴァロ兄だ。ことし十八の年を迎える。それは皇帝陛下の軍勢に参画する許しを得る歳だ。そしてケイロニウス・レオニダス公爵家のものは、その名に掛けて、皇帝陛下の剣とならねばならない。許しを得に行かぬなどということがそもそも許されない家だ。皇帝陛下の家門たる、ケイロニウス一門で、武門として知られたレオニダス公爵家に生まれたものの、それが勤めだ。 ノイナたちはそんな風に生まれついた。 葬儀が終われば、服喪でありながらもいつもの朝が来る。目覚めたとき寝台の足元には、いつもの通り白い大きな犬のブランカが眠っていた。ブランカの本当の主は父だ。もう二度と帰ってこないことを、知っているのだろうかとノイナは思った。 身づくろいをして、朝食の席に着こうとしたとき、ノイナはナディアと顔をあわせた。ノイナの従兄妹の一人だ。 おはようと挨拶に上げたノイナを、ナディアはじっと見つめた。 ほとんど睨みつけるような目だった。何か怒らせるようなことをしたかな、と思うノイナのもとへ、ナディアはつかつかと歩み寄り、そして挙げたままのノイナの左手をじっと見つめる。 どうしたのだろうと己でも見た左の手には、精霊銀の指輪を嵌めていた。昨日までは無かったものだ。 ナディアはその手を、はっしと掴んだ。それからノイナを引きずって歩いていった。 あまりの勢いに抗うことも出来なかった。いつもノイナのそばにいる白犬のブランカがおびえていたくらいだ。 ナディアは部屋にノイナを引きずり込み、ばたんと音も高く扉を閉じた。それから引っ張っていたノイナの手を引き上げ、ふたたび怖いくらいに眉を寄せて見つめたのだ。 「これ」 「・・・・・・なに?」 「マヨールからの指輪?」 ノイナは、うんうんと何度もうなずいた。どうしてノイナがこれほど厳しい顔をしているのかわからないままだ。ナディアは続ける。 「手紙はあった?」 「・・・・・・手紙?」 確かに手紙もあった。ノイナの十五の誕生日にこそ開かれることを期して、ノイナの成長を喜び祝福する文面のものだった。けれど今のノイナは本当は十をいくらか過ぎただけだ。 そう応えると、ナディアは少し考える風で、続いてこう言ったのだ。 「鍵のことは、書いてあった?」と。 「鍵?」 そう、とナディアはうなずき、もう一度「鍵」と繰り返した。 そして見せてくれたのが、マヨール=マルクスからナディアのために送られた手紙だった。 それは特別に書かれたもので、ナディアの父上様に何がおきたのかを、仔細に語っているようだった。このいくさの前に何が起きたのか、すこしはノイナも知っていた。大人たちはもっと良く知っていたはずだけれど、子供達に語ったことは一度も無かった。ナディアの母上様は皆の前ではとても遠慮しているように見えたし、そんな母上様のことを、皆はよく気に掛けていた。 「最後の一枚」 読んではいけないような気がして、ノイナはそれがかかれたところは読まずにめくるだけにしていた。 「鍵って書いてあったでしょう」 ナディアは言う。 「わたしね、マヨールの言った鍵って、機神の鍵じゃないかと思ったの。あたし、機神がどうなっているのかとか判らないけれど、マヨールが鍵をかけて封じなければならないと思うものって、他には思いつかないもの・・・・・・」 「機神?」 思っても見なかった言葉だった。ナディアはうなずく。 「そう、機神」 機神は古代魔導帝國の精髄の作り出したものだ。それはノイナも知っている。古代魔導帝國が神龍と戦うために作り、古代魔導帝國が滅び去った後も消え去ることなくありつづけ、魔族征西と戦った。今でも王を名乗るものは皆、機神を所蔵している。 レオニダス公爵家も機神を所蔵している。そしてかつては王家であった。その機神が帝國の、時の皇帝操る機神レギナ・アトレータ・ケイロニウスに敗れるまでは。かつての王国は、今は南方辺境領のごくごく一部を占めている。 「でも、なぜ?」 「それはわからないけれど・・・・・・」 ノイナの問いに、ナディアはふるふると首を振る。長い黒髪が揺れた。そうして静かに握り締めるナディアの左の中指にも、精霊銀の指輪がある。ノイナのものとよく似たものだ。細い精霊銀の細工で、二巻きするように作られている。ノイナのものは見分けがつかないくらい良く似ていた。指の太さにあわせてほんの少しの直しがされているところと、裏側に刻まれている名が違うくらいだ。 ノイナのものは、ほんとうは十五の歳、成年になるときに渡されるはずのものだった。けれどノイナはすでにその指輪を手にしている。 父が戦死したからだ。 戦死の報せの後、祖父ミノール=マルクスはノイナを己の部屋へと呼び寄せ、静かに言った。レオニダス宗家嫡男長子はお前だ、と。 宗家は代々男子が継いで来たが、ことここにいたっては、やむを得ぬ、と。お前はまだ十をいくらか過ぎたに過ぎないが、今より、お前を大人として扱うこととする、と。ゆえにマヨールがお前の成年を期して残した手紙を、お前に渡すこととする、と。 ミノール=マルクスはこれが鍵だとは言わなかった。マヨールからの手紙にもそんなことは一言も書かれていなかった。ただ、赤子であったノイナのことを描きながら、無事に育つことを願い、無事に育ったであろう十五のノイナへ向けて、祝福の言葉を書いていただけだった。 でも、これが鍵なのかとノイナは思った。 これが鍵だったのなら、封じられた機神をよみがえらせられると思った。不思議な光をはなつこの指輪の光は、かつて見た機神の姿にも感じたものだ。 機神は、古代魔導帝國の精髄だ。その姿は輝かしく、美しくすらある。ノイナも一度だけ、遠巻きに機神を見たことがある。近衛騎士団を率いるアルトリウス殿下の機神レギナ・アトレータ・ケイロニウスだ。白く輝くその姿を機神以外の何にも例えられぬくらいだ。アルトリウス殿下の乗る機神レギナ・アトレータ・ケイロニウスは、軍の要であるという。レギナ・アトレータあるところ、皇帝軍に敗北なしとすら言われているという。かつて南方の王家であったレオニダス家の機神を打ち破ったのもレギナ・アトレータ・ケイロニウスだ。 だがレオニダス家の機神は失われたわけではない。今は異界に自らを封じ、眠り続けている。長い長い間、レオニダス家の機神は乗り手を選ばずにいた。人はいう。機神は自ら、己にふさわしい乗り手を選ぶと。古代魔導帝國の精髄を集めて作られた機神は、乗り手も同じく古代魔導帝國に由来したものを求めるという。古代魔導帝國を統べたものら、双性人をだ。 「・・・・・・」 「なに?ノイナ」 探るようにナディアはノイナを覗き込む。 「鍵は、僕らが持ってる」 ノイナは応え、己の指に嵌めた精霊銀の指輪に触れた。 「今なら、乗り手もいる」 「・・・・・・待って」 少しの間をおいてナディアはノイナの裾を掴んだ。 「候家のマルクスのこと?」 「ほかに誰がいるの」 裾を掴むナディアの手を押さえて、ノイナは返す。 「今、機神をよみがえらせず、いつよみがえらせるの。レオニダスの機神は、レギナ・アトレータと戦う力があるんだ。アルトリウス殿下の乗っている機神だよ。その力があれば・・・・・・きっと・・・・・・」 「・・・・・・」 「きっと、もっと、何とかなるはずだよ。そうでしょう、ナディア」 困ったようにナディアは瞬き、そして瞳を落とす。 「・・・・・・」 「ねえ、そうでしょう!うちの機神が戦えば、だれも死ぬまで戦わされることは無いはずでしょう!」 「・・・・・・」 ナディアは困ったように、けれど小さくうなずいた。 「でも、どうするの?」 「鍵は三つあるって、この手紙には書いてあった。最後の鍵を見つける」 「この屋敷には無いわ」 すぐにナディアは言った。 「あたし、この指輪とあの手紙を頂いたときに確かめたもの。ほかに同じ指輪をつけている人はいなかったから」 「じゃあ、まだ十五になっていない誰かの指輪?」 「それも無いと思う」 首を振ってナディアは言う。 「だって、あなたが生まれたすぐ後に、マヨールは亡くなられたもの。マヨールが残した手紙は、あなたへのものが最後のもののはず」 そうしてナディアは指折かぞえはじめる。 「ヴァロ兄様、フィネス兄様、わたし、それにノイナ。この屋敷で、マヨールから指輪と手紙を頂いたのはこの四人」 「鍵は三つと書いてあった」 「うん」 「じゃあ、まずヴァロ兄と、フィネス兄から確かめよう」 立ち上がりかけたノイナの腕を引いて、ナディアは引き留める。 「でも、あの二人の持っている指輪は、私たちのものとは違う形よ」 「だからって、鍵じゃないとはかぎらないじゃないか」 「そうだけど・・・・・・」 ナディアは口元に握り締めた手を寄せる。曲げた人差し指を軽く噛んでナディアは言った。 「でも、これが本当に機神の鍵なのかどうかわからないし・・・・・・」 「そんなことを言っていたら、何も進まないじゃないか。まごまごしていたら、ヴァロ兄が兵隊に連れてゆかれちゃうんだ」 思わずノイナは声を上げていた。 「みんなそんな風にいなくなってしまう。そんなの駄目だ」 「判ってる。何とかしないといけないって、あたしも思ってる」 苦しげに、ナディアはうつむく。 「でも、これが機神にかかわることだとしたら、お爺様のお許しが無ければならない、でしょう?」 「・・・・・・」 例え公爵家の内戚だとしても、公爵家の所蔵する機神のことを良く知らないことには、訳がある。機神の力は乗り手に何者よりも強い力を与える。たとえ機神に乗り手として認められずとも、軽々しく余人に触れさせて良いものではない。 レオニダス公爵家は、公爵その人のほかは機神に関わることが許されない。そのようなしきたりになっていた。それは郎党も、分家たるレオニダス侯爵であっても変わりがない。 「・・・・・・」 だとしたら、この指輪もまた、機神の鍵ではないのだろうか。マヨールと呼ばれ称えられた、前のレオニダス公爵がそのようなうかつなことをするだろうか。 「わからない・・・・・・」 けれど焦りだけが募る。 「お爺様に話してくる」 ノイナは立ち上がった。 「だって、それが一番いいもの。お爺様にお願いして、機神を目覚めさせてくれるように言う」 「・・・・・・」 ナディアは口を開きかけ、けれど何も言わずに口をつぐんだ。だから、ノイナは明るく続けた。 「大丈夫。お爺様は、きっとわかってくれる」
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トルネードガンダム 特徴 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 18800 360 M 9960 100 17 17 17 5 B B B - C 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 ビームサーベル 3700 14 0 1~1 B格闘 100% 5% ガトリングガン 2400 12 0 2~4 連射 90% 10% ビームライフル 2700 14 0 2~4 B射撃 85% 10% 拡散ビーム砲 4000 24 0 2~5 B拡散 100% 10% アビリティ 名前 効果 備考 支援防御可能 支援防御可能 設計元 設計不可 開発元 Lv EXP 機体 2 585 レギナ 2 777 ハルファスガンダム 2 860 ハロ 開発先 Lv EXP 機体 3 720 フェニックス・ゼロ 4 1080 ガンダム(ベーシック) 4 1080 ∀ガンダム(ベーシック) 4 1080 エールストライクガンダム(ベーシック) 備考 ゲーム開始直後から配備されているのでほぼ確実にお世話になる機体。ここから各種ベーシックに繋がる。今回は最初から生産登録されている。 トルネード自体も設計材料として優秀。初期生産可能機体ほぼ全部と設計可能で、序盤に生産して設計を繰り返すことで無駄な開発を無くせる。 序盤にしてはバランスのいい武装で、特に拡散ビーム砲が長射程・高火力で目を引くがEN消費には注意。 出典はGジェネレーションシリーズではないため、歴戦の勇士と戦場の女神の効果は1.5倍にならない。
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――――震脚と同時に打ち込まれる一撃は、正しく一撃必殺。二の打ち要らずに他ならない。 ビリビリと、避けた拳が顔の横を通るそれだけで、凄まじい拳圧に気を遣ってしまいそうなほど、紙一重で避けるのが精一杯であるほどだったが。 然し、だからとてオーネストハートがそれで戦意を失うまでもない。一つ決めた目的に対して、どれだけ自身を削り取ろうとも邁進するのがその魔法少女だ。 「――――見える!!!!」 突き出された拳、踏み込みに合わせてその拳を握り込んで、胸部へと向けてその拳を叩き込んだ。 コノハナ少佐という魔法少女の剣戟、拳撃、共に驚異極まりなく、近接という範囲内であれば魔法少女最強クラスと言っても過言ではないほどであろう。 だが、それは研ぎ澄まされた彼女の技巧があってこそ。戦闘思考があってこそ。故に――――この現状。彼女は、身体に刻み込まれたものだけで戦っている彼女は。 ――――実質的に弱体化している、と言っても過言ではない。 「■■、ぅう、ッ……!!!」 事実として、たった今オーネストハートの放った拳は欠片の妨害もなく叩き込まれた。 歩法、体術、防御はせずとも彼女であればダメージを軽減する手段はいくらでも有しているだろうにそれをしなかった、否、出来なかった。 呻き声を挙げて、身体をフラつかせながらも立ち上がるのは、暴走する破壊装置として故。であるならば、決して―――― 「いつつつ……あれ、オネ子ちゃんが勝っとるんかこれ」 「……早いですね、目覚めるの」 頭を摩りながら立ち上がるラッキークローバーを横目に、レギナ・ルシフェルはその戦いを見据える。 「……これが、紗夜子ちゃんの望んだことなんか」 「ええ――――姫獣との融合の他の選択肢。和解、同調……取り込むでなく、お互いに並行して存在する形。 オーネストハート・メイガス……理論上でのみ存在した、魔法少女の新たな形。彼女はそれを再現してくれた。彼女にだけ、可能性があった」 レギナ・ルシフェルの目から見ても、その姿は既に完成されていた。 オーネストハートは完全に骸姫第一位との同調を果たし、『魔法少女にして骸姫』という唯一無二――――藤宮明花やコノハナ少佐のそれとは全く形を別とする。 藤宮明花に対抗できる、唯一の手段。余りにも細く、脆い糸であったが。岩畔朝雨が。刀坂結希奈が。此花立夏が。命を賭して繋ぎ切った、最後の希望。 それは今此処に結実した。数多の犠牲を払い、命を捧げたその姿は――――禍々しくも、力強い。 「コノハナさん……今度は私が、貴女を連れ戻す番です。あの時のように。既に手遅れであろうとも」 裡門頂肘――――鋭い肘打ちに対して、勝ち上げるようなアッパーで迎え撃つ。 攻撃は届くことなく、そして同時に腕を大きく打ち上げられることによって発生する大きな隙を、オーネストハートは決して逃すことはない。 形は違えども、戦闘センスに関して言えば、オーネストハートもまた他の追随を許さない。その一撃一撃は、荒削りであろうとも、確実に相手を仕留めるへと至り。 「――――――――さぁ。フィナーレです」 右足に魔力が集中していく――――それは黒く可視化されるほどに強力に濃縮され、その右足を覆い尽くしたのであれば。 放たれた前蹴りが、コノハナ少佐の胸へと突き刺さった。それと同時に、黒い魔力は巨大な『矢』の形を形成して突き刺さり、コノハナ少佐をその出力のまま押し退けた。 『聖なる弓の魔法』……本来オーネストハート・エースに搭載される第二の魔法の変形。弓矢や双剣の形ではなく、自身にそれを纏うことによって攻撃の威力を飛躍的に上昇させ。 地面を刳りながら。その矢に抗おうとして、引き摺られ続けたコノハナ少佐は――――やがて、そこに膝をついて。 「ォォォォォォォォオオオオオオオオオオオ!!!」 絶叫とともに。魔力の爆風が、その身体を包み込み。オーネストハートは、それに背を向けた。 黒く染まったフリルのスカートがその風に揺れた。 「オネ子ちゃん!!!」 「立夏……!!」 ラッキークローバーはオーネストハートに、そしてレギナ・ルシフェルは爆風の中心へと駆け出した。 四葉の魔法少女は、すっかりとその姿は正道の魔法少女のそれから外れてしまった。魔力の質もまた、姫獣の物と混じり合って大きく変化しているが。 先ずは彼女が生きていることに安堵したのならば……まともな魔法少女との戦いであれば。あれだけの爆発が起きたならば、中心にいる人物は生きてはいない、が。 「コノハナさんの暴走する魔力の中心点。それが何かはすぐに分かりました……『指輪』。それだけを砕きました」 背を向けたまま、オーネストハートはそういった。 晴れた爆煙の向こう側で、白い天使は――――変身の解除された、黒百合学院の制服を身に纏う少女……此花立夏の身体を、抱き締めているのだった。 きっと死んではいないだろう。何より、彼女も丈夫な魔法少女なのだから……それよりも。もっともっと、二人には聞きたいことが山程残っている。 振り返り、ゆっくりとその歩を進めて―――――――― 「――――――――実に、実に下らない」 空間が凍結する。 膨大な魔力の放出がまともな時間の流れをすら、捻じ曲げて停止させる。 止まりきった空間に甲高く鳴り響く足音。音もなく舞い降りる透明な気配。荘厳と威厳に支配された黒百合。無垢なる盤上管理機構。 ゲームマスター。そしてグランド・フィナーレの名を冠する魔法少女……藤宮明花は、冷たい瞳を彼女達に向けながら、ゆっくりとそこに歩み入る。 「"貴族には貴方達が思う以上に負うべき責任とそれに付随する執務"がある。私が動かず終わるならば、それで良かったのですが……。 ねぇ、ゲームマスター。これは一体どういうことでしょう? 私は下手なオペラを見たかったわけではないのですけれど」 「……ごめんなさい、明花。こんなつもりじゃ、なかったのだけれど」 咎める藤宮に、無表情でありながら……素直に謝る姿に、ラッキークローバーも、オーネストハートも、驚愕しながら。 凄まじい魔力の渦の中を、オーネストハートは"踏み出した"。唯一、この場の魔法少女の中で……充満する魔力の重圧を振り切って、動き出すことが出来るのは。 オーネストハートただ一人であり、故にこその最後の希望――――だが。この現状。彼女は、余りにも"消耗しすぎている"ことは、誰の目から見ても明らかだった。 「まあ、いいでしょう。私の時間に踏み入ることが出来たとしても、ただ、それだけ。 早急に……今この場で、葬って差し上げましょう。この私こそが――――――――」 その姿が、魔法少女と同じく変わる。機械仕掛けのドレス姿に、長大な狙撃銃を右手に握り、そして左手には――――三つのプレートが握られていた。 魔法少女の力を封じ込めたそれに刻まれるのは。 ≪FORTUNE≫ ≪FENRIR≫ 「――――――――黒百合の、支配者です」 ≪BURNING HANS≫ 第六話 DIAMOND BLADE 第五節 終