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ネチョ注意 (注)大人の世界。れみりゃ調教。 れみりゃを犯したい。 れいむやまりさに飽きていた俺は愛奴ルームで飼育しているれいむを連れて森へと出かけた。 れいむを提灯みたいに吊るして森を歩く。 「ゆっくりおろしてくださいぃぃぃ!! えさはいやぁぁぁぁぁ!!」 調教済みのれいむは敬語で俺に頼んでくる。 最初のころは反抗的だったのに可愛いものだ。 「うー♪ うー♪ こえがするどぉ~♪」 れみりゃの声が近い。れいむの声を聞いてきたようだ。 吊られてるれいむは「ひきっ」と怯えた声をあげるとそれっきり黙り込んだ。もう遅いが。 「うー♪ みつけたどぉ~♪」 まんまるで憎たらしい笑顔を浮かべたれみりゃが茂みから飛び出してきた。 その視線の先には吊るされたれいむがいる。 「お、おにいさんたすけてね!! れいむころされたくないよ!!」 「う~♪ た~べちゃうぞ~♪」 定番のセリフと共にガブリとれいむの頭に噛みつき、すぐさま中の餡子を吸いだしていく。 「あ"あ"あ"あ"あ"! ずわないでぇ!! おにいざんだずげでぇぇぇぇぇ!!!」 「"おにいさん"じゃなくて"ごしゅじんさま"と呼べと何度言ったら分かる」 「ごじゅじんざまあぁぁぁぁぁ!!!」 だが残念。れいむの人生はここで終わってしまった! ズゾゾゾ… お腹が減っていたのか、れみりゃはほとんど皮だけになったれいむの餡子を残さないよう執拗に吸っている。 「さて、お腹いっぱいになったか?」 頃合いを見てれみりゃに話しかける。 「う~? まだだどぅ~♪」 「じゃあおにいさんがゆっくりのいる場所に案内してあげるよ」 「うー、うー☆」 嬉しそうに諸手を挙げてたどたどしい足つきで俺に近寄ってくる。 「来るってことだな? じゃあ連れてってあげる」 「うー♪ だっこだっこ♪ だっこでつれてけ~」 元からそのつもりだ。こいつらのペースに合わせたら陽が昇るっての。 れみりゃを抱っこしたまま我が家へ入る。 向かう先は我が家のゆっくりプレイルームだ。 「ゆっくりはどこだど~♪ はやくくわせないとたべちゃうぞ~♪」 抱っこしてる俺の胸板をぽこぽこ叩きながら食事をねだってくる。 しかしそんなの無視してプレイルームへ入る。 プレイルームの中央には人の形、それも大の字の格好をしているような台が置いてある。 れみりゃをそこに拘束するためで、サイズも標準的なれみりゃのサイズに合わせてある。 「よーし、そこに寝かせてやるからな」 「うー? かたいベッドはいや!! ふかふかのベッドをよういしないとゆるさないぞ~♪」 「だめ」 「うー!!」 じたばたと暴れるれみりゃを力で押さえつけ、四肢と首、胴を台に備え付けのベルトで縛り付ける。 「うあー! はなぜえぇぇぇ!!!」 れみりゃは泣き叫びながら手足を動かそうとするがびくともしない。 そりゃそうだ。拘束は手首足首だけじゃなくて肘、膝にもがっちり付けてるのだから力も入れられまい。 ともかくこれで準備は完了だ。 「さぁ、れみりゃ。お兄さんと一緒に遊ぼうか」 「う~?」 遊び、という単語に泣きやんでこっちを疑問に満ちた瞳で見つめてくる。 「これがなんだか分かるかい?」 俺は今日の遊び道具を取りだした。 一見すると亀の人形。だがその首は長くてぶっとい。 さらにその取っ手の付いた尻尾を前後することで首も連動して前後する。 大人の諸君なら分かるはず。そうバイブレータ(手動)さ! 「うー! しらない! しらないからはなぜえぇぇ!!」 「なんだ、亀を知らないのか。ほら、首が出たり引っ込んだりするんだぞー」 人形の亀の尻尾をピストンさせて首を動かす様を見せ付ける。 「う~♪ れみりゃもやらせて~♪」 しかし体は動かない。 「うあ゛~!! はなぜえぇぇぇ!!」 笑ったり泣いたり表情の変化が激しいやつだ。 「亀さんの使い方を教えてあげるね」 と言いつつれみりゃの股の間に移動する。 覗くとかぼちゃパンツが見える。 「うあ゛~! はなぜぇぇぇ!!」 こんな奴でも見られると恥ずかしいのか? まったく俺が見たいのはこれじゃないっての。 「そぉい!!」 勢いよくかぼちゃパンツを剥ぎ取る。 「うあ゛-!! がえじでえぇぇ!!」 泣き叫ぶれみりゃをよそにかぼちゃパンツの隠していた秘所を観察する。 そこには人間と同じような割れ目があった。 まぁ小さな体に見合った小さな割れ目だが。 くぱぁ、と指でれみりゃの割れ目を開いた。 開くと中から肉まんの香りがする。 「あ゛~~~~~!!!!」 自分でも触ることのほとんどない場所を触られてれみりゃは絶叫する。 「はなぜっ! はなざないどっ! ゆるざないどぉ!!!」 「おお怖い怖い」 れみりゃが怒ったところで怖くない。 俺は指をれみりゃの割れ目へと突入させた。 「ん…さすがに締まるな。指二本は無理そうだな」 「う゛あ゛っ!? い゛だい゛ぃぃぃぃ!!!」 「大丈夫だよ。すぐに良くしてやるよ」 指をれみりゃの中で前後する。 「あ"う"っ! う"あ"ぅ"っ! はぁぅ゛!」 指を往復するたびにれみりゃが痛そうに鳴く。 そして10回往復するまでには肉汁が溢れてヌルヌルになった。 「濡れやすいやつだな。本当に始めてか?」 「わがらない゛! わがらない゛ぃぃぃ!!!」 「分からないだって? お前も聞こえるだろ? ぐちょぐちょ言ってるぜ」 「う"あ"あ"~!! ぬいでえぇぇぇぇぇ!!!」 「抜いてほしいって? 前戯はもう十分ってことか」 指を抜くとその指は脂分でテカテカだった。 そしてれみりゃの割れ目からはいやらしく汁が垂れていた。 「う゛あ゛っ! う゛あ゛っ! うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」 とうとう本気で泣き出してしまった。 だが悲しいかな。それは俺の性欲の炎に油をかけただけだ。 「さぁほぐれたところで亀さん発進!」 れみりゃのホクホクの割れ目に向かって亀さんの頭が突っ込む。 俺の指2~3本分ぐらいのぶっとい頭だ。 頭の先っちょが入ったところでそれ以上入らなくなってしまった。 「い"だい"! いだあぁぁぁぁ!!! むり"! むり゛ぃぃぃぃ!!!」 「いいや、行くね!」 力を込めて亀さんをれみりゃの秘境の奥へと突き進ませる。 ミチ…メチ…と、突き破るように少しずつ亀さんは沈んでいく。 先に肉汁で濡らしておいたので何とか入りそうだった。 「あぐあぁがががぁぁ!!!」 れみりゃは涙や涎なんかをまき散らし、目を見開いて痛みに苦しむ。 少しでも体をよじって気を紛らわせたいのだろうが、拘束されてそれも無理だ。 そしてとうとう亀さんは首の根元までれみりゃの穴へと潜り込んだ。 「よっし、ナイスだ亀さん!」 「う"あっう"っう"あ"ぁ…」 体中の筋肉を緊張させ、痛みを堪えている。 中の異物が奥に向かって動かなくなり、少しずつ呼吸を整える。 だが完全に呼吸が整うまで待つほど俺は優しくない。 「こっからが亀さんの本領発揮だぜ!」 今度は亀さんの尻尾をゆっくりと前後させる。 さっきよりはスムーズに首が動いた。 「う゛ぁ゛! うごがっないで! うごぐな゛ぁ゛!!」 自分でも知らなかった器官を固い棒が動く感触はどんな感じだろう。 れみりゃは嫌がってはいるものの、最初に入れたときに比べて悲鳴に痛みを感じさせない。 「ほうら、亀さんがお前の中を動いてるぞ。どんな気持ちだ?」 「ぎもぢわるい゛! うごがざないでぇ!!」 「亀さんに失礼なこと言うなよ」 亀さんの首ピストンを小刻みで激しいものへとペースチェンジする。 「う"っあ"っあ"っぐっあ"っがっう"っ!」 れみりゃの悲鳴もそれに合わせて激しく細かいものになった。 これは面白い。 今度は亀さんをゆっくりと長いストロークで前後させる。 「う"あ"~~…っ! あ"う"~~…っ!」 悲鳴は長くゆっくりとしたものになった。 「なんだぁ? 本当に気持ち悪いのか?」 「ぎ、ぎもぢわるい"!」 「でもさっきより痛くなさそうだぞ?」 「ぞ、ぞんなごどない"!! はやぐれみりゃをはなぜぇぇぇ!!!」 「ふーん、でもすぐ良くなるよ」 「なるわげない゛!!」 「あっそ」 今度は乱暴に。 強姦にふさわしい激しい動きでれみりゃを犯した。 「う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」 れみりゃは亀さんに自分の中を暴れまわられて目を見開いて絶叫する。 「う"あ゛っ! う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」 「苦しそうな真似をして、可愛いよれみりゃ」 「あ"あ"あ"ぅ"あ"ぁ"う"あ"ぁ"ぁ"……!!」 程なくしてれみりゃは意識を失った。 死んだかと思ったが、さすがは生命力の強いゆっくりだけあってこの程度じゃ死なないようだ。 翌昼。 れみりゃを拘束したままのプレイルームへ入ると、すでにれみりゃは起きていた。 俺の姿を確認すると喚きだす。 「う"ー! はなぜー! おながずいだー!!」 さすがに昨日された事を覚えていたようだ。敵意むき出し、だが涙目で睨みつけてくる。 「放さないし、何も食べさせてあげない。今日も昨日の続きだよ」 「い"、い"や!! れみりゃはおうぢにがえるの"ぉ~!!」 その水分はどこから来るのか、れみりゃは大粒の涙を流して嫌々する。 「だめだよ、今日は気持ちよくさせてやるから安心しろって」 「ぎもぢわ"る"い"も"ん!! ぎもぢよぐな"ら"な"い"も"ん!!!」 「いや、なるよ。見てみろって」 そう言うと俺は部屋の入口に待機させていたれいむを持ってくる。 「う? れいむー! たべちゃうぞ~♪」 普段の食糧であるれいむを見ると先ほどとは一転して笑顔に戻ってれいむに食べちゃう宣言する。 だがれいむはれみりゃに対して怯えず、ただれみりゃを見つめるだけであった。 「うぅ?」 いつもなら食べちゃう宣言すればれいむは怯えるのにどうしたことだろう、と疑問に思うれみりゃ。 「れみりゃ見てろよ? こういう風に気持ちよくなるんだからな」 「ううう?」 俺は右手にれいむ、左手に亀さんを持つ。 「さぁ、れいむ。どうしてほしい?」 「ごしゅじんさま! いやしいめすぶたのれいむをゆっくりさせてください!」 「良し、いいだろう」 きっちり調教済みのれいむは教えた通りにおねだりしてくる。 教えた通りにしないと昨夜のれいむの様にされてしまうことを知っているのだ。 それだけではない。 「んん…んむむむむむむむむむ!!」 亀さんに口を犯されるれいむは目をトロンとさせ、頬を紅く染めて気持ちよさそうにしている。 「う、うー??」 自分とは違う口を亀さんに犯されているとはいえ、何故あのれいむが気持ちよさそうなのか不思議そうにれみりゃが見ている。 亀さんの動きを激しくすると、れいむは口の端から涎を垂らしてさらに気持ちよさそうにする。 最初は亀さんを咥えさせても苦しそうにするだけだった。 だが体を揺すってれいむを発情させたあと、亀さんを擦りつけてすっきりさせる。 これを繰り返すうちに亀さんに体を擦りつけられるだけすっきりするようになった。 もはや亀さん無しではすっきり出来なくなったれいむは今、亀さんに口を蹂躙されて快感を得ているのだ。 「んむっ、んむむむむむみうぅぅぅ!!!」 そろそろイくらしい。 「もうイくのか? 最初は嫌がってたくせにまったく汚らわしい饅頭だぜ」 「んむぁぁ!! れひむは、きたならひぃまんじゅうでふぅっ!!!」 「ほらイけ!」 「んむみぅぅぅぅぅぅ!!」 「…ぷはっ…すっきりー!!」 すっきりしたれいむは思い出したように慌てて俺の方を向く。 「ごしゅじんさま! きたないれいむをすっきりさせてくれてありがとうございます!!」 「よし、よく言えたな。じゃあ後は部屋に戻れ」 「ゆ? ゆぅ…わかりました…」 いつもはこの後に俺のディックで犯すのだがそれが無くてれいむは戸惑ったようだ。 しかし俺の命令は絶対なのでれいむは急いで部屋から退出した。 そしてこの部屋に残るのは俺とれみりゃのみ。 「見たかれみりゃ。お前もさっきのれいむみたいに気持ちよくなりたいだろ?」 「う、うー…な、なりだぐなぃ…」 「ふぅん」 俺はれみりゃの股を確認する。 「その割には昨日亀さんを入れた穴からエッチなお汁が出てるぞ?」 「ぢ、ぢがうもん! そんなのでてないもん!!」 「じゃあこれはなんだ?」 れみりゃの割れ目から溢れる肉汁を指ですくってれみりゃに見せつける。 「う"う"ぁ"ぁ"! ちがうも"ん!!」 「何が、違うんだ?」 「う"ぅ?」 「エッチなお汁じゃないなら何だ?」 聞き直す。 「じらない!! ただのみずぅ!!」 「ただの水の割にはヌルヌルしてるけどねぇ」 「まあいい。水かどうかは亀さんに調べてもらうとしよう」 そしてれいむを犯したばかりの亀さんはれみりゃのお股へセットされる。 「や"ー! い"れるな"ぁ"ぁ"!!」 「そこは入れないでください、だろ?」 言葉遣いなどは快楽を覚えさせた後に教えるつもりなのでここは忠告だけで済ます。 ずぶぶ…と亀さんの首をれみりゃの壺に挿入していく。 昨夜に比べればずっと抵抗なく奥まで入れた。 「う"あ"あ"…」 れみりゃの方もほとんど悲鳴をあげなかった。 「どうだ? 昨日より痛くなかったろう?」 「うぅ…うー」 否定しないってことはその通りみたいだな。 単純なゆっくりはこういった順応が早くて楽でいい。 俺は口の端をあげると亀さんの首ピストンを開始した。 「あ"う"っ…うううう…あ"う"っ!」 れみりゃは頭を左右に振って何かを堪える。 それは痛みなのか、はたまた何か別の感覚なのか。 亀さんの動きを激しくするとその反応はさらに分かりやすいものになった。 「うあぅっ! あっあっあっう!」 れみりゃの白いもちもち肌が徐々にピンクに染まりだす。 亀さんを咥えこむ下の口から分泌される肉汁も量を増したように感じる。 肉汁の油で濡れた亀さんを放さぬよう気をつけながら亀さんの尻尾を前後し続ける。 そしてようやく… 「ぁうぁぅ…うあっあっあぅぁぁああ♪」 れみりゃから悦びの悲鳴を聞くことが出来た。 れいむ種やまりさ種といった被捕食種は一度の調教で快楽を覚えるフェーズまで進むのだが、 さすがに捕食種で生殖の必要が少ないれみりゃには時間がかかった。 だがたったの二回目でこれだよ。 「今の声はなんだれみりゃ? 気持ちよかったんだろ?」 「うあぅあ…ぞ、ぞんなごど…!!」 否定しようとしたところで亀さんを大きくストロークさせる。 「んぅぁぁ♪ …あ"う"ぅ"! ぢがう"ぅ"…うぁぁ♪」 れみりゃが何を言おうが亀さんによる攻めを緩めない。 しばらく攻め続けると、れみりゃはとうとう否定せず甘い声で喘ぎ続けた。 といっても雌豚肉まんの鳴き声なので綺麗な声ではないが。 「あうああああ♪」 「どうだ? そろそろ認めろよ? 気持ちいいってな」 「うー♪ うぅー…♪」 「言わないならここでやめるぞ?」 「う? うぅぅぅ~~…」 れみりゃがまだ言葉で認めないので亀さんに待機命令を出す。 「あううぅ! きもぢい"い"!! だがらもっどじでぇ!!」 言った。とうとう言った。 思えば我慢出来ないはずのれみりゃが良くここまで我慢したものだ。 「よし、素直に言ったれみりゃは気持ちよくしてやろう」 「う、うー♪」 すでに拒む気持ちをなくしたれみりゃが甘えた声を出す。 ゆっくりの心変りは恐ろしいのぉ。 ゆっくりでも一度知った快楽を忘れはしない。 だが俺はその感覚をさらに強く刻みこむように力強く、激しくれみりゃを犯し続けた。 「ぅ、ぅー…」 気絶したれみりゃをそのままに俺は部屋を出る。 目を覚ましたら食事を取らせて調教の続きをするとしよう。 飽きるまではせいぜい可愛がってやるよ。 その後はどこぞの物好きにでも売ってやるか。 それまでよろしくな、俺の可愛いれみりゃ。 しかし今はまず、先の調教中にいきり立ったディックを収めるために ゆっくりの待つ愛奴ルームへと、俺は足を進めた。 終 by ゆっくりしたい人 こんなSS書いたけど、俺は変態じゃないよ。 このSSに感想を付ける
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れみりゃ拘束虐待~刺したりねじったり固定したり~ ある日、俺はゆっくりれみりゃを森で捕獲した。稀なる幸運だ。 これは日々虐待お兄さんとして清く正しい生活を送っている俺に、神様が下さった贈り物に違いあるまい。 今までは手に入れやすい野生のれいむやまりさ、時たま確保できるゆっくりありすなどで平々凡々とした虐待に明け暮れていたが、 実は以前からこうした大型のゆっくりを手に入れたいと思っていたのだ。 「ああ……俺の、俺だけのれみりゃ……」 「う~♪う~♪」 「うるせぇ!!」 挨拶代わりに、手足と翼に一本ずつ錐を突き刺してみた。 「いだい!!ぢくっとじたどぅ!!おぜうさまになんてことするんだどぅーー!!」 錐は比較的細いので、まだ注射針を刺された程度の痛みしか感じていないようだ。いい感じに虐待魂を刺激する、生意気な言葉を発する余裕さえ見て取れる。 俺は錐に手をかけると…… 「あぐっぅぅ!?いだいどぉぉぉぉーー!!じゃぐやぁぁぁぁ!!!!じぃいゃぐやあああああ!!!!!」 ぐるぐるぐるぐると回転させる。少しでも痛みから逃れようと、本来のものよりさらに不恰好なダンスを踊るが、俺の手の動きからは逃れられるはずもない。 ぐるぐる、ぶっちん。 「ぎゃおおおお!!!!!」 ぐるぐる、ぶちん。 「いだだだだだだだだあっあっあっあっああああああ!!!!!」 ばちん。ばちん。 「もげるううううう!!!!れみりゃのごうぎなおつばざがどれぢゃううううう!!!!!!」 数分とかからず、手足四つと翼がねじ切れる。その断面からは肉餡と肉汁が覗いている。 「ほらよっと」 芋虫のようになったれみりゃの胴体部分に錐の一本を突き刺し、床に固定する。 「さて、肉饅を味見するかねっと」 「がえぜええええ!!!おぜうざまのだいじなだいじながらだだどぅぅぅ!!がえぜえええ!!!!」 無視を決め込む。 「うおっ、まずっ。なんだこりゃ。全然喰えたもんじゃないぞ。恥ずかしい肉饅だなあ」 「にぐばんじゃなああああいいいい!!!」 本当はなかなか美味だったが、肉饅頭のこいつはどんなことで増長するかわかったものではない。適当に残して、 「まじゅいまじゅいごみにくは、ぽいっ☆だどぅ~☆」 れみりゃ種の仕草で捨てるそぶりを見せてやる。……隠すだけだ。本当は取っといて後で食べる。 「ぃやべでえええええええ!!!!!れみりゃのおおおおお!!!!」 続いて翼。そういえば、今まで気にした事はなかったがこの部分はどんな味がするのだろう。 肉の出来ばえから考えて、食べられないということはなさそうだが……? とりあえず食べようとして――もっといいことを思いついた。 「なんじゃこりゃ!!くさっ!!おぜうさまのつばさ、くさっ!! さすがにこれを食べるとかはないわ~…」 顔を背ける。我ながら迫真の演技だ。 「ぐざぐなんがないどぅ~!!がえぜっ!がえぜえええ!!!」 まあ、これも取っといて後で食べるんだけどね。 「くさいどぅ~☆こんなの生やしててはずかしくないんだどぅ~?」 「ううううううーーーー!!!」 俺は二枚の翼を両手で一枚ずつ持つ。 「いないいない……う~☆」 「うっ?」 さっきまで泣いていたのに、俺のいないいないうーに即座に反応するれみりゃ。 「いないいない…」 「いないいないぃぃ…」 そこで。 「くさっ!!!」 「ぐぢゃぐなんがないっでのにいいいい!!!!!」 もう一回。 「いないいない…」 「いないいないぃぃ…」 「くさっ!!!くさすぎっ!!」 「ぐぢゃぐないぃぃ!!!うぎぃぃぃ!!!!」 しばらくそのようにして、れみりゃの翼をおもちゃにして遊んだ。 「ゆぐぐぐぐ………」 「おっ?」 やがて、過剰なストレスからかれみりゃはとうとう気絶した。寝姿も実に滑稽だ。 そのままれみりゃを眺めていると、感慨が沸き起こる。 「ああ、本当に、いいものを手に入れた……」 こいつをどれだけ激しく、かつエレガントに虐待できるか。俺の器が試される時だ。 * * * * 準備に数ヶ月を要し、ついに俺は自分のれみりゃにふさわしい虐待方法へとたどり着いた。 「ほら、こっちへおいで。おいしいぷでぃんがあるぞ」 滅多にくれてやらないぷでぃんをちらつかせ、大変な思いで清掃し機材を取り付けた地下室へとれみりゃを誘う。 「うー♪やっとぷでぃんをよこすきになったどぅ~?ほめてやるどぅ~☆さっさとそのぷでぃ…」 「何 様 じ ゃ ボ ケ が!!!」 「ゆぎゃあああああ!!!!!」 ぶちぶちぶちっ!!翼の一枚を根本からもぎる。 ちなみにこの翼、メンマというかなんかそんな感じの食感だった。日々の虐待によってどんどん味が濃く、香ばしい独特の風味が出てくるようになってきている。うまい。 「あーくせえくせえまずい」 けなしてやりながらぼりぼりとかじる。あーだのうーだのぐぢゃぐないだのと喚くれみりゃを蹴り転がして地下室へとたどり着く。 「着いたぞ」 「うう~?」 地下室には、ゆっくりの入ったガラス箱を、左右正面の壁に沿って敷き詰めている。さながらゆっくり専門店のように。 「ゆぐううううう!?」 「れみりゃごわい!!!こっちこないでね!!!」 「ゆっぐりでぎないよおおおおおお!!!!」 れみりゃの姿を認めると、一斉に騒ぎ出すゆっくり達。 はじめは呆けていたれみりゃだったが、ゆっくりの声を聞いて、今まで忘れていた捕食種としての自尊心を取り戻し威嚇を始めた。 「ぎゃおぅ~☆たべちゃうどぉ~☆」 「ゆっぐりだすげてえええええ!!!!」 俺はれみりゃの背中を掴み、室の真ん中へと押しやる。 「ほれ」 「う~?」 ゆっくり箱に開けた穴から手を突っ込ませる。 「つっかまえるどぅー!」 突如箱に進入してきた捕食者の手から逃れようとするゆっくり達だが、そのゆっくりした動きのせいで逃げ遅れるものが出る。 「びゃぶううっ!!」 俺はゆっくりゃの手を完全に突っ込ませてから錠をかけ、固定する。逆側の手も、逆側の箱に突っ込んでやる。 「やめろおおお!!!まりざをだずげるんだぜええええ!!!」 「おにいさん!まりさをたすけてね!!」 同じ箱の中にいるんだから、お前が助けろよ。 「たべちゃうどぅ~☆」 と、そこでれみりゃは手を引っこ抜けない自分に気がついた。 「たべられないどぅ~?」 その間に、ゆっくり達は箱の隅、れみりゃの手の届かない安全地帯へと逃げ込む。 「それじゃあな」 俺は地下室を出た。 * * * * まんじりともせず、血反吐が出るほど待ち遠しく数日をすごした。 ついに自分で決めた刻限がやってくる。頃合いを見計らい、俺は再び地下室へと足を踏み入れる。 いや、あまりのテンションに、踏み入るというよりは踊り込むといった感じだったのは否定できない。 「ヘローエブリワン!!虐待お兄さんだよ!!」 「ゆっ!!!!」 待ち望んでいたその場所―― そこには、俺の望んだままの光景が展開されていた。 「Oh……グレート……」 箱の中には、欠けることのないゆっくりの群体。 室の中央には、両手を固定されてこちらを振り向くこともできないれみりゃ。 れみりゃは俺に気づくと、口汚く騒ぎ始めた。 「たべられないどおおおおお!!!!あしがつかれるどぅぅぅぅぅ!!!ぷっでぃんんんん!!!おででぇぇぇぇ!!!」 支離滅裂だが、言わんとすることは分かる。 れみりゃは身体を固定されているために、餌をとることができない。 それのみならず、ゆっくりに手をかじられている。ゆっくりは、普段はガラス箱の内部の餌発生装置から生成される餌で生活しながら、れみりゃが寝るのを見計らって襲撃すればいいのだ。 立ちっぱなしで足が疲れている。 計画通りだ。これなら、さぞかし美味しい肉饅になるだろう。 「ソーグレートエブリワン!!!エブリワンはゆっくりしてるかな!!」 「ゆっ!!ゆっ!!!」 「ゆっくりしてるよ!!」 「お兄さんもゆっくりしていってね!!!」 「いぢゃああいいいい!!!おあしぃおあしがいちゃいのおおおお!!!なんとかするんだどぅぅぅぅぅ!!!」 れみりゃをのぞいたゆっくり達は、れみりゃ肉饅という極上の餌を食べてご満悦だ。 俺は叫ぶ。 「ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆっぐりでぎないいいい!!!!!」 大合唱が地下室に反響する。あとれみりゃの悲鳴も。 「さてと」 俺はゆっくり箱かられみりゃへと視線を移す。 「おあし……おあしがあああああ……」 両手が固定されているので、座ることもできない。足の力を抜いてしまえば腕がもげる。まさか乳酸菌がたまったりはしないだろうが、予想通りこいつらにとっても立ちっぱなしは辛いらしい。 俺は、じたばたとみっともなく地団太を踏む足に、用意してきたギプスをはめる作業に入った。 「う♪」 一切の刺激がないまま放置され、くたびれきった足に俺の手の感触が心地よかったのか、れみりゃは一瞬機嫌を直す。 「きもち~どぅ~☆」 内心むかつきながらも作業作業。 「そうら、これでおあしを曲げることもできなくなったよ」 さらに、金具で床に固定する。これで地団太を踏むことさえできなくなったわけだ。 「なにしてるどぅー!!そんなことよりはやくおぜうさまをここからだすんだどぅ~!!!!そうしないとたべちゃうどぅ~☆にぱ~☆」 出すわけねーだろ。っていうかまだ状況を理解していない。 「動かせるかい?」 念のため、そして肉饅の頭脳に状況を理解させてやるため問いかける。 「う?」 「おあしが、動かせるか試してみなよ」 「ああああーーーーー!!!!あんあああーーーー!!!!!おあじいいい!!!!おあじがあああ!!!じぇんじぇんうごかないどぅぅぅぅ!!!!」 「そうかい、それはよかった」 「よぐないいいい!!!」 さらに、長方形のガラス箱を取り出し、ゆっくり箱かられみりゃの帽子へと渡す。 「エブリワン、あれをげっとしたらもっとゆっくりできるよ」 「ゆゆっ!!」 「ゆっくりとりにいくよ!!」 左右のガラス箱、その上の方の棚に住んでいたゆっくりたちが我先にとれみりゃの帽子めがけて動き出す。 「れみりゃ、おあしのことはあきらめて(笑)上を見てごらんよ。お帽子が取られちゃうぞ」 俺はれみりゃに教える。れみりゃは言われたとおり自分の頭上を見上げる。 しかし、うぎぎぎと手や翼に力をこめるだけで、どうすることもできない。 「ゆっゆっゆ!!まりささまがゆっくりいちばんのりだぜ!!!」 「ゆぐぐう…にばんめぇ……」 やがて、自分の大切な帽子がゆっくりにもてあそばれはじめるのを見て怒り出すれみりゃ。 「ぎゃお~!!れみりゃのすぺっしゃるなおぼうしにてをだすなんてふとどきものだどぅ~!!たべちゃうどぅ~☆」 しかし、対するゆっくり達の反応は冷淡だ。 「たべちゃうだってさ」 「おお、こわいこわい」 「ぎゃおおう!?ほんどーにたべぢゃうんだどぅーーー!!!」 「おっと!こいつはそっちがわにはわたさないんだぜ!!まりさのなんだぜ!!」 「こっちのはこにもゆっくりわたしてね!!!れいむたちもゆっくりしたいよ!!」 おお、すげえ。相手にもされてない。ゆっくりたちはそれっきりれみりゃに構うことなく、新たな玩具をめぐって一進一退のおいかけっこをはじめる。 一番乗りのまりさは、自分の側から登ってきている後続に声をかける。 「みんな!!ゆっくりかせいするんだぜ!!」 それを見てれいむも、自分の子供に助けを求める。 「おちびちゃん!!おかあさんをたすけてね!!」 「ゆゆぅ~っ!!」 見る見るうちに両側の箱から後続がたどり着き、れみりゃの頭を挟んで引っ張りっこが始まる。 「ゆっゆっゆっゆっ……」 「ゆうううううう!!!」 「おぼうじぃ!!おぼうじがだめになっぢゃうぅぅぅ!!!」 「だぜ!!だぜ!!」 「ゆゆゆゆゆゆ!!!!」 びりっ。 案の定、二つに裂ける帽子。 「あああああんんんんんん!!!!!だがらいっだどにいいいいい!!!!」 滂沱の涙を流すれみりゃ。ゆっくり達はというと各半分ずつを自分側の取り分として納得したようだ。 「いいしょうぶだったぜ!!」 「ゆゆ!!つぎはれいむがゆっくりかつからね!!」 毎日ゆっくりコールを交わす間柄として、両側のゆっくりは仲が良さそうだ。身体を擦り付けあうなど存分にゆっくりし、自分たちの箱へ戦利品を持ち帰る。そして、自分達の箱でまたそれを引きずったり裂いたりして楽しんでいる。 「ゆがががががががが!!!!!!!もうゆるざないんだどぅぅぅぅ!!!!」 「おお、おろかおろか」 「ゆゆっ!!できるものならやってみてね!!」 「ごんどごぞ、ほんどうのほんどうのほんどぅぅに、たべじゃうんだどぅぅぅぅぅ!!!!!ぎゃおおおおおお!!!あああああ!!!!!」 「おばかさんはあいてにしてらんないよ!!そんなことより、あかちゃんとおぼうしであそぶよ!!」 「ゆっ!!!ゆっきゅり!!」 「おぼうじいいいいいい!!!!がえじてぇぇぇぇぇ!!!!!!」 俺は箱に近づき、 「ちょいとごめんよ」 帽子の切れ端を取り出し、かじる。餃子の皮のようなシンプルな味わいだ。 「あぐうううううう!!!!!!!だめえええええ!!!!!!」 半分ほど残し、箱に投げ入れてやる。それも、ゆっくり達の近づかないれみりゃの手の側だ。 「おぼうしとりかえしたどぅ~☆れみりゃ~のだどぅ~☆」 自力で取り返したわけでもないのにこの威張りよう。所詮は肉饅か。しかも、それを手にしてどうするかという点まで気が回ってもいない。ニヤニヤと見守る。 「う~っ?うっう~☆」 「…………」 「うううーーー!!!できないどぅぅぅぅぅ!!!!????」 すぐに挫折する。そりゃそうだ。手に取ったって、頭に持っていきようがないんだからしょうがない。 「なんでだどぅ~!!おぼうじかぶれないどぅぅぅぅーーー!!」 「おぼうしもかぶれないのかい?そんなことじゃ、おぜうさま失格だね」 「ゆっゆっゆっゆっ!!!!」 ゆっくりまで笑ってるよ、おい。 「臭いしおててはかじられてるし、おあしも動かせないんだったよね?ぜんぜんえれがんとなおぜうさまじゃないなあ……」 「うぎゃおぅぅぅぅ!!!!!!いやだどぅぅぅ!!!!おながずいたどぅぅぅう!!!!おあじぃぃぃ!!!おててぇぇぇ!!!!!」 「あ、そうだ。お翼とお肉を貰っていくね」 わざとゆっくりと、翼をもぎり肉をかっぱぐ。 「ぎゃうぅぅ!!!いだいどぅぅぅぅぅぅ!!!!やべでぇぇぇぇぇ!!!!!」 「ゆゆゆゆゆ!!!」 「おぼうし、きたなくなったからぽーいだよ!!!」 「ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!」 「うがうぅぅぅぅ!!!!!れびりゃはおぜうざま、おぜうざまなどにぃぃぃぃぃ!!!!だんでえぇぇぇぇぇぇ!!!????」 はー、面白かった。 れみりゃには、植物に養分を与えるのに使うアンプルを突き刺してきた。濃度の高い薬が入っているので、これでずっと保つだろう。 顔の前にぷっでぃんを吊るしてきたが、あれはまたしばらくあとでゆっくり達に与えるとして……。 あれも、これも――してやりたいことは沢山だ。 「ああ、本当にれみりゃはいいなあ……」 甘美な喜びは胸の奥に。 俺は次なる虐待に思いをはせるのだった。 おしまい □ ■ □ ■ あとがき ちょっと詰め込みすぎてくどくなったかもしれません。作中でいい目をみてばかりいるゆっくり達も虐待できなかったし…… 今後精進していきたいと思います。 読了下さり、ありがとうございました。 今まで書いたSS 豚小屋とぷっでぃーん 豚小屋とぷっでぃーん2 エターナル冷やし饅頭 このSSに感想を付ける
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いきなりだが今日のターゲットはれみりゃ。冬に食べたいゆっくりナンバー1である。 さっそく目標の場所へ向っていった。事前に下調べしてあるのですぐ着いた。 月の光が照らす開けた広場。木々の伐採した跡地であるそこが、れみりゃたちの社交場である。夏のこの時期は基本的に毎日集まっているようだ。 「「「「れみ☆りあ☆うー!」」」」 「う-!すばらしいだんすだどぉ~♪でもちょっとつかれたどぉ~♪さくやー!ぷでぃんー!」 「う~♪みゃんみゃ~だっこぉ~だっこぉ~♪」 ざっと30匹ぐらいだろうか。れみりゃの集団がダンスを踊ったり他のゆっくりを食していた。 おそらくこの辺りの全てのれみりゃが集まったのだろう。 予想以上に多かったが足りるかな・・・うん大丈夫だ。 俺は木の蔭からそっとれみりゃたちの前に出た。俺に気づいたれみりゃ達はこちらへ近寄ってくる。 「う~?ぐどんなにんげんがでてきたどぉ~♪」 「がおー!たーべちゃーうぞー!」 「ぷでぃんをもってきたらこころのひろいれみりゃはゆるしてあげるどぉ~♪」 「みゃみゃにさからうとたべられちゃうぞー♪」 予想通り餌をねだってきた。俺は持っていた袋を開けると、そこからクッキーを一個一個れみりゃにあげていった。 「おいしいどぉ~♪にんげんにしてはなかなかだどぉ~♪もっとたくさんもってくるんだどぉー♪」 そんな事を言いながら食していくれみりゃ達。食事が始まり数分ほど経っただろうか。れみりゃ達は突然倒れ出した。 「う・・・ねむいんだどぉ・・・おねむだ・・・どぉ・・・」 全員が寝たのを確認すると、俺は30匹のうち15匹の帽子を回収した。そしてとりあえず帰宅することにした 夜明けも近くなりれみりゃ達は目を覚ました。そして目を覚ましてすぐに頭の異変に気づいた。 「うー!れみりゃのえれがんとなぼうしがないどぉー!」 「れみりゃのぼうじがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!どうじでないどぉーーー!!!!」 「みゃんみゃー!れみぃえれがんとじゃなくなったどぉー!!!いやだどー!」 帽子を失くした15匹は大混乱であった。 その様子を見た、他の15匹がれみりゃたちの肩を叩く。その顔は天使のような笑顔である 「だいじょうぶだどぉ~れみりゃたちはえれがんとだどぉ~♪」 「かわいいれみりゃにわるいこなんていないどぉ」 「ぼうしがなくてもふつくしいどぉ~」 「いっしょにさがすんだどぉ~♪」 などと励まし始めた。それを聞いたれみりゃ達は涙目で抱きつく。 「ありがどぉー!!!!えれがんとなおぜうさまをともだちにもって、れみりゃしあわせだどぉー!!!」 ワンワン泣き始めた。 その様子を遠くから眺めていた俺は思わず舌打ちをしてしまった。 ゆっくりは飾りのない同族に対しては『ゆっくりできない子』として殺すのさえ辞さない。しかしれみりゃには何故かその法則が通じないのだ。 こうなったら実験するしかないだろう。常識的に考えて・・・ 俺はさっそく家に帰って実験の準備に取り掛かった。仕事?自営業だし今日は休みにする。 そうしてまた夜が来た。俺は荷物を持ってあの場所へ向かう。茂みで待機していると案の定れみりゃたちはやってきた。 「みつからなかったどぉ・・・なんでだどぉ・・・」 「うー!きにしちゃだめなんだどぉ~♪きっとみつかるどぉ~♪」 「このあまあまでもたべてげんきだすどぉ~♪」 森にはれみりゃ達の会話と「いぎゃいよ!!!でいぶをだべないでええええ!!!!」 というゆっくり達の悲痛な叫び声が響き渡っていた。 俺は昨日と同じように目の前に飛び出した。するとれみりゃ達は昨日と全く同じように近づいてくる。 「う~!きのうのにんげんだどぉ~♪」 「きょうもあまあまをよこすんだどぉ~♪」 どうやら警戒していないようだ。普通に考えれば帽子泥棒は俺だと気づきそうなものなのだが。 さて、ここからは昨日と同じ展開なので端折らせて頂こう。眠らせた後に残りの15匹の帽子を袋に入れておく。 昨日と違う点と言えば、そこから帽子を一個だけ手に取り、れみりゃ達を無理やり起こしたぐらいだろう。 「ううー!なにするどぉー!れみりゃをおこすなんてぶれい・・・うー!!!!えれがんとなぼうじがぁあああ!!!」 「うー!がえぜえええ!!!!れみりゃのぼうじがえぜええええ!!!!」 慌てふためいてるれみりゃ達へ、追いうちをかけた。 「一個だけ帽子を拾ったよ。でも誰のか分からないからとりあえず僕が持ってるよ。持ち主はゆっくり手をあげてね!」 れみりゃ達からはガヤガヤと声が聞こえる。しかし一匹の子れみりゃがその空気を壊した。 子れみりゃが手をあげようとした。しかしそれは親れみりゃに突き飛ばされてあえなく失敗。 「なにずるんだどぉお゛!!!」 声をあげて叫ぶ子れみりゃ。対して親れみりゃはというと 「うるざいどぉー!あれはれみりゃのぼうじだどぉー!ぶざいぐなこのものじゃないどぉー!」 「み゛ゃんみ゛ゃーー!!!れみりゃぶざいぐじゃないどぉー!えれがんとな・・・」 「うるさいどぉー!!!ぼうしのないこはえれがんとじゃないどぉー!!!ゆっくりしぬどぉー!!」 そして子れみりゃの羽を食いちぎる親れみりゃ 「いっだいいいいいい!!!!!みゃんびゃごべんなざいでびりゃはぶざいぐなぶだでずう゛う゛う゛!!!!」 「ぶざいぐなぶだはだべられるどぉー!!!」 あ~あついに食っちまったよ我が子を。周りのゆっくりもそれぞれ大喧嘩を始めたようだ。 「あれはれみりゃのぼうじー!かざりのないぶざいぐはしぬんだどぉ~」 「うー!うー!ぶざいぐだがらやさしくしてあげたんだどぉ~♪かんちがいするなどぉ~♪」 「れみりゃのかりすまにかんしゃしないなんてさいていだどぉー!!!」 ん?つまりアレか?こいつらは同情で帽子なしのれみりゃに優しくしてたと思ったが。 実は自分より劣ったれみりゃを見て憐れんだだけなのか? 女の子が自分より不細工な子に対してやたら「え?わたし不細工だって?○○ちゃんぜんぜんそんなことないよ~。かわいいじゃん!目がぱっちりしてるしさ~」 とか言う話だったのかこれ。うわ感動して損した。 こうして俺はちょっとしたショックを受けている間に、どうやら決着がついたようだ。 生き残ったのは、最初に子を殺したれみりゃ。 「ううう・・・おにさーん。それはれみりゃのぼうしだどぉ~」 ヨロヨロのまま手をあげたれみりゃ。羽もボロボロだが一日もすれば回復するだろう。俺は約束通り、れみりゃに帽子を返してあげた。 「れみ☆りあ☆うー!えれがんとなおぜうさまだどぉ・・・・?」 帽子を取り戻してやっと冷静になれたのか。辺りを見回したれみりゃはこの肉まんだらけの広場に気づいた。 「なんでみんなしんでるどぉー!!!!うー!れみりゃのあがちゃん・・・あがちゃぁああああああんんん!!!!しっかりするどぉおおおお!!!」 無残な姿になった我が子を抱いて泣いているれみりゃ。いやアンタが半分ほど食ったんですけどね。 そして今思うに、その帽子はその子の帽子じゃなかのか?別にいいけど。 こうして俺はまた一つゆっくりの真実を知ったのだった。 おそらく人生を生きるにおいて無駄な知識ではあるが。 最後にれみりゃの目の前に持っていた帽子を全て置いて行った。 「うー?なんでぼうじがこんなにあるんだどぉー・・・・う!ううう・・・ごべんなざいだどぉおおおおおおお!!!!! あがしゃんゆるじでだどぉおおおおおお!!!!」 己の過ちに気付いたのか。まあ鼻孔を擽る肉の香りに釣られてふらんがやって来たようなので、その声もじきに止むだろう。 俺は夜の森を後にした。 【あとがき】 一部スレの内容を使わせていただきました。 勢いで書いたので見づらい部分が多々あるかもしれません 過去作 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!1 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!2 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!3 お兄さんとドスれいむ 鬼意屋敷殺人事件 どすの加工所 幻想樹の迷宮 幻想樹の迷宮Ⅱ 徹夜でゆっくりしようぜ! 徹夜でゆっくりしようぜ!2 地震 ゆーうーかい ゆーうーかい 解決編 ゆーうーかい番外編 ~ゆっくりプレイス~ ゆっくりパニック れみりゃをむーしゃむしゃー このSSに感想を付ける
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れみりゃ(レミリア=スカーレット) (未完成です) 笑顔 怒り 驚き 悲しみ 呆れ
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ゆっくりれみりゃがいつもの様に寝床に着こうとすると、急に声が聞こえてきた。 「れみりゃ…あなたは少し馬鹿キャラが身に付きすぎている…可哀想だから人と同じくらい賢くしてあげよう」 「うー?」 「何、気にすることはない、私はただの頭の良い少女臭さ」 そう言うと納豆臭い声は消え去った。 次の日、れみりゃは目覚めてみると、なんだか違った感覚に襲われた。 この後れみりゃは他のゆっくりを狩りにいくのだが、 いつものようにただふらふら飛び回り、見つけた先からガツガツ喰らうのではなく、 ゆっくりの後を言葉通りゆっくり付けることで、さらに多くのゆっくりにありつけることを思いついた。 さっそくれみりゃは実行し、下をぽてぽてと跳ねているゆっくりを羽音をなるべく出さないようにつけていった。 そしてしばらくすると、そのゆっくりの寝床に辿り着いた。 そのゆっくりはお母さんゆっくりだったようだ。 「ゆゆゆ!おかあさん!おなかすいたよ!!!」 「ゆ!ゆっくりたべていってね!!!」 お母さんゆっくりは(口に入れて)持ってきた小さな果実やら雑草やら昆虫を床にぶちまける。 子ゆっくりはそれを一目散に食べていく。 お母さんゆっくりはそんな子供たちを見て幸せそう。 後をつけて来たれみりゃは、そんな光景を見てなぜか食欲が消え失せた。 もうここにいてもしょうがない。 そう判断したれみりゃはどこかへと飛び去った。 れみりゃは空腹に耐えながら空を飛んで獲物を探していた。 れみりゃは何故さっきの大量の飯をみすみす見逃したのか理解できなかった。 しばらく飛んでいると、また下にゆっくりがいる。 さっきみたいになるのは嫌だから、ここで食べてしまおう。 そう考えたれみりゃは一目散にそのゆっくりに急降下。 だが待っていたのは硬い土の地面。 横からゆっくりフランが掻っ攫っていったのである。 「うー!うー!」 れみりゃは文句を言うがフランは無視し、どこかへと飛び去った。 無視された悔しさからか、れみりゃはそのフランの後を追った。 しばらく飛んでいると、フランの巣らしきものが見え始めた しばらく木の陰に隠れ、フランが飛び去った後覗いてみると、 そこはなんともまぁ、悪趣味なオブジェが飾られていた。 「ゆ゙ぅ゙ぅ…」 「い゙だい゙よ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙」 「ゆっくり…した…い…」 「ぅ゙……」 そこには無残にも木の枝に串刺しにされたゆっくり達の姿。 もう意識がないゆっくりもちらほらいる。 いわゆる、もずのはやにえという奴。いや、フランのはやにえか。 普通だったられみりゃはそれに飛びついて空腹を満たしていたことだろう。 しかしれみりゃは感情の奥底でふつふつと湧き上がるものに逆らうことはできなかった。 れみりゃはゆっくり達を串刺しにしている木の枝を体当たりで折り始める。 「ゆ゙!?」 あまりにゆっくりとしては非常識な行動に驚くゆっくり達。 意識のないゆっくりも、下に落ちた衝撃で目を覚ました。 全員のゆっくりを助け出すのにそう時間はかからなかった。 「こうもりさん、ありがとう!!!」 れみりゃは蝙蝠ではないのだがそんなことは気にしなかった。 串刺しにされていたゆっくりはそれぞれ思い思いの方向へと散っていった。 この瞬間、確かにれみりゃはヒーローだった。 れみりゃは謎の幸福感で満たされていた。 そうか…これを感じるために私は生まれてきたんだ…そう思った。 腹は減っているが、幸福感とは比べ物にならない。 さて、巣に戻ろうとした瞬間、れみりゃは下に叩き落された。 そりて赤い光がれみりゃ向かってまっ逆さまに… 教訓。 ゆっくりに人と同程度の知能を与えても無意味。むしろ損をするだけである。 ゆっくりはゆっくり。人は人なのだから、無理に同じにしない方がいいのである。まる。 BAD END by GIOGIO
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人間の小屋の中にまた勝手に住み着くゆっくりがいた。 それ自体はよくあることである。 そして、子持ちである事もよくあるが、今回は少し変わったゆっくりが住み着いていた。 「う~♪ れみりゃのぷりてーなあがちゃん~♪」 「う~~♪」 一匹のお母さんれみりゃと赤ちゃんれみりゃ。 出生は不明だが、どこかのお屋敷から抜け出してきたのかもしれない。 こーまかんと、この小屋を重ね合わせているのかもしれないからだ。 邪魔な農具の類は全て乱雑にぶちまけ、開いたスペースにお尻を着いたお母さんれみりゃはニコニコと赤ちゃんれみりゃを眺めている。 「うっう~♪ おながへっだどーー!!」 突然、何の脈絡も無しにお母さんれみりゃが立ち上がり、天を指指し高らかに宣言する。 「う~ごひゃん~♪」 赤ちゃんれみりゃも純粋な瞳をお母さんに向けて微笑む。 どうやら、こちらもお腹が減ったようだ。 「う~~~いぐどぉ~~♪」 その声を聞いたお母さんれみりゃは、少しスピードを殺して、そのまま母屋の方へ戻る。 この小屋は、母屋の人間が倉庫として使っていたものだったようだ。 しかし、最近は使っていなかったらしく、それゆえゆっくりの進入を許してしまったらしい。 そんな事をこれっぽっちも知らない二匹は、さも当然のように、今まで来た事のない母屋に向かって歩を進めてゆく。 後ろからヨチヨチと赤ちゃんれみりゃが付いて来るのでお母さんはご機嫌だ。 お母さんは歩いて、赤ちゃんはお母さんの顔の高さまで浮かび上がって、仲良く歌いながら母屋の中へ。 「がぁ~お~た~べちゃ~うぞ~!!!」 「じょーー!!」 障子を破り捨てて更に奥へ進む。 目指すは台所。 「う~~♪」 台所へ着いたお母さんれみりゃは、おいしそうな香りを出しているおかずには一切目もくれずに戸棚や氷室の中を調べ上げる。 「う~!! ぽいするのぽい!!」 自分が食べたいもの以外を処理する事も忘れない。 ここも自分のお屋敷、だから何をやっても良い、自分の好きなように振舞う。 笑顔のまま、台所の棚という棚を漁りまくっているれみりゃの顔は、飛びっきりの笑顔であった。 「うーー!! ざぐやにいいづけでやるーーーーー!!!」 どうやらお気に入りの食べ物が無かったようで、家の中をめちゃくちゃにしてから、笑顔でれみりゃ親子はこの家を後にした。 「う~~~~……」 出来る限り高く(2メートル)飛んで辺りを見回すお母さんれみりゃ。 めぼしい家が見当たらないようで、迷っているようだ。 「うーーーおかーしゃん!! あのおーち!!」 赤ちゃんれみりゃが指差した家は、手前の家が陰になってよく見えないがそれなりに豪華そうな家だった。 「う~~~♪ いっくどぉ~~~~♪」 元気百倍肉饅頭のポーズでその家まで飛んでゆく。 「うーーーー!!!」 門の前まで来ると、やはり、なかなか大きな家のようだ。 「うっう~♪」 塀を飛び越え庭に、そこから家の中へ入っていく。 「うーーー!! がぁおーーー!! がぁおーーー!!!」 「ぎゃおーーー!!」 先ほどと同じように、障子を破り捨てて奥へ奥へと進んでゆく親子。 直ぐにお目当ての台所が見つかった。 しかも、この家には大きな冷蔵庫もある。 「う~~!!」 喜び勇んで早速お目当てのものを探し出す。 こっちをあけたらポイ。 あっちをあけてもポイ。 今回も全て捨てるだけなのかと思われたそのとき、親子から嬉しい悲鳴があがった。 「う~♪ ぷっでぃ~ん♪ れみりゃのぷっでぃ~ん♪」 「うーーー!! ぷっでぃーーん!!」 その手に握られていたのは、大きなプリンだった。 「「う~♪ れみ☆りゃ☆う~♪ にぱー」」 自分の一丸の好物、しかもこんなにも大きなものを手に入れたれみりゃはご機嫌だ。 さっそく、食べようと蓋を剥がす。 「う~~~♪ ……う~? うーーーーーーー!!!!!!!」 おかあさんれみりゃが懸命に蓋を外そうとするが、なかなか剥がせない。 それもその筈、剥がすための出っ張りは、綺麗に切り落とされていたのだから。 「まぁまーーがんばっでーーー!!!」 「ううーーーーー!!! ううーーーーーーー!!!!」 愛娘の応援を受け、必死になって蓋を剥がそうと奮闘するお母さんれみりゃだが、小さなその手で開けられるほど、幻想郷の包装技術は遅れていない。 「ううーーーー!!! ざぐやにいいづけでやるどぉーーーー!!!!!!」 結局開けられないことが分かると、興味をなくしたようにプリンを投げ捨て更に物色し始める親れみりゃ。 「う~~~うっう~~♪」 次に見つけたのはカステラだった。 買ってきたばかりなのであろうそれは、親れみりゃの顔ほどの大きさがあった。 「う~~~~♪ おがじ~♪ むっしゃむっしゃ♪」 床に腰を下ろし、両手でしっかりと掴んで食べ始める。 「う~~? れみりゃのぷっりでーなあがじゃ~ん♪ おっがじ~あるどぉ~♪」 近くに居るはずの赤ちゃんに呼びかける、しかし、返事は意外なほど遠くから聞こえた。 「うーーーー♪ まぁまぁーー♪ れみりゃごれかいだのーーー!!!」 赤ちゃんれみりゃが手渡したのは一枚の画用紙だった。 そこにはクレヨンで満遍なく線が書いてあるだけだ。 「う~~~♪ れみりゃのこどかいてくれだの~~?」 「うーーー♪ まぁまぁをかいだのーーー!!!」 どうやら、それは自分の事を描いた絵だと認識したらしく、お母さんれみりゃはにこにこしながら両手でそれを持って眺めている。 「うーー♪ これおいじーー♪」 一方の赤ちゃんれみりゃは、先ほどの母親と同じような格好で残ったカステラに齧り付いていた。 「うっう~♪ れみりゃもかくどぉ~♪ ぐれよんどぉごぉ~?」 「うーー♪ こっぢーーーー!!!」 赤ちゃんに連れられてお母さんれみりゃが向かった部屋には、沢山のクレヨンと画用紙がばら撒かれていた。 「うっう~♪ れみりゃはぷっりでぃ~なあかちゃんど、さぐやのえをかくど~♪」 「れみりゃももっとまぁまぁのえをかくどー♪」 その楽しい一家団欒は、この家の主が帰ってくるまで続いた。 その間に、絵を描く事に飽きた親子は、先ほどの家と同じように全てをめちゃくちゃにし、クレヨンで家中の飾り付けを終えたようだ。 親子とも大の字になってぐっすり眠っていた。 「……オラ、起きろ」 帰ってくるなり、我が家の変わり果てた様子に愕然とした男は、お腹に蹴りをぶち込み二匹を叩き起こす。 「うぎゃーー!!! ざぐやーーどごーー!!」 「まぁまぁーー!!! しゃくやーー!!!」 たいしたダメージにはならなかった様で、二匹とも元気にのたうち回っている。 「おい! 俺のうちで何してんだ?」 「う~ここはれみりゃのおーぢなの♪ ざぐやにいっでべっどど~、ぷっでぃ~んをはこんでもらうの♪」 「うーー♪」 早くも回復した親子がニコニコと男に語りかける。 「う!! うっう~♪」 母親が何かに気付いたようその場を後にする。 残ったのは男と赤ちゃんれみりゃだけ。 「うーーー!! うあうあ~~~♪ うぎゃ!!!」 好き勝手に踊っている赤ちゃんれみりゃを掴み上げ、引きちぎる。 中からは、おいしそうな肉まんの匂いが漂ってきたが、男はそれを食べようとはせず、お母さんれみりゃが 戻ってくるのをじっと待っていた。 「うっう~♪ はやぐこのぷっでぃ~んあげでね~♪」 先ほどのプリンを持ってきたれみりゃが、有無も言わさぬ態度で男に命令してきた。 「そのまえに、ここは俺の家だよ。そして、お前達は俺の家をめちゃくちゃにしたんだよ。分かる?」 「うーーーー!! いいがらはやぐあげるの!! ざぐやにいいつげるどぉーーーー!!!!」 あくまで聞く耳が無い。 まさに饅頭に説教である。 「わかったよ。じゃあその間これでも食ってろ。うまいぞ~♪」 「う~♪ れみりゃちゃべりゅ~~~♪」 男から渡された、モノを両手でしっかりと受け取るれみりゃ。 「う~♪ あーーn? うあーー!!! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 口に入れるその段階で漸く、それが自分の子供だと気付いたれみりゃは、どうして良いのか分からず持ったままおろおろとしている。 「ほら、開いたぞ。それじゃあ交換な」 ヒョイっとれみりゃの手からソレを取り上げて変わりにプリンを載せる。 なかなかゆっくり思いの男のようで、しっかりと安っぽい紙皿の上にプッチンされていた。 「……ううううう……」 「どうした? くわないのか?」 右手をバリッと食いちぎる男。 手に持っているプリンを男が持っているソレを交互に見比べながら、れみりゃは必死に何かを考えているようだ。 「うーーー!! それはれみりゃのあがちゃんなの!! たべものじゃないの!!!」 漸く考えが纏まったようで、顔を真っ赤にしてそれだけを叫んだ。 「ん? そうなのか? そいつは悪いことしたな」 「ほら、返すよ」 お母さんれみりゃの前に子供れみりゃを投げ捨てる。 「うーー……まぁまぁ……」 まだ息はあるようで、しきりに母親の名前を連呼している。 「うあーーー!! れみりゃのぷりでーなあがちゃん!! あがちゃーーん!!!」 手に持っていたプリンを投げ捨てて、必死に赤ちゃんの元へ駆け寄る。 しかし、後一歩の所で男の足が気持ち悪い親子の再会を阻んだ。 「うあーーー!! まぁまぁ!! まぁまぁ!!!」 「ああああ!!! ざぐやーーー!!! ざぐやーーー!!! ごわいひどがいるどぉーーー!!!」 必死に自分の面倒をみてるれる者の名前を叫ぶが聞こえるはずも無い。 「さて。もう一度聞くけど、お前たちが勝手に家をめちゃくちゃにした事は分かってるかい?」 「はいーー!!! だがらゆるじてーー!!!」 「ごめんにゃしゃいーーー!!!!」 何処で覚えたのか、お母さんれみりゃは必死に土下座までして男に謝っている。 そんな様子を見ていた男は、ゆっくりと赤ちゃんれみりゃを踏んでいた足から力を抜いていく。 「う!! う~~♪」 その事に気が付いた赤ちゃんれみりゃは、必死の泣き顔から一転、100万発の笑顔に早変わりした。 「おっと、そうだここは誰の家かな?」 勿論、ここまでされたゆっくりが次に言う台詞はお決まりのものである。 「「うっう~♪ れみりゃのおへやだどぉ~♪ れみ☆りゃ☆う~♪ にぱー♪」」 何も言わずに再び足に力を込める。 「いっぎゃーーー!!!! ぎゃーーーー!!!!」 更に、足を捻っていく。 「あああ!! ぎゃは!! あががががが!!!!!!」 赤ちゃんがボロボロになったところで、持ち上げて母親に投げつける。 「うぎゃあ!!」 「あああ!! あがじゃんがーーー!!!!」 「もう一度だけ聞くけど? ここは誰のお家?」 「おにーざんのおーじ!! ゆるじでーーーー!!!」 「漸く分かってくれたかい? それなら良いんだ」 「うーー!! でもれみりゃたちにがわいおもいざぜたがら、ざぐやにいいつげてやるど~♪」 「そうだった。家をめちゃくちゃにしたお仕置きと、折角のプリンを落としたお仕置きが済んで無かったね♪」 子供を抱いて逃げ様としていたれみりゃの羽を掴んで、勢いよく叩き落す男。 「あががが!!!」 突然の衝撃に、お母さんれみりゃは何がなんだか分からず、痛みだけをこらえている。 その様子を笑みを浮かべて見ていた男は、ノコギリでゆっくりと四肢と胴体をばらしてゆく。 「いだい!! いだい!!!」 質の悪いノコギリのようでなかなか上手く切断する事ができない。 「うががが!!!」 ギーコ 「あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーー!!!!!!!」 「まぁまぁーーーー!!!!」 「お前はこっち」 「う? ああああじゅいーーー!!!」 子供は大きな寸胴の中へ、蓋をして数時間じっくりと煮詰める。 「ああああああ!! れみりゃのあがじゃんどーずるのーーー!!!」 「食べるんだよ? どうしてそんな事聞くの?」 「なんでーー!! れみりゃはたべものじゃないどぉーーー!!!」 「何でって言われてもね。君一匹だけ売ればお金は十分だからね」 四肢を落とし終えた男は、れみりゃの目の前でソレも鍋の中に放り込んでいく。 必死に泣き叫んでいるれみりゃの声をものともせず、再度蓋をし終えた男は、れみりゃの方に向き直りニッコリとして呟いた。 「はい。これお口に入れるよ」 「う? うぐぐ!!」 「はい縫い付けるよー♪」 「うぎゃあ!! あが!! はが!! げほ!! おえ!!!」 入れられたのは先ほど楽しく描いていたクレヨン当然美味しくも無いが、吐き出すこともできない。 「人が趣味で使ってたものでこんな事するなんてねー」 口を縫い付けると、そのまま頬を思いっきり殴りつけた。 「!!! うううーーーー!!!」 何度も、何度も殴る。 「ううーーーーー!!!!」 口の中では涎とクレヨンがごちゃごちゃに混ざっている事だろう。 「よし。これ位で良いか」 ひとしきり殴り終わり、四肢も再生したソレを今度は土間まで連れ戻す。 「このままじゃ売り物にならないからね」 スプーンを使って口の中をくり貫いてゆく。 「いだい!! いだい!!! いだいーーーーー!!!!!!!」 当然、歯もボロボロと床に落ちる。 「ざぐあy---!!!! ざぐああーーーー!!!!! どごーーー!!!!」 それでも、口の中を書き出す手を休めない。 いや、既に口の中は存在していない。 「ああーーーーーーーーー!!! あーーーーー!!!」 最後の方になると、もはや喋る事もできないようで、ただ空気を吐き出しているだけになった。 しかし、直ぐに再生するので余り深く考えなくても良いだろう。 寧ろ、恐怖を与えて旨みを増幅させる事が大事なのだ。 男は、ソレを狭苦しい箱に無理矢理収めると、ダシを取っておいた寸胴で料理を始めた。 翌日。 紅魔館では、珍しく美味しい餡が入ったとびっきりの餃子が振舞われたという。 このSSに感想を付ける
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紅魔館の近くから、れみりゃを拾ってきた。 なに簡単だ。 「プッディーンを食べさせてあげるよ」 っていえば、うっう~と気色悪い顔ぶら下げていそいそと付いてくる。 メイド長? なに、帰らなきゃばれないさ。 この頭なら、帰ってもばれなさそうだけどな。 「ここがおれの……」 「ぷっでぃーんどごー!! ぷっでぃーん!!!」 人が玄関開ける前から入ってくるんじゃねえよ。 「う~!! ぷっでぃーん!! はやぐぷっでぃーんもっできてー!!!」 煩いなぁ、はいはい持ってきてやるよ、でもその前に。 「う~?」 食台付きの子供用の椅子に、れみりゃを乗せて腰と首をベルトで固定する。 これなら幾ら食べ溢しても気にならない。 「う~!! うごげない゛ーーー! ざぐやー! ざぐやー!!」 皆さんは、子供椅子の上でババア服を着て手足をバタバタさせている肉まんを見てどう思うだろうか。 俺はめちゃくちゃ気持ち悪いと思う。 「ほら、ぷっでぃーんだぞ」 そういって泣きじゃくるれみりゃの前に大きなカップに入ったぷっでぃーんを出してやる。 「う~!! ぶっでぃーん♪ ぷっでぃーん♪」 嬉しそうに万歳してそのプリンを眺める。 スプーンが無いことを確認すると素手で食い始めた。 計画通り!!! 「う~? うー!!!」 俺が出したプリンは固まってないどろどろしたプリンだ。 「う~♪ う? どれないーー!! どれないよーーー!!!」 カップも食台に固定されているので持ち上げて飲み干すことも出来ない。 「うーーー!!! うーーーーー!!!!」 必死になってカップに手を突っ込んでるれみりゃ、服にまでプリンが染み付いて酷い格好だ。 「どうだい、おいしかったかな?」 笑顔で尋ねる、だってカップの中身は空っぽだから。 「うーーー!!! だべでない!! れみりゃだべでないよ!!!」 「そんなことないだろ。素手で意地汚く食ってたじゃないか?」 「うーーー!! だべでないーーー。ざぐやー!! ざくやー!!!」 「また朝に、同じプッディーンを出してやるよ」 「やだー!! ぞのぶでぃんやだー!! ざぐやにいいづけでやどぅー!!!」 この、最高に愉快なこのショーを一週間程続けてやる。 頭が最高に緩いのか、毎回プリンを出されても同じ反応を繰り返す。 一週間経つ頃には、あのれみりゃも随分しおらしくなってきた。 「れみりゃ、夕食のプッディーーーーンの時間だよ♪」 「うーー、ぷっでぃん。れみりゃ、ぷっでぃんたべどぅー」 こんな状況でも俺に愛想笑いしてくるれみりゃ。 いいか、それは愛想笑いじゃなくて喧嘩売ってんのか? っていうんだぜ。 「ほら、今日は固いプッディーンだぞ!」 そういってカップから皿に移し変え、スプーンと一緒に出してやる。 「う~~~!! ぷっでぃーーん♪」 途端に目の色を変えてプリンを食べ始める。 スプーンをグーで持ってる所為かやはり結構食べ溢す。 「おいしいか? れみりゃ?」 言いながら首の固定を外してやる。 まぁこの顔見てるだけで分かるけどな。 「う~ぷっでぃーんおいしい♪ ぷっでぃーんおいしいどぉー♪」 うん、これ無理♪ 「食べ物食ってる時にしゃべるなーーー!!!」 「うーーーーー!!!!!」 豚の顔を思いっきりプッディンに押し付ける。 紙皿だがら破片が顔に刺さることもない。 「ごめんなさいは?」 「う~!!! ざぐやにいいづけでやどぅー!!」 もう一発。 「うぎゃーーー!!! ごめんなざい!!! ごめんなざい!!!」 ……、手を離す。 「うーー!! ぷっでぃんが!! れみりゃのぷっでぃんがー!!!」 もう一発。 「うっぎゃーーーーーー!!!」 静かになったところで拘束を外してこいつを料理する。 「さいなら、プッディーンは美味しかったかな?」 「べーーー!! ざぐやにいいづけでやる♪ ばぁ~か♪」 さっきまで期限切れのプッチンプリンを喜んで食ってたくせに、いけしゃあしゃあとそんな事言いながら玄関を後にするれみりゃ。 「う~♪ ? う゛わ゛ーーーーーー!!!!!」 お決まりの様に存在するトラップ。 あっという間に四肢がバラバラになって泣き叫ぶれみりゃ。 それを拾い集めて、博麗神社から貰ったお札で再生を阻害する。 あっという間にノーマルれみりゃの完成だ。 残った部位は肉まんの形に整える。 あとはそれを、れみりゃの顔の前で美味しそうに食べるだけだ。 「う~!! それはれみりゃのーーー!!! にぐまんじゃない゛ーーー!!!」 「いやー。これは美味しい肉まんだぞ。ぷっでぃーんよりおいしい肉まんだぞ」 「れみりゃはにぐまんじゃなもん!!! こうまがんのおぜうさまだもん!!!」 「はいはい。それにしてもおいしいなこの肉まん。プッディーンより断然上手い」 「れみりゃはにぐまんじゃないもんーーーーー!!!!!」 翌日が仕事のない日だった俺は、酒を片手に高級食材のその肉まんを心いくまで堪能した。
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ネチョ注意 (注)大人の世界。れみりゃ調教。 れみりゃを犯したい。 れいむやまりさに飽きていた俺は愛奴ルームで飼育しているれいむを連れて森へと出かけた。 れいむを提灯みたいに吊るして森を歩く。 「ゆっくりおろしてくださいぃぃぃ!! えさはいやぁぁぁぁぁ!!」 調教済みのれいむは敬語で俺に頼んでくる。 最初のころは反抗的だったのに可愛いものだ。 「うー♪ うー♪ こえがするどぉ~♪」 れみりゃの声が近い。れいむの声を聞いてきたようだ。 吊られてるれいむは「ひきっ」と怯えた声をあげるとそれっきり黙り込んだ。もう遅いが。 「うー♪ みつけたどぉ~♪」 まんまるで憎たらしい笑顔を浮かべたれみりゃが茂みから飛び出してきた。 その視線の先には吊るされたれいむがいる。 「お、おにいさんたすけてね!! れいむころされたくないよ!!」 「う~♪ た~べちゃうぞ~♪」 定番のセリフと共にガブリとれいむの頭に噛みつき、すぐさま中の餡子を吸いだしていく。 「あ"あ"あ"あ"あ"! ずわないでぇ!! おにいざんだずげでぇぇぇぇぇ!!!」 「"おにいさん"じゃなくて"ごしゅじんさま"と呼べと何度言ったら分かる」 「ごじゅじんざまあぁぁぁぁぁ!!!」 だが残念。れいむの人生はここで終わってしまった! ズゾゾゾ… お腹が減っていたのか、れみりゃはほとんど皮だけになったれいむの餡子を残さないよう執拗に吸っている。 「さて、お腹いっぱいになったか?」 頃合いを見てれみりゃに話しかける。 「う~? まだだどぅ~♪」 「じゃあおにいさんがゆっくりのいる場所に案内してあげるよ」 「うー、うー☆」 嬉しそうに諸手を挙げてたどたどしい足つきで俺に近寄ってくる。 「来るってことだな? じゃあ連れてってあげる」 「うー♪ だっこだっこ♪ だっこでつれてけ~」 元からそのつもりだ。こいつらのペースに合わせたら陽が昇るっての。 れみりゃを抱っこしたまま我が家へ入る。 向かう先は我が家のゆっくりプレイルームだ。 「ゆっくりはどこだど~♪ はやくくわせないとたべちゃうぞ~♪」 抱っこしてる俺の胸板をぽこぽこ叩きながら食事をねだってくる。 しかしそんなの無視してプレイルームへ入る。 プレイルームの中央には人の形、それも大の字の格好をしているような台が置いてある。 れみりゃをそこに拘束するためで、サイズも標準的なれみりゃのサイズに合わせてある。 「よーし、そこに寝かせてやるからな」 「うー? かたいベッドはいや!! ふかふかのベッドをよういしないとゆるさないぞ~♪」 「だめ」 「うー!!」 じたばたと暴れるれみりゃを力で押さえつけ、四肢と首、胴を台に備え付けのベルトで縛り付ける。 「うあー! はなぜえぇぇぇ!!!」 れみりゃは泣き叫びながら手足を動かそうとするがびくともしない。 そりゃそうだ。拘束は手首足首だけじゃなくて肘、膝にもがっちり付けてるのだから力も入れられまい。 ともかくこれで準備は完了だ。 「さぁ、れみりゃ。お兄さんと一緒に遊ぼうか」 「う~?」 遊び、という単語に泣きやんでこっちを疑問に満ちた瞳で見つめてくる。 「これがなんだか分かるかい?」 俺は今日の遊び道具を取りだした。 一見すると亀の人形。だがその首は長くてぶっとい。 さらにその取っ手の付いた尻尾を前後することで首も連動して前後する。 大人の諸君なら分かるはず。そうバイブレータ(手動)さ! 「うー! しらない! しらないからはなぜえぇぇ!!」 「なんだ、亀を知らないのか。ほら、首が出たり引っ込んだりするんだぞー」 人形の亀の尻尾をピストンさせて首を動かす様を見せ付ける。 「う~♪ れみりゃもやらせて~♪」 しかし体は動かない。 「うあ゛~!! はなぜえぇぇぇ!!」 笑ったり泣いたり表情の変化が激しいやつだ。 「亀さんの使い方を教えてあげるね」 と言いつつれみりゃの股の間に移動する。 覗くとかぼちゃパンツが見える。 「うあ゛~! はなぜぇぇぇ!!」 こんな奴でも見られると恥ずかしいのか? まったく俺が見たいのはこれじゃないっての。 「そぉい!!」 勢いよくかぼちゃパンツを剥ぎ取る。 「うあ゛-!! がえじでえぇぇ!!」 泣き叫ぶれみりゃをよそにかぼちゃパンツの隠していた秘所を観察する。 そこには人間と同じような割れ目があった。 まぁ小さな体に見合った小さな割れ目だが。 くぱぁ、と指でれみりゃの割れ目を開いた。 開くと中から肉まんの香りがする。 「あ゛~~~~~!!!!」 自分でも触ることのほとんどない場所を触られてれみりゃは絶叫する。 「はなぜっ! はなざないどっ! ゆるざないどぉ!!!」 「おお怖い怖い」 れみりゃが怒ったところで怖くない。 俺は指をれみりゃの割れ目へと突入させた。 「ん…さすがに締まるな。指二本は無理そうだな」 「う゛あ゛っ!? い゛だい゛ぃぃぃぃ!!!」 「大丈夫だよ。すぐに良くしてやるよ」 指をれみりゃの中で前後する。 「あ"う"っ! う"あ"ぅ"っ! はぁぅ゛!」 指を往復するたびにれみりゃが痛そうに鳴く。 そして10回往復するまでには肉汁が溢れてヌルヌルになった。 「濡れやすいやつだな。本当に始めてか?」 「わがらない゛! わがらない゛ぃぃぃ!!!」 「分からないだって? お前も聞こえるだろ? ぐちょぐちょ言ってるぜ」 「う"あ"あ"~!! ぬいでえぇぇぇぇぇ!!!」 「抜いてほしいって? 前戯はもう十分ってことか」 指を抜くとその指は脂分でテカテカだった。 そしてれみりゃの割れ目からはいやらしく汁が垂れていた。 「う゛あ゛っ! う゛あ゛っ! うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」 とうとう本気で泣き出してしまった。 だが悲しいかな。それは俺の性欲の炎に油をかけただけだ。 「さぁほぐれたところで亀さん発進!」 れみりゃのホクホクの割れ目に向かって亀さんの頭が突っ込む。 俺の指2~3本分ぐらいのぶっとい頭だ。 頭の先っちょが入ったところでそれ以上入らなくなってしまった。 「い"だい"! いだあぁぁぁぁ!!! むり"! むり゛ぃぃぃぃ!!!」 「いいや、行くね!」 力を込めて亀さんをれみりゃの秘境の奥へと突き進ませる。 ミチ…メチ…と、突き破るように少しずつ亀さんは沈んでいく。 先に肉汁で濡らしておいたので何とか入りそうだった。 「あぐあぁがががぁぁ!!!」 れみりゃは涙や涎なんかをまき散らし、目を見開いて痛みに苦しむ。 少しでも体をよじって気を紛らわせたいのだろうが、拘束されてそれも無理だ。 そしてとうとう亀さんは首の根元までれみりゃの穴へと潜り込んだ。 「よっし、ナイスだ亀さん!」 「う"あっう"っう"あ"ぁ…」 体中の筋肉を緊張させ、痛みを堪えている。 中の異物が奥に向かって動かなくなり、少しずつ呼吸を整える。 だが完全に呼吸が整うまで待つほど俺は優しくない。 「こっからが亀さんの本領発揮だぜ!」 今度は亀さんの尻尾をゆっくりと前後させる。 さっきよりはスムーズに首が動いた。 「う゛ぁ゛! うごがっないで! うごぐな゛ぁ゛!!」 自分でも知らなかった器官を固い棒が動く感触はどんな感じだろう。 れみりゃは嫌がってはいるものの、最初に入れたときに比べて悲鳴に痛みを感じさせない。 「ほうら、亀さんがお前の中を動いてるぞ。どんな気持ちだ?」 「ぎもぢわるい゛! うごがざないでぇ!!」 「亀さんに失礼なこと言うなよ」 亀さんの首ピストンを小刻みで激しいものへとペースチェンジする。 「う"っあ"っあ"っぐっあ"っがっう"っ!」 れみりゃの悲鳴もそれに合わせて激しく細かいものになった。 これは面白い。 今度は亀さんをゆっくりと長いストロークで前後させる。 「う"あ"~~…っ! あ"う"~~…っ!」 悲鳴は長くゆっくりとしたものになった。 「なんだぁ? 本当に気持ち悪いのか?」 「ぎ、ぎもぢわるい"!」 「でもさっきより痛くなさそうだぞ?」 「ぞ、ぞんなごどない"!! はやぐれみりゃをはなぜぇぇぇ!!!」 「ふーん、でもすぐ良くなるよ」 「なるわげない゛!!」 「あっそ」 今度は乱暴に。 強姦にふさわしい激しい動きでれみりゃを犯した。 「う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」 れみりゃは亀さんに自分の中を暴れまわられて目を見開いて絶叫する。 「う"あ゛っ! う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」 「苦しそうな真似をして、可愛いよれみりゃ」 「あ"あ"あ"ぅ"あ"ぁ"う"あ"ぁ"ぁ"……!!」 程なくしてれみりゃは意識を失った。 死んだかと思ったが、さすがは生命力の強いゆっくりだけあってこの程度じゃ死なないようだ。 翌昼。 れみりゃを拘束したままのプレイルームへ入ると、すでにれみりゃは起きていた。 俺の姿を確認すると喚きだす。 「う"ー! はなぜー! おながずいだー!!」 さすがに昨日された事を覚えていたようだ。敵意むき出し、だが涙目で睨みつけてくる。 「放さないし、何も食べさせてあげない。今日も昨日の続きだよ」 「い"、い"や!! れみりゃはおうぢにがえるの"ぉ~!!」 その水分はどこから来るのか、れみりゃは大粒の涙を流して嫌々する。 「だめだよ、今日は気持ちよくさせてやるから安心しろって」 「ぎもぢわ"る"い"も"ん!! ぎもぢよぐな"ら"な"い"も"ん!!!」 「いや、なるよ。見てみろって」 そう言うと俺は部屋の入口に待機させていたれいむを持ってくる。 「う? れいむー! たべちゃうぞ~♪」 普段の食糧であるれいむを見ると先ほどとは一転して笑顔に戻ってれいむに食べちゃう宣言する。 だがれいむはれみりゃに対して怯えず、ただれみりゃを見つめるだけであった。 「うぅ?」 いつもなら食べちゃう宣言すればれいむは怯えるのにどうしたことだろう、と疑問に思うれみりゃ。 「れみりゃ見てろよ? こういう風に気持ちよくなるんだからな」 「ううう?」 俺は右手にれいむ、左手に亀さんを持つ。 「さぁ、れいむ。どうしてほしい?」 「ごしゅじんさま! いやしいめすぶたのれいむをゆっくりさせてください!」 「良し、いいだろう」 きっちり調教済みのれいむは教えた通りにおねだりしてくる。 教えた通りにしないと昨夜のれいむの様にされてしまうことを知っているのだ。 それだけではない。 「んん…んむむむむむむむむむ!!」 亀さんに口を犯されるれいむは目をトロンとさせ、頬を紅く染めて気持ちよさそうにしている。 「う、うー??」 自分とは違う口を亀さんに犯されているとはいえ、何故あのれいむが気持ちよさそうなのか不思議そうにれみりゃが見ている。 亀さんの動きを激しくすると、れいむは口の端から涎を垂らしてさらに気持ちよさそうにする。 最初は亀さんを咥えさせても苦しそうにするだけだった。 だが体を揺すってれいむを発情させたあと、亀さんを擦りつけてすっきりさせる。 これを繰り返すうちに亀さんに体を擦りつけられるだけすっきりするようになった。 もはや亀さん無しではすっきり出来なくなったれいむは今、亀さんに口を蹂躙されて快感を得ているのだ。 「んむっ、んむむむむむみうぅぅぅ!!!」 そろそろイくらしい。 「もうイくのか? 最初は嫌がってたくせにまったく汚らわしい饅頭だぜ」 「んむぁぁ!! れひむは、きたならひぃまんじゅうでふぅっ!!!」 「ほらイけ!」 「んむみぅぅぅぅぅぅ!!」 「…ぷはっ…すっきりー!!」 すっきりしたれいむは思い出したように慌てて俺の方を向く。 「ごしゅじんさま! きたないれいむをすっきりさせてくれてありがとうございます!!」 「よし、よく言えたな。じゃあ後は部屋に戻れ」 「ゆ? ゆぅ…わかりました…」 いつもはこの後に俺のディックで犯すのだがそれが無くてれいむは戸惑ったようだ。 しかし俺の命令は絶対なのでれいむは急いで部屋から退出した。 そしてこの部屋に残るのは俺とれみりゃのみ。 「見たかれみりゃ。お前もさっきのれいむみたいに気持ちよくなりたいだろ?」 「う、うー…な、なりだぐなぃ…」 「ふぅん」 俺はれみりゃの股を確認する。 「その割には昨日亀さんを入れた穴からエッチなお汁が出てるぞ?」 「ぢ、ぢがうもん! そんなのでてないもん!!」 「じゃあこれはなんだ?」 れみりゃの割れ目から溢れる肉汁を指ですくってれみりゃに見せつける。 「う"う"ぁ"ぁ"! ちがうも"ん!!」 「何が、違うんだ?」 「う"ぅ?」 「エッチなお汁じゃないなら何だ?」 聞き直す。 「じらない!! ただのみずぅ!!」 「ただの水の割にはヌルヌルしてるけどねぇ」 「まあいい。水かどうかは亀さんに調べてもらうとしよう」 そしてれいむを犯したばかりの亀さんはれみりゃのお股へセットされる。 「や"ー! い"れるな"ぁ"ぁ"!!」 「そこは入れないでください、だろ?」 言葉遣いなどは快楽を覚えさせた後に教えるつもりなのでここは忠告だけで済ます。 ずぶぶ…と亀さんの首をれみりゃの壺に挿入していく。 昨夜に比べればずっと抵抗なく奥まで入れた。 「う"あ"あ"…」 れみりゃの方もほとんど悲鳴をあげなかった。 「どうだ? 昨日より痛くなかったろう?」 「うぅ…うー」 否定しないってことはその通りみたいだな。 単純なゆっくりはこういった順応が早くて楽でいい。 俺は口の端をあげると亀さんの首ピストンを開始した。 「あ"う"っ…うううう…あ"う"っ!」 れみりゃは頭を左右に振って何かを堪える。 それは痛みなのか、はたまた何か別の感覚なのか。 亀さんの動きを激しくするとその反応はさらに分かりやすいものになった。 「うあぅっ! あっあっあっう!」 れみりゃの白いもちもち肌が徐々にピンクに染まりだす。 亀さんを咥えこむ下の口から分泌される肉汁も量を増したように感じる。 肉汁の油で濡れた亀さんを放さぬよう気をつけながら亀さんの尻尾を前後し続ける。 そしてようやく… 「ぁうぁぅ…うあっあっあぅぁぁああ♪」 れみりゃから悦びの悲鳴を聞くことが出来た。 れいむ種やまりさ種といった被捕食種は一度の調教で快楽を覚えるフェーズまで進むのだが、 さすがに捕食種で生殖の必要が少ないれみりゃには時間がかかった。 だがたったの二回目でこれだよ。 「今の声はなんだれみりゃ? 気持ちよかったんだろ?」 「うあぅあ…ぞ、ぞんなごど…!!」 否定しようとしたところで亀さんを大きくストロークさせる。 「んぅぁぁ♪ …あ"う"ぅ"! ぢがう"ぅ"…うぁぁ♪」 れみりゃが何を言おうが亀さんによる攻めを緩めない。 しばらく攻め続けると、れみりゃはとうとう否定せず甘い声で喘ぎ続けた。 といっても雌豚肉まんの鳴き声なので綺麗な声ではないが。 「あうああああ♪」 「どうだ? そろそろ認めろよ? 気持ちいいってな」 「うー♪ うぅー…♪」 「言わないならここでやめるぞ?」 「う? うぅぅぅ~~…」 れみりゃがまだ言葉で認めないので亀さんに待機命令を出す。 「あううぅ! きもぢい"い"!! だがらもっどじでぇ!!」 言った。とうとう言った。 思えば我慢出来ないはずのれみりゃが良くここまで我慢したものだ。 「よし、素直に言ったれみりゃは気持ちよくしてやろう」 「う、うー♪」 すでに拒む気持ちをなくしたれみりゃが甘えた声を出す。 ゆっくりの心変りは恐ろしいのぉ。 ゆっくりでも一度知った快楽を忘れはしない。 だが俺はその感覚をさらに強く刻みこむように力強く、激しくれみりゃを犯し続けた。 「ぅ、ぅー…」 気絶したれみりゃをそのままに俺は部屋を出る。 目を覚ましたら食事を取らせて調教の続きをするとしよう。 飽きるまではせいぜい可愛がってやるよ。 その後はどこぞの物好きにでも売ってやるか。 それまでよろしくな、俺の可愛いれみりゃ。 しかし今はまず、先の調教中にいきり立ったディックを収めるために ゆっくりの待つ愛奴ルームへと、俺は足を進めた。 終 by ゆっくりしたい人 こんなSS書いたけど、俺は変態じゃないよ。 このSSに感想を付ける
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れみりゃ(ドット)
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※これはれみりゃとゆっくりできるおちびちゃんの直後の話です。 設定もそちらに準じています。 これを読む前に、まずそちらをお読みいただきたいと思っております。 大丈夫なら、そのまま下へお進みください れみりゃの育児奮闘記 「…ふぅ」 「う~…う~…」 …別に変なことをしている訳じゃないぞ。 俺とれみりゃは散らかった部屋の掃除をしているだけだ。 家に帰ってきたばかりで動きたくはないが、片付けなければ足の踏み場もなかったくらいだから仕方がない。 その犯人(?)は今はぐっすりと眠っている。 「…う~…まんまぁ~…さくやぁ~…むにゅむにゅ…」 清々しいくらいに気持ちよさそうな寝顔だな。 人がこっちでお前の後片付けに苦労しているってのに。 ま、生まれてまだ2日目だから仕方ないのだろうがな…。 「う~…おにいさ~ん…これどこにおけばいいのぉ~?」 「ああ、それは…ここに置いておいてくれ」 「う~…」 れみりゃもさすがに疲れているのだろう。 先程から動作の一つ一つがいつも以上に危なっかしい。 床が非常に乱雑になっているということもあって、何度も転んでしまったり。 それでも泣き言一つ言わない辺り、親として責任を感じているのかもしれない。 それはともかく、片付け終わらない事にはとてもゆっくり出来そうもない。 疲弊した体に鞭を打ち、俺は再び体を動かし始めた。 「終わったな…」 「おわったぞぉ…」 何とか部屋を片付け終わった俺とれみりゃ。 といっても、爽快感というものは俺にもれみりゃにもなく、残ったのは疲労感だけだった。。 それはともかく腹が減ったな。 「れみりゃ、今日はミルクプリンを…って、おい。どうした?」 俺はれみりゃの姿を見て驚いた。 れみりゃが涙を流していたからだ。 「うっ…うっ…ぐすっ…」 しかもいつもとは違うすすり泣き。 これには俺も動揺してしまった。 れみりゃが泣く時はいつも大声を上げて泣くからだ。 「おにいざ~ん…」 れみりゃが泣きながら俺の名前を呼ぶ。 何故泣いているのだろうか。 俺がちびりゃを怒るとでも思っているのだろうか。 注意しなければいけないとは思うが、それは出来る限りれみりゃに任せるつもりだった。 俺は四六時中一緒にいる訳でもない。 それに、れみりゃが親なのだから。 そこまで考えたところで、れみりゃの鼻声が再び俺の耳にまで届いた。 「でみぃ…ばんばぁにぃ…なでづど…がなぁ…」 鼻声だったせいで聞き取りづらかったが、れみりゃが何を言いたいのかは理解できた。 れみりゃは自信をなくしているのだ。 自分が本当に親になれるのかを。 …俺も親になったことなどない。 実際のところは親というものは俺にもよくわからない。 だが、部屋の中の物をぽいぽい投げていたちびりゃを注意していた時のれみりゃの姿はまさに親と呼べるものではなかったのだろうか。 …泣いていたけど。 まあとにかく、このままじゃ話しにくいことこの上ない。 「れみりゃ、ちょっと来い」 「ぐすっ…ぐすっ…う~…」 俺は床に胡坐で座り、れみりゃを呼ぶ。 れみりゃは涙を流しながらもゆっくりと俺の方へ歩いてくる。 そして、れみりゃが俺の至近距離まで寄ってきた時、俺の両腕がれみりゃの体を捉えた。 簡単に言えば、れみりゃを抱きしめたのだ。 「れみりゃ、泣け。泣いてすっきりゆっくりしよう」 れみりゃを俺の方へ引き寄せる。 れみりゃの顔は俺の胸へとすっぽり収まった。 俺はれみりゃの背中を摩りながられみりゃに出来るだけ優しく話しかける。 れみりゃが安心できるように。 「う…ううっ…うああっ…」 れみりゃの涙の勢いが強くなる。 ダムが崩壊するかのように。 「うああああああああああああああああああっ!!!!!!!!」 れみりゃはついに大声を挙げて泣き出した。 俺は泣いているれみりゃの背中を摩る。 何だか知らんが、ガキの頃は母親にこうされれば安心できたんだよな…。 俺はれみりゃが泣きやむまでずっと背中を摩っていた。 小一時間経った頃 「ぐすっ…ぐすっ…おにいざ~ん…」 涙の勢いは多少弱くなってきた。 少し落ち着いてきたのか、れみりゃが不安げに話しかけてくる。 何も不安になることなんてないんだけどな。 俺はれみりゃの背中をぽんぽんと軽く叩く。 「なんだ、れみりゃ」 れみりゃが顔を俺の胸から放し、俺の顔を見上げる。 その顔は、まだ涙は止まっていないが、先程よりは大分マシにはなったな。 「う~…れみぃ…まんまぁにぃ…なれるのかなぁ…」 「…れみりゃの考える…まんまぁってのはどんなもんだ?」 『まんまぁ』って言葉は想像以上に言いにくい。 主に羞恥心的な意味で。 だが、今は四の五の言っていられない。 「…よくわからないぞぉ…でもぉ…れみぃはぁ…まんまぁになれないんじゃないかなぁ…って…」 …というか、冷静に考えればこれは俺にもかなり責任あるよな…。 れみりゃにちびりゃの教育をぶん投げてしまったのだから。 親だから大丈夫だろう、とれみりゃに甘えてしまった。 これからは俺ももっと積極的にちびりゃに話しかけていかなければ。 かつてれみりゃにそうしたように。 「れみりゃ、最初は誰だって上手くは行かないんだ」 「でもでもぉ…れみぃは…」 「それにお前一人で背負う必要はないから。俺も一緒にやるから」 真っ先にれみりゃにぶん投げた奴が何を言っているのかと言われるかもしれないが…。 すまん。 マジで反省してる。 「ごめんな、れみりゃ」 「う~…どうしてぇ…おにいさんがあやまるのぉ…?」 れみりゃには俺が何故謝るのか分からないようだ。 では、わかるように説明しないとな。 「俺もお前に甘えていた。ちびりゃのことをお前に全部任せてしまった。ごめんな」 「う~!!れみぃがぁ…まんまぁだからぁ…れみぃががんばらなきゃいけなかったのぉ…」 いつの間にか、親の自覚というものがこんなにもあったんだな、と感心する。 しかし、ここでれみりゃにぶん投げてしまってはダメだろう。 「れみりゃ…俺はお前もちびりゃも家族だと思っている」 「う~…れみぃ、おにいさんがなにいいたいのかわからないぞぉ~?」 「家族なら…助け合っていかなきゃいけないんじゃないか?」 ゲロ以下の臭いがしそうなセリフを吐いたことでなんだか恥ずかしくなってきた。 しかしここで恥ずかしがっても仕方ない。 それに大の大人が恥ずかしがるのはキモすぎる。 ええい、ままよ! 「…れみりゃは俺のことを家族だと思ってくれていなかったのか?」 「そ、そんなことないぞぉ!で、でもぉ…おちびちゃんのことはぁ…まんまぁのれみぃがやらなきゃいけないぞぉ…」 俺の意地悪な質問にれみりゃは慌てる。 思っていたより頑固だな。 親の自覚というものがそうさせるのか。 うーん…じゃあ言い方を変えるか。 「れみりゃ、俺にも手伝わせてくれ。あくまで親はお前だ。お前がちびりゃのことで困っていたらちびりゃではなくお前を助ける。これじゃダメか?」 元よりれみりゃに主体としてやってもらわねばならない。 言い方を変えただけの話だ。 「う、う~…わかったぞぉ………ごめんなさい…おにいさん…」 「ん?」 まさか謝られるとは思っていなかった。 むしろこっちが謝る方だと思っていたし。 「おへやのものをぽぉ~いしちゃったことと…あと…れみぃがまんまぁとしてうまくやれなくて…おにいさんをゆっくりさせられなかったぞぉ…ごめんなさい…」 ああ、そうか。 れみりゃが俺の協力を拒んだのは、親の自覚もあるだろうが、俺に迷惑かけたくないというのもあった訳だ。 れみりゃが気を使えるようになったのは嬉しいが…何だか悲しくもある。 水臭い話だ。 「れみりゃ、俺達は家族だ。俺がお前に甘えてしまったように、お前も俺に甘えて良いんだ。親になったからって何もかも急に出来る訳じゃないんだ」 「う~…」 れみりゃは親というものに強い憧れを抱いていたのだろう。 親なら一人でも子供をしっかり育ててあげられる、と。 しかし、現実はそう上手くはいかなかった。 その理想と現実の差がれみりゃを苦しめ、自信を奪っていったのだろう。 れみりゃは俺の言葉に難しい顔をしてしまう。 何やら考えることがあるのだろう。 しかし…恐らくれみりゃも晩飯は食べてはいないだろう。 そんな状態で考えても良い考えが浮かぶとは思えなかった。 「よし!れみりゃ、とりあえず飯にしよう!」 「う~?」 「ぷっでぃん食べよう!ぷっでぃん!」 「う、う~♪ぷっでぃ~ん♪」 れみりゃは『ぷっでぃん』という言葉を聞いて笑顔になる。 うん、相変わらず可愛い笑顔だ。 やっぱりれみりゃには笑顔でいてほしい。 そうじゃなきゃ俺がゆっくり出来ない。 「う~♪ぷっでぃ~ん♪」 「そうだ、ぷっでぃんだ、ぷっでぃん」 そんなことを話しながら、俺達は飯を食うべく立ち上がった。 「あれ?」 俺は冷蔵庫の中を見て、プリンの数に違和感を感じた。 れみりゃの3食の食事+3時のおやつは基本的に1食プリン1個だ。 (ちなみに、プリンはカスタードプリン以外にも色々な種類は置いてある) ちびりゃがどれだけ食べるか分からなかった為、暫定的にれみりゃと同じプリン1個ということをれみりゃには指示しておいた。 だから、今日の朝の状態より朝・昼・おやつの分でプリンは6個減っていなければならない。 (ちなみに、ちびりゃは俺が家を出る頃はまだ寝ていたし、れみりゃはちびりゃと一緒に食べると言っていた) だが、今の冷蔵庫の中のプリンの数を見る限り、どう見てもその半分の3個しか減っていなかった。 プリンの数は毎日数えているからな。 すぐにわかる。 「おい、れみりゃ…お前、ちゃんとプリン食べたのか?」 俺が質問をすると、れみりゃは下を向きながら手をもじもじさせ始めた。 この反応をするという事は…こいつ食ってないな? 俺は思わず溜息をついてしまう。 「れみりゃ、ちゃんと食べなきゃダメだろう。親になったからってそんなことする必要はないんだぞ?」 「ちゃんとたべたのぉっ!!」 「でもなぁ…プリン減ってないじゃないか」 れみりゃは必死に主張するが、プリンの数は明らかに3個しか減っていない。 れみりゃは「う~…」と唸っていたが、やがて観念したかのようにぼそぼそと話し始めた。 「おちびちゃんがぁ…たべきれなくてぇ…れみぃがそのおのこしを…」 呆れた。 きちんと食えば良いのに。 いや、出産をしたばかりだから体も多少弱っているはず。 だから食わなければいけないはずなのに。 俺はれみりゃの頭をこつんと叩く。 「うぁっ!」 れみりゃは帽子の上から手で頭を抑える。 その目は軽く涙目になっている。 かなり軽く叩いたつもりだったが…それでも痛かったか。 というか痛くなきゃ意味ないしな。 「…いっだいぞぉ…」 「お前は出産したばかりで体が弱ってる。医者にも出産後を一番気を付けるように言われたんだから、遠慮せずに食え。ちびりゃのお残しと合わせて2個食べていいから」 「う~…わかったぞぉ…」 何だかな。 れみりゃの成長は実感できるのだが、一歩引いている様にも感じるな。 「ミルクプリンにするか?さっき買ってきたばかりだけど、お前これ好きだっただろ」 本当は賞味期限が古い順番から食わなきゃいけないのだが、たまには良いだろう。 「う~♪しろいぷっでぃ~ん♪しろしろぉ~♪ほわほわぁ~♪」 俺はれみりゃに自然体でいてほしいんだがなあ。 それは俺の我儘なのだろうか。 「しろしろぉ~♪あまあまぁ~♪うまうまぁ~♪」 れみりゃがよだれかけを付けてミルクプリンを食べて満面の笑顔を浮かべているところで思い出したことがある。 俺、ちびりゃの分のよだれかけ買ってないじゃん…。 れみりゃのよだれかけを付けようとしても、サイズはまるで違うし。 先程までは気付かなかったが、改めてちびりゃの服を見ると、微かに黄色く汚れていた。 これは間違いなくカスタードプリンの残骸だろう。 恐らくれみりゃが食べさせたおかげで汚れは少なくはなったのだろうが、それでも全く汚さない、というのは無理だっただろうな。 …ダメダメじゃん、俺。 軽く自己嫌悪になる。 明日は土曜日だ。 ちびりゃのよだれかけとか代えの服とか色々買いに行かなきゃな。 「ごちそうさまでしたぁ~♪」 れみりゃが満面の笑顔でごちそうさまをする。 そして後片付けをしに台所へ消えていくその後ろ姿を、俺は見つめながら考えていた。 あの笑顔を守れるようにしなきゃな、と…。 「で、だ…」 「う?」 「『ぽいぽいボール』は使わなかったのか?」 後片付けから戻ってきたれみりゃに俺は質問をする。 目の前にいるれみりゃも、来た当初は部屋の中の物を『ぽぉ~い』としてしまった経験がある。 俺は最初、『ぽぉ~い』を禁止させようとした。 しかし、なかなか収まらなかった。 そもそも、医者に言わせれば『ぽぉ~い』を禁止すること自体が危険らしい。 『ぽぉ~い』というものは胴付れみりゃ種にとって癖のようなもので、それを禁止するという事はストレスの増加につながるからだ。 そこで必要になったのが『ぽいぽいボール』だ。 玩具メーカーが考えた商品で、胴付れみりゃ種用に作られた物だ。 れみりゃ種の不器用な肉まんハンドでも持ちやすい大きさで、材質はぬいぐるみに近い。 あの柔らかさなら、窓ガラスや家具に当たっても傷が付かないだろうな。 『ぽぉ~い』の対象をこのボールだけにしてしまえば、れみりゃもストレスが溜まらず、部屋の中も汚れず、まさに一石二鳥の結果が導き出された。 いや、中にはこれを使って人間と胴付れみりゃがキャッチボール等をして遊ぶこともあるらしいから一石三鳥かな。 …確かに、ちびりゃ用の『ぽいぽいボール』も買っていなかったが、あれってそれぞれに必要なんだろうか。 一応、さっき部屋の中の物と一緒に転がっていたので全く使っていないという事はないとは思うのだが。 それらを考えた結果が、先程の質問だ。 「う~…『ぽいぽいぼーる』だけをぽぉ~いしてっておちびちゃんにいったんだけど…」 れみりゃはまた泣きそうな顔になった。 先程の光景を思い出しているのだろう。 「おちびちゃん…『ぽいぽいぼーる』だけならゆっくりできないって…おへやのなかのものを…ぐすっ…」 れみりゃの言葉に混じって鼻水をすする音が聞こえる。 ああ、そうか。 『ぽいぽいボール』だけなら満足できなかったってことか。 正直言ってそれは思いつかなかった。 目の前にいるれみりゃの場合は 「れみりゃ、ぽぉーいしたくなったら、この『ぽいぽいボール』だけをぽぉーいしなさい。そうすれば部屋の中も汚れずに済むから」 「う~…これはぽぉ~いしてもいいのぉ?」 「これだけならな」 「う~♪ぽぉ~~~~い♪だっぞぉ♪」 と、このような会話だけで『ぽいぽいボール』以外はぽぉーいしなくなったようで、部屋の中が突然汚れることはそれ以来なくなった。 だから『ぽいぽいボール』一つあればすぐにそれ以外の物は『ぽぉ~い』しなくなると思っていた。 「う~ん…そうだな…」 俺はちびりゃへの注意を考える。 いや、やはり俺からちびりゃに注意することは出来るだけ避けたい。 親はれみりゃなのだから。 俺ではない。 もし俺が下手に親代わりとなって中途半端に口を出すと、それは親子関係に響くことにもなるだろう。 俺のやることは、あくまでれみりゃの手伝いに過ぎない。 自分の場合を思い出す。 自分の場合は、こういう時に親になんて言われてきたかを。 う~ん…。 そうだ!! 「れみりゃ、良いこと思いついた」 「う?なぁ~にぃ?」 「今度ちびりゃが『ぽいぽいボール』以外をぽぉーいしそうになったらこう言うんだ。それをぽぉーいするとお化けが来て食べられちゃうぞ~って」 子供には結構有効なんだよな、これ。 場合によっては、大人になっても習慣付けられてしまうこともあるとか。 まあそれは人間の場合だが、恐らくゆっくりにも通じるだろうと思っていた。 「お、おばけ…だっぞぉ?」 現に、目の前のれみりゃが怯えている。 自身も色々な物を『ぽぉ~い』した経験があるからだろうが。 「ああ、お化けといっても本当に来る訳じゃない。だけど子供はそう言われれば恐くなって辞めるようになるはずだ。一度で聞かなくても、何度でも言ってみろ」 「う、う~…。わかった…ぞぉ…」 何だか歯切れが悪い返事だな。 れみりゃ自身どこか納得できない部分でもあったのだろうか。 なら違う案も考えてみるべきだろうか…と考えていたその時。 「まんまぁ~♪れみぃおなかすいたどぉ~♪」 俺とれみりゃの耳に平和そうな甘えた様な声が聞こえてきた。 「おちびちゃ~ん♪まんまぁだっぞぉ♪」 満面の笑顔でちびりゃの元へよたよた走っていくれみりゃ。 先程まであんなに悩んでいたというのに、やっぱり子供は可愛いんだろうな。 「う~♪まんまぁ~♪れみぃぷっでぃんたべたいどぉ~♪」 ちびりゃは駆け寄ってきたれみりゃに抱きつく。 こちらも満面の笑顔だ。 「う~♪う~♪まんまぁがぁ♪ぷっでぃんもってくるぞぉ~♪ゆっくりまっててねぇ~ん♪おちびちゃ~ん♪」 「う~♪う~♪ゆっくりまってるどぉ~♪」 そう言って、れみりゃはちびりゃの体を離し、プリンの入っている冷蔵庫までよたよた走っていく。 「う~♪ぷっでぃ~ん♪ぷっでぃ~ん♪」 ちびりゃが『ぷっでぃん』という言葉を連呼する。 そこまでプリンが気に入ったんだな。 ところで、れみりゃ種って何故プリンをぷっでぃんと呼ぶのだろうか。 愛称か? と、そんなどうでもいいことを考えているうちにプリンとスプーンを持ったれみりゃがちびりゃの元へ戻ってきた。 「おちびちゃ~ん♪ゆっくりおまたせだっぞぉ♪まんまぁとぷっでぃんのとうじょうだっぞぉ♪」 「う~♪まんまぁ~♪ぷっでぃ~ん♪」 喜び合う2匹の親子。 微笑ましい光景だよな。 「あ~ん♪だっぞぉ♪」 「う~♪あ~ん♪だどぉ♪」 れみりゃがスプーンでプリンを掬い、それをちびりゃの口へ運んでいく。 そのうち、ちびりゃにもスプーンの使い方を教えねばなるまい。 今はまだ産まれたばかりだから仕方ないが、いつかは親からも自立しなければいけないのだから。 「う~♪ごちそうさまだっどぉ♪」 「う!?もういいのぉ?ぷっでぃんまだあるぞぉ!?」 「まんまぁにあげるどぉ♪れみぃはいいこだからぁ♪まんまぁにぷれぜんとだっどぉ♪」 何回か食べさせているうちに、ちびりゃは満腹になったようだ。 まあ、無理矢理食わせても仕方ないよな。 こっちで調整してやらねばいかん。 「れみりゃ、そのプリンはとりあえず置いておいていいぞ、ちびりゃの優しさに感謝しような」 「う…う~…わかったぞぉ…おちびちゃ~ん♪ありがとうだっぞぉ♪なぁ~でなぁ~で♪」 「う~♪きもちいいどぉ~♪まんまぁ~♪」 俺の声にれみりゃは安心してプリンをテーブルの上に置き、れみりゃはちびりゃの頭を手で撫で始める。 微笑ましい光景が横で繰り広げられている中、俺は余ったプリンを回収する。 ちびりゃが食べる量がどんなものか知らなければいけないからだ。 …大体ちびりゃが食べたのは半分ちょっとくらいか。 今度からは量を調整して出さなければいけないだろう。 後でれみりゃにもそれを教えなければ。 と、そんなことを考えていると 「ぽぉ~い♪だっどぉ♪」 「う~!おちびちゃ~ん!ぽぉ~いしちゃだめだっぞぉ!!」 そんな声が聞こえてきた。 俺は2匹の方を振り返る。 そこには床に転がったスプーンがあった。 恐らく、そのスプーンを『ぽぉ~い』したのだろう。 だが、俺はまだスプーンを拾わない。 ここでスプーンを拾ってしまえば、ちびりゃは勘違いしてしまうだろう。 自分が『ぽぉ~い』しても、俺が片付けてくれるだろう、と。 「おちびちゃん!!この『ぽいぽいぼーる』いがいはぽぉ~いしちゃだめだっぞぉ!!」 「う~!!れみぃはもっとぽぉ~いしたいどぉ!!ゆっくりできないどぉ!!」 禁止されればやりたくなるというものなのか。 それは人間でもゆっくりでも同じなんだな。 「う~!!おちびちゃん!!」 れみりゃが気合の入った声を出す。 俺から言わせれば可愛いだけなんだが、それでも怒っているように見せているつもりなのだろう。 「う?まんまぁ~…?」 ちびりゃはそんな親の姿に怯える。 初めて聞く気合の入った声だからだろうか。 「『ぽいぽいぼーる』いがいをぽぉ~いするわるいこはぁ…もけーれがきてぎゃお~!!たべちゃうぞぉ~!!ってなるぞぉ!!」 両手を頭上に上げながら叫ぶれみりゃの声だけが部屋の中に響く。 『もけーれ』って何だ? れみりゃのアレンジだとは思うが…。 「もけーれこわいどぉ~!!!!!!」 ちびりゃが大声で泣き始めた。 おお、やはり効果はあったようだな。 自分の考えに自画自賛してしまう俺。 「まんまぁももけーれこわいぞぉ~~~!!!!!」 れみりゃも大声で泣きだす…って、オイ。 いや、言い出しっぺのお前まで何故泣くんだよ。 お前は何がしたかったんだよ。 「「うぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!もけーれこわぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!」」 お互いを抱きしめ合いながら大声で泣くれみりゃとちびりゃ。 俺は『もけーれ』って何なんだろう、と思いながらその光景を呆然と見ていることしかできなかった。 どうしてこうなった…? …あ、スプーン拾わなきゃ。 後書き このシリーズは書きやすいですね。 皆さんの需要があるかどうかはわかりませんが。 そろそろれみりゃ以外も書いてみたい…とも思っているのですがね。 希望を言えば守矢か永遠亭辺りを。 冬企画は最初は冒険記で行こうと思っていたのですが、こっちになりそうな気もしてきました。 ちなみにまだ書き始めてもいないです。 ああ…… 癒されます。 気負うことなく、ゆっくりなが~く続けていただきたい。 -- syu (2011-01-11 22 06 01) すてきだ。 -- 名無しさん (2011-01-12 10 21 37) れみりゃはどうしてこう、子供っぽい仕草が似合ってしまうのか -- 名無しさん (2012-06-27 09 38 59) もけーれってなんだ? -- 名無しさん (2013-02-02 13 37 06) もけーれもわからないとは… モケーレ・ムベンベだろ?(マジレス -- 名無しさん (2013-11-27 03 29 33) 名前 コメント