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マスターメイデン スレインメイデンが経験を積み、 高位巫女として認められる上級スキル。 処女しか使えないデメリットは相変わらずであるものの、 それを差し引いて余りある各種能力を誇る。 下級スキルにスレインメイデンがある。
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その1:始まり・・・・・・・ ある日の校長室・・・・・・・部屋には、ローゼンと4~5人の男子生徒が集まっていた。 普段より重い口調で、ローゼンの口が開いた。 ローゼン「え・・・・・・・みんなが企画していた、第1回:教師限定。有栖ミスコンテスト大会を開始しまーすvv」 全然重い口調じゃなかった・・・・・・ 男子一同「うおぉぉぉぉぉ~~~~~!!やったぁぁ~~~~!!」 ローゼン「教師の皆には、僕の方から言っとくから、今日は解散~」 職員室では 教員一同「な、なんだ!?この嫌な悪感は!?」 その2:優勝特典 教員一同「校長!即刻、ミスコンを中止して下さい!!」 ローゼン「ヤダ!」 教員一同「止めろ・・・・・さもないと、殺す!」(もの凄い殺気) ローゼン「いや・・・・・それは困る。それに優勝特典も、決めてあるし~」 教員一同「?優勝特典?」 ローゼン「特典1:賞金200万円。」 一同「普通だな」 ローゼン「その2、次回のSSの主役。」 一同「それは、良いかもしれないが。ダメ!!」 ローゼン「・・・・・・・じゃ、最後に聞いても良い?君たちの中で、美人は誰なの?」 一同『私(僕)!!・・・・・・・・・何だと?!』 数分後の放送室 ローゼン(校内放送)「あーあーです、です。・・・・・えっー本日は閉店なり~」 生徒一同「何の様だ!?馬鹿校長!!」 ローゼン「えっ~みんなに緊急発表しま~すv」 一同「発表しなくっても、いいよ!」 ローゼン「今度の土曜日に、体育館で第1回:教師限定。有栖ミスコンテスト大会を開始しまーすvv」 一同「ええええええっーーーーー!!?」 ローゼン「明日には、大会内容を発表しまーす。それと今は、職員室には入らないほうが良いよ~。それじゃ~教頭が来るので、またね~」 (マイクのスイッチを入れたままです。) 「待ちなさい!馬鹿校長!!」 「ハハハハ~嫌だよ~ん。」 「それと今の放送はなんです!?これをどういうに、教育委員会に報告するんですが!?」 「君が、うまく言っといてね~ババア達に」 「そんなもの、ご自分で言いなさい!!」 「やだよ~あのババア達。うるさいんだも~ん。」 「それは、貴様が馬鹿やっているからでしょう!!」 「チッ!この際!!」 ぼーん!! 「ごぼっ!ごほっ!・・・・・・チッ!煙玉か!?」 一同「お前ら、ちゃんと仕事やれよ!!(心の本音)」 その3:当日・・・・・・彼らの嘆き。 因みに今回の内容は、こうです 1:特技披露 2:歌 3:料理対決 4:水着審査 5:童話ヒロインのコスプレ 結果発表 審査員:ローゼン・ラプラス・ジュン(生徒代表)くんくん(教員代表) ジュン「って!なんで、いつも俺がこういう立場なんだーーーーーー!!」 ラプラス「落ち着きなさい、学園一の影薄」 ジュン「影薄言うなぁぁーーーー!!それに、あんた。よく平然に居られる!?」 ラプラス「私だって、嫌ですよ!こんな大会・・・・・・ハァ・・・・」 ジュン「そうだよな・・・・・・こんな大会・・・・・けど」 二人「あんたら、二人。何、ワクワクしているんだ!?」 くんくん「いや~僕。こういう、行事。好きなんですよ~」 ローゼン「薔薇ちゃんの水着姿とコスプレに、ハァハァ・・・・・」 二人「校長は、特に帰れ!!」 その4:入場 ジュン(しょうがないから、司会もやる)「え~っ。これから、第1回:教師限定。有栖ミスコンテスト大会を開始する。先生たちの入場・・・・・・」(棒読み) 体育館の入り口から、教師達は登場するが・・・・・・・ 8人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一発即発状態でした。そのせいで、盛り上がっていた体育館は、次第に冷たい空気に変わって・・・・・・・・8人は舞台に上がっていった。 水銀燈「ふん。こんな事しなくっても、私が一番よ!」 金糸雀「学園一の天才。この金糸雀が、一番なのかしらー!」 翠星石「ミスは私の物ですぅ~それと、僕っ子娘はお古ですぅ~今の世の中は、ツンデレが一番ですぅ~ねぇ、蒼星石~vv」 蒼星石「へぇ・・・・・君からそういう言葉を、言うなんて意外だよ・・・・・僕。負けないよ・・・・・そして、お前(翠星石)を泣かす!!」 真紅「全く・・・・・・下品ね・・・・・・私が優勝したら、貴女達を紅茶淹れ係にしてあげるのだわ!」 雛苺「今回ばかりは、ヒナが勝つのー!!」 薔薇水晶「う・・・・・・・うん。私、頑張る(少し緊張気味)」 雪華綺晶「100%・・・・・私の勝ちだ」 8人「・・・・・・・・・・・優勝は私(僕)の物だぁぁぁーーーー!!」(さらに、殺気が増す) ジュン・ラプラス「(今回ばかりは、生きて帰れないかも!!)」 その1:彼女達の特技は・・・・・・普通だな 水銀燈・・・・・これでも学生時代は、チアリーディング部の部長でした。バトンを巧みに操り、ジュンとラプラスとくんくん以外のローゼン含む男性陣を悩殺。 逆にめぐと巴以外の一部の女子生徒には、反感を買う。91点 金糸雀・・・・・・バイオリンを奏でるメロディーで、生徒の心を和らげる。90点 翠星石・・・・・・寸劇で魔女の役をやるが、かなり似合っている。92点 蒼星石・・・・・・簡単なアクションを見せるが、迫力満点の為。生徒達は大興奮。91点 真紅・・・・・・・・紅茶の香りだけで、種類を当てて。そして。飲んだだけで、その温度も当てる。91点 雛苺・・・・・・・簡単な絵を描く。それを見たくんくんが、「一緒に絵のコンテストを、応募しませんか?」 っと、言われる・・・・・が、真紅と水銀燈から殺意の視線が・・・・89点 雪華綺晶・・・・・・ローゼンの頭にリンゴを置き、離れた場所で狙撃。危うく、ローゼンの頭に当たる所でしたが、リンゴには命中。 (外れたか・・・・・・・・チッ。by雪華綺晶)(あの・・・・舌打ちされると、メチャクチャ恐いんだけど・・・・・(汗)byローゼン)92点 薔薇水晶・・・・・・早口言葉を連続で、完璧に唱える。89点 ジュン「普通だな・・・・・・」 ラプラス「普通ですね・・・・・・」 くんくん「普通ですね。あっ・・・・・皆さんの目から、火花が散っていますよ~ その2:彼女達バージョンの主題歌・・・・出ないかな? これは歌詞を見ても構いません。 『禁じられた遊び』・・・・・水銀燈・金糸雀 『透明シェルター』・・・・・雛苺・翠星石 「聖少女領域」・・・・・・・真紅・薔薇水晶 「光の螺旋律」・・・・・・・・蒼星石・雪華綺晶 くんくん「・・・・・と、歌う事になりました」 ジュン「けど、薔薇水晶先生と雪華綺晶先生の歌う曲・・・これ、逆だろ?」 ラプラス「私もそう思いますが・・・・・・ところで、校長。その機械はなんですか?」 ローゼン「いや~。彼女達の歌を録って、音楽会社に売ろうかなぁ~っと、思っているんだ~」 ジュン・ラプラス「売るなよ!!?」 くんくん「では、始めましょう~」 水銀燈・・・・・・・なかなかの歌声で、めぐと水銀党の皆さんは、大興奮。95点 金糸雀・・・・・・・流石と言うべきが、彼女もなかなかの歌声です。94点 翠星石・・・・・・・少し歌詞を間違えてしまったが、それでも頑張りました。89点 蒼星石・・・・・・・めったに聞く事も無い蒼星石の歌声で、蒼星石ファンクラブの皆さんを悩殺しました・・・・・・・97点 真紅・・・・・・・・・・真紅らしい歌声で、観客を盛り上がりました。96点 雛苺・・・・・・・・・・可愛らしい歌声で、雛苺ファンクラブを萌え死させました。95点 薔薇水晶・・・・・・・曲が流れると、薔薇水晶の性格が変わり。激しい歌声で、一同を仰天させた。98点 雪華綺晶・・・・・・・普段の声と性格が、180度変わり。大人しい歌声で、その場にいた一同を驚かせた。100点 ジュン「なんだよ・・・・・・・あの姉妹教員は・・・・・・」 ラプラス「ええ・・・・・・・普段の性格が、入れ替わっていますなぁ・・・・・」 ローゼン「・・・・・・・・・・・・・」 ジュン「で。こいつは何で、泣いているんだ?」 くんくん「大人しい薔薇水晶先生が、180度別人になったから。ショックが大きかったんでしょう。」 その3:料理対決は・・・・・・・ 舞台裏 翠星石・雛苺「うふふふふ・・・・・・・」 真紅「そこの二人。なに笑っているの」 翠星石「次の料理対決は、この翠星石が貰ったですぅ~~~~!!」 雛苺「ヒナが貰ったなのー!!」 水銀燈「よく言うわね~歌詞を間違えたお馬鹿さんと、お子様並の絵を描くお馬鹿さん~」 二人「誰がお馬鹿さん(ですか!)(なのー!!)」 水銀燈「貴女達よ~」 二人「うきぃぃぃぃぃ~~~~~~!!」(暴走) 真紅「お馬鹿が、お馬鹿を虐めているわね・・・・・」 水銀燈「(ぴき)あら・・・・・・そのお馬鹿って誰の事ですか~?真紅先生?」 真紅「ええ・・・・貴女に決まっているじゃない」 水銀燈「(びき)よく言うはねぇ・・・・・・・・・・まな板さんvv」 真紅「誰がまな板よーーーー!!この牛銀燈~~~~!!」 水銀燈「誰が牛銀燈よーーーーーー!!」 数分後 ローゼン「・・・・・・・っと、真紅先生と水銀燈先生が喧嘩を始めてしまって、そのせいで全ての調理台をぶっ壊してしまったので、この審査を中止します。それじゃー次行きまーす。」 その4:彼らの嘆きは、読者の嘆きか? 控え室にて・・・・・・・ 蒼星石「翠星石・・・・その水着、ちょっと大胆だね」 翠星石「そう?これでも普通ですぅよ~ほら、水銀燈だってそうですぅ~」 水銀燈「このくらい着ないと、海に行った時に男共は鼻の下を伸ばすんだから、あんまり考え過ぎない方がいいわよ~」 蒼星石「う・・・・・・ん。そうだね」 雛苺「そう言っているけど、蒼星石も結構、胸の谷間を出しているのー」 蒼星石「!!い・・・いや、それは・・・・・・//////」(赤面) 金糸雀「ねぇ~ところで真紅は~?」 薔薇水晶「あれ?さっきまで居たのに・・・・・?」 雪華綺晶「彼女なら、ちょっと買い物に行って来るって、言ってたよ。始まる時には戻るって」 水銀燈「けど、こう見ると~雛苺って翠星石より大きいんじゃない?お胸~」 翠星石「そんなことねぇーですぅ!!私の方が大きいですぅ!!」 舞台 ローゼン「今なら、彼女達が着替え中の生音声が聞こえるよ~10分で、1千円だよ」 男性一同「うおぉぉぉぉぉ~~~~~~!!」 ローゼン「それと、隠しカメラで撮った生写真もあるよ~5枚1組で、1万円だぁー!!」 男性一同「買ーーーーーーーーーーーーう!!」 ジュン・ラプラス「馬鹿やってないで、さっさと始めろ!!ド変態馬鹿校長!!」 そういう訳で、始めます 水銀燈・・・・・ワンピースで、水銀燈には珍しく、白とピンクのカラー。やはり、谷間を出している。 金糸雀・・・・・黄色と茶色カラーのビキニ。 翠星石・・・・・・・黄緑と白のカラーのホルタービキニとパレオの水着。 蒼星石・・・・・・・青と水玉のビキニ。さっきの会話のように、谷間を出しています。 雛苺・・・・・・・・・ピンクと赤のワンピース。 薔薇水晶・・・・・・・水色とシルバーのワンピース。 雪華綺晶・・・・・・・薔薇水晶と同じ色で、ビキニ。 男性一同「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(涙)」 ジュン「なぁ、何泣いているんだ?」 ラプラス「さぁ・・・・・・?」 くんくん「嬉し泣き・・・・・ですかね?」 男性一同「どんなに大胆な水着を着ていても・・・・・どんなにセクシースタイルでも・・・・俺たちは『実際に』見る事は出来ない! こんな不条理があるのか! ちっくしょおおおおおおおうーーーーーーーー!!!」 ジュン「お前ら・・・・・・・・・・・・・・」 ラプラス「血の涙を流すとは・・・・・・・・・(呆れた)」 くんくん「あそこまで欲望に忠実だと、ある意味・・・・・・・尊敬しますね・・・・・・」 ジュン「・・・ん?ところで、真紅先生はどうした?」 蒼星石「彼女なら、買い物を・・・・・・・」 真紅「遅くなったのだわ!!」 舞台から登場する真紅。因みに彼女の姿は・・・・・ 真紅・・・・・・・赤と黒カラーのビキニ。そして・・・・・・ 一同「なんか、胸が大きくなっているんですか・・・・・・・・」 真紅「気のせいよ!!」 一同「気のせいじゃないだろ!!」 突っ込みながら、点数を決めようとした時。雛苺が・・・・・・・・ 雛苺「ねぇ・・・・・真紅~真紅の胸から、うにゅーがはみ出ているよ~」 真紅「!!!」 真紅の胸から、苺大福が少しはみ出ていた・・・・・・ 一同「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(同情する目) 真紅「同情した目で見ないで!!(涙)」 その5:あなたは、どのヒロインが良いですか? 8人「・・・・・・・・・・・・・・・」(全員、アリスの格好) 一同「あの・・・・・・すみませんが、他のコスプレでお願いします・・・・」 8人「・・・・・・・・・・・・・・・・分かった」 数分後 水銀燈・・・・・白雪姫のコスプレ 金糸雀・・・・・親指姫のコスプレ 翠星石・・・・・赤ずきんちゃんのコスプレ 真紅・・・・・・・不思議の国のアリスのコスプレ(結局、アリスのコスプレになった) 雛苺・・・・・・・マッチ売りの少女のコスプレ 薔薇水晶・・・・・・シンデレラ(ドレスバージョン)のコスプレ 雪華綺晶・・・・・・眠れる森の美女のコスプレ 蒼星石・・・・・・・・・・・・? くんくん「蒼星石先生は、どうしたんですか?」 水銀燈「袋の中身を見て何か、涙目になってたわよ」 翠星石「しゃーねなですぅ~ちょっと、連れてくるですぅ~」 控え室 「蒼星石―!いつまで、そこにいるです!さっさと来るですぅー!!」 「ダメ!!入っちゃダメ!!」 「はぁ!何言っているですぅ!それに、ダメって言うけど。入るですぅ!」 「あーーーーっ!・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「ねぇ、翠星石・・・・・・何で。僕にアイマスクを着けるの?そして、なんでダース○イダーの曲が流れるの!?」 「・・・・・・・・・・行こうか」 「これ、昔やってた番組のマネ!?」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 数分後。翠星石は蒼星石を連れてきて、舞台に戻った。 蒼星石は右手にマサカリ。左手には熊のお人形を持っていた・・・・・そのコスプレは 蒼星石・・・・・・金太郎のコスプレ 全員「(金太郎は童話じゃないよ!それに、ヒロインじゃねぇぇぇーーーー!!)」 蒼星石「・・・・・・・・・・・・・・・(涙)」 ローゼン「あー。そう言えば、人魚姫のコスプレを頼もうと思ったら、間違えて金太郎を頼んだっけ~」 三人「お前の仕業かぁぁぁーーーーーー!!」 その時、翠星石がローゼンのところへやって来た。そして、ローゼンの肩を触りこう言った。 翠星石「校長・・・・・・・今回はおめぇを尊敬してやるです・・・・・」 ローゼン「ハハハハ・・・・・・どうも(汗)」 嫌な汗を掻きながら、笑うローゼン・・・・・そして。・・・・・・ゴスッ!!っと、女には分からない痛みが、ローゼンを襲い、倒れた。そして、翠星石は笑ってこう言った。 翠星石「こんな可愛い、蒼星石を手放して溜まるかですぅーーーーー!!今すぐ、お持ち帰りですぅぅ!!」 全員「ちょっと待て!!?」 全員は全力で、突っ込み・・・・・・全力で止めた。少し負傷者が出たが・・・・・・・蒼星石が何とか止めてくれたお陰で、収まりました。 その6:結果発表のその前に、学園の門の前では 警察官A(ベテラン)「ついに・・・・・きたか・・で、町の住民の避難は終わったか?」 警察官B(新人)「ええ・・・・・けど、学園のイベントに・・・・私たちと特別機動隊まで呼んで、いくらなんでも大げさ、じゃないですか?」 警察官A(ベテラン)「・・・・・・・・・・お前はこの町に来たばかりだからな。だが、本当だ。気合を入れないと死ぬぞ」 警察官B(新人)「え・・・・・・・っ?けど、信じられませんね。あの名門の有栖学園が・・・・そんなこと」 警察官A「それと、有栖学園の教員には手を出すな。これがこの町で人生を平穏に過ごす為の鉄則だ。特に祭りの時はな。今年は特に荒れそうだ。校舎が吹き飛ぶかも知れんな」 警察官B「ハハハハ。幾らなんでも・・・・・」 警察官A「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 警察官B「・・・・・・・・・・・・・・・本当ですか?」 警察官A「・・・・・・・・・・無ければ良いんだかな」 警察官B「(ものすごーーーーーく、冗談に聞こえない)」 一方、舞台の審査員達は・・・・ ジュン(小声)「・・・・・・・・・って、一応決めたが・・・・・・・」 ラプラス(小声)「ええ・・・・・・・ですか、これをどう発表するか・・・・」 くんくん(小声)「私達以外の人は全て、非難しました」 ジュン(小声)「・・・・・・くっ!それなら、一緒に非難しとけば・・・・・・」 ローゼン(小声)「うん。全くだ。ミスに選ばれなかった、人達にボコボコにされて病院送りは、確定だね」 ジュン(小声)「そうだな・・・・・・・けど、校長。あんたの骨は拾っといてやるよ・・・・・・」 ラプラス(小声)「そうですな・・・・・・骨くらいは・・・・・」 くんくん(小声)「短い間、有難うございます・・・・・」 ローゼン(小声)「えっ!?僕、死亡確定!!?」 その7:結果発表 審査員一同「え・・・・・・・これから、発表します・・・・・」 教員一同「わくわく~~~~~」(笑顔) 審査員一同「第1回:教師限定。有栖ミスコンテスト大会の優勝者は・・・・・・」 教員一同「わくわく~~~~~~」 審査員一同「皆様が、あまりにも美しいので皆様が優勝です!!」 教員一同「・・・・・・・・・・・はぁ!?どういうこと」 審査員一同「・・・・・・・・・・・・」 教員一同「何故、黙る!?」 審査員一同「・・・・・・・・・・・・・だって、皆様が美しいので・・・・・・」 薔薇水晶「真実を教えて?」 ローゼン「死にたくないから」 他審査員一同「馬鹿ぁぁぁーーーーー!!・・・・・・・はっ!!」 教員一同(満面の笑顔)「・・・・・・・・・・・・・・イッペン、死ンデミル?」 (暗転)・・・・・・・・・・・・・・・ その8:アレから一週間。有栖病院では・・・・・・ ジュン(軽傷)「やっぱ、無理があったのか?この企画・・・・・」 ラプラス(中傷)「ですが・・・・・・・生きていただけでも、幸運ですよ」 くんくん(軽傷)「まぁー街が無事なだけでも、良かったですよ~」 ローゼン(重傷)「ホントだね~良かった~。けど第6の審査もやりたかったなぁー」 三人「第6の審査?」 ローゼン「最初決めてた時、企画していた他の皆が猛反対したから、却下したんだ~これが内容ね」 6:女は強くなくちゃダメだ!っと、そういうわけで有栖プロレス~ 対戦表 第1試合 雛苺VS薔薇水晶 第2試合 真紅VS金糸雀 第3試合 水銀燈VS雪華綺晶 第4試合 翠星石VS蒼星石 三人「ガクガク・・・・・・・ブルブル・・・・・・・・・」 ローゼン「どうしたの?皆・・・・・・?」 三人「よくこれを却下してくれた!有難う!!本当に有難う!!」 ローゼン「けど、暇だったら・・・・・やる予定だけどね~」 三人「ダメだ!!絶対にダメだ!!お願いだから止めてーーーーーー!!」 ローゼン「あ・・・・・・うん。分かった」 ー終了ー
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幕が下りた後、教師たちは校長に詰め寄り、口々にこう言った。 要するに「何しにきたんだ?」と。 ローゼン「いやだなぁ、今度の修学旅行の下見にやってきたんだよ。君達、今年の修学旅行は京都だって忘れて無いかい?」 あ、そう言えば・・・と思い出す一同。 ローゼン「本当は君達のうちの誰かに頼もうと思っていたんだけど、皆揃って行くって言うからね。 だったら黙ってた方が面白いかなぁって」 そういう大事な事は面白い・面白くないで決めるなとは思ったが、まあ良い。 水「ほんと、最初見た時は目の錯覚だと思ったわぁ」 薔「・・・・・・でも、ちょっと嬉しい」 翠「全く、サプライズ人事にも程があるですぅ」 蒼「それは言葉の意味が違うよ」 と、和やかに話す面々。ただ、1人だけ真剣な表情で詰め寄る者が居た。 真「校長先生?」 ローゼン「何だい?真紅先生」 真「これはくんくんを盛り立てていくお話よ・・・」 と、真紅は休憩時間中ずっと校長に演技についてお説教をしていた。 やれ、くんくんより目立ってはいけない。台本を無視するな。悪ふざけでくんくんにもしもの事があったら許さない、とも。 やがて、次の場面のセット切り替えが終わり、まもなく休憩時間が終わる。 スタッフ「まもなく始まりますんで、真紅さん、ローゼンさん、準備の方よろしくお願いします」 真「ええ、今行くのだわ」 ローゼン「ほ~い」
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バラエティ3 銀「もう読んだ?」 雛「まだなの、すぐに読むのよ」 銀「焦らなくて良いわよぉ。ゆっくり読んで頂戴」 雛「ありがとう。でも今読み終わったの」 銀「わかったわぁ。じゃあページ捲るわよぉ」 雛「うん!」 翠「…ってか何で水銀燈の膝の上に雛苺が居るですか!」 銀「あら、だって自分から乗ってきたのよぉ」 翠「だからってなんて羨ま…じゃなかったいやらしいことを…!」 蒼「雛苺、そこにいたら水銀燈も大変だから…」 銀「私は全然大変じゃないわよぉ。だっていつもこうしてるんだからぁ」 蒼「いつも!?」 銀「雛苺、どう座り心地は?」 雛「水銀燈の膝は気持ちいいのー!」 銀「ですってぇ」 蒼&翠「…怒畜生…!」 「あ…かっ…」 ――大切なものを奪われた…悲しみの連鎖… 「も…めて下さいませ…蒼…お姉…」 「…絶対に許さないよ。君だけは、絶対に…」 ――最後迄、願うは心が朽ち、堕ちてしまわぬようにと… 「やぁあ!めぐぅ…めぐぅうう!!!あっ…嫌っ…いやああああ!!!」 ――自分の欠片を奪われた…復讐のために。 「やめなさい!やめなさいったら!!助けて…ジュン…!!」 ――大事な人を奪われた哀しみを…思い知らせるために。 「やめて…ごめ…ごめんなさい、ごめんなさい…お父様…お父様ぁ!!」 ――大切な欠片を、弄ばれた憎しみから。 「やなの…何…これぇ…」 「なにか…くるっかしら…!!」 「「らめえええ!!」」 ――あるいは、純粋な少女を、汚してみたいという欲望からか… ――けれど、一時は…絆を、確かめ合いたい。 この一瞬を、大切に、覚えておくために… 「ずぅっと…一緒ですよ、蒼星石…!!」 Blue Roze ~薔薇と誓いと口付けと~ 成人向けゲーム 価格未定 ついに発売決定!! 豊富なキャラクターと繊細で可憐なグラフィック!! 薔薇乙女の辿ってきた記憶の一つ…その扉を、貴方の手で、開いてください。 主要キャラは全部で12人!! 更に原作ルートとアニメルートに別れてプレイが可能に!! ―原作ルート主要キャラ― 蒼星石、翠星石、雪華綺晶、水銀燈、真紅、雛苺、金糸雀、巴、めぐ、みっちゃん、オディール ―アニメルート主要キャラ― 蒼星石、翠星石、薔薇水晶、水銀燈、真紅、雛苺、金糸雀、巴、めぐ、みっちゃん ストーリー、キャラが異なる二つのルート。双方全員完全攻略を目指せ! ―限定版― 価格未定 限定版のみ、本ソフト一本に加え、『Blue Roze~記憶と白の海~』のセット! ゲームスタッフが創りあげた、切なくて胸が熱くなる…超感動オリジナルストーリーソフトです! ―予約特典― 特製蒼星石フィギュア スタッフの想いが詰まった限定版、ぜひ手に入れてください!! ――翠星石は優しく微笑みながら言った。 「私たちはずーっと一緒ですよ、蒼星石」 「よし、結婚だ!」 ――水銀燈は妖しく微笑みながら言った。 「蒼星石、貴女のこと好きになりそうだわぁ」 「よし、重婚だ!」 ――雛苺は無邪気に微笑みながら言った。 「蒼星石、大好きなの~♪」 「よし、翠星石と水銀燈と雛苺と僕のハーレム決定だ!」 蒼星石の意見に異論を唱える者はなく、 その後4人は幸せに暮らしたそうな。 紅「蒼星石、恐ろしい子!」 紅「うーん…」 リビングのソファに一人陣取る真紅。 右手でDVDのリモコンを操作しアニメを流し見、左手では原作の単行本を捲る。 翠「どうしたですぅ…?そんなに唸って…」 翠「って、やけにせわしないことしてるですねぇ」 紅「新刊のネタが思いつかないのよ…何かいい案は…」 翠「そんな無理に考えなくても…」 DVDも終盤に差し掛かろうとした頃。 紅「ハッ――――!閃いたわ!!」 翠「?どんなのですぅ?」 紅「ふふふ…聞いて驚かないことね…」 紅「その一!「原作蒼星石×アニメ蒼星石」!!」 紅「その二!「アニメ一期水銀燈×オーベルテューレ水銀燈」!!」 紅「この二つ!!この二つの二本立てでいくわ!」 翠「は…はぇ…??」 呆気にとられた顔で翠星石。 翠「そ…そんなネタ、アリですかぁ…!?」 紅「やおいネタでの例えになってしまうけど、(ピ---)では、」 紅「「アニメOPの(ピ---)×本編の(ピ---)」というネタを考え付いた猛者が居るというわ」 翠「そ…それは何とも腐女子の極みですぅ…」 翠「じゃ…じゃあこのネタもアリ…なんですかねぇ…??」 金「アリ…じゃないかしら…?」 雛「アリアリなのー」 雪・薔「アリアリ!!」「…アリアリ…」 紅「じゃあ次の本はこのネタで決定なのだわ!!」 銀・蒼「ないわよぉ!!」「ないから!!」 紅「腐女真紅保守だったわけだけど…このスレ的にこのネタはありなのかしら?」 銀・金・翠・蒼・雛・雪・薔「ないない。それはない。」 翠「この本面白いですぅ」 真「ホントだわ」 銀「流石蒼星石ねぇ」 金「カナには刺激が強かったかしらー」 四体のドールがホラー系の小説の感想を言い合っている 雛「雛も読みたいのー!」 蒼「はい」 雛「うゆ?雛日本語読めないの・・・」 翠「あーはっはっはっ!!流石お馬鹿苺です」 蒼「いや池沼苺に改名したほうがいいよ」 銀「脳みそはジャンクそのものねぇ」 真「こんな奴隷を持って恥ずかしいのだわ」 金「全くいつも付き合わされるカナの身にもなって欲しいかしら」 雛「う・・うゆゅ・・みんな酷いの・・・」 雛苺は泣き出してしまった 蒼「はいはい池沼苺のために仕方ないから読んであげるよ」 雛「びええええええん!!怖いのー!」 翠「じゃあ最初から聞くなですぅゴミ苺」 プロローグ 「はぁ…はぁ…」 ――喉が、あつい… 一人の少女が、森の中に倒れ込んだ。脚はひどく傷つき、衣服はぼろ切れのようになっている。 荒い呼吸が静まり、少女の倒れているところ一面には、血と思われる朱が、広がっている。 拙い寝息が聞こえる頃、木陰から幾つもの話し声。 「…こんなとこにぃ…女の子ぉ?」 「珍しいわね…」 「とりあえず…家…運んじゃう…?」 「…ん…」 少女が、瞼をあげた。 視界に広がるのは、殺伐とした森ではなく、暖かい…暖炉? 「あー!起きたのー!」 突然聞こえてきた、元気な女の子の声。すると奥の扉からは、6人の少女が揃ってやってくる。 「おはよぉ、お嬢ちゃぁん」 「どこか痛い処などございませんか?」 「今おかゆ作ってるかしら!」 ――目をぱちくりとさせ、次々と言葉を発する少女たちを見つめる。 「あら、この子、オッドアイ…?」 そこへまた一人、お盆を抱えた少女――緑を基調とした服装に、綺麗な長髪の――が走ってくる。 「おかゆ作ってきまし……」 少女の姿を見るなり、お盆を落として駆け寄ってきた。 「……蒼星石…!?」 「すい…せいせき…?」 ――二人の想いが、今、交差する… 「いばらの森とみちしるべ」 カミングスーン! な / ______ ぁ 訳/  ̄ヽ ぁな / \ ぁ い レ/ ┴┴┴┴┴| \ ぁ じ / ノ ヽ | ヽ ぁ ゃ ―( 。)-( 。)-| | んぁ ⌒ ハ⌒ | / !ぁ> __ノ_( U )ヽ .|/ ん |ヽエエエェフ | | \ | ヽ ヽ | | | √\ ヽ ヽエェェイ|/ \ `ー― /ヽ 蒼と翠は今日もイチャイチャぱこぱこどぴゅっどぴゅっ♥ そんなところに水銀燈がいつものように 「ローザミスティカちょうだぁ~い」とやってきた… 「ヒッヒッヒ…飛んで火にいる夏の虫とはまさにこのことですぅ…」 「たっぷり楽しませてもらおうか…君のローザミスティカをいただいてね!(勿論下の)」 「「ゆっくりイっていってね!!」」 蒼「翠星石、今日のW杯アジア予選の相手の名前しってる?」 翠「どこですぅ?」 蒼「オマーン国っていうんだって」 翠「///・・・あ、姉をからかうんじゃねーですぅ!」 蒼「いや、本当だよ。オマーン国」 翠「///(こんな子でしたっけ?)」 真紅「水銀燈、ちょっとココ、読んでみてほしいのだわ」 水銀燈「なによぉ、日本-オマーン?」 真紅「おっしゃおらあああああああああああああああ」 紅「水銀燈♥」 銀「真紅ぅ♥」 翠「蒼星石ぃ♥」 蒼「なんだい、翠星石♥」 金「ヒナ♥」 雛「カナ♥」 薔「…きらきー姉ちゃん…♥」 雪「ばらしーちゃぁん♥」 J「…僕の部屋がデートクラブに…。…テレビでも見てこよ…」 巴「のりさん…」 の「巴ちゃぁん…♥」 J「…この家に僕の居場所は無いのか…」 紅「今度の新刊はマリみての可南子×瞳子でいくのだわ」 蒼「真紅…なんでああなっちゃったんだろうね…」 翠「完全に堕ちてしまったですぅ…」 銀「だめねこれは…早く何とかしないと…」 雛「もう手遅れなのー」 ばらしー「私は…ローゼンメイデン第七ドール…薔薇水晶…」 雛苺「え?どーでんべいでん?だいななどーどぅ?なんて?」 ばらしー「………。」 真紅「…あの子はちょっと舌っ足らずなだけなのだわ。 あまりからかうと可哀想なのだわ。」 ばらしー「…別に…気にしてないです…。」 雛苺「え?べとぅに?なんて?」 ばらしー「………。」 翠「あー!」 蒼「どうしたの?」 翠「真紅から借りた本に紅茶を零してしまったですぅ…」 蒼「あーあ借り物なのに…」 翠「どうしよう…」 蒼「素直に謝るしかないよ」 翠「うう…」 結局謝った。 紅「あら、そう」 翠「そう…って、怒ってないですか?」 紅「大丈夫よ。それは布教用だから」 翠「布教用?」 紅「他に使用用、観賞用、保存用とあるから大丈夫なのだわ」 翠(こ、これはいわゆるオタク買いというやつですか…) ほふくぜんしんする雛苺w 銀「そんな格好で何してるのぉ?」 雛「しーっ、なの」 銀「?」 蒼「翠星石、今日も美しいよ…」 翠「蒼星石ぃ…」 銀「…ああ、なるほど…」 雛「ラブラブなのよー」 銀「いつもいつも飽きずによくやるわねぇ…」 雛「ヒナ達も負けてられないのー」 銀「え?」 雛「ヒナ達もラブラブするのー」 銀「ちょ、ちょっといきなり抱きつかないでよぉ…。…まぁ、いいけどぉ」 二組ともラブラブ 蒼「翠星石、今日も美しいよ…例えるなら君はビーナスの生まれ変わりのようだ…」 翠「蒼星石ぃ…恥ずかしいですよぉ…」 蒼「何も恥ずかしがる事は無いよ。だって、君がいるだけで世界はこんなに美しいバラ色に輝いているようなんだもの…」 翠「…うれしいですぅ…」 紅「…ひーっ、ひっ…ひぃ…! お、お腹がよじれるのだわ…!」 銀「ぷっく…! 世界がバラ色って、バラ色なのは蒼星石の脳味噌よぉ…あーおかしぃ…!!」 金「下手なお笑いより面白いかしら…あーははは…!」 雛「わ、笑いすぎて息が出来ないの…きゃははは…!」 この蒼星石は絶対口に薔薇咥えてる。
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落雷を受けたことによって変異したとされる、コクーンメイデンの堕天種。 攻撃のすべてに電撃が加わっている。 発生起源 アメリカ大陸西部 弱点 ◆属性:【氷】>【火】 ◆部位 部位 銃破 銃貫 剣切 剣破 剣貫 火 氷 雷 神 全身 20 60 40 30 50 70 40 90 90 数値が高いほど攻撃が通りにくくなります。 ◆状態異常耐性 耐性 持続時間 ホールド 標準 標準 ヴェノム 標準 標準 封神 標準 標準 探知タイプ 特に聴力が優れ、クアドリガ種と同等の探知力を持つ。 視力もオウガテイル種より優れている。 捕喰 ◆アラガミバレット 名称 入手率 属性 説明 サンダーレーザー -% 貫通・雷 長射程で貫通・直進する雷球を発射 サンダージャベリン -% 貫通・雷 急上昇後、上空で敵を狙って急降下する雷球 ◆素材 難易度4~6 難易度7~8 難易度9~10 チャレンジ素材名 【5】 【6】 素材名 【7】 【8】 素材名 【9】 素材名 【Ch】 爆縮体 24.3% 24.3% 雷妖精殻 40.0% 40.0% 雷妖精殻 40.0% 雷妖精殻 40.0% 雷妖精殻 24.3% 24.3% 妖精長棘 25.0% 25.0% 妖精長棘 25.0% 妖精長棘 25.0% 妖精長棘 24.3% 24.3% 爆縮体 20.0% 20.0% 雷砲体 15.0% 雷砲体 15.0% 雷砲体 14.6% 14.6% 雷砲体 15.0% 15.0% 爆縮体 12.0% 爆縮体 12.0% 妖精弾性体 7.8% 7.8% 妖精弾性体 8.0% 妖精弾性体 8.0% 妖精殻 4.9% 4.9% ※難易度7「ファミ通 稲刈り」に出現する個体は難易度6と同等。 ※チャレンジ「小さき者達の逆襲」に出現する個体は難易度8と同等。 出現ミッション 難易度 ミッション名 フィールド 討伐対象 備考 5 海軟風 愚者の空母 コンゴウ堕天、クアドリガ 5 夏の虻 嘆きの平原 シユウx3体 5 ショッピング・モール 贖罪の街 コンゴウ堕天x2体 5 スイート・ホーム 鎮魂の廃寺 サリエル 2体出現 5 サラセニア 鉄塔の森 サリエル堕天 2体出現 5 ナッツクラッカー 嘆きの平原 ボルグ・カムラン堕天(雷) 6 ブレイク・ショット 愚者の空母 クアドリガ堕天 7 ファミ通 稲刈り エイジス コクーンメイデンx30体 倒すたびに随時出現。能力や素材は難易度6と同等 7 アリゲーター・ハンター 鉄塔の森 グボロ・グボロ堕天(氷)x2体 8 ツナミ 愚者の空母 アイテール、グボロ・グボロ堕天(氷) 9 夜の斧 エイジス テスカトリポカ Ch 小さき者達の逆襲 愚者の空母 ヴァジュラテイル(火)、ヴァジュラテイル(雷)ザイゴート堕天(火)、ザイゴート堕天(雷)ザイゴート堕天(氷) 倒すたびに随時出現。能力や素材は難易度8と同等 Ch フォーティーナイナー 愚者の空母 ハガンコンゴウ、ボルグ・カムラン堕天(雷) 合計5体出現 Ch 頭上注意 鉄塔の森 コクーンメイデン堕天(火)、コクーンメイデン堕天(雷)ヴァジュラテイル(火)、ヴァジュラテイル(雷) 3 とある神機の欠陥電気 愚者の空母 コクーンメイデン ダウンロードミッション3体出現。能力や素材は難易度6相当 Ch クイックドロー3 煉獄の地下街 コクーンメイデン堕天(雷)x8 ダウンロードミッション制限時間が 30秒 放射・爆発バレットを無効化する Ch 光芒一閃 愚者の空母 コクーンメイデンx2体コクーンメイデン堕天(火)x3体コクーンメイデン堕天(雷)x3体 ダウンロードミッション攻撃力と体力が超強化されている 行動パターン 内容 詳細・前後の行動 対処法 サンダージャベリン 上空へ発射後、ターゲットを狙って降下する電撃弾着弾範囲はコクーンメイデンの正面プレイヤーとの高さが違う場合は多用してくる 立ち止まらない サンダーレーザー 前方に直接照準で電撃弾を発射見てからの回避も可能 移動 前方ニードル 胸を開き、前方に針を突き出す。出が早い追加効果:スタン 前方に立たない 全周ニードル 縦に伸びて溜め、周囲に針を突き出す。攻撃範囲は左右に広い追加効果:攻撃力下降 範囲外へ離脱 攻略 基本的な点は他のコクーンメイデン種と同じ。 「前方ニードル」による追加効果はスタン。基本的に後ろに回って剣戟を叩き込めばそれほど苦戦はしない。 「全周ニードル」には攻撃力下降が付加されている。 他のコクーンメイデン種と違わず、プレイヤーとの高低差がある場合は「ジャベリン」を多用する。 大型アラガミがいるとそちらに気をとられがちになるので、放置すると思わぬダメージを受けることになる。 しかも攻撃を受けるとスタンする可能性があり、さらに致命的な事態になることもある。 基本的な対処法は見つけ次第倒してしまうか、完全に射程外まで離れるかになる。 メモ コメント欄は質問するところではありません。質問は2chの全力質問スレか掲示板でお願いします。 ※追加報酬については、難易度ごとに分かれた追加報酬のページに報告願います。
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ある日の学園で、片隅にある空き部屋である事が始まった・・・・・・・ 蒼星石「生徒や教師たちの悩みを解決する為の施設、という事で悩み相談室を作ったのはいいと思うよ。けど・・・・・・・」 ローゼン(牧師の服を着ている)「悩める子羊たちよ、私に何でも相談したまえ。どんな悩みも解決してみせよう~」 蒼星石「凄く胡散臭い感じがするのは何故だ?そして・・・・・どうして僕にまでシスターの服を着せるのです?」 ローゼン「僕の趣味だ!後で、全員にも着せる!」 蒼星石「言い切りやがったなぁ!このエセ変態神父!!」 (半分、黒発動) 数分後・・・・・・・・・・・・・・ ローゼン(蒼星石にちょっと、殴られました)「お、今日の子羊が来たぞ。君の悩みは何だね?」 巴「はい。私には付き合っている人がいるのですか・・・・・けど最近、ツンデレ教師と紅茶にうるさい教師の2人が。その人を扱き使って・・・・・・・・」 ローゼン「なるほど・・・・・恋の悩みか。ライバルが多いのは大変な事だね。ならば排除したまえ。主もお許しになるだろう」 巴「!そうか・・・・。殺られる前に殺れ、取られる前に消せ、という事ですね!!ありがとうございます!」 蒼星石「ちょっ、ちょっと柏葉さーん!・・・・・・・行ってしまった。校長、自分からトラブルの種を蒔くような事をして、一体何を考えているんですか!」 ローゼン「蒼星石ちゃん。僕はこの学園の真理を悟ったんだ」 蒼星石「真理?」 ローゼン「うん。『面白ければ全て良し!』。『ギャグは法を超越する』。 そして、『どうせ僕達がトラブルを出しているんだから、この際。楽しんで、暴走してやろう』って良い考えでしょ~?」 蒼星石「良くねぇーよ!それ、ただのヤケクソでしょ!?校長の罷免を要求します!」 (翌日) 蒼星石「柏葉さんと翠星石と真紅の3人に、水銀燈が「私も混ぜろ~」と言って。4つ巴の大激突。4人とも、全治一週間のケガ、か・・・・・・・。お見舞い品は校長に金を出させて、豪華な物を送ろう・・・・・・」 終了
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はぁ、はぁ……良かったー、なんとか1回目のチャイムに間に合ったよ。 蒼星石と話をしながら来たから回り道したんだよなぁ~ってアブナイ!! 遅刻しそうになったジュンは階段を走り、そのまま勢いよく廊下に飛び出る。 そこに水銀燈のクラスからフラリと出てきた翠星石とぶつかった。 「うぅ~、いったいですぅ~。気ぃつけやがれですぅ!!」 「ゴ、ゴメンなさい…って翠星石かッ!」 「ジュ…ジュン!?」 偶然とはいえ目の前にジュンがいる。 翠星石にとって今日1日はジュンと目を合わせたくなかった。 しかし今、こうして手をほんの少し伸ばせば触れられる位置にジュンがいる。 それもいつもの笑顔で尻餅をついている翠星石に手を差し伸べている。 一瞬、差し伸べられている手を取りそうになる翠星石だが、すぐに澄ました表情でジュンの顔を見ずに立ち上がると無言のまま教室に戻った。 あれぇ~? どうしたんだろ翠星石…いつもなら怒ってくるのに… まさか、マジで怒ってるのかな?でも廊下でぶつかったくらいであんなに怒るはずないよなぁ~? ジュンはヤリ場の無くなった手を引くと、不思議そうに頭をかきながら教室に入っていった。 まだ授業が始まっていないため生徒達の話し声が教室の中を行きかう。 その会話に混じってジュンに挨拶をする真紅の声が聞えた。 「おはよう…ジュン…」 「あ、あぁ、おはよう」 今朝すでに2人は、おはようと言い合ったはずなのに今こうして改めて声を掛け合っているのに気付き、互いに少しうつむく。 しかし、その不自然さに真紅がクスッと笑うとジュンも顔を上げて笑い出す。 そんなジュンと真紅の軽い笑い声に言葉はいらなかった。 そして授業が始まり、教室の雑音が極端に少なくなってもとなりどうしのジュンと真紅は小さな声で何やら話し、時折クスッと笑っている。 いつもなら、そんな時は決まって後ろの席に座る翠星石がチョッカイをかけてくるのだが、今日は何もしてこない。 それどころか意図的に2人の方を見ないようにしている。 それに気付いた真紅はジュンとの会話の中で翠星石のことについて質問する。 「ねぇ、ジュン。今日の翠星石はどうしたの?」 「あぁ、僕もオカシイと思っているんだよ、なんだか怒ってるみたいで」 「なにか心当たりってあるかしら?」 「さぁ、さっき廊下でぶつかった事くらいしか思いつかないよ…」 いくら2人と席が離れているとはいえ翠星石の耳には微かにジュンと真紅の話し声が聞える。 いや、聞えると言うよりも顔は違う方向を見ながら、意識して2人の会話を聞いていたといったほうがいいだろう。 しかし席がやや離れているため詳しい会話の内容までは聞き取れない。 だが、時折2人の会話の中に自分の名前が含まれているのは聞き取れる。 なんですぅ! 翠星石の何を話してるですかぁ~!! 普段の翠星石ならこんな感情など持たないだろう。 しかし今の翠星石はジュンと真紅に対して怒りを感じ始めていた。 それは明らかに嫉妬から怒りへと心境が変化した瞬間であった。 そのため翠星石は授業が終わり、教室に騒がしさが戻るとすぐに教室から姿を消し、次の授業が始まる直後に戻ってくるといった行動を取り始めた。 その間、ジュンと真紅は何度か翠星石に話しかけたが、帰ってくる言葉は短く素っ気無いものばかりであった。 そしてそのまま午前の授業は終わり昼休みに入った。 「もしもし…あぁ、水銀燈? えぇ、どうしたの?」 「どうしたの?じゃないでしょぉ~。曲ができたのよぉ~って翠星石から聞いてなかったのぉ~?」 「えっ、な、何も聞いてないのだわ」 「そぉ?翠星石もそこにいるんでしょぉ~?早くみんなで部室に集合よぉ」 「解ったわ、でも翠星石はここにはいないわ…」 「ふぅ~ん、部室に向かってる途中ぅ?まぁいいわ、すぐに私が翠星石に電話するからぁ、真紅もすぐに来てねぇ~」 もう、真紅もジュンも知らねぇですぅ…蒼星石も水銀燈も金糸雀も、みんなみんな大っ嫌いですぅ!! 昼休み時の楽しそうな声が聞えてくる中で翠星石は一人、だれもいないテニスコートのベンチに腰をかけて両膝を抱いていた。 「おかしいわねぇ~、翠星石ったら電話が通じないわぁ」 「どういう事かしら、この学校で圏外になる所ってあるかしらぁ?」 「圏外ぃ? あぁ、あの場所ねぇ~」 水銀燈は金糸雀のいった圏外に心当たりがあった。 以前、ローゼンメイデンの母体である軽音楽部の部室がまだ無かった頃、水銀燈はよくテニス部の部室で授業をサボっていたのだ。 そこは校舎と他の建物や山などの位置関係なのか極端に電波が届かなかったことを思い出した。 「まったく、テニスなんかヤッてる場合じゃないのに~、ちょっと翠星石を連れてくわぁ~、真紅が来たら曲のイメージだけでも言っておいてぇ」 「解ったかしらぁ~」 水銀燈は部室を出るとまっすぐテニスコートに向かった。 それから数分後、真紅とジュンが部室に姿を見せる。 あらぁ、なぁに? あの子ったら一人で何をヤッてるのぉ~? 水銀燈がテニスコートで見たのは抱えた膝に顔を埋めて泣いている翠星石の姿であった。 それは建物の影で体を丸め、弱々しく泣きじゃくる子猫のようにも見えた。 す、翠星石ぃ……? 思いもしない場面にでくわした水銀燈はそっと翠星石に近寄る。 冷たい北風が泣きじゃくる栗毛色の髪を乱す。 そんな髪を直すことなく声を殺して、ただ今は細い肩を揺らして泣いているだけ。 水銀燈はそっと翠星石のとなりに座ると無言で乱れた髪を撫でた。 「うぅ、グスッ…さ、触るな…ですぅ…グスッ」 「フフッ、泣くか怒るどっちか、どっちかにしなさい」 「な、泣いてなんかねぇですぅ…グスッ」 翠星石は膝に顔を埋めたままで髪を撫でる水銀燈の腕を振り払おうとするが、反対にその手をつかまれてしまう。 それでも始めは、つかまれた手をどうにかしようと弱々しくも抵抗を試みる。 しかし水銀燈はそんな翠星石の手を握ったまま自分のほうへグイッと引き寄せて嗚咽に震える細い肩を抱いた。 「何があったか知らないけどぉ、強がるのはヤメなさぁい、子猫ちゃん」 「す、翠星石は…グスッ、な、泣いてなんかねぇですぅ…うぅ、うぅ…」 Illust ID VrCrFKAKO 氏(112th take) 「はいはい、泣いてないわねぇ~、翠星石は強い子よねぇ~」 「そ、そーですぅ、翠星石は強い…強い子なので…うぅ、うぇぇぇ~~ん」 抱かれた肩が鳴き声と共に大きく揺れる。 水銀燈はそんな翠星石の肩をより強く抱きしめた。 それは優しくてとても温かみと安心感があったのか、いつしか翠星石は埋めていた顔を膝から水銀燈の胸に変えて声を出しながら泣いていた。 そうなのぉ…まさか真紅があのままジュンの家に泊まったとはねぇ… 一通り泣いた翠星石から今回の訳を聞いた水銀燈は、あの時ムリをしてでも雨の中を走って真紅を迎えに行けば良かったと感じた。 しかし同時にあの真紅が簡単に男女の境界線を越えるとは思えなかった。 確かに今回のは私にも原因があるわぁ……それにこのままだとバンドは解散になっちゃうわねぇ~。 ようやく泣き止みつつある翠星石の背中をさすりながら考える。 そして水銀燈はベンチから立つと冷たい北風の中で泣いていた翠星石に暖かい飲み物を買ってくると言い残して自販機のほうに向かって歩き出す。 コクッと言葉なく頷いた翠星石は、ようやく涙を拭う。 「もしもし、あぁ水銀燈? 今どこにいるの?」 「ねぇ、真紅ぅ、ちょっと聞きたいんだけどぉ~」 水銀燈は自販機でホットカルピスのボタンを押しながら携帯電話で真紅と話しはじめた。 「ねぇ、昨日の夜ぅ、貴女どこにいたのぉ~?」 「えっ……そ、それは…」 突然の質問に答えが出てこない真紅は言葉を詰まらせたまま何も言い出せなかった。 「ふぅ~~ん、やっぱりそぉ~なの? 泊まっちゃったんだぁ~」 「………」 「で、もしかしてぇ~~何かあった訳ぇ?」 「な、何を言ってるの、私は何も…そんなことないのだわ!」 水銀燈の言葉に真紅はジュンの唇を感じた一瞬を思い出すと、「何も無かった。」とは言い切れない真紅がいる。 「私は真紅とジュンを信じてるけどぉ、本当に何も無かったのぉ?」 「…な、何も……そんな…」 「まぁ、いいわ信じてあげるぅ、でも話があるから昼休みが終わったら そのまま部室に残っていてほしいわぁ」 「部室?」 「そうよ、詳しい話はその時にするからぁ、あっ、話は私と真紅2人っきりよぉ~、イイ?」 「わかったわ」 「じゃ、また後でねぇ~」 そういい終わると真紅と水銀燈は同時に電話を切る。 しばらく携帯のモニターを見つめる真紅の後姿をジュンと金糸雀は心配な顔付きで眺めていた。 「なぁ真紅。今の電話は?」 「水銀燈かしら?それとも翠星石かしらぁ?」 「い、家の用事よ…」 携帯を制服のポケットに仕舞い込む真紅を見てジュンは、今言った言葉がウソだと直感的に解った。 おそらく金糸雀もそう感じただろう。 そのため部室にはどこか重い空気が漂い始めた。 その頃、水銀燈に貰ったホットカルピスを頬にあてて温もりを感じながら翠星石はベンチに座って北風に流される雲をただぼんやりと見ていた。 そしてチャイムが鳴った後、ジュンと金糸雀には家に電話をするから授業は遅刻すると言い残し、部室に残った真紅。 そこに少し遅れてやってきた水銀燈は音を立てないようにドアを閉めた。 「おまたせぇ~」 「話ってなんなの?水銀燈」 「フフッ、いろいろ聞いてみてもイイ~?」 「聞く? 私に何を聞きたいというの?」 「もちろんバンドの事よぉ、TV出演の期限が近付いていることだしぃ~~」 水銀燈はそう言いながらロッカーの中に隠している灰皿とタバコを出すとジョーカーに火をつけ、フゥ~っと煙を漂わす。 そして言葉を続けた。 「ねぇ真紅ぅ、今のままで私達のバンド、うまくヤッていけると思う~?」 「バンド…?」 「そぉ、バンドよぉ~」 真紅はいまいち質問の意味が解らなかった。 有栖川神社で行われたライブでも圧倒的に観客をひきつけたのは間違いなくローゼンメイデンである。 しかもそのライブ映像が24時間テレビで全国に流れるとTV局、ならびに数社のレーベルからコンタクトが入りだした。 そのことで真紅達はローゼンメイデンというバンドに大きな自信を感じていたのは確かである。 「どういう意味なの?水銀燈、質問がよく理解できないわ」 「ねぇ、真紅ぅ……演奏中に音程がズレたら、音がかみ合わなくなったらどうするぅ~?」 「修正していくわ、当然でしょ」 「じゃ、修正してもぉ、ぜんぜんダメな時はどうするのぉ?」 「どうするって…ねぇ水銀燈、貴女なにが言いたいの?はっきり言って頂戴」 どうも的を得ない質問に真紅は少し苛立ちを感じながら言った。 それに対し水銀燈はジョーカーの煙を天井に向かってフゥとはきながら静かに言葉をだす。 「今朝ジュンの家から帰るところを…翠星石に見られていたのに気付いてたのぉ~?」 「…えっ!!」 突然のセリフに真紅は驚き何も言えない。それどころか思考そのものが止まった感覚すら覚えた。 「貴女もぉ、翠星石の気持ちって気付いていたんでしょぉ~? まぁ貴女もジュンの事を意識しているのは解ってたけどぉ、正直どうなのぉ?」 まさか今朝のことを翠星石に見られていたとは思いもしなかった真紅は水銀燈の質問に言葉が出ない。 「…わ、私は………」 「まぁ、それは貴女と翠星石、そしてジュンの個人的な問題だから私はあまり口を挟むつもりはないけどぉ~、 ねぇ真紅ぅ、翠星石、泣いていたわよぉ~、 たぶんこのままじゃバンドは解散ねぇ……」 「そ、そんな……私は…」 水銀燈の言葉に真紅はただ言葉を無くし、うつむいた視線は足元に落ちているピックを見つめるだけ。 「最悪、バンドか男かを選ぶのは貴女と翠星石だからぁ~、 でもねぇ、その 両方を取るなんて多分できなわよぉ~、 これと同じことは翠星石にも言ってあるしぃ~、後は貴女達で決めなさい」 そう言うと水銀燈は短くなったジョーカーをもみ消し、出口に向かって歩き出した。 ドアに手をかけて部室から出て行こうとする水銀燈は最後に振り向きながら俯く真紅に向かって声をかける。 「あっ、そうそう、もし解散なら声をかけてねぇ~私の知らない間に解散だったなんてバッカみたいだからぁ~ フフッ、それと午後の授業はサボるから金糸雀に言っておいてねぇ~~、じゃぁねぇ~」 それだけ言うと水銀燈は部室を出て行く。 そして独り残された真紅はピックを見つめながら寒い北風が窓を叩く音を聞いていた。 (以下執筆継続中) (6)に戻る/長編SS保管庫へ/(8)に続く
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Story 酔いman 氏 Illust ID InTE7MHI0 氏 6月のカレンダーも残す日付が少なくなる頃、人気ロックバンド ローゼンメイデンは1ヶ月ぶりのオフを取り、久しぶりに訪れた ゆるやかな時間を過ごしていた。 生まれたままの姿でシーツにくるまり眠っている真紅。 寝返りをうつと、長くつややかな足と、細く小さい肩、 小ぶりながら形のいい右胸が、寝返りで乱れたシーツから覗く。 大きい瞳がゆっくりと開き、ベッドの上で軽く両手を伸ばして目覚める。 どうやら連日のハードスケジュールに疲れた真紅は、シャワーを浴びた 後、そのままの姿でベッドに入ったようだ。 下着を探し、ベッドの周りを見渡す真紅、だが見当たらない。 「しかたないわね」 ベッドからシーツを取ると、ローブのように体にまとって寝室から リビングへと向かう。 シーツが落ちないように押さえているためか、真紅の小さいながらも 形のいいバストを浮かび上がらせ、ピンク色の小さいつぼみが薄い シーツ越しに透けて見えている。 Illust ID InTE7MHI0 氏 「梅雨だからしかたないけど、ジメッとしてるわ」 エアコンの調子がよくないのか真紅の部屋は蒸し暑さが感じられる。 後ろまで隠していない真紅の姿は、ゆるやかな曲線を描いたような 背中のライン、歩くたびに小さく左右に揺れる柔らかく弾力がある グミキャンディーのようなヒップ、そこからスラリと続くふくらはぎも プルンっとはじけて揺れ、素足がフローリングの冷たさを伝え、少し 気持ちよく感じられる。 真紅はそのままの姿でリビングの椅子に座ると、もう一度おおきく 背伸びをする。 「あっ、うぅ~ん」 背中を反らして伸びる真紅からシーツは音もなく滑り、椅子に座る 真紅の膝の付近で止る。 腕を天井に向けて上げ、胸を前に突き出す形で大きな背伸びをすると、 その姿勢に小さいバストは少し形を変え、おしりだけで座る椅子から 水平に伸びる細い足、柔らかいふともも、そしてキュートなつまさきに 力が入る。 背伸びが終わると、小さく吐息をもらす真紅。 「あっ、あぁ~」 小さな雨音が聞こえる。 ブラインド越しに見える空は灰色。 雨に煙る高層ビルの群れ。 窓を伝い落ちていく雨粒。 「せっかくのオフなのに、雨ね・・・」 テーブルに置かれた電話が鳴る。 真紅は椅子から立ち上がると、シーツは床に落ちていく。 「真紅ですかぁ? 翠星石でっすぅ~」 「どうしたの、翠星石?」 電話のコードを指でクルクルと巻きながら話す真紅。 「せっかくのオフなのに、雨でヒマヒマなので遊びにきやがれですぅ」 「そうね、私も予定はないから」 指に巻きつけていたコードが突然パッと解けて真紅の胸の先にある 小さなつぼみを撫でるように触れていく。 「やんっ」 「ど、ど、どうしたです真紅?いきなり色っぽい声を出して?」 「な、なんでも無いのだわ!シャワーを浴びてから行くわ」 頬がうっすらと赤くなった真紅は電話を切ると、バスルームで 熱めのシャワーを浴び、お腹が見える短いシャツにビンテージ ジーンズ姿でマンションを出ると、いきなり大きな 水溜りに足を踏み入れる。 「もう最悪だわ、靴がビショ濡れよ。梅雨なんて嫌いだわ」 そう独り言をいいながら灰色の空を見上げ、傘をパッと開いた。 そして同じように傘をさした人込みに紛れていく真紅。 雨、降りしきる憂鬱な雨。 タイヤがはじく水溜りの音。 街の通りに咲く色鮮やかな傘の花。 紫陽花にカタツムリ。 夏の匂いを運んでくる6月の雨。 そんな何でもないオフの日の真紅であった。 コラボ作品保管庫へ
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そこは音も無く、暑さや寒さといった感覚も無い世界だった。 だが、何も無いというわけではなく、この世界には無数の鏡が浮遊していた。 そして、それらは多くの光景を映し出していた。 公園で遊ぶ親子、タバコを吸うサラリーマン、ゲートボールに興じるおばあさん・・・。 そんな鏡に囲まれながら眠る少女がいた。 彼女は目をつぶりながら考える。 『私は何者なのか?』 『私はどうして存在するのか?』 だが、彼女はすぐに考えるのをやめてしまった。 仕方がないのだ。 なぜなら、この問題はもう何千回・何万回と考えており、すでに結論が出ていたのだから。 自分は『無の世界』の住人。 『無』に生きる者なのだから、存在理由も『無』いのだ・・・。 そう自分に言い聞かせると、彼女は眠りについた。 一方、風都にある遊園地<ウィンダーランド>内を2つの影が疾走していた。 前方を走るのはロブスター・ドーパント、 そしてそのドーパントを後方から仮面ライダーW ファングジョーカーが追いかけていた。 『待ちやがれ、海老野郎!』 Wに存在する左 翔太郎の意識が叫ぶ。 「『待ちやがれ』って言われて止まるアホがどこにいるか!」 ロブスター・ドーパントは逃げながら正論で返した。 『ふざけるな!』 SHOULDER FANG!! Wはファングメモリを2回押し、ショルダーファングを出すと、 勢いよくロブスター・ドーパント目がけて投げた。 だが、ロブスター・ドーパントの装甲は硬く、ショルダーファングを跳ね返されてしまった。 「しつこい奴だ・・・ん?」 逃げるロブスター・ドーパントの目に飛び込む<鏡の館>の看板。 「いちかばちかだ!」 そう言って、ロブスター・ドーパントは鏡の館に飛び込んでいった。 『あいつ、あの中に逃げやがった!』 「問題無い。むしろ『袋のネズミ』・・・いや、『まな板の上のロブスター』ってところかな?」 フィリップはそう言うと、鏡の館の中へと入っていった。 室内に広がる無数の鏡、そして全ての鏡にアームファングを構えるWの姿が映し出されていた。 この部屋のどこかにロブスター・ドーパントがいる・・・。 そう思いながら臨戦態勢を取っていると、Wは何かを感じた。 「危ない!」 Wがとっさに体をかがめる。 その直後、鏡の中から・・・いや、鏡の壁を破ってロブスター・ドーパントが持つ大きなハサミがロケットのように飛来した。 「ふん、運の良い奴め・・・。」 壁に出来た穴の向こうでは、ハサミを再生していたロブスター・ドーパントの姿があった。 すかさず、アームファングで切りかかるW。 だが、ロブスター・ドーパントは横ばいを思わせる素早い動きでさっさと鏡の影に隠れてしまった。 『隠れて戦うなんて卑怯だぞ!出てこい!!』 「残念ながら卑怯とラッキョウは俺の大好物なんでね!」 部屋に響くロブスター・ドーパントの声。 そして、鏡の壁を突き抜けて発射される無数のハサミがWを襲う。 Wはファングジョーカーの持つ身軽さと闘争本能でハサミを交わしていくが、 ロブスター・ドーパントへの攻撃手段が見つからず、防戦一方であった。 『くそっ!何か手段はねぇのか?!』 ヒートアップする翔太郎の意識。 その時、彼の目に何かが入った。 この部屋には自分たちと海老野郎しかいないはず。 しかし、あの鏡には『白薔薇のような少女』が映っている・・・? 『あれは・・・?』 突然の事態に気を取られる翔太郎。 「翔太郎、何しているんだ!」 フィリップの声にすぐさまハッとするが、先ほど『少女』が見えた鏡を貫いて発射されたハサミをよける時間は無く、 ハサミによってベルトに装着されたファングメモリを損傷させられるのであった。 強制的に変身が解け、フィリップとなるW。 フィリップは逃げようとするが、再び飛んでくるハサミに足を取られ、逃げることが出来なかった。 「ふぇっふぇっふぇ・・・これで仮面ライダーもおしまいだなぁ!」 そう言いながらフィリップのもとへやってくると、ロブスター・ドーパントは腕の大きなハサミを振り上げ、 フィリップの体を叩き潰そうとした。 その時、ロブスター・ドーパントの顔に目がけて、蜘蛛の巣のような物が張り付く。 「うわっ?!なんだこれは!」 いきなりの事態に慌てだすロブスター・ドーパント。 「・・・さっきのミスに対するお詫びのつもりかい、翔太郎?」 フィリップの後ろには、スパイダーショックを構える翔太郎の姿があった。 「すまねぇ、フィリップ。とりあえず、さっきのことについての言い訳云々やお詫びは後にさせてくれ。 ・・・まずはコイツの始末だ!」 そう言って、ダブルドライバーを装着した。 「「変身!」」 CYCLONE!TRIGGER!! 翔太郎の体を包む緑と青の装甲。 そして、仮面ライダーW:サイクロントリガーが姿を現した。 「海老野郎!さっきのお返しにてめぇの体を蜂の巣に・・・。」 「ちょっと待って、翔太郎。」 突然、フィリップが声をかける。 「どうしたってんだよ、相棒!せっかく口上を決めてるって時に!!」 「・・・なんで、『君だけがWになってる』の?」 「・・・え?」 そう言って、横を見るW。 そこには、いつもなら気絶しているはずのフィリップが平然と立っていた。 『どうして・・・私がこの世界にいるの・・・?』 突然、フィリップがいるはずのWの右半身がしゃべりだす。 「女の・・・声・・・?」 OP:http //www.youtube.com/watch#!v=updaAwZ_WDE feature=related 「おい!どういうことなんだよ、フィリップ!」 翔太郎のみが変身したWがフィリップに問いかける。 「僕にも分からない・・・。それに、僕の代わりに誰かの意識が翔太郎と合体してるみたいだけど?」 「おお、そうだ!おい、俺の右半身!お前は誰なんだ?!」 『私は・・・私は・・・。』 「おいおい、しっかりしてくれよ!」 「お前ら・・・勝手にひとり芝居をやってるんじゃねぇ!!」 状況的に無視されていたロブスター・ドーパントが己のハサミをWに向けて投げつける。 「危ねぇ!!」 『きゃあ!』 瞬時にハサミをよけたWはトリガーマグナムを構えようとする。 だが、謎の意識が右半身に取り込まれているため、Wの右手が反応することは無かった。 仕方なく、左手でトリガーマグナムを構えて発砲するW。 しかし、利き手ではないため、弾の軌道は完全にあさっての方向を向いていた。 「くそっ、こうなったらルナ・トリガーになるしかねぇ!おい、ルナのメモリを挿すんだ!!」 『え・・・ルナ?・・・メモリ?えぇっと・・・。』 慌てふためく右半身。 そんな状況に翔太郎はさらにイライラするのであった。 「なんだか知らんが・・・相手が混乱しているうちに逃げるとするか。」 この状況を見たロブスター・ドーパントは口から泡を吹き出して煙幕を張り、その隙に鏡の館から脱出するのであった。 翔太郎の怒りが爆発する。 「おい、右半身のお前!どうして俺に合体したんだ!お前がどたばたしてなければ、今頃あの海老野郎を・・・!」 『・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい。』 その声は完全に泣いていた。 膝から落ち、大粒の涙を流す右半身。 そんな状況に翔太郎はハッとした。 「え・・・あ・・・えぇっと・・・ごめん、泣かせて悪かった。・・・な?だから、泣くのをやめてくれよ。・・・ね?」 そして、先ほどの怒りが嘘だったかのように、翔太郎は彼女をなだめた。 ハードボイルドにとって、<女を泣かす>ことは重罪である。 にもかかわらず、 自分はロブスター・ドーパントを倒せなかった怒りを思わず彼女にぶつけてしまった。 どうしてこんなおろかな行為をしてしまったのか・・・。 そんな自責の念が翔太郎の体を渦巻いていた。 「・・・というか、君がまだまだハーフボイルドなだけなんだと思うけどね。」 まるで翔太郎の心を読んだかのようにフィリップが言う。 「間違ってねえけど、そういうことをフツーに言うな。」 翔太郎は落ち込みながら、ダブルドライバーのメモリを外し、変身を解いた。 「お~い、翔太郎く~ん!フィリップく~ん!」 鏡の館を出た2人の耳に鳴海 亜希子の声が聞こえてきた。 声の方向を見ると、亜希子だけでなく照井 竜の姿もあった。 「海老のお化けは?!」 「すまねぇ、ちょっとしたアクシデントで見失っちまった。」 「そう・・・って、あれ?フィリップくん、それってもしかして・・・。」 亜希子がフィリップの持つファングメモリを指差して言う。 しかし、ファングメモリは先ほどの攻撃により一部機械が損傷し、活動を完全に停止させていたのであった。 「やれやれ・・・随分とお前ららしくない結果だな。」 「ああ、そのことなんだが・・・。」 翔太郎が、先ほどの戦いで起きた不思議な出来事について話そうとした時、再び亜希子が何かに気づいた。 「ん・・・?!翔太郎くん!どうしたの、その右手?!」 「右手?」 翔太郎が自分の手を見る。 そこには袖口から植物のツタのようなものが伸び、右手に絡み付いていた。 「うぉい、何だコリャ?!」 突然の事態にジャケットを脱ぐ翔太郎。 そこには、右腕全体にツタが絡み付いていることがYシャツの上からでも分かるような状況となっていた。 「翔太郎!」 「今度はなんだ?!」 「襟元からツタが出ている・・・。」 フィリップの指摘どおり、今度は襟元から伸びるツタ。 そのツタはまるで意識があるかのように翔太郎の耳を一周すると、耳の谷間につぼみを形成するのであった。 「これは・・・薔薇の花か?」 フィリップが触ろうとするが、まるで触られることを嫌がるかのようにそのつぼみは勢いよく開花し、 白い薔薇が姿を現すのであった。 「ちょ・・・何なんだよ、コレ?!だぁ~っ、誰か取ってくれ!!」 「情けないハーフボイルドだ。たかが薔薇の花に脅え・・・。」 『やめて!!』 「「「・・・え?」」」 照井が翔太郎に咲いた薔薇を掴もうとした途端、突然薔薇の花から女性の叫び声が発せられる。 それに驚いた3人が薔薇の花を凝視すると、その薔薇からはまるで花粉のように光の粒子が発せられ、 それらは翔太郎の背面に少女の形を作り出すのであった。 『お願いです、薔薇の花を取らないでください!』 「これは・・・女の子?」 興味深そうに繁々と少女を見つめるフィリップ。 一方、隣の照井は青ざめた顔をしていた。 「・・・あれ?竜くん、どうしたの?」 「・・・お・・・お・・・お・・・お化けぇ?!?!?!?!?!?!」 突然走り出す照井。 その様子は、今までのハードボイルドさからは想像出来ないほどの慌てようだった。 「照井 竜、完全無欠のハードボイルドもまさかお化けが弱点だったとは・・・興味深い。」 今度は照井の方を繁々と見るフィリップ。 一方の照井は奇声をあげて、遊園地の出口へと一目散に逃げるのであった。 『私・・・何か悪いことしましたか?』 「問題ねぇ。あいつはああいう奴なんだ、心配しなくていい。」 翔太郎が自分の背面に出現した少女に言う。 「・・・ところでだ、君は何者なんだ?フィリップの代わりに俺と合体したり、俺に薔薇の花を生やしたり・・・。」 『私は・・・私は・・・。』 「・・・雪華綺晶?」 突然、亜希子が言う。 『!・・・どうして、あなたが私の名を・・・?』 「なんで、亜希子がこの子の名前を知ってるんだよ?」 少女と翔太郎がほぼ同時に亜希子に問いかける。 「いやね・・・昔、お父さんが読んでた『ローゼンメイデン』って漫画に出てくる雪華綺晶っていう白薔薇みたいな 女の子に雰囲気がソックリだなぁ~・・・なんて思ってね。」 「ローゼンメイデン・・・?」 「『ローゼンメイデン』・・・かつてとある雑誌に連載されていた、 ジュンと呼ばれる少年とローゼンメイデンと呼ばれる中世ヨーロッパの生きた人形たちの共同生活の様子を描いた漫画のことだ。 そして、亜希ちゃんの言っていた『雪華綺晶』はその生きた人形のNo.7。 漫画内では『実体を持たない精神体のドール』として描かれていたようだけどね。」 「・・・随分と検索が早いな。」 「それが僕の取柄だからね。」 「・・・で、君の名前は・・・えぇっと・・・きら・・・きら・・・。」 「雪華綺晶。」 「そう、その雪華綺晶なのか?」 『ハイ・・・私の名は雪華綺晶・・・そのお方の言うように、 かつてローゼンメイデンのひとりとして、アリスになるためにお姉さまと戦っていた、体を持たないドール・・・。』 雪華綺晶が悲しそうな声で言う。 「・・・ちょっと待って!それって漫画だけの世界の話じゃないの?!」 「・・・nのフィールドか?」 亜希子の問いにフィリップが答える。 「n・・・?」 「翔太郎、君は仮面ライダーディケイドとの共闘を覚えているか?」 「え?・・・ああ、俺たちの世界とディケイドの世界が何らかのきっかけで共鳴を起こして繋がっちまったってアレだろ?」 「それと同じさ。漫画の中では、彼女は実体が無いためにnのフィールドと呼ばれる異次元空間でしか活動出来ない設定なんだ。 そして、そのnのフィールドは鏡を介して進入する。つまり・・・?」 「・・・雪華綺晶のnのフィールドの出入り口がこちらの世界の鏡に繋がっちゃったってこと?」 「亜希ちゃん、冴えてるねぇ。」 その言葉に先程の戦いがフラッシュバックされる翔太郎。 あの鏡に映った少女・・・それはまさしく雪華綺晶だったのだ。 「でも、フィリップ。なんできらく・・・きらきす・・・だぁ~っ、言いにくいっ!!」 「どんだけ舌足らずなんだか・・・。」 亜希子が冷静にツッコむ。 「うるさい!えぇっとだな、君のことを・・・『きらきー』って呼んで良いか?」 『『きらきー』・・・ですか?』 「『雪華綺晶』だから『きらきー』・・・君らしいネーミングセンスだね。」 「それって褒めてるのか?」 「いいや。」 「・・・とにかくだ、問題はきらきーがどうして俺と合体しっちまったかってことだ!」 「おそらく、あの時のハサミだ。」 「ハサミ?」 「あのドーパントが雪華綺晶のいた鏡を破壊した際、あのハサミとともに彼女の意識もこの世界に飛ばされてきたんだろう。 そして、ファングを破壊したことで翔太郎の意識が飛び、その余波で雪華綺晶の意識も君の体に収まった・・・ってとこかな?」 「だぁ~っ、どうにかなんねぇのかよ!!」 「別に問題は無いだろう?僕無しでもWに変身できるみたいだし。・・・それとも、何か問題でも?」 「大有りだよ!!」 翔太郎が大声で言う。 『・・・ごめんなさい。』 その時、翔太郎の耳に雪華綺晶の悲しげな声が聞こえてくる。 「・・・え?」 『ごめんなさい・・・私が・・・あなたと合体してしまったせいで・・・あなたに大迷惑を・・・。』 「おい・・・また泣かないでくれよ!」 「あ~あ、泣~かしたな~かした。」 亜希子が子供のように翔太郎に言う。 「ちょっと待ってくれ!俺はきらきーが邪魔とか言ってないからな!ただ・・・君をこの戦いに巻き込みたくないだけだ。」 『・・・え?』 「きらきーも見ただろう?俺たちはさっきの海老野郎みたいな怪人と命を賭けた戦いをしているんだ。 そんな危険な戦いに君を巻き込むワケにはいかないんだ・・・。」 クールに言う翔太郎。 その言葉に、先ほどまで涙を浮かべていた雪華綺晶は、頬を赤らめながら翔太郎を見つめるのであった。 「はいはい、熱いねあついねぇ~っと。」 亜希子が冷めた感じで言う。 「・・・にしても、フィリップくん。雪華綺晶ちゃんと翔太郎くんを分離する手立ては無いの?」 「今回の出来事はファングのメモリによって引き起こされた。 ならば、逆にファングのメモリで翔太郎の意識を移せば、2人の意識を分けることが可能なはずだ。」 「そのためには・・・まず、そのメモリを直さないとね。 あと・・・雪華綺晶ちゃんは当分翔太郎くんの体を借りて、うちの事務所にいたら?汚いけど、家の広さと快適性は保障するから。」 『・・・ええ、お言葉に甘えさせていただきますわ。 翔太郎さま・・・私も翔太郎さまのご迷惑にならないよう頑張りますので、当分の間お世話になります。』 「きらきー、『様』なんて付けなくていいよ。普通に『翔太郎』って呼び捨てで良いよ。俺だって、君をあだ名で呼んでるんだから。」 『え・・・あ・・・ハイ・・・しょ・・・翔太郎・・・。』 頬を赤らめながら翔太郎を呼ぶ雪華綺晶。 「あ・・・なんか・・・恋人みたいで恥ずかしいな・・・ちょっと。」 今度は翔太郎が頬を赤らめながら、頭をポリポリとかく。 『そんな・・・恋人だなんて・・・。』 さらに頬を赤らめる雪華綺晶。 「「はいはい、熱いねあついねぇ~っと。」」 フィリップと亜希子は冷めた声でそう言うのであった。
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蒼星石「………」 蒼星石が、無言でボールの中身を泡だて器でかき混ぜている。 真紅「………」 真紅も同じように無言で、ジーッとオーブンの中で焼いている生地を見ている。 翠星石「ひな祭りだからってなんで、チビ苺の為にケーキなんぞやかにゃぁあらんのですか」 と、ぶつくさ良いながら、苺をスライスしている翠星石。 そう、今三人はケーキを作っていた。 他の教師は、現在居ない。というか、さっさと帰った。 金糸雀は「みっちゃんと外食の予定があるかしらー」と、言って帰っちゃったし。 水銀燈は「スーパー○○でヤクルトが大安売りなのよぅ!」と、ヤクルト求めて帰ったし。 薔薇水晶は「……きらしー……雪華綺晶先生と……実家に……」と、実家に日帰りだし。 雪華綺晶も薔薇水晶と同じく日帰りで実家。 と、言う訳で現在この三人しかいない。 雛苺は? と、言うと巴に部活に連行されていった。 巴「さぁ、部活に行きましょう。そして、皆にこってりしっぽり絞ってもらいましょうね」 雛苺「いやぁなのー! ともえー! はなしてぇーーー!!」 そもそも、何でこんな事になったのかというと、やっぱり我が駄目校長ローゼンの提案。 ローゼン「ひな祭りだから、雛苺先生にケーキ一つな」 良くわからん発言が、現実になるんだからどうしようもない。 翠星石は、それならみどりの日なら私にケーキ一つとでも言うつもりですか? と、思ったりする。 翠星石「蒼星石~クリームの方はどうですかぁ?」 蒼星石「もう十分だと思うよ」 そう言って、蒼星石はボールの中身を見せる。 十分にホイップされたクリームが出来ていた。 翠星石「ん? 蒼星石ちょっとじっとしてるです」 蒼星石「え?」 とりあえず、翠星石に言われたとおりじっとしていると ペロン。と、翠星石が蒼星石の頬をなめた。 蒼星石「にょわ!?」 突然の出来事に、変な声を上げる蒼星石。 翠星石「頬にクリームがついてたです」 いたずらが成功したとばかりに、にやりと笑う翠星石。 もう。と、頬を赤らめる蒼星石。 真紅「アナタたちねぇ……ラブコメするんなら二人だけの時にやりなさい」 はぁ。と、ため息をついてそんな二人を見る真紅。 真紅「イチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャと……」 と、ブツブツ文句を言う真紅。 蒼星石「いや、イチャついてた訳じゃないよ?」 額にマンガみたいな汗を浮かべて真紅にそう言う蒼星石。 翠星石「まぁ、そんなことはどうでもいいです。生地は焼けたですか?」 真紅「……まぁ焼けたんじゃないかしら?」 と、真紅が取り出したスポンジ生地は…… 蒼星石「真っ黒だ」 翠星石「消し炭ですか? これ」 真紅「………くっ」 苦い表情をする真紅。 蒼星石「時間は、まだあるから作り直そうか」 翠星石「そうするです。翠星石は、ちょっと植物に水やってくるです。今日はあげて無かったです」 翠星石は、ホイップしたクリームの入ったボールと苺とスライスした苺をちゃんと冷蔵庫に入れて 調理実習室を後にした。 真紅「悪いわね……」 蒼星石「まぁ、真紅先生には、お世話になってるしね」 真紅「そ、そう……」 そう言って二人は、また生地を位置からつくり始めた。 覚束無い手で、作業する真紅を見て、後ろからこうすれば良いよと手を添えて教える蒼星石。 真紅「あ、ありがとうなのだわ」 心なしか真紅の頬が赤いのは気のせいだろうか? 巴「雛苺先生を連れてきました」 雛苺「ぐてぐてなのー……づがれ゛の゛ー……」 巴「先生? 皆にこってり絞られたのは先生がちゃーんとこないから悪いんですよ?」 雛苺「うぐ……今度からちゃんと行くの」 調理実習室に入ってくる二人。 そんな二人を見て翠星石は、やぁっときたですか。と、つぶやく。 蒼星石「あぁ、巴君も来たんだね。一緒にどうだい?」 巴「え? いいんですか?」 蒼星石「もちろん。雛苺先生を連れてきてもらったからね。それに、思いのほかケーキが大きくてね」 と、チラッと出来たケーキに目線を移る。 結構大きめのケーキ。さすがに、あれは女性四人だけで食べれるかどうか不安だ。 それに、この後の晩御飯のことを考えると女性四人で無理して食べて辛くなるのが必須。 巴「では、お言葉に甘えて」 と、巴は蒼星石にお辞儀した。 雛苺「雛のお祭りだから、雛が一番おっきーのほしーの!」 真紅「まぁ別にいいわよ。私はそんなに食べないのだわ」 蒼星石「僕も同じくだね」 翠星石「私もですぅ」 巴「右に同じく」 そして切り分けられるケーキ。 五人で、それぞれの切り分けたケーキを攻略していく中、ドタドタと煩い足音が調理実習室に近づいてくる。 スパーンッと勢い良く開けられた扉。 その向こうには、この企画(?)を発案した我が愛すべき馬鹿校長ローゼン。 ローゼン「俺の分のケーキある?」 五人「「「「「ありません」」」」」 ローゼン「ぐはっ! 来るのが遅かったか! ラプラスめ! イスにロープでぐるぐるに固定するからだ!」 と、叫ぶローゼンだったが。 ラプラス「そうしなきゃ校長は逃げるでしょうが」 いつの間にかローゼンの後ろに居たラプラスが、めがねの位置を直してそう言った。 ローゼン「げっ!? ラプラス君!?」 ラプラス「まだ、未処理の書類が残ってますが?」 ローゼン「三十六計っ」 ラプラス「逃がしません」 ぐいっと、何処からか取り出したロープをカーボーイの様にローゼンに投げつけ瞬く間に拘束。 ローゼン「まだだ! まだおわってなーい!」 ラプラス「はい、まだ書類の処理は終わってません」 引きずられていくローゼン。 少々のドタバタはあったが、五人はケーキをおいしくいただいた。