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「………きー」 突如武器屋の中でどこからか声がした 何故に武器屋なんぞに居るかというと シエスタに連れられ厨房裏で食事を取りマルトーから自分が平民達から 『我らの剣』などと言われている事を知った後食堂でまたしても暗い|||線を作っているルイズを発見した。 そりゃあもうその場にプッチ神父がいたら間違いなくハイウェイ・トゥ・ヘルを選択するだろうと言わんばかりの状況だッ! 「…朝から調子の上がり下がりが激しいヤツだな」 「その原因作ったのはあんたじゃないのよぉ…」 もう今にもヤケ酒大会Part2に発展しそうな状況を見たキュルケが昨日の二の舞は御免だと別の話を切り出す。 「ほ、ほら、今日は虚無の曜日なんだからダーリンに城下街を案内してあげたいんだけど」 「頼むからその呼び方は止めろ…プロシュートでいい」 「それはお互い名前で呼び合う関係になったって思っていいのかしら♪」 「主人に話し通さずに何やってんのよツェルプストー!」 魔法学院名物『ゼロ』vs『微熱』の口喧嘩が開始され辺りが騒がしくなり五分程時を加速させた結果―― 「なんですって!」 「なによ!」 もう内容がプロシュートと全く関係ない話に発展している。 (幹部連中がこれと同じとは思いたくねぇがリゾットもよく胃に穴が開なかったな……メタリカか?メタリカで塞いでんのか?) 当の本人はチーム一の苦労人を思い出し同じ持続力Aでもこうも耐性が違うものかと感慨に浸っていたのだが。 「ったく…何やってんだオメーらは!…だが、街は見ておきてぇ案内頼めるか」 もちろん真の目的は万が一の逃走経路の確認にある。 「もちろんよプロシュート」 「ちょっと…使い魔が主人に断りもなく勝手に何やってんのよ」 「爺に事の次第が分かるまで同じ行動するように言われてるからな。オメーも一緒に来るに決まってんだろーが」 「それじゃあ、あんたが私に合わせるのが当然じゃない!」 「着いてこねーのは勝手だがどうなるかまでは責任取らねーからな」 「……分かったわよぅ」 さすがにオスマン直々の言葉であるからには逆らうわけにはいかない。 「タバサー、シルフィードお願いねー♪」 親友に送り迎えを頼もうとするが 「虚無の曜日」 そう短く言い放ち本に目を戻された。つまりまぁ断られたという事だ。 「仕方ないわねぇ…」 そんなこんなで馬に3時間程乗って城下町に着きスリをグレイトフル・デッドで捻り上げつつ案内を受け最後に着いたのは武器屋というわけだ。 スタンドを備えてはいるがもちろん暗殺者だけあってある程度の武器は扱いなれている事もあり立ち寄ったのだがそこで 「……きー」 という声を聞いたのだが周りには店主とルイズとキュルケしか居ない。 「…にきィー」 また聞こえたがやはり他三名しか居ない。居ないのだがその言葉が自分にとって聞きなれた単語であったような気がした。 「…何か言ったか?」 「何も言ってないわよ」 だが、直後プロシュートを驚愕させるに十分の言葉が聞こえたッ! 「兄貴ィーーー」 「ペッシかッ!?」 短くそう叫び声が聞こえた方向に向き直るがあるのは積み上げられた剣の山だ。 「ペッシがここに居るわけねぇが…何だ?一体」 「ここだぜ兄貴」 声のする方向を凝視する。一本の錆がある薄手の長剣がそこにあった。 「剣が…話しただとッ!?」 さすがのプロシュートも剣が話すという超事態には驚きを隠せないッ! 「こんな所にインテリジェンスソードがあるなんて珍しいわね」 「意思を持つ刀ってのは組織の情報網に過去一つあったってのを見た事はあるが…」 スタンドの可能性を考慮に入れたが話を聞く限りこの世界にはそういう剣は結構あるらしいのでその可能性は除去しておく。 少しばかり気になる事もあったのでその『剣』と話す事にした。 「テメー…何でオレを兄貴と呼んだ?何故オレを『知って』いる?」 「この辺りじゃ貴族に決闘を挑まれそれを返り討ちにして殺した見たことも無い服を着てる平民が居るって噂は知らねーヤツはいねーぜ兄貴ィ」 情報統制というものは現代においても完全に行うことは不可能だ。 どこからか水道管の水漏れのように漏れだしてしまう。 もっともその情報統制を恐怖と暴力によって完璧に行っていたのが『パッショーネ』のボスであるのだが。 この中世レベルのハルケギニアならその手の噂が広まるのは当然だった。 「フン…オレを知っている理由は分かった。だが兄貴ってのは何だ」 「そりゃあその動きを見れば兄貴が一級のプロのてのが理解できるぜ」 「デル公がお客様相手にそんな話し方するなんざ明日は雪だなこりゃあ…」 そんなこんなで剣をいじくり倒していると剣がまた話始めた。 「兄貴はスゲーや!『使い手』だったのか」 「『使い手』…だと?」 「俺を買ってくれ」 (オレにはグレイトフル・デッドがある…攻撃に関して言えば必要ねぇが… 情報面では使えるかもしれねぇな、何より『使い手』ってのが気になる) 「親父、こいつの値は?」 「いい加減厄介払いしたいんでエキュー金貨百枚で結構でさ」 見えないようにギーシュの遺産をグレイトフル・デッドで数える。 「ギリギリってとこか…」 カウンターの上に剣と金貨を置こうとするが横槍が入った。 「ちょっと…剣なんか買ってどうするのよ?使った事あるの?というかその金貨は何?」 「刃物なら扱った事はある。金は出所を聞きてーのか?」 「……いい、聞きたくない」 聞いたら多分…いや、絶対不幸になる。聞いちゃダメよルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール! と心の中で堅く誓う。 だが、そんな心中を無視して別の方向から横槍が入ってくる。 「彼にそんな錆た剣を持たせるなんて…神経がどうかしたんじゃあない?」 「…プロシュートがこれ選らんだんだし関係無いじゃない」 「私ならもっと立派な剣を選んであげるけど…仮にも貴方の使い魔なのに彼に出させるってのはどうかと思うわよ?ヴァリエール」 「仮にもってどういう事よツェルプストー!私だって剣ぐらい買ってあげれるわよ!」 魔法学院名物『ゼロ』vs『微熱』第二ラウンド『城下町武器屋』よりお送り致します。 金だけ回収し無言で店の外に出るが―― 「ここに居るとペッシがマトモに見えてくるな……」 この世界に来てリゾットの気苦労の多さが初めて理解できたと本気で思っていた。 戻る< 目次 続く
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メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ 攻略 wikiへようこそ 名称 メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ ジャンル 新約錬金術RPG 発売日 2011年6月23日 対応機種 PS3 価格 通常版 7,140円[税込] / プレミアムボックス 10,290円[税込] (両共通) プレイ人数 1人 CERO A 開発会社 株式会社ガスト アトリエシリーズポータル http //www.gust.co.jp/ 公式プログ http //ameblo.jp/arland-log/ 公式サイト http //atelier-ps3.jp/newatelier/ 発売前の各種ブログ情報などは発売前情報にまとめます。 サポーターバナー お知らせ ガスト直販ショップはこちら トトリのアトリエが PS3 the Best で5/26発売予定 wiki内検索 検索 メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ プレミアムボックス ペーパーウェイト/ねんどろいどぷらす メルルチャーム同梱 予約特典ドラマCD付き PlayStation 3 ガスト 2011-06-23 売り上げランキング 70 Amazonで詳しく見る (C)GUST CO.,LTD. 2011
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どうやら日常篇の一環のようですが、一部では某錬金術作品のキャラを扱い始めた模様。 またとある組織では錬金術何ちゃらという部門を設置したとかしてないとか…
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エリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士2~ 【えりーのあとりえ ざーるぶるぐのれんきんじゅつしつー】 ジャンル 新感覚RPG 対応機種 プレイステーション 発売・開発元 ガスト 発売日 1998年12月17日 定価 5,800円 廉価版 PlayStation the Best 1999年12月16日/2,800円 配信 ゲームアーカイブス 2008年3月21日/600円 判定 良作 アトリエシリーズリンク あらすじ 特徴 前作からの変更点 新要素 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 あらすじ シリーズ1作目『マリーのアトリエ』の後の話。 流行病に倒れた少女エルフィール・トラウム(エリー)は、ザールブルグのアカデミーを卒業し旅に出た錬金術師のマルローネ(マリー)に命を救われる。 ゲームは、マリーに憧れたエリーが錬金術士になるためにザールブルグを訪れ、アカデミーに入学するところから始まる。 入試の成績が悪かったエリーは寮に入ることができず、自力で生活することを余儀なくされる。 エリーはイングリド先生から工房(アトリエ)を与えられ、錬金術の仕事をしながら卒業を目指す。 特徴 前作からの変更点 今作の舞台も前作に引き続きザールブルグ その為、前作登場キャラクターも数多く出演しているが、新キャラも多い。 前作キャラは全員が登場しているわけではなく、例えばアカデミー売店の店員は新キャラへと変更されている。 採取先も前作と同じ場所も多いが、一部は環境の変化や立ち入り禁止等を理由に行けなくなっている。 その代わり、別の採取先やイベントが大幅に増えているためプレイの上で支障はない。 プレイ年数の変更 前作では留年後の話ということもあり、エンディングまでのゲーム内時間は5年間確定だったが、本作では普通に卒業(4年)、1年留年(5年)、マイスターランク(6年)、5年留年(9年)など、プレイ内容によって卒業までのゲーム内時間が変動する。 年数を延長する条件を満たしていても、任意で卒業(または退学)を選択できる。 当然、エンディングまでのゲーム内時間の変動によってエンディングの内容も変わる。 育成システムの変更 主人公エリーのレベルが錬金術レベル(錬金術によって上がる)と冒険レベル(戦闘によって上がる)に分けられた。 倒した人間が経験値を得る形式から、パーティ全員で経験値を分ける形式に変更された。 新要素 疲労システムに『酔い』の状態異常が追加。 下戸であるエリーは酒系アイテムを複数回使用すると酔っ払ってしまい調合の成功率が-40%と大幅に下がるようになった。 酔いは『酔い止めの薬』を使うか数日が経過しないと回復しないため、おいそれとワインに頼る事は出来なくなった。 酔いを避けるための疲労回復アイテムとして、割高だが『にんにく』も用意されている。 ちなみに、これを利用して特定の調合をわざと失敗し高難度の調合アイテムの材料になる『産業廃棄物D』を量産するというテクニックも存在する。 ブレンド調合 材料の配分を変える事で、『品質』と『効能』というパラメータを上下させる事が出来る。配分は道具の『天秤』がなければ1刻みで調整、あれば0.1刻みで調整できる。 品質はアイテムの価値を決める。同じアイテムでも高品質の方が高く買い取られ、調合の依頼主も報酬に色をつけてくれる(逆もまた然り)。また一部アイテムはブレンドを前提としているのか、レシピ通りに作るだけでは品質が低くなるよう設定されている。 効能はアイテムの効果に関わる。効能が高いほどアイテムの効果も強くなるがデメリット(消費MPが増える、等)も強くなるので注意。 品質と効能の両方が高くなる配合も存在するが、この配合はセーブデータ毎に変化する。 ごく一部を除けば大雑把に配合を変えるだけでも十分効果が出るためあまり神経質にならなくてもよい。 ブレンド調合成功後は、新旧どちらの配合を残すかを選ぶ。 もう一方はその場で売却または廃棄されるため、異なる配合を持つ同一アイテムが混在することはない。 オリジナル調合 材料と機材を自分で選択し、それが正しければそのまま新規アイテムを作成する事が出来る。 当然、選択が合っていても錬金術レベルの問題等で失敗する事はある。 一部にはレシピが存在しないアイテムも存在する。これらは、集めた情報から推測して自分で色々試す必要がある。 オリジナル調合が追加された関係か、一部のアイテムのレシピは前作から変更されている。 調合中の訪問 本作では調合の最中に、交友度の高い冒険者たちが工房を訪ねてくるイベントが発生する。この時応対することで依頼を受けることができる。 この時の依頼は必ず一種類だけでそれを受注するかどうか選択する。ストックがあればその場で渡しても良い。冒険者ごとに欲しいアイテムの傾向は決まっている。 来訪時は調合中ということもあり誰が来ているかは応対するまで「???」で表示され不明だが、アイテム「木鶏」が作成済みなら応対前でも来訪者が分かるようになる。 依頼を成功させれば報酬を得るだけでなく、依頼した冒険者との交友度も上がる。 ただし、依頼の成否にかかわらず応対するごとに調合の成功率が10%下がる。場合によっては無視するのも手。 長い時間がかかるアイテムの調合中に何度も応対に出ると、その都度成功率は下がっていく。 この「調合中のイベント」要素は後のシリーズ作品でも取り入れられた。 酒場での依頼主の追加 前作と同様の酒場主のディオ以外に、前作の冒険者の一人クーゲルからも依頼を受注できる。 クーゲルの依頼は「滋養強壮の薬」「絵のモチーフ」「爆弾」といった大まかなカテゴリーで指定され、該当する複数のアイテムの中から自分で選んで渡す。 例えば、「滋養強壮の薬」なら『ほうれんそう』『シャリオミルク』『アルテナの水』…等から選択する。ストックがあればその場で渡してもよい。 また、選択できるアイテムから何を渡しても依頼は成功になり、提示された報酬を全額受け取れる(無論、期限を過ぎれば減額される。)が、渡すアイテムによってクーゲルの評価が異なり、納品した際の人気度が大きく変動する。「思いふける」でアイテムを選択する際、物によってクーゲルの表情が変化するので、これである程度の判断は可能。 武器屋もできる事が増えた。 本作から新たに装備の改造が可能になった。条件を満たせば銀貨を払って強化することができる。 数値の増加、属性の追加、特殊能力の付加といったことが可能で、強化する度合いにより必要な銀貨の額が変わる。 ストーリーが進むと『グラセン鉱石』の買い取りが開始する。一度でも売ることで新しい装備が販売されるようになった。 妖精さん関係 今作では雇った妖精さんに調合をさせて経験値をためさせ、上位の妖精へとレベルアップさせる事ができる。しかも雇用費はレベルアップ前のままという親切仕様。 雇える範囲での最高レベルの紺妖精(調合速度がエリーと等速)のさらに上に虹妖精も存在し、そこまでレベルアップさせると、"エリーの1.5倍"という驚異的な速さで調合を行えるになる。 一方で妖精さんはブレンド調合・オリジナル調合が出来ず、レシピ調合でも未作成のアイテムは作れない。 よって未作成アイテムの調合やブレンド・オリジナル調合はエリーに、採取・作成・ブレンド済みアイテムの大量生産は妖精さんに割り振る分担作業が必要となってくる。 恋愛イベント 本作では一定回数のフラグを立てることで、3人の男性キャラの内1人とエリーとの間に恋愛イベントが発生する。 ただしシリーズでは初の試みな上にエンディングに影響を及ぼさないようになっているため内容はどれもややあっさりとしている。 また恋愛イベント成就のためのフラグとベストエンドを迎えるためのフラグは二者択一であることが多いのでベストエンド達成の難易度が高くなる。 一応、恋愛イベント発生とベストエンド達成の両立も可能であるが、その場合はスケジュールが非常にタイトになるので注意。 アカデミーコンテスト 最初の4年間は年度末である8月にアカデミーコンテストという試験が行われる。この試験によって学年内の順位が決定する。好成績を収めれば名声や人気度が上昇する他、キャラクターの意外な一面を見る事もできる。 試験科目は『調合』『基礎知識』『基礎魔術』の3つ。 調合試験では指定されたアイテムを実際に作成する。レシピ通り作ってもよいし(ブレンド調合済みならその配分が基準)、その場で配分を変えてブレンド調合してもよい。一方でレシピを入手してないアイテムの場合は材料がランダムに選ばれてしまう。 基礎知識試験ではアイテムの名前や材料、作成に必要な器具を答える三択クイズが5問出題される。プレイヤー側の知識を必要とする上に時間制限もあるので予習は必須。 基礎魔術試験では攻撃をしてこない『たる』を中身を傷つけずに入手・作成したことのある攻撃系のアイテム(*1)から使用するアイテムをいくつか選んで規定攻撃回数内で壊す。攻撃回数は7回までだが、持ち込むアイテムの数だけ攻撃回数が少なくなるため、少しずつじわじわと削るか一気に壊すかをアイテムごとの威力も考えて選ばなければならない。中身まで壊してしまえば当然減点、たまにイングリド先生の私物が中に入っておりそれを壊したら更なる減点を喰らう。そんな物を試験に入れるなと。 調合と基礎知識は事前に出題範囲が掲示される。 新地方カスターニェ地方の追加 一定のフラグを立てると西の港町カスターニェ地方へ行けるようになる。 工房はないのでアイテム作成は出来ないが、イベントや新キャラが多くここからしか行けない採取地も多い。 さらに条件を満たすと、カスターニェから船に乗り、海の向こうの町へ行くこともできるようになる。 評価点 全体的なボリュームアップ 錬金術で作れるアイテム、調合の方法、アイテムの採取先、キャラクターや敵の数、イベントやエンディングの数、一枚絵やキャラクターボイスなどが増えた。 カスターニェや、さらにその先への船での移動と、行動範囲もかなり広くなっており、世界の広さを実感できる。 またカスターニェのBGM『飛べないカモメの物語』はカスターニェの開放的な雰囲気も相まって非常に人気が高い。 自由度の高さも健在。 やり込み要素も多く、寝る事でゲーム内時間を飛ばせるので周回プレイも快適。 戦闘システムはかなり改善された。 前作は錬金さえしていれば主人公マリーのレベルが上がり戦闘でも無双していたのが、レベルが分けられたため、仲間キャラの重要性が増した。 かといって主人公が弱くなったかと言えばそんな事はなく、冒険レベルを上げればしっかり強くなる。 入手難易度は上がったが最強武器は相変わらず強力であり、他にもドーピングアイテムの調合や武器の改造、『ローレライの鱗』などの戦闘バランス崩壊アイテム等、非常に強力な物もあるので、しっかりやりこめばエリー無双も可能。 また強くなれずとも、MPの高さを利用してアイテム係となったり(*2)、条件を満たす事で楽器系アイテムで味方を支援する『えんそう』コマンドを覚えたりと、支援に徹する事で活躍が見込めるようにもなっている。 経験値の分配システムになったことで、サブキャラの育成も容易になった。 酔いの追加で休息も大事になった。 前作は市販品『祝福のワイン』のコストパフォーマンスが非常に優秀だったため、休息や他の疲労回復アイテムの存在意義が薄かったのだが、酔いが追加された事で、他の選択肢も大事になった。 ゲーム全体で見れば下手に休息したら時間が無くなるという事もなく、ここら辺はうまくバランスがとれている。 オリジナル調合の評価点 プレイヤーがレシピを知ってさえいればいいので、周回プレイなどでレシピ入手イベントをスキップ出来るのが魅力。 ある程度同じようなパターンがあるアイテム群もあるので、これらはレシピ入手前でも何となく作り方が想像でき、こういったものを探す楽しみもある。 調合中イベントの追加 調合中はどうしても調合するだけで時間が過ぎて他の事が出来なくなるのだが、依頼に訪ねてきてもらえるので、冒険者との交友度を上げやすくなった。 クーゲルの依頼の追加で攻略の幅が広がった。 簡単に用意できるからと評価の低いアイテムばかり渡しているとみるみるうちに人気が下がっていくため、ストックや銀貨・ストーリー進行への影響を考えながら渡すアイテムを選ぶ必要があり、より手ごたえのあるシステムになった。 一方で直近の金が必要であれば、人気は下がるが簡単に用意できる物で大金を得る事も可能。 街の有力者からの依頼という都合上報酬も高いため、ゲーム終盤はこちらの依頼がほぼ中心となる。 賛否両論点 一部シナリオに前作前提の部分がある。 地続きの続編なので当然と言えば当然だが、前作をプレイしていないと理解できない内輪ネタのようなものも多い。 前作プレイヤーからすれば楽しめるが、新規プレイヤーからすると若干置いてけぼりに感じてしまう。 相変わらず初心者殺しのヴィラント山 前作と同様、材料採取地の一つ『ヴィラント山』は道中含め強敵が出没するにも拘らず序盤から行けてしまう。 早い段階でヴィラント山で『カノーネ岩』というアイテムを入手しなければ赤系の調合が殆どできず、コンテストで苦労するという問題もある。 一度全滅覚悟でヴィラント山へ行って以降は妖精に採取を任せる、騎士団によるモンスター討伐イベント(*3)を待つ、他に『カノーネ岩』が採れる『エルフィン洞窟』へ行く、など前作と同様の救済措置はきちんと存在する。 声優変更 前作で兼役だったキャラクターたちの多くに独立した声優がつくようになった。好みの問題だが、前作で慣れた人間は違和感を覚えることも。 マルローネの声優が何故か前作の池澤春菜から氷上恭子に変更されている。他作品にマルローネがゲスト出演した時には池澤春菜に戻っているため、氷上恭子がマルローネを演じているのは『エリー』のみ。 問題点 『マリー』同様、効率的にプレイをしていると終盤のイベントもマンネリ化し、やることがなくなる。 特に、調合に失敗したらリセットするというプレイスタイルだと、最良エンディングですら終盤はずっと寝ていることになりがち。 新たなる地方、カスターニェ地方への行き方が見つけにくい。 フラグを立てた上で2年目2月以降に踊り子のロマージュに何度も話しかけないといけないのだが、ロマージュは5の倍数の日にしか飛翔亭に来ないため、運が悪いとイベントの存在そのものに気付かないままエンディングを迎えてしまう。 その場合、マンネリ化が更に酷くなってしまう。 最高評価とも言えるエンディングを迎えるにはカスターニェ地方へ行くのは必須。 どころか、そこから更に船に乗って遠出しなければならない。マイスターランクへ行けば年数は延びるとはいえ、かなりの日数を移動に取られるので、カスターニェの発見が遅れると、そのプレイではベストEDはまず不可能になる。 ゲーム発売と同時期に出版された攻略本、『エリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士2~完全ガイド』にも、『完全』と言いながらカスターニェ地方への行き方に関する情報が載っていなかった。 『マリー』であったミニゲームがなくなった。 ミニゲームは面白いものが多かったので、なくなってしまったのは不評だった。「ミニゲームなんて面倒くさい」という人には好評かもしれないが……。 『マリー』よりは改善されたとはいえ、戦闘のバランスは悪い。 特に、エリーに「ローレライの鱗」を装備させると、多くの敵が魅了状態(行動不能)になり、一方的に攻撃できてしまう。「ローレライの鱗」を装備させるだけで、武闘大会も簡単に優勝できてしまう。 さすがに「ローレライの鱗」は強力すぎると判断されたのか、後に発売されたバージョン(PS2版など)では、魅了の確率が激減するように修正された。 オリジナル調合の問題点 オリジナル調合必須のアイテムついてはゲーム内でのヒントが少なく、攻略本や攻略サイトを見ないとあまり活用できない。 クーゲルの依頼で人気を下げた場合の実害に気づきにくい 簡単に金が手に入るからと適当なアイテムばかり渡していると人気が下がっていき、一部のイベントが起きなくなるのだが、初プレイでそれをしてしまうと人気があれば起きるイベントがある事自体に気づきにくくなってしまう。 錬金要素やメインとなるイベント、カスターニェへの拡張等、主だった要素へはほとんど影響がない為、人気を下げる事のデメリットに気づかず、この状況に陥るとそのままクリアしてしまいやすい。 総評 とにかく全体的に出来る事を増やした『マリー』の拡張版とも言える内容。 一回プレイしただけでは気づけない要素も多く、非常にやりこみがいのあるゲームになっている。 新キャラ・新要素も人気が高く、『マリー』での良い部分を残しつつ、正統派の進化を遂げた良作。 その後の展開 3作目として『リリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金士3~』が発売された。 舞台は同じだが、時代はマリーよりもさらに昔、その頃は存在しなかった錬金術アカデミーを建設するのが目的となっている。 本作でも登場しているキャラクター達も若い姿となって一部登場。 前作である『マリー』共々移植が何度か行われているが、何故かスマホ移植はされていない。 後にゲームボーイなど携帯機向けに発売されるシリーズは本作の後日談となっている。
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リディー スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ 機種:PS4,PSV,NS,PC 作曲者:矢野達也、阿知波大輔、柳川和樹、豊田亜矢子、CHROMA、富沢泰 編曲者:中村新一郎、水上浩介、阿部隆大 開発元:ガスト 発売元:コーエーテクモゲームス 発売年:2017 リディー スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ DX 機種:PS4,NS,PC 作曲者:矢野達也、阿知波大輔、柳川和樹、豊田亜矢子、CHROMA、富沢泰 編曲者:中村新一郎、水上浩介、阿部隆大 発売元:コーエーテクモゲームス 発売年:2021 概要 『ソフィー』『フィリス』に続く不思議シリーズ3作目。 シリーズ20周年記念作品として発売され、作曲者陣は歴代でも最多クラスとなっている。 水上氏、中村氏、豊田氏といったコーエーテクモゲームス所属の作曲家も一部の作・編曲に参加している。サウンドディレクターは齋藤淳生氏。 アトリエシリーズ集大成を目指した作品と銘打たれており、BGMの評価は今作も非常に高い。 主人公二人のテーマソングである「キャンバス」と「ペインティング」を同時再生すると、オープニングテーマの「クローマ」となるというギミックが用意されており、キャンバス、ペインティング、クローマのアレンジが作中の様々な場面で幾度となく流れるという作風となっている。 BGMのみならず感動的なシナリオや隙の無いシステム、濃いキャラクターなどが発売直後から非常に高く評価され、まさにアトリエシリーズの集大成、そして不思議シリーズの有終の美を飾るにふさわしい傑作となった。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 Disc1 クローマ 矢野達也 歌:riya、Ceuiオープニング 第12回143位第13回246位第14回254位第15回19位第16回24位2017年130位第3回ゲームソング209位第2回オープニング210位第2回ガスト16位 不思議な絵画 タイトル画面 ねぇ、次は何をつくろうか? アトリエ(リディー) 雑踏を抜けて 昼の街(リディー) 楽しいことみーつけた! 柳川和樹 森のお散歩 矢野達也編:水上浩介 気にしてなんかいないけど 阿知波大輔 ルーシャのテーマ 霞む夢と記憶の園 ~リディー~ 矢野達也 採取地:天海の花園 霞む夢と記憶の園 ~スール~ 紫陽花 ~その1~ リディー通常戦闘(第6話まで) 第12回531位 ふたごの小鳥、草原に遊ぶ 阿知波大輔 採取地:新緑のオーダリア、夜明けの大地DLC採取地:蓮桜沼 ふたごの小鳥、草原に遊ぶ ~夜~ スーの楽しみ 矢野達也編:中村新一郎 よろしく頼むわ、二人とも! 阿知波大輔 ミレイユのテーマ 知ってるかい? マティアスのテーマ 何を買って行こうかな? CHROMA ショップ 不思議な世界! 阿知波大輔 不思議な日々! ご用件ワルツ 王城内 ざわつく森 ~リディー~ 柳川和樹 採取地:ざわめきの森 ざわつく森 ~スール~ 向日葵 ~その1~ スール通常戦闘(第6話まで) 第12回265位第13回634位2017年21位第2回ガスト51位通常戦闘曲291位 錬金術士で画家で父! 阿知波大輔 ロジェのテーマ さんさんお姉さん for リディー スール フリッツとドロッセルのテーマ Mysterious Painting 矢野達也 ボス戦闘:汎用 第12回350位2017年93位第2回ガスト51位 勝利のポーズ! ~リディー~ 柳川和樹 戦闘リザルト(リディー) 次の日! 矢野達也 Disc2 蒼淵のきらめき ~リディー~ 矢野達也 採取地:氷晶の輝窟 蒼淵のきらめき ~スール~ 巣立ち ~リディー~ 矢野達也編:阿知波大輔 故郷を離るる歌 for リディー スール 阿知波大輔 フィリスのテーマ 心のままに描いてく物語 矢野達也 アトリエ(スール) やってみよう! for リディー スール 矢野達也編:阿知波大輔 ソフィーのテーマ 喧騒を駆けて 矢野達也 昼の街(スール) 渋うにスープはもうやめて 柳川和樹 こうこうで、こう 阿知波大輔 チュートリアル 読書の時間 柳川和樹 参考書を読む時 ふたごの小鳥、森に謡う 阿知波大輔 採取地:おそば森、グルムアディス大沼林DLC採取地:ヴェントゥス採鉱場 ふたごの小鳥、森に謡う ~夜~ 火の海にて ~リディー~ 柳川和樹 採取地:アンフェル大瀑布 2017年236位 火の海にて ~スール~ 向日葵 ~その2~ スール通常戦闘(第7話から第9話) 2017年179位 勝利のポーズ! ~スール~ 戦闘リザルト(スール) 不思議な仲間! 阿知波大輔 不思議なアイテム! 双葉 柳川和樹 傷跡 for リディー スール 阿知波大輔 アルトのテーマ 小さな祈り グレースのテーマ 帰り道 柳川和樹 幽霊少女 for リディー スール 小林美代子編:阿知波大輔 パメラのテーマ 同じ星を見上げて ~リディー~ 柳川和樹 採取地:星彩平原 同じ星を見上げて ~スール~ 第12回513位第13回832位第15回453位2017年118位 紫陽花 ~その2~ 矢野達也 リディー通常戦闘(第7話から第9話) 第16回847位 Gemini Wing 阿知波大輔 ボス戦闘:シナリオ曲名の由来はテクモの『ジェミニウイング』 Disc3 その耐え難き奇癖について for リディー スール 阿知波大輔 ハゲルのテーマ 親父の鼻歌 柳川和樹 鍛冶屋 静寂の街 矢野達也編:中村新一郎 夜の街 本の見る夢 for リディー スール 柳川和樹 プラフタのテーマ ふたごの小鳥、荒野をゆく 阿知波大輔 採取地:ブライズヴェスト ふたごの小鳥、荒野をゆく ~夜~ 紫陽花 ~その3~ 矢野達也 リディー通常戦闘(第10話以降) 第12回139位第13回107位第14回508位第15回216位第16回271位2017年22位第2回ガスト13位通常戦闘曲85位 頑張ってなんかいないわよ for リディー スール 阿知波大輔 イルメリアのテーマ 真実の声が聞こえたら 柳川和樹 今日も木琴は大忙し あの日の欠片 ~リディー~ 採取地:エテル=ネピカ あの日の欠片 ~スール~ 脅威 巣立ち ~スール~ 矢野達也編:阿知波大輔 あなたはだあれ? 阿知波大輔 オネットのテーマ 宝は何処 ~リディー~ 柳川和樹 採取地:海底宝物庫 宝は何処 ~スール~ キャプテーン…バッケン!!! 富沢泰 バッケンのテーマ 向日葵 ~その3~ 柳川和樹 スール通常戦闘(第10話以降) 第12回70位第13回35位第14回261位第15回95位第16回106位2017年10位第2回ガスト67位通常戦闘曲149位 熱血双子全力アタック 矢野達也編:阿知波大輔 コンビネーションアーツ(リディー&スール) 七色のコーデックス 矢野達也編:阿知波大輔 コンビネーションアーツ(リディー&ソフィー) 終焉のサンクチュエル 阿知波大輔 コンビネーションアーツ(リディー&アルト) もっと不思議を! 氷の夢 ~リディー~ 柳川和樹 採取地:凍てし時の宮殿 氷の夢 ~スール~ いい依頼はないかな? 依頼 不思議な絵画 -reprise- 矢野達也 歌:悠花タイトル画面(クリア後) Shooting Star for リディー スール 柳川和樹編:阿部隆大 ボス戦闘:「パルミラ」 第13回543位第14回722位第15回866位第16回603位2017年83位アレンジ69位第2回ガスト29位 Disc4 Journey to the Beyond 矢野達也 ボス戦闘:フィリス 山茶花 for リディー スール 浅野隼人編:阿知波大輔 コルネリアのテーマ 山茶花 (on Orgel) 浅野隼人編:柳川和樹 風追い人 for リディー スール 阿知波大輔 リアーネのテーマ その声に出会うため 矢野達也 あなたはだあれ? (on Piano) 阿知波大輔編:柳川和樹 ふたごの小鳥、雪原に舞う 阿知波大輔 採取地:モラキス連峰 ふたごの小鳥、雪原に舞う ~夜~ 巣立ち ~リディー スール~ そっと重ねた手のひらを 柳川和樹 ふたりでお出かけ 影覆う街 阿知波大輔 街(第6話) 深理への決意 ~リディー~ 矢野達也 採取地:黒の地平線 深理への決意 ~スール~ 第12回928位 disorder in order ボス戦闘:絵の中ボス 第12回928位 フィリススサプライズ 阿知波大輔 コンビネーションアーツ(スール&フィリス) 全力全開ガンプレイ 阿知波大輔編:柳川和樹 コンビネーションアーツ(スール&マティアス) アインツェルカンプ 柳川和樹 コンビネーションアーツ(マティアス&アルト) 幸せの錬金術 コンビネーションアーツ(ソフィー&フィリス) ジト目なあの子 ページをそっとめくって 矢野達也編:柳川和樹 朽ちた花冠 ~残光~ 豊田亜矢子 採取地:絶界 朽ちた花冠 ~暗夜~ Albireo 阿知波大輔 通常戦闘(黒の地平線) 2017年108位 Losaria ボス戦闘:「テルミナ」 2017年184位 いつかの夢、叶えたら 矢野達也編:柳川和樹 エンディングイベント いつかの夢、叶えたの? バッドエンディング 絵筆と希望の唄 矢野達也 歌:熊木杏里エンディング 第13回737位第15回602位第16回613位第2回エンディング223位 ボーカルアルバム Introduction ~from the sight of whom you love~ (Instrumental) 矢野達也 クローマ 矢野達也 歌:riya、Ceuiオープニング 第12回143位第13回246位第14回254位第15回19位第16回24位2017年130位第3回ゲームソング209位第2回オープニング210位第2回ガスト16位 キャンバス 歌:riya ペインティング 歌:Ceui マスターピース! 歌:霜月はるか、山本美禰子アバンオープニング 第15回687位 Prism 阿知波大輔 歌:柳麻美 2017年198位 やがて生まれ来るあなたに 矢野達也 歌:多田葵 Beyond the fate 小高光太郎ういにゃす編:小高光太郎 歌:梶原ひろみボス戦闘:「ファルギオル」 第12回735位2017年87位 Colors 柳川和樹 歌:茶太トゥルーエンドテーマ Filling the shade 矢野達也 歌:丘咲アンナボス戦闘:「レンプライアコア」 絵筆と希望の唄 歌:熊木杏里エンディング 第13回737位第15回602位第2回エンディング223位 Ending ~to the next piece~ (Instrumental) クローマ (Game Ver.) (Bonus Track) マスターピース! (Game Ver.) (Bonus Track) Prism (Game Ver.) (Bonus Track) やがて生まれ来るあなたに (Game Ver.) (Bonus Track) エクストラトラックス収録曲 Opening theme prototype (songA) 矢野達也 Opening theme prototype (songB) Opening theme prototype (songC) 「静寂の街」 ~Countryside ver.~ 矢野達也編:中村新一郎 「森のお散歩」 ~Riverside ver.~ 矢野達也編:水上浩介 「クローマ」 ~Orgel ver.~ 矢野達也 「親父の鼻歌」 ~Ultimate Climax ver. 柳川和樹編:矢野達也 アップデート追加曲(他作品からの再録曲) 知を越えて 柳川和樹 ボス戦闘:ソフィー『フィリスのアトリエ』より DLC追加曲 The Balmy Breeze 電撃PlayStation特典セット DLC追加曲(「不思議」シリーズ スペシャルアレンジCD収録) アヴァールオーダー 矢野達也 コンビネーションアーツ(リディー&ルーシャ) 定石破りのルール コンビネーションアーツ(スール&ルーシャ) 紅蓮の至宝石 コンビネーションアーツ(フィリス&イルメリア) 四極天の裁き 阿知波大輔編:矢野達也 コンビネーションアーツ(イルメリア&アルト) DLC追加曲(他作品からの再録曲) 蒼い記憶 矢野達也 DLC採取地:無夜の廃都『よるのないくに2』より クオリア 浅野隼人 DLC採取地:青き感情の園(1,2マップ目)『BLUE REFLECTION』より OVERDOSE 通常戦闘(青き感情の園)『BLUE REFLECTION』より I(sun) DLC採取地:青き感情の園(3マップ目)『BLUE REFLECTION』より DNF FW15C -II- DLC追加ボス戦闘:「原種ネツァク」『BLUE REFLECTION』より 果てしなく広がる世界へ 矢野達也 DLC採取地:クラーデル平原『フィリスのアトリエ』より 果てしなく広がる世界へ~夜~ DX版追加曲(他作品からの再録曲) 翼ひるがえしその街へ 阿知波大輔 DX採取地:芳醇なる出会いの大地(1マップ目)『ネルケと伝説の錬金術士たち』より 夢の種 DX採取地:芳醇なる出会いの大地(2マップ目)『ネルケと伝説の錬金術士たち』より 若草の丘に寝転んで DX採取地:芳醇なる出会いの大地(3マップ目)『ネルケと伝説の錬金術士たち』より 風信子 通常戦闘(芳醇なる出会いの大地)『ネルケと伝説の錬金術士たち』より 撫子 柳川和樹 DX版追加ボス戦闘:「ズィーゲル」『ネルケと伝説の錬金術士たち』より サウンドトラック リディー スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ オリジナルサウンドトラック リディー スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~ ボーカルアルバム プロモーション映像第2弾
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錬金術 下級 下級魔法武器 下級薬品 下級魔法アイテム 下級強化石 下級その他 中級 中級魔法武器 中級薬品 中級魔法アイテム 中級強化石 中級その他 上級 上級魔法武器 上級薬品 上級魔法アイテム 上級強化石 上級その他 最上級 最上級魔法武器 最上級薬品 最上級魔法アイテム 最上級強化石 最上級その他 下級レシピ集 下級魔法武器 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 ナレッジ マジックブック 40 下級 魔力の結晶(3)、下級 知恵の石(3)、最下級 武器の製錬石(6)、オードの粉(7) - ナレッジ マジックブック ナレッジ オーブ 50 下級 知恵の石(4)、下級 魔力の結晶(2)、最下級 武器の製錬石(6)、オードの粉(7) - ナレッジ オーブ、 ウインド ジェム 75 ウインド スピリットの結晶(6)、下級 知恵の石(3)、最下級 武器の製錬石(9)、オードの粉(11) - ウインド ジェム 強化ナレッジ マジックブック 90 下級 魔力の結晶(4)、下級 知恵の石(5)、下級 武器の製錬石(6)、オードの粉(10) - 強化ナレッジ マジックブック 強化ナレッジ オーブ 99 下級 知恵の石(6)、下級 魔力の結晶(3)、下級 武器の製錬石(6)、オードの粉(10) - 強化ナレッジ オーブ 下級薬品 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 下級魔法アイテム レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 下級強化石 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 下級その他 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 中級レシピ集 中級魔法武器 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 中級薬品 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 中級魔法アイテム レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 中級強化石 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 中級その他 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 上級レシピ集 上級魔法武器 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 上級薬品 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 上級魔法アイテム レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 上級強化石 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 上級その他 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 最上級レシピ集 最上級魔法武器 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 最上級薬品 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 最上級魔法アイテム レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 最上級強化石 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品 最上級その他 レシピ名 必要P 素材 NPC購入素材(必要数、値段/個) 完成品
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薬品 食料 武具 アクセサリー その他 薬品 名称 材料1 材料2 材料3 本 フラム 火山の燃える砂 ろうそく オレと爆弾1 メガフラム フラム 黒ねんど ろうそく オレと爆弾1 ギガフラム メガフラム 黒ねんど 錬金術の灰 オレと爆弾2 テラフラム ギガフラム 黒ねんど 黒いカタマリ エルスクーラリオ メガうに うに ニューズ オレと爆弾2 ギガうに メガうに ニューズ オレと爆弾2 テラうに ギガうに ニューズ エルスクーラリオ たる たるのカケラ 錬金術講座3 はがねのたる たる 黒いカタマリ エルスクーラリオ アートなたる たる 砂金 サフィール 錬金術講座3 じょうりゅう水 清涼な湧き水 錬金術講座1 アルテナの水 ほうれんそう じょうりゅう水 オルドール錬金術 アルテナなんこう アルテナの水 モコモス 天然クリーム オルドール錬金術 エリキシル剤 アルテナなんこう 錬金術の灰 ベラドナ 偉人のレシピ ウィッチなんこう やどりぎ 魔女のツメ ベラドナ リヒターゼン医学 生命のサプリ ミルキージェム リザードテイル 竜の舌 アスリートの道1 不老のサプリ ミルキージェム せかいじゅの葉 生命のサプリ アスリートの道2 リュッケの目薬 ベラドナ みわくの花 あさつゆのしずく アスリートの道1 知識の目薬 ベラドナ 金ジャケ リュッケの目薬 アスリートの道2 力のタブレット ドラゴヘルツ ほうれんそう 野生のにく アスリートの道1 強力のタブレット ドラゴヘルツ マンドラゴラの根 力のタブレット アスリートの道2 鉄ドリンク 世界れいこん ジュヴェアメタル 滝の天然水 神秘ドリンク はがねドリンク 世界れいこん プラティーン 鉄ドリンク 続・神秘のドリンク あさつゆティー みずかね あさつゆのしずく くるくる草 神秘ドリンク ネクタルティー みずかね ぷにぷに玉 あさつゆティー 続・神秘のドリンク ポーション 竜のキバ アンコクタケ じょうりゅう水 神秘ドリンク ウロボポーション 竜のキバ たまのつめ ポーション 続・神秘のドリンク ちきゅうぎ プチアイヒェ ちきゅうぎの玉 錬金術講座3 アートなちきゅうぎ ちきゅうぎ 砂金 錬金術講座4 プライズブリッツ キラキラの砂 カレイドストーン 魔女のツメ 禁断の書 暗黒ブリッツ モコモス アンコクタケ 錬金術の灰 禁断の書 おしおきロープ 魔法の草 パルメ 国宝虫の糸 オルドール錬金術 国宝ぬの 国宝虫の糸 オルドール錬金術 原初のたまご ルミネセンス水 黒いカタマリ 金羊毛の書 天体のエイリアス 原初のたまご 雲のかけら カレイドストーン 金羊毛の書 フェロモンアロマ じゃこう石 くるくる草 じょうりゅう水 貴族の世界1 時の石版 ろうそく がんえん パズルキューブ 金羊毛の書 風のオーブ ガラス玉 不死鳥の羽 いん石のカケラ アスリートの道1 はやてのオーブ ガラス玉 さんまいばね 風のオーブ アスリートの道2 マジカルポンポン 国宝虫の糸 ほわ毛 おうえんカタログ ウォーポンポン マジカルポンポン メタスフィア おうえんカタログ マジカルシールド シュヴェアメタル けんま剤 アスリートの道1 ウォーシールド マジカルシールド 黒いカタマリ アスリートの道2 マジカルフラグ 国宝ぬの さんまいばね おうえんカタログ ウォーフラグ マジカルフラグ 錬金術の灰 おうえんカタログ 食料 名称 材料1 材料2 材料3 本 ドラジェ カリカリの実 スイートキューブ 岩さとう タクミなお菓子1 チョコラット 岩さとう カリカリの実 タクミなお菓子2 ココロン 小麦粉 シャリオミルク 何かのたまご タクミなお菓子2 アイゼンバール 小麦粉 岩さとう がんえん タクミなお菓子1 カントホルツ 小麦粉 スイートキューブ タクミなお菓子1 シュー 小麦粉 天然クリーム スイートキューブ タクミなお菓子1 げきからシュー 小麦粉 天然クリーム ホットキューブ タクミなお菓子2 ホットミルク シャリオミルク 滝の天然水 タクミなお菓子1 ホットチョコ チョコラット 滝の天然水 タクミなお菓子2 シャリオチーズ シャリオミルク 料理の錬金術 ぷにプディング ミルキージェム 何かのたまご シャリオミルク 甘党な鍛冶屋の書 ジュエルアイス 樹氷石 岩さとう 天然クリーム スイーツ列伝 トロピカルアイス ジュエルアイス パイン スイーツ列伝 パインジュース パイン じょうりゅう水 タクミなお菓子2 グリーンジュース ピーマン ほうれんそう じょうりゅう水 料理の錬金術 にんじんジュース にんじん じょうりゅう水 料理の錬金術 トロピカル盛り パイン ランドー 料理の錬金術 トロピカルソバ パイン 小麦粉 じょうりゅう水 料理の錬金術 タンシオ 竜の舌 がんえん 甘党な鍛冶屋の書 ブラックスープ みずかね ホットキューブ タッソの実 甘党な鍛冶屋の書 カステエラ 小麦粉 何かのたまご シャリオミルク タクミなお菓子2 カスタニェベルク カステエラ うに 天然クリーム スイーツ列伝 あたしのケーキ カステエラ ランドー 天然クリーム 錬金術講座4 チーズケーキ カステエラ シャリオチーズ ミルキージェム 甘党な鍛冶屋の書 ザッハトルテ チョコラット 小麦粉 何かのたまご 甘党な鍛冶屋の書 野菜盛り ピーマン にんじん ほうれんそう 料理の錬金術 キノコ盛り モクモクタケ 美食きのこ 野菜盛り 料理の錬金術 野菜シチュー 野菜盛り シャリオミルク 小麦粉 料理の錬金術 パッツァ ムッシェル デメフィッシュ 清涼わき水 料理の錬金術 エスカベージュ ザルディーネ ピーマン モコモス たつじん料理 金のしおやき 金ジャケ がんえん たつじん料理 カルパッチョ キングマグ 野菜盛り くるくる草 たつじん料理 魚のヒレスープ ブラウウイング 美食きのこ 滝の天然水 たつじん料理 武具 名称 材料1 材料2 材料3 本 短剣 短剣 錬金術の灰 じょうりゅう水 錬金術講座2 ブロードソード ブロードソード 錬金術の灰 じょうりゅう水 錬金術講座2 どうの剣 どうの剣 錬金術の灰 じょうりゅう水 錬金術講座2 レピアル レピアル シュヴェアメタル じょうりゅう水 錬金術講座3 ファルカタ ファルカタ シュヴェアメタル じょうりゅう水 錬金術講座3 はがねの剣 はがねの剣 シュヴェアメタル じょうりゅう水 錬金術講座4 グラセンソード グラセンソード シュヴェアメタル じょうりゅう水 錬金術講座4 天使の剣 天使の剣 シュヴェアメタル じょうりゅう水 錬金術大好き 聖なる剣 聖なる剣 白鉱石 アルテナの水 錬金術大好き サイコソード サイコソード 白鉱石 アルテナの水 錬金術大好き プディングソード プディングソード タイタニウム アルテナの水 甘党な鍛冶屋の本 スイートソード スイートソード タイタニウム アルテナの水 甘党な鍛冶屋の書 ロングソード ロングソード メタスフィア じょうりゅう水 錬金術講座2 スレイヤーソード スレイヤーソード メタスフィア じょうりゅう水 錬金術講座2 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黒ねんど 第1回課題通知書 セラ島の地図 くず木 じょうりゅう水 魔法の草 第2回課題通知書 イルカパイ ベラドナ ランドー 天然クリーム リーズのレシピ 大会記念碑 アバカーン 国宝ぬの ガラス玉 第6回課題通知書
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「ハーミット・パープル」を使い魔にしてはや数日。 ルイズはいつものように授業に出て、いつものように魔法を失敗し、いつものようにバカにされていた。 しかし不思議と心は晴れ渡り、バカにされても鼻で笑い返すほど、彼女の心は満ち足りていた。 今日は虚無の曜日、すなわち休日である。ルイズはハーミット・パープルの能力をより深く図るため、王都トリスタニアに行くことにした。 「五人目ね」 すれ違った男が何かに足を取られ、ブルドンネの大通りのど真ん中で盛大にスッ転ぶ姿を見つつ、ルイズが呟いた。 いくら王都とはいえ、休日で人に溢れている大通りにはスリも多いのだが、ハーミット・パープルで財布を包み込んでいるルイズには通じない。 それどころか、財布をスろうとした貴族崩れのメイジに、ハーミット・パープルで足を引っかけて転ばせるという地味~な反撃もしているのだ。 しばらく町をぶらついた後、タバサの探していそうな秘薬を見てみようかと、ピエモンの秘薬屋へと足を向けた。 「またのお越しをお待ちしておりやす」 秘薬屋の近くを通りかかったルイズは、フードを被った男性を中心に、いかつい体つきの男達が店から出て行くのを見つけた、店の人間が恭しく見送っているのを見ると、どうやらお忍びの貴族か金持ちの上客らしい。 ルイズは少し考え込んでから、意を決してその店に入ってみることにした。 「いらっしゃいませ、おや貴族様ですか、うちは目を付けられるようなことはしておりませんが」 先ほどのお忍び姿の男と違い、ルイズは魔法学院の制服姿、つまりマントをつけたメイジの姿をしているので、店主は揉み手をしながら卑屈そうにしていた。 「ちょっと見に来ただけよ」 「そうでございましたか。もしや、従者に与える武器武器をお探しでございましょうか?」 「従者?」 ふと思い返すと、先ほどの男達は確かに貴族とその従者にも見える。 「はい、最近土くれのフーケが貴族様相手に暴れ回っているせいか、従者に与える武器の需要も高まっておりまして」 「そうなの」 短く、素っ気なく返事をしつつ、ハーミット・パープルを伸ばして店主の頭に軽く触れると、特に何の思考も伝わってこなかった。…ということは、この男は本心から今の言葉を言っているのだろう。 しかしルイズの態度を見て、この店主は金儲けの算段を思いついたのだろう、悪巧みの思考がハーミット・パープルを通してルイズに伝わってきた。 『こりゃ何も知らないみてえだなあ、見た目の良さそうな剣でも売って、気持ちよ~~~くお帰り願おうか、へへへ』 店主の思考を知ったルイズは、貴族に対し不埒な考えを抱く店主に、少しお灸を据えてやろうと考えた。 「この店で一番上等な剣はどれかしら?」 「へえ!少々お待ちください」 そう言いながら、店主は店の奥から大仰な剣を持ち出してきた。 柄などに宝石がちりばめられた美しい長剣であったが、ルイズの心はそんなものには惹かれない。 なぜなら、ハーミット・ハープルが店主の頭にちょっと触れれば、この刀がどれほどのものかすぐ解ってしまうのだから。 「これはゲルマニアのシュペー卿が練金された名剣でございまして……」 説明を聞いていたルイズは、笑いをこらえるのに必死だった、店主が頭の中で『シュペー卿は実践に使えないガラクタばかり作るんだよなあ』と考えているのだから。 とりあえずルイズは、それをそのまま言い返すことにした。 「シュペー卿は実践に使えないガラクタばかり作るんですって?」 「へっ?え、あ、その……儀礼に使う剣として素晴らしいものでして、はい」 ビクッ、と体を震わせ、少し怯えているようにも見える店主の姿がおかしくて、ルイズは笑いながら呟いた。 「ふふっ、お店の程度が知れるわね」 『ちげえねえ!一本とられたなあ親父よお』 突然、店内から聞こえてきた声に、ルイズはきょとんとした。 「げっ…。デルフ!おめえ余計なこと喋るなって言っておいたじゃねえか!」 『俺は何も言ってねーよ。やるねえ貴族の娘っ子よお、この親父が狼狽えてるのは久々に見たぜ』 きょろきょろと店内を見回したルイズは、声に合わせて一本の剣が振るえているのを見つけた。 「インテリジェンスソード?実物は初めて見たわ」 ルイズはデルフと呼ばれたインテリジェンスソードに近づき、ハーミットパープルで柄を握った。 インテリジェンスソードにも心があるのかと思い、興味本位で這わせただけなのだが、不思議なことにハーミット・パープルの先端に輝くルーンが浮かび上がった。 『おお?おでれーた!こりゃおでれーた、嬢ちゃん使い手か、しかも面白いもん持ってやがる』 「使い手? …あ、それよりも、コレのこと解るの?」 『ああ、ルーンが浮かんでるおめえの使い魔だろ?でもおかしいな、なんか主人と一心同体な気がする』 これはまずい、という考えたがルイズの頭をよぎる。 ルイズがハーミット・パープルの能力に満足しているのは、他人には見られないという点が大きい。 そのため、ハーミット・パープルをすぐに知覚できるようなものが、他人の手に渡るのは何とか避けたい。 意を決してデルフリンガーを持ち上げると、店主に向かって言った。 「これ、値札が付いてないけど、幾らになるかしら」 「それですかい?それなら100エキューでけっこうでさ」 すかさずハーミット・パープルを伸ばして店主の頭に触れる、先ほど高額な剣を売り付けようとした罰として、弱みを握って安く買いたたいてやろうと思ったのだ。 だが、店主の頭には、口の悪いデルフリンガーが返品される可能性への不安や、家族を食わせていくには幾らで売れば丁度良いか…など、予想外に家族思いな一面が見えていた。 「……100エキューね。それぐらいなら払うわ」 「! まいどあり、へへへ、それでしたら鞘もおつけしまさあ、五月蠅いときは鞘に押し込めば静かになりますんで」 ルイズが代金を支払うと、店主は急にニコニコと笑顔を見せつつ、サービスとばかりに鞘と、質の良いナイフを付属品としてルイズに渡した。 デルフリンガーを九割ほど鞘にしまい、綺麗な文様の浮かんだナイフを懐にしまうと、ルイズは代金とは別に金貨を一枚カウンターへ置いた。 「貴族様、ナイフはサービスでございますが」 「今度生まれてくる子供には、ひもじい思いをさせないようにしなさい」 店主は一瞬、呆気にとられたような顔を見せた。 ルイズが店から出て行くと、店主はハッと正気に戻り、金貨を自分の額の前に持ち上げて、心の祖から恭しく礼をした。 『おめえも変わった奴だななあ』 「あんたも変わってるわよ、口が悪いのに”インテリジェンスソード”なんて、何の冗談?」 『俺にだって、デルフリンガーって名前があるんだぜ。ただのインテリジェンスソードだと思わねーでくれよ』 「デルフリンガー?たいそうな名前ね。私は…そうね、ルイズで良いわ。さっき見せたのは私の使い魔『ハーミット・パープル』よ」 『へえ…なるほどねえ』 デルフリンガーは、馬に乗って魔法学院へと帰るルイズの背に負われつつ、ハーミット・パープルの『意識』を感じ取っていた。 (この嬢ちゃんの意識に何か混ざってると思ったが、当然だよなあ、完全に一体化して影響し合ってやがる) 「なにか言った?」 『なんでもねえ、これからよろしくな』 思えばこの時、デルフリンガーをちゃんと問いただしていれば、ルイズは一生残る過ちを犯さずに済んだのかも知れない…… この日の晩、ルイズは風呂に入って疲れを癒し、そろそろ寝ようとしたところで、異変が起こった。 コンコン、と扉がノックされ、『アンロック』で部屋の鍵を開けられたのだ。 「!」 昼間のスリ対峙の興奮が覚めやらぬのか、思わず、ハーミット・パープルを出しつつ身構えるルイズ、だがその緊張と心配は杞憂に終わった。 「はぁい、ルイズ。今暇かしら」 部屋に入ってきたのは、ネグリジェを着たキュルケだった。 「何よもう、そんな格好で……驚かさないでよツェルプストー。 それにアンロックは禁止されてるじゃない」 「そんなこと言わないでよ、貴方の部屋から話し声がしたから、男でもつれ込んでるのかと思ったけど……」 そう言ってキュルケはルイズの部屋を見回す、どう見ても男が隠れそうなところはないし、窓から逃げ出した様子もない、それにベッドも綺麗なままだ。 「あんたじゃあるまいし、男を連れ込むわけ無いじゃない」 先ほどまでデルフリンガーと話していたのを聞かれてしまったのかと、心の中で舌打ちしたルイズは、キュルケが満面の笑みを浮かべているのを見て少しだけ不機嫌になった。 「ふふっ、そうよねえ、男なんかいらないものね」 「何よ、皮肉のつもり? 用がないならとっとと出ていってよ」 「違うわよ、あんな立派な触手があるなら、そりゃあ男なんかいらないと思うわよねえ」 「言わせておけば…!」 キュルケを、窓から外に投げ飛ばしてやろうか、と思ったところで、ルイズの頭の中に声が響いた。 ”言ってわからねー女には、体で解らせてやれッ!” 「そうね!その通りだわ」 笑みを浮かべつつベッドから立ち上がったルイズを見て、キュルケは後ずさろうとしたが、自分の体が何かに絡め取られているのに気づいて身を硬直させた。 「ちょっ、ルイ…んっ」 ハーミット・パープルがキュルケの口をふさぎ、そのままルイズのベッドへと引き倒す。 「言って解らないなら、躰で解って貰うしかないわね」 ルイズの浮かべた笑みは、悪戯を思いついた子供のような…言い換えれば『ハッピーうれピーよろピクねー!』といった具合の笑みだった。 翌朝、誰かの肌の感触で目を冷ましたルイズは、窓から差し込む朝日の眩しさに目をこすりつつ、隣を見た。 なぜか一緒のベッドで寝ているキュルケが、やけに熱っぽい視線をルイズに投げかけている。 「昨日は…凄かった……」 頭から血の気が引いていく音って、ホントに聞こえるのね…… そんなことを考えながら昨晩のことを思い出し、ルイズは気絶した。
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橋沢育郎、17歳。 彼は半年前まで、ただの高校生だった。 だがあの日、家族旅行で交通事故にあったあの日から彼の人生は一変した。 秘密結社ドレス 彼の体に何らかの処置を施し、恐ろしい力を与えた存在。 生物兵器、サイボーグ、超能力者…それまで現実に存在しているとは思いもよらなかった存在が、 ドレスの命で彼に襲い掛かってきた。 たった数日の事である。 故に彼はある程度非常識な事に耐性があった、しかし 「つまり…ここは地球じゃなく、魔法使いが住んでいる国という事か…」 非常識にも程がある そう思わずにはいられない育郎であった。 「それ、本当なの?あんたが異世界から来たって」 目の前のピンク色の髪をした少女が胡散臭げに口を開く。 彼女の名前はルイズ、魔法を使える一族、すなわちこの世界の支配者階級である貴族であり、 育郎を『召喚』して、この世界に連れてきたと言っている少女である。 「信じろって言っても難しいだろうね、僕だってあの月がなければまだ半信半疑だったと思う」 窓の外に浮かぶ、2つの月を(今夜何度目なるだろう?)見て答える。 召喚された後、目の前の少女と会話をしてわかったことは、ここが剣と魔法…もとい、魔法が支配する ファンタジーな世界であり、自分はこの少女の『使い魔』として『召喚』されたという事。 彼女曰く、使い魔とはッ! ひとつ、素敵なり! ふたつ、決して主人の命に逆らわず! みっつ、決して主人のそばを離れない! よっつ、あらゆる敵から主人を守り、しかも敵の能力を上回る! そしてその姿は主人(ルイズ)のように美しさを基本形とする。 「そんな使い魔を求めてたってのに、なんであんたみたいな平民が出てくるのよ!」 「そんな事を言われても…」 「しかも異世界って何よ、異世界って!ファンタジーやメルヘンじゃないんだから!」 「僕から見れば、この世界がファンタジーやメルヘンなんだけど… ひょっとして他に、鏡の中の世界なんてのもあるのかもね」 「あるわけないでしょ!」 あるよ とにかく育郎の方でも、自分がこの世界の住人ではなく、魔法が存在しない…とこの数日の経験から 言い切れなくなったが、その話をするとややこしくなるので、とにかく魔法が存在しない世界から来たと伝えた。 しかし自分同様、異世界から来たという話をほいほい信じるわけもなく、今もこうやって、彼女は疑惑の視線を 自分に向けているというというわけだ。 「それで…『使い魔』だっけ?僕を元の場所に戻す魔法はなんてのは」 「ないわよ!というか戻せる者ならとっとと戻して、とっくに新しい使い魔呼んでるわ!」 この少女、先程からとにかく怒鳴りまくっている。 (でも、しかたないか…) 一方的に呼び出されて怒鳴られながらも、育郎はそう考えた。 なにせ話を聞いてみると、『使い魔』の『召喚』はとても神聖なもので、呼びされる使い魔が、その魔法使いの人生を 決めると言っても過言ではないとまで言われているらしいのだ。 「どうして?何で?よりによってこのアタシの使い魔が平民なのよ!」 「ごめんね」 「へ?」 予想外の言葉に、今日一日全開だった怒りゲージがゼロになる。 「えーと、今なんて?」 「すまない…どうやら君に迷惑をかけてしまったようだ」 これはどういうことだろう? 混乱する頭でルイズは考える。 自分が怒鳴っている事は、はっきり言ってただの八つ当たりである。理不尽極まりない。 この平民が反抗しようものならムチを一振り 口で(そんなはしたない事言えないわ!)をたれる前と後ろにサーをつけろ! 等といってネチネチいびり倒し、ストレスを解消するつもりだったのに。 しかし今、目の前の平民の口から出た言葉は何? ごめんなさい ひょっとして謝っている? いや、待て、素数を数えて落ち着くのよルイズ…ゼロ、ゼロ、ゼロ 誰がゼロよ!ていうか素数じゃないし! それはともかく 相手は平民、つまり貴族たる私には絶対服従。 何もおかしい事はない、おかしい事はないのだが… (なんか、何時もと違うような…) 平民が貴族に謝る時はかならず脅えなり、反抗なりの感情が見えるはずだ。 しかし目の前の平民は、脅えも反抗もなく、ただ自分の非を認めて(そんなものないのだが)謝っている。 「どうかしたのかい?」 「え?ああ、うん…つ、使い魔としての心構えは良いようね、寛大な心で許してあげるわ」 無理やりそう思い、思考を目の前の現実に戻す。 「それで…どうしてもその…君の使い魔にならなきゃ駄目かい?」 「…当たり前よ」 使い魔の召喚はやり直しは聞かないのである、使い魔が死ねば新たな使い魔を償還できるようになるが、 さすがにそんなことをやる気にはならない。 「そうか…」 育郎は、自分のことを考えてみた。 自分の父と母は交通事故で(正確には違うのだが)死んでいる。 他に家族は居ないが、友人達は自分を心配しているかもしれない。 そして彼がなによりも気がかりなのは、ドレスから一緒に逃げ出したスミレという少女の事である。 目の前の少女より一回り小さく、歳も…確かまだ9歳のはずだ。 予知能力を持っていたせいでドレスに捕まり、ひょんなことから捕らわれた自分を解放してくれたのである。 最後のあの時、彼女はあの爆発から逃げ出せたのだろうか? 無事だとしたら自分のことをさぞ心配しているだろう… そして、彼は決心して口を開いた。 「わかった、君の使い魔になろう…けど、できればだけど、僕を元の世界に返す手段を探してくれないか?」 「…できればね、わたしだって平民の使い魔なんてごめんだもの。」 で、あんたが出来そうな事って…」 「え、なんだい?」 「主の目となり耳となり…駄目ね、なにも見えない。後は…」 一人でブツブツと続けるルイズ。 「だから何が」 「アンタが使い魔として出来る事よ!無理だと思うけど、一応聞いてみるわよ。秘薬を見つける事って」 「秘薬?」 「やっぱり無理ね…となると後は一番重要なことなんだけど…主人を守る事。でもアンタじゃ無理ね。 犬ぐらいには勝てそうだけど、幻獣はもちろん、並みのモンスターにだって勝てそうにないもの」 「………」 自分の身体に宿る力を使えば、おそらく彼女の言う幻獣やモンスターを倒す事などたやすいだろう。 そして多分魔法使いにも…自分が闘った巨漢の超能力者ぐらいの力がなければ相手になりはしない。 「…そうだね」 だが、あえてその事を言うつもりはなかった。 自分の中に眠る力を使えば、スミレのように、この少女に迷惑をかけてしまうかもしれない。 ここが魔法の世界でも、住んでいるのは人間なのだ、ドレスのような組織が自分を狙ってこないとは言い切れない。 「だから、あんたに出来そうな事をやらせてあげる。洗濯、掃除、その他雑用」 「わかった。得意とは言えないけど、頑張ってみるよ」 「うむ、素直でよろしい。じゃあ眠くなったからあたしは寝るわね。ほい、あんたの毛布」 ボロボロの毛布を投げてよこす。 「ありがとう」 「あ、そうそう、あと…」 もぞもぞと自分の服を脱いでいく。 「じゃあ、これ、明日になったら洗濯しといて」 顔色一つ変えずに、ルイズが無造作投げてよこした服や下着をまとめて適当なところに置く育郎。 「うん、それじゃあおやすみ」 「はいはい、おやすみ」 ルイズはベッドに、育郎は床の上で毛布にくるまる。 こうして、橋沢育郎の記念すべき使い魔生活第一日目は終わりを迎えたのであった。 ちなみに 彼が目の前でルイズが服を脱ぐ事に何も反応しなかったのは…ルイズが知れば怒り狂っただろう… 彼女を小学校高学年ぐらいだと思い込んでいたためである。 「洗濯もしないお嫁さんなんて最低よね」 一方そのころ、育郎が心配していた少女スミレは誰言うことなく、そんな言葉をつぶやいていた。