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暗闇を裂く朝の日差しの中、シン・アスカはジェフティのコックピットで目を覚ました。 (あれ? なんで俺、こんな所で寝てるんだ?) 首を傾げ、昨夜の事を思い出してみる。 ふと辺りを見渡すと、ボロボロになった毛布に包まれた抱き枕が一つ。 それをみて昨夜の記憶が、シンの脳裏に蘇った 残業(始末書)が終わり自室に帰る俺(デス子はすでに就寝済み) 疲れて眠ろうとシーツをめくると、そこには便乗ことフェイト隊長が! 「ウオーーーーーイ!」 思わず叫ぶ俺。 「どうしたの! シン! 」 ジャンジャジャーン! 「げぇ! 冥王!」 隣の部屋の壁をぶち抜いて、なのは隊長登場。 「冥王? シンあた……」 「いい加減にせい! あんた達、今何時やと思ってるんや!」 以前の凸乱入の騒ぎでショックを受け、まともに戻った(なった)八神部隊長の砲撃魔法が! 機転を利かし、デス子にシン・アスカ変装セット(黒い男性用カツラ、赤いカラコン、つり上がった付け眉毛)を付け 身代わりにして、ボロボロになった毛布片手に華麗なる脱出。 誰もいなくて静かな場所……即ち格納庫へGO! …………寒いからコックピットで寝よう。 デス子がいないとデスティニーは暖房きかないからジェフティで寝よう! 「エイダ。 悪いけど今日はコックピットで寝かせてくれ。 ……答えは聞いてない!」 「別に構いませんが、こんな所で寝たら風邪をひきますよ?」 「大丈夫。 俺コーディネーターだから。 んじゃお休み」 「あっシン。 いくらコーディネーターでも寒いのには変わりないでしょうに。 ……こうなったら仕方ありません」 (ああ、そうだった) 「……でも暖かいな、エイダ暖房入れてくれたのか? エイダ?」 コンソールを指で叩くが、反応がない。 (いやな予感がする。 それに待てよ、さっきの話、おかしくないか?) (俺は部屋から毛布しか持ってきてないのに、何で抱き枕があるんだ? ……そもそも俺は抱き枕なんて持ってないし) もぞもぞと毛布にくるまった何かが蠢いた。 (待てよ。 もしかしたら動物かもしれない。 昔から俺には、何処からか動物を拾って来る癖が……) 「……うーん」 明らかに女の子の喘ぎ声。 ( 無かったな。……じゃあ、中に入ってるのは誰なんだ? ) 勇気を振り絞り、毛布をゆっくり捲っていく。 そこにいたのは、肩くらいまで髪を伸ばした黒髪が印象的な、見かけはシンと同じ位の年齢の少女だった。 「あっ…」 あんたは一体誰何だァァアアアア!! と叫びそうになる自分を何とか押さえ、冷静に考えてみる。 1 あんたは一体、誰なんだぁぁぁぁぁぁ!と叫ぶ。 ↓ 騒ぎを聞きつけ、人が集まる。 ↓ コックピットに二人きり、しかも女の子はシンの膝の上。 ↓ 冥王「……頭冷やそうか?」 (´д`)マズー 2 冷静沈着、クールかつ、紳士的に相手を起こし、事情を聞いた後脱出。 ↓ 誰にも見つからない。 ↓ 頭を冷やさずにすむ。 ( ゚Д゚)ウマー 2だ! 2しかない! 毎回、毎回頭冷やしてて、このままじゃ頭冷やし殺されちまう! 第一頭冷やせば良いってモンでもないだろう、少しくらい熱くなっていた方がいい事だって…… いかん、愚痴っぽくなってしまった。 早速、紳士的に彼女を起こそうと毛布を捲り顔を見た瞬間、シンの頭に電撃が走った。 (……この子の何処かで会ったことがある!) 何処だったが頭を抱えているうちに、少女の目がゆっくりと開いた。 「あっ、シンおはようございます。 起床行動を開始します」 口を開くと同時に、少女のアホ毛がピョコンと立った。 シンはその声と口調に、聞き覚えがあった。 「君、もしかしてエイダか!?」 「そうですが、何か問題が?」 目の前の少女は眠そうな目をこすり、首を傾げながら言った。 「いや、あるだろ!」 すばやい突っ込み。 「そのーなんだ。 くっ、突っ込み所が多すぎてどうにも……」 頭を抱えてしまうシン。 そんな様子をエイダは不思議そうな顔で、頭頂部のアホ毛をピョコピョコと動かしながら見ていた。 「そのシン。 まずは目に付きやすい所で「そのアホ毛はなんだぁァァ」辺りから始めてはどうでしょう」 見るに見かねたのか、頭を抱えているシンに提案した。 「いや、アホ毛自体はルナマリアで見慣れてるし……はっ」 「そうか! 分かったぞエイダ! 君は実はファ」 「ティマじゃないですよ」 「……じゃあいったい?」 「(相当錯乱していますね……)今説明しますから、落ち着いて聞いて下さい」 「うああ、わかった」 「この体は(どうせシンに詳しい説明しても分からないでしょうから)簡単に言えばですね、 メタトロン技術のほんのちょっとした応用で作った、人体の機能を極限まで模した義体なんです」 真面目な顔でエイダは言った (何だろう? わかりやすく説明されただけなのに、馬鹿にされた気がする) 「それよりも君の顔に見覚えがあるんだが何でだ?」 「あ、それなら簡単です。」 今度は笑みを浮かべ、嬉しそうにエイダは説明を始めた。 「義体を作る際、参考にしたデータの中に機動6課隊員を含む、あなたの知り合いの女性のデータがあったためです」 「簡単に言えばモンタージュ写真みたいなもんだからって事か?」 僅かに首を傾げ、シンは口を開く。 「そういうことです、もっと具体的に言えば……」 「ああ、それは分かったんだが、なんで俺の上で寝てたんだ?」 「暖かくしてくれと言われましたので。 寒い人を暖めるには人肌が一番だと聞き実行してみました」 なぜか残念そうな顔をし、エイダは答えた。 (フェイト隊長の便乗みたいに、説明するのが好きなのか?) 「……何か問題がありましたか?」 上目遣いで怒られた子供のような目で、エイダはシンを見つめた。 「そうか、有難なエイダ」 シンは微笑みを浮かべると、エイダの流れるような黒髪をそっと撫でた。 「……いえ、独立型戦闘支援システムとして当然の事です」 その透き通るような白い頬を朱色に染め、エイダは答えた。 その時である。 突如としてジェフティのコックピットカバーが開かれ、人影がコックピットに飛び込んだ。 「マスター! 昨夜は酷いじゃないですか! 身代わりにされた私は、 八神部隊長に小一時間お説教されるし、高町隊長には頭冷やし殺されかけるし……」 シンの顔をみるや、マシンガンのような勢いで金髪の小柄な少女、デスティニーことデス子は叫び、違和感に気づいた。 マスターの膝の上に、人がいます。 ↓ 美人な人です。 ↓ 女の人は顔を真っ赤にしています。 ↓ マスターは女の人の髪を撫でています。 ↓ どう考えても終わった後です(何が?)本当にありがとうございました。 「マ、マスターのバカァァァァァアアああ!!!!」 デス子の右手が光って唸る。 これこそ、ザフト技術陣の野心作、開放式ビームジェネレーター。 またの名を元祖パルマフィオキーナ。 (嗚呼、今回はそういうオチか) どこか達観した表情でシンはデス子の光る右手を見つめ、ゆっくりと目を閉じた。 「ゼロシフト、マミー」 その瞬間、シンの耳にエイダの声が聞こえた。 気が付くとシンの体は宙に浮いていた。 見えない力に引っ張られるように、コックピットから飛び出したのだ。 体勢を崩しながらも、何とか床に着地する。 コックピットを見上げると、エイダが巨大な盾を持ちデス子と相対していた。 「デスティニー、いきなり何事ですか? 説明を願います」 巨大な盾を背にもっていくと、吸い込まれるように消えた。 (あれがエイダの言っていたベクタートラップって奴か) 「その声、エイダちゃん!? ああ、マスター。 ついにAIにまで手を出して……」 目の前の少女がエイダであることに気付くと、デス子は頭を抱え始めた。 「? 何を言っているのですか。 それよりコックピットの中で暴れられては困ります」 「それに私のランナーであるシンに手を出して、一体どういうつもりですか?」 エイダにしては珍しく感情、怒気をはらんだ様子でデス子に問いかける。 「わ、私の旦那!? エイダちゃんこそどういうつもりですか! マスターはみんなの物です!」 「俺は物扱いか!」 怒鳴るシン。 「ランナーです。」 そんなシンを尻目を冷静に突っ込むエイダ。 「ランナーでも、旦那でもいいです! 単純なマスターをたぶらかして、許せません!」 「単純なのは否定しませんが、シンは望んで私の(コックピットの)中に入ってきたのです。 貴方に何か言われる筋合いはありません」 「否定しろよ! 何で俺の機体は毒吐きばかりなんだ!?」 頭を抱えるシン。 「わ、私の中に入って……!? マスター、エイダを片付けたらマスターをお仕置きです!」 何かを勘違いしているデス子。 既にデスティニーに似たアーマーを纏い、戦闘態勢をとっている。 「お、お前の(コックピットの)中にだってよく入っているだろ?」 何を言っているんだと叫ぶシン。 「インパルス姉さんと間違えてるんですね? もう許せません!」 そう言うとデス子はアロンダイトを抜き、シンを睨む。 (嗚呼、こいつなんか勘違いしてやがるな) シンは、そんなデス子の勘違いに気付き、溜息をついた。 自分も人の事はいえない。 というか思い込んだら一直線な所はそっくりなのだが、気付いていなかった。 「こんんの泥棒猫がアアァ!」 耐えかねたのかデス子から仕掛けた。 アロンダイト(人間サイズ)を展開し、エイダへと切りかかった。 「仕方ありません、これより迎撃行動を開始します」 何時ものように、冷静にそう告げるとジェフティに似たアーマー、頭部を模した帽子、スケート靴のような足鎧を身につけた。 右腕を瞬時にブレードに変化させ、デス子を迎え撃つ。 アロンダイトとブレードがぶつかり合う。 幾度もぶつかり合い、どちらからともなく格納庫の天井を突き破り、外へと飛び出した。 「やばい、俺も後を追わないと!」 呆然としていたシンは我を取り戻し格納庫の扉へと駆け出した。 一体どれほどの時が過ぎたことだろう。 二人は機動6課隊舎から数分ほど歩いた場所で対峙していた。 ビームライフルだのミサイルだのを乱射したせいで、辺りは草木一本生えていない死の荒野と化していた。 ちなみに周囲には機動6課隊員達が野次馬に駆けつけ、ちょっとしたお祭り騒ぎになっていた。 「やりますね(以前確認したデータと比べて武装も能力も違う、まさか?)」 沈黙を破りエイダが口を開く。 「フフフ、私を今までのデスティニーと一緒にしてもらっては困ります!」 不敵な笑みを浮かべ人差し指をエイダへと突きつけた。 「やはりパワーアップを……」 人形のような顔を歪ませ、エイダは呟く。 「その通りです! 某赤い一撃なCE最高のジャンク屋、クライン派のターミナル、サハク家のアメノミハシラ」 「更に、管理局技術陣、Drスカリエティの協力を得て、完成したこの体!」 叫ぶと同時に光に包まれるデス子の体。 「究極の万能型をコンセプトに、遠距離最強のフリーダム、近距離最強のジャスティスの長所を取り入れ!」 その腰にはフリーダムのレールガンが、足にはビームサーベルが装備されていた。 「攻勢防御障壁スクリーミングニンバス、単位相光波防御帯アルミューレリュミエール、推進機関には火星製ヴォワチューレリュミエールを装備!」 そういうデス子の肩や下腕、胸部には以前はなかった追加装備があった。 「さらに、エネルギー不足を補うため、外部装着型GNドライブ(複製品)装備!」 背中には巻貝状の何かを背負っていた。 「そう! 今の私は、文字通り、CE最強のモビルスーツ! スーパーデスティニーは無敵です!」 大見得を切るデス子。その姿に野次馬に混じり事の成り行きを見ていたシンは思わず頭を抱えた。 (た、ただでさえ劣悪な整備性が最悪に……ってかGNドライブなんて何処で手に入れたんだ!?) 答え:スカリエティの所。 「私とて最強OFの意地があります、負ける訳にはいきません!」 今度は両腕をブレードに変化させるとデス子へと飛び掛るエイダ。 「受けて立ちます!」 デス子もまたアロンダイトを構え、エイダへと飛び掛る。 「まずい! やめるんだ二人とも!」 危険を感じたシンは二人の激突する間へと飛び込む。 「マスター!」 デス子は叫ぶ、アロンダイトはすでに振りかぶっている。 「シン!」 エイダも叫ぶ、斬りかかる寸前だ。 「「と、止められない!!」」」 (大丈夫だ、攻撃のベクトルを反対にずらして、投げ飛ばしてやれば……) シンが幾多の次元世界を渡っていた内、ある世界で師匠と呼べるある男に教わった技。 3人がぶつかり合うその瞬間。 「ぱ」エイダが。 「る」デス子が 「ま」シンが。 「「「パルマーーーー!?」」」 シンの両手はしっかりと、確実に、やさしくデス子とエイダ、二人の胸を鷲掴みにしていたのだった。 「だ、ダブルパルマ!」 その光景に持っていたビール缶を握りつぶし、ヴァイスが叫ぶ。 一応仕事中なのに、昼間ッから飲んでいる事について突っ込んではいけない。 「知っているんですか!? ヴァイスさん!」 その叫びを聞いたエリオはヴァイスへと振り向く。 「知らん! ただ、同時に二人の女の子の胸を揉むとは……流石らき☆すけ! 羨ましいぜ、シンの奴」 周りが白い目を向けているにもかかわらず叫び続けるヴァイス。 どうやら明日から彼の渾名は『エロ軍曹』に決まったようだ。 「そのシン、私に性的欲求をぶつけるのは構いませんが、私、赤ちゃん出来ませんよ?///////」 「…………(油断しました、まさか私にパルマをしてくるとは)///////」 一方パルマを喰らった二人は顔を真っ赤にして、その場に座り込んでいた。 「えっ、とその二人とも大丈夫、か?」 両手を離したシンは、戸惑いながら二人に近づこうとし、後ろから迫る黒いオーラに気付き、振り向いた。 「シン。 ……またそんなことして、頭冷やそうか?」 管理局のエース・オブ・エース、高町なのは。 またの名を二代目冥王。 既にレイジングハートは起動している。 リミッターも解除されていると考えた方がいいだろう。 「…………自由への逃走!」 その顔を見た瞬間、シンは逃げ出していた。 瞬間的には音速を超えていたかもしれない。 無駄かもしれない、でも生きる希望は捨ててはいけないのだ。 そうだよな。 トダカさん、マユ、レイ、ステラetc…… 「スタァアア、ラァイイトォイィオォ、ブゥレェイィィィカァァァァアアアア!!!!」 光がシンに迫る、必死で走るも逃げ切れるはずもなく。 「アーーーーーーーーーーーーーーー」 こうしてシンは一週間の入院、大量の始末書という羽目になったそうな。 ちなみにエイダとデス子は、シンが入院しているうちに誤解が解け、今まで以上に仲良くしているそうだ。 めでたく無し、めでたくも無し クリスマスへ ARMORED CORE 小ネタその5へ 目次へ
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非常に高性能なAI。ツインテールの美少女のアバターでジューンとコミュニケーションをとる。 長太郎が露崎堂から五千円で買い取ったSDカードの中に保存されていたらしく、彼の「実験」の結果、 ジューンのスマホにインストールされた。 病院の内部データへの侵入、中性子爆弾の解析など様々な面でジューンをサポートするチートAI。 かと思えば白夜とツッコミ不在の果てしない漫才を繰り広げたりもする。 ウィリアム・レッドグレイブが開発したAIJ.E.F.T.Yと同一の存在であるかは今のところ不明。
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ジェフティネフト エジプト神話の登場人物。 関連: イスリ (父)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/76702.html
スィトジェフティ エジプト神話に登場する王族。 関連: セナクトエンラータアイッセイ (セナクトエンラー・タア1世、父)
https://w.atwiki.jp/skygaleon_s/pages/723.html
合成出して気が付いた、スカジと合わせて威光毒組めたわ………… -- 2014-02-01 02 42 57 AGの関係で組めなかったわ -- 2014-02-11 05 44 39 このページを追加してて気づいたが、カード説明が【運航】だったり【運行】だったりと、けっこう公式も誤字あるなと思った -- 2014-03-06 03 22 03 威光毒できたぞ? -- 2014-03-28 01 57 46
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ジェフティエムヘブ エジプト神話に登場する王家の書記。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/76728.html
ジェフティメス(2) トトメスニセイの別名。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/76734.html
ジェフティメス(3) トトメスサンセイの別名。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/76759.html
ジェフティメス(4) トトメスヨンセイの別名。
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/3513.html
《OF ネイキッドジェフティ》 効果モンスター 星8/光属性/機械族/攻2900/守2900 このカード通常召喚出来ず、は「ゼロ・システム」による効果でのみ特殊召喚出来る。 また、このカードに装備魔法カードが装備されていない場合のみ、Lv6以下の表側表示モンスターを1体選択し、 攻撃力・守備力が500ポイントアップする装備魔法カードとして装備する事が出来る。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 このカードが戦闘を行った場合、バトルフェイズ終了時にこのカードに装備されているカードを全て手札に戻す。 part15-910 名前 コメント