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『ポジション』 あーあ、来るんじゃなかったかしら、なんて心の中で呟いてみる。 いつもはランカちゃんの方から、私の部屋に来てくれるから。 偶には逆に、私の方から訪ねてもいいかしら。そう提案したのは、私自身なのに。 後悔しかけているのは、目の前で繰り広げられているやり取りのせい。 「それじゃあ、ランカ。粗相がないようにな」 「お兄ちゃん、ひどい! 粗相なんてしないもん! お兄ちゃんなんて、お茶だって上手に淹れられないくせに!」 「あぁ。ランカの淹れるお茶は美味しいからな。 俺が淹れる必要なんてないくらいに」 「お兄ちゃん……」 ブレラ・スターンとか言ったかしら。 オズマ・リーが義理の兄なら、こちらはランカちゃんと血の繋がった本当の兄らしいけど。 そのブレラが、ランカちゃんの頭をそっと撫でると、 ランカちゃんがひどく嬉しそうに、目を細めてみせた。 何処から見ても、仲の良い兄妹の、ほのぼのとした光景よね。 なのに、私の気分がささくれだっているのはどうして? 「じゃあ、行ってくる。戸締りに気をつけて」 「大丈夫だよ。シェリルさんだっているんだし。行ってらっしゃい、お兄ちゃん」 仕事かプライベートか。出かけるブレラを、ランカちゃんが玄関まで見送りに行く。 ……いけないわ。やっぱり、私の心には不快感があるみたい。 変よね。ブレラはランカちゃんの実のお兄ちゃんで。 2人が仲良くしている事は、喜ばしい事なのに。 どうして私はそれを素直に喜べないの? 「ひょっとして……ヤキモチってやつかしら?」 「お餅がどうかしたんですか? シェリルさん?」 「いや、餅はどうでもいいんだけど」 ブレラを送り出したランカちゃんが、リビングに戻ってきた。 私の抱える嫉妬になんて気付かない様子で、お茶の準備をしてる。 それでも私が黙って手招きすると、茶器を置いてこっちに来てくれた。 「ねぇ、ランカちゃん。ちょっとお願いがあるんだけど」 「何ですか?」 「私の事、『お姉ちゃん』って呼んでみて?」 「え、いきなりどうして」 「いいから!」 強い口調で促すと、ランカちゃんは少し躊躇った後、 恥ずかしげに視線を背けながら、ようやく言ってくれた。 「シェ……シェリルお姉ちゃん……」 ベリーグッド! エクセレント! 素晴らしいわ! いつもの『シェリルさん』っていう呼び方もいいけれど、 『お姉ちゃん』っていうのもまた別の良さがあっていいわね! まぁ、いくらお姉ちゃんって呼ばせたところで、本当のお姉ちゃんになれる訳じゃなくて。 さっき私が感じたヤキモチが、解消できる筈もないんだけど。 「やっぱり、血の繋がりには勝てないって事かしら?」 「シェリルさん、急にどうしたんですか?」 「さっきのランカちゃんとブレラ・スターンのやり取り見てたらね。 悔しいというか、ヤキモチ焼いたというか……」 ブレラはランカちゃんをからかって。ランカちゃんはそれに抗議して。 その光景を見ていて、私はこの輪の中には入れないと痛感したんでしょうね。 私も、似たようにランカちゃんをからかうときはあるんだけれど。 からかう方と、抗議する方。その距離感が、ブレラと私とでは全く違うように感じて。 「……でも、私は。シェリルさんが私のお姉ちゃんじゃなくて良かったと思います」 「え?」 「だって……」 言葉を途切れさせると、ランカちゃんは私に抱きついてきた。 妹が姉に甘えるように、ではない。 だって、妹なら。こんな風に姉の胸に顔を埋めたり、鎖骨に口付けたりなんてしないもの。 「……妹なら、お姉ちゃんにこんな事、しないですよね」 「それも、そうね」 頷いて、私はランカちゃんを引き寄せ、キスをする。 そうして、今度は首を舐め上げると、ランカちゃんが微かに鳴いた。 その声を聴きながら、私はランカちゃんと他人であって良かったと思い直す。 「シェリルさんが、一番なんです」 「ん?」 「ブレラお兄ちゃんも、オズマお兄ちゃんも、私にとって大切な家族ですけど。 それとはまた、違う意味で。シェリルさんが、私の一番なんです」 「私もよ」 おわっちゃえ。
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424 名前:peeping 矢三郎 [sage] 投稿日:2011/10/16(日) 03 24 24.14 目ざとい小姑がいるって大変だよね。 壁に耳ありジョージとメアリー? ジョージとメアリーって誰それ? 今日がお互いオフで、学校も休みだったことは幸いだった。 早朝の二回戦から俺が目覚めたのはもう昼近く。 シェリルは未だ眠っている。 昨晩と今朝の事を思い出すと、余程疲れたのだろうな、と頬が緩んでしまう。 身体を離すのは名残惜しかったが、シェリルを起こさないようそっと褥を抜けた。 そして、目覚めたら水を欲しがるだろうと思い母屋に向かった。 「アルトさん、おはようございます」 背後から兄弟子の声。 「おはよう、兄さん。えっと…」 昨晩上手く事が運んだのは兄さんのお陰だが、何と礼を言ったものか。 「よくお気張りになられましたね。本懐を遂げられてようございました」 「ああ、お陰で…え?」 「シェリルさんは未熟ではありますが、アルトさんのお稽古次第ですぐに上達なさることでしょう。 但し、閨房では常にアルトさんが手綱を引かなければなりませんよ? 相手を溺れさせても、自分が溺れてしまってはいけません」 「え、あの」 「ただ、ああいったハウツー本を鵜呑みにするのは感心しませんね。 千鳥の曲を欲するは男子として征服欲の証。求めたことを良くないとは申しませんが、秘め事とは相手の気持ちあってこそ。まだシェリルさんは初心なのですから、机上の情報に踊らされて焦ってはなりません。 何をすべきかは本能が教えてくれます、必要な時に必要なことを」 では、と踵を返した兄が、不意に振り返った。 「肝心なことを申し上げねばなりませんでした。アルトさん、男子の基本は接して漏らさず。本日のように、とうにお天道さまが高くなってからのお目覚めになってしまいますからね」 そしてすたすたと音も無く去って行った。 俺はその背中に掛ける言葉を見つけられなかった…。 何故兄さんがあのマニュアルの存在を知ってるんだ? 何故昨晩の事を知っているんだ? そして今朝のことも…! 疑問は尽きなかったが、尋ねる気力を失っていたし、聞きたくもなかった。 重い足取りで離れに戻ると、シェリルは既に起きて縁側で呑気にお茶を啜っている。 「シェリル、起きたのか」 「ええ、矢三郎さんがいらして、ジンジャーレモネードとこれを出して下さったの」 それはお茶ではなく、早乙女家秘伝の蜂蜜と檸檬と生姜のドリンクだった。漆の盆には大根の蜂蜜漬けと、生姜の砂糖漬け。 「喉にいいですよって。でもどうして私が喉が痛いって分かったのかしら?」 そして開け放たれた襖の向こうに違和感を覚えた。 「布団はどうしたんだ?」 「それも矢三郎さんが上げて下さったの。今日はお天気がいいから干しましょうって」 昨晩と今朝、あらゆるシミを大量に付けたあの布団を!? 兄さん、今まで俺の布団の上げ下げをしたことなんかなかっただろ!? 「矢三郎さんてとても気が利くわよね。まるでグレイスみたいよ、インプラントもしていないのに。いいお兄さんがいて、アルトは幸せね」 そう言って、シェリルは花が綻ぶように微笑んだ。 お前は何も知らないからそんなことが言えるんだ…! どっと疲れが出てその場にへたり込んだ。 この家に…いや、兄さんの前に俺たちのプライバシーは無いのか? 「アルト? 顔色悪いわよ? 大丈夫?」
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971 :名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 22 09 04 ID gylKyuna グレイス×アルト+ブレラ×シェリル でこんなのが浮かんだ。 セリフだけですが。 ↓ 「早乙女アルト中尉…!さあ、跪いて私の言うとおりになさい! 私の言うことが聞けないなら…あなたの大切なシェリルがどうなるのか…解っているでしょう?」 「…くっ、できるか!そんなこと…!」 「あら?できないの? …ほら、早くしないと… これからブレラ・スターン少佐がシェリルをどんな風に扱うことになるのか解っているんでしょう? それとも、彼にひどいことをされるシェリルの姿が見たいのかしら? …ほら、ここからでもスクリーンを通して見せてあげるわ。見えるかしら?」 「痛っ!…ちょっと!…放しなさいよ!」 「貴様の要求には従えない…命令は絶対だからな…俺には…俺には命令に逆らう力はない。」 「ちょっと、何を言っているの!嫌っ!…止めてよっ!」 「静かにしろ…おまえが余計に傷つくことになるぞ。」 「嫌なものは嫌!…止めてよっ!…っ、嫌っ!…んっ、あぁ…嫌ぁ!…アルト…」 「ほら、見えるかしら?…早くしないと…あの子の方もキスだけじゃ済まなくなるわよ…。」 「…やめろ!そんなこと…! …俺が…俺がお前の言うとおりにすれば、本当にこれ以上シェリルに手を出したりしないんだな!」 「そうよ、私の言っていること、ちゃんと聞こえたんでしょう? なら、もう自分がどうするべきか…答えは出たかしら?早乙女アルト中尉?」 「ああ。お前の言うとおりにしてやるさ。」 「ふふっ、さぁ、お楽しみはこれからね。 …まずは、あなた自身のそれを自分で使えるようにしてもらおうかしら?」 「う…ぐっ、あ…っ…痛、っぁ…うぅっ!!」 「ふふっ、まだココを少し軽く踏んであげただけなのに… 良いわ…その表情……ねぇ、早乙女アルト中尉、これからが楽しみね。」 〈了〉 だれか更なるエロも含めて形にしてくんないかなぁ…orz。 ※続きは7-056
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330 名前:fusianasan[sage] 投稿日:2010/10/16(土) 14 41 13 萌えスレ…ファービーに悪戯したシェリルに、アルトがあのブブブブでお仕置きですね分かります 331 名前:fusianasan[sage] 投稿日:2010/10/16(土) 21 27 00 こうですか? シェリルが「ナデナデシタダケ-」ってうるさいから 豆の上にマッサージ器あてて死ぬほどナデナデしたら 「ァー…スゴィ…ァー…スゴォ…ァ-」ってなった。 最初は面白かったんだけど、なんかムラムラしてきたので根元まで思い切り挿入したら 「モダメェ」みたいなこと言いながらすごい勢いで跳ねて逝った。 333 名前:fusianasan[sage] 投稿日:2010/10/16(土) 22 05 06 「はー」 「ん?」 散々に弄ばれたシェリルがアルトのため息をきいて首だけを声の主に向けた。 シェリルの頬に掛かった髪を払うと、アルトはけだるげに横たわったままシェリルの唇に自分の唇を重ねた。 甘く啄ばむと、困っているような、にやけているような、複雑な表情でシェリルを見つめる。 「・・・全然おしおきになってない」 「え?」 「こんなにキモチイイんだったら、お前、またシたくなるだろ?」 「でも、オシオキじゃない方が、アルト優しいわよ?」 「そりゃ、お仕置きだから」 「だって、オシオキの時って、激しくって、奥とかガンガン揺さぶられて痛い時もあるもの。 ヤメテっていっても、どんどんイカされて、体が勝手に跳ねて後で体重いし。 私は途中で、訳が分からなくなるけど、むしろ、明らかにあんたが楽しんでるわよね」 「いや、まあ、お仕置きだから」 「別に、お仕置きじゃないときだって、そんなに遠慮しなくて良いのよ?」 「そんなこと・・・」 「日ごろの反動であんなにされるんじゃ、なんか、アルト、いつもが不満みたいじゃない」 「いや、そんなことは断じて無い!」 「でも、ほら見て、こんなにいっぱい出して」 「いや、だからね、これは久しぶりだから」 「体中べたべた」 「いや、たまたま、出す場所が悪かっただけで、別に量は変わらないと思うし そもそも量と気持ちよさは関係ないし、いつも気持ちいいし・・・」 「じゃあ、なんであんなにしつこくしつこく、ヤメテって言ったところ突くのよ」 「ヤメテってキモチイイってことだろ?そりゃ、キモチヨクしてやりたいだろ」 「悪いことしたオシオキなのに?」 「悪いことしたって覚えて、次から気をつけてくれるように覚えてくれたらそれで良いの」 「じゃあ、別にため息つかなくたっていいじゃない。 私きっと、ファービー見るたびに、アルトにすっごく気持ちい事されて大変だったって思いだすわ」 「湯沸かしポットとかホームベーカリーとか見てもちゃんと思い出してるか?」 「あ・・・///ん・・・・うん。思い出すわ。だから、もう失敗しないでしょう?」
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【検索用 しぇりー 登録タグ 2012年 UTAU し とろ マッハ人生 彼音いずむ 曲 曲さ 豆の木 雪歌ユフ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:マッハ人生 作曲:マッハ人生 編曲:マッハ人生 絵:とろ、豆の木 唄:彼音いずむ・雪歌ユフ 曲紹介 今回は多分オルタナです。 曲名:『シェリー?』 マッハ人生氏の4作目。 歌詞 (動画より書き起こし) 君は 傷口が腐るのを まるで宝石をかざすように 見せびらかしてくるから 僕は同じ場所にナイフを あの日もまるでモノクロの フィルムに一滴 赤色を 垂らしたように 君だけが 明るすぎる闇で 君だけが ねぇ、シェリー 君と僕をつなぐ赤い糸は ボーダーの 長袖に隠しておいて ありふれた傷にしたくない ねぇ、シェリー 君をいつも ひとりぼっちにするのは君だけさ ねぇ、シェリー 僕は可愛そうな君の舞台 ちゃんと最後まで見るよ ねぇ、シェリー ねぇ、シェリー ねぇ、シェリー 知らない人の葬式に 月曜日から出かけた わざわざ赤い靴を履き 両足を斧で切られたいの?シェリー 思い出で散らかった部屋でも 目立つように 大げさに飾り付けて言う 「……愛してる」 「……愛してる?」 互いに足をからませて 動けずに どこにも行けずに ねぇ、シェリー 君と僕をつなぐ赤い糸は ボーダーの長袖に隠しておいて ありふれた傷にしたくない ねぇ、シェリー 君をいつも ひとりぼっちにするのは君だけさ ねぇ、シェリー 僕は可愛そうな君の舞台 ちゃんと最後まで見るよ シェリー 僕はずっと 君の隣で腐っているよ ねぇ、シェリー 僕ら あのフィルムのラスト なぞる様に終わってくんだ きっと ねぇ、シェリー ねぇ、シェリー ねぇ、シェリー ……ねぇ、シェリー? コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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きっかけは、私の誉め言葉だった。 ランカちゃんが作ってくれる愛情たっぷりの料理が、とてもおいしかったから。 それを素直に口にしてみたの。 ランカちゃんが浮かべる照れ笑いを見たかったっていうのもあるんだけど。 やっぱり、賞賛と感謝とは口にしないとダメじゃない? 「ランカちゃん、本当に料理が上手よね」 「あ、ありがとうございます。シェリルさん」 「色々な料理を作れるし。可愛いし。まさに理想のお嫁さん、かしら?」 「それはちょっと、言い過ぎですよ。 お嫁さんっていうなら、シェリルさんの方がずっと花嫁衣裳が似合うと思います! エプロン姿だって、シェリルさんの方が様になりそう」 「ありがとう。でも、私って料理した事ないのよね」 そう言った時、ランカちゃんの目が光ったように見えたのは、気のせい? 「だめですよ、シェリルさん!」 「え、え?」 「せめて簡単なもの位は、作れるようになってた方が良いと思います!」 「でも、外食でも十分じゃない?」 現に、これまで私は食生活の殆どを外食で済ませてきてる。 誰かの手料理を頻繁に食べる機会なんて、ランカちゃんと出会うまでなかったから。 舞台の世界にいる人間にとって、食事なんて栄養摂取さえ出来れば何でもいいんだもの。 まぁ、美味しいに越した事はないけど。 「……うぅ……それはそうですけど……」 「ランカちゃん?」 でも、ランカちゃんにとっては不服みたい。 料理なんて、別に自分で出来なくてもいいと思うんだけどな。 私が作れなくたって、ランカちゃんが作ってくれるだろうし。 ……なんて思っていたら、ランカちゃんが最後の攻撃をしかけてきた。 「私、シェリルさんの手料理、食べてみたいです!」 そんな顔して言われたら、断れるわけないじゃない? お願いされた数日後、つまり今日、私はランカちゃんの家を訪れた。 ランカちゃんに教わりながら、料理を作って、一緒に食べる為に。 料理教室みたいなものよね。 でも、先生であるランカちゃんは、いつもと違って厳しい目をしていた。 「では、酢豚を作ります!」 「難しすぎないかしら。まずは、サンドイッチとか……」 「私、『娘々』でバイトしてた時に酢豚の作り方を習って。それがすっごく美味しいんです! 思ってるより簡単だから、シェリルさんにだってすぐ作れますよ!」 押し切られる形で、2人並んで台所に立つ。 ランカちゃんがまず用意したのは、茶色くて、丸っこいのにぴょこんととんがっている…… 「玉ねぎ、よね?」 「そうですよ。まずはこれの、茶色い部分を剥ぐんです」 「まだ包丁は使わないのね。良かった……って、あら?」 どうして? どうして自然と涙が出てくるの? そんなにランカちゃんとの共同作業が嬉しかったのかしら、私は? いや、そうじゃなくて! 「どうしたんですか、シェリルさん?」 「ランカちゃん、これ、目にしみる!」 「玉ねぎですから。剥き終わって、包丁で切り出したら、もっと目にしみるんですよねー」 もっと!? これよりもっと目にしみるの!? 「ねぇ、ランカちゃん、やっぱり私」 「シェリルさん、ちょっとこっち向いてください」 料理は食べるだけでいいわ、というより早く、ランカちゃんが私を呼ぶ。 少し身を屈めて顔を向けると、ランカちゃんもこちらを向いていた。 背伸びしたランカちゃんが、もっと顔を寄せてきて、そして、 「んっ」 ランカちゃんの暖かい舌が、私の涙を舐めとっているのが、分かる。 「シェリルさん、もうちょっと、屈んで下さい」 「え、ええ……」 「ええと、次は右側」 「あうっ……」 「あ、あんまり動かないで下さい、シェリルさん」 両手は玉ねぎで塞がっているから、代わりに舌で拭っている、という事なのかもしれない。 でも、私にとっては、それだけじゃなかった。 ランカちゃんの舌が頬を行き来する度に、体温が上昇するような錯覚がある。 ふわふわと、良い気持ち。 舌だけじゃ、もう足りない。 私は玉ねぎをまな板の上に置いて、ランカちゃんを抱き締めようとしたんだけど。 「はい、終わり」 「え? もう?」 「涙は止まったみたいですし。仕方ないから、玉ねぎは私が全部切っちゃいますね。 シェリルさんには、ピーマンをお願いしていいですか?」 「え、ええ……」 何事も無いような顔で、ランカちゃんが今度は緑色の物を差し出してくる。 ええと……でも私の頬って、多分上気してると思うんだけど。 ランカちゃんってば、それに気付いていないのかしら? ひょっとしてこれって、所謂放置プレイ? 結局、私とランカちゃんは、そのまま酢豚を作り上げた。 と言っても、私はランカちゃんの舌の感覚ばかりを気にしていたせいで、 どう料理をしていたのか、あまり覚えていないんだけど。 もしかすると、酢豚作りの7分の6位は、ランカちゃんがやってくれたのかもしれない。 そうして、2人で作った酢豚を美味しく食べて、そのままここに泊まる事になって。 それで、あの時の続きが出来れば良かったんだけど。 「……なのに、どうしてランカちゃんはもう寝てるのかしら?」 「スー……スー……」 交替で入浴して、ベッドの準備をして。 さぁこれから、と思った時には、ランカちゃんはすでに寝入っていたのだ。 「ねぇ、ランカちゃん。私の興奮はまだ冷めてないのよ?」 「スー……スー……」 「もう。……そっちがそうなら、こっちも勝手にしちゃうんだからね?」 まずは、可愛い寝息を振りまく口元と、首筋に口付けて。 それから、起こさないよう慎重に、ランカちゃんのパジャマをたくし上げる。 まだ育ちきっていない、そんな印象のある胸を揉むと、少し、ランカちゃんの呼吸が乱れた。 「ふっ……んんっ……」 起こしたかしら? ……いや、まだランカちゃんの瞼は下りたままだ。まだ眠っている。 安心して、私はランカちゃんの胸を弄ることに没頭した。 「ランカちゃんの胸、気持ち良い……」 「あうっ……んー……」 「寝ていても、反応はしちゃうのね」 小さな乳首が、さぁ触って、とでも言うように存在を主張している。 私は誘いに乗って、片側のそれを自分の口に含んだ。 舌先で味わいながら、軽く歯を立ててみる。 ……それが、いけなかった。 「あう!」 「え?」 「ん……うー……あれ、シェリルさん。え。えええええ!?」 あーあ、起きちゃった。 ランカちゃんは、首だけを僅かに持ち上げて、刺激のあった胸元を確かめる。 めくり上がったパジャマと、そして胸を揉んでいる私の手。 状況証拠は揃ってた。 「ごめんなさいね、ランカちゃん。つい……」 「ついって」 「ほら、涙を舐めとってくれたでしょう? あの時から、こうしたくて堪らなかったの。 でも、ランカちゃんが先に眠っちゃったから、起こすのも悪いかと思って」 「だからって……眠っている間に勝手に、こんな……」 「でもまぁ、起きちゃったんだし。 ランカちゃんだって、もう寝直せないでしょう? だったら……ね?」 続きをしましょう、と私は促す。 ランカちゃんは少し躊躇ったようだけど、やがて決心したのか頷いた。 やったわ! ……でも、どうしてランカちゃんがににじり寄ってくるのかしら? 「ランカちゃん? そのまま仰向けになってていいのよ?」 「いいえ。 眠っている間に、シェリルさんに『してもらった』んですから。 今度は私がお返ししますね!」 「ランカちゃん、目が……ひゃあ!」 ランカちゃんが、いきなり抱きついてきて、首筋を舐めてきた。 その後は、もうランカちゃんにされるがまま。 やっぱり、料理なんて慣れない事、しようなんて思うんじゃなかった。 ……気持ち良かったけどね? END
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シェリー 読み しぇりー あだ名 シェリリン ローマ字表記 Carol 身長 168cm 体重 52kg 3サイズ B94 W60 H92 誕生日 4月8日 血液型 O型 出身地 イギリス 趣味 ショッピング 声優 あんのもも ポジション RMF、(RWG) 見た目はセクシーな大人っぽい雰囲気のお姉さん。しかし実はとんでもドジを繰り広げる超天然。泣き虫で、人に迷惑をかけては「ごめんなさい~!」と涙目になる。年下の子たちに慰められたり可愛がられたりしている模様。しかし本人はあくまでも頼れるお姉さんを目指しているらしい。自分の見た目を理解しておらず無防備なので、老若男女多くの人を惑わせている。 キャラ性能 シュート、ドリブル、パス、ディフェンスの4値は、ビーナス(☆6)時点での最大値を表記。 Sビーナス(☆7)時の数値はこの値に+175、SSビーナス(☆8)時の数値は更に+100した値となる。 また、一部初期キャラを除き、びびっどボードが実装されている選手はスタミナ数値の横にボード内解放分の(+100)と表記する。 シュート ドリブル パス ディフェンス 643 667 607 583 スタミナ ☆6(Lv70) ☆7(Lv80) ☆8(Lv90) 数値 596(+100) 679(+100) 774(+100) 経営 会社 46 スタジアム 77 クラブハウス 54 次々とドジを引き起こし、見る物をハラハラさせるお姉さん。 頼れるお姉さんになりたいと思ってはいるが、実際は年下の子達からは逆に心配されている。 セクシーな格好をしている事が多いが、本人にそんな自覚は無く、ハプニングの方向性が大変な事になるのは言うまでもない。 ドリブル、シュートの順で高めとなっているバランス型配分のステータス。 RWG配置も可能なので、攻め上げるのも手。 Sビーナススキル お姉さんに頼っていいのよ 適正ポジションに配置すると発動。LMF、RMFのドリブルが10%、パスとディフェンスが5%アップFWのドリブルが5%アップCBとGKのディフェンスが5%アップ 適正位置のドリブルを高めつつ、RMF配置でのパスカット性能やCB、GKの守りも固めてくれる。 基本的にRMF配置で大きく伸びるドリブルを活かし、パスやスライディングと組み合わせるのが良いだろう。 実装済み衣装 衣装名 スタミナ シュート ドリブル パス ディフェンス 総合 スロット スキル名 消費スタミナ スキル種類 倍率 衣装入手経路 ビーナスユニフォーム - - - - - - 3 超天然スライディング 90→120 スライディング ×8→×9 - ホット・アンド・タイト +79 +17 +32 +88 +34 250 3 シェリリン☆パス 120 パス ×10.5→×11.5 スウィートデビル +81 +30 +29 +85 +25 250 3 おとぼけパス 130 パス ×9→×10 魅惑のワンピース +63 +87 +27 +27 +26 230 3 無防備ダイレクト 80 ダイレクト ×8.5→×9.5 おっとりな長女(版権衣装) +67 +13 +16 +86 +18 200 3 キャノン砲発射! 120 パス ×9.5→×10.5 - ふんわり桃色夏どれす +71 +2 +87 +18 +22 200 3 お姉さんワンピドリブル 100 ドリブル ×9.5→×10.5 Lobiコラボユニ(版権衣装) +67 +10 +18 +41 +44 180 3 Lobi☆カット 100 パスカット ×8→×9 - ピンクの看護師さん +66 +25 +80 +22 +27 220 3 セクシー&ヒーリング 100 ドリブル ×8.5→×9.5 幸せのシンフォニー +69 +88 +16 +15 +12 200 3 Happy Candlelight 90 シュート ×9.5→×10.5 びびっどボード ネコちゃんシェリリン +65 +13 +15 +68 +69 230 3 にゃおん♡カット 115 パスカット ×10→×11 ふんわり若緑色どれす +93 +42 +97 +29 +19 280 3 バカンスワンピドリブル 160 ドリブル ×12.5→×13.5 Sweets メロンケーキ +55 +16 +82 +14 +83 250 3 メロンケーキ♡スライド 130 スライディング ×11→×12 サンフラワー水着 +71 +31 +88 +24 +16 230 3 ドジっ子スイカ割り 115 ドリブル ×10→×11 衣装画像 ホット・アンド・タイト スウィートデビル 魅惑のワンピース おっとりな長女 ふんわり桃色夏どれす Lobiコラボユニ ピンクの看護師さん 幸せのシンフォニー ネコちゃんシェリリン ふんわり若緑色どれす Sweets メロンケーキ サンフラワー水着
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273 名前:小ネタ「ピュアなフリしてギラギラサマー♪」[sage] 投稿日:2012/10/02(火) 22 18 11.07 流れに乗って突発ネタです。話題に出てる映画後の『初めて』はまた後日投下予定です。 毎回読んでくださる方、支援・GJして下さる方、wikiに補完して下さる方への感謝を込めて… 「はぁ………」 「本日、13回目だな」 「―――何がだよ」 「さぁて?直接言って欲しいのか?」 「う……」 そう―――…気付けば自然と口から漏れ出るのは深い溜息だ。 本日だけで実に13回目。ここ数日の間、何度と無く繰り返されてきた仕草。 自分でもその事を自覚しているのだから、職場でも校内でも 隣にいる、察しのいいこの男に気付かれない訳は無かった。 「どうしたんだよ一体。何かあったのかな~?何ならお兄さんに相談してご・ら・ん」 「誰がお兄さんだ誰が!気持ちの悪い声を出すな!」 ぐぐっと肩に腕をまわして耳元に囁かれる言葉を、その腕ごと邪険に振り払う。 じろりと睨んで見せると、眼鏡の奥にある翡翠色の瞳にいやらしい光が浮かんだ。 「だってさ。お前がそんな顔してるんだとしたら 十中八九、原因はあの女王様だろ?どうした?今度は一体何をしたんだよ」 「今度はって言うな、今度はって!」 「……おや?」 「なんだよ」 「誰かさんが自覚するずいぶんと前から、妖精さんとの事に関しては 色々と手を回してあげた記憶があるんだが、気のせいかな?」 「っ…ば、バカ……!」 持ち出された過去の事に、かぁっと頬に朱がのぼるのが分かる。 遠い様で、時間的にはそんなに遠い訳でもない遠い…以前の話。 自分の気持ちが分からなくて、シェリルを傷付けて、彼女から 離れる事までも考えて…悩んで、思い詰めていた時に、助け舟を 出してくれたのは、確かに目の前にいるこの男だった事を思い出す。 「お前達がウダウダ悩んでた時にペナルティ覚悟でシェリルを連れて来てやった事もあったし。 最後のタイヤキをどっちが食べるかどうかで大喧嘩した翌日に、愚痴を聞かされた事もあったし。 しかもその原因がお互いに「お前が食え」で譲らなかったことだったなんて事もあったっけなぁ…」 「う……」 「そのくせお互いに意地っ張りで何日経っても譲らない、護衛中もそんな感じで困ってる、 そうグレイス女史から相談されて、メッセンジャーまがいの事をしてまで お前達の仲をとりもってやったのは誰だったっけな?当人は忘れちゃってるのかな~?」 「わっ…悪かったよ、それは…恩に着て、感謝してる…」 口にしなければ次々蒸し返されそうな、シェリルとの間の出来事を 封じるためにも、俺はぐっと言葉に詰まりながらも素直にその事を認めた。 そう―――…確かに色々と世話になって感謝してはいるのだ、ミシェルには。 自分の気持ちに自覚の無い頃…それこそ彼女にスパイ疑惑がかかっていると知った あの時にさえ、一番最初に俺が相談を持ちかけたのも目の前の男だった。 その事を考えると…やはり素直な感謝の気持ちを認めざるを得ない。 「だったら良いだろ?……またグルグル悩んじまう前に、相談くらいには乗ってやるよ」 「―――はぁ……」 だから、目の前のミシェルに苦笑いをしながら促されてしまうと… 先ほどとは異なる種類の溜息を漏らしながらも、俺は口を開くしかなかった。 「……失敗した、と、思って…」 「ん?失敗?」 「ああ」 「失敗って…だから、今度は一体何をしたんだよ?」 「う……」 けれどその先を促されると…どう言葉にしていいのか。 どうやって説明していいのか、分からなくてつい頭を抱えてしまう。 「アルト?」 「だっ、だから……!だから、その…し、失敗したな…と」 「はっはぁ~ん」 そして、そんな俺の態度を見て察してしまうのが―――… ミシェルの厄介で、けれど時折有り難い所なのだろう。 耳朶まで真っ赤になっているだろう俺の姿を目にして ミシェルは心底楽しそうな含み笑いを漏らした。 「バッカ!初心者のお前が初心者のシェリル相手に お前がそこまで辿りついただけでも快挙だろ! 失敗したって何だよ?緊張し過ぎて勃たなかったか? 気持ち良すぎてすぐ終わらせちまったか?それとも挿れる場所が 分からなくてモタモタしてる間に暴発しちゃったとか?」 「ばっ…ち、違う!って言うかなんで初心者だって分かるんだよ!?」 「そりゃお前等見てたら誰でも分かるって…で、一体何を失敗したんだよ」 「あ……ぅ……」 ミシェルの言葉に蘇るのは先日の…シェリルと過ごした『初めて』の時間だ。 グレイスさんの事を思い出して寂しくて、俺がフォールドした時の事を 思い出して不安になって…泣くのを我慢しているシェリルが、たまらなく愛しくて。 抱きしめて、ずっと一緒にいると約束して、初めて一つに結ばれた。 お互いに初めての行為に緊張して、ドキドキして、時々じゃれあったり 笑い合ったりしながら―――…心も体も一つに繋がったあの時間。 その時の事を思い出しては、今も心と体がじわりと熱を帯びるのが分かる。だが…… 「別に…お前が言っている様な事で失敗した訳じゃない」 「ほぅ?」 「そりゃ緊張したには緊張したけど、シェリルも緊張してた点は同じだったしな。 お互いに緊張よりもずっと幸せな気持ちで一杯になってますます興奮する位だったし。 気持ち良いのは確かに気持ち良くてこの世の中にあんなに気持ち良い事があるのかと 驚く位だったが、だからこそ少しでも長くあの気持ち良さを感じたくてむしろ後から 初めてのシェリルに無理をさせたんじゃないかと心配する位だった。 挿れる場所が分からないんじゃないかって不安は確かにあったさ、でもだからこそ その前に指と舌とでしっかり探ったりほぐしたりして確かめておいたから 思っていたよりもスムーズに場所は確認できたと思う。もちろんシェリル自身も 初めてだったからかなり痛がる様子を見せたけどそれでも健気に 『良いから来て…あたしの中に』って泣きながら俺を受け入れてくれたし、 自分だって苦しいくせに俺が我慢して動かずにいるのを察して 『アルトになら壊して欲しいわ』とか『アルトにも気持ち良くなって欲しいんだから』とか 言い出して。それが嬉しくて俺も『大事にする』ってアイツに伝えて可愛い唇をそっと吸……… 「分かった!分かったからアルト!それ以上は良いからその口閉じろ!」 「……?なんだよ、自分から聞いておいて。ヘンなヤツだな…」 「…で、それでお前は一体何を『失敗した』んだ?」 「ああ……」 そう。思い返しても行為自体に失策があったとは思えないのに。 それでもこの時の『初めて』以来…何故かシェリルには、2回目の行為を拒まれていた。 何が悪かった?何が良くなかった?俺は一体何を失敗してお前を傷付けた? その理由を探る為にも、何度もこの時の事を思い返しては蘇る情欲を持て余す日々。 それが何度となく繰り返される溜息の理由だとは…流石に素直に口には出せない。 しつこく食い下がるミシェルに、シェリルに拒まれているその事実だけを伝えると 俺はもう一度はぁ…と一つ溜息を吐き出した。 将来を嘱望された天才女形、伝説の桜姫、濡れ場と言えば早乙女有人。 そう言われて来た事はあっても結局は女心なんて一つも分からない。 中でもシェリルは特に厄介なんだ。すごく分かり易い所もあるのに複雑で、 複雑でどう対応すれば良いのか分からないかと思うと妙に素直な所もあって。 彼女の笑顔を見る度に、もっとその内面に触れたいと思う。 彼女の全てを知りたいと思う反面、次々見せてくれる自分の知らない一面に ドキドキさせられるのを楽しいと思う自分もいる。 けれど今回ばかりは本当にお手上げだった。 出来れば今夜にでも何とか機嫌を直して貰って、あの幸せな時間を… 彼女と溶け合う溜まらなく幸福な時間を、二人で過ごしたいと思うのに。 「…で、本当に何も心当たりはないのか?」 「いや…。ここ数日考えて、一つだけそうじゃないかと思うこともあるにはあるんだ」 「なんだよ、だったら早くそれを言えって。お前自身は何が原因だと思ってるんだ?」 此方を覗き込む様にしながら先を促すミシェルの視線から目を逸らし、 俺はまだ少し残る気恥ずかしさや躊躇いを振り切って、もう一度口を開いた。 「アイツは満足してなかったんじゃないか…と思ったんだ」 「ん?」 何を言っているんだコイツは、と云う表情を浮かべたミシェルの態度に むっと眉根が寄るのを自覚しながら、先を続ける。 「―――だから!俺はすごく気持ちよくて…シェリルが『良いから』って 言ってくれてる言葉に甘えて、一晩中、その…満足させて貰った。 何度も出させて貰って…何度もイかせて貰って、すごく良かったんだ、だけど…」 「………だけど?」 心底うんざりしてます、と。どんどん半眼になって行くミシェルが更に先を促す。 「だけどアイツは…満足してなかったのかな…って思って… 俺の腕の中で何度もぐったりして弓なりに体を反らせて甘い声で泣いてたから シェリルも気持ち良くなってくれてると思ってたんだよ。でも思い返してみたら 途中から『もう止めて』『アルトお願いもう放して』とか言っていた気もして… なぁミシェル。やっぱり、その…俺だけが幸せで、楽しんでいたんだと思うか? もっと自分の欲求を抑えて、アイツの方をもっと沢山イかせてやれば良かったのか…?」 「……………」 思い返してみれば、俺は何度も気持ちよく出させて貰ったけれど… 本当にシェリルは気持ち良くなってくれていたんだろうか? 自分ばかりが楽しまないで、シェリルをイかせる事にこそ専念すべきだったんだろうか… 「本当に…失敗したよな……はぁ……」 そして漏れる本日16回目の溜息。恥ずかしさを押し殺しながら相談したにも関わらず 気付けばミシェルは無言のまま姿を消していた。全く、なんて友達甲斐の無いヤツなんだ。 何度思い返してみても、失敗なんてその位しか思いつかない。 けれどこのまま、シェリルに拒まれ続けているのは余りに辛すぎる。 だから―――もう一度シェリルが許してくれたら。その身をこの腕に任せてくれたら。 今度は何度でも何度でも…彼女が満足するまで何度でも奉仕してイかせてやろう。 その事をひっそりと胸に誓いながら、俺は17度目の溜息を口から吐き出したのだった。 そんな感じで短いネタですが、お茶請けにでもどうぞ。 今になって気付いた誤字脱字がありますが、そっと見逃して下さいorz アルトさんがしている「失敗」に関しては、お察し下さいと言う事で。 ようやくお許しが出た二度目のその後、涙目になった妖精さんに更に拒まれて 学校の屋上で青くなったり赤くなったりしながら頭抱えてる未来しか見えませんが(笑) ここまで読んで戴いた方、本当に有難うございました。
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デカルチャー!!ミクスチャー!!!!! デカルチャー!!ミクスチャー!!!!! 発売日 2022年4月6日 レーベル フライングドッグ デイリー最高順位 1位(2022年4月6日) 週間最高順位 1位(2022年4月12日) 月間最高順位 1位(2022年4月) 年間最高順位 2位(2022年) 初動売上 84329 累計売上 107391 アニソンオリコン1位獲得作品(3冠) 週間1位(V2) 月間1位 上半期1位 収録内容 曲名 アーティスト タイアップ 視聴 1 僕らの戦場 シェリル・ノーム(May n)&ランカ・リー(中島愛) マクロス キャラソン 2 ライオン ワルキューレ 3 いけないボーダーライン シェリル・ノーム(May n)&ランカ・リー(中島愛) 4 ノーザンクロス ワルキューレ 5 GIRAFFE BLUES シェリル・ノーム(May n) 6 放課後オーバーフロウ ワルキューレ 7 不確定性☆COSMIC MOVEMENT ランカ・リー(中島愛) 8 ユニバーサル・バニー ワルキューレ 9 破滅の純情 シェリル・ノーム(May n)&ランカ・リー(中島愛) 10 サヨナラノツバサ ~ the end of triangle ワルキューレ 11 愛・おぼえていますか シェリル・ノーム(May n)&ランカ・リー(中島愛) ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 4/12 1 新 84329 84329 2 4/19 1 → 8015 92344 3 4/26 2 ↓ 3538 95882 4 5/3 8 2550 98432 2022年4月 1 新 98432 98432 5 5/10 1 ↑ 1739 100171 6 5/17 4 ↓ 1103 101274 7 5/24 6 ↓ 893 102167 8 5/31 11 745 102912 2022年5月 5 ↓ 4480 102912 9 6/7 5 ↑ 633 103545 10 6/14 5 → 492 104037 11 6/21 8 ↓ 451 104488 12 6/28 10 ↓ 487 104975 13 7/5 ↓ 323 105298 2022年6月 14 ↓ 2386 105298 14 7/12 11 ↑ 285 105583 15 7/19 11 → 256 105839 16 7/26 ↓ 200 106039 17 8/2 182 106513 2022年7月 ↓ 1074 106513 18 8/9 ↑ 164 106677 19 8/16 ↓ 151 106828 20 8/23 ↑ 164 106992 21 9/13 14 ↓ 124 107242 22 10/4 149 107391
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名前 ウィネア クラス/レベル オラクル/5 性別/年齢 女/49 瞳/髪/肌 黒/銀/白 紹介 シェリルやシェラハを産んだ母親。グナーデにその存在だけ利用されて長らく北のアビシニアン教団アジトの地下に幽閉されていたところを、一行に助けられる。 真面目でやや厳格なところを見せるも娘に対する深い慈愛の心を持った女性で、盲目であることや行き場がないことなどから現在は“旅団”のカーゴに引き取られている。 登場履歴 第43話「闇色の聖誕祭」登場 地下の大空洞に幽閉されていたところをアルト達に助けられる。アルトやアランがかつてシェリルを助けるために尽力してくれたアレックスの息子であることに奇妙な因縁を感じつつ、力強い二人の言葉に再び希望を取り戻した様子だった。 第87話「かの日の残光」登場 アウナッソスの夢の世界ではあったが、シェリルの過去に登場。だが姉妹のどちらかが闇に堕ちるという予言を受けた張本人でもあったことから、姉妹に対して恐怖を向ける村人たちの前には何も出来なかった様子。 第130話「君に再び会う日のこと」登場 何故か現れたファールーに連れられて、ジークフリードの前まで現れてシェリルの救出に手を貸してくれることに感謝する。祈り、願うことも必ず力になるというジークフリードの言葉にカーゴに残りながらも成功を祈り続けると約束。余談だが、その祈りは確かに最終局面で力となり必死に戦うPC達の一助となった。 名前 コメント すべてのコメントを見る