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1コリ12 1 兄弟たち、霊的な賜物については、次のことはぜひ知っておいてほしい。 1コリ12 2 あなたがたがまだ異教徒だったころ、誘われるままに、ものの言えない偶像のもとに連れて行かれたこと を覚えているでしょう。 1コリ12 3 ここであなたがたに言っておきたい。神の霊によって語る人は、だれも“イエスは神から見捨てられよ”と は言わないし、また、聖霊によらなければ、だれも“イエスは主である”とは言えないのです。 1コリ12 4 賜物にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ霊です。 1コリ12 5 務めにはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ主です。 1コリ12 6 働きにはいろいろありますが、すべての場合にすべてのことをなさるのは同じ神です。 1コリ12 7 一人一人に‘霊’の働きが現れるのは、全体の益となるためです。 1コリ12 8 ある人には‘霊’によって知恵の言葉、ある人には同じ‘霊’によって知識の言葉が与えられ、 1コリ12 9 ある人にはその同じ‘霊’によって信仰、ある人にはこの唯一の‘霊’によって病気をいやす力、 1コリ12 10 ある人には奇跡を行う力、ある人には預言する力、ある人には霊を見分ける力、ある人には種々の異 言を語る力、ある人には異言を解釈する力が与えられています。 1コリ12 11 これらすべてのことは、同じ唯一の‘霊’の働きであって、‘霊’は望むままに、それを一人一人に分け与 えてくださるのです。 1コリ12 12 体は一つでも、多くの部分から成り、体のすべての部分の数は多くても、体は一つであるように、キリス トの場合も同様である。 1コリ12 13 つまり、一つの霊によって、わたしたちは、ユダヤ人であろうとギリシア人であろうと、奴隷であろうと自 由な身分の者であろうと、皆一つの体となるために洗礼を受け、皆一つの霊をのませてもらったのです。 1コリ12 14 体は、一つの部分ではなく、多くの部分から成っています。 1コリ12 15 足が、“わたしは手ではないから、体の一部分ではない”と言ったところで、体の一部でなくなるでしょう か。 1コリ12 16 耳が、“わたしは目ではないから、体の一部ではない”と言ったところで、体の一部でなくなるでしょう か。 1コリ12 17 もし体全体が目だったら、どこで聞きますか。もし全体が耳だったら、どこでにおいをかぎますか。 1コリ12 18 そこで神は、御自分の望みのままに、体に一つ一つの部分を置かれたのです。 1コリ12 19 すべてが一つの部分になってしまったら、どこに体というものがあるでしょう。 1コリ12 20 だから、多くの部分があっても、一つの体なのです。 1コリ12 21 目が手に向かって“お前は要らない”とは言えず、また、頭が足に向かって“お前たちは要らない”とも 言えません。 1コリ12 22 それどころか、体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです。 1コリ12 23 容? わたしたちは、体の中でほかよりも恰好が悪いと思われる部分を覆って、もっと恰好よくしようとし、 見苦しい部分をもっと見栄えよくしようとします。 1コリ12 24 見栄えのよい部分には、そうする必要はありません。神は、見劣りのする部分をいっそう引き立たせ て、体を組み立てられました。 1コリ12 25 それで、体に分裂が起こらず、各部分が互いに配慮し合っています。 1コリ12 26 一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が 共に喜ぶのです。 1コリ12 27 あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。 1コリ12 28 神は、教会の中にいろいろな人をお立てになりました。第一に使徒、第二に預言者、第三に教師、次 に奇跡を行う者、その次に病気をいやす賜物を持つ者、援助する者、管理する者、異言を語る者などです。 1コリ12 29 皆が使徒であろうか。皆が預言者であろうか。皆が教師であろうか。皆が奇跡を行う者であろうか。 1コリ12 30 皆が病気をいやす賜物を持っているだろうか。皆が異言を語るだろうか。皆がそれを解釈するだろう か。 1コリ12 31 あなたがたは、もっと大きな賜物を受けるように熱心に努めなさい。そこで、わたしはあなたがたに最高 の道を教えます。
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1 そのようなわけで,わたしたちはこの奉仕の務めを自分たちに示された憐れみにしたがって持っているのですから,あきらめるようなことはしません。 2 むしろ,わたしたちは恥ずべき隠れた事柄を捨て去ってしまい,こうかつに歩むことなく,また神の言葉を不純にすることもありません。かえって,真理を明らかにすることにより,神のみ前で自分をすべての人間の良心に推薦するのです。 3 そこで,もしわたしたちの宣明する良いたよりに事実上ベールが掛けられているとすれば,それは滅びゆく人たちの間でベールが掛けられているのであり, 4 その人たちの間にあって,この事物の体制の神が不信者の思いをくらまし,神の像であるキリストについての栄光ある良いたよりの光明が輝きわたらないようにしているのです。 5 わたしたちは,自分自身ではなく,キリスト・イエスを主として,また自分自身をイエスのためのあなた方の奴隷として宣べ伝えているからです。 6 神は,「光が闇の中から輝き出よ」と言われた方であり,キリストの顔により,神の栄光ある知識をもって明るくするため,わたしたちの心を照らしてくださったのです。 7 しかしながら,わたしたちはこの宝を土の器に持っています。それは,普通を超えたその力が神のものとなり,わたしたち自身から出たものとはならないためです。 8 わたしたちは,あらゆる面で圧迫されながらも,動きが取れないほど締めつけられているわけではなく,困惑させられながらも,逃れ道が全くないわけではなく, 9 迫害されながらも,見捨てられているわけではなく,倒されながらも,滅ぼされているわけではありません。 10 わたしたちは常に,イエスに加えられた致死的な仕打ちを,自分たちの体のいたるところで耐え忍んでいます。わたしたちの体の中でもイエスの命が明らかになるためです。 11 生きているわたしたちは,イエスのために絶えず死に直面させられていますが,それは,わたしたちの死すべき肉体の中でも,イエスの命が明らかになるためなのです。 12 こうして,わたしたちのうちには死が働いていますが,あなた方のうちには命が[働いています]。 13 さて,わたしたちは,「わたしは信仰を働かせた。ゆえに語った」と書かれているのと同じ信仰の霊を持っているので,わたしたちも信仰を働かせ,それゆえに語ります。 14 イエスをよみがえらせた方がイエスと一緒にわたしたちをもよみがえらせ,あなた方と一緒に立たせてくださることを知っているからです。 15 すべての事はあなた方のためなのです。それは,増し加えられた過分のご親切が,さらに多くの人の表わす感謝のゆえに満ちあふれ,神の栄光となるためです。 16 ですから,わたしたちはあきらめません。むしろ,たとえわたしたちの外なる人は衰えてゆこうとも,わたしたちの内なる人は,日々新たにされてゆくのです。 17 患難はつかの間で軽いものですが,いよいよ重みを増す永遠の栄光をわたしたちのために生み出すからです。 18 同時にわたしたちは,見えるものではなく,見えないものに目を留めます。見えるものは一時的ですが,見えないものは永遠だからです。 5章へ
https://w.atwiki.jp/daniel1260/pages/295.html
1 ところで,聖なる者たちへの奉仕に関して,わたしがあなた方に書くのはいわばよけいなことです。 2 わたしは,あなた方の進んでする気持ちを知っているからです。それについてわたしはあなた方のことをマケドニアの人々に誇って,アカイアではもう一年も前から用意ができていると[言って]いますし,あなた方のその熱心さが彼らの大多数を奮い立たせてもいるのです。 3 それなのにわたしがこれらの兄弟を遣わすのは,あなた方に関するわたしたちの誇りがこの点でむなしくならないため,つまり,あなた方がほんとうに用意ができていて,わたしがいつも言っていたとおりであるようにするためです。 4 そうでないと,何かのことで,マケドニアの人たちがわたしと一緒に行って,あなた方の用意ができていないのを見ることになれば,わたしたちは―あなた方がとは言わないまでも―自分たちのこうした自信の点で恥を被ることになります。 5 それゆえわたしはこれらの兄弟を励まし,先にあなた方のもとに行って,かねて約束したあなた方の惜しみない贈り物をあらかじめ用意してもらうことが必要であると考えました。こうして,それが強要されたものとしてではなく,惜しみなく与えられた贈り物として用意されるためです。 6 しかしこの点について言えば,惜しみつつまく者は少なく刈り取り,惜しみなくまく者は豊かに刈り取るのです。 7 各自いやいやながらでも,強いられてでもなく,ただその心に決めたとおりに行ないなさい。神は快く与える人を愛されるのです。 8 さらに神は,その過分のご親切すべてをあなた方に対して満ちあふれさせることができ,こうしてあなた方が,すべての事において常に十分な自足力を備えて,あらゆる良い業のためにじゅうぶんのものを持てるようにしてくださるのです。 9 (「彼は広く分配し,貧しい者たちに与えた。その義は永久に続く」と書かれているとおりです。 10 では,まく者に種を,そして食べるためのパンを満ちあふれるほどに供給してくださる方は,あなた方のまく種を供給し,また殖やし,あなた方の義の産物を増し加えてくださるでしょう。) 11 あなた方はすべての事においてあらゆる寛大さのために富まされてゆくのであり,それはわたしたちを通して神への感謝の表現を生み出すのです。 12 この公的な奉仕の務めは,単に聖なる者たちの乏しいところを満ちあふれるほどに補うためだけではなく,神に対する数々の感謝の表現に伴って豊かになるためでもあるからです。 13 彼らはこの奉仕の務めが実証するものによって神の栄光をたたえます。つまり,あなた方が,自ら公に言明するとおり,キリストに関する良いたよりに柔順であり,また彼ら,そしてすべての者に対する寄付において寛大であるからです。 14 そして,あなた方に対してより豊かに注がれた神の過分のご親切のゆえに,彼らはあなた方のための祈願をささげつつあなた方を慕うのです。 15 その言いつくしえぬ無償の賜物のゆえに,神に感謝がささげられますように。 10章へ
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1 それゆえ,わたしたちにはこのような約束があるのですから,愛する者たちよ,肉と霊のあらゆる汚れから自分を清め,神への恐れのうちに神聖さを完成しようではありませんか。 2 わたしたちをいれる余地を持ちなさい。わたしたちはだれにも悪い事をしていません。だれをも堕落させてはいません。だれかを利用したこともありません。 3 わたしはあなた方を罪に定めようとしてこう言うのではありません。前にも言ったように,あなた方はわたしたちと共に死に,また共に生きるためにわたしたちの心の中にいるからです。 4 わたしはあなた方に対して大いにはばかりのない言い方ができます。あなた方について大いに誇れます。わたしは慰めに満たされており,わたしたちのすべての苦悩のうちにあって喜びにあふれているのです。 5 事実,マケドニアに着いた時,わたしたちは肉体に少しも安らぎを得ませんでした。わたしたちは依然あらゆる仕方で苦悩させられていました―外には戦い,内には恐れがありました。 6 しかしながら,うちひしがれた者を慰めてくださる神は,テトスをそこにいさせることによってわたしたちを慰めてくださったのです。 7 ですがそれは,彼がいたということだけによるのではなく,彼があなた方について慰められたその慰めにもよるのです。あなた方の切望,あなた方の嘆き悲しみ,わたしに対するあなた方の熱心さについて,彼がわたしたちに知らせを持ち帰ってくれたからです。それでわたしはなおいっそうの歓びを得たのです。 8 したがって,わたしは,たとえ自分の手紙によってあなた方を悲しませたとしても,後悔しません。たとえ初めはそれを後悔したとしても,(その手紙が,ほんの少しの間とはいえ,あなた方を悲しませたことは分かります) 9 今は歓んでいます。単にあなた方が悲しんだからではなく,悲しんで悔い改めたからです。あなた方は敬虔な態度で悲しみました。こうしてあなた方は,何事においてもわたしたちのために損傷を被ることはありませんでした。 10 敬虔な悲しみは,悔いのない救いに至る悔い改めを生じさせるのです。しかし,世の悲しみは死を生み出します。 11 ご覧なさい,あなた方が敬虔な態度で悲しんだそのことが,何という真剣さをあなた方のうちに生み出したのでしょう。そうです,汚れをすすぐことを,そうです,憤りを,そうです,恐れを,そうです,切望を,そうです,熱心さを,そうです,悪を正すことを! この問題に関して,あなた方は自分が貞潔であることをあらゆる点で立証しました。 12 わたしはあなた方に書き送りましたが,それは,悪を行なった者のためでも,悪をなされた者のためでもなく,あくまでも,わたしたちに対するあなた方の真剣さがあなた方自身の間で,そして神のみ前で明らかにされるためでした。 13 それゆえにわたしたちは慰められているのです。しかし,慰められたことに加えて,わたしたちはテトスの喜びによりなおいっそうの歓びを得ました。彼の霊はあなた方すべてによってさわやかにされたからです。 14 あなた方についてわたしが彼に何かを誇ったとしても,わたしは恥をかくことにはならなかったのです。むしろ,わたしたちがあなた方にすべてのことを真実をもって話したと同じように,テトスの前でわたしたちが誇ったことも真実となりました。 15 また,彼の優しい愛情はあなた方に対していっそう満ちあふれたものとなっています。彼は,あなた方すべての従順を,あなた方が恐れとおののきをもっていかに迎えてくれたかを思い出すからです。 16 わたしは,あなた方のゆえにあらゆる面で勇気を持てることを歓ぶのです。 8章へ
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1コリ14 1 愛を追い求めなさい。霊的な賜物、特に預言するための賜物を熱心に求めなさい。 1コリ14 2 異言を語る者は、人に向かってではなく、神に向かって語っています。それはだれにも分かりません。彼 は霊によって神秘を語っているのです。 1コリ14 3 しかし、預言する者は、人に向かって語っているので、人を造り上げ、励まし、慰めます。 1コリ14 4 異言を語る者が自分を造り上げるのに対して、預言する者は教会を造り上げます。 1コリ14 5 あなたがた皆が異言を語れるにこしたことはないと思いますが、それ以上に、預言できればと思います。 異言を語る者がそれを解釈するのでなければ、教会を造り上げるためには、預言する者の方がまさっています。 1コリ14 6 だから兄弟たち、わたしがあなたがたのところに行って異言を語ったとしても、啓示か知識か預言か教え かによって語らなければ、あなたがたに何の役に立つでしょう。 1コリ14 7 笛あれ竪琴であれ、命のない楽器も、もしその劣に変化がなければ、何を吹き、何を弾いているのか、 どうして分かるでしょう。 1コリ14 8 ラッパがはっきりした音を出さなければ、だれが戦いの準備をしますか。 1コリ14 9 同じように、あなたがたも異言で語って、明確な言葉を口にしなければ、何を話しているか、どうして分か ってもらえましょう。空に向かって語ることになるからです。 1コリ14 10 世にはいろいろな種類の言葉があり、どれ一つ意味を持たないものはありません。 1コリ14 11 だから、もしその言葉の意味が分からないとなれば、話し手にとってわたしは外国人であり、わたしにと ってその話し手も外国人であることになります。 1コリ14 12 あなたがたの場合も同じで、霊的な賜物を熱心に求めているのですから、教会を造り上げるために、 それをますます豊かに受けるように求めなさい。 1コリ14 13 だから、異言を語る者は、それを解釈できるように祈りなさい。 1コリ14 14 わたしが異言で祈る場合、それはわたしの霊が祈っているのですが、理性は実を結びません。 1コリ14 15 では、どうしたらよいのでしょか。霊で祈り、理性でも祈ることにしましょう。霊で讃美し、理性でも讃美す ることにしましょう。 1コリ14 16 さもなければ、仮にあなたが霊で讃美の祈りを唱えても、教会に来て間もない人は、どうしてあなたの 感謝に“アーメン”と言えるでしょうか。あなたが何を行っているのか、彼には分からないからです。 1コリ14 17 あなたが感謝するのは決行ですが、そのことで他の人が造り上げられるわけではありません。 1コリ14 18 わたしは、あなたがたのだれよりも多くの異言を語れることを、神に感謝します。 1コリ14 19 しかし、わたしは他の人たちをも教えるために、教会では異言で一万の言葉を語るより、理性によって 五つの言葉を語る方をとります。 1コリ14 20 兄弟たち、物の判断については子供となってはいけません。悪事については幼子となり、物の判断に ついては大人になってください。 1コリ14 21 律法にこう書いてあります。“‘異国の言葉を語る人々によって、異国の人々の唇でわたしはこの民に語 るが、それでも、彼らはわたしに耳を傾けないだろう’と主は言われる。” 1コリ14 22 このように、異言は、信じる者のためではなく、信じていない者のためのしるしですが、預言は、信じて いない者のためではなく、信じる者のためのしるしです。 1コリ14 23 容? 教会全体が一緒に集まり、皆が異言を語っているところへ、教会に来て間もない人が信者でない 人が入って来たら、あなたがたのことを気が変だとは言わないでしょうか。 1コリ14 24 反対に、皆が預言しているところへ、信者でない人が、教会に来て間もない人が入って来たら、彼は 皆から非を悟らされ、皆から罪を指摘され、 1コリ14 25 心の内に隠していたことが明るみに出され、結局、ひれ伏して神を礼拝し、“まことに、神はあなたがた の内におられます”と皆の前で言い現すことになるでしょう。 1コリ14 26 兄弟たち、それではどうすればよいだろうか。あなたがたは集まったとき、それぞれ詩編の歌をうたい、 教え、啓示を語り、異言を語り、それを解釈するのですが、すべてあなたがたを造り上げるためにすべきです。 1コリ14 27 異言を語る者がいれば、二人かせいぜい三人が順番に語り、一人に解釈させなさい。 1コリ14 28 解釈する者がいなければ、教会では黙っていて、自分自身と神に対して語りなさい。 1コリ14 29 預言する者の場合は、二人か三人が語り、他の者たちはそれを検討しなさい。 1コリ14 30 座っている他の人に啓示が与えられたら、先に語りだしていた者は黙りなさい。 1コリ14 31 皆が共に学び、皆が共に励まされるように、一人一人が皆、預言できるようにしなさい。 1コリ14 32 預言者に働きかける霊は、預言者の意に服するはずです。 1コリ14 33 神は無秩序の神ではなく、平和の神だからです。聖なる者たちのすべての教会でそうであるように、 1コリ14 34 婦人たちは、教会では黙っていなさい。婦人たちには語ることが許されていません。律法も言っている ように、婦人たちは従う者でありなさい。 1コリ14 35 何か知りたいことがあったら、家で自分の夫に聞きなさい。婦人にとって教会の中で発言するのは、恥 ずべきことです。 1コリ14 36 それとも、神の言葉はあなたがたから出て来たのでしょうか。あるいは、あなたがたにだけ来たのでしょ うか。 1コリ14 37 自分は預言する者であるとか、霊の人であると思っている者がいれば、わたしがここに書いてきたこと は主の命令であると認めなさい。 1コリ14 38 それを認めない者は、その人もまた認められないでしょう。 1コリ14 39 わたしの兄弟たち、こういうわけですから、預言することを熱心に求めなさい。そして、異言を語ることを 禁じてはなりません。 1コリ14 40 しかし、すべてを適切に、秩序正しく行いなさい。
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1コリ15 1 兄弟たち、わたしがあなたがたに告げ知らせた福音を、ここでもう一度知らせます。これは、あなたがた が受入、生活のよりどころとしている福音にほかなりません。 1コリ15 2 どんな言葉でわたしが福音を告げ知らせたか、しっかり覚えていれば、あなたがたはこの福音によって 救われます。さもないと、あなたがたが信じたこと自体が、無駄になってしまうでしょう。 1コリ15 3 最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、 聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、 1コリ15 4 葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、 1コリ15 5 ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。 1コリ15 6 次いで、五百人以上もの兄弟たちに同時に現れました。そのうちの何人かは既に眠りについたにしろ、 大部分は今なお生き残っています。 1コリ15 7 次いで、ヤコブに現れ、その後すべての使徒に現れ、 1コリ15 8 そして最後に、月足らずで生れたようなわたしにも現れました。 1コリ15 9 わたしは神の教会を迫害したのですかあ、使徒たちの中でもいちばん小さな者であり、使徒と呼ばれる 値打ちのない者です。 1コリ15 10 神の恵みによって今日のわたしがあるのです。そして、わたしに与えられた神の恵みは無駄になら ず、わたしは他のすべての使徒よりずっと多く働きました。しかし、働いたのは、実にわたしではなく、わたしと共に ある神の恵みなのです。 1コリ15 11 とにかく、わたしにしても彼らにしても、このように宣べ伝えているのですし、あなたがたはこのように信 じたのでした。 1コリ15 12 キリストは死者の中から復活した、と宣べ伝えられているのに、あなたの中のある者が、死者の復活な どない、と言っているのはどういうわけですか。 1コリ15 13 死者の復活がなければ、キリストも復活しなかったはずです。 1コリ15 14 そして、キリストが復活しなかったのなら、わたしたちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄 です。 1コリ15 15 更に、わたしは神の偽証人とさえ見なされます。なぜなら、もし、本当に死者が復活しないなら、復活し なかったはずのキリストを神が復活させたと言って、神に反して証ししをしたことになるからです。 1コリ15 16 死者が復活しないのなら、キリストも復活しなかったはずです。 1コリ15 17 そして、キリストが復活しなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは今もなお罪の中 にあることになります。 1コリ15 18 そうだとすると、キリストを信じて眠りについた人々も亡んでしまったわけです。 1コリ15 19 この世の生活でキリストに望みをかけているだけだとすれば、わたしたちはすべての人の中で最も惨 めな者です。 1コリ15 20 しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。 1コリ15 21 死が一人の人によって来たのだから、死者の復活も一人の人によって来るのです。 1コリ15 22 つまり、アダムによってすべての人が死ぬことになったように、キリストによってすべての人が生かされ ることになるのです。 1コリ15 23 ただ、一人一人にそれぞれ順序があります。最初にキリスト、次いで、キリストが来られるときに、キリスト に属している人たち、 1コリ15 24 次いで、世の終わりが来ます。そのとき、キリストはすべての支配、すべての権威や精力を滅ぼし、父 である神に国を引き渡されます。 1コリ15 25 キリストはすべての敵を御自分の足の下に置くまで、国を支配されることになっているからです。 1コリ15 26 最初の敵として、死が滅ぼされます。 1コリ15 27 “神は、すべてをその足の下に服従させた”からです。すべてが服従させられたと言われるとき、すべ てをキリストに服従させた方自身が、それに含まれていないことは、明らかです。 1コリ15 28 すべてが御子に服従するとき、御子自身も、すべてを御自分に服従させてくださった方に服従されま す。神がすべてにおいてすべてとなられるためです。 1コリ15 29 そうでなければ、死者のために洗礼を受ける人たちは、何をしようとするのか。死者が決して復活しな いのなら、なぜ死者のために洗礼など受けるのですか。 1コリ15 30 また、なぜわたしたちはいつも危険を冒しているのですか。 1コリ15 31 兄弟たち、わたしたちの主キリスト・イエスに結ばれてわたしが持つ、あなたがたに対する誇りにかけて 言えば、わたしは日々死んでいます。 1コリ15 32 単に人間的な動機からエフェソで野獣と戦ったとしたら、わたしに何の得があったでしょう。もし、死者 が復活しないとしたら、“食べたり飲んだりしようではないか。どうせ明日は死ぬ身ではないか”ということになりま す。 1コリ15 33 思い違いをしてはいけない。“悪いつきあいは、良い習慣を台なしにする”のです。 1コリ15 34 正気になって身を正しなさい。罪を冒してはならない。神について何も知らない人がいるからです。わ たしがこう言うのは、あなたがたを恥じ入らせるためです。 1コリ15 35 しかし、死者はどんあんふうに復活するのか、どんな体で来るのか、と聞く者がいるかもしれません。 1コリ15 36 愚かな人だ。あなたが蒔くものは、死ななければ命を得ないではありませんか。 1コリ15 37 あなたが蒔くものは、後でできる体ではなく、麦であれ他の穀物であれ、ただの種粒です。 1コリ15 38 神は、御心のままに、それに体を与え、一つ一つの種にそれぞれ体をお与えになります。 1コリ15 39 どの肉も同じ肉だというわけではなく、人間の肉、獣の肉、魚の肉と、それぞれ違います。 1コリ15 40 また、天上の体の輝きと地上の体の輝きとは異なっています。 1コリ15 41 太陽の輝き、月の輝き、星の輝きがあって、それぞれ違いますし、星と星との間の輝きにも違いがあり ます。 1コリ15 42 死者の復活もこれと同じです。蒔かれるときは朽ちるものでも、口内ものに復活し、 1コリ15 43 蒔かれるときは卑しいものでも、輝かしいものに復活し、蒔かれるときには弱いものでも、力強いものに 復活するのです。 1コリ15 44 つまり、自然の命の体が蒔かれて、霊の体が復活するのです。死ぜnの命の体があるのですから、霊 の体もあるわけです。 1コリ15 45 “最初の人アダムは命のある生き物となった”と書いてありますが、最後のアダムは命を与える霊となっ たのです。 1コリ15 46 最初に霊の体があったのではありません。自然の命の体があり、次いで霊の体があるのです。 1コリ15 47 最初の人は土ででき、地に属する者であり、第二の人は天に属する者です。 1コリ15 48 土からできた者たちはすべて、土からできたその人に等しく、天に属する者たちはすべて、天に属する その人に等しいのです。 1コリ15 49 わたしたちは、土からできたその人の似姿となっているように、天に属するその人の似姿にもなるので す。 1コリ15 50 兄弟たち、わたしはこう言いたいのです。肉と血は神の国を受け継ぐことはできず、朽ちるものが朽ち るないものを受け継ぐことはできません。 1コリ15 51 わたしはあなたがたに神秘を告げます。わたしたちは皆、眠りについくわけではありません。わたした ちは皆、今とは異なる状態に変えられます。 1コリ15 52 最後のラッパが鳴るとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は復活して朽ちない 者とされ、わたしたちは変えられます。 1コリ15 53 この朽ちるべきものが朽ちないものを着、この死ぬべきものが死なないものを必ず着ることになります。 1コリ15 54 この朽ちるべきものが朽ちないものを着、この死ぬべきものが死なないものを着るとき、次のように書か れている言葉が実現するのです。“死は勝利にのみ込まれた。 1コリ15 55 死よ、お前の勝利はどこにあるのか。死よ、お前のとげはどこにあるのか。” 1コリ15 56 死のとげは罪であり、罪の力は律法です。 1コリ15 57 わたしたちの主イエス・キリストによってわたしたちに勝利を賜る神に、感謝しよう。 1コリ15 58 わたしの愛する兄弟たち、こういうわけですから、動かされないようにしっかり立ち、主の業に常に励み なさい。主に結ばれているならば自分たちの苦労が決して無駄にならないことを、あなたがたは知っているはずで す。
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1コリ10 1 兄弟たち、次のことはぜひ知っておいてほしい。わたしたちの先祖は皆、雲の下におり、皆、海を通り抜 け、 1コリ10 2 皆、雲の中、海の中で、モーセに属するものとなる洗礼を授けられ、 1コリ10 3 皆、同じ霊的な食物を食べ、 1コリ10 4 皆が同じ霊的な飲み物を飲みました。彼らが飲んだのは、自分たちに離れずについて来た霊的な岩か らでしたが、この岩こそキリストだったのです。 1コリ10 5 しかし、彼らの大部分は神の御心に適わず、荒れ野で滅ぼされてしまいました。 1コリ10 6 これらの出来事は、わたしたちを戒める前例として起こったのです。彼らが悪をむさぼったように、わたし たちが悪をむさぼることのないために、 1コリ10 7 彼らの中のある者がしたように、偶像を礼拝してはいけない。“民は座って飲み食いし、立って踊り狂っ た”と書いてあります。 1コリ10 8 彼らの中のある者がしたように、みだらなことをしないようにしよう。みだらなことをした者は、一日で二万 三千人倒れて死にました。 1コリ10 9 また、彼らの中のある者がしたように、キリストを試みないようにしよう。試みた者は、蛇にかまれて滅びま した。 1コリ10 10 彼らの中には不平を言う者がいたが、あなたがたはそのように不平を言ってはいけない。不平を言っ た者は、滅ぼす者に滅ぼされました。 1コリ10 11 これらのことは前例として彼らに起こったのです。それが書き伝えられているのは、時の終わりに直面 しているわたしたちに警告するためなのです。 1コリ10 12 だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。 1コリ10 13 あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方で す。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道 をも備えていてくださいます。 1コリ10 14 わたしの愛する人たち、こういうわけですから、偶像礼拝を避けなさい。 1コリ10 15 わたしはあなたがたを分別ある者と考えて話します。わたしの言うことを自分で判断しなさい。 1コリ10 16 わたしたちが神を讃美する讃美の杯はキリストの血にあずかることではないか。わたしたちが裂く派n は、キリストの体にあずかることではないか。 1コリ10 17 パンは一つだから、わたしたちは大勢でも一つお体です。皆が一つの派nを分けて食べるからです。 1コリ10 18 肉によるイスラエルの人々のことを考えてみなさい。供え物を食べる人は、それが供えてあった祭壇と かかわる者になるのではありませんか。 1コリ10 19 わたしは何を言おうとしているのか。偶像に供えられた肉が何か意味を持つということでしょうか。それ とも、偶像が何か意味を持つということでしょうか。 1コリ10 20 いや、わたしが言おうとしているのは、偶像に捧げる供え物は、神ではなく悪霊に捧げている、という点 なのです。わたしは、あなたがたに悪霊の仲間になってほしくありません。 1コリ10 21 主の杯と悪霊の杯の両方を飲むことはできないし、主の食卓と悪霊の食卓の両方に着くことはできま せん。 1コリ10 22 それとも、主にねたみを起こさせるつもりなのですか。わたしたちは、主より強い者でしょうか。 1コリ10 23 “すべてのことが許されている。” しかし、すべてのことが益になるわけではない。“すべてのことが許さ れている。”しかし、すべてのことがわたしたちを造り上げるわけではない。 1コリ10 24 だれでも、自分の利益ではなく他人の利益を追い求めなさい。 1コリ10 25 市場で売っているものは、良心の問題としていちいち詮索せず、何でも食べなさい。 1コリ10 26 “地とそこに満ちているものは、主のもの”だからです。 1コリ10 27 あなたがたが、信仰を持っていない人から正体され、それに応じる場合、自分の前に出されるものは、 良心の問題としていちいち詮索せず、何でも食べなさい。 1コリ10 28 しかし、もしだれかがあなたがたに、“これは偶像に供えられた肉です”と言うなら、その人のため、ま た、良心のために食べてはいけません。 1コリ10 29 わたしがこの場合、“良心”と言うのは、自分の良心ではなく、そのように言う他人の良心によって左右 されることがありましょう。 1コリ10 30 わたしが感謝して食べているのに、そのわたしが感謝しているものについて、なぜ悪口を言われるわ けがあるのです。 1コリ10 31 だから、あなたがたは食べるにしろ飲むにしろ、何をするにしても、すべて神の栄光を現すためにしな さい。 1コリ10 32 ユダヤ人にも、ギリシア人にも、神の教会にも、あなたがたは人を惑わす原因にならないようにしなさ い。 1コリ10 33 わたしも人々を救うために、自分の益ではなく多くの人の益を求めて、すべての点ですべての人を喜 ばそうとしているのですから。
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1 兄弟たち,それでわたしは,あなた方に対して,霊的な人に対するように話すことはできませんでした。むしろ,肉的な人に対するように,キリストにあるみどりごに対するように[話しました]。 2 わたしはあなた方に,食べる物ではなく,乳を与えました。あなた方はまだ十分に強くなかったからです。事実,あなた方は今でも十分に強くなっていません。 3 あなた方はまだ肉的だからです。というのは,あなた方の間にねたみや闘争があることからすれば,あなた方は肉的であって,人々と同じ歩み方をしているのではありませんか。 4 ある人が「わたしはパウロに属する」と言い,ほかの人が「わたしはアポロに」と言うのでは,あなた方はただの人ではありませんか。 5 では,アポロは何者ですか。そうです,パウロは何者ですか。奉仕者であり,あなた方はその人々を通して信者となりましたが,それは主が各々に授けられたところによりました。 6 わたしは植え,アポロは水を注ぎました。しかし,神が[それを]ずっと成長させてくださったのです。 7 ですから,大切なのは,植える者でも水を注ぐ者でもなく,成長させてくださる神なのです。 8 さて,植える者と水を注ぐ者とは一つですが,各々はその労苦に応じて報いを受けます。 9 わたしたちは神と共に働く者だからです。あなた方は耕されている神の畑,神の建物です。 10 わたしは,自分に与えられた神の過分のご親切のもとに,賢い作業監督として土台を据えましたが,ほかの人がその上に建てています。しかし各人は,自分がその上にどのように建てているかをいつも見守っているべきです。 11 据えられているもの,それはイエス・キリストですが,それ以外の土台を据えることはだれもできないからです。 12 さて,この土台の上に,金,銀,宝石,木材,干し草,刈りわらで建てるなら, 13 各人の業は明らかになります。その日がそれを示すのです。それは火によって表わし示されるからです。まさにその火が,各人の業がどんなものかを証明するのです。 14 その上に建てただれかの業が残るなら,その人は報いを受けます。 15 だれかの業が燃え尽きるなら,その人は損失を被ることになりますが,その人自身は救われます。しかし,そうであるとしても,火をくぐるようにしてでしょう。 16 あなた方は,自分たちが神の神殿であり,神の霊が自分たちの中に宿っていることを知らないのですか。 17 もしだれかが神の神殿を滅ぼすなら,神はその人を滅ぼされます。神の神殿は聖なるものだからです。あなた方はその[神殿]なのです。 18 だれも自分をたぶらかしてはなりません。あなた方の中で,自分はこの事物の体制において賢い者であると考える人がいるなら,その人は愚かな者となりなさい。こうして,賢い者となるためです。 19 この世の知恵は神にとっては愚かなものだからです。「彼は賢い者たちを彼ら自身のこうかつさによって捕まえる」と書かれています。 20 また,「エホバは,賢い人たちの論議が無駄なことを知っておられる」とあります。 21 それゆえ,だれも人間を誇りとしてはなりません。すべてのものがあなた方に属しているからです。 22 パウロであれ,アポロであれ,ケファであれ,世であれ,命であれ,死であれ,今あるものであれ,来たるべきものであれ,すべてのものはあなた方に属しています。 23 一方,あなた方はキリストに属し,キリストは神に属しています。 4章へ
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1 わたしたちは再び自分を推薦し始めているのでしょうか。それとも,ある人々のように,あなた方への,またはあなた方からの推薦の手紙が必要なのでしょうか。 2 あなた方自身が,わたしたちの心に書き込まれ,すべての人に知られ,また読まれている,わたしたちの手紙なのです。 3 あなた方は,奉仕者であるわたしたちによって書かれ,インクによらず生ける神の霊によって,石の書き板ではなく肉の書き板に,すなわち心に書き込まれた,キリストの手紙として示されているからです。 4 さて,わたしたちはキリストを通し,神に対してこのような確信を抱いています。 5 すなわち,何にせよそれがわたしたちから出ているとみなせるほどわたしたち自身にじゅうぶん資格があるということではなく,わたしたちにじゅうぶん資格があるのは神から出ているということです。 6 実際[神]はわたしたちを新しい契約の奉仕者,つまり書かれた法典ではなく霊の[奉仕者]としてじゅうぶんに資格を得させてくださいました。書かれた法典は死罪に定めますが,霊は生かすのです。 7 さらに,死をもたらし,文字で石に彫り込まれた法典が栄光のうちに生じ,その結果,イスラエルの子らがモーセの顔を,その顔の栄光ゆえに,すなわち除き去られることになっていた[栄光ゆえに]じっと見つめることができなかったのであれば, 8 霊をもたらすことにはなおいっそうの栄光が伴うはずではありませんか。 9 有罪宣告をもたらす法典が栄光あるものであったなら,義をもたらすことにはなおさら栄光が満ちあふれるからです。 10 実際,かつては栄光あるものとされたものが,それに勝る栄光のゆえに,その点で栄光を奪い去られたのです。 11 除き去られることになっていたものが栄光のうちにもたらされたのであれば,とどまるものにはなおいっそうの栄光が伴うはずであったからです。 12 それゆえ,このような希望があるので,わたしたちは大いにはばかりのない言い方をしています。 13 そして,除き去られることになっていたものの終わりをイスラエルの子らがじっと見つめることのないようにと,モーセが自分の顔にベールを掛けたときのようなことはしていません。 14 彼らの知力は鈍っていました。同じベールが今日まで,古い契約の朗読の際に取られずに残っているのです。というのは,それはキリストによって除き去られるものだからです。 15 実際,今日に至るまで,モーセが読まれるときにはいつも,彼らの心の上にベールが掛けられています。 16 しかし,転じてエホバに向かうとき,ベールは取り除かれるのです。 17 さて,エホバは霊です。そしてエホバの霊のある所には自由があります。 18 そして,わたしたちすべては,ベールをしていない顔で,エホバの栄光を鏡のように反映させながら,霊なるエホバのなさるそのとおりに,栄光から栄光へと,同じ像に造り変えられてゆくのです。 4章へ
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1 さて,偶像にささげられた食物についてですが,わたしたちは,自分たちがみな知識を持っていることを知っています。知識は[人を]思い上がらせるのに対し,愛は[人を]築き上げます。 2 自分はあることについて知識を習得したと考える人がいるなら,その人はまだ,知るべきほどにも[それを]知っていません。 3 しかし,人が神を愛しているなら,その人は[神]に知られているのです。 4 さて,偶像にささげられた食物を食べることについてですが,わたしたちは,偶像が世にあって無きに等しいものであること,また,神はただひとりのほかにはいないことを知っています。 5 多くの「神」や多くの「主」がいるとおり,天にであれ地にであれ「神」と呼ばれる者たちがいるとしても, 6 わたしたちには父なるただひとりの神がおられ,この方からすべてのものが出ており,わたしたちはこの方のためにあるのです。また,ひとりの主,イエス・キリストがおられ,この方を通してすべてのものがあり,わたしたちもこの方を通してあるのです。 7 しかしながら,すべての人にこの知識があるわけではありません。ある人々はこれまで偶像に慣れてきたので,偶像に対する犠牲の捧げ物として食物を食べ,こうして彼らの良心は弱いために汚されます。 8 しかし,食物がわたしたちを神に推賞するのではありません。食べなくても後れをとるわけではなく,食べたからといって誉れになるわけでもありません。 9 しかし,あなた方のこの権限が,弱い人たちを何かのことでつまずかせるものとならないよういつも見守っていなさい。 10 知識を持つあなたが偶像の神殿で食事の席に着いて横になって食事をしているのをもしもだれかが見れば,その弱い人の良心は築き上げられ,偶像にささげられた食物を食べるまでになってしまわないでしょうか。 11 実際には,あなたの知識によって,その弱い人が,すなわちキリストがそのために死んでくださった[あなたの]兄弟が破滅に陥っているのです。 12 しかし,こうして自分の兄弟に対して罪をおかし,彼らの弱い良心を傷つけるなら,あなた方はキリストに対して罪をおかしていることになります。 13 それで,食物がわたしの兄弟をつまずかせるなら,わたしはもはや二度と肉を食べません。わたしの兄弟をつまずかせないためです。 9章へ