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【名前】 飛行機 【読み方】 ひこうき 【分類】 建物・場所 【登場作品】 「2」、「4」 【BGM】 空の旅 【概要】 ご存じ空を飛ぶ乗り物。 ロックマンエグゼの世界では、主にデンサン空港から外国に行く際に登場する。 「2」では、作中でアメロッパで開催されるオフィシャルネットバトラー会議に出席するために飛行機を利用する。 アメロッパへ行く際は特に飛行機の様子が出るわけでもなく、アメロッパの地でのイベントに移る。 飛行機が主に関わってくるのは、アメロッパから帰国するときである。 アメロッパでは会議場を襲撃したゴスペル団員を何とか退けたりなど様々なトラブルに見舞われながらも、ようやく帰路に着けた熱斗たち。 後はのんびり帰るだけ、とはやはり行かず、このタイミングで新たなゴスペル団員が飛行機に搭載されているハイパワープログラムを狙い、ハイジャックを仕掛けた。 ちなみにこの時、機内にはとある少年の姿がある。 事件後は、整備のためもあるが、事件の影響で客足が減ってしまったこともあり、飛行機は一般公開され自由に見学できるようになる。 この時、カワリミを交換してくれる少年が出てくるが、対価として要求してくるのがシャドーマンのチップ3種類全部と、かなり面倒。 電脳世界は、ダンジョンとなるひこうきの電脳の他にも、機内テレビからテレビの電脳にも入れる。 飛行機自体は「4」にも登場。 外国に行く際のワールドマップでのアイコンとして出てくるのみで、中には入れたりはしない。 「2」では飛行中にコックピットを見学することができるが、昔は実際に可能だった。 航空会社によっては記念写真撮影だけでなく、どのあたりを飛行しているときに見学したかの 座標付き記念カードをくれるなどのサービスもあり、乗客から人気だった。 しかし、2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロ事件を受け、セキュリティの厳重化と共にこうしたサービスを取りやめた航空会社が多く、見学できたという事実ごと忘れ去られて久しい。 実際に同作が製作されていた期間を考えると全く意図したものではなかったと思われるが、皮肉にも現実世界で 旅客機ハイジャック事件が起こった3ヶ月後に同じく旅客機のハイジャックというシナリオが組み込まれることになってしまっている。 ちなみに飛行機の他にも「4」、「5」にはヘリコプターも登場していたりする。 ロックマンシリーズを開発しているのはカプコンなので、要するに「カプコン製のヘリ」なわけだが、ロックマンエグゼの世界のヘリは墜ちたりしないので安心してほしい。 なお、飛行機は落ちて多大な犠牲を出し「2」の物語の元凶の遠因になってしまった
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リピット
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【作品名】ハンコック 【ジャンル】映画 【先鋒】アジア系の容疑者3人with車 【次鋒】貨物列車 【中堅】ジャンボジェット機 【副将】メアリー 【大将】ハンコック 【名前】アジア系の容疑者3人with車 【属性】悪者 【大きさ】3人の犯人はアジア系の成人男性並みwith普通の車より二回りほど大きな車並み 【攻撃力】車並み。運転手以外の二人はマシンガン所持。 【防御力】【素早さ】車並み。3人のアジア系の人らは犯人並み(ただの成人男性よりは上か?)。 【特殊能力】なし 【長所】車+銃持ち 【短所】冒頭で大将にあっさり捕まった 【名前】貨物列車 【属性】電車 【大きさ】貨物列車の中でも長い大きい 【攻撃力】【防御力】【素早さ】貨物列車の中でも頑丈そう 【特殊能力】なし 【長所】強そうな列車 【短所】大将にぶっ壊されてとんだばっちり 【名前】ジャンボジェット機 【属性】飛行機 【大きさ】ジャンボジェット機並み 【攻撃力】【防御力】【素早さ】ジャンボジェット機並み 【特殊能力】なし 【長所】ジェット機 【短所】出番が大将の飛んでる傍をちょっと通り過ぎただけ 【名前】メアリー・エンブリー 【属性】ハンコックの妹兼元妻 【大きさ】青年女性並 【攻撃力】【防御力】ハンコックと同じ程度 【素早さ】ハンコックと互角の速度で移動し、かつ戦える反応。飛行可能。 【特殊能力】不老不死。大都市範囲の嵐を起こして竜巻や雷を起こすことができる。 【長所】能力的に兄よりも強いかもしれない 【短所】悪いところが兄に似ている 【戦法】トラックを持ち上げた状態で参戦。竜巻や雷で相手を攻撃。効かなかったらトラックで叩き潰す。 それでもダメなら普通の格闘戦に転じる。ちなみに作中ではトラックを持ち上げながら嵐を発生させるのはやっている。 【名前】ジョン・ハンコック 【属性】スーパーヒーロー 【大きさ】青年男性並 【攻撃力】車を片手で持ち上げられる。チョコバーで銃弾を弾き返して相手に当てた。10mほどのクジラを持ち上げて放り投げれる。 ステンレス製の円板を凄い速度で投げ、手首だけを切り落とす。 一般男子を空中に放り投げ、10数秒ほど滞空させる。 月に肉眼で見えるくらいの大きなハートマークを刻める。 自分と同等の防御力の相手に格闘でダメージを与えられる。 【防御力】電車に激突されても無傷で微動だにしない。むしろ電車が潰れる。 ビルや道路の一部を破壊する勢いで格闘しても無傷だしトラックを持ち上げてそれで叩き潰されても無傷。 銃無効、ナパーム弾を容易に叩いて軌道を修正させる。 【素早さ】至近距離で銃弾に反応でき、飛行速度も音速で旋回可能。 長距離移動速度は弱った状態で一ヶ月以内に月まで行って帰ってこれるのでそれ以上。ちなみにこの速度と同等の相手と互角に戦える。 【特殊能力】宇宙空間移動可能。不老不死。 【長所】単純に強い。 【短所】物理無効には詰む。戦法がなんかヒーローっぽくない。 【戦法】クジラを持ち上げた状態で参戦し、それで叩き潰す。効かなかったら普通の格闘戦に転じて突っ込んで捕まえて投げる。 参戦 vol.109 446-447 vol.109 450 :格無しさん:2012/09/10(月) 07 30 28.12 ID LKGfq+mR ハンコック考察 ○蝿の王 (田中啓文) 【先鋒】銃撃勝ち 【次鋒】体当たり勝ち 【中堅】戦車に体当たりしたらこちらも無事では済まない 分け 【副将】殴り勝ち 【大将】体当たり負け 3勝1敗1引き分け ○Jaws Unleashed 【先鋒】空中から銃撃負け 【次鋒】【中堅】体当たり勝ち 【副将】倒せない当たらない 【大将】隊員を殴り殺して勝ち 3勝1敗1引き分け ○ソニックブラストマン 【先鋒】銃撃勝ち 【次鋒】体当たり勝ち 【中堅】相討ち分け 【副将】倒せない当たらない 【大将】殴られ負け 2勝1敗2引き分け ○ディノクライシス2 【先鋒】逃げながら銃撃勝ち 【次鋒】主砲負け 【中堅】体当たり勝ち 【副将】【大将】倒せない当たらない 2勝1敗2引き分け ○SDガンダム外伝 騎士ガンダムシリーズ(OVA) 【先鋒】倒せない追いつかれない 【次鋒】殴られ負け 【中堅】体当たり勝ち 【副将】殴り勝ち 【大将】倒せない当たらない 2勝1敗2引き分け 451 :格無しさん:2012/09/10(月) 07 31 14.83 ID LKGfq+mR ×LA PLANETE SAUVAGE 【先鋒】【次鋒】大きさ負け 【中堅】30mの人間にぶつかったらこちらも墜落する 分け 【副将】【大将】倒せない当たらない 2敗3引き分け ○チャージマン研!内でやっていた怪獣映画 【先鋒】銃撃勝ち 【次鋒】一両しか無いので体当たり勝ち 【中堅】相討ち 【副将】【大将】倒せない当たらない 2勝3引き分け ○最後の忍道 【先鋒】体当たり負け 【次鋒】体当たりをかわされ負け 【中堅】体当たり勝ち 【副将】【大将】殴り勝ち 3勝2敗 ×蒼魔灯 【先鋒】倒せない追いつかれない 【次鋒】【中堅】体当たりで倒せず負け 【副将】【大将】倒せない当たらない 2敗3引き分け ○憑神(実写映画) 【先鋒】銃撃勝ち 【次鋒】分け 【中堅】パイロットを病死させられ負け 【副将】こっちも不死なので呪い殺されない 分け 【大将】殴り勝ち 2勝1敗2引き分け ○THE MUMMY (リメイクシリーズ) 【先鋒】体当たり負け 【次鋒】【中堅】体当たり勝ち 【副将】【大将】殴り勝ち 4勝1敗 452 :格無しさん:2012/09/10(月) 07 31 54.80 ID LKGfq+mR ○かまいたちの夜2 【先鋒】念力爆破負け 【次鋒】機銃掃射負け 【中堅】体当たり勝ち 【副将】【大将】殴り勝ち 3勝2敗 ○MM 記憶師たちの夜明け WW 記憶師たちの黄昏 【先鋒】銃撃勝ち 【次鋒】体当たりで倒せず負け 【中堅】体当たり勝ち 【副将】【大将】殴り勝ち 4勝1敗 △TALES OF SYMPHONIA (漫画) 【先鋒】エネルギー波負け 【次鋒】ジャッジメント負け 【中堅】体当たり勝ち 【副将】倒せない倒されない 【大将】殴り勝ち 2勝2敗1引き分け ×老年期の終わり (小説) 【先鋒】エネルギー波負け 【次鋒】体当たりをかわされ負け 【中堅】当てられない倒されない 【副将】殴り勝ち 【大将】大きさ負け 1勝3敗1引き分け ×ザ・トライアスロン 【先鋒】当てられない倒されない 【次鋒】体当たりをかわされ負け 【中堅】【副将】【大将】当てられない倒されない 1敗4引き分け TALES OF SYMPHONIA (漫画)=ハンコック
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貧乏クジの行方 ◆PfOe5YLrtI 黒き獣が地を走りながら、背負う砲門からビームの光を撃ち放つ。 赤き巨人へと向けられたその光は、しかし巨人の屈強な腕に阻まれ、本体への直撃を許さない。 「邪魔しないでよっ!!」 「って、あれに乗ってんのは子供かよ!?」 獣の中から聞こえるプルの声に、タスクが思い出すのはスクールの少年少女達の話。 あの少女もまた、彼らと同様の訓練や強化・調整を施されているというのだろうか。 操縦は荒ったい、しかし確かにあの獣のような機体を使いこなしている。 少なくとも、年端も行かない普通の女の子に一朝一夕でできる芸当ではない。 「しかもラトゥーニ達よりさらに年下っぽいし……たまったもんじゃねぇな、ったく!」 獣は巨人の周囲をすばしっこく跳び回りながら、ビームを乱射する。 その全てを受けきり、逸らし、やり過ごし……確実に防ぐ巨人。 それは、犬と飼い主のじゃれ合いのようなやり取りに見えなくもなかった。 タスクは特別優秀なパイロットというわけではない。 運動神経は鈍いし、一度はパイロット適正審査の段階で落とされたこともある。 だがそれでも、勘と悪運とそして根性を武器に、DC戦争に始まる幾多の大戦を潜り抜けてきた。 単純に実戦経験に関しては、ここにいるプルよりもタスクのほうが場数を踏んできている。 加えて重装甲の機体の扱いにかけては、ジガンスクードに乗り慣れたタスクに一日の長があった。 武装や格闘性能など、総合的に見ればビッグデュオはむしろジガンより遥かに使い勝手がいいといえよう。 獣――ガイアガンダムの火力は読めた。これなら、隙さえ突かれなければ防ぎきれる。 条件は全てにおいてタスク優位だ。これでヘマをやらかした日には、立場がないというものである。 「もう!ずるいよ、私のガイアにはそんな腕付いてないのに!」 イライラを募らせたプルが、痺れを切らし叫び声をあげた。 ビッグデュオの喉元を噛み千切らんばかりの勢いで飛び掛る。 「うおっと!?」 その際、背面ウイングにビームの光が収縮し、刃を形成しているのをタスクは見逃さない。 飛び込んでくるガイアにタイミングを合わせて……両の手で翼ごと挟みこむ! 「捕まった――!?」 「白羽取りっ!どうよっ!」 白羽取りにしてはスマートさに欠けるが、半ば力任せに機体ごと引っ掴む。斬られ役に甘んじてやる気はない。 ひとまずの動きを封じたことで、タスクは眼下を見回す。 (さっきのあいつは……上手く逃げ切れたみたいだな!) カズマの姿が完全に見えないことを確認し、タスクは行動に出ることにする。 この取り留めのないじゃれ合いもここまでだ。 「よーし!もういいだろお嬢ちゃん、おイタはそこまでだぜ」 元々シャドウミラーの意のままに殺し合いに乗ってやる意思など、タスクには存在しない。 ましてや相手が幼子となってはなおさらだ。 「よくないよ!早く死んでくれなきゃ、ジュドーのところに帰れないんだから!」 「物騒だなぁオイ……ん?」 プルの口から出た言葉がひっかかった。 名簿だ。参加者一覧の中に、ジュドーという表記があったことを思い出す。 「おい、ちょっと待てって!お前、そのジュドーって奴まで殺しちまうつもりかよ!」 「何わかんないこと言ってんのさ!」 「わかんないってお前、ジュドーって名前が名簿に……」 「あたしはジュドーの所に帰るんだ!邪魔すると許さないから!」 言っていることがメチャクチャだ。まるで、自分達と敵対していた頃のゼオラを思い出させる。 あの頃の彼女やオウカ・ナギサ同様、施された洗脳や強化が、思考をも破綻させているのか―― シャドウミラーのやりそうなことだと、タスクは舌を打った。 ……『前例』の存在が、タスクの目を曇らせていた。 本当はそこまで難しく考えるまでもなく、ただ単に名簿を見ていないだけの話だが。 「沈めぇーっ!!」 砲門にビームが収縮するのを確認し、反射的にビッグデュオはガイアを掴んでいた手を離す。 放たれたビームが空を切る。同時に、空へと跳ぶガイア。 その獣の姿が、別の形――人型へと変わりつつあるのが見えた。 (変形するか!そうはいきますかって!) 元整備兵だったタスクの眼力は伊達ではない。 目の前の機体が何らかの変形機構を秘めていたことは先刻お見通しだ。 接近戦を行いやすい人型となって、体勢を立て直すか。 それを阻止すべく、牽制として巨人の豪腕を大きく振り回した。 その瞬間、ガイアの全ての動きが停止した。 「え……!?」 「なっ……!?」 完全に無防備となったガイアに、ビッグデュオの豪腕が炸裂する。 それが決まり手となって、戦いはあっさりと終わりを告げた。 ガイアは、まるで壊れた人形のように地面に叩きつけられ、そのまま動かなくなる。 「や、やべぇ!まともに入っちまった!!おい、大丈夫か!?」 元々殺す気などなかったこともあり、タスクは慌てて声をかける。 ガイアは変形途中の不恰好な形態のまま、微動だにしない。 (なんてこった……コックピットを潰しちまったのか……!?) しかし、タスクの心配は杞憂に終わる。 「う、うぅ……いたたた……」 「あ、よかった。生きてたか~」 ガイアの外部スピーカーから少女の声が聞こえ、タスクは胸を撫で下ろす。 声の調子から察するに、大した怪我はないようだ。 やがて、動かなくなったガイアがガチャガチャと動き始める。 「う、うそ!?なんで、どうして動かないの!?」 獣から人へ変わる途中段階の状態のまま、もがくように タスクは相手の機体の不備を察した。 (もしかして……) 変形機構に異常個所があり、まともに作動しなかったのだろう。 考えられるのは、最初に放った巨大ドッスン落としだ。 相手の行動を封じるつもりで放った一撃だが、なにせこの重量だ。 その際のショックで変形機構がいかれてしまった、と考えるべきか。 そんな状態で無理に変形を試みたがために、動作不能に陥ったと思われる。 機体の動きを止められたという意味では結果オーライ……だろうか。 動作不能で済んだだけマシだ。ビルトラプターのような爆発事故を起こすよりは。 だが、このまま放置しておくわけにもいかない。 少女はこの状態のままでも、無理に機体を動かそうとしている。 下手に動かされて武器を暴発でもされたら、そこから機体の爆発を引き起こしてしまうかもしれない。 「よし、待ってろお嬢ちゃん。すぐそっちに行くからな」 「やだ、近寄らないでよ!!」 歩み寄ろうとするビッグデュオに、プルは怯えを含んだ声を上げ始める。 やはり、まだ年相応の女の子か。 今しがた自分を殴った怖い巨人が迫ってくるのだ、無防備な状態のまま待つのは辛かろう。 「来ないで!ジュドー!!助けて、ジュドー!!」 外部スピーカーを全開にしているせいか、プルの悲鳴が大音量で周囲まで響き渡った。 耳を劈くような甲高い悲鳴に、思わず耳をふさぎたくなる。 「あー、もう!これじゃこっちが悪者みたいじゃねぇかよ!」 そう……確かにその通りだった。 この一場面だけを切り取れば、助けを求める少女を襲っているように見えなくもない。 そして。 何と間の悪いことであろうか。 ものの見事に、これを勘違いした輩がやってきてしまった。 「待て待て待てぇぇぇい!!その悪逆非道、許さぁぁぁぁぁん!!!」 閃光、爆音。燃える森。 他の参加者が、殺し合いを始めてしまった合図だ。 それを見つけながら、黙って立ち去るダイゴウジ・ガイではない。すぐさま現場へ急行する。 そして現場にたどり着いてみれば、響き渡るは助けを求める少女の悲鳴。 少女が乗るのは、傷つき倒れた獣のような小さな機体。 そんな無力な少女に今にも襲い掛からんとする、赤く禍々しい巨人。 一目瞭然。正義と悪との識別完了。 「悪党め!!このダイゴウジ・ガイが相手になってやるぜ!!!」 ガイは少女を救うために、巨人に戦いを挑む。立ち上がれ、ゲキ・ガンガー3! 先手必勝、赤い巨人に攻撃を仕掛けた。これで少しでも自分に注意を向けられれば儲けものだ。 「な、なんだぁ……うおっ!?」 新手の乱入に戸惑う余裕も与えてくれず。いきなり放たれたビームに、被弾するビッグデュオ。 「くそ、殺し合いに乗った奴か!?やべぇ!」 ビーム砲によるダメージはさほどではない。 ビッグデュオの機体性能を生かせば、新たな敵機と渡り合うことも可能だろう。 だが問題はガイアだ。動かなくなったガイアは格好の的でしかない。 タスクはプルを庇うために、機体を盾にするべく巨人をガイアのもとへと移動させる。 が、その行動もまた新たな誤解を呼ぶことになった。 「あーっ!?てめぇぇ、少しは空気を読まないかぁぁぁ!!」 どこまでも非道なその振る舞いに、ガイは叫んだ。 自分を無視して、あくまでも少女を殺さんとする悪しき巨人……どこまでも許し難い。 ゲキ・ガンガー3のスピードを全開にして、ガイもまた少女の下へと駆けた。 しかし、これはまずい。距離が離れすぎている。 この距離では、自分のゲキ・ガンガーより先に巨人が少女のもとにたどり着いてしまう。 それを許せば、終わりだ。 心無き殺人者により、あの機体諸共少女の命が失われることになる。 あのヴィンデルにより首を爆破された、仮面の男のように。 「くっそぉぉ!!間に合えぇぇぇぇぇぇ!!!」 さすがのガイにも、焦りを表情に滲ませずにはいられなかった。 唯一の飛び道具を巨人に向けて撃ちまくるも、非力なビーム砲では巨人の足止めすら叶わない。 だがそれでも、たとえ悪足掻きに見えようとも、ガイは諦めることはない。 「うおおおおおおおおおおおおお!!!!届け、ゲキ・ガンガー!!! ゲキガン・パァァァァァァァァンチ!!!!!」 無我夢中で、機体の拳を前へと突き出す。 その時、不思議なことが起こった――! ガイの、ゲキ・ガンガーを信じる愚直なまでに純粋な魂の叫びに応えたのか。 ゲキ・ガンガー……否、ソーラーアクエリオンの新たな力が解き放たれる。 突き出された右腕に、奇跡の力が宿った。 腕が――伸びたッ!! 「ウソやっ!?」 その変化に、タスクは我が目を疑った。 アクエリオンの腕に新たな関節が凄まじい勢いで次々と増殖していく。 その拳は真っ直ぐに、ビッグデュオのいる場所へと迫ってくる。 ありえない光景に、一瞬、タスクは防御を忘れた。 だがこのタイミングで、隙を見せることは致命的―― 「が……っ……!?」 コックピット内部に、激しい衝撃が襲い掛かる。 アクエリオンの拳が、ストレートにビッグデュオの胸部を捉えていた。 しかし、それだけには留まらない。 「そのまま……いぃぃぃっけぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 腕はさらに際限なく伸び続ける。 その拳に巨人を捉えたまま、真っ直ぐに伸び続ける。 腕の関節が無尽蔵に増殖を繰り返し、猛烈な勢いで。 ビッグデュオ諸共、ただひたすらに拳は飛んでいく。 どこまでも、どこまでも、どこまでも―― 「ぐああぁぁぁあぁああああああばばばばばばばばばばばばばばばっっっ!!!!」 既にビッグデュオはバランスを崩し、その身の全てをアクエリオンの拳に任せていた。 放たれる拳の勢いのままに大地を抉りながら、ただひたすら猛烈な勢いで後ろに押し流されていく。 無論、それに伴いコックピット内に響く衝撃は、半端なものではない。 (どこまで!?どこまで伸びるんだ、こりゃあ!?) このまま世界の果てまで押し出されそうな錯覚すら覚えた。 それに抗うべく、揺れるコックピットの中で操縦桿に手を伸ばす。 視界が、焦点が定まらない。それでも、懸命に手を伸ばす。 そして、ようやく操縦桿に届いた、その時。 一際大きな衝撃が、ビッグデュオに襲い掛かった。 「がはぁっ!!」 タスクの視界が暗転した。 身体が一瞬宙に浮き、上下感覚がなくなる。 直後、コックピットがひしゃげるような轟音が鳴り渡り。 全身がバラバラになるかのような振動が響いて―― ――静寂が訪れた。 コックピット内の振動も止まった。 そこで、タスクは後退がようやく収まったことを知る。 朦朧とする意識の中で、タスクは見た。 巨人の胸に突き刺さっていた拳が離れ、伸びた腕がそのまま逆戻りしていくのを。 * * * * * * * * * * * 「おぉ……す、すげぇ……」 伸びた腕が帰ってくる。やがて腕は元の長さまで戻り、何事もなかったかのように元の鞘へと収まった。 ソーラーアクエリオンの腕に起きた突然の変化には、ガイ自身も呆気に取られるほかなかった。 まるでマンガだ。常識で考えられることではない。 「すげぇ……腕が伸びやがった!すげぇぞゲキ・ガンガー!」 もっとも、彼はそんな細かいことにとらわれる人間でもないが。 テレビで見ていた本物のゲキ・ガンガーとは毛色こそ違うものの、これは間違いなくゲキ・ガンガーだ。 彼が憧れ、待ち望み、求めていたスーパーロボットに他ならなかった。 否応なしに、興奮が彼の身体を駆け巡る。だが、それに浸っている場合ではない。 倒れた、黒い獣のような人のような機体――ガイアガンダムに、視線を移した。 「助けて……くれたの……?」 アクエリオンを見上げながら、プルは呟いた。 「なんで……?みんな殺さなきゃいけないのに……ジュドーにだって、会えない……」 「心配するな!君はそんなことをする必要はない!全ては俺に任せておけ!!」 呆然と呟く少女に、ガイははっきりと言ってみせた。 根拠のない自信と言動、だがそれも時として頼もしさとなることもある。 「このバトルロワイアルなんて、俺がぶっ潰してやる! そして君も、そのジュドーって奴に会わせてやるさ!」 「ジュドー……に……?」 特に、こういう殺し合いの場では。死の恐怖を経験した直後の、幼子の場合には。 「俺はガイ……ダイゴウジ・ガイだ。君は俺が守ってやる!」 「ガ……イ……」 その言葉を最後に、少女は気絶したようだった。緊張の糸が切れたのだろう。 (大した怪我もないようだし、しばらく寝かせておいてやるか) 少女を襲っていた赤い巨人は、ゲキガンパンチで遠くまでぶっ飛ばした。だが、倒したという確証はない。 もし生きていたなら……それを放置しておくわけにはいかないだろう。 助けを求める無力な少女を、容赦なく殺しにかかるような外道だ。新たな犠牲者が出る可能性は否定できない。 「心無き悪党め……しかぁしっ!!このダイゴウジ・ガイがいる限り、お前の好きにはさせん!」 巨人を吹っ飛ばした方角に向けて、ビシッと指をさし宣言する。 続いてその指を空へと向け、この状況を見て楽しんでいるであろう諸悪の根源へと叫んだ。 「そして見ていろヴィンデル・マウザー!!お前達の思い通りにはならん!! 悪の野望は俺とゲキ・ガンガーが打ち砕いてやるッッ!!!」 朝日をバックに、勝利を誓う男。なんと頼もしい姿だろう。 眠る少女の近くで大声出すのはどうかとは思うが、それは抜きにして。 弱きを助け、悪党どもを挫く。これこそまさしくヒーローの姿。 実は殺し合いに乗っていたのはプルで、最初に仕掛けたのも彼女で。 タスクはそれにも関わらず、彼女を助けようと頑張っていたわけだが…… そんなことはガイが知る由もなかった。 世の中は無情である。 【ヤマダ・ジロウ 搭乗機体:ソーラーアクエリオン(創聖のアクエリオン) パイロット状態:絶好調 機体状態:良好。エネルギー少量消費 現在地:E-2 第一行動方針:目の前の女の子を助ける。 第二行動方針:仲間になってくれる参加者を探す。 第三行動方針:女の子をジュドーとかいう奴に会わせてやる 最終行動方針:打倒ヴィンデル! 備考1:アクエリオンをゲキ・ガンガー3と名付けた。 備考2:エレメントシステムについての説明はちゃんと目を通していない 備考3:タスク(ビッグデュオ)を危険人物と認識しました】 【エルピー・プル 搭乗機体:ガイアガンダム(機動戦士ガンダムSEED DESTINY) パイロット状態:気絶 機体状態:変形途中形態のまま一時的な行動不能。多少の損壊。 現在地:E-2 第一行動方針:……(気絶中) 最終行動方針:なんでもいいのでおうちに帰る(正直帰れれば何でもいい) 備考:名簿は見てなく、ジュドーがこちらにいることに気づいてません】 【1日目 07 30】 さっきのあの子、今頃あのロボットにやられちまってるだろうか。 そう考えるだけで、俺の端正な顔が悔しさに歪む。 助けてやれなかったどころか、今じゃ自分の命の危機ときた。情けないったらない。 でも、だからと言ってこのまま燻ってる場合じゃねぇ。 全身に響く痛みに耐えつつ、俺は状況確認のために機体を操作していた。 コックピットを中心にダメージこそあれど、ビッグデュオは問題なく動くようだ。頑丈なこった。 ただ機体は平気でも、中にいる俺自身のダメージは無視できるもんじゃなかった。 あばらが完全にいっちまってるのは間違いない。他にも身体を動かすたびに、各所から悲鳴が上がる。 頭からも軽く出血してるみたいだし……こいつは少し動いただけでも結構な苦痛だ。 まだ始まったばかりだってのに、いきなりなんてザマだ。 モニターにマップが映し出され、現在位置が表示される。 どうやら今いる場所はD-1……ちょうど灯台の真下にいるようだ。 無限に続くかと思われたあのズームパンチが止まったのは、灯台にぶつかったせいだろう。 ……ってちょっと待て。D-1って何だ、俺がさっきまで戦ってたのはE-2だったはずだぞ。 この地図を見る限り、1エリアの対角線に近い距離を押し出されたことになるわけだが。 ……。 待て待て待て。おかしいだろ、これ!一体どんなトリックだ!? 1キロ2キロの距離じゃないんだぞ!?そんな長い距離を腕が伸びたってのか!? どういう構造してるんだ、さっきのロボットは。ラージじゃないが、解体してみたい衝動に駆られる。 あるいはマシンセルのようなナノマシンの類か?いや、斬艦刀だってあそこまでメチャクチャじゃないぞ。 それとも修行したらロボットでもここまで伸ばせるものなのか。帰ったらラーダさんに聞いてみよう。 今までいろんな非常識を見てきたし、滅多なことでは驚くまいと思ってたが……ありゃあ規格外だぜ。 苦笑いしながら、シートに深く背を倒す。 正直、よく生きていられたもんだと思った。この悪運、キョウスケ中尉とタメ張れるかもな。 だがその悪運も、後に続かなければ消え失せるだけだ。 もしこの後、さっきの腕が伸びるロボットの追撃を受ければ。 そうでなくても、殺し合いに乗った奴に見つかれば……それで俺は終わりだ。 または、このまま誰にも見つからず放置されて、このエリアを禁止エリア指定された日には…… 畜生、ネガティブなこと考えてるうちにだんだん眠くなってきやがった。 ――あれ?嘘だろ?意識が沈んでいく。 死ぬのか?まさかこのまま、死んじまうのか?俺は。 俺の人生、こんなので終わりだってのか?冗談じゃねぇぞ。 こんなわけのわからない所でわけのわからないままわけのわからない攻撃で殺されてたまるか。 まだやり残したことが山ほどあるんだ。 だってのに、身体にろくに力が入らない。 ちくしょう……目の前が霞んできやがった―― 俺が死んじまっちゃぁ…… あいつ、泣いちまうんだろうなぁ。 ちくしょう。 俺は、まだ、あいつに―― レオ――ナ―― 「聞こえる!?これに乗っている人、生きているなら返事をなさい!」 ……っとと。聞き覚えのある声が、突然耳に届いた。 どうやら、俺の悪運はまだ消えていないらしい。 モニターに、見慣れない機体が映っていた。だが、俺の中に不安はない。 見つけてくれた。それも、何より心強い仲間に、だ―― 「あ……ヴィレッタ姐さんじゃないスか」 「その声……タスクなのね!?」 安堵の溜息が思わず漏れた。自分の中の緊張の糸がプチプチと切れていくのがわかった。 この人が見つけてくれるとは、本当についている。 「ハハ……すいません、ちょっと自分でろくに動けない状態でして」 「大丈夫!?すぐそっちに向かうわ!」 「お手間かけるッス」 それだけ言って、もう一度シートに身を任せた。 安堵に任せて、徐々に意識が遠ざかっていく。 程なくして、ハッチが開いた。そこから、ヴィレッタ隊長が入ってくる。 「タスク!」 「へへ、助かりましたよ姐……さ……!?!?」 驚愕の光景が、俺の目に飛び込んできた。 何が凄いって――姐さんの格好だ。 これは何だろう、水着かボンテージか。 露出度が異常に高いそのスーツは、透き通るような白い柔肌を惜しげもなく晒し、 モデル並みに整ったボディラインをこれ以上ないほどに魅せていた。 この上黒い色がまた、何ともいえぬ大人の妖艶な雰囲気を醸し出している。 引き締まったウェストにヒップ……そして豊満で且つ形の整ったバストは、 それを支える下着を着けていないのか、挑発的なまでに揺れていた。 ついでに言うなら、少し赤みのかかったコックピット内の明かりが、 その艶かしいボディをさらに妖しく引き立てていた…… う…… うわぁ。 こ、これは、なんというか……ものすごいものを見てしまった。 いや、つーか……何やってんスか、姐さん。 一体何考えてそんな格好を。 言葉が出てこない。 頭が真っ白というか、真っピンクというか――あれ――? 意識が遠ざかっていく。 待て、もう少し耐えろ俺の意識よ! まだ全然堪能してねぇ!あと少し、あと少しだけ持ってくれ俺の命!! こんな素晴らしい光景を前にして、俺は何もできずに死ぬっていうのか!? くっ…… 無念…… タスク・シングウジ、一生の……ふか……く―― 実に幸せそうな表情のまま、タスクの意識は闇に堕ちていった。 ――ところで、本人はもっともらしくシリアスを気取っていたようだが。 彼の怪我は確かに軽くはないが、別に 命 に 別 状 は な い ことだけ付け加えておく。 【タスク・シングウジ 搭乗機体:ビッグデュオ(THE BIG・O) パイロット状態:気絶。全身強打、あばら骨数本骨折、頭部より出血 機体状態:コックピット周辺部にダメージ 現在位置:D-1 灯台下 第一行動方針:姐さんの姿を……もう一度……ッ(気絶中) 第二行動方針:仲間になってくれる参加者を探す。 最終行動方針:殺し合いには乗らず、仲間と合流して主催者を打倒する】 ヴィレッタ・バディムは、かつて地球とエアロゲイダーの二重スパイとして活動していた過去がある。 スパイは、的確な状況分析力と判断力を要する。目先の感情だけで動くなど論外。 刻一刻と変化する状況を正確に掴み、立ち回る。でなければ、自らの身に危機が降りかかる。 そうした彼女の能力はスパイ活動のみならず、SRXチームの隊長職においても遺憾なく発揮されていた。 ……では、そんな優秀な彼女の視点から見て、このバトルロワイアルはどうだろうか。 最後の一人になるまで殺し合えと言われた。 しかも自分には、二回目の放送までに二人殺さなければ死、というさらなる枷が加えられている。 そして嵌められた死の首輪。 果たして、この状況下まともでいられる人間がどれだけいるだろうか。 恐怖に駆られ、暴走する者も出るであろう事は、想像に難くない。 ――それは、ヴィレッタ自身にも当然、同じことが言える。 殺し合いに乗った相手を潰せれば、それに越したことはない。 だが、この厳しい現実を考えれば、理想でしかないことは確かだ。 本気で自分が生き延びるならば……その手を血に染める覚悟はしなければならない。 そして、彼女にはその覚悟はあった。 ――では、仲間を殺す覚悟はあるのか? 目の前に、タスクが倒れている。随分と幸せそうな寝顔だ。 見た限り、命には別状はないようだ。しばらく入院でもすれば、すぐに復帰できる程度の怪我だろう。 だがそれは満足な医療施設が整っている環境にあっての話だ。 少なくとも、この過酷な状況の中で三日やそこらで治るような浅い傷でもない。 これから先の戦い。そう、シャドウミラーを相手に共に戦うにしても。 怪我の具合から考えて、戦力として数えるのはあまりに厳しいものがある。 酷なようだが、今後は彼は戦力外……足手まといとなる可能性が高いと言わざるを得ない。 ――逆に言えば、今の彼なら容易に殺すことができる。 (――ッ!?) 自らの思考の中にチラチラと混じるノイズを振り払う。 だが、彼女は冷静な判断力を兼ね備えていた。 だからこそ、彼女の思考はある一つの選択肢へと導かれる。 早く人を二人殺さなければ、自分の命はない。 そして、目の前には、容易に殺せそうな命が一つ。 そこから導き出される選択肢は―― ――チャンスは逃すな。そうそう、訪れるものではない。 (私は……何を馬鹿なことを……!?) 断っておくが、別に彼女は薄情なわけでも、命惜しさに心が屈しかけているわけでもなんでもない。 ただ、情報分析を冷徹に行える彼女だからこそ、その選択肢に辿り着いた。 あくまで現在の状況を正確に踏まえた上で挙げられた、数ある手段の一つにすぎない。 当然のように、その選択肢をすぐに却下した。 元より、彼女はそんな選択肢など選ぶつもりはない。 死ぬ気などないが、かといってかけがえのない仲間を殺して自分だけ生き延びようなどとは思わない。 ――そこまでの覚悟もない。 かつて仲間を欺き続けてきたことに対する負い目は、彼女の心の奥底に、今なお燻っているのだから。 だが、しかし――? バトルロワイアル。残酷な殺人ゲームは、絆を破壊し、人を狂わせる。 ヴィレッタとて、それは決して例外ではない。 「……疲れているのかしら、ね……」 首の薄皮一枚を隔てて伝わってくる死の感触は、酷く冷たかった。 すぐには、慣れそうにない。 【ヴィレッタ・バディム 搭乗機体:ガルムレイド・ブレイズ(バンプレストオリジナル) パイロット状況:DFCスーツ着用、ちょっと恥ずかしい 機体状況:良好 現在位置:D-1 灯台下 第一行動方針:タスクの救助 第二行動方針:ギリアムを探し、シャドウミラーについての情報を得る。 第三行動方針:出来る限り戦闘は避け、情報を集める。戦いが不可避であれば容赦はしない。 第四行動方針:ノルマのために誰かを殺害することも考えておく。 第五行動方針:そう、誰かを……? 最終行動目標:生き残って元の世界へ帰還する】 ※参戦時期はOG外伝終了後。 【1日目 07 40】 BACK NEXT 042 破滅を望む者、破滅を呼ぶ物 投下順 044 3+14=?? 041 サバイブ 時系列順 034 さらなる迷走 BACK 登場キャラ NEXT 003 レッツゴー! アクエリオン! ヤマダ・ジロウ 074 The Hero 013 巨人と獣と人間と エルピー・プル 074 The Hero 013 巨人と獣と人間と タスク・シングウジ 066 儚くも永久のカナシ 031 JOKER 7 ヴィレッタ・バディム 066 儚くも永久のカナシ
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第二十七話 限界超越!! 無限皇帝!! 前回のあらすじ 俺は突破! 現役高校生(四年目内定)だ! 以前ぶったおしたイメダメダが性懲りもなく俺達に挑んできたけど、自慢のギリギリバストがエネルギー切れでロリになっちまった! 色んな意味でギリギリだ! 宇宙、リタイア皇帝の戦艦。 その王座の間にいるのは、皇帝リタイアその人だ。 皇帝「……ついに、本格的な地球進行が始まる……ふふふ、ふはははは…」 地球が一望できるその間から、地球を見下ろす皇帝。 そこに通信が。 「申し訳ありません、皇帝……じ、じつは……」 皇帝「どうした?」 「幽閉していた…エ、エクシードが……地球に……」 皇帝「……な、なんだと!!」 地球へ向かう一筋の光。 それはまさしく、リンカイオーだった。 エクシード「……今一度、突破と手合わせがしたい…。 あの高揚……興奮! やつなら私に、生死の狭間を見せてくれるやもしれん……」 しかし地球へ向かうリンカイオーへ、ビームが放たれる! リンカイオーを追ってきた追撃隊だ! エクシード「……邪魔をするなぁぁああ!!」 向きを変え、追撃隊へと突撃するリンカイオー! エクシード「おおおおおおおおお!!」 爆発! 爆発! 追撃隊のメカは一瞬で、リンカイオーにぶち抜かれた! エクシード「つまらん……」 地球、ギリギリ遊園地。 秀一「……とまあ、このようにヨユウダーに残っていたデータに、分からないことがあるというわけだ」 司令室の大型ディスプレイに映し出されるゲンカイザーとヨユウダー。 突破「取りあえず、ゲンカイザーとヨユウダーには何か秘密があるってことか」 男「それが分かれば、奴ら……皇帝リタイアを倒せるんだな」 秀一「そこまでは、わからんがな。 それに皇帝より……」 突破「……エクシードか」 突破の顔に笑みが浮かぶ。 秀一「……奴とも、いずれ決着をつけないとな」 じいちゃん「やぶる、実はそのことで……」 しかし、じいちゃんの言葉は突然の地響きで遮られる! 驚かない一同。 秀一「……慣れてきたな」 男「だな」 突破「とにかく、さっさと行くぜ!」 司令室の緊急用ハッチからトッパーに飛び込むやぶる! ヨユウダーに乗り込む秀一! 舞い上がる四つの光! 突破「おぉおおおおおおおおおお!! ゲェェェェェェェンカァァァァァイザァァァァァァァァァァァ!!!」 秀一「――いくぞ、ヨユゥゥゥゥゥゥゥゥゥダァァァァァァァァァァァ!!」 地面に降り立つゲンカイザーとヨユウダー。 空を見上げ、そこにいたのは…… 秀一「……来たか!」 突破「エクシード……!!」 エクシード「……待ちわびたぞ、突破。 さぁ…始めよう……」 二人には分かった。 リンカイオーから発せられる、強烈なまでの殺意、そして激しい闘志を! 三体の巨大ロボットは、時が止まったかのように静止していた…… 秀一「……わかるか、やぶる」 突破「わかるぜ、さっきから俺の肌にビリビリくる……とんでもねぇ」 秀一「行くか……!」 突破「応ッ!!」 飛び出す二体! 同時に見えたそれは、わずかにヨユウダーが勝っていた! 秀一「シャクトゥゥゥゥゥソォォォォォォォド!!」 エクシード「ぬん…!!」 ヨユウダーから放たれる斬撃を、リンカイオーは手のひらで捌いていく! 一瞬! 隙をおくヨユウダー! それは! 突破「だぁあああああありゃあああああああああ!!」 割り込むように殴りかかるゲンカイザー! エクシード「むっ……! 甘いぞ!!」 それをヨユウダーは拳で受け止める! 秀一「貰うッ!!」 その隙をつく秀一! だが! エクシード「見えている! はぁぁああ!!」 突破「な、ぐああああぁあ!!」 リンカイオーはゲンカイザーの拳を止めたまま片手で吹き飛ばし、飛びかかってきたヨユウダーを交わして蹴りを決める! 秀一「……っ……ぐぅううう!!」 突破「……やっぱ一筋縄じゃ…、いかねぇか…!」 エクシード「……その程度か、ゲンカイザー……ヨユウダー」 起き上がる二体! 秀一「……フッ…この程度!」 ――ZENZENYOYU! 突破「これからが勝負だぁぁぁぁぁぁああああ!!!」 ――GENKAITOPPA! シャクトゥソードを構えるヨユウダー! プラズマを放出するゲンカイザー! 突破「プラズマエフェクトォォオオオオオオオオオオオオオ!!」 秀一「………参る! シャクトゥゥゥゥゥソォォォォォォォド!! メテオォォォォォォォォォォォォォォル!!!」 突破「ボォォォォォォォォルテックッ!! げぇえぇええええええんかああぁああぁぁああああいけぇえええええええん!!!」 リンカイオーに迫る二つの光! しかし! エクシード「…………クリムゾン、エフェクト…!」 突破「!?」 秀一「…なっ……」 ほんの一瞬の時間。 突破と秀一が見た文字は……… ――RINKAICHOUKA 炎に包まれるリンカイオーが、向かってくる二体に突撃する!! そして! 秀一「ぐぁあああああああああああああ!!」 突破「うわぁあああああああああああああ!!」 遙か上空に吹き飛ぶ二体! エクシード「……これが、臨界拳……!!」 司令室。 ディスプレイ越しに、この戦いを見守る男達。 伝「そ、そんな……!」 じいちゃん「……と、貫…! くそ……!」 男「……やぶる、秀一…! 負けんじゃねえ……!」 地面に倒れる二体を、見下ろすリンカイオー。 圧倒的。 無傷。 エクシード「……呆気ない…」 突破「どうかなぁあ……!」 エクシード「何…!」 立ち上がる二体の巨大ロボット! 突破「戦いは……これからだぜ…へ、へへ…」 秀一「ぜんぜん……くっ……余裕だ…!」 ゲンカイザーのコックピットに通信が入る! じいちゃん『やめろ、もう無理じゃやぶる! やつは……お前の親父なんじゃぞ!』 男『じいさん、だめだっつうの! 離れ……』 突破「じいちゃん……!」 エクシード「……親父、だと?」 じいちゃん『離さんか馬鹿たれ! ……やぶる、お前が父親と戦う理由がどこにある! やめるんじゃ!』 突破は、笑っていた。 突破「……じいちゃん、俺は仮にも地球守るヒーローなんだぜ? ……退けねえよ!」 じいちゃん『じ、じゃがしかし!』 突破「ここで退いたら、地球のみんなが、やられちまうんだ!! ……それによ、これは男の勝負なんだ。 負けられねぇだろ!!」 やぶるは笑いながらも――泣いていた。 気づいていた、あの時負けたとき。 思い出していた、父の温もり。 だが今は、それはすべて奴の仮面の下に封印されている。 奴は……エクシード! 越えるべき、限界! 突破「越える……この限界を、俺は…越えてみせる!」 エクシード「戯れ言か……だが、うおおおお!!」 リンカイオーが構える……その時! やぶると秀一を包み込む黄金の光! 伝『エネルギー反応上昇!? いったい何が……』 突破「わかるぜ、ゲンカイザー……今、真の力が、限界を越える力が!」 秀一「余裕を越える、新たなる信念が……!」 光に包まれ、一つになる二つのロボット! じいちゃん『お、おぉお……やぶる!』 伝『エネルギーが……無限に……!』 男『……無限…界帝!』 エクシード「な、なにぃいいいいい!! こ、これが……!!」 突破・秀一「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 周りの空間が歪み、生まれ出た新たなロボットの姿を湾曲する! 稲妻がほとばしり、大地が裂ける! 粉塵が晴れるとき……そこに立つのは! 男『……まさに、限界無き……皇帝!! やぶるぅうう!! ムゲンカイザーだぁああああああああああああああああああ!!!』 秀一「我、余裕にして限界を越える!」 突破「我、限界無き、ていおぉおおおおおおおおお!!!」 突破・秀一「ムゲェエエエエエエエエエエエン!!! ……カイッ……ザァァァァァァァァァァァ!!!」 エクシード「……ふ、ふはははははははは!!! ははははははははは!! ようやくだ、……いくぞムゲンカイザー!!」 リンカイオーが、臨界拳を構える!! エクシード「クリムゾンエフェクト…はぁああああああああああああああああああ!!」 リンカイオーから吹き出す炎が、ムゲンカイザーを襲う――しかし! 突破「だぁありゃあああああああああああああああ!!!」 ムゲンカイザーの腕が、炎を一瞬で消し去る! 秀一「……余裕だな…!」 エクシード「なっ……ならばぁああ!! はぁああああ!!」 リンカイオーが加速する! エクシード「臨界拳……ぅおおおおおおああああああああああああ!!!」 飛びかかってくるリンカイオー! しかし、ムゲンカイザーは…… 秀一「ゆくぞ……シャクトゥブレェェェェェェェエド!!」 背中から巨大な……ムゲンカイザーより巨大な剣を出現させる! 突破「……見えたあああああああああああああああああああ!!!」 エクシード「ぅおおおおおおああああああああああああああああああああああああ!!!」 突破・秀一「でぇえやああああああああああああああああああああああ!!!」 光が交錯する! すれ違う二体! 突破「…………」 秀一「…………」 エクシード「………ば、ばかな…!」 ――倒れたのは、リンカイオー。 その瞬間、砕け散るエクシードの仮面! コックピットを飛び出し、リンカイオーのコックピットを開ける突破。 突破「……と、父さん!」 エクシードはもはややぶるの父、貫だった……。 貫「……見ないうちに、強くなった……な…やぶる…」 突破「何で……いったい何故……」 貫「……俺は、俺が死んだとき……酷く後悔した……そう、限界を越えられなかった自分に…ただそれだけだ……」 差し出される手を握る突破! 貫「…ふ、ふふ……でも…やぶる……お前のおかげで……俺は限界を……」 突破「……そんな、そんな…」 貫「……あり、がとう……やぶ……る……」 「と………とぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおさぁあああああああん!!!」 今は、存分に泣け 戦え、突破…涼茂秀一! 限界突破だ、ムゲンカイザー! 限界ギリギリゲンカイザー・SSに戻る next back※二十三話
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ボルトックピストル 皆にはマグナムと呼ばれボルトックピストルと呼んでもらえもらえない不憫な子 距離減衰がほとんどなくどの距離でも3発でダウンさせることができる パーフェクトリロードが成功するば敵を2発でダウンさせられるので使いこなせるならば強武器と言えるだろう ピストル同様に右スティックの押し込みでズームがかかる しかし、連射が利かずに弾数も12発と乏しいので玄人向けと言えよう
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スキル ピピット 特性 回復のコツ ラブリー ダメージ増ボディ
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イベント内容 報酬一覧 ミッション 攻略方法 不具合や修正内容 予告画像 [部分編集] imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (20150326hanami.png) イベント内容 腹ペコキャラを大満足させよう 報酬一覧 他 ミッション 料理名 EXP GOLD 素材1 素材2 レア度 備考 花見サンドイッチ 72 108 卵 肉 ★★★ お花見 花見唐揚げ 192 128 鶏肉 粉 ★★★★ お花見 花見パイロール 108 72 鶏肉 肉 ★★★ お花見 花見炊き込みご飯 96 64 卵 米 ★ お花見 ローストポーク 286 286 肉 粉 ★★★★★ お花見 春野菜のサラダ 128 192 野菜 果物 ★★★★ お花見 花見デコおにぎり 80 120 卵 米 ★ お花見 菜の花のグリーンスティック 35 35 野菜 肉 ★★ お花見 お団子 40 40 野菜 米 ★★ お花見 攻略方法 腹ペコはフレンドと共有する習慣をつけるとフレンドも共有してくれるかも 不具合や修正内容 予告画像 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (20150326hanami_.png)
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90G Race / T-HEY and TANEKO with inopu 3.2.1とピストル射程圏内でテイクオーバー 超高速な超高層の摩天楼ステアリング 急降下したくなってふいに合わせてもダウンフォースは得られない フルスロットルから香るガソリンの匂いがクる 吸って吐いたままcrazy face 吸って吐いたままcrazy face 吸って吐いたままcrazy face 吸って吐いたまま so 90Gなスピードで都心環状線をよそにブレイクスルー 慣性法則も壊して飛ばして 90%ふかしてすぐに最終コーナーまでワープして ブラックアウト気味のハンドリングのままでcrazy race so 90Gなスピードで都心環状線をよそにブレイクスルー 慣性法則も壊して飛ばして 90%ふかしてすぐに最終コーナーまでワープして ブラックアウト気味のハンドリングのままでcrazy race (Full Ver.) 3.2.1とピストル射程圏内でテイクオーバー 超高速な超高層の摩天楼ステアリング 急降下したくなってふいに合わせてもダウンフォースは得られない フルスロットルから香るガソリンの匂いがクる 吸って吐いたままcrazy face 吸って吐いたままcrazy face 吸って吐いたままcrazy face 吸って吐いたまま so 90Gなスピードで都心環状線をよそにブレイクスルー 慣性法則も壊して飛ばして 90%ふかしてすぐに最終コーナーまでワープして ブラックアウト気味のハンドリングのままでcrazy race 相対性の社会用快楽主義な大衆的なドリフト 超能力で超特急の懲戒免職になるサスペンション 急上昇のキーワード探し始めてもカリスマには程遠い フルスロットルでぶん回すメーターがぶっ飛んだ ピットにinしてマシンメンテナンス ナンセンスなエンジニアにはにやにやしたまま窓を拭いて吸殻を捨てて きっとそれはスタンドだピットではないstand up! コックピットで立ち上がって頭ぶっけてcrazyなfaceでピットアウト so 90Gなスピードで都心環状線をよそにブレイクスルー 慣性法則も壊して飛ばして 90%ふかしてすぐに最終コーナーまでワープして ブラックアウト気味のハンドリングのままでcrazy race 吸って吐いたままcrazy face 吸って吐いたままcrazy face 吸って吐いたままcrazy face 吸って吐いたまま so 90Gなスピードで都心環状線をよそにブレイクスルー 慣性法則も壊して飛ばして 90%ふかしてすぐに最終コーナーまでワープして ブラックアウト気味のハンドリングのままでcrazy race
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【種別】 用語 登場人物・出演俳優(TVシリーズ レギュラー登場人物) ブレイドの世界 【名前】 コック 門矢士 【よみがな】 こっく かどやつかさ 【キャスト】 井上正大 【登場話】 第8話、第9話 9つの世界を巡る旅で、4番目に訪れた「ブレイドの世界」での門矢士のこの世界での職業。 この世界に介入すると同時にその世界で必要とされている職業の姿に変わるらしい。士はなぜそうなるのか?、表面上ではあまり気にしていない。中身は士そのもので態度のデカく大雑把でよくわからないところはそのまま。 相変わらず態度が大きく、コックコートを着用し株式会社BOARDの社員食堂で信頼されているチーフコックとしてとしてこの世界では存在している。二眼カメラ、Black Bird Flyを首からさげている。だがシャッターが故障したため光栄次郎に修理依頼をする。 最低ランクのカテゴリー2のチーフコックからアンデッドを倒したためカテゴリーKの食堂のマネージャーに昇格。ボーナスが3千円だけ支給された。残りは赤字経営を黒字に転換することに成功した場合支給される。優れた着眼点で小野寺ユウスケと光夏海にコスプレをさせる奇抜なアイディアと、食堂でのカテゴリーランクによる格差を撤廃しメニューの内容を1つにしぼり四条社長の経営方針である能力主義の逆をいき、赤字経営だった社員食堂を黒字に塗り替えた。 【関連するページ】 9つの世界 サラリーマン 門矢士 ブレイドの世界 士の役割 メニュー 士の役割 メニュー´ 士の役割完結編 メニュー 門矢士