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クナイ 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 小苦無 忍び 1 7 / - なし 初期装備武器屋 小苦無+1 忍び 1 8 5 / 1 - なし 武器屋(中流層)オーガの砦Q.Lv1葬られし一族Q.Lv1 小苦無+2 忍び 1 10 10 / 5 - LV5+の敵に物理攻撃力+25% オーガの砦Q.Lv1,10 小苦無+3 忍び 1 11 15 / 10 - LV10+の敵に物理攻撃力+50% オーガの砦Q.Lv10 包丁 忍び 5 8 / - なし 武器屋財宝を求めてQ.Lv3葬られし一族Q.Lv1 包丁+1 忍び 5 10 / 1 1 - なし 武器屋(中流層)財宝を求めてQ.Lv3,15氷山を越えてQ.Lv5不死の双龍Q.Lv10双龍の最期Q.Lv15 包丁+2 忍び 5 11 / 3 3 - 原生種に物理攻撃力+50% 財宝を求めてQ.Lv3~25氷山を越えてQ.Lv5不死の双龍Q.Lv10姉と弟Q.Lv15 包丁+3 忍び 5 12 / 6 6 - 原生種に物理攻撃力+50%LV10+の敵に物理攻撃力+50% 財宝を求めてQ.Lv15,25姉と弟Q.Lv15,25 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 ククリ刀 忍び 10 10 / - なし 武器屋魔城、燃ゆQ.Lv15 ククリ刀+1 忍び 10 11 / 2 2 - なし 武器屋(中流層)魔城、燃ゆQ.Lv15,25黄泉より来る者Q.Lv20 ククリ刀+2 忍び 10 13 / 6 6 - 原生種に物理攻撃力+50% 魔城、燃ゆQ.Lv25,35黄泉より来る者Q.Lv20,30高き天を目指してQ.Lv10龍血の郷Q.Lv10 ククリ刀+3 忍び 10 15 / 10 10 - 原生種に物理攻撃力+50%LV10+の敵に物理攻撃力+100%Dスフィア中 物理攻撃力+100% 魔城、燃ゆQ.Lv35,45黄泉より来る者Q.Lv30 十手 忍び 15 11 / - なし 武器屋魔龍の海域Q.Lv5,15 十手+1 忍び 15 12 2 2 / - LV5+の敵に物理攻撃力+25% 武器屋(中流層)魔龍の海域Q.Lv15,25氷山を越えてQ.Lv15 十手+2 忍び 15 13 5 5 / - LV5+の敵に物理攻撃力+50% 魔龍の海域Q.Lv25,40氷山を越えてQ.Lv15暴かれし王墓Q.Lv15龍争龍闘Q.Lv35 十手+3 忍び 15 15 8 8 / - LV10+の敵に物理攻撃力+100%Dスフィア中 物理攻撃力+50% 魔龍の海域Q.Lv40~80龍争龍闘Q.Lv35 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 大苦無 忍び 20 12 / 1 - なし 武器屋オーガの砦Q.Lv20不死の双龍Q.Lv20双龍の最期Q.Lv15,25 大苦無+1 忍び 20 13 5 / 3 - なし 武器屋(中流層)オーガの砦Q.Lv20,35人狼に祈りをQ.Lv25不死の双龍Q.Lv20双龍の最期Q.Lv25,35 大苦無+2 忍び 20 15 10 / 8 - LV5+の敵に物理攻撃力+25% オーガの砦Q.Lv35,50人狼に祈りをQ.Lv25不死の双龍Q.Lv30双龍の最期Q.Lv35,45魔法書は眠るQ.Lv20高き天を目指してQ.LV20龍血の郷Q.Lv20 大苦無+3 忍び 20 17 12 / 15 - LV10+の敵に物理攻撃力+50% オーガの砦Q.Lv50人狼に祈りをQ.Lv25双龍の最期Q.Lv45~70 小刀 忍び 25 15 2 / - なし 武器屋王の死因Q.Lv20 小刀+1 忍び 25 16 6 / 1 1 - なし 武器屋(中流層)財宝を求めてQ.Lv40氷山を越えてQ.Lv25姉と弟Q.Lv25,35王の死因Q.Lv20,30 小刀+2 忍び 25 17 10 / 3 3 - ディーヴァ種に物理攻撃力+50% 財宝を求めてQ.Lv40氷山を越えてQ.Lv25姉と弟Q.Lv35,45暴かれし王墓Q.Lv25王の死因Q.Lv30,40 小刀+3 忍び 25 18 15 / 6 6 - ディーヴァ種に物理攻撃力+50%LV10+の敵に物理攻撃力+50% 財宝を求めてQ.Lv40姉と弟Q.Lv35,45王の死因Q.Lv40 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 釵 忍び 30 16 / - なし 武器屋不死の双龍Q.Lv30 釵+1 忍び 30 17 3 3 / - LV5+の敵に物理攻撃力+25% 武器屋(中流層)人狼に祈りをQ.Lv35不死の双龍Q.Lv30,45黄泉より来る者Q.Lv40 釵+2 忍び 30 18 6 6 / - LV5+の敵に物理攻撃力+50% 人狼に祈りをQ.Lv35不死の双龍Q.Lv45〜70魔法書は眠るQ.Lv30黄泉より来る者Q.Lv40,50高き天を目指してQ.LV30龍血の郷Q.Lv30 釵+3 忍び 30 ? 10 10 / - Lv10+の敵に物理攻撃力+100%Dスフィア中 物理攻撃力+50% 人狼に祈りをQ.Lv35不死の双龍Q.Lv55,70黄泉より来る者Q.Lv50 忍刀 忍び 35 17 / 土 暗視効果 武器屋氷山を越えてQ.Lv40我がために鐘よ鳴れQ.Lv35凶事の予感Q.Lv35 忍刀+1 忍び 35 18 10 / 2 2 土 暗視効果 武器屋(中流層)氷山を越えてQ.Lv40我がために鐘よ鳴れQ.Lv35暴かれし王墓Q.Lv35凶事の予感Q.Lv35,45 忍刀+2 忍び 35 21 15 / 5 5 土 暗視効果ディーヴァ種に物理攻撃力+50% 我がために鐘よ鳴れQ.Lv50凶事の予感Q.Lv45 忍刀+3 忍び 35 23 80 20 / 9 9 20 土魔法 魔法武器暗視効果ディーヴァ種に魔法攻撃力+50% 我がために鐘よ鳴れQ.Lv50凶事の予感Q.Lv55 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 三尖両刃刀 忍び 40 18 / - なし 武器屋天に眠る真実Q.Lv40 三尖両刃刀+1 忍び 40 20 5 5 / - LV5+の敵に物理攻撃力+25% 武器屋(中流層)人狼に祈りをQ.Lv50双龍の最期Q.Lv60魔法書は眠るQ.Lv40龍争龍闘Q.Lv50天に眠る真実Q.Lv40,50高き天を目指してQ.LV40龍血の郷Q.Lv40 三尖両刃刀+2 忍び 40 22 10 10 / - LV5+の敵に物理攻撃力+50% 人狼に祈りをQ.Lv50双龍の最期Q.Lv70龍争龍闘Q.Lv50天に眠る真実Q.Lv50,60 三尖両刃刀+3 忍び 40 23 15 15 / - Lv10+の敵に物理攻撃力+100%Dスフィア中 物理攻撃力+50% 人狼に祈りをQ.Lv50天に眠る真実Q.Lv60 鋒両小刃 忍び 45 21 2 / 1 - なし 武器屋王の死因Q.Lv50魂の器Q.Lv25,35 鋒両小刃+1 忍び 45 22 5 / 3 - なし 武器屋(中流層)人狼に祈りをQ.Lv65暴かれし王墓Q.Lv45王の死因Q.Lv50黄泉より来る者Q.Lv60魂の器Q.Lv35,60龍血の郷Q.Lv50 峰両小刃+2 忍び 45 ? 10 / 7 - ディーヴァ種に物理攻撃力+50% 人狼に祈りをQ.Lv65黄泉より来る者Q.Lv60〜110魂の器Q.Lv45 鋒両小刃+3 忍び 45 ? 20 / 15 - ディーヴァ種に物理攻撃力+50% 人狼に祈りをQ.Lv65黄泉より来る者Q.Lv70,80魂の器Q.Lv60 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 龍殺し 忍び 50 25 / - アスラ種に物理攻撃力+50% 魔法書は眠るQ.Lv50ラスボスQ.Lv30〜110 龍殺し+1 忍び 50 26 5 / 3 - アスラ種に物理攻撃力+50% 不死の双龍Q.Lv45双龍の最期Q.Lv45ラスボスQ.Lv30,65 龍殺し+2 忍び 50 26 10 / 7 - アスラ種に物理攻撃力+50% 不死の双龍Q.Lv55,70双龍の最期Q.Lv60,70ラスボスQ.Lv40,65 真龍殺し 忍び 50 27 20 / 15 - アスラ種に物理攻撃力+50%LV10+の敵に物理攻撃力+50% ラスボスQ.Lv50,80~100 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 苦無改 忍び 55 23 5 / 5 5 - なし 武器屋魔城、燃ゆQ.Lv55凶事の予感Q.Lv55 苦無改+1 忍び 55 25 7 / 7 7 - Lv5+の敵に物理攻撃力+25% 武器屋(中流層)人狼に祈りをQ.Lv75我がために鐘よ鳴れQ.Lv65暴かれし王墓Q.Lv55魔城、燃ゆQ.Lv55,70凶事の予感Q.Lv70 苦無改+2 忍び 55 27 10 / 10 10 - LV10+の敵に物理攻撃力+50% 我がために鐘よ鳴れQ.Lv65,75魔城、燃ゆQ.Lv70凶事の予感Q.Lv70~90 鳳凰 忍び 55 28 15 / 15 15 - LV10+の敵に物理攻撃力+75% 我がために鐘よ鳴れQ.Lv75凶事の予感Q.Lv80,90 忍刀改 忍び 60 27 5 / 5 5 5 土 暗視効果 武器屋オーガの砦Q.Lv60龍争龍闘Q.Lv65 忍刀改+1 忍び 60 30 7 / 7 7 7 土 ディーヴァ種に物理攻撃力+50%暗視効果 武器屋(中流層)オーガの砦Q.Lv60,70龍争龍闘Q.Lv65,75 忍刀改+2 忍び 60 30 10 / 10 10 10 土 ディーヴァ種に物理攻撃力+50%暗視効果 オーガの砦Q.Lv70,80龍争龍闘Q.Lv75,90 小十文字 忍び 60 30 15 / 15 15 15 土 ディーヴァ種に物理攻撃力+50%LV10+の敵に物理攻撃力+25%暗視効果 オーガの砦Q.Lv80龍争龍闘Q.Lv90 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 筆架叉 忍び 65 27 5 5 / 5 - なし 武器屋魂の器Q.Lv70試練の洞穴B70F 筆架叉+1 忍び 65 28 10 10 / 10 - LV5+の敵に物理攻撃力+25% 武器屋(中流層)魂の器Q.Lv70,80試練の洞穴B70F 筆架叉+2 忍び 65 30 15 15 / 15 - LV10+の敵に物理攻撃力+50% 魂の器Q.Lv80~110試練の洞穴B70F 天華かんざし 忍び 65 32 20 20 / 20 金 LV5+の敵に物理攻撃力+50%Dスフィア中 物理攻撃力+100% 魂の器Q.Lv90試練の洞穴B70F 三鈷剣 忍び 70 28 5 / 5 5 - ディーヴァ種に物理攻撃力+20% 武器屋天に眠る真実Q.Lv70試練の洞穴B80F 三鈷剣+1 忍び 70 30 7 / 7 10 - ディーヴァ種に物理攻撃力+50% 武器屋(中流層)暴かれし王墓Q.Lv70天に眠る真実Q.Lv70,80試練の洞穴B80F 三鈷剣+2 忍び 70 32 10 / 10 15 - ディーヴァ種に物理攻撃力+50% 天に眠る真実Q.Lv80~100試練の洞穴B80F 小狐丸 忍び 70 ? 20 / 20 20 土 ディーヴァ種に物理攻撃力+50%LV10+の敵に物理攻撃力+50%暗視効果 天に眠る真実Q.Lv90~110試練の洞穴B80F 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 上苦無 忍び 75 23 5 5 土 LV10+の敵に物理攻撃力+25% 武器屋魔城、燃ゆQ.Lv80 上苦無+1 忍び 75 ? 10 10 土 LV10+の敵に物理攻撃力+25%被状態異常時物理攻撃力+10% 武器屋(中流層)魔城、燃ゆQ.Lv80,90凶事の予感Q.Lv100 上苦無+2 忍び 75 33 15 15 土 LV10+の敵に物理攻撃力+25%被状態異常時物理攻撃力+25% 魔城、燃ゆQ.Lv90~110凶事の予感Q.Lv100,110 毒苦無 忍び 75 35 20 20 土 LV10+の敵に物理攻撃力+50%被状態異常時物理攻撃力+50% 魔城、燃ゆQ.Lv100凶事の予感Q.Lv110 上忍刀 忍び 80 32 7 7 7 7 火 暗視効果 武器屋不死の双龍Q.Lv80双龍の最期Q.Lv80 上忍刀+1 忍び 80 33 10 10 10 10 火 ディーヴァ種に物理攻撃力+50%暗視効果 武器屋(中流層)不死の双龍Q.Lv80,90双龍の最期Q.Lv80,90暴かれし王墓Q.Lv80龍争龍闘Q.Lv100 上忍刀+2 忍び 80 35 15 15 15 15 火 ディーヴァ種に物理攻撃力+50%暗視効果 不死の双龍Q.Lv90〜110双龍の最期Q.Lv90〜110龍争龍闘Q.Lv100,110 佐助 忍び 80 36 20 20 20 20 火 原生種に物理攻撃力+50%ディーヴァ種に物理攻撃力+50%暗視効果 不死の双龍Q.Lv100双龍の最期Q.Lv100龍争龍闘Q.Lv110 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 筑佐事 忍び 85 33 10 10 / 10 金 HPが満タン時物理攻撃力+5% 魔龍の海域Q.Lv80,90 筑佐事+1 忍び 85 35 15 15 / 15 金 LV5+の敵に物理攻撃力+25%HPが満タン時物理攻撃力+10% 魔龍の海域Q.Lv90,100 筑佐事+2 忍び 85 36 20 20 / 20 金 LV10+の敵に物理攻撃力+50%HPが満タン時物理攻撃力+15% 魔龍の海域Q.Lv100,110 大筑 忍び 85 ? 25 25 / 25 金 LV10+の敵に物理攻撃力+75%HPが満タン時物理攻撃力+25% 魔龍の海域Q.Lv110 皮剥包丁 忍び 90 35 / 10 10 12 水 原生種に物理攻撃力+25% オーガの砦Q.Lv90人狼に祈りをQ.Lv90我がために鐘よ鳴れQ.Lv90 皮剥包丁+1 忍び 90 36 / 12 12 17 水 原生種に物理攻撃力+50% オーガの砦Q.Lv90,100人狼に祈りをQ.Lv90,100我がために鐘よ鳴れQ.Lv90,100暴かれし王墓Q.Lv90 皮剥包丁+2 忍び 90 38 / 16 16 22 水 原生種に物理攻撃力+50%Dスフィア中 物理攻撃力+100% オーガの砦Q.Lv100,110人狼に祈りをQ.Lv100,110我がために鐘よ鳴れQ.Lv100,110暴かれし王墓Q.Lv100 吉光 忍び 90 40 / 20 20 27 水 原生種に物理攻撃力+50%LV10+の敵に物理攻撃力+50%Dスフィア中 物理攻撃力+100% オーガの砦Q.Lv110人狼に祈りをQ.Lv110我がために鐘よ鳴れQ.Lv110 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 分景 忍び 95 40 10 / 10 15 土 ディーヴァ種に物理攻撃力+50%LV10+の敵に物理攻撃力+50%暗視効果 魔城、燃ゆQ.Lv110天に眠る真実Q.Lv110 分景+1 忍び 95 41 15 / 15 20 土 ディーヴァ種に物理攻撃力+60%LV10+の敵に物理攻撃力+50%暗視効果 特殊強化 福音の音叉 分景+2 忍び 95 42 20 / 20 25 土 ディーヴァ種に物理攻撃力+70%LV10+の敵に物理攻撃力+50%暗視効果 特殊強化 福音の音叉 分景+3 忍び 95 42 25 / 25 30 土 ディーヴァ種に物理攻撃力+80%LV10+の敵に物理攻撃力+50%暗視効果 特殊強化 福音の音叉 七星剣 忍び 100 41 20 20 / 20 火 Dスフィア中 物理攻撃力+150% 不死の双龍Q.Lv110双龍の最期Q.Lv110魂の器Q.Lv110 七星剣+1 忍び 100 42 25 25 / 25 火 Dスフィア中 物理攻撃力+200% 特殊強化 福音の音叉 七星剣+2 忍び 100 43 30 30 / 30 火 Dスフィア中 物理攻撃力+250% 特殊強化 福音の音叉 七星剣+3 忍び 100 43 35 35 / 35 火 Dスフィア中 物理攻撃力+300% 特殊強化 福音の音叉 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 虎徹 忍び 35 22 20 / 10 10 - Dスフィア中 物理攻撃力+99% 人狼に祈りをQ.Lv75暴かれし王墓Q.Lv55~90,110 虎徹+1 忍び 70 33 25 / 15 15 - Dスフィア中 物理攻撃力+199% 特殊強化 玉鋼 虎徹+2 忍び 90 40 30 / 20 20 - Dスフィア中 物理攻撃力+299% 特殊強化 玉鋼 虎徹+3 忍び 100 42 35 / 30 30 - Dスフィア中 物理攻撃力+399% 特殊強化 玉鋼 斬鉄剣 忍び 60 31 20 / 20 5 - LV10+の敵に物理攻撃力+100%Dスフィア中 物理攻撃力+50% 人狼に祈りをQ.Lv75黄泉より来る者Q.Lv60~110 斬鉄剣+1 忍び 80 37 25 / 25 10 - LV5+の敵に物理攻撃力+100%Dスフィア中 物理攻撃力+100% 特殊強化 玉鋼 斬鉄剣+2 忍び 90 40 30 / 30 15 - LV1+の敵に物理攻撃力+100%Dスフィア中 物理攻撃力+150% 特殊強化 玉鋼 斬鉄剣+3 忍び 100 43 35 / 35 20 - LV1+の敵に物理攻撃力+120%Dスフィア中 物理攻撃力+200% 特殊強化 玉鋼 北谷菜切 忍び 65 32 20 / 20 - ディーヴァ種に物理攻撃力+50%DP自然回復上限+100% 魔龍の海域Q.Lv60~80 北谷菜切+1 忍び 75 36 40 / 40 - ディーヴァ種に物理攻撃力+75%DP自然回復上限+200% 特殊強化 玉鋼 北谷菜切+2 忍び 95 42 60 / 60 - ディーヴァ種に物理攻撃力+100%DP自然回復上限+300% 特殊強化 玉鋼 北谷菜切+3 忍び 100 43 80 / 80 - ディーヴァ種に物理攻撃力+150%DP自然回復上限+400% 特殊強化 玉鋼 小烏丸 忍び 80 35? 20 / 20 - 原生種に物理攻撃力+50%源系アイテムの効果時間+20秒暗視効果 魔城、燃ゆQ.Lv45~110 小烏丸+1 忍び 90 40 30 / 25 - 原生種に物理攻撃力+75%源系アイテムの効果時間+40秒暗視効果 特殊強化 玉鋼 小烏丸+2 忍び 95 42 40 / 30 - 原生種に物理攻撃力+100%源系アイテムの効果時間+60秒暗視効果 特殊強化 玉鋼 小烏丸+3 忍び 100 43 50 / 35 - 原生種に物理攻撃力+150%源系アイテムの効果時間+120秒暗視効果 特殊強化 玉鋼 天叢雲剣 忍び 100 43 210 20 / 20 20 火魔法 魔法武器疲労状態で神聖攻撃力+25%暗視効果 魂の器Q.Lv100試練の洞穴B100F 天叢雲剣+1 忍び 100 43 310 25 / 25 25 火魔法 魔法武器疲労状態で神聖攻撃力+50%暗視効果 特殊強化 ミスリル鉱 天叢雲剣+2 忍び 100 43 510 30 / 30 30 火魔法 魔法武器疲労状態で神聖攻撃力+75%暗視効果 特殊強化 ミスリル鉱 天叢雲剣+3 忍び 100 43 840 35 / 35 35 火魔法 魔法武器疲労状態で神聖攻撃力+100%暗視効果 特殊強化 ミスリル鉱 アゾット 忍び 90 41 30 30 / 金 被状態異常時物理攻撃力+5%疲労状態で物理攻撃力+5%RGによって物理攻撃力UP(最大5%) ラスボスQ.Lv90~110 アゾット+1 忍び 95 59 35 35 / 金 被状態異常時物理攻撃力+10%疲労状態で物理攻撃力+10%RGによって物理攻撃力UP(最大10%) 特殊強化 アダマンタイト鉱 アゾット+2 忍び 100 61 40 40 / 金 被状態異常時物理攻撃力+25%疲労状態で物理攻撃力+25%RGによって物理攻撃力UP(最大25%) 特殊強化 アダマンタイト鉱 アゾット+3 忍び 100 70 45 45 / 金 被状態異常時物理攻撃力+50%疲労状態で物理攻撃力+50%RGによって物理攻撃力UP(最大50%) 特殊強化 アダマンタイト鉱 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 直江志津 忍び 80 37 45 / 35 45 土 ディーヴァ種に物理攻撃力+100%LV+1の敵に物理攻撃力+100%暗視効果 特殊強化:玉鋼 ×10分景+3 ソハヤノツルギ 忍び 100 52 60 / 40 40 40 40 - LV+1の敵に物理攻撃力+100%Dスフィア中 物理攻撃力+200% 特殊強化:玉鋼 ×10マーレウス国宝剣・玄武マーレウス国宝剣・朱雀マーレウス国宝剣・青龍マーレウス国宝剣・白虎 名前 装備可 Lv ATK M.ATK DEF M.DEF ACC M.ACC CRT / STR AGI INT VIT LUC PIE 属性 特殊効果 入手方法 マーレウス皇王軍正式小刀 忍び 25 17 15 / 7 7 10 土 ディーヴァ種に物理攻撃力+50%LV5+の敵に物理攻撃力+50%被物理ダメージ-10% 闇市交換:小刀+3旧リトゥス銀貨 ×3 マーレウス皇王軍正式小刀改 忍び 35 21 85 20 / 9 9 20 20 土魔法 魔法武器ディーヴァ種に魔法攻撃力+50%被物理ダメージ-10% 闇市交換:忍刀+3ケモノの皮ケモノの牙旧リトゥス金貨 ×10 マーレウス皇王軍特種剣 忍び 60 28 / 15 10 30 水 アスラ種に物理攻撃力+75% 闇市交換:鋒両小刃+3龍殺し旧リトゥス金貨 ×7旧リトゥス銀貨 ×5 マーレウス国宝剣・玄武 忍び 70 32 30 / 40 10 土 LV5+の敵に物理攻撃力+50%Dスフィア中 物理攻撃力+200% 闇市交換:マーレウス皇王軍特種剣ケモノの皮 ×5ケモノの牙 ×5旧リトゥス白金貨 ×4 マーレウス国宝剣・朱雀 忍び 80 35 30 / 40 10 金 LV5+の敵に物理攻撃力+50%Dスフィア中 物理攻撃力+200% 闇市交換:マーレウス皇王軍特種剣ケモノの目 ×5オーガの目玉 ×5旧リトゥス白金貨 ×4 マーレウス国宝剣・青龍 忍び 90 38 30 / 40 10 火 LV5+の敵に物理攻撃力+50%Dスフィア中 物理攻撃力+200% 闇市交換:マーレウス皇王軍特種剣龍の角 ×5旧リトゥス白金貨 ×4 マーレウス国宝剣・白虎 忍び 100 41 30 / 40 10 水 LV5+の敵に物理攻撃力+50%Dスフィア中 物理攻撃力+200% 闇市交換:マーレウス皇王軍特種剣龍の鱗 ×5旧リトゥス白金貨 ×4
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323: 名前:刹那☆01/13(水) 20 38 30 「手伝うって……」 「悪戯なら任せろッ! 俺は小さい頃、悪戯王とたたえられたんだ!」 達哉が天狗の鼻になる。 「あのねぇ、あんたの考えてる悪戯って……」 そんな軽いことじゃないから。 私は夜空の月をみあげた。 雲がそれを覆うようにかくす。 「床に糸を張ったり、ドアを引いたらクラッカーが鳴ったり……」 本当、何を言ってもだめね。 達哉と話している間に、橋を渡っていた。 下を見ると、川がおだやかな川が流れている。 324: 名前:刹那☆01/13(水) 20 47 12 「人の話きいてる?」 私は川にキラキラ光るものを見つけた。 多分、魚だろう。 「ん~? 他にも悪戯は……」 達哉はいつまでとぼけるワケ? ついに、堪忍袋の緒が切れる。 「話を聞けって……」 そう呟く。 地面の、まぁ大きいとはいえない石をつかみ…… 「言ってんだろ!」 325: 名前:刹那☆01/13(水) 20 53 53 石を魚めがけて投げつけた。 バンッ! と音をたてて、水があがった。 石は見事に魚に命中し、赤い液対を流して下の方へ流れていく。 弓道部なめるんじゃないわよ。 「かお……り?」 達哉は口をポカーンとあけて唖然としている。 私達の間を、風が何度も通り抜けた。 あぁ……何かむかつく。 私の拳が震えていた。 壊してやりたい……何もかもこの自分の手で。 ギュッと拳を握り締める。 326: 名前:刹那☆01/13(水) 21 01 12 私は道路のわき道に何かを見つけた。 血が流れている狸の死体を。 多分ひかれたのね。 そんなの……ひかれるあんたが悪いのよ。 ああ、もうホントむかつく!! 私は狸の方に向かってつかつかと、足を進める。 「おい、香織! どこ行くんだよ~!」 後ろから達哉がチョコチョコとついてきた。 ウザいわね、全く……。 ナイフを出して狸を切り裂いていく。 何度も何度も。 その度に返り血がとんできた。 でもそんなの関係なしに狸のいたる所を痛めつけた。 329: 名前:刹那☆01/14(木) 21 16 10 ナイフと力いっぱい振り下ろし、首を切り落とす。 目はくりぬき、口は裂けるほどに切った。 手足も切って、バラバラにした。 「香織……?」 私は残った狸の胴体を腹から切ってやった。 広がる血。 腸をとりだし、それも切り刻む。 ヌルヌルしてる……気持ち悪い。 そう思っても止められない。 「香織!!」 「何よ! それ以上近づいたら刺すわよ!」 息を弾ませ、ナイフの切っ先を達哉に向けた。 330: 名前:刹那☆01/14(木) 21 27 29 達哉SIDE☆ 「!?」 俺は両手を挙げて、動きを止めた。 香織にナイフを向けられる恐怖よりも、どうしてナイフを向けられたか考える方が勝っていた。 何したんだ? 俺……。 いつもの香織じゃない。 何なんだよ……。 いきなり怒鳴られるし、ナイフは向けてくるし、服に血は着けてるし。 「香織、お前……お、おかしくないか?」 「はぁッ!? おかしくなんてないわよ! いたって正常よ!」 香織がまた怒鳴る。 なるべく怒らせないように、遠慮して言ったつもりなのに……。 「いいわ。教えてあげる」 その時、香織が何か思いついたように言った。 教える……? 勉強をか……? 334: 名前:刹那☆01/15(金) 21 12 57 香織SIDE☆ 私はハッと我に返った。 教えてあげるって……何てこと言っちゃったのよ……。 改めてことの重大さに気付く。 でも……誰かに聞いて欲しかった。 私を、親という鎖から開放させて欲しかった。 少しでも気持ちを軽くしたかった。 「私ね。親を殺したいの」 言ってしまった。 達哉は「はぁ?」と、一言発しただけ。 「この虫は食事に入れて、ヘビは枕の下に忍ばせる」 「……?」 分かってないような、分かってるような顔。 「あのね? 簡潔に言うと、私を引っ叩いたお返しをするわけ。うんとすごい仕返しをね」 私はもうナイフを狸に思い切りさした。 「こうやってね」 335: 名前:刹那☆01/15(金) 21 18 16 達哉SIDE☆ 正直、驚いた。 驚かないハズがない。 だって……あの香織が人殺し? しかも自分の産みを親を? 「じ…冗談だろ?」 でも返ってきた答えは、予想外だった。 「私は本気よ」 静かにそう答えた。 香織の瞳の中は、俺をしっかりと捕らえている。 闇の中に、わずかな光だけを灯した瞳。 俺はその瞳に、吸い込まれそうになって……。 だから、あんなことを言ってしまったんだ。 336: 名前:刹那☆01/15(金) 21 23 50 「お、俺で良ければ手伝う……」 間違ってる。 間違ってるって分かってるけど……! それが香織のためになるなら。 俺は……香織を怒らせてばっかりだから……。 少しでも、力になりたいと思ってしまった。 これでいいんだ、って必死に自分に言い聞かせた。 「本当に……?」 香織が疑っている。 「出来ることは何でもするから」 俺はただ、その言葉しか出てこなかった。 「やった! 本当は寂しかったの! あの親に一人じゃ無理だと思ってたから」 そう言った香織の顔に笑みが広がる。 俺は不覚にも、その笑顔にホッとしたんだ。 347: 名前:刹那☆01/21(木) 22 09 43 香織SIDE☆ 何で達也君は、あんなことを言ったんだろう……。 私が恐くなっちゃったとか? でも、あの恐いもの知らずで、バカな達也君でしょ? まあ、そんなことはどうでもいい。 これでー人、仲間が増えた。 少しでも、力になってくれることに変わりはない。 これから…どうしようかしら? 早くあいつを苦しめたい。 あいつの悲痛に滲む顔が見たい。 「マッテイロ。オマエヲモウスグ、キエル」 350: 名前:刹那☆01/23(土) 19 52 31 「んで、香織は家、帰んなくていいのか?」 達也が心配そうに声をかけてくれる。 「もうこんな時間だしな」 公園の時計を指して言った。 見ると12時を超えている。 「私はあんな家に帰りたくない」 静かにそう言うと、黙って頷いてくれた。 「…………」 「…………」 私と達也の間に、しばらくの沈黙が流れる。 でも、家に帰らないとしたら……私はこれからどうしよう。 ……とりあえず蛇でも捕まえとこうかしら? 351: 名前:刹那☆01/23(土) 20 12 09 「おはよう!」 急に達也が叫んだ。 おはよう……? 「な…何……?」 「12時超えたから今日なんだよ!」 「はい?」 何だか意味不明なことを喋り出す達也。 「いいか? 1日は24日で成り立ってるんだよ」 1日は24日? 多分、24時間って言いたかったと思うんだけど……。 「だから、おはようなんだよ!」 あんたの頭は一体どうなってるの……? でも、鼻高々に話す達也の気分を壊すといけないから、言うのはやめておく。 私ハ悪クナイ 続き11
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第5章 193: 名前:刹那☆09/29(火) 20 55 49 う~ん、どうやってごまかそう…。 沙菜もエミリーもいなくなっちゃったしな~…。 そんなことを考えてるうちに教室の前まで来てしまった。 まあいい、どうにかなる。 「あっ、香織~!何か手がかりあった?」 「あれ?沙菜は?」 みんなが沙菜がいないことに気付いたようだった。 ざわつくみんな。 私が殺っちゃいました~。 「香織…泣いてるの…?」 へ…私泣いてなんか…。 198: 名前:刹那☆10/08(木) 20 28 13 そうか……。 雨降ってるし、その粒が涙に見えるんだ…。 いい事考えた! 「う…」 私はそのまま泣きまねをした。 うわ…私って結構女優向いてたりして! 「え?香織落ち着いて!何があったの?」 私を座らせてくれる。 哀れね。 まんまと騙されてしまって。 「私…沙菜とい…っしょに…庭…へ行って…」 207: 名前:刹那☆10/21(水) 20 14 35 「庭に行って…?それでどうしたの…?」 私は続ける。 「そした…ら、沙菜がいきなり倒れこんで…見たら…首がとんで…て……」 作り話だけど…ま、ホントのことだしね。 「き…きゃあああ!」 数人の女子が悲鳴をあげる。 「エミリー先生も…ナイフが…刺さってて…」 「ちょっと待った!」 …え? 「そこにはエミリー先生もいたのか?」 竹下透…何で勝手に割り込んでくるの? 208: 名前:刹那☆10/22(木) 20 04 18 「う…うん…エミリー先生には…腰にナイフ…が…」 続けて言う。 なんかだんだん面白くなってきたわ。 「私…はッ…ト…イレにいって沙菜…は先にい…ちゃったんだけど……」 そこで私は顔を青くする。 怖くもないのにね。 さっきの出来事を考えただけで楽しくてぞくぞくするわ…。 「そしたら…沙菜とエミリー…せんせ…が何だか言い合ってて…それで…」 「もういい。もう言わなくても、分かってるから」 透が私の話をさえぎった。 「そ…それじゃあ、沙菜とエミリー先生は……」 1人の女子が私に聞いた。 私は… 「死んでいた」 209: 名前:刹那☆10/26(月) 21 17 39 「え……」 みんな驚いてるわ…。 「だって…うそでしょう?悠君の次は…エミリー先生と沙菜が…?」 「いや…!この学校は呪われてるんだよ…!」 呪われてる…? いいえ、違うわ。 私をバカにする人が多いのよ。 「透クン?ちょっといいかしら…」 212: 名前:刹那☆10/28(水) 20 22 31 私は竹下透を廊下に連れ込んだ。 「おい…なんだよ」 透クンはぶっきらぼうに言った。 でも拳は震えてるわ。 緊張するわよね、そりゃ。 さすがに透クンも驚いているみたい。 好きな子に呼び出されたんだから。 「透クン?」 透クンは、私の一言、一言にびくつく。 フフフッ…。 まだこれからよ。 楽しい楽しいショータイムわね。 215: 名前:刹那☆10/30(金) 21 19 13 「透クンさぁ…私のことスキでしょ?」 もう分かってるんだからね。 「は?」 ほら、透くん驚いてるじゃない。 「誰がお前なんか!」 そうやって答えてるけど… 答は顔に書いてあるわ。 ね?真っ赤だもん。 「あのね?香織のお願い聞いてくれないかなぁ…?」 上目使いでおねだりしてみる。 これ以上、邪魔されると困るからね。 「透クン、あの日のこと見てたでしょ?」 216: 名前:刹那☆10/30(金) 21 27 10 「あの日…何のことだ…?」 「とぼけないで。見てたでしょう?」 私は透クンを追い詰めていく。 「悠を殺した日」 やっぱり…思い出すのは悲しいけど。 「だから…透クンをそのまんまってわけにはいかないの」 私は制服からポケットナイフを出した。 「そ…れは…?」 透くんが震えてる…。 殺されるとでも思ってるのかしら。 「見たら分かるでしょう?ナイフよ、とても切れ味のいい…ね」 どうせ殺すけど。 でも、私が殺すんじゃない。 「真実を知っている俺を…殺すのか…」 「まさか。そんなことしないわ。汚らわしい」 透クンは汚らわしいの一言で眉をあげたが…おさえた。 「じゃあ…どうしろっていうんだ…香織を殺すことは出来ないぞ」 「殺せれないわ。こんな楽しいことはないのに」 私はナイフを透クンに渡した。 「自殺してね?透くん」 217: 名前:刹那☆10/30(金) 21 32 07 「自殺…?」 透クンは唖然としていた。 「好きなんでしょ?だったら聞いてくれるわよね」 「そ…んなことできるわけないだろ!?」 私はポケットからまた一枚の写真を出した。 そこにはタバコを吸っている悠と…友達と、そして透が写っていた。 「いいの?未成年がタバコなんか吸っちゃって」 これは悠とデートの帰りにとった写真だ。 何かに役に立つと思ったけど。 でも…これは悠の最後の写真。 「香織…どうしてそれを…?」 「これ?私もその時コンビニにいたからよ。貴方達をを見たときとっさにカメラを買って撮ったのよ」 224: 名前:刹那☆11/05(木) 21 14 04 「まだ未成年なのにタバコ?いいの?」 「そ…それは……」 戸惑ってるみたい。 私の言うことの聞くのか…。 「タバコだけじゃないよね~?私見たもん」 「…何を」 驚くかな? 驚いても仕方ないけど。 「透クンが…白い包み紙をポケットに入れたこと。それって……」 よくニュースでやってるアレ。 「麻薬…よね?」 「……」 透クンは黙ったままだった。 225: 名前:刹那☆11/05(木) 21 26 30 「この証言と写真を警察に見せたらどうなるかなぁ……」 警察へ行くのか…。 でもそんなの絶えられないよね? 今は青春まっさかり。 刑務所入りだなんて可愛そう。 「しかも麻薬って~…今の警察は昔ほど甘くないからね。どういう処罰を受けるんだろうね~?」 「く……ッ……」 227: 名前:刹那☆11/06(金) 20 28 52 「もちろん、生贄……よね?」 透クンはナイフを握り締めた。 「どうするの?……自殺か、それとも生きたまま苦痛を味わうか……」 可愛そう。 どっちにしても殺されるんだもんね。 せめて自分の終わり方は選ばせてあげるわ。 「どうするの?はやく決めてよ、男でしょ?」 「お……俺は……」 透クンが震えてる。 どちらも嫌よね。 でも貴方にはこの2つしか選択肢がないの。 「刑務所に行くの?怖いよ~」 私は透クンの前で写真を見せびらかした。 228: 名前:刹那☆11/06(金) 20 58 54 透クンはナイフを自分の腹に当てた。 どうやら決意に決めたようだ。 「俺は……」 どっちを選んだのかしら。 「俺は…!自分で手で……逝く」 よく言ったわね。 私、生の自殺は見たことないから。 この眼にしっかり焼き付けておかないとね。 234: 名前:刹那☆11/08(日) 21 17 23 覚悟を決めたようだ。 だか微妙に震えがある。 このまま最後ってワケにもいかないしね……。 「最後に……言いたいことは?」 私は出来るだけ優しく問いかけてみた。 その言葉にホッとしたのか、透はこんなコトを言い出した。 「死にたくない……」 「だめ」 それじゃあ約束が違うもの。 「貴方には必ず死んでもらうわ」 これは花咲家の家訓だもの。 (邪魔ナヤツハ消シテシマエバイイ) どうやら私の中でこの言葉が蘇ってしまった。 透クン……運が悪いわね。 「なぜ…なぜ俺なんだ…!」 透クンが叫んだ。 237: 名前:刹那☆11/16(月) 20 34 12 ……「なぜ」ねぇ。 もう聞き飽きちゃった。 沙菜も言ってたっけな~。 私、そういうのが一番嫌い。 「なぜ」って言って、自分のしたことを忘れている。 だから……嫌い。 そうして、私を「なぜ」怒らせたかも忘れていくんだわ。 「あんたね……言ったでしょ?あの日のこと」 怒りがふつふつと沸いてくる。 勘は鋭いんでしょ? 何でそれくらいわかんないの? 242: 名前:刹那☆11/28(土) 21 01 57 人間って哀れよね。 自分が不利になると、どんな手を使っても逃げ出す。 「だから、ね?私にとって『あの日』のことを見られていたことは私にとっては……分かる?」 243: 名前:刹那☆12/01(火) 21 22 11 3行しかかけませんでした;; 更新します^^ ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆ 「邪魔者なの」 私は邪魔者を強調して言った。 「いい?邪魔者はね、いなくなければいいのよ。そしたら証拠がなくなるからね」 証拠……きっと透君も分かってるハズ。 「だからあんたも……いなくなればいい」 私の影がゆらりとゆらいだかと思えば透君の胸元をつかんでいた。 もう、こうなったら止められない。 コントロールがきかない。 自分の体なのに……この私でも、ね。 「いいか、よく聞いとけよ。邪魔者はゴミなの。たった小さな紙切れみたいなね。そのゴミは片付けなきゃならない。歩行者の邪魔にならないようにね」 透君は、震えることも出来ずに私の瞳だけを捉えていた。 247: 名前:刹那☆12/04(金) 22 07 16 「あらやっだぁ!口調が変わっちゃった!」 言葉と顔が一致していない。 「透く~ん、しつこいよ?さっさとしてくれない?」 もうゴミの相手するのは疲れたの。 「でも……!」 私は透の持っていたナイフ取り上げ、首に突きつけた。 「茶番はここまで。さぁ、逝きなさい」 そして、ポケットから写真を取り出す。 「いいのぉ?ふ~ん、いいんだ」 これで終わり。 「俺は……俺は!!」 私は透を背に向け、歩き去る。 私ハ悪クナイ 続き7
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387: 名前:刹那☆03/10(水) 21 08 08 「! 達也、今すぐ泊まれる準備をして」 「は!? 何でだよ!」 「いいから早く!」 そうして達也は帰っていった。 そして10分くらいしたら戻ってくる。 小さなリュックを抱えて。 「早かったわね……で、何持ってきたの?」 リュックの中から出てきたのは……。 ゲームと着替え。 388: 名前:刹那☆03/10(水) 21 13 51 「これだけ……?」 そりゃ、早いハズだわ。 達也の荷物を一応、確認した私は 「じゃッ、行くわよ~」 と言って、歩きだした。 「は? 香織、どこ行くんだ~?」 達也は状況が読めないので、棒立ち。 私は振り返って、叫んだ。 「決まってるじゃない! 私の家によ!」 「は……」 達也の目が点になる。 「はああぁ~~~~~~~~~!?」 389: 名前:刹那☆03/10(水) 21 17 33 達也SIDE☆ え~っと……。 香織が泊まれる準備をしてって言ったのは、今から香織の家に行くため? じゃなくて、泊まるため? 何で? 明日に作戦実行するんだろ? 俺はついていってもダメなんだろ? なのに何で泊まれとか言ったんだ? う~ん……。 頭の中ははてなマークでいっぱいだった。 ど、同棲とか……。 390: 名前:刹那☆03/10(水) 21 21 04 あ、あの香織が同棲なんてありえね~。 しかも俺となんてもっとありえね~んだけど。 でも、もしかしたら、でも……。 「達也君~! 何ぶつぶつ言ってるの?」 途中で香織が俺に声をかける。 あれ? 俺、声に出してたの? 「な、何でもね~よ~!」 「顔、赤いけど」 最後に俺を冷やかす言葉。 「う、うるせえッ、だまっとけ!」 395: 名前:刹那☆03/20(土) 22 02 38 香織SIDE☆ 「ただいま~……?」 私は玄関のドアをノックして、おそるおそる開いてみる。 さっき喧嘩した後だし。 こんな時間だし。 達也君……男を泊めるとか……。 っていうか、起きてるかが問題なんだけど。 そんなことを考えている内に、家の中からコツコツと音が聞こえる。 「香織……?」 そう発した、母親。 すごく静かな声で言った私の名前。 「お母さん……私……」 396: 名前:刹那☆03/20(土) 22 08 10 「香織、どこ行ってたの?」 その途端にあくドア。 暗いのに、お母さんの姿がハッキリと見えた。 いつもと変わらない表情。 何故か知らないけど、心が痛んだ気がした。 でもそれは、気のせいよね。 「……心配したんだから」 お母さんはそう言って、私を抱きしめた。 その言葉には感情もこもってない。 お母さんの腕は温もりもない。 心配なんか、してないくせに……。 401: 名前:刹那☆03/27(土) 21 27 26 お母さんの腕の間から達也君が見えた。 当然、唖然としている。 お母さんの達也君に気づいたみたい。 「あら……そちらの方は?」 その言葉に達也の体が跳ね上がる。 「あ……えと、えと……」 うろたえる達也君。 焦りすぎて、何を言えばいいのか分からないみたい。 「自己紹介」 私は、そう囁いた。 こくこくを首を縦にふって、口からこぼれた言葉は、 「たたッ、高橋達也ともも、申す! あの、えっと……今日は、あ、あ、貴方を殺すという企画で、と、と、泊まらせていただく! ……です?」 こいつの日本語はどうでもいいとして……。 今、何て言った? お母さんが私を睨む。 この、バカ! 407: 名前:刹那☆03/31(水) 20 55 12 「あら、そうなの~」 なぜかお母さんは平然としていた。 怪しまれないように? 達也君は自己紹介が終わってホッとしている。 でも次の言葉にまたビビる。 「でも、殺すなんて言葉使っちゃだめよ?」 この場がシリアスになる。 達也君にいたっては、冷や汗が出てきてるようだった。 私はこの空気を突き破るように言った。 「達也君が、今日どうしても私の家に泊まりたいっていうからつれてきたんだけど……いい?」 「そう。いいけど? でも香織にもこんな格好いい彼氏がいたのねぇ」 と、お母さんが言った。 「いやぁ、格好よくなんてないッスよぉ~」 嘘の言葉を鵜呑みにする達也。 408: 名前:刹那☆03/31(水) 21 05 58 否定してよ! 私は恥ずかしくなった。 「もう! そうなんじゃないし!」 そう言って、私は達也君の手を引っ張りさっさと家の中へと連れ込む。 「おわ、ちょッ……」 私は歩くスピードは弱めなかった。 「あ、ちょっと待ちなさい。貴方達」 後ろでお母さんの声がした。 私は立ち止まり、振り返る。 「おわわッ、ちょっと何だよ~」 達也君は私が急に立ち止まったのでこけそうになる。 「何?」 「部屋が汚いから、今日は達也君、香織の部屋で寝てね?」 「了解ッス!」 私は2人のやりとりに腹を立てた。 411: 名前:刹那☆04/02(金) 21 06 43 「ちょ、ちょっと!」 私は叫んだ。お母さんが勝手なのがいけないんだ。 「何で私の部屋なわけ!? 他にも部屋あるじゃない!」 「じゃ、お母さん晩御飯作ってくるから」 そう言って、台所に向かった母親。 私の話なんか聞く耳を持たなかった。 とゆうか、昔から興味を持たなかった。 今すぐにでも殺してしまいたい、自分の肉親。 拳の震えが止まらなかった。 とりあえず私は、達也君を連れて自分の部屋へと向かった。 「ふ~ん、ここが香織の部屋かぁ」 遠慮もせず、達也君は私の部屋の中を見回る。 415: 名前:刹那☆04/03(土) 12 20 18 「何か赤色が多いな」 達也は、力一テンを触りながら言った。 「血が好きだから」 そう答えた私の言葉に、達也はパッと力一テンを触っていた手をひっこめた。 「もしかしてニこれ、全部血で染めたんじゃ……」 「んな訳ないでしょ」 私はべットに潜り込んだ。 「あんたはあっち」 私は指でソファを指した。 「……何すんだ?」 「寝るのよ!!」 あ~、もうホント付き合ってらんない! 私ハ悪クナイ 続き13
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93: 名前:刹那☆07/10(金) 20 13 33 第四章 ガヤガヤ―・・・。 何だか教室の中が慌ただしかった。 もちろん私はいたって冷静。 悠を殺した後だってのに? だって私はそういうキャラを作ってるからね。 ガラ・・・ッ。 先生が来た! 『きり~つ!』 日直が言う。 『あ、いい。みんなそのままで聞いてくれ。』 そういう先生の目は真っ赤だ。 なぜかって? 私は理由を知っている。 それは・・・・・・。 94: 名前:刹那☆07/11(土) 08 52 29 もうみんなも想像がついたでしょ? 『昨日、同じクラスの悠君が亡くなりました・・・。』 ザワッ・・・!! 『悠君が・・・。』 『悠が・・・まさか・・・。』 みんな口々に言っている。 それでも私は変わらない。 そして1人の女子が私にこう言った。 『悠君は香織の彼氏だったんでしょ?香織は悲しくないの・・・?』 「・・・。」 私は無言だった。 97: 名前:刹那☆07/12(日) 11 29 56 悲しいワケないじゃない。 だって私は悠を殺した張本人なんだから・・・。 それなりの覚悟がいったわ。 だから・・・悲しくなんてナイ。 「ッ・・・悠・・・。」 ウソをつくのもか~んたん! 『そっか、やっぱり悲しいんだね。・・・ご愁傷様。』 は? ご愁傷様って何よ、ご愁傷様って!! そんなに私がかわいそうに見える? そんなんじゃない!! 怒りがわいてくる。 ガタッ!! 「私は同情なんか、してもらいたくない!!」 いすから立ち上がり、そして怒鳴った。 『え・・・ッ?』 女子が振り返った。 ヤバ・・・。 「ごめん、何でもないの・・・。」 104: 名前:刹那☆07/16(木) 20 15 21 カタン―・・・。 私は静かにイスに座った。 回りが私を見る白い目。 別にど~ってコトない。 私達、2年5組は悠の葬式にでた。 『昨日、学校の校舎裏で発見されたのよ・・・。ッ、悠・・・!!』 悠のお母さんが語った。 『背中に刺された跡があったの・・・。』 続けて言う。 『悠は昔から明るく、誰とでも仲良くなれる子でした。いじめも受けてないハズでした。・・・なのにどうして・・・ッ・・・!!』 こうして、おばさんは言葉を失ってしまった。 学校に戻った私達は悠を送る会を開いたのだった。 109: 名前:刹那☆07/18(土) 09 34 41 『悠、元気でな。』 『悠君、また会う日まで・・・。』 悠に言葉を送る。 『え~、みんな。悠君はいなくなっても今まで幸せだったと思う。みんなの優しさ、悲しみ、喜び・・・。みんなでいっぱい戦った仲間じゃないか。みんなで、こころよく見送ってあげよう・・・。』 『~~ッ。』 みんなが先生の言葉に涙を流している。 でも何でだろう・・・。 何で私も・・・? ツー・・・。 この冷たい液体は何? 分かった、涙・・・。 涙が・・・ほほをつたう。 何で私も泣いてるの・・・? 悲しくなんてない。 何で!何で!? 『先生、ちょっとこのコトを伝えてくる。』 沈黙の中、先生が口を開いた。 『委員長、進めておいてくれ。』 「ごめん、私ちょっとトイレ・・・。」 私は涙をかくすタメ、トイレに向かった。 鏡を見てみると涙でぐしゃぐしゃな顔になった私がいた。 「悠・・・ッ。」 こんなに悲しむくらいなら、やっぱり殺さなければ良かった。 でも・・・! 私は強くなるって決めた。 泣かないって決めたんだ! 私は涙をぬぐって、教室に戻った。 ん? 教室が何だか騒がしい。 さっきまで、あんなに静かだったクセに・・・。 ~そのころ教室では~ 委員長が進めていた。 竹下 透 ふざけてばかりでケンカっ早い。 どうしてこんなものが委員長になったのか・・・。 すべては押し付け合いだった。 それでじゃんけんで負けた透が委員長になったのだ。 そして、この透が進めていった結果。 香織にとって恐ろしいコトが起こってしまった。 香織が知らない間に・・・。 110: 名前:刹那☆07/18(土) 09 50 49 『俺は、悠がいなくなったのがとても悲しい。』 透は続ける。 『悠は殺されたんだ。』 空気が重い。 『だから俺は犯人を探し出す!』 ザワッ―・・・。 『それって犯人探しってコト・・・?』 『おもしろそうじゃん、やってみようぜ!』 『そうだよ!私達の仲間が殺されたんだよ!?』 ククッ・・・。 狙い通り、狙い通り♪ 俺はあの日の全てを見ていた。 ショックだった・・・。 香織は悠のコトが好きだったなんて。 殺してしまうなんて・・・。 俺の親友だった悠を。 ひそかに想っていた香織が・・・!! 全てが動いてゆく。 俺をおいてゆく。 香織がふりむいてくれないなら・・・。 俺はあの日の出来事を全部話してやる! バラしてやる!! でも、もう悠は死んだんだ。 だから別にバラさなくてもいいんじゃないか・・・? そんな思いが心をよぎる。 117: 名前:刹那☆07/23(木) 20 29 48 久しぶりに・・・更新☆ ・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。 何でクラスが騒がしいの・・・? 「ただいま~。」 ドアを開けて教室に戻る私。 さっさとイスに座ろうとした。 が 『ねぇねぇ聞いて!重大発表だからッ☆』 クラスの一員、七瀬 沙菜が私も前にはだかった。 私、このコ苦手なのに。 「・・・何?」 そしたら、数人の女子に囲まれてしまった。 そしてみんなで声をそろえて言った。 『犯人探し!!』 犯人・・・探し? 「何ソレ?」 『だ~か~らッ!悠クンを殺した犯人探し!』 ドクン・・・!! 心臓が・・・鼓動が・・・おさまらない。 「え・・・ッ。」 犯人探し・・・!! 「見つけて・・・どうするの・・・?」 『当たり前じゃん!つるし上げるにきまってるでしょ!!』 「悠の仇をとる・・・ってコト・・・?」 『コレわねッ、透クンが提案したんだよ!すごいよね!』 竹下 透・・・こいつが? もし犯人・・・私が見つかったら・・・殺される? だ、大丈夫よ! あの時はちゃんと手袋をしてたし、ナイフも持ち帰った! ばれるワケない。 バレるわけ――・・・ 118: 名前:刹那☆07/23(木) 20 42 12 透が言った。 『コレはあくまで俺の意見なんだが、悠は校舎裏で殺された。』 さっきまでうるさかった教室が一瞬にして静まり返った。 『だったらどうして校舎裏で殺されたのか・・・それはこの学校に犯人がいるからだ!』 フフッ。 さすがね学級委員長サン☆ 貴方のその鋭さ・・・気をつけたほうがいいわね。 でも・・・私を探せるかしら? 『悠は学校一の美男子だった。ならみんなからも好かれていたんだ。けれどそんな悠を恨む人物・・・それは!このクラスに犯人がいるてコトだ!』 『はぁ!?』 『冗談はよしてよ!』 『そうよ!このクラスに誰がいるっていうの?透クンはそんなに自分のクラスにいるって言いたいの!?』 『・・・いるさ、このクラスに・・・なぁ?』 透クンは『なぁ』のトコロで私に目線を合わせてきた。 まるで私がやったかのように。 『でも・・・そうだとしたら本当に・・・。』 みんなで声をそろえた。 『この中に犯人がいる・・・ってコト―・・・?』 119: 名前:刹那☆07/25(土) 09 24 02 『はいは~いッ!みんなで手分けして学校を探そう!』 そんな中、沈黙を破ったのは透だった。 は? 今さっきこの中に犯人がいるっていってたじゃん! なのに何で学校なの? 『何で学校なの~?』 1人の女子が質問した。 『フフフッ、それはですねぇ・・・。』 透は前髪をかき上げて言う。 『悠は学校裏で殺害されただろ?だったらどこかに手がかりがあるかもしれない!』 『『おお~ッ!!』』 回りのみんなは驚いて歓声をあげた。 が、私は納得できない。 ガララッ―・・・。 ドアが開いた。 誰・・・? 122: 名前:刹那☆07/29(水) 20 26 42 キャンプなどで書けなかった・・・>< 更新しま~すッ♬ 一瞬みんなの動きが止まった。 ドアにいたのは 『お?みんなどうした?何かあったのか?』 先生だった。 そして先生の周りにみんなが集まった。 私だけを除いて。 教室がからっぽになって、そこに取り残される私。 そしてやっぱり七瀬沙菜が言った。 『先生ッ、どうもこうもナイですよ!悠を殺した犯人探しをするんデスよ!』 周りも沙菜の言葉にコクコクとうなずいた。 『犯人探し?なんだソレ?』 やっぱりいきなり言われても理解できないわよね・・・。 123: 名前:刹那☆07/31(金) 13 37 40 私は名案を思いついた。 この中の誰かを犯人にしたて上げればいい。 そうすれば私だとはバレない。 もし私だと分かってしまっても、みんな殺してしまえばいいんだわ。 我ながら完ぺキな計画ね☆ 「悠を殺した犯人を探すんです。」 私は答えた。 124: 名前:刹那☆07/31(金) 15 08 55 『そういうコトか!おもしろい、やってやろうじゃないか。』 先生もくってかかった。 『じゃあこの時間は学校探検タイムにしよう!』 透が言う。 『『サンセーッ!』』 『んじゃ校長に伝えてくる。』 先生はもう一度、教室を出て行った。 『んじゃ、みんな2人1組になって。』 透の指示にみんなが動き出した。 次々とペアになっていく。 私は誰となろう・・・。 『香織ちゃん!一緒に組もッ!』 「え?うん・・・。」 私は戸惑いながらも答えた。 相手は―・・・沙菜・・・だった。 私と沙菜は裏庭を探そうとした。 127: 名前:刹那☆08/02(日) 21 38 08 更新デス☆ ・゜・* .。.*.。. *・☆・゜・* .。.*.。. *・☆・゜・* .。.*.。. *・☆・゜・* .。. *・ 犯人探しとはいえ・・・ 「ったく何でこんなコトしなくちゃいけないのよ・・・。」 『ん?何か言った?』 「ううん、何でもないよぉ?」 あぁ、めんどくさい・・・。 『・・・にしてもさぁ。』 「ん?」 『何で透クン、あんなコト言い出したんだろう・・・。』 「悠の仇をとるって言ってなかったの?」 何でこんな話になんのよ~! 悠のコトはもう・・・触れたくない・・・。 「・・・ッ。」 『あッ、ゴメン!そんなワケじゃないの。』 沙菜ちゃん、根はいい子なんだケドなぁ・・・。 でもやっぱり苦手なんだよね。 『でも・・・。』 「・・・でも?」 『私のお姉ちゃんは・・・。』 私は黙って聞いていた。 『お姉ちゃんは・・・!』 沙菜はそこで言葉を失った。 何? 沙菜の姉は、何かあったの・・・? 私ハ悪クナイ 続き4
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358: 名前:刹那☆01/25(月) 21 20 19 「 一人で喋る達也は放っておいて……。 あの親は虫じゃダメ。 じゃあ…どうやって殺る? 一応ナイフと……。 私はポケットの中に手をつっこむ。 よし、ちゃんとあるわ。 あとは……。 剣山……。 剣山なんてどうかしら。 「だから、おはようなんだよ!」 「ねぇ、達也君。今すぐ剣山を用意して」 「は?」 「剣山を用意して」 早く、私の体がいうことをきかない。 カクカクと小刻みに震える私の身体は、 『殺リタイ』 と、語っているようだった。 359: 名前:刹那☆01/25(月) 21 26 34 「達也君のお姉さん、華道やってたでしょ? 持ってきて」 「いいけど…どうすんだ? そんなの」 何て想像力がないの。 「当たり前でしょ? 刺す」 私の瞳に闇がやどった。 達也は一瞬、とまどった顔をみせたけど、 「……分かった」 と、頷いてくれる。 「あとは、硝酸は私が用意するわ」 「しゅ~まい?」 達也のよだれがポタッと、地面に落ちる。 360: 名前:刹那☆01/25(月) 21 32 30 達也SIDE☆ 「あ、あと!」 家に戻ろうとした俺を、香織が呼び止める。 「扇風機も用意してね~!」 扇風機……? 「アザッス!」 「意味ないかもしれないけど~!」 意味がない……? 扇風機なんて、何に使うんだ……? 香織はしゅ~まいを用意するって言ってたけど……。 何でだ? 食べんのか? 香織ってお腹、すいてんのかな……。 よし! 「お菓子持ってこ!」 363: 名前:刹那☆01/28(木) 21 37 38 達也SIDE☆ 「え~と、剣山…剣山…」 姉貴に見つからないように、俺は押入れの中の探る。 しかも、真っ暗だから手探り。 あんなチクチクしてるもの、当たったら痛いに決まってる。 指先に神経を集中させた。 「ぐが~……」 このやろう。 姉貴のいびきのせいで、集中できない! その時、俺の頭に何か当たった。 「痛ててて……何だよッ!」 俺は「それ」を拾い上げた。 け……剣山……。 あっぶね~、怪我でもしたらどうしてくれんだよ。 俺の額から、冷や汗が流れた。 366: 名前:刹那☆01/30(土) 21 51 03 でも、剣山は見つかったことだし! 危なかったけど……。 俺はお菓子を取りに、棚へ向かう。 「ぎゃあッ!!」 んで、何かにつまづく。 ズデーンと、前にすべった。 「うがぁ!! 何でだよ!!」 ムグッと、倒れた体から顔だけをあげる。 何で今日はこんなについてないんだぁ~……? と、気がついたら目の前にドーナツがあった。 367: 名前:刹那☆01/30(土) 21 55 01 封はもう、切ってある。 横に寝てる、姉貴を見た。 わずかだが、口の周りに食べかすが残っている。 「……太るぞ」 てか、もう太ってるし~! てゆ~か、このドーナツ何だよ! 隣町にある、有名なドーナツ屋じゃね~か! パッケージの裏を見ると、 「伝説のできるドーナツ屋、うさみん」 と、記されてある。 店長……どんなネーミングセンスしてんだよ! まぁ、いいか。 これをもっていこう! 香織、喜ぶだろ~なぁ……。 373: 名前:刹那☆02/10(水) 21 17 55 香織SADE☆ 「お~い、香織ィ!」 向こうから、達也が走ってくる。 何かいろいろ腕に抱えて。 「香織! ドーナツもってきたぞ、隣町の超有名な店のやつ!」 と、一気に喋って息を荒らす。 何でドーナツ……? 「ありがとう」 達也の顔がパッと明るくなる。 「でも……食べかけはいらないわ」 それを聞いた瞬間に、青ざめる達也。 「俺のじゃないよ、姉貴のだよ」 「いらないわ」 「せっかく持ってきたのに~……」 ぷく~と、ふぐのように頬を膨らませた。 374: 名前:刹那☆02/10(水) 21 22 25 「あ、ねぇ達也君!」 「あ?」 不機嫌そうに私をみる。 「あのね、今度そのお姉さんに、生け花教えてねって言っといて」 「何で?」 即答された。 「後になったら分かる」 ちゃ~んと、計画はしてある。 実行するのが、楽しみでしょうがないわ。 「あ、そだ! 香織しゅうまいは?」 「は?」 何でそんなこと言うの? 「しゅうまい持ってくるって言ってたじゃん」 アンタは……もう……。 「私は硝酸って言ったのよ! 硝酸!」 375: 名前:刹那☆02/10(水) 21 28 02 「小3? お前って兄弟いたっけ?」 さすが、落ちこぼれね。 笑えてくるかも。 「あのさ、髪の毛一本ちょうだい」 言ってからすぐに達也の頭に手を伸ばす。 そして、プチッと一本ちぎる。 「痛ッ」 「いい? 見ててよ」 私は地面に、髪の毛を落とし、硝酸の入ったビンの蓋を慎重に開ける。 そして一滴、髪の毛に落とした。 静かに溶ける髪の毛。 その光景に達也は、声をあげる。 「俺の髪の毛! 溶けた!」 そう言ってはしゃぐ、達也は幼稚園の子供みたいだった。 「で、どうすんだ? これ」 378: 名前:刹那☆02/19(金) 21 14 26 「これは……決まってるじゃない。親の目にかけるわ」 「え! そんなコトしたら目ェ溶けるぞ……?」 「それが狙いなのよ!」 ホント、脳内幼稚園児。 それくらい理解してよね。 「ついでに失明の可能性もあり。ナイス、私!」 寝込みを襲おうかしら……? 達也はあまり使えないからいらない。 使える時だけ利用させてもらいましょ。 「てゆ~か、もう一時なんだけど……」 私は公園の時計を指差す。 まだ辺りは真っ暗で、静けさが更に増す。 385: 名前:刹那☆03/06(土) 21 20 10 「……作戦実行は、明日にしましょ」 そう達也に言っておいた。 「明日? 早すぎるんじゃねぇ?」 だって私にとっては、早い方がいいんだもん。 それに…… 「あんた忘れっぽいし。早い方がいいでしょ」 「なッ、何ィ~!?」 達也の右手が顔面めがけて、飛んできた。 私はそれをサッとよけて、逃げる。 当然、達也も追いかけてきた。 「それ以上、近づくと酸かけるわよ!」 と、ビンを見せた。 「ぐ……」 達也の足が止まる。 ……単純なヤツ。 386: 名前:刹那☆03/06(土) 21 31 08 「そんなことしたら、親を殺せなくなるぞ……」 「あ、あんたね……」 達也も考えるときは考えるらしい。 「ああ、明日は寝込みを襲うから」 「え……」 達也が唖然とした顔で、私を見た。 「何その目。言っとくけど殺るんだからね? アンタはついてこなくていいから」 「それじゃ俺、この企画に協力した意味ねーじゃねーか」 と、達也はすねてしまう。 私は言った。 「あら。アンタでもちゃんと役に立ってるわよ」 私はポケットに手を突っ込んだ。 「どこが……あ!」 私の手には剣山が握られていた。 達也は「あれ? どこいった?」と言いながら、ポケットの中を探しまくる。 「ちゃ~んともらったわよ」 私は得意げな顔で笑った。 私ハ悪クナイ 続き12
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291: 名前:刹那☆12/27(日) 21 40 28 「…といいつつも」 さっきからノートとにらめっこばっかじゃない。 いい案が浮かんでこない。 この後の惨劇は思い浮かんでくるのに。 「……」 ノートに一行目に「奈々」と書いてみる。 その後に「彼氏を奪う」と続けた。 とりあえずここまで葬ってきた人の名前を書いてみた。 ――――――――――――――――― 悠 浮気 ――――――――――――――――― 愛 暴言 ――――――――――――――――― 沙菜 何でだろう… ――――――――――――――――― エミリー チクり ――――――――――――――――― 透 あの日のコト ――――――――――――――――― その他 私をなめる ――――――――――――――――― …出来上がった。 292: 名前:刹那☆12/29(火) 21 33 43 「香織~、ご飯が出来たわよ~!」 お母さんの声が2階まで聞こえてきた。 「は~い!」 と、適当に返事をしてまたノートに向かう。 何だかトイレに行きたくなった。 「香織~? 何してるの~?」 短気なお母さん…とつぶやいてからトイレに向かった。 「はぁ…ご飯ご飯っと!」 私はトイレを済ませ、食卓に向かう。 だが途中で私の部屋のドアがいきなり開いた。 「ひ……!」 このドアは外から引く仕組みになっているのに……。 私は一切ノブには触れていない。 おそるおそる前を見てみるとそこにはお母さんが立っていた。 「おかあ……さん?」 293: 名前:刹那☆12/29(火) 21 37 21 「お母さん…こんなとこで何……してるの?」 何でお母さんが……。 まさか! 私は自分の机の上を見た。 ない……。 ノートが……ない。 「何を気にしているの?」 お母さんが二コリと笑って問う。 「もしかして、これを探しているのかしら?」 そう言ったお母さんの右手にはノートがあった。 「それは……!」 294: 名前:刹那☆12/29(火) 21 41 42 私は必死にお母さんの手からノートを取り返そうとする。 でもお母さんはヒョイッと避ける。 もう少し私に、身長があったら……! つくづく自分の背の低さに腹が立った。 「香織がなかなか来ないと思って、見にきたら……」 お母さんはあのページを開けた。 「親に内緒でこんなことやってたのね」 さっきまでの笑顔が失われた。 今の私に向けられるのは……冷たく遠い眼差し。 昔と変わらない。 あの眼差しに私は怯えてきた。 何年も耐えてきた。 295: 名前:刹那☆12/29(火) 21 47 01 でも……私は負けない。 「悪い子ね。私、そんな子に育てた覚えがないんだけど」 お母さんはそう言ってフッと笑った。 「……私の計画を邪魔するワケ?」 恐い者なんて何もない。 「邪魔スルヤツハ消シテシマエバイイ」 片言で私は言う。 「それは……!」 「覚えてる? お母さんが私に教えた言葉だよ」 覚えてる? 覚えてるワケないわよね。 こんな母親が。 自分勝手で自己中な母親が。 296: 名前:刹那☆12/30(水) 21 59 38 「最高だよね。この計画」 私はお母さんからノートを取り戻す。 「この計画を邪魔する? それはたとえ私の親でも許さない」 だからね? お母さん。 「あんたも消える?」 私は薄い笑みを浮かべて言った。 「な……ッ!」 お母さんの顔が赤くなった。 「この子は……!親に向かってなんてこと言うのッ!!」 パァンッ――!! 次の瞬間私の頬に何かが当たった。 痛い……。 頬にわずかな鈍い痛みが走る。 私を……ぶった……? 297: 名前:刹那☆12/31(木) 21 52 01 「な……ぶったの? この……私を?」 私は頬を手で押さえて言った。 赤く、お母さんの手の平の跡がついた頬。 まだわずかに痛みが残る。 「この私? 何あんた。いつからそんなに偉そうになったの?」 手の平が宙に舞った。 もう一度ぶたれたのだ。 でも痛みはそれほど感じなくなっていた。 「もういいわ。今夜は夕飯抜きよ」 そう吐き捨てて去った母親。 「全く……いつからそんな子になったのかしら」 お母さんの言葉が心に染みる。 298: 名前:刹那☆12/31(木) 21 59 15 憎い……。 恨めしい……。 色々な感情が頭の中を駆け巡る。 ビリッッ……!! 私はノートの1ページを破った。 更にそのページも破る。 ビリビリ……。 もう文字も分からないほどに破る。 「フッ……木端微塵ね」 もうあんな計画はどうでもいい。 それより…… 「花咲真里」 私も母親。 でもあんなの母親ではない。 偽りの母親。 お前を…… 「殺してあげる!!」 299: 名前:刹那☆12/31(木) 22 12 35 充血した目。 裂ける程開いた口。 私は興奮していた。 そしてあのノートを開く。 「花咲真里……徹底的に追い詰めてやる」 別に一日くらい、食べなくても生きていける。 それとも……血でも飲もうかしら? 私の血でもなくて、程々に熟した方がおいしいわよね。 「どうやって殺害しようかしら?」 楽しい楽しい時間。 家族とご飯を食べるよりもこうしている方がずっといい。 そもそも、私に家族なんていないけどね。 あんなの……家族じゃない。 「首を絞める……電気コード……感電……殺害」 ……だめ。 あの人はそんなことで殺せない。 もっと……徹底的に考えないと。 302: 名前:刹那☆01/01(金) 21 44 25 301!←何?? ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆ 私は悔しいけど母親似。 好きなものも嫌いなものも同じ。 悪いけどそれを利用させてもらうわ。 「私の嫌いなもの……」 思い浮かべてみる。 そうしたら虫が思い浮かんできた。 かばんの中にヘビとか? 味噌汁に芋虫とかどうかしら? フフッ……驚いた顔が目に浮かぶわ。 でもどうやってつかまえようかしら……。 私も芋虫もヘビも嫌いだし……。 ……そうだ! あいつがいたわ……。 304: 名前:刹那☆01/01(金) 21 54 07 ☆達哉SIDE☆ 「達哉~? ガールフレンドが来てくれたわよぉッ!」 「んぁ?」 下の階から姉貴のけたたましい声が聞こえてくる。 うっせ~なぁ。 今、やっとまぶたが重くなってきたとこなのによぉ~……。 しぶしぶ俺は階段を下りていく。 「このぉ、やるじゃない達哉ッ! いつからあんな可愛い子、手につけたのよぉッ」 姉貴がひじで俺をつついてくる……。 くそッ! 年下だからってからかいやがって……。 いつか絶対、仕返ししてやる……! にしても、誰なんだ? 俺にガールフレンドなんて……。 305: 名前:刹那☆01/01(金) 22 00 36 「た~つや君ッ!」 「は…花咲……ッ!?」 何でこんな時間に? 「てか香織でいい。何かくすぐったいからその花咲っていうのはやめてね?」 いきなり面を食らってしまった。 ほんと…… 「昔っから変わってないよなぁ」 「ん? 何か言った?」 そういって首をかしげる香織。 あり? 声に出てたらしい……。 「……で? 俺に何か用でもあんの?」 「うん、あのね? お願いがあるんだ」 珍しいな。 香織がこの俺に頼みごとをするなんて……。 「宿題か? 俺バカだからやんね~」 「そうじゃなくて……」 「じゃあ何だよ……」 勉強以外の頼みごとか? 俺に出来ることならやるけどさ。 306: 名前:刹那☆01/01(金) 22 07 07 「達哉君って小さい頃、虫取り大好きだったじゃない?」 虫取り……? 何でいきなり虫なんだ……? 「だからね? 捕まえてほしいの」 捕まえる? 虫? 虫をか? 「虫取りは得意だけど……何捕まえるんだよ?」 大体香織って虫、大嫌いだったはずじゃ……。 香織はにっこりと笑って、両腕を組んだ。 「芋虫とヘビ」 い……芋虫と……へ、ヘビ? 「な……何でだよ! そんな気持ち悪ィもん捕まえらんね~よッ!」 「宿題見せてあげるから」 「うぐ……」 香織のやつ、俺の弱点ついてきやがる。 でも虫取りと勉強だったら、断然虫取りをとる。 てかこいつ……。 完全に俺のこと忘れてんな? 昔あんなに仲良かったのに……。 毎日遊んだくらいなのに……。 俺が「幼馴染」だってこと……完全に忘れてやがる。 315: 名前:刹那☆01/08(金) 21 13 18 ☆香織SIDE☆ 「ほ…ホントに大丈夫なの?」 「大丈夫だって! 俺ンちの畑だかんな!」 そう言って達哉は土を掘り始めた。 こんな夜なんですけど……いるの? あたりに飛び散る土。 風は真冬なだけに、手が凍えそうなくらい。 「いたぜ! 芋虫だ!」 その時、達哉が叫んだ。 芋虫をつかんで、私の目の前で見せる。 「い……やぁぁぁ!!」 私は達哉の手を振り払った。 そして5メートル先まで走って逃げる。 「そ、それ以上近づいて来ないでよね! もし来たら……」 ハァハァと息が漏れた。 やっぱり……虫は苦手だわ……。 「ちぇッ! おもしろかったのにな」 316: 名前:刹那☆01/09(土) 20 58 01 達哉は私が見守る中で、次々と虫を捕まえていく。 「おっし、出来た!」 ふ~ん……。 やれば出来るのね。 「ちょっとだけ……見直したかな」 私はそう呟いて、達哉に近づく。 「ほれ」 達哉は私に虫の入ったビンを渡した。 芋虫の緑でいっぱいのビンを。 でも蓋は、今にも取れそうになってる。 「あんたね……限度っていうのを知らないの?」 気持ち悪いから、私は手袋を取り出し、はめる。 「限度……うまいのそれ」 ……バカは何を言ってもダメね。 ため息が出る。 それは白く染まり、やがて空に消えていった。 317: 名前:刹那☆01/09(土) 21 05 56 「今日はココら辺でやめとくか」 「そうね、帰りましょう」 なぜか達哉の前では猫をかぶらない私。 かぶれない……。 まぁ、達哉も気付かないんだけど。 「親にも怒られ……」 そこまで言いかけてやめた。 「ん? 親がどうしたんだよ」 達哉が不思議そうに問いかけてくる。 「何で芋虫なんかとる必要があるんだ?」 次々と質問攻めされる。 達哉はバカなハズなのに……。 なぜか鋭い。 ……そこも透君の真似かしら? 「……そうね。親は虫が嫌いだから」 私は静かにそう言った。 320: 名前:刹那☆01/10(日) 21 21 40 「正確には……親が嫌いだから…かな」 一つの風が吹いた。 「……親? おまえ…親に何したんだ?」 何もしてない……。 でも…… 「ぶたれた。しかも2回」 「は? 仕返しか?」 仕返し……か。 どうせ達哉のことだから、簡単な仕返しと思ってるんでしょうね。 「おっし!」 突然、達哉が叫んだ。 よこでガッツポーズをとる達哉。 「な……何?」 「俺もその仕返し手伝う!」 達哉はいたずらっこな笑みを浮かべた。 は…ああ!? 私ハ悪クナイ 続き10
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452: 名前:刹那☆04/18(日) 20 39 00 「うまそ~ッ」 いたって普通の、いや一般的な家庭で用いられる和風の朝食。 そう白いご飯に味噌汁。そして漬物。 久しぶりに見た。 最近、コンビ二で買って食べていたから。 「「いただきます」」 口をそろえて、右手に箸を持つ。 その箸でご飯を掴み、口に運んだ。 ……おいしい。 やっぱり、久しぶりだった。 これが、「おふくろの味」というもの? 453: 名前:刹那☆04/18(日) 20 45 03 達也君はというと、ズズズッと下品な音を出しては味噌汁をすする。 続いてガツガツと達也君の口とご飯の入った茶碗の間を、すごいスピードで箸が駆け抜けた。 あっという間に完食。 「どう? お口にあったかしら」 猫かぶりしやがって。 「うまいッス! 最高ッス!」 と、泣きながらお母さんに答えていた。 「そう。それは良かったわぁ」 お母さんは食器を片付け始める。 カチャカチャ――……。 そんな音質がしばらく台所に響いていた。 457: 名前:刹那☆04/20(火) 20 41 32 「俺も手伝うッス!」 「あらそう? 助かるわぁ」 達也君は洗い場に駆けていった。 私は私は何も言わずに、自分の部屋へ。 何かいやか予感がする――……。 お母さんと何もなかったらいいんだけど。 「まぁいいわ」 そう呟いて、今夜の準備をする。 机の上に並べたのは……。 剣山にナイフ。それに硝酸。とうがらし。 とうがらしは一応。 台所から盗んできてやった。 まぁ、使わないと思うけど、一応……ね。 459: 名前:刹那☆04/22(木) 20 45 42 今夜、あいつを消せると思うと体中が痒くなる。 それは私の本能なのか、分からないが。 私にはお父さんがいない。 私は生まれて、少ししてから離婚したんだって。 それは私が‘‘あの言葉,,を教えられた後だ。 だから、心配する必要はない。 今は海外で働いているとしか、いいようがないんだもの。 「ックックック……」 口から笑い声が漏れる。 ふと鏡を見ると、私の顔がふやけた感じのような。 目は三日月に。口は耳まで裂ける。 私にあの言葉を教えてくれたのは親。 その親をあの言葉で消せるのよ? 460: 名前:刹那☆04/22(木) 20 52 47 この耳で、あいつの悲鳴が聞ける。 この目で、あいつの悲惨な姿が見れる。 この手で、あいつを……。 今夜は、最高の夜になりそうね。 机の上のナイフを手に取った。 私はその刃の先を指でなぞる。 そしてその指を見てみると、ツーッとなめらかに血が流れた。 「フフッ……フフフフッ……」 止められなかった。 血のことではない。 この時の私の気は、まさに絶頂に達した気分だった。 私は、もう一度笑みをこぼして、ぺ□リと、その血を舐めた。 465: 名前:刹那☆05/03(月) 23 12 17 「ひー、冷てェ」 両手に息をかけながら、そう発して、私の部屋に入ってくる。 そして堂々とベットにダイブした。 なれなれしい……。 やっぱり、泊めるんじゃなかったかしら。 「ん? 何だそれ」 達也君は、私の机の上を指指して言った。 ベットから降りて、私の隣に来て、そして机の上を確認する。 「うわッ、何だこれ! ぶっそうな物ばっかじゃん」 そう言って、目を泳がせた。 「そのぶっそうな物を持ってきたのは誰よ」 そんな達也君に私は反発した。 468: 名前:刹那☆05/06(木) 20 46 56 「これは……! か、香織……が」 そう達也君が言った時、私は剣山を手に取り、達也君の首に回した。 ギラリと光る針は、達也君のしっかりした首でも貫通しそうだった。 まぁ、そんなに長い針ではないけど。 「これを、持ってきたのは?」 私は達也君の耳にそう囁く。 「そ、それは……。香織が持って来いって……」 「でも達也君は、断らなかった」 「…………」 何も言えないみたい。 私は首に回していた手を、戻す。 安心したように、ハァ……とため息をつく達也君。 469: 名前:刹那☆05/09(日) 21 55 16 「いい? 犯行は深夜2時。ナイフと硝酸、剣山を持ってお母さんの部屋に、忍び込むわ」 「え?」 突然の私の言葉に驚いた達也君。 「何よ」 「唐辛子は、どうなんだよ」 そう聞いてきたので、私は手袋を右手にはめて唐辛子を持った。 そしてパキッと2つに割る。 「唐辛子が気になるの? それは――……」 それを達也君の目、いや、まぶたにくっつけた。 「こうするの」 私は笑って、言った。 「ちょ、何すんだよ!」 そう発して、私から距離をとる。 クスクスと笑い続ける私に 「何笑ってんだよ! うわ、何だこれ……」 達也君は右手で目をおさえる。 470: 名前:刹那☆05/13(木) 22 08 54 「辛い! 香織何したんだよ!」 そう言って、目を閉じたり開いたり。 かいたり、たたいたり。 でもちょっと日本語間違ってると思うの。 「痛い……じゃない?」 私がそう言ったら、すぐに達也君は反応した。 「痛い、痛い! だからはやく何とかしろ!」 「むり。せいぜい一時間くらい頑張りなさい」 私はそういい捨てて、再度机に向かった。 「ああ、忘れていた」 私は右手にはめていた、ゴム手袋を見た。 それを器用に取って、ぐしゃぐしゃと丸める。 そして最後にはゴミ箱へポイ。 471: 名前:刹那☆05/13(木) 22 14 43 その様子を見ていたのか、達也が口を開く。 「香織、それ……捨てるのか?」 ゴミ箱を指差して言った。 私はハァ、とため息をついて返す。 「捨てるわよ。それが当たり前でしょ?」 「でも、まだ使えるだろ」 私の言葉にムッと言い返す。 「使えない物はいらない。だから捨てる」 私は回転イスでくるくる回りながら言った。 「それに他にも駒はあるってこと」 そろそろ酔ってきそうだから、私はキュッと物音を立てて止まった。 「それとも」 右手に持ったシャープペンシルの先を達也君に向けて言った。 472: 名前:刹那☆05/13(木) 22 21 19 達也君は何のことなのかさっぱり分からないようだった。 だから私も少しの間、何も言わなかった。 シャープペンシルにつけたキーホルダーがゆれる。 でもその少しの間の沈黙が、私を逆に苛立たせる。 キーホルダーがコンッと床に落ちたとき、私はそれを合図に言った。 「アンタモイラナイモノニナル?」 「…………?」 口をパカッとあけた達也君は、まだまだ理解が出来ていないみたい。 でもその数秒後、やっと理解したみたいで、顔色を悪くした。 「あ……‘‘イラナイモノ,,……?」 私はその言葉を聞いて、二ィッと笑った。 また少しの沈黙が流れた。 473: 名前:刹那☆05/13(木) 22 26 41 達也君はその場に立った。 行動が読めなかったから、しばらくそのままの体勢でいた。 そしたら、私の目の前まできて止まる。 「香織……」 急に私の目の前まで、達也君の右手が迫ってきた。 その手は私の頬に移動し、優しく包み込む。 達也君を見てみると、しっかりと私を見据えている。 そのゆるぎない、力強い瞳は、今だけは吸い込まれそうな勢いで。 いつもなら何よ、って言い返す私が言い返せなかった。 何も言えなかった。 達也君だって何だよ、って私から目を逸らすはずなのに……。 今は、まっすぐに私の目を見ている。 474: 名前:刹那☆05/13(木) 22 33 34 達也君の目は……その瞳の光は、ゆらゆらゆらいでいた。 その瞳の中は私が映っていて。 まゆを少し下げて、悲しそうに微笑んだ。 何よ……、その目は……。 その瞳は、私を哀れんでいるの? 私は今すぐにでも達也君の手を振り払いたかったけど、それも出来ない。 何故ならその時だけ、金縛りにあったように、体が動かなかった。 そう、ただ、達也君の目を見ることしか。 達也君は、右手を離して、その場にしゃがんだ。 さっき落ちたキーホルダーを取ったのだ。 そして私の手からシャープペンシルを取った。 不器用ながらも、キーホルダーをはめて、私に渡してくれる。 「香織……」 こんな達也君をみたのは初めてだった。 475: 名前:刹那☆05/13(木) 22 38 35 「香織。この世にいらない人間いや、いらない生物なんていないんだよ」 そしてこう続けた。 「無論、俺もな」 決まったー! みたいな感じで達也君は心の中でガッツポーズをしただろう。 顔には出さなかったが。 ちょっとかっこいい言い方しちゃってるけど、それは通用しないよ。 ましてや日本語がなってない達也君に言われても、説得力がない。 達也君はそれだけ言って、 「寝る」 と一言。 そうしてこれまた人のベットに潜り込んでグーグーと鼾を立てる。 何よ、いいこぶって……。 私は拳を握り締めた。 私ハ悪クナイ 続き15
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16: 名前:刹那☆06/06(土) 12 38 49 第二章 「~♪。」 「あれ?香織、嬉しそうじゃん、何かあった~?」 「えへへ、ちょっとね!」 ちょっとじゃない。 すんごく嬉しい。 だって 邪魔者がいなくなったから・・・。 奈々が消えてから1週間。 あれから、悠とはラブ02だし、もうサイコー!!! 17: 名前:刹那☆06/06(土) 12 45 17 でも、奈々を刺した時のあの感覚・・・。 忘れられない。 おもしろかったから・・・。 もっと人を殺したい。 そう思った。 そんな時、あのニュースを見た。 ”怖いですね~、最近、誘拐や交通事故で死者が増えているんですよ~・・・。あなたも気をつけて下さい。” 見~つけた。 18: 名前:刹那☆06/08(月) 21 54 11 私は放課後、誘拐犯、殺人犯に会いに行った。 刑務所に向かう。 え? 勝手に入っちゃいけないんだって? フフフフフ・・・・・・。 大丈夫。 ちゃ~んと準備はしてあるもの。 カツカツ・・・。 周りはしんとしているから私の足音だけが響く。 そして、入り口から入ろうとした時―・・・ 「こら~っ!なにやってるんだ!一般人は立ち入・・・。」 グサッ! ポタ・・・ッ。 これよ・・・。 この感覚よ。 私はこれを求めていたのよ!! た~のしい♪ 私は奥へと入っていく。 私の後には倒れた、警務員。 コツコツ・・・。 足跡は・・・赤い。 牢屋を覗き込んでみた。 おっさんが2人、しゃがみこんでいる。 私に気づいたらしい。 「たっ、助けてくれぇ!」 「ここからだしてくれぇっ!」 残念ね・・・。 あなた達はこれから、殺されるの。 私の手によってね。 「いいわ、出してあげる。」 「ほっ、本当か!?」 「出してくれるのか!?」 『やっと出れる!!』 目が輝いている。 可哀想に。 もうすぐその目は光を失うわ・・・。 「ただし!」 2人の会話をさえぎって私は続ける。 「1つだけ条件をのんでもらうわ。」 「いい。」 「ここから出してけれるならな。」 言ったわね・・・・・・? 「誓う?」 「ああ、誓う―・・・。」 言っちゃったわね・・・。 「フフフフフ・・・。」 「!?」 「お、おい。どうしたんだよ!!」 「ア~ハッハッハッハ!!!」 ガチャリ。 鍵が開いた。 「よし!条件はなんだ?言ってみろ、何でも聞くぜ?」 「・・・・・・・。」 「ほらほら。」 「じゃあ・・・・・・。」 「?」 「あなたを殺したい・・・。」 「え!?」 グサッ。 男はその場に倒れこんだ。 「お・・・まえ・・・だま・・し・・・た・・なぁっ・・・。」 「何が?私はだましてなんかいない。何でも聞くって言ったあんたが悪いのよ。」 「・・こ・・・のや・・・ろ・・・。」 ガクッ。 男はそこまで言って、死んだ。 「・・・・・・。」 もう1人の男はそれを黙ってみていた。 「さぁ、次はあなたの番よ・・・。」 「い、いやだぁっ!殺されるのは・・・いやだぁっ!!」 男の目は見開いていた。 「何を言ってるの?あなたが散々してきたことじゃないの。」 「許してくれぇっ!!殺さないでくれぇっ!!」 私は男の方に近ずいていく。 「くっ、来るなッッ!」 ガチャリ。 鍵を開けた。 バァン!! 「きゃ・・・ッ!!」 鉄格子が勢い良く開く。 私は押し倒された。 「へっ!鉄格子が開けばこっちのもんだぜ!」 男はそう言って、逃げた。 「・・・・・・・。」 ひざに擦り傷ができた。 痛い。 あの男・・・! 私を怒らせた罪は重いわよ・・・? 22: 名前:刹那☆06/12(金) 21 26 31 ガシッ!! 男の腕をつかんだ。 次第に力が強くなる。 「言ったわよね?私を怒らせた罪は重いって・・・。」 「うわあぁぁっ!!」 私を見る男の目には、光が灯っていない。 私が口を開く。 「知ってる?私はたこ焼きがだぁい好きなんだぁ。」 私の唇がめくれる。 犬歯がチロリと見えた。 ドサッ!! 男を押し倒す。 そして 私はポケットからつまようじを出した。 「私ィ、食べるのはスキなんだケドォ、作ったコトないんだよね~。」 男の震えが止まらない。 「だからぁ、ちょ~っと下手かもしんないけどォ、我慢してね☆」 「おいっ・・・、それってまさか・・・。」 クスっ。 「そう、そのまさか・・・。」 私はつまようじを男の目に向かって、突き刺した。 25: 名前:刹那☆06/13(土) 10 31 47 「うっ、うわぁぁぁぁ!!!」 ブスッ!! 鈍い音がした。 「1度やってみたかったのよね。こういうの。」 フフフッと不敵に笑う。 そして、グリグリとつまようじを動かす。 「確か、こうやるんだったよね。」 コロン・・・。 「あれぇ?とれちゃったね。ごめんなさい。」 目玉が取れた。 「でもホラ、だんだん上手くなってきてる~。」 もう片方の目を動かす。 「あれ~?ジジィ、生きてるゥ?」 男からの返事は、もちろんない。 「キャハッ、死んじゃった?」 さて・・・。 今日はココまで。 26: 名前:刹那☆06/13(土) 10 40 30 さて―・・・。 ここで私のコトを少し紹介しておくわ。 ↓ ↓ ↓ ・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。 ☆花咲 香織 プロフィール☆ 年齢 中学2年生 得意科目 社会 好きなもの たこ焼きと悠 趣味 人殺し 生年月日 12月9日 ・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。 と、まあこんな感じかしら。 では、本題に戻るわ。 32: 名前:刹那☆06/14(日) 19 39 40 名無し様、本当にありがとうございます!! でわでわ更新しま~っす^^ ・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*。*・。*・。 翌日、昨日のコトがニュースでやっていた。 ”速報です!昨日、午後6時ごろ、××警察署で警察官、殺人犯、そして牢屋の中で、誘拐犯が殺されていたのが警察官の友人により発見されました。” フフ、やってるやってる♪ ”全員、数ヶ所に刃物のようなもので刺され、ほぼ即死状態だったと思われます。ただ1人だけ、目がくりぬいてあったとあります。この情報は入り次第お伝えします。” 「こわいわね~・・・。」 お母さんが言う。 「あなたは、あんな風にならないでよ。」 「・・・分かってる。」 犯人、私なんですけど・・・。 33: 名前:刹那☆06/14(日) 19 45 20 「行って来ま~す。」 学校に行くと、例の噂でもちきりだった。 「××で人が殺されたって・・・。」 「あ、それニュースで見た。こわいよね~・・・。」 おもしろい。 みんな、私がやったとは気づいていない・・・。 「お~い!香織!」 後ろから私の名を呼ぶ声がした。 その声の持ち主・・・ 『愛』 私の新しい親友だ。 「ねぇ、今日のニュース見た?こわいよね~・・・」 34: 名前:刹那☆06/15(月) 20 21 00 愛まで言っちゃって・・・。 とりあえず話を合わせるコトにした。 「見た!こわかったよ~・・・。」 「だよね、だよね!どうする?この町に来ちゃったら!」 「ない!それはない!来ないでよ~!」 「そうそう!捕まってほし~、ってか死んでほしいんだケド!!」 は・・・? 愛、今なんて言った? 死んでほしい? 私に? 私に死んでほしいの? 35: 名前:刹那☆06/15(月) 20 32 36 愛・・・・・・。 いくら私の親友だからって、許すワケにはいかないわ。 あなたも消してあ・げ・る☆ 「愛っ!明日、一緒に買い物行こうよ!」 「買い物?いいよっ!全然OK!」 愛は笑顔で答えてきた。 「じゃあ明日、××ビル、集合ね!」 まんまと引っかかったわね。 愛・・・・・・! ~翌日~ 「あっ、香織~!」 もう待ってるし・・・。 「ごめん!遅れた~。」 「いいの、いいの!それよりドコ行く~?」 ちゃんとコースはきめてあるんだから。 「あのね・・・!映画・・・見たいの!」 「映画?いいよ、私も見たかったし!」 私達は 『ココロ×ココロ』 というものを見る予定だ。 愛はポップコーン、ジュースを買って、映画を見る準備。 「そんなものばっか食べるから、太るんジャン?」 私は小声で言った。 「ん?香織なんか言った?」 「ううん!なんでもないよ!あっ、ホラ!始まるよ!」 38: 名前:刹那☆06/17(水) 20 50 23 『沙希っ!』 『真奈ぁっ!』 あ~あ、この映画つまんな~い・・・。 「う・・・ひっく・・・。」 私の横では愛が感動して涙を流している。 うるさいな・・・。 もうそろそろ・・・。 私はわざとらしく体を細かく左右に動かした。 「あれ?香織、どうかしたの?」 「うん、トイレ行きたくなっちゃって・・・。」 「な~んだ。」 「愛も一緒に来てくれる?」 「もぉ、しょうがないなぁ・・・。」 もうちょっと。 ~トイレにて~ 「早く~!」 さて、どうしようか・・・。 とりあえず、愛を背後から押した。 私も入って洋式のトイレのドアを閉める。 「いった・・・ちょっと香織!?何す―・・・!!!」 ごぼごぼごぼ! 愛をトイレの中の水につっこんだのだ。 「あ~ら、汚い!」 39: 名前:刹那☆06/17(水) 20 56 04 これからは、××サイドなど書いていくますね! ~愛サイド~ 香織が私を押した。 「香織!?何す―・・・!!!」 目の前が真っ白になった。 水!? やめて・・・ッッ。 苦しい・・・ッ。 息が・・・できない・・・。 まさか・・・・・・。 あのニュースの犯人って・・・・・・! 「あ~ら、汚い!」 汚い・・・? そうよね。 私は汚いわよ! でもね、香織・・・? あんたの心の方が汚いわよ!! 40: 名前:刹那☆06/18(木) 21 00 08 苦しい・・・・・・。 だんだん、意識が・・・ 遠のいてゆく・・・・・・。 私はもう 死ぬんだ。 そう思った。 「ばいばい、愛❤」 ひどい・・・。 ひどいよ、香織・・・・・・! 47: 名前:刹那☆06/23(火) 21 57 45 ☆飛鳥様☆ グロイですよね^^; ”いい”って・・・ 嬉しいな♪ あと何日か放って置いてすみません>< 更新しますね! 「「ガチャ」」 えっ!?? 誰かが入ってきた! 女の人・・・・・・。 不運なことに私達の行動は見られていた。 ヤバイ!!! やっと今の状況を理解したようで そして・・・青ざめた顔で 女の人は叫んだ。 「きっ、きゃあぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」 そして倒れこんだ。 チッ! 邪魔者が入ったわ。 愛を放って、女に近ずく。 「ひ・・・っ。」 「さっきの見てた?」 ガタガタと震えながら答える。 「みっ、見たとい・・・ったら・・・?」 「そう。」 その一言で女の人はホッとしたようになった・・・。 が、 「じゃあ、あなたも・・・。」 「いやよっ!私は死ぬなんて絶対イヤ!!」 「だぁいじょうぶ。スグに楽になれるから。」 「いっ・・・・・・!!」 サクッ・・・。 と、その時! ドアが開いた。 そして声がとんできた。 「警察だ!手を上げろ!!」 警察? ハッ。 「おじさぁん?何言ってんの?ココは女子トイレだよ・・・?」 「おまえを逮捕する!!」 男の後ろにはもっとたくさんの警官がいた。 「じゃあ、力づくで 48: 名前:刹那☆06/23(火) 22 03 53 すみません~>< 続きです!! 「じゃあ、力づくで逮捕してみなさいよ。」 すました顔で笑った。 「お前、まさか逃げられると思っているのか?」 「何人いたって同じよ。」 「このやろう・・・!かかれ!!」 ワアッ!! 警官が一斉に襲い掛かる。 だか・・・・・・ グサッ! グサグサッ!! あっけなくやられてしまった。 「これだけぇ?警察ってよっわ~い!」 フフフフフ・・・・・・。 ア~ハッハッハッハッッハッハ!!! 響き渡る声。 床にポタポタと落ちる血・・・。 そう。 私は恐い者なんて 何もない―・・・・・・。 第二章 END 私ハ悪クナイ 続き2
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423: 名前:刹那☆04/04(日) 21 48 06 「でも俺、せっかくパジャマやったんだぜ? ……あ! 香織は着替えないのか?」 私は無視した。 「怒ってんの?」 「着替えたければ、着替えれば?」 そう吐き捨てて、私は瞼をおとした。 達也君は、着替えようか迷った末に、そのまま寝ることを選んだようだ。 暗いこの部屋に、私と達也君の息する音だけが聞こえる。 「なぁ、香織」 431: 名前:刹那☆04/07(水) 20 56 30 ふと達也が口を開いた。 この暗闇のせいか、なぜが達也君の声が耳をくすぐった。 「何よ」 「俺も赤色好きだぞ?」 突然、何を言うの? 話をあわせた方が、いいのかしら? 「……なんで?」 「そう。それは、きらめいて、流れる汗」 私は察知した。 これは、面倒臭くなる展開だと。 やっぱり、達也君とはつきあってられない。 私は寝ることにした。 435: 名前:刹那☆04/09(金) 21 32 21 いやいや、それって……。 汗は液体でしょ? 赤色が好きなら、それも血が好きってことになるのかしら。 「ねぇ、達也君。あなたも……」 「待て! まだ続きがある!」 と、私の言葉がさえぎられる。 「あ……そ」 やっぱり、返事はしない方がいい? 「深まる友情」 「ちょっと待って。それは何のことを言っているのか、私にはさっぱり……」 と質問してみる。 達也って部活とか入ってないじゃない。 友達もただでさえ、少ないのに。 「決まってんじゃん。俺と香織。……だろ?」 「もう寝なさい!」 436: 名前:刹那☆04/09(金) 21 36 27 何で私に「だろ?」って聞くのよ。 聞きたいのは私の方よ! 「待てって。青い空」 ……さっきのは「赤」に関係ないと思うんだけど……。 「この3つに共通するものがあるんだ」 達也は自慢げに私に話す。 私、もう寝たいんだけどな……。 そうして私は、 「分かんない」 という、答えを出してさっさと眠りにつこうとした。 「ヒントは、夕日」 いや、ヒントなんて出さなくていいから。 437: 名前:刹那☆04/09(金) 21 40 59 返事をするのも、面倒になってくる。 体が、ねをあげている。 瞼ももう限界まで達してきたようだ。 「そう。それは……」 私はその言葉を聴くことはなかった。 「情熱の赤なのだ~!!」 達也君は疲れないのかな……。 そう、思いながら、私は眠る。 その日は、汗が私の体のいたるところから出てくる、夢を見た。 そして、もちろん私も汗をかいていた。 枕はびしょびしょに塗れていた……と思う。 そんなくらい、記憶が曖昧だったってことで。 443: 名前:刹那☆04/15(木) 21 46 36 私の寝起きは最悪だった。 さわやかな鳥のささやきも、どこかの悪魔の鼾に聞こえる。 ムクッと起き上がって、しばらくボーッとした。 そして 「何よッ!」 と、言って頭をかいた。 ふと私の右手に何か当たった。 少し硬くて、温かい。 私はソファを見てみた。 誰もいない。 本当ならここで達也君が寝ているハズなんだけど……。 444: 名前:刹那☆04/15(木) 21 51 30 いやな予感がする。 まさか……。 恐る恐る私は‘‘それ‘‘のあった方に顔を向けた。 隣には、グーグーと鼾をたてながら、気持ちよさそうに眠っている達也君。 「キャーッ!」 と言って飛び退いた私。 な、何でここに達也君がいるの!? 私は落ち着こうとして、鏡台の前の椅子に座った。 手前にあるくしを手に取り、髪をとかす。 445: 名前:刹那☆04/16(金) 20 50 39 でもその髪がくしに引っかかっる。 それがまた私の心を苛立たせた。 「……何なのよ、もう!!」 私は無理やり、くしを通した。 そして、ポニーテールにする。 だってこのうざくて長い髪をまとめるには丁度いいんだもの。 私がポニーテールにする時は、大体人を殺すときくらい。 その方が私の本性を発揮できるの。 ついでに目もつり目になる。 だから、殺りやすいっていうか……。 とにかく私の中にスイッチが入れ替わるってこと。 私は達也の眠るベットに向かい、近くに置いてあったぬいぐるみに、怒りの拳を一発入れた。 そして達也のお腹にも一発。 「ぐふぅッ!!」 446: 名前:刹那☆04/16(金) 20 55 08 変なうなり声をあげて、達也は目を開けた。 やっと、悪魔の鼾が止まる。 そして上半身を起こした。 「う~ん……何だ? 朝……」 低血圧? 「そうよ、朝よ! 早くどきなさいよ!」 達也君は私の怒鳴り声に驚いた様子だった。 「何で怒ってんだよぉ……眠ィ……」 そうしてまた上半身をベットに預けようとする。 私はそれを全力で阻止する。 447: 名前:刹那☆04/16(金) 21 34 44 枕を取ってやった。 予想通り、達也の頭はストンとベットに落ちる。 「お前……俺何かしたか?」 と、睨むように私を見た。 「したわよ!」 何も分かっていない達也君にまた苛立つ。 何かしたっけぇ……と考え込む達也君。 「何でここで寝てるのよ! あんたはソファで寝る約束でしょ!」 「あ……すまん」 すまん……ってどこの時代よ。 「とにかく早くどいて! どかないと……」 私は剣山を取り出した。 「ね?」 448: 名前:刹那☆04/17(土) 21 11 53 「うぐ……」 達也君は後ずさりして言った。 「ひ……卑怯だぞ。しかもそれ、俺の剣山なのに……」 「違うわ。これは達也君のお姉さんの剣山なのよ?」 「ひでぇ……」 そう言って、黙ってしまった。 「早くどいてよ。刺すわよ?」 私は剣山を前へと突き出した。 達也君はしぶしぶどく。 「ベットで寝ただけなのに……」 そう呟いて、達也はソファへ移動し、また寝ようとする。 451: 名前:刹那☆04/18(日) 20 33 51 「ちょっと!」 私は達也君の服……首根っこを掴んだ。 「ッてぇな! 何すんだよ!」 「朝食! 食べたくないの? それとも怪しまれたい?」 「……くそッ」 達也君はしばらく考えた後、渋々私についてきた。 「何で怪しまれるんだ……?」 そう呟いていたのは、聞かなかったことにしておこう。 「あら、起きてきたわね」 声をかけてきたのは、お母さん。 「さぁ、ご飯よ」 と、テーブルの上を指差した。 そこに並べられていたのは……。 私ハ悪クナイ 続き14