約 339,515 件
https://w.atwiki.jp/homelesstakeshi/pages/88.html
ガルム胴部 ガルム胴部 名称 重量 装甲 ブースター SP供給率 エリア移動 DEF耐久 チップ容量 条件 素材・勲章 GP ガルム67 1140 D-(1.25) C(95) C(1.20) B-(4.5秒) B 2.6 ? 隕鉄塊x20ニュード卵x20ペンタクル回路x10 150 ガルム68 1120 E+(1.28) A(120) D-(80) B-(4.5秒) B+ 2.7 ガルム67胴購入 コアアタッカーx10orユニオンレベル Lv.30鉛板x30ニュード胚x30誘電ヘリックスx1 200 ガルム67U 1160 D(1.19) B(110) C+(1.35) B-(4.5秒) D- 2.0 ガルム68胴購入 コアアタッカーx20orユニオンレベル Lv.70ウーツ重鋼×15真鋼テクタイト×2ロゼンジ重回路×3 300 製作中 ガルム67 ガルム68 ガルム67U 胴部パーツ一覧
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/224.html
虹裏mayではここ最近、ある事件が世間を騒がせていた。 「また起きましたね、連続デュエリスト殺人事件!これで四人目ですよ!」 今日の朝刊を手に、カードショップmayにありかが飛び込んで来た。 およそ一週間前に路地裏で発見された青年の惨殺体。 それから今日までで、同様の若い男女の遺体が今までに三つ、虹裏mayで発見されていた。 彼ら全員がデュエルディスクを装着していたことから、この事件はデュエリストを標的したものとみられていた。 そんな物騒な事件が起きているせいで、警察は付近の住人に外出を控えるよう注意を呼びかけており、 それ故普段なら学校帰りの学生で賑わっている筈のこの時間帯にも、店内はがらんとしていた。 としあき店長は店員のアキオにぼやく。 「はぁ・・・またか、この一週間で客足は激減、在庫を大量に仕入れた矢先だというのに・・・悲劇なんやな。」 「しかし奇妙な事件ですよねぇ店長、犯人はおろか、被害者全員が身元不明のままなんて」 「まあそんな訳で、来てくれたのは嬉しいけど、他に客も来ていないことだし、ありかちゃんも早いとこ帰ったほうがええんやな」 「大丈夫ですよ!例え今殺人犯が襲ってきても、ここならスグに撃退しちゃいますからね!・・・アキオさんが」 例えお世辞でも、珍しく人から頼られることを、ほんの一瞬でも期待したとしあき店長は、嫉妬に満ちた目でアキオを睨んだ。 「ハ、ハハ・・・善処するよ・・・ただ、俺達が言っているのは・・・」 そのとき店の扉が開いた。 入って来たのはデュエルを楽しみに来た客でなければ殺人鬼でもなく・・・ 「まさかと思って来てみれば・・・雪本さん、やはりこんな所で道草を!」 「うげっ!委員長・・・」 「あぁ・・・遅かったか・・・」 お節介焼きな風紀委員長、氷川であった。 「事件が収束するまでの間はまっすぐ帰るようにと、あなたの学校でも指示されている筈ですよ!」 「・・・いくら何でもこんなに人がいないのはおかしいと思ってたんですけど、委員長、まさか常連客みんなにこんな風に説教して回ってるんですか?」 「何もそこまではしませんよ、ただ雪本さん、あなたは特に危険なことに首を突っ込みたがりますからね。さぁ、帰りますよ」 「むぅー、分かりました、帰りますよ!じゃあ店長、アキオさん、また今度!」 「ああ、二人共気をつけて帰るんやな」 氷川と共に、渋々とありかは店を後にした。 「全く・・・テレビでは反デュエル主義者がここぞとばかりに幅を利かせているし、早く解決して欲しいものですね店長」 「そうやなアキオ君、このままでは俺は君の解雇も視野に入れねばならないんやな」 「やめて下さいよ店長、そんな笑えない冗談!・・・冗談、ですよねぇ?」 不気味に笑う店長にアキオは一抹の不安を覚えるのだった。 帰り道を歩きながら、ありかは氷川に尋ねた。 「ねぇ委員長?この事件・・・委員長は何者の仕業だと思います?」 「そうですね、デュエリストばかりを狙うということは、やはり反デュエルを掲げる人々の、悪質な過激派の仕業ではないでしょうか?」 「そうも考えたんですけど・・・見てくださいこの記事! この事件の被害者は皆、巨大な刃物で切りつけらて殺されてて、そこから同一犯の仕業だと考えられてるんですけど・・・ 一つ、おかしいと思いません?こんなに巨大な凶器、持ち歩いてたらすぐ見つかっちゃう筈です!」 「では、あなたはどう考えているんです?」 「巨大な凶器を周囲の目につかずに持ち運べる人物・・・例えばサイコデュエリストの様なカードを実体化できる人間の仕業じゃないかと思うんです」 「サイコデュエリスト・・・というと、例えばライトロードのエリン・ロリンズとか・・・」 「心外だな!氷川玲華十七歳!ロリを手にかけて死姦など・・・!私もそこまで落ちぶれてはいない!!」 「わぁっ!で、出た!」 目の前の電柱の物陰より突如、そのエリンが飛び出した。 「今回の事件、私も非常に心痛めている・・・まだ年端もいかぬロリが、その幼い命を散らす・・・私の心は張り裂けんばかりだ! それだけではない!全ての命はやがて母となり、父となり、そして新しいロリを誕生させる! そう!人が死ぬということはそれ即ち、未来のロリが消えることを意味するのだ!」 「そ、そうですね・・・」 「私は決めた!もうこれ以上このような悲劇を繰り返してはならない!全てのロリは・・・この私が守ると!! と、いう訳で安心するがいい!これから毎日、道を一人歩く時は、私がずっと見守ってやる! 夜怖くて眠れないならば、私が枕元で子守唄を歌ってやる!さぁ大船に乗ったつもりで私に任せ・・・」 「結・構・です!!」 ありかは理解した。 (カードショップmayのみんなが出歩かないのはコイツが原因かーっ!) その頃・・・町の中心部、高層ビルが立ち並ぶオフィス街の一画。 そこに一軒の真新しいビルが建っている。 それこそが世界中で暗躍する闇組織、サイコデュエリスト研究機関のmay地区支部であった。 この支部の司令官を務める男、プロフェッサー・キタヤマ、彼は今二つのことに頭を痛めていた。 一つは連日のデュエリスト殺人事件。 この事件の被害者である身元不明のデュエリスト四人は全て、この研究機関may支部の構成員であったのだ。 犯人を捜し当てる為に調査を行っていた筈が一人、また一人と返り討ちに会い、今やこの通りの惨状となっていた。 彼ら構成員の死は戦力の低下となるばかりか、組織の存在を漏洩する危機にも繋がる。 不幸中の幸い、まだ情報は漏れていないようだがこれ以上の被害拡大は何としても阻止しなければならない。 その為に、生き残っている四人のmay支部所属のデュエリスト達に新たな指示を与えた。 しかし彼らはこの決定に異を唱え、現在司令室のキタヤマに抗議している、これが二つ目の悩みだ。 「納得できませんねぇプロフェッサー、何なんですかこの決定は・・・?」 長身、痩せ型の体系に長い銀髪を持つ男、エルギフが詰め寄る。 「プロフェッサー!仲間が四人も殺られてるんですよ!本当に解決する気があるのですか!?」 エルギフに続いて続けて小柄な少女が叫んだ。 かつて組織に所属していたデュエリスト、ノルムに瓜二つな外見を持つ彼女は、 人工サイコデュエリスト計画によって創り出されたクローンの一人であり、ガルムという通称で呼ばれている。 「い、いや私はただ、解決のために、”彼”と協力してもらいたいと・・・」 弁明するキタヤマだが二人はそれを聞き入れようとしない。 「でしたら、我々だけで十分・・・奴の手など借りずとも見事解決に導いて見せますよ・・・!」 「そうですよ!何故よりによってコイツなのですか!この間の生物災害事故・・・みすみすこの男が付いていながら・・・!!」 そう言ってガルムはキタヤマの横に立つ男、オルトを睨んだ。 現状ではこの事件は解決困難とみたキタヤマは、別件にあたっていたオルトと共同して捜査にあたらせようとしたのだが、 ここまで反発を呼ぶことになるとは・・・キタヤマはため息をつく。 オルトはmay支部きってのエースであるが、そのエリート気質を快く思わない仲間も多い。 しかしエルギフらが抗議している様子を観察する中で、彼らにはそれ以外にも各々思惑があることにオルトは気づいていた。 エルギフは優秀な腕を持つ反面、上昇志向が非常に強い男だ。 この事件にオルトが関ることで手柄を奪われることだけは、どうあっても阻止したいと考えているのだろう。 次にガルム、彼女は先日の生物災害の件を随分と根に持っているようだ、それに加えてエルギフ以上にこの件を自分が解決することにこだわりを見せている。 だが仲間の仇討ちと見るにはやや不可解な点が一つ、彼女はまだmay支部に配属されたばかりの新参者のはずだ。 何か他に彼女を駆り立てるものがあるのだろうか? そして最後に、だだ一人これまでのやりとりを静かにうかがっているデュエリスト、パラフィリア。 性別すら不明、常にミステリアスな雰囲気を漂わせるこの人物の心の内はオルトにも知る由は無い、だが・・・ ここでそのパラフィリアが始めて口を開き、キタヤマに言った。 「どうですプロフェッサー、このまま無理に協力しあったところで上手く行くとは思えませんし、ここはボク達三人とオルト、別々に捜査にあたるというのは・・・?」 「なに?し、しかしだなパラフィリア君・・・」 「なる程・・・俺は構いませんよ、こちらとしても足を引っ張られながら捜査する訳にも、かと言ってこれ以上被害を拡大する訳にもいきませんからね」 パラフィリアの提案した妥協案にキタヤマは戸惑うが、オルトはこれを承諾する。 「ま、待ちたまえ!オルト君まで勝手に・・・」 「プロフェッサー、要は迅速に事件を解決できればよいのでしょう?一日もあれば結果を出してみせます。それでは・・・」 そう言うとキタヤマが制止する暇も与えず、オルトは司令室を一人後にした。 「あららもう行っちゃったよ、提案しといてなんだけど、彼がここまで強引なのも珍しいなぁ・・・」 「ヘッ、アイツもああ見えて、内心かなり焦ってるみたいだな。それより指令、どうするんですこれ?」 残ったエルギフ達はキタヤマに判断を仰ぐ。 「うぅむ・・・止むをえん、オルト君と君達、それぞれに捜査にあたってもらう・・・くれぐれも注意してくれたまえ」 「ハッ、了解しました!」 キタヤマの指令を受け、三人も部屋を後にする。 司令室のドアが閉じたことを確認すると、エルギフはニヤリと笑いを浮かべた。 「ファインプレーだったぜぇ、パラフィリア・・・オルトの奴め、デカイ顔をしていられるのもここまでだ・・・!」 エルギフ達にはオルトを出し抜くある秘策があったのだ。 早速彼ら三人は行動を開始した。 時は深夜、町外れに広がる工場跡地、ここに三人はいた。 「おい、本当にこんな所に犯人がいるのか?」 「ああ、アイツがドジを踏んでない限りはな」 最後に被害にあった仲間、彼は命を落とす前に置き土産を残していた。 犯人に発信機を取り付けることに成功していたのだ。 その行方を辿った結果、犯人はこの廃工場に潜伏していると割り出していた。 これはエルギフら三人のみが知っていることであり、彼らがオルトを出し抜くための秘策であった。 「やれやれ、これを上に報告するだけでも十分評価は得られるとボクは思うんだけどねぇ・・・」 「何言ってんだパラフィリア、もう死んだ奴を功労者にしてどうすんだよ、それにこれはあのエース気取りを蹴落とす絶好のチャンスだからな」 「そんなこと興味は無いな、私は私自身の手でこの事件にケリを付けるだけだ」 「ヘッ、随分と仲間思なことだなガルム、もしかしてあの話・・・まだ引きずってんのかぁ?」 ガルムはその問いに答えようとはせず、別の話を振る。 「それよりどうだエルギフ、犯人はどの辺りにいるんだ?」 「おっと、それなんだがよ、さっきから発信機の調子が悪くてな、ここら辺にいるのは確かなんだがよぉ」 「何だと?チッ、この工場を一から捜すとなると・・・」 「ボク達三人、全員で手分けして捜すしかないだろうね・・・」 そう言ってパラフィリアは腕のデュエルディスクを起動し、臨戦態勢をとる。 「そうだな、テメエらもサイコデュエリストなんだ。あの四人のように目標と出くわして下手をするマヌケはいないよなぁ?」 エルギフも続けてデュエルディスクを起動する。 しかし、ガルムだけはその場に立ちつくしていた。 「何だビビッてんのか?そういえば実戦はまだ未経験だったな、いいんだぜぇ?ムリしなくても」 「・・・いや、ちょっと耳鳴りがしただけだ、問題ない、やれる!」 ガルムも前へ踏み出した。 「それじゃあ散開だ!何かあったら通信で知らせるように!くれぐれもドジは踏むなよ!」 エルギフの号令で三人はそれぞれ工場の各施設へ歩き出す。 そんな中、ガルムの中にはある思いがあった。 「ここの連中ももう三人・・・死神、か・・・」 第四期ノルム型デュエリストver.1「ガルム」、短い彼女の経歴の中には様々ないわくがあった。 彼女が生み出されたのはほんの数ヶ月前。 サイコデュエリストのクローン技術を確立した研究機関であったが、そのデュエルタクティクスは未だ実戦に耐えうるものでは無かった。 即戦力となるサイコデュエリストの大量生産、その理念を実現すべく革新的な技術を採り入れた第四世代の人工デュエリスト、 そのプロトタイプとして彼女は生を受けた。 しかし、彼女の誕生したその日に事件は起こった。 彼女の産みの親である研究スタッフのチーフが突然自分の部屋で首を吊って自殺したのである。 これによって人工デュエリスト計画は大きく後退することとなる。 その原因は未だ不明、人道に反するクローン計画を主導したことで精神を病んだためとも言われたが、 その一方でガルムの存在が彼に影響を与えたのではないかと噂する者もいた。 それ故に研究機関のスタッフの中には彼女の存在を疎ましく思う者もいた。 一部の人々からの冷たい視線を感じながら生活するガルムだが、そんな嫌な思いを忘れさせてくれる親友が彼女にはいた。 自分と同じ人工デュエリスト、第三期ノルム型デュエリストver.56「リウム」である。 彼女はクローンデュエリストの中でも取り分け優秀な力をもっており、 そしてクローンの中においても避けられがちであったガルムに対して分け隔てなく接してくれた存在であった。 「いやぁ何ていうの?強者の余裕ってやつ?ほら私ってよく最高傑作なんて呼ばれてるしさぁ・・・」 よくリウムはそう言ってガルムに絡んでいた。 普通ならば鼻持ちならないリウムのこの態度であるが、ガルムにはそれが彼女なりのユーモアなのだと理解できた。 ガルムはよくリウムから夢を聞かされていた。 自分が実戦配属されたらとにかくまず手柄を立てまくる、そうやって成り上がっていつかは今自分達を道具だと思ってる連中をアゴで使ってやるのだと。 ガルムはあまりにも俗っぽいリウムの計画に呆れながらも、そんな俗っぽさが人間らしいと感じていた。 道具として生み出され、過去最高の能力を誇っている、その一方でとても人間らしく生きることができる、そんなリウムにガルムは惹かれていた。 月日は流れ、リウムは評価試験の為に虹裏mayへと旅立つこととなった。 その数日後に二つ目の事件は起こる。 その日、虹裏mayに大規模な生物災害が発生し、リウムはそれに巻き込まれて死亡したというのだ。 ガルムは無二の親友の死に愕然とした、研究チーフにリウム、なぜ近しい人の死を二度も自分は味あわなくてはならないのか。 そんな彼女をよそに、この出来事で痛手を被ったmay支部は戦力を補充する必要性を抱えていた。 そして死亡したリウムの後任としてガルムがmay支部へ配属されたのが丁度二週間前のことであった。 その一週間後に今回の事件は発生した。 ガルムは気づいた、自分の周りで人が死ぬのは単なる偶然とは思えない、かつて研究所のスタッフが危惧した通り自分は周りの人間を死へ招く死神なのではないかと。 仲間のデュエリスト達はその話を下らない、非科学的だと信じはしなかった。 だがその後も次々と、彼らはガルムの前から消えていくこととなる。 パラフィリアとエルギフは未だにガルムの話を信じてはいない、いや信じているとしても自分達の腕はその様なジンクスで揺らぎはしない、そう考えているのだろう。 しかしこのままではmay支部の全員が命を落とすことになる、ガルムにはそんな予感があった。 この死が自分によってもたらされたものならば、自分自身の手でカタをつけなくては、ガルムはそう感じていた。 工場に電気は通っていないが、今夜は月が明るい。 薄暗い中、ガルムは倉庫群を捜索していく。 しかし犯人はおろか、人のいる痕跡すらも見つけられない。 こんなとき精霊ソナーシステムがきちんと動作してくれれば・・・ガルムは思った。 研究機関はカードの精霊という存在についても一つの科学的な見解をうちたてていた。 その理論に則り開発された全く新しい生態探知機能、それが精霊ソナーである。 この機能は新たな人工デュエリストのテストヘッドであるガルム、そしてこの機能の評価試験を目的としていたリウムのみが備えていた。 だがそのリウムが死亡したことにより、システムは未だ駄目出しすら行えず全くもって未完成の状態だった。 そもそも今回の事件もソナーが本来どおり機能していればもっと早く犯人を特定できたのに、彼女は歯がゆく思う。 今もまたソナーによる索敵を試みているものの、ただ耳鳴りが響くだけだ。 心なしか軽い頭痛までする・・・ガルムはこれを自分が恐怖しているからだと思った。 くそ、何を今更ビビッてるんだ、決めたはずだ、この事件は私の手で決着をつける、そうだろう? ガルムはそう自分を奮い立たせて捜索を続ける。 やがて周りの区画を一通り捜索したガルムは、一旦二人に連絡を入れることにした。 ところがどうしたことか通信機は全く反応をしない。 機器の故障だろうか?よりによってこんな時に・・・ 彼女は構わずに捜査を続けた。 元より私一人で犯人を捕らえるつもりだったのだ、仲間と連絡が取れなくとも構うものか。 私にとって恐ろしいことはただ一つ、こうしているうちにまた仲間が目の前から消えることだけだ。 しかし、歩き続けるほどに頭痛が増していく、ガルムはそんな自分も感じていた。 工場の中心部にある巨大な建屋の中へと入っていく。 内部の機材は既に撤去されており、天窓から差し込む月明かりが、だだっ広い空間を照らしている。 その時、月明かりの中にガルムは人影を発見した。 「・・・なんだエルギフかよ、脅かすな」 「おうガルム無事だったか、どうにも通信機の調子まで悪いようだな」 「ああ・・・もしかすると・・・犯人が妨害電波でも流してるのかもしれないな・・・」 ますます強くなる頭痛を堪えながらガルムは答える。 「どうしたガルム、お前まで?」 「い、いや・・・何でも無い・・・大丈夫だ」 「そうかぁ?無理はするなよ」 「何だエルギフ?今日は随分と優しいじゃないか・・・」 「バカ抜かせ、独断行動で犠牲者を出したとなったら出世どころじゃ無くなるからな」 「はは・・・そんな事だろうと思った・・・お前のその俗っぽさ、アイツにそっくりだな・・・」 「アイツ?」 「いや、こっちの話だ・・・」 そう言ってガルムはエルギフに背を向けて、別の場所を探そうと歩き出した。 と、その時である。 「!!」 鋭い殺気を感じとったガルムは反射的にその場から飛び退く。 しかし、頭痛に苦しむ彼女の反応は一瞬遅れていた。 ガルムは左腕に強い衝撃が走るのを感じた。 「くっ・・・!!」 左腕に直接の負傷は無い、しかし装着しているデュエルディスクはその基部を叩き潰され機能を停止していた。 そしてガルムは自分に攻撃を加えた人物の姿を見た。 それは実体化させた『デーモンの斧』を構えるエルギフであった。 「おやおや、随分と調子が悪いようじゃねえかガルム・・・」 「お、お前・・・イキナリ何しやがる・・・!」 「無理をするなよ、大人しくしてりゃあスグに楽になる・・・!」 「ま、まさかお前が・・・」 「そうだ、この事件、全て俺がやったことよ」 今回の連続殺人は全て、組織のデュエリスト達がそれぞれ単独行動を行っている間に発生していた。 確かに、エルギフによる犯行も不可能ではない、だが・・・ 「何でだ・・・!?何でこんな事をする・・・!?組織で成り上がる・・・それがお前の目的じゃなかったのか!?」 「目的、目的ねぇ・・・そう、俺は今まで出世する為にあくせく働いてきたよ・・・ 俺の本当の目的の為、絶対的な力を手に入れ・・・このクソみたいな世界、クソみたいな連中・・・全てブチ壊してやる為になぁ!!」 何とかこの場を逃れなければ・・・そう思うガルムであったが、体が上手く動かない。 ギンギンと響く頭痛、耳鳴りに彼女はもはや立つことさえおぼつかなかった。 「そして思わぬチャンスが俺に巡ってきた、研究機関にいても一生手に入らないであろう大いなる力・・・それを俺は手に入れた! テメエら全員を皆殺しにするのを条件になぁ!!」 エルギフは『デーモンの斧』を振りかぶる。 しかしデュエルディスクを失いカードを実体化させることもできないガルムにもはやなす術は無かった。 やられる・・・! と、その時、目の前で閃光が走った。 次の瞬間エルギフが振り下ろした『デーモンの斧』だがその刃は跡形も無く消し飛んでいた。 驚いてエルギフは閃光の発射された方向・・・ガルムの背後にある建物の出入り口へ目を向ける、ガルムも後ろを振り返った。 そこには左腕をこちらへ構え、立ちはだかるシルエットがあった、あれはモンスター『ハイパーサイコガンナー』だ。 更にその傍らには一人の男が立っていた。 「テメエは・・・オルト!!」 「フン・・・こんなに簡単に尻尾を現してくれるとはな・・・」 そこにいたのは別行動をとっていたはずのオルトである。 「な、何故アンタがここに・・・!?」 「この事件、始めから臭いと思っていた、存在を秘匿されているはずの組織のデュエリストがごく短期間でこうも次々と襲われる・・・ 俺達の内部に裏切り者がいるのではないかとな。そこであらかじめパラフィリアに話を通して一芝居打ってみれば、まぁ見事に引っかかってくれたものだ」 「お、お前・・・!最初から私をエサにするつもりで・・・!」 怒るガルムを無視して、オルトはエルギフへ歩み寄る。 「エルギフ、貴様の企てもここまでだ。誰から指示を受けた・・・?洗いざらい話してもらおうか」 しかしエルギフは追い詰められた様子を見せない、それどころか彼は高笑いを上げる。 「ハハハッ!オルトォ・・・テメエ俺を追い詰めたと思ってやがんのかぁ?逆だ・・・俺はテメエが網にかかるのを待っていたのさ! お仲間がいちゃあコチラとしても都合がわるいんでなぁ!ほれ、試しにパラフィリアの奴に助けでも呼んでみればどうだぁ!?」 エルギフの言葉にオルトは自分の通信機を確認する、やはり彼のものも不調のようだ、エルギフが何やら細工を施していたのだろうか。 「なる程、これまでの事件は全て、俺を誘い出す為のものだったということか・・・!」 「その通り、一人一殺・・・テメエだけは殺せと言われているからなぁ!」 「フン・・・だが肝心なことが抜けているようだな、一対一の状況を作り出した所で、貴様に俺は倒せん」 「ハハッ!それはどうかなぁ・・・?スグに分からせてやるぜ・・・テメエを遥かに凌駕する力を、俺は手に入れた!」 二人はデュエルディスクにセットされていたカードを収納する、実体化したカード達はその姿を消した。 デュエリストの二人が対峙した今、全てはデュエルに委ねられる。 二人の闘気で空気が張り詰める、ガルムはただその様を固唾を呑んで見守っている。 そしてあと二人、吹き抜けになっている二階の通路よりこの様子を観戦する者がいた。 「エルギフよ・・・俗世を捨て、拙僧の教えを信じることでそなたは”生まれ変わ”った・・・邪なるサイコデュエリスト達は皆、滅びますぞーっ!」 「力に溺れる哀れな者達よ・・・あなた達自らの手によって滅びてしまいなさい・・・!」 人々の思惑が交錯する中、オルトとエルギフは宣言する。 「「デュエル!!」」 つづく
https://w.atwiki.jp/galm011/pages/17.html
ISAFやエルジア空軍機が居なくなったシェズナ連峰の空に1機のエメリアのマークを付けたE-767と2機のサンサルバシオンのマークを付けたF-15CとF-16Cがいた。 「こちらガルム1…両軍機は撤退した模様。」 「ガルム2より1、思い通りのことは出来たのか?」 「アイツがまだ空を飛んでいることに喜びを隠せない。」 ガルム隊の2機はE-767を護衛するかのように飛んでいた。 「こちら空中管制機ゴーストアイ。敵のレーダーは破壊されたようだ。俺たちも帰るぞ。」 「それよりもゴーストアイ、お前もお前だ。なぜ新人の俺についてきた?」 「私語は慎め…別にお前が心配じゃなくてついてきた訳じゃない!お前が勝手な行動しないか見てないと解らないだろ!」 「こちらガルム1。ツンデレだな、ゴーストアイ。」 サイファーが笑いながら言った。 「サイファー、お前に言われたくねぇよ!」 二人は爆笑しながら飛行場付きの秘密基地に向かっていた。 「サイファー、シャムロック!貴様ら、人のことからかってるとただじゃ済まないからな!」 「そうやって熱くなるからからかわれんだろ?少し肩の力、抜けよ。」 「…」 サイファーに言われるとゴーストアイが沈黙した。 「落ち着けゴーストアイ。」 「…シャムロック。解ってる。」 ゴーストアイは深呼吸をしながら言った。 「さぁ、俺たちの家に帰ろう。黄色中隊が来たら厄介だからな。」 「了解。」 「KC-10もエメリアから来ている頃だろう。」 三機は左旋回しながら基地への進路を取った。
https://w.atwiki.jp/yaruoganbaredqm/pages/59.html
ガルム 2スレ5420レス目 ランサーⅠスレ Ⅱスレ _ ___ , ´ `ヽノ ノ´) , ´ . -──‐- V ノ´) / , ´ `ミヽ '. `ヽ ィ´イ ヽ\ . V / . / // ,ハ `ヽ \\ V . // //ナナメ、 ノ}. l l ト、\ '. / . / /i {/Vハヽ ヽ ,ム}_. l l | ̄  ̄ ̄ ̄` 、 '. フイ . .l {V 行メ、 \/rテi .j j |_ ヽ ', / V. l i弋ヒ. ソ ヒ.ツレ'イハノ > ´ / ∧ / / ヽ. .{ ,ハ ′ ハ `Y´ 二二`ヽ / / V / \ト、ト、\rr─_──_‐_‐─ュ ヽヽ/ 〈 _ノノ \ \> - <ィイイ/ . i | ヽ \ \/ L_ _ ∠_ / . リ ヽ ハ、 \L__ `ヽ /. . / \ 〃ヽ\ \ `ヽ V . / \ 〃 〈 ヽ\ \ \ _ノハ/ \ __ .〃 \. . . .>ミヽ ノ.ノ,.ハ !_ノノ . . . .`ー==ミミ=く '. i . `}. .ハ、 } | / /. . . .}. ..ヽ!──────────────────────────────────────────────────ガルム槍水仙 ♀亜人系Lv43誇り高き狼HP : 470/470MP .: 170/170攻撃力 : B守備力 : C素早さ .: A賢さ .: B-信頼度 : 30【とくせい】『美食屋:狼』 : 半額弁当を求める修羅。美味しい半額弁当を食べると強くなる『氷結の魔女』 : 氷系の技の威力が上がり、凍結の確率が上がる『ルーン魔術:D』 : ルーン文字を使用する魔術。あくまで補助的なもの ├『狼のルーン』 . : 発動すると素早さと攻撃力があがる『人狼』状態になる。消費20+毎ターン20 │ イス ├『凍結のルーン』 : 攻撃時に発動出来る。その攻撃に氷属性を与え、相手を『凍結』させることがある。消費10 │ オセル └『獲得のルーン』 : 戦闘後、アイテムが手に入ることがある【呪文】『マヒャド』 消費22 : 敵全体を圧倒的な冷気で攻撃 【ヒャド】【特技】『回し蹴り』 消費10 : 敵全体を蹴り飛ばす『かかと落とし』 消費10 : 敵1体にかかと落とし。相手の防御を下げる『延髄蹴り』 消費15 : 敵1体の首の後ろを全力でキック。スタンさせることがある『ブリザーラッシュ』 消費20 : 敵1体に氷の力を込めて攻撃。 【ヒャド】『108マシンガン』 消費50 : 敵全体をだいたい108回くらい蹴る。テンション1消費『魂キャノン』 消費30 .: 敵1体にエネルギー弾をぶつける。テンション2消費【耐性】『氷にとても強い』 【子供】 サイファー +コミュ Ⅰスレ 番号 コミュした相手 備考 7882 ランサー 『狼』達の宴が幕を開けた! Ⅱスレ 番号 コミュした相手 備考 713 ランサー とりあえず食えるものを喰うのは犬のすることだ。まだまだ半人前 3577 ランサー やる夫が見に来る。せめて【二つ名】くらいは手に入れてみせろ 4211 ランサー イベント【堕ちた英雄】が発生 4837 ランサー ベントーナイトツルギ登場 6081 ランサー ボガールモンスとの戦いと…征くぞ!半額弁当を手に入れるために!! 6851 ランサー 死亡フラグの塊のような弁当を奪い合う。配合 戻る
https://w.atwiki.jp/kokomadeyonda/pages/69.html
帝國本土からみて西にある大陸。 よく作品中にでてくる北東ガルム大陸という表現は、ガルム大陸の北東部にレムリア王国を中心とした文化圏が存在するためである。
https://w.atwiki.jp/yarusava/pages/228.html
___,,. ィ_ _,,,....,..__,. '´ / ´〔 ,,_,,.....,,._ ,.;r''゙´ ゙; Y゙ } '゙Z. ̄`丶 `゙ l ! レ .ィ゙ ;, ゙ゝ '、 ,' __ ゙、,// ゙ . `; __ ヽ { iしか{/ \,,.__ノ ;fしj },.;==.ヾ¨´ 〈 `ヽ、i `¨´ r'゙ ゝ-‐' _y / i 、 ゝ....、-‐'''゙!| ;.' ゙ク 、 ヽ'、ヽ ヽ!K , '{ ノ {\、 , i ,リ ' , { v'゙ ; `^¨¨´{ i 【名前】 ガルム 【読み方】 がるむ 【種別】 悪魔 【種族】 妖獣 【Lv.】 不明 【初登場】 合体レシピ紹介 【AA出典】 【人物】 北欧神話の冥府の猟犬。 デビルサバイバーでは安価で見覚えの成長(連れて歩かずとも経験点が入るスキル)を持つので重宝する。 合体レシピ紹介で登場し、マカラとの合体でゴズキとなった。
https://w.atwiki.jp/pgitem/pages/623.html
画像 完成品 主材料 副材料 備考 冥界のヴェール ガルムの毛×32 ガルムの牙×1 冥界の称号 冥界のローブ ガルムの毛×16 ガルムの牙×1 冥界の称号 冥界のブーツ ガルムの毛×4 ガルムの牙×1 冥界の称号 冥界のグローブ ガルムの毛×8 ガルムの牙×1 冥界の称号 採取場所 取得中です。 ガルムの毛を副材料に使用するアイテム 取得中です。 ガルムの毛を使用する武器 取得中です。
https://w.atwiki.jp/ps4borderbreak/pages/444.html
ガルム 名称 型番 重量 スロット 装甲 ブースター SP供給 エリア移動 DEF耐久 性能強化 ガルムZ2 B67Z2 11701111.5 12 D(-12%) B(110) D+(±0%) B-(4.5秒)A-(3.7秒) B(3500) 重量 1111.5スロット 2エリア移動 A-(3.7秒) ガルムZ4 B68Z4 11901130.5 12 D(-12%) B+(115) D(-10%) B-(4.5秒)A-(3.7秒) B(3500) 重量 1130.5スロット 2エリア移動 A-(3.7秒) ガルムZ6U B67Z6U 11301073.5 12 D-(-17%) A-(120) D-(-20%) B-(4.5秒)A-(3.7秒) B+(3750) 重量 1073.5スロット 2エリア移動 A-(3.7秒) ガルム・ヴィント B70ZW 12101149.5 12 D+(-8%) A(125) E+(-35%) B-(4.5秒)A-(3.7秒) A(4250) 重量 1149.5スロット 2エリア移動 A-(3.7秒) 調整履歴 +2020/11/17 2020/11/17 ガルムZ2装甲D- → D ガルムZ4装甲D- → D ガルムZ6U装甲E+ → D- ガルム・ヴィント装甲D → D+ ガルムZ2 ガルムZ4 ガルムZ6U ガルム・ヴィントB67Z2 B68Z4 B67Z6U B70ZW ©SEGA ガルムZ2 戦況判断力に秀でたトップクラスのボーダーのために開発された軽量型機体の胴部パーツ。ニュード・ドライブの出力が高く、軽量型ながらも強固なN-DEFを形成可能。 ブースターとSP供給のバランスが取れた初期型。 この装甲では少し重いが、DEF耐久が高い割にブースターとSP供給を犠牲にしていないので性能自体はけっこう優秀。 シュライクW型、フォーミュラMST、雷花・燐、輝星・空式といった★3の面々と比較しても、パラメータは遜色ない。 装甲の薄さをN-DEFで上手く補えるなら、強化が容易なのもあって扱いやすい優れたパーツとなっている。 DEF耐久に優れる軽量型胴部としてヴェクター系統があり、そちらはSP供給重視、こちらはブースター重視となる。 レアリティのあるPS4版では珍しく、型番が進んでも一定してブースターとDEF耐久が向上、SP供給が低下するという特徴がある。 エリア移動が全て同値、ブースターもSP供給も1段階ずつの変化と妙に手抜き感が漂う。 強襲兵装はSP供給を移動力に変換できる関係で、SP供給に難のあるZ6Uとヴィントは単純な上位互換とは言い難い。 アスラ・閃、ソリトン・フォノン、フォーミュラMSTなど、他の★3にはある程度のDEF耐久を確保しつつ高ブースターと そこそこのSP供給を両立するパーツが存在する。N-DEFに特化するのでなければ他のパーツの方が扱いやすいかもしれない。 ガルムZ4 ニュード・ドライブの出力調整を行い、全体性能を見直したガルム型の胴部パーツ。エネルギー変換効率は低下したものの、ブースター容量を増強し、機動力を高めることに成功している。 ガルムZ2のブースターを1段階上げ、SP供給を1段階下げたマイナーチェンジ版。手抜きの犠牲者。 ガルムZ2とダッシュ回数は変わらないので、SP供給の低下と重量増を支払ってまでブースター+5を取るかと言うと… しかもガルムZ2はトライアウトに参加していれば無料支給だったために、尚更このパーツの立場がない。 次の大型アップデートによるテコ入れを期待したいところ。 ガルムZ6U ブースター容量を大幅に増強し、継続移動能力を向上させたガルム型の胴部パーツ。強固なN-DEFによって、移動時の不意な被弾による損傷を軽減することが可能。 引き続きブースターを1段階上げ、SP供給を1段階下げているが、装甲を下げて軽量化を行っている。 シュライクW型と似た性能で、3凸同士だとシュライクW型からブースター+4、装甲-3%、エリア移動+0.75秒となる。 姿勢異常になりやすい面はあるが、総合的な耐久力はZ2、Z4とほぼ同じなので巡航の高い脚部を採用時にSP供給が足りると感じるなら候補になる。 ブースターとDEF耐久を両立するパーツは少なく、軽量型ではシュライクW型と後続のガルム・ヴィントぐらいになる。 標準型だと雷花・燐が挙がる。重量+110を解決する必要はあるが、装甲とDEF耐久を伸ばしたガルムZ4なので使用感は非常に近い。 その他、DEF耐久が下がる代わりに装甲とSP供給を補ったソリトン・フォノンがあるが、こちらも重量+130と気軽に換装できるものではない。 ガルム・ヴィント 激化する戦場の中、強行突入用に独自力スタマイズされたガルム型の胴部パーツ。SP供給性能を犠牲にすることで、最大級のブースター容量と破格のN-DEF耐久を獲得した。 ブースターに特化した最終型。 DEF耐久はヴァラーRAVと並ぶ同率一位のAに至り、DEF回復の高い頭部と組み合わせれば微弱なリペア並みの回復速度になる。 (3凸したガルムZ6Uと組み合わせると、N-DEFは1秒あたり約300回復する) またブースターもAと、ガルム系統を初め巡航を重視する脚部と相性の良い高い数値を確保。 重量がこの装甲では重い方となっているが、DEF耐久の高さの割には他のパラメータをそこまで犠牲にしていない。 問題は最低クラスのSP供給をどう解決するか。長く生き残ることで活きるN-DEFとこのSP供給は非常に相性が悪い。 DEF耐久もSP供給も出撃ごとの使い切りとする手もあるが、スタイルに応じて採用する頭部の方向性は大きく異なってくる。 ★3にしては珍しく、どのように活用するかを十分に吟味する必要のある、優秀ではあるが難しいパーツとなっている。 ブースター特化の軽量型胴部はいくつか存在するが、いずれもDEF耐久が低い代わりに装甲面または性能面で優位となる。 A以上の胴部では、ヤクシャ・改、ヤクシャ・零、セイバーⅡ型、セイバーZXが該当する。エンフォーサーⅢ型もぎりぎり候補になる。 DEF耐久重視なら、先行するガルム系統から必要とするSP供給を持つパーツを選択するのが良いだろう。
https://w.atwiki.jp/ps4borderbreakimage/pages/471.html
ガルムZ2 ガルムZ4 ガルムZ6U ガルム・ヴィントB67Z2 B68Z4 B67Z6U B70ZW ©SEGA
https://w.atwiki.jp/borderbreak/pages/855.html
ガルム67 ガルム68 ガルム67U ガルム70 ガルム 脚部 名称 チップ容量 重量 装甲 歩行 ダッシュ 加速 重量耐性 積載猶予 条件 素材・勲章 GP ガルム67 1.4 930 D-(1.25) C(6.97m/s) A-(25.50m/s) A-(1.92秒) D(4550) 3620 ? ニュード素子x10銅片x20破損ICx20 150 ガルム68 1.5 820 E+(1.28) A-(8.73m/s) A(26.10m/s) D+(3.81秒) D-(4250) 3430 ガルム67購入 ニュード胚x20ニュード結晶体x1ペンタクル回路x20 200 ガルム67U 0.9 760 E+(1.28) E+(5.21m/s) A(26.10m/s) A(1.65秒) D-(4250) 3490 ガルム68購入 コアアタッカーx20orユニオンレベル Lv.70ニュード結晶体x2黄金片x20高磁性アグミナx3 300 ガルム70 0.8 820 D-(1.25) D-(5.58m/s) A+(27.00m/s) A-(1.92秒) E+(4000) 3180 ガルム67U購入 コアアタッカーx30orユニオンレベル Lv.100ニュード結晶体x3メタモチップx5モノリスNSIx1 400 表を編集 ガルム67 加速に優れる初期型。 ダッシュA-の脚部の中では最も加速に優れ、巡航に速やかに移行できる。 一方で積載猶予は低く、A-の中では最低値。ダッシュAのヤクシャ・弐よりも10優れているに過ぎない。 しかしチップ容量の大きさを活かし、ダッシュをAと同等まで強化すればバランスの良い巡航脚部になり得る。 ガルム68 ダッシュ及び歩行重視型。系統内では唯一加速がD+と低い。 要は歩行の優れたダッシュA脚部であり、細かな動きや空中での機動を滑らかに行うことができる。 だが積載猶予はセイバーZXよりも160も劣り、装甲の厚い頭部や胴体を積みづらい。 ガルム67U 加速重視型。 登場時点で唯一の加速A+かつダッシュと加速がA以上で両立している脚部である。 巡航による突破を得意とするがやや積載猶予が厳しく、歩行が低いためアセンブルや細かな操作がやや難しい点ある。 だが加速そのものは容易な操作であり、強襲以外の兵装(及びアサルトチャージャーの細かな切り替え操作に不慣れなプレイヤー)にも高い機動力を付与する可能性を秘めている。 ガルム70 高い加速を維持したままダッシュ性能を高めた上位モデル。 ダッシュ速度はA+に到達し、それでいて加速はA-と十分高く、初期型と同等の装甲D-を持ち合わせるハイエンドパーツとなった。 加速による長距離移動性能は同ダッシュA+脚部でも頭一つ抜けており、コア凸や防衛を主体とする軽量級強襲兵装の最終装備として人気がある。 積載量の低下、チップ容量の低下から他兵装への適正はかなり下がっており、ほぼ強襲兵装専用か、策敵のため支援兵装に乗る場合は超過前提となる。 高い加速を活かした巡行移動が前提となるため、胴部はできるだけブースト容量が高い物を選びたい。 競合パーツはヤクシャ・零、Z.t.-Φ、更にはダッシュSのアスラ・閃までが候補となるが、どれもステップを主体とした移動となり、巡行移動は非現実的であるため機体の運用方法から異なっている。 「ブースト容量の低い胴部を使いたい」「格闘移動のため瞬間的な速度が欲しい」等の理由があるならばそちらへの換装を勧めるが、単に積載が問題ならばガルム67Uやガルム67も候補となる。 現状では加速による巡行移動は、操作の容易さ、巡行時の射撃精度の高さ、ステップ移動との速度差等の理由からダッシュ性能以上の優位性があり、それを如実に表したパーツと言える。