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語り部:ベアトリス・マクスウェル エーテル能力―― 星から排出され、有機無機の関係無く、全ての物質に内包される未知のエネルギー。通称エーテル。 そのエーテルを自らの意思で自在に操って、殺して、壊して、踏み躙る事だけに特化した異能の力。 力を持たない人間……無能力者は私達、エーテル能力者を恐れる。 そして、力の低い低級能力者は力の強い、上級能力者を妬む。 誰もが恐れ、羨む異能の力……こんな力が宿ったせいで、私の全てが狂った。狂わされた。 この力は未来を切り開く力なんかじゃない……ただ絶望と、死を広げるだけの狂った力。 こんな能力があるせいで、何もかも全部、みんな、みんな、私の前からいなくなってしまった。 パパ、ママ、庭師のライコフ、メイドのアリエッタ、コックのサントス、ペットのロッソ、親友のリズ。 命以外の全てを失ったあの日から三年―― ただ死んでいないだけの無意味な命を守るために、私は私以外の他人を踏み躙り続けて来た。 今日も、明日も、明後日も、来週も、来月も、来年も、死神の鎌が私の首に振り落とされる日が来るまでずっと、きっと…… だって仕方が無い。理不尽に抗う術は無く、反抗する力も無いんだから、殺されないように殺すしか無い。 私のせいで、大好きだったあの人たちはみんな死んじゃった。死んじゃった人たちのためにも私は死ねない。 ――ソレハ、ゼンブウソ――タダノ、イイワケ――ワタシハ、シヌノガコワイ――シニタクナイ―― 嗚呼、何て私は醜いんだろう。何て私は情けないんだろう。何で――私は弱いんだろう。 帝国なんか怖いだけで思い入れなんて無いし、共和国に怨みがあるわけじゃない。 地球人類の統一なんてどうでも良い。幸せだった、あの日を返して。 ――お願いします。返して下さい。 帰ってこない穏やかで幸せな日々――それを奪い取る側の立場になったくせに返してだなんて都合の良い話。 自分勝手で何が悪い? 望んで何が悪い? 自分勝手な事を考えても、望んでもどうせ手に入るわけが無い。 せめて、心の中で都合の良い未来を妄想して何が悪い? 悪くない。悪いはずがない。 悪いのだとしたら、どうすれば良い? 無謀にも抗えば良いの? それとも死ねば良いの? ――ふざけるな。フザケルナ。フザケルナフザケルナフザケルナ―― 自分がやっている事が悪い事くらい最初から分かっている。 だけど、抗えるものなら抗っている。抗えなんて簡単に言わないで。 じゃあ、死ねって? 死ぬのが怖いって何度も同じ事を言わせないで欲しい。 怖いから、優しい妄想を思い浮かべるしか残されていないんだから、それに縋って良い筈。 みんな同じ。みんな同じように奪われて、同じように絶望したのに……何で、あの人はみんなと同じじゃないんだろう? 人間狩りに襲われて、目の前で親しい人を多くの人を殺されて、圧倒的な力で抑え付けられたのに何で折れないの? 何で反抗しようとするの? 何で戦えるの? その身に宿るエーテル量は私と同程度、戦いに関しては素人で私よりもずっと弱い。 なのに私の事を同情してくれた、理解しようとしてくれた。私と違う。 エーテルナイトの存在すら知らなかった癖に陸戦騎を奪い取って、簡単に起動させた。 そんな能力者を見た事も無ければ、聞いた事も無い。私たちと全然、違う。 無駄なのになんで? なんで違うの? ――嗚呼、どっちにしても私に殺されるから、なんでなのか聞く事も出来ないのは少し残念。 あの人が差し伸べてくれた手は救いだったのかも知れない。 なのに、それを振り払ってまで、妄想の世界に救いを求めている自分の弱さが嫌になる。 誰か、この世界から私を助け出して……私に気付いて……私はずっと此処で泣いている……! 機神幻想Endless 第二話 エーテルナイト スクレイル帝国本土から遥か南方の広大な海に浮かぶ、七つの小島。通称セブンス。 文明と、時代と共に三国が引き起こした戦争からさえも置き去りにされた楽園。 だが、その楽園も一世紀遅れで惨劇の時を迎えた。 女、子供、老人、病人、怪我人の区別無く、命ある者は全て惨殺され、まるで絨毯の様にその残骸を大地に広げていた。 どれが誰の残骸なのかも定かで無い程の死界。気が狂いそうになるような惨状に人々の無念がセブンスの大空を茜色に覆い尽くした。 そして、この世の地獄と化したセブンスに四つの醜悪なオブジェクトが屹立していた。 セブンスのエーテル能力者と“交渉”するために派遣された人型機動兵器。 スクレイル帝国の主力兵器、エーテルナイト。その一号機、陸戦騎である。 尤も、四機の内一機はセブンスのエーテル能力者、閼伽王によって奪取されている。 最早、交渉の余地など何処にも無く、後は誰が死んでセブンスの土になるか、誰が生きてセブンスから出て行くかを決める為に殺し合うだけだ。 帝国兵が駆る三機の陸戦騎は脚部のローラージェットからエーテル光を放ち、砂塵を巻き上げながら油断無く、閼伽王を包囲した。 エーテルナイト乗り――エーテルライダーとしての経験は素人同然だが、帝国兵達は閼伽王に対して一切の油断も無く、侮りもしない。 本来、陸戦騎のカラーリングはカーキ色だが、閼伽王が奪取した陸戦騎は乳白色に染まっている。 特別仕様に塗装したのでは無い――ある意味、それでも間違ってはいないが、塗料を使って色を変えたのでは無い。 エーテルナイトにエーテルを使用するという性質上、力の強い能力者が搭乗すると、搭乗者のエーテルの色に染まる事がある。 乳白色に染まった閼伽王の陸戦騎。その白濁の色こそが閼伽王のエーテルの色であり、強い力を持つ能力者であるという事を示している。 能力者としての力量は閼伽王の方が遥かに上。その厳然たる事実が彼等から慢心を完全に奪い取っていた。 だが、愛機と共に幾多の死地を踏破して来た実績、三対一という数の利が彼等の表情から悲観の色を打ち消していた。 それに閼伽王が優れた能力者であるとは言え、その能力をエーテルナイトに生かせられるか如何かは別の問題だ。 相手を侮らず、油断せず、慢心せず。さりとて、恐れ過ぎる事無く、三人の帝国兵は一撃必殺の機を虎視眈々と狙う。 竜巻の様な高速旋回。迫り来る津波の様に間合いを詰めたかと思えば、何の行動を起こす事も無く、引き潮の様に間合いを広げる。 間合いの定まらない、その動きは包囲した者に疑心と、焦りを呼び、集中力を磨耗させ、精神力を削り取る。 ――その筈だった。 「こっちは既に右の頬を殴り飛ばされてんだ! 兆倍にして返してやんよォッ!!」 猛る怒りで、冷静な思考力を失った閼伽王に、帝国兵達の動きなど意識に無い。 閼伽王にあるのは、平穏を乱した輩が不愉快で仕方が無い。だから、ブチのめす。徹底的にブチのめす。ただ只管、ブチのめす。 精々、その程度の事しか無く、相手の意図など気付きもしない。 三機の陸戦騎が間合いを詰めた瞬間、閼伽王は白濁のエーテルを背に、弾丸の如く帝国兵の陸戦騎へと肉迫した。 警戒も、躊躇も、恐れも、迷いも無く、抜刀すらせずに拳一つ構えて、砂塵を巻き上げながら一直線に駆け抜ける。 彼等はその様を見て、閼伽王の事を一つの事しか考えていないが故に、迷いも恐れも無い。だからこそ質が悪いと評した。 そして、その評価は概ね正解。と言うよりも、今の閼伽王に余計な思考を差し挟む事が出来るだけの余裕は残されていない。 コクピットと一体化したエーテルジェネレーターが、閼伽王に流れるエーテルを喰らい尽くさんと貪欲に奪い取る。 陸戦騎を操る際に消耗するエーテル量は普段能力を使う時の比では無く、まるで血液ごと抜き取られていく様な虚脱感が全身に圧し掛かって来る。 だからこそ―― 「秒殺されちまいなァッ!!」 咆哮と共に力強い足取りで大地を蹴り抜き、閼伽王は迅雷の如く勢いで正面の陸戦騎に追走する。 それを迎え撃つ帝国兵は閼伽王の陸戦騎に向き直り、腰部にマウントされた強化セラミックソードを引き抜き、斜に構えて攻撃に備えた。 更に閼伽王の背後に回った二機の陸戦騎が強化セラミックソードから水飛沫の様なエーテル光を迸らせ、閼伽王を両断せんと駆け抜けた。 それでも、閼伽王は背後から迫り来る二振りの斬撃を意に介する事無く地を蹴った。 そして、閼伽王の拳が正面に捉えた陸戦騎に炸裂すると共に、頭部への縦一文字、腰部に横一文字、二つの剣閃が閼伽王に喰らい付いた。 閼伽王が放った乳白色のエーテル光を纏った拳打は盾代わりに構えられていた強化セラミックソードを圧し折り 閼伽王に放たれた剣閃は拳同様、装甲表面を満遍なく覆う乳白色のエーテル光に阻まれ、かすり傷一つ付ける事が出来ないでいた。 エーテルナイトは搭乗するエーテル能力者の能力を増幅し、その性能を何倍にも発揮するという性質を持っている。 そして、エーテル能力はより強いエーテルによって打ち滅ぼされる。それがルールであり、摂理である。 それまでに彼等がやってきた数の暴力を質の理不尽で捻じ伏せるというものを、そっくりそのまま閼伽王に返されたのである。 「くぅぅぅたぁぁばれぇぇぇぇぇぇぇッ!!」 帝国兵の硬直は一瞬。だが、その刹那の瞬間を無限に拡張するのがエーテル能力者という存在だ。 刹那の瞬間が無限ならば、最早、目の前の障害などただの案山子でしか無く、案山子を相手に技や構えなど無用、純粋な力が一つあれば事足りる。 閼伽王は逆手に引き抜いたセラミックソードを目の前の案山子の股間から斬り上げた。 閼伽王の怒りが込められた烈火の如き苛烈な一撃は、エーテル震となって空間を蹂躙し周囲を轟音で包み込んだ。 エーテル震が鳴り止むと同時に閼伽王の一撃で、へしゃげた強化セラミックソードごと一刀両断にされた陸戦騎が地面に崩れ落ちた。 その断面は滅茶苦茶に湾曲し、切り裂かれたと言うより力任せに捻じ切ったような有様ではあるものの 電光石火の早業は陸戦騎に乗る帝国兵に断末魔の声すら上げるどころか、自らの死を知覚する暇すら与えていない。 「まずは一機……ッ!?」 閼伽王が意気揚々と声を張り上げると共に分断された陸戦騎から分断された陸戦騎から爆轟が巻き起こり、密着状態にあった閼伽王を弾き飛ばした。 生命や物質が崩壊する際に発生するエーテルの突風――エーテルバーストと呼ばれる現象である。 本来ならば周囲に影響を及ぼす事は無く、エーテル能力者ですら意識を傾けなければ知覚するのも困難なのだが エーテルナイトの力で増幅されたエーテル能力と同様、エーテルバーストもまた増幅され、爆轟となって閼伽王を襲い掛かったのである。 閼伽王にとっては災難だが、帝国兵にとっては状況を打破する千載一遇の好機。 そして、エーテルナイトが破壊された際に発生する強烈なエーテルバーストの事を熟知している帝国兵達は 既に安全圏に離脱し左手に空間が歪曲する程の高密度のエーテルを収束していた。 エーテルを纏った陸戦騎の左手首の手甲がスライドし、排煙と共にエーテル発生装置の姿が露になる。 そして、発生装置から三叉槍の様な刀身が形成され、空を引き裂く甲高い音と共に閼伽王に向けて放たれた。 「ッざけてんじゃねぇぞ!!」 やぶ蚊の様に飛び交う二つの飛刃を紙一重の所で身を捩って避けると、鋭く尖ったエーテルの刀身は墓標の様に大地に深々と突き立ち、その動きを止めた。 だが、閼伽王が一息吐いたのも一瞬。 武装名、エーテル制御式ショットランサー。 エーテルによって形成された刀身を持ち、エーテルによって制御される無線遠隔攻撃装置である。 その名が示す通り、エーテルによって形成された不可視の腕に地面から引き抜かれ、再び、勢いを取り戻して閼伽王に襲い掛かる。 立ち上がる暇も無く、地面を転がりながら乳白色の装甲を泥で汚しながら、必死に逃げ惑う閼伽王を嘲笑うかの様にエーテルによって制御されたランサーは 常に最高速度を維持しながら、慣性を無視した軌道で獲物を狙う蛇の如く閼伽王を確実に追い詰めていく。 「しゃらくせェッ!!」 逃げ続けていては埒が開かないと、フラストレーションを溜め込んだ閼伽王は、怒声と共に背中のバネを使って宙を舞う。 その瞬間、ショットランサーの軌道が変わり、閼伽王を刺し貫かんと二条の閃光が空を走った。 そして、閼伽王が装甲全体を補強すると同時に二本のショットランサーが陸戦騎の両肩に突き刺さる。 閼伽王は生唾を飲み込むと同時に機体全体に回したエーテルを両肩に収束し、損傷を最低限に押さえ込むんだ――というのが閼伽王の目論みだった。 だが、閼伽王がエーテルを操作するよりも早く、両肩を捉えたショットランサーは間抜けな音を立てて地面を転がった。 「ああ?」 決死の覚悟とは裏腹にあまりにも間の抜けた結果に閼伽王は肩透かしを食らったような表情を浮かべる。 不発か? 否――帝国兵が企てた計略は、ほぼ完成していると言っても良い。 ただ閼伽王の意識をショットランサーに向ける。それも可能な限り長く。それが彼等の目的だった。 陸戦騎が弾き飛ばされる程のエーテルバーストに驚き戸惑った閼伽王が、愚直な怒りさえも忘れた事を帝国兵達は見逃さなかった。 そこで思考を乱した閼伽王に感知されるだけの膨大な量のエーテルを収束し、その警戒心を煽る。 案の定、閼伽王は膨大なエーテルの収束直後に放たれたショットランサーが一撃必殺の威力を持つエーテル兵器であると誤認した。 だが、事前行動とは裏腹にショットランサーに込められたエーテルは、発動に必要な最低限度の極僅かなエーテルのみ。 クラス分けされる程に差がエーテル能力者を相手に、不利を覆すのは並大抵の事では無い。 ましてやセラミックソードの直撃にも耐え得る閼伽王を相手に、ショットランサーでは威力不足であるのは彼等にとっても承知の上の事だった。 それでも、彼等に撤退の二文字は無い。何故なら、その不利を覆すだけの威力を持った兵器が陸戦騎に装備されているからである。 エーテルキャノン――搭乗する能力者のエーテルを物理的な破壊衝動に変換し撃ち出す、陸戦騎に装備された唯一のエーテル兵器である。 能力者の力量に大きく影響される上、発射準備にかなりの時間を要し、能力者に与える負担も決して無視出来ない程の物だが 大きな代償と引き換えに、大半の戦闘兵器を一撃で消滅させて有り余る圧倒的な火力を誇り、正しく切り札という形容が相応しい兵器である。 そして、帝国兵の思惑通り、閼伽王が長々とショットランサーに気を取られていた隙に、悠々とエーテルキャノンの発射準備を終える事が出来ていた。 陸戦騎の左腕に収束されていた膨大なエーテルはエーテルキャノンの砲口に飲み込まれ、二機の陸戦騎の姿を陽炎の様に揺らめかせた。 次の瞬間、無音の光芒が二条の閃光となって閼伽王の心臓を喰らい尽くそうと獣の様に宙を駆ける。 刹那――視界がセピア色に染まり、閼伽王は流れる時間が遅くなっていくのを感じた。 (どうせ殺るなら一思いに一気に殺りやがれってんだ……!) 時間の流れが遅く感じられても、自分の動きが早くなったわけでは無い。 ゆっくり――ただ只管、ゆっくりと眼前に迫り来るエーテルキャノンの弾光に閼伽王は内心で悪態を吐いて、破壊衝動の波に呑み込まれた。 だが、帝国兵の表情に喜色の色は無く、エーテルキャノンの再チャージを開始する。 エーテルナイト同士の戦いが始めてという事もそうだが、力が増幅された上位能力者との差が大きく広がっている事を嫌という程思い知らされた直後である。 既に彼等の頭の中では、今の攻撃で閼伽王を撃破出来ていなかった場合の対応策が頭の中で練られ始めていた。 そもそも、撃破出来ていない事はエーテルバーストが発生していない事からも明らかであった。 良くて虫の息。最悪の場合、無傷で反撃の機を伺っているという可能性も充分すぎる程に考えられる。 もしも、これで閼伽王が無傷だとしたら、必殺の機会を逃した彼等に勝ち目は無くなったと言っても良い。 今の一撃が彼等に出せる最大の一撃で、何をどう足掻いても先程以上の威力を出す事も、奇襲を仕掛けるのも困難だ。 何の脈絡も無く、唐突にBクラスのエーテル能力者にクラスアップすれば話は別だが、そんなに都合の良い話は滅多に無い。 そして、恐れていた最悪の事態が起ころうとする兆しが見え始め、彼等は思わず息を呑んだ。 セブンス全体を覆い尽くす程の急激なエーテルの高まり。大地から立ち上る、乳白色のエーテル光。 これが閼伽王から放たれているエーテルである事は把握出来るものの、閼伽王の気配は愚か、陸戦騎の姿すら何処にも見えない。 エーテルの出所を探ろうにも閼伽王のエーテルはセブンス全体に満遍なく、均一に広がっており、何処にでも居るような錯覚を起こしそうな程であった。 一回り近く年下の上官に縋り付きたくなる様な気弱な感情を必死に押し殺し、二体の陸戦騎は無言で背中合わせに立って全周囲を警戒する。 だが、一度自覚した恐怖を容易く払拭出来る筈も無く、背後から閼伽王が剣を振り被っているのではと根拠の無い疑心を抱く始末だった。 恐怖を自覚出来る程度には冷静なのだと自身を言い聞かせ、押し潰されかけた自らの意思を奮い立たせようとするが、その思考こそが恐怖に屈した事を意味する。 現に恐怖に破れたが故に彼等のすぐ傍で息を潜めている閼伽王に気付く事が出来ないでいたのだから。 「間一髪って奴かぁ? マジで死ぬかと思ったぜ……流石に年がら年中戦争やってる兵隊サンは場慣れしてやがんぜ」 閼伽王は陸戦騎のコクピットの中で冷や汗を拭う様な仕草をして深い溜息を吐いた。 「けど、使い方は把握した! 一方的にぶん殴られんのは終わりだ、な?」 必要以上にエーテルを膨張させ、帝国兵の恐怖心と、警戒心を煽り、検討違いの方向を警戒させる。 そして、湧き水の様に溢れるエーテルで砲弾を鋳造し、思考の海に浮かぶ砲身へと装填し、錆付いた撃鉄を火花と共に引き落とす。 照準を合わせる必要は無い。三者の距離は殆ど零距離。外しようが無い。 「ブッ飛べェェェェェェェッ!!」 閼伽王の咆哮と共に二機の陸戦騎の足元に亀裂が走り、その破片を押し上げるように乳白色の巨大な光芒が天を貫いた。 そして、光の昇天に呑み込まれた二機の陸戦騎が爆散し、大規模のエーテルバーストを引き起こした。 「畑弄りに能力を使っていたのが、こんな所で役に立つたぁな……世の中、何が役に立つか分かりゃしねぇな」 閼伽王は得意気な口振りで、地中から飛び出し、地表へと降り立った。 エーテルキャノンに飲み込まれる瞬間、閼伽王は足元の地面を溶かし、地下へと逃れ、帝国兵の足元という絶好の射撃ポジションを確保していたのだった。 セブンスに流れ着いて三年。途切れる事無く、能力を使ってセブンスの畑を耕してきた閼伽王にとって地質を操る程度、造作も無い。 それでも、気を抜ける様な状況では無い。セブンスに降り立ったエーテルナイトは四機。そして、始末した帝国の能力者は四名。 そして、セブンスに訪れたエーテル能力者は五名、後一人。セブンスの人間狩りを指揮するエーテル能力者―― 「ベアトリス……何処に行った……?」 一方、ベアトリスはアルトールの小屋から一歩も動かずに閼伽王の戦いを眺めていた。 同格の力を持つとは言え、つい先程、エーテルナイトの存在を知ったような物知らずが陸戦騎を帝国兵から奪取し 何の訓練も受けていないにも関わらず、容易く、陸戦騎を起動させ三人の帝国兵を撃破。 「そんな捕縛対象、見た事も聞いた事も無い……アイツが共和国に渡ったら、帝国は困った事になる……」 少数で戦火を広げ、戦渦を巻き起こし、戦果を得る力を持つ、エーテルナイトの台頭により帝国は圧倒的な力を身につける事が出来た。 それに対する共和国は技術力で帝国に遅れを取っているものの、潤沢な資源、物資、物量だけで帝国と拮抗出来るだけの力を持ち合わせている。 初期量産型の陸戦騎など帝国にとって人間狩りの部隊に宛がうか、廃棄処分して再利用する程度の価値しか無い。 だが、閼伽王が陸戦騎を手土産に共和国へと流れ、大量生産などされでもしたら帝国には打つ手が無くなる。 ベアトリスにとって帝国がどうなろうと知った事では無いが、そうなった場合、彼女に科せられる処遇は――ベアトリスは考えたくも無いと首を振った。 「おいで……」 その小さな呟きに応え、空の彼方から風を越え、雲を突き抜け、天空を自在に舞う第二の騎士がベアトリスの前に降り立った。 姫君に頭を垂れる騎士の様に肩膝を付いて、ベアトリスの搭乗を待つエーテルナイトは細身のシルエットをしており、陸戦騎の様な質実剛健さは無い。 だが、搭載されたエーテルジェネレーターは、陸戦騎に搭載されている物よりも遥かに大容量で、エーテルの循環効率に優れている。 更に血管の様に張り巡らされたオリファルコンの含有量は、陸戦騎の二十パーセント増で、搭乗する能力者のエーテルを余す事無く生かすことが出来る。 Bクラス以上のエーテル能力者の中でも、一際優れたエーテルライダーに支給されるエース専用エーテルナイト―― 「行くよ、空戦騎」 ベアトリスがコクピットに乗り込み、自身のエーテルを流し込み循環させると迷彩模様の空戦騎の装甲が深緑に染まり、額の単眼が深緑の光を放った。 背中のドラム缶の様な形状の二基のブースターから深緑のエーテル光を迸らせ、その名が示す通り空へと飛翔する。 そして、左腕に携えた長槍、強化セラミックランスを構え、閼伽王へと落雷の様に肉迫する。 「そのエーテルはベアトリスか!?」 雷光の如く勢いで急接近するエーテルを察知した閼伽王は、振り向き様に叫びながら剣を水平に振り抜いた。 間一髪――背後から陸戦騎を貫かんとしていた長槍は閼伽王の剣に阻まれ、火花を散らしながら陸戦騎の左肩を掠めた。 硬直する両者。閼伽王はベアトリスが二の手を使うよりも早く、更に一歩深く踏み込みながら、一刀両断にせんと縦一文字に剣を振り落とす。 「やっぱり、騎士の能力者を相手に格闘戦は不利……」 ベアトリスは臆するわけでも無ければ、口惜しげにするわけでも無く、淡々と述べながら残像を残して、斬撃の間合いから逃れる。 「逃がすかよッ!!」 閼伽王の叫び声と共に浮遊していたショットランサーが疾風を切り裂き、空戦騎に襲い掛かる。 「でも、騎士の能力者が魔弾の能力者に飛び道具を使うのは無謀――」 空戦騎の右腕に構えられたエーテルライフルに深緑のエーテル光が収束され、ショットランサーを飲み込んで尚、陸戦騎を穿たんと疾駆する。 「チッ……騎士だの、魔弾だの意味分かんねぇっての!」 閼伽王は吼えながら脚部のローラージェットから、乳白色のエーテル光を吹かしながら、空戦騎の銃撃を避け続ける。 怒鳴ってみせたは良いが、閼伽王の内心は焦りの色が見え初めていた。空戦騎の機動力は陸戦騎を遥かに圧倒している。 その上、空に逃げられたら陸戦騎には追撃の手段が乏しいのにも関わらず、空戦騎のエーテルライフルのチャージ時間は無いに等しい。 「対抗する手段はコイツだけか……」 左肩のエーテルキャノン。陸戦騎を一撃で葬り去る程の威力を持つが、チャージに時間がかかり過ぎる。 エーテルライフルを避け続けながら、チャージを完了させる事が出来るのだろうか? 両者の能力者としての力は同程度。一撃で仕留められる程、容易い相手なのか? 「まあ……知った事じゃねぇよなァッ!!」 一々、考えていては知恵熱を起こして脳が壊死してしまう。そして、閼伽王は自分の頭で考えても結果に繋がらない事を自覚している。 だからこそ、取り合えずやってみれば良い。なる様になるだろうという短絡思考で、迷う事無く動き出す事が出来る男なのだ。 閼伽王はローラージェットから出鱈目な軌跡を描きながら、空戦騎から断続的に放たれる銃弾を避け、エーテルキャノンのチャージを開始する。 「初めてでよく粘る……でも、もうこれまで」 「勝手に決め付けてんじゃねぇ! 俺はお前等なんざとは違うんだよォッ!!」 「そうだね……本当にそう思う。能力もだけど心も強い。此処まで歯向かえる能力者と出会えたのは初めて。 でもね、私も死ぬのが嫌だから……私が生きるために死んで……私から逃げる事が出来ても、もう道は無い」 「勝手に決め付けて、勝手に諦めて、勝手に帝国なんぞに負けてんじゃねぇ! 死ぬのが嫌なら歯ァ食い縛って死に損なえ! 先に道がねぇんなら、テメェで切り開け! テメェに宿ったエーテル能力は何だ! ただの貧乏くじか! テメェより弱い奴を殺す力か! それとも何か! テメェより強い奴に尻尾ふる力かよ! そんな奴等を相手に誰が逃げるかよッ!!」 「五月蝿い! 何も知らないくせに……!」 「自分の事を知らせようともしねぇ他人の事なんざ知るか! 辛いんだったらなぁ! 辛いから助けてくれって腹の底から叫んでみせろ! 勝手に絶望して、勝手に塞ぎこんで、勝手に自己完結してんじぇねよ、馬鹿餓鬼が! 心を殺さなくたってなぁ! 道なんざいくらでも選べんだよッ!」 そして、閼伽王は陸戦騎のローラージェットを停止させ、その動きを止める。 左肩のエーテルキャノンの砲口には乳白色のエーテル光が球状に収束され発射されるその時を今か、今かと待っている。 「ベアトリス。これで最後だ。俺は進むべき道を見つけた。お前はどうする?」 ベアトリスは閼伽王の問いかけに対し、エーテルライフルを下ろして応えた。 「私に同情してくれるって、私の言う事なら何でも聞くって言ってくれて……私の事を理解しようとしてくれてありがとう。 今も私を救い出そうとしてくれてありがとう……私と同じ立場なのに……本当に嬉しかった……」 「ベアトリス……」 ベアトリスの空戦騎が纏うエーテルが苛烈な物から穏やかな物へと変わり、閼伽王の表情が柔らかくなる。 「でも、ごめん」 ベアトリスのエーテルは穏やかでありながら、静かに研ぎ澄まされた殺気へと変貌し、ライフルの銃口には空間が歪んで見える程の高密度のエーテルが収束されていた。 「これが私の選んだ道……後には引けない。だから……さようなら」 ベアトリスにとって閼伽王の言葉はあまりにも甘美な猛毒の様なものだった。後一つ、小さく些細な切欠があれば帝国を棄ててしまいそうになる程の。 だから、ベアトリスは張り裂けそうになる想いを殺意で押し退け、言の葉を銃弾に変えて、閼伽王と共に行く道を撃ち貫いた。 「馬鹿餓鬼が……!」 閼伽王はこれ以上の説得は無意味だと悟り、空戦騎から放たれる光弾を飲み込む程の巨大な光芒を放った。 「本当にごめん……そして、騎士の能力者が、飛び道具で魔弾の能力者に戦いを挑むのは無謀だと言った」 光芒と光弾が衝突する寸前、光弾はその軌道を変え、光芒を縫う様に駆け抜け、陸戦騎のエーテルキャノンを破壊する。 そして、空戦騎へと迫る光芒にベアトリスは眉一つ動かさずにエーテルライフルを構え、光弾では無く、光芒を放つ。 空戦騎から放たれた光の柱はエーテルキャノンの光芒ごと、一瞬にして閼伽王の陸戦騎を飲み込んだ。 巨大なクレーターを穿たれ、セブンスから平穏な日々を謳歌していた島民達の痕跡が消滅し クレーターの中心地では、装甲を欠落させ、満身創痍の体となった陸戦騎が膝から崩れ落ちた。 とは言え、行動不能に陥っただけで閼伽王自身の死には程遠く、ベアトリスは感心の中に苛立ちを含ませた。 だが、それも此処までだ。ベアトリスは躊躇う事無く、エーテルライフルの銃口を陸戦騎のエーテルジェネレーターに向ける。 「バイバイ……嫌いじゃなかったと思うよ」 そして、ベアトリスが無感情にトリガーを引こうとした、その瞬間――空戦騎の右肩が爆発を起こした。 「エーテル攻撃……!」 陸戦騎が戦闘不能に陥った今、ベアトリスの空戦騎にエーテル攻撃を仕掛けられる相手は限られている。 と言うよりも空戦騎に攻撃を仕掛ける命知らずなど一陣営しか存在しない。 「共和国の戦闘航空機……今なら勝てると思ってるんだ……随分と甘く見られている」 ベアトリスが戦いに身を投じるようになって三年。閼伽王の様な敵と戦うのは初めてだったが、空を覆い尽す共和国の部隊と対峙してみて分かった事がある。 「他人の命なんて軽いくらいで丁度良い……」 自分を理解しようとして、必死に声をかけてくる閼伽王を撃った時の気分は最悪以外の何物でも無く、後ろめたさしか残らなかった。 だと言うのに、自分に殺気を向ける共和国の兵に向けて放つエーテルライフルのトリガーは何と軽い事か。 「だから……殺してあげる」 四機の陸戦騎を失った上に捕縛対象の閼伽王は死んだも同然。せめて、共和国の一部隊くらいは滅ぼしておかなければ割に合わない。 ベアトリスの呟きと共に空戦騎からエーテル光が放たれ、空を深緑に染めると同時に共和国の戦闘航空機――ズィーダーは一斉にエーテルキャノンを発射する。 刹那――ベアトリスはエーテルキャノンの弾道、弾速を読み取り、迫り来る弾幕に真正面から飛び込んだ。 そして、砲撃の軌跡が空戦騎の肩や脇、腰の隙間を、紙一重の所で通り抜けていくのを尻目に航空機部隊の中心に躍り出た。 一斉に散開しようとする戦闘航空機の中から、僅かに逃げ遅れた者がセラミックランスをコクピットの中に叩き込まれ、ズィーダーの中で木端微塵に弾け飛んだ。 更に空戦騎は錐揉みしながらエーテルライフルのトリガーを引き、放射線状に光芒を放ち、敵部隊の半数を撃墜し、速度重視の弾丸を鋳造し三連射。 何と無く逃げ足が遅い気がする――曖昧な判断基準で選ばれた敵は必死に回避運動を取ろうとするが、光弾はその軌道を自在に変え、猟犬の様に追い立てる。 そして、光弾を振り抜き、雲を抜けた瞬間、ズィーダーのキャノピーに差す陽光が、暗い影に覆われて途切れ――パイロットの意識は途切れた。 「この程度で私に挑むなんて、とんだ馬鹿……」 ベアトリスの表情から疲労の色は隠せないが、ズィーダーのエーテルキャノンでは脅威足りえるには程遠い。 エーテル兵器とは言え、エーテルジェネレーターで増幅されていなければ、通常兵器に毛が生えた程度の性能しか無いのだから。 それでも、共和国の兵士達は健気にもエーテルキャノンで必死に応戦しようとする。 ――強いエーテル能力は、より強いエーテル能力によって捻じ伏せられる 一斉に逸れた筈のエーテルキャノンの軌跡が鞭の様に撓りながら突如と軌道を変え、豪雨の様に空戦騎に降り注いだ。 閼伽王を撃った事による動揺、能力と性能差のある相手への慢心がベアトリスを窮地に追い込んだ。 「何……!?」 微弱なエーテルの中にその姿を隠していた禍々しいエーテルが急速に膨張し、深緑の空を白濁に染めていく。 だが、閼伽王は未だ陸戦騎と共に沈黙を保ったまま。閼伽王と同じエーテルの色を持ち、尚且つ、ベアトリスのエーテルを侵食する程の力の持ち主―― 「ドゥアーッハッハッハッハッハーイ!! どうよ、帝国の小鳥ちゃんよぉぉぉぉお!!」 「……気持ち悪。濃い、暑苦しい、汗臭い」 実際に顔を合わせたわけでは無く、ただの印象でしか無いが、その印象は概ね正解と言えた。 小麦色に焼けた肌は鍛え抜かれた筋肉で脂ギッシュにテカリを放っており、ズィーダーのコクピットの中で缶詰の様に抑え付けられている。 そして、顔はバナナの様に長く弧を描くように反っており、顎は二つに割れ、顔の半分程もあるのでは無かろうかという程の巨大な口に図太い眉毛。 鶏の鶏冠の様に立派にそそり立つ金髪のモヒカンはズィーダーのキャノピーで押し潰されていた。 これをベアトリスの言葉で簡潔に一言でまとめると―― 「不快」 「人の事を気持ち悪いだの不快だのとよぉぉぉお!! このAクラス能力者ワーグナルド・ミッテルシュナウダー様を舐めてんのかあああん!?」 「名前もウザいし、そもそも、聞いてない」 不快とは言え、Aクラスのエーテル能力者である事には変わりは無い。 そして、その実力はエーテルジェネレーターで能力を増幅していないにも関わらず、仲間の弾丸を操作し、空戦騎を追い詰めた事から察するに余る。 だが、それ以上に―― 「顔見てないけど、顔が生理的に無理」 ベアトリスは空戦騎のエーテルジェネレーターからスパークが迸っているのも無視して、侮蔑の言葉と共にエーテルライフルをマシンガンの様に連射した。 ワーグナルドは少女の声で自身を徹底的に否定され悲しみに暮れている所に銃弾を打ち込まれ、慌てて回避に転じる。 「あんまり手間ぁかけさせるなよォ? 大人しくソイツを渡せば、上には従順だったって報告出来るんでなァ!」 「こうも同じだと本当に嫌になる……」 つい先程の自分を焼き増したようなワーグナルドの言葉にベアトリスは不快感を露にした。 こんな不快な男と同じ言葉を発していた事に――閼伽王は今の自分と同じ気持ちになっていたのかと思うと―― 「……本当に不快」 「いい加減に黙れやァァァァァアア!! お前の言葉は地味に傷付くんだよォ!! そういう事を言っちゃダメって、ママから言われなかったんかぁ!? ああん!? 十八歳未満お断りなお仕置でもされたいんか、アアン!? 寧ろ、ヤんぞゴルアアアアッ!!」 「下衆」 ワーグナルドの怒鳴り声を一言で一蹴し、ライフルの銃口に収束したエーテルを散弾の様に拡散し、弾幕の網でワーグナルドを封じ込める。 「共和国のAクラス能力者ならミスの埋め合わせに丁度良い……私が生き残るために死んで……それに不快」 「まァだ言うか、この雌ガキャアッ!!」 空戦騎のライフルの銃口に深緑のエーテルが、ズィーダーのキャノンの銃口に乳白色のエーテルが収束され、まさに一触即発の状況。 そんな最中、空戦騎のコクピット内に新たな命令が届き、その命令内容にベアトリスは驚いた様な表情を浮かべた。 「現作戦及び、戦闘行動を破棄並びに中断。即時撤退命令……Sグレードの最優先命令……どう言う事……?」 だが、ベアトリスが疑問を差し挟む余地は何処にも無い。 どんな状況下にあろうとセブンスに放置されている四機の陸戦騎の残骸を放置してでも所属基地へと戻れ。それが、ベアトリスに下された命令である。 「エーテルナイトを棄ててでも戻って来い……帝国にとって私はまだ利用価値がある……まだ……生きていられる……」 「なァにをブツブツ言ってやがる!! ぶっっっっっ殺すぞぉぉぉぉああ!!」 「勝手に殺して、死んでいれば良い……下衆に付き合っていられない……」 ベアトリスは空戦騎を反転させ、空間が捻じ曲がりかねない程のエーテル震を巻き起こして、空の彼方へと飛び去った。 「暴言吐くだけ吐いて逃げんのか!? おおい!!」 ワーグナルドが叫び終わった頃には既に空戦騎の姿は芥子粒程の光点になるまで遠ざかっている。 追いかけようにも単機で帝国本土付近の海へと接近する程、無謀な男でも無い。 気を取り直したかの様な表情で、セブンスに穿たれた巨大なクレーターの中心地に横たわる陸戦騎を睥睨した。 「陸戦騎四機分の残骸に死に損ないのBクラスが一人か……」 セブンスのエーテル能力者、閼伽王の存在に気付いていたのは共和国も同じだったが、立地の都合上、帝国を出し抜くのは不可能だった。 其処でワーグナルドは、この事態を静観しつつも、彼の権限で動かせる兵力をベアトリス達に勘付かれない地点に配置させていた。 そして、セブンスで始まった戦闘は彼にとって非常に好都合なものだった。 閼伽王の手によって三機の陸戦騎が撃破され、閼伽王の陸戦騎も比較的綺麗な状態で撃破された。 彼等にとって一番厄介だった空戦騎と、ベアトリスは閼伽王との戦闘でエーテルを消耗し、精神状況も決して良好では無い所まで追い詰められていた。 残った陸戦騎の能力者も消耗状態。貴重なエーテルナイトのサンプルを手に入れる潜在一隅のチャンスが到来したというわけだ。 「空戦騎も欲しかったんだが……まあ、一先ずは成功だなぁーハッハッハッハァッ!!」 誰も為し得る事の出来なかったエーテルナイトの鹵獲。与えられる恩賞は如何程の物かを想像して、込上げる笑いを堪える事無く、大空に大きな笑い声を鳴り響かせた。 一方、帝国では―― 下士官の軍服に身を包んだ若い帝国兵が基地司令の執務室で、虚空に映し出された共和国の将官の立体映像と向かい合っていた。 「其方にエーテルナイトのサンプルと、野良を送った……G計画の進捗はどうなっている?」 「陸戦騎の鹵獲という切欠を得た今、長く見積もっても二ヶ月といった所だ」 「取り合えず、十機程完成させたら此方を襲わせろ。性能を確認しておきたい」 「了解した……相変わらず、随分な暴れようだな?」 帝国の下士官の背後には、帝国の将官や下士官達の骸が折り重なり、壁や天井には、おびただしい量の鮮血が飛び散り、あるいは滴り落ちていた。 「芝居に夢中になり過ぎる癖があってな。偶には塵を塵扱いしておかなければ、本当の自分を忘れそうになるのでな」 「……二ヶ月以内にGによる強襲を仕掛ける。そのつもりでいろ」 帝国の下士官は悪びれた様子も無く、おどけた態度で肩を竦めていると共和国の将官は呆れた口振りで通信を終了した。 「き……貴様……共和国のスパイか……!」 その一部始終を見ていた帝国兵が骸の山から這い出て、呼吸の乱れた荒い声を上げた。 自身の物か、それとも、他人の物かも分からないおびただしい量の血液に全身を染め上げた、その姿は地獄から現れた亡者の様にも見える。 「おやおや……すまんな」 スパイの容疑をかけられた帝国の下士官は、その様が無性に愉快だったらしく、目を細めて、口角を吊り上げ―― ――殺し忘れていた そして、紅い血肉が弾け飛び、新たに鮮やかな紅が執務室を塗り潰した。 【次回予告】 ヴィルゲスト共和国本土に運び込まれる四機の陸戦騎の残骸と、閼伽王。 遂に共和国はエーテルナイトの開発に大きな一歩を踏み出し、帝国に対し反撃の狼煙を上げた。 その最中、閼伽王は時代の影で、人を喰らう異形の群れと戦う学徒――君嶋悠との出会いを果たす。 機神幻想Endless 第三話 覚醒者 ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
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エーテル斬撃波流 黎明刀が産まれたあとに産まれた流派で 流派としての歴史は比較的浅い 長刀タイプの黎明刀を使いエーテルそのものを波として飛ばすことに趣を置いた流派 エーテル斬撃流の斬撃は刀の中では遠距離特化とも言えるものであり近距離では弱め
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動力源としてエーテルスフィア(エーテルクリスタル)を用いた機械、 もしくはそういった技術そのものを言う。 元々は次世代航空機やシャトルの推進システムとして考案された エーテルドライブシステム(幽体推進機構)のみを指していたが、 「推進(Drive)」と「動力(Drive)」を指す英単語が同じであることから、 そのまま用語として用いられるようになった。 この語について説明する際など、文章として「幽体動力の機械」と表現する場合は、 「a machine driven by ethelicity」と言う。
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錬金 施設強化 解体 錬金 資金と素材をもとに、エーテルを作り出す。 作成できるエーテル一覧はこちら 施設強化 作り出せるエーテルの錬金レシピが増え、錬金後の準備時間が減少する。 施設レベル 建設費用 建設時間 素材 備考 1 500G 00 00 05 - 英知の薬、再生の薬が作成可能 2 750G 00 03 00 - 闘志の薬が作成可能 3 1000G 00 15 00 - 魔導の薬が作成可能 4 1200G 00 30 00 - 堅牢の薬が作成可能 5 2400G 00 45 00 - 6 3600G 01 00 00 - 7 5400G 03 00 00 レンガ×1 8 6800G 04 30 00 レンガ×1 9 8300G 06 00 00 レンガ×1 10 9900G 08 00 00 レンガ×1 11 11600G 10 00 00 レンガ×1 解体 施設を解体する。 コメント
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エーテル採掘 採掘場所 区域 採掘所 座標 備考 工業資源区域 エーテル採掘場 4800,3000 周辺に進化テルモキュン(アクティブ)が居て危険 回答集 質問 回答 Lv. 作業時間 獲得 備考 No. 略称 No. 略称 経験値 資源量 Q01 廃棄物に満ちた小惑星UK41-CR A11 着陸時に破損した機体 A12 生命体の起源研究 A13 爆破掘進作業 A14 化学成分と磁場分析 A15 無人産業ロボット Q02 赤い砂漠の小惑星UK41-CR A11 着陸時に破損した機体 A12 生命体の起源研究 A13 爆破掘進作業 A14 化学成分と磁場分析 A15 無人産業ロボット Q03 密度の高い小惑星UK41-CR A11 着陸時に破損した機体 A12 生命体の起源研究 A13 爆破掘進作業 A14 化学成分と磁場分析 A15 無人産業ロボット Q04 生命体が住みやすいUK41-CR A11 着陸時に破損した機体 A12 生命体の起源研究 A13 爆破掘進作業 A14 化学成分と磁場分析 A15 無人産業ロボット Q05 ガラムン1次空襲小惑星UK41-CR A01 大気と土壌の調査 A02 元素含量を測定 A03 退路を確保 A04 記念撮影と食事 A05 記研究価値のある鉱物 Q06 他の機体のあとがある惑星 A11 着陸時に破損した機体 A12 生命体の起源研究 A13 爆破掘進作業 A14 化学成分と磁場分析 A15 無人産業ロボット 2h Q07 ZP32-1C3ではない惑星 A01 大気と土壌の調査 A02 元素含量を測定 A03 退路を確保 A04 記念撮影と食事 A05 記研究価値のある鉱物 Q08 黄砂が吹く小惑星 A11 着陸時に破損した機体 A12 生命体の起源研究 A13 爆破掘進作業 A14 化学成分と磁場分析 A15 無人産業ロボット 2h Q09 ホアノス商会のウワサ A01 大気と土壌の調査 A02 元素含量を測定 A03 退路を確保 A04 記念撮影と食事 A05 記研究価値のある鉱物 Q10 大規模戦闘があった小惑星 A11 着陸時に破損した機体 A12 生命体の起源研究 A13 爆破掘進作業 A14 化学成分と磁場分析 A15 無人産業ロボット 2h Q0 A11 着陸時に破損した機体 A12 生命体の起源研究 A13 爆破掘進作業 A14 化学成分と磁場分析 A15 無人産業ロボット 2h Q0 A01 大気と土壌の調査 A02 元素含量を測定 A03 退路を確保 A04 記念撮影と食事 A05 記研究価値のある鉱物 名前 コメント
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[部分編集] エーテルキャノン Lv 回数 オーディエンス値 ダメージ効果値 必要 変動+リミット変動 論理 分類 アクティブ 1 10 0 0 0 0 +10 +10 -27 +10 +2 170 スキル種別 攻撃 2 +14 +14 -38 +14 +3 330 必要行動ポイント ■■□□□ 3 +19 +19 -51 +19 +4 590 対象 相手任意 4 +25 +25 -66 -25 +5 960 発動タイミング アクティブ 5 +31 + -83 + + 1440 発動条件 6 +37 + -101 + + 2030 効果継続時間 瞬間 7 +45 + -123 + + 2720 支持率変動値 +10% 8 +54 + -148 + +9 3520 必要支持率 0% 9 +64 + -177 + + 4450 入手方法 10 +76 + -210 + + 5500 スキル能力 備考 詳細 大気中に存在するエーテルに魔力で負荷を与えて粒子砲として打ち出すもの。エーテルが存在しない現代では使う事が出来ないというこの世界限定の技。敵任意を対象とした論理攻撃スキル。
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[卍エーテル卍](E-teru) 相方強奪、垢ハック、転売、陰口等なんでもありのリア女のキモティチ。 主にクラドWPに生息している。 リア男に対し、欲しいとも言ってないのにメアドをしつこく聞き出し、 1通目には出会い系サイトの女の写メを送りつける。 参照;続テイルズ板 http //www.degitalscope.com/~mbspro/userfiles_res/teiruzBB/87161.jpg 相方強奪は有名で、奪い取った男はレオンウィー、ラミネーター、パース、タッカート、etc... 被害者は香水、Holyknightsクラメン全員等 ---------- 現在の相方:はち公 (前CRを取っていた。しかしはち公はエーテルと 相方のつもりではない。エーテルが勝手に相方としている)なお、エーテルの相方になるともれなくエーテル(臭)の称号を貰える。 (ちなみにチーズの腐った臭いでクラド中に充満する) しばらくの間は休止していたがすぐに復帰し、 クラブちょこちっぷに所属(はち公もここ) 元は白い雪うさぎという痛いクラブに居た。(クラマスのそょ風が厨房)070210現在 事件は起きた。 香水・Ren様・Pontinaの会話ログ(卍エーテル卍による相方強奪の事実)が 2ちゃんに晒された事により、卍エーテル卍の真実が発覚。 元々香水とエーテルは仲が良かった。 ↓ 2ch祭り状態 ↓ 怒ったエーテルが、香水のメールアドレスより香水のパス・IDを解析 ↓ ハック完了、レベル1に下げる ↓ 香水、INが出来ずにテッチング(別垢サブ)でIN ↓ 香水、レベルが1になりクラブにて放置されるのが発見される ↓ 翌日(およそ24時間後)香水消去完了。 267:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/04(木)14 43 51ID arKmzIqU エーテルの猫かぶりの実態 [23時 17分 37秒] 卍エーテル卍 実はー・・・ [23時 17分 42秒] パース ん? [23時 17分 57秒] パース どうかしたん? [23時 18分 11秒] 卍エーテル卍 なんでもないです; [23時 18分 14秒] パース w [23時18分23秒]卍エーテル卍 もし自分が知らないところで悪口とか言われてたら [23時 18分 28秒] 卍エーテル卍 悲しいですよねー・・・ [23時18分36秒]卍エーテル卍 匿名の掲示板とか自由掲示板とかでorz [23時 18分 43秒] パース ん~ [23時18分55秒]卍エーテル卍 見た人はきっと私がそんな人だって信じちゃいますし~・・・ [23時 18分 59秒] 卍エーテル卍 何もしてないのに・・・ 268:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/04(木)14 44 41ID arKmzIqU ↓↓↓その後の腹黒さ↓↓↓ [0時5分17秒]卍エーテル卍 さっきパースさんに会いました・・・ [0時 5分 23秒]卍エーテル卍 香水の事は知らなさそぅ・・ [0時 5分 26秒] 千沙 おwどうだったの? [0時 5分 35秒]卍エーテル卍 というか聞けなかった・・orz [0時 5分 43秒] 千沙 そりゃ言えないんじゃないのw [0時 5分 48秒] 卍エーテル卍 まぁ知ってたとしても [0時5分58秒]卍エーテル卍 きっと香水が私の事を悪く言ってそうだから [0時6分7秒]卍エーテル卍 言われる前に消したつもりなんだけどなぁ・・・ [0時 6分 11秒] 千沙 ちょwww [0時 6分 17秒] 千沙 オープンはまずいよ [0時 6分 17秒] 千沙 [0時 6分 19秒] 卍エーテル卍 www [0時 6分 23秒] 卍エーテル卍 でもまさか [0時6分33秒]卍エーテル卍 メアドをパスにするとか [0時6分39秒]卍エーテル卍 ばかだよねぇ[0時6分39秒]卍エーテル卍 [0時 6分 40秒] 千沙 [0時 6分 49秒] 千沙 普通別のにするだろw [0時6分57秒]卍エーテル卍 まぁそれは香水が悪いって事だねぇ。 [0時 6分 57秒] 卍エーテル卍 273:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/04(木)16 43 38ID bRp5anbM 千沙もエーテルも2ch張り付きでFA 274:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/04(木)17 37 17ID gej5TDXn エーテル最悪 しねっ人生おわってる この糞 しね しね 290:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/05(金)00 13 42ID ohgJH7gO おまいら、エーテルはこの板を見ている そして今もそょ風やエレが必死に擁護する為に 関係者や知り合いへ「2chみました?」 「あのログは捏造なので信じないで下さい;」とのような1:1を飛ばしている…そんなに必死にならなくても事実は曲げられませんよエーテルさん^^ つかクラドに行く度にキモエーテルが目に入って嫌なんでどっかいってほしい 291:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/05(金)00 21 40ID 5owBJv/X 290 つクラフリからGO 292:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/05(金)00 31 00ID ohgJH7gO 291 そうするあの汚物はサツキのアドセルゲートで飛ばしてもらいたい 293:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/05(金)00 47 02ID ybn6SHMb つかエーテルが何かとか忘れたが交換したQP羽で要塞羽手に入れようとしてるな 出してもいいAPWあるがエーテルには売る気にはなれないQP羽とか命中回避5ずつだろ? 尻尾と大差ない上に迷惑厨に都合してやる義理はなす 294:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/05(金)01 10 42ID Gka8vd4R エーテルの図太さはひでぇな 295:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/05(金)01 10 56ID aqjiwjan 確かエーテルは羽耳とQP羽を交換してた。 求)要塞羽 出)QP羽+魔石2個+20M特に悪い条件でもないが エーテルの腹黒を知ってる奴にとっては売る気無くなるよな。 まぁ俺は取引相手が誰だろうとあまり気にしないけど 368:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/06(土)16 42 20ID Nf7HeH2x エーテルがミツバチの羽を装備してた件 369:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/06(土)16 59 50ID xkZqp/+Y どうせQP羽+αで交換したんじゃね? 370:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/06(土)17 15 53ID LhFHoWJY キモエーテルの裏側を知らずに購入してしまった人か、 なんだか交換相手が可哀相になってきたぞ 371:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/06(土)17 19 16ID g8eqOLcb 買った奴も買った奴でキモいかもなww とりあえずエーテルには関わらないのが吉 373:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/06(土)17 31 19ID LhFHoWJY この2chでのカキコってTWにはどのくらいの影響を及ぼすのだろうか 実際エーテルの回りでなんか避けられたりとかしてるのだろうか? 実害パターンきぼん 374:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/06(土)17 34 42ID oeC3bCSr ここで騒ぐだけでゲーム内の掲示板に書き込まない程度の常識はわきまえてるんですね^^ 好きなだけ騒いでください^^ 375:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/06(土)17 35 14ID LhFHoWJY 374 エーテル(または晒されてる誰か)乙 376:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/06(土)17 39 34ID oeC3bCSr 反応速すぎてキモイです 精々ここに張り付いててください^^ 377:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/06(土)19 37 37ID PgLZv4p6 そういうoeC3bCSrも張り付き乙ですぅ☆ さておきエレがパースに「あのログは本物ですか?正直に言って」「私は貴方の味方だから」としつこく1:1送ったそうだが困ったパースはオープンで「困った1:1がしつこくて悩む…」と嘆いていたなwwwww エレさん早くエーテルと一緒に死んでくれwwwwキモテチなのわかってるだろ?wwww 385:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/06(土)21 01 15ID /jBw6bBA なんかライディアワープに 卍エーテル卍撲滅の会 って看板出してる奴いるんだが。 まぁ、エーテルが痛いのは本当の事だがTW内であんな看板出されたら本人も傷負うだろうなw 386:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/06(土)21 08 10ID g8eqOLcb 自分や身内の事を極限まで暴露されてさらにTW内でもWPで晒されて…wよくエーテルはゲーム続けられるなw 436:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/07(日)15 30 14ID yt7FzhQW ついにエーテルの悪事が自由で書かれはじめたな… 437:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/07(日)15 32 41ID zpDHKcgH エーテルドンマイww 438:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/07(日)15 36 18ID mbtiMZvu HolyKnightsの奴は全員死ね 特にミラ 439:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/07(日)15 47 58ID qz+6oQyQ 438 エーテル乙 440:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/07(日)16 04 30ID 4CkLymQL エーテルワロス ここでコソコソするなとチキンめゲーム掲示板で書けと吠えてたわりに いざゲーム掲示板に書かれてゲーム内で晒すなとかお茶吹いた さすがいい人面こいて影で悪さしている腹黒の持ち主。 ここにどれだけエーテルが腹黒いか迷惑をかけてきたかネタがあがっていることを認識しておけ 487:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/09(火)02 24 13ID qTWuHe1s おまぃ等~クラドWP付近で異臭騒ぎ発生!!原因をリサーチしろ!! 488:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/09(火)02 44 34ID p9C4DOJF 487 エーテル(チーズ臭) 489:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/09(火)02 53 56ID AZAEL9G9 エーテル(死臭) 509:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/10(水)01 57 53ID 6Ykpla96 496同意エーテルに対して色々言ってる奴等ゎほぼ妬みとか造型 510:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/10(水)02 01 19ID KkfTdheV 509千沙か?エーテルの擁護と「ゎ」って言葉遣いでそう思ったんだが。 511:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/10(水)02 17 32ID 1ZdkDrGb 釣りだろ・・・ 512:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/10(水)02 41 52ID BPcjeey1 509「造型」ってなに?ひょっとして「捏造」って書きたかったのか?w 514:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/10(水)03 12 56ID YOCUK+az 少し前から気になっていたんですが。。。言ってもいいですかね?夢に行こうとクラドに飛ぶとですね。 つ~~~~~んとWP向かって左側から鼻をつく臭いがするんですよ とりあえず、みんなが利用する町なんで人をリラックスさせる効能がある「ハーブ」(バイオレット)投げてみたらですね。 臭いが混ざって偉い事になってしまったんです。すいません異臭の原因は俺です。 でも、チーズのような死臭のような歯茎の腐ったような臭いの原因は俺じゃないです 522:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/10(水)12 33 41ID YOCUK+az 最近、この板もチーズ臭い気がする 523:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/10(水)12 38 50ID 6Ykpla96 エーテルの臭さに耐え切れずはち公は引退しました… 524:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/10(水)12 56 14ID bhAEEIqX このスレのどこかにエーテルが沸いてるwwwwwwくせぇwwwwwww そしてついに・・・・ -------------------- 867:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/19(金)04 26 18ID xWundsh7 エーテル 1月12日くらいかな・・?そのあたりから休止に入りました(; д ) なんか色々晒しがあって正直耐えられなくなりましたorz復帰はある人が復帰するまでなのでそんなに長くはないと思いますが・・・ 今回休止するまでに花とみつばちだった方にはすっごくお世話になりましたm(__*)m それだけ言いにきました(`・ω・´)なんか色々言われてますが、戻って来たらまたいつもの私でいるので、その時はまた楽しく遊んでくれたら嬉しいなぁ(´・ω・) 長文になってしまいましたがランプには大事なお友達がたくさんいるので、いちよう報告だけしにきました。 それではランプの皆様、楽しいTWライフを~(* ω )ノシ 416 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/29(月)17 50 32ID e/tskcHF てかエーテルとはち公がいた 475 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/31(水)01 01 17ID w9wEBpLT http //surf.s41.xrea.com/imgboard/img-box/img20070131010033.png 卍エーテル卍復活 短い引退でしたね^^^^^^^^^^^ 478 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/31(水)07 02 44ID GGAGn0QY 475 引退ったか休止宣言だろ? 何にせよ早杉w 黙ってた方が良かったのになプ 224 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/02/15(木) 00 02 30 ID t+crPep8 222 卍エーテル卍にでもむいてもらえ 225 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/02/15(木) 00 43 50 ID +PaXTf5W エーテルみたいなのに剥かれたらチーズ臭がチンコについちまうwwwwwwwww チーズ臭のチンコとかどうよ 卍エーテル卍とかチンコ見たことすらないって言ってたぜwキモブスなんだろうな
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エーテル粒子加速器 [解説] WARES及び新人類解放軍で使われていた科学技術と魔導工学のハイブリットパーツ。 エーテルは科学的に圧縮し、縮退・融合する事で物理エネルギーを持つ『エーテル粒子』となる。 このエーテル粒子が生成される過程で、瞬間的に発生する高主力のエーテルを科学的な装置で持続化し、武装等のエネルギーとして転用するために開発されたのがエーテル粒子加速器である。 起源はWARESにあるが、この装置は主に幻装兵の武装等のジェネレーターとして使われる事が多かった。 一見すると、使い勝手のいい高出力エーテルのアフターバーナーのように思えるが、この機構を作動させる際には必ずエーテル粒子が生成されるため、連続使用を続けると行き場を無くした粒子の運動エネルギーによって自壊してしまう。 その為、この装置を作動させた後には機構内に溜まった「余剰粒子」を開放する冷却放出を行う必要がある。 この機構を連続使用する為に両陣営では様々な試みが行われた。 結果的には自動冷却装置を組み込み、エーテルブーストの直後に冷却放出を同時に行うという冷却装置との兼用がデフォルトとなった。 その為、エーテル粒子加速器が付いている機構は何かと大型化しやすい。 旧大戦末期には小型のエーテル粒子加速器も開発されたが、非常に希少であるため、まず早々お目に掛かれない。
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エーテルを辿って 依頼主 :タタル(イシュガルド:下層 X13-Y11) 受注条件:レベル57~ 概要 :忘れられた騎士亭のタタルは、冒険者に確認したいことがあるようだ。 タタル 「Nikuqさん。 先日の「戦勝祝賀会」から脱出したとき、 「シラディハ水道」を利用したそうでっすね? その話を聞いた私は、 不滅隊のピピン・タルピン少闘将に連絡して、 地下水道の徹底的な捜索を、お願いしていたのでっす。」 アルフィノ 「なるほど・・・・・・君が最後まで一緒だったのは、 ミンフィリア、ヤ・シュトラ、サンクレッドの3人だったね? もしかして、彼らの行方がわかったのかい?」 タタル 「まだわからないでっす・・・・・・。 でも、「ピピン・タルピン少闘将」から報告があるので、 不滅隊の作戦本部まで来てほしいと連絡があったのでっす!」 アルフィノ 「なんらかの手がかりを掴んだということか・・・・・・。 よし、すぐに皆で「ウルダハ」に向かおう! ウリエンジェにも、来てもらわなくてはね。」 タタル 「はいでっす!」 不滅隊:作戦本部のピピンと話す ウリエンジェ 「忽然と消えたる同志たちの行方・・・・・・ 必ずや、見つけ出さねばなりません。」 アルフィノ 「ご協力感謝します、ピピン少闘将。」 ピピン 「水くさいことを言う。 君たちは、義父やナナモ様を救ってくれた恩人だ。 これくらいのことは、協力のうちにも入らんさ。」 タタル 「そ、それで、捜索の結果はどうでっすか?」 ピピン 「うむ、タタル女史からの要請を受け、 不滅隊で「シラディハ水道」の大規模な捜索を行った。 ところが、地下の一区画が、丸ごとつぶれていてね。 そこで、アマジナ鉱山社にも協力を依頼し、 瓦礫の撤去を行ったが・・・・・・。 見つかったのは、青い制服姿の遺体だけだった。」 アルフィノ 「クリスタルブレイブの追っ手たちか・・・・・・。」 ピピン 「一方で賢人たちの遺体は発見されていない。 唯一、現場で見つかったのが・・・・・・これだ。」 タタル 「ヤ・シュトラさんの杖でっす!」 ピピン 「やはりそうか・・・・・・。」 ウリエンジェ 「失礼、ピピン殿・・・・・・ その杖を貸していただけますか? このエーテル痕は・・・・・・やはり・・・・・・。 僅かにですが、特殊な魔法を使用した痕跡が残っています。」 アルフィノ 「特殊な魔法・・・・・・?」 ウリエンジェ 「えぇ、シャーレアンに伝わる禁術のひとつ・・・・・・ 古の強制転送魔法「エンシェント・テレポ」。 テレポの原形にして、地脈利用の先駆けとなった偉大な魔法です。 瞬時に肉体をエーテル化して強制的に地脈に乗せるため、 長い詠唱を必要とせず、転送を成し遂げる。 たとえ、戦いの最中であったとしても・・・・・・。」 アルフィノ 「ヤ・シュトラは、その魔法で逃げ延びたということか! これは朗報だぞ!」 ウリエンジェ 「・・・・・・事は、そう簡単ではありません。 なぜ、この優れた魔法が禁術とされたのか・・・・・・。 それは、術者の制御が完全には行き届かぬゆえ・・・・・・。 見知らぬ土地であっても、運良く流れ着くこともあれば、 永遠に地脈を彷徨うことになることも・・・・・・。」 タタル 「そ、そんな・・・・・・。 じゃあ、ヤ・シュトラさんは・・・・・・。」 ウリエンジェ 「まずは、彼女がどの方角へと流されたのか、 大まかにでも知ることが先決・・・・・・。 エーテル痕を頼りに、転送魔法の始点から探り出しましょう。」 アルフィノ 「・・・・・・わかった。 では、水道の出口に当たる「シラディハ遺跡」に向かおう。 ピピン少闘将、情報の提供、ありがとうございました。」 ピピン 「お仲間が無事に見つかることを願っている。」 ピピン 「義父が復権してから、こちらもバタバタしていてね。 これくらいの協力しかできずに申し訳ない。 また、何かあれば連絡してくれ。」 シラディハ遺跡のウリエンジェと話す アルフィノ 「ここに来ると、嫌でも思い出すよ。 あの日の出来事をね・・・・・・。」 タタル 「遺体が見つからなかったってことは、 やっぱり、希望があるってことでっすよね?」 ウリエンジェ 「それでは、エーテル痕を探すとしましょう。 かなりの時間が経過していますが、 微かな痕跡ならば、見つけることも適いましょう・・・・・・。 捉えました・・・・・・。 大規模な破壊魔法のあと、確かに強制転送したようです。 転送痕跡は、北東へと続いています・・・・・・。 この地脈の流れが行き着く先は・・・・・・ 精霊と樹冠に抱かれし、黒き森・・・・・・。」 アルフィノ 「黒衣森かっ!」 ウリエンジェ 「えぇ、おそらく。 しかし、双蛇党からはヤ・シュトラ嬢を発見したとの情報は、 寄せられてはおりません・・・・・・すなわち・・・・・・・・・・・・。」 アルフィノ 「くっ・・・・・・まだ、黒衣森を巡る地脈の中を、 彷徨い続けている可能性が高いということか・・・・・・。」 ウリエンジェ 「地脈とは、大地を巡るエーテルの奔流。 その中に留まり続ければ、魂を形作るエーテルが溶け、 やがて自我を失うのは必定・・・・・・急がねばなりません。」 アルフィノ 「よし、Nikuq、タタル。 グリダニアに向かい、カヌ・エ様に協力を仰ごう。 ウリエンジェ、君は引き続き、ほかの面々の捜索を続けてくれ。」 グリダニアのアルフィノと話す タタル 「ヤ・シュトラさん・・・・・・ 必ず見つけ出してみせるでっす!」 アルフィノ 「黒衣森の地脈を探るには、 精霊と対話できる角尊の協力が不可欠だ。 力を貸してくれるといいのだが・・・・・・。」 ルキア 「いつかは、貴公にすべてを話す時が来るだろうとは、 なんとなく覚悟していたのだ・・・・・・。 真実を告げた今、心がいくぶん楽になった気がするよ。」
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深海のエーテル 水 ベリーレア シー・ハッカー 5 6000 ■進化-自分のシー・ハッカー1体の上に置く ■自分のターン中に自分が4回目のドローを行ったとき、ドローしたカードを全て捨てることで、自分のデッキを見て捨てた枚数分のカードを選び、手札に加え、その後デッキをシャッフルする 作者:ODA 進化できない種族を救おう第2弾。 ドローの回数なので、2枚引こーが3枚引こーが1回と数えられます。 評価