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工学的観点からのアプローチ 工学と地理学、微妙に関わっているようで、でも全然関係なさそうで・・・。 地理学と工学は、世の中のあらゆるモノが研究の対象になること、課題を見つけて 克服したり対策を立てること、他の学問と密接な関わりが欠かせず、他の学問が発展 した上でないと成立しないという点が、共通点と言えるでしょう。 一慨に工学と言っても、取り扱われる対象は異常な程に幅広く、私たちの身の回り のモノから、宇宙まで。自然物、人工物を問わず、取り扱われると言ってもいい。 また、一般的な工学の概念は、「数学と自然科学を基礎とし、ときには人文・社会 科学の知見を用いて、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を 構築すること」とされています。 このことからも、私たちの生活に密着した学問であるということが、お分かり いただけるのではないかと思います。 いづれも都市や交通、情報、流通などの生活基盤、地形地質と言った土地基盤を 扱うということも、共通していることでしょう。 工学の中でも、建築に関わることは、特に分かりやすい共通点になり得ます。 例えば都市計画という分野。これは完全に、地理学と工学が結びついています。 そして工場の立地。これも「経営学でしょ?」と言われるのが一般的でしょうが、 どのように集積するか、より効率的な生産を行うためには、どうすれば良いかと 言った視点は、地理学の見方、考え方と関わってきます。 また、基盤整備についても、その土地の安全性を評価しているのは、地形学を はじめとする地理学、砂防学をはじめとする地質学などの研究者です。 土地の安全性評価云々と聞いて、地理学って面倒くさい。 率直にそう思われた方は、実際に多いと思います。 現に、これまで日本では地理学の考え方は重要ではないとされてきました。 家の真下に、地面の亀裂があったなら、その家はどうなるでしょうか。 コンクリートを使いまくって、絶対に壊れない様な、頑丈な家を建てればいい。 そう言われたこともあります。 でも、地面の亀裂(活断層)が動いた結果、どんなことが起きてきたでしょうか。 阪神淡路大震災の記憶は、今もしっかりと残されています。これまで地理学が 無視されてきたために、学校や役場などの公共施設や、高速道路の直下には、 震源となり得る「活断層」が多く走っているという問題が多発しています。 おそらく、四川省での大地震での悲劇はまだまだ、鮮明な記憶だと思います。 あの大地震では、小学校が校舎ごと崩壊するということがありました。日本の 小学校は、阪神大震災以降進んだ耐震補強工事の成果によって、少しは補強され、 それなりに頑丈にはなっています。でも、今も小学校の直下に活断層が走っている 学校が日本には数多く存在します。 活断層はある一定の周期、例えば数百年に一度の周期で活動します。つまり、 小学校が設置されている地盤そのものに亀裂が生じたら・・・ その小学校がどれだけ耐震補強されていようとも、その地盤そのものが上下左右に 動くわけですから・・・ それでも、地理学は無駄だって、言えますか?
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教育学的観点からのアプローチ 教育学的観点から地理学を見るというのは、中々難しいようで簡単な話です。 というのも、教育学的な意義としての地理学というのは、学校教育法第21条 第3項に明記されているのです。小学校3年から中学校3年までの7年間は、 少なくとも全員の方が「地理」という授業を受けられているはずです。先ほどの 法律の条文を見てみると「義務教育として行われる普通教育は(中略)、次に 掲げる目標を達成するように行われるものとする。・・・略・・・第3項『我が国 と郷土の現状と歴史について、正しい理解に導き、伝統と文化を尊重し、それらを はぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養うとともに、進んで外国の文化の 理解を通じて、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」 と書かれています。つまり、この条文に書かれていることが、教育学における地理 の意義でもあると言えるのです。 また一方で、地理学の視点で教育学を捉えてみましょう。普通教育の中で「地理」 が必要なんだ~ということは、先ほどの条文に記してある通りですが、地理学に とって教育学は、研究対象そのものであると言えるでしょう。教育学にも「地域性」 というものがあります。教育の実践方法というテーマで世界をフィールドとして 「地域性」に基づく「差」は研究のテーマになり得ますし、学校の分布や学校の特色 という点も、日本国内における「地域性」を色濃く表しているために、地理学にとって 研究テーマとすることができるのです。 つまり、「地理」の「教育」をする。もしくは「教育」で「地理」をする、 という関係であると言えるかも知れません。もちろん、もっと多様な関係性が 「地理」と「教育」にはあると思いますが、現在の一般的な考え方だけ、ここで 説明しておくことにします。
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哲学・倫理学的観点からのアプローチ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 地理学と哲学、共通点なんてあるのでしょうか? 哲学はそもそも、「賢哲なる者の生き方を問うということでもある」というのは、 西洋哲学の教授が講義で言われたことですが、西洋哲学で取り扱われる主題には、 世界を説明する起源が含まれています。つまり、ある意味で哲学にとって地理学は、 現代人の視点で哲学を踏み出す第一歩であるのかも知れません。 逆に、地理学にとっての哲学は、古代の地理学を幅広い視点から見つめることの できる1つの大きな資料と言えます。 もしくは、哲学は決して西洋だけのモノではありません。 そして、過去のモノでもありません。 人が考え出す「思想」は、そこに人が居れば、必ず存在するのです。 広島大学文学部には、西洋哲学、インド哲学、中国思想文化学、倫理学の4つの コースが用意されています。それぞれは異なる学問で、異なる思想です。 ではなぜ、違う考えが生まれるのでしょうか? 違う人間同士が考えたことで、脳みそも違うのだから、考え方が違って当然だ。 というのは、ごく一般的な意見だと思う。 でも、異なる地域で異なる考え方が生まれただけでなく、一般的に正しいとされる 生き方も、一般的にその地域で信じられている概念にも視野を広げてみましょう。 「一般的」という言葉が出てきましたね。「一般的」というのは集団の発生に 基づく原理です。集団が多様な地域に点在することで、多様な「考え」がそれぞれ 発展したとは考えられないでしょうか。 そう考えると、ここでもやはり地理学的な側面から「空間」という言葉を 挙げることができます。 つまり、人間は1つの場所、1つの空間に集団を形成してきたのではなく、 集団と集団の間に発生した「距離」を克服しようと、現在も多様な哲学、倫理学が 研究されていると捉える事ができるのではないでしょうか。 …なんだか文学・語学と同じ流れになってしまいましたね(汗) ただし文学・語学に対して、哲学はそこで発生した人々の「考え方」そのものを 探究する学問であり、倫理学はここにいる「私たち」の「あるべき姿」について 探究する学問です。 よって、哲学や倫理学そのものに「地域性」が発生すると言えるのです。 つまり、哲学や倫理学そのものが「地域性」によって形成された「人々の考え」 という構造なので、地理学の研究対象となり得るのです。 この点と「時代背景による影響」という点ではむしろ、哲学や倫理学は歴史学に 共通点があると言っても良いかもしれません。 哲学や倫理学では、過去から現代に至っている価値観、世界観を通して、様々な 概念を追及する作業が行われますが、ここで概念が発生した「空間」を再現しよう とするという点では、文学・語学と共通点があるでしょう。 ここで頭の中に広がる「空間」は地理学そのものであり、それを「再現」すること で、その起源を「追及」するという作業が哲学であり、「再構成もしくは再考」する 作業が倫理学であると解釈できるのではないかと思います。
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人間が実際にどのような意思決定 をしているのかということを説明する理論。行動意思決定論 がその代表。。行動意思決定論 には、様々なヴァリエーションがあり、数学的に理論を構築したものもあれば、自然言語のみで表現した理論もある。
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perlを使った形式手法モデル理論アプローチの もっと実際的なサンプルを作る。 最終更新日時: 2008/10/16 perlで 狼・山羊・キャベツの川渡し 再考 Edit perlで 狼・山羊・キャベツの川渡し 再考 オブジェクト指向で記述する方が わかりやすくて 利便性も高い。for文で構成した goal_seekerを追加し、若干のバグも修正した。 wgc3.pl #- このプログラムは ? # 狼・山羊・キャベツの川渡し問題を perlを使って 形式手法モデル理論アプローチで解く { my $debug = 0; msg( 狼・山羊・キャベツの川渡し問題: , $debug ? debug mode () ); $Wgc debug = $debug; GoalSeeker type1( Wgc InitialState() ); msg( finished. , push any key ); `pause`; exit( 0 ); } sub msg { map do { print $_\x0a ; }, @_; } #- 問題を goal-seekerで 解く。 # goal-seekerは 多くの問題に共通に利用できる。 { package GoalSeeker; #-- 再帰呼出しで構成した goal-seeker type1 sub type1 { my ( $state, $ready, ) = @_; $ready || ( $twice = {}, @StateSequence = () ); ! $twice- { $state- toString } && $state- constraint || return; $state- goal && ( $state- goal_lambda, return ); $state- lambda(); $twice- { $state- toString } = 1; push @StateSequence, $state; map do { type1( $_, 1 ); }, map do { $state- Delta( $_ ); }, $state- Actions; pop @StateSequence; $twice- { $state- toString } = undef; $state- lambda_back(); } #-- for文で構成した goal-seeker type2 sub type2 { my ( $initialstate, ) = @_; $twice = {}; @StateSequence = (); @StateStack = (); @States = ( $initialstate ); for( my $state; $state = shift @States; backward() ) { ! $twice- { $state- toString } && $state- constraint || next; $state- goal && ( $state- goal_lambda, next ); forward( $state ); @States = map do { $state- Delta( $_ ); }, $state- Actions; } } sub forward { my ( $state, ) = @_; $state- lambda(); $twice- { $state- toString } = 1; push @StateStack, [ @States ]; push @StateSequence, $state; } sub backward { while( ! @States && @StateStack ) { $state = pop @StateSequence; @States = @{pop @StateStack}; $twice- { $state- toString } = undef; $state- lambda_back(); } } #-- 補助のルーチン msg sub msg { main msg( @_ ); } 1; } #- 問題を記述する。 # 川の左側を State とする。 { package Wgc; BEGIN { $debug = 0 ; @StateSequence = (); } #-- 状態 All, InitialState, FinalState, State, toString sub All { fwgc ; } # 全体 sub InitialState { @StateSequence = (); State( All() ); } # 初期状態 sub FinalState { State( ); } # ゴールの状態 sub State { # 状態のコンストラクタ bless { state = unique( $_[0] ) }; } sub toString { $_[0]- {state}; } #-- 処理 constraint, goal, goal_lambda, lambda, lambda_back, Actions, Delta sub constraint { # 守らなくてはいけないこと my $left = $_[0]- {state}; my $right = minus( All(), $left ); $debug && msg( ? c .$_[0]- toString ); my $attention = unique( $left =~ /f/ ? $right $left ); ! ( $attention =~ /g.*w/ || $attention =~ /c.*g/ ); } sub goal { # ゴール $_[0]- {state} eq FinalState()- {state}; } sub goal_lambda { # ゴールですること msg( .join → , map do { $_- toString; }, @StateSequence, $_[0] ); } sub lambda { # 新しい状態で実行すること push @StateSequence, $_[0]; } sub lambda_back { # 前の状態に戻す pop @StateSequence; } sub Actions { # どんなアクションが可能か? my $left = $_[0]- {state}; my $right = minus( All(), $left ); split , unique( $left =~ /f/ ? $left $right ); } sub Delta { # アクションを実行したあとの Stateは? my $left = $_[0]- {state}; my $action = f$_[1] ; my $r = State( $left =~ /f/ ? minus( $left, $action ) $left.$action ); $debug && msg( * c .$_[0]- toString, a $_[1] , c .$r- toString ); $r; } #-- 補助のルーチン unique, minus, msg sub unique { my $r = ; for( sort split , $_[0] ) { $r =~ s/($_|$)/$_/; } $r; } sub minus { $_[1] ne && $_[0] =~ s/[$_[1]]//g; $_[0]; } sub msg { main msg( @_ ); } 1; } Edit
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概論 どんな音色でも共通して言えるのは、 ①元々の楽器では、どのように音が生み出されるかを考える。 まずはちょっと意識してみるだけでもいいです。 特に生楽器系の音では音が発生する原理を知ると鍵盤での演奏に役立ちます。 ②音のエンベロープ(ADSR)を考える。 鍵盤楽器に限らず、音は基本的にAttack→Decay→Sustain→Releaseから構成されます。 (音の立ち上がり→減衰→鍵盤をおさえている間の持続→鍵盤をはなした後) ピアノなら鍵盤をおさえた後ゆるやかに音が減衰していくのに対して、オルガンやシンセ音の多くはずっと鳴ったまま、ですよね。 元々立ち上がりが緩やかなストリングスの音にはピアノの音をレイヤーさせてAttackの音をハッキリさせるなど、必要に応じてADSRの調整や補足にトライしてみましょう。 ③『キーボード』の音らしくあるべきかどうかを考える。 たとえば一口にストリングスの音といってみても、 いかにも本物らしい音が求められる場合と、 synth. stringsやmellotronなど、なんとなく機械音っぽい方が良い場合があります。 楽曲に応じて考えてみましょう。 各論 -ピアノ 基本的には思うがままに弾いてみましょう。 ただし、本物のピアノよりも鍵盤数が少ないので、低音域or高音域で弾ききれない音が出てくることがあるので注意。 あらかじめオクターブ違いのピアノ音を登録しておいて曲中で切り替えるなど、ひと工夫する必要があります。 また、特にピアノ音は低音が強調されやすい傾向があるので、できれば本体で低音を適度に絞っておくといいでしょう。 ちなみにいわゆる“キーボード”は本物のピアノ鍵盤とはタッチが違うことが多いので、鍵盤の重さにも意識し、注意して弾いてみてください。 -エレピ 一言でエレピといっても、ローズ、ウーリッツァー、CP(YAMAHA)系、クラビネット、デジタルっぽいベル系の音など、様々です。 できるだけ聴き比べてみると、求める音に近い音が見つかるはずです。 鍵盤弾きの人はそれぞれの楽器を勉強してみることをおすすめします。 (ex.) Somewhere Only We Know / Keane ピアノのように聴こえるのがCPというエレピです。 (ex.) 奇跡の地球(ほし) / 桑田佳祐 Mr.Children イントロを中心に、いろんなところでクラビネットがチャカチャカ鳴ってます。KEY演奏は小林武史氏なのでクラビの音以外でも勉強になること請け合いです。 -オルガン オルガンは鍵盤のタッチでは音量調整ができない楽器なので、足元のエクスプレッションペダルで音量をコントロールします。 曲にもよりますが基本的には音を途切れないように、持続音は指を押さえたままスムーズな運指を心掛けましょう。 オルガンが目立つ曲では、ロータリースピーカーの回転速度のslow-fastを切り替えてやると、いい味が出ます。 とりあえず鍵盤左のジョイステッィクを上に倒してやると、音のうねりが変化するのがわかると思います。 それがスピーカーの回転うんぬん…ということです。 (ex.) Devil (live ver.) / B'z 本編もさることながら8 00頃からのソロ(主にオルガン)プレイに注目。ちなみにそばで回転してるのは本物のロータリースピーカーです。 -弦楽器(ストリングス) まず、『求めている音はバイオリン一本の音なのか、弦楽器隊の奏でる音なのか?』、 『立ち上がりが鋭い音なのか、包み込むような優しい音なのか?』、 『リアルな弦の音色か、機械的なサウンドなのか?』 などなど、自分のイメージに近い音を探していきます。 一般的には、弦楽器系の音の場合、単純なフレーズでも高低を使って演奏してやると壮大さが増します。 元の音にオクターブ違いの音を重ねてみると良いかもしれません。 スピード感を求める場合はアタックが鋭く強くキレのいい音を。 和音を鳴らす場合、例えば一番高い音はずっと押さえっぱなしにして、ほかの音を変化させていくと効果的です。 持続音の場合、持続する時間が長ければ長いほど強い印象を与えることができると言われています。 (ex.) Viva La Vida / Coldplay イントロから続くフレーズと、間奏のストリングスの雄大さとの対比を意識しながら聴いてみてください。 -管楽器/吹奏楽器(ホーン) 楽器のイメージという点では弦楽器の場合と似ています。 求めているイメージを具体的にできるといいでしょう。 管楽器で特徴的なのは、ビブラートや、音が途切れる瞬間の音の変化です。 ジョイスティックの動きでシミュレートしてみましょう。 (ex.) ボーイフレンド / aiko リンクないです、すいません。でも音の強弱や減衰時の音の変化は分かりやすいのでぜひチェックを。 -シンセ(リード系) 機械的な音色のうち、基本的に音の芯が太く、ソロフレーズに使われることもある音です。 MoogやProphetなど、ヴィンテージシンセの名前をもじった音色もあるので、興味のある人は知識を深めてみると面白いかと思います。 リード系の音は単音弾きの場合が多く、ポルタメント効果がかかっていることもあるので、 わざと一つの音しか鳴らないMonoモードにしておくと、本物のように演奏しやすいかもしれません。 というか、多くの音では初期設定でMonoモードになっているかもしれませんが。 (ex.) アルクアラウンド / サカナクション PVで一瞬映る時は左手でジョグホイール操作して音をイジッてる感じです。 -シンセ(パッド系) こちらはJupiterなどが有名でしょうか。ある意味ストリングスにも近い音かもしれません。 音のボイシングはストリングスを参考にしつつ、シンセ特有のモジュレーション、各種フィルターを使ってリアルタイムに音色を変化させてみましょう。 部室のM3では、ジョイステッィク下のリボンコントローラーや、タッチパネルのX-Y MODEでのコントロールも可能です。 自分なりの音で、自分なりに演奏してみてください。 (ex.) OASYS / KREVA 音源動画ではなく関連コメントページへのリンクです。(Evernoteアカウントに音源アップしてあります。)この曲はKREVA氏がOASYSというKORGのシンセサイザーで制作したという楽曲で、複雑なフレーズはなくともボイシングや音色の変化の工夫の仕方で十分にサウンドが印象的に仕上がっている好例と言えるでしょう。 simpleapi_img -メロトロン キーボードの音色カテゴリーではストリングスやフルート、コーラスなどに区分されることが多いですが、 ストリングスやフルートの音色をサンプリングしたテープ音源を元にして、押さえた鍵盤に応じて音を発する楽器です。 譜面にMellotronと書かれてなくても、実はメロトロンサウンドということもあるんですよ。 (ex.) SAKURAドロップス / 宇多田ヒカル A-Bメロを中心に、メロトロンのストリングスが。 (ex.) 大きな古時計 / 平井堅 音質がちょっと悪いですが…これもイントロです。 -ボコーダー 音の出る仕組みはメロトロンと似ています。出てくる音は全然違うけどね。 マイクを通して音声を入力し、任意の音程の鍵盤を押さえてやるとその音程で声が加工されて出力されます。 なので鍵盤でドの音を押さえていれば、入力する声に関わらずドの音程で出力されます。 和音で押さえればしっかり和音で聴こえます。 (ex.) エレクトリカルパレード 誰しもおなじみの曲だと思いますが、18秒くらいから聴こえてくる声の音です。 etc... (Back to Keyboard Room)
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教育学的観点からのアプローチ 教育学的観点から地理学を見るのは、簡単なようで、案外難しい話です。 というのも、教育学的な意義としての地理学というのは、学校教育法第21条 第3項に明記されているのです。小学校3年から中学校3年までの7年間は、 普通教育を受ける全員の方が「地理」という授業を受けられるはず。 先ほどの法律の条文を見てみると「義務教育として行われる普通教育は(中略)、 次に掲げる目標を達成するように行われるものとする。 中略 第3項『我が国と郷土の現状と歴史について、正しい理解に導き、伝統と文化を 尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養うとともに、進んで 外国の文化の理解を通じて、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を 養うこと。」 と書かれています。つまり、この条文に書かれていることが、教育学における 「地理」の意義でもあると言えるのです。 なんだ、やっぱりそれだけかょ~って思われました? これは「地理学」の話じゃなくて、「地理」の話になってしまうんです。 学校教育の「地理」は、人文科学、社会科学、自然科学に関わらず、 あらゆる現象を、場所、空間という地理学的な見方、考え方によって認識する ことです。つまり、イコール地理学ではなく、他の数学や国語、理科や英語と 同じ、あらゆる学問の基礎となる科目・分野の1つです。 教育学にとって地理学は、学校教育を構成する1つの科目・分野という認識の 上で、地理教育を成立させるための見方、考え方を提供する学問の1つ。 それ以上でも、それ以下でもないように思います。 では、地理学にとって教育学は? 一言で言えば、研究対象そのもの。教育学は、一種の哲学ですから、教育という 概念そのものを地理学の研究対象にすることは困難なのでしょうが、教育の実践 を見てみれば、教育方法というテーマでは、世界をフィールドとして「地域性」に 基づく「違い」は研究のテーマになり得ますし、学校の分布や学校の特色という点 も、日本国内における「地域性」を色濃く表しているために、地理学にとって研究 テーマとすることができるのです。 つまり、「地理」の「教育」をする。「教育」で「地理」をするという関係と、 言えるかも知れません。もちろん、もっと多様な関係性が「地理」と「教育」には あると思いますが、一般的な考え方だけ、ここで説明しておくことにします。
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合理的な意思決定を志向し,どのような意思決定が望ましいのかということを説く理論。効用理論(utility theory)の体系がその代表。効用理論にはさまざまなヴァリエーションがあるが,ほとんどの理論が公理を設定して数学的に理論を構築している。
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歴史学的観点からのアプローチ 地理学と歴史学、一見全く違う科目のように思えますよね。 実際、地理学では「空間」を対象としているのに対して、歴史学では「時間」を 対象としています。 それでも大学までの教育課程では、両者とも社会科もしくは地理歴史科として 席を並べ、共存しています。両者が互いに、学校教育において社会科の一領域と して扱われていることは、いづれも現代社会を形成している、その背景にあるモノ を探ろうとしているからと、解釈できるのではないでしょうか? 一般的に大学で学べる地理学は、人文地理、自然地理、地域科学(地誌学)の 3つに分けられます。 人文地理分野では都市の発達過程、農村の過疎化、自然地理では地形の発達史、 地誌学では地域史といったように、すべての分野において、歴史という観点が 非常に重要な地位を占めています。 逆に歴史学から見れば、街並みの変化、地域交流の発展、地域文化の継承などの 点において、その地域の特徴という地理の視点が必要であると言えるでしょう。 つまり、「空間」を対象とする地理学にも「時間」という軸で考えることが、 「時間」を対象とする歴史学にも「空間」を見る目が、それぞれ重要なのです。 両者の差異は最初にも述べたように、対象とするモノが異なるということです。 それ以外には、歴史学は「探している文献を探し当てるまでじっと耐えて、 運命か奇跡によって得られた文献を基に、当時の時代背景や現象を探る学問」 (歴史学の、ある教授の言葉)ですが、歴史学では自分自身の目で確認することの できない「過去の現象」を解き明かすために、文献に頼らなければならないという 事情があります。 そして、歴史学で取り扱う文献は非常に数が膨大でなので、読む苦労があります。でも、文献がそれだけ沢山存在していれば、複数の文献の内容が噛み合っていれば 事実であるという確証につながります。 一方の地理学は「現象」の原因となった「過去」を知る必要はありますが、 「現在の現象」は自分自身の目で見て確かめることができるので、データという 確実な手段を用いて現象を分析することで、現在がやがて「過去」となった時、 確固たる「事実」を伝えることに繋がるのです。 最初に大学以前の教育課程では、両者とも社会科もしくは地理歴史科として 常に席を並べ、共存していると述べましたが、ここまで書いたことを踏まえると、 歴史学と地理学を合わせて「過去を知り、今を創り、未来へ贈る」学問であると 言って良いのかも知れません。
https://w.atwiki.jp/geography/pages/107.html
文学・語学的観点からのアプローチ 地理学と文学、一見全く違う科目のようにも思えますよね。実際、私も共通点など あるのか?とさえ思えてきます。地理学は「空間」を対象として研究することが中心 なのに対して、文学は「伝える」こと自体が研究対象でもあると言えるからです。 つまり、言ってしまえば地理学にとって文学・語学は「研究を伝えるための ツールでしかない」・・・と言うのは、あまりにも酷い表現ですよね。これを 分かりやすい表現に言い換えるならば「文学・語学が理解できない人間は、 研究ができない」と言えるでしょう。だって人間として最も基本のツールを 持っていないということですから。 逆に、文学・語学にとって地理学とは何なのでしょうか。上であんなことを言って しまったので、文学・語学専攻の方には良い答えを頂けないかも知れませんが、文学 にはその文章が書かれた当時の時代背景や、その文章を著した作者の心理的描写が 色濃く写っていることがあります。そして、それらを読み解く鍵は、地理学にあると 言えるのです。その文章を読み、その時代背景や作家の心理を動かした現象を想像 することは、その当時の「空間」を再現しようとすることではないでしょうか。 ここで頭の中に広がる「空間」は地理学そのものであり、それを「再現」するという 作業が文学であると解釈できるのではないかと思います。それは例え過去を現在に 写す際だけでなく、これから未来に「伝えよう」とすることも当てはまるでしょう。 また、語学はそれ自体が地理学の研究テーマとなります。というのも、言語には 英語や日本語のように国によって違いがあり、もっと言えば同じ日本人であっても、 イントネーションが違うこともあれば、同じ言葉であっても指し示す対象が地域に よって異なることがあります。語学は、その語を修得するということだけでなく、 語学の発生起源や地域によって発生している「差」を分析する学問であると言える でしょう。では、なぜ言語に「差」が生じてしまったのでしょうか。みんな同じ 人間なのですから、最初から同じ言語が使えても良かったのではないでしょうか。 このことについては、理科学的な側面から身体的な問題が挙げられます。そして もう一つ、地理学的な側面からは「空間」が挙げられます。つまり、人間は1つの 場所、1つの空間に集合して生きてきたのではなく、個人個人の間には「距離」が あります。そこでその「距離」を埋め合わせて、自分が居る場所とは違う「空間」 の情報を得るために生まれたのが「言語」と言えるのではないでしょうか。そして、 個人個人の間に「距離」があり「空間」が1つではなかったことで、異なる「言語」 が「個性」のように次々と生まれ、多様性を持って発展してきたことが今に繋がって おり、そのおかげで、私たちの日常的な対人コミュニケーションが不自由なく行えて いるのではないでしょうか。 最後に、文学は「過去と現在をつなぐ情報の玉手箱であると同時に、現在から未来 へ発信するタイムカプセルでもある」であり、語学は「過去と現在、現在と未来、 現在と現在の『空間の差によって発生する距離』を飛び越えることのできる、唯一の 伝達手段」だと思うのです。歴史学的観点からのアプローチで述べましたが、 歴史学と地理学を合わせると「過去を知り、今を創り、未来へ贈る」学問であると 言えるでしょう。しかし、歴史学と地理学は何も介することなく繋がることができる というわけではありません。その間に存在する「時間」を埋め合わせるには、文学・ 語学が欠かせないのです。