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「でいぶは絶対おちびちゃんだけは助けたい」 「ゆぎぎぎぎ… ばりざはどごいっだのおおおおおおお!? あのろくにご飯もとってこれないゴミクズめえええええ!! れいむとかわいいおちびちゃん達をこんなに待たせるなんて、どこをほっつきあるいているのおおおお!? ばかなの!? しぬの!? れいむ達をうえじにさせたいの!? はやぐがえっでぎでご飯をくわぜろおおおおおおお!! おちびぢゃんがないでるでじょおおおお!!」 「ゆっがああああああああ!! ざぶいざぶいざぶいいいいいいいいい!! ごんなにざぶいのはばりざのぜいだあああああ!!! ばりざはがぐがえってごいいいいいいいいいい!!!! おちびぢゃんだぢがこごえじんじゃうでじょおおおおおおお!? おちびぢゃん、すーすすーりじであげるがら、クゾばりざががえっでぐるまでもうすごじ… おちびぢゃん!? おちびぢゃんんんんん!? ゆんやあああああああ!! ばりざああああああ!! だれがあああああああ!! れいむどおちびぢゃんをゆっぐりざぜでええええええ!!!」 「クソまりさがかえってこなかったせいで、かわいいおちびちゃんが2人もしんじゃったよ!! あんなおうちに帰ってこないようなまりさとはりこんして、れいむはしんぐるまざーになるよ!! あと、まりさは見つけたらせいっさいっしてやるよ!! まずはおちびちゃんのためにご飯をさがすよ!! まっててね、おちびちゃん!! いまおかあさんが、おなかいっぱいむーしゃむーしゃさせてあげるからね!!」 「ゆっ! とってもいいおうちにすんでるね!! ここを今日かられいむたちのおうちにするよ!! ゆ? 何いってるの? れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!? まりさがかえってこないから、れいむだけで おちびちゃんをそだてなきゃならないんだよ!! そんなかわいそうなれいむに、ご飯をくれない ゲスなゆっくりはせいっさいっだよ!! あと、ご飯ももらうよ!! ゆっくりしんでね!!」 「むーしゃむーしゃ、しあわせ~♪ ここはゆっくりできるおうちだね!! まえのおうちなんか、ゴミだよ!! うんうんだらけでぜんぜんゆっくりできなかったよ!! それにくらべて新しいおうちは、ご飯はたくさんあるし、きれいなおふとんはあるし、とってもゆっくりできるよ!! こんなおうちを手に入れられるなんて、れいむは子育てのてんさいだねっ!! かわいくってごめんね~☆ おちびちゃん、あまあまもいっぱいあるから、すきなだけむーしゃむーしゃしていいからね!! ゆふ~ なまくりーむさんはゆっくりできるよ!!」 「ゆがあああああああ!! さむくてかたくてぜんぜんゆっくりできないよ!! おなかも空いたよ!! どぼじでご飯がないのおおおお!? おふとんもないのおおおお!? …そうだった、ぜんぶたべちゃったんだよ れいむにはたべざかりのおちびちゃんがいるのに、ご飯がこれだけしかよういして無いなんて、 ばかなの!? しぬの!? だれかさっさとごはんをよういじろおおおおお!!」 「ゆふんっ!! れいむにたてついて、ご飯をすなおによこさないからだよ!! いまさらあやまっても遅いよ!! おうちもご飯も、ぜーんぶれいむとかわいいおちびちゃんがもらうよ!! あと、お前たちはせいっさいっだよ!! あかちゃんだからってかんけいないよ!! しねっしねっ!! にんっしんっしてるからってなんなの!? れいむはしんぐるまざーなんだよ!? やさしくしないといけないんだよ!! ゆっくりしんでいってね!! げらげらげらげら… ゆっ!? ちっこいのを一匹のがしたよ!! まあいいよ、これだけご飯とあまあまがあれば、ゆっくりできるよ!!」 「何いってるの? ここはれいむとかわいいかわいいおちびちゃんのおうちだよ!! ここにすんでたさなえとこどもたち? そんなのしらないよ!! ゆっ、おちびちゃん、あまあまはたーくさんっあるから好きなだけ食べてていいよ!! ゆっくりしてね!! …どこへ行くつもりなの? せっかくのあまあまさんを逃がすわけないでしょ!! ばかなの!? おちびちゃん、今日はちょこれーとさんもあるよ!!」 「ゆんがああああああああ!! またご飯もおふとんも無くなったよ!! あまあまもないよ!! おちびちゃんがおなかを空かせでるでじょおおおおお!? ばかなのじぬのおおおおおおお!? はやぐだれがごはんをもっでごいいいいいいいい!! れいむはつよいんだよおおおおおおお!! ごはんをもっでごないどゆっぐりできなぐざぜるよおおおおおおおおお!!」 「ゆ!? ここはれいむのおうちだよ!! かってにおうちに入ってくるどろぼうはせいっさいっするよ!! …おるすばんしていたまりさのおちびちゃん? おいしかったよ!! れいむとおちびちゃんでみんなむーしゃむーしゃしてやったよ!!」 「…れいむはかわいそうなしんぐるまざーなんだよおおおおおおお!? どぼじでみんなれいむにやさしくしないのおおおおおおおおおおおおおお!! れいむにご飯をくれるのはあだりまえでじょおおおおおおおおおおおおおおおお!? みんなはかわいそうなれいむとおちびぢゃんをゆっぐりざせなきゃいげないんだよおおおおおお!!? かわいぞうなのにやさしぐしないのはゲスなんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 罪ゆっくり監禁用の穴の底で、お飾りを剥ぎ取られ、髪の毛を毟られ、体中いたる所を噛み千切られたり 木の枝を突き刺されたりした惨めな醜いれいむが大声で喚いているのを長のぱちゅりーは見下ろしていた。 その視線は冷ややかで、れいむに対する一片の同情も持ち合わせては居ない。 ただし、わずかばかりの哀れみを含んだ侮蔑の感情を、その眠たげな目のどこかに潜ませていた。 「…れいむ、あなたはゆっくりできないことをしたわ だから、せいっさいっをされたのよ」 「れいむはなんにも悪いごどじでないでじょおおおおおおおお!? れいむをゆっぐりざぜないみんなが悪いんだよおおおおおおおお!! れいむのかわいいおちびぢゃんはどごなのおおおおおおお!! おちびぢゃんをかえぜえええええええ!!」 ぱちゅりーは小さくため息をついた。 このれいむは、夫に見捨てられたあげく、群れの他の仲間を襲って殺し、おうちと食べ物を奪うという行為を繰り返し、 いち、にー、さん、よん…じゅう、まで数えられるぱちゅりーでもそれ以上数えられないほど多くのゆっくりを手にかけた。 それだけに飽き足らず、殺したゆっくりの死体を食べるという、同族食いの禁忌まで犯していた。 全ては、自分とおちびちゃんがゆっくりするためだと言う。 群れのゆっくり同士とて、おうちの奪い合いはままある。 誰も居ないおうちは、見つけた時点で見つけたゆっくりのものというルールがある。 だから、留守番を置いていないおうちで、さらに戸締りもしっかりしていないおうちは 狩りなどでおうちを空けている間に他ゆっくりに乗っ取られても、文句は言えないのだ。 唯一、ぷくーによる決闘で力ずくで奪い返すという方法もあるが、それで殺されると言う事はまず無い。 同族殺しも禁忌だからだ。 せいっさいっで負わせた傷が元で「結果的に」死に至らしめる事はあるが、そもそもせいっさいっは ルール破りのゲスや泥棒にのみ行うものだ。 他には、子供の躾けのときに「ゲスになるような子はせいっさいっする」という叱り文句を使う事があるくらいだ。 「どぼじで…どぼじでれいむがごんなめにい……!! れいむなんにもわるぐないのにいいいいい!! おちびぢゃんどゆっぐりじだがっただけなのにいいいいい!! どうじでだれもれいむをゆっぐりざぜでぐれないのおおおおおおおおお!? いじわるばっがりずるのおおおおお!? あのごはれいむのたったひとりのごったおちびぢゃんなんだああああ!! がえぜえええええ!!」 れいむこうして群れのゆっくりに捕まり、罪が暴露しせいっさいっを受けているのは、あるまりさを外で殺している所を 見つかったからなのと、それまでの凶行に置いても度々犯行の目撃者となる生存者を逃がしていたために 「殺ゆん鬼がいる」という噂が伝わっていた群れのゆっくり達に警戒されていたからだ。 お帽子一杯にご飯を詰め込んだ狩りの帰りにれいむとその子に遭遇し、大荷物を抱えて動きの鈍っていたまりさは あえなくれいむに殺され、家族のためのご飯と命とを奪われた。 そこへ、おうちの方向がまりさと一緒だったご近所さんのみょんが通りかかり、みょんの通報で集まった 群れのゆっくりは、まりさの死体を食べているれいむとおちびちゃんを取り囲み、捕獲したのである。 今、れいむのかわいいおちびちゃんは、れいむとは別の場所に隔離されている。 ぱちゅりーは、このれいむには何を言っても無駄だろう、と言う事は捕獲した当初から思っていた。 自分と、自分の子供がゆっくりする事しか考えない。 全ての他ゆんは自分たちをゆっくりさせるべきと考えている。 どうしてこのような思考をするに至ったのか、それすらも理解できない。 このれいむの最初の夫だったまりさは、れいむに毎日こき使われ、ご飯もろくに食べさせてもらえなかったので逃げ出したと証言した。 まりさは、れいむが殺ゆんを繰り返していた犯人だという事実を知らされると、震え上がってしーしーを漏らした。 最初の被害者となったとかいはなありすは、葉っぱや花を編んで家具を作る事を得意としていた。 群れのゆっくりの多くが、ありすの作った家具やおふとんを利用し、その交換としてありすはご飯を得ていた。 次の被害者のさなえ親子は、最近群れの一員になったばかりのゆっくりだった。 さなえは子連れの上ににんっしんっしており、夫も居なかったために生活に苦労していたが人当たりのよさで 群れのゆっくり達には好感を得ていた。 しかし親子で生き残ったのは、逃げ出す事に成功して子ゆっくりになったばかりの子さなえが1人だけだった。 子さなえが助けを求めて逃げ込んだのは近所のちぇんの所で、ちぇんは急いで駆けつけたものの3番目の被害者となってしまった。 4番目の被害者はめーりんとさくやの夫婦で、子供たちを留守番に残して狩りに出かけている所を、 上がりこんだれいむによって襲撃された。 夫婦ともに重傷を負ったものの、何とか逃げ延びたが、子供たちは全員食べられていた。 最後の犠牲者となったまりさには、妻のれいむと子れいむ達がいた。 残されたれいむは、お歌が上手く美ゆっくりと評判で、結婚前は群れのゆっくりで誰がれいむを射止めるのか競争になったくらいだったが、 その代わりに狩りは不得意で、この先どうやっておちびちゃんたちを養っていけばいいのか、とぱちゅりーに涙ながらに語った。 ただ、れいむの子の中でも特に気丈で母親に似た子れいむが、まだ子供だというのに母を励まし、父の残した蓄えがまだあるから、 それを切り詰めて食べていけば冬を越せるよ!と意外にもしっかりした事を言っていたので、この親子は大丈夫だろうとぱちゅりーは思った。 …しかし殺ゆん鬼れいむは、ルールや近所づきあいの上で共同体の一員として日々暮らしている、群れのどのゆっくりたちとも異質な存在であった。 ぱちゅりーから見ても、思考や行動の論理が破綻しまくっているのである。 同族殺しはゆっくりできない事だ、といくら説いてもゲスは制裁するのが当たり前だ、と言い返す。 どこがゲスなのか?と問えばれいむをゆっくりさせないゆっくりはゲスなんだよ、と主張する。 どうしてれいむを赤の他ゆんがゆっくりさせなければならないのか、と尋ねれば、れいむはかわいそうだから、と開き直る。 全く会話が成立せず、れいむに家族や友人を殺されたゆっくり達にせいっさいっされて居る間も 自分が悪いとはけして認めようとしなかった。 もはや、このれいむを言葉で反省させる事は無理なのだろう。 完全に、自分と自分のおちびちゃんがゆっくりできてさえ居れば、おうち泥棒も殺ゆんも同族食いも 全然躊躇わない狂ったゆっくりなのだ。 だが、それでもぱちゅりーは、れいむに言い返さざるを得なかった。 「…れいむ、そんなにれいむは、じぶんとおちびちゃんのことがだいじ?」 「あたりまえでしょ!! れいむはゆっくりしなくちゃいけないんだよ!! おちびぢゃんがいなぐぢゃゆっぐりできないんだよ!! はやぐれいむとおちびぢゃんをゆっぐりざぜろおおおおお!! ゆっぐりできなぐずるよおおおおお!!」 「むきゅん、じゃあ、れいむのだいじなおちびちゃんは、ぱちゅりーたちがころすことにするわ」 れいむはその言葉を耳にした途端、目を見開いて「ゆ゛っ!?」と叫んだ。 ぱちゅりーは、被告人を法廷に連行する時のこまちよりも、判決を下す時のえーきよりも冷ややかな視線で 穴の底のれいむを見下ろしている。 「どぼじでれいむのだいじなかわいいかわいいおちびぢゃんがごろざれなぐぢゃいげないのおおおおおおおおおおお!? れいむもおちぢぢゃんも、なんにぼわるいごどじでないのにいいいいいいいいいいいっ!!」 「…れいむ、あなたはむれのゆっくりたちをおおぜいころしたのよ。 あなたをにくんでいるゆっくりは、このむれにおおぜいいるわ。 とうぜんでしょう? れいむがおちびちゃんをだいじなように、あなたがころしたゆっくりも、 だれかのだいじなおちびちゃんだったのよ。 てしおにかけてそだてて、あいじょうをそそいで、やっとおとなになってすだったばかりなのに、ころされた。 おとなになって、あいをしって、けっこんして、はじめてできたこどもだったのに、ころされた。 おちびちゃんだけじゃないわ、おとうさん、おかあさんをころされたおちびちゃんもいる。 みんな、れいむをにくいとおもうゆっくりばかりよ。 なら、れいむのだいじなおちびちゃんをころして、ふくしゅうするのはあたりまえなのだわ、むきゅ」 ぱちゅりーがわずかに口の端を歪めてあざ笑うようにそう宣告すると、れいむは火のついた様に怒り狂って 叫び、喚き、穴の底から這い上がろうともがいた。 しかし、穴の深さはれいむが這い上がれるようなものではない。 「ゆっ……!! ゲスがあああああああ!! れいむをゆっぐりざぜでぐれないゲズばっがりのぐぜにいいいいい!! おまえらみだいなクゾゆっぐりなんかがあああああ!! ごろじでやるううううう!! れいむのがわいいおちびぢゃんをごろずおまえだぢをごろじでやるううううううううううう!!」 「むきゅきゅ、ゲスね、そう、ゲスでいいわ。 べつに、れいむにじぶんのしたことをはんせいしてほしいとか、ぱちゅりーもおもってないわ。 れいむが、じぶんのしたことをわるいことだって、みとめなくてもべつにいい。 でもね、れいむ。 ひとつだけたしかなことがあるわ。 …れいむがゆっくりごろしをしなかったら、べつにぱちゅりーたちは、れいむも、れいむのだいじなおちびちゃんも、 ころすことはなかったのよ? れいむがしんぐるまざーで、いきていくのがたいへんで、おちびちゃんのごはんをとってこれないから、 かわりにみんなにたすけてほしいとおもってたのなら、べつにそれでいい。 みんなにおねがいしたら、そうだんしたら、たすけてあげてもよかったし、ごはんをわけてあげてもよかった。 でも、れいむはおねがいしないで、ゆっくりをころしてごはんをうばったのだわ。 れいむがころしたから、ぱちゅりーたちもころす。 それだけのはなし。 それだけでおわり。 じゃあね、れいむ。 そこでみじめにこうかいしているがいいわ、むきゅむきゅ」 それだけ言うと、ぽかんとして見上げているれいむにわざとらしい嘲笑だけ残してぱちゅりーは穴から離れようとした。 そう、殺したから、殺し返すだけだ。 せいっさいっなのだ。 それは群れのルールで、ルールを守っているから群れは仲良くゆっくりできるのだ。 殺さなければ、殺さない。 おうちやご飯の取り合いだって、ルールを守った上での事だ。 厳格にあれをしちゃいけない、これをしちゃいけないなんて決まりは群れには無い。 されて嫌な事はやらないだけ。 皆、自主的に仲良くしたり、交換しあったりしているだけ。 助けを求めてきても助けるな、なんて決まりも無い。 また、助けられない事はあっても、助けない事を咎める決まりは存在しない。 ぱちゅりーに言わせれば、れいむは勝手に、夫に逃げられて誰も自分とおちびちゃんを助けてくれないと思い込んで、 勝手に暴走して、勝手に同族殺しをして、そして勝手にせいっさいっされてるだけなのだ。 誰もれいむとおちびちゃんを虐めても仲間はずれにしても居ない。 ただ、れいむが被害妄想を爆発させただけである。 「ゆん…ゆんやああああああああああああああ!! ぞんなのやだああああああああああああああ!!! だずげでえええええええええええええ!! おねがいでずうううううううう!! れいむのがわいいおちびぢゃんをごろざないでぐだざいいいいいいいいいいい!!! だずげでっでいっだらだずげでぐれるんでじょおおおおおおおおおおおおお!? あやばりばずがらああああああああああああ!! ゆっぐりごろじをじだのはあやばりばずがらあああああああ!!! どうが!! どうが!! れいむのがわいいおちびぢゃんだけばああああああああああああ!!! おちびぢゃんはなんにもじでないんでずうううううううううう!! ぜんぶれいぶがわるいんでずうううううううううううううううううう!!! ごろじだのはでいぶなんでずううううううううううう!!! おちびぢゃんはなんにぼじでまぜん!!! ただみでだだげなんでず!! ゆっぐりのじだいをだべざぜだのぼ、でいぶなんでずうううううううううううう!!! おちびぢゃんはまだごどぼなんでず、なんにもわがらないんでず!!! だがらだずげであげでぐだざいいいいいいい!! でいぶのだったひどりだげのごった、だいじなおちびぢゃんなんでず!! でいぶはおぢびじゃんをうえじにざぜだぐながっだんでずうううううう!! ほがのおちびぢゃんみだいにうえじにざぜだぐながっだんでずううううううううう!! でぼでいぶにば、がりのじがだどがわがんながっだんでずううううううううう!! ずっどばりざにまがぜでぎだがら、おちびぢゃんがおながをずかぜでじんでいぐのを、みでるごどじができながっだんでず!! ずーりずーりじで、べーろべーろじであげるごどじがでぎながっだんでずうううう!! だがら、ざいごのおちびぢゃんだげば、じなぜだぐながっだのおおおおおおおお!!!! だがら、だがら、おちびぢゃんだげばゆるじであげでぐだざいいいいいいいい!!! ごべんなざいいいいいい!! わるいのばぜんぶでいぶなんでずうううううう!!!! おねがいじばずううううう!! だずげでええええええええええええええ!!」 穴に背を向けたまま、ぱちゅりーはこの世の中でもっともゆっくり出来ていなさそうな、 不愉快さと怒りと侮蔑とを入り混じらせた表情をしていた。 「…ゆっくりごろしをしておいて、なにをいっているの? そんなちからがあるんだったら、そんなかくごがあるんだったら、かりがへたでもどうにかして、 そのへんのざっそうさんでも、はっぱさんでも、なんでもごはんにとってこれたはずよ。 いまさらつごうよくあやまって、まちがいをみとめても、おそいのだわ。 …ばかよ、れいむ。 あなたはほんとうにばかなのだわ…むきゅ…」 そういい残すと、ぱちゅりーはそれ以上ゆっくりせず、足早に穴を去った。 れいむはまだぱちゅりーに、自分が殺したゆっくりたちの遺族に謝り、泣き喚き続けていたが それも今夜か、あるいは明日、雨でも降れば水が溜まった穴の中で溺れ死んで聞こえなくなるだろう。 晴天が続いたとしても、それはそれで飢え死にするまで苦しむだけである。 れいむへの「死刑宣告」が終わるとぱちゅりーは友人のありすの所に向かった。 ありすには、れいむの「大事なおちびちゃん」である子まりさを預かっていてもらっていた。 「むきゅ…おわったわ。 あの子はどうしてる?」 「おつかれさま、ぱちゅりー…あの子なら、ありすのおちびちゃんとなかよくあそんでたわ。 いまはふたりですーやすーやしてる。 みて、このゆっくりしたねがお。 とってもあかるくて、すなおで、とかいはな子ね。 …あんなおそろしい殺ゆん鬼のこどもとは、おもえない」 そう言うと、ありすはおうちのおくで綿毛のおふとんでくっ付きあって眠っている子まりさと子ありすに目を向ける。 ぱちゅりーは、そっと近づいていってそのゆっくりした寝顔を覗き込んで、少し哀しそうな目をした。 「むきゅ、ありがとう、ごくろうさま。 あしたからは、この子はぱちゅりーのおうちであずかるわ」 「…そのことだけど、ほんとうにいいの? むれのみんなは、まだなっとくしてないわ。 おとなになったらははおやとおなじ、殺ゆん鬼になるってこわがってるゆっくりもいる。 そうでなくても、この子もおやとおなじようにせいっさいっしろ、ころせって、いってるゆっくりも… それに、ぱちゅりーだって、こどもがいるし、長のしごとでたいへんなのでしょ?」 「かもしれないわね、むきゅ… でも、もうきめたことなのだわ この子はたしかに、ははおやにゆっくりのしたいをたべさせられていた。 でもそれが、ははおやとおなじ殺ゆん鬼にそだってしまうとはかぎらない。 この子は、まだ小さすぎてじぶんがたべたものをゆっくりだとわかっていなかったわ。 ははおやが、『これはあまあま』っていってきかせてたのもあるだろうけど…」 …あのれいむは、母親は、どうしようも無いゲスだった、とぱちゅりーは断じる。 ただし一応、同情できる部分も全く無いわけではない。 というのも、あのれいむとその夫のまりさの事は、ぱちゅりーは知っていた。 いや、群れの長であるぱちゅりーには群れの中に知らない家族というのが存在しない。 夫のまりさはまりさ種の典型的なケースと言えた。 二人が結婚する前からまりさは、れいむにお花とか、きれいな石とか美味しいキノコとか、色んなものを貢いで、 自分が狩ができる立派なまりさだと言う事をアピールしていた。 まりさはれいむに、『まりさとけっこんすれば、じぶんは何もしなくてもいい』と思わせてしまった。 だから、れいむは安心して、花嫁修業も自活するための狩の仕方も、何も積極的に学ばず大人になった。 そんなれいむが、自分の我侭のし放題で、夫を酷使させて、見捨てられたとはいえ、 待てども待てども夫は帰らず、食べるものは無く、子供たちは飢え死にしていく中、 子供だけは死なせたくない、何とかしなくては、と考えるうちに、子供を死なせないためなら何をしてもいい と間違った方向に思考をしてしまった… 「きっと、たべるもののないおうちのなかで、おっとがかえってくるのをまつしかできなくて、 たすけをよんでも、おうちのそとにとどくはずもなくて、じぶんとこどもたちがうえてしんでゆくきょうふとぜつぼうのうちに、 だれもじぶんたちをたすけてくれない、じぶんたちはこどくなんだ、とおもいこんでしまったのよ。 …ぱちゅりーのかんがえだと、おそらくそのときにれいむはこわれてしまったのだわ。 あまりにゆっくりできないじょうきょうのなかで、ゆっくりでないなにかに…ゲスですらない、ゲスいじょうの なにかに、あのれいむはかわってしまったのよ。 それでも、じぶんのわが子だけはだいじだった。 この子だけは、まもりたかった。 この子をまもるために…」 ぱちゅりーはそう、分析する。 …もしかしたら、れいむと子供たちが飢え死にしかかっている時に誰かがおうちを訪ねて、 れいむたちを見つけて、助けてあげることが出来たなら、れいむも殺ゆん鬼にはならなかったかもしれない。 群れのみんなも殺されずに住んだのかもしれない。 そう思うと、ぱちゅりーは、長として群れを取りまとめる責任のある立場としては、もしかしたら事前に何か 出来たのではないか、そう考える部分もあるのだった。 「だからというわけではないけど…そうしても、とりかえせるわけでもないけれど… ぱちゅりーは、この子まりさをそだててみることにするわ。 この子は、まだははおやとおなじみちにすすむまえに、ひきかえせる。 ゆっくりごろしと、どうぞくをたべることがゆっくりできないことだということをおしえて、 ふつうにゆっくりとしていきられるようにきょういくすれば、ふつうのまりさになれるわ。 この子がすすむみちは、けしてゆっくりできるみちではないかもしれないけど… それに、たしかにぱちゅりーにはおちびちゃんがさんにんもいるけど、みんなぱちゅりーににてかしこくて しっかりした子ばかりだし、こあもてつだってくれるのだわ。 ひとりぐらいおちびちゃんがふえても、たいしたふたんにはならないわ、むきゅん」 「そう…ぱちゅりーがそうかんがえるなら、ありすはそれにはんたいするすじあいをもたないわ。 そうね、ありすも、こんなかわいい子まりさには、ははおやとはちがうゆん生をゆっくりしてほしいとおもうわ。 だってこんなに、ありすのおちびちゃんとも、なかよしになって… ありすのおちびちゃんは、とってもとかいはだけど、すなおじゃないところがあるから、ともだちもすくなくて… はじめてなのよ、おちびちゃんが、よそのおうちの子と、こんなになかよくできたのは」 「むきゅ…ぱちゅりーも、ありすのおちびちゃんが、この子まりさのともだちになってくれれば、 すこしはしんぱいごとがすくなくなるわ… この子は…むれの中で、どれだけのゆっくりがなかまとしてうけいれてくれるのか、とてもふあんなところはあるから」 ありすとぱちゅりーは、そろって眠っている子まりさと、子ありすの安らかな寝顔を覗き込んだ。 そして、この二人が、ゆっくりしたゆん生を、互いに助け合い支えあって過ごしてくれる事を、祈った。 (終わり)
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「おなかへったよぉ……」 「ゆぅ……ゆぅ……」 「ちゅかれたよぉ……」 「ゆひぃ……ゆひぃ……」 「おちびちゃん、がんばってね! もう少しだよ!」 子まりさと子れいむ、それより小さな赤まりさと赤れいむ、そして大きな親れいむの五 匹のゆっくり一家が街中を這っていた。 野良ゆっくりであるこの一家は、狩りの最中だ。そして子供たちの様子から容易に察す ることができようが、不調も不調、まったく獲物を得ることができていなかった。 親れいむも、もう少し、と励ますものの、もちろんなにかアテがあるわけではない。そ れどころか、アテにしていた二つのゴミ捨て場が、一つは既に人間がゴミを回収してしま っており、もう一つは先に来ていた別の野良一家に占領されていて追い返されてしまって いた。 「ゆゆぅ……すこしぐらいわけてくれてもいいのに……」 親れいむは、先ほどの、たっぷりと生ゴミが積み上がった「狩場」と、そこで我が物顔 でむーしゃむーしゃする一家を思い出して恨めしげに言った。あの一家がお腹いっぱい食 べて持ち帰っても余ってしまうぐらいの量だった。それなのに、自分たちだけで独り占め して、ゆっくりしていない連中だった。 成体一匹、子供二匹のこちらと違って、あちらは成体二匹、子供五匹という戦力であり、 喧嘩をしても勝ち目は無かった。戦力にはならずにむしろ集中的に狙われて真っ先に殺さ れかねない赤ゆっくりが二匹いるのも不利だった。 しょんぼりとする親れいむだが、実はあの後すぐに人間がゴミ回収に現れてゆっくりた ちも「ゆっくりゴミ」として回収されてしまっていたのだから、むしろれいむ一家は運が 良かった。 「ゆぅぅぅ、しょうがないから、ここの草さんを食べようね」 とある民家の庭にやってきた一家は、そこで苦い草を食べることにする。 「むーしゃむーしゃ、にがにがー」 あまりの苦さに目に涙が浮かぶほどだ。それでも我慢して食べればゆっくりの持つ餡子 変換能力によって少しは足しになる。 「ゆぷっ」 「ゆっ、吐いたらだめだよ!」 「ゆっくちできないよ!」 「ゆぴぃ……」 嘔吐しそうになった赤まりさを姉二匹が嗜め励ます。 「ゆぅ……」 まったくもってゆっくりしていない食事風景に親れいむは心を痛めた。 「みんな、日向ぼっこしようね!」 殊更元気な声で子まりさが言った。 「ゆゆん、日向ぼっこはゆっくちできるね!」 すぐさま子れいむもそれに和す。 「ゆっきゅち!」 「ひなたぼっきょ!」 妹二匹も嬉しそうに言った。 まだ所々に赤ちゃん言葉が抜けていないのにお姉さんらしさを見せる子供に、親れいむ は感無量であった。 「ゆん! それじゃあここで日向ぼっこしようね!」 「「ゆわーい!」」 苦い草しか無いその庭だが、日照には恵まれていた。 ゆっくり一家は思い思いに陽光を浴びてゆっくりした。 「ゆぅ……ゆぅ……ゆぅ……」 四匹の子供を抱えたしんぐるまざーれいむは日頃の疲労が一辺に出てしまったのか、す やすやと眠り始めた。 一方、遊びたい盛りの子供たちは、しばらくするとじっとしていられなくなった。 すーりすーりしたり、こーろこーろしたり、追いかけっこをしたり、ゆっくり遊び始め た。 「ゆゆ!?」 やがて、大きなおうちを探検(と言っても外壁を見ているだけだが)していた子まりさ が上を見つつ声を上げた。 「みんな、来ちぇ!」 「「「ゆゆっ?」」」 呼びかけに他の三匹がやってくる。 「あれ見ちぇ、ちいさなドアさんがあるよ」 「ゆゆ、ほんとだ!」 「ちいちゃいね」 壁に、小さなドアらしきものがついていた。その前に同じ高さの台が置いてある。 「ゆわあ、おうちはおおきいのにドアはちいちゃいにぇ」 「ゆ!」 何気無く口にしたであろう赤れいむの言葉に、子まりさが反応する。 「ゆゆゆゆゆ」 「ゆ? どうしたの?」 「おかしいよ、ここはにんげんさんのおうちだよ!」 「ゆん」 それは、親れいむによって教えられて承知していた。 「にんげんさんはおおきいのに、なんでこんなにちいさいドアがおうちについてるにょ?」 「「「ゆゆゆゆゆ!?」」」 言われて気付いた。この小さなドアでは人間さんの赤ちゃんですら通り抜けられないだ ろう。 「ゆぅ、なんだろうにぇ?」 「おちびちゃんたち、どうしたの?」 そこへ、目を覚ました親れいむがやってきた。 説明すると、親れいむも疑問に思ったらしく、ゆゆぅ、と唸った。 「ゆっ! まりさが行ってみるよ! おかあさん、あたまのうえに乗せちぇね!」 「ゆぅ……気をつけてね」 心配しつつも、気になるのは事実であったので、親れいむは子まりさを頭に乗せた。そ こから子まりさはドアの前に置いてあった台に飛び乗った。 「ゆぅぅぅ……ゆっ!」 とりあえず押してみると、ドアは上の方にと開いた。 「このドアさん、あくよ!」 「ゆゆゆっ」 「ゆっ、わかっちゃよ!」 赤れいむが叫んだ。 「きっと、これはれいみゅたち用のドアらよ!」 「「「ゆゆゆっ?」」」 赤れいむ曰く、こんな小さなドアは人間さんは出入りできない、ということはこれは自 分たちのような小さくて可愛い子ゆっくり用のドアに違いない。 そして、そこから導き出される結論は、このおうちに住んでいる人間はおちびちゃんが 大好きなとてもゆっくりできる人ということになる。 餡子脳ゆえの楽観過ぎる観測だが、この一家はゆっくりをゴミのように扱うひどい人間 を見たことがある一方で、あまあまを人間に貰ったこともあった。 「ゆっくちできりゅにんげんしゃんなら、あまあまくれりゅよね!」 「あまあまたべちゃいよ!」 「ゆっ、まりさたちが中に入ってみるよ」 「ゆっ、ゆっ、でもドアさんが」 期待に目を輝かす妹二匹に、意気込む子まりさだったが、子れいむが困った声を出した。 押すと、確かにドアは上に開く。しかし、少し油断すると戻ってきてしまう。 「ゆっ、二人で一緒に押せば大丈夫だよ!」 「ゆゆっ、そうだね!」 かくして…… 「「ゆーしょ、ゆーしょ」」 「がんばっちぇ、おねえしゃん」 「がんばりぇ! がんばりぇ!」 「無理しないでね、気をつけてね」 悪戦苦闘しつつも、姉二匹は、なんとかドアを上に押し開けて、生じた隙間を通り抜け ることができた。 バタン、とその瞬間、ドアが背中をこするようにして元に戻る。 「ゆ゛びっ!」 「いぢゃい!」 それに悲鳴を上げたものの、それにもめげずに前に進む。 「「ゆーしょ、ゆーしょ」」 前には、また同じドアがあった。 二度目なので要領はわかっている。二匹はドアに押し潰されそうになりながらもなんと かおうちの中に入ることができた。そこにあまあまが待っていることを疑いもしておらず、 それが原動力になっていた。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ」 「あまあまはどこかにゃ?」 子まりさと子れいむはそれぞれ別の方向に跳ねて行く。 「ゆっ、ねこさんがいるよ!」 やがて、子れいむが丸くなって眠る一匹の猫を発見した。 「ゆっ、ねこさん、あまあまはどこにあるの?」 普段は、子れいむもここまで無防備に猫には近付かない。カラスや鼠と同様、猫は野良 ゆっくりにとっては恐ろしい生物だ。 しかし、ここのおうちはなんといってもおちびちゃんが大好きなゆっくりできる人間さ んのおうちであり、そこに住んでいるらしき猫もそうであろうと勝手に思い込んでいた。 もちろん、そんなわけはねえのである。 あまあまが食べられると感極まって、子れいむがもみ上げをぴこぴこと上下に激しく揺 すっているのもまずかった。 「にゃっ!」 動くものを見れば「狩り」をする。 それが猫の習性である。ゆっくりに対する悪意の有無の問題ではないのだ。 「ゆぴっ!」 子れいむは、思い切り猫の前足で叩かれた。 「ゆ゛ああああ、いぢゃいよぉぉぉぉ!」 甲高い大声を上げる。それに一瞬猫は怯んだものの、一瞬だけのことで、すぐに激痛に よって先ほどよりも早く激しくぴこぴこする子れいむのもみ上げに刺すような視線を注い だ。 「れいむ、どうしちゃの!?」 子まりさが悲鳴を聞きつけて跳ねてきた時には、子れいむは猫の前足によって完全に押 さえつけられていた。 「ゆゆ!? ね、ねこさん、やめちぇね! 痛がってるよ!」 必死に制止しようとする子まりさなど、完全に猫の意識の外である。 「ゆぎぃ!」 子れいむが一際大きな悲鳴を上げた。 猫が噛み付いた。そして、その牙が子れいむの右目に深々と突き刺さったのだ。 「ゆっぎゃあああああ! れいびゅの、おめめぎゃああああ! やめぢぇぇぇぇ!」 猫が頭を振る。 「ゆぎ、やべ、やべちぇ……ゆ゛っ……」 子れいむは精神が耐えられる限度を超えた激痛によって気を失った。反応が無くなると、 猫は狩りを終えた。 「ゆ゛……ゆ゛……れ、れいびゅが……ひぢょいよぉぉぉぉ! どぼちでごんなごとすり ゅのぉぉぉ!」 全く予想だにしていなかった仕打ちに、子まりさが泣き叫ぶ。 「……」 「ゆぴ」 そして、そんな子まりさを猫が興味津々といった感じに見つめているのに、ようやく気 付いた。 「や、やじゃあ、ごっち来ないでぇ」 ガタガタと震える子まりさは、猫を誘っているようなものだ。 「おい、どうした」 そこへ、一人の青年が現れた。子れいむの悲鳴を耳にして別室からやってきたらしい。 「ゆ゛わああああ、にんげんしゃん、だすげでえええ!」 未だに「ここの人間さんはゆっくりできる人」と思っている子まりさは、必死に助けを 求めた。 「え? ゆっくり? なんだなんだ。なにがあった」 「ゆひぃ、ゆひぃ、ねこさんがれいびゅを、ゆ゛あああああ」 「ん? あ、こっちにも一匹いるな」 青年は、ぴくりとも動かなくなっている子れいむに気付いた。 「で? なにがあった」 青年は、子まりさに話を聞いた。その間、猫はもう興味を失ったようで、子まりさのこ となど完全無視して毛づくろいをしていた。 「あー、そっから入ってきたのか……それにしても、ゆっくりのおちびちゃん用のドア、 ねえ」 青年はそう言って苦笑して、もはや我関せずと昼寝している猫を見た。 「あれは、あいつ用の出入口だよ」 「ゆゆ?」 それから、青年は説明したが、ただでさえ動転している子まりさが理解できたとは言い 難い。 「まあいいや、さっさと帰れ。二度と来るなよ」 ゆっくりに対して、感情と呼べるようなものを抱いていない青年は、勝手な思い込みで 家に侵入してきて飼い猫にこっぴどく痛めつけられたのに同情もしない代わりに、駆除し たりしようともしなかった。 「ほれ、こっち開けてやるから」 子ゆっくりの小さな体で必死にドアを開けて入ってきたのであろうことを察した青年は、 その猫用ドアの横にあるテラスタイプの窓を開けようとした。 縦長の窓で床についているが、地面までは距離があるので手に乗せて外に出してやろう と思っていた。 「ん?」 と、子まりさに手を差し伸べようとしたところで、庭に大きなれいむがいるのに気付い た。 「親か」 青年は、窓を開けた。 「ゆっ、お兄さん! ゆっくりしていってね!」 「はいはい、ゆっくり」 「れいむのおちびちゃんが遊びに行ってるはずなんだけど、知らない?」 「おにいしゃんはゆっきゅちできりゅ人らよにぇ!」 「あまあまちょうらい!」 「お、もっと小さいのもいたのか……で、おちびは……確かにいるんだけど」 そう言って、青年は屈んでから、両手を親れいむに向けて差し出した。 「ゆっ、おちびちゃん!」 「ゆひぃ……お、おかあしゃぁぁぁぁん!」 「ゆ!? ど、どうしたの? ゆっくりしてね!」 青年の手に乗った子まりさに嬉しそうな笑顔を向けた親れいむだが、子まりさが泣いて いるのを見て困惑する。 「ゆぴゃあああああん、れいびゅが、れいびゅがぁぁぁ!」 「ゆゆゆ? れ、れいむがどうしたの? ゆっくりしてね! ゆっくりしてねえええ!」 「まりしゃおねーしゃん、なかにゃいでえ!」 「れいみゅおねーしゃんはどうちたの?」 「あー、そのな」 ゆっくりたちの様子を見て、さすがにバツが悪そうに青年が部屋の奥に入ってすぐに戻 ってきた。 その手の上には、全身傷だらけで息も絶え絶えな子れいむがいた。 「お、おちびぢゃんがあああああ! どぼじだの? なにがあっだのぉ!」 「どうも、うちの猫にやられたみたいだな」 と、青年が親れいむの前に子れいむを置く。 「おちびぢゃん、おちびぢゃぁぁぁん!」 「ゆ゛……おがあ、じゃん……ゆっぐち、できないぃぃぃ」 「ゆっぐちぢでえ! おちびぢゃん! ゆっぐちぃぃぃぃ」 「まあ、死にゃしないだろ、たぶん」 最も深い傷は右目のそれであるが、その他は全て浅く表面を傷つけているだけだ。痛い ことは痛いだろうが、中枢餡は無事だろう。 「これに懲りたらもう来るなよ」 「ゆびぃぃぃ、れいびゅぅぅぅ、まりざが、まりざがちいざなドアさんを見つけなければ ごんなごとにはならながっぢゃのにぃぃぃ!」 「おねえじゃん、ゆっぎゅち、ゆっぎゅちちでえええ!」 「ぺーろぺーろすりゅよ! ぺーろぺーろ」 「おねがいだがら、おめめをあげでええええ」 「……」 嘆き悲しむゆっくり一家に、さすがに哀れさを催した青年は何か菓子でもくれてやろう と思った。 「おい、ちょっと待ってろ」 と言って、台所に行こうとした時、その背中に、憎悪に凝り固まった親れいむの声がぶ つかってきた。 「ゆるざないぃぃぃ、仕返じじでやるぅぅぅ!」 「へ?」 言うちゃ悪いが、そんな身の程知らずな言葉が飛び出すとは思っていなかった青年は、 呆けた顔をれいむたちに向ける。 「ま、まりざもや゛るよ!」 「ゆ゛、それにゃら、れいびゅも!」 「ま、まりじゃも、ちがえちすりゅよ!」 「いやいやいや、お前ら、俺に仕返しって……」 そんなことできると思ってんのか? と言おうとするのを、親れいむが遮る。 「人間さんには勝てないよ」 「……なんだ、わかってんのか」 それならば、まあ、怒りの持って行き場が無くてできもしない仕返しなどと叫び散らし ているだけか。 「仕返しずるのは、ねごだよ!」 「ん?」 「れいびゅをごんなにじだのは、ねごだがら、ねごに仕返しじでやる!」 「……あ?」 「ねごなら、れいぶだぢが力を合わせれば勝でるよ!」 「ゆん! そうだよ!」 「ねこしゃんをせいっさいっ、すりゅよ!」 「れいみゅおねーじゃんとおなじにじでやりゅ!」 「……なんだと」 いや、無理だろ、と思っていた青年だったが、あまりにも凄まじいゆっくり一家の怨嗟 に顔を強張らせた。 青年は飼っている猫のことを溺愛しており、傷一つつけられるのもゾッとする事態であ った。 そして、青年の思考は深みにはまっていった。普通ならば、ゆっくりごときに子猫なら ともかく大人の猫がやられるはずなどないと思うだろうが、しかし、ゆっくりはなんとい っても知恵がある。餡子脳といえど、知恵はあるのだ。そして、群れることもある。 あのれいむたちが野良ゆっくり仲間に呼びかけて数を集めて、その上に作戦を立ててき た場合、彼の愛する猫が無傷でいられる可能性は100%ではない。 青年もふと我に返って、ただでさえその日々の暮らしに追われる野良ゆっくりが、猫、 しかも人間に飼われているそれを襲撃するのに手を貸すはずはないなと思ったりもしたが、 それでも100%ではない。 脳天気にゆっくり生きている饅頭といった認識を覆すれいむたちの思わぬ怨念に、青年 も当てられていた。危機に瀕しているのが愛猫だというのもそれに拍車をかけていた。 「みんな、きょうは帰るよ! 仕返しはまた今度だよ!」 「ゆっ、ゆっぐちりがいじだよ!」 「ちかえちちようにぇ!」 「ぜったいちようにぇ!」 傷付いた子れいむがいるので、とりあえずは引き上げるようだ。親れいむが、そっと子 れいむを口に入れようと舌を伸ばした時、青年が言った。 「ちょっと待て」 「ゆ? 今更謝っても遅いよ!」 「そうだよ! もうゆるさないよ!」 「まりしゃたちちかえちすりゅよ!」 「ちかえち! ちかえち!」 「あまあまやるから、ちょっと待ってろ」 青年は急いで家の奥にと小走りしていった。 「そんなのでゆるじであげるわけないでじょおおおお! でもあまあまは貰うよ! 」 「そうだよ! ゆるざないよ! でもあまあまは貰うよ!」 「あまあまたべちゃいよ!」 「ゆわーい、あまあまらぁ!」 青年はビニール袋を持って戻ってきた。 「ゆっ、はやくあまあまちょうだいね! でも仕返しは止めないよ!」 そう言った親れいむを、青年は掴み上げてビニール袋に入れる。 「ゆべっ!」 「ゆわ、おかあしゃん、だいじょうぶ?」 と言った子まりさも同じくビニール袋へ。 「ゆわー、おしょらをとんでるみちゃい~」 「ゆっきゅちできりゅよ!」 赤れいむと赤まりさも同様の経緯を辿り、子れいむを除くゆっくり一家はビニール袋の 中におさまった。 「ゆ? どこにもあまあまなんてないよ!」 「そうらよ! あまあまはどきょなにょ!」 当然である。あまあまをやる、というのはこいつらを足止めするための嘘だったのだ。 「れいみゅ、おこりゅよ! ぷきゅーすりゅよ!」 赤れいむが、ぷくーと膨らんだ。 ぐしゃ。 目一杯膨らんだ赤れいむが上からの衝撃によって潰された。即死であった。 「ゆ゛ああああああ、おちびぢゃんがあああああ!」 「い、いぼうどがあああああ!」 「れいびゅぅぅぅぅ!」 ぐしゃ、ぐしゃ、ぐしゃ。 叫んだれいむたちに、次々に衝撃が襲い掛かる。 「ゆべ! やめでえええ!」 「いぢゃいぃぃぃ」 「きょわいよぉぉぉぉ!」 ビニール袋に入れられて行動の自由が制限されているために一方的に攻撃にさらされて しまう。 衝撃の正体は、もちろん青年の踏みつけだ。 彼は、このれいむたちに猫が仕返しされるのを防ぐ最も確実な方法を選択したのだ。 この場で殺してしまえばいい。 そうすれば、彼の愛する猫がこいつらに危害を加えられる可能性はゼロになる。 「やべでえええええ、あやばります、あやばりますがらああああ!」 先ほどまでの怨念はどこへやら、親れいむは必死に懇願した。もともと恨みのような感 情を長く抱き続けるのには適していない饅頭である。 「おちびぢゃんだけは、おぢびぢゃんだけはゆるじでええええ!」 「ゆべ! ゆひぃぃぃ、まりじゃじにだくないよぉぉぉ!」 「ゆ! おねえしゃんがぺーろぺーろしてあげるよ! ぺーろぺ……ゆびゃっ」 妹が痛がるのをぺーろぺーろしようと差し出した舌を思い切り踏み潰されて、子まりさ は激痛に叫ぶこともできずに涙を流す。 「やめまず、仕返じなんでやめばずぅぅぅ、だからゆるじでえええ、おちびぢゃんだげで もゆるじでえええ!」 「ゆ゛ぴゃあああん、おねえじゃん、ゆっぎゅちぢでえ!」 「ゆひぃー……ゆひぃー……」 舌に続いて、体の半分を踏み潰された子まりさは微動だにせず、か細い呼吸をするだけ になっていた。死ぬのは時間の問題であろうが、最後の幸福が訪れた。すぐに次の一撃が 来て、死ねたのだ。 「……しぶといな」 袋の口を開けて中を確認した青年に向けて、親れいむと赤まりさは滂沱の涙に顔中をふ やけさせながら命乞いをする。 「だずげでえええ、おぢびぢゃんだけでもだずげでええええ!」 「ころしゃにゃいでぇ、まりじゃ、もっちょゆっぎゅ」 ぺしゃ、と赤まりさが潰された。中を見て、位置を確認した上で狙ったためだ。 「ゆ゛あ……あ、ああ……れいぶのおぢびぢゃんが……とっでもゆっぐりじたおちびぢゃ んが……ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛」 空ろなれいむの顔も、それから次々に落ちてくる青年の足によって潰れていき、やがて 中枢餡が二つに割られて絶命した。 「……ふぅ」 青年は一息ついた。 「ゆ゛ひぃぃぃぃ」 小さなその声の方を見れば、子れいむが左目を見開いて一連の惨劇を眺めていた。 「お前で最後か」 「や、やめで……もう、もうおうぢにはいっだりじまぜん。もう、もう来ませんがら」 青年は子れいむをビニール袋に入れた。 「ゆ゛っぎゃあああああ! おがあじゃんがあああ! まりじゃがあああ! いぼうどだ ぢがあああ!」 「うっさい」 ぺしゃ。 「ふう……ゆっくりゴミって次いつだっけか」 「にゃお」 「おう、出かけるのか」 「にゃお」 「気をつけて行けよ、野良ゆっくりが多いからな」 飼い主のその声に、猫はにゃふんとしたように見えた。 あんな饅頭どもに自分が不覚をとるわけがないだろう、とでも言っているのだろうか。 青年は、苦笑した。 終わり おちびちゃん用のドア! んなわけねーだろ、このボケ 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 340 ゆっくりほいくえん ふたば系ゆっくりいじめ 396 つむりとおねえさん ふたば系ゆっくりいじめ 444 ドスハンター ふたば系ゆっくりいじめ 479 やさしいまち ふたば系ゆっくりいじめ 512 恐怖! ゆっくり怪人
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『おちびちゃんとちゅっちゅ』 14KB 愛で 愛情 変態 飼いゆ HENTAIモノです 多少HENTAI表現が含まれております すいませんが苦手な人はお帰り下さい。 読者が読んで面白いSSより自分が書いていて楽しいSSです。 時間がもったいないとか仰る方もお帰り下さい。 虐待要素は薄いです。 過去作 anko2842私とゆうかの一日 等 ------------------------------------ 「ゆゆぅ~かわいいおちびちゃんだよ~」 「まりさみたいなつよくてかしこくてりっぱなゆっくりなるのぜ」 「おにいさんはおちびちゃんをつくっちゃだめっていってたけど こんなにかわいいおちびちゃんをみせればおにいさんもゆるしてくれるね」 「とうぜんなのぜ!おちびをみてゆっくりしないいきものなんてこのせかいにそんざいしないのぜ!」 「「ゆゆ~ん、ゆっくりしていってね」」 ------------------------------------ 「ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ” まりざづぶれりゅ!つぶれじゃうのぜ!」 帰ってきたらおかえりも言わずに第一声が 「ゆゆっおにいさん れいむとまりさにかわいいおちびちゃんができたのぜ」だ。 俺がまりさを踏み潰しても過剰にはならなかろう。 「おにいさんやめてね!どうしてこんなことするのぉぉぉ!れいむおこるよぉぉぉ」 『どうしてだ?勝手にガキなんてこさえやがって! つるからゆらゆら揺れてるガキがうざいいんだよ! てめーが番欲しいっつからおちびちゃんは我慢するからって昨日この糞袋を買ってやったのに わずか一日でガキ作るだぁ?今時の高校生でさえ三日ぐらい我慢できるっつーの! てめーらは僅か10時間も持たなかったっつーの! 第一俺はまだ童貞なのにそれを尻目に交尾なんざケンカ売ってるのか?! 俺だって交尾したいっつーの!!!』 「ゆ゛っ… ゆ゛っ… ゆ゛っ… ゆ゛っ…」 ついにまりさに最期の秋が あっやべつい足に力が入っちまった。 糞袋とはいえ銅バッチ躾積みで3000円もしたのに このお兄さんは特別ゆっくりが好きな訳ではない たまたま小れいむを拾い気まぐれで育てていた。 町のゆっくりの駆除活動にも参加し 特にゆっくりを潰す事への罪悪感も無かった。 あんまり生意気に育つようだったら潰して捨てれば良いと思っていたのだが これが中々聞き分けがよく銀バッチを狙えそうなぐらいにはなっていた が、お兄さんは銀バッチテスト試験料5000円という料金指定が馬鹿馬鹿しくなり銅止まりであった。 れいむは賢いとはいえやはりゆっくり、寂しさに弱くいつもお兄さんに話し相手が欲しい、番が欲しいと呟いていた。 おちびちゃんは我慢する、あまあまも我慢する、おにいさんをゆっくりさせる 決して迷惑はかけないと。 お兄さんもれいむと暮らしれいむも中々可愛くおもえるようになり れいむが家に来て一年になる日、番のまりさを買ってやったのだった… それが昨日の事でありその矢先がこれである。 番を購入する際は細心の注意が必要とゆっくり取り扱いマニュアルにも書いてあるのだが 何れ子供も欲しがるだろうと、二年目あたりには子供を許してやろうと考え去勢もせずに 今日を迎えたのであった。 「ゆ゛っ… ゆ゛っ… もっど… ゆっぐぢ… ぢだがっだ…」 チッ、3000円っていやぁ旨い飯がたらふく食えるってのによ… それを煮ても焼いてもほんとの意味で食えねえ糞饅頭なんて買うんじゃなかった。 『さて、どするれいむ?チビを潰すか?それともお前も一緒にしぬか? 俺は飼いゆっくりを捨てるなんて外道で最っっっ低な犯罪は犯さないぜ。』 「ゆっゆぁぁ、ゆっくり!ゆっくりしていってね!おちびちゃんはゆっくりできるんだ…よ…」 『何がゆっくりだ?そんなてめーと糞まりさににたガキなんて可愛くもねーんだよ 見事に並んだその黒金黒金緑って不気味なゴミいら… ねーって…』 ん? 根元から数えて まりさ、れいむ、まりさ、れいむ、ゆうか… こうして俺の人生は変わりました ------------------------------------ 『れいむちゃんごめんねぇぇぇお兄さんまりさが急に飛び出してきたからびっくりしちゃったんだよぉぉぉ』 「そんなわげないでじょぉぉぉまりさはおにいさんがころしたんだよぉぉ!」 まてまてれいむ、これは本当に事故だったんだよ、 仕方の無い事なんだよ! 「れいむ… いとしのまりさがいなければいきててもいみなんてないよ… ぐすっ」 『いやいやれいむ、そんな事無いぞ 目の前のおちびちゃんを見てみろ、おちびちゃんを産んで育てられるのはおまえしかいないんだぞ! おちびちゃんが出来た以上おちびちゃんたちの輝ける未来を作る義務が!いや、天命がれいむにはあるんだ!』 「ゆぅぅ…でもまりさもいないのに い~ち に~ たくさんのおちびちゃんなんてそだてられないよ」 『大丈夫だ!俺が手伝ってやる!俺の狩りの腕を知ってるだろ? あまあまもいっぱい取れてこれただろ?れいむがおなかを空かせることなんてあまりなかっただろ? おちびちゃんのために俺も頑張るからさ』 「ゆっそうだね そうだよね れいむががんばっておちびちゃんをそだてなきゃ りっぱなおかーさんになれないよね」 『そうだその意気だ!れいむも昔っからおかーさんになるのが夢って言ってたじゃないか』 「ゆん、わかったよ れいむとおちびちゃんはまりさのぶんまでゆっくりするよ」 (しめしめ、これでれいむもその気になったし上手くまりさの事は諦めたみたいだぞ) お兄さんは町に転がっているゆっくりに愚息を立てる事はありませんでしたが 幼少のころに偶然見てしまったゆかり×ゆうかのゆーぶい(ゆっくりのAV)を思い出しました。 またゆっくりのまむまむは人間のよりイイともゆーぶいで聞きました。 お兄さんは一度でいいからゆうかとすっきりしてみたかったのです。 ------------------------------------ その後無事に赤ゆをれいむは出産した。 俺もれいむの出産に立会い、っていってもタオルで蔓から落ちる赤ゆを受け止めるだけだが。 ちなみに蔓から一番早く落ちたのが長女らしく 根元から一番離れており蔓の天辺にいたゆうかが長女になった。 残りの四匹はどうでもいいから覚えてない。 それから赤ゆはすくすくと育ち俺も家族の一員として、おもに狩役として認められるようになっていた。 「ゆ?おにいさんおかえりなさい、ゆうかのたのんだけーきさんはかってきてくれた?」 『ゆうかりんたっだいまぁぁゆうかりんの大好きな一切れ78円のけーきさんをたっくさん買ってきたよぉさあおたべ ああ・・・ケーキを食べるゆうかりん・・・ なんて可愛いんだ・・・』 なお高いケーキなど食べさせた事がないので安物で我慢している。ゆっくりは無欲だね。 「うめっまじうめっぱねぇ」「ゆうかおねーちゃんこのけーきさんおいしいね」「ゆゆっこのまりちゃしゃまにあまあまをもってくるとはつかえるやつなのじぇ」 どうやら他の四匹は汚く食い散らかしゲスの前兆まで見せていやがる、それをゆふふとみまもる親れいむ、 ちったぁ躾けろっつーの! これがゆうかの親と妹じゃなければブチ殺してやるところなのに。 ------------------------------------ その後ゆっくり達を甘やかした結果見事なゲスへと変化していた。 まさかのゆうかまでもが俺を奴隷と呼ぶようになった。 どこで育て方を間違えたのだろうか… あらかじめインターネットで調べたがだいたい高確率でこうなる事は分かっていたのだが。 ああ、俺はこれからも狩人として奴隷としていきてくのだろうか… おれは そんな人生に… 不満など無い! 狩人?奴隷?そんなもんいくらでもなってやるさ! 目の前には最低でも100万をくだらない希少種のゆうか。 このままゆうかが生態になれば夢の希少種とのゆっくすができる! 注 ゆっくすとはゆっくりの言葉で交尾という意味である! これで晴れて俺も童貞卒業、ラブラブチュッチュ、キャッキャウフフの夢の生活がおくれるぜヒャホォォォ ゆっくりは三ヶ月で生態になる。 生態になったら小指、人差し指、指二本とまむまむを拡張していき ついには俺の脱童貞パーリィがはじまるのぜ なぁにまむまむといえば産道、ミカン大のゆっくりが生まれてくるんだから ミカン以下の俺のぺにぺにも入るはず!夢が広がりんりん。 こうして俺の脱童貞計画は着々と進んでいくのだった。 ------------------------------------ 続けていい? 嫌な人はブラウザ・タブを閉じてください ------------------------------------ ゆうかは生意気に育ってしまった。 善良質な親れいむのせいか家族とも割りと仲がよく 寂しくないのかゆうかもあまりお花を育てたがらない。 このままだと半強姦に近くなってしまいそうなではあるが どうせなら気の強い女(?)のほうがすっきりしがいがある。変な性癖でごめんねー さあ草木も眠る八つ半、別名丑三つ時、もちっと分かりやすく言うと夏・午前一時過ぎ ぐっすり眠ったゆうかりんとのフィーバーナイトが今はじまる。 ゆうかりんを引っ張りだすとさすがに目が覚めたのか 「ゆぅう~ん、どれいがなにかようかしら」とゆうか。 お兄さんはサッと顔色を変えて『ゆうかりんが今一番シタイ事をしてあげようかと思って』と呟く。 にやけたいところだがここが我慢のしどころ。 「どれいがなにをいっているのかわからないわ」といい終える瞬間に ゆうかに不思議な感覚が走った。 (なにこれ、からだがむずむずするわ) お兄さんはゆうかが蔓に生っていたころからネットで研究をしはじめ ゆっくりの欲、すなわち食欲、好奇心、種別による欲、そして性欲を調べていた。 食欲はたんと食べ物をあげれば解決する。 好奇心は現状家族でお兄さんの家を探検する事で解消している。 種別による欲、草花を育てたいとする欲は家族でいるせいか目覚めていない。 性欲もまた生まれ持ったモノではあるが切欠がないと目覚めないのである。 話がそれたがゆうかに性の切欠をあたえてやればいい。 ネットで探した発情用振動シートの上にゆうかを乗せればいいだけである。 ホームセンターでも自作できそうではあったが 説明書を見るに気付くか気付かないか分からないギリギリの振動が 覚性するのに一番適していると書いてあった。 大きすぎる振動はゆっくりが嫌がりすっきりモードになりにくいそうである。 なるほどいい値段がするのに売れてるわけだ。 その振動シートに乗せられてるとも知らず ゆうかは「どれいのくせにゆうかのすーやすーやのじゃまをしないでね」 と悪態をついてはいるものの少しづつ顔がほてり始めるのが分かる。 「あれ~ゆうかりん顔が赤くなってるけどどうしたのかなぁ?」 といいながらゆうかの肌をそっと撫でた瞬間 ゆうかがアッと声を出すと同時にビクンと反応する。 全身性感帯といわれるゆっくり、初めての発情による始めての刺激に思わず声をあげた。 ハアハア言いながらゆうかが少し落ち着くと 「ど、どれいはおとなしくゆうかをお、おうちに、おうちにもどしてね」 振り絞って命令をしたがよほど頭が混乱しているらしい。 そもそもここはゆうか達の寝室の隣部屋であり何度も探検をした場所であり ゆうかは自分で寝室に戻れるのである。 それがおうちにもどしてねとは自分が動けないからゆうかを寝室まで運べとの事、 普段は割と冷静なゆうかが自分が動けない事を奴隷と呼ぶお兄さんに訴えたのである。 お兄さんの顔が少しづつ緩む。 振動シートは今も振動を続けている。 動けないゆうかがそこでシートの上から動けないことでさらに性の渦に巻き込まれてくのであった。 十数分間このようなやりとりをし、お兄さんがそっと 『ゆうかりんは大分火照っているみたいだけどもしかしてエッチな事考えてるのかな?すっきりの事を考えているのかな』 B級AVやエロゲーのような台詞だがゆっくりにはそんな事も分からずゆうかは顔をまっかにして 「ゆうかがそんなことをかんがえているわけないでしょ?ばかなの?しぬ-」 ゆうかは例の台詞を言い終わる瞬間にお兄さんに頬を両掌でたっぷりと撫でられた- ゆうかがもだえている最中まむまむに指が当たると 「△○×☆□○×☆□△○△○×☆□△×☆□!!!」 ゆうかは普段のハスキーボイスからは信じられないほどの喘ぎをあげ ビクンビクンと痙攣した。 どうやらすっきりしてしまったようだ。 『そりゃすーりすーりで子供ができるとは知っていたけど こんなに早くイクとは思わなかったよ』 もちろんゆうかには聞こえていない。 お兄さんもいきなり初日からデキるとは思ってもおらず ゆうかをすっきりさせる事ができまずは満足していた。 『さて、あまり夜更かしをさせるのも良くないしそろそろ寝かせてあげるかね』 こうしてお兄さんの脱童貞大作戦の一日目は終了した。 ------------------------------------ 昨夜の事はゆうかにとってもショックだったらしく 「あ、どれいおはよう…」 ぽーっと何かを考えているように見え悪態らしい悪態も吐かなくなっていた。 他ゆんをはっきりと観察しない親れいむと妹達は気付いておらずキャッキャと遊んでいる… ------------------------------------ 二日目ともなるとゆうかも初めてのような緊張はせずに快楽の虜となった。 生物は弱ければ弱いほど性の快楽に弱い。 本日は発情したゆうかのまむまむに少しづつ指を入れていくのだった… そんな事が一週間も続くとゆうかも心と体が疼きはじめ 少しづつお兄さんを受け入れるようになっていった。 ゆうかも希少種の端くれであり成長とともにおにいさんの餌を探す能力、家を維持する能力、 そしてゆっくりを遥かに超える腕力。 人間の男の価値も一般には腕力、財力、顔、知力、そして一物と言われている。 財力や顔は人間独特であるがその他の力、知力、はほかの生物にも対応される価値である。 ゆうかは普段悪態をつきながら内心お兄さんは腕力、財力、知力を(ゆっくりの価値観的に)満たしているのは認めていた。 顔は人間とゆっくりなのでお互いに良し悪しはよく分からない。 さらに言うとゆうかはぺにぺにが何なのかを知らない。 ゆうかがお兄さんを受け入れるのも必然といえば必然であった。 ------------------------------------ 『さっ今日はゆうかりんのまむまむにどれくらい指が挿るかな?』とお兄さん。 「もう、きのうはゆうかのおくにまではいったんだからそれいじょうはいるわけないでしょ」と返すゆうか 「ねえおにいさんはどうしてゆうかとすっきりしたがるの」 二人だけの時はどれいからおにいさんに格上げされていた。 『お兄さんはずっと前からゆうかの事が好きだったんだよ、ゆうかがまだお母さんの蔓についている時からね』 ゆうかはまんざらでもなく「もう、おにいさんったら」と返し終わる頃には お兄さんの指がゆうかのまむまむを開いていた。 『ゆうか、今夜はお願いがあるんだ』 「なあに?おにいさん」 『おにいさんのぺにぺにをゆうかのまむまむに挿れてもいいかな?』 「!!!!!!!!!!!!!!!!」 ゆうかの顔がかーっと赤くなり元々透き通るような白い肌である事を忘れさせられる。 ゆうかはしばらく黙っていたが小さくコクっと頷き肯定の意を示した。 ゆうかのまむまむは濡れに濡れおにいさんのぺにぺにもギンギンである。 おにいさんのぺにぺにに関しては初日からずっとギンギンであるのだが。 ゆうかをやさしく抱き上げるとそっとゆうかを腰の位置まで移動させた。 お兄さんとゆうかの秘所が始めて触れる、お互い初めて同士であった。 少しづつ少しづつ挿入していく… 挿し終えた瞬間お兄さんは我慢ができなくなった。 ゆうかのなかが想像以上に気持ちよかったのである。 そもそもゆっくりの餡子は人間の血液と同様常に流動しているのである。 当然まむまむにも同じ事がいえ人間のようにストロークをせずとも常に流動餡がぺにぺにを刺激し続けた。 人間同士ではイキそうになるとピストン運動を控えぺにぺにを落ち着かせ 落ち着いたらまたピストン運動に戻る事により性行為時間を延ばすテクニックがあるが 常に刺激を受けている以上休憩などできずに出てしまうのである。 なおお兄さんは童貞無知識であるためそんなテクニックは知らないわけだが。 そしてついに(挿入終了後約2秒)お兄さんはゆうかのなかで精液を出してしまう。 こうしてお兄さんは童貞を卒業したのであった。 ------------------------------------ 「どれいははやくごはんさんをもってきなさい、たくさんもってこないとせいさいするわよ」 と家族の前で言いつつそっと 「おにいさんこれじゃああまあまがすくないわ、もっともってこないとよるのすっきりはしてあげないわよ」 と耳打ちされるようになった。 ここに数少ないゆっくりの奴隷となった人間が存在するのであった。 あとがき 前半と後半で書き方を変えましたが 官能小説どころかエロゲーもあまりやったことないのでぺにぺに立たなかった方はすいませんでした。 ですがゆっくり饅頭にぺにぺに立たないのが普通ですので大きな問題はないかと思われます。 だれかもっとゆっくりのエロ絵やエロSSをかいてね。たくさんでいいよ。 挿絵:さなえあき
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かわいいおちびちゃん 28KB かわいいおちびちゃん やあ。俺は虐待お兄さん。 俺は一匹の子まりさを飼っている。可愛いペットだ。俺によく懐いてる。 目は抉られてるし髪はズタボロ。飾りだって無くなりかけてるけど、俺には宝物みたいなもんなんだ。 なぁまりさ。 ゆっくりしていってね!! 「ほーれ、くすぐったいかー?まりさーこちょこちょこちょ」 「やめてね!やめてね!!」 時は正午過ぎ。子まりさと遊んでやっていると、何やら窓の方からやいのやいのと騒ぐ声がした。 お客さんが来たかな? いそいそと裏庭に回ると、予想通りゆっくりが入り込んでいた。 親れいむに赤れいむ5匹、あと赤まりさが2匹か。 ちょうどいい感じの数の親子じゃないの。ゆっくりしていけよ。 とりあえず挨拶から入るのは会話の基本。 「ようお前ら。ゆっくりしていってね!!」 「「「「「「「「ゆっくりしていってね(にぇ)!!」」」」」」」」 「で、ここは俺の家なわけだけど、お前ら何しに来たわけ?」 「このいえはおおきくてりっぱだかられいむにふさわしいよ!おにいさんにはもったいないからもらってあげるよ!! あとあまあまももってきてね!!はやくしてね!!」 「「「「「「「もってきてにぇ!!!」」」」」」」 うーん。いい感じのゲスだ。これは期待が持てる。 とりあえず罵倒しつつ話の流れを誘導してみようか。 「何でお前らにあまあまやらないといけないんだよバーカ。味噌汁で顔洗って出直してきな!」 「なにいってるのおおおお!!!!れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよおおおおお!!!」 「シングルマザー?そんなもん知るかよ。 お前もゆっくりだったら、せめて『おにいさんをゆっくりさせてあげるからかわりにあまあまちょうだいね』 ぐらい言えねーのか?自分ばっかりゆっくりさせろって、お前本当にゆっくりなのか?」 「きいいいぃぃぃぃ!!!!おにいさんはゆっくりできてないよ!!いいからさっさとあまあまよこせ!!」 「ゆっくり出来て無いお兄さんをゆっくりさせてくれたら、あまあまでも何でもくれてやるよ。他はだめだ」 「うるさいよ!さっさt」 ぼごぉ! 母れいむを一発蹴り飛ばす。ゲスと話すには一発かましてからじゃないと、手間ばっかりかかるからな。 「もう一度だけ言ってやろう。俺をゆっくりさせてくれたらあまあまでも何でもくれてやる。他はだめだ」 「ぶったあああぁぁぁぁぁ!!!!れいむをぶったああぁぁぁ!!!!かわいそうなしんぐるまざーの れいむをぶったよおおおお!!!!」 おいおいと泣きだし、地面に突っ伏すれいむ。それで良い。 ここでまだ向かってくるような真性だったらサヨウナラだった所だが、 こいつは痛みで上下関係を教えこむことが出来るタイプだ。 このタイプは非常に利己的なので、俺のやりたいことにぴったりなのだ。 「「「「「「「おかあしゃああああん!!しっかりちてえええぇぇ!!」」」」」」」 れいむに赤ゆっくりが群がっていく。おお健気だこと。こちらもいい感じだ。 親はゲスで子供はピュア。 これが俺の一番求めている組み合わせだ。今回は運が良かった。 「ゆっぐ・・・ゆぐっ・・・おちびじゃん・・・かわいいでいぶのおちびぢゃん・・・・・・ そうだよ!でいぶにはかわいいおちびぢゃんがいるんだよ!!」 ふむ。子供をダシにすることに気づいたか。よしよし計画通り。 「おちびちゃんたち!このおにいさんにかわいいところみせてあげてね!そうしたら このおにいさんがあまあまくれるからね!!」 「「「「「「「ゆっくちりかいしちゃよ!!」」」」」」」 親れいむは俺のほうに向きなおると、自信満々の表情で言った。 「おにいさん!れいむにはかわいいおちびちゃんがいっぱいいるよ!! かわいいおちびちゃんをとくべつにみせてゆっくりさせてあげるから、あまあまちょうだいね!!!」 「「「「「「「きゃわいくてごめんにぇ!!」」」」」」」 一斉に一番可愛い(と自分では思っている)決めポーズを取る赤ゆっくりたち。 眉をキリっとさせるもの。 のーびのーびしているもの。 ころころと転がっているもの。 くねくねと体を捻るもの。 尻をこちらに向けてふりふりしているもの。 ヘタクソなウィンクをしてくるもの。 とても・・・・・・潰したいです・・・・・・。 いや待て。潰したらそこで試合終了だ。こいつらは俺の理想のタイプなんだから、大事にしてやらないと。 そう思いながら俺は言う。 「はぁ?なんだそりゃ。こいつらが可愛いって?どこがだよ。 マジで最初ゴミと見間違えてたわ。これお前のガキだったのかよ。 こんな萎びて腐ったピンポン玉みたいなくっしゃくしゃなガキ見せられても、 とてもじゃねーがゆっくりなんてできねーな!」 「「「「「「「「どぼじでぞんなごどいうの(にょぉ)−!!!!」」」」」」」」 「はっ、お前らなんかよりずーっとゆっくりして可愛いゆっくりを俺は飼ってるからな!俺の目は厳しいのさ! どれ、俺の可愛いまりさちゃんを見せてやろうじゃねーか。腰抜かすなよ?」 と言って俺は、俺がいない間にここで変な事をしたら子供の命は無い、と家族を脅しておいてから マイスウィートまりさちゃんを取りに家に戻った。 まぁゆっくりが入ってきやすいようにしてる庭だし、荒されて困るモノも置いてないんだがね。 「まーりさ♪」 可愛いまりさに声をかけると、 「ゆっくりしていてね!」 と挨拶を返してくれる。 「今野良が家に来てるんだわ。ちょっとまりさの可愛いところを見せてやりたいから、ついてきてくれるかな?」 「ゆ・・・?でもまりさはおぼうしが・・・」 「大丈夫!まりさは可愛い。俺が保証するよ。お前は俺が守ってやるから、幸せだって言ってくれたらいいんだ」 「おにいさん・・・ありがとう!やっぱりまりさはしあわせものだよ!」 よしよし。子まりさを持ちあげてさっきの家族のもとに帰る。 「ようお前ら。これが俺の可愛いまりさちゃんだ」 俺はれいむ一家に可愛いまりさちゃんを掲げて見せてやる。 「なんなのこのまりさああぁぁぁ!!」 「「「「「「「ぜんぜんゆっくりちてにゃいよおおお!!!」」」」」」」 何だとこの馬鹿どもめ。俺のまりさちゃんに何を言いやがる。ほら見ろ。まりさちゃんふるふる震えて 泣いちまいそうじゃねーか。でももうちょっと聞いておいてやろう。 「おぼうしはぼろぼろだしかみのけさんもはげてるよ!!おめめもないしへんなまりさだよ! こんなゆっくりよりれいむのおちびちゃんがかわいいわけないでしょ!ぷんぷん!!」 「お前こそ何を言ってやがる。 飾りがぼろぼろなのはヴィンテージだからだ。人間はそういうものに価値を感じるのさ。 髪がぼろぼろ?これはこういう髪型なんだよ。ぼろぼろに見えるが髪自体はきれいだろうが。 最後に目が無いってか?あぁ確かに無い。だがゆっくりするのに目は必要ないね。なぜなら俺が 目が見えないと出来ないことは全部やってやるからだ」 「いみがわからないよ!!そんなきったないまりさなんてすててれいむにあまあまちょうだいね!!!」 「だから言ってんだろ?俺をゆっくりさせないゆっくりにあまあまなんぞやらんと。 俺をゆっくりさせてくれるのは、このまりさちゃんだ。なーまりさ♪」 「おにいさんはまりさにとってもやさしくしてくれるよ!おにいさんだいすきだよ! すーりすーり、ゆっくりしていってね!!」 見たかね駄饅頭ども。これこそがゆっくりのあるべき姿というものじゃないかね? 「そんなまりさゆっくりしてないよ!れいむたちのほうがかわいいよ! かわいいれいむのおちびちゃんたちをみておにいさんはゆっくりしたでしょおおおお!! いいからはやくあまあまもってきてねええええ!!!」 「何度でも言ってやるがね。俺をゆっくりさせてくれるのは、 『飾りがぼろぼろで、髪が禿げだらけで、おめめは潰されてる』このまりさちゃんだけなんだよ。 分かったらもう帰りな。お前らじゃおれをゆっくりさせることはできないさ」 「もういいよ!このおうちはれいm」 ずどむ 俺はもう一度親れいむを蹴っ飛ばす。おうち宣言なんざさせるかくされ生首が。 「いだ・・・いだいよぉ・・・なんでしんぐるまざーでかわいぞうなでいぶが こんなめにあわないどいげないのぉ・・・・・・やざじぐじろぉ・・・・・・」 「もう、お家に帰るんだな。お前にも家族がいるだろう?」 笑顔でれいむに言ってやると、れいむは俺に敵わないと悟ったのだろう。 「おちびじゃん!このおにいさんはけちでびてきかんかくがおかしいおばかさんだよ!! こんなおにいさんとしゃべってたらこっちまでばかになっぢゃうがらかえるよ!!」 なーんて楽しいセリフを吐きながら逃げようとした。 おう帰れ帰れ。俺はこういう逃げようとするゆっくりは見のがしてやることにしてるんだ。 ゲス度が突き抜けて無いからそんなに害も無いしな。 ぽいんぽいんと跳ねていくゆっくりたちに、俺は後からまりさに話しかけるふりをして声をかけてやる。 「『飾りがぼろぼろで、髪が禿げだらけで、おめめは潰されてる』まりさちゃんはゆっくりしてるね! ゆっくりしてるゆっくりにはあまあまいっぱいあげようね!! まりさちゃんじゃなくても『飾りがぼろぼろで、髪が禿げだらけで、おめめは潰されてる』ゆっくりだったら、 俺はあまあまあげちゃうよ!!」 「ひどいよおにいさん!まりさのことがせかいでいちばんかわいいっていってくれたのに!」 「はははごめんごめん。まりさのことが一番大事だよ! さぁ『あまあまいっぱいあげる』から、そろそろお家に入ろうな!」 俺はまりさを可愛がりながら家に戻った。仕込みは終了・・・・・・っと。 次の日 「おにいさん!おにいさん!!さっさとでてきてね!!!」 裏庭から声がする。早速来やがったかあのれいむ。あいつは来るタイプだと思ったよ。 「まりさ、ちょっと待っててね」 俺はまりさをくすぐっていたねこじゃらしを置いて袋を一つ手に持つと、裏庭に向かった。 「かわいいおちびちゃんをみてゆっくりしたら、あまあまいっぱいちょうだいね!!!!」 そこには昨日の親れいむと、『飾りがぼろぼろで、髪が禿げだらけで、おめめは潰されてる』 そんな悲惨な姿になった赤れいむが一匹いた。ぷるぷる震えている。 「おぉ、これは可愛らしい赤れいむだなぁ。お兄さん感動してるよ」 にっこにっこと笑いながら赤れいむをほめてやる。こいつ・・・・・予想以上だな。 「なぁれいむ。昨日はいっぱい赤ちゃんいたよな?そいつらどこ行った?」 「そんなことはどうでもいいでしょ!!おにいさんにはかんけいないよ!!!」 「それに、その子はどっから連れてきたんだ? もしかして、親のお前が子供の飾りを破って、髪を毟って、目を潰しちまったのか? そんなゲスは潰しちまうのが俺のルールなんだがな?」 とたんに慌てまくるれいむ。 「ちちちちちちちちがうよ!!れいむがやったんじゃないよ!! これは・・・・・・その・・・・・・あの・・・・・・」 きょろきょろと空を見ながら口ごもるれいむ。考えてる考えてる。 「そうだよ!これはきのうゲスなまりさがきておちびちゃんをつぶしちゃったんだよ! このこはゆいいついきのこったれいむのきぼうなんだよ!」 「そうだったのか・・・・・・。それは可哀そうになぁ・・・」 俺はれいむの話に乗ってやるふりをしながら笑いをこらえるのに必死だった。 こいつはこれまで来たなかでも格別だぜ。 俺の家に来たこの手のゆっくりが取る行動には、大体3つのパターンがある。 一つ目。手ぶらでまた来るパターン。 まぁこういうのは真性の餡子脳なので仕方ない。丁重にゴミ箱に案内することになる。 二つ目。他の赤ゆっくりを攫ってきた上で、飾りを破って、髪を毟って、目を潰して俺のところに持ってくるパターン。 この場合、俺の家に来るまでに何日か空くことが多い。他のゆっくりの子を攫うのはやはり難しいからだろう。 このパターンの場合、子供の喉も潰されている場合が多い。余計なこと喋られるとまずいしな。 これはゲス度が高いゆっくりが取ることが多いコマンドだ。 最後に、自分の子の飾りを破って、髪を毟って、目を潰して俺のところに持ってくるパターン。 この場合は速攻で俺の家に帰ってくる。朝に来たのが昼にもう一回来たなんてこともあった。 このパターンの場合、子供の喉は無事な事が多い。「親が子供をさっくりやっていくところ」を見せつけられた 子供は、親に絶対服従であることがほとんどだからだ。 ん?自分がやられてるのに「親が子供をさっくりやっていくところ」を見ることなんて出来ない筈だろって? 甘いねぇ。ゆっくりがそんな小器用に子供にダメージ与えられると思うのか? こいつらは、子供の髪を毟るか目を潰すかどちらかの過程で、絶対に一回は失敗する。 髪を毟るつもりで皮ごと剥いでしまって餡子流出。 目を抉るつもりで深く刺し過ぎて餡子流出。のどちらかを絶対やる。 細かい作業をするための部位が無いゆっくりは、こういう繊細な作業がすこぶる苦手だ。 きっとこいつは、自分と似て無いまりさ種からやり始めたんだろう。 んで失敗、失敗と続けて次は「可愛くない」れいむだ。それも失敗して次の次の次とやって、 最後に一番可愛がってた子供でやっと成功したんだろう。 いやぁ、このれいむの悲しみ(笑)はいか程のものなんだろうかね。 いっそ全部失敗して 「でいぶのおぢびじゃんがあああああ!!!」 とか言うハメになってたほうが面白かったかもしれんね。 いや、でもその場合はここには戻ってきてないのか。まぁじゃあこれはこれでいいとしよう。 話がそれたが、前述の通りこのパターンは 「自分さえよければ良い」タイプの利己的なゆっくりが良く選ぶコマンドだ。 今回のれいむはこれにあたる。 れいむ種は全体的に母性が強いから、来るとしても他の子供を攫ってくることが多いんだがねぇ。 やー、それにしても子供ほぼ壊滅は無いわ。 生き残った子供は、「このゆっくりできない子供を見せればあまあまを貰える」と信じている親にとって、 いればいるほど沢山のあまあまを貰える大事な道具だ。生き残ったのがいるのなら、絶対にまた連れてくる。 なので、ビフォーアフターの子供の数の違いで、そいつらに起こった惨劇の度合・・・ 言いかえると親の不器用度を計れるのだけれど、このれいむは突き抜けている。 残った赤れいむは怖い思いをしただろうなぁ。 「わかったでしょ!れいむはしんぐるまざーのうえにこどもをなくしてかなしいんだよ!! わかったられいむにさっさとあまあまをいっぱいちょうだいね!!そのおうちももらってあげるよ!」 れいむは調子づいている!コマンド? = こどもにだけあまあまをあげる 「よしよし、じゃああまあまをあげよう。『かわいいおちびちゃんにだけ』な」 俺はそう言うと、袋から赤いキャンディを取り出して子ゆっくりに差し出した。 「あまあま!ゆっくりたべるよ!!」 即座に親れいむが舌を伸ばしながら、俺の手にあるキャンディに飛びかかってくる。が、 俺はそれをひょいっとかわすと手を上にあげる。 「何やってんのお前?俺は、この『かわいいおちびちゃん』にあまあまをやろうって言ってんだよ? お前みたいなひょっとこまんじゅうにやるあまあまは無いね」 にやにやしながらキャンディを高く掲げる。 「なにいっでるのおおおお!!!!でいぶはこのかわいいおt」 めこぁ 裏拳を叩きこんでやる。昨日の会話の焼き直しをする気は無い。 「俺は、『俺をゆっくりさせてくれる』ゆっくりにあまあまをやるんだよ。 親だろうがなんだろうが、関係ないんだ。ゆっくり理解してね?あ?」 にっこり笑いながら言ってやると、れいむは涙を浮かべて震えだした。 よしよし、いい具合だ。じゃあいい事を教えてやろうかね。 「あぁ・・・。でも、俺がこの子にあまあまをやっても、 俺が見て無いところでその子があまあまを食べようとしてる時に、誰かがそのあまあまを盗っちゃったら、 俺には止めようがないよなぁ・・・。その時はれいむ、お前が子供のあまあまを護ってやれよ?」 「貰うだけ貰った後、俺の見て無いところで子供から奪っちゃえばいいじゃん?」 そんな考えを暗にれいむに吹きこんでやる。 普通ならすぐに考え付くところだろうが、あまあまを目の前にしているゆっくりは、それに気を取られて 元から無い思考力がさらに倍率ドンで無くなる。 だから、こっちがしっかりとフォローをしてやらないといけないのだ。 「・・・・・・・・・・・・おにいさん!れいむたちはゆっくりかえるよ!! かえるからあまあまいっぱいちょうだいね!!かえっておちびちゃんにあまあまたべさせてあげたいからね!」 うん、よだれをだらだら垂らしながら言われても説得力は0なんだ、すまない。 だが気付かないふりをして親れいむに真っ赤なキャンディを1個渡してやる。個別包装されたやつだ。 「じゃあ、これを子供にやってくれ。くれぐれも子供以外が食べるなよ?これは、子供以外が食べると とっても苦しくなる毒が入ってるんだ」 「もっといっぱいちょうだいね!!」 「いっぱいやったらもうここに来ないだろ?また来たらまたやるから、今日はこれで我慢しときな」 にこにこ笑いながら俺はキャンディをれいむに渡してやった。 「ゆわーい!!あまあま!!あまあま!!かえってゆっくりたべるよ!!!」 親れいむは上機嫌にキャンディと赤れいむを口に入れると、ぽいんぽいんと跳ねて行ってしまった。 おいおい。帰ってゆっくり食べるよってお前、せめて俺の前では 「おちびちゃんに食べさせてあげるよ」ぐらい言っておけよ。あー、おもしれー。 さて、ここで種明かしをしよう。今回俺が親れいむにやったキャンディ。それは、加工所謹製の ゆっくり用おしおきグッズ・・・と表向きはなっている・・・「ゆーどくキャンディ」だ。 キャンディの中心に唐辛子エキスが仕込まれており、食べたゆっくりは丸一日地獄の苦しみを味わう という、ステキな商品である。餡子は吐かないので死ぬ心配がないのも良い。 この中心の唐辛子エキスの濃度がこの商品の肝で、 「子ゆっくり以下が食べたら死ぬが、成体ゆっくりなら苦しむだけで済む」 そういういやらしい設定になっている。 同じく加工所製のゆンテリア、「無限あまあま」に付属されてる唐辛子エキスを調整して作ったそうだが、 俺はゆンテリアには興味が無いので良くは知らん。 余談だが、最近虐待お兄さんの間で「子供にやってくれ」と言ってこのゆーどくキャンディを親に渡すのが ちょっとした流行りだ。 親がゲスなら親が苦しみ、親がまともなら子供が死ぬというどっちに転んでも楽しい結果になるのがいいんだよな。 さってと、これで第二段階終了っと。 俺はまりさをねこじゃらしでふさふさするために家に帰った。え、仕事?SOHOなんだよ!! 次の日 「じじいいいいい!!!!ざっざどででごいいいいいいい!!!!」 裏庭から声がする。お、来た来た。 俺はまりさを放り出すとキャンディの入った袋をひっつかんで裏庭に向かった。 「ぷくうううううううううう!!!!!!!!」 「・・・・・・」 そこには予想通り、怒り狂った親れいむと、だんまりの赤れいむがいた。 はは、親れいむの方はずいぶん汚れちゃったねぇ。れいむちゃんは元気だなぁ。何かいいことでもあったのかい? 「ようかわいいちびちゃん。あまあま美味かったかい?」 親れいむは無視して赤れいむに話しかける。そのほうが都合がよい。 「よくもだましたねじじい!!ぜったいにゆるさないよ!!ぷくうう!!」 それを遮って親れいむが叫んでくる。体当たりはしてこない。 「ん、騙したって何だよ?俺はちゃんとあまあまやったぜ?」 にっこりにっこりと笑いながられいむに返事をしてやる。演技では無い。マジで楽しい。 「あれはあまあまじゃないでしょおおおおおおおおお!!!!! あんなどくをよくもたべさせたね!!げすなにんげんはゆっくりしね!!!」 れいむはぷんすか怒っている。ばーかばーか。 「ん?あれは子供以外が食べたら毒で苦しむってちゃんと言っておいただろ? もしかしておまえ、俺が子供にやったあまあま横どりしちゃったわけ?バカなの?ドゲスなの?」 「ゆ、ゆぎいいいいいい!!!!!ちがうよ!!! あ、あじみだよ!!ばかにんげんがおちびちゃんにへんなものたべさせないようにれいむが からだをはってまもったんだよ!!!」 「あっそー。可愛い赤ちゃんには今日もあまあまあげようなー」 親れいむの言う事を適当に聞き流し、俺は赤れいむの口にキャンディを押し込んでやった。 これはゆーどくキャンディと見た目はそっくりだが、ごく普通のキャンディだ。 「ぺーりょ、ぺーりょ、ちあわちぇー!!」 赤れいむはぺっかー、と、しあわせ宣言をする。それを見て慌てる親れいむ 「だめだよおちびちゃん!!それはあまあまだけどどくなんだよ!!!はきだしてね!!」 子どもに向かっていこうとするが、それは俺が許さない。髪の毛をひっつかんで持ち上げてやる。 「はなしてね!!!はなせ!!!!ばか!!ばかにんげん!!!」 「はいはい良いからまぁ見とけ」 そう言っている間にも赤れいむはキャンディを舐めていく。ほどなく全部舐め終わってしまった。 「ちあわちぇー!!!」 キャンディを舐め終えた赤れいむはもういちど喜びの声をあげると、幸せそうに歌を歌いだした。 「ゆ、あかちゃん・・・・・・?」 親れいむは目を白黒させている。 昨日自分が食べた時には、むーしゃむーしゃした後にものすごい吐き気が襲って来て、 一日中のたうちまわるハメになったのに・・・何で?ってとこか? 「だから言っただろ?これは子供以外が食べたら毒なのさ」 俺はにやにやと笑いながら親れいむを地面におろしてやる。そして赤れいむに 「もう一個あまあまやるから口開けな」 と言って、キャンディを口に入れてやろうとした。 だが、そのキャンディは赤れいむの口に入るまでに親れいむに奪われてしまった。 「だまされないよじじい!!!れいむにくれたのはどくだったけど、あかちゃんにあげたのはあまあま だったんだね!!こっちのあかいのはあまあまだね!!これはれいむがもらったよ!!!」 得意満面と言った感じで親れいむが笑う。 おいおい、俺の言う事を信じないのか?それは親には毒だって言ってるだろ? 「むーしゃ♪むーしゃ♪しあ・・・・・・ゆげええええええええええええええええええええええええ!!!」 あーあ、だから言わんこっちゃない。 昨日は取れなかったキャンディが今日はあっさり取れたのは、何故だと思うんだ? 俺がわざとゆっくり、お前でも奪える程度の遅さでのろのろしてたからだろ? そうだよ。それはお前にやるためのゆーどくキャンディだ。味わって食ってくれよな!! 「お、おごおえええええええ!!!!ゆごおおおおあえええええええええ!!!!!!」 びったんびったんと気色の悪い汁を垂れ流しながら、親れいむが悶えている。 そんな親れいむを無視して俺は赤れいむに話しかけた。 「なぁ、かわいいおちびちゃん」 「・・・・・・」 「大丈夫。お前のお母さんは毒で苦しんでる。お前が何を喋っても聞いちゃいないさ」 「・・・・・・にゃんなの・・・?おにいしゃん・・・」 「うん。お前さぁ、うちの飼いゆっくりにならないか?」 俺は赤れいむに聞いてやった。これから先ずっとこの馬鹿親についていくより、良い選択のはずだ。 「おまえは可愛いよ。他の誰が何といおうと可愛いよ。でも他のゆっくりがお前を見たら 虐められるかもしれない。殺されるかもしれない。あの親はきっと助けてくれないだろう。 どうだ、俺の飼いゆっくりにならないか?」 「ゆぅ・・・・・・わかっちゃよ!れいみゅおにーしゃんのかいゆっくりになりゅよ!」 赤れいむは快諾してくれた。良き哉。 「よし、良く言ってくれた!今日からお前は俺の飼いゆっくりだ!!」 俺は赤れいむを拾い上げ、すーりすーりをしてやった。それからもうひとつキャンディをやる。 「なぁれいむ。その傷、ほんとはこの母親にやられたんだろ?」 手の中の赤れいむに聞く。 「もうお前は俺の飼いゆっくりだ。この母親を恐れることは無い。正直に言ってみな?」 「ゆ・・・・・・そうじゃよ・・・」 「うん?」 「このばかれいみゅがおりぼんしゃんちぎっておめめをつぶしてかみのけしゃんぬいたにょおお!!」 「そうか・・・・・・。可哀そうにな」 「ゆえええぇぇぇぇぇぇん!!!」 よしよしと赤れいむを慰めてやりながら、俺は地面の方を見る。 相変わらず親れいむは七転八倒中だ。 地面と比べてゆっくりのほうが柔らかいため、全身が傷だらけになっている。 さーてと、最後の総仕上げだ。俺は赤れいむに話しかける。 「なぁちびちゃん」 「にゃに?おにいしゃん」 「最後にこのお母さんに、してあげたいこととかないかな?」 「ゆ?」 「ちびちゃんは、この馬鹿なお母さんに『可愛く』されちゃったせいで飾りも目も髪もなくなっちゃったんだろ? 何かお礼をしてあげたいと思わないか?」 「ゆぅ・・・どういうこちょ?」 「親思いのかわいいちびちゃんは、『可愛く』して貰ったお礼にお母さんも『可愛く』してあげたい・・・ なーんて、思わないのかなってね」 にやにやしながら聞いてやると、俺の言っていることを理解したのだろう。赤れいむは 「れいみゅはおかあしゃんをかわいくしてあげちゃいよ!!」 そんな事を口を三日月形に吊りあげて言ってくれた。OK。その願い聞き届けたり。 「じゃあちょっと待っててね!道具を取ってくるからね!!」 俺は赤れいむを残して家に戻った。さてと、錐とハサミとー、後ホッチキスなんかも楽しいかなー♪ 俺が道具を選んでいると、 「おにーさん!さっきはまりさとってもいたかったよ!ぷんぷん!!」 と、飾りがぼろぼろの上にまだら髪、目もついて無いという気色の悪い饅頭が話しかけてきた。 「むししないでね!まりさおこってるんだよ!!」 当然無視する。 OK。これで道具は揃った。後から気色の悪い饅頭がまだ何かごちゃごちゃ言っている。 俺は振り向くと、錐をまりさ?にぶっ刺した。うむ。良いかんじに刺さる。 「い、いだいいいいいい!!!!!!」 そのままゴミ箱の上で錐をかざし、まりさをハサミで刻んでいった。 「び、びゃあああぁぁぁ!!どぼじで!!どぼじでごんなびゅいいい!!!!!」 まりさをばらばらにし終わったら錐とハサミについた餡子をティッシュで拭う。 うむ、ハサミもよく切れる。 じゃあ、戻ろうかな。 「おえええぇぇぇ!!!おげえええぇぇぇぇぇぇ!!!!がらいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」 親れいむは相変わらず苦しんでいる。 俺は赤れいむを拾い上げると、もう片方の手ではさみをちょきちょきさせながら母親に近づき、声をかけた。 「おう、お前のおちびちゃんがお前にしてあげたいことがあるってさ!な!れいむ!」 「ちょうだよ!れーむはおかあしゃんをかわいくしてあげりゅよ!」 「あばばばぱぽぴいいい!!!!!だずげろおおお!!でいぶをだずげろぉ!!!」 「で、最初はどうしてあげようか?」 「おりぼんしゃんをきれいにしてあげちぇね!!」 おーらい。 びったこばったこと暴れまくるれいむを見つめて創作意欲を高めていく。 俺「お客さん、今日のご注文は?」 俺「そうね、夏だからばっさりショートでお願いするわ」 そんなわけで俺は、親れいむのリボンを七夕仕様にしてあげたのだ。 ほら、折り紙で天の川ってあるじゃん。 折り紙を四つ折りにしてじぐざぐに切っていって、最後に広げてびろーんって伸ばすやつ。 あんな感じにした。 おぉう。れいむが左右に転がるたびにびよーんびよーんとリボンが伸びている。 あんまり暴れるとリボン千切れるぞー。 天の川の片端を掴んでびよーんびよーんと伸ばして遊んでいると、親れいむが 「でいぶのおりぼんはなぜぐぞじじいいい!!!!さっさとどくをなんとかじろおぉぉぉ!!」 とか言ってきたけど、知らんよそんなこと。 せいぜい二日連続で食べた唐辛子が致死量を超えていないことを祈っておけ。 さて、リボンのコーディネートは終わった。おちびちゃん次はどうしよう? 「ちゅぎはかみのけしゃんだよ!」 そうかそうかー。髪の毛かー。おまえみたいにハゲをいっぱい作ってやればいいのかな? 「そんなのじゃゆるしぇないよ!もっとひどくしてやっちぇね!!」 もっとひどく・・・。ふむ、分かった。 今日のテーマは七夕と決めたし、ちょうどれいむは黒髪だ。それなら髪型はアレで決まりだろう。 七夕の主人公の髪型だ。 「れいむー。髪を綺麗に整えるからなー、ちょっと動くなよ?」 「あばばばばばばばはひはひはひはひ」 聞いちゃいないので、胡坐をかいた足の間に挟み込んで固定する。汁がきめぇ。 ちょきちょきちょきちょきちょき・・・・・・ 上手に切れましたー♪ まっすぐに切り揃えられたと見せかけて剥げている前髪。 複雑にきっちりと結われていると見せかけて剥げている後ろ髪。 後ろに流されていると見せかけてサリーちゃんのパパのように天に向かってそびえ立つサイドの髪。 え、誰の髪型だよって? 牛だよ牛。牛の角を表現してみました。 ちなみにリボンをつけられるように、後ろ髪は一房だけ残してある。これは牛のしっぽを表現しているのだ。 彦星は牽牛とも言って、職業は牛飼いだ。 だったらほら、牛が主人公と言ってもいいよね?ね? 織姫だと思ったの?ばかなの?ゆ虐SSだよ? というわけで髪も都会派にコーディネートしてあげた。あとは目かな! 伝統と信頼の目に錐もいいんだが・・・ここまで七夕で通したんだから、最後も七夕ネタで行きたいよな。 せっかくだから俺はこの目と目の間に赤い天の川を作るぜ!! 俺はまず錐を掴むとれいむと正面から向き合うようにに体の向きを調整し、 眉間のあたりに錐を突き立てた。 「ひとーつ」 「ゆぎゃああああああ!!!」 次は少し下に。 「ふたーつ」 「だずげでええぇぇぇ!!!」 お次もまた下に。 「みーっつ」 「やべでええぇぇぇぇ!!!」 さらに下に。 「よーっつ」 「ゆるじでぐだざいいいぃぃぃ!!!」 これで口の上あたりまで来たので、次は右に。 「いつーつ」 「でいぶがわるがっだでずううううう!!!!」 つぎは五つ目の下あたり。艶黒子の位置だね。 「むーっつ」 「もうあばあばよごぜなんでいいまぜんがらああああ!!!」 最後に口の反対側に。 「なーなっと」 「おうぢがえらぜでぐだざいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」 後は閉じたハサミでぐりぐりやって穴を広げ、穴の中に一つずつゆーどくキャンディを突っ込んでやれば完成だ。 天の川も北斗七星もほら、同じ星だから別にいいよな!同じ同じ!! 見事な七つの傷を持つれいむが完成した。お前の命はそのゆーどくキャンディが消化されるまでだ! お前はもう死んでいる!!!!! こんなわけで 俺の初めて(ごめん嘘)の都会派コーディネートは 七夕な結果に終わったのでした・・・。 親れいむはもう、だいぶ弱ってしまっている。 涙でぐしょぐしょになりながらこまかくえづいては震えているのみだ。 「ちびちゃん。お望み通りこのれいむはきっちり『かわいく』してやったぜ」 「いいきみだにぇ!」 「じゃあ、こいつは捨ててくるから後ちょっとだけ待っててくれよ」 「れいみゅいいこでまっちぇるよ!!」 入れ替え直後の子はやっぱり素直で良いね。 俺は牛頭れいむのしっぽ髪をひっつかんで、近所の空き地に持って行った。 管理が適当で草が生え放題だから、ゆっくりがよく住み着いているのだ。 俺はしっぽ髪を両手でつかみ、空き地に背を向けた。そう、ハンマー投げのように。 腰を軽く曲げた姿勢から一転、反時計回りにゆっくりを振り回す! 「おぞらをどんでるみだいいいいい!!!!!??」 一周、二周は速度をつけるためのもの。三周目から一気に加速する! 複雑なステップを踏みながら回転を続け、ゆっくりに加速度を与えていく! そしてその加速が頂点に達した時、今だ!俺は背筋の力を振り絞ってゆっくりに最後の ぶちぃ! 「でいぶどりざんみたいにとんでるよおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・・・・・・」 しまった髪が千切れた。せっかくセットしてやったのに。ちぇ。 れいむは空き地の中に飛んで行き、すぐに見えなくなってしまった。 しまらない最後だったが、とりあえずミッションコンプリート。 俺はさわやかに歯を光らせると、汗をぬぐった。 虐待お兄さんは歯が命。 あー楽しかった!早く帰って赤れいむに飯でも喰わせてやるか。 それから基本的なことを教えて、それから遊んでやろう。 俺に懐いてるし、俺の庇護が無いと生きられないというのは分かってるだろうから、言うことはよく聞くだろう。 やあ。俺は虐待お兄さん。 俺は一匹の赤れいむを飼っている。可愛いペットだ。俺によく懐いてる。 目は抉られてるし髪はズタボロ。飾りだって無くなりかけてるけど、俺には宝物みたいなもんなんだ。 なぁれいむ。 次の家族がやって来るまで ゆっくりしていってね!! end あとがき あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 「多数決ものの続きを書いていたと思ったら別のSSが出来上がっていた」 何を言ってるのか以下略。 待っててくださってる方ほんとごめんなさい。頑張って書いてるんで見捨てないでください。 というわけで今作ですが、ふと思いついて一気に書き上げてしまいました。 一人称体SSとして仕上げたわけですけど、れいむ視点パートを入れるかどうかでとても悩みました。 泣く泣く(笑)おちびちゃんを潰していくところとか、ゆーどくキャンディを舐めて苦しむ所とか、 割と見どころいっぱいだったのに・・・・・・。 でも、入れるとお兄さんのモノローグ解説が読者から見たらくどくなってしまう・・・。 断腸の思いで無しにしました。 れいむ視点パートだけまとめて後一本SS書こうかなぁとか考えましたけど、 多数決もの仕上げろという幻聴が聞こえたので自粛しましたとさ。 ここまで読んでくださったあなたに感謝をささげつつ、今日はさようなら by ゆンテリアとか描いてる人 挿絵 byエネゆあき ゆンテリアあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 質問なんだけど…放り出したまりさ,どうした? -- 2016-04-10 01 33 22 お兄さんかっこいいよ! -- 2013-12-25 00 30 27 面白いな、いろんなSSにいろんな設定やら人物やらが登場するから楽しいな -- 2012-12-15 17 09 32 親れいむを見よ…… 見えるはずだ…あの死兆星が…… -- 2011-12-26 02 23 46 ゆ~~んとてもゆっくりできるssだね! -- 2011-11-02 22 58 28 なるほどちょうどゲスになるころに交代するのか・・ いいシステムだな -- 2011-07-12 19 23 29 ゆっくりできました。まりさの刻まれるところがも少しよめたらなあ。 -- 2010-08-29 10 17 15 怖いけどいいお兄さんだ -- 2010-06-18 01 41 46 お兄さん…怖ぇ -- 2010-06-16 10 16 07 ↓まりさからやったんだからまりさがいるわけないじゃん -- 2010-06-13 15 36 40 まりさは? -- 2010-06-06 11 08 20
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『おちびちゃんは大切だよ!』 37KB 制裁 妊娠 お家宣言 番い 赤ゆ 希少種 現代 9作品目、久々の投稿です。 注意書きです。 1 駄文です。 2 少し希少種優遇です。 3 他の作者様と作品の内容が似ている可能性があります。 4 無駄に長いです。 それでもOKという方のみ、どうぞ。 作者:ぺけぽん ……嫌なもん見ちまった。 今の俺の状況を一言で例えるなら、それが適等だと思う。 ちょっと小腹が空いたから、自宅から歩いて5分程度の距離のコンビニで、おにぎりやパンを買って家に戻る途中、路地裏の方から何やら複数の声が聞こえた。 何事かと思って路地裏の奥の方を覗いてみたら……。 「んほおぉぉぉぉっ!!」 「ありすうぅぅぅぅっ!!まだなのおぉぉぉぉっ!?」 「じゃおぅ……、じゃおぉっ……!!」 ……奥の方で、やたら汚いゆっくりありす二匹が、小奇麗なゆっくりめーりんをレイプしている最中だった。 多分、ありす達の方は野良だろうな。汚いし。 めーりんの方は……、野良にしては体や帽子に目立った汚れが見当たらない。 「……捨てられたか?」 ……いや、よく見てみると、帽子に金バッジが付いている。 普通、飼いゆっくりを捨てる際には、色々と面倒事を回避する為にバッジは外している。 恐らく、散歩かお使いでもしていて、その途中でれいぱーありすに襲われたんだろうな。 「バッジ付きなら、一応助けて飼い主に連絡入れた方が良いな……」 そう思った俺は、三匹の方へつかつかと歩み寄った。 「んほおぉぉぉぉっ!!なかなかのまむまむねえぇぇぇぇっ!!とってもしまりがいいわあぁぁぁぁっ!!」 「はやくぅ、ありすうぅぅぅぅっ!!はやくかわってよおぉぉぉぉっ!!」 「じゃおぉぉぉぉっ……!!」 「おい、何やってんだ、そこのレイパー共」 「「んほっ!?」」 「……!?」 「そのめーりんはな、人間の飼いゆっくりなんだよ。……今なら見逃してやるから、失せろ」 「なんなのこのじじいはあぁぁぁぁっ!?ありすのとかいはなすっきりー!をじゃましないでねえぇぇぇぇっ!?」 「いなかもののぶんざいで、しゃしゃりでるなんて、いいどきょうねえぇぇぇぇっ!?」 潰すのも面倒なので、レイパー共に目の前から消えるよう言ったのだが……、……駄目だ、会話が成立しない。 ……しかも、今気付いたのだがこのレイパー共……。 「お前ら、植物妊娠してるじゃねぇか」 何と、こいつらの頭の上からは植物のような茎が生えていて、実ゆっくりが四匹ずつ実っていた。 ……こいつら、頭の上にガキがいるくせに、レイプを楽しんでいたのかよ……。 「んほほっ!!なかなかとかいはなおちびちゃんでしょう!?」 「ありすたちのあいのけっしょうよ!」 ……こいつら、番なのか……? レイパー同士、しかもありす同士の番ってのも珍しいな。 ……まぁ、きっと『あいのけっしょう(笑)』なんてほざいているけど、どうせレイプする相手がいなかったから、互いにすっきりー!した際に出来たオマケなんだろうな。 レイプに勤しんでいる時点で、ガキの身の安全の事なんざ頭に入っていない事が確定しているし。 「このめーりんから、おしりをふって、さそってきたのよおぉぉぉぉっ!?」 「あいのでんどうしのありすたちのじゃまをするなら、せいっさ「ウゼぇ」ぶびぉっ!?」 愛の伝道師を語りだした時点でイラっときたので、とりあえず近くにいた方のありすを蹴り飛ばす事にした。 グチャリと嫌な音を立てて顔から地面にキスする形で落下したありす……、二匹いるから、ありすAとでも呼ぶか。 ありすAはビクビクと痙攣するだけで、起き上がろうとはしなかった。 「あ、あ、ありすうぅぅぅぅっ!?」 自分の番がいきなり蹴り飛ばされた事に驚愕しているありす……、……こっちはBだな。 ありすBは悲鳴を上げるが、ありすAの方は痙攣するだけだった。 「さて、ちゃっちゃとやるか」 残った方のありすBも蹴り飛ばすべく、足を振り上げる。 「ま、まってえぇぇぇぇっ!!あ、ありすには、とってもとかいはなおちびちゃんがいるのよおぉぉぉぉっ!!」 ありすBのその言葉を聞いた俺は一旦足を下ろす。 「都会派な……ねぇ……」 「そうなのよおぉぉぉぉっ!!おちびちゃんはなんにもわるくないのよおぉぉぉぉっ!?ありすがしんだら、おちびちゃんもしんじゃうのよおぉぉぉぉっ!?」 俺はありすBの頭の上の実ゆっくり達に目をやる。 「まりちゃ……、ちゅんでれ……にぇ……」 「んぴょおぉぉぉぉ……」 「ちゅっきり……」 「ときゃいは……、ぺにぺに……」 実ゆっくり達は揃いも揃って最悪な寝言を言いながら、アヘ顔で寝ていた。 ついでにぺにぺにも勃っていた。 「却下」 そう言ったらすぐ実行だ。 俺は、ありすBの頭の上の茎をむしり取り、実ゆっくりごと地面に叩きつけ、踏み潰した。 「なんでえぇぇぇぇっ!?なんでつぶすのおぉぉぉぉっ!?こんなにかわいいおちびちゃんなのにいぃぃぃぃっ!?」 当たり前だボケ、産まれる前からレイパー確定の実ゆっくりを可愛いなんてぬかす馬鹿、お前ら位しかいねぇだろうが。 「……で、……都会派なおちびちゃんが、何だっけ?」 「……あ……、あ、ありずはじにだぐないぃぃぃぃっ!!ありずだけでもだずげでえぇぇぇぇっ!!」 「却下」 蹴り飛ばすのは少し疲れるので、ありすBの脳天目がけて、足を振り降ろす。 「ゆぶびゃあっ!?」 頭上からの重みで、ありすの眼球は両方とも飛び出し、口やあにゃるから命のカスタードクリームがドバッと飛び出る。 「ゆ……、ぎ……、だず、げ……」 ありすBの命乞いを無視して、さらに足に力を入れると、『びゅ……』とだけ言い残し、それっきり動かなくなった。 「ふぅ……、……おーい、めーりん、もう大丈夫……、あれ?」 めーりんに一声掛けようと思って辺りを見回してみると、めーりんの姿はどこにも無かった。 「……あー、……逃げたか……?……まぁ、良いか」 逃げられる位の体力が有るなら、多分大丈夫だろうと思って帰ろうと思った矢先に……。 「「「「んぴょおぉぉぉぉっ!!」」」」 すぐ後ろの方から、甲高い耳障りな声が聞こえてきた。 「あ?」 後ろを振り向くと、先程蹴り飛ばしたありすAの頭の茎の近くに、目をギラつかせ、ぺにぺにをおっ勃てている赤ありす達がいた。 ……もしかして、さっきの落下の衝撃で産まれたのか? つーか、よく潰れなかったなぁ……。 「「「「ちゅっきりちたいわあぁぁぁぁっ!!」」」」 ……あー、やっぱ赤ゆでもレイパーはウザいしキモい。 赤ゆだと、あの甲高い金切り声が響くから、さらにウザさ倍増だ。 「ゆ……、ゆ……」 お、ありすAの方も生きていたか。 まぁ、あの怪我の具合じゃ、あと数時間で永遠にゆっくりするだろうな。 「「「「ちゅっきりいぃぃぃぃっ!!」」」」 ……ウゼぇな、この赤ありす共……、……お、そうだ。 「おーい、そこのクソチビレイパー共」 「「「「んぴょっ!?」」」」 「お前等の母ちゃん苦しがってるぞー?」 「「「「んぴょわあぁぁぁぁっ!?みゃみゃあぁぁぁぁっ!?」 今さら気付いたのかよ、こいつら。 「ゆ……、おぢ、びぢゃ「お前らの母ちゃん、すっきり―!しないと元気になれないんだとさ!」……は?」 「「「「んぴょおぉぉぉぉっ!!みゃかせてにぇ、みゃみゃあぁぁぁぁっ!!」」」」 俺が赤ありす共にそう言うのと同時に、赤ありす共は瀕死の重症を負っている実の母親に対し、レイプをし始めた。 「ゆ……、ぎゃあぁぁぁぁっ……!いだ、いだいぃぃぃぃっ!!おぢびぢゃ、や、やべでぇぇぇぇ……」 「「「「んぴょわあぁぁぁぁっ!!みゃみゃっちゃらちゅんでりぇにぇえぇぇぇぇっ!!」」」」 ……何とも醜い光景だが、あれでOKだ。 赤ゆは限度を知らないだろうから、自分の中身が無くなるまで射精し続けるだろうし、ありすAは体力消耗して、死期が早まるだろうし、一石二鳥だ。 「じゃーな、親子仲良くしろよな」 そう言うと俺はレイパー親子に向かって軽く手を振って、路地裏を後にした。 「「「「ちゅっきりいぃぃぃぃっ!!」」」」 「ゆぎゃあぁぁぁぁっ!!」 レイパー親子の中睦まじいスキンシップの声を聞きながら。 ……次の日。 今日は平日なので、勤め先である加工所に出勤した。 「おはよーす」 「おお、おはようさん」 シフトの都合で早めに出勤していた同僚に軽く挨拶し、更衣室で加工所から支給されている作業服に着替え、業務に入る。 「ばりざあぁぁぁぁっ!!でいぶをだずげでよおぉぉぉぉっ!!」 「おぎゃーじゃあぁぁぁぁんっ!!いぢゃいよおぉぉぉぉっ!!」 「ぼうやべでえぇぇぇぇっ!!あがぢゃんうみだくないぃぃぃぃっ!!」 食用品に加工されたり、赤ゆを無理矢理生産されているゆっくり達の悲鳴をBGMに、俺達加工所職員は黙々と作業を続ける。 加工所と聞くと、虐待鬼威惨が大量に生息しているというイメージが付きものだが、実際はそんな事は無い。 ただ単に『ヒャッハアァァァァッ!!俺は、ゆっくりの悲鳴を聞くだけでご飯三杯はイケるんですよおぉぉぉぉっ!!』……なんて理由で入社したがる虐待鬼威惨を次々と入社させたら、どうなる? 虐待鬼威惨の巣窟と化しているなんて、会社のイメージにとってかなり悪影響だ。 ウチの会社では、そんな虐待鬼威惨が面接に来る度に、丁重にお断りしてもらっている。 ……まぁ、中にはかなり有能だからという理由で入社出来た、強者の虐待鬼威惨も、何人かはいるのだが。 「ヒャッハアァァァァッ!!先輩、ちょっといいっすかあぁぁぁぁっ!?」 「うわっ!?……なんだ、虐太郎か、驚かすなよ……」 突然背後から声が聞こえたので、驚いて振り向くと、そこには俺の後輩の虐太郎がいた。 「先輩!帰りにいつもの雀荘に行きましょうや!今日は負けないっすよ!!」 「あ、あぁ……、分かった、分かったから、とりあえず黙れ。そして業務に戻れ」 「ヒャハッ……、相変わらず手厳しいっすね!それじゃ、よろしく頼みますよ!」 虐太郎はそう言うと、自分の持ち場へと戻り、『ヒャッハアァァァァッ!!』と叫びながら、ベルトンコンベアーで運ばれてくるゆっくりを潰す作業に入った。 ……あいつも、この加工所に入社出来た強者の虐待鬼威惨の内の一人だ。 ああ見えて、仕事はかなり出来るので、ある程度の奇声や虐殺は黙認されている。 「ヒャッハアァァァァッ!!労働は国民の三大義務の一つだぜえぇぇぇぇッ!!」 「ゆびいぃぃぃぃっ!?なにいっでるのおぉぉぉぉっ!?」 ……本当に、あいつが真人間だったらとつくづく思うよ。 ……夜。 「ヒャッハアァァァァッ!!お邪魔させて頂きます!」 「……はぁ」 あれから、業務を終えた俺は、虐太郎と同僚数人で雀荘へ行った。 ……虐太郎は麻雀が好きだが、弱い。 恐ろしい位に弱い。 毎回虐太郎の最下位という形で、同僚含め、俺の財布の中身が少し膨らむ形になるのだが……、今日の虐太郎はしつこかった。 いつもより多めに打ったのだが、やはり虐太郎は弱かった。 それでも虐太郎は諦めきれないらしく、仕舞いには俺とサシで勝負したいなんて言いだした。 虐太郎がこう言い出したら絶対に折れない。 ……しかし、今日の虐太郎はあまりにも負けすぎたので、財布の中身はえらい事になっていた。 ……雀荘に長居は出来ないし、明日は早番。 仕方が無いので、俺の家で勝負しようという形で虐太郎を説得した。 「はぁ……。数回打ったら終わりだからな」 「ヒャッハアァァァァッ!!分かってますってば!」 「分かってんのかね、コイツは……」 そんな会話をしながら、俺と虐太郎は玄関のドアを開け、リビングを通って俺の部屋に入ろうとした。 ……が、俺と虐太郎はリビングで立ちつくす事になった。 「ゆゆっ!?なんなのぜ!?このくそじじい!」 「なんでにんげんが、れいむとまりさのおうちにいるの!?」 ……リビングには、ぶくぶくに太ったゆっくりまりさと、かなり汚いゆっくりれいむの二匹がいた。 「……先輩、ゆっくり飼ってましたっけ……?」 そんな訳あるか馬鹿。こんなゆっくり飼おうもんなら、初日で潰してるわ。 「……おい、お前ら、どこから入って来た?」 「ゆぁ~ん?くそじじい、どうしてくそじじいが、まりささまにそんなにでかいくちをたたけるのぜぇ~?」 ……何でこうも会話が成り立たないんだろうなぁ……、ゆっくりって。 「……先輩、向こうの窓ガラスが割れてるっす。そこから入ったんすよ」 「……畜生、ゆっくり対策用の窓ガラスにしとくべきだった」 「おい、くそじじい!まりささまにさからうと、どれいにぼこぼこにしてもらうのぜぇ!?」 「……奴隷?そこの汚ぇれいむの事か?」 「はあぁぁぁぁっ!?れいむをきたないなんて、なにいってるのおぉぉぉぉっ!?れいむはまりさのだんなさんだよおぉぉぉぉっ!!」 「……おい、まりさ。……お前、もしかして飼いゆっくりか?」 「ゆっふっふ!そうなのぜ!まりささまにさからおうものなら、まりささまのどれいをつかって、ぼこぼこにするのぜぇ!!」 ……あー、なんとなく話が見えてきたぞ。 「まりさ、お前捨てられただろ」 「……は?なにいってるのぜ?ばかなの?しぬの?」 まりさは『何言ってんだコイツ』みたいな顔してるが、このまりさは確実に捨てゆっくりだ。 このまりさはぶくぶくに太っていて肥満体だが、昨日見かけためーりんと同じように、体や帽子に目立った汚れは見当たらない。 自分で飼いゆっくりと言っているくせに、肝心のバッジはどこにも見当たらない。 そして汚らしいれいむと一緒にいて、ゲスい言動を繰り返している……、捨てられフラグが立ち過ぎている。 「まりさ、お前、飼い主の言いつけをやぶって、そこのれいむとすっきりー!でもしたんだろ」 「ゆゆっ!?にんげん!どうしてそれがわかったの!?」 ……れいむの反応からして、俺のいった通りなんだろうな。 ……ん?……だとすると……。 「まりさ、お前、腹の中にガキがいるのか?」 「ゆっふっふ~。そうなのぜぇ!まりささまのおなかのなかには、まりささまによくにた、ゆうっしゅうっで、かっこいいおちびちゃんがいるのぜぇ!」 「先輩、まりさ種とれいむ種の番って言ったら、大抵はれいむ種が母体って事が多いんすよ」 「だよな。逆パターンってのは、珍しいよな」 「多分このまりさ、自分は妊娠しているからって事でれいむを働かせて、楽がしたかったんだと思うんすよ」 「……寄生って事か」 「なにをごちゃごちゃいってるのぜぇ!?まりささまをかやのそとにするなんて、いいどきょうなのぜぇ!?」 「まりさ、まかせてね!どれいをつかわなくたって、れいむにかかればいちころだよ!」 「……先輩、あのれいむ、殺っちゃっていいっすか?そろそろヒャッハーしたいっす」 「……ああ。俺はあの白黒饅頭の方を殺る」 「ゆっへっへ!!いくらまりささまがにんっしんっしてるからって、にんげんにまけるわけ「死ねゴラァ!!」ぶびょわぁっ!?」 「まりさあぁぁぁぁっ!?くそにんげんがあぁぁぁぁっ!!まりさになにを「ヒャッハアァァァァッ!!」びいぃっ!?」 俺はまりさの腹目がけて蹴りを叩き込んだ。 まりさはキリモミ回転しながら壁に激突し、ベチャリと嫌な音を立てて床に落ちた。 一方虐太郎はれいむの顔面に綺麗な右ストレートを叩き込んだ。 吹き飛ばされた先には気絶しているまりさがいたので、先程蹴りを入れたまりさの腹に勢い良くぶつかる形となった。 「ゆっぎいぃぃぃぃっ!!いぢゃいぃぃぃぃっ!!いぢゃいのぜえぇぇぇぇっ!!」 「ゆ……、ゆ……、ゆ……」 まりさは口から命の餡子を吐き出しながら痛みに体をグネグネ動かし、喚いていた。 ……結構力入れて蹴ったんだが……、脂肪みたいな厚い皮のおかげか。 れいむの方はビクビクと痙攣していた。 あの右ストレートを普通のゆっくりがくらったらそうなるだろうな。 「ヒャッハアァァァァッ!!起きろ糞饅頭!!」 虐太郎は気絶しているれいむの髪の毛を掴むと、再びまりさの腹目がけてれいむを投げつけた。 「ゆぼぁっ!?」 「ゆぐぇっ!?」 どうやら今の衝撃で、れいむの意識は無事回復したようだ。 「ぐ……、ぐぞじいいぃぃぃぃっ!!ごろじでやるうぅぅぅぅっ!!おもにのばりざざまにごんだごどじやがっでえぇぇぇぇっ!!」 「にんげんのぶんざいでえぇぇぇぇっ……!せいっさいっしてやるうぅぅぅぅ……!」 ……ここまでボコボコにされているのに、ある意味ゆっくりってすげぇな。 自分の今の状況を全く理解していないんだから。 「ヒャッハアァァァァッ!!嘘吐きの糞饅頭が何言ってんだあぁぁぁぁッ!?」 ……ん?嘘吐き? 「虐太郎、嘘吐きってどういう事だ?飼いゆっくりとか、最強だって事とかか?」 「違うっすよ、先輩。……このまりさ、腹ん中にガキなんざいませんよ」 「「……はあぁぁぁぁっ!?なにいってるのおぉぉぉぉっ!?」」 「黙れ糞饅頭共がぁ!!おいまりさ!手前ぇの腹、よく見てみろ!」 「ゆっ……!?」 虐太郎にそう言われたまりさは自分の腹が何かなっているのではと思い、慌てて腹を見た。 ……が、俺に蹴られたり、れいむを投げつけられたりした衝撃で数か所凹みがある程度だった。 「い、いったい、どこがおかしいのぜぇ!?」 「馬鹿か手前ぇは!?あれだけピンポイントに腹だけ狙ってるっつーのに、何で産道から餡子なり未熟ゆなり飛び出ねぇんだよ!!」 「「ゆゆっ!?」」 ……言われてみれば、確かにそうだな。 あれだけ腹にダメージを喰らっていれば、まりさ自身はともかく、中のガキは無事じゃ済まない筈だ。 普通ならとっくに潰れている。 「手前ぇ、そこの汚ぇれいむとすっきりー!したって言ったよな?どうせ分厚い皮のおかげで、中まで餡子が入らなかったんだろ?」 「そ、そんなことはないのぜぇ!!まりさはたしかににんっしんっしているのぜぇ!!」 「つーか、ただでさえメタボなのに、その上重身ときたら、どうやって移動すんだよ?」 どこで捨てられたのかは分からないが、絶対に自力じゃ動けなさそうだ。 近所にゆっくり飼っている知り合いはいないし、れいむじゃ体格差があって、押したり引いたり出来ないだろう。 「俺は『ばりざのあがぢゃんがあぁぁぁぁっ!!』ってリアクション期待してたのに、ただのゲスメタボじゃつまんねーんだよ!!」 「ばりざあぁぁぁぁっ!!ほんとうなのおぉぉぉぉっ!?れいむにかりにいかせてたのは、らくしたかったからなのおぉぉぉぉっ!?」 「だまされるんじゃないのぜぇ!れいむぅ!!こんなくそじじいのいうことなんて、ぜんぶでたらめなのぜぇ!!」 「だったらしょうこみせてよおぉぉぉぉっ!!このうそつき「はいシャーラップ!」ごべぇっ!?」 これ以上糞饅頭の痴話喧嘩を見たくなかった俺は、れいむが大口を開けて抗議しようとした瞬間に、口の中に蹴りを叩き込んだ。 結果、俺の足のつま先はれいむの体を貫通し、背中の部分から餡子塗れのつま先が出ていた。 「ゆ……、ゆ……、げぇ……」 「あーあ、靴下汚しちまった」 「ゆ……、ゆっへっへ!!まりささまをしんようしないれいむには、ちょうどいいさいご「汚物は消毒じゃあ!」がっ!?」 虐太郎はまりさの口の上顎と下顎の部分を掴むと、力を込めて口を広げていった。 「……!?……!……!!」 口がほぼ全開なので、言葉には出来ないが、『やめろ』とでも言っているんだろう。 まりさの必死の形相を見れば、それ位は分かる。 涙をボロボロ流し、尻をブリンブリンと振るが、虐太郎の腕は止まる事はなかった。 ……やがて、まりさの口の角度が100度を超えた辺りでブチブチと嫌な音が聞こえ始め、そして……。 「ヒャッハアァァァァッ!!頭と体、さようならぁっ!!」 ブチリッ!!っと一際嫌な音が響き、まりさの上顎部分と、下顎部分が分離した。 下顎部分の体はビクリと大きく痙攣すると、それっきり動かなくなった。 一方上顎部分はというと、グリンと白目を向き、涙を流しながらビクビクと痙攣していた。 「あちゃ~、中枢餡が頭部の部分だったか……。……まぁ、良いか。先輩、ゴミ袋ありますか?」 「流し台の下にあるが……、そいつ、まだ生きているのか?」 「ああ、中枢餡が上の部分にあったらしくて。……まぁ、あと数分で死にますけど」 ……それでもまだ生きているなんて、やっぱゆっくりって相当でたらめな生物……、いや、饅頭か。 そう思っている間に、虐太郎は手際よく、半分になったまりさと、痙攣するだけの饅頭になったれいむをゴミ袋に入れた。 「ほんじゃ先輩、俺、ここら辺で帰ります。麻雀は次の機会にしましょうや」 「そいつら、どうするんだ?」 「ほら、先輩の家路の途中にあったじゃないすか、ゴミ捨て場。あそこに捨てますよ。汚物はきちんと処理した方がいいっしょ?」 「……!……!」 「ゆ……、ゆ……、ゆ……」 「まぁ、そうだな」 「ほんじゃ先輩、お疲れさんした!」 そう言うと虐太郎は糞饅頭が入ったゴミ袋を抱え、玄関から出て行った。 ……後に残されたのは、俺と、糞饅頭二匹が吐いた餡子と、割れた窓ガラスの破片だけだった。 「……片付けるか」 ……次の日。 「ふわぁ……」 俺は昨日の一件の後片付けと、早番のシフトにより、いつもより2時間は睡眠時間が減ってしまい、少々寝不足だった。 「……そういや、あのゴミ袋、透明なやつだったな……」 虐太郎はゴミ捨て場に捨てるって言ってたから、多分あのまま捨ててるだろうな。 ゆっくりの無残でグロテスクな亡骸を、ゴミ回収員の人はともかく、チビッ子でも見たら多分泣くだろうな。 「新聞紙でも渡しときゃ良かったな……。……ついでだし、ちょっと見てみるか」 どうせゴミ捨て場は必ず通るのだし、様子を見てみようと思った。 ……数分後。 「あれか……?」 ゴミ捨て場まで来た俺は、虐太郎が捨てたと思われる、真新しいゴミ袋を見付けた。 「……ん?」 そのゴミ袋は、何故かガサゴソと動いていた。 「……まさか、まだ生きていたのか……!?」 あんな状態で動いているゆっくりなんぞ、ゾンビみたいなもんだ。 幸い、周辺には俺以外に誰もいなかったので、今のうちに引導を渡してやろうとゴミ袋に近づいた。 ……ゴミ袋の中には……。 「むーちゃ、むーちゃ、しょれにゃりーだじぇ!」 「……まりさ?」 昨日の糞饅頭共の残骸と共に、何かを貪っている赤まりさがいた。 ……何で赤まりさが袋の中にいるんだ? ……まさかこいつ、あのまりさの腹の中にいたガキか……!? 「本当にいたのかよ……」 「むーちゃ、むーちゃ、しょれにゃりーだじぇ!」 赤まりさは俺の存在に気付く事なく、ただ何かを貪り続けていた。 ……あぁ、こいつ、自分の親の餡子食ってるよ。 饅頭が饅頭を食うって……、共食いじゃねぇか。 ……しかも食い過ぎたのか、赤まりさの体型はナスビ型になっている。 ……赤ゆのナスビ型は、いつ見てもキモくてイラっとするな。 「げーぴゅ、ぽんぽんいっぴゃいだかりゃ、うんうんしゅりゅのじぇ!」 そう言うと赤まりさはケツ穴から古い餡子をモリモリと出し始めた。 「……キメぇ」 「しゅっきりー!……ゆ?……ぴゃあぁぁぁぁっ!?くちゃいのじえぇぇぇぇっ!?にゃんでにゃのじえぇぇぇぇっ!?」 赤まりさは自分の出した古い餡子の匂いでのたうち回っている。 ……駄目だ、見るに堪えない。 そう思った俺は、ゴミ袋越しに、赤まりさを踏みつぶした。 「ぴゅっ!?」 赤まりさは一踏みで両親の残骸と一体化した。 ついでなので、一目でゆっくりだった物だと分からないように、糞饅頭共の残骸も念入りに踏み潰していく。 「こんなもんで良いか」 髪飾りや帽子は残ってしまったが、袋の中はただの餡子になったので、多分見た目は大丈夫な筈だ。 それに、赤まりさを残してこのまま会社に行ったら、回収員さんのストレスがマッハになるだろうし。 「よかったな、チビ。父ちゃんと母ちゃんと一緒になれてさ」 俺は餡子入りの袋にそう呟くと、会社へと急いだ。 ……加工所にて。 「おい虐太郎、昨日のまりさな、腹ん中にガキいたぞ。ゴミ袋の中で自分の親食ってた」 「マジすか!?まさか本当にいたなんて……」 「まぁ、潰したけどな」 「あぁ……、それに気付いてりゃあ、俺が代わりにヒャッハー出来たのに……」 昼休みの時間になったので、虐太郎に今朝の事を話した。 虐太郎は相当悔しがっているが、さすがに道端でヒャハるのはまずいだろう。 「はぁ……、今朝も気になるゆっくりを見かけたってのに……」 「気になるゆっくり?」 「あぁ、今朝、出勤途中に路地裏でゆっくりめーりんを見かけたんすよ」 「ゆっくりめーりん……」 「それが普通のめーりんだったら別に良いんすけど、そのめーりん、妊娠してたんすよ、それも胎生型の方で」 「……それが、何で気になるんだよ」 「いやね、その腹ボテめーりん、自分でゴミバケツ漁って餌探ししてたみたいなんすよ」 「……番のゆっくりが、死んじまったとかじゃないのか?……ほら、いわゆるシングルマザー」 「だと思うんすけどね。……俺が一番気になったのは、あのめーりんの雰囲気っすね。顔付きとか、生ゴミの食い方とか」 俺は実際に見ていないから分からないが、虐太郎が言いたいのは、野良っぽくないって事だろうな、多分。 「……それで、お前そのめーりん、どうした?」 「いやー、涙目で幸薄そうな顔付きだったんで、思わずヒャハりそうになったんすけど、遅刻しそうだったんで、そのままにしといたんすよ」 「……相当汚れていたか?バッジとか付いていたか?」 「え?……そうだなぁ、確かあんまり汚れていなかったような……、バッジとかは付いていなかったっすけど。……それがどうかしました?」 「ん?……いや、何でもない。……さて、そろそろ業務に戻るぞ」 「ヒャッハー!お仕事再開だー!!」 ……業務終了後。 今日の業務が終わり、家路の途中にある俺は、虐太郎の言っていためーりんの事が気になっていた。 ……もしかして、レイパーに襲われていためーりんじゃないだろうな……? ……あの時、確認していなかったけど、とっくに妊娠していたんじゃないか……? ……いや、バッジは付いていなかったらしいから、きっと別ゆんだろうな。 金バッジが付いているって事は、それだけ大切にされているって事だから、孕まされたとしても、ゆックリニックでガキは処分されてるだろう。 ……何でだろうな、たかがゆっくりめーりん、それも他人の飼いゆっくりなのに、何で気掛かりなんだろうな。 「……もし孕まされていたら、責任は俺にもある……、からか……?」 俺は誰に言う訳でもなくそう呟いた。 ……そうこうしている内に、自宅の玄関前まで来ていた。 「……まぁ、良いか。さっさと風呂入って飯食って寝るか」 そう言って玄関のドアノブに手をかけ……。 「まりさ!はやくそのとうめいなかべさんをせいっさいっしてね!」 「ゆんっ!ゆんっ!もうすこしなのぜ、れいむ、おちび!」 「「おとーさん、がんばれー!」」 ベランダの方から騒がしい声を聞き、ドアノブから手を離した。 ……あぁ、あれだ、きっと、あれだろうな。 ……勘弁してくれよ、本当に。 俺はその声の主が何者なのか、とっくに見当が付いていた。 だからこそ、脱力するしかなかった。 俺がベランダを覗いてみると、案の定、そこには成体サイズのれいむとまりさが一匹ずつ、子ゆっくりサイズのれいむが二匹、計四匹のゆっくり共がいた。 まりさは窓ガラスに何度も体当たりを繰り返していたが、石ならともかく、さすがにゆっくりの体当たりで壊れる程窓ガラスはヤワではない。 ……とは言うが、昨日の一件でダンボールで塞いだ部分があったのだが、どうやらそこには気付いていないようだ。 子れいむ二匹はまりさから少し離れた場所で応援していた。 一方、れいむは……。 「……うわっ、キモっ」 そう言うしかなかった。 性格に言うと、れいむは妊娠していた。 ……それも、植物型と胎生型の両方で。 「……お前ら、ここで何をしている?」 ここ数日でゆっくり相手にまともなコミュニケーションは取れない事を嫌と言うほど経験していたが、それでも一応声を掛けてみた。 「「「「ゆ!?なんでにんげんがここにいるの!?」」」」 「俺の事はどうでもいい。ここで何をしている?」 「ゆへへっ!!まりさたちは、ちかくのこうえんにすんでいたのぜ!」 何故か自信たっぷりにそう言ったのはまりさだ。 近くの公園……、……あぁ、『ユンヤー公園』か。 あそこの公園、野良ゆっくりが棲み付いていて、虐待鬼威惨に潰されまくるゆっくりの悲鳴が絶えないから、本当の名前じゃなくて、そう呼ばれるようになったんだ。 ……そういや、いつだったか、虐太郎がユンヤー公園は虐待鬼威惨のオアシスだって言ってたな。 「けれども、つい、れいむとすっきりー!しすぎて、いますんでいるおうちじゃ、このさきせまくなるっておもったのぜ!」 ……ついってレベルじゃないだろ、あの妊娠の仕方は。 「だかられいむ、ていあんしたんだよ!にんげんのおうちなら、とってもひろくて、ゆっくりできるから、にんげんからうばおうって!」 間に入ってきたのはれいむだ。 「……で?」 「それで、ちょうどいいおうちをみつけたから、なかにはいろうとおもったのに、はいれなかったんだよ!」 「「だから、おとーさんがとうめいなかべさんをせいっさいっしているんだよ!」」 れいむの言葉に、子れいむ二匹がハモりながらそう補足した。 「ふーん……、で、お前ら、お家宣言しようとしてるんだな?」 「「「「そうだよ(なのぜ)!」」」」 ……どうするかな、こいつら。 口で言っても絶対に聞かないだろうし、だからと言ってここで潰したら庭が汚れるし、わざわざ家の中で潰すのも面倒だ。 ……あ、そうだ。 あるじゃないか、丁度良い処分場所。 「お前ら、この家よりもずっと良いゆっくりプレイスに連れてってやるよ」 「「「「ゆ!?」」」」 「どうする?別に良いんだぞ?この家でも大丈夫だって言うなら無理強いは……」 「なにいってるんだぜ!さっさとそのゆっくりぷれいすにあんないするんだぜ!」 「はやくしてね!ぐずはきらいだよ!」 「「はやくしろばーか!」」 ……やっぱりゆっくりって馬鹿だなぁ。 「……OK。ちょっと待ってろ」 俺はゆっくり共に待つよう言うと、玄関の靴棚の脇に置いていた段ボール箱を持ち、庭へと戻った。 「じゃあ案内するから、この箱の中に入ってくれ」 「「「「ゆっくりりかいしたよ(んだぜ)!!」」」」 ゆっくり共は何の疑いもなく、段ボール箱へと入った。 「ゆっへっへ!たのしみなんだぜ!」 「ゆゆ~ん!はやくかわいいあかちゃんと、ゆっくりしたいよ~!」 「「ゆっくりー!」」 ゆっくり共は理想のゆっくりプレイスに夢膨らませている。 ……安心しなよ、必ず、ゆっくりプレイスに連れて行ってやるからな。 ……数分後。 「ほれ、着いたぞ」 「「「「……ゆ?……ここ?」」」」 「そうだ、ここがゆっくりプレイスの入り口だ」 「……なにいってるんだぜ?……だって、かわさんしかないのぜ?」 ……そう、まりさの言う通り、俺達の目の前には、川しかなかった。 俺の家のすぐ裏は河川敷になっていて、よくジョギングをするおっさんや、浅瀬で遊ぶチビッ子達を見かける。 「まぁ待てよ。すぐ案内するからさ」 俺はゆっくり共が入っている段ボール箱からまりさを手に掴み、持ち上げる。 「な、なにをするのぜ!?」 「そぉい!」 まりさの問い掛けを無視し、川の真ん中目がけてまりさを投げた。 「おそらをとんでいるみたいぃっ!!」 そんなアホな感想を述べながら、まりさは放物線を描くように飛んで、ボチャンと音を立てて川に落ちた。 「まりさあぁぁぁぁっ!?」 「「おとーさあぁぁぁぁんっ!?」」 「ゆぼっ!?ゆ、ゆべっ!!ぐ、ぐぞにんげっ……!だ、だずげ……!!」 れいむと子れいむ二匹は悲鳴を上げ、まりさは必死に助けを求めるが、当然そんなものは無視する。 「べべっ……、ばっ……、じに、だ……、ぐ……」 やがて力尽きたまりさは、ブクブクと川の奥底へと沈んでいき、やがて見えなくなった。 その代わりに、まりさの帽子がプカプカと浮いていた。 「ゆわあぁぁぁぁっ!?まりさがしんじゃったあぁぁぁぁっ!!」 「「ゆんやあぁぁぁぁっ!?」」 「何嘆いてるんだよ。あいつ、ちゃんとゆっくりプレイスに行けたじゃん」 「「「なにいってるのおぉぉぉぉっ!?このゆっくりごろしいぃぃぃぃっ!?」」」 「ゆっくり殺しとは失敬な。俺はただの水先案内人だよ。……さて、次は姉妹仲良く行ってみるか!」 今度は子れいむ二匹を掴むと、さっきのまりさと同じように川へ投げ捨てた。 「「ゆゆ~ん!おそらをとんでるみたーい!」」 ……いちいちあの台詞を言わないと気が済まないのかね、ゆっくりって。 そう思ったのも束の間、子れいむ二匹はほぼ同時に川に落ちた。 「おちびちゃあぁぁぁぁんっ!?」 「ゆぶぶっ!?だずげでぇっ!!」 「れ、れい、ぶ、おぼっ、れ……!」 二匹共必死に揉み上げをワサワサ動かして溺れないように浮いているが、いかんせん子ゆっくり、すぐに動きが鈍くなっていった。 「ゆぶぅっ!!れいむはたすかりたいよ!!おねーちゃんは、れいむをあたまのうえにのせてねぇっ!?」 「な、なにいっでるぼぉっ!?れいむこそ、おねーちゃんをたすけるとおもってぎせいになってねぇ!?」 とうとう自分の姉妹を浮き島代わりにしようと醜い争いが勃発した。 「だずげろおぉぉぉぉっ!!ぐぞにんげんはさっさとおちびちゃんをだずげろおぉぉぉぉっ!!」 「じゃあお前が行けよ」 「ゆっ……!!」 俺がそう言うと、れいむは一瞬で黙ってしまった。 さすがの母性(笑)もこういう時はガキを見捨てるか。 「ゆ……、ぼ……」 「ぼ、ぼっど、ゆっぐ……」 とうとう子れいむ二匹も力尽き、まりさの後を追って川の奥底へと沈んでいった。 「……どうして、どうしてこんなことをするのおぉぉぉぉっ!?」 「何言ってんだ、ちゃんと送ってやったじゃないか。……『地獄』って名前のゆっくりプレイスに、さ」 「ゆ、ゆわあぁぁぁぁ……」 「さて、最後はお前だな。安心しろ、すぐに愛しのまりさとおちびちゃんに会わせてやるから」 「……や、やだあぁぁぁぁっ!!しにたくないぃぃぃぃっ!!」 「死んだ後の事気にしてるのか?大丈夫だって。お前らの死骸は川の魚達に食われるから。……良かったな、お前。初めて誰かの役に立てるぞ?」 これ以上れいむにうだうだ言わせても疲れるだけなので、さっさと川に投げ捨てようと手を伸ばした。 「やめてねえぇぇぇぇっ!?れいむには、かわいいあかちゃんがいるんだよおぉぉぉぉっ!?」 れいむのその一言を聞いた俺は、伸ばした手を一旦引いた。 「……お前、本当にガキが大事か?」 「あたりまえでしょおぉぉぉぉっ!?」 「……嘘だな」 「うそじゃないってばあぁぁぁぁっ!!」 「嘘だ。お前らはガキの事なんざ考えちゃいない。だってそうだろ?ガキがそんなに大事なら、何でこんな事をするのさ」 「ゆ……?」 「頭の上や腹の中にガキがいるのに、お前らときたら、やれレイプ、やれ挑発、やれお家宣言……。何でそんな事が出来んの?」 「だ、だって、もっとあかちゃんとゆっくり」 「馬鹿かお前。人間に喧嘩売ったらお前らなんざ瞬殺だろうが。そうなりゃガキだって死ぬだろ」 「で、でも」 「お前らのやってる事は、ガキを危険に晒してんだよ。家が狭いから何?ガキと一緒にいられるなら、それで良いじゃん」 「よ、よくないよ!おうちがせまかったら、ゆっくりできないよ!」 「ほら、ボロ出た。結局ガキよりも広い家の方を優先してんじゃん」 「ゆ、ゆうぅ……」 「もう一度言うぞ。お前らはガキの事なんざ考えちゃいない。お前らが一番大事なのは……、自分自身なんだよ」 「そんなことないぃぃぃぃっ!!」 「あっそ、自分よりもガキの方が大事なのな?俺、今からお前を川に投げるけど、代わりにガキを殺させるって言うなら、お前は助けてやるよ?」 「ゆ!?」 「どうする?ガキは自分がゆっくりする為の道具じゃないなら、出来るよな?」 「……ゆ、ゆ……、れ、れいむは……」 「……」 「……あ、あかちゃんをころしてねえぇぇぇぇっ!?かわりにれいむはたすけてねえぇぇぇぇっ!?」 ……やっぱ、そう言うと思った。 こいつ、結局ガキの命よりも、自分の保身を選びやがった。 「……ああ、いいぞ、助けてやるよ。……いや、やっぱガキの命も助けてやる」 「ゆっ……!?い、いいの……!?」 「ああ、別に良いさ」 「あ……、ありがとうございますうぅぅぅぅっ!!」 別に礼なんて言わなくて良いさ、れいむ。 「だって、俺が殺らなくても、代わりに殺ってくれる奴らがいるからさ」 「……ゆ?……なにいってるの……?」 「なぁ、れいむ。今、夕方だよな?」 「ゆ……、そ、そうだよ……」 「……何かさぁ、『鳴き声』が聞こえてこないか?」 「ゆ……、ま、まさか……」 「知ってたか?ここ、人間だけじゃなくてさ……」 「カァーッ!!カァーッ!!」 「カラスも利用してるんだよね」 俺が上を見上げると、すでに数羽のカラスが上空を飛び交っていた。 「ゆ、ゆわあぁぁぁぁ……」 「れいむ、この河川敷な、丁度向かい側が、お前らが住んでいたユンヤー公園なんだよ。ここは、カラス達の縄張りでもあるんだよ。何度かユンヤー公園にも、カラスが来たろ?」 れいむは顔を真っ青にしながら、震えていた。 カラスに襲撃された時のトラウマでも甦っているんだろう。 「なぁれいむ、お前ユンヤー公園から俺の家までどうやって来た?……多分、まりさに手伝ってもらったんだろ」 俺がそう尋ねると、れいむは震えながら頷いた。 「ここで問題です。今ここに妊娠中で満足に身動きが取れないゆっくりがいます。腹ペコなカラス達は、そのゆっくりをどうするでしょう?」 「あ、ああああ……」 上空のカラス達は、人間の俺を警戒しているので様子を見ているが、俺がここを去れば、れいむのゆん生はここで終了だ。 「じゃあなれいむ、ガキと一緒に達者で暮らせよ」 俺は段ボール箱かられいむを取り出すと、段ボール箱を畳んで脇に抱え、れいむに背を向けた。 「や、やべでえぇぇぇぇっ!!おいでいがないでえぇぇぇぇっ!!」 その叫び声を無視し、スタスタとれいむから遠ざかる。 「ゆ……、ゆぐうっ!!こうなったら、おくのてっ!だよおっ!!」 奥の手という言葉が気になって振り向くと、事もあろうに、れいむは左右激しく体を振っていた。 ……まさか、頭の上の茎を折って、少しでも身軽になろうとしてるのか……? 「ふんっ!!ふんっ!!ぐずは!!きらいだよっ!!はやくっ!!おれてねっ!!」 ……グズはお前だし、茎一本折れた所で、大して変わらないと思うんだが。 「ふんっ!!ふ……!?ゆっ!?ゆぎいっ!?」 突然れいむは奇声を発し、動きを止めた。 ……あ、産道から赤れいむが顔を出している。 あの激しい動きはかえって産気づくのが早くなったみたいだな。 「ゆゆ~ん!きゃわいいれいみゅがゆっくちうみゃれるよ!」 「ゆぎいぃぃぃぃっ!!ゆっくりしないではやくうまれろおぉぉぉぉっ!!」 赤れいむはふてぶてしい笑顔でそう言っているが、れいむにしてみりゃ、神経逆なでするような発言だな。 「ゆ……、ゆぅっ!!」 れいむが力むと、以外にも早く赤れいむはスポンと産道から飛び出て、そのまま地面に落ちた。 「ゆぴゃあっ!!れいみゅのぷりちーなあんよがぁっ!!」 どうやら落下の衝撃で底部を傷つけたらしい。 ……まぁ、赤ゆの薄皮じゃ、まずこうなるわな。 「ずーり、ずーり……!」 赤れいむを産み終えたれいむは、赤れいむに目もくれず、這ってその場から逃げようとした……、が。 「ずー……、ゆぎぎぃっ!?」 「ちゅぎはきゃっこいいまりちゃが、ゆっくりうみゃれるんだじぇ!」 今度は赤まりさが産道から顔を出していた。 ……あの分じゃ、まだまだ腹の中にガキがいそうだな。 「ゆぎいぃぃぃぃっ!!さっさとうまれろぉっ!!このくそまりさあぁぁぁぁっ!!」 「いやにゃんだじぇ!まりちゃはゆっくちうみゃれりゅんだじぇ!」 「ゆがあぁぁぁぁっ!!ころすっ!!ころしてやるうぅぅぅぅっ!!」 ……とうとうれいむは産道から出て来ない赤まりさと口喧嘩を始めてしまった。 ……そろそろ腹も減ってきたし、カラス達も早くゆっくり共を食べたいだろうな。 そう思った俺は今度こそ、後ろを振り向く事なく歩き出した。 「ギャーッ!!ギャーッ!!」 それが合図とばかりに、カラス達が荒々しく鳴き始めた。 後ろの様子は分からないが、ゆっくり共目がけて急降下しているんだろう。 「ギャーッ!!ギャーッ!!」 「ゆぴっ!?いぢゃい!れいみゅのあんよ、たべにゃいでえぇぇぇぇっ!!」 「まりちゃはおいちくにゃ……、ゆびゃあっ!!まりちゃのおめめぇっ!!」 「ゆぎゃあぁぁぁぁっ!!たべるならくそがきだけにしてえぇぇぇぇっ!!」 良かったな、カラス達、今日は腹いっぱい食えるぞ。 ……数日後。 今日は休日なのだが、特に何も予定が入っていなかったので、俺はユンヤー公園のベンチでコーヒーを飲んでいた。 ……ここは虐待鬼威惨のオアシスの筈なのに、今日に限って誰もいなかった。 何でも、商店街の方でドスまりさの解体ショーをやっているらしく、虐待鬼威惨達(虐太郎含む)は全員そこに行っているらしい。 「……あのめーりん、結局見かけなかったな……」 ……あれから、めーりんを見かける事は一度も無かった。 あの路地裏にいるのではと思って一度覗いたが、そこにもいなかった。 ……何より、俺があのめーりんを気に掛けていると言う事に、正直驚いていた。 ……虐太郎の話を聞くまでは、そんなに気にしていなかったのに。 「……ま、良いか。きっと、飼い主と仲良くやってるだろうさ」 俺はそう呟いて、他の場所に行こうとベンチから立ち上がった。 「ゆっへっへ!くずのぶんざいで、まりさにさからうから、こうなるのぜ!」 ベンチの後ろの茂みの方から、そんな声が聞こえてきた。 ……俺は思わず、飲みかけのコーヒーの缶を投げすて、走って茂みの中に入っていた。 「ゆっへっへ!よくもまぁ、こんなくそがきをかばえるもんなのぜ!」 茂みの中には野良まりさと、ボロボロの姿で倒れているゆっくりがいた。 ……そのゆっくりは、あの日見かけた、めーりんだった。 ……間違いない、あのめーりんだ。 バッジは付いていなかったが、あの幸薄そうな顔付きは見覚えがある。 ……しかも、そのめーりんの後ろには……、 「ぢゃおぅっ……。ぢゃおぉぉぉぉっ……」 めーりんに良く似た小さなめーりん……、赤めーりんがいた。 ……やっぱり、あの時妊娠していたんだ。 ……あの赤めーりんは赤ありす達とは違って、発情などはしていないから、レイパーではないと思う。 俺はゆっクリニックの医者ではないからはっきりとは分からないが、……そうだと思いたかった。 「ゆっへっへ!くずのくせに、このこうえんにすもうとするから、せいっさぶぇっ」 まりさは邪魔だったので、踏み潰してめーりんに駆け寄った。 「めーりん!おい、しっかりしろ!」 「ぢゃおう!ぢゃおうっ!」 「……じゃ、……お……」 ……良かった、まだ息はあるようだ。 「待ってろ!すぐゆっクリニックに連れて行ってやる!」 俺は傷だらけのめーりんと赤めーりんを一緒に抱え、ゆっクリニックへと走った。 ……俺がどうしてめーりんの事を気にしていたのか、分かった。 ……俺は、気になっていたんだ。 望まぬ命を腹に宿したこいつは、一体どうするんだろうかって。 ……そして、その答えが、これだった。 ……俺は、このめーりんを放っては置けなかった。 ……ただ、それだけだったんだ。 「ぢゃお、ぢゃーお!」 ……いけない、また居眠りしちゃった。 どうしたの?おちびちゃん。 「ぢゃおう!」 お兄さんが用意してくれたおやつを食べたいの? 良いよ、先に食べててね。お母さん、もう少ししたら行くから。 「ぢゃおう!」 あらあら、あんなに元気に跳ねて行って。 ……ふぅ。 ……あの日、野良ありすに無理矢理すっきりー!されてから、どれ位経っただろう。 あの時、ある人に助けてもらって、何とかお兄さんのお家に帰る事が出来たけど、お兄さんは『勝手に野良とすっきりしたのか』……って怒ってた。 ごめんなさいって何度も謝ったけど、バッジを取られて、私はお家を追い出された。 ……おちびちゃんがお腹の中にいる間、私は必死に生きていた。 ……おちびちゃんがお腹の中にいなければって思わなかったと言うと、嘘になる。 おちびちゃんの事を、憎いと思う事は、何度かあった。 ……でも、おちびちゃんが産まれた瞬間、ああ、私は何て事を考えていたんだろうって、恥ずかしくて、情けなくて。 この子は何にも悪くないのに、どうしてこの子を憎んだんだろうって。 ……そんな、最低なお母さんなのに、おちびちゃんは、笑顔で、ぢゃおって、挨拶してくれた。 ……だから、おちびちゃんにこう言った。 産まれてくれて、ありがとう。 ……それから、色々あって、私とおちびちゃんは、新しい飼い主さん……、新しいお兄さんに引き取ってもらった。 そのお兄さんは、あの時私を助けてくれたお兄さんだった。 お兄さんは私を病院に連れて行ってくれて、おちびちゃんに悪い病気がないか、検査も受けさせてくれた。 ……お兄さんがいなかったら、私も、おちびちゃんも、今頃どうなっていたか……。 「ただいまー。めーりん、良い子で留守番してたか?」 ……あ、お兄さんが帰って来た。 私はお兄さんを出迎える為、急いで玄関まで跳ねて行った。 「お、めーりん。腹減ったろ。すぐ晩飯作るからな」 お兄さんは出迎えた私の頭を軽く撫でてくれた。 ……私は、じゃおう、としか言えない。 伝えたい事が伝えられなくて、もどかしい思いをする事が何度もある。 ……でも、伝えたい。 ……いつか、自分の口で、ちゃんと、伝えたい。 「じゃおう!」 ……ありがとう、おにいさん。 END あとがき 久々の投稿となります。 一つの作品を考え、書き終えるのに相当時間がかかるなぁと思うこの頃です。 今回は、書き方を変えてみました。 ある意味実験的な作品なので、自分でもあまり良い内容とは思えません。 『めーりん優遇?もうお腹一杯だよ』と思った方に、お詫びします。 これからも、どうかよろしくお願いします。 ご感想、お待ちしています。 今までに書いたSS anko1656 クズとゲス anko1671 うにゅほのカリスマ求道記 anko1767 あなたは、食べてもいい○○○○? anko1788 そんなの常識ですよ? anko1926~1928 二人はW ~Yは二度と帰らない~ anko2079 しんぐるまざー anko2750 無意識だから anko2786 ともだち
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注 ぺにぺに、あにゃる描写有り ぺにぺに虐待描写有り 「ゆっゆ~ん♪」 「ゆゆん♪しゅ~り、しゅ~り、おきゃあしゃ~ん♪」 目の前には、お互いにすりすりをする、れいむ親子の仲むつまじい光景。 母性が強く、優しいれいむは子供をとても大切にする。 子れいむも母れいむの愛情を受け、喜びを体全体で表している。 「おちびちゃん、やさしいおにいさんに、おうたをうたってあげようね♪」 「おに~しゃん、みゃいにちありがとう!!れいみゅのおうたでゆっきゅりちてにぇ♪」 「「ゆ~ゆゆゆ~、ゆ~~っくりぃ~♪」」 ゆっくりの歌声にもピンキリあるが、この親子の歌声はなかなか聞ける声である。 (ふーん。こうして見るとまあかわいいのかなあ。) 僕は特にゆっくりが好きでも嫌いでもない。そしてこの2匹はペットではない。人からの預かりものだ。 僕は友人の知り合い――仮にO氏と呼ぼう。 彼に頼まれ、このれいむ親子の生態を観察し、記録している。 バイト代としていくらかのお金がもらえるというので、引き受けた。 世話してるうちに、子れいむは僕にも懐き、僕も甘えてくる子れいむを撫でてやったりして それなりにはかわいいと思えるようになっていた。 「ご飯だぞ」 僕は皿に入れたゆっくりフードを差し出した。 「おちびちゃん♪ゆっくりおくちをあけてね♪」 「ゅあーん♪」 母れいむは口移しで子れいむに噛み砕いたゆっくりフードをあげている。 子れいむはもう自分で餌を食べられる時期なのだが、すっかり甘えている 「むーちゃ、むーちゃ、ゆむ、ゆむ、ごっきゅん。ちあわちぇ~♪」 「ゆゆぅぅ…!おちびちゃんはほんとうにかわいいね!いっぱいたべてげんきにゆっくりそだってね♪」 この母れいむは、少し子供を甘やかし過ぎている。 野生に生きていたら、子れいむは自立できないだろう。 だが実はそれがこの観察の重要なところ。 母れいむは、あらかじめ「もう子供は作れない」と教えられている。 繁殖用の精子餡を使い、胎生にんっしんで子供を宿した母れいむは、出産直前に餌に薬を飲まされ、具合を悪くさせられた。 出産が困難になったので、O氏による帝王切開でこの子れいむは取り出されたのだ。 子れいむの取り出した後、母れいむは知らないうちに避妊手術をされ、「手術の影響で、子供が作れなくなった」と伝えられたのだ。 母れいむの過剰なまでの甘やかしぶりは、それを知っているからこそだろう。 どうも、今まで以上に人に懐くゆっくりを作る実験の一環らしいが…。 預かってから一週間ぐらいまで観察は順調だった。 しかし―― 休みの日、僕がラーメンを作っていたときのこと。 テレビで戦隊ヒーローものでも見たのか、子れいむが僕の足に体当たりをしかけてくる。 「おにいしゃんはてきになっちぇね!ゆっゆ~、わりゅものはれいみゅがゆるしゃにゃいよ!きぃ~っく、ぴゃ~んち!」 僕の左足に、子れいむの体当たりがくすぐったい。 「こらこら、今ごはんをつくってるから、邪魔するんじゃないよ」 「ゆゆっ?おちびちゃん、ぱんちときっくはこうやるんだよ!」 そこに空気の読めない母れいむが、戦隊ごっこに加わってきた。 「おにいさんかくごしてね!れいむぱーんち!」 左足が子れいむをよけている最中、右足に母れいむが力強く突進してくる。 さすがにこれでは持たなかった。 「うわっ!?」 僕はバランスを崩して。 「ゆゆ~♪おきゃあしゃんちゅよ~い…」 グチョッ!!! 「ゅぴぎゅ!?」 よろけた僕の足は、子れいむの半身を思いっきりふみつぶしてしまった。 「ああっ?子れいむッ!?」 「ゆ゛…?ゆ゛ッあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!! お゛ぢびぢゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛んn!!!!??????」 母れいむの悲鳴。 「ぴっ!!!! ゅぴぃぃぃぃぃいあ゛あ゛ああああああァ゛ア゛アア!!! あ゛… ゅあ゛…!」 ビクッビクッ 大きな叫び声を上げたあと、子れいむは痙攣し始めた。 もう、手遅れだ。 体の5分の2が潰され、小さい体から餡庫が流れる。 「おぢびぢゃ…! おぢびぢゃあああんん!!!!!じっがりじでえええええええ!!!」 「ゆ゛ぴっ… ぴ… ぃ゛ぃぃィィィ… ぃ゛…」 その声を最後に、子れいむは動かなくなった。 「おぢびぢゃん!?おぢびぢゃん!おぢびぢゃん!!ゆ゛っぐりじないでお゛へんじじでね゛え゛え゛え゛ええ!! お゛に゛いざん!おぢびぢゃんをだずげでええええ!!!」 「だめだ、もう死んでる…」 「どおじでぞんなごどいうのお゛お゛お゛お!!?うぞ…うぞだよ… おぢびぢゃん?ゆっくりねてないでおきないとだめだよ!いっじょにおうだをうだおうね!!」 あんなに可愛がっていた子供も、最後はあっけなかった。 「…」 「ゆ゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!!おぢびぢゃああああああああん!! あ゛あああああああ!!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああ!!れ゛い゛む゛がおにいざんにぱんちしたぜいでえ゛え゛え゛ええ!!! れ゛ い゛ む゛ の゛ い゛ ち゛ ば ん゛ た゛ い゛ せ゛ つ゛ な゛ お゛ ぢ び ぢ ゃ ん が あっ ああ゛あ゛あ゛あああああああああああああああああ!!!!!!!!!! ゆげぼおおおおおおおおおおおおおお!!」 母れいむは餡子を吐き、気絶した。 母れいむは、精神が壊れてしまったらしく、起きてからも 「ぢびぢゃ… おぢびぢゃ…」 と繰り返すばかりだ。 …ああ、どうしよう…。凄い罪悪感が…。それにバイト料もパーだ… 「ああ、別にいいよ。うん、記録もこんなかんじでいいんだ。ありがとう。 じゃあとりあえず今日までのバイト代を用意するね。」 その日のうちにれいむを持参し、O氏に事の次第を話したが、…別に咎められなかった。 「え、ほ、本当にいいんですか?」 「事故だししょうがないよ、また最初からやればもう一本データがとれるしね …このれいむはもうだめだな。こっちで処分しよう」 O氏は自宅の庭にゆっくりの飼育設備を持っている。 彼は壊れてしまった母れいむを持ち上げ、出て行った。 「…」 ちょっと間が空いて、O氏が戻ってきた。 「ゆぷっ!?」 「ゆぴぇっ!?」 その手には、先ほどのれいむとは別のゆっくり。乱暴に床に落とされた。 「なにするの!!ありすはしんぐるまざーなのよ!かわいそうだからやさしくしないとだめなのよ!!」 「みゃみゃぁ!いぢゃいよぉぉぉ~!!」 「あああ!!!あやまりなさい!おぢびぢゃんがいたがってるでしょおおおお!!」 ありすの親子だ。 「え、今度はありすの親子ですか…?」 言い終わってみると、それが勘違いだったことが分かる。 ありす親子の薄汚れた姿から、野良だということに気づいたのだ。 それに性格も預かったれいむ親子より生意気だ。 野良の世界では、こういう性格じゃないと、生き残るのが難しいのか? 「悪いが、君ちょっと待っててくれ。ちょうどいい時間にいいものが手に入った。 こいつら庭に入り込んでいたんだ。飼いゆっくりの檻の外から、物欲しそうに餌をみつめていたよ」 「ごちゃごちゃうるさいのよ!あわれなおちびちゃんにたべものをめぐみなさいよ!」 「みゃ…みゃみゃー!このおじしゃんきょわいよーー!!おうちにきゃえりちゃいよおおおお!!ゅびぇええええええん!!」 「こわがらなくていいのよ、おちびちゃんは ひがいしゃなんだから、とかいてきに どうどうとしているべきよ!! …それにおちびちゃん、おうちはもうないのよ。やばんなにんげんが ありすたちのおうちをこわしてしまったから…」 母ありすがこっちをチラチラ見ている。 「そうよ!おちびちゃんをなかせたおわびに、ありすたちにおうちをよういするべきよ!! にんげんさん!あなたが、もしとかいてきで こころのやさしいひとなら ことわれないわよね!」 ありすがニヤニヤ笑ってこっちを見回す。 だがそれを聞いてるO氏も妖しく微笑む。 「一つ質問なんだけど、ありすは、しんぐるまざーって言ってたよね? 「そうよ!さっきからそういってるでしょおおお!はやくたべものとおうちをよういしなさい!!」 「うん分かったよ、でもその前にもうひとつ質問いい?」 「ゆゆっ?そんなことよりはやくしなさい、いなかもの!!ほんとうにいなかくさいわね!」 O氏が片足を振りかぶり・・・ ヒュッ! ぽよん・・・ びたん! 「ゆびゃあああああああああ!!!!」 O氏、いきなり子ありすを蹴飛ばした。子ありすはボールみたいに壁に跳ね返る。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!?なにじでるのこのぐぞじじいいいいいい!!!」 子ありすは跳ね返って、しんぐるまざー(笑)ありすの目の前に転がってきた。 「い゛ぢゃ… い…ぢゃいよぉぉ… み゛ゃ゛み゛ゃ゛、 み゛ゃ゛… み゛ゃ゛ぁぁ…」 「おぢびぢゃん!ぺろぺろしてあげるからね!すぐにいたくなくなるからね!」 母ありすが子ありすを舐めようと舌を伸ばしたとき。 「ぴゅッ!!?」 ブヂュッ!っと言う音がして、カスタードクリームが母ありすの顔にかかる。 「ゆ… あ…?」 子ありすのいた場所には、O氏の足。 そうO氏が子ありすを踏み潰したのだ。 O氏はそのままぐりぐり踏みにじる、すると子ありすだったもののカチューシャがパキパキ割れる。 「ねえ?まざーってことは子供がいるんだよね?どこにも見当たらないよ?ありすは嘘つきなの?」 「ゆ゛っぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あああああああああ!!!あ゛り゛ずのとかいてきでかわいいおぢびぢゃんがあああああああ!!!」 わざとらしくきょろきょろ見回すO氏 「やっぱりどこにもいない。嘘をついたねありす。嘘をつく悪いゆっくりはお仕置きだぞ!よっ」 髪の毛を鷲掴みにし、ありすを持ち上げている 「ゆ゛がああああああ!!!いだぃぃぃ!!きたないてでさわるなあ゛あ゛あ!!じじいいいいいい!!!」 ありす(もう母じゃないからただのありす)は激しく抵抗するが、 O氏は慣れた手つきで体の後ろ側をさすり始めた。指がありすの体内に入ってるようだけど。 「ゆ゛ゆ゛っ!?な゛に゛す゛る゛のおおお!?あ゛り゛ずのでりげーどなぶぶんをさわるなあああ!!! このいながもの!へんたい!ゆ、ゆ、ゆっんほおおおおおおおおおおおお!!!」 ありすの表情が変わり、体の下方向からぺにぺにと呼ばれる性器が出てきている。 「どうだい、下品な話だが、ゆっくりも人間と同じ。あにゃるを刺激すると、興奮して勃起するんだ」 「え?あ…そうなんですか」 いきなりの展開でわけが分からないので、そう答えるしかない。 「さて」 O氏はポケットからカッターを取り出す。 すばやい手つきで、ありすのぺにぺにを横から一気に切り裂いた。 「ん゛っほゆ゛っぎゅごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛おお!!!!!」 濃厚なミルクのような、白い液体が飛び散る。 「これがありすの子種だね。濃厚なミルク風味で、舐めるととても甘いんだ。それもう一回」 「ゆっぎぃあ゛あ゛あ゛あ゛あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」 今度は縦に切り裂く。 ありすのぺにぺには、体についたままで、4分割された。 何かこっちも股間が痛くなってくるなぁ…。 「まだまだいくよ~」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あああああああああああああああああああ!!!」 ありすはその後も同じようにぺにぺにを切り裂かれ続けた しまいには、ぺにぺにはところてんのような細さにまで切られて、間からカスタードを垂れ流していた。 「…ぁ゛ …ぁ゛ …ぁ゛ぁ゛ぁ゛…」 ありすは叫び続けたので、喉?を潰してしまい、声が出ない。 さらに切り裂かれている最中に、痛みのショックで目が飛び出し失明していた 「よーし、こんなもんだな」 「あ、あの~。」 「うん?ああ、こいつは飼育してるゆっくりの餌にするんだよ。外は多少汚くても、中身は綺麗なものさ。 精神的にも肉体的にも痛めつけたから、みんな美味しく食べる。 このぺにぺにの部分からカスタードを絞る。搾り終わったら、ぺにぺにも切り離してカスタードに混ぜると、立派なスイーツができる。 あ、そうだそうだ。君がもし子れいむを踏み潰しちゃってトラウマになってなければ、明日からでも新しい親子で 観察を続けてほしいんだけど…。」 「いやどちらかと言えば今の光景のほうが」 「はは、そうかそうか」 O氏は変わった人だ。 僕はO氏に質問してみた。 「あのー気になっていたんですけど、Oさんはゆっくりに関わる仕事してるくらいだから、ゆっくりが好きなんですか? さっきの野良ありすに対してはずいぶんドライな対応してましたけど」 「ハハハ何言ってるんだ、ゆっくりに関係する仕事でもいろいろあるからね。 ゆっくりが好きな人は、可哀想だから僕のような仕事はできないんじゃないかなぁ。僕は別に嫌いでもないけどね~。」 「はあ…そういうものですか」 「ハハハ」 翌日、僕はれいむ親子の入ったケースを手に帰ってきた すやすやと眠るれいむ親子。 普通の人が見たらほほえましい光景。 でも、正直言うと僕は… 昨日子供が死んでしまって泣き叫ぶ母れいむ、それに子ありすを殺され、さらにぺにぺにを切り刻まれ母ありすがのた打ち回ってる姿に ときめきのようなものを感じてしまったのだ …もしかして僕も変人なのか。ちゃんと最後まで我慢してやり通せるだろうか…? 僕は明日からのことを少し心配しながらも、眠りに落ちた。 ========================================================================================== しんぐるまざー(笑)とかのスイーツ(笑)的な要素って、れいむよりもとかいは(笑)ありすの方が言いそうなので 試しにそんなものを書いてみたくなった。 でいぶ?はて何のことやら。 そしてありすのぺにぺに虐待が楽しすぎて、つい書いてしまう。 ぺにぺに虐待はやばいな。 せっかくなので作者名もそれっぽく名乗ることにしました。 過去に書いたSS ゆっくりいじめ系2003 ありすを暴行して殺しただけの話 ゆっくりいじめ系2196 レイパーありすの群れの敗北 ゆっくりいじめ系2197 レイパーありす因果応報? 作:ついありすを優遇してしまう人 このSSに感想をつける
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ちびちゃと ちびちゃと常連 不審者
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注 ぺにぺに、あにゃる描写有り ぺにぺに虐待描写有り 「ゆっゆ~ん♪」 「ゆゆん♪しゅ~り、しゅ~り、おきゃあしゃ~ん♪」 目の前には、お互いにすりすりをする、れいむ親子の仲むつまじい光景。 母性が強く、優しいれいむは子供をとても大切にする。 子れいむも母れいむの愛情を受け、喜びを体全体で表している。 「おちびちゃん、やさしいおにいさんに、おうたをうたってあげようね♪」 「おに~しゃん、みゃいにちありがとう!!れいみゅのおうたでゆっきゅりちてにぇ♪」 「「ゆ~ゆゆゆ~、ゆ~~っくりぃ~♪」」 ゆっくりの歌声にもピンキリあるが、この親子の歌声はなかなか聞ける声である。 (ふーん。こうして見るとまあかわいいのかなあ。) 僕は特にゆっくりが好きでも嫌いでもない。そしてこの2匹はペットではない。人からの預かりものだ。 僕は友人の知り合い――仮にO氏と呼ぼう。 彼に頼まれ、このれいむ親子の生態を観察し、記録している。 バイト代としていくらかのお金がもらえるというので、引き受けた。 世話してるうちに、子れいむは僕にも懐き、僕も甘えてくる子れいむを撫でてやったりして それなりにはかわいいと思えるようになっていた。 「ご飯だぞ」 僕は皿に入れたゆっくりフードを差し出した。 「おちびちゃん♪ゆっくりおくちをあけてね♪」 「ゅあーん♪」 母れいむは口移しで子れいむに噛み砕いたゆっくりフードをあげている。 子れいむはもう自分で餌を食べられる時期なのだが、すっかり甘えている 「むーちゃ、むーちゃ、ゆむ、ゆむ、ごっきゅん。ちあわちぇ~♪」 「ゆゆぅぅ…!おちびちゃんはほんとうにかわいいね!いっぱいたべてげんきにゆっくりそだってね♪」 この母れいむは、少し子供を甘やかし過ぎている。 野生に生きていたら、子れいむは自立できないだろう。 だが実はそれがこの観察の重要なところ。 母れいむは、あらかじめ「もう子供は作れない」と教えられている。 繁殖用の精子餡を使い、胎生にんっしんで子供を宿した母れいむは、出産直前に餌に薬を飲まされ、具合を悪くさせられた。 出産が困難になったので、O氏による帝王切開でこの子れいむは取り出されたのだ。 子れいむの取り出した後、母れいむは知らないうちに避妊手術をされ、「手術の影響で、子供が作れなくなった」と伝えられたのだ。 母れいむの過剰なまでの甘やかしぶりは、それを知っているからこそだろう。 どうも、今まで以上に人に懐くゆっくりを作る実験の一環らしいが…。 預かってから一週間ぐらいまで観察は順調だった。 しかし―― 休みの日、僕がラーメンを作っていたときのこと。 テレビで戦隊ヒーローものでも見たのか、子れいむが僕の足に体当たりをしかけてくる。 「おにいしゃんはてきになっちぇね!ゆっゆ~、わりゅものはれいみゅがゆるしゃにゃいよ!きぃ~っく、ぴゃ~んち!」 僕の左足に、子れいむの体当たりがくすぐったい。 「こらこら、今ごはんをつくってるから、邪魔するんじゃないよ」 「ゆゆっ?おちびちゃん、ぱんちときっくはこうやるんだよ!」 そこに空気の読めない母れいむが、戦隊ごっこに加わってきた。 「おにいさんかくごしてね!れいむぱーんち!」 左足が子れいむをよけている最中、右足に母れいむが力強く突進してくる。 さすがにこれでは持たなかった。 「うわっ!?」 僕はバランスを崩して。 「ゆゆ~♪おきゃあしゃんちゅよ~い…」 グチョッ!!! 「ゅぴぎゅ!?」 よろけた僕の足は、子れいむの半身を思いっきりふみつぶしてしまった。 「ああっ?子れいむッ!?」 「ゆ゛…?ゆ゛ッあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!! お゛ぢびぢゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛んn!!!!??????」 母れいむの悲鳴。 「ぴっ!!!! ゅぴぃぃぃぃぃいあ゛あ゛ああああああァ゛ア゛アア!!! あ゛… ゅあ゛…!」 ビクッビクッ 大きな叫び声を上げたあと、子れいむは痙攣し始めた。 もう、手遅れだ。 体の5分の2が潰され、小さい体から餡庫が流れる。 「おぢびぢゃ…! おぢびぢゃあああんん!!!!!じっがりじでえええええええ!!!」 「ゆ゛ぴっ… ぴ… ぃ゛ぃぃィィィ… ぃ゛…」 その声を最後に、子れいむは動かなくなった。 「おぢびぢゃん!?おぢびぢゃん!おぢびぢゃん!!ゆ゛っぐりじないでお゛へんじじでね゛え゛え゛え゛ええ!! お゛に゛いざん!おぢびぢゃんをだずげでええええ!!!」 「だめだ、もう死んでる…」 「どおじでぞんなごどいうのお゛お゛お゛お!!?うぞ…うぞだよ… おぢびぢゃん?ゆっくりねてないでおきないとだめだよ!いっじょにおうだをうだおうね!!」 あんなに可愛がっていた子供も、最後はあっけなかった。 「…」 「ゆ゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!!おぢびぢゃああああああああん!! あ゛あああああああ!!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああ!!れ゛い゛む゛がおにいざんにぱんちしたぜいでえ゛え゛え゛ええ!!! れ゛ い゛ む゛ の゛ い゛ ち゛ ば ん゛ た゛ い゛ せ゛ つ゛ な゛ お゛ ぢ び ぢ ゃ ん が あっ ああ゛あ゛あ゛あああああああああああああああああ!!!!!!!!!! ゆげぼおおおおおおおおおおおおおお!!」 母れいむは餡子を吐き、気絶した。 母れいむは、精神が壊れてしまったらしく、起きてからも 「ぢびぢゃ… おぢびぢゃ…」 と繰り返すばかりだ。 …ああ、どうしよう…。凄い罪悪感が…。それにバイト料もパーだ… 「ああ、別にいいよ。うん、記録もこんなかんじでいいんだ。ありがとう。 じゃあとりあえず今日までのバイト代を用意するね。」 その日のうちにれいむを持参し、O氏に事の次第を話したが、…別に咎められなかった。 「え、ほ、本当にいいんですか?」 「事故だししょうがないよ、また最初からやればもう一本データがとれるしね …このれいむはもうだめだな。こっちで処分しよう」 O氏は自宅の庭にゆっくりの飼育設備を持っている。 彼は壊れてしまった母れいむを持ち上げ、出て行った。 「…」 ちょっと間が空いて、O氏が戻ってきた。 「ゆぷっ!?」 「ゆぴぇっ!?」 その手には、先ほどのれいむとは別のゆっくり。乱暴に床に落とされた。 「なにするの!!ありすはしんぐるまざーなのよ!かわいそうだからやさしくしないとだめなのよ!!」 「みゃみゃぁ!いぢゃいよぉぉぉ~!!」 「あああ!!!あやまりなさい!おぢびぢゃんがいたがってるでしょおおおお!!」 ありすの親子だ。 「え、今度はありすの親子ですか…?」 言い終わってみると、それが勘違いだったことが分かる。 ありす親子の薄汚れた姿から、野良だということに気づいたのだ。 それに性格も預かったれいむ親子より生意気だ。 野良の世界では、こういう性格じゃないと、生き残るのが難しいのか? 「悪いが、君ちょっと待っててくれ。ちょうどいい時間にいいものが手に入った。 こいつら庭に入り込んでいたんだ。飼いゆっくりの檻の外から、物欲しそうに餌をみつめていたよ」 「ごちゃごちゃうるさいのよ!あわれなおちびちゃんにたべものをめぐみなさいよ!」 「みゃ…みゃみゃー!このおじしゃんきょわいよーー!!おうちにきゃえりちゃいよおおおお!!ゅびぇええええええん!!」 「こわがらなくていいのよ、おちびちゃんは ひがいしゃなんだから、とかいてきに どうどうとしているべきよ!! …それにおちびちゃん、おうちはもうないのよ。やばんなにんげんが ありすたちのおうちをこわしてしまったから…」 母ありすがこっちをチラチラ見ている。 「そうよ!おちびちゃんをなかせたおわびに、ありすたちにおうちをよういするべきよ!! にんげんさん!あなたが、もしとかいてきで こころのやさしいひとなら ことわれないわよね!」 ありすがニヤニヤ笑ってこっちを見回す。 だがそれを聞いてるO氏も妖しく微笑む。 「一つ質問なんだけど、ありすは、しんぐるまざーって言ってたよね? 「そうよ!さっきからそういってるでしょおおお!はやくたべものとおうちをよういしなさい!!」 「うん分かったよ、でもその前にもうひとつ質問いい?」 「ゆゆっ?そんなことよりはやくしなさい、いなかもの!!ほんとうにいなかくさいわね!」 O氏が片足を振りかぶり・・・ ヒュッ! ぽよん・・・ びたん! 「ゆびゃあああああああああ!!!!」 O氏、いきなり子ありすを蹴飛ばした。子ありすはボールみたいに壁に跳ね返る。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!?なにじでるのこのぐぞじじいいいいいい!!!」 子ありすは跳ね返って、しんぐるまざー(笑)ありすの目の前に転がってきた。 「い゛ぢゃ… い…ぢゃいよぉぉ… み゛ゃ゛み゛ゃ゛、 み゛ゃ゛… み゛ゃ゛ぁぁ…」 「おぢびぢゃん!ぺろぺろしてあげるからね!すぐにいたくなくなるからね!」 母ありすが子ありすを舐めようと舌を伸ばしたとき。 「ぴゅッ!!?」 ブヂュッ!っと言う音がして、カスタードクリームが母ありすの顔にかかる。 「ゆ… あ…?」 子ありすのいた場所には、O氏の足。 そうO氏が子ありすを踏み潰したのだ。 O氏はそのままぐりぐり踏みにじる、すると子ありすだったもののカチューシャがパキパキ割れる。 「ねえ?まざーってことは子供がいるんだよね?どこにも見当たらないよ?ありすは嘘つきなの?」 「ゆ゛っぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あああああああああ!!!あ゛り゛ずのとかいてきでかわいいおぢびぢゃんがあああああああ!!!」 わざとらしくきょろきょろ見回すO氏 「やっぱりどこにもいない。嘘をついたねありす。嘘をつく悪いゆっくりはお仕置きだぞ!よっ」 髪の毛を鷲掴みにし、ありすを持ち上げている 「ゆ゛がああああああ!!!いだぃぃぃ!!きたないてでさわるなあ゛あ゛あ!!じじいいいいいい!!!」 ありす(もう母じゃないからただのありす)は激しく抵抗するが、 O氏は慣れた手つきで体の後ろ側をさすり始めた。指がありすの体内に入ってるようだけど。 「ゆ゛ゆ゛っ!?な゛に゛す゛る゛のおおお!?あ゛り゛ずのでりげーどなぶぶんをさわるなあああ!!! このいながもの!へんたい!ゆ、ゆ、ゆっんほおおおおおおおおおおおお!!!」 ありすの表情が変わり、体の下方向からぺにぺにと呼ばれる性器が出てきている。 「どうだい、下品な話だが、ゆっくりも人間と同じ。あにゃるを刺激すると、興奮して勃起するんだ」 「え?あ…そうなんですか」 いきなりの展開でわけが分からないので、そう答えるしかない。 「さて」 O氏はポケットからカッターを取り出す。 すばやい手つきで、ありすのぺにぺにを横から一気に切り裂いた。 「ん゛っほゆ゛っぎゅごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛おお!!!!!」 濃厚なミルクのような、白い液体が飛び散る。 「これがありすの子種だね。濃厚なミルク風味で、舐めるととても甘いんだ。それもう一回」 「ゆっぎぃあ゛あ゛あ゛あ゛あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」 今度は縦に切り裂く。 ありすのぺにぺには、体についたままで、4分割された。 何かこっちも股間が痛くなってくるなぁ…。 「まだまだいくよ~」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あああああああああああああああああああ!!!」 ありすはその後も同じようにぺにぺにを切り裂かれ続けた しまいには、ぺにぺにはところてんのような細さにまで切られて、間からカスタードを垂れ流していた。 「…ぁ゛ …ぁ゛ …ぁ゛ぁ゛ぁ゛…」 ありすは叫び続けたので、喉?を潰してしまい、声が出ない。 さらに切り裂かれている最中に、痛みのショックで目が飛び出し失明していた 「よーし、こんなもんだな」 「あ、あの~。」 「うん?ああ、こいつは飼育してるゆっくりの餌にするんだよ。外は多少汚くても、中身は綺麗なものさ。 精神的にも肉体的にも痛めつけたから、みんな美味しく食べる。 このぺにぺにの部分からカスタードを絞る。搾り終わったら、ぺにぺにも切り離してカスタードに混ぜると、立派なスイーツができる。 あ、そうだそうだ。君がもし子れいむを踏み潰しちゃってトラウマになってなければ、明日からでも新しい親子で 観察を続けてほしいんだけど…。」 「いやどちらかと言えば今の光景のほうが」 「はは、そうかそうか」 O氏は変わった人だ。 僕はO氏に質問してみた。 「あのー気になっていたんですけど、Oさんはゆっくりに関わる仕事してるくらいだから、ゆっくりが好きなんですか? さっきの野良ありすに対してはずいぶんドライな対応してましたけど」 「ハハハ何言ってるんだ、ゆっくりに関係する仕事でもいろいろあるからね。 ゆっくりが好きな人は、可哀想だから僕のような仕事はできないんじゃないかなぁ。僕は別に嫌いでもないけどね~。」 「はあ…そういうものですか」 「ハハハ」 翌日、僕はれいむ親子の入ったケースを手に帰ってきた すやすやと眠るれいむ親子。 普通の人が見たらほほえましい光景。 でも、正直言うと僕は… 昨日子供が死んでしまって泣き叫ぶ母れいむ、それに子ありすを殺され、さらにぺにぺにを切り刻まれ母ありすがのた打ち回ってる姿に ときめきのようなものを感じてしまったのだ …もしかして僕も変人なのか。ちゃんと最後まで我慢してやり通せるだろうか…? 僕は明日からのことを少し心配しながらも、眠りに落ちた。 ========================================================================================== しんぐるまざー(笑)とかのスイーツ(笑)的な要素って、れいむよりもとかいは(笑)ありすの方が言いそうなので 試しにそんなものを書いてみたくなった。 でいぶ?はて何のことやら。 そしてありすのぺにぺに虐待が楽しすぎて、つい書いてしまう。 ぺにぺに虐待はやばいな。 せっかくなので作者名もそれっぽく名乗ることにしました。 過去に書いたSS ゆっくりいじめ系2003 ありすを暴行して殺しただけの話 ゆっくりいじめ系2196 レイパーありすの群れの敗北 ゆっくりいじめ系2197 レイパーありす因果応報? 作:ついありすを優遇してしまう人 このSSに感想をつける
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ちびちゃと雑談 +説明 ちびちゃと雑談について ここでは、 ちびちゃとで起きた面白いこと 不思議なこと もしくわ、ちびちゃとのわからないことを他の人に相談してみたい など ちびちゃとに関することなら基本なんでもいいです。 荒らしは絶対にダメなので、荒らさないでください 荒らしがいた場合通報する 名前 コメント
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ちびちゃととは、キャラクターチャットのことであり キャラ製作はクールなびじゅつかん 管理人は館長◆akCgOoという人が管理している