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autolink TH-0501 カード名:リグル・ナイトバグ 読み:りぐる・ないとばぐ カテゴリ:キャラクター 属性:宙 EX:宙2 コスト:宙 登場位置: ●●- ●●- AP:2 DP:1 SP:1 陣営:無し 基本能力:無し 特殊能力: 灯符「ファイヤフライフェノメノン」 このキャラが登場したとき、相手のデッキを2枚破棄する。 このキャラが場を離れるとき、相手のデッキを1枚破棄する。 性別:女 レアリティ:C illust:ボディマハッタヤ銀河
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ゆっくりを食べる山羊その5 38KB パロディ 戦闘 駆除 野良ゆ 現代 独自設定 めっさ時間かかった・・・orz ゆっくりを食べる山羊その5 ・性懲りもなくヤギさんのお話5作目 ・独自設定満載かつ一部漢字を喋れるゆっくりと希少種は優遇されてます、嫌な方はcloses ・何時の間にやらスレお引越ししてたのね・・・ ・夏コミ・・・行きたかったorz でも仕事だったのよね・・・ゥゥ つдT) ―――休日・鴨葱農場 あたしは冥介、最近雑草も生え難くなってこの畑で出来る事が無くなりつつある2歳のヤギ。 今日も今日とてぱちゅりーとりぐるが仲良く戦って・・・ 「むぅぅぅぅ・・・っきょぉおおおおおおおおおう!」 「うぉおおおおおおおおおおりゃあああああああああああ!」 ・・・ どうやらまた引き分けみたいです。 これで0勝0敗20分・・・よくもまあここまで拮抗してるなぁ・・・。 それにしても今日は平和だなぁ・・・ おやつが畑を荒らしにでも来ないかな・・・。 「ごめんください・・・」 何て考えていたら誰かが来ました。 ぱちゅりーもりぐるもヘバってるしのうかりんは直売場まで野菜を届けに行ってるし・・・ 仕方がない、あたしが行こう・・・。 はいはい、どちら様で・・・ 「こんにちは、ヤギさん」 やって来たのは手足のないお饅頭 ドスよりは小さいけど大人のお饅頭よりは大きい・・・でも今までに見た事のない種類です。 一体何て名前なんだろう・・・ それとこのお饅頭はバッヂ付いてないし食べてもいいのかな・・・? 「私はさとりと申します、それと野菜に手出しはしませんので出来れば食べないで欲しいのですが・・・」 ・・・あれ? あたし、声に出してないのに何で考えてた事が分かるんだろう・・・。 「私はこいしと人間さんが考えてる事以外は分かりますよ、といっても制御出来ないのが欠点なのですけれど」 便利そうで難儀な能力だね・・・まあいいや、あたしは冥介といいます。 こんな名前だけど女の子ですからね。 「冥介さん・・・ですね、凛々しそうで素敵なお名前ですね」 あたしはもっと女の子っぽい名前が良かったんだけどね・・・ それで、ここにはどういったご用件で? 「ああ、そうでした・・・ここに私の幼馴染が居ると聞いてやってきたのですが・・・」 おさななじみって何だろう・・・? 今ここにいるのはぱちゅりーとりぐるぐらいですけれど・・・ ああ、後のうかりんは今ちょっと出てますけれど 「むきゅ?・・・さとり、さとりじゃないの!」 もう起きれたのぱちゅりー・・・ 流石に何度も闘り合ってるだけはあったか・・・。 「久しぶりねまっちょりー、噂には聞いていたけれど本当に飼いゆっくりになれたのね」 「さとりの方こそ、噂じゃ長になれたって聞いたわよ」 (キャイキャイ)・・・ ・・・ 何だか置いてけぼりをくらった様な気がしなくもない様な・・・ 「ただいまー」 あ、のうかりんお帰りなさい。 「あ、どうもお邪魔してます・・・所であそこでまっちょりーとお話してるさとりは一体?」 どうやらりぐるも復活したみたいです・・・。 「あら?ねえりぐる、お兄さんは?」 「ああ、お兄さんは急な出張が入ったらしく火曜まで帰って来れないそうです・・・」 「残念・・・今日あたり冥介の体洗おうと思ったのに・・・」 のうかりんはそのまま残念そうな顔をしつつぱちゅりーとさとりに近づいて行きました。 でも良かった・・・あたし水浴び嫌いだし。 お饅頭の中身を浴びた訳でもないのに洗われるのはちょっとね・・・。 「所でそこのさとりは一体どんな用でここに?」 「あ、はい、私は幼馴染のまっちょりーに会いに来ました・・・それと同盟を組んでいた群れの長に挨拶をと」 「同盟を組んでた長?」 「むきょ?誰なのその長って?」 「はい、その長はドス並の大きさのらんなんですけれど・・・」 ・・・それってこの前あのおじいさんの所に預けた? 「むきゅ・・・間違いないわね」 「あら・・・知り合いだったんですか?」 知り合いと言うか何と言うか・・・ぱちゅりー、案内してあげて。 「分かったわお師匠様」 10分後目的地に到着、 用があるという大きいらんは畑でお昼を食べていました。 「おや、まっちょりーにヤギさんじゃないですかおひさしぶり・・・って、どうしてさとりがここに?」 「何その私が来てはいけないみたいな・・・あなたに用があって来たのよ」 「むきゅ・・・ぱちぇは聞かない方がいいのかしらね?」 「いえ、出来ればここに居て・・・第三者の意見も聞きたいの」 一体何の話をするのやら・・・ とりあえずあたしは聞こえない様にしておくよ。 「むきゅ・・・その方がいいかしらね」 ―――会話内容 冥介が離れて少しして、らんから話を切り出した。 「それで・・・いったいなにがあったの?」 「・・・少し前まで貴方達が住んでいた場所とクイーンが居た場所に、大勢のドスまりさが住み始めたの」 「・・・!!?」 「様子を見に行ったおりんの報告だと、その集団はドスまりさだけで400前後・・・ あ、でもどういう訳かクイーンが居た場所のドス達は全員すっきり死してたらしくって 残り200ぐらいになったのかしらね・・・」 「むきゅ・・・死して尚ゆっくりを妊娠させるなんて・・・クイーンありす、恐ろしい子・・・」 「でも、いったいどうしてドスばかりがそんなに・・・」 らんもまっちょりーも驚愕している・・・ まあドスばっかり・・・っていうかドスだけで400匹も集まり 半数に減ったにしてもそんなに集まったとなれば加工所の鬼意惨だって同じ反応をするであろうが・・・。 「分からない・・・そして私たちは昨日、そのドス達から協定を装った命令を受けたわ・・・ 明日までに私たちが住んでいる場所を明け渡し、食料を残らず差し出せ・・・と」 「むきゅ・・・ただ事じゃなさそうね・・・」 「らんもまっちょりーも知ってると思うけど、私たちの群れは さとり、こいし、さなえといった他の群れから追われて来たゆっくりと おかざりが欠けてたり、片方の目が見えなかったりと何かしらが欠落して戦いに不向きなゆっくりばかり・・・ 戦闘能力を持つのはうつほとおりんの二人だけ・・・ ドスの1人か2人なら何とかなるかもしれないけど、その100倍以上の数を相手にするのは無謀すぎるわ」 「たしかに・・・らんでもそんなかずのドスをあいてにはしきれないよ・・・」 「むきゅ・・・」 「そうよね・・・いくら二人が強くっても正面から戦えるとは思えないもの ましてや今は、群れの皆からようやく生まれたばかりのおちびちゃん達がいる・・・ おちびちゃんを守りながらじゃ分が悪すぎる・・・だから・・・」 「さとり・・・?」 「むきゅ?」 「二人にお願いがあるの・・・私の群れのおちびちゃんを預かって欲しいの」 「そりゃあずかるだけならかまわないけれど・・・」 「さとり・・・貴方まさか・・・」 「私たちはあの群れで育ち、死んでいく・・・ただそれだけの事よ、まっちょりー でもそんな身勝手におちびちゃんを巻き込めない・・・だから・・・」 まっちょりーは柄にもなく鬼気迫る表情でさとりを問い詰める・・・ 「駄目よ!さとりはまだ死ぬべきゆっくりじゃないわ! さとりにはまだやらなきゃいけない事がある筈よ!」 だがさとりは・・・ 「勿論、死ぬ為に戦うつもりなんてないわ・・・ でも・・・200ものドスとの戦いで無事で済むとは思えないから・・・」 「むきゅ・・・」 「さとり・・・」 「フフ・・・協力しようとしてくれるのは嬉しいわ・・・けど・・・ 貴方達は今は群れのゆっくりではない、飼いゆっくりなのよ・・・ 力を借りて何かがあったら申し訳ないし、私たちには飼い主さんに責任を取るなんて事が出来ない・・・」 「むきゅ・・・」 「う・・・」 「気持ちだけでも嬉しいわ・・・でも・・・」 さとりが何かを言いかけた直後・・・ 「話は聞かせて貰ったわよ」 背後から人間の声がした。 『え・・・』 三人が振り向いた先に居た人物はまっちょりーが良く知る人物・・・。 「お、オバ様!?オジサンのお見舞いに行ったんじゃ?」 さとりはまっちょりーに訊ねた。 「まっちょりー、この人は?」 「ぱちぇとのうかりんの飼い主で、この一帯の畑の最高責任者(代理)よ・・・」 オバサンはまっちょりーによる紹介が終わったと同時に話を再開した。 「今日は組合で会合があるから早めに切り上げて来たんだけれど・・・そんな話を聞く限り早く帰ってきたのは正解だったみたいね」 「あの・・・いったいどこからきいてたの?」 「大勢のドスが・・・って所からよ?」 ほぼ全部だった。 「えっと・・・さとりちゃん?」 「あ、はい・・・」 オバサンはさとりを自分の目線に合わせる様に持ち上げた。 ドス程ではないにしろそれなりの重さがある筈なのだが苦になっていない様である・・・。 「ちょっと聞きたいんだけど、そのドス達はゲスなの?」 「はい・・・全員の心を読んだ訳じゃないから断言は出来ませんが・・・ 少なくとも協定という名の命令をしに来た10人のドスはゲスでした」 「そう・・・」 オバサンはさとりを下へ降ろし、少し考えた後こう言った。 「そのドス達・・・山で食べられる物が無くなったら間違いなくこの田園地帯に来るでしょうね・・・ しかもドスって通常よりも沢山食べるみたいだし、その日もそう遠くないでしょう」 さとりも、らんも、まっちょりーもその光景を容易に想像出来た・・・。 同時に危機感を覚えた。 「さとりちゃん・・・畑に雑草を生やさない様にするのに必要な事って知ってる? 農薬とかは使わないという条件で」 「え・・・えっと・・・」 「答えは簡単、生える前に土を掻き混ぜたりして土の中の雑草の根を取り除くの・・・ まあそれでも生える事は生えるんだけどそれは置いといて・・・」 そう答えるオバサンは顔は笑顔なのに目だけが異様な殺気を放っていた。 「お・・・オバ様?」 らんはあまりの恐怖にしーしーを漏らし さとりはまっちょりーに擦り寄り、まっちょりーもさとりを抱きつつ震えている。 「そのゲス達をほおっておくと・・・ いずれは私とダーリンの、息子やのうかりんと同様に愛情を持って育んできた畑を荒らしにやって来るかもしれない・・・ いい? そのドス達は雑草と同じ・・・被害が出る前に片付けてしまわなきゃいけないわ」 最早完全に笑顔が消えたオバサンの顔に恐怖しつつ、話だけはシッカリと聞いている・・・ 否、聞かなければ殺される・・・少なくともこの3人はそう思っていた。 「ふむ・・・とりあえず家にいらっしゃい、何時までもここに居ると熱中症になっちゃうわ」 3人はあれだけの殺気を放っていたのにあっという間に元に戻ったオバサンに唖然としている・・・ 「ほら早くいらっしゃい、ああ、らんちゃんはちゃんとお爺さんに断ってからね」 『ゆ、ゆっくりりかいしましたぁ!』 ―――鴨葱農場・鴨葱さん宅 「それじゃ話を整理するわよ・・・」 家の縁側で冷たい麦茶を飲んだ後、のうかりんが話を始めた。 話をしているのはのうかりん、りぐる、まっちょりー、らん、さとり それとオバサンと鬼流爺さんに回覧板を持ってきた近所のお兄さん、何故かそこには冥介も居た。 「どういう訳かあの山に大量のドスが現れて、さとりの群れに無茶苦茶な要求をした」 「はい・・・その通りです」 その話の中ですっきり死したドス共は除外されていたが既にこの世に居ないから問題ないだろうと話を続ける。 「それで明日までに要求通りにしないと報復がある・・・と」 「恐らくは・・・」 そこでお兄さんが質問をした。 「しっかし・・・何でまたドスばっかそんなに? あの山ってクイーン潰してからずっとゆっくりにとっての死臭が漂ってるらしいしゆっくりが住み易いとは思えんぞ」 「それもそうじゃのぉ・・・元から住んでたお前さん等はともかくとして 余所から流れて来たとは思えんわい・・・何者かが誘導して来たんなら話は別じゃがのぉ」 全員が全員、その質問に答えられるでもなく・・・ 頭を抱えて悩むばかりである・・・。 「そういえば・・・」 そんな中りぐるが何かを思いだしたかの様にこんな事を言った。 「今日ここに来る前に駅前でこんなの貰ったんだけど・・・」 「何で今そんな・・・!?」 そのチラシを見た全員が固まった・・。 〔たくさんのドスまりさと遊ぼう!○○山ハイキングのお知らせ〕 そのチラシに描かれたイラストはまるででいぶの様なビキィって来そうな笑顔のドスが沢山並んでいた。 そして最後の方にはご丁寧に〔ゆっくり保護団体〕と銘を打ってあった。 「・・・何、これ?」 「むきゅ・・・イライラさせてくれるイラストね」 「あらあらぁ・・・この○○山って件の山の事じゃない・・・」 「むゎーたワシ等の断りもなくこんな事しよってからに・・・」 「しかも保護団体主催ですか、そうですか・・・」 のうかりんはそのチラシをビリビリに破いて投げ捨てた。 そのチラシの残骸を冥介は丁寧に拾って食べ始めた。 「(モグモグ)メェ・・・(のうかりん、ゴミの投げ捨ては良くないよ)」 「う・・・ゴメン」 オバサンはションボリしているのうかりんをなだめて話を続けた。 「つまり・・・ 保護団体がそこら中からドスまりさを集めてきてあの山に放置して・・・ で、ドスは食べる物が無くなってさとりちゃんの群れに押しかけて無理難題を言い出した・・・って事ね」 それを聞いたさとりは・・・ 「そんな・・・そんなくだらない事で私たちの群れが窮地に陥っているなんて・・・」 フルフルと振るえ、涙まで流している・・・ それも無理はない、様は 「今日ここに引っ越して来ました、だからこの家全部僕に下さい」と言われた様な物である。 人間だったなら通報されてもおかしくない所か殴り殺されても文句は言えない。 「でも現実問題として、保護団体が絡んでるんじゃ人間は迂闊に動けないわねぇ・・・ プラチナののうかりんちゃんも同様で」 「ですね・・・しかもドスまりさが相手じゃ猿に救援して貰う訳にもいかないでしょうし・・・」 「ああ、それなら今回は猪さんに協力して貰うわ・・・ 猪さんならドススパークを避ける事も出来るし、単体でも互角以上に戦えるし・・・ まっちょりーに猪さん用の笛を預けておけば後の交渉は冥介かさとりが出来るでしょ?」 「ハイ、呼び出してさえくれれば出来ます」 「メェー(問題ないよー)」 「ワシが後10は若けりゃアホ団体を無視して全部残らず潰してやるんじゃがのぉ・・・」 「いやいや、それでも80代だろ爺さん・・・あんま無理すると腰折れるぞ」 「むきゅ、勿論ぱちぇは協力するわよ」 「僕も、どうせお兄さんが帰って来るまでは帰れないし」 「メェ(あたしもやるよ)」 「らんも・・・」 「お前さんは残ってのうかりんと一緒に預かったチビ共の面倒を見ろい!」 「うう・・・ゆっくりりかいしました・・・」 役に立てないのが悔しいのからんは泣いていた・・・。 さとりは協力者が名乗り出てくれたと言う事に涙を流し、喜んだ。 「皆さん・・・ありがとう・・・ありがとうございます・・・」 「ほらさとり、まだ終わった訳じゃないんだから泣くのは終わってからにしなさい・・・」 「そうそう、まだ戦いはこれから始まるんだからさ」 「メェ(とりあえず、生き抜く為の作戦を考えようよ)」 その日の夕方の内にさとり、まっちょりー、りぐる、冥介、お兄さんはさとりの群れへと移動した。 お兄さんの役目は群れの子供を連れて帰るだけなのであるが場合によっては役立てるだろうから そこで夜を明かして来いとも言われていた。 拓けた場所に付いて、さとりはこっちに振り向き・・・ 「ようこそ、ここが私たちのゆっくりプレイスです」 どうやら到着した様である。 「おさー、おかえりなさーい!」 「おねえちゃーん、おかえりなさーい!」 「さとりさまー、おかえりー!」 「うにゅー!」 さとりが帰って来たと同時に群れ中のゆっくりが迎えに来た それだけでも余程のゆん望があるというのが伺えた。 「さとりさま、そのひとたちは?」 「ああ、紹介するわ・・・まずは前にもお話した私の幼馴染のまっちょりー」 『まっちょりー、ゆっくりしていってね』 「むきゅ・・・宜しくね」 「そのまっちょりーのライバルのりぐる」 『りぐるもゆっくりしていってね』 「宜しくー」 「そしてまっちょりーのお師匠様の冥介さん」 「メェー(よろしくね)」 「さとりさま・・・そのめーすけさんってひょっとして・・・」 「・・・今言っていい物かどうかアレだけど察しの通り、白い悪魔と呼ばれている方よ」 『!!!?』 それを聞いた途端群れのゆっくり達が震えだしたが・・・ 「大丈夫よ、冥介さんはゲス以外のゆっくりは食べないってまっちょりーが言ってたから」 『ヤギさん、ゆっくりしていってね』 「メェ・・・(あはは・・・)」 全くもって現金な物であるが冥介は苦笑する事しか出来なかった・・・。 ―――翌朝 立てた作戦はまず、猪を呼び出し交渉をする。 次に協力を得られた場合は冥介が猪と共にドスの溜まっている場まで赴き可能な限りを潰してくる。 その際に半数を潰しさえすれば残りをまっちょりー、りぐるが ジワジワと包囲を縮めつつ、罠に誘い確実に潰して行く。 得られなかった場合は猪がまっちょりー、りぐるになるだけなのだが出来れば2人はその後の作戦を担当して欲しいのだ。 「むきゅ、それじゃ吹くわよ」 ピィィィィィィィ・・・ 「これで本当に来てくれるでしょうか・・・」 「メェ・・・(さあ・・・)」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ドドドドドドドドドドドドド 「来たね・・・」 「メェ(来たね)」 笛を吹いて僅か50秒足らずで猪がおよそ20匹ばかり集まった。 「ブォオオオオオオオオオオオオオオ(おい、俺達を呼んだのうかりんは何処だ?)」 「メェー(今回はのうかりんじゃなくてあたし達が呼ばせて貰ったよ)」 「・・・ブォ?(・・・どういう事だ?)」 「メェ(さとり、説明お願い・・・)」 余談ながら傍から聞くとブォーとメェーと言い合っている様にしか聞こえていない・・・。 この場でこの会話が分かっているのは冥介の言葉だけは分かるまっちょりーと動物の心を読めるさとりぐらいの物である。 ~さとり説明中~ 「と、言う訳なのですが・・・ご協力お願い出来ますでしょうか?」 「ブォォ・・・(むぅ・・・)」 「メェ(あたしからもお願いするよ・・・ってかこの笛借りている時点で、分かってると思うけど)」 およそ2分ばかり考えてた猪であったが答えは・・・ 「ブォォ(分かった、いいだろう・・・) ブォー(ただしヤギとの行動は拒否させて頂く、俺達は俺達だけの方が動きやすいからな)」 「メェー(分かったよ、じゃあ作戦をしっかりと覚えてね)」 10分後・・・ シッカリと作戦を覚えた猪達は道案内のこいし(成体・胴無)と共にドス共の元へと向かった。 道案内を終えたこいしが群れに戻って来たら第二段階 次は昨夜の内にお兄さんとまっちょりーが仕掛けた罠・・・大岩を落とすポイントまでりぐるが誘導する。 場所は元クイーンの群れと元らんの群れの中間地点。 他の生き物もおらず、足場も悪い上に雑草しか生えないという好条件につきそこが選ばれたが 以前冥介やまっちょりーがクイーンの群れを潰しに行く際に歩くのにすら苦労したとの事で 誘導役には一番バランス感覚が確かなりぐるが選ばれた。 それから僅か10分足らずでこいしが戻ってきた。 「いまもどったよー! いのししさんはだいたいはんぶんぐらいのドスをかたづけたらかえっちゃったけど・・・」 「分かったわ、ありがとうこいし・・・それでは・・・」 「メェ!(出番だよ、りぐる)」 「じゃありぐる、しっかりね」 「分かった、誘導中にも出来たら少しは潰しておくよ」 それだけ言ってりぐるはドス共の群れへと向かって行った。 「メェー(じゃあぱちゅりー、念の為の第三段階の準備をして)」 「分かったわ、お師匠様!」 ―――ちょっと遡ってドスの群れ 「すーや・・・すーや・・・」 「むーしゃむーしゃ・・・ウメッ、ッパネェッ」 「ゆーん・・・きょうもいいてんきなのぜ、ぜっこうっのかりびよりなのぜ」 あるドスはまだ眠っていて、あるドスはかつてらん達が集めそのまま忘れ去られていた食料を食べ またあるドスは今日集める食べ物への期待を胸に大きなあくびをしている。 因みにこのドス共の言う狩りは他の群れのゆっくりから奪う、それだけである。 「それじゃみんな、そろそろあのクズどものむれへいってたべものをいただくのぜ」 『おー!』 「ゆぷぷ・・・もしもたりなかったらあのクズどもをたべればいいのぜ」 「そうなのぜ、クズとはいえあんなにたっくさんいるんだからすこしへらしたってもんだいないのぜ」 余談ながらこのドス共は全員3から先はたくさんという典型的餡子脳であった。 仮に食料が足りずにさとりの群れのゆっくりを食べたとしたらその日の内にさとりの群れは全滅し 次からは自分達で探すか、他のゆっくりを当てにしつつ飢え死にするかの二択である。 だが今回の場合は保護団体の者が近々イベントの為にと連れて来たので最悪の場合 その人間に食べ物を貰えばいい・・・もしくは飼いゆっくりにして貰えばいい。 と、少なくともこの場のドス共はそう考えていた。 やがて200匹近くのドスの内、おぼうしが特に大きい10匹が取りに行く事になり・・・ 「ゆふふふふ、はやくいっぱいむーしゃむーしゃしたいのぜ・・・」 などと口走った時である。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドドドドドドドドドドド・・・ 「ゆ?なんのおとなのぜ?」 ・・・・・・・・・・ドドドドドドドドドドド・・・ 「ゆゆ?なんだかゆっくりできないおとがするよ・・・」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・ 「なんなの!いったいなんなの!ゆっくりできないおとはむこうにいってね!」 やがて周辺一体に音の正体が現れた。 『ブォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!(あれだぁあああああああああああ!)』 『ゆわぁあああああああああああああああああいのししさんだぁああああああああああああああああ!!!』 200近く全てのドス共は中央に寄り添い、おびえている・・・。 「どぼじでいのししさんがここにくるのぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 「ブォオオオオオオオオオオオ!(おう、一頭辺り5匹が目安だ! それだけ潰したら無理せずに撤退するぞ!)」 『ブォォォォォ!!(おぅ!!)』 『やめでぇえええええええええええええええええええええええええええ!!!』 「ドスをころそうってするげすはせいっさ(ドボッ)っぶふぇぇええあああああああああああああああああ!」 「ゆゆ!ドスはとってもがんっじょうっな(ガブッ)っぐぎいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 「やめでぇええええええええええドスのおさげさんひっぱらないd(ズザザザザザザザー)」 ある猪は突進してひき殺した・・・と、言うより猪が突っ込んだ部分に大きな穴が空いた。 またある猪はその牙で食い千切り、ある猪はドスのおさげを引っ張りながら走って削り殺す・・・ 猪はその突進力で運転中の車すらも転倒させ、牙は成長し切った青竹すらも噛み切る事が出来る。 当然、例えドスと呼ばれていようが所詮はゆっくり 面白いぐらいに吹っ飛ばされ、簡単に食い破られ、あっという間に中枢餡まで地面に擦り付けられ削れている。 そうこうしてる間にドスは残り100前後まで減っていた・・・ 開始から僅か6分でこのザマである。 「ブォオオオオオオオオオオオオン(よぉしお前ら、俺等の役目は終わった!引き上げるぞ!)」 『ブォオオオオオオオオオオ!(おー!)』 「もうかえっちゃうの・・・って、そうだ! おねえちゃんたちのところにいそいでほうこくにいかなきゃ!」 猪が引き上げ、少ししてこいしも急ぎ群れへと戻っていった。 「ゆぎぎぎぎ・・・みんな、だいじょうぶなのぜ?」 「ゆぐ・・・なんとかへいきなのぜ・・・」 「でもたくさんのドスがえいっえんっにゆっくりしちゃったのぜ・・・」 辛うじて猪の猛攻から逃げ出せたドス達は猪が居なくなると同時に再び集まった。 厳密に言えばわざわざ見逃してくれたのだがそんな事はドスたちに分かる筈もなかった。 「きっとあのクズどもがいのししさんをかいっじゅうっしたからなのぜ!ぜったいにゆるせないのぜ!」 「こうなったらみんなであのクズどものむれへせいっさいっにいくのぜ!」 『ゆっゆっおー!』 あろう事か見当違いな思い込みで制裁してやろうとする始末である・・・。 ま、ある意味間違ってはいないのだが・・・。 ―――話を戻して作戦第二段階 「たしかこのさかをのぼったあたりがあのクズどものむれだったはずなのぜ」 先日脅しに行ったドスの1匹が引率し、移動しようとした・・・その時である。 「あっはっはっはっはっはっはっは、何あのドスの顔・・・まるででいぶみたい・・・ップークスクス」 『わらうなああああああああああああああああああああああああああああ! ドスはでいぶじゃないいいいいいいいいいいい!っていうかおまえはなにものなのぜぇ!!』 本来は悪口で挑発する筈だったがあまりの顔に笑わずにはいられなかったらしい・・・。 だが結果として同様の効果があったので問題はない。 「僕?僕はりぐるだよ、ゆっくり・・・死んでいってね!」 挨拶と同時にりぐるは先頭のドスにドルゲチャギ(およそ2回転して後、片足で飛び上がり蹴り上げる)をかます。 ボッ・・・ 先頭に立っていたドスは口から上が綺麗に無くなった・・・っていうか口から上が吹っ飛んだ。 『ゆ・・・ゆわぁああああああああああああああああああああああああ!!』 りぐるはドスが悲鳴を上げている隙を突き、最後尾へと移動した。 「君達には悪いけど、これが僕の仕事なんだ・・・」 そう言ってドスが振り向こうとした瞬間・・・ (ボッ) (ブチッ) (パーンッ) 後ろに並んでいたドス3匹はりぐるの一回転半三連回し蹴り(540°キックと呼ばれる超難技)で蹴り殺された。 「もう一度だけ言うよ・・・ゆっくり、死んでいってね」 りぐるは心底楽しそうに、笑顔で告げた。 『ゆぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!! ドスはにげるよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! ゆっくりしないでみちをあけるのぜぇぇえええええええええええええええええええええ!!!』 ドス共は勝てないと悟ったのか単に錯乱しているのか・・・ 戦うという選択肢はなかったかの様に、まるでただのまりさの如く逃げ出し始めた。 しかも移動速度はちぇんよりも早かった。 「やれやれ・・・ドススパークはおろか戦おうともしないなんてね」 だがそれこそがりぐるの狙いである。 りぐるはドス共に付かず離れずの位置を維持しつつ、さとりの群れからは離れる様に追い詰めて行く。 「ほらほら、早く逃げないと蹴り殺しちゃうよ~」 (シュッ、ボンッ!) 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ! ドスのあたまがあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「あー五月蝿い・・・」(ブチャッ) 「もっとゆ(グチャァッ)」 一定の距離は保ちつつ、転んだり体力が切れて動きが遅くなったドスを容赦なく蹴り殺し やがて要の分かれ道まで追い詰めた。 『どっちにいけばにげられるのぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!! みちさんはゆっくりしないでおしえてねぇえええええええええええええええええええええええええ!!!!!』 「むきゅ・・・やっぱりこういう状況になっちゃったわね」 まるで見通していたかの様に通って欲しくない道にはまっちょりーが現れた。 「ゴメンゴメン、こいつら以外とすばしっこくってさ・・・」 りぐるは両手を合わせて申し訳なさそうに謝っている。 「ま、ま、ま、まっちょりー! ちょうどいいところにいたよ、ドスはにげるからはやくあのりぐ(ズドム!)っぐぇぇぇぇぇぇぇ!」 何をどう勘違いしたのかまっちょりーが助けに来たと思ったドスの思惑は 言い切る前にボディーブローで打ち砕かれた。 「まあいいわ、こんな事もあろうかとぱちぇがここに控えていたんだし・・・ッフン!」 ボディーブローが入ったままの状態のドスはそのまま上へと放り上げられ・・・ 「むぅぅぅぅぅ・・・ッきょぉおおおおおおおおおおおお!!」 「おそらw(ドッパーンッ!)」 アッパー1発で花火・・・もとい、花餡へと代わり、弾けて餡子の雨を降らせる事になった。 「・・・何て脆いのこのドスは・・・そこらの野良と大差ないほど脆いわ」 『どぼじでまっちょりーがドスをころしちゃうのぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』 生き残ったドスはまるでスピーカーの様な大音量でハモった。 「そんな事はどうでもいいわ! さあ、貴方達が滅ぼした群れの数を数えなさい・・・3から先は沢山とか言ったら容赦しないわよ ま、ちゃんと数えても全員殴り殺しちゃうんだけれど」 『なにいってるのぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! みっつのつぎはたくさんでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! それにどうでもよくなんてないでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』 「むきゅ・・・五月蝿いわ!」(ズバンッ!) 「ぐぇ(ッパーン!)」 まっちょりーは一番近くに居たドスを右フック1発で粉々に砕いた。 『こ、こうなったら・・・ゆっくりしないでこっちににげるよ!』 生き残ったドス共は残った道・・・かつてクイーンの群れがあった場所の方へと逃げ出した。 その動きはきめぇ丸と同じぐらい早かった。 「うわ、早っ!」 「逃げちゃったわね・・・ま、でも大丈夫でしょ・・・今向こうにお師匠様が控えているし」 「そう・・・なの?・・・とりあえず僕は罠を作動させる為に、先に行くよ!」 「むきゅ、お願いよ・・・ぱちぇも急いで後を追うわ」 りぐるは必殺のアクセルモードでドスを追い抜き、罠を作動させるべく行動した。 まっちょりーは全速力で、冥介の元へと走った。 ―――作戦最終段階※冥介視点 さーてっと・・・ どうやら猪さん達にりぐる、まっちょりーは上手くやったみたいだね・・・。 大勢のドスが面白い程に必死な表情でこっちに向かって来てるよ。 コッチに向かって来てるのはおおよそ80ちょいって所かな? ドスは食べても美味しくないから食べはしないけど・・・それだとちょっと物足りない気がするなぁ・・・。 ・・・ま、いっか 食べるのはドス自身じゃなくてもいいんだし。 最後の大詰めで使うのはこの漬物石サイズの石を紐で吊るした罠をドスの上に落とすというもの。 用意した数は60ぐらいってお兄さんが言ってたから・・・ 全部当たったとしても大体20個のドスを相手にしなきゃいけないのか・・・。 ま、何とかなるでしょ。 紐を切るタイミングはりぐるに一任したし、あたしはあたしがやるべき事に集中しよ。 「ゆひぃ・・・ゆひぃ・・・つ、つかれたのぜ・・・」 「ど、どうやらにげきったみたいなのぜ・・・」 ドス達はあたしの存在に気が付いてないのか罠の真下で一斉に休憩に入ってました。 追い込む手間も省けて丁度いいからいいんだけどね。 さて、始めるかと思いきやドスの内の1匹が・・・ 「どうしてドスがこんなめにあわなきゃいけないのぜぇええええええええええええええええええええ! ここはドスの、ドスによる、ドスのためのゆっくりぷれいすのはずでしょおおおおおおおおおおおお! どれいはうそをついたのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」 なんてぬかしてやがったのでちょっと言わせてみよう・・・。 それが遺言になる可能性があるし。 「あのどれいはあのときこういったはずなのぜ! ドスたちがたくさんいればいっぱいゆっくりできるって! いっぱいむーしゃむーしゃして、いっぱいすーやすーやしてもだれももんくいわないって! なのにどぼじでドスたちがこんなめにあうのおおおおおおおおおおおおおおおおおお! おかしいのぜええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」 ・・・うん、想像以上にどうでもいい事だった。 しかもあの言葉の中にはドスによる拡大解釈も含まれてるんだろうな・・・きっと。 「そうだよ、こんなことになったのはぜんっぶあのクズどれいのせいだぜ!」 「どれいさえしっかりしていればドスはこんなめにあわずにすんだのぜ!」 「こうなったらあのクズどれいのところへせいっさいっにいくのぜ!」 自分達の行いを棚に上げてよくもまあここまで人のせいに出来るよねこいつら・・・。 ま、そのどれいさんがどうなろうと知った事じゃないけど 多分絶対ウチの畑とかに迷惑かかるから駆除しなきゃね。 何て考えてたらりぐるがお兄さんに借りたナイフを持って合図を待ってたので・・・ 「メェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」 あたしは持てる限りの大声で鳴きました。 (ブチッ!) 瞬間、罠を固定していた紐が切れてドスの頭の上に沢山の漬物石が降って来ました。 『ヤギさん、ドスがおはなししてるときにうるさいのz』 (ボンッ! グチャッ! ズンッ! ズシーンッ! ッパーン! ベチャッ!) ・・・ 全部の漬物石が落ちて来た時、生き残ったドスはたった10匹になっていました。 罠ってあなどれないんだね・・・勉強になりました。 安全を確認した後に罠を動かしたりぐるがこっちに来ました。 「ヤギさん、大丈夫?」 あたしは大丈夫だよ。 それから遅れてぱちゅりーも来ました。 「ゼハァ、ゼハァ・・・お、お師匠様・・・ご無事で?」 あたしよりもぱちゅりーの方が重症っぽく見えるよ・・・。 さてと、こいつらどうしよう? 「そう言えば、さとりが1匹は残しておいてくれって言ってた」 「むきゅ・・・さとりはアレを使う気みたいね・・・」 アレって何だろう・・・まあいいや じゃああたしのおやつ用にもう2匹残しておくとして後7個狩ればいいね。 「分かったわお師匠様、じゃあ後潰すのは7匹だけって事で」 「あーゴメン、僕はもうアクセルモード使っちゃったからパス・・・疲れた」 やけに早く付いたと思ったらそーいう・・・ ま、残り7個程度ならあたしとぱちゅりーだけで十分だしいっか。 それにドスも全部残らず砂糖水垂らして気絶してるし。 っていうかぱちゅりーも休んでていいよ・・・相当バテてるっぽいし。 「ご・・・ゴメンナサイ・・・お言葉に甘えさせて頂くわ・・・」 さてと、それじゃ・・・ 「ゆ?ドスはいったい・・・」 いただきまーす。 とりあえず意識が戻った奴から食べよっと。 ガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブ・・・ 「いじゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ やめでぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ ドスのあんこさんたべないでぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ もーやじゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ おうちかえるぅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう もっどゆっぐりじだがっだああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」 モグモグ・・・ゴクン。 うん?どういう訳かドスにしては餡子がしっとりしてる様な・・・。 ・・・ま、いっか。 さて、後6個も残さず食べちゃおっと。 ガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブ・・・ 「ねえ、まっちょりー・・・」 「むきょ?何かしら?」 ガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブ・・・ 「ドス丸ごと1匹食べるのにたった1分って一体・・・それにあの体のどこにそんな大量の饅頭が・・・」 「ああ、それはお師匠様の能力の所為よ」 「ヤギさんの能力?」 ガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブ・・・ 「むきゅ・・・お師匠様はね、自己時間加速・・・クロックアップの使い手なのよ・・・ お師匠様自身に自覚ないし使う条件が限定されてはいるけれど普通の時間に直せば100秒間の加速が出来るのよ その間のお師匠様はまさに無敵!」 ガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブ・・・ 「・・・あのヤギさんそこまでチートだったの?」 ガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブ・・・ 「アクセルモードだって十分チートだと思うんだけど? まあそのせいかどうかは分からないけれど普通のヤギさんの5倍は軽く食べるわね・・・」 モッキュモッキュモッキュモッキュ・・・ 「全身真っ赤に燃え上がるまっちょりーにチート言われたくないよ・・・ でもまあ・・・良かったよ、ヤギさんに戦い挑まなくって」 モグモグ・・・ゴクン。 「そんな事言わずに1回ぐらい挑んで見たら? 100秒は無理でも10秒ぐらいはいけるんじゃない?」 「やだよ、10秒で倒せなかったら確実にやられちゃうもん・・・」 ふー、ご馳走様でした。 「あ、食べ終わったのねお師匠様」 うん、食べ終わった。 所で何の話してたの? 「あ、いえ・・・ナンデモナイデス・・・はい」 ??? ・・・ま、いっか。 ―――最後の仕上げ※冥介視点 あたし達はドスを殲滅した後、さとりの群れまでドスを引きずって戻った所、さとり達が出迎えてくれました。 因みにお日様はとっくに沈んで辺りは真っ暗になりつつある・・・早い話が夕方って奴です。 「まっちょりー、りぐる、冥介さん、本当にありがとうございました・・・所で何でドスが3匹も?」 「ああ、内2匹はお師匠様のおやつになるから・・・1匹は好きなのを持ってって頂戴」 「ヤギさんってばドス7匹も平らげてまだ食べるの・・・?」 何言ってるの、あたしの辞書に食べすぎなんてないよ。 ま、辞書なんて見たって読めないけどね・・・ヤギだし。 「それじゃこの真ん中の比較的軽症なのを選ばせて貰うわね」 「むきゅ、分かったわ・・・よいしょ・・・っと」 ぱちゅりーは言われたドスをさとりの前まで運んだかと思いきやさとりは岩の上に乗ってドスと目線を合わせて・・・? 一体何をやるんだろう?? 「・・・あ、スイマセンけれど誰かドスを起こして頂けますか?」 「じゃあ僕が」 りぐるはドスにデコピンした所・・・ 「すーやすー(ビシッ)いじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああい!」 たった1発でそこまで痛がるとか何事だよ・・・。 「りぐる、ありがとう・・・さて、それじゃ改めて」 さとりはドスの目をジーっと見続けているみたいだけど・・・ 一方のドスは何だか目の色が白だけになっていっているみたいです。 「むきゅ・・・久しぶりに見るわね、さとりの操心術」 そうしんじゅつ?・・・・・・・何それ? 「さとりはドスまりさのドススパークみたいな技を使う事は出来ない・・・けど その代わりにゆっくりの心を操る事が出来るのよ もっとも、一度に1匹までしか操れない上に一日に3回しか使えないとか・・・ 心を読む事は息をする様に出来るのに何でかしらね・・・?」 ああ、それで1匹だけ残してって言ったのか。 納得したよ。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァ・・・」 あ、どうやら終わったみたい。 「さとり、お疲れ様」 「お疲れ様だよ、さとり」 おつかれさまでした。 「ねえ、このドス共相手にしてて何か違和感みたいなのなかった?」 違和感? そういえば・・・ 「むきゅ・・・そういえば殴った感じいつも畑に来る奴よりも皮が柔らかかった様な・・・」 「そういえば・・・ドスの癖にドススパークを撃とうとはしなかった様な・・・」 そういえば・・・いつものドスより餡子がしっとりしてた様な・・・ 「・・・やっぱり」 ??? 何かあったの? 「このドス・・・大よそだけど、30匹のまりさから作られた人工ゆっくりみたい」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・むきょ?」 何・・・だと・・・! 「多分他のドスも同じでしょうね・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マジで?」 そうか、沢山のドスと・・・とかいうふざけたイベントの為にドススパークは使えないドスが必要だったって事だね。 って待てよ・・・それって詐欺なんじゃないの? 「むきゅ、れっきとした詐欺よ」 「だね、間違えようもないぐらいに詐欺だよ」 だよねー・・・ 「そうなると困ったわね・・・ 本物のドスだったなら洗脳して共食いしましただのあまあまよこせだのと人間さんに言い続ける様にしようと思ったのに・・・」 さとり、何気に怖い事するね・・・。 まあ正確には未遂なんだけどさ・・・。 なんて言い合ってたらりぐるが何かを思いついたのかこんな提案をしてきました。 「って事はさ・・・今僕達がドスまりさを連れてきてさとりが洗脳すればいいんじゃない?」 ・・・・・・・・・ それだ! 「それよ!」 「それだわ!」 何て素敵なアイデアだろう・・・って思ったのは束の間の事で・・・ 「むきゅ、ふと思ったんだけど・・・」 うん、ドスってこの辺にいるのかな? 「・・・え?」 「・・・せめてこの辺りにクイーンの死臭さえなければ」 ・・・結局この山には居そうもないね。 「うーん・・・イケルって思ったんだけどなぁ・・・」 とりあえずオバサンに相談してみようか? 「むきゅ、そうね・・・ここで悩んでるよりはいいかもしれないわ」 「そうですね・・・では改めてあの人間さんの所に向かいましょう、明日」 言われて辺りを見てみたらもう真っ暗に・・・ れみりゃがうーうー言いながら飛び回ってるし・・・。 「それじゃ今日はもう眠りましょ・・・ドスもどきの処理はれみりゃがするでしょ」 「だね・・・あ、ヤギさんの分はどうする?」 ああ、今食べちゃうよ。 折角生け捕りにしたんだし食べなきゃ勿体無いからね。 翌朝、農場に戻って来たあたし達が見た物は・・・ 「あら、お帰りなさい冥介ちゃんにまっちょりーちゃんにりぐるちゃん、それとさとりちゃんもいらっしゃい」 3匹のドスまりさ(多分本物)を木刀で生かさず殺さず痛めつけているおばさんの姿でした。 ~さとり再度説明中~ 「・・・という訳でして」 「ふむふむ・・・」 おばさんはその内の1個を持ち上げてさとりに差し出しました。 重くないのかな・・・。 「こいつらは野良への見せしめに案山子にでもしようと思っただけだし使っていいわよ」 「あ、ありがとうございます・・・」 さとりが洗脳?している間にオレンジ色の液体をチョロチョロとかけているとドスはみるみると回復して・・・ 「ドスは・・・いった・・・ドスは・・・ど・・・d・・・」 体と比例するが如く段々目が死んでいきました。 その後、さとりとまっちょりーはドスを抱えて再び山へ登って行きました。 適当な場所に放置したら戻って来るって言ってたし、そんなに遅くはならないでしょ、うん。 それから1週間後、あの山から背中に荷物を持った大勢の人達が大慌てで逃げているのを見掛けました。 きっと洗脳ドスのドススパークを見て逃げ出したんだろうな・・・。 ・・・うん、いい気味です。 ―――オマケ 「こんにちは、冥介さん」 おや、さとりいらっしゃい。 それにさとりの群れの小さい子達もよく来たね。 『ヤギしゃん、きょんにちわ!』 はいはい、こんにちは。 所で今日は何の用? ぱちゅりーならのうかりんと一緒に野菜を直売場へ運んでるけど? 「今日は冥介さんに用がありまして・・・」 あたしに? 「はい、実はこのゆっくりなんですけれど・・・」 よく見るとさとりは丈夫そうな蔓ででいぶを縛って引きずっていました。 「ばなぜぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!! でいぶはしんぐるまざーなんだぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!! もっどだいじにじろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 うん、いかにもなゲスだね・・・子供の教育にとてもよろしくなさそうな。 「この所ゲスが私たちの群れへやって来ては住み着こうとしてまして・・・」 あーそっか、そういえばおばさんと協定を結んでさとりの群れでも畑を作ったんだっけ。 そりゃゲスに狙われもするよね・・・うん。 「それで・・・後学の為と教育を兼ねまして・・・このでいぶを食べて頂けますでしょうか?」 丁度お腹も空いてたしいいよ。 じゃ、頂きます! ガブガブガブガブ・・・ 「ゆぐぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!! やめでぇええええええええええええでいぶのあんござんだべないでええええええええええええええええええ!!! もっどゆっぐぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい・・・」 モグモグ、ゴクン ごちそうさまでした。 「いいですかおちびちゃん達・・・お父さんやお母さんや群れの大人達の言う事を聞かない悪い子は・・・ あんな風にヤギさんに食べられちゃうんですよ」 『ゆひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!! ゆっきゅりりきゃいちまちちゃああああああああああああああああああああああ!』 それからというもの、さとりは新しく生まれた子供を連れてきたり、群れにやって来たゲスを連れて来たり 沢山出来た野菜を運んだりとちょくちょく出入りする様になりました。 ただあたしが居ないとガッカリと魂が抜けた感じになるらしいけど・・・何でだろうね? 「おさー、はたけにしんにゅうしたゲスをつかまえたよー!」 「ありがとう、それじゃ早速冥介さんの所へ・・・ウフフ///」 「さとりさま、おかおがあかいよ?だいじょうぶ?」 「え、え・・・あ、うん、大丈夫、大丈夫よ!」 ~~Fin~~ 後書き代わりの一部人物紹介(今更) ・冥介 言わずと知れた主人公(?)2歳のヤギ(♀) 自身と家族のピンチにクロックアップが出来るチート仕様。 能力参考:7代目平成ライダー ・まっちょりー(銀・胴付) 冥介の弟子(?)人間よりもムキムキした筋肉(?)が特徴。戦闘スタイルは拳闘。 一定以上の気合を溜めるとバーニングフォームになれる。 能力参考:2代目平成ライダー ・りぐる(銀・胴付) 農場の一人息子の飼いゆっくり、戦闘スタイルはテコンドー、まっちょりーのライバル。 一定以上の気力が溜まるとアクセルモードを使える。 能力参考:4代目平成ライダー 〔残りは機会があったらね(ァ〕 マーラーあきでしたm(_ _)m
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562 :名前が無い程度の能力:2007/05/27(日) 22 24 45 ID 4sYTU10M0 久々に東方の夢を見た みすちー?とりぐるん?がメインの不条理ギャグ系同人誌を読んでいた (しかし大抵の日本の漫画が右開きなのに対してその本は何故か左開き) そしてその本を大体読み終えた後、風呂入りに浴室へ向かう俺 すると誰も居ない筈の浴室からなにやら人の気配が・・・ 不思議に思いながらも中に入ると、そこには楽しそうに体の洗いっこをしている みすちー&りぐるんの姿が!! もちろん両者とも生まれたままの姿で、あまり直視は出来なかったのだが 二人ともぺたんだったと記憶している (正直自分はぺたんよりたゆんのほうg(ピチューン) 二人とも事に夢中なのか、俺のことは気にしていない様子で 出来ることなら自分もこれに混ざりたかったのだが、 それよりも気まずさや恥ずかしさのほうが先行してしまって 結局そそくさとその場を立ち去ってしまい、そこで夢終了・・・ 俺は夢の中でもヘタレなのか・・・orz
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リグルのマント 読み:りぐるのまんと カテゴリー:Set 作品:永夜編 ATK:(-) DEF:(+2) 【セット】〔自分の手札のキャラカード1枚を控え室に置く〕 [永続]自分のキャラにバトル以外によるダメージが与えられる場合、そのダメージを減少する。 [自動]このキャラがガードキャラに選ばれた場合、カード1枚を引いてもよい。 月の見える夜は楽しまないと駄目じゃない illust:奈月なづ 永夜-050 C 収録:ブースターパック「OS:東方混沌符 -永夜編-」 参考
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カナデレイン サークル:TaNaBaTa Number Track Name Arranger Vocal Original Works Original Tune Length 01 キャンディーライム あにー あにー 東方永夜抄 ヴォヤージュ1969 [3 59] 02 カナデレイン あにー あにー 東方永夜抄 竹取飛翔 ~ Lunatic Princess [3 33] 03 Moon Light Disco あにー あにー 東方永夜抄 プレインエイジア [2 59] 04 りぐるりぐるりぐる あにー あにー 東方永夜抄 蠢々秋月 ~ Mooned Insect [3 15] 05 Tiny Bunny あにー あにー 東方永夜抄 狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon [3 24] 06 勿忘草色 あにー あにー 東方永夜抄 千年幻想郷 ~ History of the Moon [3 27] 07 アンセムロスト あにー あにー 東方永夜抄 もう歌しか聞こえない [3 46] 夜雀の歌声 ~ Night Bird 08 Sweet Fragile あにー あにー 東方永夜抄 月まで届け、不死の煙 [3 48] 詳細 博麗神社例大祭8(2011/03/13)にて頒布予定 イベント価格:1,000円 ショップ価格:1,300円(税込:1,365円) レビュー あにーのアレンジの腕は年々上がっていると思う。 彼の甘い歌声と切なげなサウンドは見事にマッチしていて、 特にアルバムのタイトルにもなっているカナデレインは個人的にすばらしいの一言。 Sweet Fragileは私が聴いた中では一風変わったアレンジとなっていて、 東方アレンジとして聴いても単なる楽曲として聴いても楽しめると思う。 そして、ついにりぐるりぐるりぐるが実現したこの不思議な感動に涙を禁じえない。 -- 名無しさん (2011-05-22 23 45 04) 全作聞いているが、この作品だけいつもと違うというか、 ちょっと雰囲気が変わった気がする。個人的には前の方が全体的に良かった・・・ さらに個人的な事を言えばちるの×3、れてぃ×3が良かっただけに、 りぐる×3がサビが終わった後に流れを止めてしまう感じが許せなかった;; -- 名無しさん (2011-06-19 20 54 11) 名前 コメント
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autolink TH-0581 カード名:リグル・ナイトバグ 読み:りぐる・ないとばぐ カテゴリ:キャラクター 属性:月 EX:月2 コスト:月 登場位置: ●●- ●●- AP:2 DP:1 SP:1 陣営:無し 基本能力:無し 特殊能力: 蠢符「ナイトバグトルネード」 このキャラが登場したとき、相手の手札の内容を見る。そのうち1枚をこのキャラの上に置く。 このキャラが場を離れるとき、そのカードを持ち主の手札に入れる。 性別:女 レアリティ:C illust:茜屋
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【名前】 リグル 【読み方】 りぐる 【分類】 人物 / 亜人(ハイエルフ)/ ハーフ? 【呼ばれ方】 名前のまま 【備考】 【リゼの第一子】【深遠の死神兄弟】【リフ氏族】 ページの登録タグ: ハイエルフ ハーフ? ヒト リゼ リフ氏族 亜人 人物 大樹の村 子供 男性 街尾火楽 【詳細】 作中9年目夏、街尾火楽とリゼの間に生まれた男の子。 半ハイエルフとしてリリウス(母親はリア)、ラテ(母親はラファ)、半鬼人族としてトライン(母親はアン)が同時期に産まれている。 名付けは母親のリゼであり、リリウスがハイエルフのまとめ役として、リグル ラテはその補佐として育てられることになっている。
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ゆっくりみすちーは焦っていた。 「今日こそかかってるかなあ?」川に仕掛けたウナギ筒を覗き込む。 今年の土用丑の日は2回あると言え7月の31日、いかにゆっくりといえど焦ってくる。 「ちんちん♪」一本目、無い。 「ちんちん♪」二本目、無い。 「ちん…♪」三本目、無い。 「……」これが最後の仕掛け…やっぱり無い。 「どおおおおしよおおお!ゆっくりしたけっかがこれだよ!」 ゆっくりした結果というより土用丑の日といえばウナギの消費量が急激に上昇する日。ゆっくりみすちーにまで廻ってこなかったのだ。 とぼとぼ(というよりふらふらと飛行しながら)家路につくみすちー。そんなみすちーを見かけたのが川で流しそうめんを楽しんでいるゆっくりにとりとりぐるだった。 「ゆゆ?どうしたの」にとりが声をかける。 「ゆっくりした結果ウナギがかからなかったんだよ!」いつも明るい歌声でゆっくりさせてくれるみすちーの顔はどんよりと曇っていた。 「ゆう…でも夏の味覚はウナギだけじゃないよ!一緒にゆっくり流しそうめんを食べようよ!」とりぐるがさそってくれた。 「ありがとう…」 「「ゆっくり食べていってね!!!」」にとりが上流からそうめんを流す。 「つーる、つーる、しあわせー!」お腹が膨れると幾分か笑顔が戻ってきた。 「余った海苔もお土産にあげるよ!ゆっくり元気になってね!」 「ありがとう!にとり!りぐる!」 まだ1日ある…でも明日もかからなかったらどうしよう…そう思いながら飛んでいると「ゆんしょ!ゆんしょ!」という声が聞こえてきた。 下を見ると泥まみれのれいむとまりさが山芋の蔓を引っ張っていた。どうやら蔓を引っ張って引き浮こうとしているようだ。 さっきはにとりとりぐるにゆっくりさせてもらった…。今度は自分がこの二人をゆっくりさせてあげよう。 何よりゆっくりとしてゆっくりしてないゆっくりを見るのはつらかった。ゆっくりとはそういうものである。 「みすちーが手伝ってあげるよ!」れいむとまりさが引っ張っている蔓を受け取ると木の枝に引っ掛けてたらし、れいむとまりさに渡すとみすちーも蔓を咥えて飛ぶ。 横方向でなく上に引っ張ろうというわけだ。やがて山芋はぐらぐら揺れだしすっぽりと抜けた。 「ゆわーい♪山芋さんが抜けたよ!」れいむは大喜びである。 「ちんちん♪でも先っぽの方が折れちゃってるよ。」 「ああ、それはいいんだぜ。」まりさがいうには山芋は一部を残しておけばまた同じ場所から生えてくる。むしろ根こそぎ掘るのはマナー違反である。 だから一部だけ残るように穴を掘っていたのだ。 「ゆっくりありがとう!お礼にみすちーにも山芋をあげるよ!」 これで今夜のおかずには困らない。しかし明日の事を考えるとブルーにならざるを得ないみすちーだった。 家の近くまで来ると「ちぇぇぇぇぇぇぇん!」という声が聞こえてきた。 どうやらちぇんが木の上に登ったまま降りられなくなったらしい。 みすちーはゆっくりちぇんを降ろしてやるとらんしゃまは何度もお礼を言った。 「ありがとうございます。お礼に今から美味しい油揚げをあげます。」 ウナギだったりいいのにな…と思ったものの口には出さなかった。その時海苔…山芋…油揚げ…豆腐!みすちーの脳裏に稲妻のように閃いた! 「らんしゃま!油揚げじゃなくて豆腐のままちょうだい!」 「え?油揚げの方がおいしいのに?」 「いいから!」 らんしゃまから豆腐を受け取ると家路を急いだ。すりつぶした豆腐と山芋を混ぜ合わせてウナギの皮に見立てた海苔の上に載せる、そして油で揚げて みすちー秘伝のたれをからませると精進ウナギの出来上がり! 「これで土用丑の日を迎えられるよ!」 7月31日・土用丑の日。みすちーはお世話になったゆっくり達に精進ウナギをふるまった。 れいむは「こんなにおいしいのは食べたことがないよ!」といい、 まりさは「こってりしてるけどもたれないんだぜ!」とごまんえつである。 らんしゃまは「豆腐にこんな食べ方があったなんて!」と感激している。 ちぇんは「わかるよー、おいしいんだよー」とむーしゃむーしゃしている。 にとりは「ウナギとはまた違ったさっぱり感があるよ!」 りぐるは「ゆっくりまにあったね!」と我が事のように喜んでいる。 「「「「「むーしゃ!むーしゃ!しあわせー!」」」」」 8月1日 ウナギは大漁だった。 「ウナギさんゆっくりしすぎ!!!」 名前 コメント
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(りぐる・ないとばぐ) 「おかしいな…アンテナ自体に異常はないのに… どうして通信できなくなったんだ…?まさか…いや、そんなはずは…」 キャラクター概要 東方永夜抄Stage1ボスとして初登場。その後東方文花帖にも登場した。 「蟲を操る程度の能力」を持つ蛍の妖怪。 二つ名は「闇に蠢く光の蟲」、「光る蟲の大群」。 本作ではメメントーモリー号に通信技師として乗船。 ミスティアと一緒によく行動し、ミーティングルーム備え付けのゲーム「WORKING CUBE」に夢中になっている。 月面調査船メメントーモリーの異常を虫の知らせともいえる速さで気づいていたようだが……。
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早苗「なんか最近恋愛成分足りない気がするんですよねぇ。そう思いませんか閻魔様?」 映姫「え!?ま、まぁ、確かに足りないといえば足りない気もしますが…」 早苗「そう、この企画には恋愛成分が足りなさ過ぎます。閻魔様と小町さんがもうちょっと いちゃいちゃしてくれればいいのですが…」 小町「じょ、冗談じゃないよ!!!(そんな恥ずかしい真似できるわけがない)」 映姫「…(小町…あんなに強く否定して…もしかして私と一緒にいるのがいやなんでしょうか…?)」 早苗「まぁ、そうでしょうねぇ。ってことで、今回の対戦者のお二人には恋愛成分の補給をお願いします。 とびっきり濃いのをおねがいしますね」 幽香「恋愛分って言われてもそもそも恋愛対象として見れる相手がいないのよねぇ…あ~…頭イタ…」 リグル「幽香さん無理しちゃ駄目ですよ熱が42度もあるんですから…」 幽香「あらりぐるん…そうね、そういえばりぐるんが居たじゃない。」 リグル「え?な、何ですか幽香さん!?え?ちょっ!!い、いきなり抱きつかないで!!」 幽香「何で嫌がるのりぐるん…もしかして、私とくっつくのいや?」 リグル「い、いやそういうわけじゃなくて…ぼ、ぼく女の子だし…」 幽香「あら?そんなの関係ないわ、女の子同士でもいいじゃない…それにあなたにはいつも感謝してるわ。」 リグル「ゆ、幽香さん…」 幽香「いつもそばにいてくれてありが…はっ…はくちゅん!!」 ゴゥ!!ジュッ 幽香「ごめんなさい、くしゃみと一緒にマスパが…あ、あら?どうしたのりぐるん?黒焦げになって?」 リグル「あ、あはは…やっぱり、こういうオチ…か…」(ガクッ) 早苗「思う相手をも焦がす灼熱の恋…あぁ~いいですねぇ~」 映姫「私にはあなたのつぼが理解できません…」 早苗「さて、後は妹紅さんですが…まだ来てないんですよねぇ」 映姫「一応、制限時間はあと1時間です。それまでにこないようなら幽香の不戦勝ですね。」 早苗「えぇ~…妹紅さんと輝夜さんと慧音さんの泥沼の三角関係が見れないんですかぁ!?楽しみにしてたのに…」 小町「あんたの趣味がほんとにわからないよ…」 そのころ妹紅宅では… 妹紅「と、東方ファイトに行かなくては…」 慧音「無茶だ妹紅!!今日のお前は安静にしていないと!!」 妹紅「とめるな慧音!!私はなんとしても行かなくては!!」(ピチューン) 慧音「…土間に下りるだけで死んでるようなお前では会場にたどり着くのは無理だ!!」 妹紅「だが!!私には無限の残機がある!!!こんなところでくじけはせぬ!!」(ガラッ…ピチューン) 慧音「やめるんだ妹紅!!扉を開けるだけで死んでるんだぞ!?外に出たらいったい何回死ぬ事になるか…」 妹紅「あ、あきらめたら…そこで試合終了だ!!」 慧音「も、妹紅!!足元に小石が!!!」 妹紅「なん…だと…」(ピチューン) 慧音「もこーーーーーーーーう!!!!」 早苗「来ませんね妹紅さんたち…」 映姫「…2時間待ちました。これ以上待つわけには行きません。この勝負幽香の勝ちです!!」 早苗「残念です…あ~あ、とびっきり濃いのを見れると思ったのに…」 なお、妹紅が会場に着いたのは早苗たちが解散したさらに12時間後のことだった… 翌日・幽香宅 幽香「あぁ!!!熱に浮かされていたとはいえ、私としたことが何であんなことを!!!!!!」 リグル「幽香さ~ん、お加減どう…」 幽香「吹き飛べ!!!!!!」 ゴゥッ リグル「ぎゃぁああああああ!!??」 幽香「ッハ、私としたことがつい…あぁ…何この胸のもやもやは!!!落ち着け、落ち着くのよ幽香!!! 昨日の私は私じゃなかった!!!だからリグルを抱きしめてキスしてマスパでぶっ飛ばしたのも私じゃなかったのよ!!」 リグル 体調変化 妹紅 幽香 恋愛ハンター早苗 早苗 羞恥