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TOP 天空の城と、勇者の剣 BACK 「天空の城と、勇者の剣」プリプレイ2 NEXT 「天空の城と、勇者の剣」ミドルフェイズ オープニングフェイズ1 シーンプレイヤー:月居天音 天音はある奈落の化け物を追っていた。 その名も“奈落棟梁”ゾンバス。 ゾンバスは世界に奈落の汚染を広げるダークレイスであり、その戦闘力もまた大変危険な存在だ。 天音が奴を追い詰めた時、ゾンバスは何かの制御装置のようなものを操作していた。 GM:詳しい場所等は本編の舞台とはちょっと違うので、曖昧にしておきます。 天音:「やっと捕まえたよー。 止まりなさーい」 GM:ゾンバスは六本の腕を操り、器用に機械を操作していましたが、その言葉に作業を止めます。 「おぬし、何者か。この“奈落棟梁”ゾンバスとまみえるに足る戦士なのであろうな?」 なおゾンバスは、その二つ名にふさわしく、巨大な武士のような外見をしています。(*1) ただし腕は6本あり、どことなく騎士めいた雰囲気も備えています。(*2) 天音:「この天音ちゃんを知らないだなんて……って、まぁそりゃそっか」 気を取り直してチャンバースタッフをびしっと構えます。 「ゾンバス! わたしが倒しちゃうんだからね。 大人しくやられなさーい」 GM/ゾンバス:「ムハハハハ……、残念ながら今日は貴様の相手をするわけにはいかぬ。 この制御装置を見よ!」 天音:「なに、それ……」 得体が知れないのでいきなり仕掛ける事はせず様子を窺います。 GM/ゾンバス:「これこそ、ワシが長年探し求めてきた、剣王の蔵を異空より召還せしめるものよ。 そして、今、全ての準備が終わった……」 天音:「剣王の蔵? 準備?……なにはともあれ、悪だくみはそこまでなんだからねー!」 GM/ゾンバス:「ムハハハ、判断が遅いな。 甘い、甘いぞ。 そぉーれ、スイッチオン!」 天音:「あっ、ちょっと、だめー!」 GM:ゾンバスがボタンを押すと、目がくらむような光とともに機械が起動した。 天音:「う、まぶしい……っ。 なに、何が起きたの??」 GM:それとともに、上空に巨大な空間の裂け目が生じる! 空気が激しく揺れ、なんと、裂け目の中から宙に浮かぶ城が現れたではないか! 現れた城は巨大なもので、いわゆる西洋風の城が空に浮かんでいると思ってかまいません。 天音:「なに、あれ……ゾンバス、あなた、いったい何をしたの!?」 GM:ゾンバスは、高笑いしながらそれに答える。 「ムハハハハ……見たか!あれこそ、伝説の武具を収めた剣王の城の一部よ! あの剣王の“蔵”は、今こそ我が手中に落ちる! すなわちあの伝説の剣も、あの伝説の斧も、全部……ぜぇーんぶワシのものよー!」 天音:「そんなことは、させないんだから!」 ここで魔法で攻撃をしかける、のはありですか? GM:うむ。 しかしキミが放った一撃をゾンバスは3本の腕が構える武器で防ぎ、残りの腕から次々と武器を投げて牽制してくる。 天音:「わ……っ」 慌てて何とかかわそうとしますけど、防戦一方です。 たぶん。 GM:キミが体勢を崩した隙に、ゾンバスは、巨体に見合わぬ速さで剣王の蔵の中へと消えていった。 天音:「あっ、逃げられたぁぁ」 GM:その巨体を収めた剣王の蔵は、どこかへと移動を開始する。 剣王の蔵は空間を超えて移動するので、天音の今の力では追うことができません。 しかし、奴が強大な力を手に入れる前に、追って、奴を滅ぼさねばならない!ということになりました。 天音:剣王の蔵が消えて行くのを見送って、スマホを手に取ります。 依頼主に連絡は可能です? GM:はいな。 前回と同じようにラオさんと連絡を取ったということで、演出は省略しましょう。 天音:はーい。 ラオさんたいへーん、という感じで連絡しました。 GM:OKです。【クエスト:ゾンバスを追う】を配布して、シーンエンド。 オープニングフェイズ2 シーンプレイヤー:レイズル エクスカリバー所属の強大なクエスターであるキミのもとに、導師ケイローンから連絡が入った。 GM:強大なバイトとかでもいいが、その辺の立ち位置はキミに任せる。 レイズル:普通に所属のクエスターということでいいでしょう。 GM:ともあれ、エクスカリバーのコイン(*3)から、賢人ケイローンの姿が浮かび上がる。 レイズル:「お久しぶりです、ケイローン師。 新たな奈落が出現しましたか?」 GM:灰色の髪のアルフは、厳かな声でキミに語りかける。 「偉大なる戦士、レイズルよ。 緊急の任務である。 ブルースフィアに、剣王の蔵と呼ばれる異世界の城が召還された。 かの蔵はダークレイスによって支配され、現在、七瀬市に向かっておる」 レイズル:「剣王の……蔵? 聞いた事はありませんが、ダークレイスの仕業となれば穏やかではなさそうですね」 GM/ケイローン:「左様。 剣王の蔵は伝説の武具を数知れず収めておる。 ダークレイスに奪われれば、大変危険な存在となるであろう。 ただちに七瀬市に向かい……これを奪還せよ」 レイズル:「分かりました、最大戦速で対処します」 GM/ケイローン:「……これは必須ではないが、剣王の蔵には、もともとグリューネという管理人のヴァルキリーがついていたはずである。 ダークレイスと戦う知恵をくれるかもしれぬゆえ、彼女のことも探すがよい」 レイズル:「心にとどめておきます。 生きていれば必ず助け出して見せます」 GM/ケイローン:「ではレイズルよ……おぬしにシャードの導きがあらんことを!」 レイズル:とケイローン師の幻影が消え、ただの100円玉になったコインをそのまま自販機に投下。 GM:ゲェーッ! 源一郎:「あと20円入れてください」 智:足りない分は蹴りを。 レイズル:コーラを一飲みしてゲップ出した後「……しんどいけどボチボチ行きますか」と原付にまたがり目的地へ向かいます。 GM:お、おう。 【クエスト:奈落を倒す】を配布。シーンエンド。 マヤー:ヴァルキリーなら自販機と交渉して安くしてもらえるでしょう。 GM:機械神でもあるまいし。 オープニングフェイズ3 シーンプレイヤー:知花マヤー マヤーは今、七瀬市に出現した奈落の元に向かっている。 奈落は数時間前に出現したばかりで、状況は混沌としたままだ。 マヤー:「うっうっびんぼーはつらいっす。 奈落を潰して金を稼ぐっす!」 GM:先んじて、キミの相棒(後輩)である海藤保(19)が現場に向かっていた。 海藤の細かいイメージはマヤーに任せるけど、基本的には未熟な後輩です。 急ぐキミのもとに、その海藤から連絡が入る。 マヤー:「はいーもしもし、知花っす」 GM/海藤:「マヤーさんですか!海藤です! 奈落を……発見しました!」 マヤー:「近づかないように気をつけるっす。 身の安全優先っすよ」 GM/海藤:「ええ、これ以上近づきません! こいつはやばいです。 マヤーさん、早く誰かが止めないと……っ!」 マヤー:「場所だけ教えるっす。 詳しい様子とか見ないほうがいいっすよ。 マジヤバイっすから」 GM:しかしそう言った瞬間、受話器から、大きな音が響いた。 巨大な何かが着地したような――。 「しまった、見つかった……うわっ!」 マヤー:「まじっすか……ヤバイダッシュ!」 GM/海藤:「こ、こうなったら、俺ひとりでも……うわぁー!」 マヤー:「早く逃げるっすよ!!! 1人でなんとかやっちゃだめーす!!!!」 マヤーが現場に駆けつけるまでは、ほんのわずかな時間だった。 しかし、そこに敵の姿はなかった。 ただ奈落の武器と思しき黒い長剣と、その剣に貫かれた海藤の姿があった。 マヤー:「……これは、たもつくん!?」 GM/海藤:「ご、ごめんよマヤーさん……やっぱり、俺、役に立てなかったよ……」 マヤー:「大丈夫っす、まだ行けるっす。 役に立てるっすよ」 GM:明らかに致命傷になりそうな位置に剣が突き立っているが、海藤の声は苦しそうではあるものの、何か様子がおかしい。 マヤー:「あまりしゃべらないほうがいいっす。 知り合いの誰かならまだ治せるっすよ」 GM:その時、闇の色をした長剣がぬらりとうごめくと、その闇が海藤の身体を侵食し始めた! 「う、うわあっ! か、身体に奈落が……侵食してくるっ!?」 マヤー:「なんっすか!? これは一体どうなってるんすか!!」 GM:キミが何かする間もなく、その闇の色は刀身から抜け出るように、海藤の身体へすっかり潜り込んでしまった。 「ダメだ、マヤーさん! 俺はもう、自分の身体がコントロールできない……!」 マヤー:「気をしっかりたもつっす。 いけるっす。 気合っすよ!」 GM:「さ、最後までダメな後輩で、すみません……」 そして、苦しそうだった表情は、ぴたりとその表情を消して。 海藤は、自分の身体から剣を引き抜くと、それを振るう。 すると剣から闇が広がり、マヤーの視界を遮ってしまった。 マヤー:「……なんじゃこりゃ!? こんなこともできるんすか、奈落は」 GM:剣から放たれた闇に紛れるように……海藤はいずこかへと消え去った。 そして、キミには奈落の討伐と、操られた海藤の討伐、あるいは救助……が命じられることになった。 マヤー「たもつくんを何とか助けないと……」 GM:うむ、素晴らしい。 【クエスト:海藤保を助ける】を配布。 シーンエンド。 マヤー「ぜったいたすけるっす。 気合っす。 根性注入!!」とりあえず近くの電柱に頭を打ち付ける。 GM:気の良い後輩だったので、悔しさもひとしおなのでしょう。 なお、実際に助ける方法はあります。シナリオの中で探ってください。 オープニングフェイズ4 シーンプレイヤー:往来司源一郎 現在、七瀬市上空には奈落に汚染された城が浮かんでいる。 既に街では、奈落に侵された者が暴れ始めているという。 源一郎は灰原古凛から緊急の連絡を受け、フォーチュンサービスの七瀬支店にやってきた。 GM:というわけで、緊張した面持ちの古凛と顔付き合わせています。 源一郎:「さて、今回は緊急の依頼と言うことですが」 GM/古凛:「源一郎さん、来てくださってありがとうございます。 早速ですが、事件の説明をしますね。 今現在、七瀬市に奈落を広めているのは、あの上空に浮かぶ城――剣王の蔵と呼ばれる、異世界の建造物です。 正確に言うと、あの城から無数の武器が飛んできて、人々を奈落化させているんです」 ……蔵なのか城なのかはっきりしろって感じなんだが、要は<剣王の城>の一部が、いま上空に浮いている剣王の蔵なのだ。 源一郎:「……ほう? そういえば最近クエスターになった<剣王の城>の使い手の少年がいたな」 智:そわそわ。 GM/古凛:「彼もどうなったことか……いかんせん、状況はつかめていません(*4)」と表情を曇らせる。 源一郎:「これも何かの運命か……いずれにしろ依頼はその蔵を落とせということですか?」 GM/古凛:「私たちは城の存在の隠匿で手一杯です。 飛んでくる武器を遮断するための結界も構築していますが、それも風前の灯火です。 長くはもちません。 一刻も早く、あの城に取り憑いた奈落を倒してください。 もちろん、報酬はお支払いします」 源一郎:というかよくバレないレベルだよなコレ。 GM:あとで凄い勢いで記憶を消すことになる。(*5) マヤー:記憶操作すげー。 GM:まあ、空飛ぶ城自体はかろうじて隠蔽できているせいで、日本中が大パニックとかそういう事にはなっていないと思いねえ。 源一郎:「情報は逐一入れてもらいたいところですが、とりあえず現地で色々と探ってみましょう」 GM:では、古凛がお願いしますと答えたところで、【クエスト:七瀬市の奈落を倒す】を配布。 シーンエンド。 オープニングフェイズ5 シーンプレイヤー:曲尾智 現在、七瀬市には大きな異変が訪れている。 突如として現れた奈落に、クエスターであるキミは戦う準備を進めていた。 そこへ、通りがかった路地裏から、助けを求める声が聞こえるのに気がついた。 見ると、奈落に取り憑かれた人々が、武器を取ってひとりの少女に襲いかかっているのであった。 GM:で、シーンスタートね。 「くっ……誰か!助けてください、このままでは~!」 智:「間に合うかっ……」と駆け出し、圧倒的存在感を放つ剣を召喚ようとする。 GM:えー、少女は特に戦闘力の無いエキストラなので、ぎゅっと目をつぶっていますが、囲んでいる連中もエキストラです。 市井の人々が、剣やら斧やら持って囲んでいるという絵ですね。 で、キミの手にはいつも通りに大剣が召喚されるので、適宜吹き飛ばしてOKです。 智:あれ? 普通に剣呼べるんですかね? レイズル:GMが「今はその特技が使えません」と言わなければ基本的に呼べる。 智:「行けーっ!」と剣を薙いでまとめて敵を蹴散らすと、急いで少女に近づく。 「立てるか? 走るぞ」 GM:「剣王の蔵の武具によって倒されるなんて、こんなのあんまりです~!」と目をつぶりながら少女が叫ぶ。 ちなみに周囲の人々は、侵食が浅かったため、倒されると同時にしゅうしゅうと音を立てて奈落が抜けていく。 彼らが手にしていた武器も同様に奈落の影響を受けていたらしく、闇が抜けていきます。 智:「大丈夫そうだな。 追われてるのか?」と言いつつ回りを確認してみる GM:ま、今のところ安全です。 いつまでたっても何も起こらないので、少女が目を開けます。 「……はっ!? そ、その剣は、まさか“剣の女帝”です~!?」 智:「ああ、そう呼ばれてんな、これ。 よく知ってるな」 GM:襲われていた少女は、驚きの表情でキミとキミの武器――“剣の女帝”を見ていたが、我に返ると、キミに助けてもらった礼を述べる。 「助けていただいて、ありがとうございます~。 私は剣王の城、第129武器保管庫分室、通称“剣王の蔵”の管理ユニット。 個体名はグリューネです~」(ぴこぴこ) 源一郎:くっ、幼馴染に引き続いて人外ヒロインだとっ! GM:なお、管理ロボなので服装はメイド服です。 智:幼子メイドかいな。 GM:や、外見年齢は十代後半くらいだな。 ただ、しゃべり方がおっとりしているというか、間延びしている感じ。 智:「おう、俺は智って言うんだ。 “剣の女帝”が世話になってる、ってことでいいんだよな?」 GM/グリューネ:「はい、その剣、“剣の女帝”ですよね。 それは普段、私が管理している物なんですよ~。 いつもはあの剣王の蔵(と空に浮かぶ城を指す)で整備されているのですよ~。 その剣、あなたと強く惹かれあっているようです~。 いい持ち主と出会えたようで、安心しました」 智:「ありがとな。 確かに最初からえらい手に馴染んでた」 GM/グリューネ:「はい~、その子をよろしくお願いします~。 では、私はこれで~」 ばいばい、と手を振って去って行くが、しばらくすると慌てて引き返して来ます。 智:「……どうしたよ?」 GM/グリューネ:「ま、間違えました。 お別れしてはいけないのです~。 私のことを助けてくださいませんか、あなた様~」 智:「俺で助けになるんならいいけど……一応、訳を教えてくれるか? あの……城?あれの管理者がなんでこんなとこに?」 GM/グリューネ:「現在、剣王の蔵は奈落によって支配されてしまったのです~。 あそこにある武器も、あなた様のその剣を除いて、すべて敵に奪われてしまったのです~」 智:「マジか!?」 GM/グリューネ:「あの城を取り戻すためには、あなた様のお力が必要です~。 どうかご協力を~」 智:「わかったよ。よろしくな」 GM/グリューネ:「なんと頼もしい~。 ありがとうございます、恩にきます~」 智:「……ところで、この剣はほんとに平気なんだよな?」 GM/グリューネ:「はい~。今のところ、全く奈落の影響は受けておりません~」 GM:ぎゅ、と両手で手を握られて【クエスト:グリューネの頼みを聞く】を配布。 シーンエンド。 ……写真撮りたい!後でネタにしたい!(誰だ) 天音:智くん、修羅場ですよ修羅場! 智:え、写真ってそう使いますか! GM:なお、グリューネは蔵の管理人といえどエキストラなので、戦闘力0です。 最初にぴこぴこ動いていたのも耳です(*6)。 智:もっといい武器貸与してほしいよ~。 GM/グリューネ:「女帝ちゃんも伝説の武器です~」 マヤー:世界を革命する力を!って言えばグリューネから剣を取り出せるはず。 GM:確かにウテナもよくわからんパワーだったが。 TOP 天空の城と、勇者の剣 BACK 「天空の城と、勇者の剣」プリプレイ2 NEXT 「天空の城と、勇者の剣」ミドルフェイズ
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TOP 天空の城と、勇者の剣 BACK 「天空の城と、勇者の剣」オープニングフェイズ NEXT 「天空の城と、勇者の剣」クライマックスフェイズ ミドルフェイズ1 シーンプレイヤー:曲尾智 GM:天音は自動登場になりますね。 このシーンは人数欠けると結構不利なことがあるので、他のPCもそれぞれタイミングを見計らって自動登場してください。 天音:なんと。 GM:理由は察してよい。 ひとまず智は、グリューネを連れて街の中心部にやってきた。 街の各所で、武器を手にした人々が騒動を起こしているようだ。 ……と、そこへ、智は偶然にも天音の姿を発見した。 どうやら、彼女もこの街の騒動を収めにやってきているようだ。 GM:で、智の視線がそっちに向いているところで、グリューネは例によって空気を読まずに話しかけてきます。 「奈落に操られている人があちこちに居るようです~。 おそらく、汚染された武器に支配されているのです~」 天音:「えーい、大人しく休んでなさーい」という感じで、操られた人をぽこぽこしてます。 智:「グリューネ、知り合い見つけたから、あっち行こう。 ……天音さん!」 GM:「はい~」とにこやかに返事をしてついて行きます。 天音:「んもー、きりが無い……って、あれ、智くん? とー……」 智くんとグリューネちゃんをちらり。 智:間にいた、操られている人達を倒しながら天音のところに着きます。 「怪我はなさそうだね」 天音:「えへへー、だいじょうぶ。 智くんたちもとりあえず大丈夫そう、だね。 んっと、その子は?」 GM:グリューネ:「智様~。お知り合いですか~、私にも紹介してください~」 智「こちら、アイドルでクエスターの天音さん。 で、さっき会ったばかりのグリューネだ」 GM/グリューネ:「私は剣王の蔵の管理ユニット、グリューネです~。 現在はあの城を取り戻すため、智様と一緒に行動しております~。 お力をお貸しください~」 天音:「あ、あの城って。 ええええええ!? ど、どうしよう智くん!?」 マヤー:「うおおおおおお!!!」アタッシュケースでその辺の操られている人を押しのけて登場。 「天音ちゃん、智くん大丈夫っすか!?」 智:「マヤーさんもお疲れ様です。 グリューネ、こちらはマヤーさん」 GM/グリューネ:「はい~。 剣王の蔵の管理ユニット、グリューネです~」 マヤー:「こちらもお力を貸して欲しいっす。 後輩が奈落に捕まったっす」 天音:「あわわ、マヤーさんの後輩さんも。 大変なことになっちゃった」 マヤー:「とにかく、城を取り戻しつつ後輩を助けて、奈落を潰すっす! そうすりゃ解決っす」 天音「……そ、そうだね、奈落をぐしゃっと潰せばいいよね。 きっと」 レイズル:原付にのって登場。 「そこにいるのはマヤーさん?」 マヤー:「レイズル、ちょうどいいとこに来たっすね 智くんに天音ちゃん、このなんだかわからない少女はクエスターのレイズルっす。 異世界やらどこから来た正義のアンドロイドみたいなものっす」 レイズル:「そちらの少年少女もクエスターですか。 よろしく」 源一郎:で、さらにわっと有象無象が皆を取り囲んだところで(ばりばりばりばりばり)と電撃がなぎ払い、彼らを奈落から解放する! 「話は聞かせてもらった。 全員こちらに固まれ、結界を張る!」 GM:うむ。 場の収拾をありがとう(笑) 天音:「源さんに、ええと、レイズルちゃん。 わあ、心強いよー。良かったぁ」 ほっとしつつ、源さんの方に固まります。 マヤー:「源一郎!」 とりあえずそっちに行きます。 智:「グリューネもこっち」と源一朗に近寄ります。 源一郎:まあ、意味があるかはしらんが<シールエリア>で結界を張ろう。 GM:街中が混乱してるからねえ。 源一郎:「相手にする必要のない連中はこれで入ってこられない」(*1) で、一息ついたところで情報交換と自己紹介をすませた、と。 GM:うむ。 OPで手に入れた情報話は交換した、というところで。 天音:「えぇと、ゾンバスが剣王の蔵を奪っていって、みんなが奈落に捕まって、マヤーさんの後輩さんも捕まって。大変だぁ……」 自分の失態がきっかけなので流石にちょっと落ち込みます。 GM:キミたちが話をしていると、突如、上空に轟音が響き、空間に裂け目が走る。 そこから剣王の蔵が姿を見せると、裂け目を通って無数の剣が地上に降り、次々と人々に突き立つ! フォーチュンサービスの張っていた結界が、ついに破られたのだ! 智:「あれがグリューネが管理していた剣王の蔵か!」 マヤー:「来るっす!」アタッシュケース2個を構える。 源一郎:「……ちっ、少し手強いのが来るぞ」 GM:上空の城から、何者かの声が響きわたった。 「ムハハハハ……ワシこそが“剣王の蔵”の主、“奈落棟梁”ゾンバスである!」 見れば、蔵の屋根に、六本腕の魔人が立っている。 GM/グリューネ:「け、剣王の蔵の主とか言っちゃダメです~」 レイズル:「あれが蔵をのっとったダークレイスか……!」 天音:「ゾンバス! 泥棒しといて何が主なのよう。 さっさと蔵から出て行ってよねー」 GM/ゾンバス:「ほほう、ご苦労なことよ。 本当にここまで追ってきたのか。 悪いが今は別の用がある!おぬしの相手はその後よ!」 マヤー:「……“奈落棟梁”ゾンバスってマヌケな響きっすね……」 GM/ゾンバス:「何を言うか! ワシとしては大変ナイスで粋であると思う!」 マヤー:「はいはい、ならくとーりょー、ゾン、バス。 とりあえず保くんを返してもらうっすよ」 GM:ゾンバスは、一行をぐるりと見回し……何かに気づいたかのように智に視線を止める。 「おい、そこの小僧! 貴様が持っている剣は“剣の女帝”に相違ないな!」 智:「いいえ、剣違いです」 GM/ゾンバス:「いや……ワシにはわかるぞ。 そのツヤ、輝き、そしてデカさ! まさに剣の女帝よ!」 源一郎:「なるほど、少年はこういう運命か」 GM/ゾンバス:「どうりで収蔵されておる武具がひとつ足りぬと思ったわ…」 智:「これは渡せないよ」 GM/ゾンバス:「いいや、その剣も最早ワシのものよ。 さあ、遠慮はいらぬ、天へと差し出すがよいぞ。 しからば楽に殺してやろう」 智:「ガイアより託された剣だ(と思っている)。 お前の自由になると思ったら大間違いだ」 天音:「そうそう、思い通りになんてさせないんだからねー」 GM/ゾンバス:「渡さぬと言うのであれば、じっくり殺す!」 レイズル:「奈落らしい物言いだな、傲慢な!」 マヤー:「殺すのはこっち側っすよ。 ちなみに楽には殺さないっすから安心するっす お前のマブイを奈落に送り返すっすよ。 葬儀代はその城で払ってもらうっす」 智:「そうだ、そっちこそ剣王の蔵返せ!」 GM:「なんと、盗人猛々しいやつらめ……ええい、我が配下ども!剣を取り戻せい!」 というわけで、ゾンバスが号令をかけると、先ほど奈落に侵食された人々が襲いかかってきます。 具体的に言うとヴィクティムが7グループ。 マヤー:「多いっすね、気合っす!」 天音:「盗人はどっちなのよう。 よし、気合だ気合だー!」 レイズル:「罪もない人々を操り人形にするとは……許さん!」 ■第1ラウンド 行動値:マヤー・源一郎(10)→智・天音(9)→レイズル(8)→ヴィクティム(6) 配置: <ヴィクティムA~B> / | 5m 5m / | <PC一同>-5m-<ヴィクティムC~E> \ | 5m 5m \ | <ヴィクティムF~G> レイズル:ちょっと面倒な配置だなあ。 GM:流石に範囲攻撃で2秒とはいかせん!(笑) マヤー:固まってたらガトリング掃射で殺されますからね。 GM:あ、グリューネさんはぽややんと応援してます。 エキストラなので戦闘力0ですが、まあ巻き込まれもしません。 ゾンバスも、「かかれぇーっ!かかれぇーっ!」と号令をかけるだけで、智たちへ直接向かいはしません。 セットアップこちらは何も無し。 天音:セットアップはなしでーす。 マヤー:私も何もなし……次はセットアップ特技取るか。 智:こちらもなしです マヤー:まってー!! 剣をだすのは!? 天音:さっき出した(オープニングフェイズで剣の女帝を使った)のはしまった扱いなんですかね? 智:あれ、倒しながら来たから手に持ってて、それ見て返せ言われてたんでは? マヤー:変ですけど、ゲームなんで……戦闘時は出し直すと思ってます。シーン終了でなくなるんで。 GM:演出とデータ上の処理は別です。 あれは演出だからな……MP等消費しない代わりにルール上のメリットもありません。 智:了解。 では“剣の女帝”召喚で。静かに圧倒的存在感を放つ剣を召喚する(再) GM:まあその辺の理屈はどう付けてもいいんだがね。(*2) で、それを見てゾンバスがほしがってるところで、イニシアチブ進行に移るのです。 源一郎:「やれやれ、やはり少年が“主人公”ということか……?」 ということで源一郎からいきますです。 マヤー:「源一郎、しゃくだけど頼むっす」 源一郎:「まだ結界の力が利用できるか……ならば!」 ムーブ特になし、マイナーで<ゾーンアシスト>、メジャーで<エンチャントブレイド>。 <エンチャントブレイドⅡ>の効果と併せて、全員の物理攻撃、ダメージ属性を雷&【命中】に+2。 マヤー:強い……。 源一郎:天音さんは魔法攻撃なので特段変化はなく。 天音:変化無いのちょっとさびしい(笑) 源一郎:天音さんの魔法攻撃にも<エンチャントアタック>は効くので……とはいえこの戦闘ではお預けかな。 智:「ありがとうございます」 GM:【命中】まで上がるのか。 これは厳しい。 マヤー:ではマヤーいくかな、ヴィクティムCのエンゲージに突っ込んでいいですか? 源一郎:あ、上か下に突っ込んだ方がいいかも。 GM:マヤーは範囲攻撃あったっけ? マヤー:いや、真ん中に智が突っ込むと思うんでカバー範囲に入れたい。 レイズル:真ん中だけ敵が3体いるから、単体攻撃しかできないマヤーがいっちゃうと手数的に損なんだ。 マヤー:分かりました。 ではヴィクティムAのエンゲージに行きます。 まっすぐ突進して雷を帯びたアタッシュケースを一心不乱に叩き漬けます。 GM:ほい。 固定値で処理してしまいます。 マヤー:# 2D 6 (5,5) + 12 = 22 GM:こちらの【回避値】は11として扱いますので、それ以上になれば命中です。 うん、圧倒的に、当たるね……。 源一郎:ふひひ。 マヤー:# 2D 6 (6,2) + 10 = 18 マヤー:「うわー!!!」ガッツンガッツン両手のアタッシュケースが血に染まります。 防御特化なので火力低いんです……。 GM:でも、雷属性で軽減できないんだよなあ。 ヴィクティムA、撃破です。 走り込んだマヤーがそれなりの人数をたたきのめした。 マヤー:「ふしゅううう」 GM:走り込んだマヤーがそれなりの人数をたたきのめした。 智・天音の手番。どっちからでもいいよ 天音:これなら智くんで、C~E撃破できちゃいそうです? 源一郎:できちゃいそうです(にっこり) 智:そしたら先、真ん中に突っ込みます。 ムーブでC~Eに接敵、マイナーで<なぎ払い>して攻撃っす。 GM:どうぞ。 全員11で回避。 智:# 2D 6 (5,4) + 9 = 18 GM:うむ、ダメージどうぞ。 智:では<猛攻>使って+1D6。 これでMP25。 マヤー:容赦無い……。 智:# 3D 6 (3,4,6) + 18 = 31 智:雷31です。 GM:到底耐えきれない! 30人以上のモブがまとめて吹き飛ばされた。 智:「まとめて倒す!」と大剣を振り回し一掃する。 天音:うーん、範囲……じゃなくてもまだいいかなぁ。 1シーン1回……。 レイズル:ボクは代償なしで範囲攻撃できるので、天音はヴィクティムB単体を相手にしてください。 天音:了解です。 ということでヴィクテムB狙います。 マイナーで<ブーストマジック>でダメージ+1D6つけて……念の為メジャーで<マナブレイク>。 MP37! 天音:# 2D 6 (3,4) + 9 = 16 GM:めいーちゅー。 天音:# 4D 6 (2,2,5,6) + 9 = 24 天音:氷24です。 GM:これも耐えきれない。 氷に襲われて全滅です。 天音:「はーい、お疲れ様でーす、おやすみなさいっ」 杖を振ってくるんっと回りつつ氷の魔法をはなちました。 源一郎:「ふう……(やはり大規模支援強化は負担も大きいな)」 レイズル:「みんな戦い慣れてるようですね……では、ヴァルキリーの戦いという物をお見せしましょう」 ヴァルキリーウィングで空に浮かび、左手に持つ大型ガトリングガンを乱射……特技使わなくてもいいな。 GM:アッハイ。 もう支援来てるしねえ。 レイズル:# 2D6(2,5) + 10 = 17 GM:命中です……。 源一郎:固定値目標値な上に命中+2があるからね……。 レイズル:<死の力>(*3)持ちなのでダメージ常時+1D6です。 GM:何という中二ソウル。 レイズル:# 3D6(2,2,1) + 19 = 24 レイズル: 雷24。 出目がくさってるなあ。 GM:とはいえ、ガトリングが一気にヴィクティムをなぎ払います。 こちらの手番無しのまま戦闘終了……ですね。 なお、これらの一般人は、例によってこれで助けられたことになります。 レイズル:地面がえぐれるほど乱射しますが峰撃ちです。(*4) マヤー:こっちもアタッシュケースで原型なくなるぐらい叩いてそうですが、峰打ちです。 天音:最近のみねうちはハードだなぁ……。 マヤー:「えーと、とーりょーは何処っすか? 投了したほうがいいすよ。」 GM/ゾンバス:「ぐぬぬ……あの数をたちまちの内に片付けるとは、なんという腕前よ! こうなればワシ自らが出るしかあるまい! ゆっくり行くから待っておれい!」 天音:「ゆっくりなんだ……」 GM:空にゾンバスの罵声が響いたところで、このシーンを終了します。 ミドルフェイズ2 シーンプレイヤー:月居天音 GM:相変わらず全員登場ね。 天音たちは、それまで上空で様子を見ていた、巨大な気配が動くのを感じた。 六本の腕を持つ武将が降りてくる。 そう、“奈落棟梁”ゾンバスだ。 その傍らには、剣王の武具を携えた男――海藤保が控えている。 源一郎:「……あー、あれは操られてるな」 GM/ゾンバス:「ムハハハハ……! ワシの配下を倒したとはいえ、圧倒的棟梁であるワシの前では無力よ! おとなしく、剣を差し出すがよい。 ついでにそこの管理ユニットも回収してやろう」 智:「どっちもお前に渡すか!」 源一郎:「頭はさほどまわるタイプじゃなさそうだが……その分強い、な」 マヤー:「保くんを返せ! とーりょー」 GM:そのマヤーの声に、海藤がわずかに呻く。 「うう、ああ……」 マヤー:「たもつくん!! 気合っっす根性っす!!!」 天音:「まだ助けられる可能性はありそう……?」 GM:「ご、ごめん、マヤーさん……」と、やはり呻くように呟きますが、それ以降は会話にならない声をあげる程度になります。 マヤー:「謝るんじゃないっす!まだ行けるっす!!」 GM/ゾンバス:「ふむ、抗うと言うか。 この絶対無敵棟梁であるワシに!」 マヤー:「抗うんす。 そんなの雑魚っす。 保くんならいける!」 智:「葉子のときみたいに、意識があるならまだ間に合うかも!」 天音:「で、でも、保さんと戦えばいいのかな、それって?」 源一郎:「グリューネ、あれは何か蔵のアイテムの力か?」 GM/グリューネ:「うーん、あれは、蔵のアイテムというより~。 それと、もうちょっと確認してみないと~」 マヤー:「剣をどうにかすれば戻るっすよね! そうなんすよね!グリューネ」 GM/グリューネ:「それも~。もうちょっと~チェックしてみないと、です~」 具体的に言うと情報収集シーンで調べれば確実だな! 源一郎:あ、このあと戦いにならないのか。 天音:一旦撤退です? GM:そこでゾンバスを狙う銃弾が突如飛来。ゾンバスはそれを無造作に打ち払います。 「むう、何やつ!」 天音たちの前に、新たにゾンバスと対峙する一団が現れた。 フォーチュンサービスの傭兵だ。 「待たせたな、クエスター! 俺達が来たからには、もう安心だ」 GM:なお、エキストラです。 マヤー:「だっ大丈夫なんすかあの人達。 あっさりやられそうっすけど」 レイズル:「いや、彼らはフォーチュンの中でも最精鋭のエリート部隊です。 彼らの協力があれば蔵の奪還も容易でしょう」 マヤー:「なら安心っすね。 エリートならいけそうっす」 源一郎:で、同じく猛スピードで自動車がつっこんできて、我々の前で止まる。 源一郎/黒子の助手:「先生!みなさん! 乗ってください!」(*5) 源一郎:「……不安はあるが彼らに任せていったん撤収! 定員オーバーはこの際気にするな! 傭兵の皆、死ぬなよ!」 マヤー:「ここで保くんを取り戻したかったのに!! やるせないっす」 天音:「気をつけてね、傭兵さんたちー! 今度ライブにご招待するからー!」 レイズル:「えっ、ここまで来て帰るんですか?」 GM:うむ。 ではちょい演出継続。 傭兵「くらえ、俺達の火力を!」 海藤「はばめ、無敵結界!」 号令と共に、傭兵達の重火器が一斉にゾンバスに叩き込まれる。響く銃声と爆音。ゾンバスの姿は、煙に包まれた。 傭兵「やったか!」 源一郎:「…………っ!」 マヤー:「……不穏な声が聞こえたっすけど」 次の瞬間、煙の中から現れたゾンバスの剣によって、傭兵の1人が貫かれた。 「くだらぬのう……戦士の戦いに水を差しおって。下がれい!」 ゾンバスは剛剣を一振り、一気に傭兵達はなぎ払われる。 天音:「っ、うそ……」 GM:で、グリューネがぽん、と手を打ち。 「だめです~。ゾンバスが使っているのは、剣王の武具に備わる秘技、無敵結界です~。 あの結界が張られている限り、一切のダメージが与えられないのです~」 マヤー:「なんですっと! ではその無敵結界とかいうのを潰さないといけないんすね」 レイズル:「そのネーミングセンスはなんとかならなかったんですかね、効果はともかく」 智:「グリューネ、無効化できるか?」 GM/グリューネ:「いまはあの結界を何とかする手段がありません~。 退きましょう~」 天音:「うう、悔しいけど……仕方ない、かぁ……」 マヤー:「すぐリベンジして保くんを取り返すっす!」 GM:では黒子がエンジンをぶおーんとふかして。 6人乗れるかなあ。(*6) 智:ワンボックス車ってことで。 レイズル:ボクは屋根に乗りますので。 マヤー:マヤーは体をたたんで、トランクにでも。 源一郎:後で修正しておきます。 GM:うむ、まあ飛ぼうが走ろうが何でもいいんだ。 ゾンバスは特に追わず、つまらなさそうに城に向かって飛び去ります。 というわけで、全員退場してシーンエンドですね。 ミドルフェイズ3 シーンプレイヤー:往来司源一郎 GM:舞台の指定はない。 適当に走り去った先だろう。 源一郎:特に指定がなければ、私の事務所まで戻ってきた、で。 回復できるし。 GM:ほい。 源一郎の元に、灰原古凛からの連絡が入ります。 『ご無事で何よりです、源一郎さん。 それに皆さんも。 先ほどの奈落との遭遇、報告はこちらでも聞いています。 あらゆる攻撃を無力化する結界とは……なんという脅威」 源一郎:「結界の原則に反してますから、一見無敵に見えても、何らかの無効化手段はあるはずですがね。 で、そちらの状況は芳しくありませんか」 GM/古凛:『ゾンバスが街を囲むように結界を張りました。 人々をこの街に閉じ込めた上で、城から奈落に侵された武具を次々に飛ばし、スペクター化させています。 私たちフォーチュンサービスは、逃げ遅れた彼らを保護して回るので手一杯です』 天音:「それって、わたしたちの調査も、その街中でやるってことだよね?」 マヤー:「街でも魔界でもやるっす! 気合っす!」 GM/古凛:『クエスターの皆さんなら、特に問題ありません』 源一郎:「そのあたりは色々調べていかないといけませんね。 こちらにかろうじて有利と言えるのは……」とちらと智とグリューネを見ます。 智:「無敵結界が剣王の武具に備わってるなら、蔵の制御を先に取り戻せたらいいのに……」 天音:「そういえば。 グリューネちゃん、智くんの剣には無敵結界って無いの?」 智:おお、無敵結界ほしい!! GM/グリューネ:「あれは~ぶっちゃけ3つほどの剣王装備と奈落パワーが必要です~」 天音:思ったよりぶっちゃけてた! レイズル:「奈落パワーはともかく、剣王装備が足りないから無理ですね」 智:複数はハードル高いですねぇ。 マヤー:「この呪われた血の力と智くんのパワーがアレば……やれるっすかね」 源一郎:「……まあ、追加料金は覚悟してください」と古凛に伝えておこう。 GM/古凛:『切り札があるなら……攻撃のタイミングは、あなたがたにお任せします。 追加料金も……検討しておきます』と苦笑。 天音:「えっと、そしたらわたしも広告宣伝費に……」 マヤー:「追加料金!! やるっす頑張るっす!何時かはマンションにクラスため!」 レイズル:「マヤーさんの場合は給料分しか出ないと思いますが。 あなたの務め先はフォーチュンじゃなくFC社でしょう」 マヤー:「そうでしたっす……このアタッシュケースを買うために全財産使い果たしたのが悪い……」 レイズル:「エクスカリバーもめっちゃくちゃ大変なんですよね……弾薬分はギリギリ経費で落とせるけど給料安いし残業手当出ないし……」 源一郎:「さて、やれることを整理していきますか」とGMに調査項目の提示を求めるわかりやすいフリ。 GM:うむ。 では、必要な事があったらお手伝いします、と言い残して古凛との通話は終了。 シーンを切って、次のシーンで情報収集にします。 源一郎:では私の住居効果で、HP・MPが+2D6回復します。 マヤー:わーい、と思ったけど消費してなかった。 レイズル:ボクもまったく減ってないのでそのまま。 GM:戦闘でMP減った組やねえ。 智:# 2D 6 (6,1) = 7 天音:# 2D 6 (2,3) = 5 源一郎: # 2D 6 (1,5) = 6 GM:全員そこそこ回復したな。 ミドルフェイズ4 シーンプレイヤー:知花マヤー GM:このシーンは情報収集シーンになります。 マヤー:「やるっす、情報収集っす。 保くんを何とかするため頑張るっす」 GM:PC1人につき1回の判定を行うことができます。 もし調べ終えることができなかった場合、同じシーンをもう1個追加します。 ただし、追加したシーン数が多いほどクライマックスで少々不利になります。 ・“剣王の蔵”について(判定:【理知】 <情報:異世界・軍事>) 判定値8 ・“奈落棟梁”ゾンバスについて(判定:【意思】 <情報:噂話・裏社会>) 10 ・無敵結界について(判定:【知覚】 <情報:学問・魔法>) 10 ・海藤保について(判定:【知覚】 <情報:噂話・企業>) 8 GM:以上4つ、適宜割り振ってやってください。 順番はどういう順番でもかまいません。 マヤー:まず、“剣王の蔵”調べる! マヤー:# 2D 6 (2,2) + 5 = 9 GM:成功ですね。ちと説明。 ■剣王の蔵 剣王の城と呼ばれる謎の建造物の一部。 現在はゾンバスによって支配されており、貯蔵されていた武器は奈落に汚染され、人間を奈落化させる武器と化している。 剣王の蔵は現在、ゾンバスの意思によって扉を閉ざしているため、誰も中には入れない。 ただし、蔵は剣王装備を持つ者に対しては、常にその扉を開くという。 GM:と言う話を、異世界に詳しいマヤーはどっかで聞いたことがあったらしい。 マヤー:「よし! 智くんつれてけばもんだいないっす」 智:「お、突入できるんですね」 レイズル:ではレイズルが奈落棟梁を調べます。 レイズル:# 2D6(1,1) + 6 = 8 マヤー:1ゾロ……。 レイズル:うわ、<リトライ>で振り直し。 GM:セルフリトライ! 源一郎:これは南無い。 レイズル:# 2D6(2,6) + 6 = 14 GM:うむ、ファンブルはどこかに消えた。 ■ゾンバス ダークレイスのひとりで、“奈落棟梁”を自称する。 武器収集家で、とりわけ伝説の武器が集められている剣王装備を好む。 現在は曲尾智の持つ“剣の女帝”と管理ユニットのグリューネを狙って活動中。居場所は剣王の蔵の中。 レイズル:「ひたすら地下迷宮でムラマサを求めてさまよってそうな奴ですね」 GM:きっと背中にはムラサマブレード持ってるね(*7) 智:そしたら海藤保についてを調べます。 智:# 2D 6 (6,3) + 3 = 12 GM:これも出目がいいなあ。 智:よかった。 ■海藤保 FC社に勤める19歳の少年。15歳説もある。 退魔師としての実力はまだまだだが、結界術師としての優れた才能があり、現場をサポートする術師として働いている。 今回も、剣王の蔵をいち早く結界に封印しようとした結果、ゾンバスに見つかり操られてしまった。 レイズル:19歳の……少年……? 天音:過去には22歳で少女って説明された大作RPG(*8)もありますから、19歳ならまだまだ少年でいける!かと! マヤー:19歳だと少年といいづらい、かといって青年でもない微妙なお年ごろ。 15歳なら若すぎるっていうか労働基準法守れよFC社って話になる。 GM:マヤーと10歳差はあれかなあという微妙なお年頃。 ……と言うか誤植があってな。 シナリオの年齢設定が15と19あるのだ。 で、重要なのは次。 海藤の支配は「ダメージを1点でも与える」か「≪ガイア≫を使用する」ことで解くことができる。 なお、海藤自身も無敵結界で守られている。 ゾンバスに対するダメージは<神>属性を含めて防ぐ無敵結界も、海藤の結界は<神>属性のみ貫通する。 天音:手っ取り早いのは≪ガイア>を使う事ですが……。 智:葉子ちゃんの時と一緒ですね。 マヤー:無敵結界を破壊する圧倒的な攻撃力って強引な方法も……死なないですよね? レイズル:≪トール≫か≪ヘル≫を撃てと。 ゾンバスと保が一緒にいるなら、≪ガイア≫で真っ先に開放した方が楽かな。 源一郎:後は、私が無敵結界を調べた上で、だめだったら天音が調べる形でいいですか? 天音:そうですね、おねがいしまーす! 源一郎:2D 6 (3,5) + 3 = 11 源一郎:「一応、結界の専門家ではあるからな。 あれは……」 ということで説明プリーズ ■無敵結界 強力な剣王装備である、「八卦の火」「永久氷刃」「雷槍」の3つを使用することで生み出せる、絶対防御の結界。 あらゆる攻撃を遮断し、ダメージを受けなくなる。 なお無敵結界の構築には高等な結界術が必要となるため、ゾンバスはこれを海藤保に行わせている。 すなわち、海藤を奈落の支配から解放することができれば、ゾンバスの無敵結界は解除される。 源一郎:てっとりばやいのは≪ガイア≫を使えばオールオーケーか。 マヤー:温存してもいいけど、手数消費を考えるとガイアでいいかと。 私のアタッシュケースでどつき倒すというのも面白いとは思いますが 智:≪ガイア≫が無難そうですね GM:うむ、話はまとまったかな。 では情報収集シーンを切って、次のシーンに移ります。 ミドルフェイズ5シーンプレイヤー:レイズル ひととおりの情報収集を終えた所に、タイミング良く灰原古凛から連絡が入った。 フォーチュンサービスだけでなく、FC社やエクスカリバーの人員も総動員し、作戦の連携をとるべく集合・準備しているとのことだ。 レイズル:「では高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処するということでお願いします」 GM/古凛:『アムリッツァの二の舞とは勘弁してほしいものですな』 マヤー:レイズルの言いかたは適当にやってくれと言っているようにしか……。 GM/古凛:『ともあれ皆さん、ゾンバスを討つ手はずは整いそうですか?』 レイズル:「こちらの手札でなんとかなりそうです」 GM/古凛:『なるほど。 では、僕らは……そう、陽動作戦を行うということでよろしいでしょうか』 源一郎:「我々のパーティを、蔵の前まで突入させてください」 天音:「蔵まで行けたら、あとはわたしたちにお任せだよう」 GM/古凛:『お任せください。 1日や2日なら、せいぜい暴れてごらんに入れます』 源一郎:「………………え、ええ」 マヤー:「死なないようにっす。 命が一番大事っすから」 GM/古凛:『心配はいりませんよ。 はははは』とさわやかに返す。 マヤー:「……フォーチュンは大丈夫なんすかね。 怖いっす」 GM/グリューネ:「そうですね~。 では、剣王の蔵の中では、私が皆さんをご案内します~」 智:「うんグリューネ、任せた」 GM:では、グリューネは智の手を抱いて。 「智さん、あなた様とあなた様の剣が最後の希望です~。 頑張ってくださいませ~」 と目をきらきらさせて言ってきます。 天音:「……おお、なんだか2人の世界っぽい?」 智:「まかせてくれとまでは言えないけど、精一杯頑張るよ」 GM/グリューネ:「はい~。 あなた様のためなら、何でもいたします~」 源一郎:「(無言でデジカメでムービー撮影)」 智:「いずれ……すごい防具がほしいなぁ」カメラを気にしつつ。 マヤー:「修羅場が始まるっす……怖いっす……奈落よりもずっとずっと」 天音:「源さん、その動画、あとでわたしにもちょうだーい」 ミドルフェイズ6 シーンプレイヤー:曲尾智 剣王の蔵の外壁に、魔法や銃砲の爆音が轟いた。 正面ではフォーチュンサービスや、様々な組織の戦士たちが奈落を引き付けてくれている。 GM:智たち一向は結界の中を飛び(*9)、剣王の蔵へと向かっている。 しかし、奈落に汚染された武具が次々と飛翔し、襲いかかってくる! ……というわけで、弾幕のように剣や斧、あるいは矢弾や魔法の飛び交う中を進んでいくイメージです。 レイズル:「ここは気合いで避けるしかないな」 智:「くっ、伝説の武器の雨なんてシャレになってない!」 マヤー:「私の後ろにつくっす。 こんな斧はこのアタッシュケースの前には無力っす」 アタッシュケースでぶんぶん叩き落としながら突破を頑張ってみます。 源一郎:「大変だな(ぷかー)」←電子煙草状のMPポーションを飲んでいる。 GM:では、武器の妨害を回避して蔵に取り付けるかの判定をしてもらいます。 全員、難易度10を目標に、【反射】で判定してください。 智:了解~。 レイズル:【回避値】じゃないんだ。 <ソニックコンバット>が使えんな。 智:# 2D 6 (4,4) + 5 = 13 智:「なんとか避けきれそうか……」 源一郎:# 2D 6 (4,5) + 3 = 12 源一郎:「まあ体を動かすのは比較的得意なんだ」 マヤー:# 2D 6 (1,1) + 4 = 6 マヤー:食らった!! 激しく! レイズル:マヤーに<リトライ>飛ばそう。 「お礼は昼飯1回で構いませんから」とマヤーを狙う武器を迎撃する。 マヤー:わーい。 マヤー:# 2D 6 (2,6) + 4 = 12 マヤー:「足が滑ったと思ったらなんともなかったっす。 昼飯でも何でもおごるっす」 レイズル:# 2D6(6,2) + 4 = 12 天音:# 2D 6 (5,1) + 2 = 8 天音:ぴゃー! 源一郎:天音にはこっちから<リトライ>をとばす。 天音:取りつくよ取りつくよ取りついちゃうよー。 天音:# 2D 6 (6,1) + 2 = 9 GM:妖怪1足りない。 智:ここで出たか。 天音:Oh……。 マヤー:妖怪もありますが、一番【反射】が低いという問題が。 GM:では、天音には2D6点の実ダメージ。 GM:# 2D 6 (1,1) = 2 一同:……。 天音:えーと、2点喰らうでいいですこの場合? レイズル:かすり傷だったようだ。 GM:まともに当たっていれば致命傷だったな……2点ダメージだね……(わなわな) 天音:はい。 かすり傷ならどうということはない。 「あー、服やぶけたー! おろしたてだったのになぁ……」くらいの損耗で。 マヤー:「天音ちゃーん……大丈夫ぽいっすね」 ダメージ酷かったらカバーアップ(*10)しようかと思ったんですが。 奈落に染まった武器の猛攻を切り抜け、智たちは剣王の蔵の城門へとたどりついた。 巨大な、重々しい扉が、一向の前に立ちはだかっている。 GM/グリューネ:「到着です~」 レイズル:「さて……どうやって開けるんですか?」 マヤー:「智くんが気合いれればいけるっす!やるっす!」 智:「確か、この先は俺の剣がいるんでしたね?」 GM/グリューネ:「はい~、剣の女帝をお呼びください~。 それを掲げれば、門はあなたを認めて中へと通してくれるはずです~」 智:「わかった。 剣の女帝よ……!」蔵の近くのせいかすぐさま大剣が顕現する。 智が大剣を掲げた瞬間、無数の歯車が動き出す音と共に、閉ざされた扉が、その隙間から光を放ちながらゆっくりと開いていく。 マヤー:「おおお、さすが智くん」 GM/グリューネ:「お美事です~。 これこそ、あなた様が選ばれた勇者である証~」 源一郎:「ふむ」 マヤー:「おおお、さすが智くん」 智:「ええ、これで進めますね」 マヤー:「たおすっすやるっす!」 天音:「いくぞー、おー」 レイズル:「それでは選手の入城です」 GM/グリューネ:「よく来た勇者ども、なのです~」 マヤー:「あいかわらず、レイズルというかグリューネというかヴァルキリーはぶっ飛んでるっすね」 レイズル:「見解の相違ですね。 悲しい事です」 GM:というわけで、全員飛翔したまま剣王の蔵の中に突入してシーンエンドです。 全員に、【クエスト:ゾンバスを倒す】を配布。 TOP 天空の城と、勇者の剣 BACK 「天空の城と、勇者の剣」オープニングフェイズ NEXT 「天空の城と、勇者の剣」クライマックスフェイズ
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登録日:2011/05/07(土) 00 43 12 更新日:2021/07/01 Thu 01 21 55 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 13年冬アニメ 2ch LOV SS toi8 まおゆう まおゆう魔王勇者 アニメ アームス ママレード 勇者 小説 戦国大戦 橙乃ままれ 水玉螢之丞 漫画 経済 荒川稔久 豪華声優陣 駄肉 魔王 『あの丘の向こうに何があるんだろう?』って思ったことはないかい? 2chVIPでのべ86万字の会話文のみで書かれたママレード氏によるSS。 タイトルからは想像もつかないが経済を観点に平和を目指す物語。 ドラクエを始めとする様々なファンタジー作品や神話からのオマージュが見られる。 主要登場人物の大半が主人公という群像劇のスタイルをとっており、人物同士が交流し影響し合い成長していく物語である またファンタジー作品としては珍しく、現実世界の経済や軍事や歴史等の知識を交えてストーリーが進行していくのも大きな特徴。 現在書籍版が全5巻発売中、漫画化も2誌で決定。書籍化時に名前は「まおゆう」と省略された。 イラストはtoi8、水玉螢之丞。 ただし書籍版は挿絵での人物が分かりにくいという声もある。某動画サイトに序盤を漫画化した動画があり、 動画の最後に登場人物紹介がある為イメージが湧かない人はそちらを一度見てみるのも良いかもしれない。 ◇あらすじ 魔界と人間界、どちらも混乱の世の中魔族によって攻撃を受けた人間達は勇者パーティーを送り出す。 その後、単独で勇者は魔王城に乗り込みトラップをくぐり抜け魔王と遂に相対する。 しかし魔王は勇者と戦おうとはせず、世界は戦争に依存しており魔王を殺しても根本的な解決にはならないと説く。 そしてそれらの問題を解決する為に勇者に協力を請う。 魔王の必死の説得により協力に応じた勇者は、まずは人間界の食糧問題を解決する為に魔王と共に辺境の村へと向かう。 ◇主要登場人物 勇者 CV 福山潤 チートというか最早バグ。幼少の頃に5つ使えれば天才、賢者と呼ばれる全24の呪文を全て覚えている。 魔王の説得とおっぱいに負けて未だ見ぬ未来の為に契約を結ぶ。 正義感の強い豪快さもある青年、だが童貞。 最初はただ戦闘能力が高いだけの勇者であり、物事を深く考えない人間だったが、 魔王と共に行動することによって多少の損得勘定や経済の流れを考えるようになる。 地上では白の剣士、魔界では訳あって黒騎士と名乗っている。 魔王 CV 小清水亜美 おっぱい魔王。 経済力と未だ知られていない技術と知恵を武器に未来の為に、勇者と契約する。地上では紅の学士、魔界では紅玉の瞳と名乗る。 戦闘力は歴代魔王最弱(冬寂王と同レベル)だが知識量と思慮深さは作中最強。 星の最果てである外なる図書館で育ち、生まれた時から勇者が好きだった。推定150歳以上。 LOV.VerRe 2.1で使い魔として、『戦国大戦 1580』では織田信長名義で勇者(明智光秀名義)共々ゲスト出演することになった。 女騎士 CV 沢城みゆき 絶壁まな板の胸の騎士で勇者パーティの1人、旅を終えた後は湖畔修道会の院長になる。 彼女もかなりの戦闘能力を誇り、剣術と回復・補助・防御の魔法を武器とする。指揮能力にも長け、作中でも数々の戦場を勝ち抜いてきた。 勇者に仕えることを決めており、魔王とは親友でありライバル。大雑把な性格だがデレるときはヤバイ。 別名は鬼面の騎士・怪力皇女・石壁しぼりの女夜叉等。 執事(弓兵) CV 銀河万丈 元勇者パーティーの1人であり、現在は冬の国の執事兼諜報員。その正体はおっぱい大好き変態爺。 彼も非凡な強さを持ち、暗殺や潜入等が得意。弓兵であるが誰も弓矢を持っているとこは見たことがない。 別名は黒点の射手、突然死。 女魔法使い CV 福圓美里 ふらっと現れてはどこかへ消える。だが常に重要な場面で言葉を残して去っていく。大概は単独で行動を取る。 彼女も元勇者パーティーの1人で兵器として考えれば勇者より強いとのこと。 別名は出来の悪い悪夢、無表情小娘。 メイド長 CV 斎藤千和 魔王の側近で非常に美人。 主人の要求に全て答える『メイド道』を究めんとしており、家事から戦闘まであらゆる面で優秀かつ博識。 魔王とは長い付き合いもあり強い信頼を得ている。 メイド姉 CV 戸松遥 農奴で苦しんでた所を魔王に引き取られる。 最初はメイド仕事をしていたが非凡な吸収力で凄まじいスピードで知識を得ていき、後に重要な役割を担うことになっていく。 作中で最も成長した人物。 メイド妹 CV 東山奈央 姉とは違い、メイド一本。 だが料理に関しては非凡な才能があり、彼女も大出世をEDで果たす。 青年商人 CV 神谷浩史 経済団体の同盟幹部であり、目的の為なら手段を選ばない。 損得勘定を第一として、魔王と良きライバルとなる。 作中世界の変革を利用した大規模な商業戦争を仕掛け、魔王をして反則と言わしめる手段を数多く用いる。 軍人子弟 CV 鈴木達央 魔王が人間界で教育した3子弟の一人。 当初は魔王の合理性を重視する教育に反発的な根性論者であったが、 スパルタ教育により考え方を改め、後に鉄の国にて指揮官としての才能を開花させ、護民卿と呼ばれるようになる。 貴族子弟 CV 梶裕貴 魔王が教育した3子(ry 当初は世間知らずのボンボンであったが、才能を開花。 氷雪の国に付き、持ち前の交渉術を武器に外交官として活躍。また、剣士としての実力もある様子。 商人子弟 CV 寺島拓篤 魔王が(ry 教育に飽きた魔王に文官不足の冬の国へ送られ財務長に。 当初はのんびりした性格だったが、冬の国でこき使われたお陰でキビキビとした性格になる。 経済を見通す力を持ち、青年商人とバトルしたことも。 冬寂王(冬の王子) CV 平川大輔 父(CV 森川智之)が作中で戦死し、後に襲名して王になる。 他国を引っ張り、連合を作り南部諸国の強化をはかる。 また柔軟かつ大胆な思想を持ち、王としても非常に優秀。 火竜大公 大氏族の一つの王で火竜公女の父。 魔族、人間関係なく認めた者には協力的。魔族による大会議でも重役を担当。 火竜公女 CV 伊藤静 勇者の妻になるよう命じられるが放置プレイされる。 後に青年商人と交渉して彼の手伝いをすることに。その中で少しずつ商人としての考え方を持つようになる。 銀虎公 獣人族の王であり好戦的な性格だが、誇り高く作中随一の漢。 後に魔王の右腕として活躍する。 刻印王 CV 柿原徹也 蒼魔王の息子であり、両目に魔王の証である刻印を持つ次期魔王候補。 戦闘力は歴代の魔王の力を受け継ぎ、真魔王クラスの実力。 王弟元帥 CV 櫻井孝宏 聖王国の軍事を担当し、作中最強の軍事的才能を持つ、中央大陸最大の英雄。 どこぞの金ピカ王と違い、慢心も油断もせず冷静さを失わない男。 大主教 CV 藤原啓治 中央教会の最高位。 常人と違う人間、特別な人間を特に嫌う。勇者の動向を監察している様子。 光の精霊 CV 島本須美 人間界において唯一神のごとく崇められている存在。勇者は夢で何度か会っていて泣き虫らしい。 未だ存在する理由は果たして― ◇世界観 基本は中世ヨーロッパ+魔法という典型的なファンタジー世界である。 中央大陸(人間界) 人間が住む世界。南部にあるゲートにより魔界と接している。 ほぼ全ての人が光の精霊を信仰している。 無数の国や自治都市があり、大きく分けると豊かな中央諸国と貧しい南部諸王国の2つに分類される。 中央部は乾燥地帯が多く、南部は寒さが厳しい。 中央諸国が南部諸王国に金を与え、南部諸王国はその金で食糧や武器を揃えて魔族と戦い、中央へ平和を輸出するという構造になっている。 聖王国 中央諸国を纏める大国。中央教会との関係も強い。 中央教会(聖光教会) 光の精霊信仰の最大派閥。中央大陸全土で強い力を持つ。 湖畔修道会 光の精霊信仰の派閥の一つ。湖の国発祥。 派閥の中でも穏健派で実利的。農民への支援を主な活動とする。 南部諸王国 魔界に近い4つの国家の総称。 貧しい地域で中央からの支援でやりくりしており、代償として魔族との戦争で前線に立つ。 冬越の村 南部諸王国にある典型的な辺境の開拓村 魔王と勇者が最初に改革に乗り出した村であり、魔王の人間界での活動拠点。 同盟 交易商人達の団体。 総資産は天文学的な数字になると言われ、 中央大陸への影響力も非常に強いが、教会や国のように表立って何かを行うことはない。 魔界 緑の太陽が浮かぶ、魔族が住む世界。 古来より氏族間戦争が耐えず、現在は人間に対抗する為に一時的に協力している状態。 魔族 魔界に住む知能を持つ者(知能を持たない者は魔物と呼ばれる)個々の戦闘力では人間を上回るが、数は少ないらしい。 外見・血筋・風習から無数の氏族に分かれ、氏族は族長が治めている。 八大氏族 氏族の中でも勢力が大きい八つの氏族。後に一つ加わり九大氏族となる。 魔王「現在の膠着した状況を打破する為には何らかのアクションを起こさなければならない。 それは大きな物であるほうが良いけれど、時に『叩かれるのではないか』という恐怖も付きまとうんだ。 だから小さなことからでも構わない。小さくとも積み重ねればいずれは大きな変化となり、項目は改善されていく」 勇者「つまり追記・修正しようってことか」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 南氷将軍に泣いた あんた漢やでェ! -- 名無しさん (2013-12-08 21 26 21) メイド姉の死を眼前にした演説は鳥肌立ったわ -- 名無しさん (2014-07-17 23 29 10) 今更だがネットの原典を見てきた なんつーか、スゲェな小説買えば楽しませて貰った礼を返せるかな -- 名無しさん (2015-04-07 12 22 18) ままれさんは税は難しいと言っていたな、これではないが……建国路線にいかなかったのはそういうことなのかな -- 名無しさん (2016-04-13 19 45 36) 気になってたんだが、青年商人のやった先物取引で大規模の飢餓とかが発生していたと思うが、それらのフォローってどうなったんだっけか -- 名無しさん (2016-12-30 19 17 45) さつまいも -- 名無しさん (2019-10-27 22 57 20) 名前 コメント
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ゆけ!勇者は、iOS / Android 用オンライン放置型戦略RPG。プレイヤーは勇者をダンジョンに派遣します。行き先はあなた次第!!冒険するも良し、素敵な宝物を狙うも良し、安全に行かすのも良し!!プレイヤーが出来ることは、目的地を決めること及び勇者に持たせる武器・防具・補助的アイテムを選ぶこと。勇者を送り出した後は、勇者が無事生き残ることを祈るだけ。 勇者が冒険中はプレイヤーは何もすることがないというのが「放置型RPG」。送り出してしまえばアプリを落としても電池が切れても問題はない。 ステータスを確認したり送り出したりするときはネット接続が必要だが、送り出してしまえばネットにつながっている必要はない。また、時間がかかるクエストも多いので、通信手段が限られるWi-Fiのみ対応機種でも十分楽しめる。 遊び方 ダンジョンを選択 目標階数を選択 装備を選択 持って行くアイテムを選択 ゆけ!勇者 放置 (時々勇者の活躍ぶりをチェック) 帰還 ログをチェック出てくる敵の種類・強さをチェック 獲得したアイテムをチェック 勝敗やダメージの状況を見極めて次のダンジョンへの作戦を練る。 1.に戻る ポイント 装備させた武器・防具、冒険中に入手したアイテムは負けるとすべて失う。 アイテムは使い捨て。 葉と実をうまく使い分けよう。 武器、防具、アイテムの左下の黄色い星の数がレア度を表す。 敵が落とすアイテムにはノーマルとレアがある。 深い階層のほうが強い敵が出る。 深い階層に行くほど有用な物が出る可能性が高い。 運も重要な要素となる。 不具合が発生したら おかしいなと思ったらその他→アカウント設定→データ同期機能でデータ同期。 軽微な不具合については必ずしもアプリ内-その他で表示される公式ブログで告知されるとは限らないので、普段から作者のtwitterをチェックする。 詳しくは下記を参照 公式サイトの概要 作者のtwitter @xhachiapps (Android版 @xhachiapps4a) twitterのハッシュタグ #yukeyusha (Android版 #yukeyusha4a)
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携帯用メニュー 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」のまとめ このwikiは「2ちゃんねる」のニュース速報VIP板・パー速VIP@VIPServiseで人気を博したママレードサンドさんによる小説、【魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」】スレのまとめwikiです。 このwikiを作るにあたって、こちらの"魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」まとめサイト"様を参考にさせていただきました。 勝手ながら引用している部分も多々ありますが、問題があれば編集お願いします。 みなさんの助力でここが充実していけば嬉しい限りです。 また、この素晴らしい物語を提供してくれたママレードサンドさん、本当にありがとうございました。 書籍化 『まおゆう 1』 株式会社エンターブレインより好評発売中 ■価格:1260円(本体1200+税) 予約 まおゆう 1|eb!STORE Amazon.co.jp: まおゆう魔王勇者 1「我がものとなれ、勇者よ」「断る!」 橙乃 ままれ 本 告知ページ 第一巻お試し版(一章全部) 『ログ・ホライズン1 異世界のはじまり』 株式会社エンターブレインより好評発売中 ■価格:1050円(本体1000+税) 予約 ログ・ホライズン1 異世界のはじまり|eb!STORE|eb!STORE Amazon.co.jp: ログ・ホライズン1 異世界のはじまり 橙乃 ままれ 本 名前 コメント すべてのコメントを見る 検索用タグ:『まおゆう』『魔王勇者』『魔王と勇者』『The Over Side of That Hill』『あの丘のむこうへ』『魔我断』『魔我勇断』
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白の剣士とは、勇者の偽名であり、仮の姿である。 これまた魔王の仮の姿である紅の学士の介添え兼護衛という設定である。 人界において、勇者であることを明かしたくないときはこの偽名を用いる。 初出 1-3 1スレ437レス 2009/09/04(金) 23 30 35.05 勇者「俺はその介添え兼護衛の白の剣士。 修道院に入るのは気後れする粗忽者なのだが ご寛恕ください」 別名
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二つ名:占術の勇者 名前: 詳細: 【基本設定】 とある小さな村の占い師だった女性。未来を占うことよりも今を占う事のほうが得意。勇者となったことで、人の姿をしている人ならざる者を見分ける能力を得た 【追加設定】 明るいがとても天然。すらっとしたスタイルの良い女性。 目と宝石の色はアイスブルー。髪は黒。 同じアイスブルーの小物と白い布を好んで身に着けている。 実家の家宝である水晶玉は常に手放さない。 故郷の小さな村では神に仕える一族の三女として生まれ、家の役割には縛られずおてんばに自由に育つ。 一応巫の役割を負っていたが、副次的に行っていた占いが良く当たると評判になり、姉が成人し当主となる頃にはほぼ占い師専業になる。 占いのアドバイスによって自分の村が豊かになったころ神託を受け、勇者となる。 小さな村でお嬢様扱いで育ったため、やや世間知らず。 好奇心旺盛でどんどん突っ込んでいってしまう一面も。 ・現在 旅をしながらいろんな村や町に滞在し、占いや巫として身に着けた舞で小銭を稼いで暮らしている。どこかの家に居候させてもらうことが多い。 自分の村のように占いによるアドバイスでその町を栄えさせることが目的だが、その国の文化や歴史を学ぶことが楽しくなっている。 ・戦闘 戦闘能力はほとんどない。 魔力はあるため、行く先々の魔術を学び行使している。 しかし、今は物を浮かせたり飛ばすくらいしかできない模様。 宝石でできた短刀を持っているが、儀式や占いに使用するためほぼ戦闘には使わない。 ・能力 真眼 人の姿をしている人ならざる者を見分ける能力。本来の姿が見える。 本人もよくわかっていないが“人には見えないもの”が見えたりする。 たまに大人の表情を見せる。年齢不詳疑惑。 その他:
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ゆけ!勇者は、iOS / Android 用オンライン放置型戦略RPG。プレイヤーは自分が王様や勇者に魔物退治を依頼する村人になったつもりで、勇者を危険なダンジョンに派遣します。 プレイヤーに出来るのは、目的地を決めることと勇者に持たせる武器・防具・補助的アイテムを選ぶこと。勇者を送り出した後は、彼(彼女)が無事帰ることを祈るだけ。 勇者が敵と戦っている間はプレイヤーは何もすることがないというのが「放置型RPG」。なので、電池残量を気にせずにプレイすることが可能。送り出してしまえばアプリを落としても電池が切れても問題はない。 ステータスを確認したり送り出したりするときはネット接続が必要だが、送り出してしまえばネットにつながっている必要はない。また、時間のかかるクエストも多いので、自宅以外での通信手段のないWi-Fiのみ対応の機種でも十分楽しめる。 詳しくは下記を参照 公式サイトの概要 遊び方 作者のtwitter @xhachiapps (Android版 @xhachiapps4a) twitterのハッシュタグ #yukeyusha (Android版 #yukeyusha4a)
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勇者 勇者は一つの国が云い出したのではなく、大量の国々が勇者協定を組んでおり 世界の様々な場所で勇者と名乗れる。 勇者の超人的な能力には、戦争しているほど仲の悪い国でも認めるほどなので 取りあえず勇者協定に入っていないと、勇者に攻め滅ぼされる可能性ないし 大打撃与えられるのもしょうもないので、勇者協定にはかなりの国々が参加している 魔王を倒すタイプではなく、世界に存在する色々不幸とか悪事を挫くみたいな目的だが そうは問屋がおろさないのか、うまく機能していない部分もある、理想的にゃならねーよねぇ 超大規模で、最大の冒険者ギルド扱いで、誰でもなれるが試験をパスするのが困難過ぎて 人数はかなり少ない 勇者は活動に応じて給料も得られる。 村人を助けたならば、村人が勇者ギルドに申請して誰誰に助けられたと伝え 勇者ギルドを統括する最大組織とかに、通知が行くとそれ相応の金銭と、経験値が与えられレベルアップする レベルアップは蓄積経験値(ポイント)とレベルアップ試験を受ける事で上昇するが 全く試験を無視して戦闘しかしないとか、色々問題のある勇者もいる 大抵はしこしこ、困っている人を助けてレベルアップしていく、最大レベルは99、名誉階級を入れて120 勇者の平均レベルは30ほど 勇者特典 宿屋とか、安いよ 武器防具、必需品とかも値切れるようになるよ 無理言えば職権乱用で家に勝手に入って、眠ったりできるよ、流石に箪笥荒らすのは許されざるよ 勇者ってだけで、あれしろこれしろ、助けろとか云われるから 使命感に燃えていない人は、勇者だと、身分を隠す場合もある 例 テンプレートタイプ 勇者とは、弱きを助け、強きを挫く むしろ、時代劇な感じ、水戸黄門一向が旅をして、悪代官を倒していく レベルにも名声にも全く興味がない、戦闘狂タイプ 勇者ギルドにさえ顔を出さないので、はぐれ者と揶揄されているが 本人達は大抵、放浪癖のある心の旅人、自由に振舞っている (元々勇者になる気もなかったが、あまりの戦闘力に勇者にさせられる場合もある (断ってもこじれるだけだし、なったら色々恩恵もあるし、まぁ放置でいいや、みたいな 適正年齢は無いが16歳までしか成れない 16歳までなら試験を何度受けても良い、年二回 戦闘能力のみで、勇者に半ば強引にさせられたけど 全然勇者として活動する気ない レベルは20 人助けもしないし、報告義務一切無視しているから レベルが上がらない 村人が死ぬほど苦しめられている魔物の大群とか 盗賊とかを、皆殺しにするから その報告で、お給料出てるよー取りに来てー ってか、一度くらいギルドに来いや! よく勇者になったもんだなぁ んで、勇者勇者したい、勇者と喧嘩になったりする やぁや我こそは、勇者○○――何とかギルド所属、レベルは45! さぁ名乗れ って、レベル認定書がある、このもんどころが目に入らぬか、が 無いと、レベル偽れるしね おい……レべル幾つだっけ…… すいません先輩ちょっと待って下さい、鞄の底の方に多分ありますから おい、速く出せよ気まずいだろ すいません……全く使わないからもしかしたら無くしたかも まぢかよ!? あ、あったあった 二十です、私のはありました もうそれでいいって、俺の分はもういいから、はよ晒せ 説得は、旅に出て強い奴と戦えるなら どうせなら、給料とか貰えるし、宿屋とか格安になるし勇者になったら? じゃぁ、一応勇者やるか……辞められるらしいし…… と、まぁ、適当に 止められるものなんだ 勇者は苛酷なので心が折れたら辞められる
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1.魔界の王のこと。魔王(称号)を参照。 2.34代目魔王「紅玉の瞳」のこと。本項ではこの人物を述べる。 魔王とは、この物語の主人公の一人、第三十四代魔王「紅玉の瞳」である。勇者を経済の講義と色仕掛けで落とし、相互所有契約(結婚?)を結ぶ。そして戦争に依存した人界と魔界を平和に導くため、様々な改革をもたらす。 専門分野は経済。 魔王にしては戦闘能力は低く、勇者いわく、実力は冬寂王と同程度。 家計簿をつけるのが得意。料理は苦手。 通称「駄肉」。巨乳。二の腕がつまめる。 初出 1-1 1スレ タイトル 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」1 動向 魔王城で勇者と対決後、重傷を負い冥界温泉で療養中という噂をメイド長に流させた。 その後、物語開始三年後まで紅の学士の偽名で冬越しの村に潜伏。冬越しの村を拠点に人界の改革を行った。 冬越しの村時代 1年目秋より紅の学士として勇者、メイド長とともに冬越しの村村はずれの館に居住。逃亡農奴であったメイド姉、メイド妹を育てる。また後世の偉人となる貴族子弟、軍人子弟、商人子弟を教育した。 また輪作、馬鈴薯の普及に努めた。一年目冬女騎士が院長を務める湖畔修道会の協力を取り付け、彼らにこれら技術の伝播指導してもらうことになった。 2年目春、勇者が黒騎士として魔界の過激派を粛清する活動を許可。 2年目春より冬越しの村で輪作、馬鈴薯栽培を開始。2年目夏には修道院(冬越しの村)も完成し、農法の伝播や土壌調査に努めた。 2年目初夏、改良羅針盤を開発しそれを『同盟』に送付。2年目夏に『同盟』の青年商人と交渉。玉蜀黍を使った大陸中央部の荒れ地の開拓というアイディアを『同盟』に売り、『同盟』に戦争の早期終結を求めた。 2年目秋、村の狩人に望遠鏡を渡し、地図測量。湖畔修道会の協力で水晶農園完成。加鼓亜がもたらされる。南氷海で捕れる鰊の肥料利用が本格化。 2年目冬、火箭を作成。ひそかに冶金師に依頼しブラックパウダー(黒色火薬)を開発し始める。鉄の国の職人に依頼し、マスケット(火縄銃)の開発を始め、その手稿(『The genius s Manuscript』)を書く。 2年目年末、年越祭で久しぶりに勇者と再会。 3年目年始(年が明けて2週間後)、第二次極光島攻略作戦に臨む冬寂王に謁見。今回の作戦に用いる馬車6台分の塩を提供するのと引き換えに、開戦を一昼夜遅らせることを要求。これは勇者の作戦により魔界開門都市から撤退してくる第二次聖鍵遠征軍が極光島に到達する日と開戦日を合わせるため。 3年目早春の第二次極光島攻略作戦凱旋式では冬寂王より名誉爵位を受け、自由に冬の王宮に入れるようになった。 3年目晩夏、このころ村はずれの館裏庭にポンプを設置。メイド妹に炭酸水の作り方を伝授。 3年目晩夏、商人子弟を育てるのは飽きたから冬の王宮に仕官させるという紹介状を持たせて冬寂王の元に送った。 名言 1-1 1スレ53レス 2009/09/03(木) 18 26 43.76 魔王「『あの丘の向こうに何があるんだろう?』って 思ったことはないかい? 『この船の向かう先には 何があるんだろう?』ってワクワクした覚えは?」 1-3 1スレ474レス 2009/09/05(土) 00 38 15.85 光の精霊のお導きという言葉に対して 魔王「いいえ、魂持つものの努力です」 1-5 1スレ744レス 2009/09/05(土) 22 43 56.82 魔王「高きと低きを、北と南を、炎と氷を、 相容れない光と影を仲介し、妥協し、取引することで 利益を上げるのがお主ら商人ではないか?」 1-5 1スレ749レス 2009/09/05(土) 22 51 37.42 魔王「敵と味方の2分割では、 この世界はあまりにも惨めに過ぎよう」 1-5 1スレ753レス 2009/09/05(土) 22 57 23.24 魔王「損得勘定は我らの共通の言葉であることを。 それはこの天と地の間で二番目に強い絆だ」 1-5 1スレ760レス 2009/09/05(土) 23 12 13.90 青年商人「そうそう。……二番目に強い、と おっしゃいましたね。一番はなんなのです?」 魔王「知れておる。愛情だ」 2-1 2スレ213レス 2009/09/06(日) 19 52 48.53 メイド姉「やっぱり、武器も作るんですよね」 魔王「……ああ。備えないのは愚か者だ」 2-1 2スレ218レス 2009/09/06(日) 20 03 06.73 魔王「そうだな。だから、争いは、 そう言う素敵なことの一部分なんだ。 本質的には同じ物なんだよ」 2-2 2スレ220レス 2009/09/06(日) 20 07 33.62 魔王「でも、私が学んできたことによれば、そうなんだ。 戦争は沢山の人が死ぬ。 憎しみと悲しみと、愚かさと狂気が支配するのが戦争だ。 経済的に見れば巨大消費で、歴史的に見れば損失だ。 でも、そんな悲惨も、出会いの一部なんだ。 知り合うための過程の一形態なんだよ」 2-2 2スレ222レス 2009/09/06(日) 20 10 40.71 魔王「『いずれ卒業するために必要』だと。 逆説的だが、そう言う事象もあるのかも知れない。 最初から大人として生を受けることが出来ないように」 2-3 2スレ594レス 2009/09/07(月) 13 18 53.12 魔王「君は……わたしの光だよ」 魔王がもたらした技術 鰊 馬鈴薯 風車 輪作 羅針盤 紙 玉蜀黍 炭酸 火箭 水晶農園 望遠鏡 加鼓亜 ポンプ ブラックパウダー 仮の姿・別名 紅の学士 聖王都の神学院で研究した高名な学者の姫君という設定。 メイド姉もこの架空の人物を演じている。 駄肉 メイド長命名。緊張感のない肉。男を捕まえられない無駄な肉。 ぷにぷに魔王 関係する人物 勇者 相互所有契約 メイド長 第一の側近 女騎士 知人→友人、恋のライバル 青年商人 求愛される 冬寂王 執事 ○弟子 貴族子弟 軍人子弟 商人子弟 メイド姉 メイド妹 ○敵対的な臣下 南氷将軍 ○面識のある人物 光の精霊 辣腕会計 士官 修道士 小さな村人 痩せた村人 村の狩人 質実な貴族 若手騎士 工業ギルド長 ○面識のあるセリフのない人物 村長 長老 主人公 人物 冬の国の人物 冬越しの村の人物 図書館族 女性 魔族の人物 魔王