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生徒S「こうちゃの先生が来たー」 Sの言葉に教室内は俄かに騒がしくなった。 生徒達には前日に今日は高等部の先生が授業を行うという説明はされていたが、 誰が教えに来るかは知らされていなかった。 Sが言ったこうちゃの先生とは言うまでも無く、真紅の事であった。 真「皆、久しぶりね。元気だったかしら?」 生徒達「は~い」 皆の元気な返事に真紅は満足した。 これなのだ、高等部にはないこの元気の良さが真紅には堪らなかった。 真「良い返事ね。皆元気が良くて、私も嬉しいのだわ」 真紅は今日の説明をしていく。まず、何故自分が今日授業を行うのか。 次に、今日の連絡事項。最後に、今日行う授業の説明だった。 真「それで、授業についてなんだけれど・・・」 真紅はそう言って魔法瓶を取り出す。 真「私はいつも授業中、こうして紅茶を飲んでいるのだわ。前回はそうしなかったけれど、 今日は飲ませてもらうのだわ」 生徒A「先生、本当にこうちゃが好きだね」 真「ええ、今すぐ飲みたいくらいに」 そう言って教室中で笑いが起こった。前回の授業参観でのやりとりと同じだったからである。 授業が始まり、真紅は紅茶を飲みながら授業を行っていく。 その様は勝手知ったるといった感じで淀みなく進めていく。 紅茶を飲みながらというのもあり、本来の調子が出ているようだ。 やがて午前の授業が終わり、給食の時間になった。 真紅はこの時間を待ち望んでいた。給食そのものも結構美味しかったが、何より牛乳が飲める。 給食係が全員に配膳して、日直の号令で食べ始めた。 それからしばらくして、真紅は立ち上がった。 真「そう言えば、今日は一人欠席していたのだわ」 芝居がかった言葉で真紅は続ける。 真「これでは牛乳が一本余ってしまうわ。戻してしまうのも勿体無いし、ここは私が飲んでおくのだわ」 如何にも余った牛乳が勿体無いから飲む、という形でもう一本を取りに行った。 廊下に置いてある箱の中にある牛乳瓶を取ろうとした時、真紅に声がかかった。 水「あぁ~ら?2本も牛乳飲むのぉ?」 真「・・・はっ!?」 迂闊だった。今日、初等部に来ていたのは自分だけではなかった事を失念していた。 そして、自分の最も見られたくない姿を、最も見られたくない相手に見られてしまった。 真「何で貴女がここに居るのかしら?貴女の教室は3階のはずでしょ?」 水「給食を食べていたら、何だか急に貴女の顔が見たくなったのぉ」 にやにやしながら水銀燈は真紅を見つめる。 真「な、何よ・・・」 水「相変わらず、涙ぐましい努力をしてるわねぇ」 目頭を押さえる振りをする。顔がにやけているので余計腹が立つ。 真「あ、あ、貴女には関係ない話なのだわ!」 焦りと苛立ちで少々語気が荒くなる。生徒達は何事だ?と廊下の方を見る。 水「あらあら、皆見てるわよぉ・・・怒っちゃいやぁん」 真「さっさと自分の教室へ戻りなさい・・・私の気が変わらないうちに」 水「そうねぇ・・・面白い物も見れたし、そうするわぁ」 そう言って踵を返す水銀燈。2,3歩進んだところで立ち止まって振り返る。 水「ま、世の中幼児体型の方が良いって男も居るし、焦る事はないわぁ」 真「な・・・な、なんですってぇ!!」 その後、キレた真紅は水銀燈を追い掛け回したが逃げられた。 舌打ちをする真紅のそばへ雛苺がやってきた。 雛「真紅先生何やってるの?」 真「あら雛苺先生、何でも無いのだわ」 雛「なら良いけど・・・皆ビックリしてたの」 雛苺の言葉に周りを見渡す真紅。どの教室の生徒も真紅たちに視線を注いでいた。 真「な、何でもないのだわ。さあ、早く給食を食べなさい」 多少、顔を赤くしながらも真紅は自分の教室へ戻り、牛乳を飲んだ。 生徒G「先生~」 真「あら、何かしら?」 午後の授業で、真紅は質問を受けた。 G「こうちゃっておいしいの?」 真「ええ、この世で最も美味しい飲み物ね」 もしこの場に水銀燈が居れば、ヤクルトが至高であると言い出したであろう。 G「ジュースとかしかのんだ事ないからのみたい」 Gの言葉にクラス中から飲みたいコールが沸き起こる。 真「あら、困ったわ。この中には皆が愉しむ分の紅茶は入っていないし・・・」 真紅はふと黒板の横に貼り付けられた時間割表を覗く。次の時間はいわゆる総合的な学習の時間だった。 この時間は基本的に教師の裁量で自由に使うことができる。当然、普通に授業を行う事ができるし、違う事を行う事もできる。 しばし考えた後、真紅は次の時間に行う事を決めた。 真「そうね、次の時間は皆に美味しい紅茶の淹れ方を教えるのだわ」 沸きあがる歓声を背に、真紅は廊下で携帯を取り出し電話をかける。 真「・・・あ、ホーリエ。仕事中で悪いのだけれど、1クラス分の紅茶の葉を用意してもらえるかしら。 請求は校長にでも回しておけば良いのだわ」 ホ『分かりました。では、そちらの職員室の机に置いておきますね』 真「ええ、お願いね」 携帯の電源を切り、真紅は授業へ戻った。 休み時間、真紅が職員室へ戻ると確かに机の上に紅茶の茶葉が1クラス分置いてあった。 但し、ダージリン、アッサム、ニルギリ、ジャワなどが『それぞれ』1クラス分だった。 傍に置いてあったメモに目を通す。 『銘柄を聞いてなかったので、適当に買ってきました。 P.S. 代金の方はローゼン校長の方へ請求しておきました。 ホーリエ』 と彼女独特の丸文字で書かれていた。 真(熱心なのは良いけど、どこか抜けてるのよね・・・あの子は) 軽く溜息を吐いていると、横から教頭がやってきた。 教頭「真紅先生、先程高等部の事務の人が貴女宛に茶葉を持ってきましたよ。 いや~、紅茶がお好きだとは聞いていましたが、随分沢山飲まれるんですねぇ」 皮肉でも何でもなく、単純に驚いていた。ラプラスならこれだけで2時間はお説教できただろう。 真紅はそれに感謝しながら、教頭にお裾分けした。 教頭「え?良いんですか?いやぁお裾分けとは言え、女性から貰えるなんて嬉しいですよぉ」 真「いえ、流石にこんなに沢山は短期間で飲めませんので」 教頭「それじゃあ、有り難く頂きますよ。いやぁ、はっはっは・・・」 何が面白いのか知らないが笑いながら去っていく教頭。 真「さて、早く行かないといけないのだわ」 残った茶葉のうち、ダージリンとアッサムを持っていった。 真「あら?どうしたのかしら?」 家庭科室前に来たとき、自分のクラスの生徒が集まっていたからだ。 生徒C「あ、先生~。今、教室を5年生が使ってるみたいです」 外から教室の中を窺うと、確かに使っているようだ。 しかし、先程確認したがこの時間はどのクラスも使っていないはずだ。 それに、家庭科室を使うという事は当然調理実習という事になる。 給食を食べた後でまた何かを作るとは考えられなかった。 真「一体、何をやっているのかしら?」 真紅はドアを開けて中へと入り、黒板の方を見た。 翠「あれ?真紅先生どうしたですか?」 真「やっぱり貴女だったのね」 翠星石が受け持っていたクラスだった。 真紅はこの教室を使用する理由を問いただした。 普通に授業する事に飽きた翠星石は急に調理実習をやると言い出し、給食は食べたのでデザートにしたそうだ。 翠星石も逆に問い返す。 真「この子達に紅茶の素晴らしさを教えようと思って、コンロが有るこの部屋を使おうとしたのだわ」 翠「う~ん・・・でも、今は翠星石たちが使ってるです」 真「私は正式な授業としてここへ来たのだわ」 翠「・・・それなら、一緒にやらないか?ですぅ」 翠星石の提案は、デザートは5年生が作り、紅茶を2年生が作って、一緒に食べようという物だった。 それを聞いた途端、2年生は大はしゃぎし始めた。 真「こうなったら仕方ないわね。それも悪くないのだわ」 こうして、2年生と5年生の共同授業が始まった。 真(・・・あの茶葉が無駄にならなくて良かったのだわ) 翠星石は5年生の生徒達にアップルパイの作り方を教えていく。 包丁を使う部分は5年生が担当するが、簡単な所は2年生も一緒に手伝った。 下準備が終わり、後はオーブンで焼くだけといった状態になると、今度は真紅の番だ。 真「では、これから美味しい紅茶の淹れ方を教えるのだわ」 真紅は紅茶の説明をしていく。教師用のテーブルに置いた茶葉の袋を一つずつ取って種類を教え、 茶葉毎の最適な淹れ方を説明していく。 真「ダージリンはストレートティ、アッサムとニルギリはミルクティ、ジャワはアイスティに向いているのだわ」 次に、2年生に飲みたい種類の茶葉をそれぞれ分け与えていく。 真「そう言えば・・・翠星石先生、ミルクは有るかしら?」 翠「流石に全員分はねーです」 真「給食の牛乳は残っているかしら・・・」 翠「もう残ってねーですよ。お昼休みに雪華綺晶先生が給食室で残り物を全部食っちまったです」 真「・・・・・・どこに居ても、マイペースなのね彼女は・・・」 真紅は再び携帯を取り出し、ホーリエにかけた。 真「また用事で悪いのだけれど、ミルクを集めて欲しいのだわ」 ホ『どれ位の量が必要ですか?それと銘柄は?』 真「・・・一クラス分集めて欲しいの、中等部の給食で残った牛乳が有ると思うのだわ。もし無かったらスーパーで買ってきて頂戴」 ホ『分かりました。どこへ運びましょうか?』 真「家庭科室へ運んで頂戴」 ホ『それでは10分ほどでお届けします』 真「いつも悪いわね」 ホ『それは言わないお約束だよ、おっかさん』 お約束のやり取りが終わって携帯の電源を切る。10分なら丁度良い頃だ。 それからきっかり10分後、ホーリエが家庭科室へやってきた。 両腕には一クラス分の牛乳瓶が抱えられていた。 ホ「お待たせしました・・・あれ?翠星石先生も一緒だったんですか?」 真「ご苦労様。皆、ミルクが届いたのだわ」 受け取った真紅はミルクティを希望した生徒に牛乳瓶を渡していく。 ホ「では、私はこれで・・・」 真「待ちなさい」 帰ろうとしたホーリエを真紅は止めた。 真「一緒にティータイムを愉しまない?30分ぐらいなら問題無いでしょう?」 翠「アップルパイも食って行きやがれです」 ホ「・・・良いですねぇ、私アップルパイ大好きなんです」 かくして、焼きあがったアップルパイと紅茶を皆で愉しみながら本日の授業は終了した。
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雛「みんなおはようなのー。今日はいつもの先生の代わりにヒナが先生をするの」 雛苺はいつもの担任と違って驚いている1年生達になぜ代わったかを説明する。 雛「ヒナも良く分からないんだけど、初等部と中等部と高等部の校長先生と教頭先生がじゃんけんで決めたみたいなの」 実際は多数決なのだが、そんな事はどうでも良かったので覚えていなかった。 雛「だから、今日一日ヒナがみんなの先生をするの。よろしくなのー」 生徒達「はーい!」 1時間目、こくご 雛「文字が大きいし、ふりがなも振ってあってとっても読みやすいの~」 2時間目、さんすう 雛「ヒナ数学は苦手だけど、算数は得意なのよ」 3時間目、かきかた 雛「みんな、ヒナの字よりも上手なの」 かくして、雛苺のとても大人の言う事とは思えない台詞が混じりながらも午前中の授業は終わった。 そして、いよいよお待ちかねの給食の時間が始まった。 雛苺は給食係と一緒に給食の入った容器を運んだり、配膳を手伝った。 それが功を奏したのか、雛苺はある事に気付いた。女子の1人が浮かない顔をしていたのだ。 気にはなったものの、他の生徒も見なくてはならなかったので雛苺は彼女と話す事ができなかった。 日直「いただきます」 生徒達「いただきます!」 雛「いっただきまーす、なのー」 号令に合わせて食事が始まった。皆美味しそうに食べていく。 雛苺も給食に舌鼓を打ちつつ、先程の女子の様子を窺う。あまり食は進んでないようだ。 雛(どうしたんだろう?体調悪いのかな?) 雛苺は悩んだ。もし本当に体調が悪いのならすぐに保健室に連れて行かなくてはならない。 しかし、そうでない場合はとんだお節介である。意外とこれ位の年頃の子供は気難しかったりする。 あれこれと悩んでいると、廊下が俄かに騒がしくなった。 ?「な・・・な、なんですってぇ!!」 雛「え?今の何なの?」 教室内も騒がしくなる。 雛「皆静かにするの。ヒナが見てくるの」 廊下へ出ると、階段のところで真紅が息巻いていた。普段取り乱す事が少ない真紅がああも取り乱してるって事は・・・。 雛(また水銀燈先生にからかわれたのね) 雛「真紅先生何やってるの?」 真「あら雛苺先生、何でも無いのだわ」 雛「なら良いけど・・・皆ビックリしてたの」 雛苺の言葉に真紅は周りを見渡した。どの教室の生徒も真紅たちを見ていた。 真「な、何でもないのだわ。さあ、早く給食を食べなさい」 多少顔を赤くしながら真紅は自分の教室へと戻って行った。 雛「何でもなかったの。皆も早く給食を食べるの」 教室に戻ってきた雛苺は皆にそう言って自分の席に戻ろうとした。 その時ふと、先程の女子の方を見てみた。そして雛苺は全てを理解した。 雛「Iちゃん、食べ物を残したらめっめっなのよ」 I「・・・・・・」 Ⅰは野菜炒めの玉ねぎを避けて食べていた。どうやら玉ねぎが嫌いらしい。 雛「玉ねぎ嫌いなの?」 Ⅰ「・・・はい」 小声で答えるI。辛味と舌触りが嫌なのだと言う。 これ位の年頃なら嫌いな食べ物の一つや二つはあってもおかしくはない。 雛苺はそれを無理に直そうとは思わなかった。無理やり食べさせても悪化するだけだからだ。 雛「ヒナも昔はピーマン嫌いだったの。こんなの食べたくないって、いつも言っていたの」 雛苺は自分の昔話を始める。現在の苺ジャンキーぶりからも分かるように、かなりの偏食家であった。 家庭科教師として致命的とも言える欠点なのだが・・・。 雛「ヒナは先生に『ちゃんと食べないと大きくなれませんよ』って良く怒られたの。でも、ヒナのお母さんは 『嫌いな物は無理して食べる必要はないの。でも、嫌いな物が無ければ美味しい物が沢山食べられるわよ』って言ってたの」 雛苺はIだけではなく、生徒全員に言い聞かせるように話す。 生徒達にしても、「無理に食べる必要は無い」というのは初めて聞いたので、興味深く耳を傾けている。 雛「美味しい物が沢山食べたかったから、ヒナは頑張ってピーマンを食べてみたの。もちろん最初は苦かったのよ。 でもね、お母さんがピーマンを使った美味しい料理を沢山作ってくれたの。だから今ではピーマン大好きなの」 ここで教室を見回す。生徒達は皆雛苺を見つめていた。 雛「皆も嫌いな食べ物は有ると思うの。でも、今無理して食べる必要は無いと思うの。少しずつで良いから 食べてみて欲しいの。そうやって慣れていけば大人になった時に美味しい料理が沢山食べられるようになるの」 再びIの方を向く。 雛「Iちゃんも今すぐ玉ねぎを食べられるようにならなくても良いの。でも、玉ねぎを食べられるようになったら、 沢山の料理を食べる事ができるようになるの」 雛苺は玉ねぎを使った料理を挙げていく。ハンバーグ、肉じゃが、チャーハン、カレー、etc・・・。 どれも子供が好きな料理だ。 雛「他にもいっぱい料理があるの。でも、玉ねぎを食べられないままだったら食べられないの。それはもったいないよね?」 Ⅰ「・・・うん」 雛「それなら、ちょっとだけ勇気を出すの。ヒナ応援するの」 Iは恐る恐る玉ねぎを口へと運ぶ。玉ねぎの味に思わず吐き出しそうになるが、急いで牛乳で流し込んだ。 雛「Ⅰちゃん偉いの。ちゃんと食べられたの」 雛苺は大げさに褒める。Ⅰは照れていたが、どこか嬉しそうだった。 雛「頑張ったIちゃんと、きちんと残さず全部食べた皆にご褒美なの」 雛苺は鞄から大量のうにゅ~を取り出し、一人一人に配っていく。生徒達は思わぬプレゼントに大喜びしてうにゅ~を食べた。 4時間目、おんがく 雛「さあ、皆元気良く歌うのよ」 ピアノは弾けないので、テープをかけて一緒に歌った。 そして5時間目、総合的な学習 雛「総合的な学習って言っても、良く分からないの。皆、何したい?」 K「たいくかんでドッジボールやりたい!」 雛「ドッジボール?・・・面白そうなの!それじゃあ、早速体育館に行くの」 あっという間にやる事が決まって、全員で体育館へと向かった。 しかし、体育館には先客が居た。水銀燈が受け持つ6年生のクラスだった。 雛苺は1年生に「ちょっと待ってて欲しいの」と告げ、水銀燈に近づいた。 雛「あれ?水銀燈先生も体育館に来ていたの?」 水「聞きたいのはこっちの方よぉ。アンタ、この時間体育じゃないでしょう?」 雛「うぅ・・・それは分かってるけど、皆と一緒に体育館で遊ぼうって・・・」 水「それで時間割を確認しないでやって来たわけぇ?」 水銀燈は面倒臭そうに言ってくる。元々、水銀燈の事は少し怖い人と思っていたので、俯いてしまう。 雛「ごめんなさいなの・・・皆にはヒナから説明して教室に戻るの」 水銀燈は頭を掻いている。無理も無い、向こうは体育の授業でここに来ている。 一方自分達は思いつきで来たのだ、無理やり使用する訳にも行かない。 雛(皆悲しむかな・・・でも、外でやれば良いの) そう思って戻ろうとしたとき、水銀燈が口を開いた。 水「ああもう、分かったわよぅ」 雛「え?」 水「使っても良いって言ってるの」 雛「ホント?わ~いなの!皆、体育館使って良いって言われたの」 水銀燈からの思いがけない言葉に雛苺は驚くと同時に水銀燈に対する見識を改めた。 雛(本当は優しい人なの。ヒナも人の好き嫌いは直さなくちゃなの) 雛「それじゃ、皆で水銀燈先生にお礼を言うの」 1年生「すいぎんとう先生、ありがとうございます!!」 水銀燈は若干照れくさそうに、鼻の頭を掻いた。 水「別に礼なんていらないわぁ・・・・・・そうだ!」 水銀燈は雛苺に何をやるのかを質問し、その後6年生に今日やる事を告げていた。 雛「今日は6年生のお兄ちゃんお姉ちゃんがドッジボールの相手なの。皆頑張るの」 1年生「おー!!」 水「それじゃあ始めるわよぉ。雛苺先生がジャンプボールやるんでしょ?」 雛「あ、今行くの」 体育館全面を使ってクラス対抗のドッジボールが行われた。 6年生は相手が1年生という事もあって、サイドスローとアンダースローのみとなったが、それでもどんどん当てていく。 雛苺も開始6分で内野から外野へと移っていた。 開始から30分で勝負は終わった。 勝負はやはり6年生が勝ったが、1年生も6年生も十分楽しんだようだ。 雛「とっても楽しかったの。皆、お兄ちゃんとお姉ちゃんにお礼を言うの」 1年生「ありがとうございます!!」 雛「それじゃ、皆教室へ帰るのよ」 1年生「はーい!」 こうして雛苺の今日の授業は終了した。
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767 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/09/25(火) 00 06 01.60 ID ??? もしもキオが兄弟だったら ドンッ キオ「あ、すみません」 ミケロ「人にぶつかってきて、すみませんだけで済むとでも思ってんのかテメー!」 シン「おい、ウチの弟に手を──」 ???「滅殺、豪昇龍!」 ミケロ「ギャアアアア!」 フリット「キオ、怪我はないか?」 キオ「爺ちゃん、助けてくれてありがとう」 シン「おい待てキオ。この爺さんは誰なんだ。てゆーか今、危険な技を使ったよな?」 キオ「うん、いつも僕がピンチのときに助けてくれるんだ」 刹那「ま、まさか。あれが、スーパー爺ちゃんGなのか!」 シン「ちょっと待て刹那。なんだそれは!」 刹那「当然、スーパー爺ちゃんGのGは、ガンダムのGだ」 シン「そこを聞いてるんじゃねーって!」 刹那「ジェネラル・レビルやデギン・ザ・グレートとの異種格闘戦や、東方不敗との名勝負数え歌は、もはや伝説となっている」 シン「GFだったのかよ!」 刹那「GFではない。G(ガンダム)だ」 キオ「つまり、某格闘ゲームの登場人物と、髪型が似ているから技が使えるんだよ!」 シン「な、なんだってー! って、いろいろとおかしいだろ!」 ハリー「ここにいたのかキオ君。さあ、我が阪神に入団するために行こうではないか!」 キオ「ち、ちょっとハリーさんっ。痛いから強く引っ張らないでくださいっ」 アムロ「冗談言うな! キオは大リーグ養成ギプスで鍛え、将来は巨人に入るんだよ!」 シン「昔阪神にいた、キーオって投手に絡めてるだろ。 そもそもキオを、あんなので鍛えようとすんな!」 刹那「真のガンダムにも果敢に突っ込みを入れるお前も、ガンダムだ」 シン「何も解決してねえだろ!」 769 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/09/25(火) 00 17 24.62 ID ??? フリット「やあ、未来の僕」 ジェリド「その口調はやめろ」 770 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/09/25(火) 00 52 27.43 ID ??? 769 True 総司令 Bad お前は俺の
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生徒Y「今日、高等部の先生が来るんだろ?」 生徒T「ああ、そう言えば今日だったな」 Y「俺の兄貴が高等部なんだけどさぁ・・・結構凄いらしいな」 生徒A「凄いって何が?」 Y「先生だよ。ほら、前に6年のクラスに1人来ただろう?」 T「ああ、あの先生かぁ。すげぇエロかったな」 A「バーカ・・・でも、そういう意味でか?」 Y「そういう意味も有るらしいけど、とんでもない先生ばっかなんだと」 5年2組の教室の片隅で3人の生徒が雑談に耽る。 『5年2組の3馬鹿トリオ』と呼ばれる、Y・A・Tの3人だった。 話題は今日来る高等部の教師についてだ。そして当然のように「どういう悪戯を仕掛けるか?」へと移って行く。 T「やっぱ最初はベタに黒板消しか?」 A「いや、ここはバケツにしないか?」 Y「どうせなら水入れようぜ。水被ったら服透けて見えるんじゃねえか?」 A・T「良いなそれ」 自分達のクラスを受け持つ教師が完全に女、しかも美人だと決め付けて早速準備に取り掛かる。 どこから持ってきたのか、ビニール紐をバケツの取っ手に結びつけ、世界地図等を引っ掛けるフックに紐を掛ける。 結んでいない方の端をガムテープでドアに止めた。ドアを開けると水の入ったバケツがひっくり返るという仕組みだ。 他の生徒は「あの3馬鹿、またなんかやってる」と冷めた目で見続けるが、誰も止めようとしなかった。 3人はニヤニヤしながら待っていた。2,3分前にホームルーム開始のチャイムが鳴ったので、もうすぐ来るだろう。 ドアを開ければバケツの水を被り、あわよくば透けた下着を・・・という3人の淡い期待は2分後に打ち砕かれた。 雪「・・・見え見えなトラップに引っかかるほど、私は甘くない」 今日、5年2組を受け持つ雪華綺晶は『教室の後ろ側』のドアから音もなく入っていた。 Y・A・T『何ぃ?!』 生徒達は全員後ろを振り返った。気が付いたら後ろに居たのである。もし一言も発さなければ、気が付かなかっただろう。 今回の勝負は雪華綺晶の完勝だった。 雪「本日このクラスの担任をする事になった雪華綺晶だ、よろしく頼む」 雪華綺晶は黒板に自分の名前を書いて自己紹介を行い、出欠を確認していく。 小学5年生では習っていない漢字も有ったが、ゲーム等にも出てくる漢字なので特に問題はなかった。 生徒全員(あれでキラって読むのか・・・) なんて事も有ったが、然したる問題ではなかった。 雪「ところで・・・先程のトラップを仕掛けた者は誰だ?」 雪華綺晶は目線で全体を見渡す。生徒達の視線の動きから、犯人であるY・A・Tの3人を割り出した。 雪「なるほど・・・Y・A・T、貴様らが犯人か」 Y「なんで、俺達が犯人なんだよ!」 T「そーだ、そーだ」 A「・・・・・」 その場の全員が証人になるのだが、あくまでシラをきるYとT。Aは二人に比べると観念したのか黙っている。 雪「まあ良い・・・私が問題にしているのは『誰が仕掛けたか?』ではなく、『トラップの質が低い』という事だ」 全員「は?」 雪華綺晶の発言に全員が?マークを浮かべる。そんな周りをよそに雪華綺晶は効率の良いトラップの仕掛け方から、 証拠隠滅の方法まで詳細に語り、1時間目の授業がそのまま終わった。 Y「なあ、あいつやばくないか?」 A「軍事マニアって奴かな?」 T「でも、おっぱい大きかったなぁ」 Y・A「ばーか」 2時間目の算数の授業が始まった。 雪「三角形と平行四辺形の面積計算か・・・昔は3,4年の時に習ったような気がするが」 とにかく授業を始めていく。実は数学も結構得意だったりする。 もっとも、戦車の砲撃の角度計算や気象条件なども含めた着弾点の予測計算といった軍事がらみの計算だが。 その後も順調に授業を進めていった。その間、3馬鹿はそんな雪華綺晶の隙を窺っていた。 しかし、一寸の隙も見せずに時間は過ぎて行き、やがて給食の時間になった。 Y「全然隙が無かったな」 A「でも、給食の時ならいけるんじゃないか?」 T「どうすんのさ?」 Aは二人に作戦を話し、3人で中庭へある物を探しに行った。 日直「いただきます」 全員「いただきます!」 日直の号令に合わせて、全員が食べ始める。Y・A・Tの3人はちらちらと雪華綺晶を見ながら食べ始める。 雪華綺晶も嬉しそうに給食を食べだすが、数分後自分の机の異変に気付いた。 雪「?」 机の引き出しを開く。中には数匹のカエルが居た。 カエル「ゲコゲコ」 その内の一匹が雪華綺晶の鼻の上に飛び乗る。 女子「きゃあ!」 女子の悲鳴に教室は騒然となる。3馬鹿達は心の中でハイタッチをしていた。 雪「・・・・・・」 当の雪華綺晶は平然としていた。机の中に居た他のカエルを全て捕まえて教室の外へと出て行った。 それから1分後に何事も無かったかのように戻ってきた。 全員が注目するなか、雪華綺晶は口を開く。 雪「カエルは鶏肉みたいな味がして結構美味しい」 全員(もしかして食った?!) 雪(・・・足りない) 給食を食べ終わった後、雪華綺晶は憂鬱な顔をしていた。 雪(・・・もっとご飯食べたい) 悩みは給食の量が少なかった事だ。しかも、今日は全員出席しているから残り物も無かった。 雪「・・・そうだ」 ポンと手を叩く。立ち上がった雪華綺晶は生徒にしばらく席を外すと伝えて出て行った。 行き先は給食室だった。ここなら今日の給食でそのまま残された分が戻ってくるだろうと考えたからだ。 雪「失礼、今日の給食の残りは来ているだろうか?」 おばさん「えぇ戻ってきてますけど・・・」 雪「もし良かったら残りを食べさせて貰えないだろうか?」 おばさん「えぇ?」 給食を作り始めて十数年、初めての頼みだった。 おばさん「いや、あの・・・」 雪「すぐに終わるから問題無い。それに・・・食べられずにそのまま捨てられてしまうのは勿体無いから」 雪華綺晶は給食の入れ物が入っている容器を見つけ、自分の箸を取り出して黙々と食べ始めた。 最初は止めようとしたが、みるみるうちに残飯が消えていくのを見て、『食べさせた方が残飯を捨てずに済む』と 空になった容器と交換していった。 ?「あれだけの量で満足するとは思って無かったですけど、本当に来てるとは食い意地の張った奴ですぅ」 雪華綺晶は声のした方へと振り返ると、そこには翠星石が居た。 雪「・・・貴女も食べに来たの?」 ひし、と容器を抱きかかえる雪華綺晶。まるで『このご飯は絶対分けてあげないから』と言わんばかりだ。 翠「・・・・・・食べに来たわけじゃねーから安心しやがれですぅ」 その言葉に安心すると、再び食べ始める雪華綺晶。どこかほっとしたような表情だった。 午後は図工の時間だった。 内容は木材を使った工作で、電動糸鋸を使うなど結構本格的だった。 雪「基本的に何を作っても良いが、怪我には注意しろ」 生徒達は製作に取り掛かった。雪華綺晶は工作機械を使う生徒を重点的に見て回っていた。 Y「なあ、何作る?」 T「これにしようと思うんだ」 A「どれどれ」 二人はTが持ってきたプリントを覗き込んでから、口々に「俺もこれにしよう」と製作に取り掛かった。 雪「ん?三人は一体何を作っているのだ?」 雪華綺晶は三人が作っているものに興味を覚えた。他の生徒は本棚とかあまり代わり映えのしない物だったが、 三人が作っているのは、それらよりも遥かに精巧な物だったからだ。 T「これです」 Tはそう言って見ていたプリントを渡す。 雪「・・・ゴム銃?その割には随分精巧だな・・・」 熱心にプリントを見つめる雪華綺晶。続いてこれがどこに有ったか質問する。 聞いた後は一度職員室に戻ってパソコンで調べ、必要なページを印刷して戻ってきた。 雪「参考になった・・・私も作ろう」 雪華綺晶は木材をかき集め、自分も製作を開始した。 途中休み時間を挟んで次の時間でゴム銃は完成した。 通常、ゴム銃は割り箸などで作る物なのだが、木板を利用した本格的な形状をした物だった。 雪「後は輪ゴムだな・・・」 雪華綺晶は職員室に戻った時に一緒に持ってきた輪ゴムをつけようとするが、小さすぎて切れてしまった。 雪「・・・・・・」 T「先生、良かったら輪ゴムあげましょうか?」 Tは輪ゴムを見せる。それは持ってきた物よりも大きく、幅も広い物だった。 雪「問題ない。それに貴様も自分の分だけしかないだろう」 雪華綺晶はしばらく席を外すと告げて、高等部の校舎の方へと戻っていった。 途中牛乳瓶を抱えるホーリエとすれ違った。 ホ「おや?雪華綺晶先生、授業はどうしましたか?」 雪「・・・輪ゴムとゴーグルと的を取りに。そちらは?」 ホ「真紅先生に頼まれましてね。ミルクティを飲むための牛乳を届けに行く所ですので、残念ですがお譲りできません」 手が伸びかけた雪華綺晶をやんわりと牽制し、ホーリエは初等部へと向かっていった。 雪(・・・通りでアップルパイの良い匂いがするわけだ) 図工室が1階でその上に家庭科室があるため、先程から良い匂いがしていた。 雪(・・・早く取りに行かないと) それから5分後、職員室から大き目の輪ゴム、部室からゴーグルと小型の的を持って初等部へと戻っていった。 高等部の職員室に戻った時、妹の様子をしつこく聞いてきたローゼンにはとりあえず発砲しておいた。 雪「・・・既に人気の的だな」 A「あ、先生戻ってきたんですか」 雪華綺晶が戻ってきた時、3馬鹿は他のクラスメイト達に囲まれていた。 もちろん理由はゴム銃だった。 雪「高等部の方に戻って、輪ゴムと的とゴーグルを持ってきた。これで遊ぶと良い」 雪華綺晶は作業用のテーブルを幾つかくっつけ、その端に的を置いていく。 生徒達は交代で的に向かって輪ゴムを飛ばしていった。 雪華綺晶も自分が作った銃を使って射撃を行い、その都度木材を削って修正していく。 雪(これはなかなか面白いな。今度、部員達に作らせて見よう) そんな事を考えながら、雪華綺晶の授業は終了した。
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413 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/27(日) 22 50 12 ID ??? コッセル「しかし何故シーマ様はあんな年下に惚れこんじちまったんだろうなぁ。年相応の相手はいなかったのか?あまりにも年下すぎるだろう」 クルト「まあ16の年の差はどうあがいても埋められない事実だしな」 コッセル「干支を一回りしてもお釣りが返ってくるわけか。泣ける話だな」 クルト「だが立場が違うだけでこうも待遇に差が出るのはどうかとオレは思うんだが」 コッセル「どうゆう意味だ?」 クルト「もしシーマ様が男であの坊やが女だったらそりゃあ周りから中傷の嵐だったろうよ。ロリコン!ってな」 コッセル「…確かに」 シャア「おい!何故そこで私を見てくるのだ!?」 414 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/27(日) 22 55 22 ID ??? 19~20歳でロリコンは無いな。 女性側の顔・体つき次第では言われるかもしれないが…… 415 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/27(日) 22 59 41 ID ??? 414 フェルト「トランザムトランザムトランザムトランザムトランザムトランザム…!」 フェルトがトランザムをマスターすべく修行に入ったようです 416 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/27(日) 23 00 31 ID ??? 学生だったらアウトだろうな 417 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/27(日) 23 06 51 ID ??? 415 ニール「何やってんだ、フェルト?」 刹那「トランザム……フェルトもガンダムになろうとしているのか!」 ニール「なるほどなぁ。年が近いと良く分かるもんだな、刹那えらいぞ」 刹那「ガンダム!」 ガロード「なあ、あれに対してなんて返すべきだと思うよ?」 デュオ「バカと天然がダブルだからな。無理じゃね?」 ルー「鈍感って怖いよねぇ」 419 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/27(日) 23 22 43 ID ??? 413 仮に兄弟の性別が逆転していたら… 男をとっかえひっかえするアムロ姉さんにいいとこのボンボンに首っ丈のシロー姉さん 男の名前を付けられたカミーユに病弱美少年と付き合う元気なガロー子 で、女兄弟に男一人のセレーネ兄さんか が、スメラギさん、アンタはダメだ! スメラギ(男・31歳・酒臭い・ビール腹)「アルちゃんハァハァ」 420 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/27(日) 23 31 52 ID ??? 419 刹子「犯罪者は駆逐するわ!」 ニル子「幼女趣味(ペドフェリア)の豚め。その代価を命で払わせてやる」 セレ男「どっかのバラライカみたいだな」 421 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/27(日) 23 54 18 ID ??? 419 そんなおっさんスメラギ一筋のオールドミス・カタギリ(30後半処女)とか… 422 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/28(月) 00 03 15 ID ??? アムロとシャアが死んだ男を巡ってドロドロした争いに…… やっぱいつも通りが一番だな! 423 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/28(月) 00 19 58 ID ??? コウ子「新しいマスターグレード作るわよ!」 因果律の捻じ曲がった世界でもこいつは何も変わらなかったという。 ニナ夫(男)「嫌ぁぁぁ!俺のガンダムがぁぁぁぁぁ!」 アナベル(まんま女名)「ジオン再興にこのガンダムGET!!」 424 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/28(月) 00 29 38 ID ??? 他の兄弟の場合、 シーブック(♀)…地味で目立たない存在だったが、偶然学校で評判のイケメン優等生でパン屋の看板息子セシリー(♂)と知り合い、 店主のマダム鉄仮面にも見込まれて、看板息子目当てで殺到するバイト希望者の女子たちをぶっちぎってバイトに採用される。 ロラン(♀)…嫁にしたい娘コンテスト5連覇(本人の知らないところで)。そのおかげで家の周辺に交際を申し込もうとする連中がいっぱいうろついているので、 キャプテンは変態駆除に追われて大変。 ジュドー(♀)…ひょっとして女になったら友達のエルそのままじゃないか? 425 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/28(月) 01 28 26 ID ??? キラ「僕が女になったら、まんま新○ま○先生の漫画みたいな設定になるんですが」 ウッソ「似たような設定なら他の人も当てはまりますよ、キラ兄さん 427 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/28(月) 03 17 58 ID EUisq1+Q シンが女になったら…… 柊さんちのお姉さんとか、藤林さんちのお姉さんとかみたいなツンデレキャラに…… しかし、天然少年とショタっ子と3人仲良くとかもうね……
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水「皆久しぶりねぇ、元気だったぁ?」 生徒達「はい!」 生徒達の元気な返事に水銀燈は満足した。 以前来た時はやる気の無さそうな声も混ざっていたが、今回は生徒達も楽しみにしていたようだ。 水「それじゃあ、出欠取るけど面倒だから全員出席ねぇ」 実は3人欠席してるのだが、名簿の確認するのが嫌なので全員出席にする。 これは余談だが、授業の出欠確認に関して水銀燈は基本的に全員出席にしている。 ただ、二人組になって何かをするという時(例えば球技のパス練習とか)に奇数になってしまい、 自分が相手をしなくてはならない時は欠席にしている。 水「で、授業なんだけどぉ・・・いつも通り自sy」 そのとき水銀燈は自分に対して刺さる様な視線を感じた。 教室に居るので視線自体は不自然では無いが、その視線は黒板前に居る自分の『真横』から感じたのだ。 水銀燈は顔を廊下側に向け、そしてしばし硬直する。 水「・・・・・・何でアンタがここに居るのよぅ」 薔「・・・またサボるんじゃないかなって、思ったから」 視線の主は薔薇水晶だった。 水「自分のクラスは?」 薔「・・・出欠だけ取って、急いで来たの」 水「ちゃんと自分の仕事しなさい」 全員(アンタが言う事か?) その後、3分ほどちゃんと真面目にやるようにと釘を刺して薔薇水晶は自分の教室へと戻っていった。 その様子を見ていた生徒達にとって、『あの』水銀燈が押されている姿は驚きだった。 世の中上には上が居る・・・たった3分間で彼らはそれを学び取った。 水「・・・はぁ、つまんない感じ」 まだ始まって数分なのだが、既に疲労困憊と言った様子で教師用の机に座る水銀燈。 生徒O「どうするんですか?」 生徒の一人が質問する。 水「何を?」 O「その、授業・・・」 水「ああ・・・基本的に自習よぉ、分からない所があったら聞きに来なさぁい」 これまた驚きであった。自習という所までは予想が付くが、質問に答えてくれるとは・・・。 全員が『絶対にどこか遊びに行く』と思っていたからだ。 違う生徒が思い切って質問してみる。 生徒F「あの・・・さっきの先生って、そんなに怖いんですか?」 水銀燈の左の眉が僅かに上がる。 水「誰が怖がってるですってぇ・・・?」 F「え・・・別に怖がってるとか、そうじゃなくて・・・」 水「あの娘は怖くはないわよ。ただ、超が付くほどお節介なだけよぉ」 そう言って、水銀燈は薔薇水晶の話を愚痴交じりに始めた。 水銀燈がすぐにどこかへ行かないのも、薔薇水晶が3年の教室に居るからだった。 水銀燈曰く、薔薇水晶は感と耳が良いので3階に居る自分が階段で降りようとしたら 足音に気づいて、即座に2階にある3年生の教室から出てくるだろうと。 事実、薔薇水晶は休み時間毎に水銀燈のクラスに確認しに来ていた。 その都度「ちゃんと授業をしているか?」とか「している割には黒板が綺麗なままだ」とか 聞いてきて、水銀燈はうんざりしながら答えていた。 かなりストレスを溜めつつも授業は続き、やがて給食の時間になった。 水「前に食べた時にも思ったけど、最近の給食は本当に美味しいわねぇ」 幾分機嫌が良くなった水銀燈だが、食べてる途中にある物が目に留まった。 水「・・・ちょっと出掛けてくるわぁ。勝手に片付けたらただじゃおかないわよぉ」 水銀燈はそう言って、教室を出て行った。 それから数分後、下の方で何やら騒がしかったようだが、生徒達は楽しく給食を食べていた。 さらに数分後、出て行く前よりも多少髪が乱れた水銀燈が戻ってきた。 皆がさりげなく注目するなか、水銀燈は食事を再開するが、途中で思い出し笑いをする。 何が有ったんだろう?と周りが思うなか、給食の時間は終わった。 午後の最初の授業も午前と変わらず自習だった。 水銀燈は給食を食べた事ややる事が無かった事も有って、うつらうつらと船を漕いでいた。 やがて本格的に眠ってしまい、チャイムが鳴ってもそのまま寝続けていた。 生徒B「先生、先生・・・」 水「Zzz・・・」 生徒B「起きた方が良いですよ」 水「・・・・・・うぅん?誰よぉ、人が折角気持ちよく寝t・・・」 薔「・・・・・・よく眠れた?」 水「えぇとっても・・・って!?」 額に服の跡を付けつつ起き上がった水銀燈の前に居たのは薔薇水晶だった。 薔「・・・・・・授業は?」 水「ちゃんとやってたわよぉ・・・」 この期に及んでまだシラを切る辺りが水銀燈らしかった。 その後、生徒達が体育館へと向かう間、ずっとお説教を受けていたのは言うまでもない。 水「全く・・・なんで初等部に来てまでお説教されなきゃならないのよぉ・・・」 体育館に来ても水銀燈はブツブツとぼやいていた。 何故体育館に居るのかというと、この日最後の授業は体育だったからだ。 水「これさえ終われば今日はお仕舞いね」 準備体操をしている生徒達を見ながら、『さて、何をやろうか?』と水銀燈は考えた。 当然、これまで何をやっていたのかは知らないし、知るつもりもなかった。 授業中延々と走りこみをやらせて自分は寝ている・・・というのも考えたが、 さっき眠っていたので今は眠くなかった。 水「ま、バスケでもやらせとけば良いか・・・」 そう思って生徒達に告げようとした時、俄かに入り口が騒がしくなった。 何事だ?と全員が見ていると、雛苺が生徒達を連れて入ってきた。 雛「あれ?水銀燈先生も体育館に来ていたの?」 水「聞きたいのはこっちの方よぉ。アンタ、この時間体育じゃないでしょう?」 雛「うぅ・・・それは分かっているけど、皆と一緒に体育館で遊ぼうって・・・」 水「それで時間割を確認しないでやって来たわけぇ?」 雛「ごめんなさいなの・・・皆にはヒナから説明して教室に戻るの」 俯く雛苺を見て、水銀燈は頭を掻いた。まるで自分が悪い事をしているような気分になったからだ。 実は水銀燈は雛苺に薔薇水晶とは違う意味で弱かった。 水「ああもう、分かったわよぅ」 雛「え?」 水「使っても良いって言ってるの」 雛「ホント?わ~いなの!皆、体育館使って良いって言われたの」 嬉しそうに1年生に説明する雛苺、1年生も全員喜んでいた。 雛「それじゃ、皆で水銀燈先生にお礼を言うの」 1年生「すいぎんとう先生、ありがとうございます!!」 水「別に礼なんていらないわぁ・・・・・・そうだ!」 水銀燈は6年生に対して、今日やることを告げた。 水「あんた達、今日は1年生と合同でドッジボールをする事にしたわぁ」 全員の顔を見渡すが、不満は無さそうだ。 水「まあ相手は1年だし、ちゃんと手加減するのよぅ」 かくして1年生VS6年生のドッジボールが始まった。 流石に体格に差が有るので、6年生はアンダースローかサイドスローのみとなった。 水銀燈は審判、雛苺は1年生チームと一緒に参加した。 人数が多い事もあったが、ドッジボールは時間中ずっと続いた。 勝負はやはり6年生が勝ったが、全員楽しんでたようだ。 水(そう言えば雛苺先生、いつの間に当たってたんだろう?ちゃんと見てたはずなのに・・・) 最初の数人の時点で当たっていたのだが、水銀燈には1年生と区別が付いていなかった。 雛「とっても楽しかったの。皆、お兄ちゃんとお姉ちゃんにお礼を言うの」 1年生「ありがとうございます!!」 そう言って雛苺は1年生を連れて教室へと戻って行った。 水「ま、たまにはこういうのも良いわねぇ・・・」 こうして、水銀燈の初等部での授業は終わった。
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もしも私は天使だったら 馆林见晴以虚拟偶像的名义与S //Bros.合作发布的第一张单曲小碟。 本CD的名称源自其中第一曲的标题。 CD信息 もしも私は天使だったら 发售时间 1997年7月24日 发售方 科乐美 销售方 King Record 主要演唱者 馆林见晴 CD编号 KIDA 7637 售价 1020日元 曲目信息 もしも私が天使だったら 無口な風 ANGEL EYES 简介 继藤崎诗织和虹野沙希后,馆林见晴也以虚拟偶像的名义推出了自己的第一张单曲小碟。 相关页面 CD目录 音乐
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●週休0日制にする。(学校や仕事の土日の休暇を廃止する。) 生まれた時から週休2制になれてしまっているから、休日が欲しくなるだけで、生まれた時から週休0日制ならそれが当たり前になる。 そもそも休日は必要ない。人間は休み過ぎである。 真面目な人間なら毎日働かなければならない。休日は怠けである。休日は怠惰である。 週に2日も休みがあるのは贅沢である。 一日の労働時間を2時間減らしてでも毎日働くべきである。 ●音楽・芸術・スポーツ・ゲーム・ギャンブル等の娯楽の全てを禁じる。 筋肉トレーニング以外の運動は全て禁じる。アニメや漫画や音楽などの芸術も全て禁止にする。 娯楽は生きていく上で必要のない無駄な物である。 娯楽に使う時間があったら文明・学問・科学の発達に努めた方が生産性がある。 人間が賢く生きるためには娯楽は必要ない。 漫画や絵画は写真が有れば十分であり必要が無い。彫刻も3Dプリンターがあり必要ない。芸術は無駄な物である。 お笑い番組・バラエティ番組・音楽番組・アニメ・ドラマ等の茶番は全て禁止とする。 ドキュメンタリー番組や報道番組・実験番組等以外は必要が無い。 人間は文明の発展にこそ生きがい・喜びを見出すべきである。 ●贅沢を禁止する。贅沢は死神である。タバコ・酒も宗教的な物以外は全て禁止とする。 癌は遺伝が原因なものは1割にも満たず、事故などを除くと殆どの原因は自業自得の贅沢病である。 自業自得な癌患者を生み出さないためには贅沢を禁止する事である。 癌は飲酒・喫煙・暴飲暴食・生活習慣病・メタボなどの贅沢が原因のものが殆どである。 贅沢は死神である。一切の贅沢を禁止する。 ●機械のような無駄のない生活を規律化する。 文明の発展速度を上げるためには機械のような社会が必要不可欠。 文明を発展させるためには機械にでもなって見せるという社会が必要なのである。
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女子学生寮にて 一方通行「あー、だりィ。ねむ……先に寝るぞ俺は。あァ眠い」 式「その前に百合子。そこのボンド取ってくれ」 一方通行「それくらいてめェで取れよ……ほらよ」 式「悪いな。おやすみ百合子」 ----- 間 ----- 一方通行「……っつーかよォ。板の上にボンド垂らしてそれ眺めて、 オメーは一体ナニがしてェの両儀さんよォ?」 式「今週の課題。部活の」 一方通行「木ボン部(略称)!? アレって撲殺バカ以外に部員いたのか!」 式「百合子もやるか?というか入る?」 一方通行「入らねェよ!そォかどうも最近部屋がボンド臭ェと思ったらオメーの仕業か! ちょっと待ってろ今すぐ生徒会に訴えて異臭公害を理由に木ボン部の活動を永久停止に追い込んでだなッ!」 式「うるさいぞ百合子。小萌に怒られるのは室長のオレなんだぞ?」 一方通行「これが騒がずにいられるかってェの!部屋中の蝶番がカッチカチになってたのも 制服のボタンが繭みたいンなってたのも全部そのボンドが悪ィんだろ! さあ捨てろ今すぐ捨てろでないといい加減な大人になっちまいますよ と鈴科百合子は友人を想って述懐しましたァッ!!」 式「百合子うるさい」 一方通行「っだァァァァァーッ!!!!」 蒼香「……ナニやってるんだ、お前ら?」 CAST とある魔術の禁書目録 一方通行(鈴科百合子) 空の境界 両儀式 【友情出演】 月姫 月姫蒼香