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もしも私が天使だったら 馆林见晴以虚拟偶像名义演唱的曲目之一。 有与此曲同名的CD,详情请参阅もしも私が天使だったら(CD) 歌曲信息 作词:岸恭子 作曲:馬場一嘉 编曲:馬場一嘉&S //Bros 演唱:馆林见晴 歌词 もしも私が天使だったら あなたの笑顔 続くように どんなときも守ってあげる 朝も夜も いつでも 窓辺から太陽を見上げて くしゃみ ひとつして 「変な人」そう笑う私の姿 あなたには見えないの それでもあなたの ずっと近くにいられたら 泣きそうな胸の曇り空 一瞬で 虹に変える WOW WOW もしも私が天使だったら あなたの夢 輝くように 天空に願いを届けてくる 熱い未来 預けて 眠いとき少しだけ くっきりする二重だとか 無関心 決め込んでみえて 部屋には捨て猫がいたりして 知りたいあなたが まだ星の数ほどある 不器用な優しさ仕草も 一番に 見つけたくて WOW WOW もしも私が天使だったら あなたの全て 守るために どこにいても飛んで行くから 朝も夜も いつでも 私の心いっぱいになる 気持ちあふれてこぼれそうで 見てることしかできないから 切なくなる 寂しくなる 気付いて でも もしも私が天使だったら あなたの笑顔 続くように どんなときも守ってあげる 朝も夜も いつでも 收录CD 馆林见晴with S //Bros. もしも私は天使だったら (1997/11/21) 馆林见晴 Dream of you… (1998/01/21)
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――MI作戦戦果詳報 某日の深海棲艦による鎮守府攻撃に端を発するMI作戦は、我軍の大勝利に終われり。 MIを占領していた敵深海棲艦の首魁・飛行城姫は、特型駆逐艦一番艦・吹雪率いる第五遊撃部隊を筆頭とした我軍の猛攻により轟沈す。 戦死者の数も提督や秘書官である長門型戦艦一番艦・長門や二番艦・陸奥の予想を裏切り、一切出さなかった事実を鑑みても、我軍は大勝を収めたと言えよう。 まことに遺憾ながら、たった一人の生死不明艦を出した事を除けば、だが。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ その日はムカつく程にスッとした快晴であった。 水で洗い流されたように雲一つない青空に、丸い太陽が燦々と輝いている。厭な気持が纏めて吹っ飛びかねない、そんな天気だ。 嘗て、飛行城姫とその配下の深海棲艦と、熾烈な海上戦を繰り広げたMI諸島の沖合を、その少女は水上スキーの要領で滑っていた。 こんな天気だ。海が時化る素振りは、欠片も見られない。思う存分彼女の捜索に時間を割く事が出来る。 あの日、この場所で共に戦い――神隠しにでも遭ったように忽然とその姿を消した、同じ重雷装巡洋艦……『北上』に。 「北上さん、北上さん……北上さん……!!」 若い竹のような緑色のセーラーを着用した、茶髪の少女だった。 普通に生活していたら可愛らしい事この上ないその顔に刻まれた深い隈と、眼球に走る血管は、睡眠不足を雄弁に物語る何よりの証拠だった。 女性の睡眠不足は、肌と髪に如実に表れる。髪はキューティクルが剥がれて痛んでおり、肌は目に見えて荒れている事が男でもすぐに解る事だろう。 しかし、今の彼女はそんな事は瑣末な事。気にしていられないのだ。血走った瞳、必死の形相。今の彼女は少女と言うよりも、鬼女か、般若の類である。 「北上さん、北上さん、北上さん!!」 同じ事、同じ人物の名前を、彼女は何度も口にし続ける。口内の唾液が全て乾いてもなお、少女、重雷装巡洋艦『大井』は北上の名を呟き続ける。 その様は最早狂気じみており、並々ならぬ執念をいやがおうにも感じさせる。一種の、偏執狂とすら言えるだろう。 それだけ、大井の中において北上と言う少女は、特段のウェートを占めていた。今の行動原理は、早く北上に会い、その無事を確かめ、抱き着きたいと言う一点に他ならない。 MI作戦の折に、重雷装巡洋艦・北上は生死不明となった。 如月のような轟沈ではない。確実に生死不明、或いは行方不明なのだ。これは大井の妄言ではない。何故なら大井は、北上が消えたその瞬間に立ち会っていたのだ。 索敵や敵艦感知や味方の状態を逐次把握する艦娘達、そして、大井と北上の近辺にいた艦娘達からの証言も取れている。 敵駆逐艦型深海棲艦に追跡される北上を見、急いで救援、大井はその駆逐艦を撃破し、北上を救出した。 その後、二人の“““愛”””のコンビネーションを以て、二人を取り囲む駆逐艦を尽く轟沈。 二人の力を合わせれば、駆逐艦如き恐るるに足らない。空母だって戦艦だって、静める事が出来る。そう北上と認識しあおうと思い、彼女の方を向いた、その時だった。 いないのだ。北上の姿が、煙のように消えてなくなっていたのだ。ありえない。攻撃されるにしても、敵駆逐艦の物らしき砲音は聞こえなかったと言うのに。 沈んだ訳でもない、何処かに移動した訳でもない。その姿を消した北上を見て、大井は錯乱した。この瞬間から、彼女はMI作戦で使い物にならなくなった。 そんな状態に大井がなろうとも、鎮守府の命運を賭けたこの大作戦に勝利を収められたのは、せめてもの救いと言うべきか。 MI作戦から、既に数日が経過した。 大井は今日も、MI諸島周辺の沖合を血眼になって動き回っている。其処は、自分が北上と戦った場所。彼女と最後に会話を交わした海域。 あの作戦の日からずっと大井は、提督や長門の許可を得て、この海域を探し回っている。夢幻のようにその姿を眩ませた、北上の姿を求めて。 遠くから、そんな彼女の様子を見つめる金剛と加賀、吹雪と言った、MI作戦で活躍した第五遊撃部隊の面々が、痛ましそうに大井の姿を見つめていた。 彼女は、あの作戦の日からずっと、眠っていなかったし、風呂にも入っていなかったし、食事も摂っていなかった。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「ねーアレックスー」 「何よ」 ニトリで購入した組み立て式のテーブルに置いたNECのノートパソコンに向き直る、若竹色のセーラー服の少女に対し、安いナイロンの絨毯に寝転がりながら漫画本を読む男が、やる気なくそう答えた。 「あたしのパソコンのデスクトップに入ってるこの、女の子のアイコンの奴、何?」 「俺が落としたエロゲだけど」 見た所明らかに十代の少女であると言うのに、彼女に対してエロゲ、と口にする事に男は一切の気恥かしさも躊躇もなかった。声音に迷いが全くない。 それを聞いてその少女――北上は、赤面して怒るとか恥ずかしがるのではなく、寧ろ、呆れた様な表情を、その男に対して向けていた。 「買ったとかじゃなくて落したってのは……」 「torrentだけど」 「言わなくても良いから」 自らの身銭を切って買ったとかならばまだしも、金すら落とさず『落とす』とは、何とも資本主義社会とゲーム制作会社に喧嘩を売っている男だろうか。 尤も、縦しんば自らの金でエロゲーを購入したとしても、買ったゲームがゲームの時点で、北上的には褒められる要素など欠片もないのだが。 「……うわ、このゲーム2GB以上もあるの……? 重くなりそうだから削除していい?」 「お前、2GB何て誤差だろ誤差。マスターのパソコン何て大した奴入ってないんだから、良いだろそれ位」 「人のパソコンをエッチなゲーム専用機にするのやめてよアレックスー」 「てなわけでポチっとー」、と、間延びした声音でアレックスと言う男が落としたゲームを削除。 漫画を放り投げ、チッと軽く舌打ちするアレックス。怒りはしない。後でまた落とし直せばいいのだと、考えているに違いない。 「……おい、何やってるん?」 ゲームを削除する、と言うだけでは北上は終わらなかった。アレックスは見たのだ。 彼女がパソコンのコントロールパネルを開き、何かを設定し直したのを。 「パソコンを開くパスワード設定してる」 「ちょ、何やってんのマスター!!」 こんな手に出るとは予測しなかったらしく、慌ててアレックスは立ち上がり、北上の方に駆けよった。 が、時既に遅し。既に彼女は、自分だけにしか解らないパスワードを設定し終えたようである。 「この 新宿 での唯一の俺の暇つぶし手段に何してんだよ、なぁ~!! エロゲと動画サイト巡りしかやる事ないのに!!」 「もっと建設的な趣味探した方が良いと思う」 的確に急所を抉る様な正論であるが、アレックスは全く動じない。 「なぁ、パスワード何て設定したんだ、教えてくれ頼む!!」 北上の肩を揺すりながら、アレックスは問い掛ける。赤の他人に銀行の口座番号を教えてくれと乞うのと同じ位、馬鹿げた質問だと言わざるを得ないだろう。 ……だが彼女は、アレックスから顔を背けながら、ボソっと口にする。目線の先には、窓越しに広がる 新宿 の住宅街の風景があった。 「……『大井っち』」 「……あん?」 何かを呟いた北上を見て、アレックスは疑問気な表情を浮かべながら、北上から手を離す。彼女はアレックスの姿などまるで見えていないように、黄昏ていた。 「パソコンでタイピングする様な感じで、『OOITTI』って設定したのよ」 「それ、人の名前か何かか?」 事情を知らないアレックスにも、その程度の事は理解出来るようである。 「あたしの大事な友達の名前」 パタンとノートパソコンを閉じながら、北上が語る。瞳は遠くを見ていた。 「元の世界にね、おいて来ちゃったんだ。はは、今頃寂しがってると思うよ、大井っちも」 言って北上は、パソコンの傍に置いていた群青色の鍵を弄ぶ。 ピーン、と言う良い音を立てさせながら、北上がその鍵を弾き、器用にキャッチングする。 彼女ら艦娘達の主戦場である大海原よりも見事な青の鍵。誰が名付けたかは知らないが、これは契約者の鍵と言うらしい。 この鍵の正体が理解していれば、今頃 新宿 に何て来る筈はなかったのに。 MI作戦の際、大井と絶妙なコンビネーションで、迫り来る駆逐艦型深海棲艦を打ち倒していた時の事。 自分達の周りを取り囲んでいた駆逐艦を全て倒した時、一匹だけ、特にしぶとかったそれが、水底に沈み行く際に、ある物を吐きだしたのだ。 それこそが、今北上が握っている、契約者の鍵。もしやこれが、駆逐艦が異様な強さを発揮した理由かと思い、海に沈んで行くそれを慌てて掬い取った、その瞬間――。 気付けば北上は 新宿 にいた、こう言う事である。 そして、その契約者の鍵に導かれてやって来た北上のサーヴァントこそが、彼、『モデルマン』のクラスで顕現した、アレックスである。 大井のような茶髪、巻いた白い鉢巻。青を基調とした服装。何でもこの男は、一応勇者であるらしい。眉唾物である。何せ北上のパソコンにエロゲーを落とす位だ。 勇者と認める事自体が、相当の勇気を必要とする行為であろう。事実北上は、この男を勇者とは認めていなかった。 「こうやってさー、余裕ぶって、間延びした感じの喋り方をしてるけどね……本当は、とっても怖いんだ」 契約者の鍵に、北上の顔が映る。光の反射と鍵の形状の影響で、北上の顔は小さくにしか見えないが、その状態でも。 不安と恐怖の翳を色濃く映しているのを、十分に見て取れる事が出来た。 「鎮守府の皆や、大井っちに会えないで死んじゃうのかなって思うと……叫びたくなる。怖い、いやだ、逃げ出したいって」 戦争は、人の心を映す鏡である。本当に危険な状態でこそ、人はその本性を露にする。そう言ったのは、誰だったか。 人は死を前にして初めて自分の本当の性格を知る、北上に限らず、一度でも死線を掻い潜った事のある艦娘はその事を骨身にしみて認識している。 死を前にした時、寧ろ奮い立つ者もいる。恐怖で竦み上がる者もいる。黙ってそれを受け入れる者もいる。――艦娘にいるとは思いたくないが――全てを放棄し逃げ出す者も。 北上は、死ぬのが怖い少女だ。あの時駆逐艦の深海棲艦に負われていた時も、大井が助けに来るまでは本気で恐怖を抱いていた。 きっと、それこそが自分の本質なのだろう。余裕ぶった口調で、飄々とした人物を演じてはいるが、死ぬのは怖い。北上は自分で自分の事を、そう認識していた。 聖杯戦争。いつも自分達艦娘が、一切気の抜けない死闘を演じている海の上でのそれとは違う戦争である事は、北上にも解る。 だがこの世界には、同じ死闘を共有した吹雪も金剛も加賀も瑞鶴も、大井もいない。北上は、完全に一人だ。 北上は思うのだ。この世界でもしも死んだら、鎮守府の皆は自分が死んだ事を一切認識しないのでは。そして、自分と同じ重雷装巡洋艦の片割れであるあの少女は。 いなくなった自分の影を求めて、永遠にあの青い海の上を彷徨うのではないか。怖い、怖い、怖い!! 死ぬのも怖い、それ以上に、誰にも知られず果てるのが、怖いのだ!! 「あはははは」と、誤魔化すような乾いた笑いを上げる北上。 しかし、一瞬、氷でも当てられたようにその身体が震えたのを、果たしてアレックスは見る事が出来たか。 「なあ、マスター」 話の途中で胡坐をかき始めていたアレックスが、そう言った。 「その大井っちっての、女?」 「うん」 「美人?」 「まあ、可愛い方」 「ヘレンとかデイジーとかキャロルよりも?」 「誰それ」 まったく知らない女性の名前を羅列されて、きょとんとする北上。 顎に手をあて考え込むアレックスだったが、三秒程経過してから、「よし」、と頷いた。 「俺にその大井っちっての会わせてくれよ、口説くから」 「大井っちを~!? そりゃあなた無理無理無理のカタツムリって奴だよ。多分聖杯手に入れるより難しいと思うよ」 アレックスに口説かれる大井の姿を想像する北上。流暢なトークを行うアレックス、頬を赤らめる重雷装巡洋艦・大井。……ないない、と否定する北上であった。 「それに、大井っちに会いに行くにしても、どうやって? 新宿 って、私のいた所とは世界が違うらしいじゃん?」 「さあ? 俺もそれは解らないけど、確実な方法は、俺もマスターも一つだけ知ってるよな」 「……聖杯?」 北上が、恐る恐る、と言った風にその単語を口にする。アレックスは首肯した。 「のんべんだらりとエロゲプレイしてニート生活……、を、満喫したかったが、この世界じゃどうも、そうは問屋が、見たいだしな。面倒くさいが、サーヴァントとして俺も振る舞わなきゃならないらしい」 言ってアレックスは立ち上がり、左腰に掛けている鞘から、剣を引き抜いた、 丸い物を幾千枚も張り繋いで剣身を加工した長剣。北上はその張り合わせたものが、凄い大きな鱗だと気付いた。 「最初に言っただろ? 俺はこれでも勇者なんでね。らしく振る舞えって言われたら、俺も振る舞うさ」 剣先を北上の眉間に合わせ、アレックスは口を開く。 「マスター、アンタの引いたサーヴァントは“最強”何だぜ? 勇者を信じろ、“もしも”を叶えてやるから」 「……はは」 笑みを浮かべる北上。それは、元居た世界で大井と談笑していた時に浮かべていた表情。 この 新宿 にやって来てから、久しく浮かべる事のなかった感情の発露。北上は漸く、自然体になれた、そんな気がする。 「それじゃ、信じてみちゃおっかな。エッチなゲーム消されて悔しがってた、おませな勇者さんをさ」 そうだ、自分は元の世界に帰る。青い海が見渡せる、あの広い広い鎮守府に。 それでもって、取り戻す。あの世界での、楽しくて、しかし命の危険が確かに存在する、生きていると言う事を何よりも実感出来る鎮守府での日常を。 そして、皆に再び会って見せる。第五遊撃部隊の皆に、駆逐艦のウザったらしい子供達に、大人ぶった重巡戦艦達に、偉ぶった長門や陸奥に。 ――自分の大事な大事な友達である大井に。彼女に会ったら、ワンワン泣きながら抱き着いてしまうかも知れない。そうなる日を……今の北上は望んでいた。 そしてその後で、もののためしにアレックスに口説かせてみるんだ。それで、口説きに失敗し痛烈な毒舌を貰い肩を落とすアレックスを見て、大笑いする。 勝ちに行くのだ。海の上ではない、陸の上で繰り広げられる、聖杯戦争を。 何としてでも、生きて帰るのだ。青と白とレンガの赤が眩しい、あの鎮守府に。 「……ありがとね」 静かにそう呟いた北上の言葉を、アレックスは聞き逃さなかった。 「こういう時はなぁマスター、俺達の世界ではこう言うんだぜ」 すぅっ、と息を吸い込んでから、アレックスは、言葉を紡いだ。 「めでてぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww、ってさ」 「うん、めでたいね。あいや、めでてぇ、だっけね」 流石に今は、アレックスみたいに、馬鹿みたいな底抜けの明るいトーンでは言えない。キャラじゃないし。 だけどいつかは、聖杯を取り終えたら、彼みたいな笑い方が出来るのだろうか。そうありたいものだった。 換気の為に空けた窓から、カーテンをふわりと持ち上げて、一陣の風が入り込んで来た。海のない 新宿 の風は、生ぬるく、都会のコンクリートの匂いで満ちていた。 【クラス】 モデルマン 【真名】 アレックス@RPGツクール2000デフォルトキャラクター、或いは、VIPRPG 【ステータス】 筋力C 耐久C(EX) 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具EX 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 万人の雛形:EX ありとあらゆる人物へと『なりうる』可能性を秘めたスキル。 1つの村の冴えない村民として終わる可能性もあれば、数多の世界を股にかけ極悪非道の魔王を討ち滅ぼす最強の勇者となる可能性もある。 一方で、誰にも同情されず惨めに死んでゆく小悪党になる可能性もあれば、世界中の人間に認知され、ありとあらゆる人物から危険視される大悪党にも成り得る。 果ては、人間以外の存在。地獄に名を轟かせる大悪魔にもなる事もあれば、勇者の敵そのものである大魔王にだってなる可能性も、決してゼロではない。 平時のモデルマンは非常に俗物的な人物であるが、彼が如何なる人物になるのかは、外的要因及び、彼を取り巻く状況によって決定される。 【保有スキル】 魔術:B モデルマンは魔術にも造詣が深く、主に神聖、或いは光属性とも呼ばれる魔術を行使出来る。 モデルマン、もといアレックスと言う人物は勇者としての資質を強く設定されており、光の術の他に、回復や戦闘不能者の復活の術にも造詣が深い。 後者は世界観によっては死者の蘇生すらも可能とする術であるが、聖杯戦争の舞台では当然のように死者蘇生は認められない。 仕切り直し:E+++ モデルマンは『エスケープ』と呼ばれる魔術を習得しており、詠唱に成功すれば、状況が如何に不利でも、相手が如何なる追撃のスキルを持っていようとも、 その状況から確実に逃げ果せる。ある種の空間転移に等しい。但し、固有結界内、または魔術そのものが使用不可能な空間である場合には、このスキルは発動しない。 対魔力:C(EX) 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 ある宝具を発動させた場合には、カッコ内の値に修正される。 【宝具】 『“もしもサーヴァントだったら”』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:自身 後述するもしもの力を限定的に、自分にだけ発動する宝具。 この宝具を開帳する事で、モデルマンは、聖杯戦争における基本の七騎のクラスへと一時的に変身する事が出来、 それらのクラススキルを獲得する他、クラスに準じたステータス修正を受ける事が出来る。 外見こそ平時のモデルマンと変わりはないが、性質だけを完全に異なるものへとさせる、より高次元の変異現象。 発動させる事で以下のクラスに変化、そのクラス特性を獲得する セイバー…対魔力の値がAに修正され、騎乗:Bを獲得する。 ランサー…対魔力の値がBに修正され、敏捷がワンランクアップする。 アーチャー…単独行動:Aを獲得する。また、平時の魔力消費量が一番低くなる。 ライダー…対魔力の値がBに修正され、騎乗:Aを獲得する。 アサシン…気配遮断Bを獲得する。 キャスター…道具作成:C、陣地作成:Cを獲得し、魔術スキルに補正が掛かる。 バーサーカー…幸運を除いた全ステータスがワンランクアップするが、狂化:Cを獲得する アーチャーを除く各クラスに変身している間は、平時の魔力消費量は、モデルマン時のアレックスに比べて割増になっている。この時割増される魔力量は、全クラス同じである。 また、如何なる手段を用いても、『モデルマン以外のエクストラクラスへの変身は出来ない』。 『“もしも勇者が最強だったら”』 ランク:EX 種別:最強宝具 レンジ:- 最大補足:自身 モデルマンのみならず、彼がいた世界に於ける象徴とも言える宝具。 その詳細は全てのステータスをA+++ランクにし、どんなサーヴァントでも滅ぼせる最強の一撃が放てる……と言うものではなく。 『触れた物を絶対に斜め方向に吹っ飛ばせる』と言う宝具。この宝具は発動している間は、モデルマンに触れようとした存在を斜め方向に吹き飛ばせるのである。 吹っ飛ばせるものは生命体や物質のみならず、魔的なものや霊的なもの、概念的なものにまで及び、発動最中は銃弾や魔術、精神干渉や呪詛、 空気の中に含まれる毒素ですら吹っ飛ばす事が出来、一切モデルマンに干渉が出来なくなる。 ランクを問わず全ての現象を吹き飛ばす事が可能で、因果律に作用する必中や確実な必殺宝具も、モデルマンに触れた瞬間あらぬ方向に吹っ飛ばされ無効化されてしまう。 五つの魔法や如何なる次元の干渉をも吹き飛ばし切る、『全て遠き理想郷』とは似て非なる方法の、最強の守り。耐久ランクと対魔力スキルのEXとは、この宝具を発動している時の値である 相手を吹っ飛ばすとは言っても、この宝具はそれ以上の事は出来ない。吹っ飛ばした際にはダメージは全くなく、吹っ飛んだ先に壁があり、其処に激突したとしても、 そのダメージはたかが知れている。また攻撃を相手の方に反射すると言う性質の宝具でもない為、この宝具発動時に飛び道具を放ったとしても、 放った本人に発射した飛び道具が跳ね返る事はない。そして何よりも、この宝具を発動、維持するには莫大な魔力が必要になり、令呪のバックアップを用いたとしても、精々が数十秒程度しか最強状態はキープ出来ない。 『IF(もしもの力)』 ランク:- 種別:対人~対界宝具 レンジ:-~∞ 最大補足:自身~∞ 嘗てモデルマンが活動していた世界群で、何の法則もなければ秩序もなく発動していた高次の力。 その内容は、もしも何かがこうだったら、と言った風に、その世界に住まう人物の立場や運命、果てはその世界の物理法則や世界の根幹すらも『改竄』してしまう力。 モデルマンの存在や意思を遥かに超えた超高次元の力の為に、モデルマン自身はこの宝具の力を限定的な範囲でしか引き出す事は出来ない。 彼に許された発動範囲は、『もしも聖杯戦争の参加者だったら』、宝具・『もしもサーヴァントだったら』と『もしも勇者が最強だったら』と言う三つだけであり、 それ以外の『もしも』は無条件で発動不可。聖杯戦争において許される『もしもの力』とは、聖杯以外には許されない。 【weapon】 ドラゴンソード: ドラゴンの鱗を加工して作られた片手剣。ドラゴンとは言うが、モデルマンのいた世界では強い種族でこそあれ普遍的な魔物の一種であり、幻想種とは全く異なる。 メタ的な話をするのであれば、ドラゴンソードとはRPGツクール2000でゲームを新しく制作する際、デフォルトのデータベースに記録されている中では最強の片手剣。 宝具、もしもサーヴァントだったらを発動し、ランサーになった場合には、同じくドラゴンの鱗を加工して作った槍である、ドラゴンスピアに変化する。 【人物背景】 能力のバランスがよく、強力な装備を扱うことが出来、回復魔法や神聖攻撃魔法を操るオールマイティーな勇者……と言う設定の、キャラクター。 元ネタはRPGツクールのデータベース上に存在するデフォルトキャラクターの一人。職業はそのまま勇者。 アスキー社が意図したキャラクターとは裏腹に、カスゲではニートだったりダメ人間だったりで勇者らしい片鱗を全く見せないキャラクター。 しかしオールマイティーと言う言葉には嘘偽りはなく、素の能力値自体は非常に高い。悪役や外道を演じる事も出来そんな意味でもオールマイティー。 むしろ主人公や味方キャラとしての登場と同じくらい敵役(特にラスボスや大ボスの役)としての活躍が多い。勇者は味方に回っても敵にまわっても美味しいのである。 リナックスとか言う妹がいるらしい。 【サーヴァントとしての願い】 マスターの北上をさしあたって元の世界に戻す 【マスター】 北上@艦隊これくしょん(“““アニメ版”””) 【マスターとしての願い】 元の世界に戻り、鎮守府での日常を取り戻す 【weapon】 14cm単装砲: 軽巡や重巡の基本装備と言うべき主砲。当然、人間相手には火力オーバーと言う他ない代物。 MI作戦の最中からの参戦であるので、持って来る事が出来た。 61cm四連装(酸素)魚雷: 重雷装巡洋艦の象徴とも言える魚雷。 北上の艦の特徴も相まって、海上では無二の威力を発揮出来るのだが、生憎 新宿 には海がない為基本的に宝の持ち腐れ。これには北上も相当落ち込んでいる。 【能力・技能】 水上での地形適応スキルと、水上戦闘の技量を持っていたが、 新宿 は海がない為それらを発揮出来る機会は絶無。 艦娘としての勘や運動神経は高い上、換装も持ってきている為、戦闘能力自体は高い。 【人物背景】 大井の相棒。彼女はどう思っているかは知らないが、北上にとっては大事な友人。 MI作戦最中からの参戦であり、あの作戦がどうなったのか、大井は無事なのかを確かめたい。 【方針】 聖杯狙い。ただ、弱い者いじめとかはしたくないかなー、とか思ったり。 時系列順 Back 有里湊&セイヴァー Next LOVE SICK 投下順 Back 有里湊&セイヴァー Next LOVE SICK Character name Next→ 北上 全ての人の魂の夜想曲 モデルマン(アレックス)
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189 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/12/27(土) 16 44 43.80 ID tAiFuLud0 もしもシリーズもう一個 ~もしもルナマリアの射撃の腕前が超一流だったら~ ルナ「そこぉ!」 シャア「当たらなければdぐはっ!」 ルナ「もういっちょ!」 アムロ「νガンダムは伊達じゃnうわーっ! ネーナ「ゲー!ルナの奴とうとうシャアさんアムロさんまで撃破したー!」 ルー「さすが赤服ね!」 メイリン「あたしの自慢のお姉ちゃんなんです!」 ルナ「やめてよみんな、別に大したことないわ」 ファ「あんなに凄い腕前なのに自慢しないなんて」 セシリー「謙虚なのね、素敵だわ」 シン「ルナ!」 ルナ「シン、見ててくれたの?」 シン「ああ、すごかったよルナ!」 ルナ「ありがとう、シン」 シン「ルナ、俺と付き合ってくれ!」 ルナ「え?でもシンにはマユちゃんとステラちゃんが居るでしょ?」 シン「あの2人は妹みたいなもんさ、俺の彼女はルナしかいないよ」 ルナ「シン、ありがとう!」 ルナ「と、なるわけよ」 ネーナ「あっそー」 ルー「よかったね~」 ファ「おめでと~」 セシリー「・・・(可哀想に)」 メイリン「あれ本当は私のお姉ちゃんじゃないんです」
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もしも中編集だったら よかったこれは -- (名無しさん) 2011-06-04 21 35 51 名前 コメント すべてのコメントを見る 今日 - 人 昨日 - 人
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作品データ タイトル もしも美鈴が最強だったら 作者 不明 URL http //coolier.sytes.net 8080/th_up3/file/th3_6762.zip ツール RPGツクール2000 ジャンル バカゲー 操作可能キャラ 美鈴 難易度 分類不能 プレイ時間 2分半前後 概要 もしも霊夢が最強だったらの続編的な作品。 作品の流れは原作3本目の「もしもゴメスが最強になったら」にかなり近い。 あらすじ ぶっ飛ばされた美鈴は怪しい洞窟を見つける。 そこで新たな力を得た美鈴の逆襲が始まった!
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もしもヲチスレだったら 概要 ツクスレ総合掲示板(ツクスレヲチ)の迷言を ニュー即VIPツクスレ発の「もしもシリーズ」風にまとめたもの マイメロ ◆N/WOX1pQ.Mというコテが走った。
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作品データ タイトル もしも霊夢が最強だったら 作者 不明 URL http //coolier.sytes.net 8080/th_up3/file/th3_0355.zip ツール RPGツクール2000 ジャンル バカゲー 操作可能キャラ 霊夢 難易度 分類不能 プレイ時間 1分前後 概要 伝説のバカゲー「もしも勇者が最強だったら」シリーズを東方風にアレンジ。 霊夢の異変解決が今始まる! あらすじ 神主「異変」 霊夢「把握」
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蒼「今日1日皆の担任を受け持つ事になった蒼星石です。皆、よろしくね」 教室へ入った蒼星石は自己紹介と出欠確認、今日の連絡事項を伝えていく。 蒼「初等部での授業は初めてだから、色々失敗する事も有るかも知れないけど許してね」 にっこり微笑む蒼星石。高等部だったらこれだけでクラスの3分の1は倒れていただろう。 生徒達も元気良く返事し、ホームルームは終わった。 1時間目、英語 蒼「えぇっと・・・確か、このテープを流せば良いのかな」 ラジカセに英語の教材用テープを入れて再生する。すぐにスピーカーから音声が流れてくる。 小学校低学年の英語の授業は主にこうしたテープの聞き取りや、単語の正しい発音が重視されている。 それは日本語も未成熟な子供に対し、英文法を教えるよりも英語に慣れ親しんで貰おうという狙いがあるからだ。 蒼(僕の頃は中学からだから、こういう事あまりしなかったなぁ) などと、思っていたら教室のドアがノックされた。 コンコン!コンコンッ! 蒼「ん?何だろう?皆、ちょっと待っててね」 蒼星石がドアを開けると、そこには翠星石が居た。 蒼「翠星石先生?!どうしたんだい?今、授業ty・・・」 翠「蒼星石ぃ、助けてくださいですぅ!!」 翠星石はいきなり抱きついてきた。蒼星石は慌てて引き離す。 蒼「ど、どうしたんだい?何かあったの?」 真剣な表情で訊ねる。元々人見知りの激しい彼女だから、生徒達の悪戯で・・・などと考えていたのだが・・・。 翠「理科を教えて欲しいんですぅ」 蒼「はいぃっ!?」 翠「1時間目が理科なんですけど、内容が良く分からねぇんです・・・ここですぅ」 理科の教科書を広げて見せてくる翠星石。目から入ってくる情報には天気図や気象衛星からの写真とかが映っていた。 どうやら天気に関する内容の様だが、そこまでは脳に届かなかった。 蒼「・・・・・・ねぇ、翠星石先生?」 翠「何ですか?ちょっと読んだんですけど、さっぱりだったんですぅ。だから、蒼星石に教えて欲しいですぅ」 蒼「その為にわざわざ来たの?授業を中断させてまで・・・?」 この時翠星石がちゃんと見ていれば気付いただろう。蒼星石の肩が小刻みに震えていた事を。 翠「こんな事、蒼星石にしか頼めねえですぅ。低気圧とかエルニーニョとかさっぱりわかんねえですぅ」 蒼「・・・・・・」 蒼星石が我に返った時、翠星石の頭に自分がチョップをしていた事に気付いた。 蒼「・・・あ、ごめん」 翠「い、いきなり何しやがるですか!ちょっと痛かったですぅ!」 蒼「だからごめんって言ってるじゃないか」 翠「ごめんで済んだら、警察なんていらねーです。でも教えてくれたら許してやるですぅ」 こういった交渉事は翠星石の方が上手だったが、蒼星石はこれを突っぱねた。 蒼「それとこれは別だよ」 翠「う・・・それでも・・・」 蒼「ダメな物はダメ。大体、昔から君は・・・」 それから数分翠星石にお説教してから教室に戻った。 蒼(もう少し、しっかりしてくれれば僕も助かるんだけどなぁ・・・) 2時間目、音楽 蒼「音楽かぁ・・・でも、ピアノの演奏なんて出来ないしなぁ」 とりあえず生徒達に前回何をやっていたのか訊ねる。 蒼「なるほど、リコーダーの練習か・・・それなら僕にも出来るかな」 蒼星石は教師用のリコーダーを持ってきて(ちゃんと洗って)、教科書を見る。 曲は「エーデルワイス」、蒼星石もこの曲は知っていた。 蒼「それじゃあ、ちょっとやってみようかな。・・・高校以来だな、リコーダーの演奏なんて」 リコーダーのベックを咥えて、ドレミファソラシドと一通り音を出してみる。 蒼「うん、まだ何とか指は覚えていたみたい・・・それじゃあ」 今度は教科書を開いて演奏を始める。何度も途中で止まったりしたが、何とか最後まで演奏する事ができた。 蒼「うーん、難しいね。じゃあ、皆も練習しようか」 蒼星石も生徒達と一緒にリコーダーの練習をした。 3時間目、算数 蒼「今日やるのは・・・鶴亀算か。方程式を使えば簡単だけど、それは中等部の範疇だね」 鶴亀算・・・簡単に言えば、鶴と亀が合計何匹いて足の数を数えると何本ある。では、鶴は何羽居るか?という計算である。 蒼星石の言葉どおり、鶴の数をxとして求めれば2x+4(?-x)=?となり簡単になるのだが、 xは中等部に入ってからなので、今回はそれを使わない方法で教えていく。 蒼「ええっと『鶴と亀が合計6匹居ます。足の数を数えると20本ありました。鶴と亀はそれぞれ何匹居ますか?』って問題を を解いてみようか。まずは6匹全部鶴だった時を考えてみよう」 黒板に鶴らしき物を描いていく。蒼星石は絵が下手だった。 蒼「これを鶴だと思って・・・まず6匹全部鶴だとするとそれぞれの足は2本だから2倍の12本。だからこれは違う」 右端の鶴?を消して、そこに亀?を描いた。 蒼「今度は鶴が5羽で亀1匹だったときだけど、鶴は10本、亀は4本で合計14本になるね。これも違うね」 再び鶴?を消して、亀?を描く。 蒼「これで合計16本・・・ここまで来れば分かると思うけど、亀が1匹増えるたびに合計本数が2本増えるね。 だから残り4本という事は亀が後2匹増えるってことだね」 蒼星石は鶴と亀を書き換えていく。 蒼「これで足の合計を計算すると20本になって、この時の鶴と亀のそれぞれ数は2羽と4匹になったから答えは2羽だね」 答えを黒板に記入する。生徒達もそれに習って記入していく。 蒼「それじゃあ、これを式で表すよ。まず鶴と亀の合計が6匹で、全部鶴だとすると足の合計は2×6=12本。 本当の合計は20本だから足りない足の数は20-12=8本だね。ではこの不足の8本を解決するには鶴と亀を入れ替える 必要がある。では何匹必要かというと、1匹替わるごとに足が2本増えるから8÷2=4匹。鶴と亀の合計は6匹だから、 鶴の数は6-4=2羽という事になるね。これで、さっき1匹ずつ交換したときと同じ数になったよ」 生徒達も実際に計算して答えが合っている事を確認する。 蒼「では、次は皆にこの問題1と2を解いてもらおうか」 問題1『鶴と亀が合計80匹います。足の合計が200本の時、鶴と亀はそれぞれ何匹でしょうか?』 問題2『郵便局で50円切手と80円切手を計14枚かって1000円を払いました。それぞれ何枚買ったでしょうか?』 生徒達は問題に取り組み、しばらくした後で一緒に答えあわせを行って授業が終了した。 蒼(以前、真紅先生と水銀燈先生が絶賛してたけど本当においしいなぁ) 給食に舌鼓を打ちながら蒼星石は食べていた。 蒼(献立見ると今週は結構美味しそうな物ばっかりだし、今日1日だけというのも残念だなぁ) ふと脳裏に彼女の親友の事を思い浮かべる。 蒼(きっと、彼女のことだから給食室に乗り込んでレシピとか聞きまわるのかな。多分雪華綺晶先生も一緒だろう) ふっと頬が緩む。きっと今朝みたいに『教えて欲しいですぅ』と聞いて回るんだろう。 蒼(・・・そう言えば、今朝は酷い事を言っちゃったかな?後でちゃんと謝った方が良いかな) そんな事を考えながら給食の時間が終わった。 蒼「あ、ねえ君。翠星石先生がどこ行ったか知らないかい?」 生徒「すい星石先生?知らないよ」 どうやら行き先は知らないようだ。 蒼(もしかして給食室に行ったのかな?てっきり放課後だと思ってたけど) 給食室に行こうかと思ったが、次の授業の準備も有ったので放課後にしようと職員室に向かった。 その途中、2階と3階の階段で翠星石と鉢合わせになった。 翠・蒼「あ・・・」 気まずい雰囲気が二人を包む。先に口を開いたのは蒼星石だった。 蒼「えーっと・・・その、さっきはごめん・・・ちょっと言い過ぎたよ」 翠「・・・気にする事はねえですよ、もうすっかり忘れちまったです」 蒼「本当に全部忘れてたら、それはそれでダメだけどね・・・」 二人して笑う。その時、蒼星石は翠星石の持っている紙切れに気がついた。 蒼「あれ?それは何?」 翠「ああ、これは今日の分以外のも含めた給食のレシピですぅ」 蒼「やっぱり給食室へ行ってたんだね。でもどうしてノートの切れ端に?」 翠「・・・たまたま書く物が無かったんで、手元に有ったノートに書いたです・・・」 蒼「それなら、わざわざ切り取る必要は無いんじゃない?」 翠「・・・・・・」 そのまま翠星石は押し黙ってしまう。それで全てを察した蒼星石が続ける。 蒼「・・・自分のノートじゃないんだね・・・?」 翠「・・・・・・金糸雀先生のノートですぅ・・・」 溜息を一つ吐く。 蒼「ちゃんと謝ったかい?悪気は無かったと思うけど、ちゃんと謝らないと・・・・・・大体、君は昔から・・・」 翠「御免なさいですぅ」 それから4時間目が始まるまで、蒼星石のお説教が続いた。 その後の午後の授業は特に問題なく進み、蒼星石の授業は終了した。 ちなみに、最後の最後まで男性だと思われていたという事がホームルームで分かって、内心嘆いたのは別の話である。
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翠「今日一日、お、お前らの担任をする事になった翠星石ですぅ!ビ、ビシビシ扱いてやるから、か、覚悟しやがれですぅ・・・・・・」 教室に入って翠星石は生徒達に自己紹介を行う。しかし、その顔は耳まで真っ赤だった。 元々人見知りの激しい翠星石にとって、初対面の生徒が増える4月は憂鬱だった。 それでも何とか凌いで、そろそろ慣れ始めた頃に今回の異動騒ぎである。結構なストレスだった。 翠(これならまだ高等部でやってた方がマシですぅ・・・せめて蒼星石が居てくれれば・・・) 2階に居る自分の大親友の事を思う。彼女が居れば翠星石の人見知りはいくらか和らぐのだ。 翠(大体・・・なんで蒼星石とバラバラの学年なんですか?!一緒の学年の方が絶対効率が良かったですぅ) ブツブツと呟く翠星石。バラバラになったのには理由が有った。それは彼女の口の悪さである。 人見知りと相俟って、思っている事と逆の事をついつい口走ってしまう事が有り、低学年の相手をするには 多少問題が有ったからだ。(雛苺談「子供は皆純真なのよ。何気ない一言で傷ついてしまうの」) そういう訳で、蒼星石が担当する3年生のクラスは任せられなかったのだ。 翠「そ、それじゃあ、出欠を取るですよ」 翠星石にとって鬼門その2である初めての出欠確認である。 顔と名前を一致させるのも一苦労な上に、名前を読み間違えようものなら途端に塞ぎ込むからだ。 翠「え~と、青山君」 青山「はい」 翠「赤松君」 赤松「はい」 翠「明智君」 明智「はい」 翠「織田君」 織田「はーい」 翠「・・・・・・明智君と仲良くするですよ」 全員「?」 翠「な、何でもねぇです。さっさと次にいくですよ」 その後も出欠を取っていくが、とりあえず読み間違えは無かった。 翠(ふぅ・・・何とか終わったですぅ) 1時間目、理科の授業が始まった。 『どうせ小学校の授業ですから、予習なんてしなくてもへっちゃらですぅ』と高を括って本当に勉強をしてこなかったが、 その自信が早くも崩れた。 翠「さ、最近の小学校ではこんな事を教えてるですか・・・」 教える内容は気象に関する物だった。記憶の片隅に『そう言えば昔習ったなぁ』というのは有ったものの、 内容はすっかり忘れてしまっていた。 立花「先生、どうしたんですか?」 翠「はいぃ?!な、何でもねえですぅ。・・・そ、そうです!きゅ、急用を思い出したから少し行ってくるです! だからしばらく自習にするです!」 慌てて教室を飛び出していった。それから数分後、出て行ったときよりも落ち込んだ表情で戻ってきた。 翠「うぅ・・・蒼星石のイジワルぅ・・・」 その後は教科書を読ませて、特に説明することなく1時間目は終わった。 翠(このままじゃマズイですぅ・・・何とか汚名挽回しないといけないですぅ) 汚名は挽回する物じゃなくて返上する物なのだが、それに気付かないほど翠星石は焦っていた。 2時間目、国語。 翠「国語なら適当に本を読ませれば良いから簡単・・・え?敬語?」 敬語・・・相手を敬う時に使ったり、或いは自分を謙って使う言葉。共に翠星石にとって苦手な分野であった。 翠「・・・・・・」 明智「あの・・・先生?」 翠「急用を・・・」 明智「その手はさっき使いましたよ」 翠「いちいち突っ込むなです」 再び教室を飛び出していく翠星石。それから10分後教室に戻ってきた。 翠「やはり餅は餅屋に任せるべきですぅ」 翠星石は金糸雀特製の国語ノートを手に、そこに書いてあることをそのまま丸写しにして授業を行った。 3時間目の算数は流石に問題なく進めることが出来た。そして給食の時間が始まった。 翠「食べ物を残すようなマネは家庭科教師として許さねえですよ」 生徒達は皆思い思いに食事を始める。翠星石も自分の分の給食を食べ始める。 翠(・・・これはなかなか美味しいですぅ。是非ともこの料理のレシピを知りたいですぅ) 学食アドバイザーも兼務している翠星石は常に新メニューの開発に余念が無かった。 自分のブログでもコメントやトラックバックなどから新メニューになりそうな物を見つけ、 実際に作ってみて試食していたりする。 それにこれは給食で、コストの面から見ても興味深かった。 思い立ったら即実行。彼女の利点であり欠点でもあるが、今回は良い方に働いた。 給食が終わり、給食係が空になった器を運ぶのを手伝い、そのまま給食室へと向かった。 翠「すいませーん、誰かいませんか~ですぅ・・・」 中を窺うが近くに誰もいない。 翠(あれ?この時間なら居てもおかしくないはずですぅ) しばらくキョロキョロと見回していると、奥の方から物音と『おぉ~・・・』というどよめきが聞こえてきた。 何事だと入ってみると、そこには給食のおばさん達に囲まれていた雪華綺晶が居た。 翠「あれだけの量で満足するとは思って無かったですけど、本当に来てるとは食い意地の張った奴ですぅ」 翠星石の声に全員が振り返る。 雪「・・・貴女も食べに来たの?」 雪華綺晶はそう言って、容器を大事そうに抱きしめた。どうやら、給食の残り物を食べに来たようだ。 翠「・・・・・・食べに来たわけじゃねーから安心しやがれですぅ」 呆れ返って言い捨てるが、雪華綺晶は安心して再び食べ始める。 翠(あれだけ食べて体型が変わらないのは羨ましい以上にムカつくです) ここ最近の自分の食生活を振り返りながら、恨めしげに呟く。300g増えたのは蒼星石にも秘密だった。 おばさんA「それで、どうしたんです?」 翠「実は今日の給食のレシピを教えて欲しいんですぅ」 おばさんA「レシピかい?・・・う~ん、いきなり言われてもねぇ」 翠星石の頼みを渋るおばさん。翠星石は直も食い下がる。 それを見ていた別のおばさんが口を挟んできた。 おばさんB「あれ?もしかして翠星石先生?」 翠「・・・そうですけど?」 おばさんB「ああ、やっぱり!いつもブログを見させて貰ってるよ」 翠「え・・?本当ですか?ありがとうですぅ」 意外な読者との出会いで少し興奮する翠星石。レシピの方も『料理界の有名人』という事で、 今日の分に限らず、色々な献立のレシピを快く教えてもらった。 4時間目の授業に少しばかり遅れて、教室に入った翠星石。 4時間目は総合的な学習という事で、翠星石は気楽だった。 翠「高等部じゃこんな授業はしないですから、良くわかんねぇですぅ」 翠星石は生徒達に今までどんな授業をしていたのか尋ねる。 翠「なるほど・・・大抵は他の授業の予備として使ってるですか」 生徒達からの返答は役に立たなかった。今日限りの担任なので補習をやる必要は無いのだ。 翠「・・・・・・困ったですぅ。何をすれば良いものやら・・・」 ああでもない、こうでもないと考える翠星石。5分ぐらい悩んだところでポンと手を打った。 翠「良いこと思いついたですぅ。・・・今から調理実習やるです!」 とんでもない事を言い出した。つい先程給食を食べたではないか。 そう思う生徒達の視線を受けて翠星石はふっふっふと笑い出した。 翠「確かにさっきご飯食べたです。だから作るのはデザートですぅ。アップルパイを作るですぅ」 アップルパイという言葉に教室は騒がしくなった。しかし、そこに口を挟む者がいた。 明智「それってこの時間だけで作れないんじゃないですか?それに準備とか・・・」 翠「差し出た真似を致すなこの金柑頭、ですぅ。準備ぐらい翠星石がちょちょいとやってやるです」 胸を張ってえへんと安請け合いする翠星石。とは言え、元々予定に無い上にパイ生地なんて置いてある訳もなく、 家庭科室には材料が無かった。 翠「・・・ま、まずいですぅ。このままだと、ダメ教師って思われるですぅ」 既にかなり思われてたりするが、それを気にする余裕は無かった。 翠「こうなったら、あの手を使うしかないです」 ベ「はいもしもし?こちら有栖学園高等部」 翠『その声はベリーベルですね』 ベ「あれ、翠星石先生?どうしたの?」 翠『スィドリームは居るですか?』 ベ「スィちゃん?寝てるよ」 翠『たたき起こしやがれですぅ!』 ベ「わ!は、は~い今すぐ!」 翠星石の携帯に保留を知らせる曲が流れる。 翠(保留用に聖少女領域はどうかと思うですぅ) それからしばらくして、眠たげな声が聞こえてきた。 ス「・・・ふぁい、おふぇんふぁかわりまふぃたぁ(はい、お電話変わりました)」 翠『シャキっとしやがれです。大事な頼みがあるですぅ』 ス「うん?翠星石先生の頼みぃ?何かなぁ・・・Zzz」 翠『喋りながら寝るなです!材料を運ぶのを手伝って欲しいんですぅ』 ス「あれぇ?今日調理実習有ったっけぇ?」 翠『急遽必要になったです。量が量だけに運ぶのを手伝って欲しいです』 ス「・・・重そうだなぁ」 職員室のドアが開く。そこに居たのは当然翠星石だ。 翠「さっさと手伝いやがれです!!」 ス「あ、翠ちゃんだ、やっほー」 スパァァン! ス「・・・翠ちゃんいたぁい」 その後、スィドリームとベリーベル(駆り出された)と一緒に材料と予備のエプロン等を持って初等部へと向かった。 翠「さあ、おめーら家庭科室に移動しやがれです」 翠星石の言葉に家庭科室に移動する生徒達。家庭科室に入ると、そこには各テーブル毎に材料とエプロンが置かれており、 すぐにでも作業が始められるようになっていた。 翠「エプロンをつけたら、早速始めるですよ」 全員がエプロンを付け終わったのを確認した後、翠星石はアップルパイの作り方を説明していった。 生徒達は午前中の授業とは違って生き生きとしている翠星石に少なからず驚いた。 翠「良いですか?アップルパイで一番肝心なのは林檎を煮るときですぅ。ここで林檎を焦がしたら、アップルパイ自体が 苦くなるですぅ。オーブンは翠星石がやるですから、おめーらは心配する必要ないですぅ」 一通り説明が終わって質問を受け付けようとした時、俄かに家庭科室の入り口が騒がしくなった。 翠「ピーチクパーチクうるさいですぅ。黙らせてくるですぅ」 扉に向かおうとしたら逆に扉が開き、そこから大きな袋を抱えた真紅が入ってきた。 翠「あれ?真紅先生どうしたですか?」 真「やっぱり貴女だったのね」 真「なるほど・・・、そういう理由でここを使ってるのね」 翠「そっちは一体何のために来たですか?」 真「この子達に紅茶の素晴らしさを教えようと思って、コンロが有るこの部屋を使おうとしたのだわ」 真紅の後ろを見てみると、真紅が受け持つ2年生が居た。 翠「う~ん・・・でも、今は翠星石たちが使ってるです」 真「私は正式な授業としてここへ来たのだわ」 それを言うならこっちも・・・と思ったが、とうに5時間目に突入しており、本来なら社会の時間である。 とはいえ、今更止める訳にもいかなかった。スィドリームとベリーベルにアップルパイを持っていく約束もしていたのだ。 翠「・・・それなら、一緒にやらないか?ですぅ」 苦肉の策だったが、勝算は有ると思っていた。美味しいデザートがあれば紅茶はより美味しくなる。 真紅ほどの者がそれを分からぬ訳が無いと踏んだからだ。 しかし、真紅以上に反応したのは2年生達だった。アップルパイが嫌いな子供は居ない。 真紅もその勢いに押されて、合同で行う事を承諾した。 翠「それじゃあ、2年生と5年生で一緒にやるですぅ。包丁を使った作業は5年生がやるですけど、2年生も手伝わせるですよ」 早速調理が開始された。翠星石はオーブンのスイッチを入れて、オーブンの中を温めておく。 まずは林檎の皮むきである。翠星石はテーブルの一つに行き、実演で皮むきを見せた。 翠「皮むき機なんて有るですけど、あんなのは邪道ですぅ」 真「流石ね、綺麗に剥けているのだわ」 翠「なんなら真紅先生もやるですか?」 真「遠慮しておくわ。手が汚れるもの」 翠「手を切らない様に気をつけるですよ」 見た限りでは危なっかしい手つきの者は居なさそうだ。 そんな中、一つのテーブルの林檎が目に付いた。 翠「ちょっと待ったです。切った林檎はそのままにしておくと黒くなっちまうです。そういう時は塩水に浸けると良いですよ」 時折指導を交えながら見て回っていた。 翠「それじゃあ、皆良く見るです。ここが味を決める秘訣ですぅ」 教師用のテーブルの前に全員を集めて、林檎の甘煮の説明を行う。 翠「鍋にバターを入れて弱火で溶かすですぅ。次に林檎を入れて炒めて、全体がしんなりしたら砂糖を入れるです」 鍋に入れた林檎の色が変わり出し、そこへ砂糖を投入した。 翠「ここからが大事ですぅ。この後林檎から水分が出てくるですけど、これを焦がさないように煮詰めるですぅ」 鍋に林檎の水分が溜まりだし、ぐつぐつと甘い匂いを漂わせながら煮込まれていく。 翠「林檎の表面が半透明になったら火を止めて冷ますです。この時シナモンパウダーを好みで入れると良いですぅ。 これが林檎の甘煮の作り方ですぅ。火傷しないように気をつけるですよ」 生徒達はそれぞれのテーブルに戻り、甘煮を作り始めた。この作業は2年生も参加して一緒に作った。 翠「ここにパイ生地が有るですぅ。まず、冷めた林檎の水気を切って生地の真ん中に盛り付けるです。 欲張って沢山入れても破裂するだけですから止めるですよ。後はその周囲に刷毛で溶いた卵を塗りつけるです」 パイ生地に林檎を乗せ、周囲に溶き卵を塗っていく。 翠「後はパイ生地を重ねるですけど、この時ちゃんと切れ目を入れておくです。入れておかないと爆発するですぅ」 包丁で器用に切れ目を入れていく。 翠「最後に生地を重ねて、ふちをフォークを使って押さえてくっつけるです。これで完成ですぅ」 これも一緒に作業を行った。2年生が卵を塗り、5年生が切り込みと接着を担当する。 翠「これで後は焼くだけですぅ。オーブンは翠星石に任せるですぅ」 それぞれの班から受け取ったパイを天板に乗せてオーブンへと入れていく。180度で15分焼けば出来上がりである。 翠「それじゃあ、後は真紅先生に任せるですぅ」 真「では、これから美味しい紅茶の淹れ方を教えるのだわ」 真紅は紅茶の説明をしていく。教師用のテーブルに置いた茶葉の袋を一つずつ取って種類を教え、 茶葉毎の最適な淹れ方を説明していく。 真「ダージリンはストレートティ、アッサムとニルギリはミルクティ、ジャワはアイスティに向いているのだわ」 次に、2年生に飲みたい種類の茶葉をそれぞれ分け与えていく。 真「そう言えば・・・翠星石先生、ミルクは有るかしら?」 翠「流石に全員分はねーです」 真「給食の牛乳は残っているかしら・・・」 真紅の問いに翠星石は給食室に居た雪華綺晶の事を思い出した。 翠「もう残ってねーですよ。お昼休みに雪華綺晶先生が給食室で残り物を全部食っちまったです」 真「・・・・・・どこに居ても、マイペースなのね彼女は・・・」 真紅は一度廊下に出て、誰かに連絡をしているようだ。 恐らくホーリエだろうと翠星石は思った。何せ自分も同じ手を使ったからだ。 翠「牛乳はどうにかなりそうですか?」 真「ええ、彼女に頼んだから大丈夫だわ。10分ほどで来るそうだわ」 その後10分間、翠星石はオーブンの様子を、真紅は生徒達の様子を見て回った。 そしてきっかり10分後、家庭科室にホーリエがやってきた。 両腕には一クラス分の牛乳瓶が抱えられていた。 ホ「お待たせしました・・・あれ?翠星石先生も一緒だったんですか?」 真「ご苦労様。皆、ミルクが届いたのだわ」 受け取った真紅はミルクティを希望した生徒に牛乳瓶を渡していく。 ホ「では、私はこれで・・・」 真「待ちなさい」 帰ろうとしたホーリエを真紅は止めた。 真「一緒にティータイムを愉しまない?30分ぐらいなら問題無いでしょう?」 翠「アップルパイも食って行きやがれです」 ホ「・・・良いですねぇ、私アップルパイ大好きなんです」 その後、アップルパイと紅茶を皆で愉しんだ。 ホ「それでは、私はこれで」 翠「待ちやがれです」 帰ろうとしたホーリエを今度は翠星石が止めた。 ホ「どうかしましたか?」 翠「これを持って行きやがれです」 翠星石は包みをホーリエに持たせた。 ホ「これは?」 翠「ホントはスィドリームとベリーベルの分だけをと思ったですけど、材料が余ったから全員分作っておいたです」 ホ「皆喜びますね。メイメイさん、甘い物に目が無いですから」 翠「感謝して食べやがれって言っとくですよ」 ホ「分かりました」 そして今度こそ、ホーリエは高等部へ戻っていった。 真「なかなか美味しいアップルパイだったのだわ」 翠「誰が作ったと思っているですか」 真「皆が作ったものもなかなか美味しかったのだわ」 翠「これだけ作れるなら、高等部での家庭科の授業は楽できそうですぅ」 残ったアイスティを一気に飲みほす。 翠「さあ、食べ終わったら綺麗に後片付けするですよ」 生徒「は~い」 かくして、翠星石の授業は終了した。
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もしも ほぼみんな 敵だったら ダウンロード 祭りページ 作者 牧場の牛肉 ゲーム紹介 ほぼみんなが敵になるもしもシリーズ。 一本道のデフォ戦ゲーム。 スクリーンショット お前もかブルータス 主要勢力は協力してアレックスを潰そうとしている 一切の戦闘をスキップする「もしもモード」もあるぞ もしもほぼみんな敵だったら2 ダウンロード ゲーム紹介 前作以上に多くのキャラが登場し、更なる大ボリュームとなった。 全ての敵に打ち勝とう。 スクリーンショット タイトル画面 ストーリーもより凝ったものに アレックスは何故ポテチを盗んだのか、 そして暗躍しているのは何者なのか…… 装備品や編成できる仲間も増えて戦略性も増した 感想など 1年遅くクリアパピコ、今年を締めくくるいい作品だった -- 名無しさん (2012-12-29 21 15 44) 新規におすすめの1作 -- 名無しさん (2015-12-03 19 52 36) 名前 コメント