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【元ネタ】史実 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】フィリップ4世 【性別】男性 【身長・体重】184cm・66kg 【属性】秩序・善/悪 【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運A- 宝具B 【クラス別スキル】 気配遮断:C+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 ただし、『法曹官僚(レジスト)』を差し向ける場合はこの限りではない。 【固有スキル】 神の恩寵:A 最高の美貌と肉体を備え、美しき王者として生まれついている。 「端麗王」と呼ばれるアサシンは最高ランクの適正を持つ。 矛盾精神:A+ 手段を選ばない合理主義者である一方で、信仰に厚いクリスチャンでもあった。 完全に敬虔と強欲が同化したような精神は、必要に応じて属性を二種類に変化させる。 即ち善か悪か、である。 修道騎士の呪い:D アサシンが死に追いやったテンプル騎士団最後の総長(グランドマスター)の怨嗟の叫び。 アサシン自身の死因にもなったとされるこの呪いの影響により、抗魔力に若干のマイナス補正が掛かってしまう。 【宝具】 『法王縛せし、影の執行者(バビロン・ア・ルェスト)』 ランク:B 種別:対陣宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:???人 アナーニ事件、テンプル騎士団の解体、アヴィニョン捕囚など……かつて、その統治下において 既存の教会勢力を封じ込めたアサシンが構築する絶対王政圏。 領域内では捕縛能力を有したアサシンの腹心『法曹官僚(レジスト)』の影が召喚され また、アサシンの判断のもと捕縛された対象に「全ステータスを最大2ランク低下させる重圧」 「異端としての悪性情報を付与」「アサシンへの隷従化」といった法則を強要する事が可能。 生前の所業に影響され、キリスト教に縁ある対象には捕縛の際に補正がかかり こと聖杯戦争では監督役の所属する聖堂教会の人員、施設、権限を 私物化し、盤面を差配することすら可能な鬼札となり得るある種の反則宝具。 『異端裁きし、端麗なる略奪者(ファンターシュ・デ・ロア)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 憤死させた教皇に次いで自らの傀儡を教皇位に据えた史実、逮捕したテンプル騎士団に対する 資産の没収、そして自身の妃を暗殺し、領地を確保したという悪評を基盤とする宝具。 自身の絶対王政圏内で敗死あるいは敗走した相手に発動し、幸運判定に成功した場合 対象が持つ権威や立場に基づく宝具またはスキルを収奪する。 また収奪した能力は任意で他者へと付与することも可能。 権力や財産を奪い取った逸話の再現であるため、対人魔剣のような才覚や研鑽に由来する技術 或いは「怪力」のような生来の肉体に付随する能力は奪う事が出来ない。 【解説】: 中世フランス王国カペー王朝のフランス王。ナバラ王国の王フェリペ1世とも。 後述の逸話から教皇を憤死させた王、テンプル騎士団を迫害した貪欲で酷薄な人柄であり ナバラ王国を確保するために妃であるナバラ女王フアナ1世を暗殺したとさえ噂される一方で その合理的な判断から中世フランスの名君として評価されている。 また整った顔立ちをしていたため、「端麗王(ル・ベル)」という異名を持つ。 王としてフィリップ4世がフランスを統治した時代はローマ教皇の権威が衰退した時期にあり 彼もまた国内での教皇よりも強大なフランス王権の存在を誇示し やがて絶対王政へとつながる中央集権化を推進した。 また、戦費調達のために課税を国内のキリスト教会にまで課したことから 当時のローマ教皇ボニファティウス8世との激しい対立が生じた。 ある時、ボニファティウス8世はフィリップ4世が教皇の命を無視した上でフランスの国益を 優先した政策に怒り彼を破門するが、フィリップ側も悪徳教皇弾劾の公会議を開くよう求めた。 この出来事から両者は完全に決裂し、フィリップ4世は教皇に恨みを持つ腹心に命じて 教皇所在地であるアナーニを襲撃させ、教皇捕縛を目的としたアナーニ事件を起こした。 捕縛には失敗したものの辱められたボニファティウス8世は憤死し、フィリップ4世は 次の教皇にフランス出身の傀儡教皇クレメンス5世を擁立した。 また、ある時はテンプル騎士団の国家にも匹敵する財力を妬み、テンプル騎士たちに 黒魔術や悪魔崇拝など異端の濡れ衣を着せて一斉逮捕を行った。 その後、拷問による異端審問を行った上で教皇に働きかけてテンプル騎士団を解散させ 騎士団の保有していたフランス国内の資産を没収した。 テンプル騎士団総長ジャック・ド・モレーは異端とされた上で火刑に処されたが その際にフィリップ4世とクレメンス5世に呪いの言葉を発したといわれ、その呪いの影響か フィリップ4世と教皇はモレーが処刑された同年に亡くなっている。 教皇権を軽視した上で教皇を憤死に追いやり、テンプル騎士団に罪を着せて弾圧した一方で 個人的にはきわめて敬虔なキリスト教徒であったとされる。 一見互いに矛盾しているように見えるが、それらの行動はフランスこそがキリスト教圏の中心 であり、フランス王こそ最も敬虔なキリスト者であるという確信に基づいていた。 【キーワード】 『法曹官僚(レジスト)』 アサシンが定めた従来の聖職者に代わり、世俗の法曹家を採用した官僚制度。 法学を通じてフランス王の君主権強化の一環として登用された法曹官僚は アサシンの腹心としてアナーニ事件やテンプル騎士団の解体と言った政策に関与し暗躍した。 宝具『法王縛せし、影の執行者』を通じて影というカタチで召喚され、アサシンを補佐する。
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【元ネタ】今昔画図続百鬼など 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】刑部姫 【性別】女性 【身長・体重】158cm・51kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A+ 幸運A+ 宝具A++ 【クラス別スキル】 気配遮断(陰):B 引き篭もり続けた年月は伊達ではない。 【固有スキル】 陣地作成:A+ 魔術師ではないが、自らに有利な陣地を作り上げる。姫路城、真の所有者。 神性:C 神霊適性を持つかどうか。 ランクが高いほどより物質的な神霊との混血とされる。姫路の地主神として祀られた土着の鬼神。 千代紙操法:EX 折紙を自在に操作することができる。攻撃、防御、変化と組み合わせての囮など様々な形で利用する。 変化:A+ 人間の前に姿を現す時は17、8歳ほどの十二単を着た女や、身の丈1丈ほどの鬼神など様々な姿をとった。 地味ながら日本の化生ではトップランカー。 四神地相(白鷺):A 姫路城(白鷺)周囲の地相を四神に見立てた逸話からの昇華スキル。 数ターンであるが周囲を自身の土地として扱い、知名度上昇によるステータス向上を計る。 また、その際にどの方角に重点を置くかで各ステータスのランク上昇をある程度コントロールできる。 具体的には北方であれば耐久、東方であれば筋力、西方であれば敏捷、南方であれば魔力。 サーヴァント・マスター問わずに恩恵に授かることができるが、その人数は最大でも四人。 城化物:A++ 神社などから城に移り住んだ怪物の総称。刑部姫は姫路城の真の主とすら言い伝えられていた。 その姿を見ただけで祟られる、あるいは即死するとも。逆にいうと、城から離れればその力は著しく弱まるという欠点も持つ。 動物操作(蝙蝠):EX 眷族として、鳥でも獣でもない蝙蝠を操作する。 蝙蝠に特化したため、移動するにも攻撃するにも基本的に蝙蝠を使って本人は一切戦わない。 サボり魔。 今回は折り紙での攻撃手段を取ったため、蝙蝠たちはお休みと相成った。 【宝具】 『白鷺城の百鬼八天堂様(はくろじょうのひゃっきはちてんどうさま)』 ランク:A+ 種別:対城宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:姫路城の最大籠城人数÷7 姫路城のミニチュアを顕現させる、いわゆる固有結界と似て非なる大魔術。万人に認められるほどの美しさと威容を以て、味方に精神的な支柱を付与する。 刑部姫がもう少し攻撃的であれば、城は直ちに攻撃を可能とする暴力的なものになっていただろうが、生粋の引き籠もりである彼女のお陰で防御型の宝具に留まっているようだ。 【元ネタ】伝承 【CLASS】アーチャー 【マスター】 【真名】刑部姫 【性別】女性 【身長・体重】158cm・50.4kg 【属性】中立・夏 【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具EX 【クラス別スキル】 対魔力:B 単独行動:A マスター不在でも行動可能。折り紙の兵士たちを操作することで魔力消費を抑制する。 神性:C- 姫路の地主神として祀られた土着の鬼神。 日本から離れたことで少しランクダウン。 要塞構築:B 陣地作成のアナザーバージョン。 姫路城の守り神であった経験を活かして、要塞を構築できるように。Bランクともなれば、爆撃に耐え得ることもできるだろう。 【固有スキル】 射撃(FPS):B ゲームで鍛えた反射神経が唸りを上げる。 たまにジャンプを繰り返して、攻撃を回避しようとするが気にしてはいけない。 プリンセス・サマーバケーション(偽):A 姫なのになんで(偽)がついてるのよー!? ちゃんとした立派なお姫様なんですけど!! え、(偽)なのはバケーションの方? 原稿? え? ……え? 千代紙大隊長:EX 折り紙で作った小動物たちを操り、一斉射撃・援護爆撃・砲撃などの準備を整える。 ほ~ら、姫の軍隊の美しい幾何学模様ができてるでしょ~? 【宝具】 『白鷺城・千式ミリミリナイトフィーバー!(はくろじょう・せんしきミリミリナイトフィーバー)』 ランク:EX 種別:対軍宝具(一個大隊) レンジ:1~10 最大捕捉:1000枚(単位は折り紙) 折り紙の一個大隊(一千枚)をフル活用した一斉射撃・援護爆撃・主砲発射。 めくるめく爆撃の山、炸裂よ! ちなみにミリミリは『ミリオン・ミリタリー』の略であり、千式=ミリオンである。 ……千がサウザンドであることに、おっきーはまだ気付いていない。説明を受けたマスターは気付いたが言い出せないでいる。 【解説】
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【元ネタ】史実 【CLASS】キャスター 【マスター】 【真名】クリスチャン・ローゼンクロイツ 【性別】男性 【身長・体重】174cm・58kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具A 【クラス別スキル】 陣地作成:B 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”の形成が可能。 道具作成:B 魔力を帯びた器具を作成できる。 【固有スキル】 魔術:A 特に治癒や錬金術、占星術を得意としている。 分割思考:D 思考中枢を仮想的に4つに分け、同時に運営する。 分割したそれぞれの思考により、多数の使い魔を一度に制御することができる。 【宝具】 『世界の書(リベル・ヴェル・ムンディ)』 ランク:B 種別:魔術宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:500人 ヘルメス・トリスメギストスの著書の写本。 周囲を一時的に『世界の書』の内部へと作り変える。 この世界に存在する全ての魔術刻印を複写・記録・保存し、 魔力を流すだけで一工程(シングルアクション)の魔術として行使できるようにする。 また、記録・保存した魔術刻印を、任意の相手に移植することができる。 このとき、移植された刻印は、対象者の肉体にほぼ完全になじむ。 『勝利の書(リベル・ヴェル・トライアンフ)』 ランク:A 種別:魔術宝具 レンジ:??? 最大捕捉:??? 『世界の書』の中でのみ使用可能。 真名開放と共に、頭上に巨大なセフィロト図を生じさせる。 これは展開された『世界の書』の法則の顕在化であり、 セフィラ(球)とパス(小径)の組み替えによって空想具現化に近い奇跡を行使できる。 このため、セフィロト図が破壊されるたびに精度と規模が低下し、 完全に破壊されれば、展開していた『世界の書』も破壊される。 【解説】 伝説の秘密結社、薔薇十字団の創始者とされるドイツ人の魔術師。 聖地巡礼の最中に立ち寄った中東で、賢者たちから魔術と『Mの書』を授かる。 ドイツに戻ったローゼンクロイツは、獲得した魔術を使い、無償で人助けを行った。 しかし、当時の教会に異端視され、追われる身となった。 ローゼンクロイツは聖霊の家という建造物を建て、少数の弟子とともにそこに住み込み、魔術の研究に専念した。 次第に弟子は集まり、その数が8人となった時、ローゼンクロイツは弟子たちに諸方を巡らせ、 病人の治療を無償で行わせた。そして自分は一人、聖霊の家で魔術の研究を続けたとされる。 彼は108歳で寿命を迎え、聖霊の家の秘密の部屋に葬られた。 120年後、薔薇十字団の団員の一人が偶然、秘密の部屋への隠し扉を発見する。団員を待っていたのは、 120年後に発見されるという予言が記された扉と、腐敗もミイラ化もしないまま横たわるローゼンクロイツの遺体、 そして数々の魔術的な副葬品であった。 【イメージイラスト】 ローゼン① ローゼン② 【出演SS】 Fate/Another Servant Heavens Feel 2 マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 三時限目 すっごくラーマなカマセチック
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聖杯「えぇっと、ライダーのサーヴァントは・・・」 ドンキ「私である!」 聖杯「え?おまえ英霊でもなんでもないじxy・・・ソウダネ、キミハ勇敢ナ英霊ダモンネ。ヨシ、らいだーノさーヴぁんとハ君ダ!」 ● ● ● 聖杯「俺、なんであんなことしちゃったんだろ・・・」 ドンキ「やっほーい!」 ソロ(こいつは一体なんなんだ・・・なんなんだよ!?) ドン「はっはっはっはっは!ゆくぞ怪しげな魔術師め!この大英雄にして真の騎士王、ドン・キホーテ様が貴様を成敗してくれる!」 ギル「貴様、道化風情で騎士王を語るとはおこがましい!そこの魔術師ともども殺してくれるわ!」 ソロモン「わしに勝てるサーヴァントなど……ふおおおお!なんだこいつは!?」 筋力EX 耐久EX 敏捷EX 魔力EX 幸運E 宝具??? 伝説の騎士「出たな大魔王!正義の聖剣を受けてみるがいいッ!ほぁーたァッ」 凛「セイバー!?しかも何このステ?最強じゃない!!」 筋力EX 耐久EX 敏捷EX 魔力EX 幸運E 宝具??? ドン「我が名は偉大な騎士ドンキホーテである」 凛「ああ……そうなんだ………」 ドンキー「さあとくと見よ!我輩の駆る邪竜を!」 ロシナンテ「ヒッヒ~ン!」 ローラン「ば、馬鹿な!?竜種・・・ドラゴンライダーだと!!?」 慎二「わははは!見破ったぞ!ライダーの能力は対神秘に対する欺瞞能力!僕が直接倒してやる!」 ライダー「ん?君は、しんじと言ったね。いいかね、人生というものは(ry」 慎二「ラ、ライダーさん、僕、僕、間違ってたよ……うう」 ライダー「む?あれは、伝説の魔獣!我が剣によって朽ちるがいい!」 慎二「……トラックに向かって突っ込んでったよ……。やっぱ単なる変な英霊だな」 我様「雑種が、我が財にかかって死ねることを光栄に思うが――――あれ? 鍵が開かない………」 ドンキ「我が名はドン・キホーテ! ラ・マンチャの男!」 凛「名乗るなー!」 ドンキ「サンチョよ、何を怒っている?」 凛「だから、私はサンチョじゃないって!」 本スレで スマン、俺はドンキーは狂化A+でもいいと思ってる 他人に伝染する狂気ってすごくね? というコメントがあったので マスターではなくドンキーのクラスをライダーからバーサーカーへ変えてみた。 【ライダー】アロンソ・キハーナ 【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運A+ 宝具C ↓クラスチェンジ!狂化はA+で 【バーサーカー】アロンソ・キハーナ 【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運EX 宝具A コメント通り狂化A+でやってみたら結構凄いことに。 特に幸運がEXに……自分の中だとA<A+<A++<EXになってるので、 2ランクアップさせたらEXになっちゃった……。 自分で言うのもなんだが凶悪すぎる……これで単独行動のスキルがあったら、 もう誰にも止める事は不可能なイメージしか思い浮かばない。
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【元ネタ】ギリシャ神話、ローマ神話、Fate/hollow ataraxia 【CLASS】ルーラー 【マスター】 【真名】アムール〔カレン〕 【性別】女性 【身長・体重】156cm・40kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力C- 耐久A+ 敏捷B- 魔力C- 幸運A- 宝具EX 【クラス別スキル】 道具作成:A 『愛の矢』を代表とする、心に作用する道具のプロフェッショナル。 ちょっと弱気なアナタの背中を一押しする、人間の心をよりよく機能させる、そんな素敵なアイテムをたくさん作れる。 単独行動:A 『愛の伝道師』でもあるカレン・C・オルテンシアにとって、仕えるべき主人はマスターだけではない。 主の御心、人々にたくさんの愛を届ける使命のもと、彼女はマスターの事情に囚われない。 フリーダム。 被虐霊媒体質:EX 本人の意思に関係なく、周囲にある魔を肉体に取り憑かせてしまう体質。 現象としての悪魔を再現し、事によっては受肉させてしまう。 毒、呪い、火傷といったバッドステータスにかかりやすく、また、それらバッドステータスがかかっているとカレン自身の攻撃力が増していく。 被虐からの、おそるべき加虐。とはいえ、狙って出せるものではない。 女神の神核:B 本来ならアムールの『神性』になるのだが、依り代の少女の強い信念により、女神の神核となった。 少女にとって、『神性』を獲得しているのは大いなる父だけなのだろう。 鋼の信仰:A 概念礼装にある『鋼の鍛錬』のカレン版。 本来、生まれてすぐに息絶える筈だったアルビノの娘は、人々の予想に反して成長した。 自分が生きている事───それ自体が奇跡であり 『主の愛』が実在する証明だと彼女は考える。 恐怖耐性、魅了耐性、バスター耐性をパッシブスキルとして獲得している。 【固有スキル】 ヴァレンティヌスの聖骸布:A エロース(性愛)。 もともとは『マグダラの聖骸布』を愛用していたカレンだが、今回は『恋人たちの聖骸布』を使用している。 『ヴァレンティヌス』と名付けているのはカルデアのバレンタインに合わせてのもの、らしい。 黄金の矢:A フィリア(隣人愛)の力。 射貫いた人間の心を強制的にアモーレさせる天使の矢で、サーヴァントのエウリュアレが有する『女神の視線』と同質の物。 「恋はいつだって突然、でしょ?」。 魔力放出(愛):A ストルゲー(家族愛)。別名ゴッドカレン。 愛するもの、守るべきもの、唯一のもののために奮われる超バフ。なんかすごい。 【宝具】 『遍く無償の無限の愛(ザ・グレイテストヒッツ・“コーリング・アガペー”)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:不明 あまねくむしょうのむげんのあい。 祈りの殻で自らを包み、より新しく、そして普遍的な“愛”の代弁者として昇天・降臨する宝具。アセンション。 愛の神アムールではなく、それを起源とした“天の愛”となり、無償にして無限の愛で地上を照らす天罰系の攻撃。 どう見ても対界宝具であるが、本人はあくまで対人宝具です、と言い張っている。 カレンの言う『愛』とは、人類全てを無条件で、無償で愛する神の愛、即ちアガペーである。 かつてカレンは『タイガーころしあむ』で『持ち主の愛の重さが武器の重さになる』というモーニングスターを使っていた。カレンは全人類を愛しているので、イコール、ハンマーの重さは地球の重さになっていたと言う。それのFGO版。 また、無限なのは『愛のビーム』の方で、 無償なのは「それをタダであげている」というカレンのおおらかな気持ちを指している。 【解説】
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【元ネタ】イングランドの伝説 【CLASS】アーチャー 【マスター】ダン・ブラックモア 【真名】ロビンフッド 【性別】男性 【身長・体重】175cm・65kg 【属性】中庸・善 【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具D 【クラス別スキル】 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 単独行動:A マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。 ランクAならば、マスターを失っても一週間は現界可能。 【固有スキル】 破壊工作:A 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。 トラップの達人。 ランクAならば、相手が進軍してくる前に六割近い兵力を戦闘不能に追いこむ事も可能。 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。 【宝具】 『祈りの弓(イー・バウ)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:4~10 最大捕捉:1人 このサーヴァントが拠点とした森にある、イチイの木から作った弓。 標的が腹に溜めこんでいる不浄を瞬間的に増幅・流出させる力を持つ。 対象が毒を帯びているなら、その毒を火薬のように爆発させるのである。 イチイはケルト、北欧における聖なる樹木の一種であり、かの森のイチイから 弓を作るという行為は「この森と一体である」という儀式を意味する。 また、イチイは冥界に通じる樹とされる。 このサーヴァントはその特性を知ってか、末期の時には 「自分をこの矢が落ちた場所に埋葬して欲しい」と言って矢を放った。 矢は果たしてイチイの木の根元に刺さり、彼は望み通り、親愛なるパートナーだった 大樹の元に埋葬されたという。 【詳細】 『人物背景』 大本の伝説は、シャーウッドの森に潜む義賊から オリジナルのロビンフッドは、暴君ジョン失地王に抵抗したが、 カークリースの修道院にて修道院長の陰謀により出血多量で死亡したとされる ギリシャ神話のオリオンとケルト神話の妖精たち、 そしてドルイド信仰とが融合して誕生した義賊 モデルとなる人物は存在するが、それが複数混合した結果と思われる ◆ ロビンフッドはもともと、度重なる諸外国からの侵入を受けた イギリス人たちの「祈り」から生まれた顔のない英雄である 古代ヨーローッパに登場する森の人グリーンマンの化身として考えられるのは、 彼が民衆を生んだ“願望”である事を示唆している その時代にいた小さな英雄が、人々の願いをうけて 顔のある英雄・ロビンフッドの名を襲名していた このアーチャーも、そんな“英雄を襲名した”名も無き狙撃手の一人である 善良で、やや小心もの 正義にこだわる青臭い自分を隠すため、不真面目な素振りをしている 死より生を尊重し、生き抜いた末に温かいものが残ればいい、と考えているようだ もっとも、それらは彼の人生では手に入れる事のなかったものなので、 「そんなものは夢物語みたいなもんだ」 と肩をすくめるだけであるが オリジナルのロビンフッドと同様、精霊の加護を持ち、ドルイド僧としての知識も持つ このアーチャーが自然界の毒に精通しているのは、彼が優れた“森の守り手”である証だろう 『ロビンフッド』 このロビンフッドは、数ある“ロビンフッド”たちの一人にすぎない もともとは村の厄介者、村はずれに住む天涯孤独の青年だった 彼はひょんな事から領主の軍隊と関わり、成り行きでこれを撃退してしまう その後、正体を隠して戦う内に「緑の人」として扱われることになった ◆ もともとは放浪していたドルイド僧の子供で、幼くして父を亡くした孤児である 森の知識はドルイド僧であった父譲りで、森でのサバイバルに長け、また、村人には 見る事のできない森の妖精とも交友があった(その為、妖精付きとして村人に迫害を受けたのだが) 村人は孤児である彼を受け入れず、彼も村人に歩み寄る事はなかった が、それでも、父の最期を看取ってもらった義理を感じていたらしい ……彼は村人たちを愛していないが、捨て去るほど、嫌ってもいなかったのだ そんな中、激化していく領主の圧政に苦しむ村を見捨てられず、若さ故の勢いで弓を手に取った はじめは偶然に助けられて領主軍を撃退 二度目からは、村人たちの願い、希望を背中に感じての奮戦となった ……ただし、その顔と姿を緑の衣で隠したままで 多少の知識はあれ、彼は一般人にすぎない 偽りであれ英雄として機能する為には、何もかもを欺かなければならなかったのだ ◆ 村の部外者であった彼はロビンフッドになる事で村の英雄となる、 同時に、日夜過酷な戦いを強いられる事になった 森に罠を張り、生涯に渡りフードで素顔を隠し、村人にさえ素性は明かさない “正義である為に、人間としての個を殺す” 彼もまた、そういった無銘の英雄の一人だった 村人たちは王に逆らいながらも、保身の為、王に弁明する “ロビンフッドは村の人間ではない” “我々とは無関係に、森を通る人間を襲うのです” “全ての責任は、あの狩人にある―――” このように、ロビンフッドを村と領主、共通の害敵にすれば、村人たちは罪には問われない それでも、彼は村の為に戦い続けた ◆ 彼は村を守り続けたが、たったの一人の青年に英雄の真似事ができようはずもなく、 ロビンフッドとして活躍してから二年足らずで敵の凶弾に倒れた。 この青年は、その死をもってロビンフッドとして英霊化した姿である 正体を隠し、徹底して奇襲・奇策に走った彼の生涯は、卑怯者とそしられるものだった なにしろ一人対軍隊の戦いである 待ち伏せの罠、食事に毒など日常茶飯事 殺した兵士たちの「せめて戦いの中で死にたい」といった願いすらも踏みにじった 彼は武器を隠し、誇りを隠し、自らの素顔さえ隠した そうでなければ勝ち続けられなかった そうでなければ、村人が望む“英雄”を維持できなかった 彼は卑しい戦いを徹底した 自身の誇りより村の平和をとり続けた その果てに無名のまま、酬われることなく土に還った ……己の顔を隠し続けた一人の青年 村人たちを愛しはしなかったが、村人たちの穏やかな生活を愛したもの ただの一度も英雄として戦えなかった彼が、死の淵で本当に望んだものは―――
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【元ネタ】史実 【CLASS】アーチャー 【マスター】ロットウェル・ペルジンスキー→シロウ・コトミネ 【真名】趙鞅 【性別】男性 【身長・体重】169cm・63kg 【属性】秩序・悪 【ステータス】筋力B 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A+ 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 単独行動:B マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。 【固有スキル】 天帝の加護:B 天帝・太一(たいいつ)からの加護。 現状況で、どのサーヴァントが自身にとって障害となるかを、最大二騎まで予見できる。 ただし、覚醒状態でこの予見情報は得られないため、趙鞅はサーヴァントでありながら睡眠をとる必要がある。 二つの匣:A 天帝より下賜された二つの箱。子孫が二つの国を滅ぼすという、未来を暗示するもの。 自らが認めた者一人に対し祝福を与え、その未来に肉薄できる能力を授ける。 カリスマ:B 人を引き付ける能力。 多くの人を魅入る力を有し、悪人・変人・賢人を問わず、彼のために命を擲つ。 【宝具】 『天意を届けよ、我が使命の嚆矢(てんいをとどけよ、わがしめいのこうし)』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:10 最大捕捉:2人 夢の中で天帝に命じられて、二頭の熊を射殺した弓矢。 自身が国内の卿を二家討伐するという、未来を暗示する意味を持ち、 対象に一時的に獣性を与えたうえで、獣性を保有する敵に対して大ダメージを与える一矢を放つ。 天帝の加護によって予見されたサーヴァントに対しては、即死判定を発生させる効果も持つが、 この必殺の矢は二本しかなく、よって必殺射撃は二回しか行えない。 ――この宝具の真価は一矢の威力の高さではなく、“継承可能”なところにある。 “必殺の二矢”を使い切り、天帝の加護の予見対象が、すでに消滅しているという条件を満たすことで、 “二つの匣”スキルによる祝福を与えられた者に、アーチャーの消滅後、この弓と必殺の二矢が継承される。 【解説】 春秋時代の晋国の政治家。趙氏の開祖である趙成子の六世子孫で、諡号の「簡」から趙簡子とも呼ばれる。 晋国内の上級将校・大臣である六卿の一角を担い、その才能は晋随一の賢臣である叔向にも認められていた。 周王室の後継者争いや、国内での覇権争いなどの、多くの流血を経てさらなる権勢を得る。 その後は六卿同士の内紛から、他の智氏、魏氏、韓氏と組んで、士氏、中行氏を滅亡させる。 このことは、趙鞅が病で昏倒した際に見た夢で予見されており、奇しくもその通りになった。 彼の跡は、末子の趙無恤が最も高い能力を持つとして継いだ。 そしてこの趙無恤が、趙鞅の観た夢の残り半分を実現することとなる。
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【元ネタ】史実 【CLASS】アーチャー 【マスター】 【真名】源為朝 【性別】男性 【身長・体重】210cm・105kg 【属性】秩序・悪 【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具C 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下のの詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 単独行動:A マスター不在でも行動できる。 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。 【固有スキル】 矢よけの加護:D 飛び道具に対する防御。 狙撃手を視界に納めている限り、弓矢による攻撃を肉眼で捕らえ、対処できる。 また、あらゆる投擲武器を回避する際に有利な補正がかかる。 ただし、超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。 厄除けの加護:A 疱瘡神を退治したことにより得たスキル。 病、およびそれに類する呪詛に対し、高い抵抗力を得る。 弓弦を鳴らすことで周囲にいる人間に対しても、同様の効果を与える。 猿臂の射:A 常人よりも長い左腕を使った射撃。 弓の飛距離、攻撃力が上昇する。 【宝具】 『弓張月(ゆみはりづき)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5~60 最大捕捉:1人 矢を強化する左腕。 矢が対象に命中した際に判定に成功すれば、対象の防御を無視し、 威力を衰えさせることなくその対象を貫通する。 さらに真名を開放することで、矢の着弾点に衝撃波を発生させ、破壊力を向上させる。 【解説】 平安末期の武将。 七尺に及ぶ巨躯を持ち、強弓を引く左腕は右腕より四寸長かったと伝えられる。 源為義の八男として生まれたが、その気性の荒さ故に13歳で勘当され、九州に流された。 独断で『鎮西総追捕使』を称して当地の豪族たちと争い、僅か3年で平らげ、 以後『鎮西八郎』を名乗るようになる。 この狼藉の責任を取らされた父の解官を機に上洛し、 翌年に起きた保元の乱に巻き込まれた。 乱では崇徳上皇側につき、奮戦するも敗退。 その武勇を惜しまれて助命され、両肘の腱を断たれた上で流刑に処された。 傷が癒えると現地民と敗残兵を率いて再び暴れ回ったため、 追討軍を差し向けられ、軍船数隻を沈めた後に自害。 一説には琉球に渡り、王家の始祖になったとも言われる。 【出演SS】 マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 四時限目 弱鯖カイン
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【元ネタ】アーサー王伝説 【CLASS】セイバー 【マスター】レオナルド・B・ハーウェイ 【真名】ガウェイン 【性別】男性 【身長・体重】180cm 78kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A+ 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。 騎乗:B 騎乗の才能。 大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 幻想種は乗りこなせない。 【固有スキル】 聖者の数字:EX ガウェイン卿の持つ特殊体質。 午前9時から正午の時間、午後3時から日没の3時間だけ力が3倍になるというのも、 ケルトの聖なる数である3を示したものである。 カリスマ:E 軍団を指揮する天性の才能。 カリスマは稀有な才能だが、稀に、その持ち主の人格形成に影響を及ぼす事がある。 ガウェイン卿の場合、彼の裏表のない物言いが”天然の騎士”と評される原因となった。 【宝具】 『転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)』 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20~40 最大捕捉:300人 ガウェイン卿の持つ光り輝く剣。 エクスカリバーの姉妹剣であるとされており、 本来の持ち主はエクスカリバーと同じく、湖の乙女である。 伝承ではエクスカリバーの影に隠れ、多くを語られる事のない聖剣だった。 アーサー王の聖剣は星の光を集め、ガウェイン卿の聖剣は日輪の熱線を顕すという。 【キーワード】 【大陽の騎士】 アーサー王が夜 ……アルト、アルテミス系の、月の女神の系譜…… の守りであるのに対し、ガウェイン卿は太陽の恩恵を受ける騎士である。 その力は正午において最大限に発揮される。 【エクスカリバー】 五世紀~六世紀に実在したとされるイギリスの王・アーサー。 彼を主題にした物語、 「アーサー王と円卓の騎士」に登場する聖剣。 もともとは「湖の貴婦人」と呼ばれる精霊が持ち主。 二十世紀において、聖剣の代名詞として扱われた。 【人物背景】 「アーサー王伝説」に登場する円卓の騎士の一人。 アーサー王の甥でもある。 アーサー王の片腕と称されたランスロット卿に並ぶ騎士だったが、 兄弟をランスロットに殺された事をどうしても忘れられず、彼とは相容れなかった。 高潔な人格、理想の若武者であったが故に、 肉親への情も人一倍だったのだろう。 しかし、その怨恨がガウェイン卿の騎士としての格を落とすばかりか、 最後には王の没落にまで繋がってしまった。 ガウェイン卿はアーサー王最後の戦いであるカムランの丘で、 ランスロット卿に受けた古傷を敵に打たれ死亡したとされる。 その死の淵で、自らの怨恨が王の破滅を招いたのだと悔い、 ランスロット卿への私怨も、彼の不忠さえも、 自らの不徳からと受け入れた。 そも、ガウェイン卿はランスロット卿への憎しみさえなければ完全な騎士である。 相手を軽んじる事も侮辱する事もなく、 相手が力量不足であってもその戦意、覚悟をくみ取り、 礼節をもって相対した。 王の前では影に徹し、 ひとたび号令が下れば颯爽と戦場に赴き、 涼やかな笑顔で勝利する―――まさに理想の騎士と言える。 その在り方は、こうして英霊になる事で蘇った。 多くの迷いから解き放たれたガウェイン卿は文字通り“太陽の騎士”として、 本来の姿を取り戻したのである。 【『円卓の白騎士』】 円卓の白騎士。 アーサー王の影武者とも言われた、 もう一人の聖剣の担い手である。 しかし、アーサー王を妄信的に崇拝しているが故、 王の苦悩を知る事はなかった。 アーサー王の最期を看取ったヴェデヴィエールもガウェイン卿と同じ忠節の騎士だが、 ヴェデヴィエールは王の人間としての幸福を心の底で願い、 ガウェイン卿は王の王としての活躍を願ったのだろう。 ◆ アーサー王が夜、月の象徴であるのに対し、 ガウェイン卿は昼、太陽を背負っている。 その姿も見目麗しい事もあり、王城キャメロットではアーサー王の影武者、 ないし王が倒れた後の代行候補の一人であった。 そんな周囲からの評価も意に介さず、 ガウェイン卿はあくまでアーサー王の右腕であり続けた。 そんな彼の最大の後悔はランスロット卿との諍いである。 『ランスロット卿に兄弟を殺されたばかりか、 あの黒騎士は王さえ裏切った。 王の妻を拐かしたのだ。許せるはずがあろうか』 だが、最終的にアーサー王はランスロット卿を許す。 すべては余が悪かったと。 だがガウェイン卿はランスロット卿の裏切りを許せず、 最後まで彼と敵対してしまった。 破門されながらもカムランの丘にはせ参じようとするランスロット卿をガウェイン卿は拒み続け、結果的に、彼は王を戦死させ、自らも戦死してしまう。 その結末から、英霊としてのガウェインは “王の補佐に徹する” 事を絶対の使命として捉えているようだ。 カムランの丘で自戒するアーサー王のように、 ガウェイン卿も死の淵で叫んだのだ。 自身の激情が王を死に誘った。 『――もし次があるのなら。 まだ挽回する機会が、二度目の生があるのなら、 今度こそ、自らの全てを王に捧げるよう――』 ◆ その誓いを胸にサーヴァント化した彼は、 生前の悔い、過ちを正すため、 より完成された「騎士」として主人に仕えた。
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【元ネタ】史実 【CLASS】ファニーヴァンプ 【マスター】 【真名】マリー・アントワネット 【性別】女性 【身長・体重】154cm・52kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具C 【クラス別スキル】 魅了:C 他人を惹きつける見目の美しさ。 マリーと対峙した対象は彼女に対し、強烈な恋愛感情を懐く。 相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。 【固有スキル】 浪費癖:B 本来のステータス以上に魔力を消費する。 このランクであれば現界には通常の三倍の魔力を消費する。 過剰消費された魔力は、能力向上などには一切活用されない。 黄金律:B- 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎは破滅を招く。 かつて、アントワネットの散財はフランス革命の原因とされていた。 【宝具】 『首飾りをお買いあそばせ(スコンダル・ドゥ・ラ・レーヌ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人 五百四十のダイヤを鏤めた首飾り。 本来所有していない装飾品であるが、彼女の醜聞の象徴として具現している。 レンジ内の魔力消費を任意の対象に知覚される事無く負担させる。 【解説】 本名マリー・アントワネット・ジョゼファ・ジャンヌ・ド・ロレーヌ・ドートリシュ。 オーストリア大公マリア・テレジアと神聖ローマ皇帝フランツ1世シュテファンの間に生まれた十一女。 14歳で政略結婚の一環としてフランス、ブルボン家のルイ16世のもとへ嫁いだ後、18歳で王妃となる。 結婚後は夫との不仲やフランスでの生活への不満を晴らす為奢侈な生活を続け、 仮面舞踏会や賭博に傾倒したが、子供が生まれてからはそういった生活も改めたとも伝えられる。 王妃となってからはベルサイユの習慣や儀式を変える、一部の貴族を贔屓にする等 貴族たちの反感を買うような行動をとり続け、多くの中傷・流言飛語を流される事となった。 1789年のフランス革命で失脚、貴族たちの亡命、国外逃亡の失敗等により支持を失い、 1793年の革命裁判によって斬首刑を下され、満37歳で生涯を終える。 アントワネットには「パンが無ければケーキを食べれば良い」や首飾り事件等、 革命の正当性を高めるため多くの悪評が付きまとい、死後30年以上その名誉は回復されなかった。 現在においてもフランスの財政を傾けた原因、フランス革命の原因として語られる事も多く、 「フランス財政を傾けた悪女」「民衆から税を絞り取った悪政の象徴」の代名詞として語られる面も根強い。 歴史研究によって概ね否定されつつあるとは言っても、その名誉が完全に回復されたとは言えないであろう。