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ここはゆっくりの全てがわかる(かもしれない)ゆっくり博物館。 博物館とは言うもののゆっくりの飼育や新薬実験なども行われており、非常に多様な側面からゆっくりについての研究を行っている。 博物館としての側面は研究資金集めの一環であり、あくまでその中の一部に過ぎない。 「皆さん、ここから先はゆっくりの生殖に関するコーナーとなります。そういった光景を不快に思われる方は入場をお控えください」 ※ぺにまむ設定やゆっくり同士の交尾があります 「それでは・・・ゆっくりしていってね!」 『無性器型の交尾』 「このコーナーに展示されているのは交尾の際にぺにぺに・まむまむといった性器を用いないゆっくりの交尾」 「交尾を展示するというのは訳の判らない表現ですが、百聞は一見にしかず。目の前の70cm×40cmの箱をご覧下さい」 促されるがままに透明なケースを見たあなたの視界に飛び込んできたのは2匹の成体ゆっくり。 互いに顔を真っ赤にして頬を擦りつけながら、息を荒くしている。どうやらこれが無性器型の交尾らしい。 一方はゆっくりまりさで、もう一方はゆっくりありすというわりとオーソドックスな組み合わせのカップルだ。 良く見てみると2匹の体には振動を与え興奮させるための器具と栄養補給用のチューブが取り付けられている。 そして、その先には【八意謹製媚薬入りオレンジジュース】とかかれた袋がぶら下がっていた。 「まりざぁ、いぐよぉぉぉおおお!いっぢゃうよおおおおお!!」 「やめでええええええ!まりぢゃいっぎだぐないいいいいいい!!」 「づんででなまりざもがわいいいよおおおおおおお!!」 「「んほおおおおおおおおお!すっきりー!!」」 顔を真っ赤にして血走った目を見開き、涎をぼたぼたと零しながらまりさの耳まで犯すありす。 一方のまりさは顔は真っ青、泣きはらして目は真っ赤。それでも涙を零しながら「だれがだすげでええ!」と叫んでいる。 そんな2匹は博物館を訪れた老若男女問わず多数の人々に見守られながら、仲良く絶頂に達した。 まりさがありすに一方的に陵辱されているだけのようにも見えるが、気にするほどのことでもないだろう。 余談だが、ちゃんと不妊治療は施されているらしい。 「ゆふぅ・・・まりぢゃあああああ!もっどずっぎりぢようねええええええ!!」 「いやだああああああ!まりぢゃぢんぢゃうううううう!ぢにだぐないいいいい!!」 「まりぢゃあああああ!がわいいよおおおおおおおお!!」 媚薬の効果は絶大で、ついさっき絶頂に達したばかりであるにもかかわらず、すぐに第2ラウンドが始まる。 しかし、同じものを何度も見る必要は無いと判断したあなたは2匹から視線を外し、次の展示へと向かっていった。 『しーしー』 「ゆっくりにとって水分の過剰摂取は命に関わる問題で、彼女らはその危険を回避するために放尿します」 「こちらの展示は自身の命と言っても過言ではない餡子を守るために放尿をしているゆっくりの姿です」 今度のケースは40cm四方程度で、さっきのものよりずいぶんと小さいが、中にいるゆっくりはれいむ種が1匹だけ。 口の下の、下あごにあたる部分に普段は見られない小さな穴が開いていて、そこから意外に勢い良く餡子の混じった水を放出している。 頬がほんのりと紅潮しており、その表情はまさに恍惚の笑みと呼ばれる代物だった。 「ゆふぅ~ん・・・しーしーきもちいいよぉ~♪」 チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・ 「でも、そろそろ止まって欲しいよ!」 チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・ 「ちーちーさん、ゆっくりしないでとまってね!」 チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・ 「ゆううううううう!どうしてとまってくれないの!」 チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・ 「おねがいだよおおお!ぢーぢーざんどばっでえええええ!?」 チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・ 「ごれじゃゆっぐぢでぎないよ!!」 チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・ チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・ チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・ チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・ チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・ チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・ いつの間にやら恍惚の笑みは尿が止まらないことへの不快感や、他のことが出来ない退屈さに負けて泣き顔に変わっていた。 もっとも、足にあたる部分を固定されているので尿が止まったところで動けないのだが、当のれいむはそのことをすっかり忘れているらしい。 あなたはれいむに取り付けられた管の先に【八意謹製利尿剤入りオレンジジュース】と書かれた袋があるのを確認すると次のブースへと向かった。 『ぺにぺに』 「こちらに展示されているゆっくりれいむの下あご付近にご注目ください。小さな突起が見えるはずです」 「この突起はぺにぺにと呼ばれる器官で、哺乳類型の出産をするための器官がこのような形状を取って露出したものだと言われています」 あなたの視線の先には先ほどの40cm四方のものと同じサイズのケースが3つ並んでいる。 一つ目のケースには小さな穴が開いていて、台に固定されたまりさのぺにぺにがそこから露出し、誰でも自由に触れるようになっていた。 まりさは目を血走らせながら、「まりぢゃをずっぎりさせでねえええええええ!!」とまるで発情モードのありすのようなことを口走っている。 二つ目のケースにはギンギンに怒張したぺにぺにを見せびらかすかのように掲げたゆっくりありすが収められていた。 彼女はまりさ以上に目を血走らせて、気が狂ったかのような表情を浮かべて「ずっぎりぢだいいいいいい!!?」と叫び続けている。 三つ目のケースにはれいむが収められていて、彼女のぺにぺには針金を通して固定され、一部が切り開かれていて中身の餡子の様子が伺えた。 こちらも目を血走らせながら「でいぶのべにべにがあああああああああ!?」と切り開かれた自分のそれを凝視しつつ喚き散らしている。 「だれが!まりぢゃをずっぎぢざぜでねえ!?」 「ゆうううううう!?ずっぎりぢだいいいいいいいいい!?」 「でいぶのべにべにがあああああああ!?」 「だれが!まりぢゃをずっぎぢざぜでねえ!?」 「ゆうううううう!?ずっぎりぢだいいいいいいいいい!?」 「でいぶのべにべにがあああああああ!?」 同じような言葉を延々と繰り返す3匹の体を良く見てみるとまたしても栄養補給用と思しき管がついている。 そして、その先に【八意謹製精力剤入りオレンジジュース】と書かれた袋がぶら下がっているのを確認したあなたはさっさと次の展示に向かった。 『まむまむ』 「こちらは先ほどの展示物であるぺにぺにと対になるものと言える器官で、後で紹介する産道とは似て非なるもの」 「産道の場合、胎児に餡子を食べられないようになのか内側に薄い皮を形成しますが、まむまむは餡子が露出しています」 ここもさっきの展示と同じように3つのケースに3匹のゆっくりが収められている。 一つ目のケースには小さな穴が開いていて、下あごに開いた穴をそこに密着させた状態でゆっくりぱちゅりーが固定されていた。 酷くおびえた様子で通り過ぎる人々を見つめる彼女は客の子どもが人差し指をねじ込んで中身をかき回した瞬間に気が狂ったかのような悲鳴を上げる。 二つ目のケースはしっかり密閉され、そこには針金でまむまむを少し開いた格好で固定されているゆっくりちぇんが展示されていた。 尻尾までがっちりと固定されて身じろき一つ出来ない格好で陰部を晒し、客にその地帯を見られることを恥じらって「わからないよー」と鳴いている。 三つ目のケースではまむまむ付近の皮を切り取られ、そこにガラスをはめ込まれたゆっくりみょんが中身をさらけ出していた。 まむまむをおっぴろげて顔をほんのり朱に染めながら「ぢ、ぢんぽーっ!?」と泣き叫ぶ光景はシュールなことこの上ない。 「ゆびぃ!ゆぎぃ!やべでええ!ばぢゅりーごわれぢゃううううう!!」 「やめてね!みないでね!どうしてみるのー!わからないよー!」 「ぢんぼーっ!ちんぽっ!ちーんぽっ!?」 羞恥心や苦痛と必死に戦っている3匹の体をじっくり観察するとやっぱり管が伸びている。 そして、その先には予想通り【八意謹製媚薬入りオレンジジュース】とかかれた袋がぶら下がっていた。 何故かわからないがそれを確認すると少し嬉しくなったあなたは鼻歌を口ずさみながら次の展示へ向かっていった。 『あにゃる』 「あにゃるは比較的保有するものの数の少ない器官で、その用途は人間のそれとは比較にならないほど多岐にわたる」 「人間や他の動物の場合、排泄のみですが、ゆっくりの場合はあにゃるで受餡することも可能だと言われています」 目の前には40cm四方のケースが2つ設置されており、その中にいるゆっくりはどちらもゆっくりまりさだった。 一方のまりさはひりだすものが何もないのではないかと思えるほどにやせ衰え、出すもののないにも関わらず強引にあにゃる広げられて苦しんでいる。 もう一方のまりさはこれ以上食べると破裂するのではないかと言うほどに食べ物をねじ込まれ、絶え間なく排泄することを余儀なくされてる。 どちらも上記を逸した経験と苦痛のあまりに白目を剥いて「たしゅけて・・・たしゅけてよぉ・・・」とうわごとのように呟いている。 「おなかすいたよぉ・・・これじゃゆっくりできないよ・・・」 「ゆぐぇええええ・・・もうだべれないよ!やべでね!やべ・・・ゆぐっ!?」 満腹と空腹。それぞれに真逆の苦痛を訴えながら通路にあにゃるを向ける2匹の姿はすこぶる異様なものだった。 案の定、2匹にも管がつながれていたが、どちらのものも他のゆっくり達についていたものよりも細い。 そして、その細い管の先には【八意謹製○○なお薬入りオレンジジュース】と書かれた袋がぶら下がっている。 なんだかその袋の存在意義がわからなくなってきたあなたは首をかしげながらも次の展示へと歩いていった。 『ぺにまむ交尾』 「ぺにまむとは頬ずりによっての繁殖だと仲間同士でのスキンシップが図りにくい問う問題を解消するために出来た器官だと言われています」 「また、家族の役割を決定する役割もあり、自然と活動的なほうがタチになるそうです。これもゆっくりがよりゆっくりするための知恵なんですね」 そこにはさきほど頬ずり型交尾を紹介するときに使用されていた70cm×40cmくらいの2匹用のケースが3つ並んでいた。 一つ目にはゆっくりありすとゆっくりまりさが向かい合うように放り込まれ、よく見てみればぺにまむはきっちりドッキングしている。 2匹が入ると殆ど余裕のない狭いケースの中でも一心不乱に体をゆするありすはどこかご満悦といった感じの表情を浮かべて、 「まりぢゃあああ、ぎもぢいいいよおおおおお!!」とか「まいぢゃのまむまむとかいはよおおおおお!!」などとぴロートークを繰り広げている。 が、一方のまりさはこの世の終わりとでも言いたげな絶望の色のにじんだ表情で、ありすに「止めて」と必死に懇願している。 もっとも、そういわれて自重する相手ではないので、時々客の中から優しそうな人を見つけては「おにーざああん、まりぢゃをだすげでええええ!?」と叫んでいた。 二つ目のケースには1匹のゆっくりれいむと、プラスチック製の透明なゆっくりありすの形をしたおもちゃが置かれていた。 そのおもちゃを目を凝らして見てみると、ぺにぺにが勃起した状態になっており、それがきっちりとれいむのまむまむに挿入されている。 どうやらこのケースは交尾中のまむまむ内の様子をじっくりと観察するためのものらしい。気持ち悪いことを考える輩がいるものだ。 ケースの中のれいむは大勢に見られる羞恥心に頬を染めつつ「もうやべでえええ!?」と懇願するも、何らかの仕掛けによって自動的に動くそのおもちゃの動きは止まらない。 そうこうしているうちにもれいむは絶頂に達し「んほおおおおお!すっきりー!」と涙ながらにすっきり宣言。しかし、その最中にもおもちゃの動きは一切止まらない。 ある意味ありす以上の容赦ない攻めにれいむはまむまむの周囲の皮をぼろぼろにしながらも「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」とにごった嬌声を上げ続けていた。 そして三つ目のケースの中では一匹のゆっくりまりさが透明のゆっくりれいむのおもちゃにぺにぺにをねじ込んで一心不乱に体をゆすっている。 どうやらこちらは交尾中のぺにぺにの動きを観察するためのものらしく、既に何度か絶頂に達した際に出したと思しき餡子がおもちゃの中に溜まっていた。 「もうずっぎりぢだぐないいいい!ぢだぐないのにいいいいい!?」 そう言って泣き叫ぶまりさの体には振動を与えて強制的に発情させるための器具が取り付けられている。 その振動によって、何度すっきりしても発情が終らず、相当な量の餡子をおもちゃの中に射餡する羽目になったのだろう。 3つのケージの中に生きたゆっくりが4匹。見てみればやはり4匹の体にも管が取り付けられており、その先には袋がある。 そして、その袋には【八意謹製精力剤と媚薬入りオレンジジュース】と妙に可愛らしい字で書かれていた。 八意って誰だよ、と今更ながらに思いつつもあなたは更に奥の展示へと進んでいった。 『にんっしん』 「にんっしんとはゆっくりが妊娠することで、特に哺乳類型の胎生の出産を行う過程で胎内に子を宿した状態のことを指します」 「この状態のゆっくりは子どもの分以上に体が大きくなるので比較的丈夫な反面、非常に動きが鈍く狩りを行えないためつがいに依存します」 さっきまでの小ぢんまりとした展示からうって変わって、そこに設置された3つのガラス張りの部屋はゆっくりには十分すぎるほど大きかった。 そしてその部屋にいるゆっくり達は皆揃ってにんっしん中のゆっくりなのだが、与えられた条件が微妙に違っているらしい。 一つ目の部屋のゆっくりまりさはただひたすら孤独の中で出産の日を、新しい家族が出来ることで孤独から開放される日を心待ちにしている。 「ゆゆっ・・・ごはんだよ・・・。ゆっくりたべるよ・・・むーしゃむーしゃ、しあわせー・・・」 その眼差しには生気が感じられず、与えられた餌もただ機械的に咀嚼しているだけ。じっとしているにもかかわらずとてもゆっくりしているようには見えなかった。 「まりさのあかちゃん・・・ゆっくりしないでうまれてねぇ・・・」 二つ目の部屋にいるゆっくりれいむはさっきの部屋のまりさのつがいらしいが、こちらもしっかりとにんっしんしている。 こっちの部屋はさっきの部屋を仕切るガラスはマジックミラーで、どうやられいむのほうからは隣の部屋とまりさが見えているらしい。 先に述べたようににんっしん中のゆっくりはパートナーに依存する。だから、このれいむは自分に見向きもしないまりさをじっと見つめながら泣いてばかりいた。 「まりさ、どうしてれいむにごはんをもってきてくれないの!?れいむおこるよ、ぷんぷん!!」 「ぷんぷん!・・・・・・・・・どほぢでむぢずるのおおおおお!?」 向こう側にいるまりさは孤独と言うおまけつきでもしかしたら自分以上の苦しみを味わっているかも知れないというのにそんなことを口走っていた。 少し見ればまりさもにんっしんしていることが伺えるのだが、依存意識が強すぎて相手の状態を伺っていられるほどの余裕もないようだ。 「これじゃれいむのあかちゃんがゆっくりできないよ!」 そして三つ目の部屋にはれいむとまりさの2匹のゆっくりがいた。にんっしんしているのはれいむのほうで、いまやまりさの倍近い大きさにまで達している。 しかし、まりさは自分よりも格段に大きいれいむを気遣い、非常に大事にしている。 やれ「どこかいたいところはない?」だの「おなかすいてない?」などと何かにつけてれいむの体調を心配していた。 なんともゆっくりした光景である。 「ゆゆっ!まりさ、ありがとう!れいむがんばってゆっくりしたあかちゃんをうむよ!」 「ゆゆっ!れいむ、ゆっくりがんばってゆっくりしたあかちゃんをゆっくりうんでね!」 四者四様の赤ちゃんへの願望。しかし、その部屋の下のプレートには可愛らしい文字でこんな一文が・・・ 【赤ちゃんの出産日 永久に未定。既に赤ちゃんは摘出し、代わりに大きなスーパーボールを入れて接着剤で固定しています】 ・・・・・・まあ、夢さえあれば生きていけるだろう・・・そんなことを考えながらあなたは次の展示へと急いだ。 『蔦』 「蔦による出産は一度に産める子どもの数が多く、またあまり成熟していない個体でも行えることが大きな特徴といえるでしょう」 「野生では比較的よく見られる出産ですが、飼育する場合は一度に数が産まれることや、赤ちゃんが脆すぎることからあまり歓迎されません」 にんっしんの部屋と違って、展示用の部屋は一つだけ。しかも、そのたったひとつの部屋に仰向けに寝かされた蔦の生えたゆっくりがずらりと並んでいた。 よーくその部屋を観察してみると無数の小さな小部屋に仕切られていて、それが母体から産まれた赤ちゃんを効率よく回収するための加工所方式であることが伺える。 「「「「「「「ゆっくちちていっちぇね!」」」」」」」 「ゆーっ!れいむのあかちゃん、ゆっくりしていってね!」 「「「「「「「ありぇ、しゅるしゅるしゅべりゅよ?」」」」」」」 「ゆゆっ!あかちゃんへんじしてね!?」 「「「「「「「ゆーっ!おきゃーしゃーん、たしゅけちぇーーーー!?」」」」」」」 「れいむのあかちゃんんどこおおおおおおおおおおお!?」 どうやら、ここでは蔦型の展示と同時に赤ゆっくりの回収を並行して行っているらしい。 そのせいか、さっきのように仰向けに寝かされた親が我が子と一切顔を会わせることなく今生の別れとなることも多々あるようだ。 部屋に敷き詰められたゆっくりの数はゆうに100を超えている。それだけにほんの数分見ているだけで確実に赤ちゃんと親の別れを見ることが出来る。 「ゆゆっ!だれか、れいむをゆっくりたすけてね!」 床に敷き詰められたゆっくり達を眺めていると突然上のほうから声が聞こえてきた。 その方向を見てみると、そこには数匹のゆっくりが頭に生えた菊を物干し竿に括りつけられた格好でぶら下がっていた。 更にそのゆっくり達の足には錘がぶら下がっており、どの程度の重さまで耐えられるのかが詳細に記述されている。 ・・・こんなこと調べてどうするんだ? そんな疑問を抱きながらもあなたは助けを求めるゆっくりの言葉を聞き流して次の展示へと向かっていった。 『産道』 「ぺにまむの展示でも詳しく記載していますが、産道には受餡用の穴をのぞいてうっすらと皮が形成されて、餡子を守っています」 「これによって全身の皮を動かすことの出来るゆっくりは出産時に子どもを押し出せるようになり、その他様々な点で安全に出産の日を迎えられるようになります」 70cm四方くらいの大きさの透明なケースの中にいるのは何の変哲もない1匹のゆっくりれいむだった。 ただし、彼女の産道にはプラスチック製のチューブがねじ込まれており、それによって子どもを産んだ後であるにもかかわらず産道が開いたままになっている。 産道を強引にこじ開けられている彼女は化け物じみたという言葉が似合いそうなほど必死の形相を浮かべて何か叫んでいる。 「ゆびぃ・・・・ぢぬうぅぅぅう・・・ぢんぢゃううううううう!」 「でいぶのぽんぽんがぢぎれぢゃうよおおおおおお!?」 「どほぢでごんなごどずるのおお・・・!」 しかし、誰一人としてその叫びに応じることなくただ淡々と彼女の開きっぱなしの産道を眺めている。 その視線を感じるたびにれいむは痛みを感じながらも羞恥に頬を染めて「みないでええええ!」と叫んでいた。 「みでないででいぶをだずげでよおおおおおお・・・!?」 「おにいいざああああん、だずげでえええええ・・・」 やはり、何度叫んでも、泣いても誰も助けてはくれない。 勿論、あなたもその中の一人。泣き叫ぶれいむを完全に無視して更に奥へと進んでいくと、可愛らしい文字で書かれたプレートを発見する。 そこには【ここから先は謎の天才薬師八意永琳の研究館】と書かれていた。 先ほどからやたらとその名前を見かけていたあなたは、興味の赴くままにその先と歩いていった。 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 八意先生の研究館は118氏にでも丸投げと言うことで・・・ 文章中に「あなたは~」なんてのが出てくるのは今世界樹やってるからです。 byゆっくりボールマン このSSに感想を付ける
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(~) γ´⌒`ヽ {i i i i i i i i } しまむらスレの歴史(思い出)をちょっと語るページです。 ( ´・ω・`) ゆっくりしていってね。 ( O┬O ◎-ヽJ┴◎ しまむらスレ誕生前の話 初代スレ 2スレ目 3スレ目 4スレ目 5スレ目 しまむらスレ誕生前の話 【(*^ー^)】ちっちゃくてかわいいAA貼れや!Part8【(^ー^*)】 2ちゃんURL-ttp //love6.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1198278198/ ここがしまむらくん発祥のスレ。 まず133にニット帽(このサイトで言うしまむら帽子)をかぶったちんぽっぽが登場。 そして149に、しまむらくんと思われるAAがついに登場。なんと12月31日のできごと。(しかしこの時は特に注目されない) そしてついに199~201に、「さむいね…しまむらで買ったんだ」の名台詞をたずさえて登場。しかしまだブームに火はつきません。 308~311で名前もつけられたが、それなりの人気はあったものの、まだちっちゃスレの一員に過ぎないという状況でしした。 しかしひと月かけてじわじわ人気を伸ばす。662あたりからどんどんしまむらくんのAAが増え始める。 そして747が「テンプレ」なるものを作ったところで独立スレを立てる空気が一気に強まり、 2月5日、めでたくスレ立てとなりました。 初代スレ {i i i i i i i i }しまむらくん 2ちゃんURL-ttp //love6.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1202138353/ 初代スレ。スレ立て日2007年2月5日、3月16日まで使われました。 キングしまむらくんはこのころから登場。 ユニクロくんはしまむらスレができる前からしまむらくんの相方として登場してますが、 服装が決まったのはここからです。 パパも登場してます。(しかしまだチラ出。セリフすらありませんが) 736より人形ネタも登場。 初代スレだけあって、よく言えばさまざまな、悪く言えばまとまりのないネタが多いようです。 2スレ目 {i i i i i i i i }しまむらくん2 2ちゃんURL-ttp //love6.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1205578380/ 2スレ目。3月15日から5月22日まで使われました。 ママが初登場します。パパも活躍し始めます。(家庭ネタがけっこう出てくる) 338で携帯AA弐典に登録のお知らせ。 766、797にみんなが涙した感動ネタあり。(文字コピペだけど) 3スレ目 {i i i i i i i i }しまむらくん3 2ちゃんURL-ttp //love6.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1211317796/ 3スレ目。5月12日から8月15日まで使われました。 テンプレというか、50レスに渡り概出ネタがたくさん並べられてます。(名作集だから楽しめるけど。) 162で夏服姿登場…しかし姿が西友君とかぶってたので微妙だったけど。 181から名作・泥棒くんネタが登場。 223~307でしまむらくんイラスト化。 そして267~293でこのサイト、つまりしまむらくんまとめサイトが登場! 350~376に前スレの文字ネタをAA化した感動大作登場。 人形ネタもラピュタなどいろいろ盛り上がった。 名作と良ニュースの多かった3は、しまむらスレ黄金期かもしれません。 4スレ目 {i i i i i i i i }しまむらくん4 4スレ目。8月15日から9月23日まで使われました。 またしても序盤に大量の概出ネタが貼られてるが…まとめサイトの意味ないじゃん。(ちょっと怒) 183に名作木登りが登場。 568で「ちょっと通りますよ」が初登場(そして699以降、ながーいシリーズの幕開けである) 516から話題に出てたH Mは、634でついにAA化初登場。(ちょっと微妙な登場シーンだけど) 以後しまむらくんのライバル的存在として定着。 なお、むらむら・吉野家・しまむらという町並み設定も、このスレで固定されたようです。 他の名作ははSHIMAMURA MUSIC(469~)しまむらくんの長旅?(503~)ぼんぼんつめあわせ(714)などなど 5スレ目 {i i i i i i i i }しまむらくん5 書きかけ。 あいかわらず名作を生み出しつつのんびり進んでいく、しまむらスレ… (~) γ´⌒`ヽ {i i i i i i i i } ( ´・ω・) ( O┬O ◎-ヽJ┴◎ キコキコ , -─-、 {==±==} <5スレ目以降は工事中です。 (.´・ω・`,) だから内容に不完全なところがあります。 ( J ι ) ご了承ください。 し─J
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『みんなの幸せのために』 タイポあき 以前投稿したanko299の『ゆっくりの幸せのために』のリメイクです。 と言ってもこれに関しては整合性をとるための細部の変更と、誤植の修正だけですが。 続きを書いたので、ついでにこっちも修正しました。 あとあまりに誤植が多かったので、タイポあきとでも名乗ります。 ※この話の属性 現代、虐待、実験、れいぱー、ユニークキャラクター登場(固有名詞持ち) *** 「ゆっくりしてね! ゆっくりしてね!!」 ケージの中のまりさが、大きな声で叫んでいる。 このまりさは飢えと怪我で死に掛けているところを、数日前に前に拾われた。 何度も生死の境を彷徨ったものの、看病の甲斐もあって今では元気満点だ。 お風呂と栄養満点の食事のおかげで、お肌はつやつやのもちもち。 キレイに洗濯してもらったおかげで、お帽子はピカピカに輝いている。 ケージの底には、冷気と固さから大事なあんよを保護するために、やわらかい布が敷き詰めてある。 ゆっくり風に言えば、なんともゆっくりできる環境である。 元野良のまりさからすれば、天国と言っても言い過ぎではない。 そんなにゆっくりできる条件が整いながら、その声は切羽詰っている。 悲壮感すら漂わせている。 僕がまりさの前で作業を始めてから、ずっとこの調子である。 正直うるさくて仕方がないが、この手の騒音には仕事柄慣れている。 そんなことでは仕事にならないからだ。 まりさを不安にさせている作業が何かといえば、これから使う道具の調整作業である。 電気エネルギーを熱に変換する先のとがった金属棒――簡単に言えば半田ごてである。 といってもただの半田ごてではない。 金属棒の大きさは通常のサイズから、針のようなものまで様々な種類が揃っていおり、その温度は微調節が可能になっている。 個体に応じて使い分けるためだ。 まりさにあわせてそのうちの一本を選び出した僕は、まりさの前に置いてある饅頭に突き刺しては、その加熱具合を指で触って確認する。 そんな作業を、温度メモリをいじりながら繰り返しているのだ。 まあこんなことをしていては、饅頭で構成されるゆっくりが恐怖するのも無理はないかもしれない。 加えて半田ごてを突き刺すたびに「ゆ゛ぎっ」と音がして、その箇所を指でほじくり返すとまた「ゆぐっ」だのといった音が響くのも恐怖を助長するのだろう。 そんなことをしているうちに、望みの温度に設定できたようだ。 半田ごてに加熱された箇所は黒こげに焼かれて硬くなっているが、その付近にはまったく焦げ目がない。 うん、これなら上手くいきそうだ。 「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ」という爽やかなメロディーを、もう少し楽しみたいところだが、まりさを待たせるのも可愛そうだ。 いらなくなった、黒い水玉模様の饅頭をゴミ箱に投げ捨てると、まりさに向き直って声をかける。 「じゃあ準備もできたし、はじめようか。」 「はじめるっておにーさん、そんなゆっくりできないもので、なっなっなにをするつもりなのぉっ!!!」 実際に作業に移るより前から、既に恐怖の絶頂にあるようだ。 半田ごてそのものだけでなく、ゴミ箱から響いたぐしゃりというやわらかい物がつぶれる音と、その後に続いた「もっとゆ゛っぐりしだがった……」という音も恐怖の対象らしい。 必要以上に不安にさせるのも本位ではないので、何をするか教えて恐怖を取り除いてあげることにしよう。 「大丈夫安心して! まりさにゆっくりできない事はしないよ。 ただ単に、この半田ごてでまりさのまむまむをこんがりー! ってするだけだから。」 「ゆんやー! どおちてそんなことするの! まりさが気にいらないことしたなら、あやまります! あやまりますから、それだけはやめてください、おねがいします! だから元のやさしいお兄さんにもどってー!」 そういってケージの端でゆんゆん泣きながら、ぶるぶると震えている。 どうやらこの処置は、お気に召さないらしい。 ついでにその原因は、僕の機嫌を損ねた制裁だと思っているようで。 元野良にしては、なかなか純粋な個体だ。 だからこそ怪我で死に掛けるなんでことになったのだろうが。 しかし僕には、まりさの意向など取り入れる気はさらさらない。 かまわず手を伸ばしてとりだそうとする。 だがまりさも必死でケージにへばりつくので、まりさ自身の重さとケージの狭さも手伝って簡単には引き出せそうにない。 まあ、まりさが傷つくのを気にしなければどうとでもなるんだけどね。 とは言え、必要以上に傷をつけるのはよろしくない。 なので、押しても駄目なら引いてみることにした。 「じゃあ、何でなのか分かったらやめてあげよう。」 「ゆ!ホントに! ありがどうございまず。」 よっぽど安心したのが、顔をゲージの底にへばりつけて感謝の言葉を述べる。 そのまま、ゆーゆーうなりながら理由を考え始める。 もちろん、本当にやめるわけがない。 まりさが力を抜いた隙に、さっさとケージの外にだすと、用意しておいた剣山の上にまりさのあんよを突きさした。 作業中まりさが暴れて余計な傷をつけないよう、まりさを固定するためである。 「ゆぎゃぁっ! まりさのえれがんとな、あんよさんがぁっ!」 その痛みにのた打ち回る不思議まんじゅう。 僕はそれにかまわずまりさに問う。 「で、答えは出たかな。」 もちろん痛みに耐えるまりさに、答えられるわけがない。 答えないとさらにまずいことになるのは分かっているようで、何か言おうとしているようには見える。 しかし、思考がまとまらないようだ。 もっともそれがなくとも、あの短い間に答えを出すことは不可能なのだが。 いや、どんなに時間があっても無理かな。 「はい、時間切れ。」 僕はそう宣言すると、一片の迷いもなく加熱された金属棒を不思議まんじゅうのまむまむにつっこんだ。 「ゆんぎゃぁああああああっ!!!」 金属棒がまむまむの内壁を焼くと、まんじゅうがひときわ大きな苦痛の声をあげる。 もはや意味のある言葉ではない。 まあ、そりゃ痛いだろう。 人間だったら内臓を焼かれているようなものだしね。 苦痛のためにおめめは裏返り、全身から油汗のようなぬらぬらとした粘液があふれだす。 正直に言ってそのつらは気持ち悪くて仕方がないが、それに反して餡子袋から漂うのは食欲を誘う香ばしい匂いなのが笑いを誘われる。 そのうち、香ばしい匂いは焦げ臭い臭いへと成り果てた。 まむまむの内部も、均一に黒く塗り潰されている。 そろそろ頃合だろう。 僕は目の前の餡子袋から、痛みの根源を引き抜いてあげると、オレンジジュースをかけてあげた。 とくにまむまむ周辺と内部には念入りにだ。 オレンジージュースは即座に吸収され、みるみるうちにお肌は元のもちもちのつやつやに戻る。 あんよにも穴の痕はなく、まむまむ周辺にも焦げ目などは残ってない。 しかし、念入りに焼かれたまむまむの内部だけは真っ黒に炭化している。 オレンジジュースでも駄目なら、もはや自然治癒はしないだろう。 うん、なかなか上手くいったみたいだ。 「まりさのきゅーとなまむまむが……」などと虚空を見つめてつぶやいているが、こちらは問題なし。 すべての最底辺をはいずる糞饅頭どもは、精神的にはとても強いナマモノなのだ。 このまま放置していれば問題ないだろう。 *** ここで僕がいったい何者で、このクソッタレの餡子袋――じゃなくて、きゅーとなまりさが何なのか種明かしをするとしよう。 僕の名前は雄偉(ゆうい)といって、ゆっくりのお医者さんなんだ。 それは外に掲げてある「雄偉(ゆうい)ゆっくりクリニック」の看板を見てもらえば、納得してもらえると思う。 念のために断っておくが、僕は虐待お兄さんではない。 さっきまでの所業はすべて仕事のためであって、暗い愉しみによるものではない。 雄偉という苗字が『憂畏』という「ゆっくりに憂いを与え畏れられる」というゆ虐名に由来しているせいか、よく間違われるんだけど、そんなことはない。 断じて違う。 ホントだよ……。 そりゃあ、ゆっくりの悲鳴を存分に聞いた日は普段よりぐっすり眠れるけど、それはあの悲鳴の中に人間をゆっくりさせてくれる領域の音が含まれているからで、僕自身とは関係ないはずだ。 加工所の研究員であり僕の友人でもある、夕霧(ゆうぎり)という虐待お兄さんが教えてくれたのだから、間違いない。 間違いはないはずだ――たぶん。 ちなみに彼の苗字の『夕霧』もゆ虐名の一つで、『ゆ切り』という「ゆっくりを切り刻み、調べるもの」という意味を持っていたりする。 だからゆっくりを解体して調べつくす加工所の研究員は、彼にとって天職なんだろう。 おおっと、話がそれそうになった。 話を戻そう。 で、まりさの方は死に掛けていたところを、愛でお兄さんに拾われて、治療のついでに去勢を依頼されたとっても幸運なまりさ――かと思いきや、実はそうではない。 その正体は、新しい治療法開発や僕のスキルアップの為の実験台。 世紀末の天才の流に表現すれば、木人形(デク)である。 デクまりさって言ったほうが語呂が良いかもね。 なんかドスまりさみたいでカッコいいし。 こう言うと、そんなこと加工所や研究所にでも任せておけ、という意見もでるかもしれない。 確かに世にあるゆっくり製品を扱う施設・企業では、その管理の為にゆっくりの性質が研究されている。 その一環としてゆっくりの治療法――彼ら流に表現すれば修復法――も研究されている。 しかし、それらはあくまで企業秘密。 外に漏れることはまずない。 加えて、彼らはゆっくりの治療には熱心ではない。 何故なら現時点での彼らの産業は、製品の売り上げによって成り立っており、売り上げにつながらないことなどしたくないからだ。 アフターサービスとして一定期間は簡単な診察をしてくれるが、単に補償期限内に問題が起これば交換してくれるというだけの話でしかない。 なので、ゆっくりの病気が治療されるということはありえない。 そうなると、飼いゆっくりの治療に対するインフラは揺らいでくる。 僕たちゆっくりのお医者さんたちも互いに情報交換をして、なんとかゆっくり医療を充実しようとがんばってはいるが、どうしても質的に不足がちになる。 ゆっくりのお医者さんよりも、普段からゆっくりを解体している虐待お兄さんのほうが治療に詳しい、ないんて笑えない実話すらある。 そんな中、打開策として持ち出されたのが、あのテグまりさというわけだ。 要は普段からゆっくりを解体して詳しくなれるなら、僕たちも虐待お兄さんにならいましょう、という発想なわけ。 このアイデアが提示されて以降、僕自身も沢山の野良ゆっくりを「保護」して、「ゆっくり」させてあげてきた。 ただ最近になって、この近辺の野良がほとんどいなってしまったんだ。 どうしてだろうね? まさか仕事を放り出して山まで遠征に行くわけにいかないので、ストックでやりくりしていたんだけど、とうとう実験に使うためのまりさを切らしてしまったんだ。 ただ渡りに船というものはあるもので、つい先日近所の女の子がまりさを持ってきてくれたんだ。 その子は藍川(あいかわ)さんという、この付近では有名な愛で派の家のお嬢ちゃんで、家の前で死に掛けていたまりさを見つけて運んできたんだ。 子供なので治療費は期待できなかったけど、子供からお金を取ったり親御さんに請求するのも大人気ないので、大怪我の治療の練習も兼ねて治してあげることにした。 ゆっくりは、物理的には驚くほど脆いので、大怪我なんて日常茶飯事だから練習しすぎということはないからね。 しかも最近では飼いゆ以外にも、怪我の治療の需要は多い。 「家に入り込んできたゆっくりに制裁したのは良いけれど、やりすぎてしまった。 しかしそんな楽に死なせるなど生易しい。」 などといった、新米の虐待お兄さんが主な客層である。 確か「手厚い看護をうけて助かったと思った後で、もう一度地獄を見せてやる」とか言ってたっけ。 まあそういう訳で、あのまりさはきっちり治療してあげた。 ただ直った後が問題で、そのようじ――じゃなくて藍川さんの家では飼えないらしい。 何でも親御さんが小麦アレルギーだとか。 いくら『愛可愛』という「ゆっくりを愛し、可愛がる」という意味の愛で名をもってしても、アレルギーにはかなわないようだ。 そのために、藍川さんの家で飼っているゆっくりは饅頭タイプではなく、大福タイプらしい。 こちらはもち粉だからアレルギーには引っかからない。 もしまりさが饅頭じゃなくて大福だったら、しあわせーな飼いゆ生活が遅れたのにねえ。 残念だったね、まりさ。 で、結局うちで引き取り手を捜すことになったわけだ。 本当は路地裏にでも捨てて――じゃ無くてまりさの故郷に返してあげようとでも思っていたんだけど、その段になってふと思ったんだ。 せっかくお金と時間を掛けたのに、それを回収しないのはなんか癪だと。 なので、ちょうど実験用まりさが足りないこともあって、まりさには新しい治療法の実験台として役に立ってもらうことにした。 お嬢ちゃんはまりさが治って幸せだし、僕は実験用のゆっくりの調達の手間が省ける。 みんなが幸せになる方法があったわけだ。 それで、冒頭のアレにつながるわけなんだけど、あれは外見を損ねずに去勢する方法を試していたんだ。 ちなみに、従来は鉄の棒をつっこんでそれをバーナで加熱していた。 ゆっくりの驚異的な再生能力を駄目にするためなんだけど、それだとどうしてもまわりに焦げ痕が残ってしまう。 それが常識だったんだけど、それが原因でつい最近問題があったんだ。 *** あれは確か、ひと仕事終えた疲れを癒すためのおやつを作ろうと、ハサミを動かしていたときだった。 飛び込みの患者が来たんだ。 僕のクリニックは予約制なので、こういう空いた時間にはおやつをつくったり、新しい治療法の練習をしたりするんだけど、飛び込みも受け付けてはいる。 それは野良のれいむをつれたお兄さんだった。 そのお兄さんの話はこうだった。 家に帰ったところ、野良のれいむが飼いまりさといっしょお昼寝していた。 まりさに事情を聞くと「そろそろ家族が欲しいからこのれいむと番になりたい、だから家にいれてあげた」と言ったそうだ。 薄汚いれいむを勝手に家に上げたことには眉をひそめたものの、勝手にすっきりしなかったことに関心したお兄さんは、れいむを飼ってあげることにしたのだとか。 でも本音を言えば、まりさ以外は飼いたくないし、ぽんぽん増えられてはなお困る。 その一方で一匹で飼うのは、仕事の間にまりさが寂しがってゆんゆん泣くから可哀想だ。 かと言ってすっきり禁止も可哀想だし、そもそも守れるとも思えない。 だかられいむを去勢したいのだとか。 そんなやり取りのあと、僕はいつものようにれいむを剣山の上に固定して、鉄の棒をつっこみそれをバーナにセットした。 お兄さんはそれをだまって見ていたんだけど、焦げ臭い臭いが漂い始め、まむまむ周辺が真っ黒に炭化し始めるのを見ると文句を言ってきた。 焦げ目がついていては困るというのだ。 元野良のれいむに焦げ目がついていては、近所の事情を知らない人に虐待を疑われて困る、というのだ。 なんでもすぐ隣に虐待お兄さんがいて、近所の人から生暖かい目で見られているらしい。 同類に思われてはたまらないとか。 加えて、まりさに「『こんなにすっきりしても全くにんっしんっしない、ゆっくりしてないれいむなんて捨てちゃおうよ』と愛想をつかさせるように誘導して、れいむを捨てることもできないじゃないか」とも言っていた。 それに関しては、何とかしてあげたいとは思ったんだけど、どうしようもないので、その時はお兄さんを説得して妥協してもらうことにした。 最終的には、お兄さんも納得してくれた。 近所の非難の目を避けるために、治療の証明書をそれっぽい形式ででっちあげて、達筆すぎて読めない字でサインしたのも効果があったのだと思う。 もっとも説得の間じゅう、火に掛けた鉄の棒をまむまむにつっこまれっぱなしだったれいむは、ひどい有様だったけど。 体中の餡子という餡子が沸騰したために、おめめやあにゃるといった穴という穴から餡子を噴出して苦悶の表情で絶命していたのである。 ゆっくり特有の「もっとゆっくりしたかった……」の断末魔もなかったから、最後まで気が付かなかったのだ。 餡子を吐かないようにガムテープで口をふさいでいたため、喋れなかったらしい。 まあこっちのほうの解決は、比較的楽だった。 苦悶の表情をうかべる汚物から飾りをとりはずし、すぐ横の机の上においてあるれいむに取り付けたのだ。 このれいむ、僕がさっきまで食べようと思っていたれいむである。 剣山に固定した上で、目の前で飾りをばらばらにして、精神的に苦しめて味にコクを出していたのだ。 その上で、ゆっくりは飾りで個体識別をするのでまりさは気がつかない、ということを説明するとお兄さんはすぐに納得してくれた。 とはいえ、このれいむに同じ処置をしている間中、必死になって助けてくれだのなんのとうるさいのには参った。 「別に殺しはしないよ。あのれいむと同じことをするだけだから。」といっても全然聞きやしない。 やっぱりゆっくりに道理を説くのは無駄なのだろうか。 それでも僕の提案通り、代わりとしてお兄さんが連れて帰ったけど、あんなに聞き分けがないんじゃすぐに潰されてしまうんじゃないかと思う。 とまあ、その時はこんな風に上手く解決したんだけど、それでもお兄さんの望みどおりの結果にならなかったのは僕の心にしこりとなって残った。 加えて、極上の饅頭を食べ損ねたのも残念だった。 とってもコクと甘みがましていて、おいしそうだったのに……。 だから、それを解決する方法の模索に力を入れたわけだ。 *** 「ゆっ、ゆう」 ケージに戻していたまりさが、弱々しい声を上げた。 「ごめんなさい! ごめんなさい! もうこれ以上ひどい事しないでください!! おでがいじまずー!!」 僕が様子を見るために近づくと、別にまりさ自身が悪いことをしたわけでもないのに、許しを請いながらガタガタと震えている。 どうやら、まりさが正気をとり戻したようだ。 さて、あとは上手くいっているかの確認作業を残すのみだ。 僕はまりさの言葉を無視して、他のケージから一匹のありすを取り出した。 このありす、元は飼いゆだったのだが、突然れいぱー化して散歩中の飼いまりさ数匹を犯し殺したらしい。 それが原因で処分を頼まれたのである。 なんでも自分で潰すのは気が引けるとかなんとか。 野良だけではまかないきれないので、こういうゆっくりたちも実験台に使うわけだ。 ありすはケージの中のまりさを見るや否や、ぺにぺにをそそり立てて臨戦態勢である。 お肌はつやつやのもちもちと、見かけだけは美ゆっくりなのだから無理もない。 まむまむが使い物にならないとはいえ、それは見かけではわからないし。 「ゆんやー! やめてね、やめてね! そのありすをはなしてね!!」 それを見たまりさは、必死の叫びを上げている。 そのままでもいいのだが、万全を期すことにしよう。 ありすにマムシドリンクを注射することにした。。 そのとたんありすの目は血走り、全身からぬらぬらとした液体が滴り落ちる。 これだけの量を注射すれば、後はありすの中身が無くなるまでとまらないだろう こんな汚物をいつまでも待っているのも気持ち悪いので、さっさとまりさと同じケージ放り込んだ。 「分かった、分かった。じゃあまりさの言うとおり『放して』あげよう。」 まりさの言った「はなして」が平仮名なのを良い事に、わざと誤読する。 「ゆー! そういう意味じゃないでしょう! やめてね、ありす! こっちこないでね!」 僕への文句もそこそこに逃げ回るまりさだが、狭いケージの中でれいぱーから逃げられるわけがない。 あっという間に組み敷かれ、ぺにぺにを打ち付けられる。 「いだい、いだい、いだい! ありず、やめで! すっぎりはじだぐないー! ばりざじにだぐないーー!!」 焼け焦げたばかりのまむまむでは、痛いばかりのようだ。 れいぱーに犯されることが、死につながることも理解しているようだ。 叫んで許しを請うまりさだが、れいぱーにとってそれはやって下さいという意味だ。 「んほぉおおおっ! そんなにさそうなんて、まりさはつんでれさんねぇ! 言われなくても、ごくじょうの愛をあげるから、安心してねえぇぇっ!!!」 案の定ありすに火をつけてしまった。 さて、後はありすが中身を出し切って事切れるまでの間に、まりさがにんっしんっしなければ成功だ。 結果が気になるところだが、そろそろ診療の予約時間も近い。 最後まで見ているわけにもいかないだろう。 「頑張ってくれよ、まりさ。お前にみんなの幸せが掛かっているんだから。頑張っておくれ。」 もっともその「みんな」にまりさは入っていないが。 まりさが他のケージに転がっている、蔦のまみれの黒ずんだ失敗作の仲間入りをしないことを祈りつつ、僕はその部屋を後にした。 -fin- 冒頭にも書いたけど、投稿したanko299の『ゆっくりの幸せのために』の修正版になります。 無駄な説明が長いとか、色々と為になる指摘もありましたが、ここはあえて誤字や整合性の修正にとどめてあります。 何故ならSS書いた経験が無いせいか、そこ直すだけでもう一本分の時間が掛かりそうだからです。 その辺は続編に反映されている――はず。 指摘をくれた方、ありがとうございます。
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ヒキサキ 10KB ~ヒキサキ~ 「ゆわああああああ、やべでええええええええええ!!」 「んほおおおおおおっ!!いいわまりざのまむまむ、とってもとかいはよおおおおお!!」 畑仕事の帰り道、道のど真ん中でゆっくりの交尾に出くわした。 種別はまりさ種とありす種で、交尾というよりはありすの一方的レイプだった。 近くの山にゆっくりが現れてから、比較的良く見かける光景であった。 しかし噂で聞く限り、ゆっくりって綺麗好きで貞操観念もしっかりしていると聞いていたが、 日が出ている内にしかも道のど真ん中で子作りとは・・。全く呆れたものだ・・・・・。 そう感じる俺を他所に、とかいはレイパーはテンションだだ上がりでまりさに身体(顔?) を打ち付けている。 「うほほほっほっほっ!!すばらしいわぁまりざぁ!!とかいはのあいをいっぱいあげる わねええええええええええええっ!」 「ゆんやあああああああ、やべでやべで!ばでぃざ、ぞんなのいらないいいいいい!!」 「うほあああ、そんなこといってまりざったらつんでれねえええええ!そこもいいわあ!」 いつまでも不快な思いはしたくないので、俺はゆっくり共の真横に回りこむ。 どうやら「あいのいとなみ」に夢中で、ゆっくり共は全く気づいていない様子だ。 「ぞろぞろいくわねえええええええっ!あでぃずのあいをうげどっでねええええええ!!」 「やじゃああああああああ!ずっぎりじだぐないいいいいいいいいっ!!!!」 「いくときまでつんでれなのねええええ!ざいごうよおおおおおおおおおおおおっ!!」 いぐわよおおおおおおおお!!ずっ・・・・」 「そおい!」 「ぶげらっ!!!!!」 俺はすっきりしそうなありすのこめかみ部分を、つま先で蹴っとばした。 鍬で足先を怪我しない様、つま先に鉄板を仕込んだ安全靴で蹴ったので、破裂しない程 度の力加減でやった。 饅頭ボディは破裂こそしなかったものの、こめかみ部分を凹ませて4~5m程吹き飛んだ。 ちょー気持ち良い。 ありすは吹き飛んだ先で「ゆ?っゆ?っゆ?っ」と痙攣しながらその身体を震わせていた。 「ゆわあああああああ、ずっ・・・・・・・ゆ?っ!?」 すっきり寸前だったまりさは、自身に掛かる重さが急に無くなり状況を掴めないでいる。 暫く呆然とした後、ようやく傍らに立つ俺に気づいた様だ。 「ゆっ、に、にんげんさんっ!?なんでにんげんさんがいるのおおおおおおおおおっ!!」 「何でだろうな?」 「ゆゆっ!?も、もしかしてまりさをたすけてくれたのかだぜ・・・・?」 「そうだ。」 俺はゆっくりとはまともに会話をしない事にしている。そもそも価値観の違いからか、言葉 を交わしていても、会話としては成立しない事が圧倒的に多い。様は疲れるだけなのだ。 だから適当に相槌をうって対応する。 俺はこのゆっくりまりさの反応をじっと待っている。こいつの反応次第で、対応方法を決め ようと考えているからだ。 状況を理解し、キチンと御礼が言えればそれで良し。もしそれ以外の行動をしたら・・・・。 「ゆゆゆゆーっ!!まりざさまがたいへんだったのに、なんでさっさとたすてくれないのおお おおおおおっ!!!なんてくずなじじいなんだぜええええっ!!ばかなの?しぬの!?」 「ほう。」 「さっさとたすけなかったしゃざいとして、さっさとまりささまにあまあまをもってくるんだぜっ! このくそじじい!!わかったかなのぜ!?」 そういうなり痛くもない体当たりを繰り出すまりさ。今さっきまでレイプされていたのに随分 元気なものだ。おれは呆れてそのまりさを見つめていた。 どうやらこのまりさ、俗に言う「ゲス」の様だ。 ゆっくりは顔は同じでも、個々で性格が大きく異なっているらしい。性格の良いゆっくりも いれば、このまりさの様に傲慢な態度で様々なものを要求してくる輩もいる。 更にこいつらは自身が非常に脆弱な存在のくせに、強い者にも平気で挑んでくるものだ から、うっとうしい事この上ない。 俺は元からゆっくりなんていうふざけた饅頭が嫌いなので、あまり関わり合いにはなりたく なかった。なので人間に楯突かない個体なら、そのまま見逃すつもりでいたのだ。 しかしこのゆっくりまりさは、助けるのが遅かったと俺に文句を言った挙句、謝罪として食 べ物を要求した。ゲスな個体は逃したらいずれ村に被害を及ぼす。このまま生かして返 す訳にはいかなかった。 「そうかそうか、それは済まなかったな。」 「ゆゆっ!?ようやくりかいしたのかなのぜっ!?ならはやくもってくるんだぜ!!」 「だが断る。」 否定すると同時に、まりさの顔面中央を、ありすと同じくつま先で蹴っ飛ばした。 「ぶびゅうっ!!」 面白い悲鳴を上げて、まりさはありすの転がっている付近まで飛んでいった。口から餡子 を吐き出して痙攣している。やっぱりゆっくりを蹴るのはちょー気持ち良い。 「悪いがお前ら、まとめて殺してやるよ。・・・・って聞こえてないか。」 「ゆっくりできなくしてやる」宣言をしたが、当の饅頭共は痙攣したまま動いてなかった。 なのでそのまま行動に移る。時間を掛けるつもりはなかった。 まずはありすを持ち上げて状態を確認する。蹴った場所に近い目は衝撃で飛び出してい た。粘性のカスタードに目が繋がってプラプラ宙を浮いている。とりあえず邪魔だったので、 目をカスタードごと引き千切る。 「ゆぎゃあああああああああっ!!!!!!!おべべがいだいいいいいいいいい!!!」 お、意識が戻ったか!?暴れると手元が狂うので「ゆっくりしていってね」と言ってありすの 動きを止めようとしてみる。 「うぎぎぎっぎぎぎぎぎっ!!ゆ?っぎり?なんででぎないいいいいいいいいいい!!!」 あれ?確かゆっくりは本能で「ゆっくりしていってね」って返す筈なのになー。余程痛いの かね。まあ目を千切られたら普通痛いわなー。ましてや痛みにめっぽう弱いゆっくりなら尚 の事ゆっくり出来んだろうなー。 等と考えながら、作業用のゴム手袋を身に付けてありすの下半身部分をまさぐり始める。 狙いは「まむまむ」と「あにゃる」だ。 まむまむ部分は今は「ぺにぺに」に変質しているので、ぺにぺにの先から人差し指を押し そのまま中まで押し込んでいく。 「いぎいいいいいっ!!!あでぃずのどがいばなべにべにがああああああああっ!!」 「何がとかいはだ。キモイんだよ、このアホ。」 「ぎもぐないいいいいいいいい!!やめでやめでででででででででででででででで!」 第一関節まで指が入ったのを確認すると、続いて指を二本、三本とまむまむに入れていく。 その度にありすはこの世のものとは思えない程の絶叫を上げていた。周りに人が居なくて 本当に良かった。 まむまむに指を四本入れた後は、あにゃるにもう片方の手の指を同じ様に入れていく。 「ゆぎゃああああおおおおおお!!!!!!!ぞごはどがいばなあにゃるうううう!!」 再びありすの絶叫が木霊する。ああもうこの絶叫、ちょー気持ち良い。 あにゃるにも四本指を入れると、ありすはびくっびくっと痙攣していた。残った目は完全に 白目を向いていて、ベタベタする砂糖水を目から垂れ流している。まむまむとあにゃるか らは、カスタードが漏れ出していた。一見すればかなりヤバそうな状態だ。 でも俺は知っている。ゆっくりはこの程度では死なない事を。 ゆっくりは、内臓器官にあたる餡子(またはカスタードやクリーム等)が5分の3以上流出 する、もしくは中枢餡子が破壊されない限り死なない。非常にしぶといナマモノだが痛み にはめっぽう弱いし、身体の構造も脆弱だ。 だが大怪我をしても、オレンジジュースで即回復するという、驚異的な回復力も持ってい たりするから驚きだ。 これではまるで、虐待をされるために生まれた様な物体ではないかと、少し哀れに思う。 で、俺の指8本がとかいはレイパーなありすの中に入った訳だが、中のカスタードが動 いているのか、何かうにうにと指が擦られている感じがして非常にキモイ。 こちらも負けじと指を動かすと、 「ゆびいいいいいいいいいっ!!!!!!!いじゃあああいいいいいいいいい!!!」 と、ありすが大絶叫をあげる。ですよねー。 さて、そろそろまりささまのお相手もしないといけないので、ありすには死んでもらうかと するかー。中に入っている指を曲げる。右手の中指と左手の中指の先が触れたのを確 認する。 「ぶぎゅるるるるるうるるっ!!!うがっがががっがががががががあああああ!!!」 もちろんありすは大絶叫ー!ですよねー。 そんな事を気にせず、俺はそのまま手を一気に抜き、まむまむとあにゃるの間にある皮 ごとありすの身体を引き千切った。 ぶちっ! 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 ありすの大絶叫と共にアゴの下には大穴が開き、そこから大量のカスタードが噴き出る。 残った眼球は完全に裏返り、口からは涎とカスタードを撒き散らしながら、「ゆっゆっ」と 激しく痙攣していた。 「カスタードでベタベタだな・・・。こんな汚いの手袋無しじゃ触れないぜ。」 と手を振ってカスタードを落とす。でもゆっくりを引き裂くのってちょー気持ち良い。 そんな状況をまりさは、がたがたと震えながら凝視していた。あんよの部分には妙な水 溜りが出来ていた。うれちーちーか? どうやら、ありすの大絶叫により目が覚めたらしい。せっかく逃げるチャンスをあったって いうのに本当にゆっくりは愚かだなと呆れつつも、獲物が逃げなかった事に安堵した。 「次はお前だ。」 そう言いつつ、早足で一気にまりさとの距離を詰める。まりさを逃がさないために。 「ごべんなざいいいいいっ!!ばりざがわるがっだでずううううううう!!!」 「ほう。助けてもらったのに御礼も言わず謝罪を要求した事が悪いと認めるんだな?」 「ばいいいいいいいいっ!!だずげでいだだぎありがどうございばじだあああああ!」 「だがら、ばりざはごろざないでゆっぐりざじでぐだざいいいいいいいいいいっ!!!」 「だが断る。」 「ゆっ!?」 まりさの命乞いをばっさり拒否し、放心状態のまりさの顔面を鷲掴みする。 プロレス技でいう「アイアンクロー」な状態だ。 「ゆゆゆゆっ!やべでねやべでねまりざのおがおにざわらないでねっ!!!」 「やかましい。この糞ゲス饅頭。」 「ゆぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎいいいいいいいいっ!」 嫌がるまりさを無視し、ギリギリと指に力を入れていく。 リンゴを潰せるほど握力は強くないが、ゆっくりを潰す位は造作もない事だった。 みぢみぢと指の先がまりさの皮に食い込んでいき、餡子を漏らす。 「いじゃあああああああああああ!!!だじげでええゆっぐりでぎないいいいい!」 「なんでええええええっ!!どぼじでごんなごどずるのおおおおおっ!!!」 「お前がゆっくりだからだよ。」 「ゆっ!?」 「俺はゆっくりが死ぬほど嫌いなんだよ。だから殺すの。馬鹿なの、死ぬの?」 「ゆんやあああああああああああっ!!もうおうぢがえるうううううううううっ!!」 「だめだ、このまま逝け。」 更に力を込めていく。 まりさは今にも飛び出しそうな勢いの両目から、大量の砂糖水を溢れさせ震えていた。 「あばよ、ゲス。」 ぐしゃっ!!! 「ぶぎゅるあっ!!!!」 渾身の力を込めて、まりさの顔を握り潰した。 潰した瞬間、まりさの両目を吹き飛び、舌はだらしなく口から垂れ下がり、餡子を噴水の ごとく撒き散らした。飛び散った餡子が俺の顔にかかる。 まりさは、びくっびくっと痙攣するのみであった。顔面を引き裂かれていても大量の餡子 が流れない限り死ぬ事はない。 「ゆっゆっゆっ」と痙攣する度に、元顔面であった穴から餡子が漏れていた。 まりさもありすも死ぬのは時間の問題だった。そのまま放置しても良かったが、誰かに 目撃されるのは後々面倒だったので、まりさとありすを近くを流れる川に放り込んだ。 「あーあ、手が餡子とカスタードだらけになっちまった。早く帰って風呂はいるかー。」 俺は餡子とカスタードに塗れた手袋を川で洗い流し、何事もなかったかの様に家路に ついた。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ザマァァァァwwwwwwwww -- 2017-01-29 12 01 52 ざまあああああ!!ww -- 2014-08-24 23 37 16 ゲスまりさとありすオワタ -- 2014-05-07 19 00 56 ゴミを川に捨てんなよ、マナー悪いな -- 2014-04-02 12 05 42 これ気に入った -- 2013-02-14 22 25 24 うへっ、良い虐待でした -- 2012-12-11 13 59 39 ゲスは死んでおkwwww -- 2012-08-17 08 12 44 ゲスは虐待する為に生まれたんだよ! -- 2012-02-19 16 37 15 ゲスゆっくりを苦しませて殺すのは超すっきりするね!!! -- 2011-12-23 00 12 52 ざまあみろw -- 2011-12-22 14 42 56 さすがゲスまりさの末路だ・・・ -- 2011-09-01 06 40 31 テラざまぁぁぁ -- 2010-12-05 19 53 06 「うれちーちーか?」に笑った -- 2010-10-12 01 56 26 ザマアアアアwwww -- 2010-09-24 16 33 47 これだからクソゴミは -- 2010-09-23 00 36 29 ZAMAAAAAwwwww -- 2010-09-10 00 52 09 みんな大好きゲスまりさ。 -- 2010-08-18 22 44 35 ざまああwww -- 2010-08-09 07 30 59
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【鏡】 【眼鏡】 【空港】 【ブートキャンプ】 【髭男爵】 【お地蔵さん】 【監視】 【珍発明】 【鏡】 _____ ||// (~) | (~) ||/ γ´⌒`ヽ.| γ´⌒`ヽ || {i i i i i i i i }.| {i i i i i i i i } ||. ( ´・ω・)| (・` ) やあ! ||. ( : ) | ( ) || し─J | し─J  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _____ ||// (~) | (~) ||/ γ´⌒`ヽ.| γ´⌒`ヽ || {i i i i i i i i }.| {i i i i i i i i } ||. ( ´・ω・)| (・` ) その服かっこいいね ||. ( : ) | ( ) || し─J | し─J  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _____ ||// (~) | (~) ||/ γ´⌒`ヽ.| γ´⌒`ヽ || {i i i i i i i i }.| {i i i i i i i i } ||. ( ´・ω・)| (・` ) しまむらで買ったのかい? ||. ( : ) | ( ) || し─J | し─J  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _____ ||// (~) | (~) ||/ γ´⌒`ヽ.| γ´⌒`ヽ || {i i i i i i i i }.| {i i i i i i i i lヽ,,lヽ ||. ( ´・ω・)| (・` ( ;) わかったから・・もうやめて・・・ ||. ( : ) | ( と.、 i || し─J | し─J しーJ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【眼鏡】 (~) γ´⌒`ヽ {i i i i i i i i } ( 3ω3) メガネ メガネ・・・・ ( つ : )つ ⊂_)_) ─◎─◎ 【空港】 ______ ____| |手荷物検査| | <キンコーン | ||  ̄ ̄(~) ̄ ̄.|| |.ヽ=@=ノ|| γ´⌒`ヽ. || | ( ・∀・) ||. {i i i i i i i i } .|| |./| ̄У フっ.( ) || |∪=◎=).|| ( ○ ) || | (_)_).||__し─J__||.______|| ||____ ||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || . | || .||ヽO== / | || γ´⌒`ヽ .||(∀・__ )<ご利用ありがとうございますー|| ( `・ω・´ ) || (У | |. | || ( : ) || ()=∪ | ||__し─J__||.(_(_) .| |羽田⇒札幌 19 00 [220] | |羽田⇒福岡 19 50 [220] |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ \\ || \\ || \\ || \ || \ || \ || || || || || || ||____||______||______||________ \\______\ | _____ | | | | | γ´⌒`ヽ |_| \===(~)| (・ω・` ) \\ γ´⌒`ヽ ( : ) \\{i i i i i i i i } し─J \\===\___ r- 、____ \\=- // ヽヽヽl、 ヾヽヽヽヽヽ \\/ / ヽ ヽヽヽl_|ヽヽヽヽ \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【ブートキャンプ】 (~) γ´⌒`ヽ {i i i i i i i i } __ (∩´・ω・) | i \ \□……(つ 旦0 | i l =l と_)_) (;;゚;;) | |__ノ ノ | ̄ ̄| ̄ ̄| (~) γ´⌒`ヽ {i i i i i i i i } ( ´・ω・) (0□0) ←ビリーズブートキャンプ し─J (~) γ´⌒`ヽ {i i i i i i i i } __ ( ´・ω・)=つ≡つ )) | i \ \ / (っ : ) / . | i l =l ワンモアセッ! し\J/ | |__ノ ノ \ | ̄ ̄| ̄ ̄|半年後・・・ /~~丶 \ ノ γ-´ ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ γ │ {i i i i i i i i i i i i i i i i i ii i} {i i i i i i i i i i i i i i i i i i i} / ⌒ ヽ | ● ● | ヽ、 (__人__) ノ / ・ \ | ・ | ヽ、 ノ /\ ̄ ̄ ̄ (;;゚;;) ̄ ̄旦 ̄\/◇◆\_________\\\◇/◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆\ \(ニニニニニニニニニニニニニ) 【髭男爵】 ルネッサン~ス ____ | | | |_|___|_ ( ´・ω・) ▽ ▽J(・ω・` )し 〈 |∞| つ┴ ┴⊂ |∞| 〉 し─J し─J 【お地蔵さん】 ( : ) (~) ( : ) ) γ´⌒`ヽ /三 ( ( : ) {i i i i i i i i } / ___ ( : ) ) ( ´・ω・)  ̄||三 [ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]∽□ ( O┬O || ◎───‐‐◎ ◎-ヽJ┴◎ キコキコ | ̄ ,__ / ./\ ( : ) (~) / ./( ・ ).\ ( : ) ) γ´⌒`ヽ/_____/ (´ω`) \ ( ( : ) {i i i i i i i i } ̄|| || || ||. |っ¢..|| ̄ ( : ) ) (ω・` ) || || || ||./,,, |ゝ iii~ [ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]∽□ ( O┬O | ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 ◎ ─── ◎ ◎-ヽJ┴◎ キキーッ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,__ | 来年もしまむらが繁盛しますように… / ./\ \_______________ / ./( ・ ).\ γ´⌒`ヽ ( : ) )/_____/ (´ω`) \ {i i i i i i i i } ( ( : ) ̄|| || || ||. |っ¢..|| ̄ (・` ) ( : ) ) || || || ||./,,, |ゝ iii~ ⑩⊂ ヾ [ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]∽□┐ ┬ | ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 .( ,,) ◎ ─── ◎ ◎┴─┴◎ ,__ / /(~) / γ´⌒`ヽ ( : ) )/_____/ {i i i i i i i i } \ ( ( : ) ̄|| || ||. ( ´・)|| ̄ ガサゴソ ( : ) ) || ||. (( ( ) )) ガサゴソ [ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]∽□┐ ┬ | ̄ ̄ ̄ し─J ( ̄)凸 ◎ ─── ◎ ◎┴─┴◎ r''⌒'⌒'⌒'⌒ヽ ( しまむらくん ) ( ありがとう ) ヽ、_,、_、_ノ ,__ 0 / .(~) o (~) / ./(i i i i) \ ( : ) ) γ´⌒`ヽ/_____/. (´ω`) .\ 三 ( ( : ) {i i i i i i i i } ̄|| || || ||.( : )|| ̄ ( : ) ) ( ´・ω・) || || || ||./ : ゝiii~ 三 [ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]∽□ ( O┬O | ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 ◎ ─── ◎ ◎-ヽJ┴◎ キコキコ 【監視】 | | . . . . . . . . ... | | | | | . | |. . . . ... | | | | | . .. | | . ... | | | | | . . .... | |.. | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ | |_______,| | | | |______ヽ| | ==============| | (~)――――┬ | | このスレはしまむらくんに ※※※※※※◎ | |´⌒`ヽ | | | 監視されています ※※※※※※※ | | i i i i i i } | | | ※※※※※※※ | |・ω・`) .| | | ※※※※※※※ | | : l,)____| | | ※※※※※※※ | |ノーJ .\| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \ ゚ 。 .. | |l ̄| 。 .. | |l島| このスレはしまむらくんに ゜ .. | |l村| 監視されています ゜ .. | |l_| ゚ .. |; ; .... | ゚ .. |; ; .... | (~) ゜ .. |; ; .... |´⌒`ヽ 。 ゚ .. |; ; .... | i i i i i i } .. |; ; .... |・ω・`) ゚ 。 .. |; ; .... | ⊂ノ .. |; ; .... |-u' ,,.,、-‐''"´~ `ー-‐' 【珍発明】 しまむらくんは考えた。涼しいニット帽子を作れないものか… (~) γ´⌒`ヽ {i i i i i i i i } ( ´・ω・) あちゅいよ… ( : ) し─J .(( ∞ )) プルプル │ γ´⌒`ヽ {i i i i i i i i } ( ´~ω~) はぁぁぁー ( : ) すずしいぃぃぃ し─J .(( ∞ )) プルプル │ γ´⌒`ヽ {i i i i i i i i } !ll |! l γ´⌒`ヽ ( ´~ω~) … ( : ) し─J γ´⌒`ヽ (( ∞ )) γ ( ) γ ( o ) ................................... しーJ . ;;;;;;;;; ........ ~"''"""゛"゛""''・、 ... ;;;'' ';;; ......."゛""''""""゛゛""''' "j' ... ;;;'' '';;; ........ ヘ ....ヽ ;;;ノ ( .... ;; '';;; ....... ゝ ......ノ ;;../ ~~^^~~~~~^^~^^ ~~^^ ~~~~~^~~~~^
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【名前】 しまむ 【呼び名】 しまむ しまむら 【分類】 一般住民 男性配信者 トーク配信者 弾き語り配信者 喫煙者 【出身】 不明 【アライメント】 90% 【受賞】 大好きなコテ 第5位 ランキング総合評価 第14位 男性ボーカルの邦楽を色々歌える。 パワフルな歌声。 ととファンの1人 ギャンブラーしまむらー 芸達者 ←なんの? アカギのモノマネがうまい アドリブがすごい おだてるとすぐにぼろが出る 可愛い顔してるが時々キメ顔でキリッとする すぐダジャレを言う すべっても押し通す
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ゆっくりと、人間のsMプレイ、まむまむペにペにが、出できます。ただ、単に、SMプレイをしていくのを見るサイトです。 ペチン!ペチン! 部屋全体に響く、何かを叩く音。それは、僕の股間が叩かれる音だ。 『うぅ!痛気持ちィィ!!!!』 股間を叩いているうちに、痛さが増してくる。 『次は、電マ!』 ブルブルブルブル 『イッ!いく!あぁ!そこは、だめ!あぁ!イクイクイク!』 ピチュ 『何、漏らしてんだよ!』 電マ、加減設定最上階 『痛い!でも気持ちいいい!』 『次は、ローション付き!』 『あぁ!!!!!?!?イキスギィ!』 『ゆっくり股間に乗るよ!』 ゆっくりと、重みがかかる。 ぶちゅ! 僕の金玉が、潰れた音だ。 『有難うございます。もういいです。ブルブル』 『次は僕からいきますぅっ』 上所不安定に、俺は、言った。 すると、パチュリーは、 『何言ってるの?』 と、口をぽかんと開けたまま、言った。 そう、僕は、ずっと、この時を待っていた。ヤラレにヤラれて、一年間。 童貞の僕は、やられる方も好きだけど、ヤる方が断然好きなのだ。 僕は、産まれたばかりの子鹿のように立ちながら、ゆっくりと、キッチンへ、向かった。キッチンだなから取り出したのは、はちみつと、ゆっくり用麻酔だ。 パチュリーの方へ向かい、パチュリーに、麻酔入りラムネを飲ませ、 ゆ虐室に、向かった。 パチュリーを顧問道具にセットして、パチュリーが、起きるまで、 待った。 『ん?ここはどこなの?』 『ん?!動けないよ!うんこ奴隷早く、開放しなさい!』 パチュリーの、騒ぐ声が部屋全体に響く。 そして僕は、珍珍固定道具を自分のアソコにはめてから、作業に取りかかった。 まず、蜂蜜を、パチュリーのペにペにに、垂らす。 『あまあまなんだね!。。。。。なんか、変な感じするぅぅぅぅ!!!!』 そうそう!!この声が聞きたかったんだよ! 『今から舐めるね!』 『ん?何言ってるの?早く開放しなさい。。。。。ビクッ』 『やめて!やめて!産みたくない!』 パチュリーが、程よくほてったあと、電マを最上階の強にしてと。。。 ブルブルブルブルブル 『キモチイ!んっんっ!漏らすぅ〜〜〜』 ピチャピチャ 『も〜!漏らしちゃだめじゃん!お仕置きに、ペにペに食べちゃうぞ!』 グチャリ 『痛い〜!!!。。。。。。。。』 パチュリーは、一年という短い人生を終えた。 『シーちゃん、また金玉潰れてる。もぉ〜お仕置きだぞ!』 僕には、ホントのご主人様のみーちゃんという、人間の彼女がいる。 『ゴメンて!でも、まだ、ヒリヒリするから珍珍固定道具はずさな、』 『痛い〜!!!蹴らないで!』 『一時間だけこれやってから婦人科行こうね〜!』
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※ゆっくりの性器に関する虐待描写がメインとなります。 ※俺設定かもしれません。公式見解ではないと思います。 猫が鼠などの小動物を捕まえ、餌とする事実は良く知られている。幻想郷にも猫が存在 し、我が家の飼い猫も例に漏れず、鼠や昆虫を捕まえて食べている。 我が家の猫はジョンと言う名前で呼ばれており、年経た、相当に大きな猫であるが、こ れがちょっと変わっているのだ。まるで人間の言葉が分かるとでも言うように行動するの である。具体的に言うと、呼べば必ず来るし、動物をいじめる事を好む親戚が来る折、そ れと知らせてやるとふらりとどこかへ行ってしまうのである。「ペンチがない」と私が道 具箱を漁りながらつぶやいた時などは、そのペンチをくわえて現れたこともあった。 この人語を解する不思議な猫は、どうやら化け猫とか猫又と言われるところの者である らしかった。普段はそんな様子などおくびにも出さないが、縁側で日向ぼっこをしている と、油断するのか、尻尾が二本に増えている所を目撃する事がある。妖怪とは言え悪さは しないため、私はジョンを手放そうと思った事はない。 むしろ、私の悩みとは専らゆっくりに関するものであった。里から少し離れた所に家と 畑を持っているのだが、この畑がしばしば荒らされるのである。畑中に散乱した野菜の食 い残しからして、これをゆっくりの犯行だと結論付けたのだ。私にとって生死に関わる問 題だった為、犯行現場を押さえようと躍起になり悪戦苦闘の日々が続いたが、柵を立てて も壕を作っても連中は夜毎乗り越えてくる。待ち伏せするとは言っても体力には限界があ る。いたちごっこが続き私が頭を抱えている時、それを解決に導いてくれたのはジョンだ った。 「ゆゆっ!きょうはここでおひるごはんにするよ!」 「わ~い!おやさいいっぱいでゆっくりできるね!」 「ゆっくりたべるよ!」 ある日のこと、下ぶくれ饅頭の一家、総勢七匹が生垣をくぐって、ぞろぞろと我が家の 庭に入り込んできた。皆それなりに成長しており「赤」レベルの個体はいない。私は日当 たりが良い所で、小規模な家庭菜園をつくってもいる。それを狙っている様子だった。し かし私はその時留守にしており、襲撃の事実を知るのはずっと後の事である。 「ゆっ!ねこさん、れいむのおうちでゆっくりしていってね!!!」 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 専売特許のゆっくりプレイス宣言を絡めた挨拶をジョンに食らわせる。言外の敵意をに おわせるその声。しかしながら、彼は歯牙にもかけず、縁側に悠々と寝そべったままであ る。痺れを切らせた親れいむが叫ぶ。 「ゆっくりできないねこさんだね!!おひるねしたらさっさとでてってね!!」 ふわぁ、とあくびを一つ。ジョンは眠たそうにまなこをしばたたかせて、玄関の方へ姿 を消した。これに安堵したのか、れいむ一家は緊張を失ったようだ。 「ゆぅぅ、それじゃあみんなごはんにしようね!ねこさんもいなくなったしね!!」 「「「ゆっくりするよ!!!」」」 私が手塩にかけた茄子をもぎとり、かぶりつく三匹の子れいむ。鈴なりになったプチト マトの鉢を倒して、そこに群がる二匹の子まりさ。親であるまりさとれいむは、その様子 を満足げにながめて、おもむろに食事に取り掛かる。 「うっめ!これメッチャうっめ!!」 「むーしゃ♪むーしゃ♪しあわせぇー!!」 「ゆぅぅ♪おいしいね!!」 「ゆっくりあじわうよ!」 どのゆっくりも例外なくとめどない涙を流している。これまでどれほど惨めな食生活を 送ってきたのか、想像に難くない。飢えたように野菜にむしゃぶりつく、ゆっくりの一家 。顔面を果汁にまみれさせ、果肉が辺り一面に飛び散る。食事が済んだ頃になると、私の ささやかな楽しみである、自慢の菜園はもはや、見る影もなかった。 「ゆぅぅ、ひさしぶりにおなかいっぱいだね、まりさ!」 「そうだね、れいむ!にんげんのおうちをみつけて、すごくゆっくりできたね!」 皆満腹になり、アルファ波が出るほどゆっくりし始めた。すーりすーりとほっぺたをす り合わせたり、日向ぼっこに興じる一家。そんな中、一匹の子まりさが、ふらふらと舞う シジミチョウに惹きつけられた。 「ゆっ!ちょうちょさん、ゆっくりまりさとあそんでね!」 チョウはひらひらと舞い、庭から出ようと家を回って、玄関の方へ向ってゆく。そのス ピードは極めて「ゆっくりした」ものだが、子まりさはさらにゆっくり、のんびりなのだ 。 「ゆぅっ!ちょうちょざん、おいでがないで!!!」 早くも涙目の子まりさ。贅沢こそ出来なかったが、わがままに育ったのだろう。顔を真 っ赤にして、怒りながら、チョウの後を追って、ポーチに出る。そこで子まりさは、見覚 えのある猫に出会った。 「ゆっ?ねこさん、ゆっくりしていってね!」 チョウの事など綺麗さっぱり。好奇の視線をジョンに注ぐ。しかし彼は取り合わない。 業を煮やした子まりさが、ぷくーっとふくれ上がり、ジョンを威嚇し始めた。ゆっくりと 言う生き物は、脆弱であるが、ことに好戦的な者が多いのである。 「ねこさん、きこえてるの!?まりさにちゃんとこたえてね!!」 「………………………………」 「むじじないでぇぇえ゛ぇえええぇえぇ!!!!!」 「………………………………」 思い通りの行動を見せてくれない、つまりじゃれあってくれない猫。ゆっくりは「ゆっ くりすること」にこだわるあまり、それをさせてくれない存在に対して、異常なまでに不 寛容である。 「ゆっぐりでぎないねござんは、ゆっぐりじんでね!!!」 子まりさはジョンに頭突きを食らわせようと飛び上がる。―が、しかし。鈍亀のごとき ゆっくりの体当たりがかわせぬ猫など居ないのである。ジョンは子まりさの上を行く跳躍 を見せた為、子まりさは顔面から落下し、地べたに濃厚なキスをした。むぎゅっ、と音が した。 「ゆ゛あああああああ!!ゆっくりじねっでいったでじょおおおおおおおおおお!!!」 滝のような涙を流す子まりさ。その顔には、鋭い小石がいくつも刺さっており、その傷 口にはうっすらと餡子が滲んでいる。子まりさの絶叫を最後まで聞くことなく、ジョンは 次の行動に移る。子まりさの命とも言える、帽子をくわえ、奪い取ったのだ。 「………ゆっ?………!?まりざのぼうじ!!!がえじでぇぇえええ!!!」 さきほどまでの涙など嘘とでもいうように、ぴたりと泣き止む子まりさ。叫ぶが早いか 、ジョンに体当たりをしかけるが、軽くいなされ、勢い余ってポーチの支柱に激突する。 再び泣き叫ぶ子まりさを尻目に、ジョンが脱兎の如く駆け出す。 「ゆぅぅっ!?ねござん!!どこいくのぉぉぉおおおぉ!?ばりざのおぼうじおいでって えええぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!!」 子まりさは満身創痍でその後を追うが、追いつく事など到底無理である。そもそも人間 にだってそれが可能かどうか分からぬほどのスピードだ。懸命に追いすがろうとする子ま りさ。 その頃、残されたゆっくり一家は、姿の見えなくなった子まりさの身を案じていた。 「まりさ、そろそろおうちにかえるよ!さっさとでてきてね!」 「おうちかえるんだから、ゆっくりしてないでね!!」 「かくれんぼはおしまいにして、ゆっくりかえるよ!」 口々に叫ぶものの、子まりさは姿を現さない。家の表側にも回ってみたが、何処にも見当 たらなかった。やむを得ず捜索を打ち切り、おうちに帰ろうと決めたゆっくり一家。帰る 道すがら、子まりさのことが必然的に話題となるが、もはや死んでしまったかのような扱 いである。 「まりさのぶんまでゆっくりしようね……」 「おかあさん、きょうはれいむといっしょにねてね……」 家族を失った悲しみに暮れるゆっくり達。何とも気の早い話であり、全然ゆっくりしてい ない。こういう矛盾もまた、ゆっくりの特質であるのだが。段々と辺りが暗くなり始める 頃、一家は大樹の根元にある「おうち」へ帰り着いた。 ゆっくりという生き物は、その愚鈍さゆえに巣作りが大変下手である。首尾よく洞穴など を探し当てても、それが巣である事を隠す術もまた知らないのだ。精々、枯れ枝や小石な どを運んできて、出入り口に積み上げる程度のもの。周囲の風景とのバランスを全く考慮 しない為、かえってそのカモフラージュが逆効果となる場合さえあった。そしてこの一家 もまたご多分に漏れず、その巣の在り処はバレバレであったが、誰も気にしない。 「さあみんな、きょうはかなしいこともあったけど、とってもゆっくりできたね!!!あ したもまたみんなでゆっくりしようね!!」 「ゆぅぅっ!そうだね!みんなでいればあんしんだったのにね!!」 これからゆっくりと惰眠をむさぼるべく、一家は超リラックスモードに突入していた。 まだ「おうち」の手前である。しかし、一匹の子れいむが、「おうち」の異変に気がつい た。 「ゆぅっ?おかあさん、いりぐちがあいてるよ!!まりさがゆっくりかえってきたんだよ !!」 「ほんとだね!!!まりさたちのむすめはよくできたこだね!!」 「ゆぅっ!これでみんなそろってゆっくりできるね!!!」 喜びの声を上げるゆっくり達。しかし、「おうち」の中はいつも通りの状態ではなくな っていた。壁面につけられた、無数の引っ掻き傷。溜め込んでいた芋虫や木の実などの食 料はそっくりなくなっているうえ、宝物の蝉の抜け殻や、ピカピカ光るガラスの欠片さえ 、どこかに持ち去られて、あるものは容赦なく踏みにじられ、ばらばらになっていた。極 めつけは「てーぶる」に用いていた、表面がつるつるの平たい石の上に置かれた、これま たつるつるのハゲ饅頭の存在だった。 「ゆっっ!?おかあさん、なにあれ!!!??」 「ゆぅぅっ!?てーぶるのうえにへんなのがいるよぉぉぉぉぉ!??」 あまりに奇妙な物体が、そこにはあった。小さくうめいているのである。親まりさが駆 け寄って見てみれば、それは失踪した子まりさだった。とは言え、昔の子まりさではない 。まず帽子が奪い去られ、髪が全くない。目玉があった場所には、うつろな空洞があるば かり。口の中を見てみれば、全ての歯がへし折られ、舌が抜かれて、未通のまむまむには 、いばらの枝が二本も突き刺さっていた。 「ゆっぎゅぅぅぅうぅぅぅぅ!!ばりざ!!!!ばりざぁぁぁああぁぁぁ!!!」 「どぼじでごんなごどずるのおぉぉぉぉぉおぉぉ!!!」 「ゆっぐじだずげるよ!!!」 哀れな子まりさの為、もはや打つ手がないことは、ゆっくり一家にも理解できたが、そ れでも動かずには居られない。まむまむをつらぬき、餡子脳の中枢部にまで深々と突き刺 さった、いばらの枝を引き抜く事にしたのである。 「ゆーしょ、ゆーしょ!!」 「ゆっくりひっぱるよ!!!」 棘のあまりついていない部分に食みつき、精一杯の力をこめて引っ張る親れいむ。手応 えを感じ、ズボッと引き抜いたのだが……。 「!!!!!!!??????ゆべじょあはおpjんcぱはlあんjb!!!!!」 ハゲまりさの意味不明な絶叫。勢い良く引き抜かれた、いばらの枝とともに、ズボッ、 ずるずるっと、ハゲまりさのまむまむを構成する体内器官までもが、餡子にまみれながら 、一挙に引きずり出されたのである。いばらの枝に生えた無数のトゲが、言わば「返し」 の役割を果たしたのだ。人間で言えば、産道から子宮までの部分にあたるわけで、これは 当然のことながら、ゆっくりにとっても耐え難い激痛となる。口と、まむまむがあった場 所から、盛大に餡子を噴き出す子まりさ。これがただの水だったら、あたりに虹が架かり そうな勢いである。それ以上に驚いたのは、功労者の親れいむだ。 「どぼじでぇぇぇえ!!!?あんこふいちゃだめえぇぇぇええええええええええええええ !!!???」 「ゆぎゅうううぅぅぅぅぅ!!ばりざのまむまむがらへんなのででるぅぅぅぅぅ!!!」 今までに見たことも聞いたこともない、摘出された「まむまむ」と、それを臍の緒のよ うに、アゴの下にぶら下げたまま痙攣するハゲまりさの姿。余りの奇怪さに、子ゆっくり たちは軒並み卒倒し、親ゆっくりも失禁している。ハゲまりさは薄れゆく意識の中でさえ 、自らの大切な「ぼうし」の行方を思っていた。 そう、ハゲまりさを除くゆっくり一家が午睡のただなかにあった頃。帽子を失ったまり さは、途方に暮れていた。懸命に猫の後を追ったのだが、あっという間に見失い、気がつ くと森のそば、「おうち」の近くに戻ってしまっていた。 「ゆぅぅぅ……ねこさんがまりさのおぼうしとっちゃった…おうちでおかーさんをゆっく りまつよ……」 力なく跳ねて、「おうち」を目指す子まりさ。これこそが、ハンターの狙いだったのだ 。子まりさの帽子を奪い取り、森のほうへ駆ける。樹上に駆け上がって、のろまな獲物を 待つ。猫のジョンは鼠を捕るのに飽き足らず、その嗜虐心の矛先を、より「楽しめる」は ずの、ゆっくり達に向けたのだった。 子まりさがぴょんぴょん跳ねて辿り着いた先は、まさしくあの「おうち」だった。積み 上げられたバリケードを、ゆーしょ、ゆーしょと不器用にどかし、ほったらかしにして、 奥の間へ向う子まりさ。枝の高みからその様子を窺っていたジョンは、くわえていた帽子 をやおら枝に引っ掛けると、地上に飛び降り、大樹のうろ穴へ近寄った。にゃあ、にゃあ と鳴き、子まりさをおびき寄せる。 「ゆっ!!?ねこさん!!?まりさのおぼうしかえしてくれるの!!?」 喜び勇んで、「おうち」の出入り口へ駆けるまりさ。しかし、そこには何者の姿もない 。 「ゆぅぅぅっ……いじわるじないでででぎでぇぇえぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」 子まりさが叫ぶと同時に、バリケードの残骸で息を殺していたジョンが、泣きじゃくる 子まりさにおどりかかる。 「ゆわぁぁぁぁぁぁん………ゆ゛っ゛!!!!!!??」 猫の鋭い爪が、まりさの無防備な頭部(それしかないのだが)をずぶり、と捕らえる。あ まりの痛さに、子まりさは声をあげられない。両の手にある十の爪で、しっかと「遊び道 具」を捕らえ、嬉々として、穴倉に入り込む猫のジョン。宴の始まりであった。 手始めに、子まりさの目の前で、食料や「たからもの」を踏み砕き、足蹴にし、ネコパ ンチする。盗んだクレヨンで描かれた子ゆっくり達の落書きすべてを、爪でズタズタに引 き裂く。泣き叫ぶ子まりさだが、自身の運命を知れば、そのようなことはもはや、どうで もよくなるに違いなかった。 「やべでね゛っ!!!やべで!!!ばりざおいじぐないよ!!!!!!!!!!!」 涙目で命乞いをする子まりさ。しかし、猫特有の残忍さを備えた拷問は既に始まってい るのだ。壁にもたれてあぐらをかき、体全体で子まりさを抱えている状態で、ジョンは器 用にも、その魅惑的な肉球でもって子まりさの金髪をはさみ、数本ずつ束にして、根元か ら、手当たり次第に引っこ抜いているのだ。それを、子まりさにも良く見えるように、抜 いた髪を握った手を子まりさの頭上で開き、はらはらと落としてみせる。 「ああああああああああああああ!!!ばりざの!!!ばでぃざのがみ!!!!いじばん のがみがああああああああああああああぁぁぁぁえいfすいhしああklなあjhps」 自慢の金髪を無残に引き抜かれ、すっかりハゲ饅頭と化した、まりさ。しかし、拷問は 未だ序の口である。ジョンはおもむろに、堅く乾燥した木の枝を、縦になるようにして、 まりさの口に噛ませる。閉じなくする為のつっかい棒と言うわけだ。開ききって、際限な くよだれを垂れ流す子まりさ。ジョンは砂糖菓子で出来た、元気な美しい白い歯を、ため しに一本、前歯をべき、とへし折ってみる。あ、折れるんだ。 「!!!!!!!!!???????……………………………………!!!!!!」 案外脆い。味をしめた狂猫は、リズミカルに、楽しげに、まりさの歯を順々にへし折っ てゆく。親知らずのまだないまりさの口の中にあった28本の歯が、完全に失われた。この 時点までの「改造結果」を確かめるべく、くる、と子まりさの顔をこちらに向けるように して抱えなおすジョン。棒は既に取り去っているが、激痛と恐怖の為か、まりさの口はだ らしなく開ききり、よだれでべったべたである。 それを意に介さず、狂猫はその右腕を、子まりさの口内へ勢い良く差し込んだ。 「ゆぶががっ!!!!ゆっぎぎぎぎぎぎぎぎぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーー!!!!!」 やかましく泣き喚き、体をゆする子まりさ。ジョンの腕がその舌を捕らえ、力任せに引 っ張り始めた。 「!!!!!!!????ひゃめへっ!!!!へほはん、ひゃ、ひゃめ、ひゃめめめめめ めめめめめめめめめめめめめめめめめめめめ!!!!!!!!!!んほひひぃっ!!!」 空気が抜けるような音がし、一拍の間を置いて、子まりさの羊羹のような舌が、根元か らすっぽ抜けた。ぶちぶち、と筋肉(?)が切れる音が聞こえ、ぬらぬらと光る赤黒い舌が ずるずるりと引き摺り出される。子まりさは失神してしまった。狂猫はさも嬉しそうに、 大物を釣り上げた時の記念写真のごとく、引っこ抜いた舌をぶら下げた右腕を高らかに掲 げ、カメラ目線でにっこりと笑った。 それからというもの、子まりさは一向に目を覚まさなかった。戯れに両の目玉をブリブ リと刳りぬいてみたりもしたのだが、ビクンビクンと身をよじるばかりで、意識を取り戻 すような様子はなかった。「壊れてしまったな」とばかり、ジョンは最後の仕上げにかか る。子まりさを撒いたついでに、いばらの枝を数本、手折っておいたのである。もはやそ れがゆっくりであったかどうか定かではなくなった子まりさの「まむまむ」を探り当て、 餡子を塗りこめる。すなわち潤滑剤の意味合いである。目玉のつまっていた穴ぼこに指を ひっかけ、もう片方の手にいばらの枝を二本握り締めている。ひゅっと一瞬、枝を持った 腕を後ろに引くやいなや、まりさのまむまむ目掛けて一直線。それが目覚めのスイッチで あるかのように、子まりさはけたたましい断末魔をあげ、ふたたび眠りにつく。 もはや微動だにしなくなった串刺しまりさを、静かに石の台に据える狂猫。家人を含め、 その家を徹底的に荒らし抜いたジョンは、満足げに「にゃあ」と鳴いた。 「ゆぅぅぅ……かわいそうなまりさ……まりさのぶんもゆっくりするからね!!」 「こんやはみんなですーりすーりしようね!!!」 「「「まりさ、ゆっくりしていってね!」」」 半死半生だったハゲ饅頭が、手当ての甲斐なく完全に滅びた為、一家はそのなきがらを 「おうち」のそばに埋めてやった。下ぶくれ饅頭にも、「死」を認識する、ある程度の精 神性は備わっていたのだ。「おいのり」を捧げ、打って変わって、ほくほくした表情で、 我先にと家の中へ押し寄せるゆっくり一家。追悼の気持よりも、「皆でゆっくり」という 、ゆっくりという生き物にとっては至上命題ともいえる行為への欲求が勝っていたのだっ た。しかし、地獄はまだ終わっていない。「おうち」の奥には、文字通り、舌なめずりを する狂猫の姿が……。 どうでもいいけど、晩飯だから早く帰って来てね。 ―ここから独り言 蜂の話の人です。続きものの続きを書かず、こんなのを書いてしまいました。お読みい ただいてありがとうございました。 このSSに感想を付ける
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みんなの幸せのために 17KB 『みんなの幸せのために』 タイポあき 以前投稿したanko299の『ゆっくりの幸せのために』のリメイクです。 と言ってもこれに関しては整合性をとるための細部の変更と、誤植の修正だけですが。 続きを書いたので、ついでにこっちも修正しました。 あとあまりに誤植が多かったので、タイポあきとでも名乗ります。 ※この話の属性 現代、虐待、実験、れいぱー、ユニークキャラクター登場(固有名詞持ち) *** 「ゆっくりしてね! ゆっくりしてね!!」 ケージの中のまりさが、大きな声で叫んでいる。 このまりさは飢えと怪我で死に掛けているところを、数日前に前に拾われた。 何度も生死の境を彷徨ったものの、看病の甲斐もあって今では元気満点だ。 お風呂と栄養満点の食事のおかげで、お肌はつやつやのもちもち。 キレイに洗濯してもらったおかげで、お帽子はピカピカに輝いている。 ケージの底には、冷気と固さから大事なあんよを保護するために、やわらかい布が敷き詰めてある。 ゆっくり風に言えば、なんともゆっくりできる環境である。 元野良のまりさからすれば、天国と言っても言い過ぎではない。 そんなにゆっくりできる条件が整いながら、その声は切羽詰っている。 悲壮感すら漂わせている。 僕がまりさの前で作業を始めてから、ずっとこの調子である。 正直うるさくて仕方がないが、この手の騒音には仕事柄慣れている。 そんなことでは仕事にならないからだ。 まりさを不安にさせている作業が何かといえば、これから使う道具の調整作業である。 電気エネルギーを熱に変換する先のとがった金属棒――簡単に言えば半田ごてである。 といってもただの半田ごてではない。 金属棒の大きさは通常のサイズから、針のようなものまで様々な種類が揃っていおり、その温度は微調節が可能になっている。 個体に応じて使い分けるためだ。 まりさにあわせてそのうちの一本を選び出した僕は、まりさの前に置いてある饅頭に突き刺しては、その加熱具合を指で触って確認する。 そんな作業を、温度メモリをいじりながら繰り返しているのだ。 まあこんなことをしていては、饅頭で構成されるゆっくりが恐怖するのも無理はないかもしれない。 加えて半田ごてを突き刺すたびに「ゆ゛ぎっ」と音がして、その箇所を指でほじくり返すとまた「ゆぐっ」だのといった音が響くのも恐怖を助長するのだろう。 そんなことをしているうちに、望みの温度に設定できたようだ。 半田ごてに加熱された箇所は黒こげに焼かれて硬くなっているが、その付近にはまったく焦げ目がない。 うん、これなら上手くいきそうだ。 「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ」という爽やかなメロディーを、もう少し楽しみたいところだが、まりさを待たせるのも可愛そうだ。 いらなくなった、黒い水玉模様の饅頭をゴミ箱に投げ捨てると、まりさに向き直って声をかける。 「じゃあ準備もできたし、はじめようか。」 「はじめるっておにーさん、そんなゆっくりできないもので、なっなっなにをするつもりなのぉっ!!!」 実際に作業に移るより前から、既に恐怖の絶頂にあるようだ。 半田ごてそのものだけでなく、ゴミ箱から響いたぐしゃりというやわらかい物がつぶれる音と、その後に続いた「もっとゆ゛っぐりしだがった……」という音も恐怖の対象らしい。 必要以上に不安にさせるのも本位ではないので、何をするか教えて恐怖を取り除いてあげることにしよう。 「大丈夫安心して! まりさにゆっくりできない事はしないよ。 ただ単に、この半田ごてでまりさのまむまむをこんがりー! ってするだけだから。」 「ゆんやー! どおちてそんなことするの! まりさが気にいらないことしたなら、あやまります! あやまりますから、それだけはやめてください、おねがいします! だから元のやさしいお兄さんにもどってー!」 そういってケージの端でゆんゆん泣きながら、ぶるぶると震えている。 どうやらこの処置は、お気に召さないらしい。 ついでにその原因は、僕の機嫌を損ねた制裁だと思っているようで。 元野良にしては、なかなか純粋な個体だ。 だからこそ怪我で死に掛けるなんでことになったのだろうが。 しかし僕には、まりさの意向など取り入れる気はさらさらない。 かまわず手を伸ばしてとりだそうとする。 だがまりさも必死でケージにへばりつくので、まりさ自身の重さとケージの狭さも手伝って簡単には引き出せそうにない。 まあ、まりさが傷つくのを気にしなければどうとでもなるんだけどね。 とは言え、必要以上に傷をつけるのはよろしくない。 なので、押しても駄目なら引いてみることにした。 「じゃあ、何でなのか分かったらやめてあげよう。」 「ゆ!ホントに! ありがどうございまず。」 よっぽど安心したのが、顔をゲージの底にへばりつけて感謝の言葉を述べる。 そのまま、ゆーゆーうなりながら理由を考え始める。 もちろん、本当にやめるわけがない。 まりさが力を抜いた隙に、さっさとケージの外にだすと、用意しておいた剣山の上にまりさのあんよを突きさした。 作業中まりさが暴れて余計な傷をつけないよう、まりさを固定するためである。 「ゆぎゃぁっ! まりさのえれがんとな、あんよさんがぁっ!」 その痛みにのた打ち回る不思議まんじゅう。 僕はそれにかまわずまりさに問う。 「で、答えは出たかな。」 もちろん痛みに耐えるまりさに、答えられるわけがない。 答えないとさらにまずいことになるのは分かっているようで、何か言おうとしているようには見える。 しかし、思考がまとまらないようだ。 もっともそれがなくとも、あの短い間に答えを出すことは不可能なのだが。 いや、どんなに時間があっても無理かな。 「はい、時間切れ。」 僕はそう宣言すると、一片の迷いもなく加熱された金属棒を不思議まんじゅうのまむまむにつっこんだ。 「ゆんぎゃぁああああああっ!!!」 金属棒がまむまむの内壁を焼くと、まんじゅうがひときわ大きな苦痛の声をあげる。 もはや意味のある言葉ではない。 まあ、そりゃ痛いだろう。 人間だったら内臓を焼かれているようなものだしね。 苦痛のためにおめめは裏返り、全身から油汗のようなぬらぬらとした粘液があふれだす。 正直に言ってそのつらは気持ち悪くて仕方がないが、それに反して餡子袋から漂うのは食欲を誘う香ばしい匂いなのが笑いを誘われる。 そのうち、香ばしい匂いは焦げ臭い臭いへと成り果てた。 まむまむの内部も、均一に黒く塗り潰されている。 そろそろ頃合だろう。 僕は目の前の餡子袋から、痛みの根源を引き抜いてあげると、オレンジジュースをかけてあげた。 とくにまむまむ周辺と内部には念入りにだ。 オレンジージュースは即座に吸収され、みるみるうちにお肌は元のもちもちのつやつやに戻る。 あんよにも穴の痕はなく、まむまむ周辺にも焦げ目などは残ってない。 しかし、念入りに焼かれたまむまむの内部だけは真っ黒に炭化している。 オレンジジュースでも駄目なら、もはや自然治癒はしないだろう。 うん、なかなか上手くいったみたいだ。 「まりさのきゅーとなまむまむが……」などと虚空を見つめてつぶやいているが、こちらは問題なし。 すべての最底辺をはいずる糞饅頭どもは、精神的にはとても強いナマモノなのだ。 このまま放置していれば問題ないだろう。 *** ここで僕がいったい何者で、このクソッタレの餡子袋――じゃなくて、きゅーとなまりさが何なのか種明かしをするとしよう。 僕の名前は雄偉(ゆうい)といって、ゆっくりのお医者さんなんだ。 それは外に掲げてある「雄偉(ゆうい)ゆっくりクリニック」の看板を見てもらえば、納得してもらえると思う。 念のために断っておくが、僕は虐待お兄さんではない。 さっきまでの所業はすべて仕事のためであって、暗い愉しみによるものではない。 雄偉という苗字が『憂畏』という「ゆっくりに憂いを与え畏れられる」というゆ虐名に由来しているせいか、よく間違われるんだけど、そんなことはない。 断じて違う。 ホントだよ……。 そりゃあ、ゆっくりの悲鳴を存分に聞いた日は普段よりぐっすり眠れるけど、それはあの悲鳴の中に人間をゆっくりさせてくれる領域の音が含まれているからで、僕自身とは関係ないはずだ。 加工所の研究員であり僕の友人でもある、夕霧(ゆうぎり)という虐待お兄さんが教えてくれたのだから、間違いない。 間違いはないはずだ――たぶん。 ちなみに彼の苗字の『夕霧』もゆ虐名の一つで、『ゆ切り』という「ゆっくりを切り刻み、調べるもの」という意味を持っていたりする。 だからゆっくりを解体して調べつくす加工所の研究員は、彼にとって天職なんだろう。 おおっと、話がそれそうになった。 話を戻そう。 で、まりさの方は死に掛けていたところを、愛でお兄さんに拾われて、治療のついでに去勢を依頼されたとっても幸運なまりさ――かと思いきや、実はそうではない。 その正体は、新しい治療法開発や僕のスキルアップの為の実験台。 世紀末の天才の流に表現すれば、木人形(デク)である。 デクまりさって言ったほうが語呂が良いかもね。 なんかドスまりさみたいでカッコいいし。 こう言うと、そんなこと加工所や研究所にでも任せておけ、という意見もでるかもしれない。 確かに世にあるゆっくり製品を扱う施設・企業では、その管理の為にゆっくりの性質が研究されている。 その一環としてゆっくりの治療法――彼ら流に表現すれば修復法――も研究されている。 しかし、それらはあくまで企業秘密。 外に漏れることはまずない。 加えて、彼らはゆっくりの治療には熱心ではない。 何故なら現時点での彼らの産業は、製品の売り上げによって成り立っており、売り上げにつながらないことなどしたくないからだ。 アフターサービスとして一定期間は簡単な診察をしてくれるが、単に補償期限内に問題が起これば交換してくれるというだけの話でしかない。 なので、ゆっくりの病気が治療されるということはありえない。 そうなると、飼いゆっくりの治療に対するインフラは揺らいでくる。 僕たちゆっくりのお医者さんたちも互いに情報交換をして、なんとかゆっくり医療を充実しようとがんばってはいるが、どうしても質的に不足がちになる。 ゆっくりのお医者さんよりも、普段からゆっくりを解体している虐待お兄さんのほうが治療に詳しい、ないんて笑えない実話すらある。 そんな中、打開策として持ち出されたのが、あのテグまりさというわけだ。 要は普段からゆっくりを解体して詳しくなれるなら、僕たちも虐待お兄さんにならいましょう、という発想なわけ。 このアイデアが提示されて以降、僕自身も沢山の野良ゆっくりを「保護」して、「ゆっくり」させてあげてきた。 ただ最近になって、この近辺の野良がほとんどいなってしまったんだ。 どうしてだろうね? まさか仕事を放り出して山まで遠征に行くわけにいかないので、ストックでやりくりしていたんだけど、とうとう実験に使うためのまりさを切らしてしまったんだ。 ただ渡りに船というものはあるもので、つい先日近所の女の子がまりさを持ってきてくれたんだ。 その子は藍川(あいかわ)さんという、この付近では有名な愛で派の家のお嬢ちゃんで、家の前で死に掛けていたまりさを見つけて運んできたんだ。 子供なので治療費は期待できなかったけど、子供からお金を取ったり親御さんに請求するのも大人気ないので、大怪我の治療の練習も兼ねて治してあげることにした。 ゆっくりは、物理的には驚くほど脆いので、大怪我なんて日常茶飯事だから練習しすぎということはないからね。 しかも最近では飼いゆ以外にも、怪我の治療の需要は多い。 「家に入り込んできたゆっくりに制裁したのは良いけれど、やりすぎてしまった。 しかしそんな楽に死なせるなど生易しい。」 などといった、新米の虐待お兄さんが主な客層である。 確か「手厚い看護をうけて助かったと思った後で、もう一度地獄を見せてやる」とか言ってたっけ。 まあそういう訳で、あのまりさはきっちり治療してあげた。 ただ直った後が問題で、そのようじ――じゃなくて藍川さんの家では飼えないらしい。 何でも親御さんが小麦アレルギーだとか。 いくら『愛可愛』という「ゆっくりを愛し、可愛がる」という意味の愛で名をもってしても、アレルギーにはかなわないようだ。 そのために、藍川さんの家で飼っているゆっくりは饅頭タイプではなく、大福タイプらしい。 こちらはもち粉だからアレルギーには引っかからない。 もしまりさが饅頭じゃなくて大福だったら、しあわせーな飼いゆ生活が遅れたのにねえ。 残念だったね、まりさ。 で、結局うちで引き取り手を捜すことになったわけだ。 本当は路地裏にでも捨てて――じゃ無くてまりさの故郷に返してあげようとでも思っていたんだけど、その段になってふと思ったんだ。 せっかくお金と時間を掛けたのに、それを回収しないのはなんか癪だと。 なので、ちょうど実験用まりさが足りないこともあって、まりさには新しい治療法の実験台として役に立ってもらうことにした。 お嬢ちゃんはまりさが治って幸せだし、僕は実験用のゆっくりの調達の手間が省ける。 みんなが幸せになる方法があったわけだ。 それで、冒頭のアレにつながるわけなんだけど、あれは外見を損ねずに去勢する方法を試していたんだ。 ちなみに、従来は鉄の棒をつっこんでそれをバーナで加熱していた。 ゆっくりの驚異的な再生能力を駄目にするためなんだけど、それだとどうしてもまわりに焦げ痕が残ってしまう。 それが常識だったんだけど、それが原因でつい最近問題があったんだ。 *** あれは確か、ひと仕事終えた疲れを癒すためのおやつを作ろうと、ハサミを動かしていたときだった。 飛び込みの患者が来たんだ。 僕のクリニックは予約制なので、こういう空いた時間にはおやつをつくったり、新しい治療法の練習をしたりするんだけど、飛び込みも受け付けてはいる。 それは野良のれいむをつれたお兄さんだった。 そのお兄さんの話はこうだった。 家に帰ったところ、野良のれいむが飼いまりさといっしょお昼寝していた。 まりさに事情を聞くと「そろそろ家族が欲しいからこのれいむと番になりたい、だから家にいれてあげた」と言ったそうだ。 薄汚いれいむを勝手に家に上げたことには眉をひそめたものの、勝手にすっきりしなかったことに関心したお兄さんは、れいむを飼ってあげることにしたのだとか。 でも本音を言えば、まりさ以外は飼いたくないし、ぽんぽん増えられてはなお困る。 その一方で一匹で飼うのは、仕事の間にまりさが寂しがってゆんゆん泣くから可哀想だ。 かと言ってすっきり禁止も可哀想だし、そもそも守れるとも思えない。 だかられいむを去勢したいのだとか。 そんなやり取りのあと、僕はいつものようにれいむを剣山の上に固定して、鉄の棒をつっこみそれをバーナにセットした。 お兄さんはそれをだまって見ていたんだけど、焦げ臭い臭いが漂い始め、まむまむ周辺が真っ黒に炭化し始めるのを見ると文句を言ってきた。 焦げ目がついていては困るというのだ。 元野良のれいむに焦げ目がついていては、近所の事情を知らない人に虐待を疑われて困る、というのだ。 なんでもすぐ隣に虐待お兄さんがいて、近所の人から生暖かい目で見られているらしい。 同類に思われてはたまらないとか。 加えて、まりさに「『こんなにすっきりしても全くにんっしんっしない、ゆっくりしてないれいむなんて捨てちゃおうよ』と愛想をつかさせるように誘導して、れいむを捨てることもできないじゃないか」とも言っていた。 それに関しては、何とかしてあげたいとは思ったんだけど、どうしようもないので、その時はお兄さんを説得して妥協してもらうことにした。 最終的には、お兄さんも納得してくれた。 近所の非難の目を避けるために、治療の証明書をそれっぽい形式ででっちあげて、達筆すぎて読めない字でサインしたのも効果があったのだと思う。 もっとも説得の間じゅう、火に掛けた鉄の棒をまむまむにつっこまれっぱなしだったれいむは、ひどい有様だったけど。 体中の餡子という餡子が沸騰したために、おめめやあにゃるといった穴という穴から餡子を噴出して苦悶の表情で絶命していたのである。 ゆっくり特有の「もっとゆっくりしたかった……」の断末魔もなかったから、最後まで気が付かなかったのだ。 餡子を吐かないようにガムテープで口をふさいでいたため、喋れなかったらしい。 まあこっちのほうの解決は、比較的楽だった。 苦悶の表情をうかべる汚物から飾りをとりはずし、すぐ横の机の上においてあるれいむに取り付けたのだ。 このれいむ、僕がさっきまで食べようと思っていたれいむである。 剣山に固定した上で、目の前で飾りをばらばらにして、精神的に苦しめて味にコクを出していたのだ。 その上で、ゆっくりは飾りで個体識別をするのでまりさは気がつかない、ということを説明するとお兄さんはすぐに納得してくれた。 とはいえ、このれいむに同じ処置をしている間中、必死になって助けてくれだのなんのとうるさいのには参った。 「別に殺しはしないよ。あのれいむと同じことをするだけだから。」といっても全然聞きやしない。 やっぱりゆっくりに道理を説くのは無駄なのだろうか。 それでも僕の提案通り、代わりとしてお兄さんが連れて帰ったけど、あんなに聞き分けがないんじゃすぐに潰されてしまうんじゃないかと思う。 とまあ、その時はこんな風に上手く解決したんだけど、それでもお兄さんの望みどおりの結果にならなかったのは僕の心にしこりとなって残った。 加えて、極上の饅頭を食べ損ねたのも残念だった。 とってもコクと甘みがましていて、おいしそうだったのに……。 だから、それを解決する方法の模索に力を入れたわけだ。 *** 「ゆっ、ゆう」 ケージに戻していたまりさが、弱々しい声を上げた。 「ごめんなさい! ごめんなさい! もうこれ以上ひどい事しないでください!! おでがいじまずー!!」 僕が様子を見るために近づくと、別にまりさ自身が悪いことをしたわけでもないのに、許しを請いながらガタガタと震えている。 どうやら、まりさが正気をとり戻したようだ。 さて、あとは上手くいっているかの確認作業を残すのみだ。 僕はまりさの言葉を無視して、他のケージから一匹のありすを取り出した。 このありす、元は飼いゆだったのだが、突然れいぱー化して散歩中の飼いまりさ数匹を犯し殺したらしい。 それが原因で処分を頼まれたのである。 なんでも自分で潰すのは気が引けるとかなんとか。 野良だけではまかないきれないので、こういうゆっくりたちも実験台に使うわけだ。 ありすはケージの中のまりさを見るや否や、ぺにぺにをそそり立てて臨戦態勢である。 お肌はつやつやのもちもちと、見かけだけは美ゆっくりなのだから無理もない。 まむまむが使い物にならないとはいえ、それは見かけではわからないし。 「ゆんやー! やめてね、やめてね! そのありすをはなしてね!!」 それを見たまりさは、必死の叫びを上げている。 そのままでもいいのだが、万全を期すことにしよう。 ありすにマムシドリンクを注射することにした。。 そのとたんありすの目は血走り、全身からぬらぬらとした液体が滴り落ちる。 これだけの量を注射すれば、後はありすの中身が無くなるまでとまらないだろう こんな汚物をいつまでも待っているのも気持ち悪いので、さっさとまりさと同じケージ放り込んだ。 「分かった、分かった。じゃあまりさの言うとおり『放して』あげよう。」 まりさの言った「はなして」が平仮名なのを良い事に、わざと誤読する。 「ゆー! そういう意味じゃないでしょう! やめてね、ありす! こっちこないでね!」 僕への文句もそこそこに逃げ回るまりさだが、狭いケージの中でれいぱーから逃げられるわけがない。 あっという間に組み敷かれ、ぺにぺにを打ち付けられる。 「いだい、いだい、いだい! ありず、やめで! すっぎりはじだぐないー! ばりざじにだぐないーー!!」 焼け焦げたばかりのまむまむでは、痛いばかりのようだ。 れいぱーに犯されることが、死につながることも理解しているようだ。 叫んで許しを請うまりさだが、れいぱーにとってそれはやって下さいという意味だ。 「んほぉおおおっ! そんなにさそうなんて、まりさはつんでれさんねぇ! 言われなくても、ごくじょうの愛をあげるから、安心してねえぇぇっ!!!」 案の定ありすに火をつけてしまった。 さて、後はありすが中身を出し切って事切れるまでの間に、まりさがにんっしんっしなければ成功だ。 結果が気になるところだが、そろそろ診療の予約時間も近い。 最後まで見ているわけにもいかないだろう。 「頑張ってくれよ、まりさ。お前にみんなの幸せが掛かっているんだから。頑張っておくれ。」 もっともその「みんな」にまりさは入っていないが。 まりさが他のケージに転がっている、蔦のまみれの黒ずんだ失敗作の仲間入りをしないことを祈りつつ、僕はその部屋を後にした。 -fin- 冒頭にも書いたけど、投稿したanko299の『ゆっくりの幸せのために』の修正版になります。 無駄な説明が長いとか、色々と為になる指摘もありましたが、ここはあえて誤字や整合性の修正にとどめてあります。 何故ならSS書いた経験が無いせいか、そこ直すだけでもう一本分の時間が掛かりそうだからです。 その辺は続編に反映されている――はず。 指摘をくれた方、ありがとうございます。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る サイコパスやら医者に向いてないやら言っているが、 そもそも研究者を端からみれば一般人にはサイコパスに見える場合もあるし、 その研究者が少ないゆっくり治療界で、医者が研究紛いのことをするのは普通じゃないか? コメントの君らは新薬開発で犠牲になるマウスに毎回涙を流すのかい?ww -- 2018-01-10 14 18 56 先生は知らず知らずに笑顔になってそうだねw -- 2016-08-08 21 42 31 オレンジージュースになってますよー -- 2012-05-06 23 26 05 サイコパスはゆっくりできないなあ -- 2012-04-30 20 04 21 やっぱりありすはかわいいなあ -- 2010-12-11 13 07 25 とても面白かったです! ぺに切りとまむ焼きはゆっくりできますね -- 2010-10-30 00 57 43 医者やめろよ -- 2010-10-14 23 42 32 大福タイプ… -- 2010-10-04 01 02 26 先生の頭がおかしいのか、わざとやってるのか…… -- 2010-08-16 18 04 50