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ぼくらの恋人ごっこ 静:彼氏。 瞳:彼女。 A:女子生徒。 瞳01「――ねえ、静。あなたのこと、好きになったみたい」 静01「そう。じゃあ付き合ってみる?」 静02「始まりはそんな会話だった。 ぼくらはこれといったドラマもなく、ごくごく平凡な流れで恋人同士になった。 瞳――ぼくの恋人について、少し話そう。 彼女は可愛いと言うよりは美人と言った方が似合う。 刃物を思わせる鋭い眼差しが若干、いやかなり近付き難いオーラを出している。 ぼくとは小さな頃からいつも一緒で、お互いのことはなんでも知っている。 そう、本当になんでも知っていた。 ――そして今日も、ぼくらは放課後の教室で話していた」 瞳02「静。あなた今日、わたし以外の女と16回も話してた」 静03「人付き合いってものがあるから。 クラスで孤立したくないし、愛想笑いぐらいはしなきゃね」 瞳03「あれが愛想笑いなの?」 静04「そうだよ?」 瞳04「お腹を抱えて笑ってたけど」 静05「素晴らしいジョークを聞かされてね」 瞳05「呼吸困難になって泡まで吹いてた」 静06「そこまで笑ってないから!」 瞳06「挙句の果てには、悪役みたいに三段笑いまでしてた」 静07「冗談言われて、そんな笑い方したら変人だ!」 瞳07「そうね、ごめんなさい。 あなたが変人だってこと、忘れていたわ」 静08「お前はぼくに恨みでもあるのかよ!?」 瞳08「恨みなんて、そんな。ただの趣味なのに」 静09「そんな趣味は捨てちまえ!」 瞳09「趣味まで束縛するの? あなた何様のつもりよ」 静10「お前こそ何様のつもりだ!?」 瞳10「ご主人様よ。違った?」 静11「違ってて欲しいな!」 瞳11「残念ね。論外だわ」 静12「論外って何が!?」 瞳12「はいはい。いつまでも騒いでないで、そろそろ帰るわよ」 静13「騒がせたのはお前だと思うんだけどな……」 SE:戸の音 A01「あれ? 二人とも、まだ残ってたんだ」 静14「ノックぐらいしてくれよ」 A02「なんでよ?」 静15「今さっきまで、瞳と愛し合っていたからさ。 君も扉を開けたら、いきなり濃厚なラブシーンとか嫌だろう?」 A03「はは、そんなことあるわけないでしょ」 静16「見たいのか……!?」 A04「そっちじゃなくて、ラブシーンが」 静17「よーし、そこまで言うなら見せてやろうじゃないか。なあ瞳!」 瞳13「一人でやってなさい、この変態」 静18「一人でやれないこともないけど」 瞳14「……わたしで発情したら殺す」 静19「えー? じゃあ仕方ないや、君で発情していいかな?」 A05「っていうか、鏡でも見ながらやれば?」 静20「何その拷問!? 自分を見ながらとか嫌過ぎる!」 A06「だってさー、静と瞳って、顔、同じじゃん」 静21「……まあ、そりゃあ確かに双子だし、同じ顔だけどさ」 瞳15「静、いつまで馬鹿な話をしてるの。帰るわよ」 静22「ああっ、待ってよ瞳!」 静23「そう、ぼくらは双子だった。 付き合うまでの過程にはドラマも何もない。 とても平凡で、特に語るべきことだってない。 ただ、世の中の恋人達と違うのは、性別と血縁関係ぐらいなもので。 愛しているかどうか、分からないのも――きっと、同じだと思う」 瞳16「ねえ静。あの子、わたし達のことをどう思ったのかしら」 静24「それは恋人同士に見えたか、ってことかな?」 瞳17「ええ。ただの双子じゃなくて、ちゃんと恋人同士に見えたかしら」 静25「無理だと思うよ? だってぼくら、別に恋人だって主張してるわけじゃないし」 瞳18「そう――ねえ、静。あなたはいつまで、続けるつもりなの」 静26「急にどうしたのさ。ぼくを好きになったって言い出したのは、お前の方だぞ?」 瞳19「でも、付き合おうなんて言い出したのはあなた」 静27「そこで頷いたのもお前じゃないか」 瞳20「……っ、もう嫌なのよ! こんなの、やっぱり間違ってる。 双子なのに付き合うだなんて――わたし、あなたを愛していたわけじゃないのに!」 静28「――いいんじゃない? 別に愛なんかなくたってさ」 静29「ぼくは知っている。 瞳のことなら、なんでも、知って、いる。 ぼくを好きになった理由も、知っている。 瞳はただ、ぼくを手放したくなかっただけだ。 あの頃、ぼくには別の恋人がいたから――ぼくを繋ぎ止めたくて、言った。 好きでもないのに、好きになった、と」 静29「ねえ、瞳。お前はぼくを愛しているわけじゃない。 ぼくだってそうさ。お前を愛してるわけじゃないんだよ」 瞳21「なら、どうして……! どうしていつまでも、わたしに恋人でいることを求めるのよ!?」 静30「あー……なんて言うか、さ。 ぼくが愛しているのは、ぼくだけなんだ」 瞳22「……どういう、意味?」 静31「自分が大好き、ってことさ。 でもね、瞳。お前はどういうわけか、ぼくと同じ顔なんだ。 自分と同じ顔の女が、他の男に抱かれるなんて我慢ならない。 だからぼくは、お前を恋人にし続けようかなって、そう思ったんだ。 ぼくの恋人でい続ければ――誰にも手出し、できないだろ?」 静32「愛はいらない。向けられる感情が、恐怖や憎しみでも構わない。 瞳を縛ることができるのなら、どうだっていい。 瞳の瞳が映すのが、ぼくでさえあればいいんだ」 静33「そういうわけだからさ。 これからも、恋人ごっこを続けようか」 瞳23「やだ……もう、こんなのやだ……!!」 静34「泣き崩れる瞳。その感情は分からない。 でも安心していいよ、瞳。 ぼくはぼくと同じ顔のお前だから、恋人にしているんだ。 いつか、その内に――お前の顔を、別物にしてあげる。 その日が訪れるまでは、恋人ごっこを続けよう――――」 終わり
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ぼくらのちょうとっきゅうさんごう【登録タグ ほ デフォ子 曲 曲は行 穂歌ソラ 超特急P(moco) 重音テッド 重音テト】 作詞:超特急P(moco) 作曲:超特急P(moco) 編曲:超特急P(moco) 唄:重音テト コーラス:重音テッド、デフォ子、穂歌ソラ 曲紹介 超特急P(moco)の投稿2曲目。 ドット絵のミニキャラを使ったPVがかわいい。 歌詞 ついに完成した! ぼくらの超特急3号 1号は爆発した 2号は空中分解 これが3度目の正直 次こそうまくいくはずさ 準備はいいかい? さあ、いくよー! 走り出せ! 最高時速は無限 どこまでも加速し続ける あの町この景色を超えて 海山国境を越えて ぼくらの希望をのせて 未知の世界へ走っていく そろそろ何かが見えるかな スパートかけろ! あー、ぼくらの超特急三号 想いの分だけ加速度は増して行く あー、ぼくらの超特急三号 この旅路はまだまだ続く ぼくらの想い続く限り どこまでも どこまでも 走りぬけろ! (動画歌詞より転載) コメント 名前 コメント
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ぼくのなつやすみ 7-161~165、 9-224~228・459~465 161 ぼくのなつやすみ sage 04/04/23 08 06 ID ysaQlHZ/ ボク:好奇心旺盛な小学3年生。 空野家の人々 おじちゃん:都会から引っ越してきた陶芸家。 おばちゃん:ボクの父親の妹。若い頃は都会でカメラマンの助手をしていた。 萌:高校受験を控えた中学3年生。思春期で色々悩みを抱えている。 詩:小学2年生。マセガキ。 悪ガキたち ガッツ:秘密基地仲間のリーダー。小学5年生。兄貴肌。 ファット:でぶ。小学4年生。萌が好き。 メガネ:小学2年生。詩にいじめられている。 162 ぼくのなつやすみ sage 04/04/23 08 09 ID ysaQlHZ/ あれは、とてもとても暑い夏の日のことだった。 あの日の暑さはまるで、地上の全ての営みが絡まり こんがらがって、手に負えなくなったやけくそな神様が この世のどこかにいて、何もかも熱の中に溶かし 子供のような無邪気さで次なる世界への夢を描いている そんな目眩のするような、不思議な暑さだった… あの日は、弟が生まれた年の8月の最初の日で 当時9歳になったばかりの私は その日から夏休みが終わるまでの間 臨月を迎えた母親の負担を減らすために 北関東の田舎町に住むおじのところに預けられることになった。 そのとき私は、入道雲が8月の強い日差しを浴びて沸き立ち きらきらと白く輝いている様がなんだか嬉しくて 父親が驚かない程度にほんの少し、車窓から身を乗り出した。 「この夏はボクに いったいどんな思い出を 残してくれるんだろう…」 私が車のシートに身を沈め、ちょっとだけ深呼吸すると、 まるで、頭の真ん中で、光の点がチカチカと明滅したような… 不思議な感じがした。 163 ぼくのなつやすみ sage 04/04/23 08 12 ID ysaQlHZ/ 8月1日 おじちゃんの家に着いたボク。お互いの自己紹介も済み、部屋に案内された。 夕飯までの間、暇なので家の中や庭を散歩することにした。 でも、今日はもう遅いから、山の中に入ってはいけないらしい。 おじちゃんちの決まりみたいだ。 庭に出ると詩が一人で遊んでいた。話しかけてみたものの、 何故か少し怒ってるみたい。 晩ご飯の時間になったら、おじちゃんが迎えに来てくれた。 今日はカレーライスだった。 晩ご飯の後、おじちゃんが昆虫採集セットをくれた。 おじちゃんの子供のおさがりらしい。 明日がとても楽しみだ。 今日はもう遅いので絵日記を描いて寝た。 「こうして、あの夏休みの最初の一日が終わったのだった。」 164 ぼくのなつやすみ sage 04/04/23 08 14 ID ysaQlHZ/ 8月2日 朝はラジオ体操の音楽で目が覚めた。 朝ご飯のとき、朝顔の水やり当番に任命されてしまった。 今日は辺りを探検することにした。 家をでて森のほうへ向かうと、途中道が2つに分かれていた。 とりあえず左に曲がってみた。 この道がどうやら森への道らしい。 しかし、大きな蜂の巣があって怖いので引き返すことにした。 今度は分かれ道を右に曲がってみた。 途中高速道路の下に秘密基地のようなものを見つけた。 先に進むと、大きな池がありその先には川が流れていた。 しかし橋が落ちていて先に進めないので家に戻ることにした。 川岸に生えている樹を切り落とせば橋が作れそうだ。 晩ご飯のときに、おじちゃんがスイカ泥棒の話をしていた。 おじちゃんの作っているスイカがよく盗まれるらしい。 でも、おじちゃんも小さい頃は味瓜っていう小さいスイカを 盗んでいたらしいし、どっちも犯罪だ… 今日の晩ご飯はハンバーグだった。 165 ぼくのなつやすみ sage 04/04/23 08 18 ID ysaQlHZ/ 8月3日 朝、おじちゃんが納屋に釣竿があることを教えてくれた。 今日は遊びに行く前におばちゃんの手伝いをした。 とうもろこし畑で片っ端からとうもろこしをもいで、籠に入れた。 収穫したとうもろこしは明日のお昼に茹でてくれるらしい。 手伝いが終わったあとは遊びに出かけた。 森への道にある蜂の巣を、もらった釣竿でつついてみた。 あと何回かつつけば落ちそうだけど、蜂が出てきて怖いので 今日はここまでにしておく。 晩ご飯のときに、おじちゃんがホタルの話をしてくれた。 近くの雪乃川にはホタルがいるらしい。 でも、夜道は危ないからってことで、見に行くのは禁止された。 今日はトンカツだった。 晩ご飯のあと、萌姉ちゃんが縁側でクラリネットを吹いていた。 最近習い始めたんだって。秋の文化祭で2人で発表するらしいんだけど まだまだヘタクソ。 224 ぼくのなつやすみ sage 04/08/15 04 01 ID YF727naO 8月4日 今日は詩が色んな場所を案内してくれた。 分かれ道にあるお地蔵様は占い地蔵というらしい。 頭を叩いて占うんだって。でも、ばちが当たりそうだなぁ… ひまわりの前でおばちゃんに写真を撮ってもらった。 橋が落ちててそれ以上は進めなかったから今日はこれで解散した。 帰り道、スイカ畑でスイカ泥棒を発見。 もう少しで見つかるところだったけど ちょうど聞こえた鳴き声のおかげでなんとか助かった。 あの悲しそうな鳴き声はなんだったんだろう…犬かな? 晩ご飯の後におばちゃんがかき氷を作ってくれた。 8月5日 朝、例の秘密基地に行ったら昨日のスイカ泥棒がいた。 泥棒のことを秘密にする代わりに仲間に入れてくれた。 ガッツっていうんだって。 晩ご飯のあと、おじちゃんが麓の鷺の里村の集会に出かけたから、 こっそり家を抜け出してホタルを見に行った。 蛍を見るのは初めてだったからすごくドキドキだった。 黄色いホタルがたくさん飛んでた。キレイだったな。 225 ぼくのなつやすみ sage 04/08/15 04 08 ID YF727naO 8月6日 今日は寝坊しちゃった。昨日夜更かししたからかなぁ。 昨日ホタル沢に行ったことがおばちゃんにばれちゃった。なんでだろう? 理由を聞いたら、虫かごの中を見ればわかるって。…ん?? ついに蜂の巣を遂に落とした。これで森まで行けるようになった。 秘密基地に行ったら、ガッツがファットとメガネを紹介してくれた。 普段は虫相撲をして遊んでるらしい。 晩ご飯のあと、おじちゃんたちにカブトムシ捕り方を教えてもらった。 台所で早速砂糖水を作ってみた。これでムシムシ大量ゲットだ! 8月7日 森の花畑で萌姉ちゃんを発見。スペシャルな押し花を作るんだって。 せっかくだから花摘みを手伝ってみた。 萌姉ちゃんとあんなに話したのは初めてだ。 手伝いが終わったあと、森の中でクヌギの木を見つけた。 昨日作った砂糖水を塗っておいた。明日が楽しみだ。 そのあと、クヌギの木の近くに丘を見つけた。 思いっきり辺りを見渡せて気持ちよかったな。 226 ぼくのなつやすみ sage 04/08/15 04 15 ID YF727naO 8月8日 昨日見つけた丘のことを話したらおじちゃんが 凧を作ってくれることになった。 朝ご飯のあと、おじちゃんが薪割りをしてた。 新しい斧を使うから古くなった斧はいらないんだって。 せっかくだからあとでこっそりもらっておいた。 これで木を切って橋を作ろう。 今日から萌姉ちゃんの部屋に入れてもらえるようになった。 ぼくが部屋に入ったときは勉強中だった。 萌姉ちゃんは英語が嫌いなんだって。 先生ががんばりすぎちゃうかららしい。 夜、萌姉ちゃんがクラリネットを吹いてた。少しだけ上手になったかな? 寝る前にぼくの部屋の窓から花火が見えた。 8月9日 昨日は麓の村で花火大会があったんだって。 この家のお兄ちゃんも花火が好きだったらしい。 木を切りに行く途中、月夜野池で大きな魚を見た。 ボクにもあの魚が釣れるのかな? 何か材料があればおじちゃんが大きな毛バリを作ってくれるって。 ケン坊には悪いけど、少々毛をもらうことにしよう。 227 ぼくのなつやすみ sage 04/08/15 04 18 ID YF727naO 8月10日 萌姉ちゃんは大事な大事なものを熱烈執筆中なんだって。 何回も書き直してるみたいだけど、なにを書いてるんだろう…? 8月11日 明日はお兄ちゃんの命日だからお坊さんが来るらしい。 朝ご飯のあと、萌姉ちゃんが麓の鷺の郷に手紙を出しに行ったみたい。 昨日の手紙は上手く書けたのかな? おばちゃんはなにか知ってるみたいだけど… やっと朝がおが咲いた。おばちゃんに知らせたら あとで写真を撮ってくれるって。 晩ご飯のあと、萌姉ちゃんが買ってきた花火をした。 みんなで浴衣を着て楽しかったな。 8月12日 朝ご飯のあと、お坊さんが来た。なんか変なお坊さんだったな。 ここのお兄ちゃんは3年前に死んじゃったんだって。 ボクは病気でお葬式には出られなかったみたい。 丘に凧をあげに行ったら空に人工衛星が飛んでるのが見えた。 228 ぼくのなつやすみ sage 04/08/15 04 23 ID YF727naO 8月13日 今日やっと木を切り終わった。丸太橋を渡って森に入ったら 変な動物みたいなのが光ってた。 瞬きしたら消えちゃったけど、あれはなんだったのかな? 晩ご飯のあと、詩が雲の話をしだした。 明日二人で風の岬へ最新型の雲を探しに行くことになっちゃった。 8月14日 朝ご飯のあと、詩と風の岬へ行った。途中ひまわりがたくさん咲いてた。 ここのお兄ちゃんはひまわり好きだったんだって。 ボクもひまわり大好きだけどね。 海岸の先の坂を上がってようやく風の岬に到着。ずいぶん遠かったな。 気持ちよくてつい居眠りしちゃった。 お母さんに似た雲を見つけてちょっとだけお母さんに会いたくなった。 8月15日 ぼくのなつやすみも残り半分になった。 今日はおじちゃんたちはお兄ちゃんのお墓参りに行った。 ボクは一人でおるすばん。 暇だから風の岬まで行ったら、海岸で変な石ころを見つけてしまった。 晩ご飯のあとにおじちゃんに聞いたら クジラの耳の骨だって教えてくれた。 クジラの耳の骨は他の骨とつながってないから 耳の骨だけ海岸に打ち上げられることがあるんだって。 459 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 08 45 ID fpfCjZAH 8月16日 朝おじちゃんが木にブランコを吊るしてくれた。 ブランコで遊んだ後に秘密基地に行って虫相撲をした。 やっとのことで虫相撲でガッツの100勝カブトムシに勝てた。やった! 8月17日 朝、おおかみむすめの話を聞いた。毎年、夏の間山にこもっていて おじちゃんちにお風呂を借りにくるらしい。 今年は龍神池の辺りにテントを張ってるんだって。 おばちゃんに狼娘のことを聞いたら、 育ちのいい好青年みたいな美人のお姉さんだって…おかま? 龍神池に行ったら途中でへんてこりんな機械が置いてあった…?? 萌姉ちゃんが何かを待ってるみたいだけど一体なんだろう? 8月18日 朝ご飯の後、郵便が届いた。萌姉ちゃんが慌てて取りに行った。 後で萌姉ちゃんの部屋に行ったらすごく元気がなさそうだった。 どうしたのかな?おばちゃんに聞いたら、女の人はデリケートなんだって。 あの変な装置のところに行ったら、変なお姉さんがいた。 この変な機械でニホンオオカミを撮るんだって。 どうやらこのお姉さんが狼娘だったみたい。 460 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 08 49 ID fpfCjZAH 8月19日 朝ご飯に萌姉ちゃんがいなかった。具合が悪いのかな? 水をあげようとしたら、朝顔が枯れていた。ちょっと寂しい。 秘密基地に行ったらガッツが秘密兵器を投入してきた。 カマキリは反則だと思うなぁ…なんとか勝ってボクも正式に仲間入り。 てっぺん山への秘密の抜け道を教えてくれた。 萌姉ちゃんは晩ご飯もあまり食べる気がしなかったみたい。 おじちゃんは萌姉ちゃんは思春期だって言ってた。 8月20日 朝ご飯のあと、おじちゃんとおばちゃん、萌姉ちゃんが複雑な話をしてた。 萌姉ちゃんは高校も大学も行かないつもりで とにかくやる気がないらしい。ボクにはよくわかんなかったけど。 森に行く途中でまた変なのに遭遇。 びっくりして砂糖水を落としたら、砂糖水をなめだした。 甘いの好きなのかな? 晩ご飯のあと、狼娘がお風呂を借りにきた。 おじちゃんもなんだか悩んでるみたい。 おじちゃんが30歳を過ぎるまでは両親は完璧に近い人だったけど 今度はおじちゃんがが親をやる番になったら 15歳の萌姉ちゃんに負けちゃったんだって。 ボクにはよく意味がわからなかったけど。 8月21日 朝ご飯のあと、秘密基地に行ったら爆竹が置いてあった。 誰もいなかったからこっそりもらっておいた。 龍神池に行ったらトンボがたくさん飛んでた。 狼娘が小さいころの話をしてくれた。 狼娘は昔この麓の町に住んでいて 今のボクよりも小さいときにこの辺りに 家族でハイキングに来たことがあって いつの間にか迷子になって泣いていたら、突然鳴き声が聞こえた。 怖くなって逃げ出したら、いつの間にか山道に出ていて 気がつくと探しにきた青年団の人に保護されていた。 そのときの鳴き声がニホンオオカミだった。 だから狼娘を助けてくれたニホンオオカミを探してるんだって。 晩ご飯のあと、萌姉ちゃんにお風呂に誘われた。 お姉ちゃん失恋しちゃったんだって。 なんだかドキドキしてのぼせちゃった。 461 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 08 53 ID fpfCjZAH 8月22日 今日はおじちゃんとおばちゃんの結婚記念日だった。 おばちゃんは忘れてたみたいだけど。 家を出て森に向かう途中ヘビに遭遇した。 びっくりしてたら、おじちゃんが来て追い払ってくれた。 そのあと狼娘のところへ行ったらヘビのことでからかわれた。 正直に怖かったって答えたら、 ちょっとぐらい怖がりなほうが魅力的だって言ってキスしてくれた。 晩ご飯はすしだった。デラックス! 萌姉ちゃんと詩にプレゼントをもらって二人とも嬉しそうだった。 一生の宝物にするって。萌姉ちゃんが学校の教頭先生が 戦争中に自分の大事な宝物を裏山に隠したらしいって話をしてくれた。 8月23日 狼娘に会いに行ったらボクの写真をくれた。 写真のお礼に、なんとかあのお化けを狼娘の機械の前に あのお化けを誘いだせないかなぁ? 池の滝の裏に洞窟を発見。中にはカゴに入った本が置いてあった。 本は変な文字で書いてあって読めなかった。 う~ん、あなあなぼぼん? 大事なものかもしれないから、一応持って帰った。 家に帰る途中、機会の前に砂糖水を置いておいた。 これで来るかな?へんてこお化け。 帰って萌姉ちゃんにあなあなぼぼんを見せたら 英語の辞書と手紙だって教えてくれた。 宇宙人の本じゃなかったのかぁ…手紙は晩ご飯までに訳してくれるって。 「春、大河の流れ 咲き誇る花々の香り… 今、マークトウェインの冒険小説で読んだ夢の国アメリカと 私の生まれた国…この愛すべき祖国、日本は戦争をしています トムソーヤ ハックルベリーフィン 彼らが遊んだ野山に咲いている風を、日差しを… 私はいつか自分の肌で感じてみたかった… 今日まで、密かに、そしてひたむきに 彼らの言葉を学んできた私ですが… それも、そろそろ限界のようです 英語の辞書もここに隠さなければいけなくなりました もし、この戦争が終わってまだ、私が生のびていたならば 今の、清水のようなこの無垢の志しを… そして、春の到来を告げる南風のような高揚感を… 未来の自分へ伝えたいと思います 昭和十七年、春… 」 この手紙を読んで萌姉ちゃんは元気になったみたい。 明日から頑張るんだって。 462 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 08 57 ID fpfCjZAH 8月24日 暇だったのでアリの巣に爆竹を仕掛けて爆破してみた。 そのあと、月夜野池でぬしと対決。 なんとか釣り上げた。 晩ご飯のあと萌姉ちゃんと話した。 高校へ行くとここを離れなきゃいけないから寂しいんだって。 でも卒業したら絶対帰ってくるって。 明日おじちゃんが登り窯に火を入れるらしい。 8月25日 朝ご飯のあと、おじちゃんが 今年の夏はいつかまたなにかのきっかけでいきなり思い出しそうな なんともいえない印象的な夏だったって言ってた。 そういえばここに来てからまだ一度も雨が降ってないなぁ。 夕方、おじちゃんが窯に火を入れた。 徹夜の作業になるんだって。大変そう。 今日も晩ご飯のあと萌姉ちゃんと話した。 今年の夏が楽しかったからずっと中学生のままでいたかったんだって。 来年じゃ駄目なの?って聞いたら今年の夏は今年だけだって。 これをモラトリアム?って呼ぶんだって。 ボクには全然意味が分からないや。 8月26日 朝ご飯のあと、狼娘が来た。 ニホンオオカミの写真が撮れたんだって。やったね! あとで狼娘に会いに行ったら、なんだかあんまり嬉しくないみたい。 なぜでしょう? 晩ご飯のあと、萌姉ちゃんと20年後の話をした。 きっと月に人が住んだり、車が空を飛んだりしてるんだろうな。 463 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 08 59 ID fpfCjZAH 8月27日 狼娘は明日山を降りるらしい。全然寂しくなんてないし。 高速道路の下を通ったとき、突然雨が降り出した。すぐやんだけど ここへ来てから初めての雨。 てっぺん山へ向かう途中の神代杉に耳を当てたら水が流れる音がした。 晩ご飯のあと、焼きあがった陶器を見に行った。おじちゃんごくろうさま。 8月28日 龍神池に行くともうテントはなくて、ボク宛の書置きが残してあった。 なんだか食欲がなくて晩ご飯が食べれなかった。どうやら熱があるみたい。 なんだかホヘホヘって感じ。おばちゃんが看病してくれた。 おばちゃんちにいた男の子はとっても幸せだったんじゃないかな。 ボクはそのこの代わりできるかな…? おばちゃんに聞いたらボクはボクだって。 8月29日 朝ご飯のあと、おばちゃんが朝顔の写真をくれた。 そしたら詩が、ボクの一番好きな花はひまわりだからねって。 秘密基地へ行ったらみんながボクを励ましてくれた。 みんなとはなんだか前からずっと一緒にいるみたいな感じだけど ボクは明後日には帰るんだよなぁ。 晩ご飯のあと、お父さんから電話がかかってきた。 男の子だって。今日からボクもお兄ちゃんだ。 おじちゃんに早く帰って赤ちゃんの顔見たいでしょ?って聞かれたけど う~んそうでもないや… 464 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 09 07 ID fpfCjZAH 8月30日 朝ご飯のあと、詩がいなくなった。 おじちゃんたちも探し回っていたけど見つからない。 ひょっとして、と思ってひまわり畑に行ってみたらやっぱり詩がいた。 みんな心配して探してるのに何してるんだか。 晩ご飯の前に詩が帰ってきた。 どうやらボクにひまわりを渡すために海まで行ったみたい。 詩、ありがとう。 8月31日 朝ご飯のあと、お父さんが迎えに来た。 久しぶりに見るお父さんはなんだかすごく元気だった。 そろそろ帰る時間になったから 思い切っておばちゃんに最後のお願いをしてみた。 「だっこして。」って。なんだかとても悲しくて泣いちゃった。 そしたら、おばちゃんが男の子は泣いちゃ駄目だって これはおばちゃんちのきまりなんだからねって 泣きながらだっこしてくれた。最後におばちゃんが写真を撮ってくれた。 詩は車のあとをいつまでも追いかけて手を振っていた。 車の窓をふと見上げたら、ガッツたちが 木の上から見送ってくれているのが見えた。 私はあの夏に起こった出来事をいつまでもけして忘れないだろう これが、私が覚えているあの夏のすべてだった… その後、小説家として成功した私は 今ではNYのブルックリン橋が見えるホテルに住み そしてこの幼き日の物語の最後を彩るエピローグの言葉を探しているのだ。 そういえば、2001年のカウントダウンの時には 詩や萌も久しぶりに日本から遊びに来るらしい。 さよなら、20世紀… END 465 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 09 09 ID fpfCjZAH エンディングは5種類ありボク君がこの夏に経験した出来事の数によって 未来が変わってきます。 小説家EDは最高のもので、他には月夜野がダムに沈むED、 ソフト会社のプログラマーになるED、萌と詩が平凡な結婚をしたと聞くED、 おじの影響で会社を退職し陶芸家を目指すEDがあります。 ちなみに萌姉ちゃんの声は坂本真綾が担当しています。 スレ汚しスミマセンでした。 8月32日〈裏技にて出現〉 テクスチャーやキャラクターがバグっている 存在しないはずの日付ゆえなのか・・・ 永遠にぼくはなつやすみにいる事を選んでしまったのか 状況によって36日あたりまでプレイ可能 最後はフリーズする・・・
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《クローン携帯》 携帯電話が鳴り響く。 残念だがこの電話はいつも留守番電話だ。 誰が出てやるものか。 ぼくの調査が間違っていなければ、この『クローン携帯』が始祖だから。 だから、ぼくは、ぶん投げる。 人気のない海岸から、遠く遠く――海へと。 たったひとつの思いを込めて。 くたばれ、都市伝説。 前ページ次ページ連載 - ぼくの物語
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Blu-ray ぼくたちは勉強ができない! 1 完全生産限定版 ぼくたちは勉強ができない 20 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 発売日:12月25日・1月4日 ◆アニメ版権描き下ろし全巻収納BOX付 ◆キャラクターデザイン・佐々木政勝 描き下ろし三方背ケース ◆特製デジパック ◆特典CD(古橋文乃キャラクターソング オリジナル・サウンドトラック Vol.2 収録) ◆特製ブックレット ◆オーディオコメンタリー ここを編集 2019年10月放送開始。ぼくたちは勉強ができないの続編。 https //boku-ben.com/ 監督 岩崎良明 原作 筒井大志 シリーズ構成 雑破業 キャラクターデザイン・総作画監督 佐々木政勝 プロップデザイン 苗木陽子 美術監督 松本浩樹 美術デザイン 山本浩憲、村田貴弘 色彩設計 松山愛子 撮影監督 今泉秀樹 特効・2D 原田亜優子 編集・オフライン編集 梅津朋美 編集助手 山田聖実 音響監督 本山哲 効果 古谷友二 録音 八巻大樹 録音助手 倉島玲美 音楽 中山真斗 文芸設定 高荷恭子 アニメーション制作 stシルバー、アルボアニメーション 脚本 雑破業 絵コンテ 宮崎なぎさ 井出安軌 布一初女 岩崎良明 難波七 中津環 又野弘道 演出 横山広行 北川正人 渡邊葉 又野弘道 上原秀明 前園文夫 池田重隆 作画監督 佐々木政勝 清水博幸 森田実 橋口翔太郎 高橋宏郁 宮かなえ 佐藤弘明 いとうまりこ 櫻井祐哉 小堤悠香 小松沙奈 河村涼子 森悦史 須田力也 萩原省智 辻浩樹 櫻井拓郎 清水拓磨 中山和子 飯飼一幸 和田賢人 前田義宏 塩澤枢 服部憲知 青野厚司 竹上貴雄 磯野智 奥田泰弘 徳田拓也 ホワイトライン ■関連タイトル Blu-ray ぼくたちは勉強ができない! 1 完全生産限定版 ぼくたちは勉強ができない 21 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 ぼくたちは勉強ができない 20 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 Blu-rayDisc付き ぼくたちは勉強ができない 16 アニメBD同梱版 Blu-rayDisc付き ぼくたちは勉強ができない 14 アニメBD同梱版 OPテーマ Can now, Can now【ぼく勉盤】 EDテーマ 放課後のリバティ 初回生産限定盤 JUMP j BOOKS ぼくたちは勉強ができない 非日常の例題集 原作コミック ぼくたちは勉強ができない 1 Kindleまとめ買い ぼくたちは勉強ができない 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! 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Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! 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【検索用 ほくらについて 登録タグ 2024年 VOCALOID higma seiza ほ 初音ミク 曲 曲は 眩しい】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:seiza 作曲:seiza 編曲:higma イラスト:眩しい 唄:初音ミク 曲紹介 ぼくらはもう、ひとりぼっちじゃない。 曲名:『ぼくらについて』 seiza氏の15作品目。 活動2周年の日に投稿された。 歌詞 (動画概要欄より転載) 街行く正しさに流されるまま 息継ぎを忘れてしまうから 服を着るようにこの心も あわせて取り替えてしまえたら 左の胸に棲み着く怪物を 毎晩宥めながら朝陽を待つ 生まれたことを恨むなら ちゃんと生きてからにしよう 何もかも失って 残ったものが本物だ 両手に何も持たず 生まれた僕らだから 苦しみも傷も悲しみも全て 抱きしめられるさ 誰にも言えずに飲み込んだ声を 生活の音で掻き消す日々 世界を回す歯車にも 含まれないほんの些細な僕ら 眠れないまま迎える二度目の陽 また周回遅れにされていく 優しくなれなくていい 心はひとつだから 大切な人とだけ 少しずつ分け合えたら ありふれたものでいい 僕らは僕らだから 広い宇宙のあの小さな星に 名前があるように 彷徨いながら進もう 初めての人生だ 過ちを繰り返して 少しずつ大人になる 鼓動の音はいつも 生きることを選んだ 暗闇に触れて初めて 微かな光に気付けた コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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ぼくのなつやすみ 7-161~165、 9-224~228・459~465 161 ぼくのなつやすみ sage 04/04/23 08 06 ID ysaQlHZ/ ボク:好奇心旺盛な小学3年生。 空野家の人々 おじちゃん:都会から引っ越してきた陶芸家。 おばちゃん:ボクの父親の妹。若い頃は都会でカメラマンの助手をしていた。 萌:高校受験を控えた中学3年生。思春期で色々悩みを抱えている。 詩:小学2年生。マセガキ。 悪ガキたち ガッツ:秘密基地仲間のリーダー。小学5年生。兄貴肌。 ファット:でぶ。小学4年生。萌が好き。 メガネ:小学2年生。詩にいじめられている。 162 ぼくのなつやすみ sage 04/04/23 08 09 ID ysaQlHZ/ あれは、とてもとても暑い夏の日のことだった。 あの日の暑さはまるで、地上の全ての営みが絡まり こんがらがって、手に負えなくなったやけくそな神様が この世のどこかにいて、何もかも熱の中に溶かし 子供のような無邪気さで次なる世界への夢を描いている そんな目眩のするような、不思議な暑さだった… あの日は、弟が生まれた年の8月の最初の日で 当時9歳になったばかりの私は その日から夏休みが終わるまでの間 臨月を迎えた母親の負担を減らすために 北関東の田舎町に住むおじのところに預けられることになった。 そのとき私は、入道雲が8月の強い日差しを浴びて沸き立ち きらきらと白く輝いている様がなんだか嬉しくて 父親が驚かない程度にほんの少し、車窓から身を乗り出した。 「この夏はボクに いったいどんな思い出を 残してくれるんだろう…」 私が車のシートに身を沈め、ちょっとだけ深呼吸すると、 まるで、頭の真ん中で、光の点がチカチカと明滅したような… 不思議な感じがした。 163 ぼくのなつやすみ sage 04/04/23 08 12 ID ysaQlHZ/ 8月1日 おじちゃんの家に着いたボク。お互いの自己紹介も済み、部屋に案内された。 夕飯までの間、暇なので家の中や庭を散歩することにした。 でも、今日はもう遅いから、山の中に入ってはいけないらしい。 おじちゃんちの決まりみたいだ。 庭に出ると詩が一人で遊んでいた。話しかけてみたものの、 何故か少し怒ってるみたい。 晩ご飯の時間になったら、おじちゃんが迎えに来てくれた。 今日はカレーライスだった。 晩ご飯の後、おじちゃんが昆虫採集セットをくれた。 おじちゃんの子供のおさがりらしい。 明日がとても楽しみだ。 今日はもう遅いので絵日記を描いて寝た。 「こうして、あの夏休みの最初の一日が終わったのだった。」 164 ぼくのなつやすみ sage 04/04/23 08 14 ID ysaQlHZ/ 8月2日 朝はラジオ体操の音楽で目が覚めた。 朝ご飯のとき、朝顔の水やり当番に任命されてしまった。 今日は辺りを探検することにした。 家をでて森のほうへ向かうと、途中道が2つに分かれていた。 とりあえず左に曲がってみた。 この道がどうやら森への道らしい。 しかし、大きな蜂の巣があって怖いので引き返すことにした。 今度は分かれ道を右に曲がってみた。 途中高速道路の下に秘密基地のようなものを見つけた。 先に進むと、大きな池がありその先には川が流れていた。 しかし橋が落ちていて先に進めないので家に戻ることにした。 川岸に生えている樹を切り落とせば橋が作れそうだ。 晩ご飯のときに、おじちゃんがスイカ泥棒の話をしていた。 おじちゃんの作っているスイカがよく盗まれるらしい。 でも、おじちゃんも小さい頃は味瓜っていう小さいスイカを 盗んでいたらしいし、どっちも犯罪だ… 今日の晩ご飯はハンバーグだった。 165 ぼくのなつやすみ sage 04/04/23 08 18 ID ysaQlHZ/ 8月3日 朝、おじちゃんが納屋に釣竿があることを教えてくれた。 今日は遊びに行く前におばちゃんの手伝いをした。 とうもろこし畑で片っ端からとうもろこしをもいで、籠に入れた。 収穫したとうもろこしは明日のお昼に茹でてくれるらしい。 手伝いが終わったあとは遊びに出かけた。 森への道にある蜂の巣を、もらった釣竿でつついてみた。 あと何回かつつけば落ちそうだけど、蜂が出てきて怖いので 今日はここまでにしておく。 晩ご飯のときに、おじちゃんがホタルの話をしてくれた。 近くの雪乃川にはホタルがいるらしい。 でも、夜道は危ないからってことで、見に行くのは禁止された。 今日はトンカツだった。 晩ご飯のあと、萌姉ちゃんが縁側でクラリネットを吹いていた。 最近習い始めたんだって。秋の文化祭で2人で発表するらしいんだけど まだまだヘタクソ。 224 ぼくのなつやすみ sage 04/08/15 04 01 ID YF727naO 8月4日 今日は詩が色んな場所を案内してくれた。 分かれ道にあるお地蔵様は占い地蔵というらしい。 頭を叩いて占うんだって。でも、ばちが当たりそうだなぁ… ひまわりの前でおばちゃんに写真を撮ってもらった。 橋が落ちててそれ以上は進めなかったから今日はこれで解散した。 帰り道、スイカ畑でスイカ泥棒を発見。 もう少しで見つかるところだったけど ちょうど聞こえた鳴き声のおかげでなんとか助かった。 あの悲しそうな鳴き声はなんだったんだろう…犬かな? 晩ご飯の後におばちゃんがかき氷を作ってくれた。 8月5日 朝、例の秘密基地に行ったら昨日のスイカ泥棒がいた。 泥棒のことを秘密にする代わりに仲間に入れてくれた。 ガッツっていうんだって。 晩ご飯のあと、おじちゃんが麓の鷺の里村の集会に出かけたから、 こっそり家を抜け出してホタルを見に行った。 蛍を見るのは初めてだったからすごくドキドキだった。 黄色いホタルがたくさん飛んでた。キレイだったな。 225 ぼくのなつやすみ sage 04/08/15 04 08 ID YF727naO 8月6日 今日は寝坊しちゃった。昨日夜更かししたからかなぁ。 昨日ホタル沢に行ったことがおばちゃんにばれちゃった。なんでだろう? 理由を聞いたら、虫かごの中を見ればわかるって。…ん?? ついに蜂の巣を遂に落とした。これで森まで行けるようになった。 秘密基地に行ったら、ガッツがファットとメガネを紹介してくれた。 普段は虫相撲をして遊んでるらしい。 晩ご飯のあと、おじちゃんたちにカブトムシ捕り方を教えてもらった。 台所で早速砂糖水を作ってみた。これでムシムシ大量ゲットだ! 8月7日 森の花畑で萌姉ちゃんを発見。スペシャルな押し花を作るんだって。 せっかくだから花摘みを手伝ってみた。 萌姉ちゃんとあんなに話したのは初めてだ。 手伝いが終わったあと、森の中でクヌギの木を見つけた。 昨日作った砂糖水を塗っておいた。明日が楽しみだ。 そのあと、クヌギの木の近くに丘を見つけた。 思いっきり辺りを見渡せて気持ちよかったな。 226 ぼくのなつやすみ sage 04/08/15 04 15 ID YF727naO 8月8日 昨日見つけた丘のことを話したらおじちゃんが 凧を作ってくれることになった。 朝ご飯のあと、おじちゃんが薪割りをしてた。 新しい斧を使うから古くなった斧はいらないんだって。 せっかくだからあとでこっそりもらっておいた。 これで木を切って橋を作ろう。 今日から萌姉ちゃんの部屋に入れてもらえるようになった。 ぼくが部屋に入ったときは勉強中だった。 萌姉ちゃんは英語が嫌いなんだって。 先生ががんばりすぎちゃうかららしい。 夜、萌姉ちゃんがクラリネットを吹いてた。少しだけ上手になったかな? 寝る前にぼくの部屋の窓から花火が見えた。 8月9日 昨日は麓の村で花火大会があったんだって。 この家のお兄ちゃんも花火が好きだったらしい。 木を切りに行く途中、月夜野池で大きな魚を見た。 ボクにもあの魚が釣れるのかな? 何か材料があればおじちゃんが大きな毛バリを作ってくれるって。 ケン坊には悪いけど、少々毛をもらうことにしよう。 227 ぼくのなつやすみ sage 04/08/15 04 18 ID YF727naO 8月10日 萌姉ちゃんは大事な大事なものを熱烈執筆中なんだって。 何回も書き直してるみたいだけど、なにを書いてるんだろう…? 8月11日 明日はお兄ちゃんの命日だからお坊さんが来るらしい。 朝ご飯のあと、萌姉ちゃんが麓の鷺の郷に手紙を出しに行ったみたい。 昨日の手紙は上手く書けたのかな? おばちゃんはなにか知ってるみたいだけど… やっと朝がおが咲いた。おばちゃんに知らせたら あとで写真を撮ってくれるって。 晩ご飯のあと、萌姉ちゃんが買ってきた花火をした。 みんなで浴衣を着て楽しかったな。 8月12日 朝ご飯のあと、お坊さんが来た。なんか変なお坊さんだったな。 ここのお兄ちゃんは3年前に死んじゃったんだって。 ボクは病気でお葬式には出られなかったみたい。 丘に凧をあげに行ったら空に人工衛星が飛んでるのが見えた。 228 ぼくのなつやすみ sage 04/08/15 04 23 ID YF727naO 8月13日 今日やっと木を切り終わった。丸太橋を渡って森に入ったら 変な動物みたいなのが光ってた。 瞬きしたら消えちゃったけど、あれはなんだったのかな? 晩ご飯のあと、詩が雲の話をしだした。 明日二人で風の岬へ最新型の雲を探しに行くことになっちゃった。 8月14日 朝ご飯のあと、詩と風の岬へ行った。途中ひまわりがたくさん咲いてた。 ここのお兄ちゃんはひまわり好きだったんだって。 ボクもひまわり大好きだけどね。 海岸の先の坂を上がってようやく風の岬に到着。ずいぶん遠かったな。 気持ちよくてつい居眠りしちゃった。 お母さんに似た雲を見つけてちょっとだけお母さんに会いたくなった。 8月15日 ぼくのなつやすみも残り半分になった。 今日はおじちゃんたちはお兄ちゃんのお墓参りに行った。 ボクは一人でおるすばん。 暇だから風の岬まで行ったら、海岸で変な石ころを見つけてしまった。 晩ご飯のあとにおじちゃんに聞いたら クジラの耳の骨だって教えてくれた。 クジラの耳の骨は他の骨とつながってないから 耳の骨だけ海岸に打ち上げられることがあるんだって。 459 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 08 45 ID fpfCjZAH 8月16日 朝おじちゃんが木にブランコを吊るしてくれた。 ブランコで遊んだ後に秘密基地に行って虫相撲をした。 やっとのことで虫相撲でガッツの100勝カブトムシに勝てた。やった! 8月17日 朝、おおかみむすめの話を聞いた。毎年、夏の間山にこもっていて おじちゃんちにお風呂を借りにくるらしい。 今年は龍神池の辺りにテントを張ってるんだって。 おばちゃんに狼娘のことを聞いたら、 育ちのいい好青年みたいな美人のお姉さんだって…おかま? 龍神池に行ったら途中でへんてこりんな機械が置いてあった…?? 萌姉ちゃんが何かを待ってるみたいだけど一体なんだろう? 8月18日 朝ご飯の後、郵便が届いた。萌姉ちゃんが慌てて取りに行った。 後で萌姉ちゃんの部屋に行ったらすごく元気がなさそうだった。 どうしたのかな?おばちゃんに聞いたら、女の人はデリケートなんだって。 あの変な装置のところに行ったら、変なお姉さんがいた。 この変な機械でニホンオオカミを撮るんだって。 どうやらこのお姉さんが狼娘だったみたい。 460 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 08 49 ID fpfCjZAH 8月19日 朝ご飯に萌姉ちゃんがいなかった。具合が悪いのかな? 水をあげようとしたら、朝顔が枯れていた。ちょっと寂しい。 秘密基地に行ったらガッツが秘密兵器を投入してきた。 カマキリは反則だと思うなぁ…なんとか勝ってボクも正式に仲間入り。 てっぺん山への秘密の抜け道を教えてくれた。 萌姉ちゃんは晩ご飯もあまり食べる気がしなかったみたい。 おじちゃんは萌姉ちゃんは思春期だって言ってた。 8月20日 朝ご飯のあと、おじちゃんとおばちゃん、萌姉ちゃんが複雑な話をしてた。 萌姉ちゃんは高校も大学も行かないつもりで とにかくやる気がないらしい。ボクにはよくわかんなかったけど。 森に行く途中でまた変なのに遭遇。 びっくりして砂糖水を落としたら、砂糖水をなめだした。 甘いの好きなのかな? 晩ご飯のあと、狼娘がお風呂を借りにきた。 おじちゃんもなんだか悩んでるみたい。 おじちゃんが30歳を過ぎるまでは両親は完璧に近い人だったけど 今度はおじちゃんがが親をやる番になったら 15歳の萌姉ちゃんに負けちゃったんだって。 ボクにはよく意味がわからなかったけど。 8月21日 朝ご飯のあと、秘密基地に行ったら爆竹が置いてあった。 誰もいなかったからこっそりもらっておいた。 龍神池に行ったらトンボがたくさん飛んでた。 狼娘が小さいころの話をしてくれた。 狼娘は昔この麓の町に住んでいて 今のボクよりも小さいときにこの辺りに 家族でハイキングに来たことがあって いつの間にか迷子になって泣いていたら、突然鳴き声が聞こえた。 怖くなって逃げ出したら、いつの間にか山道に出ていて 気がつくと探しにきた青年団の人に保護されていた。 そのときの鳴き声がニホンオオカミだった。 だから狼娘を助けてくれたニホンオオカミを探してるんだって。 晩ご飯のあと、萌姉ちゃんにお風呂に誘われた。 お姉ちゃん失恋しちゃったんだって。 なんだかドキドキしてのぼせちゃった。 461 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 08 53 ID fpfCjZAH 8月22日 今日はおじちゃんとおばちゃんの結婚記念日だった。 おばちゃんは忘れてたみたいだけど。 家を出て森に向かう途中ヘビに遭遇した。 びっくりしてたら、おじちゃんが来て追い払ってくれた。 そのあと狼娘のところへ行ったらヘビのことでからかわれた。 正直に怖かったって答えたら、 ちょっとぐらい怖がりなほうが魅力的だって言ってキスしてくれた。 晩ご飯はすしだった。デラックス! 萌姉ちゃんと詩にプレゼントをもらって二人とも嬉しそうだった。 一生の宝物にするって。萌姉ちゃんが学校の教頭先生が 戦争中に自分の大事な宝物を裏山に隠したらしいって話をしてくれた。 8月23日 狼娘に会いに行ったらボクの写真をくれた。 写真のお礼に、なんとかあのお化けを狼娘の機械の前に あのお化けを誘いだせないかなぁ? 池の滝の裏に洞窟を発見。中にはカゴに入った本が置いてあった。 本は変な文字で書いてあって読めなかった。 う~ん、あなあなぼぼん? 大事なものかもしれないから、一応持って帰った。 家に帰る途中、機会の前に砂糖水を置いておいた。 これで来るかな?へんてこお化け。 帰って萌姉ちゃんにあなあなぼぼんを見せたら 英語の辞書と手紙だって教えてくれた。 宇宙人の本じゃなかったのかぁ…手紙は晩ご飯までに訳してくれるって。 「春、大河の流れ 咲き誇る花々の香り… 今、マークトウェインの冒険小説で読んだ夢の国アメリカと 私の生まれた国…この愛すべき祖国、日本は戦争をしています トムソーヤ ハックルベリーフィン 彼らが遊んだ野山に咲いている風を、日差しを… 私はいつか自分の肌で感じてみたかった… 今日まで、密かに、そしてひたむきに 彼らの言葉を学んできた私ですが… それも、そろそろ限界のようです 英語の辞書もここに隠さなければいけなくなりました もし、この戦争が終わってまだ、私が生のびていたならば 今の、清水のようなこの無垢の志しを… そして、春の到来を告げる南風のような高揚感を… 未来の自分へ伝えたいと思います 昭和十七年、春… 」 この手紙を読んで萌姉ちゃんは元気になったみたい。 明日から頑張るんだって。 462 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 08 57 ID fpfCjZAH 8月24日 暇だったのでアリの巣に爆竹を仕掛けて爆破してみた。 そのあと、月夜野池でぬしと対決。 なんとか釣り上げた。 晩ご飯のあと萌姉ちゃんと話した。 高校へ行くとここを離れなきゃいけないから寂しいんだって。 でも卒業したら絶対帰ってくるって。 明日おじちゃんが登り窯に火を入れるらしい。 8月25日 朝ご飯のあと、おじちゃんが 今年の夏はいつかまたなにかのきっかけでいきなり思い出しそうな なんともいえない印象的な夏だったって言ってた。 そういえばここに来てからまだ一度も雨が降ってないなぁ。 夕方、おじちゃんが窯に火を入れた。 徹夜の作業になるんだって。大変そう。 今日も晩ご飯のあと萌姉ちゃんと話した。 今年の夏が楽しかったからずっと中学生のままでいたかったんだって。 来年じゃ駄目なの?って聞いたら今年の夏は今年だけだって。 これをモラトリアム?って呼ぶんだって。 ボクには全然意味が分からないや。 8月26日 朝ご飯のあと、狼娘が来た。 ニホンオオカミの写真が撮れたんだって。やったね! あとで狼娘に会いに行ったら、なんだかあんまり嬉しくないみたい。 なぜでしょう? 晩ご飯のあと、萌姉ちゃんと20年後の話をした。 きっと月に人が住んだり、車が空を飛んだりしてるんだろうな。 463 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 08 59 ID fpfCjZAH 8月27日 狼娘は明日山を降りるらしい。全然寂しくなんてないし。 高速道路の下を通ったとき、突然雨が降り出した。すぐやんだけど ここへ来てから初めての雨。 てっぺん山へ向かう途中の神代杉に耳を当てたら水が流れる音がした。 晩ご飯のあと、焼きあがった陶器を見に行った。おじちゃんごくろうさま。 8月28日 龍神池に行くともうテントはなくて、ボク宛の書置きが残してあった。 なんだか食欲がなくて晩ご飯が食べれなかった。どうやら熱があるみたい。 なんだかホヘホヘって感じ。おばちゃんが看病してくれた。 おばちゃんちにいた男の子はとっても幸せだったんじゃないかな。 ボクはそのこの代わりできるかな…? おばちゃんに聞いたらボクはボクだって。 8月29日 朝ご飯のあと、おばちゃんが朝顔の写真をくれた。 そしたら詩が、ボクの一番好きな花はひまわりだからねって。 秘密基地へ行ったらみんながボクを励ましてくれた。 みんなとはなんだか前からずっと一緒にいるみたいな感じだけど ボクは明後日には帰るんだよなぁ。 晩ご飯のあと、お父さんから電話がかかってきた。 男の子だって。今日からボクもお兄ちゃんだ。 おじちゃんに早く帰って赤ちゃんの顔見たいでしょ?って聞かれたけど う~んそうでもないや… 464 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 09 07 ID fpfCjZAH 8月30日 朝ご飯のあと、詩がいなくなった。 おじちゃんたちも探し回っていたけど見つからない。 ひょっとして、と思ってひまわり畑に行ってみたらやっぱり詩がいた。 みんな心配して探してるのに何してるんだか。 晩ご飯の前に詩が帰ってきた。 どうやらボクにひまわりを渡すために海まで行ったみたい。 詩、ありがとう。 8月31日 朝ご飯のあと、お父さんが迎えに来た。 久しぶりに見るお父さんはなんだかすごく元気だった。 そろそろ帰る時間になったから 思い切っておばちゃんに最後のお願いをしてみた。 「だっこして。」って。なんだかとても悲しくて泣いちゃった。 そしたら、おばちゃんが男の子は泣いちゃ駄目だって これはおばちゃんちのきまりなんだからねって 泣きながらだっこしてくれた。最後におばちゃんが写真を撮ってくれた。 詩は車のあとをいつまでも追いかけて手を振っていた。 車の窓をふと見上げたら、ガッツたちが 木の上から見送ってくれているのが見えた。 私はあの夏に起こった出来事をいつまでもけして忘れないだろう これが、私が覚えているあの夏のすべてだった… その後、小説家として成功した私は 今ではNYのブルックリン橋が見えるホテルに住み そしてこの幼き日の物語の最後を彩るエピローグの言葉を探しているのだ。 そういえば、2001年のカウントダウンの時には 詩や萌も久しぶりに日本から遊びに来るらしい。 さよなら、20世紀… END 465 ぼくのなつやすみ sage 04/08/31 09 09 ID fpfCjZAH エンディングは5種類ありボク君がこの夏に経験した出来事の数によって 未来が変わってきます。 小説家EDは最高のもので、他には月夜野がダムに沈むED、 ソフト会社のプログラマーになるED、萌と詩が平凡な結婚をしたと聞くED、 おじの影響で会社を退職し陶芸家を目指すEDがあります。 ちなみに萌姉ちゃんの声は坂本真綾が担当しています。 スレ汚しスミマセンでした。 8月32日〈裏技にて出現〉 テクスチャーやキャラクターがバグっている 存在しないはずの日付ゆえなのか・・・ 永遠にぼくはなつやすみにいる事を選んでしまったのか 状況によって36日あたりまでプレイ可能 最後はフリーズする・・・
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ちきゅうにすむ”ぼくら”と、せかいせいふくをたくらむ”そらのひと”とのたたかいをえがくきかく。 世界観・設定・テンプレートは敢えて曖昧なものにとどめられており 頭を空っぽにして自由にのびのびと創造してみようという趣旨。 企画主 yji 企画告知イラスト 【企画】ぼくらとそらのひと 企画用素材 【ぼくらとそらのひと】テンプレート 企画サイト bokuratosoranohito@wiki 開催期間 2008.9.22〜未定 代表タグ ぼくらとそらのひと 企画目録 まっさらなテンプレート。使用は任意。 公式使用タグ ぼくらとそらのひと 【ぼくら】 - ちきゅうにくらすひと 【そらのひと】 - せかいせいふくにやってきたひと 参考タグ 空 青空 曇り空 星空 夜空 空想 関連企画 オリジョブ - 同一企画主による企画(期間終了) 参加作から
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《雨男》 突然だが、ぼくはおかしな都市伝説に気に入られている。 その都市伝説の名は『雨男』。 能力はその名の通り、雨を降らすこと。 どんなにセクシーなお天気お姉さんが晴れの予報をしようとも、てるてる坊主をぶら下げて家族みんなでピクニックを楽しみにしようとも、必ず雨が降る。 晴れてる日もあるじゃないかと言いたいだろうが、それは能力を発動させていなかっただけに過ぎない。 さらに言うと、この能力をぼくは制御できていない。 それもそのはず、ぼくは『雨男』と契約はしていないのだ。 実体がない『雨男』とぼくは意思の疎通が取れていない。ただ一方的に気に入られ、一方的に能力を行使されている。 いつ、どのタイミングで、『雨男』が能力を発動させようとしているのかが全然わからない。 真夏だろうが真冬だろうがいついかなる時も、『雨男』は突然能力を発動させる。 ま、能力を発動させると言えば聞こえはいいが、実際のところ雨を降らせるだけなのだが。 だから学校帰りの今も。 傘を持ってきていないというのに突如雨が降ってきた。 ちなみに天気予報の降雨確率はゼロパーセント。 勿論置き傘なんてあるわけがない。 つまり、濡れて帰る羽目になったということだ。 畜生、『雨男』の野郎め。会うことがあったらぶっ飛ばしてぎっちょんぎっちょんにしてやる。 だから都市伝説なんて曖昧で不可解なものは大嫌いなんだ。 ――と、雨降る外を見ながら内心で悪態をついていると、隣の席の子が一緒に入る? と誘ってくれた。 雨の日も悪い日ばかりじゃなさそうだ。 ありがとう、都市伝説。 いつか会えたらマックでも奢ってやるよ。 前ページ次ページ連載 - ぼくの物語
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【検索用 ほくらはなまえかない 登録タグ UTAU ほ グロイ・アンダーソン 曲 曲は 重音テト】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:グロイ・アンダーソン 作曲:グロイ・アンダーソン 編曲:グロイ・アンダーソン 唄:重音テト 曲紹介 少し電波なオカソンを、テトちゃんに歌って頂きました。 曲名:『ぼくらは名前がない』(ぼくらはなまえがない) 歌詞解説も投稿されていた。 歌詞 紅白帽に黒ペンで名前を書いておいたのに 青い夜空の星たちがごしごし洗って消えちゃった 給食のカレーこぼしたら染みが落ちなくなったから 僕はお肉を噛みながら鋏でメッタ切り ぼくらは名前がない、体操服にも書いてない 紅白帽は捨てられない、蟻さんが這ってるから アリサンコワイ アリサンキライ テストの解答に黒鉛で名前を書いておいたのに 名無しになって帰ってくる100点とったはずなのに ぼくだけ名前がない、いいやあるけれど…あるはずだけど 名無しのテストは捨てられない、お直しをして再提出だ センセイコワイ イノコリキライ ロウカハサムイ キョウシツイレテ お道具箱の中で蟻さん飼って餌あげる 本当は怖いけどぼくらは出来損ない以下 そもそもぼくは君じゃない、なりきることはできたけど 代わりに名前を失った紛い物のプログラム キカイニナリタクナイ ボクダッテニンゲンサ やだやだーやだー… コメント 名前 コメント