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とある魔術の禁書目録 第01話 「学園都市」 第02話 「魔女狩りの王(イノケンティウス)」 第03話 「必要悪の教会(ネセサリウス)」 第04話 「完全記憶能力」 第05話 「十二時(リミット)」 第06話 「幻想殺し(イマジンブレイカー)」 第07話 「三沢塾(かがくすうはい)」 第08話 「黄金練成(アルス=マグナ)」 第09話 「吸血殺し(ディープブラッド)」 第10話 「お姉様(みさかみこと)」 第11話 「妹達(シスターズ)」 第12話 「絶対能力(レベル6)」 第13話 「一方通行(アクセラレータ)」 第14話 「最弱vs最強」 第15話 「御使墜し(エンゼルフォール)」 第16話 「父親(かみじょうとうや)」 第17話 「大天使(かみのちから)」 第18話 「偽者(レプリカ)」 第19話 「打ち止め(ラストオーダー)」 第20話 「最終信号(ウィルスコード)」 第21話 「正体不明(カウンターストップ)」 第22話 「石像(ゴーレム)」 第23話 「風斬氷華(トモダチ)」 第24話 「虚数学区・五行機関」 DVD映像特典 DVD第01巻映像特典 「とある魔術のいんでっくすたん」 DVD第05巻映像特典 「とある魔術のいんでっくすたん2」 ※ここに記載の情報は放送当日または翌日の情報です。 第01話 「学園都市」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm4831073 23 59 4032 2287 sm4834327 23 59 940 238 sm4831393 24 00 1400 223 第02話 「魔女狩りの王(イノケンティウス)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm4902065 24 00 4768 1363 sm4902397 24 00 3803 653 sm4902195 24 00 3584 528 第03話 「必要悪の教会(ネセサリウス)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm4977844 24 00 5901 1990 sm4978886 23 59 1373 172 sm4977923 24 00 2259 169 第04話 「完全記憶能力」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5050621 24 00 5301 1149 sm5050797 24 00 2402 419 sm5051148 23 59 2387 415 第05話 「十二時(リミット)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5119765 24 00 3185 1385 sm5120320 23 59 1249 180 sm5120090 24 00 1449 92 第06話 「幻想殺し(イマジンブレイカー)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5190686 24 00 3429 1130 sm5190830 24 00 2573 827 sm5191871 23 59 1938 528 第07話 「三沢塾(かがくすうはい)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5258301 24 00 4598 1074 sm5258171 24 00 3045 549 sm5259075 23 59 2400 300 第08話 「黄金練成(アルス=マグナ)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5326684 24 00 6281 1604 sm5326754 24 00 2455 251 sm5327019 24 00 1224 146 第09話 「吸血殺し(ディープブラッド)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5398364 24 00 3396 1483 sm5398566 24 00 2412 356 sm5398683 24 00 1505 102 第10話 「お姉様(みさかみこと)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5471505 24 00 2206 1141 sm5471983 23 59 1098 238 第11話 「妹達(シスターズ)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5540322 24 00 6036 1374 sm5540451 24 00 2592 365 sm5540637 24 00 2413 217 第12話 「絶対能力(レベル6)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5608991 24 00 3184 1071 sm5609261 23 59 2582 426 sm5609118 24 00 1342 187 第13話 「一方通行(アクセラレータ)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5679954 23 59 4171 740 sm5680069 23 59 2504 368 sm5680447 23 59 1911 215 第14話 「最弱vs最強」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5783363 24 00 991 1188 sm5786764 24 00 1632 231 sm5784708 24 00 1657 139 第15話 「御使墜し(エンゼルフォール)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5848856 24 02 691 1131 sm5850272 24 00 2876 604 sm5848885 24 02 342 103 第16話 「父親(かみじょうとうや)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5912612 24 00 687 588 sm5914934 24 00 939 123 sm5912680 24 00 614 101 第17話 「大天使(かみのちから)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5979677 24 00 824 1050 sm6008634 23 59 1995 430 sm5980727 24 00 200 79 sm5980077 24 00 480 72 第18話 「偽者(レプリカ)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6050808 24 00 924 1125 sm6079014 23 59 1163 505 sm6052277 24 00 1992 324 第19話 「打ち止め(ラストオーダー)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6125023 24 00 1150 953 sm6128102 24 00 2369 356 sm6155131 23 59 1075 229 第20話 「最終信号(ウィルスコード)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6199204 24 00 984 896 sm6227283 23 59 1680 323 sm6199421 24 00 420 53 第21話 「正体不明(カウンターストップ)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6270049 24 00 1668 1380 sm6271973 24 00 1910 530 sm6298117 23 59 1518 371 sm6276812 24 00 1653 97 第22話 「石像(ゴーレム)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6339809 24 00 1259 930 sm6367070 23 59 853 264 sm6340332 24 00 2573 181 sm6346139 24 00 1411 153 第23話 「風斬氷華(トモダチ)」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6409126 24 00 1188 700 sm6409190 24 00 557 166 sm6409507 24 00 686 53 第24話 「虚数学区・五行機関」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6478924 24 00 1424 1158 sm####### 24 00 1771 143 sm6478924 24 00 251 107 DVD第01巻映像特典 「とある魔術のいんでっくすたん」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5922073 08 22 9784 1945 sm5918569 08 24 742 312 DVD第05巻映像特典 「とある魔術のいんでっくすたん2」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm7197293 07 12 16414 2426
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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある不幸なHappy days 選択と決着 終章 独白と幸福 『だから、たまにはアンタからも誘えっての!!』 「美琴サン、『アンタ』に戻ってます。朝っぱらからそんなに怒鳴らなくても」 『モーニングコールいらないのね「いります、ごめんなさい」よろしい』 上条はなんだかんだ言っているが、彼女との会話にニヤニヤしている。 「しかし、しかめっ面は眉間に皺できるぞ」 『うるさいっ!!『あら、御坂さん』あ、婚后さ『なにをニヤニヤと、……ああ、あの時の殿方ですね!!』ちょっ、ちょっと!!!』 増えるのは笑い皺のようだ。 ん? 婚后さん? 「……美琴様、今何時でせう??」 『えっ『あの時は』八時の十分前だけど?『苦戦しましたが』』 「なんで!!? 交代で七時にって約束だろ!!?」 『しっ『最終的には』仕方ないじゃない、ドキドキして通話ボタン押せなかったんだから『向こうから白状しましたわ』』 「美琴かわいいなぁ。……ってちがーう!! それだと遅刻しちゃうでしょオレが!!?」 『そっそれくらい『やはり』受け入れなさいよ。かっか彼氏でしょ『この婚后光子に畏れをなしたのでしょう』』 「かわいいけど、モーニングコールやめるぞ『ごめんなさい。許してください』はぁ」 不幸だ。と呟き、どたばたと準備する。 今までとは異なる朝の風景にようやく慣れてきた。 朝食を要求するインデックスも、朝食をかすめ取る猫もいない。 あの日常が楽しかったことは否定しない。 でも、 『今日はセブンスミストにいかない?』 「……またゲコ太か?」 『ブフゥ!! な、なんのことよ!!』 「また、ちょうどフェアがあるなんて知らなかった~だろ。わかったよ」 こちらの幸せをオレが選んだんだ。 これで周りが泣いたとしても、オレは、オレだけは後悔してはならない。 そして絶対に後悔なんてするわけがない。 『な~にだんまりしてんのよ?』 「……美琴」 『何よ?』 「好きだぞ」 『ふぇ? わっわ、たっ、しも、しゅしゅしゅきにょ!!』 「ははは……」 この道を美琴も歩いてくれているから。 左手薬指にある、キューピッドアローのタグリングが、一層輝いた気がした。 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある不幸なHappy days
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(反射……ですか) 神裂は眼前に居る白髪の少年のスキルを、こう分析した。 彼女の攻撃は少年に当てた瞬間に二倍の威力で返ってきた。そして、少年の身体や服までも傷一つ付いていない。それらから導き出せる解はこれしかない。と、神裂は判断したのだ。 (しかし、少年が私に触れた瞬間に体が真横に吹き飛ばされた、というのは、どのようなカラクリが......?) 神裂が自身の洞察力を限界まで振り絞り考察を続ける。勝法、方法、検討、イメージ、実行準備......神裂はこれらを約一秒で終え、七天七刀に手を伸ばす。 「……唯閃」 キィィィンという金属音のような騒音が鳴り響き、無数のワイヤーと共に必殺の斬撃が繰り出せれた。 だが、『聖人』神裂 火織の奥義は少年に触れた瞬間に奇妙な音と共に弾き返され、神裂の体勢が大幅に崩れる。 (……ここまでは大方予想通り) 二回、三回と安定したバウンドを繰り返し、目を細めながら再び刀へと触れる。もう一度だけ斬撃を繰り出して様子を見てみるかと懸念した所で、 少年の足元から音速を超えた無数の瓦礫が神裂へ襲い掛かった。 (…….っ!!!?) とっさの防衛本能で急所は避けたももの、左手足に瓦礫の破片が肉を抉るようにめり込んできた。いくら『聖人』とは言え、人肉を契り落す勢いの物体をまともに受ければ、ただの傷では済まされない。 (こんな、不規則な魔術は見たことが無い......しかし、この動きはどこかで聞いたことが......まさか!?) 神裂は疑問を払拭するために、立ちあがり、口を開いた。 神裂は使い物にならなくなった左手足を引きずりながら、少年と真っ直ぐ目を合わせ、ただ見据えて、こう言った。 「ベクトル変換の能力者『一方通行』…。学園都市ですか」 「だから、なンだッてンだ。俺はさッき連れてかれた女に用があンだよ。雑魚はすッこンでてくれねェか?」 「……学園都市とは共同任務と聞いていたのですが」 一方通行は下らなさそうに口を質問に答えた。その顔には疲れは無く、むしろ余裕の雰囲気が窺える。 「……あァ、ッてことは、お前が『外部の協力者』か。海原の野郎も嘘だけは吐かねェな」 「と、いう事は、私は貴方を『味方』として見ても良いと言うことですか?」 「勝手にしろ。俺は女を追う」 「追うも何も、彼女を連れて行ったのは私の仲間です。貴方とも一戦交えたと聞いていますが」 「あァ? 俺と?」 「ええ、無能力者ながら貴方に勝利したという話です」 一方通行は、ばつの悪そうな顔をして目を逸らしたのち、忌々しそうな声で愚痴を吐いた。 「上条か……」 「はい。とにかく『原石』の少女は我々が保護しました。目的は達成できたと思うので、貴方はもう日本に帰ってもよろしいかと」 「……なるほどな。俺がわざわざイギリスは来たのは丸ッきり無駄骨だッたて訳か」 「残念ですが、そうなりますね」 一方通行は、一回だけ息を吐いて、頭を掻いて、神裂を睨みつけた。 「だれがそンな胡散臭い『協力者』なンぞ信じるか。別にお前が俺を味方だと思うなら好きにすりャ良いが、生憎、俺はそう簡単に人を信じられるほどお人好しでも無ェンだよ」 そうですか、と神裂は穏やかな顔で返したが、 「…では、ここを通す訳にはいきません」 その目は穏やかでは無かった。神裂も目の前の少年には不信感を抱いており、自分に協力する気が無いと言うなら、道を空ける訳にはいかないのだ。 「その体で何が出来るッてンだ?」 「安心してください。殺す気はありませんから。」 その言葉を聞いた一方通行の顔がさらに凶悪に歪み、 「お前はつくづく癪に障るクソ野郎だな」 そして再び、戦闘が始まった。
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日高 210様より あああ ばつあ ぐむい むおか ぼおえ ゆとあ てえう んごと いでそ ぼぐぼ ごらた ずのあ しえう よらず すちひ りごこ かがち よろう ねこや きふう をぶき しせそ はにお じいそ おちむ ふおし てぶぼ まじた めさき ひよて ぼかた とああ ないぐ おちち すども ざどつ べごだ めうさ べふく ぶぐこ びぶな そどぜ び
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とある野営の一夜 突然ですが野宿をすることになりました。   空は既に深く沈み、満天の星の海原には三日月の船が静かに浮かんでいる。 地上では赤い星がユラユラ揺らめき、パチパチとはじけて声を上げている。 星の周りでは幾つもの影が横になり、あるものは寄り添い、またあるものは寝癖の悪さに潰されながらも眠っている。 その中心では二つの影が向かい合うように座っていた。 一つの影は全ての髪を後頭部へ流し。 もう一つの影は黒い法衣に銀の髪をこぼしていた。   「こうして火をはさんで向かい合うのは何年ぶりだろうかな。」 「ふふ、本当に・・・久しぶりですね・・・」   パチパチと木が弾ける。 それ以外に音はなく、沈黙が辺りを包む。   「・・・・・・フフ・・・」 「? どうした?」 「いえ・・・貴方に初めてあった時も、こうして焚き火をはさんでいたなぁと思い出しまして」 「ああ・・・懐かしいな。あれからもう10年近く経つか・・・。」 「ええ・・・。私は仕事ばかりの特殊戦闘員で・・・」 「俺は、まだフリーの傭兵だった頃だな・・・。」 「ふふふ・・・あの頃は二人とも、仕事熱心でしたね」 「良く言えば、そうなるがな。今だから言うが、いけ好かない奴だと思ったな」 「あら、それをあなたが言いますか?あの時は今以上に無愛想でしたのに」 「言うな・・・自覚はある・・・」 「ふふふ・・・」   燃える薪を動かす。 崩れる薪、舞う火花、弾ける木々の音が響き、闇へと溶けていく。   「あれからも、何度か一緒に戦ったな」 「ええ・・・」 「・・・・・・」 「・・・いつからか・・・」 「む?」 「いつからか私は、あなたに会うのが、楽しみになっていました。」 「・・・フッ」 「む、何故笑うのでしょうかそこで?」 「いや、何でもない」 「もう・・・」   些細な関わりだった。 十もあるかないかの、僅かな出会い。 それでも、鮮明に残っているあのときの記憶。 やがて戦いの場は離れ、会う機会もなくなり。 次に会ったときは―――   「気がつけば、互いに大きく変わっていたな・・・」 「ええ・・・。」 「・・・・・・。」 「・・・・・・。」   思わず、沈黙が二人を包む。 それは互いに承諾し、内に秘めた、過去の思い。   「・・・あれで・・・」 「・・・?」 「あれで、よかったん・・・だよな」 「・・・ええ。あれで・・・よかったのです」 「そうか・・・そうだな」   パチパチと薪のはぜる音が小さくなっていく。 時の進みを知らせるそれに、再び薪をくべる。   「・・・先に寝ておけ。次の当番は俺が起こしておく」 「ええ、お願いしますね。それじゃあ、お休みなさいませ・・・」 「ああ、おやすみ・・・」   夜はまだ長い・・・ しかし、それでも何時かは月は地の果てにその身を落とし、再び日の光が空を染めていく。 なんてことないたった一晩の、なんてことない対話は、日々の記憶の中へと音も立てずに埋もれていく。  
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内容 中身は普通の日替わり幕の内弁当であるが、デザートに明月通りもん1個がついてくる。 価格550円で通りもん1個食べられるとあってか通りもん目当てでよく売れている。 販売業者 初盆弁当 発売駅 明月駅
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嵐一 概要 駅裏に学校と公園があり、孫とあぞぶ老人の姿が良く見られる。 ランドマーク 路線・隣の駅 ● 誡登環状線 天蓋周防⇔嵐一⇔姉朝倉 元ネタ THE地球防衛軍 おじいちゃんの地球防衛軍
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とある魔術の禁書目録 色 出演者 備考 黄色 上条当麻(声:阿部敦) 水色 インデックス(声:井口裕香) 緑色 御坂美琴(声:佐藤利奈)
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【とある吸血鬼の休日】 種別 アーティファクト 説明 日記のようなアイテム 突然現れた、とある吸血鬼の過去が書いてあるもの その吸血鬼本人には知覚できないし、読めない 要は本人に参加させず過去編を見るためのもの あるところに、家族で仲良く暮らしている吸血鬼の少年がいました その少年は元気で、優しく、そしてなにより吸血鬼であることに誇りを持っていました 少年は人間のような、寿命こそ吸血鬼ですが、穏やかな日々を過ごしていました 少年には可愛らしい恋人がいました 名をレアと言い、後ろに束ねた艶やかな髪と緑色の瞳が特徴の、心優しい女の子です レアはその優しさから、種族への偏見すら持たず、少年とお付き合いをしていました その日は、晴れでした 少年とレアは森の入口へ、ピクニックに行きました 森にはときどき魔物が現れますが、少年は戦いの心得と、親から譲り受けた剣を持っていたので、全く気にしていませんでした 二人はそれぞれお弁当を持ち寄りそれを交換したり、ゆっくり横になったりと、静かな時間を過ごしていました そこへ、レアの家のとなりに住んでいる■■■が突然走ってやってきて、少し離れたところへレアの手をひいていきました 「彼なんか置いて」 「僕と付き合ってください」 レアは困ってしまいました レアは、吸血鬼の少年とお付き合いをしていて、結婚まで考えていたのです そもそもそんなことを言う人だとは思っていなかったので、驚いてしまって、なんと言えばいいのかわかりませんでした 少年もまた、困ってしまいました なんと言えばいいか、あるいは何も言わない方がいいのか、全くわからなかったからです 二人共離れたところで話しているつもりのようですが、彼には聞こえていたのです 少年は人を傷つけることを嫌ったので、どうすればいいのかわからなくなってしまいました 「ご、ごめんなさい、■■■、私は彼とお付き合いをしているから……」 「……っ、なんで」 ■■■は叫びました 「レアはなんでそいつを選ぶんだよ!」 「アイツはなんでレアに選ばれたんだよ!」 「魔族の穢れた血が混じってるくせに!!!」 吸血鬼の少年は、■■■を蹴飛ばしました ■■■はバランスを崩し、倒れてしまいました 次の瞬間、お腹がとても熱くなりました ■■■と少女の悲鳴が響きました 吸血鬼の少年は、持っていた剣を■■■のお腹に突き立てたのです 剣を引き抜き、切りつけました ■■■は激痛に身を縮こませ、少女は恐怖によって動けなくなってしまいました 「……」 ざしゅっ 「……」 ズサッ 「……」 グサッ 「……」 ビシャッ 吸血鬼の少年は小さく呪詛を吐きながら、■■■を肉塊に変えていきました すでに息はありません ただ、淡々と 「……」 ぐちゃっ 「……」 ぐちっ 「……」 べたっ 「……」 べちゃっ 肉塊は泥にまみれ、砂をかぶり、身につけていた布は小枝を巻き込み、ついにそれがなんだったのかすらわからなくなってしまいました 吸血鬼の少年はそこでやっと剣を振り下ろすのをやめ、ただ何も言わず、立っていました 少女はその惨劇を見て動けなくなりながら、それでも吸血鬼の少年を信じました "神様、お願いします 今に彼は剣を取り落とし、泣き乱れるのでしょう 人を殺してしまったと、後悔し、落ち込み、ひどい自己嫌悪に陥るのでしょう きっとそうに決まっています そうでないと、決して彼と共に道を歩むことはできないのだから" と そして 吸血鬼の少年は剣を取り落とし、こう言いました 「ああ、服が汚れてしまった。母上に叱られる」 神はついに、少女の願いを聞き届けませんでした
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そんな大混乱真っ最中の美琴の状況を、一部始終を見ていた人影が一つ。 その人物は、然も面白いものを見つけたという不敵な笑みを浮かべながら、二人に近付いく。 「みさかみさかー、なにしてるー?」 メイド服姿の少女、土御門舞夏は二人に接触を試みた。 しかし、意外にも反応は返ってこなかった。 現在美琴さんは絶賛上条さんを心配中で、舞夏の声など全くと言っていいほど届いていなかった。(上条さんは気絶中) 何度も声をかけ、結構な位置にまで近付いたのだが、美琴は未だに気付く気配なし。 ただいま絶賛大混乱中だ。 「落ち着こう、まずは落ち着こう……。深呼吸、そう、まずは深呼吸よ」 自分自身に言い聞かせ、気分を落ち着けようと深呼吸を始めるが、何か呼吸がおかしい。 「いや、それ違うだろー」 深呼吸ではなく、何故かラマーズ法をやっている美琴に、口に出して突っ込んでしまったが、それでも美琴さんは舞夏の存在に全く気付いていません。 「(ここまで気付かないのも、ある意味すごいなー)」 などと舞夏が感心していると、呼吸法の間違いに気付いたようで、普通に深呼吸し始めた。 「スー……ハァー……スー……ハァー……よし!」 数回深呼吸を繰り返し、なんとか正気を取り戻す御坂美琴。 しかし、正気を取り戻した事で、ようやく間近にいた土御門舞夏の存在に気付く。 「……」 「よー、みさかー」 ようやく自分の存在に気付いた美琴に対し、舞夏は満面の笑みであいさつする。 「つ、土御門!?」 美琴は驚きの声を上げると、変なポーズで固まった。 「しかし、さっきのみさかは傑作だったなー。ぷぷぷぷ……」 「忘れろー! 今すぐに忘れろー! 記憶から永遠に消去しろー!」 「そりゃ無理だなー。あんな強烈なの忘れろなんて」 「う〜……」 心底楽しそうな笑みを浮かべながら、清掃ロボに乗って美琴を先導する舞夏。 美琴の強烈な威嚇も軽く流し全く動じないところ、なかなか度胸が据わっている。 電撃喰らわせて記憶を消去させたいところだが、上条に肩を貸して歩いているためか、電撃は発生しない。(右手に触れてるんで) 「ていうか、あんたも手伝いなさいよ。結構きついんだけど……」 「自業自得じゃないかー? 全く、病人に向かって電撃ぶっ放すだなんて、普通信じられないぞー」 「うっ……! そ、それはまあ、そうなんだけど……あれはまあ……何というか……挨拶みたいなもので……」 「物騒な挨拶だなー」 「ううっ……」 痛いところをつかれ口篭もる。 舞夏の言う事ももっともだ。 というか、普段から電撃ぶっ放す事が挨拶になってることがおかしい。 「まあ、そんな心配しなくても、もう着いたから。ほら、この寮だぞー」 清掃ロボの回転でこちらを向いた舞夏が、じゃじゃーんと効果音のつきそうな勢いで紹介する。 まあ、とくになんの変哲もない、学園都市のどこにでも建っていそうな普通の寮だ。 「(こいつ、この寮に住んでるのね……)」 ようやく知ることの出来た上条の家に、ちょっぴり嬉しそうな美琴。 しかしその反面、舞夏が上条の家を知っていた事にモヤモヤしたものを感じている。 「(土御門の兄貴が、こいつの家のお隣りさんとか言ってたけど、本当かしら? いや、たとえそれが本当だとしても、本当にそれだけ?)」 ここに案内される前、舞夏が上条のことを知っている事に美琴は過剰に反応してしまった。 またこの男は、舞夏のピンチでも救ってお近付きになったのではないのかと。 その反応が、舞夏の悪戯心にさらなる拍車をかけてしまう。 舞夏と上条の関係について、間違いではないけれど勘違いされそうな説明をしてくれたので、美琴としてはずーっとモヤモヤしっぱなしだった。 中でも、『偶に晩御飯のおかずをおっそわけしたりしてるなー』は、聞き捨てならないセリフだった。 「(偶にってどのくらいかしら?)」と知恵熱出そうなほど考え込み、いろんな妄想を膨らませる事となっていた。 「どうかしたかー?」 舞夏がいやらしい笑みを浮かべながら、美琴の表情を窺っていた。 「な、なんでもないわよ!」 「そうかー。それならさっさと行こうー」 舞夏先導のもと、寮の中へと入っていった。 「ここがこいつの部屋……」 初めて入る上条当麻の部屋。 男の一人暮らし(実際は違うのだが)の部屋にしては、意外にも普通に片付いている。 美琴が想像していた、男の一人暮らしの部屋とは全くかけ離れていた。 いろいろと目がいってしまうが、とりあえず何より先に上条当麻をベットに寝かせるのが先だ。 舞夏にも手伝って欲しいところだが、生憎今はいない。 隣りの兄貴の部屋に荷物を置きに行っている。 少し待っていればすぐ来るだろうが、今は時間がおしい。 早く上条を寝かせてあげたかった。 「よいしょっと……」 未だ目を覚ます気配のない上条を支え直すとベッドへと運ぶ。 「(ようやく終わりか……)」 ちょっとした苦行(美琴さん的にはドキドキイベント?)が終わるんだなー、と気を抜いたその時、 スルッ……! 何か踏んだわけでもないのに、足がスベった。 「えっ!? ちょ、ちょっと待って!?」 静止の声を叫ぶが、そんな願いが届くはずもなく、美琴は盛大にバランスを崩す。 「と、と、ととととと……」 なんとか体勢を整えようとするも、もはや無駄な抵抗でしかなく、盛大にひっくり返るのだった。 「きゃっ!」 ボスッ……! しかしながら運が良かったのか、倒れ込んだのはベッドの上だ。 ……が、この状況は運が良かったと言っていいのだろうか? 仰向けにベッドに倒れた美琴の上に、上条当麻が覆い被さるように倒れ込んだのだ。 「わっ、わっ、な、な、ななななな……!」 思わぬハプニングにカチコチに固まる。 顔はもうこれでもかというくらい真っ赤になる。 肩を貸していた時もそれなり密着していたのだが、この状況はもう先程までの比ではない。 はっきり言って、現在の御坂美琴は上条当麻に抱きつかれて押し倒されているようなものなのだから。 上条の顔がすぐ真横にあり、彼の息遣いがリアルに直接聞こえてくる。 「ハァ…ハァ…ハァ……」 風邪のせいで息遣いが荒いのだが、この状態だと美琴を押し倒して興奮して息が荒いように思えてしまう。 「え、えっと……」 一応、上に乗っかってる上条を退かすことくらいはなんとかできるかもしれないのだが、美琴は何も出来なかった。 いや、何もしようとしなかった。 「もう少し…このままでも……いいよ、ね?」 そう思ってしまったから。 しかし、美琴は忘れていた。 ここへ案内してくれた少女の存在を。 「待たせたなー、みさかー。どうだー、上条当麻の容態……」 陽気な声を上げながら部屋に駆けつけた舞夏は、目の前の光景に言葉を失う。 ベッドの上にもつれ合う若い男女二人。 御坂美琴が上条当麻にベッドに押し倒されているように見える。 「……」 「……」 「え〜っと……土御門?」 沈黙に耐え切れなかった美琴が先に口を開くが、 「あーそーだそーだ舞夏さんまだしごとがのこってたんだーいそいでやらないとー」 いかにもわざとらしいセリフを完全棒読みすると、何事もなかったかのように、舞夏は部屋を出て行こうとする。 「ちょ、ま、待ちなさい、土御門! こ、これは違うの! 誤解なのよ!」 慌てて美琴は起き上がるが、新たなハプニングが発生する。 むにぃ…… 上半身を起こした際に上条当麻の頭が、つーと滑るように流れ、上手い具合に胸元で止まった。 「ちょ……!?」 「おおおー!」 驚愕と歓喜、二つの声が同時に上がる。 そして未だ絶賛気絶中の上条当麻は、そんな声にも反応する事もなく、母性の塊(塊といえるほどのものではないが……)が心地いいのか甘えるように頬擦りしていた。 「ちょ、ちょっと……」 「ん……」 声に反応した、わけではなく、ただ唸っただけ。 上条さんは現在美琴さんの母性の塊を堪能中。 「じゃあなーみさかー、がんばってな〜♪」 と、上条に気を取られている内に、舞夏はとても楽しそうな笑顔を向けて部屋から出て行った。 「ちょ、ちょっと、待っ……土御門!?」 追おうとするも、動いた際に美琴の胸から解放された上条がベッドから落ちそうになったので、それを助けたりしている内に追えなくなった。 かくして、二人だけが部屋に取り残された。 「えっと……どうしよう?」 美琴の問いに答えるものはいない。 唯一の存在、上条当麻は未だ目を覚ます気配はなかった。 さて、上条当麻の部屋から出て行った土御門舞夏だが、彼女は本当に立ち去ったわけではなかった。 現在彼女は、一旦寮から出ると近くに身を潜めていた。 身を隠しながら眺める彼女の視線の先には、たった今出て来たばかりの学生寮がある。 しばらくそこの出入口と上条当麻の部屋のベランダを観察していると、上条当麻の部屋のベランダに御坂美琴が出て来た。 美琴はベランダから下界を見下ろし辺りを探っている。 捜しているのはたぶん自分、土御門舞夏だ。 しかし、舞夏は見つからない。 舞夏からは美琴は見えているが、美琴から舞夏は見えていない。 しばらく辺りを見渡していたが、やがて諦めたのか部屋の中へと戻っていった。 「(ふぅー……)」 一息安堵のため息をつくが、すぐに何かを思い出し、携帯電話を取り出す。 携帯の登録メモリを呼び出し、そこにある番号の一つに電話をかける。 『は、はい! もしもし、こちらインデックスです……』 未だ電話馴れしていない純白シスターの応答が返ってきた。 「おー、もしもし、シスターか?」 『あー、まいか? どうかしたの? でんわなんてめずらしいね?』 「うーん、それなんだがなー……とその前に、シスター、つかぬ事を聞くが、今どこだ?」 『ふぇ、今? 今はこもえとあいさと一緒に、スーパーの試食品を食べ歩いてるけど……モグモグ』 電話の向こうから、『シスターちゃん、食べながら話しちゃはしたないですよー』と言う声が聞こえてくる。 『今日はね、おおとくわりびきの日なんだって。だから今日はこもえの家でみんなで鍋にしよう話になってるんだけど、まいかも来る?』 「うーん、お誘いは嬉しいんだがなー、生憎と舞夏さんは忙しいんだなー」 『そっかー、それは残念だね……』 と普通にインデックスと会話しながら、舞夏は状況を分析する。 (こもえって人のところで夕食をお呼ばれとなると、寮に帰ってくるのはそれなりに遅くなるか? それはそれで好都合なんだが……) 『それでね、今日はこもえのところにお泊りするんだ』 「なにぃ!?」 『わっ、わっ! どうしたの、まいか?』 あまりにも願ってもない展開に大きな声を上げてしまった。 舞夏としては、今この純白シスターに帰ってきてほしくなかったので、状況としてはなんとも好都合な展開だった。 「あ、いや、なんでもないぞー、はははは……。そ−か、シスター今日はお泊りかー。上条当麻には連絡したのかー?」 『ううーん、とうまに今日はこもえのところに泊まるって伝えたいんだけど、連絡がつかないんだよ』 「そーか、それなら私から上条当麻に伝えておいてやるぞー。ちょうど今寮だし、さっき部屋に帰ってきたみたいだしなー」 『ほんとー? ありがとう、まいか。助かるよ』 「はっはっはー、礼には及ばんよー。それじゃあな、シスター」 『うん、ってまいか、何かようがあったんじゃないの?』 「ん、ああ、それはもういいんだ。もう解決したからなー」 『?』 そういって電話を切ると、舞夏は小さくガッツポーズする。 あまりにも、あまりにも好都合な展開に、もう嬉しくて嬉しくてたまらなかった。 「とはいえ、あとはみさか次第なんだけどなー……さて」 気持ちを切り替えて、舞夏は再び寮の中へと戻っていく。 目指すは上条当麻の部屋、の隣りの兄貴の部屋。 上条当麻と御坂美琴の状況を探るには、なんともベストな場所だ。 今夜は楽しい一夜になるかなー、と期待に胸を膨らませていた。 前へ 次へ