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301 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/31(土) 02 24 29.73 ID ??? 一応アンゼロット派、法皇派、天眼大僧正派みたいに勢力分かれてて一枚岩じゃない設定だけど あんまり使われてなさそうなイメージ 302 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/31(土) 02 29 11.46 ID ??? 昔、法王派の依頼で動くキャンペを聖職者PCとか吸血鬼PCとかをメインにした話をやったが、 モチベーションについて不満を言われたので、法皇を美少女にした。 するとモチベーションはみるみる回復してみんな元気よくキャンペを終わらせてくれた。 恐らく、あんまりアンゼ派以外が使われない理由はこの辺にあるんじゃないかと思うがどうか。 303 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/31(土) 02 55 41.84 ID ??? おかしいな 俺の鳥取では法王が教皇ばりに邪悪な……聖威煽るるお姿でなければ盛り上がらんぞ 304 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/31(土) 02 57 32.94 ID ??? きっと女グイードがいる平行世界なんだよ 305 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/31(土) 03 05 01.17 ID ??? つまり 302のとこと 303のとこでは法王性が違うわけか スレ303
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【平唯の人間観察 第十五話「二人」】 「と言うわけで今日は調査しますよ調査! この前に教えてくれた占い師さんのところへ私たちで向かうんです!」 「あれ、笹木師匠は?」 「鵲崎さんなら書類仕事が忙しいとかで引きこもってますよ。 煙草の本数増えてましたからね、ありゃ相当溜まってる。」 「じゃあ今あったら八つ当たりされちゃうね!」 「ええ、まず間違いなくやられますね。」 今日は組織からの任務ということでF-No.333さんと仲良く駅前で遊んでいた。 任務の内容はシンプル。 駅前で評判の占い師の正体を調べてこいという物である。 だが問題が一つ。 「ねーねー、唯ちゃん!任務終わったら二人で遊びに行こうよー。」 「駄目ですよ、私勉強有るんで。」 「むーひどいなー、私としては唯ちゃんともっと仲良くなりたいのに。」 「いやいやいや、前そんな事言ってついていったら襲ってきたじゃないですか。」 「大分襲われ慣れてたよね、まさか笹木さんの手によって経験済み!?」 「違うからね!?前話した久瀬って子がそういう趣味なだけだから!」 「いやー、私は唯ちゃんに素質有ると思うよー。 男装して町を歩いている時なんてこんなイケメンが男の子の筈無いって思うもん。」 「くっ、相変わらず日本語で喋ってくれない人だ!」 そう、F-No.333さんっていうか三原さんは本格的な女性好きでことあるごとに私にアプローチを仕掛けてくるのだ。 何時襲いかかられるか正直気が気ではない。 「ほら、居ましたよ。あの占い師です。」 「成る程成る程あれですか、じゃあうち合わせた設定通り行きますよ。」 三原さんが私と腕を組む。 大きな胸が腕に当たる。 今回は私が男装してラブラブカップルという設定らしいのだ。 「当ててるんですよ。」 別に当てないでよろしい。 ため息が出る。 「さ、行きますよ。」 占い館の中に入っていく私と三原さん。 傍目から見れば本当にカップルである。 三原さんは口を閉じてさえいれば基本的にエロイ身体したお姉ちゃんだし、 私も口を閉じていれば只の美男子である。 特に怪しまれはしない。 「次の方、どうぞ。」 「あっー!」 店の入り口で悲鳴をあげている人が居る。 聞き覚えのある声だ。 後ろを振り返る。 「唯ちゃん、私というものが有りながらそんな女と……!」 「げげぇ、由美ちゃん!」 「ひどい!酷いわ!今日は貴方との相性をこっそり占いに来てたのに!」 周囲の視線が一気に私に突き刺さる。 私がまるで浮気をした男みたいじゃないか。 どうしてこうなった……。 「性別の壁なんて関係ないわ!そう言ったじゃない!」 ああ、確かに“お前が”言ってたな……。 「待ちなさい小娘、唯ちゃんは私のものよ。」 三原さんなに言い出しているんですか。 「何よどきなさい!唯ちゃんの隣は私の指定席よ!」 「うるさいわね!あなたみたいに貧相な身体じゃ唯ちゃんは満足できないのよ!」 「まさか唯ちゃんあなたこの人と!? 酷いわ!私の気持ちを裏切ったのね! でも良いわ、私貴方がどれだけ汚れても受け入れて上げる。 だからさあ!」 どうしてこうなった! どうしてこうなった! 店員の静止も聞かずにわめき合う二人。 周囲の人々もそろそろ私が女だと言うことに気付き始めてきたらしい。 全員が苦笑いである。 「お、お客様困ります!一旦店の外に出てください1」 まあなんだかんだで私たちは店の外に退去させられてしまった。 二人のバトルはいまだ続いている。 「大体貴方は唯ちゃんと何時からの仲だっていうの!? 私は小学校の時から彼女とずっと一緒だったんだから!」 「あら、時間しか誇れる物が無いの? 私なんて何度も(組織の訓練的な意味で)熱い夜を過ごしたわ!」 「唯ちゃん、本当なの!?」 「いえ、全く身に覚えがございません。」 「まあ言えなくて当然よね、だってあーんなこと(新必殺技的な意味で)やこーんなこと(新必殺技的な意味で)もしちゃったし。」 「あーんなこと(無論、性的な意味で)や、こーんなこと(勿論、性的な意味で)……。 ちょっとそれ詳しく聞かせなさい!」 「ふっふっふ、良いでしょう。 なんなら貴方相手に実践して上げましょうかぁ?」 「私は身も心も唯ちゃんのものよ!」 ああもうこいつら死ねば良いのに。 「貴方が平唯ね、待っていたわ。」 突然、耳元で声が響く。 それと同時に目の前が真っ暗になった。 二人の悲鳴だけが聞こえてきた。 【平唯の人間観察 第十五話「二人」】
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ここ最近、寒暖の差が激しいですが、比較的日中は暖かい日が続いています。 春になり気温が上がってきたせいかどうかは分かりませんが、最近、食欲が無くて困っています。 夏バテにはまだかなり早いですよね。 「春バテ」なんて聞いた事もないですし。 食べたくない時は食べなくていいのかな~って思ったりもするんですが、食欲が戻ってきた時に暴飲暴食に走ってしまわないかとそれも心配です。 一口ずつでも良いから、ちゃんと三食食べるように頑張ってみたいと思います。
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【平唯の人間観察第十一話「無名」】 こんにちわこんにちわ。 最近、家に小さな女の子が遊びに来るようになってしまった平唯です。 このままだとロリコンに目覚めてしまいそうです。 私は一応女の子なんですがねえ。 「……いやぁ、この日本茶美味しいね。」 「なんで純ちゃんは私の家に上がり込んでぬらりひょんよろしくお茶飲んでるのかな?」 「サンジェルマンが空間転移のゲートを繋げてくれたの。」 「お母さんに見つかったらどうするの?」 「大丈夫だよ、どうせ気付かれないしー。」 「あー、あの気配消す技?忍者か何かなの?」 「技じゃないよ、体質体質。」 「そんな愉快な体質あってたまるか。」 「あるんだなーこれが。」 ぐいぐいとお茶を飲む純ちゃん。 まるで自宅のようにくつろいでいる。 「どうしてこうなった……。」 「まあまあ、慌ててもしょうがないよ。」 「あんたが言わないの。」 「むー。」 子猫のようにゴロゴロしている純ちゃん。 やばい、ちょっと可愛い気がしてきた。 ピンポーン その時、突然チャイムが鳴った。 「はーい。」 「……むむ、強者の気配がするよ。」 「何馬鹿なこと言ってんのさ純ちゃん。」 私は玄関まで行って割と不用心にドアを開ける。 どのみち私のイケメンバリアなら何が有っても大丈夫だろう。 「おお、会いたかったぞ我が妹よ!お前は父に似なかったみたいだな!」 ドアを開けた瞬間、何者かが風のように駆け込んでくる。 私は何らかの方法でイケメンバリアーをすり抜けたらしいそれにつかまった。 ……なにやら巨大で柔らかい触感の球体が私の顔に直撃する。 どうやら女性らしい。 ……ところで私にはこんな姉が居た覚えがない。 「唯ちゃん、そこの背の高い女の人は誰!?」 「キャアアアアアア!何この可愛い女の子!」 「えっ、ちょっ、こっちにくるなぁぁぁああ!?」 ぶっちゅー 純ちゃん、唇を奪われるの巻。 反応からして恐らくファーストキス。 「う、奪われた……。」 「ヒャッハー、可愛い女の子の唇を奪ってやったぜ!舌まで入れてやった!」 「勝ち誇ってる!?」 「……良く解らないけど、許さないよ。」 「安心しろ少女、そのまま下のハジメテも奪ってやるよ。」 純の能力である牛の刻参りから発生した五寸釘が乱れ飛ぶ。 あれは濃密な呪いの塊なので物質は投下する性質がある。 だから普通の防御は通じないのだ。 お姉さんはジョジョ立ちを決めてシニカルに笑ってらっしゃるが割と不味い気がする。 長く真っ直ぐな髪をかき上げるお姉さんは鷹に似ていた。 「ふん、面白い能力だ。」 そう言うとお姉さんは当たり前に五寸釘を全て掴み取った。 掴み取った。 あり得ない。 人間の身体に当たったらそのまま呪いとしてダメージに変わる筈なのに。 「だがこの私の“ダークマター”には通じないな。」 「な、ええ!?」 「驚く表情も中々可愛い、よし、そこの少女、私に名を名乗れ。 ちなみに私には名乗りたくても名前がない。」 「くっ!」 純ちゃんの姿が消える。 彼女の“消える体質”でお姉さんの隙を突くつもりらしい。 「止めなよ少女、そんな物持ってたらお巡りさんに掴まる。」 「くっ!」 純の持っていたバタフライナイフがお姉さんの脇腹に突き立つ。 だが血は流れない。 よく見ると切れているのは無駄に露出度の高い服だけで、肌には傷一つ無い。 このままボケッとしていてもしょうがないので私が助太刀に入ろうと思った瞬間だった。 「そこまでですよ、№1、これ以上やったら怒ります。」 「うげぇ、サンジェルマンじゃねえか。怖い怖い。」 「あ、サンジェルマンどいて!そいつ殺せない!」 「わわわ、待ってください純さん。この人丁度今明也さんを(性的な意味で)食ってきた所なんですよ。」 「尚のこと殺す!」 「待って!冷静に考えてください!間接キスですよ!?」 「……それか!」 サンジェルマンが登場する。 すがすがしいまでの突っ込み役不在だ。 そこで私が空気を読んで突っ込み役を担当するかというと当然違う。 私は空気が読めない子だ。 「ところでめーちゃんを性的な意味で食ってきたって何事? 私を妹って呼ぶってことはもしかしてお兄ちゃんの奥さん?」 「あ、その話は嘘です。あとこんな濃いキャラが明也さんと一緒に暮らせる訳無いじゃないですか。」 「あたしみたいな清純派を捕まえて濃いキャラとはどういうことだ!」 「――――助けに来たぞ、大丈夫か馬鹿弟子!変態仮面RXに何かされてないか!」 いきなり家のおくから笹木さんが出てきて私の姉らしい女の人を蹴り飛ばした。 マジ突っ込み不在。 「げげっ、№5じゃねえか!」 「お前、俺の弟子の貞操奪ってないだろうなあ!」 「私はそこの少女の唇奪っただけだぞ。」 「なら良いか。」 「よくなーい!」 長身のお姉さんが二人も並ぶと流石に威圧感たっぷりである。 純ちゃんが小さすぎて完全に無視されている。 どことなく一触即発な気がするがまあ私は気にしない。 「三人とも、お話があって来たのですからバトル展開はやめましょうね?」 サンジェルマンが指を鳴らすと一瞬で私たちは図書館の中にワープしていた。 これもサンジェルマンの都市伝説能力かしら。 「お、図書館じゃねえか。」 「馬鹿上司、ここなら暴れて良いのか?」 「わー、隠れるところも一杯あるね!」 「ここで暴れられると私の胃袋に穴が空きますけどね。」 「よしやるぞ№5!」 「言われなくてもやる気だったからね!? 今日こそ№1返上させてやるよ。」 「私が私がおいてけぼりだと……。」 「やめろおおおおおおおおおおおお!」 サンジェルマンが泣いている。 恐らく相当大事な本があるのだろう。 原っぱの真ん中とかにワープすれば良かったのに。 二時間後。 衣服の乱れた純ちゃんと師匠とお姉さんと、ついでに黒こげのサンジェルマンを図書館の隅に転がしたままに、 私は怒りで頬がやや引きつっているレモンちゃんとかいう少女から話を聞いていた。 「まず、そこのお姉さんのここでの名前はF-№1、人間としての名前は影山月美。 お前の腹違いの姉だ。戦闘力は圧倒的なんだがいかんせん常に性欲持てあましてるのが難だ。 それと上田はまだこのことを知らないから黙っていて欲しい。 実の兄や自分の行いのせいで身が危ない純を担当する予定だったんだが……正直これじゃ心配だ。」 「あのー、質問があります。レモンちゃんだっけ?」 「№6、レイモンだ!」 都合良い。 この子に突っ込みをまかせよう。 「じゃあレモンちゃん、月美さんの都市伝説能力って何?」 「おおざっぱに言うとダークマター。 この世界にはあり得ない物質を引きずり出して使っている。 正確に言うとちょいと違うけど気にするな。 お前の頭じゃ理解できん。」 「カッチーン。」 「リアクション古ッ!?」 「それとF-№にはホモとレズしかいないの?」 「いいや、バイしか居ない。」 「もうやだこのグループ。」 「私も全く同じ事を思ってたよ。」 私たちは顔を見合わせて苦い笑みを浮かべた。 「あとレモンちゃん、お姉さんって言うけど私会ったこと無いよ。」 「ああ、こいつは母親がこいつ生んでからすぐ死んでな。 人間として育てるのも難しいから都市伝説に飲まれたことにして組織の黒服ってことにしてるんだ。 なんだかんだで人間としては古株だよ。 系統は強化、性質の良く解らない物質を体中に満ち溢れさせてパワーアップ。 黒い太陽の力があーだこーだ言っているがぶっちゃけ理屈は解らん。 生まれてすぐに契約状態になっていて名前もわからん。 だからダークマター。 理屈で説明しようとするとサンジェルマンの論文が必要だから私はやらんぞ。」 「それはパスだね。」 「そういうことだ。あれは本当にこの世界とは別の物理法則で生きているからな。 お前らの父親は本当に……困った物だよ。」 「女の敵だね!」 「いや、何故そうなるのかは解らないけどさ。」 「言ってみただけ!」 「なら良い、ところで其処に転がってる半裸部隊と黒こげは捨て置いて飯でも喰いに行かないか。 私の担当している契約者の炒飯が旨いのでな。」 「待て……、それなら私が前に友達から教えて貰った麻婆豆腐を……!」 「お前は少し寝てろ!」 「あふぅん!」 月美さんがレモンちゃんに蹴られて喜んでいる。 この様子を見る限り残念だが、残念だからこそ、間違いなく私の姉らしい。 【平唯の人間観察第十一話「無名」 fin】
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【平唯の人間観察第十話「スイートハートチューン」】 「ボク思うんですけどね、砂糖というのは神が人間に使わした平和への架け橋なんじゃないでしょうか。」 「そ、そうなのかな?」 「ていうかアレなんですよね。 ボクってば胃袋キャラじゃないですか。 だから甘いもの食べるのは決して趣味じゃなくてキャラ付けアピールの為の一環っていうか。 昔流行ったスイーツ系男子、みたいな。」 「みたいな、じゃなくて貴方は貴方はスイーツ系男子そのものなんじゃないかな?」 「う~ん……。」 こんにちわ、平唯です。 今は学校町で有名な変人ばかり集まるというカフェで甘味を楽しんでいます。 この店はコーヒーを頼む前からガムシロップが置いてあるので、 嫌いなコーヒーを頼まなくてもパフェにガムシロップをかけられてすっごくありがたいです。 今私の目の前でオレンジジュースをチューチュー吸っている子供は拝戸純。 前々回私を男だと勘違いして襲いかかってきた子です。 これで高校二年生らしいのだから正直驚きです。 学校町は色々怖いところだと思いました。 なんで今私が純ちゃんとお話ししているかというと彼女の卑劣な策でおびき出されたからです。 デザートフェスタに連れて行ってあげるからめーちゃんとの関係を洗いざらい吐けだなんて卑怯です。 そんなことされたら誰でもどんな情報でも吐いちゃいますよね。 「ところで昇天ペガサスMIXパフェ食べ過ぎじゃないかな? これでお代わり十回目だよ?」 「いやいや純ちゃん、その程度で驚いてはいけません。 甘い物は別腹って昔から言うでしょう?」 「そ、そうなの……?」 「ええ、そうですよ。」 「それはまあ良いとして、そろそろお兄ちゃんとの関係を教えてくれないかな?」 「ああ、私は彼の従妹です。」 「でも従弟なら普通あんな感じで抱き合ったりしないんじゃないかな?」 「いや、恋人以上親戚未満みたいな感じなんですよ今。」 「親戚同士で恋愛はアウトなんじゃないかな? ていうか男同士で恋愛って時点でアウトなんじゃないかな?」 「それを言ったら兄妹で恋愛ってアウトですよ。」 「義兄妹だからセーフ!」 「あれ?てっきり本当に妹だとばっかり……。」 違うのか。 めーちゃんの家と私の家とは母親が双子の姉妹だという以外接点が無いからあまり解らない。 そういえば昔の中国で義兄弟というのはおホモダチのことだったらしいが…… 純ちゃんの場合はまあストレートなのでセーフだが。そう言う意味ではむしろ私の方こそ危ないくらいだ。 いいや、そもそも彼女の場合外見がどう見ても小学生なので彼女は別の法律でアウトか。 「……本当に貴方は貴方は従弟なのかな? 私が本当の意味で妹だったらわざわざこんな質問しないとおもうなあ。」 ジトーっとした目でこちらを見つめる純ちゃん。 あらやだ可愛い食べちゃいたい。 「従妹だよ。子供の頃からあの人に遊んで貰っている。 あの人の優しい部分、人間らしい部分を知っている数少ない人間だと言っても良い。」 「ふーん、私は私は遊園地で迷子になった時に助けて貰ったもん!」 「ボクは遊園地までドライブに連れてって貰いました。 その後お泊まりまでしましたね。」 「私は私は入院した時にお見舞いに来て貰ったもん!」 「ボクも殺人鬼に襲われて入院した時は三日三晩寝ずに付きそってくれました。」 「私は私は一緒に添い寝したことあるもん!」 「ストォォォォォオップ!駄目、その外見でそんな事言うと逮捕だよ! 君じゃなくてめーちゃんが逮捕されちゃうよ!」 「…………何を言っているのかな?」 「いやだって、え?」 「お泊まり会したんだもん!」 「………………何も無し、っすか。」 「友さんとも一緒にトランプしたよ!」 「いやいや、ボクもまだ何もしてないけどさあ。 ていうか友さんって誰?」 「私と私とおにいちゃんの友達なの!」 「ふぅん……。」 めーちゃんと純ちゃんの友達と言うからにはヤバイ奴に違いない。 会ってもいない友という人を勝手にイメージしてみる。 めーちゃんと似た雰囲気のド変態男に違いない。 考えるだけで恐ろしいぜ。 「まあボクはめーちゃんのピンチを助けたこととかあるもん。 何だかんだ言ってバトルヒロインなんで。」 「ヒロ……イン?」 「ああ、間違えた、ヒロインではないよね。」 「私だっておにいちゃんのピンチを助けたことあるもん!」 「ボクの場合めーちゃんと入れ替わって敵と渡り合ってたからね!」 「私なんてお兄ちゃんが胴体真っ二つになってたところを助けに行ったもん! ちゃんと時間稼ぎしたもん! 「待って、胴体真っ二つの時点で手遅れじゃないの!?」 「ところがそうはならないんだよ!お兄ちゃんってばすごいよね!」 「そんな化け物を従兄に持った覚えはなかったよ。」 まったくもう、胴体真っ二つでも大丈夫ってセルかブゥかクマーかチョコラータかバギーくらいだ。 あとシックスさん……は、結局死んだね。 仙水さん……死ぬか。キメラアントの王なら大丈夫だけど。 「お兄ちゃんは化け物じゃなくて常識からずれちゃっただけだよ。」 ちょっとムスっとした様子の純ちゃん。 何か化け物という言葉に嫌な思い出でもあるのだろうか? 「まあ良いや、それはそうとしてボクは昔からめーちゃんと仲良くしてて勢い余って良い雰囲気になっただけなんだ。 以前から付き合っていたとか君の存在とかはまったく知らなかった。 そう言うことで良いかい?」 「まあそれは解ったけどさ。 貴方は貴方はこれからもお兄ちゃんを好きで居続けるの?」 「会うだろうね、うん。」 「そっか……。」 「めーちゃんを独占したいの?」 「うん。」 純ちゃんは素直に頷いた。 でも、それは彼に対してあまりにも理解がない。 彼は誰かに所有されることを一番嫌うのだ。 「それは無理だよ。」 「なんで?」 「だって、誰かに独占された時点でそれはもうめーちゃんじゃないもん。 そもそも純ちゃんは太陽や月を独占できるのかな?」 めーちゃんは人間とかなんだとか言うよりも太陽や月みたいな星に近いのだ。 遠く何処か届かないところで強く優しく輝き続けるけど触れられやしない。 彼を受け止められるつなぎ止められるキャパシティーの人間なんて居ない。 そんな寂しい人なのだ。 「できないけど……。めーちゃんは人だもん。 私の力なら絶対私の物にできるよ!」 「そうか、それならやってみればいい。 ボクは無理だと思っている。」 「自分の物になってくれないと思ってるなら、なんで傍に居るのさ?」 「だって純ちゃん、太陽や月が無ければ世界は輝かないじゃないか。」 「……よくわかんない。なんでそこまでめーちゃんのことが好きになれるの?」 「うーん……。最近知ったんだけど私って実は色々複雑な事情が有って養子に出された身の上なんだよね。 家族と直接血が繋がってない訳よ。 でもそんな私にめーちゃんは優しくしてくれたんだよね、子供の頃から。 周りの人には悪の権化みたいな扱いされてるけど私にだけは優しかった。 それじゃあ駄目かな。」 「……ふーん、なんでいきなり私に私にそんな大事な話をするのかな?」 「君が好きだから、じゃあ駄目かな?」 「…………じゃあ私の私の事情も話そうかな。 私は私は家族と血こそ繋がってるけど、それほど優しくして貰った覚えがないの。 だからって虐められてたかって言うと違うんだけど…… 関係が希薄な感じかな? めーちゃんは初対面の筈の私と私と積極的に関わろうとしてくれたの。 私の私の閉じた世界の天窓なの。」 「成る程、お互い事情が有る訳ね。」 「そうみたいだね。」 「ボクはめーちゃんが好きな人が好きだよ。」 そう言ってウインクすると純ちゃんは少し頬を赤くした。 「わ、私は私はお兄ちゃんを独占するのに貴方が邪魔なんだからね! 只相性悪いから排除する順番が後なだけなんだから!」 「さて、錦双龍三連盛り金粉フェスタパフェ十八杯目お代わり!」 「って聞いてない!?」 「聞いてるよ、まあ良いよそれで。 ボクは君のことを勝手に友達だと思うことにするから、年も近いし。」 「うぅ……調子が狂うなあ。あとそれ以上頼まれると私の私の通帳がすっごく寒くなるかな?」 「仕方ないよ、君はボクをパフェ食べ放題の条件で誘い出したんだ。 そんな物にあっさりひっかかるのなんてボクだけだよ!」 「そんなぁ~!」 「イケメンと美味しい食事してるんだからお金くらい払ってよ!」 めーちゃんのろくでなしっぷりが移ったかのような台詞を言い放ちながら、 私は運ばれてきたパフェをぱくつき続けるのであった……。 【平唯の人間観察第十話「甘味」fin】
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No.18 VX-RTPに愛を込めて(ただしモングラ) 自動保管庫からDL タイトル画面(VX) VXのモングラをアグネ・ライス・ブリの3人が紹介 レス 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/18(火) 22 53 37.98 ID 4GhD7/vo0 [8/13] 突発祭り用ksgできた、ただしVX ttp //www.viprpg.org/up/tkool_etc/src/tkool4vip2618.zip 179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 00 11 28.06 ID J3MQ/ExG0 . 141 かっこいいモングラ多いねVX 長くてさすがに途中ちょっとgdったけど色々勉強になった でも変態会話とか削ったら多分半分以下の時間ですむよね いろいろひどいよね 183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 00 20 56.72 ID aE0mNPcu0 [1/2] . 141 色々吹いた 途中から思ったよりまともだった 全部見終わってタイトルのCERO表記で更に吹いた 186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 00 27 18.68 ID /G/gsJO60 . 141 すげー長かったが面白かった このノリ好きだわwwww クイズの答えが気になりすぎ 193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01 09 14.89 ID +jKGHrDk0 [1/3] . 141 タイトルふつくしい。 スライムまでしか見てないけど、バスタードワロたw いずれ全部見るわw 205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 01 59 02.48 ID eHrYcXaw0 [1/3] . 141 逆にここまで会話のネタ仕込めるのがすごいわw VXのモングラはいいものだ、心が洗われる 212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/10/19(水) 02 36 44.35 ID xvdyV4/D0 [1/2] . 141 オレ、門倉って立ち絵としか見てないんだよなー VXの顔倉がそれらの門倉に対応してるって始めて知ったわ はにょう先生の職業そのまんまで覚えてるからな、それらの顔倉 233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/19(水) 07 07 21.77 ID 6ojuBj7t0 . 141 変態! コメント 名前 コメント
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「友人は信用すべし、ただしカードだけはカットせよ」とは 管理人《リラ》の名言。 意味:友人のカードなら切り裂いても信用を失わない カットとは、ブロックに切って(カット)、積みなおす行為である。