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94 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/03/10(火) 16 30 02 ID ??? 話変えるがこの前入ったリア工房の新人がDX2の黒犬で「電線を切って電線に流れている電気を利用すれば 普段より強力な攻撃ができるはず」とかロプロレスがうざい。注意してもTRPGの醍醐味は創意工夫の はずだと態度を改めない。やっぱり切るしかないのかな。 97 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/03/10(火) 16 35 53 ID ??? 94 困ったときはGM判断、で言うことを聞かないなら困でいいと思う 98 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/03/10(火) 16 36 37 ID ??? 94 それは確実に焦げるじゃねーかwww あと、故意の甚大な損害は実は自分持ちなんだぜ?とか言ってやれば 107 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/03/10(火) 17 46 26 ID ??? 94 そのキャラの攻撃を利用してより強力な攻撃を放つ敵キャラを出してやれ スレ220
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【平唯の人間観察第七話「忌」】 皆さんお久しぶりです。 平唯です。 まずは前回までのあらすじをざっくり説明したいと思います。 丁度六ヶ月ほど前のとある任務の最中に私は暴走した契約者に返り討ちにあってしまいました。 その際に担当の黒服さんは死亡してしまいましたとさ。 え?平然としすぎてないかって? ほら、だってどうでも良いじゃないですか。 他人の死にそんなことを言っても私は可愛いし、可愛いは正義ですから、許されます。 それはそうとしてこの六ヶ月間にあった三つの出来事をまとめたいと思います。 一、私の「※ただしイケメンに限る」が進化した。 二、従兄のめーちゃんが私を襲った契約者とバトルした後説得した。 三、説得したその足で私の居た病院までかけつけてずっと私につきそっていた。 この三つです。 眼を覚ましたらめーちゃんがベッドの傍で寝ていたのにはビックリしましたね。 後で両親に聞いたら三日三晩ずっと付き添っていたらしいですね。 自分勝手な人間だと思っていたからびっくりです。 兄さんにも人間らしい心らしき物が有るのかとちょっと感動してみたり。 ……それにしても何故私の両親はめーちゃんの記憶を取り戻したのだろう。 その辺りの事情は気になるが正直怖くて聞けなかったです。 まあそんなこんなで新しい担当の黒服さんと共に私の人間観察はまだまだ続くのだったり。 「で、お前は何故学校町に居る? お前の活躍舞台は番屋町だと思っていたんだがなあ……。 こんな地獄のど真ん中に来られるとお前が心配で夜も眠れないよ。」 と言う訳で私は趣味の男装を見せびらかしがてら学校町に遊びに来ていました。 場所は勿論めーちゃんの探偵事務所です。 「大丈夫だよめーちゃん、私……ボクもこの数ヶ月で大分強くなったから。」 「それは知っている。なんせF-№5だったか? わざわざ上位ナンバーがお前の担当してくれているんだろ? 贅沢だよなー、俺なんか未だに『組織』の危ないのに追いかけられてるのに。」 「そんな事言っちゃって。 ボクが良い感じでトレーニングして貰えているのもめーちゃんがF-№0さんに追っかけ回されてるおかげだよ? 今では※ただしイケメンに限るの能力も単なるバリアーから空間操作レベルにまでレベルアップしたしね。」 「解りづらいよなあ、お前の能力。なんだよ許可と禁止を操る能力って。 男装している時だけにかぎってなんでも有りじゃねえかよ。」 「まあねー。」 椅子に腰掛けて久しぶりに従兄妹同士の語らいが小一時間ほど続いた頃でした。 めーちゃんの視線が何故か私の胸の方に行っていることに私は気付きました。 どうやらサラシの上からでも胸の様子を妄想できているようです。 さすが我が変態道の兄弟子です。 「いやぁ……」 「どうしたの?」 「ん、育ったなあ……と思って。」 「ああ、それはもう高校生ですから育ちもしますよ。」 「成長性:Aだなあと思って。」 「それはもう六ヶ月かけて徐々にジョジョに育ちましたよ。 ていうか良いの?女子高校生にそれは紛う方なきセクハラだよ?」 「何を言っているんだ、俺は昔から変態だ。 お前の前では隠していたんだけど幼いお前を見る度に興奮していたんだ。」 「ていうか能力の関係でボク男装中なんですけど。 それでも興奮するの?」 優しくて大人の余裕が有って少し格好良いかと思えばこれだ、呆れてしまう。 めーちゃんは立派なことを言うんだけど頭の中ではそんなこと全く思って無くて、 むしろ本能のままに好き勝手行動し続けているのだ。 テーブルを挟んでソファーに座っていためーちゃんが隣に座ってくる。 「むしろ、男装をしているお前に興奮しているな。 男装っ娘の見せる一瞬の女性らしさがむしろグッドだと思う。」 「いやぁ、……変態は家系だね。」 「なんだい、共通の家系と言っても河伯家の皆様は至ってノーマルだろうが。」 「それはそうだけどさあ、ボクのお母さんもめーちゃんのお母さんも普通だし。 変なのと言えば癸酉君くらいかな。」 「癸酉はねえ、色々可哀想な子だよ。うん。」 何気ない親戚の話をしている筈なのに何時の間にか逃げ道を塞がれている。 あれ、興奮してるのってもしかして冗談じゃなかった感じなのでしょうか? 「めーちゃん、ちょっと距離近くないですか?」 「いやあ、そうやってビクビクしている辺り可愛いなあ。 彼女にしてやろう、ていうかなれ。」 「だってお兄ちゃん沢山付き合ってる女の人いるじゃん。 ていうかボクたち従兄妹同士だよ? 流石にそれはまずいってば!」 「お前だって好きだろ、そういう倒錯したの。 それに俺は甲斐性有りだから沢山女の人と付き合ってても良いの。 バレなければ!」 「ボクにばれてるじゃん!おかしいのがたまらなく好きになる変態ってのは認めるけど!」 「お前は良いんだよ、特別だ。俺の全てを堂々と受け入れろ。 ……俺のような完璧な人間だって誰かに甘えたくなる時があるんだ。」 「なんですかそれデレたつもりですか!?」 「ええい面倒だ、押し倒す。」 めーちゃんが私に覆い被さる。 「きゃあ!?」 「俺が段々異性として好きになる、俺を段々異性として好きになる……。 従兄妹同士といういけないシチュエーションにお前は興味を持ち始める……。 ―――――ってのは嘘なんだけどさ。」 先ほどまで鼻と鼻が触れあう距離にいたのにめーちゃんはふらりと紅茶を淹れにキッチンに行ってしまった。 ホッとしたような、物足りないような……。 「ほら、紅茶とケーキだ。」 「わーい、ありがとう!」 「本当にお前は甘い物好きだなあ……。」 「そりゃあもう女の子ですから!」 口をもぐもぐさせながらも喋る。 それをみてめーちゃんが呆れているがまあ良しとしよう。 「さっきの話だけどなあ、わりと冗談でもないんだよ。」 「何の話?」 「いや、幼いお前を見て興奮してたって話。」 「わー、ロリコーン。」 「そうだよ、俺も自分をロリコンだと思ってた。」 「たすけておかあさーん、変質者が居るヨー」 「でも不思議なことに、今のお前を見ても中々心惹かれるんだよ。」 「え゛?」 「不思議だろ?」 「いや不思議も何も……。」 「さっきみたいな冗談抜きで言うぞ、俺はお前が好きだ。 お前は俺を人間として見てくれる。 お前は俺の人間からずれた性質を知っても優しく接してくれる。 駄目なんだ、そういう優しいのに俺は弱いんだ。 本当に好きになってしまった。俺はお前を愛してる。」 どうしよう。 そういわれると悪い気がしないと一瞬思ってしまった。 一瞬でも思ってしまったら、その隙を突いて彼はきっと私の心を奪っていく。 嘘だって解っているのに。ずるい人だ。 何か喋って欲しい。 なんでこんな時だけボケッと外を見ているんだろう。 空が綺麗だとか考えているんだろうか? 言うだけ言ったから自分の気持ちは晴れたとでも思っているのだろうか? そもそもこの言葉は嘘な筈なのに自分はなんでこんなにも真面目に考えているんだろうか? その時めーちゃんは急に立ち上がった。 そして煙草に火を点けながら事務所の外に向かおうとする。 「めーちゃん。」 「…………なんだ?」 「めーちゃんは自分の言葉が人を狂わせて不幸にしていくのを知っているくせに、 それでも私利私欲の為に言葉を使い続けるよね。 めーちゃんの気まぐれな愛情と欲望のせいでボク今すっごく不幸な気分。」 「ごめん。」 「良いよ、どこかの誰かさんと違ってボク……、いいや私は許してあげる。 なんてったって血は水より濃いからね、全部受け入れてあげる。」 「ありがとう。」 「普段の饒舌さは何処に行ったのさ?ていうか昔は男装してる私の姿嫌いだったくせに。」 「俺は何時だって最低限にしか喋らないさ。 それじゃあちょっと煙草吸ってくる。」 「待った。」 後ろから抱きついてみる。 驚かされたお返しだ。 子供の時は何気なくしていた動作なのに今ではすっかり意味が変わってしまった。 いや、めーちゃんにとっては今も昔も同じ意味を持つ行為なのかも知れないけれど。 「……きゃー、現役女子高生に後ろから抱きつかれるなんて俺興奮しちゃう。」 「そう、めーちゃんけむいね。」 「昔は煙草を吸うのが格好良い男の条件だった時代があるんだよ。」 「ふ~ん、どうでもいいや。」 「そうだそうだ、お前にお小遣い渡し忘れていたっけ。」 「やだなあ、子供扱いしないでよ。」 「貰える物は貰っておけ。」 ガチャリ 何の前触れもなく突然ドアが開いた。 そこには小学生くらいの女の子が立っていた。 普段なら誰か近づいてくれば解るのに、その少女には気配という物がまったく感じられなかった。 「お兄ちゃん遊びに来たよ……って。 どうしてお兄ちゃんは私の私の知らない男の人と玄関で抱き合ってるのかな? お兄ちゃんは男の人が好きな変態さんだったのかな?」 「あー待て、純。 これにはお前には解らない大人の事情があってだな……。 おい、唯、急いでそこの女の子を閉じ込めるようにイケメンバリアー張れ。」 「えっ!?えっ!?」 「と に か く い そ げ ! 」 「えと、※ただしイケメンに限る!」 次の瞬間だった。 ゴスンゴスンという音と共に釘のような物が光の壁の中で乱反射する。 「防壁……それはそこの男の能力かな?」 「めーちゃんこの子誰!?」 「遊園地で偶然出会った妹だ!」 「うわぁ、犯罪の香りしかしねえ!」 「良いからお前は一旦逃げろ唯! こいつとの話はおれがつける!」 「いいや、そんなのそんなの私が私が許さないんだから。」 ゴスン、ゴスン、ゴスン! 光の壁の内側から鈍い音が響き渡る。 「嘘だろ……?丑の刻参りを防壁に撃ち込んでるのか! 呪い返しのダメージが有る以上、自爆特攻ですらないぞ!」 「ど、どういうことめーちゃん!?」 「はっはっは、あの子は世にも珍しい本物の病ンデレなんだ!」 「戦闘になると一番厄介じゃないそれ……。」 バキィン! ※ただしイケメンに限るによる防壁が破られた。 「さぁて………… 言い訳は後でゆっくり聞いてあげるからね?」 まあ良いか。 めーちゃんに生で私の実力を見せる良い機会だ。 私は少しばかり腹をくくることにした。 【平唯の人間観察第七話「忌」fin】
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【平唯の人間観察第八話「異常者達へ」】 「仕方ないね、追い詰められては仕方ない。 本当にどうしようもない、そうだね。 私に出来ることはたった一つだけだ。」 「いや、だからさっさと逃げろって言ってるじゃ……うにゃん!?」 うにゃん、ね。 大の大人が可愛い声を出す物じゃないよまったく。 守ってあげたくなるじゃないか。 と言う訳で早速、めーちゃんを※ただしイケメンに限るのバリアーで事務所の奥にはね飛ばす。 「残念だったねめーちゃん、君はどうやらイケメン度が足りないらしい。」 「待て、そいつの相手はお前みたいな普通の人間には無理だ! 俺がこの場はなんとか……!」 「第一限定、第二限定、第三限定、めーちゃんの周囲は完全に封じさせて貰うよ!」 めーちゃんは土壇場でとてつもない力を発揮する。 三重に通行許可(イケメンのみ)のバリアを張って動きを止めたところで安心は出来ない。 だがここまでやって動くならそれはめーちゃんの運命だ、諦めよう。 そして私はクルッと振り返り謎の小学生と向かい合うと高らかに宣言した。 「お嬢ちゃん、ボクこそがそこの彼の恋人だ! 名前は源天太(ミナモトアマタ)! 君のお兄さんは実は男もいけるタイプの人だったんだよ! 今此処でその事実を受け入れてその上で彼を愛するなら良し! それでも許せなくて暴力を振るいたいならボクが相手する! ボクの目の前で彼は傷つけさせない!」 「お、お、俺はホモじゃなーい><」 めーちゃんがショックのあまり妙なキャラになっている。 語尾に顔文字を使うなんて彼にあるまじき動揺っぷりだ。 まあ放っておこう。 解説キャラとして活躍してくれるはずだ。 「…………そう、そうだったんだ。」 問題は目の前のこの少女。 素直に話を聞いてくれるとも思えない。 「良いよ、別にお兄ちゃんが男が好きでも女が好きでもどんな趣味であっても構わない。 私は私はその上で心からお兄ちゃんを愛しているんだ。 本当におかしいよね、狂っているよね、でも悲しいかなこれが事実。」 やれやれと言った様子で首を振り肩をすくめる少女。 大人しくこのまま帰ってくれるのだろうか? 「ただ、その愛情が私だけに向いてないのが……ゆるせない!」 私の目の前で彼女の姿が消える。 高速移動の都市伝説か? 私は反射的に都市伝説で私の身体をぐるっと巡るように防壁を築いた。 一瞬の間が有ってからもの凄い勢いで何かが壁とぶつかる音が後ろから聞こえた。 「う、うまい! 気配、否、存在を知覚できないあいつの異常性をまるで前から知っていたようだ! 確かに全方位防御だったら不意打ちもフェイントも関係ない! 条件さえ満たせば何より脆いにも関わらず、 条件さえ満たせなければどれだけ強い力を使っても突破不可能な、 ※ただしイケメンに限るという都市伝説の能力を存分に利用している!」 めーちゃん、解説役ご苦労。 「何かな何かなこの能力!」 見えた、まるでメタルギアソリッドでスネークが現れる時みたいに急に現れた。 あれはいっそ私では近く不可能くらいに思っておいた方が良いだろう。 「すっごく、厄介だよね!」 少女は袖から大量の釘を取り出して私に向けて撃ち出した。 釘は曲がったりうねったり滅茶苦茶な軌道を描いて私へ飛来する。 だがどの方向から来られたところでこの防壁は物理的と言うより概念的な物なのだ。 当然、そこに方向など関係ない。 イケメンじゃない釘が私を傷つけられる訳もない。 「次はこれだよ!」 少女は巨大な槌を取り出して私に振り下ろしてきたが、それも私の目の前で止まる。 「成る程、な。 あの釘は物理攻撃と言うより密度の高い呪いの塊だ。 故に物理的な防御はほとんど意味をなさない。 そして槌もまたそれは一緒。 面白いことに普段なら物理的防御を透過する一撃と気配遮断の異常で 肉体や都市伝説のアドバンテージをひっくり返すあいつが攻めあぐねている! 偶然とはいえ相当に相性が悪い。 いや、これは偶然なのか? そもそも拝戸直、あのこの世に唯一真性の殺人鬼を相手に生き残って、 二年前の俺とのドライブで首無しライダーに囲まれた時も無傷、 ……いや俺の荒い運転で頭ぶつけたけどね。 この勝負もそんなあいつの幸運が招き寄せた必然だというのか?」 なんだろう。 我が従兄ながら解説役が板についているというか……。 ていうか誰に向けてベラベラ喋っているのだろう。 「だが、その程度で圧倒できるならあいつは、俺たちは異常とカテゴライズされない。 土壇場で奇跡を起こすから異常は異常たり得るんだ。 油断するなよ天太。 …………数多と唯、たくさんと一つをかけたつもりかね。」 最後の一言はぼそっと呟いていたつもりだろうがばっちり聞こえたぞ。 「源天太さんだっけ? よそ見してて良いのかな?」 グラリ、と私の作った防壁が再び揺れた。 「―――――――――――!?」 「さっきの五寸釘で破壊できたんだもの……! その気になれば正面からでも壊せるよね!」 「でもそれは呪い返しを恐れないから使える方法であんまり多用は出来ない筈じゃないの!?」 防壁が大量に密集した五寸釘とそれを撃ち込む槌によって破壊される。 さっきの振動もこれで起こしてたんだろう。 「その発想が甘いんだなあ。天太君。 俺たちにはそんなまともな発想通用しないぜ。 方法があるんだから迷わずそれを使う。 まともじゃないが、普通だろ?」 そんな そんなの無理だ。 怖くて出来ない。 訳のわからない相手が居れば私だったら一旦引いて対策を練る。 「やっと捕まえたよ、天太さん!」 少女の顔が目と鼻の先まで迫ってきた。 「チッ、そろそろ解説役は無理か!? 待ちな純、そいつをやらせる訳にはいかないぜ!」 イケメンな台詞を言うと同時にめーちゃんが私の防壁を一気に二つすり抜けてきた。 どうやらめーちゃんは正攻法で私の防壁を無効化することができたらしい。 無駄に解説役を務めていただけではないようだ。 多分壁の中で私の能力の攻略法を練り続けていたに違いない。 「チェックメイトだよ、天太さん!」 その小柄な体躯から想像できない力で少女は私を蹴り倒した。 そしてそのまま馬乗りになって私に釘を突きつける。 「これで天太さんの運命もこれまで、お兄ちゃんにはもう二度と触れられない。」 だが、それで良い。 その距離が良い。 私の『※ただしイケメンに限る』のもう一つの力を発動するにはこの距離が一番良いのだ。 「それじゃあ、さような…………」 「都市伝説の使用を!※イケメンに限る!」 今度作り出すのは防壁ではない。 イケメンにだけ都市伝説の使用を許可する結界だ。 私の倒れていた床を中心に白い光が満ちていく。 私は少女を押し倒すと力尽くで押さえつけた。 この状態だと力を使いすぎて私も防壁を展開出来ないのだ。 「ここまで密着していればさっきの消える力も妙な五寸釘も使えないよね!」 「う、ううぅ…………!」 「はいはいそこまでだ二人とも。」 完全に解除されたバリアの中からめーちゃんが出てくる。 めーちゃんは押さえつけられた少女の手の中からバタフライナイフを奪い取ると、 「お前ら其処に黙って座れ。」 とだけ命令した。 ……逆らうと怖いし逆らう気になれないので座る。 「まずは純、お前はそんなに暴力に頼るな。 今ので解ったと思うけどお前は人を害するのが得意なだけで弱いんだから。 次に天太、まあ結果としては無事に終わったから良いけど……」 めーちゃんは少女から奪い取ったバタフライナイフをみせつける。 「これ使われたら危なかっただろ? 今の技はすごいけど、お前が使えたところでお前の身体能力じゃあ決め手にはならない。 別に反省も後悔も求めていない、ていうかバッチリ浮気決めていた俺こそ反省すべきだ。 でも俺は謝らない。 何故なら俺はお前らのことが好きで、それは今も同じだから! 今回の行動はその結果だ!」 正に傍若無人である。 だがまあ許してやろう。 私は変態だが一般人だし、浮気とか許せないと思っているのだがまあ……。 まあなんていうか、まあいいや。 「と言う訳でこれから三人で仲良くしようぜ!」 「えっ!?」 何を言っているのだめーちゃんは。 さっきまで自分の従妹を殺そうとしていた奴だぞ!? 「……次は負けないんだから!」 「へ?」 次は負けない、恐らく私に言ったのだろう。何の勝負かは知らないが。 そう宣言して少女は少し不機嫌そうな様子のまま帰ってしまった。 「おお、帰ったか。まあ仕方ないか。 あんなでも悪い奴じゃないから仲良くしてやってくれ。」 「……後の展開による。」 「まあ、一般人としては悪くない返答だ。 さてさて、それじゃあ横やりが入ってしまったが…… ちょっとは恋愛中らしいことでもしてみるか?」 「え、何それいきなり!?」 ちょっと待って欲しい。 それはちょっと心の準備が出来ていない。 やはり順序という物が……しまった、それがないからめーちゃんなのだ。 私はお姫様だっこされて事務所の奥に連れて行かれてしまった。 【平唯の人間観察第八話「異常者達へ」fin】
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いずれも、一つの条・項・号の中で、主たる文章に続けて(行を改めることなく)、新しい文書を書く場合に用います。 「ただし」は、主たる文章に対する除外例や例外事項又は注意事項を規定する場合に用います。「ただし」で始まる文章を「ただし書」と呼び、これに対する主たる文章を「本文」と呼びます。 「この場合において」は、主たる文章の趣旨を補足的に説明し、又はこれと密接な関係を持つ内容の事項を続けて規定する場合に用いられます(読替規定も、「この場合において、・・・」という形で書かれます。)。「この場合において」で始まる文章を「後段」と呼び、これに対する主たる文章を「前段」と呼びます(「この場合において」に続く文章が長くなるような場合には、「前項の場合において」というようにして、別行(項)を起こして書かれることもあります。)。
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コーデ マイデコ例 コーデボーナス ジャンププログラム 【吹き出しコメント1】チャームのくみあわせがとってもイイかんじ! 【吹き出しコメント2】オトナのミリョク べるセクシーコーデ☆ 【メモ】 ブランド セクシー コーデ トップス 不明 不明 ボトムス - - シューズ 不明 不明 アレンジ - - ▲ マイデコ例 チャーム1 チャーム2 フレーム ゆうがなこころ オータム - ▲ コーデボーナス ステージ コーデボーナス プリズムストーンショップ ◆◆◆◇◇ ほしぞらロックフェス ◆◆◆◇◇ プリズムLIVEスタジアム ◆◆◆◇◇ パウダースノーパーク ◆◆◆◇◇ スイーツカフェ ◆◆◆◆◇ プラネタリウム ◆◆◆◆◆ プリズムアリーナ ◆◆◆◆◇ トロピカルビーチ ◆◆◆◆◇ プリズムフューチャーアリーナ ◆◆◆◆◇ ゆうぐれロックフェス ◆◆◆◆◇ ディアクラウンショップ ◆◆◆◇◇ プリズムマイ☆デコアリーナ ◆◆◆◆◆ はらじゅくストリート ◆◆◆◆◇ ギャラクシースターファイナル ◆◆◆◆◇ ▲ ジャンププログラム 順番 ジャンプ 得点 サプライズ 1 はちみつキッス 100 あり 2 FUNFUNハートダイブ! 150 あり 3 トワイライトバタフライ 220 あり 4 夢幻カレイドスコープ 250 ▲
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作詞:ほぼ日P 作曲:ほぼ日P 編曲:ほぼ日P 歌:初音ミク 翻譯:pumyau ※不過只限帥哥 男人不靠內在去選是不行的 外表跟金錢都可以之後再想辦法 就算只穿UNIQLO 就算只開小小小車 就算錢包是魔鬼氈式的 但能在同一個地方笑出來才是最重要的吧 ※不過只限帥哥 並不是誰都好 至少這最低限度絕對不能讓 曾經也有過堅持外觀跟性能的時候 最後還是明白了心才是最重要的 就算身高差不多 就算待的公司聽都沒聽過 就算讀的是爛學校 但還是要會注意到自己很消沉 會擔心自己的人 ※不過只限帥哥 單純的好人是不夠的 我不奢求太多 但就這點絕不能忍 男人有他們自己的世界 如果不打算放任他們 至少也要睜隻眼閉隻眼 就算comike的日子沒法見面 就算他有在貼VOCALOID海報 就算他滔滔雄辯工口GAME有多深奧 只要兩人的對話可以因此熱烈起來 那不也不錯嗎 ※不過只限帥哥 這就說到重點了 生理上就是無法接受 並不是誰都好的 ※至少只限帥哥 並不是誰都好 至少這最低限度絕對不能讓
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【平唯の人間観察 第十四話「平和な日」】 「むー、平和だねー。」 「平和だねー。」 「この前の模試どうだったよ。」 「いやー、良い判定だったよ。」 「そりゃあいーね。」 「…………どうしよう、私の小遣いが0になっちゃう。」 「もう0でしょ、むしろ親に今からお金払ったら?」 「マイナスか……。」 番屋町はどこぞの魔界都市学校町とは違って平和だった。 そして私は友達と平和に平和に学校から帰っているところだったのである。 「そういえば最近話題の駅前の占い師さん知ってる?」 「なにそれ?」 「駅前にいるらしいんだけど、なんでもおまじないが不気味なくらい効くとか……。」 「そんなの有ったんだ。」 「唯は本当に甘い物にしか興味無いねー。」 「甘い物を世界中にばらまけばきっと皆幸せになる。」 「食糧問題は解決するね。」 素晴らしい、スイーツは世界を救うね。 「とりあえず今度行こうよ、占い師さんのところに。ちなみに駅前だそうで。」 「面白そうだね、天音ちゃんはもう行ったの?」 「実はまだなんだよねー。」 と、そんな話をしていたところでいきなり肩を掴まれる。 「赤いマントと青いマント、どちらが好きかな?」 私と天音ちゃんの背後に立つ長身の男。 目は血走り、真っ赤なマントには沢山の刃物をぶら下げていた。 「キャアアアアア!」 天音ちゃんは驚いて腰を抜かしてしまう。 私も正直びっくりである。 だが驚いていてもしょうがないのだ。 驚けば唯々殺されるだけなんだから。 「※ただしイケメンに限る!」 都市伝説の能力を発動する。 光に包まれると同時に服装が男性のものに変わった。 軽く魔法少女である。 ナイフで襲いかかってきた赤マントを光の壁で弾き飛ばすと天音ちゃんを抱きかかえる。 「※イケメンに限る」の能力でイケメンにしか通れないバリアを張れるのだ。 突然のことに天音ちゃんは口をぽかーんと開けていた。 「ゆ、唯ちゃんが男になっちゃった……。」 「説明は後にさせて!今はこいつを倒さないと!」 「都市伝説を使うなんて聞いてないぞ!?あの占い師騙しやがったな!」 光の壁を収束させて鞭のようにしてから赤マントに飛ばす。 鞭は赤マントに絡みついて赤マントの動きを完全に封じた。 鞭で赤マントをギリギリと締め付けているとそのうちに赤マントは動かなくなって砂のように消えてしまった。 「……終わったか。天音ちゃん大丈夫?」 「…………はい!」 またか、困ったな。 この能力を発動している間は女の人に無条件で惚れられてしまうのだ。 なんせイケメンですから。 「そうか……それは良かった。 ――――ごめん!」 天音ちゃんの首筋にチョップを喰らわせて気絶させる。 我ながらチョップばかり上手くなったものだ。 彼女をそこら辺の路地裏に連れ込んでから黒服さんに電話をかける。 黒服さんは思ったより早く来てくれて、彼女の記憶をいじったらすぐに帰ってしまった。 「しかし妙ですね、番屋町は都市伝説が少ない筈なのですが……。」 やたら巨乳な黒服のお姉さん、F-No.333さんは首をかしげていた。 先ほど赤マントが口走ってた占い師のことについて話しておいた。 333さんは番屋町の占い師を調査してみると約束してくれた。 「じゃあねー」 「じゃあね唯ちゃん。」 分かれ道。 とはいってもお互いにここから家は近いのだが。 家のドアに手をかけた時、隣の家のドアが開く。 「おう平。」 「あ、神崎じゃん。今から何処行くのさ?」 「予備校だよ、予備校、俺は忙しいの。なんせH大志望だからな。」 「ふーん。」 お兄ちゃんの行っていた大学か……。 学校町に近いなあ……。 学校町に行ったらモブ顔の神崎君は一瞬で殺されてしまうに違いない。 「がんばれよ!」 「おう!」 私は家に帰ってくる。 お父さんもお母さんもいない。 お父さんは会社、お母さんも多分伯母さんと遊んでいるのだろう。 ちょっとハプニングが有ったけど、これが私の平和な一日です。 【平唯の人間観察 第十四話「平和な日」fin】
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【平唯の人間観察 第十三話前編「捜索」】 「本当にこんな山の中に居るんですか?」 「正直、私も解らないよ。ハーメルンの笛吹きというのは本来町の辺りに出現する筈だ。 その上此処まで標高が高いところなら鼠だって……。 ん、待てよ? ああ……そういうことか。」 「どうしたんです?」 ヘリで降りた先は雪の積もった山のど真ん中だった。 かなりの標高らしくとてつもなく寒かったのだが、サンジェルマンがくれたコートや靴のお陰でいつもと変わらないレベルで運動が出来る。 現在時刻は午後二時三十分、私たちが山を登り始めて三十分ほど経っていた。 「ハーメルンの笛吹き男の都市伝説には色々有ってね。 どれも共通点は子供達が失踪したって所なんだが…… そのうちの一つに子供達は土砂崩れで失踪したって物がある。 もしかしたらメルとか言う奴は本来そういう存在だったのかも解らないね。」 「ということは此処で能力使われたら……。」 「うん、雪崩が起きる可能性も有る。」 「……………。」 「おいおい、ブルー入ってるな妹よ。 もうちょっと緩く行こうぜ緩く。 雪崩くらいは私がどうとでもしてやるさ。 それよりお前はちゃあんと説得頼むぜ。」 「へ、は、はい……。」 一応自分はサバイバル訓練とかも組織で受けているが……。 雪崩に巻き込まれてはそれも意味がない。 この人ならなんとかできるらしいが、それでも少しばかり背筋に冷たい物が走る。 「なんだ、まだ固いなあ。じゃあちょっと楽しいトークでもしながら山に登ろうぜ。 それとも歌うか? あっる~日、森のー中ー♪」 先ほどのカラオケの時から思っていたが……。 この人、滅茶苦茶音痴だ。 しかも気付いていない。 これは私が言ってあげるべきなのだろうか? でも姉とはいえそもそもさっき会ったばかりの人に私が言うべきことなんだろうか? いきなり会った腹違いの妹に 「歌、意外と下手ですよね。」 とか言われたら流石に彼女だって傷つくに決まって……? なんでそんな悲しそうな顔でこっちを見つめているのだ。 「……下手、かな。」 やべえ、既に口に出していたのか!? 思ってたことを口からポロッと出してしまってたのか? やばい、この空気やばい。 寒いなんてもんじゃない。 全てが停止する絶対零度。 「い、いやほら!あれですよ!」 「良いんだよ、歌が下手なのは別にさ……。迷惑だったよね。 すぐに馴染んで貰えるようにハイテンションキャラで行こうかと思ったんだけどウザカッたかな? そうだよね、ほんとゴメンネ……。」 もうやだこの人扱いづらい。 「あれですよ、まずお互いのことをもっと知るところから初めて見ませんか?」 「ふむ、というと?」 「だって考えても見てください。 私はついこの間まで貴方の存在を知らなかったんですよ? 貴方がどんな人かも解らない。 姉だと言うこともまだ信じきれない。 話のしようがないじゃないですか。」 「むぅ、それもそうか。 っていうかお前はあれか、生まれてすぐに預けられたんだっけ?」 「ええ、今の両親の所に。最近聞いたばかりですよ。」 「私は母親が私の小さい時に死んでしまってな。 一応は病気だったと聞いている。 それ以降は組織のFナンバーの作った組織所属契約者のための託児所の前身になった施設で育てられた。 お前の師匠の鵲崎のねーちゃんが普段働いているアレな。」 「ああ……あそこですか。」 「親父はその頃にはもう別の女と結婚しててな、お前らの母親らしいけど。 なんか私の母親とは結婚できない事情が有ったらしいが私はそれもハッキリ教えられてない。 鵲崎のねーちゃんとしては親父に腹が立ったらしいが、 『この子に罪はない』とか男前なこと言い出して私を育て始めて、 そのままあの託児所も作ったらしい。 予算はサンジェルマンを締め上げて出させたそうだ。」 「よわっ!サンジェルマンよわっ!?」 「F-№はトップがちゃらんぽらーんだからな。」 「確かに……。」 「で、生まれた時から何故か契約していた都市伝説の力が注目されて、 F-№の秘密兵器として運用されることになり、戦いの人生の中で今に至ると。」 ……意外と重たい過去をお持ちだった。 さっき酷いことを言ってしまってごめんなさい。 「お前はどうなのだ妹よ。 今まで養子に出されていて苦労とかしてなかったのか?」 「いえ、私は……。」 ぬくぬくと。 何も無く平和に恙なく普通の人として。 ああ、そうだ。 あの日、人を殺してしまうまではまともに生きていた。 肩に積もっていた雪の結晶みたく汚れることも知らずにただ漫然と日々を過ごしていた。 それを引け目に感じる必要は無いはずなのに。 むしろ胸を張って誇って良いはずなのに。 お父さんお母さん、守ってくれてありがとうと言えば良いだけなのに。 その間、私の姉を名乗る彼女は闘い続けていたと言っていた。 私の兄だという彼と同じように。 戦う対象が主に他者だったか自己だったかの違いこそあれ、闘い続ける人生が苦痛なのは間違いない。 二人が辛い思いをしていた間、私は一体何を……。 「私は、普通に幸せに生きてました。」 「そっか、それなら良かった。」 月見さんは嬉しそうに笑った。 その笑顔がめーちゃんにそっくりだった。 普段の好戦的な、ひねくれた、シニカルな笑いではない。 子供みたいな透き通って優しい微笑み。 「……ん、少し屈んでいろ。」 「どうしたんです?」 「良いから早くしろ。」 月見さんが私の肩に手をかけてそのまましゃがみ込む。 月見さんは結構背が高いのだが私たちは問題無く木立の隙間に隠れることができた。 「居たか?」 「いや、こっちには居なかったぞ。」 「しかし妨害電波が酷いな……。」 「妨害電波って言うか磁場嵐が発生してて計器類が全部いかれてるらしいぜ。 おかげでハーメルンの笛吹きも見失っちまった。」 「学校町の事件以降増えているからな。 一体でも確保できれば我々としても楽なのだが……。」 「ああ、そうだな。」 遠くから人の声が聞こえる。 私たち以外にもメルちゃんを探しに来ている人が居るのか? 「……やばいな。ありゃ組織の人間じゃねえ。」 「『組織』以外にも都市伝説に関わる集団が居るんですか?」 「おうよ、でかいのだと『アメリカ政府の陰謀論』とか。 この国の都市伝説関係機関、№6を実験体に使っていた所だな、そことかもだ。 一応『組織』とは不可侵ないし同盟関係らしいんだが……。 お互いの利権がぶつかることが多いからな、実のところあまり、な。 私の可愛い弟、そしてお前の愛する兄は、身元不明のフリー契約者ってことになってるから、 結構その国家機関相手に工作活動を依頼されてたみたいだな。」 私のお兄ちゃんは私の知らないところで大冒険してたようです。 「今回の相手は……、解らないな。 そもそも日本語使ってる相手って時点で大分絞られるんだがね。 少なくとも組織じゃないみたいだ。」 「こっちに近づいてくる。……戦っても大丈夫なんですか?」 「ああ、ただし今回戦うのはお前じゃない。 お前の仕事はハーメルンの笛吹きの説得だ。 私が戦う。お前は少しそこで待っていろ。動くなよ?」 「解りました。」 私は小さくなってその場で蹲る。 月見さんがその場で腰を落として何やら掌にエネルギーを溜めている。 「覇ァッ!」 黒い光が遠くにいた謎の集団に直撃する。 大爆発。 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」 月美さんは途轍もない熱量を持った黒い光をその爆発した場所めがけて撃ちまくる。 一撃であれ程の爆発が起きていたんだからきっとこの攻撃の後にはペンペン草も生えてないに違いない。 辺りが焼け野原に変わってから、彼女はやっと攻撃をやめた。 「さて、ざっとこんなもんだろう。」 「なんですか今のカメハメ波?」 「私の能力でダークマターの光を照射しただけだよ。 科学的な理屈は滅茶苦茶面倒くさいからサンジェルマンにしか説明できないんだ。 そもそもダークマターって表現も便宜上のものでな。 普通存在しないはずの太陽の属性を持つレアな都市伝説らしい。」 「そんな珍しいならホイホイ使うのは不味いんじゃないですか?」 「逆だな、一度使ったらFナンバー以外全ての目撃者をぶち殺す必要があるんだよ。」 「成る程……。」 「さ、生存者捜すぞ。 お前の能力で情報引きずり出してから始末する。」 「……了解です。」 当然、生存者どころか死体さえ見つからなかった。 これでもしメルちゃん巻き込んで殺してたらどうする気だったんだろう。 いや、そっちの方が彼女としては好都合なのか。 彼女は面倒だから殺したがっているみたいだし。 月美さんの胸ポケットの無線から声が聞こえる。 笹木さんの起こしている磁気嵐が一時的に解除されてるらしい。 「おうどうした笹木? ていうか私たち以外にハーメルンの笛吹きを探しに来ている奴らが居るぞ?」 「ああ、ビックリだな。偶然にせよ何にせよ全員殺すしか無くなったぞ?」 「望むところだ。弟によって強くなった今のメルが他の組織に渡る方が大変なことになる。 大量虐殺も理想国家も思うままに作り出せるんだからな。」 「まったくだ、ちなみに今の派手な爆発のお陰で他の潜入部隊も燻り出せた。 このヘリに積んである近代兵器を試しても良いが……。 お前……やる?」 「良いや、笹木に任せる。」 「解った。お前の能力はあんまり簡単に使うなよ?」 「了解。」 通話が切れる。 月美さんがポケットに無線をしまった。 【平唯の人間観察 第十三話前編「捜索」fin】 【平唯の人間観察 第十三話後編「発見」fin】 山の中は真っ白な雪景色。 先ほどの爆発でほとんどの生命体が死滅した死の世界。 死者に捧げる色は白と黒だが炭化した木々と降りしきる白は成る程、誂えたようである。 「あっ。」 「ん?」 「はわわわ!」 「居ました月美さん。あそこです。」 「ん……、本当だ。イケメンって目が良いんだな。」 それは気のせいです。 と、言おうとしたのだがその前に月美さんはメルちゃんを捕まえるために走り始めた。 飛ぶように速い、ていうか空飛んでる。 足から何かジェットのような物が出てる、まるで鉄腕アトムだ。 「キャアアアアアアア!助けてえええええええ!」 「げへへへ、お嬢ちゃん、泣き叫んでも無駄だぜ? なんせここには俺たち以外誰も居ないんだからなあ!」 あ、メルちゃん捕まった。 月美さんは彼女を小脇に抱えたまま戻ってきた。 「あ、唯さん!唯さんじゃないですかぁ!助けてくださいよぅ!」 「へっへっへ、邪魔する気か妹よ? 言っておくが私は小さい女の子が大好きだぞ?」 面倒くさいがどうやら私が突っ込みに回るしかないらしい。諦めるとしよう。 「ほらほらメルちゃんこっちおいで。」 「うわーん!」 「妹よ、それは私の獲物だぞ!」 「唯さん、この人誰なんですかぁ?」 月美さんの腕から必死で転がり出てきたメルちゃんを庇うように私が前に立つ。 メルちゃんは手を滅茶苦茶卑猥にワキワキさせながらにじり寄ってくる月美さんを見て脅えている。 彼女は私が前会った時と同じように気弱で可愛らしい少女のままだった。 「この人は影山月美さん、私の姉だそうです。」 「姉?」 「そうだそうだ、ちなみにお前の前の契約者の姉でもあるそうだ。 事情は複雑だから聞くな。」 「むっ、そう言われてみればさっきの手つきと言いその目つきといいそっくりな……。 それよりも助けてください唯さん! 上田さんの所を離れてからと言う物酷い目に遭いっぱなしでもう散々なんですよ! だから何処か適当に身を寄せる場所は無いでしょうか? でも上田さんの所には帰りませんからね!」 「ああ、それなら……。」 私はメルちゃんに今回何故私たちがメルちゃんを探しに来たのかを説明した。 とりあえず安全な生活が待っているならば喜んでついて行くとメルちゃんは頷いた。 「……すんなり話がまとまったな。流石イケメン。」 期待していたらしい戦闘が無くなって月見さんはちょっぴり残念そうだった。 「じゃあこの後は笹木さんが来るまで待機ですか?」 「ああ、そうなるな。」 「笹木さんって誰ですかぁ?」 「私の担当黒服の人だよ、信用できる人だから安心してね。」 「そうですか、まあさっきまで知らない人に追いかけられてたんで助けてくれるならもう誰でも良いです。」 「遠くからヘリの音が聞こえる……、笹木の奴もうそろそろ来るぞ。」 「あっ、本当……ってあれなんですか!?」 「でかっ!滅茶苦茶でかいぞ!」 「ああ……、この山の主ですね。さっきの爆撃で起きちゃったんじゃないですか?」 無線が再び起動する。 笹木さんからの連絡だ。 「なんか野生のすごい都市伝説見つけちゃったんだけど。 なにこれ、何このでかいの。 ていうかお前ら助けろ、助けなさい、助けてください。」 「笹木お前、磁力バリアーとか使えないのかよ。」 「この山全体にさっきまで使ってたから無理、これ以上使ったらマジでエネルギー切れになる。」 「限界まで頑張れってこの前、師匠自身が言ってたじゃないですか! ほんとこっち連れてくるなよ!一人で何とかしろよ!」 「唯ちゃんがいつもの口調じゃない!?」 「助けに来たんじゃないんですか?信用できる人じゃないんですか?」 「笹木マジ使えないわー。」 「娘のように育てた後輩に使えない呼ばわりされるだと!? ふぇええええええん!」 無線では笹木さんが泣きそうな声出しているが、正直こちらの方が泣きたい。 こちらに向けて全身に真っ白い毛を生やした全長20mくらいの巨大な猿が歩いてきているのだ。 ビッグフットとか雪男ってレベルじゃないぞこれ。 「解った、解ったからとりあえず私たちを乗せろ!」 「グスン、どうせ俺なんて駄目なんだよ、駄目駄目なんだよ。」 「師匠がいじけた!誰のせいだ!」 「……間違いなくこいつらのせいだ。」 「あ、ヘリから縄梯子的なあれが!」 「なんだかんだいって仕事はするからな、あいつ。 とりあえずあの巨大な雪男を倒す作戦を考えないと……」 「棚上げか、都合悪いことは棚上げかお前ら。 ホントそっくりだなおい。」 「ほらメルちゃん!私の背中に捕まってて!」 「完全にスルーだよこれ!完全になかったことにしちゃったよ!」 「イケメンだし何を言ってもやっても許されるよね。」 「さらっと最悪の決め台詞出しやがった!」 メルちゃんを抱えると私はすばやく縄梯子を掴む。少しひんやりとする、金属で出来ているようだ。 そのまま月美さんにメルちゃんを預けると私はヘリの中に転がり込んだ。 「どーせ俺は使えない女ですよー。駄目な女ですよ―。 初恋の人の娘の養育とか修行だけ押しつけられてる都合のいい女ですー。 最近ちょっと気になる男の人が居たけどまだ高校生だし彼女居るしどうみても犯罪者ですよーだ。 皆くたばっちまえば良いのにー。」 「うわっ、予想以上のネガモード!一体誰がこんな事を!」 「師匠、元気出してください!私たち貴方が居なきゃ駄目なんです!」 「どの口が……。」 「「なんか言った?」」 「イエナニモ」 月見さんと声の調子がシンクロしてしまった。 笹木さんがシクシク泣いてる。 「おい妹よ、流石に虐めすぎたんじゃないのか?」 「そんな気はしてました、私なんて帰ったら多分修行十倍ですよ。」 「そいつぁ愉快だな、とりあえず帰れることは規定事項か。」 「ええ、この程度、問題有りません。」 「ハハッ、問題無い、ね。明也の決め台詞じゃないか。」 「めーちゃんと会ったことがあるんですか?」 「“私は”ないよ。」 後ろから響く雪男の咆哮が窓ガラスを揺らす。 このままだとどう考えても追いつかれる。 「とりあえずまあここは私に任せてくださいよ。」 雪男の拳がヘリに向かってくる。 「※ただしイケメンに限る!」 私がそう叫んでヘリの後部に向けて手をかざすと巨大な光の壁が現れた。 拳は光の壁に直撃して辺りの空気全体を震わせる。 静かな雪山はその轟音さえ瞬く間に吸い込んでしまう。 「おいメル、局地的に土砂崩れを起こせるか? 具体的に言うと……、あのデカブツの足下。」 「ふぇっ!?あんな遠距離無理ですよぅ!」 「やれ、やらんと貴様を私の奴隷にしてやる。 逃げられると思うなよ、地の果てまで追いかけ回して口で言えないことするからな。」 「そ、そんなああああ!?」 おお、月美さんがメルちゃんに調教の準備をしてる。 「合図と同時にいけよ!」 ヘリのドアを開けて身体を半分外に出したまま月美さんが叫ぶ。 「三、二、一、今だ!」 「こうなったら、……そりゃあ!」 地鳴りのような物が真下から聞こえてくる。 「ちっ、少しずれたか。」 「本格的に雪崩が起きるまで五秒です。」 「それだけありゃ充分だ。笹木さん、調子にのって申し訳なかったと反省しているのでどうか力をお貸しください。」 「…………解った。まあ残ってる力を集めれば一回くらいはなんとかなるぜ。」 今の会話で残り四秒。 月美さんが外に飛び出して雪男に向けて飛んでいく。 おや、何か持ってる? さっきまで私たちが使ってた縄梯子だ。 「力比べだ雪男!」 月見さんが思い切りよくそれを雪男に投げつける。 雪男はそれをキャッチして月美さんを振り回そうとする。 鎖で雪崩の場所に引きずるつもりなのか? いくら何でも力比べじゃあの巨体に勝てる訳ない。 残り三秒。 次の瞬間、まるで鎖に引きずられるようにガクンと雪男の体勢が崩れる。 「これで、良いんだろ?」 操縦席から立ち上がってこちらを振り返り、ドヤ顔でジョジョ立ちを決める笹木さん。 成る程、笹木さんの磁力操作で真下に鎖を引っ張ったのか。 「皆、オラに元気を分けてくれ!」 体勢が崩れた雪男に対して月美さんが天に掲げた腕の中から巨大な黒い光弾を放つ。 それが直撃したことによる爆発で雪男は倒れて、そのまま雪崩によって雪の中に埋められた。 「よし、このまま逃げるぞ!」 「ヘリ加速ー、ヘリ加速しまーす。」 「うわ、私置いてくんじゃねえよ!」 「あー、ヘリの爆音で何も聞こえないなー。 唯、そこのドアしめてくれ。寒くて敵わん。」 「あいあいさー。」 「裏切ったな妹よ!」 「お前これから一週間修行十倍な。」 「裏切ったのにアンマリだ!」 「私はこの人達について行って良かったのだろうか……。」 メルちゃんは深くため息を吐くばかりなのであった。 【平唯の人間観察 第十三話後編「発見」fin】
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兄弟家の優等生であり影が薄い人格者、シーブック 彼にとっては毎日が憂鬱だ 朝6時・・・シーブックは起き上がりゆっくりと階段を下りて食卓へ向かう ゆっくりと椅子に腰を下ろし新聞を読む 記事もありきたりなものばかり、宇宙移民者政治民営化法案、アマガサキ6バンチMS暴走事故 ラー・カイラム社とネオ・ジオン工業Ⅱのアクシズコンツェルトの株買い占め合戦 10代の若者の犯罪、木星の水不足・・・ アムロ「シーブック・・・お前だけだなぁ・・・まともな弟は」 シーブック「・・・」 アムロ「シローは巨大ハンマーを振り回し、邪魔だと判断したものを 全て光にしてしまうし、ドモンは暴れまわるし、コウとキラはメカフェチだし カミーユは女好きで次々ナンパしてベッドインしてしまうし、ジュドーとガロードは ガラクタを次々と持ち込むし、ウッソは盗撮写真の山、シンは出番が無いといじけてるし アルは大人の苦労を無視して天真爛漫に笑ってるし、シュウトは無茶な機械修理を引き受けてしまうし ヒイロは何かあったら自爆するし・・・ていうか一緒即発な奴だし・・・ロランは女物の服や下着をどっさりと持ち込むし・・・」 シーブック「・・・ロラン兄さんに聞こえますよ・・・」 アムロ「そ、そうだな、とにかく愚痴を聞いてもらってすまないな」 シーブック「(アムロ兄さんも僕外に愚痴る人がいないからなぁ・・・)」 ロラン「朝食できましたよ、さて、そろそろ起こしますか、シーブック、手伝ってくださいね」 シーブック「わかったよ・・・」 シーブックは兄弟の中で唯一朝寝坊した事が無く 最近は家事担当のロランと共に兄弟達を起こして回る 51 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 13 10 ID ??? 最初はジュドーとガロードの部屋・・・ シーブック「おーい、朝だぞ?」 ジュドー「あーめんどうだ!100円で持ってけ!」 ガロード「だから…俺は………が…」 シーブック「起きろ!」 ジュドー「なんなんだよ・・・」 ガロード「あ、れ・・・?」 シーブック「遅刻するぞ?!」 ジュドー・ガロード「ゲ!!」 ジュドー「やべぇ!今日はテストだ!」 ガロード「とにかく急げ!!」 ダダダダダダ・・・・・・ 問題児2人を起こすのは疲れるが次は最も危険な部屋 ヒイロとドモンの部屋である シーブックは火薬探知機を持ち部屋の扉を開ける この部屋にはいたるところにトラップがしかけてあり、以前起こしに来たロランが トラップにかかり、逆さ吊りになったり、マグナムの直撃を喰らったりした またヒイロは大量の爆発物や火薬も所有している ざっと部屋を見渡しただけで、ニトロ、塩酸、硫酸、デポドンⅡ、量産型アトミック・バズーカ等が目に付く 一方、ドモンは寝起きが兄弟家の中では最も劣悪で、無理矢理起こした挙句 石破天驚拳を連発し、家を破壊したこともある 最も苦労する部屋なのだ・・・ トラップを避けつつヒイロのベッドまで接近するシーブック しかしまだ安心できない ヒイロは、マシンガンを右手に、左手には手榴弾を持って寝る さらに起きた途端にマシンガンを乱射することがある、そうなると誘爆の恐れもあるのだ… 52 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 14 05 ID ??? シーブック「おーいヒイロ?朝だぞ?」 ヒイロ「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!敵機発見!撃墜する!!」 ガガガガガガガ・・・ シーブック「なんとぉーーーっ?!!」(分身) ヒイロ「ハァハァ・・・・・・・・・何だ?シーブックか?」 シーブック「朝だぞ?」 ヒイロ「ま、また俺は乱射したというのか・・・任務失敗・・・自爆す・・・」 シーブック「やめろ!そんなことしたら家が吹っ飛ぶ!それにドモン兄さんが暴走する!」 ヒイロ「・・・そうか、しかしドモンはまだ起きていないか・・・どうやって起こす?」 シーブック「うーん・・・」 ヒイロ「ならば俺が勝手に起こさせてもらう」 シーブック「?!」 ヒイロはベッドの下からツインバスターライフルを取り出し、ドモンの顔に付けた ヒイロ「3つ数えるうちに起きろ・・・ひとつ」 シーブック「や・・・やめろヒイロ!」 ヒイロ「ふたつ」 シーブック「マ・・・マズイ・・・」 ヒイロ「みっt・・・」 ドモン「ぬ・・・・・ん・・・!ぬおおおぉぉぉっ!!」 ヒイロ「フン・・・馬鹿な兄を持ったものだ」 ドモン「ぬぅぅ・・・俺としたことが油断するとは・・・」 シーブック「(と・・・とんでもない起こし方だ・・・)」 53 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 15 33 ID ??? そして全員を起こし食卓に戻るシーブック しかしそこは戦場だった ロラン「・・・少しは落ち着いて食べてください」 ガロード「そんな余裕あるか!」 ジュドー「のんびり食ってたら遅刻しちまう!」 カミーユ「結局自分達がだらしないだけだろ」 ジュドー「兄貴に言われたくないね!兄貴だってよく寝坊するじゃねぇか! それにフタマタどころかヨツマタ以上かけてる兄貴の言えた事かよ?! 兄貴だって充分だらしないじゃないか?!」 ロラン「裏切られる女の身にもなってみてくださいよ・・・」 アムロ「ロランは男だろ?」(彼女:他界したララァ、今は職場仲間のチェーン)←ベルトーチカは? カミーユ「不倫は文化って言うだろ?」(彼女?好きな女性:ファ、フォウ、ロザミア、エマ、レコア、サラ、ベルトーチカ、 マウアー、ハマーン、その他、他校の女子生徒に手を出しまくり) コウ「それは言うけど・・・」(彼女:いない)←ニナはガトーに ロラン「女性からすれば・・・ねぇ・・・」(詳細不明) シーブック「だからロラン兄さんは男でしょう?」(彼女:セシリー) シロー「残念だが頭切り替えろカミーユ、フラれるぞ」(彼女:思い切り告白したアイナ) ジュドー「兄貴は下心だけで仮初の恋しか注げないんだろ?!好きな女が多いから!」(彼女:ルー1人??、片思いされてるエル)←プルとプルツーは? ガロード「真心篭った愛を彼女に注ぐのが彼氏だろ!」(彼女:純愛のティファ一筋) カミーユ「歯ァ食いしばれ!そんな兄弟!修正してや・・・」 シロー「ゴルディオン・ハンマーーーーーッ!!!」 ドモン「石破ッ天驚拳!!!!」 ヒイロ「ターゲット・・・ロック・オン・・・」 55 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 18 20 ID ??? ...... ........ ;;;;;;; γ ⌒ ⌒ `ヘ イ "" ⌒ ヾ ヾ ドガァァァァァァァァン..... / ( ⌒ ヽ )ヽ ( 、 , ヾ ) ................... .......ゞ (. . ノ. .ノ .ノ........... ........ ゝ、、ゝ.....| |..., , ノソ ....... _ _i=n_ ._ [l_ .._....,,. .-ー;''! i;;;~-ヽ_ii_i=n_ [l h__ /==H=ロロ-.γ ,~ー'''l ! |'''ーヾ ヾ 「!=FH=ロロ ¶ -幵-冂 ( ( |l | ) )=HロΠ=_Π Π=_Π「Ⅱヾ、 ⌒~"""''''''⌒~'"´ ノ;;'' 日lTΠl .... Д日lTl,,.. ''''" ""'''ー-┬ーr--~''"" Д日lT FH=n. ' | | FL日l」 ロΠ= . . ノ 从 ゝ . 田 /==Д 口=Π田 . . Γ| ‡∩ Γ| ‡∩Π .... ... Eヨ 日lTlロ Д日lTlロ_Π ....... ... 田 凵Π_=H =Hロ凵Π=_Πロ=HロΠ ................. 口ロロH「l.FFl ドモン「珍しく意見が合ったな」(彼女:絶叫告白したレイン、ゲーセン仲間・女友達としてのアレンビー) ヒイロ「ああ、今の理論はどう見てもガロードとジュドーが正しい」(彼女:ゾッコンのリリーナ)←ドロシーの立場は? シロー「ああ、まったくだ・・・」 アムロ「い、今のはやりすぎたんじゃないか?石破天驚拳とツインバスターライフルの同時攻撃なんて・・・」 コウ「この光景も日常茶飯時になってきたしなぁ・・・」 キラ「そうこうしているうちにどんどん時間が過ぎてくよ?」 シーブック「ごちそうさま、先にデッキに行ってるよ?」 アムロ「とりあえず俺が最初に行く!シーブック、hi-νの準備をしておいてくれ!」 ガロード「俺のXも頼む!ティファの迎えがある」 シーブック「(頭痛い・・・)」 56 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 19 38 ID ??? 次々と飛び乗る兄弟達 シーブックはF91のコクピットに座る ガロード「おーい!俺を先に出せ!」 カミーユ「変形機能があるZならすぐに出せる!」 ジュドー「俺のZZだって!」 ウッソ「合体の時間が無い!」 ロラン「またMSの行列ですか・・・?」 シン「(出番キターーーーーーーーーーーーーーーー(゚∀゚)ーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!)俺だって合体の時間が無い!」 ジュドー「新型機にすればいいじゃないか!」 シン「ドモン兄さんとウッソが怒るんだよ・・・アレ・・・こないだはへんな人形巨大兵器のでかい刀でまっぷたつにされちゃったし・・・ 『我が斬艦刀に断てぬもの無し!』とか言いやがって・・・・・・!」 ???「・・・・・・・・・一意専心!!!」 シン「?」 ???「必殺!!!斬艦刀一文字斬!!!!!!」 シン「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 ???「我が斬艦刀に断てぬもの無し!!!」 ウッソ「だ、誰今の?!」 シロー「・・・さぁ?」 カミーユ「とにかく出撃準備を!」 コウ「ゼフィランスしか使えない僕の身にもなってみろ! Fbは地上では使いにくいし!GP-03はオーキスからの分離の時間が無いし!」 ロラン「結局どれが最初なんです?!面倒だからゼロカスタムをカタパルトにセット」 ゴォォォォォォォ・・・ ガロード「早くしろ!出せ!」 ロラン「ゴチャゴチャうるさいから次はF91」 シーブック「(ふーっ・・・やっと出れる・・・)」 カミーユ「酷い!F91は単独飛行能力がるのに!」 ウッソ・シン「合体時間を・・・」 シーブック「(みんなワガママだなぁ・・・でも仕方ないか・・・)」 ゴォォォォォォォ・・・ カタパルトを飛び出し飛翔するF91・・・ 57 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 21 52 ID ??? やっと学校に到着したシーブック 自宅に比べれば多少は落ち着ける しかし、この後には本当の地獄が待っている・・・ 教室へ向かう途中、どこからともなく言い争いの鼓動をキャッチしたシーブックはその方向へ向かう シーブック「(何だ…この感じ…)」 見つからないようにそっと声の近くへ そこはMS修理所だった ???「近づくな!この爆薬はこの学校の1ブロックくらい簡単に吹き飛ばしてしまうぞ!」 職員「お前と言う奴は!」 ???「目の前で人間が吹っ飛ぶ姿なんて…見たくないだろう?俺のようなパイロットは出撃すれば抵抗するものを皆殺しにする義務がある 同僚の死だって見てきた…だから俺はミンチやマグロは見慣れているが…あんたはどうかな…?」 職員「…とにかく爆弾を捨てろ、悪いようにはしないから…」 ???「嘘をつけ!悪いようにしないなんてずっと言ってきたじゃないか!だけどいつもいつも裏切ってきたのが連邦だ!」 職員「…」 ???「なのに連邦は!大尉まで上り詰めた人間の1つの要望にも答えられないってのか!それもたいした時間も金もかからないってのに!」 職員「そ…そんな事ばかりでははないだろう…?」 ???「……大尉になってから…約束はしたんだ!」 職員「?」 ???「8週間目と9週間目と10週間目の時と!13週間目と14週間目のときもずっと!待っていた!!!」 職員「な、何を…?」 ???「専用機だろ!!」 職員「…!」 ???「色もだ!それに上司は俺に言った!『大尉になり実力があれば専用機を与える』と! 俺はひたすら特訓し強くなり多大なる戦果を上げた!なのに連邦は俺達パイロットを犬のように使いまわしただけで 約束すら守れていないんだよ!あの時役人は、『毎週君の元へ行き要望を聞く』と約束した なのに今言った5回は代役の役人すら来なかったんだ!」 職員「そ、それは連邦内で…」 ???「今回の件を白紙に戻したくなければ昼までに用意しろ!可能なはずだ!」 職員「ど、何処へ行く?!…」 ???「俺だって引き上げ時ぐらいは知っているつもりだ…」 シーブック「(何処かで聞いた事のあるような声だけど…ダリナンダアドビドイッダイ…)」 58 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 23 55 ID ??? シーブックは再び教室へと向かうがまた妙な気配を感じ取りその気配のする方向へ・・・ 今度はプールの近くだ そこには紫色に塗装されたMSが1体・・・ そしてコクピット辺りから声が・・・ ???「俺のMSよ、貴様はこの世に命を与えられた勇者だ。 おまえの兄弟達は母なる地球を守るかつ宇宙移民者の自立の為に戦っている。 しかしな、パイロットに碌な奴がいない。ハリソンのような野郎ばかりだ・・・武器は取れるな、貴様!」 シーブック「(な・・・なんだ?)」 ???「良いぞ!貴様は産まれながらに戦う男の気骨がある!飛んでやれぃ! この戦場のみならず、全てを貴様のものにしろ!!」 シーブック「(どっかで聞いたことのある声なんだけどなぁ・・・)」 5時間目の授業が終わり、一息つくシーブック 次は最後の授業… 59 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 24 56 ID ??? シーブック「次はMS操縦か・・・」 アーサー「相手はコスモ・バビロニアと木星高校・・・」 ビルギット「仕方ねぇさ、いくぞニュータイプ!」 シーブックはロッカールームに入るがそこには既に先客が・・・ ハリソン「来たかシーブック・・・」 シーブック「ハ、ハリソン先輩!」 ハリソン「進路は決めたかい?俺は連邦軍人になったが・・・」 シーブック「いえ・・・まだです・・・」 ハリソン「まぁいいさ、人生なんて自分で決めるものだ、それに今日は私に専用機が用意されたからな 今日が試運転ってわけだ、じゃあ先に行ってるぞ」 シーブック「は、はい・・・(ひょっとして朝の1件って…)」 シーブックはハリソンが苦手だった、普段は人格者であり 面倒見のいい人、何度か夕食を奢ってもらったりもした しかしハリソンはたまに暴走するときがあるのだ… ハリソン「一足先に現役連邦軍人の力を見せてやる、見ていろよシーブック」 シーブック「は、はい・・・」 颯爽と飛び出す青い量産型F91 相手はドレルのベルガ・ダラスだ シーブック「あ・・・ああ・・・」 ビルギット「どうした?!」 シーブック「始まった・・・暴走が・・・」 60 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 27 04 ID ??? ドレル「さて・・・最初は私だが相手は誰だ?」 ハリソン「お前の相手は私がしてやるぅっ!!!」 ドレル「むっ?!」 ハリソン「ハッハッハッハッハ…」 ドレル「強化人間なのか…?」 戦闘が始まる、最初は両者1歩も譲らずだったが数分後、ハリソン優勢になった ハリソン「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」 ドレル「その程度で!」 ハリソン「ちぃっ!反応は上か!そんな機能不全のMSで!」 ドレル「直撃を食らえばマズい…!」 ハリソン「敵は殲滅してぇ!」 量産型F91は何かに憑依されたかのようにビームサーベルを構え、連続で斬りかかる ビームライフルの連射も凄まじい ハリソン「だいたいそんな不完全なMSで、私のF91に勝てるわけがない!」 ドレル「く・・・早い・・・量産型だというのに・・・」 ハリソン「潰れろってんだよぉ!」 ドレル「ぐう・・・まだだ!」 ハリソン「一刀両断!」 ドレル「ぐわぁぁっ!!」 後ろに倒れこむベルガ・ダラス、ハリソンはとどめの一撃を喰らわすかのように強烈な蹴りを入れながら叫ぶ ハリソン「死ねよやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーっ!!!」 ドレル「せめて・・・一撃くらい・・・」 踏みつけられたベルガ・ダラスはビームサーベルを構え斬る ビームサーベルはF91の左腕を切り落とした ハリソン「何?!ベルガ・ダラスごときに・・・?! ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!ドレル!!!貴様は私の手を斬ったぁぁぁっ!ドレルがぁぁっ!!!」 ドガァァーーーーン・・・ その直後、突然倉庫で爆発が起きた シーブック「?!」 ハリソン「何だと?!」 61 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 33 22 ID ??????「フフフ・・・フフ・・・ハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」 火柱を上げて燃える倉庫の中に立つ1機のMS、 それはシーブックが朝に見た紫色のMSだった シーブック「・・・あれは朝の・・・量産型のF91か?」 ハリソン「誰だ?!誰が乗っている?!!」 シーブック「この感じ・・・まさか・・・カツ・コバヤシか?!カツ!何をやっている?!」 カツ「お前が俺に指図するなぁぁっ!!・・・・・・ ははははっ!こいつは俺の思う通りに動いてくれる。パイロットの出来損ないなんぞ、このF91で叩き落してやる!」 ドレル「何だと言うんだ・・・?」 ハリソン「そのF91はお前用に発注した奴だが、まだ起動テストもしてないんだぞ! カツ!できたてのMSをすぐに戦場に投入するな!混乱する!」 カツ「舐めてもらっちゃあ困りますぜハリソン・マディンこいつはとってもよく俺の言う事を聞く」 その直後、F91のビームサーベルが急に伸びた シーブック「伸びた?!」 カツ「どけよ!ハリソン!奴などこれで串刺しにしてやる!覚悟!ドレル!!」 ビルギット「あのMS・・・何なんだ?!」 シーブック「カツの奴・・・もつのか?」 カツ「貴族主義者がぁっ!そんな奴ティターンズ以下だろう!」 ドレル「・・・ベルガ・ダラス、まだやれるな?・・・この位置なら直撃させれる・・・!」 カツ「ッハッハッハッハ!!」 ドレル「直撃させる!!」 カツ「どうしたよ!俺のF91!!力があるんだろう!?貴様はハリソンに負けないだけの力を持っているんだろぉー! そう言ったじゃないかー!!!おまえは俺と一緒にあいつを潰して宇宙を・・・ぐおっ!!」 シーブック「あんな現象なんて・・・」 ドレル「く・・・未練は無い・・・」 その直後、爆発するベルガ・ダラス・・・・・・ 授業終了後・・・ シーブック「お、お疲れ様でした先輩・・・」 ハリソン「敵の首を手土産にしてきたのでもない。連邦軍人の名折れだぜ」 シーブック「いえ…首なんて…」 ハリソン「けどさ、撃破できたのだから、許せるかな」 シーブック「はあ・・・」 ハリソン「これで先陣はきった、指揮官を落としたことによってコスモ・バビロニアの連中は戦意が落ちている お前の負担は軽い、運が悪く木星高校の連中と当たっても木星高校も苦戦はしないだろう そうそう強い連中はいないが…死の旋風隊のメンバーやノーティラスのカラス辺りが強いくらいか…まっお前なら苦戦しないだろう」 シーブック「ええ・・・」 ハリソン「お前はニュータイプなんだ、ひょっとしたら俺よりも強いかもしれないんだ…勝てよシーブック」 シーブック「はい・・・後何故カツがいたんです?知りませんか?」 ハリソン「いや・・・正直戦闘前数十分の記憶が無いんだ、すまない・・・」 シーブック「は、はぁ・・・」 ハリソン・マディン、連邦軍人で階級は大尉 地球連邦軍の腐敗に半ば呆れ、常に前線に立つことを良しと考えている 人格者でもあり、シーブックにとっては良いアニキ分とも言える存在 しかしこの豹変ぶりはかなり怖い… 62 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 38 43 ID ???そして授業も終わり家路につくシーブック しかしここでいつものように鳴り響く携帯のメール そのメールの内容は・・・ 『悪いけどドモン兄さんが食料を食いつぶしそうなので米2キログラムと牛肉800gと キャベツ1玉、日本酒を適当にを買ってきてください』 ロラン シーブック「(マタカヨ…)」 シーブックは近くのスーパーへ向かった しかしここにも地獄が待っている シーブック「えーと牛肉は買ったし米も買ったし、キャベツも買ったし・・・ 後は日本酒か・・・」 ???「ははは、久しぶりだなシーブックよ!」 シーブック「て、て鉄仮面さん!」 ガロッゾ「最近はバイトにこなくて心配していたぞ、働き手が少なくなってな、 それとガロッゾと呼んでくれないかね?」 シーブック「あ・・・はい」 ガロッゾ「実は先程新しいパンを開発したのだ!名付けて『クロスボーンパンX1』 ……と言う訳で試食してくれないかね?」 シーブック「は・・・はぁ・・・(食す)・・・うまいじゃないですか!」 ガロッゾ「ふははははは!うまかろう!!この際だ、15個ほど持っていけ!そして兄弟に食わせてやれ!」 シーブック「ど・・・どうも・・・」 ガロッゾ「さーて!続いてX2の開発でもするか!わははははは!!」 シーブックはガロッゾが苦手だった、外見の割に優しい人であり 付き合っているセシリーの実親でもあり、バイト先の店長 しかしこの人、元々バク開発に関与したテロリストである 刑務所内で反省して、今のようになったようだが・・・ シーブックにとっては頭を抱える シーブックはこの人には頭が上がらないのだ・・・ ちなみにこの人の趣味はパン作りとラフレシア(植物)の栽培である 63 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 41 37 ID ??? 帰宅してもシーブックの苦悩は終わらない 買い込んできたスーパーの袋を下げ、F91から降りる ロラン「お帰りなさい」 シーブック「ただいま・・・はいこれ、スーパーで買ってきたよ、後、パンも貰ってきたから後で配っておいてください」 ロラン「いつもすみませんね、いつもドモン兄さんが食いつぶしてしまって・・・」 シーブック「・・・今度から前もって買い込めばいいんじゃないか?」 ロラン「それもそうですね」 シーブックはそっと部屋に戻る、ベットに倒れこみ虚空を見上げる 兄のシローは帰っていない、1人ですごせる僅かな時間 シーブック「(シロー兄さんがいたらウルサイからなぁ・・・)」 シローも兄貴だとは言うが、充分問題のある兄である 以前ガロードが嘘をついてるかどうか確かめるために、両手を光らせガロードの腹を突き抜けたこともある 朝、MSに乗り込む時も「ファイナルフュージョン!!!」などと叫びつつ乗り込む ときどき家に仲間を連れこんだりもした 以前はこの家の近くで激戦があった 64 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 42 25 ID ??? ココヨリ回想ニ入リマス シロー「ザビーネ・シャル!逮捕する!!」 ザビーネ「貴様等の秩序と社会では・・・この世は一向に良くならん!」 シロー「ふざけた事を!!!」 ザビーネ「愚かな理想に囚われし弱き者よ・・・我が力・・・受けよ!!」 シロー「そんなことで!負ける俺ではない!!」 ザビーネ「愚かな・・・ここまでだ・・・ゴッド・アンド・デビル!!」 シロー「おおおおおおおっ!!ヘル・アンド・ヘブン!!!」 ザビーネ「ぬおおおぉぉぉぉっ!!」 シロー「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 ザビーネ「滅びを告げる悪魔よ・・・去れぇぇぇーーーーっ!!!」 シロー「俺の・・・勇気が・・・」 シロー「まだだぁぁっ!!!」 ザビーネ「何?!家を持ち上げただと?!」 シロー「F91!もってくれよ!!」 シーブック「(なんで僕のF91gaコネクト役なんだ・・・)」 シロー「ゴーーーールディン・クラッシャーーーーーーッ!!!!」 ザビーネ「こ、これ・・・、も・・・貴族、社・・・会の掟・・・」 回想オワリデス シーブック「酷かったよなぁ・・・」 シロー「何が?」 シーブック「おわっ?か、帰っていたんですか?シロー兄さん?」 シロー「今さっきな、とりあえず飯だぞ?」 シーブック「は、はぁ・・・」 65 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 46 08 ID ???しかし夕食も戦場だ シロー「うわぁぁっ!誰だ?俺の牛丼に蒟蒻を入れたのは?!」 カミーユ「俺だよ、コウ兄さんが人参食べないのもシロー兄さんの影響だ」 シロー「おおおおおおおっ!!!ゴルディオン・ハンマーーーーッ!!!」 アムロ「マズイ!各自茶碗を持って退避!!」 シロー「ハンマーヘル!」 カミーユ「ぐわっ!」 シロー「ハンマーヘブン!!」 カミーユ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁーーーっ!!」 シロー「光になれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーっ!!!!!!」 コウ「・・・というわけで人参食ってくれ」 シーブック「わかってますよ・・・」 アムロ「そういえばガロード、テストはどうだった?」 ガロード「お、俺?、ご覧の通り」 アムロ「85点とはなかなかじゃないか」 ガロード「へへ・・・」←かなり怪しい アムロ「ウッソはどうした?」 ウッソ「お、僕はその・・・」 カミーユ「ゲホゲホ…学校行くフリしてパンチラ写真や女子更衣室盗撮写真撮りまくってたたってさ」 ウッソ「ゲ!」 カミーユ「お前の心に入れば簡単だ」 ウッソ「勘弁してくれよ・・・とりあえず本当に凄いウラ物だからさ、無修正だし・・・」 ヒイロ「くだらん話をするならば俺は席を外す」 ウッソ「ヒイロ兄さんは素直じゃないなぁ・・・」 66 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 47 50 ID ??? その直後、ヒイロはどこからともなくツインバスターライフルを取りだし銃口をウッソの顔に付ける ヒイロ「ふざけるなと言っているのが聞こえなかったか……?!!!!!」 ウッソ「……ゴメン」 ガロード「見せてみろよウッソ・・・あれ・・・おい、まさかこれ・・・」 ウッソ「(イ…イヤナヨカーン…)」 ガロード「ティファに手を出すなっていったろう!」 ウッソ「か、可愛かったんでつい・・・ていうかなんで分かったんです?」 ガロード「この野郎…!!!」 ウッソ「ゲ!」 ハロ(ウッソ作)「ヤバイゼアニキ!」 アムロ「…ウッソの奴ハロに自己学習能力でも付けたのか?…ってガロードがキレた!各自茶碗を持って退避!!」 ガロード「レーザー・進路クリア!サテライトキャノン逝けぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」 ウッソ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 アムロ「・・・カミーユは人の心に勝手に入るなとあれほど行ったろう・・・!!」 カミーユ「何で僕まで・・・」 アムロ「うおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!ビルド・アーーーップ!!!」 コウ「アムロ兄さんがキレた!各自茶碗を持って退避・・・!」 アムロ「愚かな弟達めぇっ!死ねぇぇっ!スピン・ストーーーーーーーム!!!!」 カミーユ「ぐわぁぁぁぁぁっ!!」 アムロ「まだ終わらないぞ!必殺魔球大リーグボール2号を受けろ!!」 カミーユ「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」 ジュドー「そういえばカミーユ兄さん、俺がこないだ貸したAV返してくれよ」 カミーユ「ごめん、こないだ録画ミスで・・・」 ジュドー「消したって言うのかよ?!数少ない無修正なんだぞ!」 カミーユ「ゴチャゴチャ五月蝿いな、ジュドーの奴一本背負いで伸ばしてやる」 ジュドー「うおおおおおおおおおおおっ!!!!やぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーってやるぜぇっ!!!!!!!!!」 コウ「ゲ!ジュドーまでキレた!各自茶碗を持って退避・・・!できればMSで脱出を!半径数十メートルは破壊され・・・!」 ジュドー「愛の心にて悪しき空間を断つ!!!!名付けて断空光我剣!!!やぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーってやるぜぇっ!!!!!!!!! 」 カミーユ「(消滅)」 シーブック「今日も酷いな・・・」 67 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/10/02(日) 22 49 55 ID ??? 夕飯も終わり部屋で一息付くシーブック 宿題のレポートを書き終えるとシローが部屋を出ようとする シーブック「どこへ行くんです?」 シロー「ちょっと夜勤だ、帰りは明日の朝だ」 シーブック「そ、そうですか、それじゃあ夜勤頑張ってくださいね」 シロー「ああ、お前もそのレポート、提出期限を守れよ!」 シーブック「わかっています」 シロー「それじゃあ行ってくる」 シローは部屋を出て行った・・・ シーブックは1人部屋で思う シーブック「(僕の春がきたーーーーーーーーーーーっ!!!)」 数十分後… シャワーを浴び終え部屋に戻るシーブック ベッドに横になりさぁ寝るぞ、と思ったその時 携帯電話のメール着信履歴が気になり確認した 『ごめんねシーブック、父のガロッゾが調子に乗ってパンを大量生産してしまったの 明日の夕方、もう一度スーパーに来てくれる?お願い』 セシリー 『先日教えてもらった二次方程式が難しいのでもう一度教えてください、 お願いしますキンケドゥさん』 トビア 『こないだワシが預けておいた盆栽を明日の夕方に持ってきてくれ』 ウモン シーブック「……束の間の春だったな…ん?これは??」 最も新しい着信、それは聞いた事のない名前だった 『貴様がベラ様と付き合うのは勝手だがベラ様におかしな影響を与えるな! そもそもただの平民にすぎない貴様がお付き合いできる方ではないのだ 本来あのお方は貴族の頂点に立つ事になるかもしれんのだからな!! もし妙な事をしたならば私が貴様を殺しに行く、覚悟しておくがいい』 宇宙の独眼竜 シーブック「…誰だ?イタズラか・・・?」 今日も慌しい1日が終わった しかし、明日もまた想像した以上に騒がしい未来がシーブックを待っている・・・