約 3,631,880 件
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/511.html
「765プロが倒産してもう○○○○……」シリーズ プロデューサーが過労で他界し、倒産した765プロ… 倒産から1年余り。目の前に待ち受ける過酷な現実と、それに立ち向かう765プロメンバーの姿を描く長編シリーズ。 1作目:春香「765プロが倒産してもう1年かぁ……」 執筆開始日時 2011/08/11 元スレURL http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1312989055/ タグ ^シリアス ^天海春香 ^如月千早 ^秋月律子 ^三浦あずさ ^我那覇響 まとめサイト SSちゃんねる ゴールデンタイムズ 2作目:千早「765プロが倒産してもう1年半なのね……」 執筆開始日時 2011/08/16 元スレURL http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1313420999/ タグ ^シリアス ^如月千早 ^天海春香 ^菊地真 まとめサイト SSちゃんねる ゴールデンタイムズ 3作目:真「765プロが倒産してもう2年だね……」 執筆開始日時 2011/08/18 元スレURL http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1313668505/ タグ ^シリアス ^菊地真 ^秋月律子 ^水瀬伊織 ^如月千早 ^萩原雪歩 まとめサイト SSちゃんねる ゴールデンタイムズ 4作目:貴音「765プロが倒産してもう2年半なのですね……」 執筆開始日時 2011/08/22 元スレURL http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1314019368/ タグ ^シリアス ^四条貴音 ^我那覇響 ^萩原雪歩 ^水瀬伊織 ^菊地真 まとめサイト SSちゃんねる ゴールデンタイムズ 5作目:小鳥「765プロが倒産してもう一年ね……」 執筆開始日時 2011/09/01 元スレURL http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1314878175/ タグ ^シリアス ^音無小鳥 ^双海亜美 ^双海真美 ^菊地真 ^我那覇響 ^如月千早 まとめサイト SSちゃんねる ゴールデンタイムズ 6作目:響「765プロが倒産してもう二年さー……」 執筆開始日時 2011/09/09 元スレURL http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1315553674/ タグ ^シリアス ^我那覇響 ^高槻やよい ^天ヶ瀬冬馬 ^天海春香 ^萩原雪歩 ^菊地真 まとめサイト SSちゃんねる ゴールデンタイムズ 7作目:雪歩「765プロが倒産してもう二年半ですぅ……」(前編) 執筆開始日時 2011/09/27 元スレURL http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1317114037/ http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1317201156/ タグ ^シリアス ^萩原雪歩 ^秋月律子 ^菊地真 ^我那覇響 ^高槻やよい ^双海亜美 ^双海真美 ^四条貴音 ^三浦あずさ ^水瀬伊織 ^如月千早 ^星井美希 まとめサイト SSちゃんねる ゴールデンタイムズ 8作目:雪歩「765プロが倒産してもう二年半ですぅ……」(後編) 執筆開始日時 2011/09/29 元スレURL http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1317295584/ タグ ^シリアス ^萩原雪歩 ^秋月律子 ^菊地真 ^我那覇響 ^高槻やよい ^双海亜美 ^双海真美 ^四条貴音 ^三浦あずさ ^水瀬伊織 ^星井美希 まとめサイト SSちゃんねる ゴールデンタイムズ 9作目:春香「765プロが倒産してもう3年かぁ……」 執筆開始日時 2011/10/08 元スレURL http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1318080933/ タグ ^シリアス ^天海春香 ^如月千早 まとめサイト SSちゃんねる ゴールデンタイムズ 10作目:伊織「765プロが倒産してもう2年半じゃない……」 執筆開始日時 2011/10/10 元スレURL http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1318427482/ http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1318507848/ タグ ^シリアス ^水瀬伊織 ^四条貴音 ^萩原雪歩 ^秋月律子 ^星井美希 ^菊地真 ^我那覇響 ^高槻やよい ^双海亜美 ^双海真美 ^三浦あずさ まとめサイト SSちゃんねる ゴールデンタイムズ
https://w.atwiki.jp/androidgamessummary/pages/70.html
ゼビウスを勝手に3Dにしている。 インストールはこちら
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/444.html
P「千早と結婚してもう五年か……」 執筆開始日時 2012/10/15 元スレURL http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1350302683/ 概要 春香「ほんと、月日が流れるのって早いですね」 P「子宝にも恵まれて、俺はもう幸せだよ」 p「しゃーせーェ!」 P「アイムソーハッピィ!」 p「あそーぱぴー!」 春香「p君、今年で何歳なのかな~?」 p「しゃんしゃぁい」 千早「もう……、まだ二歳でしょ?」 p「にさい?」 P「まあ、今年3歳になるから、間違ってはないのかな?」 春香「p君、プロデューサーさんそっくりですね」 P「だろ?」 p「にしゃぁあい」 p「……しゃんしゃい!」 タグ ^如月千早 ^天海春香 まとめサイト SS保存場所 SS森きのこ! エレファント速報 ひとよにちゃんねる プロデューサーさんっ!SSですよ、SS!
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/2409.html
951 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 35 52 ID n0OBkfas 「おいこら。俺を解放しなさい」 休日の昼すぎに目を覚ました悠二は、身体の自由を 奪われていることに気がついた。太いベルトが 幾重にも巻かれており、ベッドの上で固定されている。 両手両足はもちろん、首にもしっかりと巻かれてる。 これでは苦しいので身動きしたいのだが、悠二の隣で 卑猥な本を読んでいるアイリが許してくれそうにない。 アイリが手にしているのは二次元の同人誌。 アイリにだけは心でも見つかってはならない代物だった。 「ふんふん。ふぅ~~ん。悠ちゃんってちっちゃい女の子が 好きだったんだぁ~~。ロリコンの人って分からないなぁ」 言葉だけ聞いてると可愛いものだが、鬼の形相でページをめくっていた。 タイトルは『魔法少女マロカエロカ』と書かれている。 見た目小学生にしか見えない少女達があられもないレズぷれいに 勤しんだりする内容である。他にも同人誌はいくつかある。 (もう殺せ……) 計り知れない絶望に舌を噛み切りたくなる悠二。 家族は全員出かけてる。今日はたまの休日なので惰眠(だみん) をむさぼろうとした悠二だったが、いつのまにか侵入してきた アイリに襲われた。そして現在は猛獣と二人きりで 心温まるような時を過ごしてるわけである。 952 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 36 56 ID n0OBkfas 彼女によるエロ本チェックならまだ生易しいかもしれない。 何度も説明してるがアイリとは正式に付き合ってない。 「まさか浮気してるのが漫画の世界の女の子だとは思わなかったよぉ。 世界は広いんだね~。ふふふ。これ、全部燃やしちゃっても いいかな? 出版社から作者から全部含めて」 彼女の権力だとそれくらいは許されそうだから笑えないのだ。 その作品はアニメが原作だが、彼女の親父なら製作会社ごと 転覆させることができるかもしれない。 「ごめんなアイリ。その前にこれだけは言わせてもらう。 彼女達で抜くのは最高だったよ。特に金髪の女子中学生が 可愛くてな? マ○さんていうんだけど彼女の胸は 中学生と思えないほど…」 「……この前さぁ、私だけを愛してくれるって言ったよね?」 「はて? なんのことだ? 一切記憶にございません」 「……包丁どこかな~? 台所?」 「待ちなさい君ぃ!! 俺はロリコンだって認めたんだぞ!? めちゃ勇気出したんだよ!? 何か問題でもあるのか!?」 「問題大有りなんてレベルじゃないよ。自分の婚約者が ペドだったなんてキモすぎでしょ……。できるだけ苦しまない ように逝かせてあげるからね。そのあと私も昇天するから。 やっぱり私たちは天国で愛し合ったほうがいいと思うんだ」 アイリはふらふらとベッドに接近し、ぼすんと倒れこむ。 悠二の顔を手で掴み、正面から視線を合わせる。 緩やかな動作で彼の首を絞めようとしたとき…… 953 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 37 42 ID n0OBkfas 「心から愛してるぞアイリ。俺にはお前以外考えられない」 「あっそ。くだらない冗談を言うってことは、 覚悟は出来たってことでいいんだね?」 「待てっつってんだろうが!! 頼むから俺の首から 手を離してくれ!! これ以上俺を怒らせたら 俺の新たな性癖を公表しちゃうぞ!?」 「ロリコンで露出魔のくせにまだ新しい性癖があるの? さすがにこれは通報してもいいレベルだよ。 ってかどうしてそんなに必死なの?」 「自分の生き死にがかかってんだからそれゃ必死になるわ!! この電波女が!! 俺には二次元の美少女でハァハァする権利も ねえのか!!? ほぉぉぉらあぁ!? 嫁とのエロスと二次元は 別なんだよ!! 主食とデザートなんだよ!! おまえに分かるか!!」 「……っ」 「あーもう頭に来たぞ!! もうどうにでもなれ!! 俺を殺すなら早くしろよ!! おまえみたいな電波に 息の根を止められるなんて最高じゃないか!! おら? 何黙ってんだ!? とっととやっちまえよ馬鹿女!!」 するとアイリは哀しげな顔して目を晒してしまった。 先ほどまでの鬼嫁の雰囲気はどこへ消えてしまったのか。 まるで別人のように大人しくなった。 (アイリ………おまえ……泣いてるのか?) トクン 悠二が不覚にもときめく。 デパートで迷子になった幼女を眺めているかのような このトキメキ。形容しがたい。 954 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 39 02 ID n0OBkfas あえて例えるなら↓ ----------------------------------------------------------- (険しい登山の途中で家族連れと会った。目の覚めるような 美しい幼女が父に連れられて歩いていた。俺は足の疲れなど すっかり忘れてときめいた。……俺はロリコンだったのか? すでに下半身のトーマスは発射寸前だ。こんな感じになるだろう) -------------------------------------------------------------- ※----で囲まれた箇所は読まなくても本編とは関係ない。 「私がこんなに愛してるのに…。 どうして分かってくれないのぉ…?」 「アイリ……」 「ただ悠ちゃんのことが好きなだけなのに……。 本当にそれだけなのに……」 つーっと彼女の頬に一滴の涙が流れたのだった。 彼女の心情を表している冷たい涙が。 一人の少女を泣かせてしまった。その事実が、 怒りに我を忘れていた悠二の胸を締め付ける。 アイリとてまだ十七の女の子。 一人の男を好きになること事態に罪はない。 (ふっ……。何で俺はあんなつまらないことで……) またアイリの全てを許してしまいたくなった。 今度は嘘じゃない。彼は心からアイリに惚れかけていた。 確かに家宅捜査された上に全身拘束されたのは事実。 しかし悠ニはこんな可愛い顔で泣きじゃくる女を他に知らなかった。 「なあアイリ、言い過ぎたよ。 すまないが俺の縄を解いてくれないか。 許されるなら、今すぐおまえを抱きしめたい」 955 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 40 19 ID n0OBkfas アイリは言う通りにしてくれた。 ようやく自由を得た悠二は体中の間接が悲鳴をあげていたが 涙目で耐え、文字通りアイリを抱きしめる。 「あったかいね……」 「ああそうだ。死んだらこの暖かさも失ってしまうんだぞ? もちろん人としての感情もだ。そんなの嫌だろ?」 「うん……」 洋服越しでも確かに伝わる互いの体温。 生きてることがなんと素晴らしいことだろうか。 死の欲とはタナトス。性欲とはエロスの一種で、 両者が交じり合った時に混沌は生まれる。 すなわち、死を間近に感じた者ほど子孫を残したいという 本能に従って行動したがる。 一時の感情とはいえ悠二を殺そうと思ってしまったアイリだが、 そんな彼女だからこそ一層身体がうずくのだ。 身体の奥底から湧き出てくる熱情。彼と繋がりたいという本能。 「何度も何度も不安にさせちまってごめんな? 俺はこんなにも大切な人が身近にいるのに ついつい横道にそれちまった。やっぱり俺は最低だな」 「ううん。いいよ。悠ちゃんは最後は私のところに 戻ってきてくれるんだもん。大好きだよ」 「俺もだよ……大好きだアイリ」 956 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 41 04 ID n0OBkfas 「ねえ悠ちゃん」 「なんだ?」 「私を縛ってほしいの……」 「……なっ!!」 アイリの説明によると、二次元同人誌は緊縛プレイが大半だった。 この部屋に多数転がっている三次元モノのSMモノAVや本など、 この男がどうやら極度のSM好きなのは一目瞭然だった。 (それらはアイリが隠し場所を暴き、散らかしてしまった) 「私だってあの女の子たちに負けないくらい 悠ちゃんを満足させられる。どんな責めにだって耐えてみせるよ」 とのことで、悠二を大いに盛り上げさせてくれたのだった。 幸いこの部屋に悠二を拘束する際に使ったベルトや ロープなどがあり、希望通りのプレイを展開するには 不自由しなさそうだ。 それから十五分後である。 957 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 42 58 ID n0OBkfas ヴィイイイイイイイイイイイイイイイ…… マンションの一室に響き渡る振動音。 「あっ……うっ……あっ………あっ……」 くすぐったそうに身体を小刻みに動かすのはアイリ。 ベルトで縛られてイスに座らされている。 両手は後ろ手(いすの背もたれの後ろ側)で、 足は閉じれないように開いた状態(いすの足に縛れている) 無防備な秘所にはローターがいれられている。 「あうぅう……すごいよこれぇ………!!」 熱を帯びた吐息を吐きながら感じてる愛梨。 上の下からも下の口からもヨダレを 垂らしてる姿はまさに淫乱。 「どうだ? 感じてるかアイリ?」 「う……ん……今までにない感じだよ……すごく……気持ちい……」 悠二の声はアイリの近くから聞こえた。 彼はすぐ横で彼女の痴態を眺めていた。 彼女が我慢できずに垂らしてしまうヨダレを 舐めとっては悦に浸っていた。 一方のアイリは目隠しされている。 「はぅう……あっ……ああん……!!」 視界を奪われると余計に神経過敏になる。 弱い振動を与え続けるローターは、愛液で 零れ落ちないように右の太ももにケーブルを ぐるぐる巻きにしてある。 958 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 44 10 ID n0OBkfas 「んんん~~~!! んぐう~~~!!」 唇をキスで塞がれて苦しそうなアイリ。 光を奪われた視界では彼が今どこにいあるのかも 分からないが、確かにその感触を感じることが出来る。 その時、ローターの振動が急に強くなった。 「んん!???」 キスは継続したままだ。 突然訪れた新たな快楽に身体が暴れそうになる。 ギシギシときつそうな音を奏でるベルトとイス。 一切の自由はない。全ては悠二の思いのまま。 手のひらで踊らされる操り人形なのだ。 「ゆ、ゆうちゃ……もうイッっちゃうよ……」 「そうか。淫乱なアイリさんはまたイッちゃうのか。 これで何回目だと思ってるんだ? この雌豚」 「そんなこと言わないでよ…いじわるぅ…」 「ははは。おまえだって本当はこうされてうれしいんだろ? 乳首がコリコリになって自己主張してるぞ?」 正面から乳房を握り締め、先端の乳首を指でつまんでみる。 「ひゃあ!」 「大きいなぁアイリの胸は。形も綺麗で触り心地は最高だ。 どうしたらこんな卑猥な体つきになれるんだ?」 959 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 45 40 ID n0OBkfas 片方の胸を両手で丁寧に触り、尖った乳首に吸い付いてみる。 するとアイリがさらにエッチな声で騒ぎ出すのだ。 「んひゃああ!!」 「もう楽になっちまいな」 「んんん~~~!! いやあああああああ!!」 秘所と胸の同時責めについに耐え切れなくなったアイリ。 一瞬だけ身体を大きく震わせて両足の間を愛液で濡らしてしまった。 ローターの電源を切る悠二。 疲れきった彼女を解放し、ベッドに寝かせてやった。 まるで一つの儀式が終ったかのような満足感。 まさか自分の性癖にそった行為をアイリがしてくれると 思ってなかった悠二は不思議な感覚だった。 (こいつは本当に俺のことが……) すでに寝息を立てて眠り始めてしまったアイリ。 今日は何度も絶頂を迎えてしまったので よほど疲れたのだろう。 こうして寝顔だけ見てると、年相応の少女だ。 ヤンデレ成分など微塵も感じられず、愛しくすら 思えてしまうから不思議だった。 アイリのことは好きだ。でも嫌いでもある。 嫌いなのに好き。まるで言葉遊びになってしまう。 これ以上考えても無駄だった。 悠二は全裸の彼女にそっと布団をかけてやり、 散らかったエロ本を元にもどしたのだった。 960 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 46 56 ID n0OBkfas (悠二のアイリに対する好感度は少しだけ上がった) ーーーーーーー 翌日、学校の昼休みでアイリと一緒に昼食をとっている悠二。 四時間目終了後、彼女が開口一番にこう言ってきたからだ。 「悠君……。今日は悠君のためにお弁当作ってきたの。 食べてくれるよね?」 「おう。わざわざすまないな」 彼女と一緒に昼食を取るようになったのは二学期になってからだ。 この高校では弁当派が多数で一部が学食を利用しているが、 基本的には男女別々で食べる。当たり前だが。 アイリとて一学期の頃は女子グループと共に食べていたが、 二人の絆も深まるために一緒に食べることに決めたのだ。 もちろん恥ずかしくないわけがない。 クラスという閉鎖社会において目立つことがどれだけ 恐ろしいことか。男女で一緒に食事を取るなどもっての他である。 学内に存在するカップルはたいてい屋上とか学食とか 場所を選ぶ者だが、彼らは違う。アイリの強い希望により、 悠二の席で食べることになっている。 当初はクラス中から嫉妬と羨望の目で見られていたが、 それにどうこう言う輩はいない。相手は天下の愛梨お嬢だ。 彼女の家柄を知れば逆らう者など出てこないのだ。 仮に男女交際禁止の校則があったとしても、 校長を説得して黙らせるくらいのことは出来る。 961 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 47 52 ID n0OBkfas 悠二がおかずを食べながら適当に感想を述べる。 「前から思ってたんだけどボリュームのあるものが多いよな。 油モノとか」 「嫌だった? 男の子は力のつくのが好きだと思ったんだけど」 「全然構わないよ。おなか一杯になるし」 アイリは悠二の向かい側に座り、一つの席を共有している。 ようは対面式だ。こうして話してると中睦まじいカップルそのもの だが、この二人は未だに正式に付き合っていない。 もちろんクラス内では公認カップルとなっているのだが。 当の本人たちの見解は違うというわけだ。 悠二はスパイスの効いたから揚げを咀嚼しながら、 「アイリの料理は愛情がこもっててとってもおいしいよ?」 「ありがと。お世辞でも嬉しいよ」 「いや本当だって。最初の頃に比べて随分上達してるよ」 メニューは一口サイズのから揚げや玉子焼きやウインナーなど どれもシンプルだが無難な味付けだった。彼女は堅実に料理する タイプらしく、挑戦的な味付けは一切しない。 ご飯は食べやすいようにおにぎりにしてある。 具も毎回変えてくれる。とにかく食べやすさ重視で 作ってあるからついつい食が進んでしまうのだ。 アイリの愛のお弁当作戦はたしかに男の心を射止めようとしていた。 962 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 48 35 ID n0OBkfas (結構尽くすタイプの女だよね。普通に接してれば わりとマトモなところもあるし、料理もうまい。 マジでこのままアイリと付き合おうかな?) とまで考えさせるほどだ。もっとも彼はそのことを口にはしないが。 昨日の一件以来この二人の仲は急進した。 アイリからの一方通行の愛情だったのを、 悠二の方も受け止めるようになって来たのだ。 だが、物語はそう単純に進まない。 ーーーーーー 放課後は演劇の練習だ。 各学年の予約で一杯だった体育館をなんとか貸し切ることに 成功し、全ての舞台装置を設置した。音響から照明、 役者の衣装までばっちりだ。 演劇部に所属してるクラスメイトが細かい所まで 手ほどきしてくれたので助かった。 問題は脚本だった。 脚本担当はなんと男子のクラス委員長だったのだが、 あまりにも過酷すぎる箇所があるのだ。 「おい、委員長。娼婦が知り合った客の男に騙されて 自殺未遂するのはひどすぎないか? いくら最後は 商人の男と結ばれるとはいえ、あまり酷い内容だと 公序良俗に反するかもしれんぞ」 悠二が言うと、委員長殿(杉本マナブ)は難しい顔でこう言った。 963 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 49 50 ID n0OBkfas 「必要悪だ」 「プヒ?」 「物語には多少の起伏が必要だ。そのためには多少 荒い設定であっても押し通す必要がある。確かに ヒロインが娼婦という時点ですでに結構な冒険を してることは認めよう。しかし君はこの企画を 凡庸な内容で終らせたいのかね?」 委員長は非常に真面目で公平な男としてクラスの有名人だった。 古風な喋り方をする変わり者だが、学力は学年でトップ5。 黒ブチの眼鏡をしてるが、意外とイケメンなので 一部の女子から人気がある。 「グリムやアンデルセンの原作を呼んだことがあるかね? どれも道徳的な要素を持つ一方で、 血なまぐさい残酷な描写が目立つ。だがあれが当時 童話として欧州の子供達に親しまれていたのだ。 彼らの興味をひきつけたのは、何よりもその残酷な内容だった」 ずいぶん知ったふうな口を聞くメガネである。 インテリ風のメガネの裏に、演劇に対する熱い情熱を宿してる。 悠二は少しめんどくさそうに、 「そうかい。で、この内容で客に受けるんだろうね?」 「もちろんだ。文化祭など子供臭いイベントなどと昨今の 学生諸君らは思っているだろうが、そこに一石を投じる 必要があると私は思ってる。日本的でお花畑的な恋愛物語など、 大衆は飽き飽きしてるはずなのだよ」 「うーむ。委員長殿がそこまでいうなら仕方ないか。 担任とも相談してくるよ」 964 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 51 11 ID n0OBkfas 担任は気のいい男だった。教育学部を卒業してまだ二年しか 立っていない若さだったが、基本的に自由放任主義者で 生徒の企画したことは好きににやらせてくれる。 相談すると、担任はどんな脚本でも公開しないように やれと言ってくれた。悠二はこれ以上駄々をこねても仕方ないと 判断し、練習を続行する。 「~~~~~~!!」 「~~~~~~~~!!!」 役者達は壇上で声を張り上げる。 脚本家の委員長殿と監督役の悠二と柏原は 壇上の隅のパイプイスに座って観察してる。 悠二は手にした脚本を読み返していた。 脚本を要約すると、ある少女が父を戦争で失い、 路頭に迷った家計を支えるために売春宿に売られてしまう。 過酷な運命に人としての心を失ってしまった彼女。 幼少の頃から厳格なカトリック教徒であった彼女でさえ、 神など存在などしないと思うに至ったのであった。 そこで客として出会った若い男と恋に落ちる。 男は若い行商人だった。そこそこ資金を蓄えていて、 容姿も優れている。男は少女のことを気に入り、 嫁にしたいと申し出る。 彼と結婚する日を心待ちにしながら売春宿で 働き続ける少女。結婚日を間近に控え、いよいよ この仕事を止めようとしたその時、彼の浮気を発見してしまう。 男は金持ちの女と知り合い、恋仲に陥っていた。 965 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 52 04 ID n0OBkfas あんな浮気男に騙された自分は愚かだった。 悲しみと絶望に打ちひしがれた少女は、 ナイフを手にし、そして…… 「早見君。ちょっとよろしいですか?」 「うん?」 柏原さんに話しかけられ、本から視線を外す。 「脚本のことで相談があるのですが、あっちで話しませんか?」 「いいけど…」 席を経ち、体育館の目立たない場まで誘導される。 照明は壇上についてるのみなので、暗がりがほとんど。 この位置なら完全に壇上からも完全に死角なので 誰からも見られることはない。 ここで榊原はとんでもない行動に出るのだった。 「動かないで下さいね?」 突如口元に当てられたクロロホルムが、 「な……!! ぐっ……むぅぅ……んん……」 一瞬のうちに悠二の視界をぼやけさ、脱力させる。 ふらふらになり、もう立ってられなくなる。 冷たい床の感触が背中を打つかと思いきや、 柏原の細い腕に抱きかかえられる。 彼女は見たことのない顔で笑っていた。 966 :『いかにして彼らは鬼畜へと変貌したのか』:2011/10/07(金) 20 58 59 ID n0OBkfas ーーーーーーーーーーーー 突如変貌した榊原。悠二の運命やいかに? 第三章前半終了 後半へ続く (こちらも続けて投稿します。一度に何度も投稿してすみません)
https://w.atwiki.jp/brobook/pages/23.html
015.運の無い男 「はぁー……」 ♂シーフはため息をついた。 「どうせ俺は生き残れないだろうなあ、いくら素手で平等とはいえ騎士とかローグとかいたもんなぁ、この箱からたとえダマスカスでても俺じゃ相手が素手でも勝てねえよ……」 自己嫌悪に陥っていた。 「まー悩んでてもしょうがない、とりあえずGMからもらった箱あけてみるかっ」 威勢良く箱を1つ開けてみる。 『ゼロピー、一個獲得』 ガクッ…… 「な……なんでこんなときにこんなもんが……ええいくそ!もう一つあけてしまえっ」 やけくそになって残されたもう一つの箱を開けてみる。 『古木の枝、一個獲得』 「お、枝だ、ってこんな時に出ても意味ねえじゃねえかっ!」 彼はイライラして古木の枝を折った。 「って……枝なんか使って平気か……? もしとんでもないのが出ちまったら……」 (ブルルル……) (馬の鳴き声?なんか嫌な予感が……) そう思ってるとヌッ、と彼を影が被った→彼の頭上に影が被った。彼の視界を影が覆った。 等 その影の正体は深遠の騎士だった。 声も→を立てる前に♂シーフはブランディッシュスピアで吹っ飛ばされ致命傷を負った。 (ああ、なんてこった。こんな間抜けな人生で終わるなんてあんまりだ、→。 ああ、そういえば俺まともに女の子とも付き合ったことなかったなぁ、一度でいいから女の子と付き合いたかったなぁ、でも女の子は逆毛を嫌うからだれも見向いて→見向きもしてくれなくて……) そんなことを思いながら♂シーフは静かに永遠の眠りについた。 そして深遠の騎士を野に放ってしまったのであった。 ♂シーフ死亡 深淵の騎士乱入 参加者1名増加、残り47名 選択肢 投票 校正はこれで良し (0) 直すところがある (0)
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/4890.html
「おお、素晴らしいアイスランドにも二郎があるとは」 静信が死んだ事によって、暗示が解けたセイバーは何とか羽衣狐と和解しアイスランドに来ていた。 「よしあそこで二郎を……」 「あらセイバーじゃない!回収しに行く手間が省けたわ」 「はい?」 しかし今度は赤セイバーと勘違いされた。 【二日目・4時00分/アイスランドのレジスタンス基地前】 【セイバー@Fate/stay night】 【状態】魔力消費(小)、空腹 【装備】約束された勝利の剣、ヤマハ・VMAX@Fate/Zero、チェーンソー@魔界塔士Sa・Ga 【道具】支給品一式 【思考】基本:更なる食を探す 0:彼らは? 1:目の前の二郎を食う 2:自分に暗示をかけた静信は殺す 3:トリコと力也は? 【西行寺幽々子@東方Project】 【状態】健康 【装備】不明 【道具】支給品一式、不明支給品一式 【思考】 基本:レジスタンス幹部として主催打倒に動く 0:ベール=ゼファーと黒一行に会う 1:その上でベール=ゼファーを仲間に引き入れる 3:赤セイバーを回収する ※ジロリアン十二神将の1人です ※レジスタンスの幹部です。 ※青セイバーを赤セイバーと勘違いしています 【不動遊星@遊戯王5D s】 【状態】健康 【装備】遊星のデッキ、Dホイール、スターダストドラゴン(人型) 【道具】支給品一式 【思考】基本:主催を倒す 1:もうすぐアジトを放棄する 2:スターダストォォォ!!! 3:セイバーともやrいや何でも無い ※レジスタンスです ※8期との関係は不明ですが思考回路は一緒です ※青セイバーを赤セイバーと勘違いしています 【イシドシュウジ@イナズマイレブンGO】 【状態】健康、消沈 【装備】不明 【道具】ジャミング装置 【思考】 基本:レジスタンスとして動く 1:○○○ーは幽々子に言われて自重 2:幽々子と行動する 3:○○○ーしたいなぁ…… ※主催側から追われました ※8期世界の住人のようです ※青セイバーを赤セイバーと勘違いしています 【泉京水@仮面ライダーW】 【状態】興奮、ルナ・ドーパント 【装備】触腕 【道具】基本支給品一式、不明支給品 【思考】 基本:いい男のためにレジスタンスに協力する 1:このひと達……嫌いじゃないわ! 2:でもやっぱり頃合いを見て目の前の男達を抱き締める 3:あら可愛い女の子じゃない。でもね私の方がおっぱい大きいわ! ※レジスタンス入りしました 「おお!セイバーではないか!!」 「ん?」 そして赤セイバーも青セイバーと勘違いされたのは言うまでも無い。 【ギルガメッシュ@Fate/stay night】 【状態】セイバーハァハァ…… 【装備】黄金の鎧、王の財宝(ゲート・オブ・バビロン) 【道具】支給品一式 【思考】基本:セイバーと結婚する 0:セイバーに求婚する 1:あれ?でも胸でかいような……。まあいいか。 ※赤セイバーを青セイバーだと勘違いしてます 【赤セイバー@Fate/EXTRA】 【状態】黒に怒り 【装備】赤セイバーの剣、船 【道具】支給品一式 【思考】基本:殺し合いには乗らない 0:誰だこいつ? 1:黒を倒す 2:美少年や美少女が居れば愛でる 3:変顔ジョーカーからロリの同人誌を奪う 4:レジスタンスの事は後回しだ! 5:そういえばさっきのぽんこつは美少女であったな ※一応レジスタンス側です 【相川始@仮面ライダー剣】 【状態】健康、パンツ一張 【装備】金閣の金のパンツ、ラウズカード(ハートのA~K) 【道具】基本支給品一式、不明支給品、ロリの同人誌×1000000 【思考】 基本:ロリを見つける 1:目の前の連中をムッコロス!! 2:何だこの金ぴか 【井之頭五郎@孤独のグルメ】 【状態】空腹 【装備】不明 【道具】支給品一式 【思考】基本:飯を食う 0:何だか変なのが来ちゃったぞ……。 1 焦るんじゃない、俺は腹が減っているだけなんだ 2 店長にアームロックをかける 【店長@孤独のグルメ】 【状態】店長、ゴローちゃんにアームロックをかけられてる 【装備】不明 【道具】色々 【思考】 1:それ来月からなんですよ 2:あっそれ以上はいけない
https://w.atwiki.jp/drachir/
信長のシェフが終了 先日とうとう信長のシェフが終わっちゃいました。 大好きなドラマだったんでショックです。 深夜枠のときはすごく視聴率が良かったのに、今の時間帯になってからは良くないとか。 すごくおもしろいのになんででしょうねぇ。 みんなまだ仕事だったり、遊びに行ったりしてる時間帯なのかな。 でも終わり方を見るとまだ続きそうな気もするので期待してもいいのかな。 また深夜枠に戻してでもいいから続編をお願いしたいです! ミッチーの信長がすごくはまり役で私のツボです。 http //www.pagerankarticles.com/
https://w.atwiki.jp/yuureinankamienai/pages/61.html
【種別】 セリフ・迷言 【初出】 壱巻 【解説】 調敦志が鞍馬依に対して言った言葉。 キミは最低のダメ野郎だね 僕なら百回は見捨ててるね むしろ僕が呪い殺すよ。 こうして面と向かって話している 自分の忍耐力に驚きさ。
https://w.atwiki.jp/folte6934/pages/24.html
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 16 07 54.68 ID UktSV+Z+0 カツオ「べっべつに…なにも」 タラオ「嘘です!いまカツオお兄ちゃん何か隠したですぅ!」 カツオ「かっ隠してないよ…!」 タラオ「ママに言いつけるですよ?」 カツオ「ほんとに何も隠してないったら…」 タラオ「ママー!カツオお兄ちゃんが隠し事してるですぅ!」 カツオ「タラちゃん!!」 タラオ「観念するですよぉ…ニヤニヤ」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 16 11 54.00 ID UktSV+Z+0 サザエ「こらっ!カツオ!なに隠し事してるのよ!?」 カツオ「別になにも隠してないったら…」 タラオ「嘘ですぅ!ぼくカツオお兄ちゃんがカバンに隠したのを見たですぅ!」 サザエ「カツオ、カバンを見せなさい」 タラオ「見せるですぅ。ニヤニヤ」 カツオ「分かったよ…ほらっ」 サザエ「なにこれ…?着替えじゃない?どうして隠すようなことをしたのよ」 カツオ「なっ中島の服が泥だらけになっちゃったから貸そうと思って…」 タラオ「(怪しいですぅ…)」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 16 17 25.83 ID UktSV+Z+0 サザエ「バカねぇ…そんなこと隠さなくてもいいじゃない」 カツオ「だって勝手に服を貸したら怒られると思って…」 サザエ「大丈夫よ、そんなことで怒ったりしないわ。」 サザエ「それよりも早く中島くんに貸してあげなさい。困ってるんでしょ?」 カツオ「うっうん!じゃあ行って来るよ」 タラオ「怪しいです…僕もこっそり後をつけるですぅ」 ――― タラオ「ここは中島くんの家ですぅ…」 中島「遅かったな、磯野…」 カツオ「ごめん、途中姉さんに呼び止められて…」 中島「もしかして花沢さんを殺したことばらしたのか!」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 16 23 32.73 ID UktSV+Z+0 カツオ「ばらすわけないだろ!だからこうして着替えを持ってきたんじゃないか!」 カツオ「ほらっ早く着替えろよ…返り血でいっぱいだぞ」 中島「うっうん…ありがとうよ磯野」 カツオ「それにしても…花沢さんほんとに死んでるのか?」 中島「六ヶ所も刺したからね…ちゃんとくたばってるよ」 カツオ「無理やり連れ込んで強姦して殺害か…」 中島「なんだよ、最低だって言いたいのか?」 カツオ「そうじゃないよ…」 中島「ふん!この女が悪いんだ…やらせてくれって言ったら断わるから」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 16 31 39.05 ID UktSV+Z+0 カツオ「だからって殺すことは…」 中島「うるさいな!磯野はどっちの味方なんだよ!」 中島「えっ!?女は男の性処理道具なんだ!黙ってアソコを開けばいいんだよ!」 中島「くそっが!くそがっ!この女!僕を馬鹿にして!」ドガッ!ドガッ! カツオ「やめろよ!花沢さんはもう死んでるよ!落ち着けよ中島!」 中島「!!そっそうだよ…死んでるんだよ…俺、殺しちゃったんだよ…」ガクガク 中島「磯野…俺、俺、刑務所に行くのか?おれ…嫌だよ…おれ…」ブルブル カツオ「安心しろよ、中島…そのために僕が来たんだ」 中島「磯野…」 カツオ「さっとにかく急いで死体を隠そうぜ…」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 16 37 52.08 ID UktSV+Z+0 中島「ああ、けど磯野、花沢さんの死体どこに隠すんだ?」 カツオ「裏山に埋めよう…あそこならばれないだろ」 中島「そっそうだよな…裏山に埋めれば…」 カツオ「ああ、とにかく死体が出てこなければ問題ないんだ。」 カツオ「日中は危険だから今日の夜中に埋めに行こう…」 中島「うっうん…」 タラオ「面白くなってきたですぅ」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 16 50 12.95 ID UktSV+Z+0 カツオ「うん…そういうことで今日は中島の家に泊まるから。」 中島「どうだった…?」 カツオ「ああ、中島の家で勉強会するって電話しといたよ」 カツオ「あとは夜中になるまで待とう…」 中島「うん…幸い兄貴たちは旅行でいないし…ラッキーだったよ」 ―ドンドン!― 中島「!!」 カツオ「だっ大丈夫、来客だろ?落ち着けよ…」 花沢父「すみませ~ん!」 カツオ「花沢さんのお父さん…!?(どうして中島の家に!?」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 16 55 18.34 ID UktSV+Z+0 中島「おい!磯野!どうして花沢さんのお父さんが僕の家に来るんだよ!」 中島「ばれたのか!?僕が殺したことばれたのか!?」 カツオ「落ち着けよ!花沢さんが家に帰ってないから近所を探してるんだろ」 中島「だからってなんで僕の家に来るんだよ!」 カツオ「冷静になれよ!」バシィッ! カツオ「僕たちが花沢さんの友達だからだろ?変なほうに考えるな」 中島「そっそうだよな…ばれるわけがないよな…」 カツオ「そうさ…だから中島は普通に応対すればいいんだ。できるな?」 中島「うっうん…」 カツオ「よしっ…それでいいんだ」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 17 03 11.67 ID UktSV+Z+0 中島「こんばんは…どうしたんですか?」 花沢父「ウチの花子が家に帰ってきてないんだ!」 中島「そうなんですか…僕の家には来てませんけど…」 花沢父「えっ?それはほんとうかい?」 中島「はい、今日は来てません…」 花沢父「おかしいな…さっき磯野さんの家に訪ねたら、タラちゃんが中島くんの家に入るのを見たって…」 中島「!!」 花沢父「花子はほんとに来てないかい?」 中島「あっ…あぅぁ…」ブルブル 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 17 12 20.15 ID UktSV+Z+0 花沢父「中島くん!花子はここに居るのかい…?」 中島「あっうぁ…あっ…ぁぁ」ガクガク カツオ「どうしたんですか?」 中島「磯野!?」 花沢父「ああっカツオちゃん!ウチの花子を見てないかい?」 花沢父「タラちゃんがここに来たって言ってたから…」 カツオ「いや、花沢さんなら来てませんよ…」 中島「そっそうです!花沢さんは来ていません!」 花沢父「でもタラちゃんが…」 カツオ「ああったぶん中島の彼女と間違えたんですよ。中島の彼女、花沢さんに後ろ姿が似ているから…なぁ中島?」 中島「そっそうです!僕の彼女が来ただけです」 花沢父「そうかい…もし花子のことが分かったら僕に教えてくれ」 カツオ「はい…花沢さん、見つかるといいですね」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 17 25 37.04 ID UktSV+Z+0 中島「おいっ!これはどういうことだよ!磯野!」 中島「なんでタラちゃんが僕の家に来たことを知ってるんだよ!」 カツオ「僕が知るかよ!たまたまお前の家に通りがかったんだろ!」 中島「どうするんだよ…このままじゃ全部ばれてしまうよ…」 中島「なぁ磯野…タラちゃんを殺そうぜ。ばれる前に始末しようよ!」 カツオ「安心しろよ、中島。警察が3歳児の目撃証言を信じるか?」 中島「でっでも…」 カツオ「大丈夫だよ…お前が来ていないってちゃんと言えば、警察はお前の証言を信じるさ」 中島「そっそうだよな…うん、そうだよ、さすがは磯野だよ!」 カツオ「ふふっ…それよりも早く死体を埋めようぜ」 だがカツオの認識はすべてにおいて間違いだった… 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 17 34 56.87 ID UktSV+Z+0 カツオ「よしっ…これで大丈夫だ」 中島「磯野…でもおれ恐いよ…警察にばれたら」 カツオ「おいおい、中島…お前は日本の警察を何も分かってないんだな」 中島「どういうことだよ!磯野?」 カツオ「いいか、警察はただの失踪者に対して本腰で捜査しないんだよ」 中島「そうなのかい!?」 カツオ「ああ、事件性がない限りな…」 中島「そうか!死体さえ見つからなければいいんだな」 カツオ「そうさ…だから最初の数日だけ耐えればいいんだよ」 カツオ「警察の事務的な仕事が終われば…あとは問題ない!」 中島「すごいや!磯野!」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 17 43 30.29 ID UktSV+Z+0 カツオが言ったように警察は失踪者に対して冷淡だった。 とはいえ小学生の突然の失踪である。最初の一ヶ月は 周辺の聞き込みに尽力していたようが、時期が悪かった。 市街で大規模な銀行強盗が発生したからである。 警察はそちらの方に人員を割くことになり、結果、花沢花子は 事件性のない単なる失踪という烙印を押された― さらにカツオが危惧していたタラオの証言も、なぜか タラオ自身が自分の勘違いだったと言った為、警察から 疑われることはなかった。 こうして中島とカツオは完全に安堵していた。 だが、その安堵はすぐに崩れ去った― 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 17 52 25.68 ID UktSV+Z+0 事件発生から二ヵ月後… タラオ「いささか先生~今日もハチの散歩をさせてくださぁ~い!」 先生「おやおや、タラちゃんはハチが好きみたいですね」 おかる「ええ、ここ二ヶ月、毎日ハチの散歩をしてくれるのよ。偉いわね~」 タラオ「ハチ、散歩に行くで~す!」 ―裏山― タラオ「さぁハチ、今日こそ見つけるですよ。」 ハチ「ワン!」 タラオ「いいですか、この臭いを覚えるです。花沢さんのハンカチです」 タラオ「覚えたですね…さぁ探すですぅ」 ……… …… … ハチ「!!ワンワン!」ザクザク タラオ「ついに見つけたですね…ニヤリ」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 18 03 49.08 ID UktSV+Z+0 中島「ええっ!?花沢さんが死体で見つかった!?」 花沢花子の死体が発見された。この事実は警察を動かす 事態へと発展した。捜査本部が設置され、大規模な人員が動員 されたのである。しかも被疑者は強姦された上に殺傷されている のである。警察を動かすのは十分すぎる程の残酷さであった。 カツオ「ああ、タラちゃんが見つけたそうだ…」 中島「タラちゃん!?タラちゃんが第一発見者なのかい!?」 中島「だから言っただろ!磯野!タラちゃんは殺しておくべきだって!」 中島「あの餓鬼は知ってたんだよ!今からでも遅くない殺そうぜ!」 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 18 10 51.83 ID UktSV+Z+0 中島「あの餓鬼が全部ぶちまける前に殺そうぜ!磯野!」 カツオ「それは無理だな…」 中島「どうしてだよ!」 カツオ「少し考えれば分かることだろ。いいか中島、そもそもタラちゃんはどうして最初の聞き込みで話さなかった?」 カツオ「あの時、俺たちの犯行を話してたら終わりだったはずだろ…」 中島「そういわれれば確かに…」 カツオ「そして警察の聞き込みが頻繁になった今でもだ…」 カツオ「タラちゃんは何も喋らない。しかも死体を発見したのだってそうだぜ?」 カツオ「それはなぜだと思うよ?中島」 中島「磯野は分かるのかよ…」 カツオ「ああ、分かるね…あのガキは楽しんでるんだよ」 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 18 21 36.09 ID UktSV+Z+0 中島「たのしんでいる…?」 カツオ「そうさ、僕たちが破滅を迎えるのを楽しんでるんだ」 カツオ「それも僕たちの弱みをここぞという時に…まるでカードを効果的に切るみたいね!」 中島「じゃあなおさらすぐにでも殺さなきゃ―」 カツオ「分かってないな…いいかい?タラちゃんは俺たちに自分がすべてを知ってることを明かしてるんだ。」 カツオ「最初の目撃、死体の第一発見者としてだ…」 中島「それがどうしたんだよ…」 カツオ「つまり僕たちに殺される危険性があることは百も承知のはずだぜ?」 中島「そうか!つまり殺しても何らかの形で僕たちの犯行はばれてしまうと!」 カツオ「そう…だから今は殺せないんだ…」 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 18 29 38.39 ID UktSV+Z+0 中島「じゃあどうすればいいんだよ!磯野!」 カツオ「だから考えたんだ。今後、僕たちが行うべきことは二つある。一つはタラちゃんから僕たちの弱みを奪い返して奴を殺すこと」 カツオ「そしてもう一つは花沢さんを殺した架空の犯人を仕立てることさ」 中島「架空の犯人…?どうゆうことだよ磯野」 カツオ「いいか?もしタラちゃんを消したとしても僕たちは完全に安心じゃない。僕たちが自由になるには架空の犯人を作ってそいつに罪を着せればいいんだ」 中島「でもそんなことできるのかよ…磯野」 カツオ「それができるんだ。中島が花沢さんをレイプしたことによってね」 中島「??」 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 18 36 17.48 ID UktSV+Z+0 カツオ「つまりさ…花沢さんに乱暴の痕跡があったことで警察は変質者の犯行だと思っているんだ」 中島「変質者??」 カツオ「そう、しかも被害を受けたのはまだ子供だ。ここから警察はお得意のプロファイリングで勝手に犯人像を作ってくれている」 中島「それはどんな犯人像なんだよ…磯野!?」 カツオ「ふふっ…社会に恨みがあり、若い青年さ。この辺にいるだろ?」 中島「甚六さんか!!」 カツオ「そうさ…しかも甚六さんに証拠を持たせれば一発さ」 カツオ「多少のアリバイはお構いない…アウトだよ」 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 19 11 06.47 ID UktSV+Z+0 カツオ「だからそのためにももう一人生贄が必要だ。」 カツオ「甚六さんが殺したという証拠になってくれる生贄がね」 中島「なぁ磯野?それってやっぱり小学生がいいのか?」 カツオ「そうだね、花沢さんと同じ年齢の子がいいね。もちろんレイプして」 中島「なっならカオリちゃんにしようぜ!」 中島「前からあの女を犯したいって思ってたんだ!いいだろ?磯野」 カツオ「分かったよ、中島の好きにすればいい」 中島「ひゃっほぉぉぅ!!チンコがうずくぜ!」 カツオ「くっくっ…目的を間違えるなよ?中島…」 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 19 20 02.00 ID UktSV+Z+0 ―学校― 早川「へぇ~カオリちゃんのご両親旅行にいってるんだ」 カオリ「そうなのよ、だから一人で家事が大変なのよ~」 中島「聞いたか?磯野…」 カツオ「ああっチャンスだな。今日決行だ!」 中島「フヒヒww早くぶちこみたいぜw」 ……… …… … カツオ「ねぇねぇカオリちゃん!今日、お家に誰もいないんだって?」 カオリ「そうなのよ~パパもママも北海道に旅行なのよ」 カツオ「へぇ~それは大変だね。一人で危なくない?」 カオリ「磯野くんって優しいのね。大丈夫よ、一人でも平気よ」 カツオ「いや、それが危ないんだな。」 カオリ「へっ?」 中島「ふんっ!!」ゴッ 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 19 26 47.76 ID UktSV+Z+0 カオリ「んんっ…あれっ?ここはどこ…?」 カツオ「おはよう、カオリちゃん…」 中島「フヒヒww」 カオリ「磯野くん!これはどういうことよ!?」 カツオ「ぎゃあぎゃあうるさいな…姉さんみたいになるよ?」 カオリ「いいからここから帰してよ!どこなのよここは!?」 カツオ「ここはバブルが産み出した不の遺産さ…」 カオリ「??」 カツオ「建設途中で放棄された廃墟ビルなんだ…素敵でしょ?」 中島「磯野!御託はいいから早くやらせろよ!」 カツオ「やれやれ、僕の相棒はせっかちだ」 カオリ「やらせろって…なにをよ…」 129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/03/04(水) 19 34 50.52 ID UktSV+Z+0 カツオ「なにを?カオリちゃんはこの状況を見てまだ理解できないのかい?」 カツオ「君は今から中島の犯されるんだ」 中島「フヒヒwwそういうことww」カチャカチャ カツオ「じゃあ中島、よろしく頼むよ…」 中島「ああっ任せとけって!カオリちゃんお楽しみの時間だよ♪」 カオリ「いや!離して!カツオくん!中島くんをやめさせて!」 カツオ「カオリちゃん…君達女ってほんと便利にできてると思わないかい?」 カツオ「なぜなら女は男よりも弱い…」 中島「つまりレイプされるために存在してるんだよ!お前たちは!」 カツオ「ふふっ…それは曲解だけどね。じゃあね、カオリちゃん」 カツオ「今度は死体となった君に会いに来るよ」
https://w.atwiki.jp/tohofight/pages/1931.html
美鈴「お邪魔しまーす……あれ、皆さんまだ見えてないんですね?」 天子「……(すっ)」 美鈴「へ?何ですかこの紙……『紅魔館のパーティがありますので謹んで辞退させて頂きます』あぁ、咲夜さんですね。 こっちは……『残念ながらその日も業務がありますので固辞します』……閻魔様ですか」 天子「私の招待を断った上に安価の指定まで無視するなんて……そこまで私が嫌いって事!? いいわよ、こうなったら神社に仕込んだ要石を開放して、初日の出と同時に幻想郷を……うふふ……」 美鈴「うわぁ……すいません、衣玖さん」 衣玖「はい……わかりました。総領娘様」 天子「何よ!今更言ったって止めないんだからね!」 衣玖「それは構いませんが、今年のクリスマスはど よ う びですので、出かけて参ります」 天子「……は?」 衣玖「私も年頃の娘ですもの……まあ総領娘様には理解頂けないかも知れませんが(ふっ)」 天子「きぃーっ!何よその目つき!いいわよ、あんたもどっか行けばいいでしょ!」 美鈴「あのー……」 天子「そっちもよ!もう誰も来なくていいわよ!一人で盛り上がってやるわ!」 星「遅れました!」 白蓮「まさか天界が妖怪の山から行けるなんて思いませんでしたね」 天子「じんぐるべー、じんぐるべー……ふぅ……はっ!? いきなり何よ!……色気ゼロのサンタと……そっちは何、騎士?何のコスプレ!?」 星「はぁ、黒猫ぐるみを着ていたのですが、気が付いたら『K』の字が足されていまして」 白蓮「あら、これが正しいサンタの姿ではないのですか?」 天子「……もういいわよ、あんたらも帰りなさいよ……」 星「そうは行きません、あなたの相手をしないと、ブラックサンタが現れると新聞にありました」 天子「で、それを書いた記者はどうしてるのよ」 白蓮「さあ……『クリスマスの夜は狙い目』といってカメラを構えて闇に消えて行かれましたが」 天子「やっぱりそういう事かよチクショォーっ!」 白蓮「まあまあ。袖摺り合うも多生の縁、今宵は三人で楽しみましょう」 星「そうですよ、聖がいらっしゃればどんな場でもそこが極楽です!」 天子「天界で極楽なんて言われてもね……」 衣玖「総領娘様も懲りませんね」 美鈴「その打たれ強さが美点なのかも知れませんよ」 衣玖「だと良いのですが(ふふっ)……では行きましょうか」 美鈴「ええ。手っ取り早くマヨヒガから回りましょう」 星「15番、寅丸星!うっかり魂魄離脱します!(くたっ)」 天子「うーん、いまいち地味ねぇ。それに天界で魂むき出しにして、成仏しないでよ?」 星「あわわわ、急いで戻らないと……(むくっ)」 白蓮「では次は――」 紫「(スキマ)はぁい。寂しくやってるみたいだけど、席の空きはあるかしら?」 天子「なっ……なんでアンタが……ふん、笑いに来たんでしょう、無様な私の姿を! 見ての通り席ならいくらでもあるわよ。勝手に座って笑えばいいでしょ!」 紫「だそうよ。みんないらっしゃい」 (ぱかっ) レミィ「天界だなんて言っても、面白味に欠ける場所ねぇ」 咲夜「特産の桃は美味しかったですよ」 パチェ「ほんと、矢鱈と広いわね。うちの図書館ぐらいあるかしら?」 小悪魔「うわぁ、小悪魔の私が来ちゃったらなんか怒られそうな場所ですね……」 幽々子「凄いわ妖夢、亡霊のまま天界まで来ちゃった」 妖夢「はぁ、私は前に来てますからあまり感動は……」 永琳「ここなら地上の穢れもいくらか和らぎますね」 輝夜「つまりその分、退屈って事じゃないかしら」 鈴仙「……姫なら何処にいらしても退屈しないと思いますよ」 てゐ「はっ、ここの体に良さそうな気候……たまらないわ~」 早苗「神奈子様!天国ですよ天国!ほら、あそこに聖ニコラウスも!」 神奈子「他所様の神事で盛り上がってもねぇ」 諏訪子「信仰心なしでこれだけの神事が出来るってのも凄いけどねぇ」 こいし「わーい!パーティパーティ!」 お空「パーティパーティ!」 お燐「パンティ!パンティ!」 さとり「お燐……ここで成仏してく?」 白蓮「あらあら、これは幻想郷の名だたる皆さんと」 星「その従者の皆さんですね。しかしこれは一体……?」 天子「どういう事よ!?」 紫「それは藍に聞いて頂戴」 藍「まあ何だ、そこの美鈴に頼まれたのと、橙に絆されたのとでな」 橙「一人ぼっちでパーティなんてつまんないよ!」 美鈴「という事で、藍さんにお願いして」 衣玖「スキマ経由で皆さんを集めて頂きました」 魔理沙「しかし意外だったな、霊夢が乗り気とは」 霊夢「うちでやられると後始末が大変だもの」 萃香「わたしゃ何処でもいいけどねぇ」 勇儀「天界の宴会ってのは、生臭物もいいのかねぇ?」 慧音「さあな。だが向こうは相当の実力者、多生筋を曲げても構うまい」 妹紅「そうだね、ここは一つ無礼講って事で」 アリス「しかしまた節操無く集めたわね」 神綺「やっぱりパーティにはアリスちゃんが必要だもの!」 夢美「話は聞いたわ!今ここで何かが起ころうとしている!」 ちゆり「そりゃクリスマスパーティが始まるだけだぜ」 天子「あ……う……」 美鈴「いかがですか?」 衣玖「……みんなー!今日は私のために集まってくれてありがとーう!(ビシッ)」 天子「何勝手にMCしてんのよ!マイク寄越しなさい! んっ……みんな、今日はパーティに来てくれて……ありがとう。 その……ありがとう……ありがとう……(えぐっ)」 白蓮「ほらほら、晴れの日に涙は似合いませんよ」 星「そうですよ。では皆さん、今年一年お疲れ様でした!かんぱーい!」 一同「「かんぱーい!」」 翌日、二日酔いでフラフラになりながら、にやけ顔の天子が後片付けを頑張るのだが、それはまた別の話。 結果:気をきかせてスキマ経由で皆を呼んで回った美鈴の勝ち コスプレ 三つ巴 咲夜 天子 宴会オチ 星 映姫 白蓮 美鈴 衣玖 身内対決 1対2