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「どっ……どこから来るんだ!? 次は一体、どこから攻撃が来るんだ!?」 ピンク色に斑点付きというとんでもない髪を振り乱しながら、一人の男は叫んでいた。 上、上、下、下、左、右、左、右…… とにかくせわしなくあちこちを見渡し、叫んでいた。 いくらバトルロワイアルに巻き込まれたからといっても、ここまで怯える者もなかなかいないだろう。 だが、この男……ディアボロは境遇が境遇なだけに仕方がない。 とある理由から、ディアボロはゴールド・エクスペリエンス・レクイエムというスタンドにぶっ殺された。 だが、【死】の【結果】に辿り着けないようにされてしまった彼は……死ぬことを許されなかった。 死ねないまま、死の苦痛と恐怖だけを味わい続けてきたのだ。 常人なら発狂死だが、その【死】も許されていない。 さて、そんな男が今更バトルロワイアルなどと言われて怯えるだろうか? 答えは否。ディアボロにとってはこれも無数の死のストーリーのひとつに過ぎないのだから。 恐怖はどれもこれも同じ。舞台がバトルロワイアルだろうが自宅だろうが同じ。 最終的に死んでしまうことに変わりはない。 だからまともにルールも聞いていない。確認したのは、デイバックの受け取りと、この首輪が発動すれば即死ということぐらいだ。 「こない!? 攻撃がこないぞ!? ということはやはりこの首輪か!?誤作動でもして勝手に爆発するのか!?」 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険】……死亡確認 死因・主催者側の不手際 「それとも、このデイバックを開けた瞬間……」 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険】……死亡確認 死因・デイバックはミミックだった! 「いやそれともいいアイテムが入っていて喜んで……」 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険】 死因・カレーが光っ――!? 「……落ち着け、その死因はつい最近体験したやつじゃないか…… 毎回毎回違う死因で死ぬのだ、きっと今回はもっと別の死因で……」 ここで、ディアボロはあることに気がつく。 「そういえばここ……水槽の中じゃないか……ということは、だ」 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険】 死因・水槽に閉じ込められ→そのまま衰弱死 →魚のエサ →水位上昇による溺死 「どれだ!?どれで俺は死ぬんだ!?」 ばちゃばちゃと泳いでみるが、【何故か】出口が見当たらない。 さらに言えば、獰猛な魚もいない。というか小魚さえいない。 「つまり衰弱死か溺死か!?やめろ!緩慢な死よりも直球の死をくれぇぇぇぇぇぇ!」 ディアボロは必死に叫ぶ。 無数の死を味わってきた彼に言わせれば、死にも楽な死と苦しい死があるらしい。 目の前にピッツァがあるのに食べられずそのまま餓死だとか。 その次の回では料理を腹一杯に食うことには成功したが、実は油絵の具入りで臓器をやられて死んだ。 もうそういう死に方はしたくない。それがディアボロの本心だった。 「殺せー!誰でもいいから!優しくなくていいから!心臓を握りつぶすなり頭を爆破するなりして殺してくれー!」 誰もが死を恐れるバトルロワイアル会場。 そんななか、あまりにバトルロワイアルに似つかわしくない叫びが響いた。 【品川区・しながわ水族館/一日目・日中】 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険】 【状態】 超怯え、ずぶ濡れ、水槽の中に閉じ込められている 【装備】 無し 【道具】 基本支給品一式、(ランダムアイテム1~3、未確認) 【思考】基本:【死】に到達したい。無理なら楽に死にたい 1:誰でもいいから殺してくれー! 014:光の裏の支援者 投下順 016:不屈の恐竜 014:光の裏の支援者 時系列順 016:不屈の恐竜 初登場! ディアボロ 039:ゆらり、水の底惹きあって
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前ページ次ページときめき☆ぜろのけ女学園 森の中、黒い和服姿のベニの視線の先には無防備に眠っている河童・キザクラの姿があった。 (キザクラ……) 頬を赤らめてキザクラの寝姿を眺めるベニ。 (可愛いな) その寝顔にそっと顔を近付けていった時、ベニの髪がざわめいた。 「あ! しまっ……」 ぶちゅ しまったと思った時には時既に遅く、ベニの後頭部にある第2の口がキザクラの顔面に濃厚なキスをしていた。 そう、ベニは二口女だったのだ。 「わーっ!」 ――あの日からキザクラは私の(後ろの)唇がお気に入りらしい。 ――気持ちいい事が好き、楽しい事が好き、面白い事が好き。もののけは快楽に素直。 教室ではキザクラがベニの後頭部の唇をぺたぺたと触りまくっていた。 「ふわふわー、気持ちいいー。ベニの唇堪んなーい」 (本当に素直) しかしベニの胸中には、ある1つの願望があった。 (私も素直になりたい) 一方のキザクラは、そんなベニの心情にはおかまいなしに後頭部の唇にキスしようと自身の唇を近付けていった。 (キザクラとちゃんとキスしたい) その想いに後頭部の唇がぴくりと反応し……、 「きゃーっ」 「あっ」 と思った時にはもう遅い。 「ベニってば何すんのよーっ!」 ブチュルルル…… ベニの後頭部の口は、キザクラの顔面に激しく吸い付いていたのだった。 「ごめっ」 ――快楽に素直なのは後ろの口ばかり。 ――リーンゴーン…… ベニは授業中も上の空で憂鬱な表情をしていた。 (そりゃ確かに後ろの口も私の口だけど……) その背後では、後頭部の口が髪を触手のようにして大量のおにぎりを頬張っている。 (いまいち意思の疎通が図れないし欲求の自制が聞かないのよね……あ、そうだ!) そう考えていたベニの脳裏に妙案が浮かんだ。 (それを利用したらいいんだわ!) その日の放課後、学校近くの墓地に呼び出されたキザクラの前には、凄まじい勢いで後頭部の口からおにぎりを食べているベニの姿があった。 「ベニってばいつまで食べてるの?」 「昨日から何も食べてなくて、もの凄いお腹空いてるの」 「ちゅっちゅできない」 不満そうにそう言って頬を膨らませたキザクラにかすかに頬を赤らめ、ベニはそっと自分の口を指差す。 「こ……、こっちの口なら空いてるけど」 「え?」 呆気に取られた表情のキザクラだったがすぐに、 「ふわふわじゃないからやだ」 と不満を隠そうともせず拒絶の意思を示した。 「なっ……、キスしてみないとわかんないでしょ!」 「わかるよ! 見た目からして違うもん」 「何よ、人の気も知らないで! 四六時中後ろでちゅっちゅされてる私の身にもなってよ!」 「最初に後ろの口でキスしてきたのはベニの方じゃんか!」 「それはそうだけどっ! でも私は後ろの口じゃなくてちゃんとキスしたいの!」 「やだっ、私は後ろの口がいいー!!」 「前!」 「後ろ!」 「前!」 「後ろ!」 「前!」 「後ろ!」 しばらく激しい口論を繰り広げていた2人だったがやがて大きく息を吐き、 「わかったわよ。キザクラがそうやって選り好みするなら私もそうするわ。私はキザクラの下の口としかキスしない」 「えっ、ちょっ……」 抵抗する間も無くキザクラは倒され、ベニの両手と髪に無防備な下の口をさらけ出す羽目になった。 「何それ何それ! きゃー!」 「駄目ー」 必死で下の口を隠す手もベニの髪に絡め取られて無理矢理引き離される。 (うわ、キザクラの可愛い……) 赤面しつつそっとキザクラの下の口に舌を伸ばしていく。 (可愛いよう可愛いよう可愛いよう) ……と思った瞬間、 「あっ」 ベニの体が勝手に180度回転、後頭部の口がキザクラの下の口を激しくいじっていた。 「あーん! 何でまた後ろの口なのよー!!」 「ああんっ」 (何か凄い事になってるんだけど!!) そんな2人の様子を、ルイズはすぐ傍に立っている木の上で見聞きしていた。 「ここここ、こんにちは、ルイズ・ヴァリエールです!! ……とか自己紹介してみたり。何でこんな所にいるかというと、えー、かくれんぼをしていてですね……」 そんな誰に対してかわからない自己紹介をしている間にも、眼下では2人が激しさを増していた。 「あんっ……すごっ……」 「ひんっ!」 (は……、早く終わってくれないかしら) ルイズが思わず目を背けたその先に、 「ルイズ、見ーつけた」 「わーっ!」 突然頭上からキリが逆さまになって顔を出した。 「あれ? ルイズどうしたの。顔真っ赤」 赤面して顔を背けたルイズをいぶかしむように心配するように眺めていたキリだったが、やがてその理由に思い至り悪戯っぽい笑みを浮かべる。 「あー、興奮しちゃった?」 「しししし、してないわよっ! だって女同士よ!」 「女の子同士なら興奮しない?」 「し……、しないわよ! だって私も女の子だし!」 「本当に?」 「本当にっ!」 「じゃあ試してもいい?」 「え?」 呆気に取られるルイズの唇に、キリはそっと自身の唇を重ねた。 (わ……、舌がっ) 家族からのキスは何度も経験してきたルイズだったが、今回はそれとは明らかに異なるものだった。 (こんなキス初めてしたわーっ) 「ルイズ」 初めての感覚に、ルイズの中でわずかな興奮とふとした疑問が湧きあがってきた。 (キリは何でこんなキス慣れてるの?) 「これでも興奮しない?」 脳内を巡る疑問で頭がいっぱいになり、キリの言葉も耳に入らない。 (今までにいっぱいしてきたから? ……今までにいっぱい……) それに思い当たった時、ルイズの中でルイズ自身にも理解できない感情が弾けた。 「ええええ、そんなの嫌ああ!」 「ル……、ルイズ!?」 突然頭を抱えて狼狽し始めたルイズに、キリはその理由が自分にあるとも知らず困惑を隠せないでいた。 前ページ次ページときめき☆ぜろのけ女学園
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Case. A ripple errand and a A machinery soldier ~波紋使いとナチス軍人~ ここは閑静な住宅街―――岸辺露伴は赤信号にもかかわらず横断歩道を渡っていた。 最もそれは十分に安全を確認した上での行動だったが。 彼は道路を走っている車どころか人間の姿さえここ数十分で一度も見かけていない。 閑静にも程がある。 「……妙だな。真夜中とはいえ車の一台も走っていないとは。あの荒木とかいう男が町から人を消したのか?」 だとしたら、恐ろしい力―――――スタンド?――――――だ。 「この岸辺露伴を殺し合いなどという無粋なゲームに参加させるとは……いいネタになりそうだが……それとこれとは別だ」 許せん、と彼は荒木に対する憤りを覚える。 「しかしあの男何故か他人の気がしないな……」 顔に見覚えはなく、名前も聞いたことはないがなんとなく……本能で知っているような……? 「それにしてもこの辺りは確か……ぼくの家の近くだな。いつまでも外をうろついてるとまずい……よし、家を根城にするか」 自分の家に向かうことにした露伴は方向を変えて真っ直ぐ歩き始めた。 交差点が見えたところで―――――。 「このように我がドイツ軍人としての誇りを踏みにじられるとはァァァァァァ!!!屈辱!屈辱ゥ!!!」 「………なんだありゃ?」 交差点の真ん中で右目だけを覆う妙な眼鏡を掛けた男が絶叫している。 「しかしッ!!ナチスの科学は世界一ィィィィィィィ!!! 『柱の男』共を更にパワーアップした我が体で討ち倒し…… ついでにJOJO達と合流し共に荒木とかいう無礼者を斃してくれるゥくれェェェるゥゥゥゥわァァァァ!!!」 右手を天に掲げた体勢で絶叫というかもう発狂している男を見ながら露伴は電柱の裏に隠れていた。 「殺し合いに乗る気はないように見えるが……罠かも知れんな。どちらにしてもあまり関わりたくないタイプの人間だが……」 罠だとすればどこに参加者がいるかもわからないのに大声を上げるという行動は相手が複数でも勝てるという自信を表している。 そうでなければ只の馬鹿か、リアルに狂ってしまったかだ。 「そういえば今あいつナチスと言ったな……国家社会主義ドイツ労働者党は五十年以上前に崩壊している……やはり狂人か」 露伴はそう決定づけると自分の家に向かおうとした……しかし。 「あいつは交差点の真ん中にいる……これじゃ通れないぞ……どうする…?」 と、男が妙な動きを始めた。 「とりあえず体の機能のチェックをしておかなくてはな。……まずは関節動作」 人間の常識を超えた方向に男の左腕が曲がり、頭の裏から右腕の指先に左腕の指先が触れる。 「ッ!? なんだあれは!?」 露伴も思わず目を見張る。 「異常なしッ! 次に重機関砲のテストを始めるッ!」 「重……?」 耳を疑う暇もなく男の服が肌蹴、巨大な銃身が現れる。 「発射!」 銃撃……いや砲撃音が響き、たまたま標的に選ばれたバス停で停止していたバスが撃ち抜かれ、爆発炎上する。 「異常なしィ!」 「あれはスタンドか?康一くんの記憶で見た億泰の兄の『バッド・カンパニー』はたしか軍隊の群体型スタンドだったな。 しかしクレイジーだな……今ここに凶悪な参加者がくれば下手すりゃぼくまで巻き込まれてしまうじゃないか。全く……」 仕方ない、と露伴が電柱から姿を現さずに声を上げる。 「おいッ! そこの男!」 「むっ!!! どこだ!?」 キョロキョロと見回す男。 「こちらに敵対する意思はない! お前……『スタンド使い』か?」 「ハアァァ~~~? 『イカンぞ歯科医』ィィ~~? 何を言ってるのか良く聞こえんぞォォ」 耳に手を当てて聞き返してくる男、まだキョロキョロしている。 (かなり離れているからな、無理もないか……) 露伴はさらに声を張り上げ、半身を現して手を振る。 「とにかく話がしたいッ! ぼくはここだッ!」 三度目の正直でようやく男は露伴を見つけた。 (フン、どうやら一人か。居場所を教えたってことは本当に敵対の意思はないようだが……) 露伴の声は本当は最初から男にはっきり聞こえていた。男は相手の様子を探るためにトボけていたのだ。 (まあこのシュトロハイムの肉体は我がゲルマン民族の最高知能の結晶!どっちにせよ困らんがなぁ) 迷いなく歩みを進める男。露伴は何故か再び電柱の裏に隠れている。 (恥ずかしがっているのかァ~~~?) 電柱は目前。 「さて、どんな顔かな~~?」 電柱に到達し、覗き込んだ男の眼には―――何も映っていなかった。 「馬鹿なッ……!? 確かに今ここに……移動していたはずがない! 私は眼を離さなかっ……」 「『ヘブンズ・ドアー』!!」 先程の男の声が聞こえ、男の意識が遠のいていく……。 「名前はルドル・フォン・シュトロハイム……1938年爆薬によって死に掛けサイボーグに……サイボーグ?まあいい。 サイボーグになり、ドイツ軍大佐に昇進。なお国家社会主義ドイツ労働者党に所属……1939年更に強化される…… これから後は載っていない……それにジョセフ・ジョースター……どういうことだこれは?」 シュトロハイムの本のページのようになった顔を覗き込みながら露伴は疑問を感じた。 「サイボーグだというならこの若さも頷けるが今は1999年……丸々60年分の記憶がないというのはおかしい」 露伴はページを隈なく捲ってその疑問を解消する記述を探したが、見つからない。 「……狂人ではなかったようだな。しかしなにかおかしいヤツなのは確かだ。念のために『岸辺露伴を攻撃できない』と書いておくか」 さらに『今あったことを全て忘れる』と書き込む。 「放っておいてこの場を去ってもいいんだが……この男に少し興味が湧いてきたぞ」 露伴は能力を解除する。 シュトロハイムは起き上がって露伴を見つけた。 「ぼくの名前は岸辺露伴。漫画家をやっている。よろしく」 「フン、若造ではないか……ジャップか? まあいい……私はドイツ将校ルドル・フォン・シュトロハイムだ。よろしくな」 挨拶を交わすと、シュトロハイムの方から話題が切り出された。 「で、何の用だ? 一緒に行動したいというなら……」 「いや、取材がしたいんだ。ドイツ将校と言ったが……どんな戦争に参加したんだい?」 「フハハ、こやつめ! そんなに私の武勇伝を聞きたいかァァーーーッ! では存分に…」 「おっと、ここではまずい。近くにぼくの家があるからそこで……いや、そこまで歩きながら話そう」 露伴はチラリと炎上しているバスを見遣ると、先導して歩き出した。 「……というわけで私はこれからスイスに向かい、吸血鬼めらを滅ぼす予定だったのだッ!」 「なるほど……ありがとう」 取材を終え、露伴は確信する。 (やはりこの男は1939年時点からこの場所に連れてこられているようだ……だとすれば、あの荒木のスタンドは……) 家まではあと少し。 吸血鬼、波紋使い、柱の男、エイジャの赤石……興味と好奇心は絶えないが、歩き続けで少し疲れた。 (とりあえず家で休むか) 露伴はそう思い、前を向いた。 そこに男が立っていた。 ――――否、厳密には"立って"はいない。浮いているのだ。 両腕と口が付いている顔以外の体を口が飲み込んでいるビジョン。 醜悪な悪魔の自らを喰らった巨大な口の中からその男の顔が覗いている。 「今貴様等……吸血鬼のことを話していたな?」 男はいきなり高圧的に話しかけてくる。 「なッ……何だその姿はァーーーッ!?」 シュトロハイムが後ずさってオーバーに驚く。 「質問しているのはわたしだ」 表情を変えずに言う男。露伴が答える。 「ああ……それがどうしたんだい?」 「私の名はヴァニラ・アイス。つい先程知ったのだがわたしも吸血鬼らしいのでな。我が『クリーム』が見えるということは…… 貴様等もスタンド使いか。"滅ぼす"などと聞けば貴様等を黙って生かしておくわけにはいかん。何故なら我が主も……」 「吸血鬼かァァァァーーーーーッッ!!!!」 男が言い終わらないうちに、シュトロハイムの胸部に備えられた兵器が発動する。 「紫外線照射装置ィィィィィィィィィィ!!!!」 光が奔り、一直線に男に向かって飛んでいく。 (これが吸血鬼に対抗する為の武器か……ん?) 『ヘブンズ・ドアー』の射程に男が入るのを待っていた露伴は興味深そうにシュトロハイムの攻撃を見ていたが、違和感に気付く。 「なあ大佐。興味本位で聞くんだが……その紫外線照射装置ってのは一瞬で吸血鬼を消せるのかい?」 「何ィ?一匹程度ならそう時間はかからんが、流石に一瞬では……なんだ? 紫外線が……逆に消えているだとォー!?」 徐々に徐々に、光が飲み込まれている。 何も無いはずの空間にだ。 「それどころかッ! あの吸血鬼までも消えているだと!? 一体どうなって……」 ガオンッ! 岸辺露伴の家は仕事場でもある。 よってそこにはもちろん漫画を書くための部屋があり、そこには漫画を書くための道具が沢山ある。 画材や資料、原稿用紙など、岸辺露伴の性格もあってかきちんと整頓されて置かれている。 その部屋に土足で上がりこみ、無頓着にそれらの仕事道具を引っ張り出して読んでいる男がいた。 「これはなんだろう……野草の図鑑かな? 素晴らしい……こんなに細かく生息地や生態が書かれているなんて!」 彼はジョナサン・ジョースター。貴族出身の考古学者の卵で、波紋を修めて吸血鬼との戦いに翻弄された数奇な人生の持ち主である。 「それにしても気になるのはこの図鑑の出版年数! 1998年というのはどういうことだろう?」 疑問を抱きつつも大きな椅子に腰掛け、図鑑を読むジョナサン。 だが彼の意識は、やはりこの殺し合いのゲームに対する不安に傾いていた。 エリナとの新婚旅行でアメリカに向かっていた船上で首だけになって尚生きていたディオ。 その直後にここに送られ……垣間見たディオは新たな肉体を手に入れていた。 そして最大の懸念材料はこのゲームに参加している顔見知り。 スピードワゴン……彼は自分の友達だ。死なせるわけにはいかない。 ディオ(DIO?)……決着を付けなくてはならない。 そしてウィル・A・ツェペリ、ダイアー、ジョージ・ジョースター1世、黒騎士ブラフォード、タルカス。 彼らは死んだはずだ……ディオが屍生人として蘇らせたのか?だとすれば……。 「許さないぞ、ディオ!」 師匠と父……最も自分の心に成長を与えてくれた二人を死してなお現世に呼び戻したディオにジョナサンは怒りを感じていた。 そして、このゲームに参加している人間を彼らが殺さないうちに再び安らかな眠りにつかせなくてはならないという責任を。 ジョースターの名を持っている人間には興味を示したが、その名前には見覚えがない。親戚ではなかろう。 ツェペリの名を持つ人間もいたが、こちらは検証しようがない。 「やはりここでボサッとしている暇はないな……そろそろ出発しようか」 屍生人や吸血鬼は昼間は活発には動かない。誰かを襲うとすれば今時分、深夜だ。 こうしている間にも愛する父親がゾンビと化して人を殺しているのではないかと思うと気が気ではない。 立ち上がって部屋を出ようとするジョナサン。 「……なにやら下が騒がしいな」 窓から外を見下ろすと、一体どういうことか軍服を着た男がスゴイ勢いでこの家に向かって飛んできている。 よく見ると男がもう一人、軍服を着た男にしがみ付いている。 「あっ! 止まった……この家に入ってくるぞ」 ジョナサンは支給品のアイアンボールボーガンを握り、ディバックを背負って下の階へと降りていった。 「うむぅぅ……今のは一体? いきなり私の体が加速して逃げることが出来たが……」 「『ヘブンズ・ドアー』!!」 眼を回していたシュトロハイムを本に変えると、露伴は『岸辺露伴のスタンドに関することを忘れる』と書き、すぐに能力を解除する。 「ここは? ……露伴、お前の家か?」 「ああ、いい家だろ。さっきの奴は恐らく追ってきている筈だ……作戦を練らないとな」 悪びれる様子もなく言う露伴。 シュトロハイムは自分の右腕が無くなっていることに気付き、口をあんぐりとあける。 「なっ……なんじゃこりゃァァァ!? 何故私の……ゲルマン民族の誇りである腕が……」 「吸血鬼の攻撃だ……ぼくが咄嗟に行動していなかったら体ごと消えていたぞ。恐ろしいスタンドだ。 サイボーグだから血が出なくてよかったな」 露伴は呟くと、階段を降りてくる男に気付いた。 「誰だお前ッ!? 人の家で何をしている!?」 「僕はジョナサン・ジョースター! 勝手に家に上がった非礼は詫びよう! だが聞かせてくれ! 今君が言った『吸血鬼』とやらの特徴を!」 ジョナサンは真っ直ぐな目で露伴を見つめて答える。 「ジョースター……?」 「JOJOかッ!?」 二人がそれぞれ違う人間を思い浮かべる。だがジョナサンはそのどちらでもなかった。 「頼む、答えてくれ! その男は僕の宿敵かもしれないんだ!」 ガオンッ! ジョナサンの言葉と同時に、玄関のドアに穴が開く。 「来たか!」 露伴はシュトロハイムを立たせるとジョナサンの側に駆け寄り、降りてきた階段を登らせる。 「話は後だ! その吸血鬼がきている……お前の宿敵はスタンド使いか?」 ジョナサンが何を言っているのか分からないというような顔をすると、露伴は舌打ちして自分の仕事場へと誘導する。 「なら今来ている敵はお前の宿敵じゃない……うおっ!」 すぐ後ろの床に穴が開き、天井にも穴が開いた。 「どうやら完全にこちらから見えなくなっているときは外の様子もわからないようだな……」 三人は仕事場に辿り着くと、ドアを閉めて部屋の真ん中に集合した。 「どうする、露伴……紫外線照射装置も効かないあの得体の知れん吸血鬼……ハッキリ言って全く対抗策が思いつかんッ!」 シュトロハイムが心配そうな顔で言う。 「策はある……だがそれが実行できるかどうかは別だがね」 ガオンッ! ドアに穴が開き、『クリーム』の口が姿を現した。 その中から先程の男が全身を現す。 「ここにいたか。DIO様に危害を加える恐れのあるものは全て殺す……この私に吸血鬼の力を与えてくださったあの方の為に……」 「ディオ……!? まさかお前は屍生人か?」 ジョナサンが男の言葉に反応する。 「DIO様を知っているのか? おまえは誰だ?」 「ジョナサン・ジョースター」 男が急に沈黙する。 露伴は怪訝な顔をしながらもバックから何かを取り出す。その行動には誰も気付いていない。 「ジョナサン……ジョースターだと? 馬鹿な……だが確かにその体には見覚えが……」 ブツブツと呟いている男。やがて顔を上げ、この上ない笑顔を見せながら跳躍する。 「どういうことかは知らんが……DIO様に最高の土産が出来た! 貴様の血ならばきっと悦んでくださるだろうッ!」 空中で『クリーム』が男を貪り、口の中に再び入れる。 (ジョナサンを消すわけにはいかぬから、攻撃されるリスクを背負っても顔を出してギリギリまで外の様子を見ていなければならない…… 全てはDIO様のため。まずこの変な髪形の男と機械の男を消し、その後ジョナサンを死なない程度に痛めつけてDIO様を探す!) 男を口に入れた『クリーム』は最適な軌道を探すため三人の周りを回り始める。 直ぐに軌道を発見し、一旦止まって真っ直ぐに突っ込んでくる。 「クッ!」 シュトロハイムが重機関砲を構え、発射しようとする。だが。 「大佐、待て。ぼくに考えがある」 露伴に止められる。 「考え……だと? だがやつはそこまで……」 目前に迫った『クリーム』は、もうジョナサンを巻き込むことはないと確信し、完全に消えた。 これでもう攻撃は通らない。 「う、うおおおおおッ!?」 シュトロハイムは眼には見えない殺意を感じ――――。 『クリーム』が露伴の仕事場に姿を現した。 スタンドの像は出したまま、外の空間に体を出す男の名はヴァニラ・アイス。 「さて、ジョナサンを痛めつけなくてはな……スタンド使いではないらしいから簡単……?」 振り向くと、ジョナサンがいない。無論機械の男も、妙な髪形の男もいない。 「何?確かにジョナサンを巻き込むはずのない攻撃だったのだが……」 焦るヴァニラの頭に雫のようなものが垂れる。 「上……?」 そこには。 『天井に張り付いた亀の甲羅から出ている巨大なボーガン』があった。 「なっ……これは亀の糞……!?」 動揺する暇もなく発射される。といっても普通のボーガンのように矢が発射されるのではない。鉄球だ。 一瞬でヴァニラ・アイスの顔面に到達。 鼻から下を抉り取り、顎を粉々に砕いて胸にめり込んだ。 「ごえっ」 昏倒するヴァニラ・アイス。 亀が天井から落ちてきて、その甲羅からジョナサンと露伴がのそりと姿を現す。 「知能が低い動物はより簡単に操れるッ!」 「ディオのことを教えてもらう……といいたいところだがそれでは喋れないな」 波紋を練りながらヴァニラ・アイスに近づくジョナサン。 「§○△ЯБ~~~!!」 声にならない声を上げながら『クリーム』を発動させるヴァニラ・アイス。 だが、本体の口がないため『クリーム』の口も無くなっている。 『クリーム』の腕がジョナサンに迫る―――が、その腕が止まる。本体も止まっている。 「『ヘブンズ・ドアー』。名前はヴァニラ・アイスか。ディオって奴の居場所は知らないようだ」 露伴がスタンドを使っていた。知りたい情報を見つけるとすぐに解除する。 その間にもジョナサンはヴァニラ・アイスに迫っていた。 ヴァニラ・アイスは何が起こったのかもわからず、自分の頭に迫る鉄拳を見るともなく見つめていた。 「山吹色の波紋疾走ーーーッ!!」 完全に波紋が決まり、ヴァニラ・アイスの顔が、体が融けていく。 決着はついた。 ―――――岸辺露伴の支給アイテムは『ココ・ジャンボ』。 複数の人間を収容できる空間を作る『ミスター・プレジデント』のスタンド能力を持つ亀だ。 最初にシュトロハイムと遭遇した時もこれを活用した。 先程は『ココ・ジャンボ』に入って『クリーム』の攻撃をかわしたあと、ヴァニラ・アイスが出てくる前に『ヘブンズ・ドアー』で 天井に放り投げ、亀に『天井に張り付く』という命令を書いたのだ。 その『ココ・ジャンボ』から出た後、仕事場で露伴はジョナサンに取材を行っていた。 ディオについて、波紋について、吸血鬼について……。 「なるほど、ありがとう……参考になったよ」 「そうかい?僕はこれからディオや屍生人達、それにスピードワゴンを探しにいかないといけないんだ。君はどうする?」 露伴は肩をすくめる。 「遠慮しとくよ……今から漫画を書きたいしね」 (まあ本音はコイツと一緒に行っても吸血鬼にインタビューするのは無理そうだから、だがね……) 露伴はよりリアルに漫画を描くため、吸血鬼に対抗している波紋使いとその敵である吸血鬼、両方から取材がしたいと思っていた。 「大佐はどうする?」 シュトロハイムはじっとしているより吸血鬼と戦いに行きたいと言い、ジョナサンについていくことにした。 「では、昼になったら一度ここに戻るよ……君は本当に大丈夫かい?」 ジョナサンが心配そうに尋ねるが、露伴はうっとおしそうに答えた。 「別に戻ってこなくてもいい……ぼくは大丈夫さ」 こうして三人は二組に分かれた。 ジョナサンとシュトロハイムは南に向かうことになり、露伴は自宅で漫画を描く。 果たして、彼らは再開することが出来るのだろうか。 「……おかしいな、ここに植物図鑑を置いてあったはずなんだが」 To be contenued・・・ 【機械化ジョースターズ】 【市街地(D-04)・1日目 黎明】 【ジョナサン・ジョースター】 [能力] 波紋 [時間軸] エリナとのハネムーンでアメリカに向かう途中の船上でディオに再開した直後。 [状態] 肉体は異常なし。父親と師匠が屍生人化したと思い、かなりショック [装備] アイアンボールボーガン(小)(弾数一発のみ。再利用推奨) [道具] 支給品一式、植物図鑑 [思考・状況] 1) ディオの殺害 2) ツェペリ、ジョージを人間を殺めないうちに安らかに眠らせたい 3) スピードワゴンを探す 4) 屍生人の駆除 【シュトロハイム】 [能力]:サイボーグ [時間軸] スイスに向かう直前。 [状態] 右腕喪失。だが痛みはない。 [装備] ゲルマン民族の誇りである自らの肉体 [道具] 支給品一式 (アイテム不明) [思考・状況] 1) ナチスの科学は世界一ィィィィィィィ!!! 2) ジョセフ・ジョースター、シーザー、リサリサと合流 3) カーズに雪辱を晴らしたい 【岸辺露伴宅-仕事場(D-04)・1日目 黎明】 【岸辺露伴】 [スタンド] 『ヘブンズ・ドアー』 [時間軸] 四部終了後。 [状態] 割と疲れている。 『シュトロハイム』の全記憶を閲覧 [装備] ペン [道具] 支給品一式、ココ・ジャンボ [思考・状況] 1) 漫画を描く 2) ネタを集める(特に吸血鬼に取材をしたい) 3) 生き残る 4) 康一、承太郎、ジョセフと合流 (シュトロハイムの記憶でジョセフの名前を見た事から、昔の時点から呼び出された可能性もあると思っている) 5) クソったれ仗助にあほの億泰、プッツン由花子にはできれば関わりたくない 6) 吉良吉影が少し気になる ※露伴は自分のスタンドの能力により荒木が『時空を超える力』を持つことに薄々感づいています。 【ヴァニラ・アイス 死亡】 ※ヴァニラ・アイスはDIOに影響され支給品一式(アイテム不明)を街中(D-04の周囲一マスのどこか)に捨てています。 どこにあるかは後の書き手さんに任せます。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む ジョナサン・ジョースター 41 《運命》の使徒 シュトロハイム 41 《運命》の使徒 岸辺露伴 31 岸辺露伴の奇妙な冒険 ヴァニラ・アイス
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「私は・・・・・・ゲルマニアの皇帝に嫁ぐ事になりました」 窓の外の赤い月を見るアンリエッタの瞳の色は、悲嘆に染まっている。 それだけで、彼女がこの結婚に対してどう思っているかが、痛い程にルイズは理解できた。 「アルビオンの革命が原因なのですね」 「えぇ、彼ら革命軍―――レコン・キスタは、今にも王家を倒し、国を乗っ取る勢いです。 いいえ、もう、事実上は彼らが乗っ取っていると言っても良いでしょう。 何せ、王国軍はほぼ壊滅状態で、ニューカッスルの城に篭城する事でなんとか生き延びているらしいですから」 敗北は時間の問題。 そして、その時間は限りなく短い。 「レコン・キスタは、全ての王権の廃止を謳っている以上、我々にも牙を剥く事になります。 悲しい事に、その時、彼らの進攻を防げる力は我が国にありません。 ですから・・・・・・トリステインは、ゲルマニアと早急に同盟を結ばなければなりません。 ふふ、そのような悲しい眼をしないで、ルイズ。 王族として生まれた以上、好きな人と結婚とする事など疾に諦めています」 「・・・・・・姫様」 「私が自分の心を殺せば、幾万の民の命が救えると言うのならば、喜んで私は自分の思いに杖を向けましょう。 王の命は民の為にあるのですから」 儚げに微笑むアンリエッタに、胸を締め付けられるような感覚を覚えたルイズは、どうしても彼女に同情の気持ちを抱いてしまう。 他人から羨まれて仕方の無い王族と言う彼女の立場。 しかし、果たして其処に居る事は、今、目の前で幸せを捨て去るしかない少女が望んだモノだったのだろうか? 「トリステインとゲルマニアの同盟・・・・・・これが結ばれたとなると、レコン・キスタも容易に手出しを出来なくなるでしょう。 ですが、向こうの者達も、それが分かっているらしく、私とゲルマニアの皇帝との婚約破棄の為の材料を血眼になって探しているようなのです」 アンリエッタは言葉を区切り、ルイズの眼を真正面から見据えた。 「私を悩ます原因は、この婚約破棄の原因となりえる物がある事です」 「原因となりえる物・・・・・・?」 「えぇ。私が以前、アルビオン王家・・・・・・ウェールズ皇太子に宛てた手紙。 その手紙が、ゲルマニア皇室に届けられたなら、恐らく、同盟どころの話では無くなるでしょう」 ルイズは、男性としてとても魅力的な事で有名なウェールズ皇太子の名前とアンリエッタの言葉の端々に散りばめられた感情から、 その手紙とやらの内容が、恋文である事が予想できた。 なるほど、大方、遠距離恋愛の文通の中で、戯れに婚礼の言葉でも書いてしまったのだろう。 ブリミルの教えの中で、重婚は重い罪である。 明るみに出れば結婚どころでは無いと言ったのは、どうやら比喩では無いらしい。 アンリエッタは、自分の胸の内だけに秘めた事柄を発した事により、先程よりも幾分、顔から緊張が解けていた。 対して、ルイズの表情は固い。 次に、アンレエッタが言ってくる言葉が予想できた為にだ。 「ルイズ・・・・・・今日、貴方の部屋に訪れたのは、この事に関係しています。 率直に言うと、貴方にはアルビオンに赴き、ウェールズ皇太子の下から手紙を回収してきて貰いたいのです」 心苦しそうに眼を伏せるアンリエッタに、ルイズは、ほらキタと、心の中で盛大に溜め息を吐いた。 「フーケ討伐の噂は、私の耳にも届いています。 幾多のメイジが苦汁を舐めさせられたフーケを捕らえたと言う貴方を見込んで、頼みます、ルイズ」 たかだか『土』のトライアングルのメイジを捕らえただけの生徒に戦場に行って来いと言うのか、この姫様は。 ルイズは、そのあまりの常軌を逸脱した頼み事に、ただ呆れるしかなかった。 温室育ちだと思っていたが、ここまではとは。予想外にも程がある。 だが、幾ら予想外と言えど、友人の・・・・・・しかも国の最高権力者の娘である人の頼みを無碍に断るのは、貴族として如何なものか。 「一つ、聞きたい事があります」 これだけは聞いておかなければならない。 「敵の数は、如何ほどですか?」 「・・・・・・・・・・・・五万、と聞いています」 五万人もの有象無象の敵の中に、切り込む自分の姿をルイズは夢想して、そのあまりの実現の難しさに頭を抱えた。 (ホワイトスネイク、あんた、五万の人間に勝てると思う?) どの道、城に近づくには包囲しているレコン・キスタと事を構えなければならない。 ならば、せめてどのくらいの確立で勝てるかを己の使い魔に問い掛けたルイズであったが――― (勝利ヲ前提トシテ考エルトナルト、君ト私ノ力ヲ最大限活カシタトシテモ難シイダロウ。 ダガ、手紙ノ回収ダケヲ目的トシ、敵陣ノ突破ダケヲ考慮スルノナラバ・・・・・・マァ、ナントカハナルダロウ) (あんた、五万人をなんとか出来るって言うの?) ―――割りと出来そうなニュアンスの言葉を返してきたホワイトスネイクに、思わず聞き返してしまった。 (数ハ、私ニトッテ致命的ナ脅威トナルコトハ無イ) 自身ありげな態度の使い魔に、胡散臭そう、と言った感じの視線を向けてから、ルイズは、アンリエッタの海色の瞳を覗き込む。 淡い色合いをしているその瞳の奥は、友人を死地へと送る罪悪感からか、どんよりと曇っている。 「姫様」 「・・・・・・はい」 「微力ながら、ルイズ・フランソワーズは、全力を尽くして目的の物を回収し、姫様へ届ける事を、此処に誓います」 「―――ルイズ」 ありがとうと、口元を押さえ俯くアンリエッタを見ながら、ルイズは拳を握り締める。 少なくとも、自分を訪ね、迷いを打ち明けた“この少女”は友人だ。 友人であるならば、自分は全力をもって彼女の苦痛を和らげなければならない。 それが、友達と言う関係であるのだから。 「頼みましたよ。ルイズ。 それから、これは王家に伝わる水のルビーです。 お金に困った時には、どうぞ、これを売り払って旅の路銀にしてください」 頼み事が済んだアンリエッタは、自分の指から引き抜いた指輪を手渡すと、 ルイズに一礼をしてから部屋の扉を開け、出て行こうとしたが、どうしても足が動かない。 「姫様?」 怪訝な顔をしたルイズの声に、アンリエッタは、あぁ、と悲しげに呻いた後に、マントから丸められた羊皮紙を取り出した。 「国よりも我を通す私は、きっと王族になど生まれてきてはいけなかったのでしょう。 ですが・・・・・・それでも、私は・・・・・・」 今にも泣き出しそうなぐらいに悲痛な呟きを漏らし、手紙をルイズの手に確りと握らせてから、アンリエッタは言葉を続ける。 「自分の気持ちに嘘をつけない・・・・・・こんな王女を、誰も許してくれないのでしょうね」 懺悔にも似た響きを持つ音に、ルイズは何も言えなかった。 いや、空気を読める者ならば、この時、誰も何も言えなかっただろう。 「だ、だ、だ、誰が許さなくても、僕が許します、このギーシュ・ド・グラモンが許します!!」 空気の読めない馬鹿一名は、声高々に反応した。 ルイズもアンリエッタも、突然現れた人物に驚いて固まってしまう。 そんな二人の様子など、もはや眼にも入っていないのか、 先程からずっと部屋の壁に耳を当てて話を聞いていたギーシュは、やれ、悩みなんて即座に解決してみせますとか、 レコン・キスタなんて、僕のワルキューレでこてんぱんにしてやりますとか、 あからさまに己が領分を履き違えた台詞を言いまくっていた。 なんとかアンリエッタより早く再起動をしたルイズは、目障りな金髪少年を連れて行くように、自分の使い魔に目配せすると、 ホワイトスネイクは、ギーシュの首根っこを掴んで、ずかずかと何処かへ去っていった。 最初は、放したまえ、とか、気安く触れるな、とか、強気な声が聞こえていたが、何かを殴るような音が廊下響いた後は、 勘弁してください、とか、もう許して、とか、実に情けない声に摩り替わっていた。 「あ、あの、ルイズ?」 「すっぱりきっぱり、今の事は忘れてくださいませ、姫様」 笑顔でそう言うルイズに、アンリエッタはこくこくと頷くと、 そのままフラフラと部屋からルイズの部屋を出て行った。 その後ろ姿を、ルイズはぼんやりと眺めていたが、 ギーシュをフルボッコにしたホワイトスネイクが帰ってくると、廊下と自室を隔てる扉を閉めるのだった。 早朝と言うのは、どうして、こうも気が滅入るのか。 才人は、そんなことを考えながら溜め息を吐いた。 「何、ぼさっとしてんのよ。さっさと付いて来なさい」 勝気で、傲慢で、可愛らしいご主人様は、朝も早くから元気一杯らしく、 まだ寝ている才人を蹴りの一撃で文字通り叩き起こしてから、 有無を言わせずに、剣を握らせて自分の後を付いて来るように言い放ったのだ。 ルイズと才人のどたばたに目覚めて、あからさまな不快感を隠さずにルイズを無言で見つめていたシエスタに、 出掛けて来る事を一応言っておいたが、あの顔はまったくもって納得していない顔であった。 帰ってきたら、多分、修羅場なんだろうなぁ、とか才人が考えている内に ルイズは目的の場所に付いたのか、早足だった歩調を止めた。 そこは、寮の五階ある一室の前であった。 「タバサ、起きてる?」 こんこん、と軽くノックをしてから返事を待つルイズであったが、三秒後には扉を抉じ開ける。 「ちょっと、入るわよ~」 良いのかよ、とか才人は思ったが、意見を口に出したら返答は蹴りか裏拳なので、何も言わない。 と言うか、言えない。 「何、まだ寝てるの?」 ベッドの上、ルイズ達が入ってきた事も気付かず、すぅすぅと眠っているタバサは、 上等なピスクドールのように、生きている、と言う単語から掛け離れた可憐さを持っている。 密かに、起こさずにこのまま寝顔を鑑賞したいと変態チックな考えに浸っていた才人を尻目に、 ルイズはベッドの真横に立つと、そのまま軽くタバサの頭を小突いた。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・イタイ」 「起きたみたいね」 小突かれた頭を右手で押さえながら、タバサは恨めしそうに痛みの原因を作った人物を見たが、 そんな視線など気にもならないのか、ルイズはさっさと本題を口にする。 「あんたの使い魔。悪いけど、貸してくれない?」 あまりにもあまりな物言いに、流石のタバサも溜め息が口から出るのを止めることは出来なかった。 「アルビオン?」 「そう、急な用事でね」 自分の使い魔なのだから、どうして必要なのかを訊ねるタバサにぶっきらぼうに返答するルイズ。 その返答に、タバサは昨晩、彼女の部屋に王女が訪ねてきた事を思い出し、 恐らく国許からの頼まれた用事である事を看破したが、その内容までは流石の彼女も分からなかった。 「あんた相手に押し問答をする気も無いわ。 貸すの? 貸さないの? どっち?」 人にモノを頼んでいると言うのに高圧的な態度を崩さないルイズに、タバサは母国の勝気な従姉妹を思い出したが、 すぐに今の状況とは関係ないと彼女の顔を頭から追い出す。 「早く返事しなさいよ。こちとら竜が借りられないなら、馬で出発なんだから」 苛立たしさげに口調を荒げるルイズを宥めようと才人が、まぁまぁと声を掛けるが、返答の裏拳で沈黙する。 ふんっ、と鼻息荒く裏拳を放った拳をプラプラとさせて殴った痛みを散らせているルイズに、 タバサはベッドから立ち上がり、枕元に置いてある自分の身の丈程もある杖を手に取った。 「何のつもりよ?」 「使い魔は一心同体」 だから、と続きを紡ぐタバサは、大きな杖を確りと構え淡々とした声で告げる――― 「私も同行する」 ―――パジャマ姿で。 「・・・・・・どうかと思うわ」 本当に 緩やかとは掛け離れた風に身を委ねるタバサは、ルイズに注意された所為で、 パジャマでは無く学生の正装である制服姿となっている。 「うわっ! すげぇ! この竜すげぇ!!」 「五月蝿い!!」 背後の雑音に気を取られる事も無く、自分達を凄まじい勢いで運ぶ使い魔の首を撫でるタバサの顔は、睡眠不足の為か、幾分眠たそうであった。 「大丈夫、あんた?」 「問題無い」 普段通りの無愛想なタバサに、ルイズは、そう、と別段追求もせずに進行方向とは逆。 つまり、自分達が出発してきた学院の方へと視線を向ける。 「キュルケの奴・・・・・・どうしてるのかしらね?」 そういえば、あの赤毛の少女には何も言わずに出てきてしまった。 伝える義理が無いと言えば無いが、やはり友人に一言も無しに居なくなるのは、心苦しいものがある。 例え、それが伝えられないであろうものだとしてもだ。 「あんた、どう思う? キュルケが、今、何をしているかって」 ルイズの問い掛けに、タバサは暫く考え込むと、ルイズの方へと振り向き口を開く。 「怒っている」 「でしょうねぇ」 こりゃ、帰ったら大変ね、とルイズは頭を抱えるのだった。 ちなみに、同時刻。 もう出発したとも知らずに、ルイズ達を正門の前で待ち続けている、 髭を蓄えた凛々しい男が、何時まで経っても来ない彼女達に、ルイズと同じように頭を抱えているのは、 別にどうでも良い話だったりする。 第十一話 戻る 第十二話
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ジョジョの奇妙な冒険 機種:SFC 作曲者:山根昇 開発元:ウィンキーソフト 発売元:コブラチーム 発売年:1993 概要 (対戦格闘の方はジョジョの奇妙な冒険(AC)を参照。) 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第三部『スターダストクルセイダース』をRPG化したもの。 原作と比べてかなりズレているところが多く、ファンからは珍作扱いされているが、戦闘曲などの音楽には定評がある。 実はウィンキーソフトが制作しており、作曲もウィンキーソフト所属の山根氏が担当している。 収録曲 曲名 補足 順位 オープニング・テーマ 冒険の始まり 日本BGM 休息 迷宮 悪夢 スタンド・ファイター 通常戦闘BGM 第7回732位SFC281位1990年代213位通常戦闘曲348位 DIOの呪縛 夢のDEATH13(サーティン) 夢の世界BGM 雑踏の街 インドBGM 霧の恐怖 霧の街BGM カフェ 悠久の地 エジプトBGM DIOの館 激闘 DIOの館戦闘BGM 無駄 無駄 無駄!! ザ・ワールド~宿命の対決~ DIO戦BGM エンディング・テーマ サウンドトラック ジョジョの奇妙な冒険
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ドッギャァァーン 奇妙な冒険 2人の少年が 出会った 19世紀イギリスで 何をするだァー! ×5 ジョージ・ジョースターの精神は確かに 息子ジョナサンが受け継いだ 本当の紳士 太陽のエネルギー 「波紋」を習得し ディオと対決 でも物語終わらない ある晴れた日のこと テキーラを持ったジョセフが バレバレな変装で ナチスに侵入 赤石奪われて 究極生物誕生 宇宙にぶっとばすぞ 考えるのもうやめるよ お前は次に「これも計算のうちかジョジョ」というッ!! でしょでしょ? それは悪霊ではない 生命エネルギーのヴィジョン そばに立つものだから 名付けて「スタンド」! ホリィさん救うため 仲間とともに旅立つ 目指すはエジプト 飛行機は墜落 香港 香港 香港 シンガポール カルカッタ カルカッタ カルカッタ 紅海 ルクソール ルクソール ルクソール カイロ 新手のスタンド使い うっおとしいぞ てめえら お前の敗因は 俺を怒らせたこと 花京院 イギー アブドゥル ポルナレフ(俺死んでねーよ!?) 終わったよ 遥かな旅 「フルコース発動!ミネラルウォーター!」(ミネラルウォーター!?ンまあ~いッ!) 「前菜!モッツァレラチーズとトマトのサラダ!」(ンまあ~いッ!) 「パスタ!娼婦風スパゲッティ!」(ンまあ~いッ!) 「メインディッシュ!子羊背肉のリンゴソースかけ!」(ンまあ~いッ!) 「デザート!プリンッ!」(ンまあ~いッ!) 今こそ立ち上がれ 杜王町の住人 殺人鬼が起こす 不可解な事件 この世のどんな事よりも 優しい能力 「サザエさん みてえだとォ?コラァ」 今はネアポリスの学生だけど 信じるこの道 そう夢はギャング・スター たとえ肉体 滅びたって構わない 目覚めて何を成す? 眠れる奴隷 あの キンクリ何回やっても倒せない 地下納骨堂 約2m 柱の陰にはオレがいた 精神入れ替わったけれども 二重人格じゃ意味がない だから次は絶対勝つために オレはジョルノにレクイエムを託した 神父は 追いかけてくる ジョースター家の魂 父さんがきっと 助けてくれる アイリーン アイリーン 宇宙が一巡してしまったこと 今のぼくには理解できるよ アイリーン ぼくの名前は エンポリオです 「震えてるわよ?」 アイリーン もう馬に 乗れないと思っていた 回転の秘密 聖人の遺体を つきとめる ネットにはじかれた テニスボール 「次の遺体と ゴールに乾杯は?」 「乾杯・・・」 まあ ジョナサンったらいけないひと スピードワゴンはクールに去るぜ 波紋の修行のために非情に 養豚場のブタのように見下ろす キライにならないで (ラブ・デラックス ラブ・康一) 康一くんの選んだ顔でいいわ 運命乗り越える WA WA WANNABE ひと味違うのね 死なないで なにやってんだあああ 今ここでパンツ もうあげちゃうわ 脊髄を渡すから 夫を大統領に殺させないで このディオは人間をやめる 人間を超越 石仮面かぶって 吸血鬼 吸血鬼 (URY!) 首だけになっても生きて ジョナサンの肉体 乗っ取って海底に 百年間 百年間 (URY!) でも 今じゃスタンド 手に入れ まさに「世界」を支配する 力だということ 今までに食べたパン おっくせんまん おっくせんまん WRY! ジョセフ・ジョースターの血はよく馴染む 止められる時間も 5秒から 9秒へ WRYYYYーッ! 最高に「ハイ!」ってヤツだアアアアアハハハハハ HEEEEYYYY あんまりだァ おれの腕がァ 華麗で儚き男よ 俺はお前に敬意を払う アルティミット・シイング SEXいらず 最終的に勝てばよかろうなのだ は・もん? はもんしっそうだと? 限界だ 最後に笑っちゃうのは 私のはず 時間戻すからです←バイツァ・ダスト スイッチ押したのに轢かれてるよ どうしてだ? エコーズに邪魔された ク←ソ!カス☆ 故郷はツイている 乗り越えるべき 過去 過去 きっと このオレは 矢の「先」行けるはず レクイエム発動だ 1万回と2千回以上は 死んでいる 8千回すぎたころには 「オレのそばに近寄るなああーッ」 一億と二千回過ぎても 死んでいる 新入りの小僧のせいで オレの絶頂はティベレ河で途絶えた 素数を数えて(2 3 5 7 11) 天国目指そう(17 19 23) ヤバイDISCがIN!(酸素 酸素 酸素は猛毒) 加速した世界で(わらの家ごときがッ!) 「ジョジョの奇妙な冒険」のテーマは はっきり言うと ありふれた 人間賛歌ァァァァァアアアア!! 正↑義↓も↑ 悪も 前向きに 参加ァァァ!! オラ無駄 ドラァアリアリ ボラボラボラ レロレロ レラレラ ピザ・モッツァレラ OH MY GOD! OH MY GOD! 君がァァァアアア代はァァアアア 千代に八千代にィ さあぁぁざれいしィィィィのォ いわおォォォオオォォオとなりてェ こけのォォォオオむすゥまァァでェェ ありのままに話すぜ 逆に考えるんだ ブッ殺すと思ったら ようこそ 「圧迫祭」! それで俺の脚を絶て! お前は「磔刑」だーッ! ヤッダァバアアア おっぱアアアア You are so young forever どこで被った 石仮面! 原曲:【組曲『ニコニコ動画』】 動画:【http //www.nicovideo.jp/watch/sm640623】
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10/01/20~(二期10/07/13~) 現行 荒らし対策レス保管庫(荒らし避け仮進行場所) http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/9925/1282660345/ 避難所 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/9925/1295181098/ まとめwiki http //www44.atwiki.jp/jojo2nd/ 過去ログ 【TRPG】異能者達の奇妙な冒険【ジョジョ】 【TRPG】異能者達の奇妙な冒険【ジョジョ】2 【TRPG】異能者達の奇妙な冒険【ジョジョ】3(186より第二部開始。4スレ目以降のレスは荒らし対策レス保管庫に移植済) 【TRPG】異能者達の奇妙な冒険【ジョジョ】4 異能者達の奇妙な冒険(イラスト集) (TRPイラストwikiへ) +スレ概要 なな板TRP『異能者達の奇妙な冒険』とは……荒木飛呂彦先生の『ジョジョの奇妙な冒険』を元ネタにしたTRPスレです。 と言っても【登場人物であるプレイヤーキャラクターが『スタンド使い』である】ということ以外原作とストーリー的な繋がりはありません。 要するにスタンド使いのオリキャラを作ってキャラクター同士絡みながらストーリーを進行させていこう…という趣旨のスレであります。 +スタンドのルール スタンド概略 スタンドは『超能力をヴィジュアル化したもの』 スタンドには通常ヴィジョンがあり、人型、動物型、機械型と、その姿は様々です。 能力を発動する際にヴィジョンが現れます。能力の発動以外に体当たりや殴打などの物理攻撃や本体の防御もこなします。 本スレは原作「ジョジョの奇妙な冒険」とストーリー的な繋がりを持ちません。 スレッドタイトルにある【ジョジョ】という要素は異能者が『スタンド使い』であるという一点にかかっています。 ジョジョのコアなファンも原作を知らない人も共に楽しめるように、 原作に表記のあるスタンドルールを、本スレのスタンド能力運用ルールとして掲げさせてもらっています。 スタンドのルール ①スタンドは一人につき一能力 スタンドを進化経て能力を発展させることはできますが、一人が2体以上のスタンドを持つことはできません。 ②スタンドを見ることが出来るのはスタンド使いだけ。 例外は物質に同化するタイプのスタンド。 ③スタンドに触れるのはスタンドだけ 例えスタンド使いであってもスタンドにはスタンドでしか触れない。 ④スタンドは本体の意思によって動く 自我を持つスタンドは本体の意向を無視する場合もある。 ⑤スタンドが傷付けば本体も傷付く 例外は本体と意思を切り離された自動操縦型や物質に同化するタイプのスタンドである。 また、群集体型のスタンドは数体倒してもダメージのフィードバックはほとんどない。 ⑥スタンドが行動できる距離には限界がある これを射程距離という。本来、破壊力と射程距離は反比例の関係にあるが例外は自動操縦型のスタンドである。 破壊力がAならば、射程距離はE(よくてD) 射程距離がAならば、破壊力はC以下が一般的です ⑦スタンドは成長する 精神的成長や外的要因によってスタンド形状の変化や新能力が発現する場合がある。 (と言ってもポンポン安っぽく進化しては興ざめしてしまうもの。進化や成長はここぞ!という場面で。希少価値を持たせましょう) 色々と面倒なルールが多くて原作を知らない人には敷居が高いかな~と思われるかもしれませんが、さにあらず。 ①『一人につき一能力』と⑥『破壊力と射程距離は反比例する』これさえ押さえておけば概ね大丈夫! 人型などのヴィジョンを持つ特殊能力を作れば、あら不思議スタンドの出来上がりですw キャラクターテンプレ 第1部 九頭龍一 ボブ・バンソン 第2部 天野晴季 アンドレ 井筒由数 御前等祐介 佐藤ひとみ 徳井一樹 生天目有葵 尋深 業 吉野きらら よね NPC NEW DIVIVE 影貫行方 +テンプレフォーマット 新手のスタンド使い用テンプレ。 【本体】 名前: 性別: 年齢: 身長/体重: 容姿の特徴: 人物概要: 【スタンド】 名前: タイプ/特徴: 能力詳細: 破壊力- スピード- 射程距離- 持続力- 精密動作性- 成長性- A-超スゴイ B-スゴイ C-人間と同じ D-ニガテ E-超ニガテ 射程距離の目安 A:100m以上 B:数10m(50m) C:10数m(20m) D:数m(5m) E:2m以下 関連SS 【ギルト】 TRPG萌えスレその5 268~276 過去シリーズ 異能者達の奇妙な冒険(1期) 10/01/20~10/07/12
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ドッギャァァーン 奇妙な冒険 2人の少年が 出会った 19世紀イギリスで 何をするだァー! ×5 ジョージ・ジョースターの精神は確かに 息子ジョナサンが受け継いだ 本当の紳士 太陽のエネルギー 「波紋」を習得し ディオと対決 でも物語終わらない ある晴れた日のこと テキーラを持ったジョセフが バレバレな変装で ナチスに侵入 赤石奪われて 究極生物誕生 宇宙にぶっとばすぞ 考えるのもうやめるよ お前は次に「これも計算のうちかジョジョ」というッ!! でしょでしょ? それは悪霊ではない 生命エネルギーのヴィジョン そばに立つものだから 名付けて「スタンド」! ホリィさん救うため 仲間とともに旅立つ 目指すはエジプト 飛行機は墜落 香港 香港 香港 シンガポール カルカッタ カルカッタ カルカッタ 紅海 ルクソール ルクソール ルクソール カイロ 新手のスタンド使い うっおとしいぞ てめえら お前の敗因は 俺を怒らせたこと 花京院 イギー アブドゥル ポルナレフ(俺死んでねーよ!?) 終わったよ 遥かな旅 「フルコース発動!ミネラルウォーター!」(ミネラルウォーター!?ンまあ~いッ!) 「前菜!モッツァレラチーズとトマトのサラダ!」(ンまあ~いッ!) 「パスタ!娼婦風スパゲッティ!」(ンまあ~いッ!) 「メインディッシュ!子羊背肉のリンゴソースかけ!」(ンまあ~いッ!) 「デザート!プリンッ!」(ンまあ~いッ!) 今こそ立ち上がれ 杜王町の住人 殺人鬼が起こす 不可解な事件 この世のどんな事よりも 優しい能力 「サザエさん みてえだとォ?コラァ」 今はネアポリスの学生だけど 信じるこの道 そう夢はギャング・スター たとえ肉体 滅びたって構わない 目覚めて何を成す? 眠れる奴隷 あの キンクリ何回やっても倒せない 地下納骨堂 約2m 柱の陰にはオレがいた 精神入れ替わったけれども 二重人格じゃ意味がない だから次は絶対勝つために オレはジョルノにレクイエムを託した 神父は 追いかけてくる ジョースター家の魂 父さんがきっと 助けてくれる アイリーン アイリーン 宇宙が一巡してしまったこと 今のぼくには理解できるよ アイリーン ぼくの名前は エンポリオです 「震えてるわよ?」 アイリーン もう馬に 乗れないと思っていた 回転の秘密 聖人の遺体を つきとめる ネットにはじかれた テニスボール 「次の遺体と ゴールに乾杯は?」 「乾杯・・・」 まあ ジョナサンったらいけないひと スピードワゴンはクールに去るぜ 波紋の修行のために非情に 養豚場のブタのように見下ろす キライにならないで (ラブ・デラックス ラブ・康一) 康一くんの選んだ顔でいいわ 運命乗り越える WA WA WANNABE ひと味違うのね 死なないで なにやってんだあああ 今ここでパンツ もうあげちゃうわ 脊髄を渡すから 夫を大統領に殺させないで このディオは人間をやめる 人間を超越 石仮面かぶって 吸血鬼 吸血鬼 (URY!) 首だけになっても生きて ジョナサンの肉体 乗っ取って海底に 百年間 百年間 (URY!) でも 今じゃスタンド 手に入れ まさに「世界」を支配する 力だということ 今までに食べたパン おっくせんまん おっくせんまん WRY! ジョセフ・ジョースターの血はよく馴染む 止められる時間も 5秒から 9秒へ WRYYYYーッ! 最高に「ハイ!」ってヤツだアアアアアハハハハハ HEEEEYYYY あんまりだァ おれの腕がァ 華麗で儚き男よ 俺はお前に敬意を払う アルティミット・シイング SEXいらず 最終的に勝てばよかろうなのだ は・もん? はもんしっそうだと? 限界だ 最後に笑っちゃうのは 私のはず 時間戻すからです←バイツァ・ダスト スイッチ押したのに轢かれてるよ どうしてだ? エコーズに邪魔された ク←ソ!カス☆ 故郷はツイている 乗り越えるべき 過去 過去 きっと このオレは 矢の「先」行けるはず レクイエム発動だ 1万回と2千回以上は 死んでいる 8千回すぎたころには 「オレのそばに近寄るなああーッ」 一億と二千回過ぎても 死んでいる 新入りの小僧のせいで オレの絶頂はティベレ河で途絶えた 素数を数えて(2 3 5 7 11) 天国目指そう(17 19 23) ヤバイDISCがIN!(酸素 酸素 酸素は猛毒) 加速した世界で(わらの家ごときがッ!) 「ジョジョの奇妙な冒険」のテーマは はっきり言うと ありふれた 人間賛歌ァァァァァアアアア!! 正↑義↓も↑ 悪も 前向きに 参加ァァァ!! オラ無駄 ドラァアリアリ ボラボラボラ レロレロ レラレラ ピザ・モッツァレラ OH MY GOD! OH MY GOD! 君がァァァアアア代はァァアアア 千代に八千代にィ さあぁぁざれいしィィィィのォ いわおォォォオオォォオとなりてェ こけのォォォオオむすゥまァァでェェ ありのままに話すぜ 逆に考えるんだ ブッ殺すと思ったら ようこそ 「圧迫祭」! それで俺の脚を絶て! お前は「磔刑」だーッ! ヤッダァバアアア おっぱアアアア You are so young forever どこで被った 石仮面!
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10/01/20(二期10/07/13~)~11/06/08 現行 荒らし対策レス保管庫(荒らし避け仮進行場所) http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/9925/1282660345/ 避難所 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/9925/1295181098/ まとめwiki http //www44.atwiki.jp/jojo2nd/ 過去ログ 【TRPG】異能者達の奇妙な冒険【ジョジョ】 【TRPG】異能者達の奇妙な冒険【ジョジョ】2 【TRPG】異能者達の奇妙な冒険【ジョジョ】3 (186より第二部開始。4スレ目以降のレスは荒らし対策レス保管庫に移植済) 【TRPG】異能者達の奇妙な冒険【ジョジョ】4 避難所ログ 避難所1 避難所2 異能者達の奇妙な冒険(イラスト集) (TRPイラストwikiへ) +スレ概要 なな板TRP『異能者達の奇妙な冒険』とは……荒木飛呂彦先生の『ジョジョの奇妙な冒険』を元ネタにしたTRPスレです。 と言っても【登場人物であるプレイヤーキャラクターが『スタンド使い』である】ということ以外原作とストーリー的な繋がりはありません。 要するにスタンド使いのオリキャラを作ってキャラクター同士絡みながらストーリーを進行させていこう…という趣旨のスレであります。 +スタンドのルール スタンド概略 スタンドは『超能力をヴィジュアル化したもの』 スタンドには通常ヴィジョンがあり、人型、動物型、機械型と、その姿は様々です。 能力を発動する際にヴィジョンが現れます。能力の発動以外に体当たりや殴打などの物理攻撃や本体の防御もこなします。 本スレは原作「ジョジョの奇妙な冒険」とストーリー的な繋がりを持ちません。 スレッドタイトルにある【ジョジョ】という要素は異能者が『スタンド使い』であるという一点にかかっています。 ジョジョのコアなファンも原作を知らない人も共に楽しめるように、 原作に表記のあるスタンドルールを、本スレのスタンド能力運用ルールとして掲げさせてもらっています。 スタンドのルール ①スタンドは一人につき一能力 スタンドを進化経て能力を発展させることはできますが、一人が2体以上のスタンドを持つことはできません。 ②スタンドを見ることが出来るのはスタンド使いだけ。 例外は物質に同化するタイプのスタンド。 ③スタンドに触れるのはスタンドだけ 例えスタンド使いであってもスタンドにはスタンドでしか触れない。 ④スタンドは本体の意思によって動く 自我を持つスタンドは本体の意向を無視する場合もある。 ⑤スタンドが傷付けば本体も傷付く 例外は本体と意思を切り離された自動操縦型や物質に同化するタイプのスタンドである。 また、群集体型のスタンドは数体倒してもダメージのフィードバックはほとんどない。 ⑥スタンドが行動できる距離には限界がある これを射程距離という。本来、破壊力と射程距離は反比例の関係にあるが例外は自動操縦型のスタンドである。 破壊力がAならば、射程距離はE(よくてD) 射程距離がAならば、破壊力はC以下が一般的です ⑦スタンドは成長する 精神的成長や外的要因によってスタンド形状の変化や新能力が発現する場合がある。 (と言ってもポンポン安っぽく進化しては興ざめしてしまうもの。進化や成長はここぞ!という場面で。希少価値を持たせましょう) 色々と面倒なルールが多くて原作を知らない人には敷居が高いかな~と思われるかもしれませんが、さにあらず。 ①『一人につき一能力』と⑥『破壊力と射程距離は反比例する』これさえ押さえておけば概ね大丈夫! 人型などのヴィジョンを持つ特殊能力を作れば、あら不思議スタンドの出来上がりですw キャラクターテンプレ 第1部 九頭龍一 ボブ・バンソン 第2部 天野晴季 アンドレ 井筒由数 御前等祐介 佐藤ひとみ 徳井一樹 生天目有葵 尋深 業 吉野きらら よね NPC NEW DIVIVE 影貫行方 +テンプレフォーマット 新手のスタンド使い用テンプレ。 【本体】 名前: 性別: 年齢: 身長/体重: 容姿の特徴: 人物概要: 【スタンド】 名前: タイプ/特徴: 能力詳細: 破壊力- スピード- 射程距離- 持続力- 精密動作性- 成長性- A-超スゴイ B-スゴイ C-人間と同じ D-ニガテ E-超ニガテ 射程距離の目安 A:100m以上 B:数10m(50m) C:10数m(20m) D:数m(5m) E:2m以下 http //www43.atwiki.jp/nanaitatrp?cmd=upload act=open pageid=83 file=inoured0.jpg 関連SS 【ギルト】 TRPG萌えスレその5 268~276 過去シリーズ 異能者達の奇妙な冒険(1期) 10/01/20~10/07/12
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★ジョジョの奇妙な冒険のエロ小説 第2部★ http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121193709/ 種別/SS創作 分類/作品単独 検索ワード/荒木飛呂彦、スティール・ボール・ラン 保管庫 2chエロパロ板SS保管庫 過去スレ ☆★☆ジョジョの奇妙な冒険☆★☆ のエロ小説