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ムネチカは走る。 その腕で抱える少年の命を救うために、ただひたすらに、宛てもなく走り続ける。 ムネチカはこの会場における施設のほとんどの意味がわかっていない。 どこになにがあるのか、名前と結びついていない。 だから片っ端から地図上の施設を探っていた。 コロッセオ。ピラミッド。バンルティア号。黒平安京。 近場の施設は全て探したが、食糧は見つかったものの、解毒に使えるような薬の類は見つからなかった。 『僕が彼に突き刺したこれは【どくばり】。説明書によれば、これによって毒されたものは、【6時間以内に解毒しないと死に至る】そうですよ』 「っ...!」 ライフィセットをこんな目に遭わせたジオルドの言葉が脳内を反芻する。 彼の言葉がハッタリでなければ、ライフィセットの命は次の放送が終わったあたりで尽きてしまう。 刻々と迫るタイムリミットにムネチカは焦燥する。 なんとかしなければと必死に模索するも、薬師の知識すらない自分ではなにもできない。 この会場に連れてこられているクオンならば一計をうてたかもしれないが、彼女でなくても誰か薬や毒に詳しい者の力が欲しい。 「むっ!」 ムネチカの視線の先で甲高い汽笛と共に鉄の車両が線路を走っている。 彼女の世界にはこういった車の類はないため、これが列車だとはわからなかったが、少なくともなにかを運んでいることだけはわかった。 (あの箱に何者かが乗っているかもしれん。然らば!) ムネチカは躊躇うことなく列車目掛けて走り出し跳躍。 高さでいえば列車の屋根に飛び乗るには充分であり、彼女一人であれば多少のダメージと引き換えに着地も難なくこなせるだろう。 だが、いまは弱ったライフィセットがいる。 このまま着地すれば彼にかかる負担も相当なものになってしまうだろう。 「仮面(アクルカ)よっ!!」 故に、彼女は限定的に仮面の力を解放し、小さな障壁の箱を作り、ライフィセットを包むことで衝撃を極限まで和らげ、己は持ち前の受け身の技術だけで着地ダメージを軽減することを試みる。 逆立ちの体勢で宙に浮かびつつも、箱は弾まぬように床に押し付け、投げ出された身体からそのまま着地の瞬間に前転し、パァン、と小気味のいい音と共に掌で地面を張り、受け身を成功させた。 「くっ...!なんのこれしき!」 手足の骨や背中に鉄球を叩きつけられたような鈍い痛みが走るが、ムネチカはそれを堪えてライフィセットを抱えなおし連結部に降り立ち列車車両へと侵入していく。 「頼もう!ここに薬師はおられるか!?」 勢いよく扉を開け、直ぐに中を検分していく。 こちらを警戒する気配はない。だが、シートに横たわる足が通路を挟む位置から2対伸びており、そのどちらも動く気配はない。 ―――死んでいるのか? ムネチカは息を潜めながらその足へと歩み寄っていく。 「静かに。今はそっとしておいて」 突如、横合いから掛けられる声にムネチカの肌がゾワリと粟立ち、反射的に声のした方の反対側席へと跳躍する。 声の主は奇妙な黒衣―――現代社会においては制服という―――姿の女で、物憂げな表情でムネチカたちを見つめている。 「なに奴!?」 「なにやつって...あなたが侵入してきたんじゃない」 「む...それはそうだが...」 的確な指摘にムネチカはひとまず襟を正し、改めて女―――夾竹桃へと向き合う。 「失礼した。一刻を争う事態であるが故」 「まあ、わざわざ跳び乗ってくるんだものね。それで、薬師を探しているとのことだけれど?」 「っ、そっ、そうだ。小生の仲間が卑劣漢に毒を撃ち込まれたのだ!」 「毒?...ふぅん」 夾竹桃は口元に手をやりながら、じぃっとムネチカを嘗め回すように視線を這わせる。 「その腕の中の子が撃たれた子のようだけれど、元からの知り合いかしら?」 「...いや、彼とはこの催しで出会ったばかりだが」 「そう。なら、なぜそこまで必死になっているのかしら」 「それは...まて、なぜそのようなことを聞く」 ムネチカは雰囲気に流されかけ零しそうになった口を慌てて自制する。 いま、彼女が求めているのはライフィセットを治せるか否かであり、思いのたけを話すことには非ず。 治せるのならばよし、治せないなら他を当たるだけ。邪魔をするなら粉砕する。ただそれだけだ。 殺気を醸し出すムネチカにも動じず、夾竹桃は淡々と続ける。 「見てもらえばわかると思うけれど、さっき私たちは襲撃を受けてこの有様なのよ。だから極力戦闘を起こしたくないし、貴女を易々と信用するわけにもいかない。 例えば貴女がその子をダシにして私たちに取り入り寝首をかこうとしていたら?あるいはその子が目を覚ました途端に襲い掛かってきたら? そんなことはないというのなら、それを証明してもらいたいというのは当然でしょう?」 「...そういうことか。然らば」 ムネチカは簡潔に語り始める。 ライフィセットと出会い、放送まで二人で施設の探索をしていたこと。 放送で聖上の名が呼ばれ、自棄になっていたところをライフィセットに止められたこと。 襲撃者・志乃乃富士の相手をしている時に卑劣漢(ジオルド)にライフィセットが毒を盛られたこと。 夾竹桃がそれらの情報をNETANOTEに纏めている内に列車は止まり、夾竹桃はNOTEを閉じる。 「...なるほどね」 夾竹桃は立ち上がると、そっとムネチカの頬に手を添える。 何故かムネチカはその動作に寒気を覚え、さりげなく顔を引き僅かに距離をとる。 「...辛かったのね」 「いや...辛いのはライフィセット殿の方だ。小生が不甲斐ないばかりにこんな...」 「それは違うわ。自決を選ぶほどに大切にしていた少女の死、これを軽んじ、馬鹿にする者がいるなら私はソイツを許さない」 先ほどまでの物憂げな目から一転、力強い目つきになる夾竹桃の言葉に、ムネチカはグッと息を呑む。 自分が腑抜けていたことでライフィセットが命の危機に晒され、自罰的になっていたムネチカにとって、悲しむ権利を認めてくれた夾竹桃の言葉は救いに他ならなかった。 「その子を見せてみなさい。あなたの友情に免じてやれるだけのことはやってあげるわ」 「!...かたじけない!」 重ね重ねの厚意にムネチカは涙が溢れそうになるのを堪え頭を下げる。 そんな彼女を夾竹桃は「いいのよ」と軽く諭し、ライフィセットの手首や首筋、呼吸を観察する。 「...この症状はあの毒に近い...ならあの処置をすれば...」 ぶつぶつと独り言を呟く夾竹桃の横顔をムネチカは固唾をのみジッと見つめる。 やがて夾竹桃はライフィセットを抱え、眠る麦野とベルベットの間の床に寝かせムネチカへと振り返る。 「ムネチカ。ひとまず完全な解毒よりも、まずは胃洗浄をして制限時間を延ばす方法をとるわよ。そこのホテルから生理食塩水や胃チューブを探してきましょう」 「承知した」 ムネチカは夾竹桃の指示に従い、共に列車を降りてホテルへと向かう。 「毒を盛った男から逃げてきたのは少し尚早かもしれないわね。基本的に毒を扱う武器には同じく解毒剤が付属されていることが多いわ。使用者が誤って己に使ってしまった時に使う為にね」 「そっ、そうか...おのれ卑劣漢め...夾竹桃殿。重ね重ね済まぬ。其女には感謝してもしきれぬ」 「構わないわ。私も尊く重い友情を見ることができたもの。私こそ貴女に会えてよかったわ」 「はぁ...?」 疑問符を浮かべるムネチカにも構わず夾竹桃は思考を巡らせる。 (ムネチカ、貴女の命すら厭わぬ友情心...とてもイイわ) 夾竹桃がムネチカから得た情報でなによりも興味を惹いたのは、彼女が主君・アンジュを喪った時に自害しようとした点だ。 切腹による自害はただの自殺以上にすること自体が困難で苦しいものだ。彼女はそれを迷わず選ぼうとした。 それほどアンジュという少女に対して重たい感情を抱いていたのだろう。これを女の友情といわずなんとする。 夾竹桃は毒への探求心に次ぐ程に少女の友情を重んじる。 そんな彼女が、ムネチカのアンジュを想う姿勢を蔑ろにするはずもなかった。 (まあ、男の子の方は別だけれどね) いま、電車の中には眠るライフィセットとベルベット・クラウがいる。 これがどういう意味を持つか彼女が忘れているわけではない。 ライフィセットはベルベットを探していたようだが、ベルベットは偽物であればライフィセットを殺そうとしていた。 つまり、あのライフィセットがベルベットの知るライフィセットでなければ、誰も彼を護る者がいないということである。 するとどうなるか。簡単だ。首輪が一つ増えることになる。 ただ、夾竹桃はライフィセットを始末するためにこんな手段をとっているのではなく、このような運に委ねる形しか取れなかったというのが正しい。 現状、まともに動けるのは夾竹桃とムネチカのみである。もしもホテルに参加者且つ敵対する者がいた場合、怪我人を連れたまま戦うのは難しく、複数相手の場合は一人では敵わないかもしれない。 戦闘力が高いムネチカにしても現代器具がわからない彼女では物資の調達も難しいだろう。 列車は誰かが操縦席で発射ボタンを操作しないと進まないのも確認済みのため、勝手に列車が動いて置いてきぼりをくらうようなこともないし、結局のところ、動けない三人を列車に残して二人でホテルの探索に向かうという形しかとれないのだ。 夾竹桃のやったことといえば、ムネチカに『ベルベットがライフィセットを殺すかもしれない』という点を伝えなかったことのみ。 彼らが目覚める前に解毒に使えそうな材料を調達し、ライフィセットを治療できても構わないし、目を覚ましてもなにも起こらずともそれでもいい。 夾竹桃にとってのライフィセットの価値とはその程度のものだった。 「あ」 そういえば、と、ふと思い出す。 「さっきあなた志乃乃富士って言ったわよね?名簿にはなかったと思うけれど」 「ああ、それは」 言いかけて、ムネチカはグッと口を紡ぐ。 現地調達した少女版乙女本に彼女が載っていた、なんてことを容易く言えるはずもなく。 しかし、恩人である夾竹桃に対して適当な虚偽を並べることもできず。 「その、小生らが見つけた本に彼女そっくりな人物が描かれており...」 ムネチカはデイバックから本を取り出し夾竹桃に手渡す。 「あら。この表紙、中々サマになってるわね」 (けどこの表紙絵、どこかで見たような...) 艶めかしく指を絡め合う二人の少女の表紙に心惹かれながらも、夾竹桃は中身を改め―――驚愕に目を見開いた。 【F-3/ホテル近辺/昼/一日目】 【ムネチカ@うたわれるもの 二人の白皇】 [状態]:精神的疲労(極大)、疲労(中)、焦燥 [服装]:いつもの服装 [装備]:ムネチカの仮面@うたわれるもの、タイタンナックル@テイルズ オブ ベルセリア [道具]:基本支給品一色、大きなゲコ太のぬいぐるみ@とある魔術の禁書目録(現地調達)、 [思考] 基本:とにかく今は、ライフセットの治療(解毒)の当てを探す。絶対に死なせない。 0:夾竹桃と共にホテルを探索、解毒に使えそうなものを探す。 1:ライフィセットと共に行動し、護る 2:ヴライ、金髪の青年(ジオルド)、志乃乃富士を警戒 3:聖上……。 [備考] ※参戦時期はフミルィルによって仮面を取り戻した後からとなります ※女同士の友情行為にも理解を示しました。 ※画面越しの志乃のあかりちゃん行為を確認しました。 【夾竹桃@緋弾のアリアAA】 [状態]:疲労(小)、ゲッター線に魅入られてる(小)、夏コミ用のネタの香りを感じている。 [服装]:いつものセーラー服 [装備]:オジギソウとその操作端末@とある魔術の禁書目録Ⅲ、胡蝶しのぶの日輪刀@鬼滅の刃 [道具]:基本支給品、シュカの首輪、素養格付@とある魔術の禁書目録Ⅲ、クリスチーネ桃子(夾竹桃)作の同人誌@緋弾のアリアAA(現地調達) [思考] 基本:間宮あかりの秘毒・鷹捲とゲッター線という未知の毒を入手後、帰還する 0:ムネチカと共にホテルを探索、解毒に使えそうなものを探す。 1:紅魔館(の図書館)に向かう。首輪の解析は図書館到着後 2:ベルベット、麦野と共に行動 3:神崎アリア及び他の武偵は警戒 4:ゲッター線の情報を得るためにゲッターチームから情報を抜き取ることも考慮 5:夏コミ用のネタが溜まる溜まる...ウフフ 6:なぜ書いた覚えのない私の同人誌が...? [備考] ※あかりとの初遭遇後からの参戦です ※3人でアイテムを結成しました ※晴明からゲッター線に関する情報を入手しました ※隼人からゲッター線の情報を大まかに聞きました。 ※『今の自分が本物ではない』という琴子の考察を聞きました。 ※隼人・ビルド・琴子・リュージ・アリアと共に【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。 ※隼人からゲッター線について聞きました。どれだけの情報が供給されたかは後続の書き手の方にお任せします。 (あれ...僕はなんで...) ぼんやりとした意識で覚醒する。 ジオルドに刺され、ムネチカに抱きかかえられたところまでは覚えてる。 けれどそこからは曖昧だ。 ここがどこなのか、なんで寝かされているのかがわからない。 「ムネチカ...どこ...?」 頭痛で重い頭と朧げな意識で力を振り絞り、ようやく頭を動かし周囲を見舞わす。 木造りの床に大きな電灯が備え付けられた白い天井、席で寝かされる片腕のないお姉さん。 「ぁ...」 思わず声が漏れる。 そこにいた。彼が探し、求め続けていた人が。なによりも大好きで、大切な人がすぐそこに眠っていた。 「ベル...ベット...」 ずるり、ずるり、と重たい身体を引きずり彼女に近づいていく。 一挙一動に意識がトびそうなほどの気怠さが襲い来ても構わない。 彼女に触れたい。彼女の傍にいたい。 彼の胸中を占めるのはそんな想いだけだ。 「ぁ...」 思わず息を呑む。 彼女はあまりにも傷ついていた。 簡易的な止血手当はしてあるが、全身がなます斬りにされ、ところどころ内部の肉が見えるほどに痛々しかった。 「だい、じょうぶだよ、ベルベット」 震える手を伸ばし、そっと彼女の額に触れる。 「ぼくが、まもってあげるから」 ライフィセットの掌が淡く光る。 普段からは考えられないほどの、弱く少量の回復魔法。 ほんの微かな光はベルベットの額につけられた傷をほんの少しだけ癒し―――ライフィセットはそのまま倒れてしまう。 横たわる地面から起き上がる力は残っていない。 ライフィセットは涙を滲ませ、しかしそれでもほほ笑んだ。 エレノアが死んでしまったと聞かされてからずっと怖かった。 皆とも、ベルベットとも会う前に皆が死んでしまったらどうしよう。みんなと会う前に自分が死んでしまったらどうしよう、と。 けれど会えた。 それだけでライフィセットの心に安堵があふれ出す。 「会えてよかった」 掠れるような呟きと共に涙が地を濡らし―――彼の意識はそのまま闇に落ちていった。 ☆ 「え...?」 頬に触れる日差しの温もりと鼻孔を擽るパンやシチューの香りに思わず目を白黒させる。 ここはどこだ。いや、違う。 私はここを知っている。 見覚えのある光景。嗅ぎ覚えのある温かい食事の香り。 「鍋に火をかけたまま眠っちゃだめだよお姉ちゃん」 ゴホゴホと咳き込む聞き覚えのある声に、思わず振り返る。 「ぁ...」 見間違えるはずがない。 小麦色の髪に、柔らかい肌。少しだけ背伸びして大人びているように見せかけようとするその姿。 ありえない。いるはずがない。だってあの子は。 「ラフィ...」 ライフィセットは死んでしまったのだから。 そう、在りえないのだ。だから。 (ここで殺す!) 名簿を見た時から決めていた。ライフィセットの名前を騙っていたら殺そうと。 業魔の腕を解放しようと腕を振り上げ―――できない。 どころか、包帯も巻かず綺麗な細腕がそこにあるだけだ。 「なん、で」 「夢だからだよ」 ラフィは哀し気な微笑みでそう告げてきた。 夢。 この懐かしい光景も。鼻孔から私を安心させてくる匂いも。 一分違わず本物のラフィも。 全てが夢だと、ラフィは言った。 「夢、なの?」 口に出した言葉は震えていた。 そうであってほしいのに。 早くこの夢から覚めて復讐を続けなければいけないのに。 まるで夢であってほしくないように思っているようだ。 「うん。お姉ちゃんが本当はここにいたかったと望んだから僕もここにいる。ただ、それだけなんだよ」 ラフィは私に残酷な現実が待ち受けていることを告げてくる。 「そう...これは夢なのね」 目を覚ませば血に濡れた道が待っている。 ラフィの。 殺してきた業魔の。 シアリーズの。 シュカの。 錆兎の。 これから積み重ねていく屍たちの。 夥しいほどに朱に塗れた戦の未来が待っている。 「夢でくらい、ラフィのお姉ちゃんでいてもいいよね」 だからこそ抗えない。 あの全てを奪われた地獄と絶望の夜を忘れない。 抱いた復讐心も忘れない。 だからこそ―――せめて、夢の中ではあの頃に戻りたい。 「ラフィ...ラフィ!」 私はラフィを強く抱きしめ、縋るように泣きわめく。 ラフィはそんな私を抱きしめ返して、頭をそっと撫でてくれる。 ずっとこのまま溺れてしまいたくなるような夢だけれど、覚めるのは近いのだろう。 きっとこの温もりを思い出す度に、現実はいっそう辛くなってしまうだろう。 しかしそれでも思わずにはいられない。 例え夢でも幻でも。 あなたに会えてよかったと。 ☆ 無限列車。 かつてこの列車で暗躍した鬼は乗客に幸せな夢を見せて配った。 いまはその鬼はいないが、しかしその残り香があったのか。 あるいは女を一途に想い続けた精隷が起こしたほんのささやかな奇跡か。 未だ眠りにつくベルベット・クラウの目元から、一筋の涙が伝い落ちた。 【F-3/無限列車内/昼/一日目】 【ライフィセット@テイルズ オブ ベルセリア】 [状態]:気絶、猛毒、腹部に刺し傷 [服装]:いつもの服装 [装備]:ミスリルリーフ@テイルズ オブ ベルセリア(枚数は不明) [道具]:基本支給品一色、果物ナイフ(現実)、不明支給品2つ(本人確認済み)本屋のコーナーで調達した色々な世界の本(たくさんある) [思考] 基本:ベルベットを護り、皆と共に殺し合いから脱出する 0:(気絶中) 1:ムネチカと共に行動する 2:仲間達と合流するため、バンエルティア号へ向かう 3:エレノア……。 [備考] ※参戦時期は新聖殿に突入する直前となります ※異世界間の言語文化の統一に違和感を持っています。 ※志乃のあかりちゃん行為はほとんど見てません。 ※どくばりを刺されました。第二回放送あたりまでに解毒をしないと絶命いたします。 尚、毒による衰弱で、回復術式にて自己回復することも出来ない状態です。 【ベルベット・クラウ@テイルズオブベルセリア】 [状態]:左腕切断(再生中)、疲労(大)、全身にダメージ(大)、気絶中 [服装]:いつもの服装 [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考] 基本:他の参加者共を喰らって、主催共を喰らい、復讐のための力を貯める 0:気絶中 1:夾竹桃、麦野沈利と共に行動する 2:ライフィセットの名を騙る『悍ましい何か』は私の手で殺す 3:あの時戦った対魔士(オスカー)は殺す 4:牢獄で会った女(マギルゥ)に関しては保留 5:夾竹桃の提案に乗りまずは紅魔館(の図書館)に向かう [備考] ※牢獄でのオスカー戦後からの参戦です ※3人でアイテムを結成しました 【麦野沈利@とある魔術の禁書目録Ⅲ】 [状態]:全身にダメージ:特に顔面(大)、疲労(大)、怒り、気絶中 [服装]:いつもの服装(ボロボロ) [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考] 基本:『願いを叶える力』とやらを手に入れる 0:気絶中 1:気に食わないが、夾竹桃、ベルベットとともに行動する 2:絹旗とフレンダも見つけたら必ず殺す 3:夾竹桃の提案に乗りまずは紅魔館(の図書館)に向かう [備考] ※アニメ18話、浜面に敗北した後からの参戦です ※3人でアイテムを結成しました 前話 次話 わたしのとくべつ(中編) 投下順 わたしのとくべつ(後編) 前話 キャラクター 次話 It s My Life(後編) ベルベット・クラウ Liber AL vel Legis -the point of no return- It s My Life(後編) 麦野沈利 Liber AL vel Legis -the point of no return- It s My Life(後編) 夾竹桃 Liber AL vel Legis -the point of no return- 愛のバクダン ライフィセット Liber AL vel Legis -the point of no return- 愛のバクダン ムネチカ Liber AL vel Legis -the point of no return-
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けがなくてよかったね けがなくてよかったね 【コメント】 09-07-15最終更新 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 「けがなくてよかったね」とは、「少し楽しくなる動画」において書き込まれるコメント。 水色 キャラクター が倒れたのち起き上がり、カツラを回収する場面で水色に向けて書き込まれる。 言うまでもなく2つの意味が掛かっているが、その半分は良くはないような・・・ 動画検索 「けがなくてよかったね」でタグ検索 上位分類タグ 少し楽しくなる動画 (タグ検索 → 検索結果) random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 動画 sm11268少し楽しくなる動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm11268 か行の単語一覧にもどる コメントの一覧 トップページにもどる - -
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「戦争を知っていてよかった」 曽野綾子 新潮社2006.6.15 「新潮45」h15.1~17.3 戦争を知っていてよかった 世の中のすべてのことは―時には病苦でさえ―知らないより知っていた方が重厚な人間を創るものだが、戦後の日本には、あくまで知らない方がいい、という信念に囚われたものがたくさんあった。 病気はその一つで、これだけは確かに、人間を創るから病気にかかる方がいいという発想はどこにもない。 しかしそれ以外のことは、求めて悪い状態を体験することはないが、自然にそうなってしまった場合は、充分にその意味を評価する道が残されている。貧乏、親との死別、失恋、勤め先の倒産。どれもない方がいいが、そうなればなったで、その体験が別の人間を完成するきっかけになることが期待できる。 知らない方がいい、という信念の元に扱われた第一のものが戦争である。戦後、日本にはまともな軍事学も発達しなかった。孫子の言う「彼を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」という知恵も定着しなかった。しかし今度アメリカのイラク侵攻を見ながら、私個人は戦争を死っていてよかった戦争を体験として知っていてどんなによかったか、としみじみ感謝したのである。 私は十三歳の時に大東亜戦争の終戦を迎えた。その前に、アメリカの爆撃を受けて、東京が焦土になる姿を見た。知人の青年たちが、戦場から二度と帰らなかった現実の無残さを知識としてではなく体験として知った。 空腹、栄養失調、個人的・社会的貧困、女子工員の生活、アメリカ軍の進駐、戦後復興の姿も私小説的に見た。体験が明確な記憶に組み込まれる年頃になっていて幸いであった。ここ数カ月の間に私はあらゆるマスコミやいわゆる「その道の通」の友人たちから、イラク侵攻に予想される裏話を聞かせてもらい、読み続けて来た。どれも政治や経済にうとい私にとっては、眼の覚めるような貴重な知識であった。しかし同時に私は戦争を体験したおかげで、戦争について言われるさまざまな話に迷わされなくて済んでいる面もあることを感じた。 たとえば民間人を巻き込まない戦争などというものがあり得るという言い方ほどおかしなものはない。アメリカが敵とするのはサダム・フセインとその息子たちの政権であって、戦争は一般人を巻き込むものではないとアメリカ側は開戦前から言い、民間人の犠牲者が出たことは国際世論でも大きな非難の理由になっている。その時私は密かに思ったものだ。それならアメリカはCIAの名において、サダムに対して向こう何十年でも執勘に刺客を放つ宣言をし、それを実行に移す方が、確実に民間人を巻き込まなくて済むというものではないか? 一九四五年当時でも、戦争はあらゆる民間人を巻き込んだ。広島・長崎は非戦闘員を当然傷つけることを予測した攻撃ではなかったか。先日、当時十歳前後だった「往年の子供たち」(今はかなり年をくったおじさん・おばさんたち)が数人集まって空襲の話をしたのだが、アメリカの油脂焼夷弾は、火のついた油の飛沫が建物や人間にべたりと貼りつくもので、人間は生きながら火達磨になったという。 私の知人は一九四五年の三月九日夜の東京大空襲で焼け出された翌朝、隅田川にかかる橋の一つを渡る時、無数の小さな雪のようなものが、風に乗ってさらさらと足元に流れて来るのを見た。初めは気がつかなかったが、やがてそれは人間原の骨片であることがわかった。その夜を含めて、東京では十万人以上もの民間人が焼死したのである。そうした結果をアメリカが予想できなかったはずはない。つまり今とは比べものにならないほどの素朴な構造の武器しかなかった時代から、戦争は常に巻き添えになって殺される人も出ることを意味していた。 もし戦争がピンポイントで、敵の大統領官邸や作戦司令部だけを完全に制圧できるものなら、そして民間人には少しも被害なしで済むなら、戦争はお互いに納得した「戦争のプロ」同士の、西部劇の一騎討ちと同じで、少しも悪いものではないではないか。戦争が悲惨なのは、戦う意志も方途も持たない民間人が必ず巻き込まれるからなのだ。だからイラクで子供が負傷するのも女性が殺されるのも、それは第一にその国の長であるサダムの責任であり、次に他国に侵攻したアメリカの責任である。 大東亜戦争の時、国民はすべて大本営発表という報道管制下に置かれていた。そこで知らされたのは、すべて敗北を隠した偽りの発表であったが、それは程度の差こそあれ宣伝戦というものとしては当然のことだと私は今でも思う。もし戦時の発表が冷静で自制的で正直に真実だけを伝えるものなら、この点でも戦争は悪くないものであろう。 戦争は戦いなのだから、欺瞞と威嚇が基礎なのだ。エリマキトカゲだって、敵を打ち負かそうとして、エリマキの部分(あれは本当は何の部分なのだろう)を広げる。現実以上に自分の力を大きく錯覚させるのが戦いの常道だ。戦いだけでなく、政治も外交も、この欺瞞なしにやれることではないだろう。だから戦争における欺瞞にいちいち怒ることはないのである。 それにしても大東亜戦争の頃、私たちは(子供だったせいもあるが)相手の国について何も知らなかった。私の夫は開戦の時、中学四年生だったが、同級生に船会社の経営者の息子がいた。宣戦布告の翌日、夫はこの友人からアメリカと日本の船舶保有量の統計を見せられて、この戦いは負けると思った、という。しかしそんな客観的判断の資料を与えられていた日本人は当時例外中の例外であった。 アメリカがバグダッドに侵攻する前に、民兵の服(私服)を着た初老に見える男が、銃を片手にテレビのカメラマンに向かって、「バグダッドは死守する、アメリカは必ず負ける」と根拠のない明るさで決意を述べていたが、私たちはまさに同じ顔をして日本には神風が吹くから必ず勝つのだ、と確信し、割烹着を着て愛国婦人会のたすきを掛けたおばさんたちも、イラクの民兵と同じことを喋っていたのだと思う。 しかし私はごく最近にいたるまで、アメリカには(日本と違って)優秀なアラビストがたくさんいて、かなり現実を知って開戦に持ち込んだ、と考えていたのである。もちろん知っていたから、その通りにするということではない。しかし少なくとも「自由社会の指導理念」「公的見解」「表面上の理由」としてアメリカが述べた侵攻の理由、サダム政権後のイラク、のイメージが、あまりにも単純で現実離れしたものであり、恐らくアラブ通の間では全く通用しないものだろうと思われることに、私は煩悶している。 アメリカは、最初から繰り返しイラク国民を残虐なサダム政権から解放し、イラク国民を民主化し、真の自由の尊さを教えるために戦っているのだ、としている。しかしもしまともなアラビストがこの計画に噛んでいたなら、このような見解が、イラクに住む人々の「習憤と体質」「好みと安定」を反映するものではないことを強調しただろうと思う。 二〇〇三年四月五日には、アメリカはバグダッド国際空港を一応制し、ジャーナリストたちの質問は急にサダム以後の人道支援・暫定政権をどうするか、ということに移行した。アメリカはクルドと結んで、クルド地区への侵攻をたやすくしたから、クルド人たちがアメリカ軍を歓迎して笑ったり踊ったりする光景も放映されたのである。 しかしクルドもしたたかな人々だ。クルドはサダムに一九八八年に化学兵器で約五千人とも言われる人々が虐殺された歴史を持っている。アメリカに近づいて来たのは、「敵の敵は味方」という最も普遍的で単純な力の原則に則っているだけだ。アメリカが必要なくなれば、「金の切れ目が縁の切れ目」である。これはアフガニスタンでもイラクでも同じことだ。 アフガニスタンの時に私が初めて知ったのは、あちこちに群雄割拠していた部族の長たちのことを英字新聞が「ワーロード」と表現したことだった。ワーロードは「揶揄的な意味での将軍」だということになっている。つまり一番適切な日本語の訳は清水次郎長のような「親分」である。 民主主義が存在し得ない土地では―その理由は後に述べる―部族支配がその代行をするのは、全世界で見られる自然な成り行きである。アラブ国家の中でも、例外的にエジプトなどのように地中海文化圏に属し、長い年月の間に西欧的国家経営の理念と現実とに触れた国は別として、多くのアラブ国家の民衆は、現在も民主主義ではないし、またそれを本気で目指してもいない。百年、二百年先の遠い未来はわからないが、数十年で民主的国家が形成されるとは到底思えない。彼らにその能力がないというのではない。日常生活の中でそうした政治形態は全くそぐわないからである。 戦後のアフガニスタンに、西側は多額の金を出したが、あの金は一体どういう形でどこへ行ったか。忘れっぽいマスコミはこの頃アフガニスタンの状況をほとんど報道してくれないから、私たちにはわからないのだが、アフガニスタンで俄にインフラの整備もよくなり、放牧民的生活の中に、日本やアメリカ型の文化生活が進んだという話は、私たちの耳にはあまり入って来ていない。もちろん一部の金は、学校建設、道路の復旧、医療設備の改善に使われたであろう。しかし大部分の金は、部族の族長たちに配られて儲けになったはずだ。誰もが配分には決して満足してはいないだろうが、何しろいい儲けにはなったのだから、今のところはじっとしている。 当時アメリカからカルザイという不思議な人物が突如として出て来た。恐らく彼はアメリカの利権の代表者としてひっぱり出されたのだろうと皆思っているが、とにかくあの時アメリカから最も多くの金を引き出せるのは、グッチのデザインによる「民族どてら」をこざかしく着ているという噂のカルザイ以外にいなかったのだから、と、現実主義者の親分たちは仕方なく呑んだのだと識者たちは見ている。親分たちの関心は、つまり自分たちの部族にいくら分け前が廻って来るか、ということだけだ。彼らは常に分け前を多くくれる人に付くから、その同盟の構図は流動的である。そして多くのヨーロッバの国々とアメリカとソ連は、そうした力関係の中で「旦那」になり続けることに、多かれ少なかれ失敗して来ているのである。 アメリカにとって、日本に民主主義が定着したということは、判断を大きく狂わせる元になったと私は思うことがある。それはアメリカが自分流の民主主義を、ほとんど実験的に他の国家に植えつけた外交政策の奇蹟的成功例だったのだ。理由は二つある。 第一に、日本には国民全体にもう数百年間にわたる基礎教育があった。幕末の頃の日本人の識字率は恐らく世界最高であったろう。 第二に、戦後の日本は、初めに火力、次に水力で、国中に安定した良質の電力を供給することに成功した。既に達成されていた初等教育のおかげで、日本では電力整備を達成することが、制度的にも技術的にも意識的にも可能になっていたのである。 一九三〇年代には既に多くの家にラジオがあった。ラジオを持っている人は御自慢で大きな音でそれを鳴らしたから、木と紙でできた日本の家屋からは容易にその音が漏れ、隣近所でラジオを持っていない人もそれを聞いてラジオの恩恵に浴した。当時のねじ式の時計は一日に五分くらいは平気で狂ったが、ラジオが正午の時報をポーンと鳴らせば、人々は律儀に時計の針をなおせた。こうした電力の普及が、戦後の日本の工業化、近代化、民主化を底辺から可能にした。一方、いつも私が言うことだが、安定した良質の電気が供給されていない土地には民主主義はあり得ないから、彼らは昔ながらの族長支配の下で暮らすことを守られていると感じて来たのである。 イラクには国の隅々にまでは電気がないから、人々は民主主義というものを知らないに等しいし、またその欲求もないだろう。民主主義がなければ、自動的に族長支配が機能し、族長によって人々は安全を守られている。 歴代の族長たちと比べて、サダムがどれほど「悪い支配者」だったか、私には充分な知識がない。しかしそもそも慈愛に満ち、部族民に湿情で接し、自分も部族民と苦楽を共にした族長などというものの存在はなかったはずだ。程度の差こそあれ、族長は常に収奪的圧政と時々わずかなお慈悲とを見せて支配して来たのだ。基本的にそうした社会形態以外、人々は馴染んでいないから、それ以外の政治形態は恐いし、嫌悪するのである。 私はそのことをインドで学んだ。三十年来私が働くことになった小さなNGOは、インドのイエズス会の神父たちにも経済的な支援をし、神父たちが不可触民の子供や青年たちの教育をする仕事を見て来た。神父たちはカトリック、不可触民はヒンドゥである。神父たちはしかしヒンドゥの生徒たちに、決してキリスト致をおしつけることはしなかった。彼らはただ子供たちをかわいがり、人間の尊厳を教えた。しかし私が驚いたのは、一番差別を受けている多くの不可触民が、特別な教育を受けている人は別として、決定的に差別が好きだということであった。これは不思議な情熱であった。彼らは、自分が最下層であると差別されることを、更に下の階層を設定し意識することで安定させていたのである。不可触民より下の部族というのは、私が見た限りでは、ヒンドゥ社会の外にある部族―例えばランバーディと呼ばれるジプシー、かつてアフリカからゴアに奴隷として連れて来られた肌の黒いシーディー、今でも森の奥深くに隠れて人を見ると逃げるゴーラ、遊牧して牛飼いをするガウリ、などという部族である。不可触民が、こうした人々を差別するのは、差別社会以外の形態を知らないので、同じような社会形態の中で同じようなやり方で矛盾を解消しようとするからである。 アフガニスタソもイラクも、民主主義などというものを知らないから、さし当りそんなものは要らない。サダムよりましな部族の支配者がくれば、それは望ましいが、どっちみち強力な支配者などというものは、多かれ少なかれ権力と財力をほしいままにして来たものだ。サダムを憎む人は多い。しかしその残忍さは理解し得るものだ。部族統治以外の政治形態を押しつける者は―ブッシュであろうと誰であろうと―もっと不愉快な存在なのである。自分にとっていいものを他人にもいいものとして押しつける。アメリカという国が、自国の行動の原理としてそれを口にする時、その説明の幼さに、私は辞易している。(二〇〇三・四・五)
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美希(ノーマル)メール「出会えてよかったの☆」 取得条件:ドームでの引退コンサートを成功させる(ベストエンド) ミキだよ→。プロデュ→サ→さん、 ド→ムでのラストライブ、お疲れ様でしたなの!(^_^)/ ```でも、何がラストなのか、ミキ、実は、よくわかってないの。 だって、ミキはアイドル続けることにしたし、プロデュ→サ→さんとの関係も今まで通り```、 ううん、もっと深くなって、これから始まるんだもん☆ なんにも、終わってなんかない```、ラストなことなんて、なんにもない```、 そうだよねっ?(*^_^*) ミキとプロデュ→サ→さんは、トモダチ。ずっとずっと一緒にいる、トモダチだよ? さっきは 「ミキのコト大事にしてね」 て言ったけど、ミキも、プロデュ→サ→さんのこと、ずっと大事にするからね☆ プロデュ→サ→さんに出会えて、一緒にアイドルできて、ミキ、本当に幸せだよ。 これからも、よろしくなの♪ じゃあね、プロデュ→サ→さ```、じゃなかった。えっと、またね!(≧▽≦) 美希(ノーマル)メール一覧に戻る トップページに戻る
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アメブロで新たにオフィシャル(笑)ブログ開設、買って良かったマンション等数々のホラ ttp //stat.ameba.jp/user_images/20110919/19/linksyuuna/68/8a/j/o0800106711493702450.jpg ttp //sajimamarina-hotel.com/modules/rooms/index.php?content_id=2 対岸も見える ttps //blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_040/kacochan/P1050131-32dd7.JPG ttp //stat.ameba.jp/user_images/20110922/10/linksyuuna/81/fa/j/o0800060011499484915.jpg 早瀬曰く購入してよかった(笑)マンション 正体は佐島マリーナホテル
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赤痢直って、よかった せきりなおってよかった (歌)加藤いづみの曲。 [説]正しくは「好きになって、よかった」の替え歌。 htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。
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101. 可愛い奥様 2011/07/24(日) 14 26 32.35 ID tbejv+HE0 外国の制汗剤って効果が強いけど、かぶれる確率も上がるよね。 脇のかぶれって外出先で掻けなくて大変。 104. 可愛い奥様 2011/07/24(日) 18 28 00.51 ID nt9HZAQk0 ガーリックツイスト3.0 手を汚さずにんにくをみじん切りにするやつなんだけど にんにくだけじゃなくてしょうがや胡麻にも使える 手に臭いがつかないのと、食洗機で洗えて手間もなし 112. 可愛い奥様 2011/07/24(日) 22 12 33.17 ID NpCp2kRDO サラダスピナー 300円ショップで買ったやつだけど、余分な水分のないビチャビチャしてないサラダの、なんと美味しいことか。 1回使っただけだが、この感動だけで元が取れた気分! 115. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 00 51 55.39 ID doJ0Si61O 112 私も購入したてでサラダな毎日 読売夕刊コラムに載ってたのがきっかけで オリーブオイルをまぶし、ワインビネガーであえただけのサラダがウマイ 大きいサイズを買っちゃったのが、場所とるので少し後悔 117. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 01 34 07.98 ID /O5lM7nf0 112 タイムリーにも先ほど別スレで同じ事書いた所だ! 私はそれを10年位前に買って、まだ元気だし重宝してる。 持ち手も付いているし寸胴だし、300円で本当にいい買い物だった。 118. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 02 05 55.73 ID kP2BjqrMO サロンドプロ 匂わない 泡のヘアカラー浴室で湯船に浸かりながら気軽に泡をシュッしてカラーリングできる 塗るだけで荒い流さないタイプは、即効性ないし染まりも期待ハズレだけど、これなら気楽に、まめにカラーリングできる しかも匂わない!これが最高! 保管できるから、私は1箱目買ってから早2ケ月過ぎてるがチョコチョコまめに塗って白髪無し サロンドプロ、ありがとう 121. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 08 58 18.61 ID ftgOoDSn0 ムヒホワイティ。 虫に刺されると赤黒く痕が残っちゃうタイプだったんだけど、 刺されたなと思ったらできるだけ早くこれをチョイチョイとつける。 そうすると、あ〜ら不思議。 かゆみもなくなって、ほとんど刺されたところがわからなくなる。 もっと早くこういうの欲しかったよ・・・。 122. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 09 44 27.24 ID mNfXBu+p0 121 私もそういうタイプだ。 いつまでも痒かった去年までのがいっぱい痕になってる。 もう増やさないように買ってくる! 124. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 11 00 39.45 ID 1VxO6hXQO マジックソープのペパーミント。 身体洗うのに使う。スースースーして寒いくらいだ。 小さいボトルに入れ替えつハンドソープとしても使用。さっぱり感がちがう。 125. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 11 34 02.41 ID IkMVEc7GO 124 寒いよね。 夏なのに流す時のシャワーが温かくてホッとするw 126. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 12 10 50.12 ID swszHwy90 す・ぴん凛っていうサプリメント 目の下のクマと疲れ顔が気になってググったら出てきたので飲んでみた まだ1週間もたってないけど クマには?って感じだけど全体の皮膚がなめらかになって 自分の肌をさわると気持ちいい 病院通いするほど肩こりがひどいんだけど若干改善された 127. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 12 47 50.02 ID iO45OudK0 126 のサプリで思い出したー 私はチョコラBBピュアが良かったな。 顔の皮膚がなんとなくざらついてるしくすんできた? と思って特に期待せず毎日服用してたんだけど効果あり。 2週間くらい経ってふと気づいたら皮膚なめらかでくすみが消えてました。 128. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 13 44 51.80 ID xrJ+cuer0 POKKAの熱中警報塩JOYサポートってドリンク 甘ったるくなく美味しく水分補給出来る カロリーゼロだし 129. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 14 28 37.92 ID y3fH5UZX0 128 ペットボトル症候群 (糖分を含むスポドリ等を大量に飲み続けることで起こる 急性の糖尿病)のリスクを考えると、カロリーゼロは良いかもですね。 先日のガッテンでは、一気に大量の汗をかく場合以外に塩分を取り過ぎると 高血圧のリスクもあると警告があったので、そこらも注意が必要ですが。 買ってみて良かったのは、業務用ジップロック。 単に枚数が多いだけのパッケージですが、 手持ちが少ないとついケチってしまう自分には良かった。 冷凍庫も片付くし、使いたいときすぐそこにあるのが頼もしいです。 130. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 16 17 51.48 ID /0xS0HNv0 カロリーゼロがいい…? 131. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 16 27 49.87 ID QlSbvOns0 クリニカクイックケア 味が刺激なくて好きなのと予後がいい気がする 132. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 16 28 49.06 ID y3fH5UZX0 130 この辺りとか読んでみるといいかも。 ttp //woman.excite.co.jp/lifeplanning/news/rid_35607/ 暑さ対策としては、カロリー含有量は要注意だと思う。 しかしハイカロリーなお菓子をご紹介したい。 東ハトのパイジェンヌ・アップルパイ味、 パッケージの印象で敬遠してたけど、もらって食べてからハマっちゃった。 マックのアップルパイの様な食感と味(但し中のトロッとしたレフィルはなし)。 やっぱり最近の東ハトはすごいわ。 133. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 16 36 18.79 ID gGYjTLcn0 132 レフィル?詰替? フィリングのことかな? 134. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 16 44 07.52 ID y3fH5UZX0 133 そうそうフィリング。お恥ずかしい。 あのトロトロリンゴが詰め替えで売ってたら、 餃子の皮に包んで焼いて食べたり、アイスとかに掛けたりしたいわ。 135. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 16 52 07.01 ID /O5lM7nf0 へー色々だね。 私はトロトロタイプのジャムみたいなフィリングだと、がっかりアップルパイだ。 134は山崎のアップルパイもお好みかも? パスコのアップルパイは100円なのに、シャリっとしたリンゴが入っていて美味しい。 オーブンで軽く温めてサクサクで食べるとその値段のものには思えない。 136. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 17 02 28.92 ID HBqjfnme0 132 のリンク先からコピペ >コーラやスポーツドリンク、清涼飲料水などを1日2〜3リットル飲み続けると、ペットボトル症候群になってしまう危険がある 炎天下にいるか激しい運動をしていて、かつ若者でないと、 そこまで飲めない気がする… まあ知識としてあるに越したことはないだろうが 137. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 17 04 30.69 ID HBqjfnme0 ごめん。訂正 × そこまで飲めない気がする… ○ そこまで飲み続けられない気がする… 138. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 17 21 45.98 ID zC2h9VmHO ヤマコンの伊豆の味わさびふりかけ わさびの刺激もそこそこあってウマー ただ大きな瓶入りで食べ切れるか心配 134 グリーンウッドのアップル&シナモンジャムが近いと思う>マックパイ 139. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 17 27 35.59 ID y3fH5UZX0 138 グリーンウッドおいしそう! 注文してみます。 140. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 17 47 41.89 ID qkPFhPkd0 そりゃ一度にひとりで食い切るのは無理だ。 142. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 18 41 02.16 ID pZ2IbDqI0 ハーバルエッセンスシャンプー&コンディショナー赤の方 匂いが良い!今までセグレタがスキでずっと使ってたんだけど こっちは洗い上がりの香りがすごく良くて気分が楽しくなる 洗い上がりも問題なしだった 146. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 19 53 02.57 ID y4GdS0Gj0 亀田製菓 大柿のタネあられ セブンで買った、小袋。 ピーナツ無しで、辛いのが大きくて美味しい。 汗かきながら食べてます、いいわ、これ。 147. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 20 38 39.21 ID K27M0X4AO かちわりの種っていう偽かきの種が美味しかった かきの種のかき部分があられになってる 袋捨てちゃったんだけど確か越後製菓 148. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 20 52 16.40 ID fLRhwdEJ0 ピーナツが種ってわけじゃなくて、おかき自体が「柿の種」だと思ってた 149. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 21 16 30.39 ID qkPFhPkd0 庭に植えたら柿の木が生えるとつい最近まで信じてた。 150. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 21 25 37.03 ID HBqjfnme0 148 そうだよ。元祖の浪花屋製菓(新潟県長岡市)の柿の種には、 ピーナツは入っていない。 151. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 21 55 25.64 ID eKY57qPb0 植物の柿の種と、おかき、いまいち似てないな、 植物のはもっと丸っこくて太ってるし…と思っていたが あるとき理科の先生が「乾燥させた本物の柿の種」をみせてくれた。 乾燥して縮んでサイズも形もおかきにそっくりになってた。 152. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 22 24 27.23 ID pe22yMqJO セブンイレブンのゼロカロリーサイダー。 人工甘味料苦手なんだけど、これはあまり気にならなかった! 153. 可愛い奥様 2011/07/25(月) 22 27 48.75 ID NmzEUMi90 ビオレのアクアリッチウォータリームース 日焼け止めで悩みに悩んでわけわかんなくなってもうこれでいいやって適当に買ったけど大当たりだった! 出すとムースみたいなんだけど、顔に伸ばすとさらっと溶けるようになじんで良い ファンデののりも問題ないし、今のところ焼けてません RMKの銀色チューブの日焼け止め下地によく似てると思う(見た目も使用感も) 156. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 02 17 50.76 ID STlcKIp30 OlympusのPENライト デジ一眼の難しさがなく、気に入った画がとれる 持ち運びが煩わしさもないし、周辺のアクセサリー類も可愛い! 157. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 02 33 08.82 ID odsRDBlM0 こんなところでPENの話が出るとは! オリンパスはズイコーレンズがいい仕事するよね! 歴代の一眼レフ全部オリンパスだしフラグシップのE-5はすでに神機の評価 しかもキャノンやニコンに比べて安いのがいい! 自分のPENは初期型だけどアダプタ付けて3535マクロ付けて使ってる いやーアツイよ自分まるで修造だよウザくてスマソ 158. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 03 01 19.06 ID XDu2DrNaO >132 亀だがノーマル味も美味しいよね>パイジェンヌ。だがうちの店ではあまり売れない…安いし美味いのになあ 159. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 04 50 46.81 ID +RXAx3kIO セブンイレブンのシナモンロール レンチンして食べたら熱々あまあまでめちゃウマだった! 135円くらいで安いのにすごく幸せな気持ちになった。 160. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 04 53 06.32 ID j9VBUj2l0 自分的には、ファミマのWクリームエクレアに勝るコンビニデザートはまだ無い。 162. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 07 11 23.71 ID tlZ6+LY20 消臭ブルーダイヤ 我が家の加齢臭オヤジがジムで着て汗でぐっしょり濡れたウェア、 今まではワイドハイターを入れて洗ってもニオイが気になることもあったが、 これだとハイターなしでもすっきりきれいに洗いあがった。 163. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 07 52 18.32 ID Xmz0LdAV0 151 柿の種は種類でかたちが違うだけ。 乾燥しても形は変わらないよw 柿の種のあの形は、筆柿の種の形なので干したら縮むとか他所で言ったら、恥かくから気をつけてね。 買って良かったは、ネスレのポーションの紅茶。 ティーソーダ好きなので、炭酸で割ってレモン入れて飲んでる。 165. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 09 01 32.20 ID niQ6xlD10 オクソのサラダスピナー。 水切りしたあと、ザルだけ外して ボウル部分でサラダ作って 蓋して冷蔵庫保存。 蓋が低いので冷蔵庫で邪魔にならない。 166. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 09 07 20.07 ID sWvRELBu0 165 フタが低いっていうか、ハンドル?遠心力をかける突起がフタ内部に収まってくれるんだよね。 うちもキャベ千作ってまるごと野菜室に入れてる。 他のメーカーのは見たことないけどオクソーのだけなのかな? 167. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 09 50 23.46 ID 9SKBHm4q0 へー。 サラダスピナー使わず仕舞い込んでるけど これなら使えそうだ、買おうかしら 168. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 10 07 16.55 ID jyL8KA+c0 164 私もそれの旧式だけど愛用している。 胡麻もすれるから、ごま擦り器をかわなくていいから便利。 あと、一番キッチン用品だ愛用していてなくてはならないものは 電動のペパーミル。 楽天で1000円位で売っているものは、本当にいい。 プジョー買おうかと迷っていたけど、1000円ので十分すぎるくらいいい。 169. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 10 19 27.21 ID YTtFIi+3O 162さん ブルーダイヤ安いのにいいよね。 冬用に液体タイプ作ってほしい。 最近発売されたアタックNeo抗菌EXもかなりいいよ! ブルーダイヤで念入り洗いコースだったけど 普通洗いでしっかり臭いが落ちた。 ただちょっと高め… 170. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 10 22 21.29 ID WiCsdaOO0 ブルーダイヤは蛍光剤入りだったような。 171. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 10 34 50.35 ID niQ6xlD10 166 そうです。説明端折ってすみません。 他メーカーのは使ったことないけど ハンドルタイプでも、ハンドルが 低いものなら邪魔にならないのかも? 刺身こんにゃくや麺類の水切りにも 使えて、思った以上の使用頻度でした。 172. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 10 36 48.82 ID niQ6xlD10 168 買ってみます! プジョーの使ってたけど プラ部分にヒビが入って 買い換えようと思ってました。 173. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 10 37 13.75 ID d7xPqmkg0 クラシエってメーカーのアイス「ゆずシャーベット」 さっぱりしていてすごく美味しい。 多いので2回に分けて食べる。 174. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 10 40 25.66 ID +UrZ92DM0 新パッケージのアイスの実いいよ おいしいのはもとより手で摘まずに食べるようにできてる 今年はアイスの実の夏で決定 175. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 10 54 18.44 ID xxVhAt8C0 170 ブルーダイヤは入って無かったと思うよ 177. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 12 39 51.26 ID 7LPx1MCk0 163 なにそれうまそう! ポーションとソーダ買ってくる! 178. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 13 35 11.15 ID 3AYjG3H60 うちもブルーダイヤ愛用中。 理由が蛍光剤なしで匂いがないから。 石けん洗剤に挫折したクチなので、 匂いの強い合成洗剤がだめだった。 ちなみに漂白剤は配合されてるよ。 179. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 14 15 14.68 ID bBtqHtCs0 うちは新聞屋さんから契約更新時にもらう粗品がブルーダイヤになった。 (以前はブリードっていう洗剤だった) 少し溶けにくい感じがするので、お湯で溶かしてから洗濯機に投入している。 180. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 14 30 51.02 ID iNyXPtMK0 コープで売っている「アガー」という海草でできたゼリーの素がイイ!! 粉寒天みたいに使えて、自分で砂糖や果汁を足して作るんだけど、 美味しいゼリーや杏仁豆腐ができる。40度ぐらいで固まるので、 お弁当にも使える。食感はゼラチンとほぼ同じだけど、繊維質たっぷりらしく、 お通じが良くなったw 181. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 14 31 49.39 ID xHtD7QJ80 ブルーダイヤの金銀パールプレゼント いつの間にかなくなっちゃったんだね。 182. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 15 08 43.37 ID 8r0/VYBD0 158 パイジェンヌおいしいよね。 試食できるようにしたら、食べた人が買っていかないだろうか? 183. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 15 10 43.05 ID ccN4/pr1O ガツンとみかん ガリガリくん 梨 うますぎる。 184. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 15 28 09.83 ID 1WRMizhU0 消臭ブルーダイヤは、数年前の新発売当時は蛍光剤入り だったけど、一昨年か昨年にモデルチェンジ(?)があり それからは蛍光剤無配合だよ。 185. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 15 30 52.25 ID CR9uvjML0 ユニクロのステテコ(ちりめんぽい方) 昨日まで入院していたのですが、旦那のサイズなので傷口を圧迫しないのにずり落ちなくて、さらさら快適・パジャマっぽくてなくてよかったです。 もちろん上は長めのものを着用しましたが。 186. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 15 33 29.25 ID MOfAdojWO 178 金銀パールプレゼント♪ 187. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 15 58 06.63 ID M1kWiD+B0 185 おだいじに。 188. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 16 11 36.31 ID 6n/+GuNt0 180 アガー良いよね アガーで作ったゼリーは凍らせるとシャーベットになるところも好きだ 1つだけ注意しておくと、なぜかカルピスゼリーだけは上手く作れない 混ぜる途中で泡立っちまうから注意して 189. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 16 26 41.85 ID kcP9OHJ10 前スレに出てた美味いけど高いカルビーのベジップス、スーパーサンコーで119円だったよ 190. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 16 27 20.27 ID X+Ka86C50 MEGMILKとろけるカスタードプリン4個入り。200円ちょっとなのに柔らかすぎずちゃんとカスタードの味でおいしい。4個入りプリンで今まで食べた中で一番おいしかった。一個がすんごく小さいけどもう一個食べたくなる感じが憎いわ〜 195. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 16 52 21.22 ID UesYsKN00 三ツ矢塩サイダー まあなんとなく味の想像できるよな、と思いながら飲んだけど 想像以上に美味しかった でももしかしてこれ、普通の三ツ矢サイダーに塩足したら同じようになるんだろうか 196. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 17 14 09.73 ID 8Cakjb5R0 「北あかり」というじゃがいも。 カレーやポテトサラダ、何作ってもおいしい。 こんな種類があるなんて知らなかった。また買う 見た目は男爵みたい 197. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 17 30 03.73 ID T0Qs9g/u0 ラムネ入りのソーダアイス もう箱捨てちゃったから、メーカーが・・・orz確か7本くらい入ってる。 ガリガリ君系の大きい粒の氷とは違って、氷の粒が細か〜くて、 しゅわしゅわ〜そわそわ〜ってなくなってく感じが、ガリガリに飽きた頃に ちょうどウマい。 あと外側のサクサク部分がないのもイイ。 198. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 17 57 10.37 ID /BmM+9aF0 196 キタアカリもおいしいですが、インカのめざめという ジャガイモも美味しいですよ。栗のようなさつまいものような味です。 フジッコのフルーツセラピーというゼリー。 色んな種類があり、程良い甘さでさっぱりと美味しい。 199. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 18 07 31.02 ID RJgKGTdJO キタアカリ、私もすごく好きだ〜。 近所のスーパーでは売ってないときもあるから残念。 さんざん言われてるけどメリットのシャンプーブラシ。 頭がすっきり、軽く感じる。 200. 可愛い奥様 2011/07/26(火) 18 20 37.54 ID pyO6WLPx0 キタアカリ、私も好き スーパーには置いてないので生協で出た時に買ってる 今治産のタオル タオルなんて安いのでいいと思ってずっと中国製の物を使ってたけど 今治のにしてみたらフカフカな感じが全然違う 名前 コメント
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二人の少女は、廃堂の周りで何かを必死に探していた。 「どうしよう……もし見付からなかったら……」 「美紗緒ちゃん、あった、あったよーーー!!」 「! 本当!?」 美紗緒の下に、大きく手を振りながら駆けつける砂沙美。 その手に掲げられていたのは……。 少し潰れてクシャクシャになりながらも、強く生き続ける美紗緒の薔薇だった。 「あぁ……砂沙美ちゃん、ありがとう、ありがとうっ!!」 美紗緒は薔薇を受け取ると、その胸にそっと抱きかかえる。 「ごめんね、ごめんね薔薇さん……こんなことに使って、本当にごめんね……!」 「大丈夫、その子もきっと分かってくれるよ。ねっ?」 「砂沙美ちゃん……」 笑顔でウィンクする砂沙美に対し、美紗緒は目に涙を溜めながらも、精一杯の笑顔で応答した。 「それで、その子はどうするの? 家まで持って帰る?」 「えっと、それは……」 相談した結果、薔薇は持ち帰らず、廃堂の前の土にそっと植えることにした。 二人の友情の証。 そして、ピクシィミサという魔法少女が確かに存在した証として……。 最終話 『魔法があってよかった!』 少し郊外に出た所にある海の星コンサートホール。 美紗緒の父、天野茂樹の演奏会はそこで行われた。 上演開始のブザーが鳴り、壇上に現れる茂樹。 彼は自分のことを熱心に見つめる二人の少女の姿を見つけると、そっと少女達に微笑んだ後、席について演奏を始めた。 演奏が終わった後、茂樹は二人の少女を楽屋に招いていた。 「美紗緒、見に来てくれてありがとう」 「ううん、パパの演奏は絶対見たかったもの!」 屈託の無い笑みで、父親の手を握る美紗緒。 「そちらのお友達のキミも、美紗緒と一緒に来てくれてありがとう」 「いいえー、とんでもない! こんな素晴らしい演奏をタダで聞かせてもらったんだから申し訳ないぐらいですよー!」 砂沙美は、たははっと照れくさそうに笑う。 「でもね、美紗緒ちゃんのピアノも凄いんですよ! もちろんパパさんにはまだ敵わないけど、それでもどんどん上手くなっていってるんです!」 「え……美紗緒、ピアノを続けていたのかい?」 茂樹は少々驚いたような顔をする。 妻と離婚して以来、美紗緒は一度も父の前でピアノを弾くことが無かった。 何度もやり取りしている手紙でも、ピアノを練習しているような素振りは全く見せなかったのだ。 「私……やっぱりピアニストになりたい……。私はピアニストの……天野茂樹の娘だから……」 「……………………」 そんな美紗緒の言葉に対し、茂樹は少し難しい顔をしていた。 「美紗緒……おまえは自分のやりたいことをやりなさい。無理をして、僕の後を追ってピアニストの道を歩むことは無い」 「違う……違うのっ! 私……真剣にピアニストになりたいの!!」 真剣な目で父を見つめる美紗緒。 「私のピアノで、誰かを元気にしてあげたい……それが、私の夢なの……!」 美紗緒はあくまで目を逸らさず、キッパリとそう言った。 そんな美紗緒を、茂樹も見つめ返す。 「それならば、何よりも人の和を大切にしなさい……。 ピアノは一人でも弾くことが出来るから忘れてしまいがちだが、例えソロの演奏会だって、決して一人で出来るわけではないんだ。 僕のために舞台を用意してくれる沢山の裏方さん……。そして、見に来てくれるお客さんが居て、初めてピアノの演奏は成り立つんだ」 茂樹は、美紗緒の目を覗き込むようにじっと見る。 「……僕の言いたいこと、分かるね?」 「……うん……」 茂樹は、美紗緒が合唱部に行かなくなったことを言っているのだろう。 後ろめたさから、ズキンと美紗緒の心が痛んだ。 でも、もう痛みから逃げるわけには行かない。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 合唱部に戻ろうと決意した美紗緒は、放課後に合唱部の前まで来ていた。 だが、やはりいきなりは顔を出し辛い……。 「美紗緒ちゃん!」 その時、誰かが背後から声をかけてきた。 それはツインテールの青髪の少女だった。 「砂沙美ちゃん……」 「美紗緒ちゃん、あたしも合唱部入るよ!」 「えっ、どうして……」 「えへへ、天地兄ちゃんが田舎に帰っちゃってヒマだし……ダメかな?」 「ううん……ありがとう、砂沙美ちゃん」 二人はそっと手を重ね、ドアノブを回した。 「天野さぁん、やっと合唱部に戻ってきてくれたのねぇ!」 栗色の髪をしたショートカットの少女は、目をキラキラさせて万感の喜びを表現した。 学級委員にして合唱部の部員でもある伊達映美である。 「発表会まで一月を切ったっていうのにぃ、ピアノ弾ける人が居なくて本当に困って困ってぇ……」 「う、うん……今までゴメンなさい、伊達さん……」 「いいの、いいのよぉ!」 映美は美紗緒の手を取ってぶんぶん振る。 そうやってしばらく美紗緒が振り回された後、映美はようやく隣の人物に視線を移した。 「……で、萌田さん。どうしてあなたまでついて来てるの?」 一瞬前とは対照的に、心底どうでも良さそうな顔で砂沙美を見る映美。 「えへへ……あたしも合唱部に入部しようかと……」 「萌田さん、歌なんて歌えるのぉ?」 「舐めないでよね! これでも演歌は十八番なんだからっ!」 砂沙美は幼い頃から河合ちひろという演歌歌手の大ファンで、ヒマさえあれば彼女の歌声を真似て喉を鍛えていたものだ。 もっとも、河合ちひろはアイドル崩れの歌手だったため、歌唱力に関してはイマイチ良い評価をされていない人物だったりするのだが。 「とにかく、早速だけど天野さんはピアノをお願いね。曲は例のアレよぉ」 「うん……任せて!」 力強くうなずくと、ピアノの前に向かう美紗緒。 「あたし達で一回合わせるから、萌田さんはとりあえず見学してなさぁい」 「うん、分かった」 映美は他の合唱部員と共に壇上に並ぶと、美紗緒に合図を送る。 美紗緒は小さくうなずくと、ピアノを奏で始める。 「あれ……この曲……」 砂沙美は、この曲に聞き覚えがあった。 美紗緒が昔からいつも弾いていた曲。 砂沙美が何度も勇気付けられた曲だった。 これならきっと砂沙美も歌える。 美紗緒ちゃんの曲はいつも砂沙美の頭の中に……。 ううん、心の奥に残っているから。 砂沙美も参加し、本格的に合唱の練習を始める面々。 心配された砂沙美の歌も、それなりに上手く溶け込んでいるようだ。 一方、映美は気が散ってしょうがなかった。 とある一節に差し掛かると美紗緒がぴくっと反応し、チラリと映美の方を見るのだ。 最初は無視していた映美も、何度も繰り返されると流石に気に障ってくる。 ピアノの演奏が停止すると同時に、映美は美紗緒に詰め寄った。 「ちょっと天野さぁん!」 「ま、待ってよ委員長!」 砂沙美が慌てて二人の間に割って入る。 「邪魔しないで萌田さん! 天野さんだって言いたいことがあるならはっきり言えばいいじゃないのぉ!」 「み、美紗緒ちゃん……」 映美の剣幕を受け止めつつも、困ったような顔で美紗緒を見る砂沙美。 「あ、あのね……」 美紗緒は、おずおずと口を開いた。 「……あそこの音、違うと思うの……」 「えっ?」 「もっと高く、伸ばすように発声するべきなんじゃないかって……」 「…………天野さ―――」 「そうそう、俺もそこおかしいと思ってた」 何かを言おうとした映美に、部員の一人が割り込む。 それを皮切りに、他の部員達もワァッと言いたいことを言い始める。 「やっぱりそうだよな、気になってるの俺だけかと思ってた」 「映美ちゃんは声が大きいのはいいけど、ところどころ音がおかしいんだもの」 「でも委員長はおっかないからなかなか文句言えなくてさぁ」 「物怖じせずにちゃんと指摘した天野さん、偉いわ!」 「え、えっと……その……」 思わぬところで部員達に味方され、美紗緒はパニクってしまう。 「むぐぐ……あたしだって自分が下手なことぐらい分かってるわよ! だから天野さんに付き合ってもらって必死に練習してたんじゃない!」 映美は、美紗緒にキッと向き直る。 「天野さぁん!」 「は、はい……」 映美の強い語気に気圧され、思わず縮こまる美紗緒。 「今みたいにおかしい所あったら、ガンガン指摘しなさぁい! あたし、もっともっと上手くなって、天野さんを見返してやるんだからっ!」 言うだけ言うと、とっとと列に戻ろうとする映美。 美紗緒はそんな映美を、少し躊躇った後に呼び止める。 「……あ、あのっ!」 振り向いた映美を含め、みんなの視線が美紗緒に注がれる。 「そ、その……。あ、ありがとう……。ずっと部活を離れてた私なんかの言葉を聞いてくれて……」 「なぁに言ってるの! そんなの当たり前でしょ!」 「えっ……」 「天野さぁん、あなたは合唱部の大事な一員なのよ! ちょっと来なかったぐらいでどうってことないわよ!」 「そうそう!」 「みんな天野が帰ってくるの待ってたんだぜ!」 「おかえり美紗緒ちゃん!」 口々に温かい言葉をかけてくれる合唱部の面々。 砂沙美は、そっと美紗緒に耳打ちする。 「……良かったね、美紗緒ちゃん。みんな、美紗緒ちゃんのこと大事な友達だと思ってくれてたみたい」 「……うん」 「これからは、みんなでいっぱい笑えるね!」 「……うんっ!」 美紗緒は気付く。 自分はずっと臆病だった。 あんたなんか友達じゃないと言われるのが怖くて、 いつも他人の領域に踏み込めなかった。 でも、それは違った。 自分の心の蓋を開ければ、誰とでも友達になれる。 友達か否かを分けるのは他人じゃない、自分の心なんだ……! 何事も無かったかのように練習は再開される。 でも、少しだけピアノの音色が暖かくなった。 そう感じたのは、きっと自分だけじゃない……。 砂沙美は、そう思った。 「お疲れ様でーす」 部活の時間が終わる。 挨拶をして帰っていく部員達。 静まり返った部室には、砂沙美、美紗緒、映美の三人だけが残った。 「天野さぁん、今日ばかりは居残り練習に付き合ってもらうわよ! しばらく来なかった分の遅れを取り戻さなきゃならないんだからっ!」 「うん、分かってる」 映美に呼びかけに、美紗緒は笑顔でうなずく。 そんな美紗緒に砂沙美は耳打ちする。 「美紗緒ちゃん、本当にいいの? いくら合唱部に戻ったからって、委員長のワガママに付き合うことないと思うけど」 「萌田さぁん、聞こえてるわよぉ!」 「ううん、大丈夫……。だって、私と伊達さんは、友達だから……」 「……!」 「友達だから……私に出来ることなら、喜んで力になりたいの」 微笑む美紗緒。 「……いきなり、恥ずかしいこと言わないでぇ。さっ、練習を始めるわよぉ」 誤魔化す映美だが、まんざらでも無さそうだった。 「うん!」 「あたしも練習付き合うよ、美紗緒ちゃん!」 ピアノの音色と、二人の少女の歌声が重なる。 三人の居残り練習は、日が落ちるまで続いた。 「天野さんが言い出したのよぉ。パパに作ってもらった曲があるから、合唱に使わせて欲しいってぇ」 「へぇ、そうなんだー」 教員に校舎から追い出されたことで居残り練習も終わり、砂沙美と美紗緒と映美の三人は、適当におしゃべりをしながら家路を歩いていた。 「でも知らなかったな、あの曲に歌詞があったなんて」 「うん……ごめんね、内緒にしてて」 「ううん、別に責めるつもりで言ったんじゃないよ」 「本当は、砂沙美ちゃんには合唱が完成してから聞いて欲しかったの。でも……砂沙美ちゃんと一緒に合唱できるなら、こっちの方が良かったかも」 そう言って顔をほころばせる美紗緒。 「でへへへ……砂沙美も美紗緒ちゃんと合唱するの楽しいよ!」 同じく、顔をとろけさせる砂沙美。 「あーあー、本当に仲が良いわねあなた達は」 そんな二人を、呆れたような目で見る映美。 「とにかく、明日からもビシバシ練習するわよぉ! 特に萌田さん、新入部員のあなたが一番の不安要素なんですからねっ!」 「ちぇっ、委員長には言われたくないなぁー」 「な、なんですってぇ!? 萌田さん、あなた新入部員の癖に―――」 「伊達さん、砂沙美ちゃんは私が責任持って練習させるから」 砂沙美の何気ない一言で頭に血が上り始めた映美を、美紗緒が制す。 「砂沙美ちゃん、土日は私の家に来て、一緒に練習しよーね♪」 「ええーっ、土日もーっ!?」 「うん!」 「……ど……土日はちょっと勘弁して欲しいかなー……なんて……」 「砂沙美ちゃん……」 美紗緒の全身から、にわかに健気ウェーブが放出されはじめた。 「砂沙美ちゃん……。友達だから、一緒に強くなるって言ってくれたアレ……嘘だったの……?」 「う、うぐっ!!」 美紗緒に涙ぐんだ瞳で訴えかけられ、砂沙美の良心に多大なダメージが加算される。 「わ、わかったよ美紗緒ちゃん!! 土日もちゃんと練習するから、泣かないで!!」 (えへっ♪) 慌てる砂沙美に背を向け、笑顔で小さく舌を出す美紗緒。 こうしたズルさを体得することも、彼女が強くなるためには必要なことなのかもしれない。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 休日。 美紗緒の家に集まり、一心不乱に練習に没頭する砂沙美と美紗緒。 砂沙美は歌を。 美紗緒はピアノを。 お互いに負けないように、高めていく。 そんな二人の様子を、魎皇鬼が温かい瞳で見守っている。 演奏に集中していると、美紗緒の脳裏に様々な記憶が蘇ってくる。 この曲を作ってくれたパパのこと……。 この曲が大好きだと言ってくれる砂沙美のこと……。 この曲で歌うことを選んでくれた合唱部のこと……。 いつも傍らで演奏の感想を聞かせてくれた留魅耶のこと……。 (……ルーくん……。ちゃんとお母さんに会えたかな……) その時、美紗緒はハッとして、あることを思い出す。 (お母さん……ママ……。……そうだ……そうだった……!) 突然、美紗緒は演奏を中断してしまう。 「どうしたの、美紗緒ちゃん?」 「……………………」 美紗緒は楽譜をたたむと、そっと胸に抱え込んだ。 「この曲……本当は、パパがママの為に作った曲なの……」 「えっ、そうなの?」 「でもね、作曲の途中で離婚しちゃったから、それからパパは私のためにこの曲を完成させてくれたの……」 「そうなんだ……」 「……今思うと……まるで、この曲をママから奪っちゃったみたいで…………」 うつむく美紗緒。 「だから……あれ以来、パパの前でピアノを弾いた事が無かったんだと思う……」 「……………………」 美紗緒は黙り込んでしまう。 しばしの間、二人の間に沈黙が流れる。 ふと、そんな美紗緒の背中を砂沙美がつんつん突く。 思わず美紗緒が振り返ると……砂沙美は何かを思いついたかのように笑っていた。 「ねぇ、美紗緒ちゃん! これから美紗緒ちゃんのママに会いに行こうよ!」 「えっ!?」 「それで完成した曲、それにいっぱい練習したピアノ、ママさんに聞いてもらっちゃおうよ!」 「……うんっ、私……ママにこの曲を聞いてもらいたい!」 砂沙美の提案に、パァッと顔を輝かせる美紗緒。 「でも……ママが住んでる所が分からないわ」 「う~ん、電話帳で調べてみるとか?」 「あっ、おじいちゃんに電話してみれば分かるかも!」 「探偵事務所に依頼を……」 「霊界通信で……」 思いつく限りの方法で美紗緒のママを探してみる二人だが、 いくら調べても、手がかりすら見つけることは出来なかった。 「探偵事務所ってお金かかるんだなぁ……」 「おじいちゃんも、今は連絡がなくて分からないって……」 「うーん、何かいい方法ないかなぁ……」 途方にくれる砂沙美と美紗緒。 そんな二人を見かねてか、魎皇鬼がずいと身を乗り出してきた。 「……方法はある」 「ホント、リョーちゃん!?」 魎皇鬼はうなずくと、一回転して魔法のバトンを取り出す。 「そう、サミーの魔法だよ! 心と心を繋ぐサミーの魔法なら、きっとママさんの所へも……!」 「あ、そっか、その手があった!」 バトンを受け取ると、早速サミーに変身する砂沙美。 「えっ、何々、一体どうするの?」 「美紗緒ちゃんの演奏を『想い』という形に変えて、コケティッシュボンバーに乗せて打ち出すんだよ。 美紗緒ちゃんがママさんを想う気持ちを魔法に込めれば、きっとママさんの所へ届けることができるはず!」 「そんなこと、できるのかな?」 「砂沙美と美紗緒ちゃんが力をあわせれば、絶対できるよ!」 「……分かった、やってみる!」 相槌を打って、ピアノに向かう美紗緒。 「行くよ、美紗緒ちゃん!」 サミーは、プリティ空間を発動する。 広がった魔法の空間は、二人の少女の心を一つに繋ぐ。 『ママ……私……』 今になって、美紗緒の心に不安が現れる。 ママが……この曲を聞くことを望むだろうか? 『美紗緒ちゃん、恐れないで! 美紗緒ちゃんの中を全部、ママさんのことでいっぱいにして!』 『…………うん、そうよね…………何もせずに逃げて、後から悔やむのは、もう嫌だものっ!』 美紗緒は意を決して、演奏を始める。 指先から紡ぎ出されるメロディ、その一つ一つにママへの想いを籠める。 『ママ……ママ……。私、この曲をママに届けたい! だって……パパが作った曲だから……。 だって……ルーくんが褒めてくれた曲だから……。 だって……合唱部のみんなと一緒に歌う曲だから……。 だって……砂沙美ちゃんが大好きな曲だから……。 だって……私、この曲と一緒に強くなってきたから……。 だって…………大好きなママに、聞いて欲しいと想うからっ!!』 『……す、すごいパワー……これなら……!!』 サミーのバトンに、とても強いエネルギーが伝わる。 プリティ空間を通して伝わった、ママを想う美紗緒の心。 その心にそっと自分が美紗緒を想う気持ちを加え、サミーは叫ぶ。 「プリティー・コケティッシュ・ボンバー!!!」 サミーは部屋の窓から、力強い、そして優しいハートの魔法を空に向けて打ち放った。 『ピアノの音色』を載せたその魔法は、空を越えて、遠く遠く飛んでいく。 「ママに届くかな……?」 「届くよ、絶対!」 自分達の魔法を信じる二人の表情は、一切の曇りが無かった。 一週間後、美紗緒の元に絵葉書が届く。 そこには美紗緒のピアノを褒める言葉と、満面の笑みをたたえた母の姿が写っていた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「美紗緒ちゃん、良かったね。お母さんに気持ちを伝えられて」 美紗緒ちゃんに絵葉書を見せてもらった帰り道、砂沙美と魎皇鬼は一緒に歩きながら色々と話をしていた。 「砂沙美ちゃんのおかげだよ。 美紗緒ちゃんがママを思う気持ちもモチロンだけど、砂沙美ちゃんが美紗緒ちゃんを思う気持ちが強かったから、あの魔法は成功したんだ」 「えへへ」 褒められて悪い気はしない。 思わずニヤニヤしてしまう砂沙美を、微笑ましく見つめる魎皇鬼。 ―――ふと、魎皇鬼の表情に影が落ちる。 「ん……どうしたの、リョーちゃん?」 「ボク……砂沙美ちゃんが最初は魔法を使えなかった理由、今なら分かる気がするんだ」 「えっ? どういうこと?」 「ボクは魔法が人を幸せにするんだとずっと思ってた。でも、それは間違いだったって、砂沙美ちゃんを見ていて気付いたんだ」 魎皇鬼は砂沙美をじっと見つめる。 砂沙美の目に映る魎皇鬼の瞳は、いつになく真剣で……どこか寂しげだった。 「魔法はまやかしの術だ。魔法で人の夢をかなえても、真夜中の十二時がくればその夢は消えてしまう……」 「……………………」 「でも、砂沙美ちゃんが使う魔法は違う。砂沙美ちゃんが誰かにかけた魔法は消えたりはしない。 砂沙美ちゃんの笑顔が誰かの心に灯した魔法は、その人の中でずっと生き続ける。そう……砂沙美ちゃんは、最初から人を幸せにできる魔法を持っていたんだ」 魎皇鬼は悲しそうに首を振る。 「魔法は人を幸せにすることはできない……。本当に人を幸せにできるのは、その人を想った心からの笑顔だけ……。 だから、砂沙美ちゃんにはボクの魔法なんて必要なかった……。それなのに、ボクがそれを押し付けてしまった。 ボクは……いやジュライ人は……。こっちの世界に、関わるべきじゃなかったのかもしれない……」 魎皇鬼は唇をかみ締める。 そんな魎皇鬼に、砂沙美は首をぶんぶん振って答える。 「ううん、それは違うよ! リョーちゃんの魔法が無かったら、砂沙美はきっと、美紗緒ちゃんの本当の気持ちが分からないままだったと思う。 ううん、美紗緒ちゃんだけじゃない。魔法のおかげで、色んな人の心と触れ合うことができたの」 「…………でも…………」 「聞いて、リョーちゃん」 目を逸らす魎皇鬼を、今度は砂沙美がじっと見つめる。 「確かに、魔法は人を幸せにすることはできないかもしれない。 でもね、人と人の心を繋ぐことはできる。みんなを笑顔にするお手伝いができる。 砂沙美はそんな魔法が好き、大好き。だから、今はプリティサミーになれて本当に良かったって思ってる」 「……………………」 魎皇鬼は、そっと視線を元に戻す。 砂沙美は優しく笑っていた。 その笑顔によって、魎皇鬼の心には何度目かも分からない魔法が灯る。 「……ありがとう、砂沙美ちゃん……。 ボクは、魔法の国の住人に生まれたこと……。そして……プリティサミーのパートナーとなれたことを、心から誇りに思ってる」 そう言って、魎皇鬼は誇らしげに微笑んだ。 そしてどちらからともなく、その言葉は自然に二人の口からこぼれていた。 「『魔法があって良かった!」』 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「さて、今日も元気に行ってきまーす!」 「いってらっしゃい!」 今日も元気に学校に出発する砂沙美と、それを見送る魎皇鬼。 ピコン、ピコン、ピコン! 「むっ!?」 見送りを追え、寝っ転がってTVでも見ようかと思った魎皇鬼に異変が起きる。 やかましい警報音と共に、魎皇鬼の額のタトゥーが点滅していた。 「……そっか、もうそんな時期か……」 その現象の意味を理解すると、魎皇鬼は一人、物思いに沈んだ。 「砂沙美ちゃん……」 「あれ、リョーちゃんどうしたの?」 放課後、魎皇鬼が校門の前で待っていた。 彼がこうして砂沙美を待っているのは、しばらく無かったことだ。 「砂沙美ちゃん、人助けを……正義の魔法少女の使命を果たしに行こう!」 「え、どうしたの急に?」 「いいから!」 「……うん、分かったよ!」 今日の魎皇鬼は、いやに真剣に見えた。 砂沙美はそれに気付いたが、あえて詮索はせず、魎皇鬼に付き合うことにした。 砂沙美は後ろの美紗緒に振り返る。 「ごめん美紗緒ちゃん、発表会を控えてるのに悪いけど、今日は合唱部は休むね。みんなにもよろしく言っておいて」 「うん、分かった」 「ごめんね、ありがとう!」 大きく手を振りながら駆け出す砂沙美と魎皇鬼を、 美紗緒は微笑みながら、そっと手を振って見送った。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ウチの猫が帰ってこねーんだ!」 ガラガラガシャーン 「ネズミに結婚指輪取られちゃったの!」 シュタシュタシュタッ 「おい、肉屋のロクさんと豆腐屋のギンさんがケンカおっぱじめたぞ!」 ドタゴタバッタン 「はぁっ、はぁっ・・・・・・」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― いつものお堂のテラス。 適度に人助けを終えた後、二人はそこで夕日を眺めていた。 「……なんか……あたし、全然成長してないような気が……」 抱いたバトンで肩をぽんぽん叩きながら、そうボヤく砂沙美。 「そんなことないよ。正義の魔法少女として、すごく立派になったよ」 「……………………」 今日の魎皇鬼は、さっきからずっとこんな調子だ。 妙に堅苦しく、いつものイタズラっぽいやんちゃな所はおくびにも出さない。 「……ねぇ、今日のリョーちゃん何かヘンじゃない? 急に使命がどうとか言い出すし、ヤケに砂沙美のことを褒めてくれるし……」 「…………それは…………」 魎皇鬼は少し言いよどんだが……意を決して、口を開く。 「……今朝、合図があったんだ。帰還魔法発動の合図が」 「それって……」 「儀式の期限が来たんだ。ボクは、ジュライヘルムに帰らなくちゃならない」 魎皇鬼は、そっと夕日を見つめる。 「帰還魔法の発動は日の落ちる頃。……そう、もうすぐだ」 そっと砂沙美に振り返る魎皇鬼。 「だから……最後にもう一度だけ確認したかったんだ。ボクはプリティサミーという偉大な魔法少女と、共に戦ってきたんだってことを」 「……………………」 すがるような魎皇鬼の視線に対し、砂沙美の反応はそっけなかった。 「そっか、リョーちゃん帰っちゃうのか……寂しくなるなぁ……」 テラスに肘をかけ、そっと夕日を見つめる砂沙美。 寂しくなると言う割りに、その表情にはあまり動揺は感じられない。 ふと、砂沙美は何かを思い出したかのように口を開く。 「……そういえばリョーちゃん、善行ポイントって結局いくつになったの?」 「えっ、あっ、そういえば!」 魎皇鬼は慌てて手帳を開いて確認する。 「……10610ポイント……良かったぁ、目標達成してるよ!」 「……リョーちゃん、ひょっとしてポイントのこと忘れてたんじゃ……」 「うっ……」 「全く、しっかりしてよね」 「みゃ、みゃはは……」 笑って誤魔化す魎皇鬼。 そんな二人の下へ、誰かがやってきた。 「やっぱり、ここに居たのね」 「美紗緒ちゃん?」 やってきたのは、ちょっと心配そうな顔をした美紗緒だった。 「練習終わってから、急いで来たの。魎皇鬼ちゃんの様子、なんだかおかしかったから……」 「ほら、美紗緒ちゃんにまで気付かれちゃってるじゃない!」 「うーん……」 そんなにボクって態度に出やすいかなぁ?と思いつつ、美紗緒に説明する。 「ボク……あの夕日が落ちたら、ジュライヘルムに帰るんだ」 「やっぱり……そうなんだ……」 美紗緒はきゅっと口元を結ぶと、魎皇鬼に向き直る。 「魎皇鬼ちゃん……私、あなたに言わなければならなかったことがあるの……」 「言わなければならないこと?」 「……………………」 美紗緒は…………深々と頭を下げる。 「今まで悪の魔法少女として迷惑をかけて……。あなたのことを傷つけて……本当にごめんなさい……」 「……なんだ、そんなことか」 「そんなことって……」 魎皇鬼に怒声を浴びせられた時の記憶は、未だ美紗緒の中に鮮明に残っている。 しかし当の魎皇鬼は、さもどうでもいいことかのように振舞っていた。 「気にしないでよ。美紗緒ちゃんがいなかったら、きっと善行ポイントの目標を達成することもできなかっただろうしね」 そう言っていたずらっぽく笑う魎皇鬼。 話しているうちに、彼らしい茶目っ気が表に出てきたようだ。 「も、もう……魎皇鬼ちゃんったら……」 ちょっと怒ったような顔をする美紗緒だが、内心では魎皇鬼がもう気にしていなかったことに安堵する。 「……あ、そうだ」 何かを思い出し、神妙な顔になる美紗緒。 「あの……一つだけお願いを聞いてもらってもいいかな?」 「なんだい?」 「ジュライヘルムに帰ったら、ルーくんに……」 「あぁ……あいつ、絶対に美紗緒ちゃんのこと心配してるだろうから、ボクが責任持って伝えておくよ。全く全然これっぽっちも心配御無用、ってね」 「ふふ……ありがと魎皇鬼ちゃん」 美紗緒は、そう言って微笑んだ。 そうこうしている内に、夕日は海の向こうへと落ちてしまっていた。 魎皇鬼の帰還魔法が発動しはじめる。 天から伸びた光の帯が、魎皇鬼の身体を包む。 「おわかれだ、砂沙美ちゃん……」 思わず目から涙がにじむ魎皇鬼だが、笑って見送る砂沙美の顔を見て、グッと堪える。 「リョーちゃん、砂沙美が見てないからってダラけちゃ駄目だよ。しっかり規則正しい生活を送って、天地兄ちゃんみたいにカッコイイ男の人になってよね」 「カッコイイの基準が天地かよ。ボクは賛同できないね」 「ひっどーい、天地兄ちゃんに言ってやろー!」 「もしもまた天地の奴に泣かされたら言ってよ! ボクがぶっとばしてやるから!」 「あはは……その時はよろしくね」 いつもの調子で軽口を叩きあう二人だが、これから魎皇鬼が大人になると、もう二度と地球にやってくることはできない。 つまり、二人が今後再開することもない。 これが今生の別れになるのだ。 そう考えてしまうと、もう駄目だった。 魎皇鬼の瞳から、一気に涙が溢れてくる。 「くぅ……に、似合わないな、こんなの……。男は泣いちゃダメだって、姉さんから教わってたのに……」 「リョーちゃん……」 「ヤだよ……ボク、砂沙美ちゃんと離れたくないよ……!」 涙と共に、抑えていた感情が溢れる。 「……リョーちゃん、このバトンを見て!」 「えっ……?」 そんな魎皇鬼の眼前に、砂沙美は魔法のバトン―――プリティサミーのバトンを突き出してみせる。 「ジュライヘルムに帰っても、これだけは忘れないで! どんなに離れてたって、リョーちゃんは砂沙美の……。魔法少女プリティサミーの、最高のパートナーだってこと!」 そう言って、砂沙美は力強く笑った。 「う……うん……。ボクたちは……ずっとずっと、死ぬまでパートナーだっ!」 砂沙美に負けじと、涙を拭って魎皇鬼は笑った。 その次の瞬間、彼の身体は光に包まれ、天の向こうへと消えていった。 魎皇鬼が去った後……砂沙美の頬には、そっと二筋の水滴が流れた。 「砂沙美ちゃん……」 「……え、えへへ……砂沙美が泣きじゃくって、リョーちゃんが帰り辛くなったら困るもんね……」 空を見上げながら、あくまで笑顔を作ろうとする砂沙美。 しかし、その眉はプルプル震えている。 「でも、リョーちゃんはちゃんと帰ったから……。ちょっとぐらいなら……泣いてもいいよね」 「うん……砂沙美ちゃん、とっても立派だったよ」 美紗緒は微笑みながら、砂沙美に向かって両腕を開く。 「ありがとう……美紗緒ちゃん……」 誘われるまま、砂沙美は美紗緒に抱きつき、泣き濡れた瞳を美紗緒の肩に埋める。 泣き声は、上げなかった。 「……よっし、いつまでも泣いていられないぞ!」 袖でゴシゴシと涙を拭った砂沙美は腕をまくる。 「これで魔法少女の使命は終わったけれど、今の砂沙美には合唱部の発表会を成功させるという使命があるんだもんね!」 「うん、また明日から頑張ろうね!」 決意を新たにし、家路に着こうとする二人。 その時……。 『どろぼーーーーッ…………!』 二人の居るテラスに、女性の悲鳴が聞こえてきた。 ここは丘の上なので、風に流された音がここまで運ばれてくることがままあるのだ。 「泥棒!? 大変、懲らしめなきゃ!」 「待って砂沙美ちゃん、もう魔法少女でもないのに無茶は……」 そこまで言って、二人は傍と気付く。 「……あれ、そう言えばこのバトン……」 魎皇鬼が回収し忘れたのか、砂沙美の手には魔法のバトンが収まったままだった。 思わず顔を見合わせる砂沙美と美紗緒。 「……えへへっ」 「……うふふっ」 二人は同時に笑った。 故意か過失か知らないが、あるものを利用しない手はない。 「プリティミューテーション・マジカルリコール!!」 光に包まれ、砂沙美はプリティサミーに変身した。 お馴染みの決めポーズ、そしてもう何度言ったか分からない決め台詞! 「正義も恋も友情も、サミーにおまかせっ!!」 正義の魔法少女・プリティサミーの活躍は、まだまだ終わらないようだ。 魔法少女プリティサミーCB コツコツ社会貢献!編 ~ 完 ~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― エピローグ ジュライヘルムに帰ってきた魎皇鬼は人間の姿に戻り、女王の前で跪いた。 「女王様、使命を果たしてただいま戻りました」 「本当に地球の善悪バランスを戻すことに成功するなんてねー。やるじゃない、魎皇鬼。正直言ってアンタには絶対無理だと思ってたわ」 ジュライヘルムの女王である赤髪の女性は、褒めてるんだか貶してるんだか分からない言葉で魎皇鬼を労った。 それからしばらくは女王の自慢話みたいなものが長々と続いたが、どうでもよかった魎皇鬼の耳には入っていなかった。 「……なぁ、魎皇鬼」 女王の間から出来てた魎皇鬼を、脇から呼び止めたのは留魅耶だった。 「あぁ、留魅耶。無事だったんだ」 「いや、全然……」 留魅耶は痛みに顔を歪めながら自分の頭をさすってみせる。 母である女王にこってり絞られた結果のタンコブは、まだ完全には直っていない。 「ともかく、お役目ご苦労さん」 「いやいや、はっはっは、ボクみたいな天才魔法少年にかかれば大したことないよ!」 女王の前では我慢していた分、魎皇鬼は思う存分ふんぞり返った。 「で、何か用? ボクの活躍を称えたかっただけ?」 「いや、それは……その……」 留魅耶は何とも言いにくそうだったが……それでも、そっと訊ねてくる。 「あのさ……。美紗緒、あの後どうしてた?」 「……………………」 どう答えるべきか少し迷った後……魎皇鬼は、自分が見たままの事実を述べた。 「いっぱい、笑ってたよ。砂沙美ちゃんと一緒に」 「……そっか…………良かった」 留魅耶は、そっと笑った。 本人すら気付いていなかったことだが……。 事故で地球に飛ばされて以来……彼が笑顔を見せたのは、これが初めてのことだった。
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音楽 朝乃孤月 歌 初音ミク 翻译:freeter(欢迎取用翻译) 今日じゃなくてよかったよ 不是今天真是太好了 明日の天気は晴れのち雨 気分は憂鬱で顔暗め 明天的天气是晴天转雨 因忧郁的心情脸色有些暗沉 みんな俯いたまま歩くんだ 大家都低着头向前走着 私だけ特別前向いて 「世界一幸せそう」だって 只有我特别积极向前 宛如「世界第一幸福般」 今日だけ頑張ればいいからね 因为只要今天加把劲就好了呢 笑顔見せて 心配かけず生きて 向周围展露笑容 不让人担心地生活着 私 いい子だからって 因为 我是个好孩子呀 お皿割っちゃうのも 粗大ゴミ出しに行く日も 盘子被打碎也好 带着大件垃圾出门的那天也好 あなたがいなくなった日も 你消失不见的那天也好 今日じゃなくてよかったよ 不是今天真是太好了 友達と遊びに行く日も 漫画の発売日も 与朋友约好出门的那天也好 漫画发售的那天也好 全部 全部 全部 全部 全部 全部 今日じゃなくてよかったよ 不是今天真是太好了 昨日は服の袖引っ張るし 一昨日は泣いていた 昨日紧紧扯着衣袖 前日默默地哭了 どうしても笑顔が作れなくて 无论如何也无法挤出笑容 明日の空は綺麗な快晴で 教室に置いてきた 明日的天空是美丽的无云之晴 所以我回到了教室 新品の紙飛行機 外に飛ばすんだ 让崭新的纸飞机 滑翔于窗外 ノート端に願い折りたたんで 在笔记本的一端折着千纸鹤 私 夢が叶うよって 我轻语着 愿望要实现哦 電車が止まる日も 学校の開かない日も 电车停运的那天也好 学校休课的那天也好 親がずっと家に居る日も 父母一直留在家中的那天也好 今日じゃなくてよかったよ 不是今天真是太好了 こんな涙を流す日も バイバイが言えない日も 这样流着泪的那天也好 无法说出拜拜的那天也好 全部 全部 全部 全部 全部 全部 今日じゃなくてよかったよ 不是今天真是太好了 P主简介语 『来世でも友達でいられますように。』 『愿来世也能和你做朋友。』