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24 名前:アライちゃん危機一髪 (ワッチョイ 1392-kKtn)[sage] 投稿日:2017/10/27(金) 21 11 55.51 ID 4WEAnuV50 [4/11] アライさんが繁殖し国内に溢れかえった世界。 その世界ではアライさんは人の生命、財産を脅かす害獣として人々から忌み嫌われていた。 同時にアライさんが繁殖して町のあちこちで見つけることが容易になり、 人々の意識からアライさん達の命の価値を薄めることに繋がった。 そんな世界のとあるカラオケ店に学校帰りの高校生2人組の姿があった。 男子高校生1「さーて、まずは何歌おっかなー。」 男子高校生2「その前にアライちゃん危機一髪やらね?ほら、アラ虐割でカラオケ代も安くなるしって書いてるし。」 男子高校生1「おっけー。負けたほうがカラオケ代おごりな。」 男子高校生2「よしきた!」 prrr ガチャッ 店員「こちらフロントです。どのようなご用件でしょうか。」 男子高校生1「すみません、アライちゃん危機一髪お願いします。」 店員「はい、アライちゃん危機一髪ですね。ご注文は以上でよろしいでしょうか?」 男子高校生1「はい、よろしくお願いします。」ガチャッ アライちゃん危機一髪とは、アライちゃんを樽に詰め顔だけ出るようにしたものに2人以上のプレイヤーが 順番に剣を刺していき、アライちゃんを絶命させたものが勝者となる遊びである。 アライさんの命の価値が希薄になったこの世界ではアライさんを命を弄ぶことを非難する者はなく、 むしろアラ虐の娯楽化による狩猟者数増加を期待する国からも推奨されており、 アライさんへの虐待を行う施設やサービスには助成金が支給されていた。 25 名前:アライちゃん危機一髪 (ワッチョイ 1392-kKtn)[sage] 投稿日:2017/10/27(金) 21 12 29.55 ID 4WEAnuV50 [5/11] 男子高校生2「どっちが先攻でやる?」 男子高校生1「俺がやるよ、先攻のほうが断然有利だし。」 男子高校生2「うえっ、マジかよ。"あれ"を平気でできるとかやっぱお前すげーわ。」 アライちゃん危機一髪は先攻が有利なため、じゃんけんやコイントスなどの簡単なゲームで決めたり 罰ゲームのようなものを設けたりなど、ローカルルールが存在していることが多い。 この高校生達の地元では「順番が早いほどアライちゃんをたくさん可愛がる。」というルールが敷かれていた。 2人ならば1番目が1回、4人ならば1番目が3回、2番めが2回アライちゃんを可愛がるといった具合である。 店員「お待たせしました、アライちゃん危機一髪です。」 店員はアライちゃんを詰めた樽と、ナイフを5本ずつテーブルの上に並べ退出した。 樽に詰められたアライちゃんは怯えた様子を見せている。 https //i.imgur.com/mD1hzNZ.jpg https //i.imgur.com/ATSDzPj.jpg 26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1392-kKtn)[sage] 投稿日:2017/10/27(金) 21 13 03.03 ID 4WEAnuV50 [6/11] アライちゃん「ひとしゃん、たすけてほしいのだ!あらいしゃんのかぞくはみんなわるいひとにつかまったのだ! あらいしゃんはさっきのわるいひとにむりやりこれにつめられてうごけないのだ! これをこわしてたすけてほしいのだ、ひとしゃん!おかあしゃんにあいたいのだーー!」ビエエエン! 男子高校生1「泣くなって。ほら、これでも食べろよ。」 高校生1はアライちゃんの目の前にフライドポテトを差し出した。アライちゃんは興味深そうにポテトを見つめている。 https //i.imgur.com/IdZjY6w.jpg アライちゃん「あらいしゃんにたべものくれるのだ? でも、あらいしゃんうごけないからごはんたべられないのだ…はやくだしてほしいのだ!」グスグス 男子高校生1「俺が食わせてやるよ、ほれ。」ヒョイ アライちゃん「!」パクッ https //i.imgur.com/elmy9HD.jpg アライちゃん「ほいひいのら!ひとひゃんいいひほなのら!」ハムハム ハムハム https //i.imgur.com/pFmtpUj.jpg アライちゃん「もぐもぐ…ごっくん!ぷは~っ、おいしいかったのだ!ひとしゃん、 さっきののもういっこほしいのだ!あ~ん」アングリ https //i.imgur.com/H6EOtGV.jpg 30 名前:アライちゃん危機一髪 (ワッチョイ 1392-kKtn)[sage] 投稿日:2017/10/27(金) 21 17 01.78 ID 4WEAnuV50 [8/11] 男子高校生1「はい、罰ゲームしゅーりょー。死ね!ハエガイジ!!」ドスッ! アライちゃん「ぴぎゃあ゙あ゙あ゙ぁぁーーーーっ!!い゙だい゙の゙だあ゙あ゙ぁぁーーーーっ!!!」 https //i.imgur.com/5imKrpG.jpg 高校生1はそれまでの鬱憤を晴らすかのように樽に思いっきりナイフを突き刺した。 ナイフはアライちゃんの尻尾を貫き、突然の痛みに驚いたアライちゃんは絶叫を上げている。 https //i.imgur.com/FZaTrIY.jpg アライちゃん「い、いたいのだあーー!あらいしゃんのしっぽにいきなりいたみが…!」ビエエエン! https //i.imgur.com/Wy7pyoS.jpg 男子高校生2「ようやく終わったか…。あの罰ゲーム見てるだけでも吐くかと思ったわ。」 男子高校生1「尻尾か…樽の真ん中を突き刺したつもりだったのに、胴体は結構上の方にあるんだな。」 アライちゃん「ひとしゃん!はやくここからだいてほしいのだ!このなかになにかいたいものがあるのだ!」ビエエエン! アライちゃんはまだ事態をはっきり飲み込めていないようだ。 無理はない。目の前のさっきまでご飯をくれて優しくしてくれた人が自分にナイフを刺したなど、 到底考えられない出来事だろう。 31 名前:アライちゃん危機一髪 (ワッチョイ 1392-kKtn)[sage] 投稿日:2017/10/27(金) 21 17 50.79 ID 4WEAnuV50 [9/11] 男子高校生2「次は俺の番だな、おかげで心臓の位置がおおよそ見当がついたよ。」ドスッ アライちゃん「びい゙い゙いいぃぃーーーーっ!!!!」 https //i.imgur.com/L2WRUuW.jpg 高校生2の刺したナイフはアライちゃんの右の脇腹を突き刺した。尻尾以上の激痛がアライちゃんを襲う。 https //i.imgur.com/AMbNv7G.jpg アライちゃん「い゙だい゙い゙だい゙い゙いぃぃーーーっ!!!おなかのよこにまたなにかがあーーっ!!」ビエエエン! 男子高校生2「あーっ、惜しい!少し角度ミスったかな。」 https //i.imgur.com/gVPKYMp.jpg 男子高校生1「さて、次は俺の番だな。」 高校生1はナイフを掴み、アライちゃんを刺そうとする。ここでようやくアライちゃんは状況を理解した。 アライちゃん「まさかひとしゃんのしわざなのだ!?どうしてあらいしゃんをいじめるのだ!?」グスングスン 男子高校生1「おまえらが人に危害を加えるからだよボケ。」 アライちゃん「そんなことしないのだああぁぁーーー!!おねがいだからもうやめてええぇぇーーー!!」ビエエエン! https //i.imgur.com/KEOJlPc.jpg 34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1392-kKtn)[sage] 投稿日:2017/10/27(金) 21 18 54.91 ID 4WEAnuV50 [10/11] 男子高校生1「ここだ!」ドスッ! アライちゃん「お…おか…あ、しゃ…」パクパク https //i.imgur.com/181NeFb.jpg 高校生1がナイフでアライちゃんの入った樽を突き刺すと、アライちゃんの叫び声が静かになった。 どうやら心臓を刺すことに成功したようだ。 https //i.imgur.com/9yO11qm.jpg 男子高校生1「うっしゃ!俺の勝ちだな!」 男子高校生2「くっそ負けた~。まあでもおめでとう。曲何にする?」 男子高校生1「ようこそジャパリパークへにしようかな。」 男子高校生2「おっけー。」テンソウ ppp https //i.imgur.com/RCacqo0.jpg ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 男子高校生2「そろそろ帰るか。」 男子高校生1「そうだな。アライちゃんフロントに持っていくの忘れんなよ。」 男子高校生2「わかってるって、死体がないとアラ虐割効かないからな。」 こうして高校生たちはアラ虐とカラオケを楽しみ、各々帰路についた。 彼らは将来、立派なアライさん猟師になってくれることだろう。 35 名前:アライちゃん危機一髪 (ワッチョイ 1392-kKtn)[sage] 投稿日:2017/10/27(金) 21 19 35.46 ID 4WEAnuV50 [11/11] おしまい コバエさんの画像へ戻る
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『いのちはたいせつ 後篇』 33KB 虐待 日常模様 引越し 家出 番い 飼いゆ 野良ゆ 姉妹 赤ゆ 子ゆ ゲス ペットショップ 現代 愛護人間 虐待人間 独自設定 うんしー 最後です 後編です。 先に前編と中編をお読みになってください 19 ぱちゅりーは人間を引きとめようと必死に追いかけたが、ゆっくりの足では到底追いつけるはずもなく あっさりとおちびちゃん達の待つお家は見つかってしまう 「しましまシートの綺麗なお家・・・ ああ、あれか」 「よくできてるなー! 他のボロ屑とは大違いで逆に浮いてるって言うw」 「おちびちゃあああああああん! にげてえええええええええええ!」 必死に叫んだものの、既にお家は完全に包囲されており逃げられる筈もない 人間がお家をひっくり返すと、なかからおちびちゃん達がぽろぽろとこぼれ落ちた 「「「「おしょらをとんじぇるみちゃいいいいいい!?」」」」 「おお!大量w で、こいつらどーすんのw」 「こいつを使う。 きっといい声で鳴いてくれるぜ」 リーダー格の人間はポケットから鍵を取り出した 形状からして何かの乗り物のカギのようだ 「ゆうううう! しぇんしぇーたしゅけちぇー! きょわいよー!」 「じゃ、ちびのだいじなだいじなところにフェードイーーーーーーーーーーーーン!」 「ゆぴ? ・・・・ゆぴいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 「オラオラオラオラオラオラ!」 「ゆ・・・ゆげぇ・・・ もっじょ・・・ゆっぐじ・・・」 「あれ、もう死んじまった・・・つまんねぇ・・・」 赤まりさはあっけなく絶命した 脆く崩れやすい赤ゆっくりの身体は簡単に壊れてしまうのだ 「むぎゃあああああああ! おじびじゃああああああああん!」 「おいおい、こいつらお前の子供じゃないっしょ? なんでそんなに必死なのw」 「ぞのごだじばばじぇのがわいいおじえごなのおおおおおおおおお! おでがいでずがらごろざないでぐだざいいいいいいいいいいい!」 「へー・・・ 可愛いって割には抵抗しないんだな さっきの金髪どもは子供を取り返そうとして必死になってたのに」 「・・・・・・むぎゃ?」 「みろよ、あのありすとかいう饅頭は噛みついてまでして子供をとりかえそうとしたんだぞ」 そう言ってリーダー格は袖をまくった 腕にはうっすらとではあるが長ありすの番だったありすのものと思われる歯型が残っていた 「それに引き換え、やめろとは言うもののただ見てるだけのお前 やっぱり血の繋がってない他人ってことなんだな。 あ、血じゃなくて餡子か」 「そ、そんなこと・・・」 「おい! お前らのせんせーはお前らのこと別に助けたいとか思ってないってよ!」 「うぞぢゃああああああああああああああああ!」 「しぇんしぇーはれいみゅにょこちょみすてたりしにゃいいいいいいいいいい!」 「いいかげんにゃこちょいうちょまりしゃおこりゅよ! ぷきゅー!」 「ほらほら、皆お前のこと信じてるみたいだぞ? 助けてやれよ」 「む、むきゅう・・・ でも、ぱちぇがていこうしてもにんげんさんにはかなわないわ・・・」 「諦めんなよぉ! どうして諦めるんだそこで!」 「で、でもぉ・・・」 「かけがえのない命なんだろ? 大切な一つしかない命なんだろ? その命がゲス人間の手によって無慈悲に奪われようとしているのになにもしないのか?」 「ぱ、ぱちぇには・・・」 なまじ頭がいいため人間との力の差を理解して抵抗しようとしてもできないぱちゅりー リーダー格はつまらなそうにそんなぱちゅりーを見てため息をついた 「・・・はぁ。 もうなんかどうでもよくなってきた お前ら、大先生は抵抗しても無駄だからお前らのこと見捨てるってよ」 「まりしゃしぇんしぇのこちょしんじちぇちゃにょにいいいいいいいいいい!!」 「しぇんしぇええええええ?! れいみゅがきらいにゃにょおおおおおお!?」 「どぼじでだじゅげじぇぐれにゃいにょおおおおおおお!?」 「じがううううううううううううう! ばじぇはみんなだいずぎなのにいいいいいいいい!」 「だったらちっとは行動で示せばよかっただろ。 もうおせーよ」 そう言って手に持っていたおちびちゃん達を一匹ずつ地面へ落とす人間 高い位置から落とされたため地面にあんよが食い込む さながら、熟れた果物を床に落としたような光景だ 「ゆぁ・・・まりしゃの・・・ まりしゃのあんよしゃんがうごかにゃいいいいいいい!」 「ゆぴいいいいいいいい! いちゃいよおおおおお! うごけにゃいよおおおおお!」 「しぇんしぇええええええ! れいみゅをたしゅけちぇええええええええ!」 「ほらほら、金バッチなら助けるだろ? それともお前ゲスなの? だから助けないの?」 「ぱちぇはげすじゃないいいいいいいいいいいい!!」 「じゃあ助けろよw もうおせーけどなw」 「だなだな!」 「どぼじでだじゅげじぇぐれにゃ・・・ゆぎいいいいいいいいいいい! じぇんじぇえええええええええ! ぐるじいいいいいいいいいい! じぇんじぇ!ぱちゅりじぇんじぇ! ぐるじ!じぬ!じ『ぐちゃ!』・・・」 「みちぇないじぇはやくたしゅけちぇえええええええええええええええ! えええええごっごごおごおげえええええ! ごべべべおげべっべべ! でいびゅもう・・・・じゃ・・・め・・・ もっじょ・・・ゆ『べちょ!』・・・」 「しぇんしぇいのうしょちゅきいいいいいいいいいいいいいい!!! まもっちぇくれりゅっていっちゃよにぇ!? れいみゅを・・・ぴゅび!! ゆぴゅぅ! だじゅげ・・・じぇんじぇええええええ『げちょ!』・・・」 人間はぱちゅりーに断末魔を聴かせるたに一匹ずつゆっくりと体重をかけて潰した 助けを求められても動こうとしないぱちゅりーを睨みつけて絶命してゆくおちびちゃん達 「おじびじゃあああああああああああああああああああ!」 「もーいこうぜ。 なんか興ざめだわ」 「賢いっつっても無力なのには変わりはないんだなw だっせw」 「だなだな!」 「むぎゅううううううううううううう! ぱちぇがまもっであげるっでやぐぞぐじだのにいいいいいいいいいい! ごべんべええええええええええ! だめなぜんぜいでごべんべえええええええええええ!」 人間達は他の段ボールハウスを蹴ったりしていたが、しばらくすると何処かへ行ってしまった 残されたぱちゅりーは餡子の塊になったそれに泣きながら謝り続ける 「あれ~。 もしかして君バッチつきかなー?」 「ゆんやあああああああああああ! ゆんやああああああああああああ!」 悲しみに暮れたぱちゅりーは作業着の人間が話しかけてきたことにも気付かなかった 20 「ここだろ? ここでいいんだろ?」 「ずびばぜんんん! わざわざおぐっでいだだいでええええええ!」 「いや、かまわねーよ。 それよりさっきは言いすぎた、すまん」 「いいんでずうううううううう! ありがどうございばじだあああああ!」 おねーさんは金髪の説教を受けた後ゆっくりショップで閉店まで泣き続け、心配した店長の山田が車で自宅まで送ってくれた 車の中でも泣き続けたおねーさんは涙と鼻水と涎で服がぐしょぐしょに濡れてしまっている 「じゃあな、そんなに落ち込んでないで頑張れよ」 「はいいいいいいい! ずびばぜんでじだああああああ!」 「あのー・・・ もしかしてこの部屋の方ですか?」 「あん? おまえこんなところで何やってんだ?」 不意に作業着の男が話しかけてきた 山田はその男の顔を見て顔をしかめる 自分の店で働いている金髪の店員と顔が瓜二つなのだ 「えっと・・・ すみませんが何処かでお会いしたことありましたっけ?」 「いや、あんたとよく似てるやつと勘違いしたみたいだ・・・ 気にしないでくれ」 「はぁ。 それで、この部屋の住人の方は?」 「こっちの・・・ うわ!大丈夫か?」 「おええええええええ! だいじょうぶでずうううううう!」 おねーさんは屈みこんで胃の中の内容物を吐きだしていた ストレスに耐えきれず嘔吐してしまったようだ 「だ、大丈夫ですか!? もしかして飼っていたゆっくりが見つからなくて泣いているんですか? なら安心してください! 先ほど僕が保護しておきました!」 「うげえええええ! ・・・ほごおおおおおおおおお?」 「はい、こちらの金バッチのぱちゅりーで間違いないですか?」 作業着の男は透明なケースにをおねーさんに差し出した その中に入っているのは確かに数日前に家出したはずのぱちゅりーだった 防音性なのか声は聞こえないが、涙を流しながら何かを言おうとしている 「公園で保護したんですけど、そうとう弱ってるみたいで・・・ バッチに住所データが記録されていたので直接自宅まで伺わせていただいたんですよ」 「おでえざあああああああああああああああああん!」 ケースの蓋をあけるとぱちゅりーはおねーさんに飛びついた 何か恐いことでもあったのか小刻みに震えている おねーさんはそんなぱちゅりーをぎゅっと抱きしめた 「おでえざあああああああああん! ごべんなざいいいいいいいいいいい! ばじぇがまじがっでだわああああああああああああああああああああ!」 「わだじのぼうごぞごめんなざいいいいいいいいいいいいいいいいいい! ばぢゅりーのいうごどぼぎいでいでばごんなごどにわああああああああ!」 「ばじぇがんばっだげどおじびじゃんだじみんなごろざれじゃっだのおおおおおお!」 「わだじのぞだでだおじびじゃんぼげずになっじゃっだよおおおおおおおおおおお!」 「「ゆんやああああああああああああああああああああ!」」 「感動の再会ってやつですね! うう・・・なんだかこっちまで泣けてきた」 「・・・そうか? あまりぞっとしないけどな」 抱き合いながら涙を流す二人を見て 作業着の男はハンカチで涙を拭いて 山田はどうでもいいとでも言うかのように欠伸をした 21 「おねーさん? ほんきなの?」 「・・・本気だよ。 きちんと義務を果たして責任はとるよ」 「せきにんってなに!? ねぇ!? せきにんってなんなの!?」 「やべでええええええええ!!! ぜぎにんどらなくていいからゆっぐじざぜでええええええ!」 「やめるのじぇ! ゆっぐぢでぎないのじぇええええええ!」 「「「「ゆんやあああああああああああああああああ!」」」」 台所で包丁を手に真剣なまなざしで目の前の物を見据えるおねーさん 視線の先には親ゆっくりのまりさとれいむ そして透明なケースに入れられた癇癪まりさを含めた五匹のおちびちゃん達 ぱちゅりーは足元で心配そうに様子を窺っている 「お、おねーさん? せめてらむねさんでねむらせてから・・・」 「だめよ! そんなことしたら命を奪う実感が無くなっちゃう! 正面から向き合って命の大切さを思い知るためにもこのままいく! 大丈夫・・・この子たちの命は無駄にしない。 ちゃんと責任を持って全部食べるよ」 「おねーさん・・・ ぱちぇもきょうりょくするわ!」 完全にゲス化してしまった一家の処分を自らの手で行う決意をしたおねーさん かけがえのない命を無駄にしないために、その身を食らって処分しようというのだ ぱちゅりーはそんなおねーさんに感銘を受けて協力を申し出ている れいむが邪魔をしないように一旦ケースの中に入れて 親まりさを真っ二つに切断しようと左手で身体を抑えつけて包丁を突き立てる しかし、ぐねぐねと暴れるのでなかなか刃を立てることができない 「危ないから動かないで! 動くと余計痛いよ!」 「むじゃいうなああああああああ! までぃざばまだじにだぐないいいいいいいい!」 「お、おねーさん! うごけないようにあんよをやいたらどうかしら・・・」 「あんよを焼いちゃうの?! ちょっとそれは・・・」 「でもこのままじゃおねーさんがけがをしてしまうわ・・・ むきゅん! たぶんだいじょうぶよ! どうせすぐしんじゃうし!」 「そっかー・・・ ごめんね、ちょっとだけ我慢してね!」 「ふざけるなあああああああああああああああああああああ!」 フライパンを強火で一気に過熱する 数分間加熱されたフライパンは油を敷いていないのに白い煙が立ち上り焦げくさい臭いがする あんよがこびりつかないようにサラダ油をたっぷりと注ぐ 「やべろおおおおおおお! はなぜええええええええええ!」 「ごめんね・・・ 悪いのは全部私だから・・・ ごめんね!」 持ち上げるとおしりを左右にに振って暴れるまりさ 両手で掴んで無理やりフライパンの上へと押し付ける 「ゆっ・・・・・ゆぎぃっ! ゆびょお! ゆんやああああああああああああああああああ! いぢゃいよおおおおおお! いぢゃいいいいいいいいい! ぐるじいいいいいいいいいいいい! あぢゅいいいいいいいいいい! までぃざのあんよざんがあぢゅいよおおおおおおおおおおお!」 普段の憎たらしい顔からは想像できないような苦痛にゆがんだ表情で泣きわめくまりさ 油に浸かったまりさのあんよから水分が奪われてゆき、小さい粒が弾けるような小気味よい音を立てる 身体をのーびのびさせて抵抗するものの、しっかりと抑えつけられているため逃れることはできない 「だぢゅげぢぇえええええええ! おでえええええええざあああああああああん! までぃじゃいいごにじゅりゅがらゆるじでぐだぢゃいいいいいいいいいいい! ぼんどうじあぢゅぐでぐるじいんでずうううううう! だずげでぐだぢゃいいいいいいい!」 「ごめんね! ごめんねったら!あばれないでよ! ねぇぱちゅりー!? 全然動くんだけど!?どうなってるの?」 「わわわわわからないわ! たぶんやいてるのがあんよだけだからよ!」 「えええ!? じゃあ他の部分も焼けばいいの!? もっと焼けば動かなくなるの!?」 「ゆぎいいいいい! あぢゅいいいよおおおおお『プッシャアアアア!』おおおおおおお!!!」 「いやああああ! 危ないいいいいいいいいいい!」 まりさが失禁してしまったために油が盛大に跳ねる おねーさんは軽くパニックになってしまい、まりさの後頭部を抑えるとそのまま顔面をフライパンに押し付けた 「ぎょぼおおおおおおおおおおおおおお! おぼおぼおぼげえええええええええええ! ゆびゅうううううう! ゆびぎゃああ! あぢゅい! あぢゅ! ゆべげえええええええええええ!」 「いやあああああああ! どうなってるのよおおおおおおおお! ぱちゅりー助けて!」 「むぎゃあああああああ! ぱちぇにいわれてもむりよおおおおおおおお!」 既に油のほとんどが蒸発しており、辺りには焦げくさい臭いが充満する 落ち着きを取り戻したおねーさんはフライパンからまりさを引き離そうとするがなかなか離れない やっとの思いで引き離すとべりべりと顔面の皮がはがれおち油をたっぷりとすった中身が露わになる 両目は熱で膨張したのか破裂していて、唇も剥がれて歯茎が露出している 「ごめんなさい・・・ こんなに苦しませる筈じゃなかったのに・・・」 「ゆげ・・・げ・・・ゆげげ・・・」 「までぃざあああああああああ! ゆっくりよぐなっでね!? ぺーろぺろ!」 もはや原形をとどめていないそれに、れいむは傷口をふさごうとぺーろぺろをしようとする しかし、透明なケースに阻まれて見えない壁を必死にぺーろぺろするというおかしな行動になってしまう 「ゆぎぃ! ゆぎぎぎぃ! ゆげげげえ!」 「ごめんね・・・ 今楽にしてあげるからね!」 おねーさんはまりさを持ち上げるとその身体にかぶりついた 「もごもご・・・おげぇ! むぐううううう! もごもごおおおおおお!」 「お、おねーさんだいじょうぶ・・・?」 「ゆぎっぴろげぴゃあああああああああああああああ!!!」 「やべろおおおおおおおおおお! でいぶのまでぃざぼむーじゃむじゃずるなああああああああ!」 油をたっぷりと含んでいるため食べ心地は最悪 おまけにさんざん苦しませたので甘みが増しており、胃を鷲掴みにされたような衝撃が襲う まりさの上げる奇声は次第に静かになってゆき、しばらくするとうめき声にか聞こえなくなる 「うげええええ・・・ だめだ・・・気持ち悪い・・・」 「むりはきんっもつ!よ! のこりはあした食べましょう!」 「だめだよ・・・ そんなことしたら余計長く苦しんじゃうから、今ここで全部食べるよ・・・もぐもぐ!」 「だべるなああああああああ! でいぶのまでぃざぼだべるなああああああああ!」 あんよから食らいついて半分ほど食べきったところでまりさの中枢餡まで到達する 中枢餡は一定の間隔で鼓動しており、その様子は心臓のそれを思わせた 「ううう・・・これ食べなくっちゃいけないんだよね・・・」 おねーさんは肉で言うホルモン系の部分が大の苦手で、内臓の類は一切手をつけないタイプだった そんな彼女からしたら、餡子とはいえゆっくりの生き胆を生で食らうのにはハードルが高すぎる 「でも・・・責任はとるよ! いただきます!」 「ごべあがあああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 意を決して中枢餡にかぶりつく 口の中に外側の餡子とは違うねっとりと絡みつくような甘さが口に広がる まりさは尋常ではない断末魔をあげてようやく絶命することができた 「もごごご! もげおげえええ! もごもご・・・ごっくん!」 「おねーさん! よくやったわ!」 十分ほどかけてまりさを完食したおねーさん 後には皮と髪の毛とお飾りのお帽子だけが残された 22 「までぃああああああああああ! どぼじでごんなごどずるのおおおおおおおおお!?」 「おどうじゃああああああああん! おどうじゃんがしんじゃっだのじぇえええええええ!」 「「「「ゆんやああああああああああああ!」」」」 家族の大黒柱を失って悲しみにくれる一家 その中から一匹の赤まりさを取り出してまな板の上に乗せる 「ゆぴいいいいいいい! はなしちぇえええええええ!」 「だいじょうぶだよ・・・ すぐに楽にしてあげるからね・・・」 おねーさんはすりこぎを取り出すと、赤まりさに向かって振りおろした 狙いがわずかにそれてしまい身体の半分だけを潰してだけで絶命させることができなかった 「ゆぎょぎょぎょごおおおおおおお! いぢゃいぢょおおおおおおおおお!? おべべがびびゃびいいいいいいいい! おがあぢゃああああああああああ!」 「あ、え、どうしよう! どうすればいいのぱちゅりー!?」 「はやくのこりもつぶしてらくにしてあげなさい! そうしないといつまでもくるしんでしまうわ!」 「わ、わかった! ごめんね! ごめんね! ごめんねええええええええええ!」 何度も何度もすりこぎを叩きつけ、まな板の上にはぐずぐずになった餡子とお飾りの残骸が残された 「でいぶの! でいびのがわいいおじびじゃ! おじびじゃばばばばばばばば! ゆひひっ!」 「ゆわわわわ・・・ おきゃあしゃんがおかしきゅなっちぇるのじぇ・・・」 「「「ゆんやあああああああああああああ!」」」 ケースの中では目の前でおちびちゃんを殺されたれいむが軽く発狂しかけており 残りのおちびちゃんは恐怖におびえてひたすら泣き続けている 唯一、癇癪まりさだけが正気を保っていた 「どうしよおおおお! これじゃあ余計にくるしませちゃうよおおおおお!」 「むきゅん! しかたないわ! いっそのことふらいぱんでやいてしまいましょう!」 「で、でもぉ・・・・それじゃあさっきみたいに・・・」 「たっぷりとあぶらをしけばもんだいないわ! きっとくるしまないでそくしするはずよ!」 言われたとおり、油をたっぷりと流し込んで強火で加熱する ぎらぎらと煮えたぎった油はさながら地獄の釜と言ったところだろうか その中へ一匹ずつ菜箸で挟んで投入していく 「やめちぇえええええええええ! ゆっぐぢでぎにゃい! ゆっぐじゆっぐじいいいいい!」 ボチャン! 「ゆびぃ!? ・・・ぴぎゃあああああああああああああ! ぎゃあああああああああ! あぢゅいいいいいいいい! あんびょぎゃかりゃぢゃがおべべがいぢゃいいいいいい!」 「やめちぇえええええ! れいみゅまだじぇんじぇんゆっぐぢじでにゃい! ゆっぐぢじじゃいいいいい!」 ボチョン! 「ゆぎょおおおおおおおおお! おぎゃあじゃ! おどうじゃ! だじゅげじぇええええ! いぢゃ! あぢゅ! あぢゅいいいい! おぎゃあじゃ! いぢゃあああああああ!」 「おねーしゃん・・・ おにぇがいぢゃよ・・・ れいみゅいいこにすりゅかりゃ・・・ こりょさにゃでにぇ・・・?」 ボベチョ! 「ああああああああああああああああああ! ああああああああああああああああああああ! あじゅううううう! ひぢゃいひぢゃいい! ごばごばばあああああああああ!」 「でいぶのがわいいおじびじゃんがああああああああああああああああああああ! おでええええざあああああああん! でいぶがわるがっだがら! あやばりまずがら! おじびじゃんぼだずげであげでぐばばびいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 加熱しすぎてしまった為赤ゆ達は余計に苦しむ羽目になってしまう 油の中で苦しそうにうねうねと蠢くおちびちゃん達 灼熱地獄から逃れようとして身体を動かすものの壁際までたどり着くことはできない ぱちゅりーは油に入れれば直ぐに即死すると言っていたが、そんなことは無かった まりさ同様死ぬまでに時間がかかり長く苦しむことだろう 「ぱちゅりいいいいいいいいいいいい!? 皆苦しんでるけど大丈夫なの?」 「そんなはずは・・・ むぎゃん!わからないわ!」 「でいぶのおじびじゃん! ゆんやああああああああああああ!」 口や目から油が侵入して呼吸することすらままならない 髪の毛やお飾りは熱で変形して原形をとどめておらず、外皮はこんがりときつね色に変わり始めている 高温で揚げてしまった為に中枢餡まで熱が通らず、いまだに死ぬことができない 「ひぎゃい! ひぎゃ! おぎゃじゃ! ひぎゃああああああ! ひっぎいい! ひぎゃい! あ、んぎょ!うぎょははひ! あんひぎょみげひゃぎいいい!」 「おへーはん! ひはひほおおお! ひはあっははあひひいいいいいいいい! おへはいははははふへええふははひいいいい! おへえはああああああん!」 「ゆぎょ! ゆゆがああああ! おぎゃあざあああああああああ! おぎゃざ! ゆがあああああ! ゆぎょお!ゆぎょ! おぎゃあざあああああああああ!」 舌に熱が通って呂律が回らないのかまともに喋れていない 菜箸で一匹ずつ取り上げて皿の上に置く こんがりとした揚げ饅頭が三つで仲良く並んだ ついでに先ほど潰したおちびちゃんの残骸をのせて一応料理らしくはなった 「むきゅぅ・・・ それはぱちぇがたべるわ・・・」 「いいの? おねがいするよ・・・私さっきのでお腹の調子がおかしくなってて・・・」 その提案を快諾するおねーさん すでに胃袋にはまりさがパンパンにつまっているのだ これほどありがたい申し出はないだろう 「むぎゅううううう・・・ おちびちゃんたちごめんね! はーみゅはみゅ!」 「ゆぎぃ・・・ いじゃい・・・ いじゃ『もぐちゅ!』・・・もっじょ・・・ゆっぐじ・・・」 あつあつのそれを口に含んで一気に噛み砕くぱちゅりー なかから程良く温まった体液が噴出し口の中に広がってゆく それは今で食べてきたどんなものよりも甘く、甘美なものだった 「はやぎゅ・・・でいびゅも・・・ごろじで・・・」 「まりじゃも・・・まりじゃもごろじじぇ・・・」 「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおおお!? しんじゃっだらゆっぐぢでぎないでしょおおおおおおおおおお! おじぢじゃんだじゆっぐぢだよ!? ゆっぐぢぢでいっでね!! ゆっぐぢゆっぐぢいいいいいいいいいいいいいい! どぼじででいぶのおじびじゃんがごんなべにいいいいいいいいいいいいいいいいいいい! ゆひひひひひひひひ!」 残りの赤ゆっくりも早く自分を食い殺すように懇願する れいむは我が子の死を受け入れられずに半狂乱になって叫び続ける 「ゆげええええええ・・・ なんでこんなにおいしいのにゆっくりできないのかしら・・・」 「「はやぎゅううう・・・ はやぎゅごろしちぇえええ・・・・」」 「わ、わかったわ! いまふたりともらくにしてあげるから!」 残りの二匹を同時に口に含んで同時に噛み砕く さっきの二倍の量の体液が溢れて口からタラタラと漏れる 何とか飲み込もうとするが、お飾りが仕えてなかなか飲み込むことができない 「もご!もごごごご!もごご! ごっくん・・・むぎゅ!エレエレエレエレ・・・」 「ちょ!ぱちゅりー大丈夫!?」 飲み込むと同時に内容物を吐き出してしまうぱちゅりー 白と黒が混ざりあったゲル状の液体を吐きだすと小刻みに痙攣し始めた 「大丈夫!?大丈夫ったら!? ねえ!?しっかりしてよぉ!」 半泣きになりながらぱちゅりーにオレンジジュースをぶっかけるおねーさん 意識は取り戻したもののぐったりとしているぱちゅりー 満身創痍の二人だが、まだれいむと癇癪まりさが残されているためリングアウトは許されない 23 「ごめんね! れいむちゃんはゆっくり逝かせてあげるからね・・・」 「おねーさん! 気をつけてね!」 「やべろおおおおおおおおおお! でいぶをごろずなああああああああああああ!」 れいむをシンクの中へと放り込み、高く掲げた包丁を振りおろして一気に絶命させようとするおねーさん 小細工をしても余計苦しませるだけだと悟ったので、多少は危険を覚悟しつつ絶命させやすい方法をとったのだ 「どぼじでごんなごどずるのおおおおおおおおおおお!? どぼじでまでぃざどがわいいおじびじゃんをごろじじゃっだのおおおおおお!!? おじびじゃんをづぐらぜだのはおねーざんでしょおおおおおおおおおおおおお!!」 「うぅ・・・ それは・・・」 「でいぶだぢだっていきでるんだよ! かけがえのないたったひとつのいのちなんだよ! ぞれなのに!どぼじでごんなひどいごどでぎるの!? おがじいよ!!まじがっでるよ!! おでーざんだって、がわいいがらおじびじゃんをづぐらぜだんでしょ!? かわいいおじびじゃんどゆっぐぢぢだがっだがら ごはんをむーじゃむじゃざせでぐれだんでじょ!? みんなみんなでいぶのだいぜづながぞぐだったんだよ! いのちだっだんだよ!!! ぞれをおなががずいだらむーじゃむじゃするなんでまちがっでるよおおおおおおおおお!!」 自らの死を悟ったれいむはおねーさんに向かって反論し始めた 命乞いをするよりも、理不尽に奪われてしまった家族の命の重さというものを訴えたかったのだろう れいむの反論はまだ続く 「でいぶだっでいっばいがまんじでぎだんだよ!? おぞどにでだがっだげどがまんじだよ!! くささんのうえでおじびじゃんどいっじょに おひるねしたりおうだをうだっだりじだがっだよ!! でぼ、おでーざんがゆるじでぐれながっだがら がんばっでがまんしたでしょおおおおおおお!? おじびじゃんどもっどあぞびだがっだのに べんぎょうずるっでいっであぞばぜでぐれながっだよねぇ!? でいぶにはやりだいごどがだぐっざん!あっだよ! もっどもっどゆっぐぢぢだがっだよ! でぼまでぃざもおじびじゃんぼおでーざんがむーじゃむじゃしじゃっだよ! もうなんじぼでぎないよおおおおおおお! ゆっぐぢでぎないよおおおおおおおおおお!」 そう、れいむは今まで沢山我慢してきたのだ お外にでてまりさと一緒に楽しく遊ぶおちびちゃん達を見ていたかった 草さんの上で一家そろってお昼寝したり、のーびのびしてみたかった かけっこをして元気いっぱいに遊ぶまりさのおちびちゃんが見たかった 楽しそうにお踊りを踊りながら歌うれいむのおちびちゃんの歌が聞きたかった それらは全て叶わずに、目の前に突き付けられたれたのは刃のように冷徹で残酷な現実だった 「おでーざんばでいぶのゆんぜいをだいっなし!にじだぜぎっにん!をどっでね! しゃざいどばいしょうをせいぎゅうずるよ!!! あまあまだぐざんどころじゃゆるざないがらね!? ぜぎにんどっでぎむをはだぜえええええええええええええええ!!!」 「・・・さいよ」 「ゆうううううううううう!? ぎごえないよ!? もっどはっぎりしゃべっでね!! あやまるんだったらどげざしでね!! おでこざんをゆがにこすり『うるさいよ!!!』ゆううううう!?」 「さっきから聞いてたらなんなの!! そんなこといってたら商売になんないでしょ!!」 「ゆぎいいいいいいいいい!? ぎゃくぎれするなあああああああああああ!!」 「こっちは商売でやってるんだよ!! あんたをゆっくりさせるためのボランティアじゃないんだよ!! 命? かけがえのない!? 大切な命!? なにそれ?おいしいの? 人間はあんたらゆっくりだけじゃなくて全ての生き物の命をもてあそぶようなゲスなんだよおオオお! 犬や猫なんて可愛がってても簡単に捨てて毒殺するし! 牛や豚なんて食う為に無理やり太らせてバラバラにしちゃう! 人間のじゃまなら徹底的に絶滅するまでいぢめる、殺す! 遺伝子だって都合よく組み替えるようなゲスだよおオオおお! ゆっくりだって例外じゃないんだよ! 人間の言うこと聞かない悪い子は加工所で潰しちゃうんだよ!」 「ゆがあああああああ!!! でいぶはわるいごじゃないいいいいいいい!!! じゃんどにんげんさんのいっでだごどはまもっでだよおおおおおおおおおおお!!! でぼ、おぞどでゆっぐぢする“るーるさん”じがおぞわっでないのに おうちにとじこめたのはおまえだああああああああああああああああああああ!!!」 「そんなのしらないよ!? 私が買ったんだから私の言うこと聞くでしょ普通!」 「なにぞれええええええええええええ!? ぞんだのむじゃぐじゃだよおおおおおおおおおおおお!!」 ついに開き直ったおねーさん れいむは反論の余地を失いぱちゅりーに助けを求めた 「ばぢゅりいいいいいいいい!!! だずげでよ! おなじゆっぐぢでじょおおおおお!? かけがえのないいのちをまもっでよおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「むきゅん・・・ あなたが“かけがえのないいのち”なんていってもうすっぺらくきこえるだけよ ゆっくりあきれめて、おいきなさい」 「ゆぎゃあああああああああ!!! おじびじゃ! でいぶをだずげろゆっぐぢざぜろおおお!」 「ゆひいいいい! むりなのじぇ! まりしゃはひちょりでゆっくちしゅりゅかりゃ、おきゃあしゃんなんちぇしらにゃいよ!」 「ゆがああああああああああ!!! ふざけるなあああああああああああ!」 最愛のおちびちゃんにも見捨てられ怒りが沸点に達したれいむ こめかみのあたりからは餡子が噴出しており、穏やかではない 「こうなったのも全部私のせいだから! ごめんね!れいむちゃん!」 「ゆがああああああああああああああ! やべろおおおおおおおおおおおおおおおお!」 れいむに向かって真っすぐに包丁を振り下ろす 眉間の辺りに突き刺さり、そのままあんよへと貫通した しかし中枢餡は無事だったのか、れいむは包丁に貫かれたまま生きていた 「ゆぎょおおおおおおおお?! なにごで!?どぼなっでるのおおおおおおおお!? いぢゃい!いぢゃい!いぢゃいいいい! でいぶのおがおが! でいぶのおおおおおお!!! ごおごおおおおおお! でいぶのおがおおおおお! でいぶのでいぶのおおおおおおおお!?」 「ひいいいいいいいい! ぱちゅりー!? これどうすればいいの!? 助けてよ!!!」 「むきゅううううううううう!? そんなのしらないわ! おねーさんがなんとかしてちょうだい!!」 「ゆんやああああああああ!!! おぎゃあじゃああああああああああああ!!!」 完全にパニックったおねーさん れいむのあんよにかぶりつく 「えーい!ままよ!がぶり! むじゃああああむじゃあああ! もぎゅもぎゅううううううう!」 「ゆぎいいいいいいいいい!? ゆぐぢいいいいいいいいいいいいいい!!」 「むぎゃあああああ!?おねーざん!? おじづいでね!? あぶないわよ!?」 頭に血が上ったおねーさん 暴れるれいむを食い続ける 「ガツガツ!むしゃむしゃ! ・・・うっ おげええええええええええええええええええ!!!」 「お、おでええええええええざああああああああああ・・・うっっぷ!エレエレエレエレ!」 胃が限界に達したのかついに中身を吐き出してしまった それをみてもらいゲロをするぱちゅりー ピンポーン! タイミング悪く来客を知らせるベルが鳴る 正常な判断ができないおねーさん 包丁片手にドアを開ける 「ちょっと!!! さっきから五月蠅いんですけど、いいかげんに・・・・ってなにそれ」 「ごめんなさい・・・ ごめんなさいいいいいいいいいいいいい!!!」 「でいぶを!! でいぶをだずげでぐだざいいいい!! おでがいじば・・・ゆげえええええええ! ゆごごごごげべっげべっげべええええええええええ!! ・・・・・ガクッ」 「エレエレエレエレ・・・ おでーざんぼゆどぅじであげべぐばばび・・・」 抗議に来たお隣に住んでいる女性の住人はおねーさんの姿をみて絶句した 洋服はこげ茶色の嘔吐物でぐちゃぐちゃに汚れ、血走った眼で包丁を掲げるおねーさん 包丁に突き刺さったまま助けを求めてながらタイミング良く絶命したゆっくりれいむ 脇に抱えたられたゆっくりぱちゅりーは白く泡立った中身を吐きだしている 「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 苦情を言いに来た女性は何も言わないで帰って行ってしまった おねーさんはボー然と立ちつくしてその場で失禁した 24 「・・・こんなふうにガラスさんを割ったりしたら破片であんよが切れちゃうんだよー! みんなわかったかなー?」 「「「「「ゆっくちりかいしちゃよ!」」」」」 「それじゃあみんな! ぱちぇといっしょにふっくっしょう!しましょう!」 「「「「「はーい!」」」」」 一週間後、そこには元気に赤ゆっくりに授業をするおねーさんとぱちゅりーの姿が! なんとかあの後正気を取り戻したおねーさんはぱちゅりーを介抱して一命を取り留めることに成功した そもそもどうしてあんな酷いことをしてしまったのか、自分でもよくわからない 最初からぱちゅりーの言うとおりラムネを使っておけばよかったと思うが既に過ぎたことだ 後悔してもおそい 「それじゃあいいこにべんきょうしたこにはごほうびのあまあまをあげましょう!」 「「「「「あみゃあみゃ!あみゃあみゃ!」」」」」 「みんなひとりふたつづつだからねー! なかよくわけてねー!」 「「「「「ゆっくちりかいしちゃよ!」」」」」 現在、おねーさんの部屋にはれいむ種、まりさ種の他に ありす種ぱちゅりー種みょん種などの他の種族などもおり計五匹がおねーさんとぱちゅりーの授業を受けている 種類がバラバラなのは、同じ種族より違う種族を一緒に育てた方が教育しやすいとネットで知ったからだ 完全に和解した二人はそれぞれの持ち味を生かして、解りやすく覚えやすい授業を行っている 努力の甲斐あってか順調に教育は進んでいるようだ このままいけば金は無理でも銀バッチならとれるかもしれない 「ゆがああああああああああ! そのあばあばはまりざのなのぜ! ごっじによごぜええええええ!」 あまあまを貰う為にぱちゅりーの前に並んでいた赤ゆっくりの列に、一匹の子まりさが割り込んできた 例の問題児、癇癪まりさである 「よごぜええええええ! ばでぃざにあばあばをよごぜえええええ! ぜんぶだああああああ!」 「みんな! みてちょーだい! こんなふうにじぶんだけゆっくりしようとするゆっくりはゆっくりできるかしら?」 「ゆっくちできないよ! おなじまりしゃとしちぇはぢゅかしーよ!」 「れいみゅもこんなまりしゃとなんかいっしょにゆっくちしちゃくないよ!」 「きょれはひぢょい・・・なんちぇいにゃかもにょなにょかしりゃ!」 「むきゅぅ・・・ これがげしゅなのにぇ・・・」 「はぢをしるちょいいみょん!」 「そうだね! 自分勝手なわがままな子はお仕置きだね!」 おねーさんは癇癪まりさを持ち上げると、透明の平たい物を取り出した いびつに角ばった先端が鋭く光る 「これはさっきお話ししたガラスさんが割れたものです。 これであんよをひっかくと・・・」 「ゆぎぃ!? までぃぢゃのしゅんしょくのあんよしゃんがああああああああ!」 「あんよが傷ついてなかの餡子が漏れちゃいまーす!」 「「「「「ゆっくちりかいしちゃよ!」」」」」」 癇癪まりさは赤ゆっくりの教育道具として一役飼っていた 授業を妨害したりあまあまを奪おうと襲い掛かってくるがその度に返り討ちにあう ある時はライターで髪の毛を燃やされ、ある時は辞書を頭におとされて・・・ と、襲い掛かる度に授業の実験材料にされてしまうのだ 本ゆんは本気で妨害しているつもりだが、むしろ赤ゆの教育に役立っているので感謝したいくらいだ 「はーい! あまあまを食べたらおひるねしてゆっくりしようねー!」 「「「「「ゆわーい!」」」」」 「ゆがああああああ! いぢゃいいいいいい!」 喚く癇癪まりさは放っておいてお昼寝の準備をする 致命傷ではないので後で治療すればまた元気にゲスいセリフを吐くだろう これからも長い間、教材として頑張ってもらわなければならないのだからこれくらいで死なれては困る おねーさんはゆっくりの扱いにだいぶ慣れてきたようだ 「ねぇ、ぱちゅりー?」 「むきゅん? なにかしらおねーさん」 赤ゆっくりを寝かして、癇癪まりさを治療し終えたおねーさんは小さい声でぱちゅりーに呼びかけた 「これから行きたいところがあるんだけど一緒について来てもらえる?」 25 「次の方、どうぞ」 「・・・お兄ちゃん?」 やって来たのはゆっくりクリニック おねーさんはぱちゅりーの健康診断という名目で兄に会いに来たのだ 「全く・・・私用で顔を出すのはやめろって言っただろ」 「今日はぱちゅりーの健康診断ってことで来てるからいいでしょ でね、お兄ちゃん・・・ついでにお礼を言いに来たんだけど」 「悪いが今は勤務中だ。 プライベートなことは後にしてくれ」 「はぁ・・・相変わらず融通利かないんだね・・・まぁ、いいや ぱちゅりーのことありがとね。 おかげでうまくやれそうだよ」 「そうか・・・ とりあえずその書類に目を通しておいてくれ 俺は内容物の採取の準備をしてくるから、その間にこれをなめさせておいてくれ」 「これは?」 「ラムネだ。 ゆっくりに舐めさせると『眠気を催してぐっすりと眠ってしまいます』・・・・」 「でしょ? お兄ちゃん」 「・・・・知ってたのか。 書類読んでおけよ」 兄はそう言って奥へと行ってしまった 「むきゅう・・・もうちょっとすなおにおはなしすればいいのにね」 「しかたないよ・・・昔っからああだもん」 「むきゅぅ? そうなの?」 「人前だとあんな風に他人みたいな話し方しかしてくれなかったんだ・・・ あの態度が好きになれなくて、気まずかったからあんまり近くに寄らないようにしてたんだよ ホントはもっと仲良くしたかったんだけどね」 人前では他人行儀な態度をとる兄 そのくせ、家で二人っきりの時はふざけた態度で接してくる それは交通事故で両親が死んで家族が二人っきりになっても変わらなかった そんな兄と関わるのが嫌になって自然と距離を置いて行くようになった 思えばこのことを誰かに話したのは初めてかもしれない 兄のことを誰かに相談するのは気が引けた したとしても悪口ばっかり言って素直に思っていたことは話せなかっただろう もしかしたらゆっくりのぱちゅりーだからこそ正直に話せたのかもしれない 「おにーさんはおねーさんにきらわれるのがこわかったのよ、きっと」 「え? 嫌われたくなかったら普通はもっと仲良くしてくれてもいいんじゃないの?」 「むきゅん! すかれたいひとにはなかなかすなおになれないものよ! とくに、ほかのひとのまえではね」 「え? よく解らないんだけどどういうことなの?」 「せけんていというやつもあったんじゃない? おねーさんとちがってえりーとさんみたいだし」 「ねぇ・・・それってどういう意味なのかな?」 「むきゃ! ぱちぇはおもったことをいったまでよ!」 「・・・・・・読み終わったか?」 兄が戻って来た ずれたメガネを左手の中指と人差し指で直している 「あ・・・ごめんなさい。 まだです」 「なら早くしろ。 気になることがあれば書いておけ こいつには向こうでラムネを舐めさせておく」 「うん、わかった・・・お兄ちゃん?」 「・・・・・」 「ホントにありがとね」 「・・・・・」 「・・・・・」 「・・・一つだけアドバイスだ」 「・・・何?」 「命は大切にな」 兄はそう言うとぱちゅりーを抱えて行ってしまった 「むきゅん・・・やっぱりすなおじゃないのね」 ぱちゅりーがぼそりと呟いた 終 あとがき ここまで読んでいただいてありがとうございます 本当なら前後篇で二分するはずだったんですが 気付いたら三分割になってしまいました・・・すみません 今回はブリーダーものということで 人間による身勝手な命の価値基準というのがテーマでした 当初はオチをゆっくり一家の自滅にしようとしたんですけど 書いているうちに・・・どうしてこうなった というわけでここまでお付き合いいただきありがとうございます 次回からはなるべく短めにまとめて行こうと思っています では 書いたもの anko2410 さくのなかとそと anko2428 はんせいしてますごめんなさい anko2441 ありすはありす anko2469 にくたいげんご
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性能 種類 特殊武器 弾数 2 リロード時間 30秒(通常)15秒(5vs.5) 通常攻撃力 0 使いやすさ 普通 説明 旧名は「テレポート」。 アニマルアイテムの一つ。 見た目は金髪の生えたモグラ。攻撃時にはワープホールを発生させ、他プレイヤーの場所にワープする。(バトロワの場合は味方の場所のみ) 使用して敵から逃げることができるが、隙が少し大きいことと敵の場所にワープすることがあることが弱点。 コメント 名前 コメント
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ゆっくり一家がゆっくりすることなく跳ねていた。 れいむとまりさのつがい。 4匹のれいむ種、5匹のまりさ種の子供が後ろに続いている。どれもトマトほどだ。 赤ちゃんではないが、子供というほど大きくもない。 「もうすぐで、ぎゃくスレからでられるよ!」 「あとすこしでゆっくりプレイスだよ!こどもたち!」 「ゆっくりがんばりゅよ!」 「もうしゅこしでニコニコだよ!」 「ゆっくちがんばりょうね!」 このバカ11匹は、虐待スレからの逃亡を図っていた。 とあるゆっくりから、ゆっくりする世界はいくつもあることを教えてもらったとか。 虐スレにはゆっくりする場所はないのだという。 ゆっくりできてるようだが、それはゆっくりできなくするためのゆっくりであって本当のゆっくりは無いのだと。 そこで、このゆっくり一家は虐スレからニコニコへの移動を開始していた。 「ニコニコのゆっくりはすごくゆっくりしてるんだよ!れいむたちもいっしょにゆっくりしようね!」 本当は愛スレに行きたかったのだが、場所を知っているゆっくりが1匹もいなかった。 そこに行ったゆっくりはみんなそこでゆっくりしてしまって戻ってこないから。 「ぐぉらぁあああっ!糞ゆっくりども!ここから逃げ出すとは何事じゃああぁあぁあ!!!」 突如、背後から爆走してきたのは虐スレに住むお兄さん。 かなり数が多いことで有名だ。 もちろん、お兄さんが逃げようとするゆっくりを見逃すはずもない。 虐待どころか殺す勢いで迫ってくる。 「ゆげえええ!!!ぎゃくスレのおにいさんがきちゃったよおおぉお!!」 「どうずるのまりざあぁああ!!」 「おきゃーちゃん、れいみゅこわいよ!」 「だれかたちゅけちぇー!!」 きったない鼻水やらなんやらをまき散らしながら逃げる11匹。 すると目の前に虐スレの境界が見えてきた。 「ゆゆ!あれがぎゃくスレのでぐちだよ!ゆっくりしないででるよ!」 「ゆっくりりかいしたよ!」 跳ねる速度を上げ、どんどん進む。 だがお兄さんの走る速度は尋常ではなかった。 あっという間に、少し遅れていた子供のゆっくりに追いついた。 「ゆきっ!?たちゅけておかーしゃん!」 それに振り向くことなく、残り10匹ははね続けた。 虐スレ的に考えてアレはだめだろうなーと、10匹は思った。 「ゆぼっ!」 予想通り、その小さなまりさはめちゃくちゃに潰れて死んだ。 「こっから逃がすくらいなら皆殺しにしてやらぁあぁっ!!」 お兄さんの足が、次々と子供達を踏みつぶす。 まりさが潰され、れいむが潰され、またれいむが潰される。 虐スレの境界に来たときには、親2匹と子供のれいむ2匹、まりさが3匹の計7匹にまで減っていた。 「ゆっくりにげるよ!」 まず、虐スレの外に飛び出したのは親まりさ。 続いて親れいむが逃げ、子供達が続く。 「ゆー!あとちょっとでゆっくちなのにいぃいい!!」 まりさ種のガキが1匹、最後の最後で捕まった。 6匹は虐スレの外から、そのウスノロの最期を見届けた。 「ゆゆ!これでまりさたちはゆっくりできるね!」 「そうだね!」 虐スレ側の境界間近で、お兄さんが悔しそうな顔をしている。 「くっそ・・・!虐スレ以外では虐待できん・・・!」 お兄さんはちゃんとテンプレを守る人だった。 これがテンプレ読まないバカだったらすぐさま殺されただろう。 れいむとまりさはテンプレに感謝した。 「それじゃあニコニコを目指すよ!」 「ニコニコについたよ!」 たった空白3行で着いた。 ログインがどうのこうの言ってたが、がんばったら入れた。 たどり着いた6匹は初めて見る光景に感動していた。 「ゆっくりなかまをさがそうね!」 なんとなくゆっくりを感じる方向に跳ねる6匹。 すると、目の前にものすごく大きいゆっくり魔理沙が現れた。 人間の身長くらいあるまりさだ。 「ゆ!ニコニコのまりさはすごくおおきいね!」 親まりさは初めて見るニコニコのまりさの大きさに驚いた。 並ぶと、まるで大便と鼻くそくらい大きさが違う。 「ゆっくり死ね」 なんだか変な声、発音でそんなことを言われた。 親まりさはプンプンする。 「ゆ!いきなりそんなことをいうなんて、まりさたちおこるよ!」 「そうだよ!れいむたちはぎゃくスレからきたんだよ!おいしいごはんをよういしてね!」 無礼な言葉に、2匹と後ろのクソガキ4匹がぷりぷりと怒る。 まりさは空気をふくんで頭の悪さマックスの威嚇をした。 「大盛り魔理沙お待ち」 ニコまりさはそういうと、膨れる素振りすら見せることなく巨大化して突進してきた。 3倍くらいに大きくなったニコまりさは、そのまま親まりさとガキ3匹を轢いてそのまま何処かへ行ってしまった。 残ったのはペチャンコになった元まりさと元子供。 「ゆぅああああああ?!?!?ま、ま、ま、れいぶのまりざがぁああああっ!!!?」 生ゴミを前に泣き崩れるれいむ。 だが、さっきの声と似た不気味な声がれいむの耳に届いた。 「上から来るぞ 気をつけろ」 恐怖から、3匹は真上を見上げた。 するといきなり横から巨大な影が飛んできた。 「ゆぼっふぉお!!?」 「ゆびゅう!!」 さっきの再現だ。 生き残った2匹の子供がつぶれて死んだ。 「い・・・いぎのごっだれいぶのあがぢゃんがぁああっ!!!」 そして目の前には巨大なゆっくり霊夢が。 さっきのニコまりさくらい大きい。 「ゆ・・まけないよ・・・!れいむはおまえなんかにまけないよ!!」 「いでよ、我が眷属達」 どこからともなく、親れいむほどの大きさのれいむ達が何十匹も現れ、跳ねるでも這うでもなくものすごいスピードで突進してきた。 「ゆげ!?」 れいむはその波に飲み込まれ、そこから抜けるころにはズタボロになっていた。 「ゆ・・・なんなの・・・れいむはただ・・・・れいむはただ・・・・・ゆっくりしたかっただけ・・・なのに・・・」 それがれいむの最期の言葉になった。 終わり。 MUGENゆっくりに最初に会わなけりゃ生きていけたかな? 作:ユユー このSSに感想を付ける
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幻想郷の辺境。様々なゆっくり達が住むそこはゆっくり達の楽園と呼ばれていた。 いくつかの群れが集落を築き、その集落同士が更に合併して、クニとなる。 ドスまりさ率いるゆっくり国最大の国、ドマリカ国は奴隷ゆっくりや一般ゆっくりを貴族ゆっくりなるものが支配するゆっくり王政。 数匹のゆっくりぱちゅりーが指導者となり、ゆっくり皆平等の理念の元、少数精鋭によって確固たる地位を築いている生クリーム共同体。 古来より生クリーム共同体と友好関係にあり、教祖けーねの一族によって治められる神聖けーね教国。 そして、日和見主義のえいえんてぃー国。これら4カ国が現在の有力なクニである。 各々のクニには各々の掟があり、時に友好的に、また、時に緊張感を帯びた関係を構築していたのだ。 しかし近年。ドマリカ国のトップに一匹のドスまりさが君臨した事によってクニの間に衝突が増えてしまう。 ――ドマリカのトップに立ったのは、ドスはドスでもドゲスと呼ばれる邪悪な固体だったのだ! 〜〜第六回・よんかこくしゅのうゆっくりかいぎ〜〜 「むきゅー……まりさ。せつめいしてくれる? さいきんあなたのクニのゆっくりたちにごはんをとられるゆっくりがふえているの」 「おいどんのところもそうったい! こどもたちもあんしんしてゆっくりできんけーね!」 ドゲスまりさに詰め寄る二匹のゆっくり。生クリーム共同体のリーダーであるゆぱちゅりーと神聖けーね教国の教祖・けーねである。 二匹は自分のクニのゆっくりが謎のゆっくりによって虐められたり、或いは襲撃されたり、もしくは連れさらわれたりする事に頭を痛めていた。 そして、密偵を放ち賊を探ると、それらはドマリカからやって来ているのを突き止めたのだ。 「ゆっ。そんなことまりさは知らないんだぜ! じぶんのところのゆっくりもかんりできないおまえたちはボスしっかくなんだぜ!!」 にやにやと笑うドゲスに、遂にけーねの怒りが爆発する。 頭から突き出したとんがりホーンをもって、ドゲスへ体当たりを仕掛けた。 けーね種が本気になり、キモけーね種となった時に生えるそれこそ、いかなるゆっくりをも貫いてきた最強の武器、とんがりほーんなのだ。 しかし、それは並のゆっくり相手の話。ドゲスを捉えたはずのとんがりほーんは一撃で砕け散ってしまった。 「お、おいどんのキモくないとんがりほーんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「キモくないとんがりほーんだってさ」 「おお、きもいきもい」 「むきゅ!? けーね、だいじょうぶ!?」 ショックから白目をむき、泡を噴いているけーねの元に、駆け寄る(ぱちゅりーなので遅いが)と、けーねの顔をぺろぺろと舐める。 とんがりほーんは他のゆっくり種を貫く必殺の武器であり、けーね種のプライドでもあるのだ。 それが粉々に砕けてしまったとなればその精神的なダメージは計り知れない。 「むきゅーっ!?」 そしてぱちゅりーは背後から襲い掛かってきたえいえんてぃのてるよによって弾き飛ばされる。 この会議は、初めから罠だったのだ。 「ゆっふっふ……おまえたちがいなくなれば、おまえたちのクニをうばうことぐらいわけないよ! それにおまえたちはいつもべたべたしてきもちわるいよ!!」 ぱちゅりーとけーねは親友だった。 同じくクニを背負って居たから気が合うとか、そういうのではない。けーねもぱちゅりーも、同じように知性的な相手を慕っていたのだ。 「け、けーね……む、むぎゅうう!?」 そんな友人の前で 「ゆっへっへ! おまえはきょうからまりさのどれいだぜ! まずはまりさをんぎもっぢよぐさぜるんだぜぇぇぇぇ!!」 ぱちゅりーは 「い゛ゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! ずっぎりじたぐないぃぃぃぃ!! す、すっきりーーーーー!!」 強制的にすっきりさせられる。 悪夢のような時間の果てに―― 「ゆっふっふ……すっきりもできたし、ついにらくえんとーいつにむけてうごきだすぜ!!」 「むきゅっ、けーね。けーねのあかちゃん、がんばってそだてるわ」 ぱちゅりーは現実から目を逸らす事を決めた。 〜〜侵攻〜〜 ドマリカによる侵略はゆっくりでは考えられないほどの恐るべき速さで行われた。 まず、手始めにドマリカの誇る奴隷決死隊の襲撃によって生クリーム共同体の集落の一つが侵攻された。 「おかーじゃーーーん!!」 連行されていく赤ゆっくり達は洗脳と言う名の教育を受けさせられて立派な労働力へ。 「むぎゅううううう!! だべだいでぇぇぇぇむぎっ!?」 抵抗したゆっくり達は慰み者兼食料へ―― 本来ゆっくりは共食いを禁忌としているはずなのに、何故? それはこの奴隷ゆっくりたちの生活にある。 ぎりぎりまで食料を与えられず、兵ゆっくりに楯突けば数匹にじわじわと嬲り殺され、その死骸が奴隷ゆっくりに配給される。 ごく稀に配られる仲間の死骸は甘美だった。しかし、共食いをすれば殺される。奴隷達のストレスはいつもギリギリだった。 だからこそ、合法的にゆっくりを食える戦争が奴隷達は大好きなのだ。 「むーしゃ、むーしゃ」 「うっめ! これむっちゃうっめ!!」 こうして、ドマリカは死を恐れない労働力兼兵隊を得る。 その上、働きぶりを認められれば平ゆっくりになれるかもしれない。 そんな期待もあり、奴隷達の士気は圧倒的に高かった。 「……むきゅ……」 集落の長である年老いたぱちゅりーは、集会所の外で起きている惨劇にただクリームを零すだけ。 「ゆっ! こうなったらぎょくさいかくごでたたかうしかないぜ!」 「だめだよ! まだなにかほうほうがあるはずだよ!!」 若いまりさが叫ぶ。侵攻の際に妻と子を失ったまりさは徹底抗戦を主張し、対するれいむは別の手を考えるべきだと主張する。 老ぱちゅりーは悩んでいた。ここで玉砕覚悟で戦い、クニへの侵攻を少しでも遅らせて散るべきか。 それとも、何か他の――起死回生の一手を考えるか。 そんな時、一匹のゆっくりがおもむろに立ち上がる。 「ちぇんがたすけをよびにいくんだねー。わかる、わかるよー」 震えながら立ち上がったちぇんは目から餡子を流し、言う。 自分が助けを呼びに行くと。強いゆっくりに助けを求めに行くと。 老ぱちゅりーはむしろ助けにいくのは死にに行くようなものだと説得をしたが―― 「でも、このままだったらみんなゆっくりできないよー。だから、ちぇんはみんながゆっくりできるように、がんばるよー。わかってねー」 真夜中。 表のゆっくり達が静まり返ったのを確認して、集会所の入り口が開かれた。 ちぇんは帽子の中に保存食である干草を詰め、必ず仲間達のもとにもう一度帰ると心に誓い、跳ねる。 ひたすらに助けをもとめて。 「ゆっ!? おいしそうなのがにげたよ!」 「おいかけるんだぜ! あいつをどれーにしてやるんだぜ!!」 追いかけてくる無数の兵ゆっくり。 「つかまるわけにはいかないんだねー! わかるよー!!」 途中、小枝などで体を切りながらも、ちぇんは止まらない。 ひたすらドマリカの兵ゆっくりから逃げる。 水溜りを飛び越え、小山を乗り越え、竹林を踏み越えて。 ひたすらに、追っ手から逃げた。 体から餡子がこぼれ、自慢の尾は千切れかけ、意識も朦朧とした状態のちぇんを巡回中だったみょんが発見したのは不幸中の幸いだった。 「たいちょう! このこはたしかとなりのクニのしゅうらくのこだちーんぽ!」 斥候ゆっくりのみょんがちぇんの尻尾を咥えて前線基地という名の洞穴に戻ってくると、俄かに洞穴の中が騒がしくなる。 隣のクニ。生クリーム共同体のゆっくりが何故これほどボロボロになってここに流れ着いたのか? 疑問はすぐに解決される事になる。 「ゆっ!! たいちょー! ゆっくりできないこたちがうろうろしてたからゆっくりつかまえてきたよ!」 ひょいっと放り込まれる三匹の追っ手。 追っ手はまりさが二匹にれいむが一匹。れいむは餡子脳でありながら危機を察知しているのかガタガタと震え、まりさ達は何の自信かニヤニヤと笑っている。 「はやくまりさたちをかいほうしてね! それとおいしいごはんをよういしてね!!」 ごくごく標準的なゆっくりの反応に、前線基地のゆっくりたちは不快感を露にする。 神聖けーね教国において標準的な、いわゆる本能のままにゆっくりすることは悪徳とされているのだ。 「たいちょー! こいつらわるいゆっくりだちーんぽ! やっつけるぺにす!!」 ぷーっと膨らみ、怒りを露にするのはこの前線基地一番の古株である顎に傷のあるみょんだった。 傷みょんが憤るのも無理は無い。かつて、このみょんの家族は悪いゆっくり達に殺されてしまったのだから。 「おちつくんだぉ。こいつらをもっこもこにするのはかんたんだぉ。でも、すぐにもっこもこにしたらじょーほーがてにはいらないぉ? じょーほーはだいじだって、けーねもいってたぉ」 隊長とよばれた一匹のゆっくりが追っ手三匹にゆっくりと近づいていく。 それは追っ手のゆっくり達が見たことの無いゆっくりだった。 白っぽい髪に紅い目。ゆっくり達の中でもてるよやえーりんといった珍種に並ぶ珍種。 ゆっくりもこたんである。 「さ、おまえたちのしってることをさっさとはくぉ。そうすればけーねきょうてんにのっとっていのちのほしょうはしてやるぉ」 見たことの無いゆっくりに困惑し、更に警戒する追っ手れいむ。ところがあろう事か追っ手まりさ二匹はもこたんを畸形か何かだと思ったらしい。 ゆへへと下卑た笑いを浮かべ、周りのゆっくりを嘲笑う。 「こんなできそこないがりーだーなんて、ばかなの? まりさならこんなやつよゆうでかてちゃうよ!」 「ペニッ!? おまえ、たいちょーをぶじょくするちんぽ!?」 「かまわないぉ。あいてになってやるぉ」 口調は変わらないように振舞ってはいるのだが、その目から怒り浸透しているのが良くわかる。 こんなに恐ろしいもこたんを見たのはひさしぶりだった。 「ゆっへっへ! おまえなんかまりさのますたーあたっくでいっぱつだよ!!」 追っ手まりが飛び掛る。 もこたんはまりさに背を向けて目を瞑った。 コイツはやっぱり出来損ないのゆっくりだ。まりさはそう確信して大きく口を開ける。 が、その時もこたんの髪の中から綺麗な火が噴出したのを、不幸にもまりさは見てしまった。 ふじやまヴォルケイノ。 珍種であるもこたん種の持つ特殊な力。 髪の中にある噴出口から発射されるそれは人間たちから見れば花火のようなものだが、ゆっくりにしてみれば火柱も同然だ。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛づぃぃぃぃぃぃ!!」 顔面を焼かれ、もがき苦しむまりさに近づき、更に念入りに焼いていく。 凄まじい光景を見て二匹の追っ手ゆっくりは身動きが取れぬほどの恐怖を感じていた。 「おまえたち、こうはなりたくないぉ? だったらしってることをはくぉ」 ぼしゅっと噴出孔から火花を散らし、二匹を睨みつける。 排泄餡子を漏らしながら、二匹は知っている事をぽつぽつと漏らし始めた。 「……ち……んぽ……」 けーねが死んだ。そしてぱちゅりーは完全に敵の手に落ちてしまっている。 その事実を知ったみょんは言葉を失っていた。いや、他のゆっくり達も。 「……このことをとなりのクニのぱちゅりーたちにつたえるぉ。それと、けーねのこどもたちにも」 「たいちょう! そうしたらどうするちーんぽ!? みょんたちはどうすれば……」 「おちつくんだぉ! ――もこたんたちはわるいゆっくりたちをできるかぎりくいとめるぉ。このきちのみんなをすぐにあつめるぉ!!」 もこたんの号令を受け、伝令役のちぇんが弾かれたように走り出し、手当てを受けていたあのちぇんにもこたんが近寄っていく。 「……このからだで、よくがんばったぉ」 「……みんなが、ゆっくりできればいいよねー……わかる、よー……」 手当てはされているが、恐らくもうこのちぇんはもたないだろう。 まだ若いちぇんの命を無駄にする事はできない。 もこたんは手勢を引き連れ、ちぇんのいた集落の救援に向かう事にした。 「お、おねがいだよ! みんな、れいむもいっしょにゆっくりさせてね!!」 二匹の追っ手を前線基地に残った守備隊たちが囲む。 その目には皆激しい嫌悪感が浮かんでいる。そして、この二匹のゆっくりにもこたんの下したのは死刑宣告。 「おまえにはみずぜめ、そっちのまりさには――ふるこーすだよ!!」 「「「ゆっくりくるしんでしんでね!!」」」 「「い゛ゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」」 別々に洞穴の奥に連れて行かれる二匹。 けーね経典に則ると罪を告白したゆっくりには情状酌量の余地が与えられるはずなのだが。 そこはステキな餡子脳。仲間とも言えるようなゆっくりを殺された事によって経典なんかすっ飛んだのだろう。 もこたんの“好きにするがいいぉ”の言葉を拡大解釈した結果そうなった。 「れいむ、のどかわいてるでしょ? いっぱいみずをのませてあげるね!」 無理やり口を開けさせられ、強制的に口移しで水を飲ませられる追っ手れいむ。 初めのうちは固定されている恐怖から涙目になっていた追っ手れいむだが、飲み物を貰えるとわかると安心したらしい。 「ゆっ! もうおみずはいいよ! こんどはごはんをもってきてね!」 だが、拷問をするゆっくり達は代わる代わる水を強制的に飲ませるのを止めない。 これこそけーね経典にある“ゆっくり水責め”である。 「ゆ゛っぷっ! もう、おみずいらないいいいい!! んぶっ!?」 それでも尚、水を飲ませ続け、限界寸前まで膨らむれいむ。 頃合を見計らって、拷問ゆっくり達のリーダーであるらんしゃまは拷問ゆっくり達を止めた。 「もういい! みんないっかいおみずをとめろ!」 ようやく助かる。れいむの心に僅かに希望が浮かんだ。 これが終わったら、なんとかしてここから逃げてゆっくり暮らそう。 そう思っていたれいむの体を突如らんしゃまが押し始めた。 「ゆっ!? す、すっきりしたいの……? いいよ、れいむですっきりしても……」 が、らんしゃまは体を離すと傍にあった棒を咥え、それで思い切りれいむの体を押し込みんで揺すり始めた。 「ゆゆゆゆゆゆ! す、す、す――うぼぉげぇぇぇぇえぇえええ!!」 途端にれいむの口から噴出す大量の水と少量の餡子。 「よし。もういっかいみずをのませろ!」 また、拷問ゆっくり達が水を口移しでれいむに飲ませていく。 この責めは、れいむが死ぬまで終わらない。 戦いは始まったばかりだ。 つづくかも このSSに感想を付ける
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ゆっくりーまん この世界ではゆっくりは社会に溶け込んでいる。 最初はゆっくりは害獣として認定されていたが、現在は教育も受けているので社会に溶け込んでいる。 これはそんな社会の一場面である。 「さとうくん!!こんげつもまただめだったの!?ゆっくりしてたらくびにするよ!!」 「すみません・・・」 「そのことばはせんげつもきいたよ!!おなじことしかいえないの?ばかなの?」 「佐藤君また怒られてるね」 「まあ今月もビりだし仕方ないよ。」 家に帰ってもため息が出る。 なんとかゆっくり保険に入れた時は嬉しかった。 希望業種ではなかったが、早く親孝行したかったし 頑張れば充実した社会人生活を送れると思っていた。 そんな昔のことを考えていると、ふと写真が目に入った。 それは大学の卒業式の時に撮った写真だった。 その写真の中の自分は笑っていた。楽しい生活に期待を寄せているような笑顔だった。 写真を見ている自分が何故だか、惨めに感じてしまった。 そんな陰鬱な気持ちをごまかすように佐藤は眠りに落ちた。 「あーあ今日も怒られたよ。大体あいつゆっくりしてないじゃん」 れいむへの文句を言いながら今日も帰りの道を歩く。 「お、佐藤じゃないか?久しぶりだな」 「ん?お前は鬼意か」 こいつは鬼意 山。 怖い名前と、ぶつぶつと何かを喋る癖のせいで友達が少なく、 その数少ない友達の一人が俺なのだ。 「久しぶりだなー。折角会ったんだ、飲みに行こうか」 「え?まあいいけど」 突然の誘いに戸惑いながらも鬼意についていった。 今日も怒られていて気分が悪かったので、酒でも飲んでいこうと思ったからだ。 「鬼意はゆっくりの実験とかする会社だっけか。最近どうだ?」 「まあまあだな。ゆっくり絡みの仕事だらけだから退屈はしてないぞ」 「しかしゆっくりってただの饅頭だろ?実験も糞もないんじゃないのか?」 「何を言ってるんだ!饅頭は言葉なんか喋らないし、飯も食わないだろ。」 「それはそうだが・・・」 「例えば、にんっしん中のゆっくりに廃棄物食わせまくると奇形児が生まれるし 脳に当たる餡子をいじったり、変えたりすると人格とか知能が変わるんだぜ!」 これはゆっくりでも実験ができるって言いたいのだろうか 俺はあんな饅頭の実験にはあまり興味がないのだが・・・ 「大体社会の奴らは―――」 ゆっくりの実験について語った後、今度は社会のゆっくりに対する認識について文句を言い始めた。 それからはお互いに愚痴を言い合った後家に帰った。 「きょうはさとうくんについていくよ!!れいむにいいところをみせてね!!」 何ギャルゲーのヒロインみたいなこと言ってんだ お前みたいな饅頭と仕事とかモチベーション下がるわ!! とは仮にも上司なので言えない。渋々饅頭を引き連れて俺は営業へと向かう。 お昼 「さとうはだめだね!!なまえのとおりあまいやつだよ!!」 昼食をとっているとそんなことを饅頭はのたまいだした 「だいたいなんなの?いらないですっていわれたらかえるとかないよ!!そこでねばらないとだめなんだよ!!」 れいむの説教はさらに続く。 「わかいころのれいむはもっとがんばってたよ!!さいきんのわかいやつはだめだね!!」 お前2才だろが!! さらに説教はヒートアップしていき、もう何を言っているかわからなくなっている わかるのは俺の悪口を言っていることぐらいだ。 「―――――!」 さすがにこれだけ悪口を言われてなんとも思わないなんて男じゃない 「シュッ!!」 れいむの顔面に鋭い蹴りを放つ 「ゆびゅぎゅ!!」 きれいな放物線を描きながられいむが公園のごみ箱へと入っていく。 「しまった!!首になってしまう!!」 なんとかしようとごみ箱へと近づく 「ゆー・・・お空を飛んでるみたいー・・・」 どうやら気絶しているようだ。 だが助かったわけではない。流石の餡子脳でも蹴られたことくらい覚えているだろう。 「どうすれば・・・」 このまま首になったら親孝行も糞もない。プーたろーなんてカッコつかんし。 ―― いや待て、そう言えばこの前の飲んだ時にいいことを聞いた気がする・・・ にんっしん中のゆっくりに廃棄物食わせまくると奇形児が生まれるし いやこれは違う。こいつは独り身だからにんっしんはあり得ない。 脳に当たる餡子をいじったり、変えたりすると人格とか知能が変わるんだぜ! それだああああああああああああああ 俺は急いでスーパーであんぱんを買ってくる 時間がないのでウグイスあんからこしあん、つぶあんをパンから出す。 れいむのあんをある程度掻きだし、そこに餡を入れる。 あんを分けている暇はないので全部れいむの中に詰め込む 「ゆ!ゆ!」 痙攣しているが気にせずに作業を続ける。 「ふう・・・」 俺はなんとか餡の移植に成功する。 後はランニング中のおにいさんに蹴られたんだと言うだけだ。 「ゆゆ!?れいむはどうしてたの?さとう、ゆっくりせつめいしてね」 俺はあらかじめ考えた通りの説明をれいむに行う。 「そうだったんだね・・ぶれいなおにいさんだよ!!ぷんぷん!!!」 そんな饅頭の言葉に適当に相槌を打ちながら会社へと帰った。 1年後 結局俺は会社を辞めていた。 やはり合っていなかったのだ。 現在はゆっくりの養殖場を経営している。 牛を育てるような広い土地もそこまで必要ではないので何とかなっている。 鬼意のアドバイスを受けながら、品質と生産性の向上を目指している。 やはり俺には保険は会っていなかった。 これからは最高の品質のゆっくりを生産して親を楽にしていこうと思う。 あ、あとれいむ部長は失脚した 頭が悪くなっただけでなく、多重人格者になってしまったのが原因だ。 元の性格の知能も悪くなり、さらにれいむ以外の人格はどうやら工場で加工されたゆっくりのものらしい。 どれもゆっくりしたかっただの、体がぐしゃぐしゃになるだの 死ぬ寸前のことを何回も思い出し、やかましかったそうだ。 れいむには申し訳ないことをしてしまったが、 あれだけ馬鹿にされていたので少しだけいい気味って思ってたりもする。 まあれいむ部長の償いも込めてここでゆっくりを育てていこう。 それにこれは俺に向いている気がする そんな根拠もない自信を持ちながら、ゆっくり生きていこう。 ゆっくりに囲まれながら。 終わり あとがき 出来るれいむというものが書きたくなって書いちまいました。 メモ帳が突然消えてしまうというアクシデントにあい、やり直しになったけど なんとか書き終えられた・・・ まりさだったらもっとうざくできたのかなーと思ったけど 自分的にはれいむの方がうざい感じがするのでこっちで書きました このSSに感想を付ける
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03月 2011年 ALcot あおなまさお それなりにいちゃラブゲー みやぞう 仁村有志 大三元 宮蔵 桜花すし 空下元 蒼魚真青 鳴海ゆう #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (hight=160) 原画 仁村有志(PRIMIL) , 鳴海ゆう , あおなまさお , 蒼魚真青(桜花すし)(サブ) シナリオ 宮蔵(みやぞう) , 大三元 , 空下元 修正ファイルあり 473 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/02(土) 16 53 35.66 ID RkxyKIEA0 鬼ごっこはまだ全員クリアしてないけど案外悪くないな 479 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/03(日) 00 21 57.44 ID DHXiXrzc0 鬼ごっこがなかなかいいな いつものALcotのつもりで買ったけど 灯の破壊力がすげー高い これはライターがキャラを生かせた例かなぁ 先月分迷ってるならお勧め けどイチャラブ特化ゲーじゃないから シリアス許せない人とかは手を出さない方がいいかもね 505 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/07(木) 20 15 33.25 ID 4UWvWLi10 鬼ごっこ買うか迷う 506 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/07(木) 20 54 28.23 ID /AyuUPo90 鬼ごっこはイチャイチャはまぁまぁいいな。ただパロがダメな人は 合わないかも 507 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/07(木) 21 06 47.79 ID FNSpCjCE0 大統領と同じ傾向ということか 508 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/07(木) 21 12 54.40 ID /AyuUPo90 まぁでも灯と暮葉好きなら買ってそんはない。この二人がイチャ的には アタリ。あとどのヒロインにも言えるが個別に入るとシリアスが増えるのが 難点かな、個人てきにだが 510 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/08(金) 06 42 13.85 ID vPo1XvUr0 鬼ごっこのシナリオライターにイチャラブ特化の物作って欲しいわ 暮葉やって身悶えた 518 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/09(土) 15 27 24.04 ID HDoJVbHVO 507 逆に言うと鬼ごっこ楽しかった俺は大統領も楽しめるのか イチャラブ自体よりも周りの反応(照れとか冷やかしとか)のが好物なんだが そういう意味でも堪能したわ 620 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/19(火) 02 54 56.41 ID kq838s/c0 ここで話題になってた鬼ごっこをやってみたけど、いちゃラブとしてよかったわー ラブラブルは日常に変態ばかりだったけど、 鬼ごっこは日日常に変態しおらん(モブがほぼ忍者、、、) 物語のプロットは結構しっかりしてるので、読めるストーリーではあるけど、 文章とか掛け合いに、2chネタとかニコニコ動画ネタ?っぽいのが かなり多いので、そういうのが苦手な人は避けたほうがよいかも。 お弁当あーんとか、公衆の面前でのイチャイチャなど、一通り取り揃えておりますので、 イチャラブ要素はたっぷりと堪能できました。 という感じで報告終了~ 621 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/19(火) 07 14 41.55 ID Ti4PPT180 ここで言っていいのかどうかわからんが鬼ごっこはキャラがしゃべるときだけウインドウ動くのが なんか集中できなくて駄目だったな。システム面であんま奇を衒った事やらんでほしい・・・ 677 :名無したちの午後 :2011/04/26(火) 01 05 47.97 ID LNeEUmH20 スレの反応見て鬼ごっこをやってみたが、かなりいいな。 キッキンといい、ついにALcotがクロハ以来の覚醒か? 678 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/26(火) 01 17 50.70 ID dH25ZlTc0 パロネタ過多なのが気になるけど、そこさえ気にしなきゃいいイチャラブだ 特に灯がいいな 679 :名無したちの午後 [sage] :2011/04/26(火) 03 28 28.01 ID d9WeSFTy0 イチャラブが需要あるのはわかりきってるだろ・・・ 問題はイチャラブを搭載する作品のデキ 680 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/04/26(火) 07 20 30.54 ID 5oCT1OVu0 Alcotは常に地雷と隣り合わせだから怖くて予約できないんだよな… 837 :名無したちの午後 [sage] :2011/05/15(日) 10 03 52.85 ID /895jRtY0 鬼ごっこのFD製作が決まったがどうなるんだろう どのルートも大体エピローグで端折ってシリアスな問題は解決したし 本当の意味でイチャラブするだけの話になったら嬉しい 妹ルート搭載も視野に入れたっぽいし 838 :名無したちの午後 [sage] :2011/05/15(日) 20 15 59.26 ID J0YEBDMe0 一瞬「鬼まり」のFDの惨状を思い出してしまったオレは、 何のFDをやればこのトラウマから解放されるのだろうか……? 「鬼ごっこ」もフェラありだけど本番は妄想エッチで 「挿入ないといけないんですか?」とみやぞーがツイッターでほざいたりしてw つーか、イチャ関係で優れたFDってあんまし評判きかないよね 839 :名無したちの午後 [sage] :2011/05/15(日) 21 00 12.57 ID lag0mc9I0 だってファンディスクなんてファンディスるだもん 840 :名無したちの午後 [sage] :2011/05/16(月) 18 20 56.14 ID FCFirvma0 煽る訳じゃないけどイチャイチャしてるだけのFDって失敗作ばかりだから恐い 432 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/04(土) 22 39 35.78 ID cLZ1U6cQ0 ラブラブル終わって暇だったんで鬼ごっこ触ってみた 暮葉√なかなかどうして良いじゃないのー他の√も期待して進めよう 433 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 00 17 36.66 ID 0WAadyYc0 このスレの住民なら灯に期待していい 434 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 03 37 54.94 ID 7ClgrSo20 FDには手を出すなよ 435 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 14 55 09.09 ID LQevFxEg0 FDにさえ手を出さなければ鬼ごっこ!は一部のルートはそこそこいいね FDはもう典型的なファンディスるだったから 436 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 14 57 05.48 ID BCMKvXJQ0 kwsk シリアスでもあるの? 437 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 15 05 12.28 ID 2D20GtuS0 二人っきりのいちゃラブを一番期待されていたであろう灯シナリオが灯と母親の二人が誘惑してくる話になってる ほかにもいろいろあったかな、印象薄くて忘れてしまったが やはり一番まずかったのは灯シナリオ 438 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 15 06 25.44 ID qhLRHT790 本編でヒロインだけ愛していくみたいなこと言っといてFDでアフターストーリーの中でヒロインの母親と3Pしたとかのことか 439 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 15 06 55.23 ID 0WAadyYc0 灯アフターがいろいろ酷い 葵追加ルートで葵の性格が変わる、不評 全ルート完成度低め+短すぎ こう言われている 440 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 15 09 51.86 ID BCMKvXJQ0 妹がFDで攻略できるみたいで気になってたが微妙そうだな サンクス 441 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 15 32 43.19 ID pmwjQwxN0 そういやAlcotは大統領の方でも FDで無意味な3P入れてたな 442 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 15 45 14.02 ID xFZGzR2a0 その点、サブキャラ交えての3Pは全部夢オチにした 憂ちゃんの新妻だいありーはよくわかってたな …ステマじゃないよ。 443 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 15 57 30.53 ID 0WAadyYc0 FD灯は3Pがどうのというより、真紀さんが前に出すぎてて 灯が嫉妬してわめく小娘にされちゃってるのがどうにも 本編の通りのイチャラブも入ってればここまで不評にはならなかった気がしますよ 444 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 16 59 12.14 ID 7ClgrSo20 葵ルートが妹とイチャイチャできる話なのかと思ったら世間の風当たりに耐える話でがっかりだよ 445 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 18 31 58.90 ID KC7CL7oG0 FDの真紀さんと灯の親子丼が、本編の後日談になってるのが痛い。灯も真紀さんも キャラも微妙に変わっている、この後も親子丼続くよ的な終わり方がバッド。 446 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 19 37 17.52 ID BnwV1FlF0 宮蔵やっちまったなって空気が作品スレに漂ってたような記憶 447 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 20 29 40.74 ID N84WEGDR0 アンチ必死だなあ 448 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 20 36 50.53 ID xFZGzR2a0 必死も何も 全て事実を羅列してるだけだが? 449 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 21 05 05.54 ID 6lpfidag0 FD出てからの一時期の過疎っぷりと来たら… 葵に期待してた奴等どこ行っただったしw 450 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 21 33 55.78 ID 3hdV9uayO だな 本スレ過疎ってるのが何よりの証拠 もうFDは新品では買わない用にしたわ 451 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/05(日) 21 35 19.70 ID 0WAadyYc0 アンチどころか鬼ごっこFDの後も春ポコ買ってるし ALcot系の妹が好きなんだよね キッキンを代表にイチャラブ度高めなメーカーだし 452 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/06(月) 02 26 54.77 ID DPch7bo80 本家とハニカムは別メーカーみたいなもんだろ 453 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/06(月) 09 25 17.68 ID 9KDmdykc0 キッキンを代表にというが、 まともなイチャラブあったのキッキンだけじゃねーか 454 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/06(月) 09 33 07.81 ID Iw1g2+ov0 Alcotはキッキン以外はカスゲー キッキンだけは異常に優秀だが 455 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/06(月) 10 08 38.24 ID mw44gRXf0 リアル妹好きな俺をお前は敵に回した まあイチャラブじゃないが 456 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/06(月) 11 22 41.00 ID uoBQ42APi ハニカム文庫は俺も結構好きだな 一番はキッキンだけど。 457 :名無したちの午後 [sage] :2012/02/06(月) 11 58 48.25 ID +yDOiy2Yi あんまり長くなるとダレやすいイチャラブにちょうどいい長さだしな まあこのスレの趣旨に該当するのはキッキンくらいしかないかもしれんが、個人的には今後も期待したいメーカーだ 財布にやさしいしなw 602 :名無したちの午後 [sage] :2012/06/21(木) 17 55 48.50 ID H6dlyWQk0 人によるんだろうが安易なパロネタが本当にきつい イチャラブあってもそれまでのパロに耐えるのが苦痛 604 :名無したちの午後 [sage] :2012/06/21(木) 17 59 05.08 ID cy4D8gOT0 安易なパロでもある程度耐えられると思って鬼ごっこやってみたら え!?この場面でパロ捻じ込むの…って思うところがいっぱいあったな まぁイチャラブしてたらいいんじゃないですかね
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衝動ごっこ(しょうどうごっこ)は、誰かが「しょう…」と言ったのに合わせて周りの人が「どう!」と叫ぶ遊び。 2006年6月24日放送のテレビ東京「JAPAN COUNTDOWN」にB zが出演した際、インタビューワーが小学校などで流行っていることを紹介した。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/torenchi_kikaku/pages/17.html
強盗ごっこ -怪盗ごっこに現れた怪盗たちが警察を蹂躙しさらには仲間同士で争い始めた世界線- 目標 他の怪盗たちを出し抜き、館から宝を持ち去り、脱出する。 ルール ~注意~ このゲームは怪盗ごっこの派生であり、赤文字はすべて怪盗ごっこwikiに書いてある内容となっています。わからない場合はそちらを参照してください。チェスト内にあるアイテム等、特に変更はありません。 プレイヤー全員が怪盗となり、館にある一つの宝を奪い合う。マップは怪盗ごっこと同じ。 スタートと同時にバールとネザースターが配られる。ネザースターの効果、使い方は下記参照。 強盗ごっこでは怪盗ごっこと違い、地下図書館、宝庫室の開放は一人一人自分でしなければならない。 脱出の鍵を手に入れるスイッチから、宝を取ることができる。これは一つしか存在せず、これをプレイヤー全員が取り合うことになる。これについては下記参照。 牢屋上のベランダ(初見の方は位置がわかりにくいと思いますので、館に設置されている看板を見て進んでください)にあるレッドストーンブロックの上に乗り、鍵を持つことで脱出となる アイテム説明 脱出の鍵(不死のトーテム) 脱出するための鍵。これを累計60秒以上所持している(残り時間がゲーム画面に表示されます)かつ、脱出時に所持していることが脱出条件となる。宝を所持しているプレイヤーから宝を奪うには、そのプレイヤーの近くでしゃがむ(シフト)をすると奪うことができる。相手が透明のときは奪うことが出来ない。宝を所持しているプレイヤーは発信機を使用すると青く表示される。 地下室の鍵(ネザーレンガ) 地下図書館に入るための鍵。これは常時館のチェストのどこかに3つある。1つ取られると、別のどこかのチェストに1つ追加される仕様となっており、地下室の鍵が取れないプレイヤーが出ることはないようになっている。この鍵は持っているだけで地下図書館に入れるので、最初の人以外はディスペンサーに入れないようにしてください。 ネザースター 右クリックで透明化、左クリックで透明化を解除できる。ゲーム画面に透明残り秒数が表示されており、錠剤を右クリックすることで5秒チャージできる。 禁止行為など コメントによる過度な煽りや誹謗中傷、同じコメントを連呼し続ける、チートやハックなど、迷惑行為とみなされた場合、kick、banなどの措置を取らせていただく場合がございます。 同じ場所にこもり続ける(いもり)は禁止行為ではありません。これを何度も指摘し続ける方がいらっしゃった場合、上記に該当しますのでご注意ください。 おまけ とれんちがマイクラで企画しているもののほとんどに、勝利カウントというものが存在します。マイクラのサーバー内でtabキーを押していただくと、IDの右側に数字がございます。これはその企画で勝利するごとに増えていきます。このカウンターの上位者のみで頂上決戦があるとかないとか、、、。みなさん上位ランカーめざしてがんばってください!!
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ちくたく ちくたく ちくたく ちくたく ちくたく ちくたく 時計の音が薄暗い部屋に静かに漂っている。 休んでも咎めるものはいないのに、それでも時計はちくたくちくたく時間を刻む。 誰も見ていないときにも動いているから、いつ見られても役に立つ。 そう言っているかのような音。 どこか寂しげなその音は、この家の主の枕元から聞こえてくる。 時刻はもうすぐ午前6時に指しかかろうとしている。すると、時計の音が変わった。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆぅ~ん! かわいいれーむがゆっくり6じをおしらせするよ!!」 文字盤の上に見える顔らしきところから、声が出た。 丸く、ふてぶてしい顔つき。黒と赤の装飾。 ゆっくり霊夢型の時計のようだ。 その時報で、布団がもぞもぞと動きだした。夢の中の住人が身じろぎしているのだ。 「う~んむ」 ちくたく ちくたく ちくたく ちくたく 「ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆぅ~ん! ゆっくりおきてね! れーむとおしゃべりしてね!!」 「れーむとあそんでね! ゆっくりおきてね! れーむとあそんでね! ゆっくりおきてね!」 時計が続々と言葉をつむぎ出す。目覚し機能のようだ。 本物のゆっくり霊夢と同じ声色、同じ口調でせっついてくる。 「ゆっくりしないでれーむとあそんでびゅぅうんっ!?」 時計が叩かれる。家主が起きたのだ。 むっくりと起き上がると、声を上げて伸びをする。 寝巻きにしている浴衣は乱れており、はだけた胸元から垣間見える肌は透けるようだ。 寝癖でぼさぼさの頭をぽりぽりとかき、寝ぼけ眼をそのままにべちべちと時計を叩いていく。 叩かれるままぶにぶにと柔らかく形を変えるソレは、 「ゆ゛っ! ゆ゛っ! ゆ゛っ! ゆ゛っぐ!? ゆっぐりやべでねっ! ゆっぐりでぎなぃいい!!!」 というように一撃ごとに悲鳴をあげた。 「目は覚めたから、黙ンなさいな」 「ゆ! ゆっぐりわがっだよ!!」 ああ、生きてゐる。 それは本物のゆっくり霊夢だった。 ゆっくり霊夢を生きたまま加工し、時計にしてしまったのだ。なんという恐るべき所業。 時計れいむは涙ぐみ、嗚咽をこらえながらも「ちくたく ちくたく」言いはじめる。 やがて主は出かけてしまい、それを聞くものはもう誰もいなくなった。 しんとした部屋に、時計れいむの声は染み渡るように響いていた。 人里からほど近い場所にその施設はある。 いつもは里の喧騒とは無関係に閑散としているそこは、いまや祭りもかくやと言う程の賑わいを見せていた。 里の子供達だ。10人くらいだろうか、その子供達が思い思いに騒いでいるのだ。 「こら、静かにしないか」 子供達をつれている女性、上白沢慧音は眉をしかめて注意した。 それで一旦は静かになったが、すぐにまた元通りになるだろう。 ほどなくして、柔和な顔つきをした男性が近づいてくる。 「こんにちわ。 お待たせしてすみません。 里の寺子屋から社会科見学の皆さんですね」 「はい。 本日はよろしくお願いします」 「こんにちわ~」 「おねがいしま~っす!!」 慧音の挨拶に、子供達が元気良く続いた。 「はい、こんにちわ。 みんな元気一杯だね! それではこちらへ」 案内の男性に続いて奥へと入っていく。 白い床に白い壁、天井まで真っ白で、清潔だがどこか無機質な感じのする廊下を歩く一同。 見れば壁にはさまざまな写真が掲げられている。 その写真には、ゆっくりたちと人間が仲睦まじく並んでいた。 「さて、ここは育児室です」 男が指す方にはガラスで仕切りのされた部屋があった。そこは見下ろすようにできており、地下に 埋設されているようだ。 外から見えていたのは一階部分で、どうやらこの施設の重要な場所は地下に設置されているのだろう。 「育児室?」 慧音が訝しげにたずねる。 「ええ。 子ゆっくり達をここでゆっくりできるように育てるのです。 素体は健康なほど長持ちしますからね」 「ああ、なるほど。 しかし見たところ成体と言えるようなゆっくりがいませんが?」 「ええ、この部屋はあれらが発情期になるまで育成する部屋ですから、成体は一匹もいません。 発情期になって、つがいを作り、身ごもったらすぐに別の育成室へと移すのです」 「だから育児室という名前なのですね」 慧音は納得した。 育児室の中の大きめのゆっくりたちは、頬をすり合わせてはいるが、それが交尾に繋がっていない。 発情期ではないからだ。 しかし他にも疑問があった。 「どうしてゆっくり霊夢しかいないのです?」 そう。その部屋にはゆっくり霊夢だけがゆっくりしているのだ。 子供達は、思い思いに「まりさはいないの?」「ありすは~?」などと言っている。 「ここはゆっくり霊夢専用の育児室なのですよ。 他にもそれぞれ専用の育児室が用意してあります」 「ほう、専用ですか」 その二十畳ほどの部屋で、多くのゆっくり霊夢がそれぞれ飛び跳ね、歌い、かけっこをし、自由に ゆっくりを満喫していた。リボンの色のみならず、その張りと艶もよく、健康状態は良好であることを 如実に表していた。 肌はぴちぴちとしており、かつ、もちもちとした弾力がある様が見て取れる。競売にかければ、高値 がつくに違いない。 慧音は子供達の声を聞きながら、目を皿のようにしてそれを観察した。 「ゆっくりは他の野生動物と違い、環境の激変でストレスを感じると言うことがありません」 男は育児室に見入る慧音を横目に説明を続ける。 「あれらのストレス要因とは、ずばりゆっくりできないことです。 ゆっくりできさえすれば、他の瑣末な ことにはあまり頓着しないのです」 「……なるほど。 この部屋はあれらにとって、十分にゆっくりできる環境が整えられていると言うことですか」 「もちろんです。 私達人間には聞こえませんが、部屋にはゆっくりが安らげる音楽が常時流されています」 「犬笛みたいなものですか」 「ははっ、わかりやすく言えばそうですね」 「気になっているのですが、どうして部屋には巣にできるようなものがないのですか?」 そう、育児室は床と壁と天井がむき出しなのだ。これで本当にゆっくりできるのだろうか? 「当然の疑問ですね。 ここからでは解かりませんが、部屋の内装は全てゆっくり霊夢の皮で出来ています」 「!」 「ゆっくりしすぎて死んだゆっくり霊夢の皮を剥がし、なめし、繋げて貼り付けてあるのです。 そうですね、洋菓子のミルフィーユをご存知ですか? あの皮のように何層も重ねられていて、一枚一枚の 間に適度な隙間も設けているので、弾力性や保温性は優れていますよ」 「そ、それはまた、手間のかかることですね」 「さらに、先ほども申し上げましたとおり、あれらのストレス要因とはゆっくりできないこと」 「ええ」 「巣というのは、あらゆる外的刺激から身を守るために作るものです。 天候や外敵などですね。 しかし、この部屋は室温や湿度も完璧に制御されており、かつ外敵は存在しません。 水や食事も規則正しく 配給しているので、あれらはむき出しでもゆっくりしているのです。 巣を作るという発想自体、ゆっくり できない環境という証明にほかなりません。 もちろん、子供同士のいさかいなどはありますが、それは じゃれあいなので問題にもなりません。 そして、部屋はゆっくり霊夢の皮で敷き詰められています。 あれらにとって、非常に慣れ親しんだ感触。 夢見心地でゆっくりしていることでしょう」 「……なるほど。 この部屋そのものが巨大な巣、コロニーの役割を果たしていると言うことですね」 「そうですね、その通りです」 納得する慧音。しかし、今自分達がゆっくりしている場所が、同族の死体の皮で出来ていると知ったら ゆっくり霊夢たちはどうなるだろう。慧音の胸がかすかに疼いた。 「そういえば、餌の配給とはどんなものなのです?」 「ゆっくりの死骸です。 それをわからないように潰して混ぜているので、想像すらしていないでしょう」 「ははあ」 慧音はやはりと思った。おそらくは、その餌も全て死んだゆっくり霊夢のものなのだろう。 「他にもゆっくり魔理沙の部屋、ゆっくりアリスの部屋などがありますが、ご覧になりますか? この部屋とあまり大差ありませんが、どうします?」 「いえ、次をお願いします」 「わかりました。 それではみなさん、どうぞこちらへ」 ゆっくり魔理沙は幸せだった。 生まれたときから、とてもゆっくりした仲間と育ち、何不自由なくゆっくりできたからだ。 日がな一日、友と遊び、思うままにゆっくりする。 毎日毎日腹が減る頃には丁度良くご飯を食べることが出来た。 暗くなれば眠り、目を覚ます頃には明るくなっている。 最初は、ご飯を持ってくる「にんげん」というのがよくわからなかった。 その「にんげん」は時折自分の体をくすぐったりしたが、それも心地よかったから気にしなかった。 「にんげん」は、苦痛を訴えればすぐさま原因を取り除き、自分をゆっくりできるようにした。 「にんげん」は、自分に空腹を感じさせないように、いつもご飯を持ってくる。 「にんげん」は、自分の体が汚れたと感じたら、その旨を伝えれば、丁寧に綺麗にした。 やがて、ゆっくり魔理沙にとって、「にんげん」とは自分の言うことを聞くものだという認識に至った。 そうして育ち、立派なゆっくりになった頃、恋をした。 発情期というものだったが、ゆっくり魔理沙にとっては衝撃的な恋であった。 相手は同じゆっくり魔理沙。 二匹は目と目が逢った瞬間、すぐさま恋に落ち、頬と頬とが触れ合った瞬間に運命だと感じた。 やがて、どちらからともなく交尾をし始め、二匹は共に子を宿す事が出来た。 体のなかに現れた異物感。 しかし不快ではなく、むしろ天上の至福を感じることが出来た。 それが愛しい相手との、無二の実りだと確信していたからだ。 以前よりも動き回ることが出来なくなっていたが、二匹は幸福の絶頂にいた。 その後、一度お引越しをしたが、自分達がゆっくりできたので、気にもならなかった。 むしろ、子供が出来たことを理解できない幼子たちに注意を向けないでいられる分、この場所のほうが ゆっくりできると思った。 それに、ご飯を運んでくる「にんげん」も、祝いの言葉をかけてくれたし、より一層ゆっくりできるご飯を 自分達のために用意した。その行為を当然だと思っていたが、感謝もしていた。 お引越しをする前に、仲間たちが祝福してくれたが、同種以外に自分達の子供を祝福してくれる存在は、 純粋に嬉しかったのだ。 可愛い子供が生まれたら、あの「にんげん」にも見せてやろう。きっと一緒に喜んでくれる。 自分達の可愛い子供達に、美味しいご飯を用意してくれるはずだ。 事実、「にんげん」は身重になった自分達に、今までよりも丁重に自分達に接していたのだから。 いつもよりゆっくりできる美味しいご飯。ゆっくりできるお風呂、ゆっくりできる匂い。 そうして、臨月を間近に控えたある日。 ゆっくり魔理沙は目を覚ました。 どこかいつもと違う感触がするので、あたりを見回した。 そこはゆっくり魔理沙が眠る前にいた場所ではなかった。 無機質な光、匂い、音。さらに自分の体がうまく動かせないことに気づいた。なにかががっちりと ゆっくり魔理沙の体を捕えている。冷たくも温かくも無いそれに、ゆっくり魔理沙はぞわりとした。 「ゆ? ここどこ? おねーさんだれ?」 ゆっくり魔理沙の目の前には「にんげん」がいた。 いつも、ゆっくり魔理沙に従っている「にんげん」とは違う「にんげん」だ。 「ゆっくりはなしてね! まりさおこるよ?」 でっぷりとした体を揺らそうとするが、びくともしない。 女はそれを意に介さず、チョークのようなもので、ゆっくり魔理沙の口の下に線を引いた。 「ゆっふふふっふ! くすぐったいよ! やめてね!」 多少歪んでいるが、見事な円形をしたそれにそって、メスでゆっくり魔理沙を裂いた。 「ゆ゛あ゛っ!?」 ざくり。 という歯切れのいい音と共に、鋭い痛みがゆっくり魔理沙を貫いた。その痛みは熱さを伴っており 徐々に激痛がゆっくり魔理沙の体に広がっていく。 「ゆ゛ぎゅぅっ! ゆ゛っう゛う゛うぅ゛ぅ~~~~っ!!?」 女は濁った悲鳴を聞いても、微塵も揺るがずに作業を続けた。 べろりとめくれた皮をそのままに、鉗子で穴を広げて固定する。 「やっ! や゛べろ゛ぉお゛お゛ぉぉお゛~~~!! ま゛り゛ざをはな゛ぜぇえ゛ぇっ!」 みちみちと単発的に弾けるような鋭い痛みと、じぃんじぃんと染み渡るような鈍い痛み。 ゆっくり魔理沙の血走った目からはだくだくと涙が流れている。口からは涎がとめどなく溢れているし、 体は切り裂かれたときから震えているばかりだ。 どおして? なんで魔理沙がこんなことをされているのっ!? これは何かの間違いだよ!! 魔理沙がこんなことをされるわけがないんだもん! そうだッ! これは夢だよ! ゆっくりできない夢に違いないんだよ!! 早く起きろ! 早く起きろ!! 早く起きろ!!! ゆっくりしないで目を覚ませぇっ! 「い゛や゛ぁあ゛ぁぁ!! あ゛り゛ずの゛あ゛がぢゃんがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 必死に念じていたゆっくり魔理沙の身に、悲痛な声が届いた。 はっとしたゆっくり魔理沙は、周りにも自分と同じ状況のゆっくりがいることに気づいた。 自分以外にもこんなことをされている仲間がいるかと思うと、怒りが湧いてきた。 文句を言おうと口を開くが、 「ゆ゛があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」 という悲鳴しか上がらなかった。 自身に何かが刺し込まれる激痛。その痛みの場所に目をやると女が手を入れていた。 「い゛っだい゛、な゛に゛を゛じでる゛の゛ぉお゛お゛お゛お゛お゛っ!?」 胎内の何かをつかまれ、引っ張られる感触。 うああ! やめろ! やめろぉ! やめろぉっ!! そこはっ! そこには愛しのまりさとの子供が……っ!! もうすぐ産まれる魔理沙の可愛い可愛い子供がいっ……!!! 中身がくちょくちょと乱される感触。大事なものがいなくなる喪失感。こすれる音と千切れる音。 目の前に引きずり出される、自分に良く似た形。 どこか柔らかさを感じさせるそれ。思わず守ってあげたくなるようなたたずまい。 拘束されたゆっくり魔理沙の意識が揺れる。 そう、それは── 「ゆ゛ぐう゛う゛ぅぅぅう゛う゛ぅぅっ!! ま゛り゛ざの゛あ゛がぢゃぁあ゛あ゛ぁあぁん゛!!!」 女は取り出した赤子を、無造作に横にある金属製のバットに置く。 自身の異常事態に気づいていないのか、赤子はゆぅゆぅと寝息をたてていた。それだけで女が 熟練の腕だと判断することが出来る。 「どおじでぞんなびどいごどずるのぉおおぉぉっ!? がえじでっ! まりざのごどもだよぉおぉぉっ!!!」 「うん。 どこも欠損はないわね。 じゃ、それは持って行って」 「わかりました。 それにしても、いつみても見事な手際ですね」 「そう? ま、切った数が違うからかもね」 女は赤子に異常部位がないことを確認すると、脇に控えていた男に渡した。 「ま゛っでえ゛ぇええぇぇっ!! ま゛り゛ざのあ゛がぢゃんがえ゛じでえ゛え゛え゛ぇぇっ!!!」 赤子はこの後、ナンバリングを施されて育児室へ入れられる。 親が育ったのと同じ、ゆっくり魔理沙だけのコミュニティで、発情期まで何不自由なくゆっくりと育つのだ。 残されたゆっくり魔理沙は、燃えるような眼差しで、女を射抜くように見据えていた。 「ゆ゛っぎゅう゛ぅう゛ぅう゛ぅぅっ!! ゆ゛るざない゛! ぜったい゛! ゆ゛るざないよ゛ぉっ!!!」 怨嗟に燃えるゆっくり魔理沙の慟哭。 だが、女は今までと同じように、黙してただ行動しただけだった。 スプーンでゆっくりと中身をかき出していく。 「ゆ゛ぐっ! ゆ゛ぐっ! ゆ゛ぐっ! ゆ゛ぐっ! ぶぎゅゆっ!!?」 少しずつ減っていく中身。 それに伴い、ゆっくり魔理沙の表情は憤怒から蕩けそうなものへと変貌していく。 さらに、その中からさまざまなものが無くなっていく。 ひび割れそうな意識と、砕けそうな記憶。溶けて流れてしまう感情。 痛い! 痛いよ!! すっごくゆっくりできない!! 魔理沙にこんな事するなんて、絶対に許さない! 絶対に! だよ! 人間なんて酷いことをする奴はゆっくりできなくしてやる!! どうしよう。 まりさとの子供がいなくなっちゃったよぉおお。 人間に持っていかれちゃったの。 すっごく寂しいよ、寒いの! まりさにはなんて言えば良いんだろう? どう説めいすればいいンだろう? せツめい? ……なにヲ? あれぇ? おっかしいな~。 さっきまでそこにミえてたまりさがすっごくとおいよ? あ、まって。 まってよ。 おいていカないで! マりさもいくよ! まりサといっしょにいくよ!! ユっくりしてイってね!!! やだヨ! まってね! ゆっくりまってね! そこでほほえんでるまりさはだぁれ? なにかとってもたいせつだったまりさなきがするよ? アれ? まりさってなにたいせつってどおゆうことよくわかんないや あいなくなっちゃったもっとゆっくりしていってね ……ゆくり? ゆっくり魔理沙は静かになった。 一見すると死んだように思えるが、女はしっかりと限界を見極めていた。 しっかり呼吸もしてるし、ゆるくではあるが震えてもいる。 女が掬い取った中身は、生き物でいう羊水に当たる部分と、感情、記憶を司る部位を少々。 生命活動には問題がない程度だ。 これらの餡子は処理されて、ゆっくり魔理沙の育児室へ餌として送られる。 「ふう」 それでもやはり集中力が必要なのだろう。疲れの色が見えている。 しかし女は手を休めなかった。次々と道具を取り出してテーブルの上に置く。 大小さまざまな歯車と、何本かの針のようなものが見える。 それらをひとつひとつ、ゆっくりと、かつ丁寧にゆっくり魔理沙の体内に配置していく。それらが かみ合うように配置するたびに、中身に引っかかるのが刺激になっているのか 「ゆ゛ふっ! ゆ゛ふっ! ゆ゛ふっ!」 と奇妙なうめき声が、ゆっくり魔理沙の口から涎と共に、断続的に漏れていた。 おおよそ15分後、全ての歯車を配置し終えると、次は文字盤を取り出した。 1から12までの数字が刻印されているそれをかぶせると、仕上げに時針、分針、秒針と繋げていき、 最後に特殊なコーティングを施した蓋をする。 これで「まりさ時計」の体裁が整った。 あとは調律室で時計としての心構えを叩き込めば完成だ。 「これは、なかなか凄いですね」 慧音はごくりと喉を鳴らした。10畳ほどの広さの部屋で、数多くのゆっくりたちが体を開かれ、 子を引きずり出されて、体内に異物を接続され、徐々に時計に仕立て上げられていく。 そのあまりの異様さに戦慄しているのか、利発な美貌はわずかに翳っていた。 「ああ、刺激が強すぎましたか?」 男が慧音や周りの子供たちを心配げに見渡した。 「この加工室には防音措置が施されていますが、人によってはあれらの表情にやられてしまうのですよ」 「いえ、私は大丈夫です」 慧音は気を取り直したように言った。 子供達は、皆一様に目をきらきらさせて、 「すっげー」 「時計ってああやってできてるんだァー」 「うふふ」 「うちの時計はありすなんだぜ!」 などと興奮を隠し切れずにいた。 「……ははは」 慧音の乾いた笑い声。子供達の無邪気な残酷さは、こんなとき大人の思惑をたやすく超えてしまう。 「ねー、おじさーん。 ここぱちゅりーとかいないよー」 「ほんとだー。 れみりゃもいなぁい。 なんでー?」 「こぉら。 どうしてですか?だろう」 「ははは。 かまいませんよ、子供は元気が良すぎるくらいでないとね」 そう言って、男は子供達の頭を軽く撫でる。 「ゆっくりぱちゅりーは虚弱ですからね、あのような大々的な加工をすると容易く死んでしまうのです」 「すると、ここではゆっくりぱちゅりーは扱っていないのですか?」 「あぁ、いえいえ。 そんなことはありませんよ。 ただ、今は研究の段階でしてね」 困ったように頭をかく男。 「今までとは違った形にしたいと言っているので、出回るのはまだ少し先になるでしょうねぇ」 「へ~、ざんねーん。 れみりゃはー?」 「ゆっくりれみりゃはこちらです」 (下)に続く このSSに感想を付ける