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登録日:2018/10/18 Thu 23 58 05 更新日:2024/01/05 Fri 10 18 06NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 アルム村 イベントストーリー ウルカ村 エピソード項目 メルクストーリア メルスト 動物の国 夜明けの王と囚われの花嫁 犬族 「夜明けの王と囚われの花嫁」はメルクストーリアのイベントストーリー。 メフテルハーネに存在する各国を舞台にした国別イベントの動物の国の1stにあたる。 あらすじ 犬族の村、ウルカとアルムの間では同盟を結ぶ婚姻が進められようとしていた。そんな中、ウルカの村へ訪れた主人公たちはアルムの花嫁・リイリから逃亡の手助けを頼まれることとなり……。古くからのしきたりを守り続けてきた犬族に、美しき夜明けの花火が打ち上がる。 〜公式サイトより 用語 動物の国 メフテルハーネに存在する耳や尾など動物的な特徴を持つ人間が暮らす国。 犬族 動物の国の住人のうち、犬の特徴を持つ人種。 基本的に実用的なものにしか価値を見出さない性格をしている。 下記の二つの村では、同盟を結ぶ際は族長の子供同士が婚姻を結ぶことが伝統となっている。 ウルカ村 犬族の村の一つ。 異国の文化を積極的に取り入れ発展し、規模としては街と言っていい大きさになっている。 アルム村 外部を拒絶し伝統を守る閉鎖的な集落。 モンスターを避けながら狩りや採取で衣食を賄っており、ウルカ村と比べて貧困。 ウルカ村の援助を受けるため、伝統としてリイリが嫁ぐことになった。 登場人物 ユウ メルク ジャモ商隊に護衛として同行してウルカ村を訪れるが、通された家のベランダに潜んでいたリイリに頼まれ彼女の逃走に協力することになる。 ハルシュト ウルカ村の族長の長子。 革新的な考えを持ち、他国の文化を受け入れ積極的に取り込むことでウルカの村を発展させた。 また剣術にも優れ言動も王子様そのものなイケメン。 かつて癒術士が訪れたことで現在の繁栄があるためか、癒術士であるユウに興味を示している。 テナー ハルシュトの付き人の老人。 犬族にしては珍しくロマンに魅力を感じている。 ハルシュトの考えに賛同するものの本当に他国の者と分かり合えるのか不安を抱いていたがユウとロマンを分かち合えたことで認識を改める。 リイリ アルム村の族長の娘。 野山を駆け回り剣を振るうことを好む活発な性格だが、犬族の古い伝統からそれらを禁じられ裁縫や料理を教育されている。 アルム村を心から愛しており、援助を受けるためのハルシュトとの政略結婚も納得していたつもりだったが、騒ぎが起こりベルナーの目が離れたことで思わず逃げ出してしまった。 ベルナー アルムの番犬と名の知られるリイリのお目付け役。 毎日欠かさず成長記録を付ける程リイリを溺愛し、彼女が幸せになることを何よりも願っているが、 アルムの伝統を重視するあまり、淑女となることが彼女の幸せに繋がると本心を偽ってしまっている。 ナーク ベルナーの部下のアルム村の青年。 リイリの護衛としてウルカ村に同行する。 スティト 和の国のカラクリや花火に傾倒し再現しようと試みている変わり者の犬族の青年。 一応はウルカ村の出身のようだが、ウルカ村とアルム村の境の森で一人で暮らしている。 森に逃げ込んだリイリとユウ達を家に匿った。 森のモンスター達 過去に動物の国を訪れた癒術士によって既に癒やされているのだが、何故か気性が荒くなっている。 ガルシャン 森に住むモンスターの一体。大型のネコ科みたいな外見。 傷付き意識を失っていたところをスティトに保護される。 メルキオーガ 他のモンスターからも恐れられる森の主。 ストーリー 犬族の村を目指すジャモ商隊に護衛として同行する主人公とメルク。 整備されていない険しい山道をなんとか登ると、目前に二つの村が見えた、 ジャモによると左側のアルム村は余所者を歓迎しておらず商売には向かず、目的地である右のウルカ村も昔は似たような対応だったが、長の長子であるハルシュトの改革によって他国の文化を取り込み発展を遂げたのだと言う。 ジャモはハルシュトの素晴らしさを説き続けようとするが、突如モンスターのメルキオーガに襲撃され窮地に陥り、そこに偶然通りかかったのが話題の主・ハルシュトだった。 ハルシュトの剣技によってメルキオーガは撤退、 彼の案内で無事にウルカ村に辿り着いた、ユウは癒術士に興味を示すハルシュトとあとで話す時間を作ることを約束し、彼の付き人のテナーに空き家に案内してもらい、 かつて恋人たちが逢瀬に使っていたという紹介から、窓からの景色に目を向けると、ベランダに少女が潜んでいた。 内緒にして欲しい風なリアクションを取る少女に合わせ、適当にテナーに話を合わせていると、テナーはユウをロマンのわかる人間だと誤解、他国の者と同じ感動を分かち合えたことを喜び去っていった。 隠れていた少女はアルム村のリイリと名乗り、貧困に苦しむアルム村に援助してもらうために昔からの風習である政略結婚のためにウルカ村を訪れ、婚姻にも納得していたはずが、逃げ出してしまったと語る。 恋愛(小説)知識豊富なメルクも一度逃げて納得できるまで考えるのも手と賛同し、森に逃げるリイリに同行することを決める。 リイリは、森のモンスターを癒術で癒やすユウから話を聞き、恐ろしい生き物であるモンスターと共存する王国を変と感じ、王国同様にモンスターと共存する道へ歩み始めているウルカ村に嫁ぐことを改めて不安に思う。 主人公の口から村の改革を進めているハルシュトの名が出たことで、彼が婚姻相手だとリイリも告げ、族長の子の婚約者ならば追手がかかるのではないかとメルクが不安を口にした。 その予感は正しく、ウルカ村ではリイリのお目付け役のベルナーが主人公とメルクを誘拐犯と決め付け、 そのようなことをする人物には見えなかったと庇いながらもハルシュトも捜索を指令する。 追手に怯えながら森を進むユウたちは犬族の青年と遭遇するが、 幸いにも青年・スティトは追手ではなく、何者かに追われていると事情を聞くと自分の家を隠れ家に使ってもいい案内する。 道中、傷付いたモンスター・ガルシャンを見つけ、躊躇いもなく助けるスティトやユウ達の様子に、 リイリは改めてアルム村と、ウルカ村や王国との違いを感じ取りながらも、 モンスターを「恐ろしい」と聞いてはいたが、聞いたこと以外には何も知らないことに気付く。 隠れ家に辿り着くとリイリはメルクと互いについて話しをし、 ベルナーについて問われると、自分のお目付け役で、子供の頃から側に居てくれた大事な人と答えながらも、 彼の言う「強い男に嫁ぎ家庭を守る」ことが幸せだとは思えないことを吐露し、 暗くなった空気を払うために、長の娘としての女性らしくならないとと明るく振る舞おうとするが、 側で話を聞いていたスティトは、伝統が合理的とは限らない、自分らしくあればいいと告げ、 自分が犬族の男でありながら、ただ美しかったというだけで、周囲の反対を押し切り実用性のない花火を製作していることを教える。そのために村を蔑ろにしていることを付け加えながら。 翌日、和の国のカラクリを見たリイリは同じ和の国のものにである花火にも興味を示しスティトに完成はいつ頃になりそうか問うが、森に飛び火しないように火薬の代替とする魔法の火を抑えられる殻が用意できないと告げられる。 気分転換には体を動かすのが一番と提案、半ば無理矢理、スティトを剣術の練習に付き合わせる。 犬族の男なのに剣の腕が立たないスティトを変わっていると率直に口にするリイリに、スティトも同意しながらも過去を振り返り、 かつて男らしくない自分に唯一理解を示してくれた人物の「私も好きなことをするから、お前も好きなことをしろ」という言葉を想起すると、 リイリが女性らしくあるよりも体を動かすことが好きなことを指摘し、事情はよくわからないものの、自分を押し殺してまで好きでもない男に嫁ぐぐらいなら、ずっと隠れ家を使っていいと提案する。 リイリも剣を振るうことや草原を走り回ることが好きと同意し、 幼い頃に草むらに隠れた自分をベルナーが必死で探していた思い出を、一人で森に行き迷子になった自分を村のみんなが総出で捜索してくれた思い出を、体を動かすよりも何よりも村のみんなのことが好きなことを語ると、 村の役に立ちたいと婚姻を結びに戻る決意を告げる。 スティトは少し沈黙すると一言「わかるよ」とだけ口にだし、ユウは黙って聞いていた。 ベルナーの誤解を想定しユウとメルクは少し時間を置いてから村に戻るように決めると、 治癒を終えたガルシャンを住処に帰すことを兼ねてスティトも途中まで同行する。 道中ガルシャンが突然リイリに向かい唸り声をあげるが、リイリの背後からモンスターが襲いかかろうとしていたのを警告していたと誤解も解け、リイリはガルシャンに礼を言おうとするが、ガルシャンは縄張りに辿り着き去っていく。 それを見送り自分も帰らなきゃと寂しげな笑顔を浮かべるリイリに、 ユウは長の子同士が結婚しなくても同盟を結ぶことはできないのかと問い、 古くからの風習を理由に挙げるリイリに対し、癒術士が現れる前の王国では「モンスターと共存する現在」なんて想像もできなかったことを例に説得を試みようとするが、リイリを探しに森に入った人々の声が届き、 これまでの礼に、スティトにアルム村に伝わる硬い殻の木の実の加工法について伝え、花火に役立つのではないかと提案するとリイリは彼らの元に向かって去っていった。 「習わしを変えるなんて無理だ」 「ずっとそうしてきたことにはきっとなにかの意味がある。そう思いたいんだ」 少しでもリイリの役に立つならばと彼女が興味を示していた花火を完成させることを決め、教えられた木の実を採りながら隠れ家に向かうスティトとユウ達だが、凶暴化したモンスターに襲われ逃げるうちに草むらに隠れていた深い穴に落ちてしまう。 その様子を目撃したガルシャンは何処かにかけていく。 穴の中まではモンスターは追っては来なかったが、ユウたちだけでは脱出することが不可能で、外に居場所を知らせるために花火を打ち上げることを決め、完成を急ぐ。 その頃、ウルカの村でベルナーに叱られているリイリの元にガルシャンが駆けてきた。モンスターを危険視し退治しようとするベルナーに、ユウとメルクがベルナーから教えられた王国の人間とは全然違ったこと、それと同じでモンスターともわかり合うことが出来ると説得し、そして危機を救ってくれた恩を返すためにガルシャンと向き直ると、ユウたちに何かあったのだと察し、 ガルシャンとの相互理解、自分と同じく伝統に囚われているベルナーとの会話を経て得た、 自分たちの伝統が世界が変わる前のもので、世界が変わり始めた今、自分たちも変わり始める必要があるという悟りを語る。 ベルナーも頭では理解できているものの、これまでの伝統を無為とする、その考えを受け入れることはできない。 すると、ハルシュトは「変わらないものもある」と声をかける。 ナークから聞いた「星輝りの夜は森に入るな」という、アルム村に伝わる伝承、星輝きの夜が今の時期を示すものであることから、モンスターが凶暴化するため危険であることを示唆したものだと推測し、 残すべきものは残し、変わるものは変わればいいと諭す。 ガルシャンに先導され、ユウ達の元に向かう三名だが、森のモンスターの凶暴性は更に増し退けても退けても新手が現れ、一向に先に進めない。 するとガルシャンが大きく鳴き声をあげ周囲を挑発、一帯のモンスターを引き寄せ、ベルナー・ハルシュトも囮として残り、リイリだけが森を進んでいく。 ユウ達も花火が完成し、あとは打ち上げるだけという段階に到るが、 ガルシャンの鳴き声に狂乱したメルキオーガが巣穴の奥から姿を見せた。 万事休すかと思われたが、リイリの声がスティトの耳に届き「自分を探してくれる人間」がまだいたことに笑みを浮かべ、ユウに足止めを任せ打ち上げのための準備に取り掛かる。 夜空に一輪の巨大な花が咲き 犬族の、ハルシュトもベルナーも、モンスターであるガルシャンやメルキオーガも戦いの手を止め、美しさに見惚れていた。 ユウ達も無事救助され、一同安堵の笑みを浮かべるが、 メルクはリイリが婚姻することを心配する。 リイリは婚姻を破棄し、長の子が結婚する伝統など関係なく同盟は結べないかハルシュトに問い掛ける。 ハルシュトも歯切れ悪そうに返事を返そうとしたのだが、 花火を目撃したジャモがお金の匂いを嗅ぎつけて襲来、 商品化できないか捲し立て、困惑したスティトは思わずハルシュトに目線を向け助けを求める。 「あ、あの……、姉さん……!」 ハルシュトは受けるも拒むもスティト次第と返し、村に負い目を感じる必要はないと諭す。 断られそうになるかもしれない雰囲気にジャモは慌てて、スティトを連れていき、 残されたユウたちはハルシュトが女性だったことに驚愕の叫びをあげる。 アルム村の使いが、男装のハルシュトを長男と誤解し、 ウルカ村も、長男とのお見合いの申し出にスティト目当てだと誤認、 スティトも負い目から村を離れていたため一切事情を把握しておらず、 互いの誤解を理由に結婚は取り止めとなる。 同盟を気にするリイリに対し、ハルシュトは彼女が言っていた台詞を返すと結婚など関係なく同盟を結ぶことを受け入れ、 剣術を好む女性同士、手合わせすることを約束するのだった。 やがて、ユウたちが村を去る日が迫り、スティトによって大量の花火が夜空に打ち上げられ、 その光景を見つめながら、ベルナーはリイリの成長を実感し身を引こうとするが、彼女からは「ベルナーがまだ必要」と告げられ、ハルシュトが言っていたように変わらないものと変わるものを見定めるために、自分の側にずっといて欲しいと請われ、末永く共にい続けることを約束する。 テナーは花火の美しさにロマンを感じ取り、ナークもロマンを悪くないものと捉えていた。 スティトを呼び止めたテナーは「アルムを発展させたのはハルシュトだが、アルムの変化にはスティトが必要」と伝え、ウルカの民もアルムの民もモンスターも動物も花火を美しいと思う気持ちに違いはないはずと確信するのだった。 ハルシュトはユウを呼び二人きりで花火を見つめていた。 揺れる尻尾を気にするユウに運動しているだけと返し、初めて会ったときから伝えたかった言葉を口に出そうとするが、癒術士であるユウに、いつか再びウルカを訪れて欲しいとだけ告げる。 翌日ユウたちが去り、二人きりになると、 ベルナーは、ハルシュトほどの人物でも尻尾は誤魔化せないことを皮肉りつつ、何故思いを伝えなかったのか問い掛ける。 他国との触れ合いでウルカ村は確かに大きく変わり始めているが、族長の娘が異国の者と結婚することを祝福できるほどではない。 多くの商人や旅人が村に訪れ、様々な価値観に触れ、偏見なく交流できる日が来た時に改めて想いを伝えると宣言。 ベルナーは年下のユウに対して本気過ぎるハルシュトに呆れるのだった。 登場人物 ハルシュト 男装をしており、内面も外見もイケメン過ぎる女性。 姿を隠したスティトの捜索をしており、最初にユウたちと出会ったのもスティト捜索のために村を出ていたから。 一目ユウを見た瞬間に恋に落ちた。 ユウ 後ににゃんこ大戦争とのコラボイベントで猫耳派に目覚め、ドラポコラボや本編にも設定が引き継がれている。 猫耳への愛で、洗脳され記憶を失った状態から立ち直ったり、驚異的な身体能力を発揮したりしている。 ハルシュトさん…… スティト ハルシュトの弟。 役に立たないものを研究することに負い目を感じ、村から逃げ隠れていた。 進化開放時の解説によると、後に村の有志にアトリエを作って貰ったそうだ。 変えるべきものは修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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【Question】 ここに一匹の猫がいる。猫の名前は《ミケ》。猫にはほかの猫とは違い、不思議な力があった。 《ミケ》には、望んだ過去に戻れるという特殊な能力がいつの間にか授かっていて 《ミケ》は事あるごと…そう、例えば。 猫にとって困ることであったり、全く望んでいない未来であったり…不都合なことが起こる度に時間を遡ることができた。 何度も何度も《ミケ》は遡った。その度に今度こそ猫の望んだ未来になると信じて繰り返した。 幾度も繰り返していくうちに《ミケ》はこんなことを考えるようになった。 「なぜ、こんなにもやり直しているのに上手くいかないのか」 《ミケ》の疑問は次のやり直しの際にまた消えてしまう。 そして何度でも繰り返し、同じ場所へ向かっては戻っている。 そんな猫は一体どうすればよかったのだろう。 【Answer SIDE S1】 そもそもの始まりは、どうして猫はこんな風に繰り返す選択肢を選ぶようになったのでしょう? 《ミケ》にとって繰り返す世界の先に何を見つけようとしたのかが問題で その見つけられないのか、何が上手くできないのかは知らないけれど 猫にもっとも足りなかったのは学習するということなのだと思います。 繰り返すという事は、検証と実験を繰り返しながら正しい答えを導き出そうとする行為にも見えますが 必ず失敗するというのならば話は別。 必ず上手くいかないという事は間違っていることをわざわざ選択し、やっているということに他ならない。 つまり、それを止めない限り…猫は何をやったとしても猫が望んだ未来を導き出すことはできないんです。 だから、学習していくしかない。猫…確か名前は《ミケ》でしたっけ? 《ミケ》は望むべき未来を変更するべきだ。 そうでもしない限り、何度間違えて繰り返しても望んだものに辿り着くことは無いでしょう。 「では、《ミケ》が学習しなければ…結局何をしても同じ結果になると?」 聡明な貴女は理解が早くて助かります。つまり、その通り。貴女が言ったことが正解です。 「ふぅん、そうか。まぁ、面白い答えと言うよりは平平凡凡で詰まらない。 答えとしては理解できるけれど、納得するには難しい答えだね。 あと、この答えは私は好きじゃない」 【Answer SIDE:S2】 うーん、正直に答えると、上手くいかない理由はたぶん…猫が望んでいることが高望みだからじゃないかなと思う。 もしくは全部を上手く行こうとさせすぎている完璧主義者か。 そもそも、繰り返して何度も何度もチャレンジするくらいには思い入れの強いものが猫にはあるのかもしれない。 でもどうして猫はそこまでして、自分の望む未来を手にしようとしているのだろう…という疑問は残るね。 《ミケ》は何度も繰り返すけれど、その度に失敗も後悔も思い出して、辛い思いをするのにそれでも繰り返すことを望む。 繰り返しを願う心はとても純粋なものであるのだとすれば、それは叶わない願いに手を伸ばし続ける行為にとてもよく似てる。 だからこそ、猫は考えなおすタイミングが必要なのかもしれない。考え直さないから、また失敗し続けるのかも。 「では《ミケ》は思い直さないと、また同じ結果になると?」 素敵な君だから理解が早くて助かります。つまり、君が言ったことが正解だと思います。 「ふぅん、そうか。なるほどな、考えなおす…か。まぁまぁ面白い答えだったよ、有難う。 答えとしては理解できるけれど納得するには、ちょっと弱い。タイミング、と言うのは参考になったよ」 【SIDE:M】 「ということで、何度も繰り返す理由を問うたけれどあんまりにも面白くないこと続きだったから、首を二回刎ねた」 「野蛮なことで。ちなみに良い意味では言ってないからね。物騒なことは良くない、特に他者に対してはね」 蜂蜜色には程遠い、くすんだ砂金色の髪。 こちらを窘めるように向けられた左右色の違う瞳はこちらが痛くなる位の目線を向けている。 明らかに抗議の目線だが苦笑いでかわしていけば、深くため息を吐かれた。 眠っていないのか、それとも睡眠を必要としていないのか 目の前の男は上っ面だけで笑った自身に冷たい眼差しを向けたままだ。 良く笑う男だが、どうしてかこの話題を避けたいのか。あまり会話を弾ませてはくれない。 聡明な君だ、分かるだろう。と嫌みの一つを言ってやりたくなるが その言葉を自身に投げかけたのは目の前の相手だったのでやめた。 言葉を言葉で返すのは嫌いじゃないが、この相手に返すのは、少々骨が折れる。 女性のように線の細い男だったが、差し伸ばしてくる手は男性のそのものだ。 目の前の男もきっと自分に似ているのだろうと思う。 あの猫にとても良く似ているのだろうと思うのだ。 叶いもしない未来や望みのために。ただただ、男は実直に、精密に。機械のように佇み続ける。 「で、何だっけ? 猫がなんだとか」 「そう、なんで《ミケ》は上手くいかないと思う? 《ミケ》は繰り返し繰り返し、今度こそ失敗は無いようにと繰り返し。 それがどうして上手くいかないのだと思うかっていう質問なんだけど」 そうだねぇ、と男は首を傾げる。そして足を組み直して、数分黙っていた。 何かを考えているのか、それとも問いへの答えを真剣に悩んでいるのか。 そのどちらにも見えて自身は口を噤んだままでじっと見つめる。男の目線が自身の視線と交差した。 ふっと細められる瞳は美しい弓なりに歪む。これは化け物だと、以前、彼と仕事を共にする長身の女性キャストが言っていたが。 化け物という形容詞はあまり好きではなかった。それは目の前の男を人間ではないと認識する言葉だからだ。 「さて、先ほどの答えなのだけれども」 「お! 考えてたのかやっぱり!」 「まず一点。猫こと《ミケ》はどのような目的を持っていたか、だ。 猫の望みが例えば《世界平和》のような大きな概念に似た望みだった場合。 世界の平和という理論は、絶対の下で平等――もしくは誰もが他者に無関心であるという事以外で成立することは難しい。 Aにとっての平和がBにとっての平和であるとは限らないからだ。 それは世界中の人が幸福になりますように!といった願いも同義にあたる。 つまり、そういった未来を願っているのならば最初から《ミケ》が望んだ世界は訪れない。 それを作るなら、最初から他者などいない世界を作った方が手っ取り早い」 一息であっさりと論述していく姿はいつ見ても腹正しい。 「そして猫は、繰り返しているという点。 つまり、猫にとっては望ましくないことが起こる度に過去に戻るという手段を取っている。 何度も繰り返している段階でとても強い思い入れか、それか…どうしても諦められない思いか。はたまた意地か。 少なくとも繰り返さずにはいられないことが起こっているという事だ。 ならばそれが起こらないように対処するのが普通なのだけれど 何度繰り返してもその事象がおこるという場合、そもそもの根本が間違っているというケースがある」 さら、と別の答えを導き出す様が一瞬自身に語りかけてきた全知全能たる惑星の体現者に見えて苦く笑う。 なるほど、続けて?と言えば彼はもう一度考えたように口元に手をあてる。 悩んでいるのか、それとも言うのを躊躇っているのか。 それでも彼はすっと、息を吸い直し、唇を動かしていく。 「最初から、《ミケ》には別の望んだ未来がある」 「…えーっと、大分ぶっ飛んだように感じたけど?」 「何と説明していいか…。だって、この話はそもそもの大前提に《ミケ》には望んだ未来があった。 けれどならない、だから繰り返す。 これが一連の流れとしてワンセットになっている。でも本当にそうだろうか? 《ミケ》は望んだ未来を叶えるべく、何度も何度も繰り返しては失敗し 結局またやり直すということが起こっているんだろう? 目標が高いとしても、未来に起こることを知ってる状態でそんなに失敗するだろうか? そこまで、間違えるほど《ミケ》は愚かだろうか? だって何度も繰り返すんだろう? それこそ100回でも繰り返せば ここで何をしてはいけないか、この会話になったら話題を避ける。とかいろいろとできるはずだ。 むしろやっていると仮定する。 …それなのに、《ミケ》の望んだ未来にはたどり着けないならば……最初から《ミケ》が望んでいた未来は 違うんじゃないかと思う」 酷く淋しそうな声で、男は言う。猫にとっての未来とは、では、一体なんだというのだろう。 「《ミケ》には、《ミケ》にも意識していない本当の願いや望む未来がある。それか…」 言葉を止める。そして瞳を逸らした。言いたくないのだろう。こちら側に瞳が戻ることは無い。 組んだ足を見つめるように、彼はただ俯く。 彼にはきっと導き出せてしまったのかもしれない。この意味のない質問の答えを。 「答えてくれないの?」 問いかける言葉に音は返らない。言うか言わないか、ただそれを考えている時間でもないだろう。 理解してしまえば何よりも早い。彼は、機械のように精密故に。 機械のように繊細故に。やっと交差する視線に、瞳に嘘は吐けない。 これを化け物と呼ぶのならば、何と純朴かと思い。そして歪んだ在り様が、あまりにも無慈悲なほどに邪悪だとも感じる。 「さぁ、答えを。理想郷の名を冠しながら、終ぞ理想に届かない貴方が導いた答えは何だった?」 「君は、望むべき未来も、本当に願っていたことも全て―――もう、分からなくなっている」 伸ばした指先を受け入れる。彼の細い首に指は強く食い込んだ。忘れている訳ではないと思っていた。 理解したくないと思っていた。だからこそ繰り返した。 何度も何度も繰り返せば、きっと正しい未来のほうから自身に近づいてきてくれると信じていた。 ケホッと音がする。ギチギチと締めた首にはしっかりと赤く痕が残る。このまま殺してしまえばいい。 この答えはとても気に入らない。 この答えはとても… 「そ…れで…も」 手を止める。涙ぐんだ彼の瞳に嘘は無い。続ける言葉がどんな甘味より甘く聞こえても。 どんなに優しい言葉に聞こえても、この手はきっと彼を殺す。 「君は諦めたりしないだろう? 未来を、願いを手に入れることを諦めたりするものか。だからこその君だ。 ……君にもしも僕から何か助言できるとすれば、唯一つだ」 「…それは何だい?」 「絶対に、再度同じ未来に行きつかないこと。 そして君がこの世界から過去に飛ぶという事は、君を中心とした時間線から未来が消えるという事だ」 手を離せば、彼はこちらの手を強く握る。傷つけないようにとても優しく握り込んだ。 多少やり返されても仕方がないというのに、全くと言うほど敵意を見せない。 「君を失った時間軸は、君と言う特異点を失って崩れて行く。再生は出来ないし崩壊するしかなくなるだろう。 そもそも時間を遡れるという段階で、その力こそが時間における特出すべき事象に他ならない。 故に、君は同じ未来に辿り着くことをしてはいけない。 また一度離れた時間に戻ろうともしてはいけない。君を失った世界は、ただの枝葉だ。 大きな幹の、その先にある枝の葉っぱ。 そこに戻れば、君を失ったという事象と君が戻ったという事象がぶつかり合って対消滅することになるだろう。 君の願いの為の時間渡航は、そういう危険性を孕んでいる。 それでも君は願わずにはいられないのかもしれない。 だからこそ、今この時間から過去へ戻るのならば――この時間座標には来てはいけないよ」 手に握らされたのは一つのデータ。自身では確認すら取れない何かの欠片。 けれど、目の前の男が座標だといったのならば。 それはきっとここへと還って来るための鍵なのに。 その姿はまったくといっていいほど見えなかった。視覚出来ない切り捨てる過去を、彼は知っているのだろうと思う。 「私は何度だって繰り返すだろう」 「いいや、君に次は無いさ。君は分かってしまったのだもの。君が本当に見つけたかった願いが、そこに無いということに」 「だったらちゃんと見つければいいじゃないか。私にだって、その権利はあるよ。ねぇ、そうだろう?」 「ああ、そうだとも。だからこそ、次こそは繰り返さないで君は変わればいい。こんな残酷な御伽噺があってたまるかと。 運命に抗って、抗って、抗って。それこそ神なども殺してしまえるほどに、君は……君の物語を生き抜かなければ。 どうかその先に、再度君と僕が出会いませんように」 出会いませんように。 触れてもなお、共にあることを選ばない朋友であると、分かっている。何度も殺したのはその理由を確かめるためだ。 理想になりえぬ人と本当の望みを忘れた探究者に同じ未来が待っている訳が無いことを誰よりも互いが理解していた。 「さよなら、アルカディア」 【Answer】 「彼女はミーナという。こっちはシトリー、こっちはシュトリ。双子だ。分かりにくいがまぁ、そこらへんは感で」 何度も繰り返された自己紹介だった。適当な会話をこなした後に、名前ことで話をしているのを覚えている。 ミーナ、という名前がまるで猫につけるみたいな名前だと彼は言った。砂金色の髪を持つ男女の双子の片割れ。 名前をシュトリ・アルカディアという。彼は理想郷の名を持ち、妹だというもう一人は哲学の名を持つ。 何ともこだわった変な名前だと言えば「君なんて猫みたいじゃない。確か、えっと、ミルヒの国だと猫の名前はミケらしいね?」などと抜かす。 くつくつと笑う妹と鈴を転がしたように笑う兄の双子だった。 出会ってはならないと思う。もう二度と出会ってはいけない。 そう思っていたのだ。 本当に。 本当に? 「私の名前は姫沙羅、私を信じてくれる人のためにいる正義の味方だ」 「ひめ? しゃら? きさら? 面白い名前だねぇ、綺麗な音ばっかり並べたみたいな名前だ」 また鈴を転がしたように笑う。 「そうかなぁ? 綺麗な名前じゃない? 割かし」 「そうだねぇ、確かに音の響きは綺麗かも。でも君はどっちかというとアイスクリームみたいだねぇ、美味しそうな色だ」 何が愉しいのか、にこにこと、からからと笑う声はどこか淋しさを含んで。 初めて会うはずなのに。ぼんやりと覚えているような気さえしている。でもちゃんと心は否定するのだ。 こんな生き物は知らない。気持ちの悪い、得体のしれない生き物だと。しかし一粒の感情だけは肯定する。 彼は化け物なんかじゃなくて、きっと願いの形を固めて作って、折り合わせて。 まるで祈りの姿にも似た、滑稽な機械仕掛けの―――。 「改めて、私は姫沙羅、君は?」 「――――僕は…シュトリ・アルカディア。終ぞ、人が至ったことのない楽園の名を冠する、夢見る機械です」 「仰々しい感じだね」 「まぁ、本当に仰々しいものだからなんとも言えないのだけれど…タイミングは見つけられたようだね、何より」 ふと浮かべられた笑顔に冷たさを感じて身震いする。あぁ、これだから嫌なのだ、こういった類は。 本能が相手の首を跳ね飛ばした瞬間、肉体は崩れて落ちる。 しかし血が滲むことは無かった。まるで最初から無かったかのように。 砂に、空気に還る。 「やっだなぁ、酷い。首刎ねること無いじゃない、痛いんだからね、まったく」 変わらぬ笑顔で笑う男はゆっくりとその瞳を弓なりに歪めただけだった。
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バレンタインネタ バレンタインデーそれは女の子にとっては年に数回あるかないかの想いを伝えるタイミングの日。バレンタインデーそれは男の子にとって好きな女の子からチョコ&告白を(貰える)されるかもしれないイベントの日。そんなイベントは科学技術が外の世界よりも2、30年進んでいる学園都市でも行われる。まぁ不順異性交遊に繋がる可能性があるため基本的には禁止なのだが。常盤台中学の寮に、とあるツンツン頭の少年に恋焦がれる乙女がいる。御坂美琴、超電磁砲(レールガン)の異名をもつ中学2年生にして、7人のレベル5のうちの第3位。そんな近寄りがたい肩書きを持っていてもやっぱり年頃の少女には変わりない。美琴は明日のバレンタインデーの為にチョコレートを作っていた。そのチョコレートも、もうあとは文字をホワイトチョコで書いてラッピングして完成という段階までできていた。美琴「アイツ、甘いの好きかな…」美琴「気に入って貰えるかなぁ」美琴「もし、渡すのと一緒に告白なんてできたらなぁ……えへ、えへへへ」黒子「お、お姉さま?そ、そそ、それは、わたくしへのチョ、チョコでございますか!?」美琴「!!」(黒子!?いつのまに後ろに…てかさっきの聞かれた!?)美琴「く、黒子…ど、どうしたのよ、今日はジャッジメントの集会じゃなかった?」黒子「いえ、お姉さまへ渡すチョコの中に媚や……いえ、隠し味を入れようと」美琴「……黒子…あのパソコン部品なら昨日のうちにゴミに出しておいたわよ?」黒子「………(汗)」(あらら、ばれてましたの)美琴「………(電)」(ったく、こいつはいつもいつも!一回〝真っ黒子げ〟にしてあげようかしら)美琴は弱めの電撃の槍を放った。しかし黒子は美琴の雷撃をテレポートで冷静に交わし、逃げた。黒子「お姉さまの攻撃パターンは何回も見たり当てられたりすれば身体が覚えますわ」とテレポート。黒子「まぁ手加減してくれているのでしょうけど、さて黒子はジャッジメントの集会がありますの」黒子「今日、明日は泊りがけで行ってくるので」とテレポート。黒子「お姉さまへのチョコはバレンタインデーが終わってからになりますけど、申し訳ありませんの」美琴「ん?まぁいいわよ、ただ変な物入れたりしたらアンタをこの部屋から追い出すからね!」黒子「うっ、しょ、承知しましたの。では」どうやらテレポートでジャッジメント本部に向かったみたいだ。美琴「ふぅ、さてチョコレートの続きを……あれ?」さっきまでの作りかけのチョコレートが無くなっていた。美琴の脳内で三つの仮説が生まれた。①、黒子とのバトルで間違って吹っ飛ばしてしまった。②、黒子が隙を見て盗んだか。③、その他の理由で紛失したか。美琴「………②だな」美琴は途方にくれた。今日は13日、町中の女の子がチョコを作るためたくさんの市販のチョコを求めて買いに走るであろう事は知っていた。だから美琴は使う分のチョコを3日前に買っておいたのだ。しかし、そのチョコもさっきの作っていたのに全部使ってしまいもう残っていない。今の時間は夜の9時、黒子がいればテレポートで送り迎えができた。いやそれはもう無い可能性だから考えないようにしよう。どうする。寮の電子ロックや防犯カメラはいじくれる。考え込んでいてもしょうがないしコンビニでも見に行ってみよう。と決めた。30分後、「ありがとうございましたー。」美琴「はぁ…板チョコ1枚しか売ってないって……わたし、不幸かも」と嘆いていた時、後ろから声がかかってきた。??「あれ?御坂?こんな時間にコンビニ寄ってなにしてんだ?」美琴はビクっとして恐る恐る振り返る。そこには今、会ってはいけない人物がいた。ツンツン頭の少年、上条当麻だ。美琴「あ、アンタこそ、こんな時間に何うろついてるのよ」当麻「ん?あーうちの寮な風呂ぶっ壊れちまってよーシャワー使えんだけどたまにはお湯に浸かりたいんで近くの銭湯まで行ってきたんだ」当麻「そういうお前は、何買ったんだ?」美琴「な、なんでもいいでしょ……お、お菓子よ、お菓子!。……そうだ、アンタ明日は時間ある?」当麻「明日か?まぁ日曜だしな。それにインデックスもイギリスに帰っちまったし、時間ならいくらでもあるぞ」美琴「そっか、明日は日曜だったわね。」(黒子は部屋にいない。明日は休み。あのシスターはイギリス)ぶつぶつぶつ……当麻「どうした御坂?さっきからぶつぶつ言って」美琴「決めた!今日アンタの寮に泊めて」当麻「……は?」(な、なんだって?寮に泊まる?部屋は?ん、この場合俺の部屋になるのか?)美琴「だから!アンタの部屋にあたしを泊めてって言ってんの!おわかり?」当麻「お前、本気で言ってんのか?」美琴「こんなこと冗談じゃ言わないわよ」といいながら身をぶるぶる震わせる。当麻「わかった。こんなとこにいると寒くて風邪引くからはやく行くぞ」美琴「やった♪」そういいながら上条の右腕に抱きついた。当麻「おい…これじゃまるで……」美琴「なによ?まるでカップルみたい?いいじゃない別に寒いんだし」当麻「俺は構わないけど、他の人に見られて困るのお前だろ?」美琴「か・ま・わ・な・い・わよ♪」(ちょっと大胆かな?恥ずかしくて顔上げれないや)当麻「はぁなんか今日は最後の最後に御坂に振り回されてんな」美琴「文句あるわけ?」当麻「いや、たまにはこんな幸せ桃色空間も悪くないかな?っと」美琴「??よくわからないけど早く行きましょ」当麻「そうだな」そうして上条の寮について少しすると御坂美琴と上条当麻の2月13日は終わりを告げた。2月14日、午前0時27分上条当麻と御坂美琴は上条の部屋のこたつの中にいた。美琴「当麻の寮ってちょっと遠いわね」当麻「ん?今名前で呼ばなかった?」美琴「あ、ダメ……だったかな…」(そうよね、いきなりはダメよね)当麻「う~ん、かまわねぇよ、むしろアンタとか呼ばれるより名前の方が気付きやすいかもな」美琴「ほんと?え…っと、とぅ…とぉま?」(うっ意識すると言えなくなる……)当麻「なんか、お前の言い方…ちょっと可愛くて照れるんだが……」美琴「え?可愛い?あたしが?」当麻「うー、なんだ…ほら、あ、そうだ!みかん食べようぜみかん、ちょっと持ってくる」上条はそう言うと台所にあるダンボールの中のみかんを取りに行った。美琴「……うまく話し逸らしたつもりかしら…」当麻「ほらよっ、このみかんすっげぇ甘いんだぜ。結構オススメ」美琴「ふーん。それよりさ、と、当麻って呼ぶから、わたしのこと美琴って呼んでよ」当麻「……はい?」美琴「ビリビリしないと理解できないのかな?そうかぁ…なら仕方ない。手加減してあげるから左手だしなさい」当麻「ひぃ!いいです!理解できました。ごめんなさい!美琴!」美琴「そうそう。ちゃんと言えるじゃな……ぃ…」(こ、これは予想以上に恥ずかしい……)当麻「どうした?おーい?大丈夫かぁ?美琴?」美琴「だ、大丈夫よ!」そのあと、テレビを見たりして二人でぎゃあぎゃあ騒いでいた。美琴「ふぁ…眠くなってきちゃった……」時刻はもう深夜の1時を過ぎていた。当麻「そうか、ベッド使っていいけど、美琴は風呂入ってきたのか?」美琴「うん…今日はご飯たべて……すぐ…お風呂入ったから大丈夫ぅ」当麻「わかった。じゃあ寝るとしますか」美琴「……ねぇ」上条はコタツを端によせて布団を敷いていた。当麻「どうした?明かりなら今消すからちょっと待ってくれ」美琴「そうじゃなくて……ベッドでさ…一緒に寝ない?」当麻「……上条さんに拒否する権利は?」美琴「当然…なぃ…一緒に寝てくれないと…夜中電気ショックで起こすかも……」当麻「仕方ないな。添い寝くらいならしてやる」美琴「じゃあ、手…握っててくれる?」上条はこのお姫様の言う事をきかないと後が大変そうだと思い、しぶしぶ美琴の申し出を受け入れた。当麻「かしこまりました。姫」そう言うと、上条は部屋の明かりを消し、美琴の寝ているベッドに入りこみ、美琴の手をギュッと握った。美琴「えへへ~……幸せ……むにゃむにゃ」(zzz)当麻「………」(ったく、手握るなり直ぐに夢ん中入ってやがる)当麻「………」(はぁ、こっちは緊張して、手握ってるからか全然眠くならないし)当麻「………」(あれ?手離れねぇ…うわぁ、寝たらベッド出ようと思ってたのに…)美琴「…もぅ…」当麻「……?」(もう?)美琴「…はにゃさにゃぃんだかりゃ~……うんん…むにゃむにゃ」(zzz)当麻「………」(……可愛い…あれ?手離れてるじゃん……)当麻「…仕方ないな」上条は少し離れてしまった少女の手を捕まえてまた握った。当麻「………」(今日だけ特別だからな)美琴「………」(ぁりがと、当麻)その夜少年が自分の精神との格闘に見事打ち勝ち、寝れたのは3時間後のことだった。 2月14日、午前8時5分美琴「…ぅま……ねぇ…おきて、当麻」当麻「んぁ?……あれ?御坂?」バコッ!上条は美琴に頭を叩かれた。当麻「痛ッ…起きたばかりの上条さんになにすんだ!」美琴「昨日言った言葉、もう忘れちゃったの?」美琴はジーっと上条を見つめて涙目になっていた。当麻「…昨日って?……あ」美琴「思い出した?だったら許してあげる」当麻「わりぃ美琴、まだ名前で呼ぶの慣れないし、ちょい恥ずかしいんだ」美琴「そりゃわたしだって……まぁいいわ。ご飯作ってくるから待ってて」当麻「え?いいの?あ、でも俺もなんか手伝うよ」美琴「手伝わなくていいわよ。その代わりに後でご飯の感想聞かせて頂戴?」当麻「あ、ああ。わかったよ」美琴「じゃあ作ってくるわね」当麻「……」(昨日の今日だから妙に美琴を意識しちまうなー)美琴「ふん♪ふん♪ふーん♪」 朝食後当麻「ごちそうさまっした」美琴「お粗末さま」当麻「美味しかったぞ、美琴。こんな美味いなら毎日にでも食いたいな」美琴「ま、毎日って…そ、そこまで言うならたまに作りに来てあげてもいいわよ?」当麻「本当ですか?美琴センセー……あ、でも朝はいつも時間ないから諦めるよ…」美琴「あ~そっか…夕飯ならどうかな?」当麻「そうだな、じゃあたまにだけどお願いな」美琴「ねぇ当麻?その、代わりと言っちゃなんだけど、ご飯作ってあげるからその分泊まりに来ちゃダメかな?」当麻「なっ!美琴…自分が何言ってるかわかってるのか?」美琴「あ、あたりまえでしょ!こんなこと当麻にしか言わないわよッ!」当麻「え?それは…つまり……え?…そういうこと?」美琴「あれ?あたし…なんか言っ……」(これって…こ、告白と思われても不思議じゃない?あーもうダメ!考えてもダメ!行動しなくちゃ!)美琴「…もう、がまんできない!言うわよ!わたしはね、アンタが、当麻が好き。もう自分の気持ちをごまかしきれない、当麻が大好きなの!」美琴「今日が何の日か知ってる?バレンタインデーよ、女の子が勇気を出す日なの。本当はチョコあればよかったんだけど、黒子に持ってかれちゃったの。でもねチョコなんかなくても気持ちを伝えることはできる。当麻はちゃんと言葉で言わないと気付かないと思ったから…」当麻「…………」美琴「…………」当麻「……美琴」美琴「………迷惑…だったかな…あはは…」美琴の声は今にも泣きだしそうな声だった。美琴「…ごめ…んね…朝から……わたし、帰るわね」そう言って、立とうとしたとき、上条の口が開いた。当麻「待ってくれ。ちゃんと返事させてくれ、美琴」美琴「…うん」当麻「まさか、お前が俺のこと好きなんて思わなかった。せいぜい仲の良い異性かな、くらいで終わりだと思われてると勝手に勘違いしてた」当麻「でも、こうしてお前、美琴が伝えてくれたから。まぁこんな話は言い訳にしかならないな」当麻「…結論から言うと、俺は……お前とは付き合えない」その言葉を言われた時美琴を激しい後悔が襲った。告白なんてするんじゃなかった。そうすれば上条の日常の中に自分の居場所があったのに。もう戻れないと思うと涙が出てくる。この気持ちも止められないものだった。当麻「…でも」美琴は泣きながらも上条のその言葉を聞いていた。当麻「付き合えない理由ってのが美琴がまだ中学生ってことなんだよ」当麻「俺自身は美琴のことが好きだ。昨日、今日でお前に俺の気持ちを気付かされたよ」当麻「だからな、美琴さえよければ、待っててくれると上条さんは嬉しいわけで…」上条のその言葉を聞いてさっきまで美琴が抱いていた後悔は綺麗に消え、今は安心という感情が心の中で一杯になっていた。美琴「えぐっ……それ…って…グスッ…」当麻「ああ、美琴が高校生になったらって」美琴「うっ…嬉しい……けど……」当麻「ダメ…か?」美琴「ダメ……今抱きしめてくれないと」美琴のその一言で上条は力いっぱい抱きしめた。もう離さないという感じの強さだった。美琴「と、当麻、ちょっと苦しい…」当麻「あ、ごめんな」(1年も耐えられるかなぁ)美琴「当麻……」美琴は目を瞑ってちょっと上を向いて上条を待っていた。当麻「美琴…」(上条さんはやっぱり美琴が高校生になるまで待てそうにないみたいです)上条はそっと美琴の唇にキスをしたチュッと美琴「当麻…さっきわたしが高校生になるまで待つって言ってたよね?」当麻「…………」美琴「今はまだ友達ってことなのよね?」当麻「…………」美琴「当麻は女の子の友達にキス迫られたらしちゃうんだ?」当麻「そんなことはない!」美琴「わかってるわよ。ありがとう。キス…嬉しかった…」当麻「なぁ美琴、上条さんはなんか言ってること間違ったのかな……」(もう心が揺らぎそう…)美琴「さぁ?当麻が決めたことだし、でもあたしは1年間当麻にアタックしまくるつもりよ?」当麻「…………」美琴「そうだ、お風呂壊れてるけどシャワーは使えるのよね、ちょっと借りるわね」当麻「いや、ちょっと」美琴「当麻、覗いたらタダじゃすまないわよ?」当麻「…ふ、ふこ……あー!しあわせだぁぁぁああぁぁ!」 ~fin~
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(注:読みやすいように原文の段落を少し整理いたしました) スレ139より 325 :1:2009/02/15(日) 14 11 30 O スカスレに書き込もうと思ったんですが、急遽こちらに。 テンプレ通りのイビリを一通りするトメ。 それも夫の見ていないところでネチネチと。 何も言い返さなかったら調子に乗り始めてついに夫の前でもネチネチ嫌味をいうようになった。 一昨日、同じ様にイビリ始めたトメ。夫が庇ってくれると思い、「これが噂の嫁いびりですか。嫁子こわーい☆」と言うと、左頬に衝撃が。 はじめ何が起こったか分からなかったかわからなかったがどうやら夫に殴り飛ばされたらしい。 327 :2:2009/02/15(日) 14 15 40 O 僕ちんママを馬鹿にすんなと鼻膨らませてフンガーする夫。 一昔前の少女漫画ばりに目をキラキラさせて夫を見るトメ。 今まで虫も殺さないような温厚な性格は全て仮面だったのですね。 そのまま夫実家を飛び出し荷物をまとめてシティーホテルへ。 未だに混乱中で文章まとまってなくてスマソ。 332 :名無しさん@HOME:2009/02/15(日) 14 18 47 O すみません(・ω・`) 私の頭の中では「嫁子こわーい☆」→夫庇ってくれる→スカ という段取りだったのですが、エネミだという事が発覚した次第で… 338 :名無しさん@HOME:2009/02/15(日) 14 29 41 0 ホテルも一時避難場所としてはいいけど、自分の親に電話しとくべし。 泣く演技…はしなくても、話しているうちに情けなくなって 泣いてくるから無問題。 339 :名無しさん@HOME:2009/02/15(日) 14 32 48 0 理不尽な暴力をふるう男は最悪物件だよ。 年取って体が弱ればしおらしくしてみせるが、性根は変わらないと認識したほうがいい。 とっとと離婚推奨。 341 :332:2009/02/15(日) 14 36 21 O すみません(・ω・`) 殴られた時の夫の般若の様な顔は多分一生忘れることができないので離婚します。 明日の朝一番に医者に行き、実家に連絡します。 中途半端ですみません。 決着がつきましたらまたご報告します。 344 :名無しさん@HOME:2009/02/15(日) 14 39 02 0 明日朝一と言わず、行けるなら救急にかかって 写真を撮っておいてもらいなされ。 361 :名無しさん@HOME:2009/02/15(日) 15 50 56 P DV経験者から一言。早く病院行って診断書とって警察に行け。 離婚するなら「子供の父親が犯罪者~」とかそんなこと気にする必要ないし。 それから、急いで家電量販店に行ってICレコーダーとアルカリ電池のいいやつ買え。 警察にかけこむときも許可なんかとらなくていいから あとで自分の話の整合性を確認するために録音しっぱなしにしておくといい。 一発殴るきっかけは人それぞれだけど 一発殴るとあとはもう止まらなくなる。 最初の一発が顔でしかも思いっきりってことは あとで警察にいったときにいくら態度ひるがえして反省しても 絶対無理だよ。 ちもしまだ顔が赤いなら警察から同情されてけっこう親身にやってもらえるかもよー 804 :325:2009/02/17(火) 13 22 20 O 私の対応の不出来に皆さんをイライラさせてしまいすみませんでした。 中途半端に田舎で、車を持ってきていなかったので総合病院までの道のりは遠く、近くの病院に月曜日に行こうかとのほほんとしていました。 皆さんのスレで目がさめてタクシーで救急に行きました。 …結果奥歯の根が二本折れてました。余りのショックで痛みを殆ど感じなかった為、まさか歯が折れているとは…。 顔はお岩さんのように左半分真っ青になっていて、看護師さんが「どうやったらそんなになるの!」びっくりしていました。 まぁ…体が半分浮いて吹っ飛ばされる位のパンチでしたから(夫は元ラグビー部) そのまま診断書を書いてもらいました。 流石にこの顔で新幹線に乗る勇気はなく、父に電話して迎えにきて貰いました。 807 :325:2009/02/17(火) 13 26 20 O 父は私の顔を見るなり泣き崩れ、「こんな顔にする為にお前を育てた訳じゃない…」とずっと呟いていました。 私は未だ夫に対して憎いとか嫌いだという感情が沸かず、ただただショックで他人事の様に感じています。 携帯を見ると、知らない間に義実家と夫の携帯を着信拒否にしていたらしく、夫の会社のメールアドレスから謝りのメールが来ていました。 精神が落ち着くまで実家に非難します。 また何かあれば報告させてください。 808 :名無しさん@HOME:2009/02/17(火) 13 28 02 0 乙 何があっても暴力振るう男はくずだ 誤りのメールの内容キボン 809 :325:2009/02/17(火) 13 31 26 O 808 「殴ってすまなかった。母を貶されたと思い腹が立ってやってしまった。すまない。顔は大丈夫か」というメール(原文そのまま)です。 これもやったという証拠になりそうなのでSDに保護しています。 スレ140より 497 :歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 17 18 55 O 前スレで奥歯二本あぼんした者です。 あれから二日経ち少し精神的に落ち着いてきたので報告します。 父の知り合いの弁護士に離婚に向けての相談を依頼をしました。 日にちがたって顔が変形するぐらい凄まじく腫れて変色していたので、「これは酷いですね…」と言われました。 スレで言われていた私の軽率な発言についても話したのですが、私の言葉は暴言(侮辱罪など)には当たらないそうです。 (余りそういった事は軽はずみには言わないようにねと注意はされました) 499 :歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 17 23 52 O 取り敢えず証拠として使い捨てカメラで撮影した私の顔と、診断書を預けてきました。 奥歯なのですが、中で折れている為、出血はしていませんでした(その変わり腫れは凄まじい) 応急処置でどうにかできるレベルでは無かったので、実家に帰ってすぐに歯科医に駆け込みました。 根が複雑に折れて歯茎の内部に刺さっているため、完治するまでかなりの時間がかかると言われました。 506 :名無しさん@HOME:2009/02/19(木) 17 26 45 0 歯折れ妻ですぐわかったw 少し落ち着いたとの事で安心しましたよ。 顔が変形するくらい腫れてるなら食事するのも大変だろうし、色々と日常生活に支障をきたしてそうだ。 弁護士も決まったなら被害が一見して即分かる今のうちに、サクサク話しが進むといいね。 507 :歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 17 27 27 O 夫ですが、私が歯科医に行っている間に実家に来たそうです。 土下座し、自らの非を詫びていたそうですが、デジカメで撮影した私の顔を母が見せると絶句して帰ったそうです。 もう少し落ち着いたら話す、と言われたので夫訪問のくだりは親から詳しくは聞いていません。 取り敢えず私的にかなり進展があったので報告させていただきます。 また何かあれば報告させてください。 515 :名無しさん@HOME:2009/02/19(木) 17 32 21 0 自分で思いっきり殴っておいて絶句するってのもおかしいよね。 まだ、心のほうの整理もこれからだし、はのほうの治療もこれからだろうから一番最善と思われる 治療なり対処なりして、ご自愛ください。 516 :歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 17 32 24 O 被害届けの件ですが、「余り相手を追いつめすぎると何をするか解らないので(何も言わず妻の顔を殴る男なので)、 取り敢えず相手の様子を見てみませんか」と弁護士の方が仰ったので保留しております。 526 :名無しさん@HOME:2009/02/19(木) 17 42 29 0 歯折れさん、本当に生きてて良かった・・・ 当たり所悪かったら死んでるよ。 色々大変だとは思うけど、体を大事にしてくれ。 なるべく、相手が接触してきた証拠をきちんと取れるといいんだけど。 謝って済むレベルじゃないよね。 527 :歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 17 47 38 O まずは私の精神と歯の治療を優先し、相手の出方を見つつ離婚する方針です。 告訴についてはまだ保留でどうするかは決まっておりません。 順番を間違えると離婚の慰謝料を向こうが払わなくなる可能性があるので(逆ギレの可能性?)、慎重にすべきと言われました。 今は離婚に向けて全力で頑張ります。 530 :名無しさん@HOME:2009/02/19(木) 17 53 14 0 順番を間違えると離婚の慰謝料を向こうが払わなくなる可能性があるので 意味がわからないんだけど この後に及んで何を? 531 :歯折れ妻◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 17 53 30 O 526 実家に来たという 532 :名無しさん@HOME:2009/02/19(木) 17 54 58 0 どうした?大丈夫か? 533 :歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 17 55 52 O 526 実家に来たという証拠でしょうか?? 旦那が帰った後、玄関脇に菓子折りと冷えピタセットと謝罪の手紙が置いてあったのでこれは証拠になると思います。 菓子折りは母は断ったそうですがそのまま置いて帰ったそうです。 冷えピタでどうにかできるレベルじゃないよ…馬鹿 534 :名無しさん@HOME:2009/02/19(木) 17 56 55 0 冷えピタかよ・・・orz 540 :歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 18 02 02 O すみませんorzミスりました…。 530 告訴の件は余り詳しくは書けませんが、過去に少し似た事例があり離婚&刑事罰を一気に下した所(執行猶予付き罰金刑) 元夫が会社を解雇され自殺、元夫実家一家離散で慰謝料どころの話じゃなくなったといった事があったそうなので 慎重に物事を運んだ方が良いと言われまして…。 553 :名無しさん@HOME:2009/02/19(木) 18 22 57 0 旦那はどんな謝罪の言葉を述べていたのか、謝罪の手紙の内容が気になる。 554 :歯折れ ◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 18 26 48 O 正直先日までは「一回の過ちなので許してあげても…」と少し思っていました。(ヘタレですみません) しかし治療の痛み(麻酔が効かない体質なので脂汗で服がグショグショになるぐらいの痛み)で夫に対する同情心が無くなり、 夫の名を聞くだけでフラッシュバックしてしまい吐いてしまったので、 誠心誠意謝られたとしてももう正常な夫婦生活は出来ないと確信したのでどんな事があっても離婚するつもりでいます 560 :歯折れ ◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 18 32 37 O 手紙の内容は「殴ってすまなかった。でもママンが~… 冷えピタで十分冷やしておけ女の顔には傷を残すなとママンが~… 落ち着いたら帰っておいでママンも心配して~…」 のママンオンパレード&上から目線だったので途中で読むのを放棄し弁護士に見せるために鞄にしまっておきました。 569 :歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 18 40 23 O 歯科医ではないので専門的な事はよくわかりませんが、神経を取り、歯の根本に今は薬を流し込んでいます。 歯の根は四本ともバッキリ折れた訳ではなく、外側の二本だけ折れ 内側は奇跡的に折れていない&ヒビだけのため様子を見ながら出来るだけ歯を温存する方向で治療を進めていくとの事です。 治療はかなり時間がかかるそうなので様子をみながら少しずつ治していくそうです。 神経抜いたから次からは楽だと思いますが本当に痛かったです 570 :名無しさん@HOME:2009/02/19(木) 18 42 05 0 冷えピタって・・・ ブランコに次ぐお笑い種だわ 571 :歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg:2009/02/19(木) 18 43 05 O 暖かい言葉ありがとうございます。 心療内科の方には明日にでも行ってみようと思います。 ではこの辺で失礼します。スレ汚しすみませんでした。 スレ142より 690 名前:歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg[sage] 投稿日:2009/03/03(火) 04 58 09 O 深夜夫の夢を見て魘され、起きてしまいました。 こんな時間ですが、朝一番のお茶請けに報告させていただきます。 あれから私は全てを弁護士さんに任せ、自分の治療に専念しました。 お陰様で顔の晴れもファンデーションで隠せる程度になり、奥歯も仮ではありますが噛める状態まで治療していただけたので、心身共に少し落ち着きを取り戻しつつあります。 弁護士さんと義実家の話を少し伺いました。 私がこれ程の重傷を負ったというのは義実家にとって青天の霹靂だった様です。 いや…普通に考えたら体育会系のゴッツい男の本気パンチを顔で受け止めて何も無いわけないだろう…と。 義実家からは良舅からの謝罪の電話が実家にあったそうです。 こちらは暴力を振るったので、離婚は勿論訴えも受け入れる。 もし万が一訴えを退けてくれるのであれば、土地を売り払ってでも慰謝料に上乗せする。 妻(トメ)と息子(旦那)がこうなったのは私のせい。これ以上貴方達に迷惑をかけない様に徹底的に躾直す。 …と。 刑事罰を加えて、私や家族に復讐をしたり自殺されては困るので、慰謝料の上乗せという形で終わらせようかと思います。 まだ、財産分与等の話し合いも済んでおらず離婚は少し長引きそうですが泥沼化せずに良かったです。 692 名前:歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg[sage] 投稿日:2009/03/03(火) 05 08 46 O 因みに、私の母が夫とトメの近況を聞くと良舅はしぶしぶ教えてくれました。 夫→カッとしてやった。あんなんなるとは思わなかった。女って脆すぎw今は反省している。 でもでも、僕のママンに対してあんな事言うのは(ry トメ→昔は男が女に手をあげた程度じゃ離婚になんかなんなかったのに、最近の若い女はなっていない。 私は嫁に躾をしただけなのに口答えをして(ry と、夫は私の顔を写真で見て一旦反省した様なのですが、トメのファビョリに感化され、一緒になってこちらを責めている様です。 舅と弁護士が〆ても〆ても、トメ→旦那の順で復活すると、頭を抱えていたそうです。 モウダメダナー。 696 名前:歯折れ妻 ◆b2Lj/tH8Hg[sage] 投稿日:2009/03/03(火) 05 20 31 O 奥歯ですが、医師に「こんなに無残に折れているのによく耐えれましたね」と驚かれました。 実質スレに書き込むまでは茫然自失。 父が迎えにくるのも救急外来に行ったのも全て他人ごとの様で「ああ痛いなー」と思う程度でした。 実際あの時は水以外摂取しておらず、あの時から今までで8キロ痩せてしまいました。 髪の毛も毎日ゴッソリと抜け、三つ編みをしようとしてくれた姉の子供を泣かせてしまいましたorz これからも続く治療の痛みと、脳の検査結果を待つ不安に押しつぶされそうになりますが、少しずつ元の生活に戻っていきたいと思います。 離婚が決まりましたらその後スレで報告させてください。 今私がこうして居られるのもスレの皆様が叱咤激励しアドバイスをくれたお陰です。 本当にありがとうございました。 ★その後いかがですか?in育児板★19より 193名前:歯折れ元妻 ◆b2Lj/tH8Hg[sage]投稿日:2009/04/21(火) 15 53 09 ID /8VXzaA6 こんにちは。歯折れです。 妻ではなくなりました。 あれから良ウトさんの協力もあり、少し揉めましたが無事解決しました。 私が働きだした職場に凸したり、実家に凸したりされましたがその度に24→連行。 それが原因かはわかりませんが元夫は職場クビ→義実家入り浸り。 ウトが仕事で居ない間に八つ当たりをトメにし、トメ誰か判別出来ないくらいにボコボコ。 命の危険を感じたウトメ、夫を放り出し義実家をものすごい早さで売り飛ばし逃走。 昨日ウトさんからウトさんの居場所以外の事のあらましを全て聞きました。 私の歯も無事物が噛めるようになり、完治とまではいきませんが快適な生活を送っています。 簡単ですが報告でした。
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マヨイガの戦い マヨイガの戦いは「2010/06/27(日)」に実施されたリアルタイムイベントです。 出現来訪者・能力者 作戦地域 敵戦力 友軍 初期戦力 (1)天陽の道 ※制圧済 (2)「大広間」 石投げん女イッシャ海御前火車やんぼし改造超重輪入道暴走ダルマ鬼改造超重アミキリ改造超重鉄鼠改造超重首長女郎暴走まがつ鳥 巡礼士太陽のエアライダー 11300 (3)「廃墟博物館」 石投げん女イッシャ海御前火車やんぼし改造超重輪入道暴走ダルマ鬼改造超重アミキリ改造超重鉄鼠改造超重首長女郎暴走まがつ鳥凶暴超頭脳暴走超重ゾンビ労働者 太陽のエアライダー 9900 (4)屋敷迷路 【アレキサンドラ・ツァラ】原初の吸血鬼貴種ヴァンパイア従属種ヴァンパイア石投げん女イッシャ海御前火車やんぼし高等暴走超重暗殺紳士暴走ダルマ鬼改造超重輪入道超頭脳罪架強化暴走カナリヤカマキリ改造超重アミキリ改造超重鉄鼠凶暴超頭脳暴走超重ゾンビ労働者改造超重首長女郎暴走まがつ鳥暴走フェイクマジシャン暴走鮮血レディ 巡礼士 5900 (5)「昭和通り」 【馬の黄金獣】石投げん女凶暴超頭脳暴走超重白いワニ強化改造暴走切り裂きラビット強化暴走フォレストタイガー強化暴走ワシコブラ強化暴走シャークバイソン高等超頭脳ゾンビホステス凶暴超頭脳暴走超重ゾンビ労働者 処刑人 6700 (6)神隠しの橋 【鹿の黄金獣】石投げん女イッシャ海御前火車やんぼし暴走ダルマ鬼改造超重鉄鼠改造超重アミキリ高等超頭脳ゾンビホステス凶暴超頭脳暴走超重ゾンビ労働者改造超重首長女郎暴走まがつ鳥 処刑人 8700 (7)男湯 【龍の黄金獣】原初の吸血鬼貴種ヴァンパイア従属種ヴァンパイアナイトメアビーストイッシャ火車やんぼし暴走ダルマ鬼改造超重輪入道超頭脳罪架暴走超重剣オオカミ改造超重鉄鼠改造超重アミキリ強化暴走シャークバイソン高等超頭脳ゾンビホステス凶暴超頭脳暴走超重ゾンビ労働者暴走まがつ鳥 処刑人 5250(*2) (8)女湯 【鳥の黄金獣】原初の吸血鬼貴種ヴァンパイア従属種ヴァンパイアナイトメアビースト石投げん女イッシャ海御前暴走超重剣オオカミ高等超頭脳ゾンビホステス改造超重首長女郎暴走まがつ鳥暴走鮮血レディ 処刑人 4700 (9)「鉄工所工場」 地縛霊妖獣リビングデッド視肉の破片 太陽のエアライダー 未攻略 (10)神社寝殿 原初の吸血鬼貴種ヴァンパイア従属種ヴァンパイア石投げん女イッシャ海御前火車やんぼし高等暴走超重暗殺紳士暴走ダルマ鬼超頭脳罪架強化暴走カナリヤカマキリ改造超重鉄鼠改造超重アミキリ高等超頭脳ゾンビホステス凶暴超頭脳暴走超重ゾンビ労働者改造超重首長女郎暴走まがつ鳥暴走フェイクマジシャン暴走鮮血レディ 巡礼士 5116(*1) (11)「妖獣動物園」 妖獣リビングデッド視肉の破片吸血鬼株式会社の援軍 未攻略 (12)病院ハウス 原初の吸血鬼貴種ヴァンパイア従属種ヴァンパイアナイトメアビースト石投げん女海御前火車やんぼし高等暴走超重暗殺紳士暴走ダルマ鬼改造超重輪入道超頭脳罪架暴走超重剣オオカミ強化暴走カナリヤカマキリ改造超重鉄鼠改造超重アミキリ高等超頭脳ゾンビホステス凶暴超頭脳暴走超重ゾンビ労働者改造超重首長女郎暴走まがつ鳥暴走フェイクマジシャン暴走鮮血レディ 4403(*3) (13)曖昧な洋館 【聖女アリス】原初の吸血鬼ナイトメアビースト貴種ヴァンパイア従属種ヴァンパイア海御前暴走ダルマ鬼超頭脳罪架暴走超重剣オオカミ改造超重鉄鼠暴走鮮血レディ 3228(*5) (14)視肉 【視肉】視肉の破片リビングデッド 未攻略 (15)無限畳の間 【赤と黒の淑女オクタンス】原初の吸血鬼貴種ヴァンパイア従属種ヴァンパイアナイトメアビーストイッシャ海御前火車やんぼし高等暴走超重暗殺紳士暴走ダルマ鬼改造超重輪入道超頭脳罪架強化暴走カナリヤカマキリ改造超重鉄鼠改造超重アミキリ改造超重首長女郎暴走まがつ鳥暴走フェイクマジシャン暴走鮮血レディ 4522(*4) *1:前のターンに逃亡した「16」体の一部が合流済み。 *2:前のターンに逃亡した「322」体の一部が合流済み。 *3:前のターンに逃亡した「3」体の一部が合流済み。 *4:前のターンに逃亡した「22」体の一部が合流済み。 *5:前のターンに逃亡した「28」体の一部が合流済み。 以下のデータ中に「153ダメージ → 210ダメージ」などの表記がある場合は、左側がエンチャントの前、右側がエンチャント後の威力となります。 友軍 名称 Lv Hp Ini 攻撃方法 巡礼士 65 693 32 攻撃力:182/78/26セイクリッドバッシュ改(気魄/近接1体/威力:263ダメージ/吹き飛ばし!/◆◆)幻影兵団(神秘/20m視界内(選択)/威力:88回復/射程アップ, JCなし)回避ボーナス:神秘魂が肉体を凌駕する 太陽のエアライダー 57 692 51 (パターンA) プロミネンスパンチ奥義(気魄/近接1体/187ダメージ/超魔炎/◆◆◆)回避ボーナス:気魄魂が肉体を凌駕する (パターンB) サンシャインドライブ(術式/自分/139回復/気攻アップ(構え), ハイスピード, ガードアップ/◆)ライジングヘッドバット奥義(気魄/近接1体/153ダメージ→210ダメージ/回避困難/◆◆◆)回避ボーナス:気魄魂が肉体を凌駕する 処刑人(大鎌) 57 682 39 攻撃力:147/39/96虚空ギロチン改(気魄/20m直線(選択)/威力:155ダメージ(気攻+8)/追撃, JCなし/▲▲)断罪ナックル(気魄/近接1体/威力:172(気攻+25)/追撃/◆)断罪ナックル奥義(気魄/近接1体/威力:184(気攻+37)/追撃/◆◆◆)回避ボーナス:気魄魂が肉体を凌駕する 処刑人(鉄球) 57 682 75 攻撃力:124/67/20射撃(気魄)虚空ギロチン奥義(気魄/20m直線(選択)/威力:134ダメージ(気攻+10)/追撃, JCなし/▲▲▲)回避ボーナス:気魄魂が肉体を凌駕する マヨイガ側 名称 Lv Hp Ini 攻撃方法 石投げん女 55 301 55 攻撃力:99/55/110通常攻撃(気魄)攻撃体勢(神秘/自分/153回復/気攻アップ(構え)/◆)投石(気魄/20m1体/176ダメージ → 231ダメージ/吹き飛ばし!, 自分に封術/◆) イッシャ 55 318 27 攻撃力:44/132/22通常攻撃(術式)癒し(術式/20m1体/158回復/◆)魔炎射撃(術式/20m1体/150ダメージ/魔炎/◆) 海御前 55 236 27 攻撃力:22/44/132通常攻撃(神秘)禁癒射撃(神秘/20m1体/149ダメージ/アンチヒール/◆) 火車 55 335 49 攻撃力:115/82/49大火輪(気魄/20m爆発(選択)/125ダメージ/魔炎, JCなし/▲)火輪弾(気魄/20m1体/132ダメージ/魔炎/◆) やんぼし 55 268 55 攻撃力:55/110/99足止打(神秘/近接1体/141ダメージ/JC足止め, JCブレイク/◆)巧打(術式/近接1体/118ダメージ/回避困難/◆) 視肉 戦闘が発生しなかった為、データ不明 視肉の破片 戦闘が発生しなかった為、データ不明 吸血鬼側 名称 Lv Hp Ini 攻撃方法 赤と黒の淑女オクタンス 135 1619 135 攻撃力:324/297/?弱い妖獣の蹂躙(気魄/20m直線(選択)/威力:404/JCなし/▲)強い妖獣の蹂躙(気魄/20m直線(選択)/威力:424/JCなし/▲▲)ボス妖獣の蹂躙(気魄/20m直線(選択)/威力:444/JCなし/▲▲▲)強い地縛霊の弾丸(術式/20m1体/威力:382/◆◆)ボス地縛霊の弾丸(術式/20m1体/威力:399/◆◆◆)回避ボーナス:神秘魂が肉体を凌駕する 原初の吸血鬼 130 1560 130 攻撃力:312/286/128弱い妖獣の蹂躙(気魄/20m直線(選択)/威力:392/JCなし/▲)強い妖獣の蹂躙(気魄/20m直線(選択)/威力:412/JCなし/▲▲)ボス妖獣の蹂躙(気魄/20m直線(選択)/威力:432/JCなし/▲▲▲)強い地縛霊の弾丸(術式/20m1体/威力:371/◆◆)ボス地縛霊の弾丸(術式/20m1体/威力:388/◆◆◆)弱いリリスを喰らう(気魄/自分+20m全周(選択)/威力:371回復+ダメージなし/マヒ, ブレイク, 移動後も使用可能/◆)強いリリスを喰らう(気魄/自分+20m全周(選択)/威力:371or385回復+ダメージなし/マヒ, ブレイク, 移動後も使用可能/◆◆)ボスリリスを喰らう(気魄/自分+20m全周(選択)/威力:400回復+ダメージなし/マヒ, ブレイク, 移動後も使用可能/◆◆◆)回避ボーナス:神秘魂が肉体を凌駕する 貴種ヴァンパイア(レイピア) 57 675 79 攻撃力:45/130/113通常攻撃(術式)スラッシュロンド奥義(術式/近接全周(選択)/威力:194/JCなし/▲▲▲)回避ボーナス:術式魂が肉体を凌駕する 貴種ヴァンパイア(ガンナイフ) 57 675 75 攻撃力:20/124/67通常攻撃(術式)射撃(術式)バットストーム奥義(術式/20m全周(選択)/威力:67/HP吸収, JCなし, 限界/◆◆◆)回避ボーナス:術式魂が肉体を凌駕する 従属種ヴァンパイア(吸血グローブ) 57 628 75 攻撃力:99/27/73通常攻撃(気魄)吸血噛み付き奥義(気魄/近接1体/威力:105ダメージ(気攻+6)/HP吸収追撃/◆◆◆)ローリングバッシュ改(気魄/近接1体/威力:141ダメージ(気攻+42)/JC気絶, JCブレイク/◆◆)ジャンクプレス改(神秘/20m1体/威力:74ダメージ(神攻+1)/回避困難/◆◆)回避ボーナス:気魄魂が肉体を凌駕する ナイトメアビースト(仕込み杖) 57 648 57 攻撃力:57/140/158通常攻撃(神秘)/近接1体/威力:129ナイトメアランページ改(神秘/20m直線(選択)/威力:183/JCなし/▲▲)悪夢爆弾改(神秘/20m爆発(選択)/威力:なし/超眠り, ブレイク, 幸運度で回避/◆◆)サイコフィールド改(気魄/20m全周(選択)/威力:67回復/ガードアップ, JCなし/◆◆)回避ボーナス:神秘魂が肉体を凌駕する 聖女アリス 戦闘が発生しなかった為、データ不明 黄金獣 名称 Lv Hp Ini 攻撃方法 馬の黄金獣 87 538 跳ね飛ばし(気魄/近接1体/252ダメージ/吹き飛ばし!/◆) 鹿の黄金獣 87 512 攻撃力:156/?/?気絶撃(気魄/近接1体/JA時307ダメージ/◆)治癒(気魄/20m全周(選択)/111回復/JCなし /◆) 龍の黄金獣 87 538 締付撃(気魄/近接1体/236ダメージ/JC締め付け, JCブレイク/◆)火球(気魄/20m爆発(選択)/212ダメージ/超魔炎, JCなし/▲) 鳥の黄金獣 87 512 87 猛連射(気魄/20m視界内(選択)/29固定/追撃, JCなし/◆)石化射撃(術式/20m1体/188ダメージ/JC石化, JCブレイク/◆) 各ポジションの評価 ポジション 点数 団員 評価 サーチャー 83 244 ・話し合いによる評価:22点(4:6:6:1:5)・作戦まとめに関する評価:61点サーチャーの役割について、良く考えられており、多くの提案が行えていました。作戦に必要な情報については、既に、作戦概要に反映されている為、マヨイガや視肉についての追加情報はありませんでしたが、、『曖昧な洋館の形状や風景を記録』や『処刑人の侵入ルートの調査』などの提案は、とても素晴らしいものだったでしょう。ただ、直前に行った全体アンケートなどが、作戦まとめやコマンダーの作戦に生かせなかったのは少し残念でした。 クラッシャー 78 994 ・話し合いによる評価:18点(6:2:2:2:6)・作戦まとめに関する評価:60点クラッシャーらしい力強い作戦案にまとめられていました。クラッシャーとして行うべき行動を、わかりやすく伝える作戦案として、とても良くできていたでしょう。天陽の道については、戦争終了後に消滅するので、特別な警護などの必要は無いそうです。 キャスター 82 1083 ・話し合いによる評価:18点(6:2:1:4:5)・作戦まとめに関する評価:64点個々の戦場の状況把握と、把握した状況に対する対処が良くまとめられた作戦でした。必要な情報が、高いレベルでまとめられていたでしょう。特に、友軍となる処刑人についての考察は、とても良く考えられていたと思います。 ポゼッショナー 81 860 ・話し合いによる評価:25点(5:4:6:4:6)・作戦まとめに関する評価:56点作戦内容や、敵の種類、気をつけるべき内容などが、過不足無くまとめられた作戦まとめでした。攻地域攻略メモについては、思いついた事を内容をメモしているという段階で、どう行動すれば良いのか判らない所も多かったように感じます。このメモを、作戦まとめに昇華する事ができていれば、かなり良い内容になっていたと思われます。 ディフェンダー 83 213 ・話し合いによる評価:24点(4:6:6:3:5)・作戦まとめに関する評価:58点ディフェンダーの目的と、戦場での行動が詳しくまとめられていました。少しまとめ部分が長かったようにも思いますが、内容としては妥当だったでしょう。敵戦力の個別分析の部分も良くできており、ディフェンダーとして戦場に挑むための指針が、わかりやすく出されていたと思います。 ラストスタンド 82 876 ・話し合いによる評価:22点(5:3:4:4:6)・作戦まとめに関する評価:60点作戦まとめは読みやすく、良くまとめられていました。戦場の特色を良く把握し、その中で、ラストスタンドとしてどう動くかが考えられていたのも良かったでしょう。生命賛歌の無い友軍についての対応や、撤退時への対応や不測の事態への対応なども、整えられており、バランスの良い作戦まとめになっていたと思います。 メディック 74 568 ・話し合いによる評価:17点(5:3:2:1:6)・作戦まとめに関する評価:57点特殊な状況に合わせて、本部の設置方法などを検討できていたと思います(高山病のリスクなども検討されていた事も評価できます)。また、救護した処刑人に対する配慮などもあり、その点は評価できるでしょう。一部『巡礼士、太陽のエアライダーの重傷者は学園の重傷者と同様に扱う』といった、正しく無い指示があったので、その点は、注意していきましょう。生命賛歌の効果の無い巡礼士や太陽のエアライダーと、生命賛歌により重傷を負っていてもペナルティ無く行動できる(再び重傷判定になると死亡するが、行動自体にはペナルティが無い)学園の能力者では、扱いは全く変わってしまうと思われます。 コマンダー 91 73 ・話し合いによる評価:25点(4:6:6:4:5)・作戦まとめに関する評価:66点複数の勢力が入り乱れる戦場での戦いの中でしたが、目標の設定を的確に行う事ができていました。また、設定した目標を達成する為の道筋も良く考案されており、万が一失敗した場合の回避策なども併せて、完成度の高い作戦となっていたようです。まとめの文章も、重要な情報が何かがわかりやすく作られており、簡潔にまとまっていたと思います。 団員数は「2010/06/27 07 15」頃に確認した時のものです。
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■ 平成18年度重判による憲法択一漏洩疑惑 ■ 疑惑の全貌 2007年4月11日、慶応大学ロースクールの答練受講者に対し、 答練を主催する、現在は疑惑の渦中にいる考査委員の教授から、一通のメールが送られた。 From ".... ......" ......@.... Date 2007年4月11日(水) 午前10時42分 Subject H18重判の判旨ポイント(行政法) 修了生の皆様 平成18年度の重要判例百選が刊行されたので、そのうち行政法関係で重要そうな 判例を幾つか選んで判旨ポイントを作りました(憲法から1件、行政法から5件)。 行政1事件は租税法選択者以外は不要と思います。行政法4と5はちょっと個別 的な話なので、とりあえず今年は後回しの扱いでいいでしょう。行政法9も(今 の段階では)やや事例判決的なものかと思います。 それではあと1月、直前の追い込みをがんばって下さい! ○○○○ 4月11日 本件メールには、このような重判レジュメが添付されていた。以下は、その抜粋である。 平成18年度重要判例百選解説より行政法関係の重要判例の判旨ポイント集(速報) 憲法3事件(P10) 国民健康保険料と憲法84条 (最高裁平成18年3月1日判決) ① 租税以外の公課であっても、賦課徴収の強制の度合い等の点において租税に類似する性質を有するものについては、憲法84条の趣旨が及ぶと解すべきである。 ② 国民健康保険の保険料には憲法84条の趣旨が及ぶと解すべきであるが、賦課要件がどの程度明確に定められるべきかは、賦課徴収の強制の度合いのほか、社会保険としての国民健康保険の目的、特質等をも総合考慮して判断する必要がある。 ③ 本件条例が市長に保険料率の決定及び告示を委任したことは国民健康保険法81条違反とはいえず、憲法84条の趣旨に反するともいえない。 (注:国民健康保険の費用は税(保険税)として徴収する方式もあるが、本件は保険料方式についての判示である。) そして、1ヵ月後の第二回新司法試験の初日、択一試験が行われる5月15日のことである。 このメールとレジュメを受信し、考査委員の指示通りに学習していた学生は、我が目を疑ったことであろう。 〔第18問〕(配点:2) 市町村の国民健康保険条例に保険料率などの具体的規定がないことと租税法律主義を定めた憲法第84条との関係について判示した最高裁判所の判決(最高裁判所平成18年3月1日大法廷判決,民集60巻2号587頁)に関する次のアからエまでの各記述について,正しいもの二つの組合せを,後記1から6までの中から選びなさい。(解答欄は,[№40]) http //www.moj.go.jp/SHIKEN/SHINSHIHOU/h19-19-01jisshi.pdfより引用。 重判レジュメでは、学習すべき憲法の判例が「一つだけ」指摘されていた。 そして、その「一つだけ」指摘された憲法の判例が、択一の憲法に出題されていたのである。 ■ このメールとレジュメに潜む問題点(不公正な情報格差と得点格差) ① 択一試験(公法系)における出題判例の漏洩疑惑 まず、司法試験考査委員が、平成18年度重判に搭載された判例のうち、『勉強すべき判例』をリストアップして、一部の受験生に伝達することには、大きな問題がある。 なぜなら、司法試験考査委員は、その年に出題される担当科目(公法/民事系/刑事系など)に関して、本試験でどのような問題が出るかを知りうる立場にあるからである。 まず、学習すべき判例のリストを受け取った学生は、リストアップされた判例が本試験に出題されることを期待して、集中的に学習することができる。 このため、メールを受領した学生と、それ以外の受験生との間には、看過しえない不公正な情報格差が生じていると言える。 さらに、本件においては、1件のみリストアップされた憲法の判例が、実際の択一試験で出題されている。 従って、メール受領によって生じた情報較差は、現実に択一試験の得点格差(2点)となって現われている可能性が高い。 これは、端的に出題判例の漏洩と言える行為が行われたと評価できるのではないか。 ② 消極的試験範囲限定疑惑 このメールおよび判例リストは、メールを受信した学生に対し、平成18年度重判に搭載されている判例のうち、『勉強しなくてもよい判例』をも摘示している。 これにより、メールを受けた学生は、考査委員がリストアップしなかった判例が、試験に「出題される可能性が低い」と判断することができる。実際、考査委員のメールには、リストから漏れた判例は重要度が低いと指摘されている事が明らかである。 その結果、メールを受けた学生は、平成18年度重判のリストアップされなかった判例について、学習時間を削減し、時間を節約する事が可能になる。即ち、メールを受けた学生は、他の受験生ならば選外となった判例をも勉強しているであろう時間を、ほかの科目や判例の学習に振り向けることができるのである。 直前期における知識の詰め込みが、本試験の得点力に大きく影響することは、この考査委員が自ら認めている通りである。本試験直前期の数時間は、何物にも代え難い価値を持つことは、司法試験を受験したことがある者ならば、何人も否定することができない事実であろう。 よって、これもまた、メールを受領した学生と、それ以外の受験生との間に生じた、得点力に差を生ぜしめるほどの、看過し得ない不公正な情報格差であると言える。 599 :氏名黙秘:2007/07/09(月) 00 40 35 ID ??? 憲法択一18問の正答率は伊藤塾によると20%らしいよ。 つまり難問だったわけだ。 正答率20%の問題で、慶応でメールを受け取っていた奴等の正答率が高ければ、 漏洩により、有利になったことは証明されるだろう。簡単なことだよ。 これは数字で出てくるから、法務省は情報操作しないかぎり逃げられないだろう。 604 :氏名黙秘:2007/07/09(月) 00 46 21 ID ??? 599 マジっすか・・・これは大変なことだな。 あの問題で2点上がれば、救済される人間は50人はいる。 636 :氏名黙秘:2007/07/09(月) 01 23 20 ID ??? 599 いい視点だな。TKC見てみたら29.3%だった。 TKCは、わりと成績優秀者のデータだから、こんなもんだろう。 ちなみに正解は1だったわけだが、55.9%のもの人間が4を選んでいる。 かなりの難問だったわけだ。 641 :氏名黙秘:2007/07/09(月) 01 25 42 ID ??? 604 そこなんだが、過去スレに登場した慶應ロー生は論文で有利になったことは認めなかったが、択一に関しては 植村の顔が浮かんだと言っていた。結構、顕著な結果が出てるかもよ。 674 :氏名黙秘:2007/07/09(月) 01 53 41 ID ??? 公法18問に関しては、慶応のメーリングリスト者の正答率と、 それ以外の受験生の正答率を、発表するように民主党にあらためてお願いする必要がありますね。 この正答率に相当の差があるとしたら、漏洩の効果が明確に立証されることになります。 一つでも漏洩認定できれば、あとは芋ズル式でしょう。 ■ 憲法重判択一疑惑は法務省の調査対象になっているのか? 同省は、問題そのものが学生側に漏えいした事実は確認していないとしているが、「答案練習会を行い、試験の公正さに疑念を生じさせただけで十分に解任理由になる」としている。(読売新聞) 207 :氏名黙秘:2007/06/30(土) 05 39 48 ID ??? 植村教授「(類題提供について)合格者数を維持したかった」 =慶應の自分の生徒にだけ特別のアドバンテージを与えたかった 法務省コメント 本試験問題を知ってる考査委員が合格者数を維持する目的で『本試験問題に酷似』した 問題を生徒に提供することは、「漏洩ではない」「直接的な不正ではない」 (毎日新聞の記事より抜粋) ⇒自分がしってる本試験問題を自分の生徒に特別なアドバンテージ・利益を与える目的で生徒に教えても、 巧妙にいくらかでも手が加えられており全く同一問題でさえなければ、試験問題の漏洩にはあたらない 232 :氏名黙秘:2007/06/29(金) 22 28 00 ID ??? 法務省見解 ○○漏洩認定せず 解任理由は司法試験の公平性を疑わせる行為をしたことから 300 :氏名黙秘:2007/06/29(金) 22 44 29 ID ??? 法務省が漏洩はなかったの一点張りなのが残念でならない。 せめて漏洩があったと確信できる証拠はまだ得られていないとか言ってほしかった。 317 :氏名黙秘:2007/06/29(金) 22 47 14 ID ??? 300 いや、法務省が言っていることには間違いはないんだよ。 たしかに、行政法疑惑に限って言えば、問題文をそっくりそのまま漏洩した事実はなかった。 本試験を解答するのに必要な論点を、試験直前期にすべて漏洩しただけだ。 憲法択一疑惑は、完全な漏洩なので、今度は法務省を憲法択一疑惑で叩くべき。 なんでこんな明瞭な漏洩があるのに、法務省はここを叩かないんだ、ってさ。 385 :氏名黙秘:2007/06/29(金) 23 08 06 ID ??? 青い封緘紙がついた問題が事前に出回らなかった以上、漏洩無しなんだろ。 メールが流れても「偶然の」一致だろうし。 勉強する気が急にうせた。 389 :氏名黙秘:2007/06/29(金) 23 08 50 ID ??? 379 そう、だからまだ漏洩の有無については「事実関係を確認中」という段階。 ただ、本試験のモデル判例を本番直前にメールで流したことは植村が白状してるんだから、 それを「漏洩」といえるかどうかの言葉遊びをしてるにすぎないと思うけどな。 百歩譲って「漏洩」という概念にあたらなかったとしても、漏洩に準ずる著しい不正であることに疑いの余地はない。 ■ 憲法択一疑惑に関して、どのような調査検討が行われるべきか? 平成19年8月3日、法務省より「択一試験に関して、是正措置を行う必要はない」とする発表が行われました。 この発表に対し、リークスレッドの住人は、憲法択一第18問を詳細に分析し、 漏洩行為が試験結果に与える有利な影響を調査する際の、あるべき調査検討の方法について考察しました。 750 :氏名黙秘:2007/08/05(日) 22 10 05 ID ??? さて、この問18をもういっぺん検討してみようじゃないか。 〔第18問〕(配点:2) 市町村の国民健康保険条例に保険料率などの具体的規定がないことと租税法律主義を定めた 憲法第84条との関係について判示した最高裁判所の判決(最高裁判所平成18年3月1日 大法廷判決,民集60巻2号587頁)に関する次のアからエまでの各記述について,正し いもの二つの組合せを,後記1から6までの中から選びなさい。(解答欄は,[№40]) ア.この判決は、国または地方公共団体が課税権に基づき、その経費に充てるための資金を 調達する目的をもって、特別の給付に対する反対給付としてでなく、一定の要件に該当する すべての者に対して課する金銭給付は、その形式のいかんにかかわらず、憲法84条に規定 される租税に当たるというべきであるとした。 イ.この判決は、国民健康保険の保険料は租税ではないから憲法84条が直接適用されるこ とはないが、国または地方公共団体が賦課徴収する租税以外の公課であっても、賦課徴収の 強制の度合いなどの点において租税に類似する性質を有するものについては、憲法84条の 趣旨が及ぶと解すべきであるとした。 ウ.この判決は、憲法84条の趣旨に照らせば、市町村が行う国民健康保険の保険料につい ても、条例において賦課要件をどの程度明確に定めておく必要があるかは、専ら国民健康保 険が強制加入とされ、保険料が強制徴収される点を考慮して決定されるべきであるとした。 エ.この判決は、保険料率算定の基礎となる賦課総額の算定基準及び賦課総額に基づく保険 料率の算定方法が賦課期日までに明らかにされているとしても、具体的な各年度の保険料率 をそれぞれ各年度の賦課期日後に告示するとすれば、憲法84条に反し、許されないことに なるとした。 1.アとイ 2.アとウ 3.アとエ 4.イとウ 5.イとエ 6.ウとエ 749 :氏名黙秘:2007/08/05(日) 22 09 34 ID ??? 平成18年度重要判例百選解説より行政法関係の重要判例の判旨ポイント集(速報) 憲法3事件(P10) 国民健康保険料と憲法84条 (最高裁平成18年3月1日判決) ① 租税以外の公課であっても、賦課徴収の強制の度合い等の点において租税に類似する性 質を有するものについては、憲法84条の趣旨が及ぶと解すべきである。 ② 国民健康保険の保険料には憲法84条の趣旨が及ぶと解すべきであるが、賦課要件がどの 程度明確に定められるべきかは、賦課徴収の強制の度合いのほか、社会保険としての国民 健康保険の目的、特質等をも総合考慮して判断する必要がある。 ③ 本件条例が市長に保険料率の決定及び告示を委任したことは国民健康保険法81条違反と はいえず、憲法84条の趣旨に反するともいえない。 (注:国民健康保険の費用は税(保険税)として徴収する方式もあるが、本件は保険料方式 についての判示である。) 751 :氏名黙秘:2007/08/05(日) 22 12 21 ID ??? ウエサマレジュメの②を知っていれば、問18の肢イを選択することができるな。 もし、慶應生の中に、肢の1・4・5を選択した人間が多ければ、 これはウエサマレジュメの効果があったと言う事を意味するんじゃないか。 753 :氏名黙秘:2007/08/05(日) 22 15 46 ID ??? さらに、ウエサマはこのレジュメだけをポンと渡したのではなく、 平成18年度の重要判例百選が刊行されたので、そのうち行政法関係で重要そうな 判例を幾つか選んで判旨ポイントを作りました(憲法から1件、行政法から5件)。 というアナウンスをメールの中で行っている。 これを受けてH18重判を読んだ学生なら、解説の判旨冒頭部分に挙がっているアを選ぶことは容易い。 756 :氏名黙秘:2007/08/05(日) 22 19 01 ID ??? 要するに、ウエサマレジュメをもらって読んだだけで、 まったくこの判例を知らない人間なら6択の問題が、3択になってしまうわけだ。 さらに、重判の重要判例であるというアナウンスをもらって重判解説を読めば、 正解のア・イにたどりつく事は非常に容易になる。 ウエサマメール受信者の2・3・6の選択率(第18問を完全に間違えた割合)と、 その他の者の2・3・6の選択率を比較すべきだろう。 761 :氏名黙秘:2007/08/05(日) 22 24 42 ID ??? 法務省の判断過程が非常に興味深いな。 いったいどのような論理構成で「漏洩レジュメの影響がなかった」という結論を導き出したのか。 6択が3択になるということは、偶然的中率が2倍になるという事だからな。影響がないわけがない。 773 :氏名黙秘:2007/08/05(日) 22 35 18 ID ??? 法務省が精密な判断をして、それでも影響がなかったと主張しているのであれば、 それを受験生全員に示して、これこれこういう事情だから是正措置をしなくてもいいんですと言える。 今回は是正措置をしないという発表ばかりが先にあって、 どのような判断過程があったのかは何も明らかではない。 しかも、新聞各社の報道によると、 慶応よりも正答率が高い学校が12あったとか、誰でも読んでおくべき重要判例だとか、 およそ理由付けにもなっていない、言い訳レベルのものばかりが並んでいる。 法務省はどのような内容の判断を行ったのか、その過程や根拠資料を受験生に公表すべきだろう。 今や、真相解明を求める人々の目は、法務省がこの疑惑とどう向かい合うのかという点に注がれています。 法務省の方々には、真実解明のための徹底した事実調査が求められています。 我々受験生の期待を裏切ることのないよう、私からもお願い申し上げます。
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678 :フォレストン:2014/05/12(月) 07 32 19 川の流れのように~♪ 提督たちの憂鬱 支援SS 憂鬱英国ジェットエンジン開発事情1 英国では戦前より、ジェットエンジンの開発が進められていた。レシプロエンジンではいずれ性能向上の限界が来ることが技術的見地から予言されていたからである。 1926年に英国軍技術将校のアラン・アーノルド・グリフィスは、『タービンの空力的設計』(An Aerodynamic Theory of Turbine Design) と題した学会発表の中で、従来の軸流式圧縮機に用いられていた羽子板状の直線翼の失速(サージング)現象を解明し、圧縮機とタービンのブレードに航空機の翼型を適用して効率向上させることで、ターボプロップエンジンが航空機の推進力として成立しうることを示した。 一方、航空士官学校からケンブリッジ大学に派遣されていたグリフィスの弟子の下士官フランク・ホイットルは、構造が単純な遠心式ターボジェットエンジンこそが早期の実用化に適すると主張する論文を軍需省に上申したが、論文を精査したグリフィスは計算間違いを指摘し、遠心式は大径かつ非能率で、航空機推進用には適さないとコメントした。 その後、ホイットルは遠心式ターボジェットエンジンを特許出願し認められたものの、軍需省の支持が得られなかったため十分な研究予算が付かず、特許は更新料未納のまま失効してしまった。このことが原因でホイットルはグリフィスに敵愾心を抱くことになる。 なお、ホイットルの特許は機密扱いされず専門誌などで広く紹介されたため、各国の空軍や技術者が注目し一部では後追いが始まったのであるが、当時盛んに行われていた夢幻会主導のヘッドハンティングにより、ハンス・フォン・オハインをはじめとした優秀な技術者を引き抜かれたドイツのジェットエンジン開発は史実よりも大幅に遅れることになる。 679 :フォレストン:2014/05/12(月) 07 43 12 1939年。 このころのホイットルは、幾多の困難にもめげずに遠心式ジェットエンジンの開発に邁進していた。 英国空軍実験隊に籍を置きつつ、蒸気タービン大手ブリティッシュ・トムソン・ヒューストン (British Thomson-Houston, BTH) 社工場の一角に、同僚とパワージェッツ社を立ち上げて遠心式ターボジェットエンジンの実証に没頭した結果、初号機WU(Whittle Unit)の試運転に成功しており、さらなる性能向上を図っているところであった。 なお、遠心式ジェットエンジンを構成する重要な要素技術である予燃式気化器、クリスマスツリー型遊合フランジによる組立式タービンディスク、筒内圧力分布の考察、動翼の捻り等は、このころにホイットル自身が考案している。 グリフィスもホイットルの成功を黙って見ていたわけはなく、別のタービン機関大手メトロポリタン=ヴィッカース(メトロヴィック)社に試作を下命している。 しかし、グリフィスは最初から軸流式ではあるが、ジェットエンジンを製作する気は無く、ターボプロップエンジンを製作するつもりであった。 メトロヴィック社では、いくつかの実験モデルを経て、実用モデルの開発に着手した。 グリフィスのターボプロップエンジンは、9段軸流圧縮機とアニュラー型燃焼器、独立パワーリカバリタービンを持つ二重反転軸流式ターボプロップであったが、複雑過ぎて設計に手間取り、そうこうしているうちに、同年4月にホイットルがWUの20分間の連続全開試験に成功し、軍需省の予算を得て実用モデルW.1の製作にかかると、グリフィスとメトロヴィック社の技術者達は複雑なターボプロップ案を放棄し、副案の単軸純ジェット版の完成を急いだのである。 その後、BTHはメトロヴィック社に吸収合併され、会社こそ違うものの、同じ工場内で軸流式ジェットと遠心式ジェットが試作されることになる。 1941年初頭。 遠心式ジェットエンジンの実用モデルであるW.1は、耐熱合金ナイモニック80(ニモニック、Nimonic)の採用により、拡大に伴い新たに生じた暴走、過熱、振動、共鳴、サージング、バックファイアー等の問題を解決。 同エンジンを搭載した実験機の製作が始まっていた。 一方で軸流式ジェットは、設計が終わって製作にかかろうという段階であり、このままだと年内に火入れが出来るかどうかも危うい状況であった。 軸流式は遠心式よりも制御パラメータを多く取ることが可能であり、理論的には後者より高出力なのであるが、その分設計が複雑化してしまったのである。完全に手探り状態での設計ということも、設計の遅れに拍車をかけていた。 680 :フォレストン:2014/05/12(月) 07 45 38 1941年6月。 ドイツが英国本土へ侵攻。バトル・オブ・ブリテンが始まった。 迎撃のためのスピットの大増産の号令がかかる一方で、現状で使い道の無いジェットエンジンの開発の予算は削られたのである。 ホイットルのW.1は同年5月に実験機グロスター E.28/39の初飛行に成功した実績のおかげで、さほど予算を削られることなく、研究が続けられることになったが、その割を食ったのがグリフィスの軸流式ジェットエンジン、メトロヴィック F.2である。 未だ製作途中であったこのエンジンは存在意義すら疑問視され、開発中止寸前にまで追い込まれた。 グリフィスの必死の説得により開発中止こそ避けられたが、予算は大幅に削減されてしまい、ただでさえ遅い開発速度がさらに遅くなってしまったのである。 1942年2月14日。 英国を盟主とした連合国とドイツを盟主とした枢軸国の停戦交渉が合意に至った。 英国のペテン師染みた外交手腕が発揮された結果、この停戦は実質的に現状の承認を行うものとなった。 ドイツはポーランドの併合、独仏の新国境、オランダやベルギーなどに立てた親独政権をイギリスに承認させることしか出来なかった。 片や英国は現状を承認するだけで、再戦に備えるための準備期間を得ることが出来たのである。 1942年中旬。 遠心式ジェットエンジンW.1を3倍にスケールアップした実戦型W.2の開発が進んでいた。 しかし、パワージェッツ社には生産能力がなく、軍需省は自動車メーカーのローバーに量産化を委託したが、開発を巡って、ホイットルは後にランドローバー開発主任として知られるモーリス・ウィルクスら、ローバーの技術陣と激しく対立したのである。 確かにホイットルはターボジェットエンジンの先覚者の1人であったが、自信家で偏狭な性格が災いし先々で軋轢を生み、何かと問題を引き起こした。 やたらと設計に介入してくるホイットルは、ローバーの技術陣と激しく衝突し、開発が進まないのに業を煮やしたホイットルは、独自にロールス・ロイスの航空機エンジン部門の責任者アーネスト・ハイヴスと、同社でレシプロエンジンの機械式過給器の専門家だったスタンリー・フッカーに接触し、部品調達の約束を取り付け、ローバーとは別に独自改良版の製作に着手したのである。 なお、ホイットルが製作した独自改良版はW.2/500~/700と呼ばれていた。 パイロットでもあったホイットルは自らE.28/39の操縦桿を握りつつ開発に没頭したのである。 このためW.2はローバー版とパワージェッツ版の2機種が併存する異常事態になったのであるが、いずれも実用化には程遠く、混乱を重く見た軍需省はフランク・ハルフォードに W.2の詳細データを渡し、より構造が簡素なH.1(後のデハビランド ゴブリン= de Havilland "Goblin") を並行試作させた結果、H.1が先に実用段階に達してしまうのである。 このことが軍需省並びに空軍上層部が、ホイットルとローバー社の開発能力を問題視し、後のジェットエンジン開発に影響を与えることとなる。 681 :フォレストン:2014/05/12(月) 07 52 47 1942年8月16日。 大日本帝国政府はアメリカ合衆国に対して宣戦を布告。 英国にとっては、遥か遠い場所の戦争のはずであった。 大西洋側の沿岸地帯が、高速で突き進む5mの津波の直撃を受けて大打撃を蒙るまでは。 津波により、ポーツマス、プリマス、カーティフは甚大な損害を被り、リバプールもかなりの痛手を受けた。 首都ロンドンやマンチェスター、バーミンガムのような内陸の工業都市、北海に面している港は比較的損害は軽微であり、復旧が可能な範囲であったのがせめてもの救いであったが、続々と届く被害情報に政府首脳はもちろん、官僚達も青ざめるを通り越して卒倒した。 英国海軍の主力艦艇こそ目立った被害は出なかったものの、シーレーンはずたずたになっており、経済的損失は計り知れなかった。英国連邦諸国からは支援船団が出航し、ただちに被害復旧にとりかかったのであるが、本国が大打撃を受けたという情報が広まるにつれ、植民地の各地で不穏な空気が漂うことになる。 1943年初頭。 進まぬエンジン開発とホイットルに手を焼いたローバーはW.2B計画を放棄してロールス・ロイスに生産契約ごと譲渡することにし、ジェットエンジン専用に立ち上げたバーノルズウィック工場と、ロールス・ロイスのノッティンガム戦車エンジン工場とを、人員ごと等価交換した。 このころの英国は、津波被害からの復旧とバトル・オブ・ブリテンで被った損害の穴埋めに手一杯であった。 空軍上層部では、ジェットエンジンを開発する人材と設備を新型スピットの開発に転用する意見が大勢を占めていたのであるが、ホイットルとグリフィスの必死の説得により、どうにか開発は続けられることになった。もちろん無条件というわけにはいかなかったのであるが。 軸流式は開発を凍結し、遠心式を優先して開発すること。 年内に実用に足る遠心式ジェットエンジンを製作すること。 かなり厳しい条件であったが、空軍側としてもこれはギリギリの妥協案であった。 現状でドイツ空軍に攻撃されたら英国空軍に勝ち目は無かった。停戦が成立しているとはいえ、横紙破り上等なドイツのことである。いつ停戦を破って再侵攻してくるか分かったものでは無かった。 空軍としては1機でも多くのスピットを欲していたのである。 W.2Bの開発を承継したフッカーらロールス・ロイス社の技術陣と、ホイットル、グリフィスをはじめとする混成開発チームは、新製したシースルーモデルで気流解析を重ね、原設計の欠陥を把握。 ローバーで改良作業が進んでいたW.2B/23案に技術的洗練を加えたものをウェランド(Welland)と名付けた。 ウェランドは同年5月に初火入れが行われ、各種試験に供された。 その結果、性能・信頼性共に実用レベルであることが確認されたのであるが、既に改設計で性能が向上したダーウェント(Derwent)が実用間近であったため、少数生産で終わっている。 開発リソースを遠心式ジェットに集約出来たことにより、開発スピードは史実よりも早くなり1943年中にダーウェントの生産が開始され、遠心式ジェットの決定版とも言えるニーン(Nene)の開発も急ピッチで進んでいた。 驚異的なスピードで開発が可能だったのは、開発ソースが集約されただけではなく、ホイットルが自重したことも大きかった。 我を通してジェットエンジン開発そのものが中止されてしまうのは、彼としても本意では無かったのである。 ちなみに、ロールス・ロイスで生産されるジェットエンジンには河川名の愛称が与えられ、以後も継承されていくのはこのときからなのであるが、経験論に拘泥し反進歩主義に陥って散々に現場を引っ掻き回してくれたホイットルへの皮肉と、エンジン内の気流が「川の流れのようにスムーズ」という意味が込められている。 ホイットル本人がこの事を知らずに済んだのは幸いであった。 682 :フォレストン:2014/05/12(月) 07 57 16 1944年1月10日。 サンタモニカ会談によって世界は日英独の三大国家によって統治されることになった。 事実上の第2次大戦の終焉である。 このとき既にジェット戦闘機であるグロスター ミーティアの開発が開始されており、同年2月にダーウェントを積んだ機体(史実F.3相当)の量産が開始されている。 とはいえ、空軍上層部の中にはジェット機の存在意義に疑問を感じている人間も多く、既存のスピットを生産するためにラインを占められていたため、生産はスローペースであった。 1944年4月。 史実よりも4ヶ月早く、遠心式ジェットの決定版と言うべきニーン(Nene)の火入れ式が行われた。 ニーンは、フランク・ホイットルの基本レイアウトを継承し、単板圧縮機の両面にインペラとガイドベーンを配置する側面吸入方式を採りつつも、原設計に残る試作色を排し、航空機レシプロエンジン用機械式過給器の専門家だったスタンリー・フッカーらのチームの手で、白紙状態から設計し直されたエンジンである。 ホイットルが固執していた蒸発管式気化器、反転型燃焼器、外部水冷タービンなどが排除された一方、同社のレシプロ用過給器で実績のあった可変式ガイドベーンの導入によって、効率・安定性共に格段の性能向上に成功したのである。 ここでもホイットルが自重したおかげで、実にスムーズに開発が進んでいる。 ただし、自重もそこまでであった。その後のホイットルはジェットエンジン開発で好き勝手やりまくって、現場を混乱させたあげくに、とある機関に配属されたのであるが、それはまた別の話である。 結局のところ、英国は第2次大戦中に実用的な遠心式ジェットエンジンを実用化することには成功したものの、軸流式ジェットエンジンについては、ドイツに大きく水を開けられることになった。 後の日本のジェット艦載機による、いわゆる『疾風ショック』やドイツのMe262を見て、軸流式ジェットの開発の遅れを痛感した英国は、あらゆる手段を用いて巻き返しを図っていくのであるが、それは後の話である。 683 :フォレストン:2014/05/12(月) 07 58 48 あとがき 設定板で話題になっていたので、憂鬱英国のジェットエンジンの開発事情を書いてみました。 本編を読み直した結論として、何をどうやっても戦時中に軸流式ジェットの実用化は不可能ということでした。だったら、開発リソースを集中して遠心式ジェットを実用化してしまえというわけです。 反面軸流式はロクに試作も出来てない状況なので、ここから巻き返せるのか不安になります(汗 史実よりも早い、遠心式ジェットの決定版たるニーンの実用化ですが、おいら的には一応可能だと思っています。 ドイツに比べて夢幻会から(比較的)人材その他を毟られなかった(はず) 史実よりも苦しい台所事情により、開発リソースの集中が行われたこと。 実績のあった遠心式ジェットに、開発リソースを注ぎこめたこと。 ホイットルの御大が空気を読んで自重したことw ぶっちゃけホイットルの御大が現場を引っ掻き回さなければ、それだけで半年くらい稼げたような気がします。それに加えて軸流式ジェットの開発スタッフも加わったのですがら、開発速度は劇的に上がったのではないでしょうか。4ヶ月どころか1年早めても良かったかもw 曲がりなりにも実用ジェットエンジンを手にすることが出来たので、英国は当分は遠心式ジェットを搭載した戦闘機を主力とするはずです。英国面?なんのことやら。 実はこのSSは続き物だったりします。 というか、1回じゃ内容が多すぎてとても書ききれません…(汗 次回は疾風ショック直後から始まります。各国の空軍関係者のSAN値直葬イベント後、英国はどのように対応したのか…乞うご期待?
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タグ一覧 バントレ 目次 概念1基本情報 【概要】 【経歴】 【性格】 【担当との関係】 【ウマ娘化の経緯】 【因子】 【その他】 【台詞集】 【SS】長中編 短編 徒然噺シリーズ 伝承昔話談義 らぢお月の調べ 概念1 基本情報 【略称案】バントレ 【一人称】私(わたくし) 【身長】172 【スリーサイズ】89-66-87 【髪の色】月毛 【髪型】ぱっつんセミロング 【瞳の色】緑色 【年齢】29 【因子】不明 【二人称】〇〇さん(親しい友人には呼び捨てだったりする)、あなた 【三人称】あの人、あの方 【声イメージ】森なな子(FGOの蘭陵王等) + イラスト 仮面なし 仮面あり(描く場合は割と好きな仮面をつけさせて良いです) 【概要】 謎の仮面トレーナーB。その正体は恥ずかしがり屋の真面目な先生。 かぐや姫のエッセンスを混ぜ込んだ蘭陵王系トレーナー。別にフェイスフラッシュが出たりはしない。 【経歴】 元々家庭教師をしながらトレーナーの勉強をしていた。以前から家庭教師としてバンブーと親交があった。 もうそろそろトレーナー資格が取れるという段階だったが、ある日借りていたアパートが落雷による火災が発生、隣の部屋の住民を助ける際に額から目元にかけて酷い火傷を負う。 このような顔で人前に立ってよいのかと思い悩みトレーナーになることを諦めようとするが、バンブーの頼みと直談判(電話)により仮面を被った状態でトレーナー資格を得ることが可能と判明したので再び奮起、バンブーのトレセン入学と共にトレーナーとして赴任することになった。 当然のようにバンブーの担当となり、彼女と共にトゥインクルシリーズを駆け抜けた。が、やはりというかなんというか女神たちの事故によってウマ娘になってしまう。 火傷跡はきれいさっぱり無くなった上、まつげだのなんだのがバリッバリの美人さんになってしまったため、女性経験に果てしなく慣れないトレーナーとバンブー双方は色んな意味で混乱した。 その結果、風紀違反になるのではと思考が明後日の方向に飛んでしまったが故に仮面をそのまま着用することになった。理事長は取り合えず許可した。 【性格】 性格は真面目で物腰柔らか。そして図太い。 元からですます口調でしゃべり、漢字的な表現を多用する。横文字より日本語的表現がお好き。 普段はトレーナー業のかたわらでバンブーの風紀委員長としての仕事を手伝っている。 3年以上仮面をつけたまま生活していたため、逆に外していたころを忘れてしまい仮面がないと落ち着かない体質になってしまっていた。そのため仮面をつけていると割とテンションは高いほうだが、外すとだんだん恥ずかしくなっていって逃げる。エルコンドルパサーの比ではないレベルの落差である。 当然のようにヘンテコな仮面を付けながら過ごしているため、インパクトが酷いことになる。むしろこっちのほうが風紀を乱しているのでは?とたまに突っ込まれそうになるが、仮面の前では言い淀んでしまうレベル。 なお、仮面は種類がいろいろあるがゴルトレからもらった黄金の鳥の仮面がお気に入り。 元々は普通の仮面(オペラ座の怪人みたいな白地で装飾もほとんどないもの)をつけていたのだが、単に顔を隠すだけであれば怖がられたり威圧感を与えてしまうのではという思いの元、変なものをつけ始めた。その後は子供に好評だった。 【担当との関係】 元々は家庭教師と生徒の関係だったが、そのままスライドしたような形でトレーナーと担当ウマ娘の関係となった。生徒だったころから続く大変ほんのりとした恋心を抱かれていたのだが、色々とそれどころではない状態になっているのでバンブーは心の中で保留中。 また、バンブー的にはトレーナーがものっすごい美人になってしまったのと妙にドキッとさせられるしぐさをしてくるので風紀違反です。 【ウマ娘化の経緯】 朝起きたらウマ娘になっていたと共に熱っぽくなっていた。 とりあえずバンブーへの連絡を済ませるとそのまま仮眠をとったつもりが、バンブーがやってくるまで完全にぐっすりと眠りこんでしまっていた。 一応トリガーとしては三女神なのだが、今のところ原因は不明。 【因子】 因子は不明。誰かがすまないすまないしていたことだけは覚えている。 だいぶ古い時代のウマがかかわっているという噂。 【その他】 週1~2回の頻度で勉強が苦手な学生向けに予習復習教室を開いている。当然仮面着用。 実はダンスが得意。ただしネットに映像を上げたり大会に参加していたりといったことはしていないのであまり知られていない。 現在仮面は40着ほどある。 アクセサリーは竹と月を模したもの。自作。 【台詞集】 「私はバンブーメモリーの担当をしています。バントレとでもお呼びいただければ」 「え、この仮面?格好良いでしょう?黄金の鳥の仮面ですよ」 「……内緒ですよ?私、少々恥ずかしがり屋ですので……この仮面をつけたままの対応、お許しくださると幸いです」 「ええ、では授業を始めましょう。今日は漢文……私の好きな蘭陵王の話でも」 「はい、バンブーさん。今日の課題はちゃんとやっておきましたよね?……終わってない?……さあ、お勉強頑張りましょうね」 【SS】 (*付きは他作者様のもの) 長中編 “「あぁ、仮面被ればいいのではないでしょうか?」” 初登場SS『竹記す思ひ出は仮初めの面と共に』 https //bbs.animanch.com/board/192125/?res=80 “「ええ、私はあまりそういうのは…」” 冷徹な仮面と愉快な仮面* https //bbs.animanch.com/board/192350/?res=15 “「布教活動に手を染める程ですか……」” ☆一目会ったその日から * https //bbs.animanch.com/board/202604/?res=147 “「私もあの光さす場所へ魅力を感じることは多々あります」” 『舞踊る君の姿は』 https //bbs.animanch.com/board/691947/?res=41 “「古今当来誰かの笑顔のために力を発揮できる人は英雄たり得るという言葉もあります」” 『ヒーローの条件』 https //bbs.animanch.com/board/717621/?res=90 “「汝、何故この山に現れたか?」” 『天翔ける金色の翼』 https //bbs.animanch.com/board/794295/1/?res=115 “今宵対峙するは一人の鬼と鬼。” 『紅白鬼神、豆撒き勝負』 https //bbs.animanch.com/board/1557404/?res=77 “「さて、バンブーさんが喜んでくれれば有難いものですが」” 『親愛の返礼』 https //bbs.animanch.com/board/1690153/?res=179 “「それはまた何とも……やはり面妖な話ですねえ」” 『他愛なしの井戸端会議』 https //bbs.animanch.com/board/1725302/?res=59 『いんしょうのおはなし』 https //bbs.animanch.com/board/1867172/?res=134 “同じ未来を、二人で見る。同じ道を、二人で走る。それこそが私たちの今やりたいこと。” 『かさね、かざり』 https //bbs.animanch.com/board/1919213/?res=49 “「むぅ、うぅん。んっ、中々、効きますね」” 『滴り落ちるは油か汗か』 https //bbs.animanch.com/board/2138427/?res=13 短編 “「正解です!」” 『当たらなければどうということはない』 https //bbs.animanch.com/board/194531/?res=79 “「光陰矢の如しですねぇ」” 『同年齢の話に仮面を添えて』 https //bbs.animanch.com/board/198505/?res=53 “「西洋相撲の仮面男?」” 『言語学者ではございませんので』 https //bbs.animanch.com/board/214597/?res=52 “「……仕方ありますまい」” 『天高くウマ肥ゆる秋』 https //bbs.animanch.com/board/228524/?res=49 “「服というものは、人それぞれに合う合わないというものは明確に存在します」” 『172-89-66-87←158-85-58-82』 https //bbs.animanch.com/board/367429/?res=12 “「バンブーさん、私はですね……人間じゃないんです」” 『空想、嘘、空、想い』 https //bbs.animanch.com/board/497350/?res=74 “「おや、これはまた……なんとも面妖なことになりましたね」” 『子供になったからと言って止めるわけにもいきませんので』 https //bbs.animanch.com/board/523863/?res=136 “「ですが、私とて指導者の一人であります」” 『月を抱きしめて』 https //bbs.animanch.com/board/602797/?res=86 “「私の言動に何か差し支えあるところがあれば修正いたしますわ」” 言語ジャミング回 https //bbs.animanch.com/board/665883/?res=39 “「まぁ、検閲も含めて私たちの仕事ですから……」” 『なまもの注意』 https //bbs.animanch.com/board/1183147/?res=60 “「智慧捨ての前に目的を聞きなさい」「名案にごつ」” 智慧捨てぞ。 https //bbs.animanch.com/board/1676526/?res=112 “「私は野球仮面!」” 投打巧者 https //bbs.animanch.com/board/1676526/?res=139 “「一応警察の装備なのですがね」” 事前検査強化週間 https //bbs.animanch.com/board/2036837/?res=107 “「……バンブーさんに発覚すると大変なので内緒にしていただけると大変助かります」” でーっかいハンバーガー https //bbs.animanch.com/board/2076347/?res=134 “「なんだこのかぐや姫エンド」” 謎の輝夜姫13世 https //bbs.animanch.com/board/2118115/?res=127 “「認めたくないものですね……若さゆえの過ちというものは」” 『輝くために必要なもの』 https //bbs.animanch.com/board/2199481/?res=102 “「えぇ、もびるすぅつ演算機と携帯獣演算機を少々」” 『携帯獣のお話』 https //bbs.animanch.com/board/2429598/?res=157 徒然噺シリーズ “「これで月と鼈は同じ酒の席に並ぶ美味しいもの、というわけです」” 『つれづれ話~はやばん~』 https //bbs.animanch.com/board/743046/?res=114 “「まじな話にございます」” 『つれづれ話~ぶらばん~』 https //bbs.animanch.com/board/884704/?res=144 “「えぇ、貴女ほどではございませんが……」” 『ぎむとれさんとばんとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/953008/?res=74 “「仕方ありませんね、今日のお昼ご飯は少しだけ手助けしてあげましょう」” 『つれづれ噺~ばんだす~』 https //bbs.animanch.com/board/1183147/?res=166 “「いやはや、世界は誠広いものでございます」” 『徒然噺~ばんおべ~』 https //bbs.animanch.com/board/1357316/176 “「あれを私が何も考えずに呼ぶと自動音盤演奏機になります」” 『徒然噺~ばんろれ~』 https //bbs.animanch.com/board/1619495/?res=5 “「夢があってよいですね」” 『徒然噺~べがばん・織姫と彦星~』 https //bbs.animanch.com/board/2118115/?res=81 “” 『徒然噺~さとばん、仮面のおはなし~』 https //bbs.animanch.com/board/2299651/?res=66 “「しっかりと勉強意欲があることは喜ばしいことです」” 『徒然噺~竹部屋の話~』 https //bbs.animanch.com/board/2326445/?res=143 “「この時期は……誘惑が多すぎますから、ええ、致し方ありません。ええ本当に」” 『徒然噺~ばんしゅゔぁ~』 https //bbs.animanch.com/board/2775535/?res=48 “『実家にて親戚一同と挨拶を』” 『徒然噺~年末の過ごし方~』 https //bbs.animanch.com/board/2808717/?res=61 伝承昔話談義 “「それにほら、挑戦自体は自己責任、ですからね」” 『竹取の話~思いついただけともいう~』 https //bbs.animanch.com/board/194531/?res=155 “「信仰というものはそういうものでしょうね」” 『昔話談義~因幡の白兎~』 https //bbs.animanch.com/board/290789/?res=104 “『お二方は流し雛、というものをご存じでしょうか』” 『雛祭りの話~相も変わらず独自解釈~』 https //bbs.animanch.com/board/413863/?res=167 “「もしかしたら……全裸だったかもしれません」” 『昔話談義~裸の王様~』 https //bbs.animanch.com/board/474716/?res=163 “「元より、利点を薄くされた怪異であるという見方もできますね」” 『伝承談義~弱点マシマシ吸血鬼~』 https //bbs.animanch.com/board/527482/?res=40 “「どちらかというと火曜劇場的な怖さですね」” 『百物語の話~仮面を一つ添えて~』 https //bbs.animanch.com/board/892248/?res=132 “「おや、蛇女ですか。歴史的にも古くから語られている怪異の類ですね」” 『伝承談義~蜷局巻く悲しみの女怪~』 https //bbs.animanch.com/board/1433643/?res=124 らぢお月の調べ “「希少価値というものは見る人によって大きく変わりますから」” 『らぢお月の調べ』 https //bbs.animanch.com/board/539867/?res=83 “「古来より魔術と月は切っても切り離せぬ関係にありますからね」” 『らぢお月の調べ第弐回』 https //bbs.animanch.com/board/626337/?res=181 “「運命、これもまた美しい言葉ですね」” 『らぢお月の調べ11月放送版』 https //bbs.animanch.com/board/1221251/?res=166
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はみや 02 21 仔犬if√の妄想ちょこちょこ進めてるんですが、 お嬢男版(仮定ナイトメア)の設定がどうも受けくせえ……って軌道修正中 そいで関連NPCで何故かライカン×ラミアのガチ百合CP発生して、 そっちは修正されてくれません 解せぬ 壁】ミ 夜来鳥 02 22 いふ√www 愉快なことになってるらしいww はみや 02 22 うん もともとお嬢でこっそり妄想してた部分を流用してたんだけど シーン神殿が異種族(バルバロス多め)祭りになりそうです 不思議 夜来鳥 02 23 謎すぎるw ライカンとラミアどっから出てきたwww はみや 02 24 ラミアのほうは先祖返りのラミアで 神殿に厄介払いされた感じですね 夜来鳥 02 24 ほうほう はみや 02 25 ライカンは男主の幼なじみポジ……? 住んでた村だかなんだかから一緒にさらわれて処置されたあと 助けられた感じ わけあり感 種族もアレだし、穢れの関係もあるので 外でのしごとが多めで その出先で拾ったーなイメージです 夜来鳥 02 27 ほうほう (笑) はみや 02 27 なぜかね 依存カップルになってもうねて ライカン×ラミアが 軌道修正がかかりません 夜来鳥 02 27 しかもガチユリで (笑) なぜあえてライカンを女にしたんですかwww はみや 02 28 傷を舐めあってますね ええ なんかイメージで……w 夜来鳥 02 28 ww はみや 02 30 もう固まっちゃったんですよう 蛮族嫌いのライカン娘×蛮族恐怖症なラミアかっぷる…… 夜来鳥 02 30 www 凄い濃い話になっているww はみや 02 30 いふ√で、表に出ないのにね! 夜来鳥 02 31 あははw 二人でやってもいいですねw ソロで はみや 02 31 まあ多分 お嬢の世界観でも いそうです 幼なじみ設定は消えるけど 夜来鳥 02 31 ガチユリはやめてオケwww はみや 02 32 まあガチ百合でなくてもいいんだw 依存関係であればw 夜来鳥 02 32 うん (笑) はみや 02 33 きっとノクス拾ったとき お嬢のこと護衛してた人たちのうちの2人です(捏造 しかしライカン女はあかんのかー(笑 夜来鳥 02 33 www はみや 02 36 脳内でですね ラミア(純プリレンセージ) ライカン(前衛スカウト・プリ取得不可) 男主(決まってない) パーティになってますよ ハイ 夜来鳥 02 36 流石に公プレイでユリはやめておこうよw いふ√ならいいよw はみや 02 37 いふ√だからこうしただけで 公プレイでは依存関係で留めるよ!w 夜来鳥 02 37 はいw ライカンのそれは自分縛り? (笑) はみや 02 38 そもそもうちに百合趣味はないしなー うん 感謝はしてるけど、不満は残ってるの なんで処置する前に助けてくれなかったのーみたいな 夜来鳥 02 39 なるなる はみや 02 39 その設定で プリ技能はとれません( ※あくまで表に名前どころか姿もでないNPCの設定です (とてもたのしい 夜来鳥 02 43 妄想はいいものですw はみや 02 46 肝心のお嬢男版の設定が固まらないのは仕様です 夜来鳥 02 52 そうなのかw ドエス系なんですよね、たしかw はみや 02 54 ちょい悪不良神官ーていうてたのは夜さんですねえ( うちのどえす? さーびすのえすです(きり 夜来鳥 02 56 えw だってもともとの発端がノクスを堕としたいとかそんなんだったはずじゃw バッドエンドにはならない範囲でって考えてていきついた話だったw はみや 02 57 それ叔父バッド√やーw 夜来鳥 02 57 うん、叔父バッドはバッド√だからってことで バッドにはしないい範囲なら、ポストお嬢の位置のキャラが優しくもあるけど意地も悪いキャラにすれば似たようなことはできるねって話をしたんだよw はみや 03 00 意地の悪いキャラ……うーん やったことないな>基本善人多め 夜来鳥 03 01 なるほど (笑) はみや 03 02 というか基本男PCやらないからなー(笑 夜来鳥 03 03 新ジャンル開拓w はみや 03 03 多分両手で足りる 男の娘(笑) 粗野(笑) ツンデレ 妖精フェチ 田舎もん うん普通に足りた(笑 夜来鳥 03 03 w はみや 03 04 「」の中以外は基本PLの口調だから 不慣れなうちは違和感しかなかった 夜来鳥 03 05 w はみや 03 05 RP剥がれないように せめて表では「」以外でもPC口調心がけてるけど 剥がれるね! 夜来鳥 03 07 あははw あるある はみや 03 09 脳内妄想中の駆け出しドレイクもいまんとこダルデレ寄りになりそうなので 新規開拓……うーんw 夜来鳥 03 10 確かに基本S系がいないんですねw 男女ともに はみや 03 11 キャンペ用でもないから そこまでがっつり絡む設定には作らないーってのはあるのかなー SだったりMだったり 夜来鳥 03 12 なるほどー。まぁ基本性格としてもあるじゃないですか (笑) はみや 03 14 あえて言えばSってキャラはいるけど、組んだ相手がM過ぎた場合だなこれ……w 周りが基本濃いから、うちくらい薄味でいいかな! で作ってきたツケがここに 夜来鳥 03 16 なるほど (笑) はみや 03 16 (その分脳内設定のNPCが濃くなるのが仕様です 夜来鳥 03 17 w はみや 03 29 そういえば 魔神ガン盛り戦闘無事終わってまったり先に進んでます 回復・剥ぎ取り GM言いくるめで半分時間使いましたが 夜来鳥 03 30 おおw はみや 03 30 とりあえず 防寒具は使わなくても持っておこうと思いました( 寒冷ペナルティがかかるダンジョンだったらしく 1人以外みんな持ってなかったw ふかふかじゃなくても 防寒具扱いになる装備ならええよ、とのことでしたが サーマルマントとか? しらんの 夜来鳥 03 36 まぁ、結構もうてんですよねぇ (笑) 因みにサバイバルコートはかなりお手頃でお勧めです はみや 03 37 実は PCは一度行ったことあるダンジョンなのですが PLも 夜来鳥 03 37 用心深いカルゾラルでは、第2話で既に全員が購入してました!w そして見事に2話マップに砂漠が!w はみや 03 37 確認したら 約3年前で 普通に覚えてないよと^^ うわあ……w まあGM言いくるめの結果 ニールダ神官さんが 手持ちの服や毛布で簡易防寒具を作成する ということになりました 夜来鳥 03 38 実はうちのエルだけはゴーレム費用がかさんで自力購入できなかったんですが 他にももう一人ぐらいいたっけな はみや 03 38 ニールダ様すてき 夜来鳥 03 39 ww みなさんの好意でPT金から購入していただきましたよ (笑) はみや 03 39 まあ必要経費ですねえw 夜来鳥 03 39 うん (笑) 全員分PT金から出せるほどの豊かさはなかった はみや 03 40 ちなうちのPCはウィザードエルフ(おばさん)なんですが お金はあるのに手持ちの服はメイド服とワンピースと下着セットだけでした 夜来鳥 03 40 仔犬が僻地に行くかは知りませんが はみや 03 40 あ、高級メイド服は持ってた 夜来鳥 03 40 まぁ、買ってて損な装備じゃないですよ。サバイバル 背が開く予定なら是非w はみや 03 40 サバイバルってLLからだし 買ってええんですかねえ? 夜来鳥 03 41 あ、そっかw EXにないとだめですねw 当たらセーフらしい あったら はみや 03 41 まあ 防寒防熱に使えるだけで とくにすごいアイテムでもないしなあ 夜来鳥 03 41 効果明記の前提で。 うん はみや 03 42 あ、EXにある( 夜来鳥 03 42 おお EX結構めぼしいものありますな 因みに追加騎獣があると聞いたんですが。 ビークルは有ると聞いたんですが コアラはいる? (笑) はみや 03 42 うん うちがあるいいましたね ビーグル コアラいる……w 夜来鳥 03 43 いるかぁ!w これはライダーがはかどりますな (笑) 特にうちのなんか 別に、前でたってりゃいいので (笑) はみや 03 44 ……ノクス 装備もコートなのに、ダブルコートなのか とどうでもいいことを考えてしまった 説明見たら違うっぽいけど 補助でかばって主動作で魔法指示か……w 夜来鳥 03 45 うん (笑) 実に残念ながら鼓咆が存在しないので 1Rには使えませんけどねぇ はみや 03 45 アルケミやコホーが存在しない世界観は久々ですわ 夜来鳥 03 45 うんうん 遠隔指示を取るべきかが悩ましい 寧ろ遠隔をとると高所攻撃がいらなくなっちゃう (笑) はみや 03 46 w 夜来鳥 03 46 ライダーは乗らないもの (笑) はみや 03 46 乗るライダーのが好きだなあ……w 初期はきっついけど う、うまー!(毎回コレ 夜来鳥 03 47 馬、LL導入でタフくなったよ。かなり 思い返そう。卵1話で はみや 03 47 LL前ですねえw 夜来鳥 03 47 誰よりもタフだったはずだ (笑) フェイト馬w はみや 03 48 HAHAHA まあ技能次第で本体より固くなることは LL前でもよくあった 夜来鳥 03 48 HP40って正直、リルドラとかでも早々届かないはずですからね 3,4レベルぐらいだとレベルで12点程度なので。生命が最低26ぐらい必要 はみや 03 50 うん 5レベルで超えるくらいかなあ>HP40 夜来鳥 03 51 タフな人で漸くという感じでしょうね。 はみや 03 51 リルドラやったことないけど、頼りにしてる(拝む 夜来鳥 03 51 頑強に走ればタフじゃな無くてもw はみや 03 52 まあ頑強は安定 超頑強まではさすがに 取らないけど お嬢も頑強取る√行ったしなあ 夜来鳥 03 54 まぁ鉄板ですからね 仮に後ろに居ても庇われてても魔法も来るから必要かと はみや 03 54 4班の前衛陣みんな頑強ってるなあ(確認 防護点はたまに裏切るけど HPは裏切らないからね…… 夜来鳥 03 56 そうね (笑) はみや 03 56 まあ仔犬の世界線では防護点は裏切らない 回避ファンブルのない優しい世界なんだ( 夜来鳥 03 56 うーん、お嬢が乗ってる姿が好きならまぁ。やはり基本は乗る系でいくか。 はみや 03 57 いえ お嬢的にはどちらでも 夜来鳥 03 57 ちょっと脇道にそれつつ、遠隔と魔法指示だけおさえとけば。なんとかなるだろう 魔動機系は特殊攻撃にMPがかかるのが難点ですよな。 はみや 03 57 むしろ戦闘時以外で相乗りさせていただければ(笑 それだけで満足ですよ 夜来鳥 03 58 それは既に今回から!w はみや 03 58 うんw 夜来鳥 03 58 すかさずさりげなく主張しておいたよ!w 道中カットは予測できてたからw はみや 03 58 うむw 夜来鳥 03 58 ささっと入れ込んでおいたw はみや 03 59 遭遇ダイスでもあるのかなーって思ってたけど まあRPやったしないな、と半分 夜来鳥 03 59 これで道中の不意打ちで看破失敗でお嬢が1R主動作を消費させられることになっても 後悔はない!w はみや 03 59 任せて、ログにも入れておいた(笑 おおいw 夜来鳥 03 59 まあどうしてもピンチなら奥の手は有るよ ノクスが、札で、縮小しちゃえばいい。 お嬢は落ちるが転倒しない。 はみや 04 00 ライダー1は便利だけど、そのために取る気は起きないなー 夜来鳥 04 00 100Gの消耗なだけで何の問題もないw はみや 04 00 うん 落下での転倒はないんだよねえ(それだけ覚えてる 問題ないなw 夜来鳥 04 00 騎獣レベルが上がったら100Gじゃ効かなくなりますがな はみや 04 01 500点くらいなら安いのかー……? 夜来鳥 04 01 まぁ、余程意地悪なGMじゃなければおりる時間はくれる。危険感知失敗したら知らないが (笑) はみや 04 01 お嬢、スカレンセー取らないのに、そのためにライダー取るってのもどうなんだ……w 夜来鳥 04 01 そうね (笑) タンデムを何とか入れ込みたかったんだけど 無理だった (笑) はみや 04 02 さすがにそれはあかんと、ない理性が w 夜来鳥 04 02 やっぱ両用に育てると枠が圧倒的に足りない 前専用とか後ろ専用とかならまだしもできなくもないんだけどね はみや 04 03 うーん 前2 中1 後3だし どっちでもええ気がするけど 夜来鳥 04 04 現行の簡易だと中衛たてれないしね 一応改造簡易はお渡ししておいたけどw はみや 04 05 ウィルがゴーレム運用するなら、前かなあ まあIBほど便利じゃないんだよなあ 夜来鳥 04 05 うん 基本当たらないよ。 はみや 04 05 ってEXにフラービィまでの強化データは載ってるのか…… 夜来鳥 04 05 あと、琥珀はIB仕様じゃないとめっちゃ高い筈 はみや 04 05 はじめて知った(笑 夜来鳥 04 05 w 一応騎獣とゴーレムに関しては未だEX許可とってないけどね はみや 04 06 EX見ないねん……LLやら他サプリで事足りてるから…… 夜来鳥 04 06 アイテムは、とった。という段階だし 次回あたり聞いてみないとね。成長の方向性にもかかわるだろうし はみや 04 06 ですねえ 基本GMが持ってるので回したくはあるけど 便利さが……ぐぬぬ 夜来鳥 04 07 因みにコンジャラーのマリオネット習得は、面白いが、面白いだけだった!w と感想はのべておくw はみや 04 07 おもしろいの大事じゃないですかっw w 夜来鳥 04 07 うん (笑) でもそのために魔法誘導が犠牲になってるのはやはり痛いなw 鷹もとれない はみや 04 08 うん コンジャだと魔法誘導はそれほどいらないけど 鷹は欲しい…… クリメイションくらいだっけ 誘導 形状射撃 夜来鳥 04 08 ウィザードだから、一応 ソラスが大好きな はみや 04 08 w 夜来鳥 04 08 MP奪うやつ行けますよw はみや 04 08 ああ 夜来鳥 04 09 まだ届いてないけどw はみや 04 09 そういえば↑ーで話した魔神ガン盛り戦闘後 夜来鳥 04 09 うん はみや 04 09 まずしたのは 抵抗抜けそうな相手からのMP吸い取りでした 夜来鳥 04 09 www はみや 04 09 もうね レンジャーがね 低かったの…… 影走りまで行くスカウトはいるのにレンジャーは最高3!w 夜来鳥 04 11 w はみや 04 11 バランス(笑)でしたわ まさか野伏用の3取得なうちがメインレンジャーになるとは 夜来鳥 04 11 そんなものw はみや 04 12 ドローアウトは石が心もとなかったので、諦めました 夜来鳥 04 13 効率は良くないですしねぇ (笑) はみや 04 13 うんw 夜来鳥 04 13 因みにレンジャーは、ずっと1だけのこととか普通にあるよw 魔香草を山のように持てばそれでも事足りる (笑) 魔香草は1本4点回復する品だと割り切ればよい。 それでも魔晶石よりは効率が良いのだからw はみや 04 14 定期で毒ダメージ来るダンジョンなので、時間かけすぎたくもなかった……w 夜来鳥 04 15 なるほどw はみや 04 15 まあそれぞれ魔香草はいっぱい持ってましたが レンジャーェ 夜来鳥 04 15 w はみや 04 15 HP回復は大丈夫なメンツだったんですけどね 微コンジャ ウィザード ニールダプリ 夜来鳥 04 15 なるほどw 不屈欲しいなーと思いつつ、ノクスの成長は割と行き当たりばったりなので どうなることやらw はみや 04 16 MPが潤沢なら ライフデリバーとかも使います 夜来鳥 04 16 アレは便利 はみや 04 16 そーなのかーw>行き当たりばったり 夜来鳥 04 16 あんまし綿密には計画立ててないよー。 はみや 04 16 射程広いし、ダメージ・回復両方いけるし便利ですねえ うちも 特技くらいしか決めてないですけどね 夜来鳥 04 17 特技も一部迷ってるかな 武器習熟が……ほしい (笑) タンクなのはわかっているw だが!w はみや 04 17 火力やるなら、武器Sコルセスカいこうかなーとか考えてる 夜来鳥 04 18 私の中のアタッカーの血が騒ぐw はみや 04 18 汝の為したいように為してええんやで w もともとアタッカー予定でしたもんねーw 夜来鳥 04 18 ノクスにデッちゃん似合うじゃないですかーw ビークルとかみ合わないけどー!w はみや 04 18 w 夜来鳥 04 18 盾持てないけど―!w (どこがタンクなのか はみや 04 19 デスサイズはいい武器ですねえ でもぼくハルバードはもっと好き 安いし、それなりにいい武器なイメージ 夜来鳥 04 19 悪っぽいのがやはり似合うよね ですね 防護習熟の2点と盾を放棄してまでタンクが取るものかと言われると 全くそうではないのですがw まあ似合うなーってだけのお話ですねw はみや 04 21 まあ 今後やれそうならやってええと思いますよw どうでもいいけど お嬢の娼婦(知識のみ)のところに まぁ様子見つつですが、とりあえず騎獣と立場(タンク)との噛みあいぐらいはかんがえておきます (笑) (主にウィリアム(ポスケさんPC)の不用意な発言によってレベルが上がる模様) と書き足しておいた (`・ω・´) 夜来鳥 04 22 www はみや 04 22 ウィルもぽすけさんもかわいいからこまる まあうちは ちまい子がごつい武器振り回すのは鉄板だよね! でSスピア検討です お嬢は幼女ってわけではないけど( 夜来鳥 04 26 スピアは若干不遇武器だけど良いものだw 見た目好きw はみや 04 26 うちもライダーやるときくらいしは選ばないですねー スピアは 基本ソードかアックスだなあ 基本出目がお察しなので、ペナルティかかる武器は使わない(かなしい 夜来鳥 04 29 あははw はみや 04 30 うんファイターフェンサー見てきたけど、ソードかアックスだった ほとんど メイン武器はスリングとかいたけど、タンクだしゆるされる 夜来鳥 04 30 まぁ私もその辺が多いですね はみや 04 31 ウォーハンマー好きなんですけど ペナルティが痛いのです ひどい 夜来鳥 04 32 あれはなぁw はみや 04 32 ので自然ペナがないソードアックス あとはメイスに行く 夜来鳥 04 33 メイスは低レベルの友 はみや 04 33 グラップラーならパワーリストさんまいしてる 名称だけなら 猫ぱんち猫きっくに持っていかれるけど(笑 夜来鳥 04 35 ww はみや 04 37 基本後衛ばっかなので 武器で悩むのも楽しいなあw 夜来鳥 04 37 うんうん はみや 04 38 魔法職だと、スタッフ取らないなら 適当な武器加工するだけになるからなー そもトリスだと武器という概念がない 夜来鳥 04 40 w はみや 04 40 メイン防具は取り替えたけど、ラウンドシールドはキャンペ始まったときからずっと使ってるやつですよ……w 夜来鳥 04 41 www はみや 04 41 今確認してびっくりしちゃった(笑 まあ取り替えられる筋力もないとですが 伸ばしたいわけじゃないけど 筋力B1がかなしいです はい 夜来鳥 04 42 あははw はみや 04 43 1dの出目5だし、最初は悪くなかったんですけどねえw 夜来鳥 04 43 まぁ3ばっかフルよりいいのではw はみや 04 44 うん……w そも3ゾロでもないし選ばないw でもB1はなあというわがままな意見ですはいw 夜来鳥 04 45 ですよねぇ (笑) そこはチャームポイントと思えば!w はみや 04 46 筋力伸びるなーというラタの呪いだと受け止めておきます(ひどい 夜来鳥 04 46 ではそういうことで (笑) はみや 04 46 ソラスは筋力あるなーと思ったら こっちも筋力成長1だった ハイマンは最低限筋力あるほうなのかー いいのかそれで……(笑 まあ固定イベントでもない限り 筋力Bが必要な場面もそうない よなあ 夜来鳥 04 51 はははw ちょいと移動 はみや 04 52 まず登攀が浮かんだけど、どうとでもなるーはず はーい って5時だ
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/77.html
シロウ・コトミネ アサシン◆z9JH9su20Q 「――違う」 少年の予選は、余りに呆気なく終了した。 全てを忘却させられ、新たに与えられた日常を、半日と要さず偽りと見定めた。 多くの参加者を著しく突き放した、異常とすら評せる早期突破だ。 しかし、ある意味では参加者の中でも一際不正な存在である彼ならば、それも当然の帰結なのかもしれない。 十七年と、六十年。 二度に渡る生涯の全てを、ただ己が願いの実現だけに殉じて来た魂が、その目標を見失ったというのなら。 その時、自らの在り方に覚える齟齬は――どれだけ惚けていたとしても、無視することができないほど大きなものに決まっているのだから。 「予想外、でしたね」 自らの置かれた状況を振り返り、少年はこの事態を招いた聖遺物――養父の形見である、『ゴフェルの木片』へと意識を向ける。 聖書のノアが如く、神に選ばれる人間となるように、と――あの熱心な神父が、教義に存在しない験担ぎなどという概念を持ち出して譲渡してくれたものだ。受け取った時は心遣いをありがたく思うと同時に、意外に俗な国民性が残っているのかと少年も大層不思議に感じたものだったが。 死の間際だった養父の真意は、この『方舟』への切符を少年に手渡しておくことだったのだろうと、ようやく理解できた。 何年と遅れた真意の解読も、ここに来るまでは木片が『方舟』へ到達する手段だなどということを知らなかったのだから、ある意味仕方のないことだったのかもしれない。地上の聖杯ばかりを追っていた少年は、月の聖杯についての知識は養父にずっと劣っていたのだろう。 加えて少年の秘めたる願望も、彼には薄々看破されていたらしい、となれば……どうやら今は亡き養父への認識を、改める必要があるようだ。 ――とはいえ、少年が既に大聖杯そのものを手中に収め、後は残る条件が揃うのを待つばかりという段になって、横から『方舟』へと攫われてしまうという展開は、かの神父をしても誤算であったことだろうが。 「だが――まだ俺の夢は、終わっちゃいない」 例え手中に収めた大聖杯から切り離され、入念な準備の末に勝利した大戦よりも、遥かに厳しい条件での生存戦(バトルロワイアル)を要求されようと。 そんなことで、奇跡とまで呼ばれた少年は、挫けない。挫けていられるわけがない。 何故なら月の聖杯(ムーンセル)は、冬木の大聖杯を超える願望機だ。 あるいは六十年費やして来ても、まだあの奇跡を前にすれば誤算はありえたかもしれない。しかし、ムーンセルは常に使用者のための最適解を導き出すという、そんな不安すら無用と化す万能の力。 ならば、この手に収めることができたなら。より少年の大願成就を確実とするのは、この月の聖杯だ。あるいはそのための、神の導きなのかもしれないとすら思えて来る。 であれば、問題となるのは。そこまで少年が勝ち抜けるか――月より宛てがわれる自身の『つがい』となるサーヴァントが、この戦いで勝利を掴める存在であるか否か、だ。 少年の期待を一身に浴びながら――月よりの使者は、既に目の前で現界していた。 「問おう――貴様が俺の召喚者か?」 「ええ。シロウ・コトミネと申します」 赤と黒の僧服に身を包んだ、褐色の肌をした少年――シロウ・コトミネは、眼前に出現した男に頷き、名乗る。 腕組みしながらシロウと相対し、平坦な声で問答を交わしたのは、戦国武将のような物々しい出で立ちをした“いかにも”な風体の男だった。 『特権』で読み取れる情報と照らし合わせれば、間違いない。この長髪の男はシロウのサーヴァント――アサシンだ。 「――そうか」 返答を聞き届けたアサシンが、無感動に呟きを漏らした瞬間――シロウは不穏な気配を感じ取る。 アサシンとの間に結ばれた因果線(ライン)を通じて、シロウから彼へと流れ出す魔力の量がほんの少しだけ、増加していたのだ。 即ち、サーヴァントとして活動するのに必要な魔力を要求されているということ。アサシンが魔力の行使を迫られる状況にあるということ。徒事ではない。 何事かと推察しようとするシロウに対し、正面から睨めつけられている男の『目』に、変化が起きる。 眼球の全体が薄い紫へと色付き、瞳を中心とした波紋模様が多重に走る異形へと、アサシンの双眸が変貌する。 余りに特異なその目は、ただの奇形などという言葉では片付けられない『何か』であると、見る者に何の予備知識も必要とせずに理解させていた。 「運がなかったな」 アサシンの発した言葉を訝しんだ、その一瞬の隙に。 いつの間にか彼の掌が、シロウの頭上に置かれていた。 次の刹那――まるで肉体と魂魄との接続を乱されたかのような違和感に心身を支配され、シロウは身動き一つ、取ることができなくなった。 己の身に感じる異物感に、脳裏をまさぐられるような不快感が塗布される。相変わらず心身の自由のならないまま、取り戻したばかりの自分を観察されている――そんな奇妙な直感を覚えながらも、その相手を見返そうとする両目の焦点が合わない。最早五感すら安定せず、この状況を脱するための『宝具』の発動も叶わない事実だけを、辛うじて理解した。 ただ、彼の頭を鷲掴みにしている人物の腹次第で、次の瞬間の運命が決まる――そんな状況に、最速で予選を勝ち抜いたはずの少年は陥っていた。 果たして、いつまでこの状況が続くのか――それを推測するための時間感覚すら、抜け落ちていた、そんな中。 「――前言撤回、だな」 その一声を合図に。万力のように頭蓋を締め上げていた圧力が消失したのを、少年は確かに認識した。 認識できた、ということは――正常な感覚を取り戻せたのだと理解する間に、シロウの逆立てた白髪の間を、手袋に包まれた男の五指が抜けて、元の位置へと戻って行く。 「気が変わった」 そうして開けた視界に映ったアサシンは、先程までに比べて幾分、感情を取り戻した表情でシロウを見つめていた。 「俺を利用しようという輩など、この場で殺してさっさと座へ帰るつもりだったが……貴様は特別だ。考えを改めることとしよう」 「……それは僥倖」 眼前の男――自らのサーヴァントに危うく殺されかけたシロウは、復活した平衡感覚を総動員して何とか踏みとどまった後。憔悴の中、それでも穏やかに返していた。 アサシンもまた、そんなシロウが愉快で堪らないと言った様子で破顔する。 「ああ、おまえは実に運が良い。後から俺の腹がどう変わろうが、貴様がただの人間であったなら……本来人間道に触れられた時点で、死という結果は因果として成立していたからな」 何の遠慮もなく、出会い頭から取り返しのつかない行為に及ぼうとしていたのだというサーヴァント――運命共同者からの告白には、さすがのシロウも苦笑を漏らした。 「これはこれは。確かに使い魔として扱われるなど屈辱ではありましょうが……それでもあなたがこうして召喚されている以上、仮令聖杯の獲得とは別だとしても、何か。その二度目の生を使って、成し遂げたいことがあったのでは?」 「三度目だ」 その兇行が理解できないと尋ねる少年に対し、男はまず短い訂正を口にする。 「願いがない、わけではないが……端的に言えば、既に諦めていた」 告白される思考が、過去の視点に基づいたものであることを強調する語り口が意図的なものであると、少年も理解できていた。 「……俺が二度の生涯を使い、やっと叶えたと思った願いは偽りだった。俺は奴らの勝手のために踊らされ、世界に混乱と破滅を齎しただけだった」 触媒こそない召喚であったが、シロウの有する『特権』により、既にこのサーヴァントの真名は把握できている。 だが、見るからに同郷の出身と思しき姿形をしているこのアサシンの名に、シロウは覚えがなかった。おそらくはシロウと同じく、『方舟』が直接姿を見せたのとは別の時空から馳せ参じた異邦の英霊なのだろう。故に、どんな生前を送って来たのかはわからないが……口ぶりからは随分と凄惨な裏切り、それに対する絶望を経験して来たことが伺えた。 そんな空虚に満ちた独白を、何故か――他人事だとは思えずに、シロウは痛切な心地で静聴する。 「挙句、死んでも今度はこの『方舟』に囚われ、浅ましい争いで踊らされるというのなら……俺の眠りを妨げた者を殺す方が、よほど有意義に思えたのだ……もう、疲れていたからな」 「……しかし、それを改めたと?」 シロウの問いかけに、アサシンは頷いた。 「何ということはない。元々は殺すつもりで使った能力が、サーヴァント相手では記憶の読み取りしかできなかったというだけのことだが……」 ――サーヴァント相手では。 その一言だけで、記憶を読み取ったというアサシンの説明が、シロウに与える説得力を著しく増大させる。 「その貴様の記憶に、あの悲劇を経てなお夢を諦めない様にあてられたのだろう。もう一度だけ……俺も願いを、諦めたくないと思えた。貴様を主君と仰ぎ、共に聖杯を――真なる月の目を勝ち取りたい、とな」 「……光栄です、アサシン」 おそらくアサシンの言葉は、本心からのものだと感じられた。だからシロウもまた、彼の主として認められたことに本心からの感謝を述べていた。 同時に確信する。やはり神は、シロウを赦されるのだと。 もしも、シロウが神の意に沿わない存在であったために、この手から大聖杯を取り上げられたというのなら。そも、最初のアサシンの兇行で、命を落とすはずだった。それが神に叛きし者に相応しい末路だからだ。 しかし、結果はただ召喚した場合よりも、よほど強い信頼をこの強力なサーヴァントとの間に築くことができた。 全ての人間を慈しみ、癒すために月へ至れと後押しするために……この『方舟』に少年を導いたのだと、理解できた。 アサシンとの出会いは、改めて己の正しさを確信できるものだった。それなら後はただ、迷わず月まで駆け上がるのみ。 「では、マスターとして尋ねたい。私を見て取り戻したという、あなたが聖杯を求める理由。それを教えて戴きたい」 そして、争奪戦へと真に参加するために。契約のために、シロウは相手をより知ろうと望む。 「聞いてどうする?」 「もちろん、契約のためですよ。振る舞いを見る限りありえないでしょうが、私の願いと真っ向から衝突しない限りは、あなたの願いにも極力沿わねばと思いまして」 「無駄な気遣いだな」 シロウの返答を一笑に付した後、しかし真剣な目つきとなったアサシンは、自らの主君に胸の内を明かした。 「俺が月の目に託すのも、貴様と同じ夢さ。天草四郎時貞」 「――あなたが願うのも、全人類の救済か。うちはマダラ」 対峙する相手の真の名を、既に知悉していた二人の英霊は――願いを共有したその瞬間、初めて同志の名を呼んだ。 この先彼ら『つがい』で繰り広げる殺戮を、人類最後の悲劇にする決意と共に。 ◆ 巡り会ったのは、余りに似通った二人の男。 世の残酷さを知りながらも、まるであどけない少年のように全ての人々の救済を願い、人生を二度までも悲願の成就に捧げた、愚直なまでの理想主義者達。 出会うはずのなかった彼らの出会いは、しかし紛れもなく――運命と呼ぶべき、必然だった。 【マスター】シロウ・コトミネ@Fate/Apocrypha 【参加方法】『ゴフェルの木片』による召喚(言峰璃正からの譲渡品) 【マスターとしての願い】人類全ての救済 【weapon】『黒鍵』×不明、とある剣豪の刀(“赤”のキャスターのエンチャントによりCランク宝具相当に強化済み) 【能力・技能】 本人曰く普通の人間程度の力しかない、が、対戦した“黒”のバーサーカーの評では、聖堂協会の代行者と比較しても図抜けた戦闘力を有している。 戦闘時に武器とする黒鍵は一度標的に弾かれても、再度標的に襲い掛かるよう術式が組み込まれており、刀身を伸ばし即席の壁を作り出すことも可能と応用性に富む。 それ以上に特筆すべきは謀略家としての手腕。表では大戦の監督官として、暴走する“赤”のバーサーカーの通過する進路上で起こりうる問題の対処に奔走し、その裏ではアサシンが使役する鳩を通じてルーマニア全域の動向を把握しつつ、戦況に応じて的確にサーヴァントを使いこなし、さらに次の段階へ進むための準備も怠らない。 自ら前線に立ちながらも空中庭園を操るアサシンへの魔力供給を問題なく行えたことから、魔術師としても高い適性を持つことが伺える。 【ステータス】不明(第三次聖杯戦争のマスターでなければ認識不可能な模様) 【属性】不明 【クラススキル】 真名看破:? 目視したサーヴァントのクラスと真明を看破できる。例え対象が受肉していようとも有効に機能する。ただし、素性を秘匿するスキルや宝具には妨害を受けてしまう。 【保有スキル】不明 【宝具】 『右腕・悪逆捕食(ライトハンド・イヴィルイーター)』 ランク:??? 種別:対人 レンジ:??? 本来、シロウが持っていなかった力だが、宝具が持つ「奇跡の再現」という形で彼の肉体に顕れている。 戦闘において自身の補助を行う対人宝具であり、シロウが保有する「未来視」などの特殊能力を強化・支援する。 『左腕・天恵基盤(レフトハンド・キサナドゥマトリクス)』 ランク:??? 種別:対人 レンジ:??? 右腕同様、自身を対象とした対人宝具で、シロウの肉体に対する補強・強化を行う。 この宝具には対象者を「不老」にする効果があり、この効果によって彼は受肉しながらでも半世紀以上の時を耐えることが出来た。 【人物背景】 本名、天草四郎時貞。『Fate/Apocrypha』における第三次聖杯戦争で、アインツベルン陣営のサーヴァント・ルーラーとして召喚された英霊である。 本来中立の審判であるべきクラスを参加者として不正に召喚したサーヴァントであるため、ルーラーとしての機能は十分ではなく、また彼はルーラーが本来持っていてはならないはずの『聖杯への願い』を持っていた。 第三次聖杯戦争終盤、大聖杯に触れたことで受肉。マスターを失ったことでスキルと宝具を除くと並の人間程度の能力しか残らなかったものの生存し、己の願いのためユグドミレニアに奪われた大聖杯を取り戻し、その奇跡を手にすると決意する。 その後は、第三次聖杯戦争の監督役であった言峰璃正を利用し、偽の身分と大聖杯の行方を探るために聖堂教会での役職を入手、半世紀以上も行動を起こす機会を伺っていた。 そして大聖杯を秘匿していたユグドミレニアが、魔術協会から離反したのに合わせ、シロウも勃発する聖杯大戦に聖堂教会から派遣された監督役として介入。同時に“赤”のアサシンのマスターとして聖杯を求め参戦する。 正規のルーラーであり、自身の計画の障害となるジャンヌ・ダルクを警戒しつつも順調に事を進め、両陣営の総力戦の中、アサシンの宝具の力で大聖杯の奪還に成功する。 さらにセイバー以外の残る五騎の“赤”のサーヴァント達の令呪までも手中に収め、最終的には彼らの協力を取り付けることに成功。後は大聖杯の使用条件を整え、悲願を成就させるのみ、という段階で(ここ独自の設定として)璃正から形見として授かっていた木片の作用で『方舟』に召喚された。 【方針】聖杯戦争を勝ち抜き全人類を救済する。基本的には堅実に進めて行く。ルーラー(ジャンヌ・ダルク)とは今回対立する理由はないはずだが、警戒する。 【クラス】 アサシン 【真名】 うちはマダラ@NARUTO 【人物背景】 世界の在り様に絶望し、全ての救済を願うもその独善性から数多くの犠牲と混乱を世に齎した伝説の忍。 まだ忍の隠れ里という概念すらなかった戦乱の時代に、最強と恐れられた忍一族の一つ“うちは一族”でも特別に強いチャクラ(魔力)を持つ者として生まれる。 一度忍として生まれ落ちれば、幼子も例外なく戦場で命を落としてしまう世の変革を望むが、うちは一族の指導者としての重圧と、弟を失った悲しみにより歪みを抱えるようになる。やがては一族全員が敵対していた千手一族に投降した中でも一人だけで戦いを続け敗れるが、幼少期に友情を育んだ千手の長柱間の説得を経て休戦を受け入れた。 その後は柱間らと共に木ノ葉隠れの里を創設、しかし里でのうちは一族の扱いに不満を持ち、九尾の妖狐を操って再び柱間と対立するも敗北、死亡したと伝えられていた。 だが、柱間との戦いで死亡したのは偽装であり、マダラが夢とする『月の目計画』実行のための下準備であった。その戦いで仙人の肉体を持つ柱間の細胞を入手し、歴史の表舞台から姿を消し、さらに計画を進めた後、一度本当に死亡する。 本来の計画では、マダラの両目を移植した人物の力で自らを蘇生させる手筈だったが、その計画に狂いが生じ、第四次忍界大戦の最中、『穢土転生』の術で現世に復活する。 この穢土転生の体には術者によって特別なチューニングが施されており、全盛期の肉体でありながら、本来は死の直前に開眼し、実戦に用いたことのなかった輪廻眼を発動できるようになっており、無尽蔵のチャクラに不死身の肉体という穢土転生の特性も併せて、忍連合軍を相手に縦横無尽に暴れまわった。 計画代行者がその名を騙るだけで世界を巻き込む大戦争を引き起こせるなど、マダラが持つ影響力はその世界において絶大であったと言える。 平和を渇望するも、世界の仕組みは最早変えようがないと結論し、全ての人間を同じ幻の中に閉じ込めることで、誰もが幸せになれる夢の世界を作り出す“月の目計画”の成就を悲願とする。その実現のためなら、かつて忌避した悲劇をどれほど生み出し、その結果本物の世界がどうなろうとも一切気に留めることのない、ある意味では究極の理想主義者。 しかしその“月の目計画”が記されていた石碑自体、神話の時代より暗躍し続けた真の黒幕である大筒木カグヤの意志・黒ゼツによって改竄されたものであり、無限月読を成功させた次の瞬間に予想外の裏切りにあって黒ゼツに侵食され、輪廻眼を媒介にカグヤ復活の依代とされてしまい、二度目の生を非業の死という形で終えることとなった。 【ステータス】 筋力C 耐久C 敏捷A+ 魔力A+ 幸運D 宝具A++ 【属性】 中立・悪 【クラススキル】 気配遮断:A+ 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 忍術:A+ 宝具の域にまでは昇華され得なかったが、歴史に名を刻んだ偉大な忍として研鑽し続けてきた類希なる武芸。気配遮断にも派生する。 火遁に代表される東洋魔術的な狭義の忍術発動には、詠唱ではなく一定の印を結ぶ必要がある。 魔眼(写輪眼):B+ 写輪眼と言われるうちは一族の特異体質。マダラはその中でも最高位である永遠の万華鏡写輪眼を開眼している。同ランクの幻術、千里眼のスキルにも派生する。 このスキルによる幻術は精神干渉への耐性を持つスキルの働きを貫通して対象に作用し、一旦術中に掛かってしまった場合は他者に解除されるか、魔眼もしくは対魔力のランク分この幻術による干渉を削減することでのみ抵抗できる。逆に、写輪眼自体が他の魔眼、及び幻惑効果からのマダラへの干渉をランク分阻害・看破する働きも併せ持つ。 また写輪眼にはチャクラ(魔力)を色で見分ける洞察眼としての役割があり、魔術的な隠蔽・透過を事実上無効化する。 加えてこのスキルの分析能力により、マダラに再現可能な技術であれば一度見るだけで体術・魔術問わず模倣することが可能となる。 このスキルとして再現されるのは写輪眼共通の能力に限定されるが、本来は万華鏡写輪眼開眼者はさらなる固有瞳術を持つ。 柱間細胞:B 忍の祖、あるいは神とも称される六道仙人の肉体を再現するに至った子孫・千手柱間の特殊な細胞。 霊核以外へのあらゆる傷を自動的に再生する能力を持ち、体力と魔力の回復量まで増大させる。移植しただけのマダラでも切断された部位を押し付けるだけで繋げられるほどの再生力を誇るが、特殊な呪いなどで受けた傷を癒す効果はない。また、自然と一体化することで周囲の状況を感知することができる。 加えて木遁と呼ばれる特別な忍術の使用を可能としている。木遁は実体を有する特殊な植物を呼び出し操作する術のため、攻撃対象の対魔力スキルに影響を受けない。召喚された植物は接触した対象から強制的に魔力を吸い出して成長する性質を持ち、さらに幻想種やその属性を有する相手には追加で強制的な鎮静の効果も発揮する。 中でも特記すべきは、本体と相互にリアルタイムで知覚を共有できる分身を生み出す木遁分身の術であり、分身は本体から分割された魔力量に応じて一部の宝具やスキルの使用も可能とする。特に純粋な身体能力に関しては本体も分身も劣化しないため、直接戦闘・諜報戦の双方において非常に有用な性能を発揮する。分身がマダラの意図以外の要因で解除された場合は供給した魔力が消費される以外に本体への影響はないが、逆に分身を本体が死亡した場合の代替えとすることは不可能である。 カリスマ:D 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。一族の長であり、子孫がその名を騙るだけで第四次忍界大戦を余儀なくさせたほどの存在ではあるが、生前には率いていた一族全員に見捨てられたことから指導者の求心力としては十分とは言えないランクとなっている。 戦闘続行:A 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。 不死身を誇った穢土転生時代や十尾の人柱力時代に限らず、柱間細胞の影響や性格もあって常から往生際が悪い。 【宝具】 『輪廻眼(りんねがん)』 ランク:A++ 種別:対人(自身) レンジ:- スキル魔眼(写輪眼)封印時にのみ発動可能。死の直前にうちはマダラが開眼した、忍界中最も崇高にして最強の瞳術。 あらゆる結界を看破し、チャクラ(魔力)の五大属性全ての性質変化を操ることが可能で、さらに輪廻眼共通の七つの異能と各開眼者専用の瞳術を操れる。 但し今回はアサシンとしての現界であるため、第四次忍界大戦において最も多用した餓鬼道と、アサシンに適した能力である人間道、マダラ固有の瞳術である輪墓の三種類のみが宝具として再現可能となっている。 各能力の詳細は以下のようになっており、これらは魔力量次第では複数を同時に発動することも可能である。 『輪墓』:別次元にマダラの影(分身体)を出現させる能力。この影は輪廻眼以外では視認できず、宝具もしくは陰と陽の力を操れる者以外からの攻撃を無効化する。影は輪墓時空からこちら側へ自由に物理干渉することができるが、本体と同じ身体能力での徒手空拳以外の能力は持たない。 また攻撃を受ける側の防御スキル・宝具は有効であり、高ランクの直感や心眼等のスキルでもある程度の感知が可能となっているため、影単独ではサーヴァント相手には補助的な使い方しかできないものの、マスター狙いの攻撃としてはマダラの豊富な能力の中でも最高の暗殺性能を誇っている。 但し影の行動には制限時間が存在し、限界を迎えると本体に戻り、再発動までのインターバルを必要とする。 輪廻眼の能力中、唯一魔力量に関わらず木遁分身のマダラには使用不可能な術であり、同時に作り出せる影の数も一体のみとなっている。 『餓鬼道』:封術吸印という術により、強固な物質性を持たないあらゆる魔力(チャクラ)を、無効化・吸収する。魔術に限らず、宝具の解放によって放たれた攻性魔力をも、輪廻眼と同じA++ランクまでは完全に無効化・吸収する。さらに直接接触さえすれば、その時対象が体内に収めている魔力をも強制的に吸い出すことも可能である。 令呪を含む契約や呪い、及び既に完了した魔力の効果を無効化することはできず、また無効化できるのはあくまで封術吸印が発動している間のみである。 『人間道』:対象の頭部を掴むことで、体の動きを封じた上で瞬時に記憶や情報を読み取ることができ、最終的に相手の魂を引き抜き即死させる能力。この霊魂と肉体の分離は強制効果のため、情報取得のみが目的で殺害を望まない場合でも、使用した以上は相手を死に追いやってしまう。また頭部以外に触れた場合は相手の魔力量によって抵抗されてしまう上、相手から記憶を読み取ることはできない。 ただしサーヴァント相手に使用した場合、魂を引き剥がす効果は例え対象が受肉していようと完全に無効化されるため、これ単独での殺傷力は発揮し得ない。 『須佐能乎(スサノオ)』 ランク:B~A+ 種別:対軍 レンジ:1~50 最大補足:500人 万華鏡写輪眼開眼者の中でも、限られた者だけが発現する能力。 術者を中心に展開される、チャクラ(魔力)で作られた半透明な異形の巨人。骸骨状の骨組みから、山より巨大な烏天狗を模した姿(完成体)にまで強靭さを増しつつ変化する。魔力の消費を抑え、解放までの時間を大幅に短縮した一部分のみ、及びマスター等の他者を巻き込んでの展開も可能。 形態によってランクが変化し、部分展開から骨格までの形態ではBランク、多頭多腕の巨人形態でAランク、完成体でA+ランクに相当する。それぞれの形態は太刀や投擲武器となる勾玉等でランク相応の物理的攻撃力を発揮するだけでなく、宝具換算で一ランク下の数値分、敵からの魔術及び物理攻撃の威力を減殺する鎧として機能する。 この宝具はあくまでも物質性を得た魔力の衣であるため、例え破壊されたとしても必要量の魔力さえあれば即座に再展開を可能とするが、逆を言えば宝具の魔術的性質を打ち払う類の能力には無力であり、封印術以外の呪いに対しても耐性を持たない。ただし、物質性を持つために攻撃を受ける側の対魔力でダメージを軽減することはできない。 また、ランクを上げるごとに魔力消費の量は幾何級数的に増大し、特に完成体の展開は外部から新たに魔力を補充しない限り、精々一度が限度である。 起源は写輪眼にありながら、仮に両目を喪失した状態でも問題なく発動可能。ただし、展開中は輪廻眼の瞳術は解放はできない(目が輪廻眼の状態であることは問題ない)。 『現歪曲す夢幻の瞳(イザナギ)』 ランク:B 種別:対人(自身) レンジ:- 『写輪眼』の固有瞳術の中でも、禁術とされる究極の幻術。 他者ではなく自身に作用させ、不利な事象を“夢”、有利な事象を“現実”に変える力を持つ。通常の幻術とは異なり現実の事象にも効果を及ぼすため、自身を対象とした因果操作と呼ぶのがより正確。マダラは時間差で発動させることもでき、死後暫くしてから致命傷を負ったという事実を改竄し蘇生したこともある。 六道仙人が十尾から尾獣を作る際に使用した『陰陽遁』、即ち精神エネルギーによって無から有を生む『陰遁』と身体エネルギーによって形に命を与える『陽遁』による『万物創造』の原理を応用した術で、神霊の揮う『権能』一歩手前の領域にある宝具。 その強大な力の代償として術を放った写輪眼は光を失い、二度と開かず失明する。当然、同じ目に宿る輪廻眼の力も失われてしまう。 【サーヴァントの願い】 この世の因果を断ち切り、全ての人々を憎しみの連鎖、苦しみ、空しさから切り離し、地獄のような世界から救済すること。そのために世界を観測し、改変し得る究極の魔眼として、“真なる月の目(ムーンセル)”を手に入れる。 【基本戦術、方針、運用法】 憎しみの連鎖を断ちたいという願いに反して、マダラ自身は戦闘を好む性質が強く、後押しするかのように『須佐能乎』の性能は三騎士に比肩する白兵能力を彼に付与している。 そのため、マダラ自身はアサシンのクラスでありながら正面から己の力を誇示する戦いを好むが、加減せず暴れ回るには召喚直後の状態では魔力が足りないため、序盤はNPCやマスター狙いの『人間道』で情報収集及び魂食い、『餓鬼道』で他のサーヴァントを弱体化させる、もしくは撃破しつつ魔力を蓄えることを目的として行動するのが基本方針となる。 同時に、木遁による分身に斥候させての諜報戦も展開できる。無論、これら分身も気配遮断を持つため、場合によっては分身の奇襲だけで敵を仕留めてしまえることも考えられ、逆に分身が返り討ちにあっても既に脱落したと見せかけることで油断を誘うということもできる。 またマダラの眼鏡に適う敵サーヴァントとの直接対決にもつれ込んだとしても、さすがに本来の目的を忘れてしまうことはないため、マスターの指示さえあれば敵マスターを直接狙うことに頓着はない。むしろ本体が陽動となる分、気配遮断以上に感知され難い『輪墓』による暗殺成功率が増すため、最初の奇襲に失敗してもよほど危険な相手でもない限りは望み通り正面から戦わせてあげるのが好ましいだろう。 特筆すべきは写輪眼、及び柱間細胞による仙人感知で、敵の持つ気配遮断やそれに類似するスキルの効果を大幅に軽減することができる点である。そのためクラスに似つかわしくない直接戦闘力の高さと合わせて、他のアサシンに対して基本的には有利に立ち回ることができる。 また、何らかの有力な武器を入手できた際には、その系統の武器を扱うサーヴァントの戦闘を目撃することさえできれば写輪眼で技術を盗んでおくことができるため、魔力の貯蓄とは別の方向でマダラを強化することも可能となる。 ここまで強みばかりを書いてきたが、事実上対魔力の互換となる能力はあれど呪いの類への耐性は皆無で、また何らかの手段で須佐能乎を無効化できる相手には一気に主戦力を欠いてしまうなど(本来有利なはずのアサシンのサーヴァントも含む)天敵が存在しないわけではない。いざと言う時には『現歪曲す夢幻の瞳(イザナギ)』による、事実上の蘇生ストックが存在するものの、引き換えにスキルである魔眼(写輪眼)と宝具である『輪廻眼』を同時に一つずつ失ってしまうという大きなデメリットを背負っている。 必勝を期するのであればやはりアサシンとしての諜報能力を十全に活用し、決戦前に敵対者を見極める運用が必要不可欠となる。