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むかしむかし、あるところに心優しい『浦島太郎』という若者がおりました。 ☆ 聖杯戦争の舞台・即ち戦場として用意された『冬木市』には、不釣り合いにも日常がある。 きゃいきゃいと子供は騒がしいし。 サラリーマンは汗水流して仕事やサービス残業。 主婦は家事をこなし、近所の仲間と立ち話。 平凡でありきたりだ。 魔術だとか、英霊とは何ら無縁だというのに……不可思議な光景を、一人のマスターが傍観している。 「あのガキ、忘れちゃいないぜ。昨日、俺のズボンにアイスクリームつけやがった奴だ」 穢れない表情で公園で駆けまわる子供に悪態つくマスターは、日本の『冬木市』には似合わない異国人だ。 ―――ドナテロ・ヴェルサス。 本来はアメリカに居た彼は、マスターとして選ばれる際。 『星座のカード』を手にしたのが記憶に新しく、一瞬のことで直ぐに理解が追いつかなかったが。 確か、そう。 自分が手にしたカードは『うお座』の星座が刻まれていた気がする。 どこかの雑誌とか、何かで星座のマークくらい、何となく知識にあったのだ。 星座に意味はあるのか? 彼の場合は、召喚したサーヴァントが関係あったからこそ納得している。 真名を教えて貰ったのだ。 ついでに、自身のサーヴァントの逸話に関しても調べてみたのだが……否、調べる、なんて表現はおかしい。 「本当に大丈夫なのかよぉ。本当に『使える』か怪しいぜ、あのサーヴァントッ。 一体どんな野郎かと調べてみりゃ、『おとぎ話』の登場人物だって!? 冗談じゃないぜ!」 古典的なものじゃない。 少し歩いた場所にある小さな本屋にも置かれて違和感ない、子供向けの絵本の英霊だった。 既に駄目だ。 過去の英霊なら、『ジャンヌ・ダルク』とか『ギルガメッシュ』とか。 そういう戦える類の英霊じゃなければ、勝ち目すら薄いだろう! めでたしめでたしで終わる物語にいるモノなの、程度が知れている。 ヴェルサスが早くも行く先に不穏を感じながら、冬木市の舞台において自宅と設定されてある場所へ目指す。 住宅街を歩むところ。 ある光景を目にしてヴェルサスは、咄嗟に止まった。 「くそ~~! あのババア、また水撒いてやがる! いい加減にしろよ!!」 家の前で、涼しくする為なのか。猫除けのつもりか。 あれでも掃除の一環で行っているかもしれない近所の老婆の水撒きに、ヴェルサスは苛立つ。 不運なヴェルサスは、彼女の水撒きに巻き込まれ、怒鳴った経緯があった。 一方で、老婆の方は反省する愚か「印象の悪い外国人」という余計な噂を近所で言い触らしたのだ。 「ますたぁ。どうなさいましたか、お帰りの途中でしょうか」 「ッ!」 音も無く背後にいた女性。 ヴェルサスのサーヴァントであるライダーの声に、流石にヴェルサスも飛び上がるように振り返った。 驚愕は続く。 ライダーの格好は晴れやかな着物。 現代の日本では、異常な格好で派手で目立つ。 しかも、買い物袋を手に微笑んでいる事か。コレで町を徘徊するという正気を疑う光景だった。 ヴェルサスは、どうにか声量を抑え、ライダーに問う。 「おまっ、お前! まさか『それ』でウロついたんじゃねぇだろうなっ!?」 「そう仰いましても……ますたぁ、昨日お話ししたではありませんか。 わたくしが食事を用意するので、買い出しに行きますと。ちゃんと伝えましたとも~」 「ちげぇよ! お前馬鹿か!? 俺の方が馬鹿な訳ねぇよな! 常識を考えろよ!!」 「はあ」 とぼける様子のライダーにヴェルサスは、いくら女でも容赦したくはない衝動に走りそうだった。 だが、視線を感じた。 ポカンと眺める老婆。 ヴェルサスは嫌々振り変える矢先。ライダーが「こんにちは」と老婆に挨拶すれば。 老婆は何故か笑顔で「こんにちは。まあ仲が良いのね」なんて世辞を投げて来るのだ。 なんでだ? ヴェルサスも異常を覚えるが、老婆は嫌な様子なく家に引き返している。 ライダーは涼しい顔して先へ向かう。 恐る恐るヴェルサスがライダーに追いつき、尋ねた。 「お、お前。あのババアに何かしたか?」 「はいぃ?」 「何度も惚けるのはほどほどにしろよ! マスターの俺を差し置いて、あれこれ勝手にやるんじゃねぇ!!」 「ああ!」 ライダーがポンと手を打ってから、にこやかに告げる。 「もしかしたら『何か』したかもしれませんねぇ」 「…………………???」 憤慨よりもヴェルサスは困惑や焦りが募った。 想像以上に、予想外に、『話が通じない』。会話が成り立っていないし。 意志疎通が不完全で、ライダーの言葉も支離滅裂である。 何かしたなら、自分で分かる筈だろうに。彼女は自覚していない風に感じるのだ。 呑気にライダーは続けて語った。 「きっと、あの御方はますたぁに不幸なことをなさったのでしょう」 「あ、ああ」 「わたくしが『なかった』ことにしたんです。だからあの御方は、それを忘れております。 ご心配なさらずとも問題ありませんよ。ますたぁ」 「『なかった』……待て。一体どういうことだ」 そうこうしている内に到着した古びたアパートの一室。 ヴェルサスの部屋へ帰宅した二人。 ライダーは相変わらずマイペースで、部屋に置かれてあったある物を目にし、満足げだった。 「良かった! ますたぁ、見て下さい。これも『なかった』事になっていますよ」 「………………」 差し出されたのは昨日、子供にアイスクリームをぶつけられシミになったズボンだ。 奇跡のようにズボンはシミ一つ残っていない。 ヴェルサスは凝縮された情報に圧倒されながら、必死に思考を巡らす。 『なかった』ことにする!? 老婆がバラまいた悪評も、ズボンのシミも、そういうのを『なかった』ことにしてしまう。 だが、冷静になれ。 ライダーに、そんな能力はあったのだろうか!? 下らない絵本を流し読みした程度で、ヴェルサスは混乱していた。 ヴェルサスは、落ち着いて問う。 「おい、ライダー」 「はい。なんでしょう」 「何の目的でこんな事してんだ。何をするつもりなんだよ」 「まあ……ますたぁ。昨日、貴方様の事情を知り、わたくしは誓いました。 貴方様は不幸の星に恵まれてしまったのならば、少しでも幸福への助力を致しますと」 「これが助力だって?」 「不幸に慣れ過ぎてしまったのですね。幸福は日々の幸せの積み重ねです。 些細な幸福は、ますたぁのお望みではありませんか?」 ヴェルサスは僅かに動揺した。 自分がどんな『幸福』を望んでいるか。平凡な恵まれた日常か? 反論は思いつかない。 それでも、ヴェルサスは躊躇を振り払う。 「………ッ、おい! ライダー」 「はい! 次はなんでしょう」 「これはお前の能力……宝具か? どっちでもいい。くだらない事にしか使っちゃいないよな?」 「くだらない!? まあ、そんな! 貴方様の不幸が取り除かれることの何がご不満なのでしょう!!」 「兎に角ッ『俺の為』にしか宝具は使っちゃいないんだなッ!?」 「はい。勿論です」 質問一つでこれほど苦労をかけるのは何故だろうか。 質問を質問で返された方が、よっぽどマシに感じながら。 今なら間に合う。 闇雲に宝具を使われては他の主従に捕捉されるのは問題である。 しかし、ライダーの宝具は『使える』。間違いない。 前言撤回で、立ちまわれば有益な状況を生み出すものだ。聖杯の獲得も夢じゃない。 「ライダー、宝具は当分使うな」 「それでは意味がありません! 貴方様はそれでよろしいのですかっ」 「いいかッ。まだ聖杯戦争は始まってないんだッ! 正直……お前の宝具は使える。 だからバレたら不味い。最悪、真っ先に敵として狙われるかもな……だから控えるんだ。いざって時に使うんだよ」 「分かりました……」 どこか釈然としない様子でライダーが頷いたのにヴェルサスは、一息ついてから安堵した。 ☆ 竜宮の乙姫は、浦島太郎に戻ってきて欲しい思いで、全てを『なかった』ことにしました。 彼が生きた痕跡、彼の家族、彼の知る者。彼の人生すらも。 それでも、浦島太郎は戻って来る事はありませんでした。 【クラス】ライダー 【真名】竜宮の乙姫@御伽草子 【ステータス】筋力:E 耐久:C 敏捷:E 魔力:B 幸運:A 宝具:A 【属性】混沌・善 【クラススキル】 対魔力:A 魔術に対する抵抗力。事実上、現代の魔術師では魔術で傷をつけることは出来ない。 騎乗:- 彼女自身が乗り物なので、スキルは皆無。 【保有スキル】 魔力放出(水):A 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。 水のない場所でも、大した威力の水を出現させる。 変化:C 近代の童話には様々な改変が施され、または浦島太郎の物語にも諸説ある。 少なくとも、この彼女自身が彼の浦島太郎を竜宮へ導いた亀そのもの。 という解釈に基づかれている。 使い魔(海):C 様々な海洋生物を使い魔として出現させる。 ただし、彼らは水辺のある範囲のみでしか行動できない。 【宝具】 『蓬莱玉製開かずの箱』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 誰もが存じているであろう開けてはならぬ箱・玉手箱。 浦島太郎が竜宮に住み遊ぶ間。彼女は彼の全てを奪い去った。 この宝具にはデメリットとメリットが極端にある。 任意の対象に宝具を使用すると、対象に関する情報・歴史・記憶・痕跡。 全てが時間経過と共に抹消されていく。 無論、対象本人の記憶には一切影響はないが、それらが失われるのは 例えば――英霊であれば英霊に至る過程が抹消されたも同然なので、宝具やスキルが失われる。 玉手箱が破壊されたり、第三者によって開放された場合。 ライダーが玉手箱の使用を解除しない限り、対象は問答無用に消滅してしまう。 逆を返せば、玉手箱が破壊・開放されない限り、対象は消滅する事は無く。 殺害された痕跡や記録すら抹消される為、実質無敵状態になる。 『いざ大海原の楽園へ』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:100人 誰かが夢見た幻想の空間・竜宮城を再現する固有結界。 強制的に水中と化すが、別に呼吸は問題ない。 泳げないサーヴァントは身動きが不自由に、水が弱点の相手は確実に危機的状況へ陥る。 が、あくまで客人をもてなす為、対象を『閉じ込める』為に特化したもの。 結界内にいる使い魔の魚達も、よっぽどの事がなければ危害を加えない。 【人物背景】 貴方の過去と未来。全て奪いましょう。 御伽話に登場する竜宮の乙姫。ライダーが基づいた逸話は浦島が救った亀が乙姫だったもの。 彼の為に、彼に関する全てを『なかった』ことにしたにも関わらず。 彼は玉手箱を開けてしまう。 老いた彼はやがて鶴となり、亀の姫と夫婦になったとの一説もあるが、その結末も真実か定かではない。 【特徴】 どこかの絵本に描かれているような美女の姫君。 姫であるせいか、価値観が少しズレている。 【聖杯にかける願い】 マスターを幸福にする。 聖杯を得るまで、出来うる限りの努力をする。 【マスター】 ドナテロ・ヴェルサス@ジョジョの奇妙な冒険 【weapon】 『アンダー・ワールド』 地面が覚えている過去を掘り起こし、再現するスタンド。 スタンドはスタンド使いにしか視認不可能だが 少なくとも、サーヴァントにはスタンドを視認できるだろう。 【人物背景】 『悪』の救世主である男の息子の一人。 恐らく、スタンド能力の影響だろうが、理不尽な不幸続きの人生を送っていた。 故に『幸福』への願望が人並以上にある。 参戦時期は、自分のスタンド能力を理解した頃。 【聖杯にかける願い】 幸せになりたい。
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登録日:2013/12/08 Sun 12 24 33 更新日:2024/01/11 Thu 22 01 54NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 6部 DIOの息子 DIO寄りの遺伝子 うすっぺらな藁の家 アンダー・ワールド ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スタンド使い ストーンオーシャン チンピラ ドナテロ・ヴェルサス 三匹の仔豚 不幸 事実 人間不信 再現 再生 反抗期 哀しき悪役 地面 宮下栄治 小物 早く幸せになりたい 星型のアザ 星野貴紀 手に入れてぇなあ~~ オレだって… 手に入れてぇなぁあ~~神父のヤツより先にッ! 天国に行くという力を!! 幸せになりてぇなぁあああああ 『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』の登場人物。 声優 宮下栄治(オールスターバトル、アイスオブヘブン)/星野貴紀(アニメストーンオーシャン) プロフィール 生年:1986年(本編時点で25歳。誕生日は不明) 身長:181cm 体重:72kg 靴のサイズ:27cm 職業:これといった定職は持たず 上記以外にも服のサイズや腕時計のベルトの穴の位置に至るまでプッチ神父のと一致している描写がある。 頭の真ん中に謎のラインが入っている。 概要 DIOの息子の一人で、ジョルノ・ジョバァーナ、ウンガロ、リキエルとは異母兄弟の関係。 口にした料理に使われている食材を見分ける特技がある。 不幸な目にあった(後述)反動で、誰よりも幸せを掴もうとする向上願望が強い。 彼を語る上で欠かせないのは圧倒的な不幸ぶり。 リキエル同様にスタンドの暴走で人生を滅茶苦茶にされた人物だが、その酷さは比較にならないほど。 他の異母兄弟とは違い母親は健在だが、再婚した際にヴェルサスを放置。再婚相手の義父にも放置され義妹たちにばかり愛情を注がれ続けた事に嫌気が差して家出。 その直後に突然野球選手が障害者施設に寄贈したスパイクシューズが空から降り、これを履いていた所で逮捕。状況証拠だけで裁判でも「障害者から盗んだ」と決め付けられ更生施設に入れられてしまう。 6ヶ月後に真犯人は逮捕されたが、その頃には頃には身も心もボロボロになっていた。 更に、出所直後に足元になぜか空いていた穴につまずき、地面に手を着いたらその場所にナイフがあって手を突き刺し、そのせいでナイフを隠していたチンピラに逆恨みでボコボコにされた。 他にも、立ちションしてたらその場所の地面から女性の白骨死体が出てきた等の不幸が起こり、追い詰められた彼は強盗に走るも失敗。 強盗に失敗し足を負傷、病院に搬送された際にDIOの魂と一体化したエンリコ・プッチと出会い、自身の父親とスタンド能力を知って覚醒。能力を完全にコントロール出来るようになった。 そして、恩人とも言えるプッチ(*1)の敵である徐倫達の前に立ち塞がる。 病院の地下に逃げたヴェルサスは追ってきた徐倫とエルメェスを「過去に墜落した飛行機」に閉じ込め始末させようとするも、能力の弱点を見破られ「生存者の二席に座れば攻撃を受けない」と回避されそうになる。 そこでヴェルサスは二人の子供を飛行機の中に入れ、「自分達が助かると子供が死ぬ」状況に追い詰めるも咄嗟の機転で脱出される。 無関係の一般人を巻き込んだことに激怒した徐倫にオラオラされた後に逆さ吊りにされるが、ここでヴェルサスはプッチにも徐倫にも味方しない第三者になることを宣言。 実は、徐倫達を攻撃している際に何もせず指示しかしないプッチに疑問を抱いたヴェルサスはこっそりウェザーの記憶DISCを盗み、両者を対立させるためにウェザーの真の能力「ヘビー・ウェザー」を覚醒させて混乱している隙に逃げて「天国」を先に見つけて自分一人だけ幸せになろうとする。 この時、DIOとの計画を台無しにしかけたヴェルサスを見て激怒したプッチは本性を表し「うすっぺらな藁の家」と罵倒した。 しかし、結局は自分も「ヘビー・ウェザー」に巻き込まれた挙句、ウェザーとプッチの決戦に車で割り込んでしまう。その結果、プッチは生き残りウェザーは死亡(ヴェルサスが邪魔しなければ確実にプッチは死んでいた)。 更に、似た容姿を利用して身代わりにされた挙句、死の直前までスタンドを酷使させられ「地面にあるプッチの記憶」を呼び出された事で、周りに大量のプッチが影分身のように現れてその隙にプッチは逃げてヴェルサスは死亡。 その余りにも理不尽な不幸っぷりは、単行本のヴェルサスのプロフィール欄に「本当に幸せになってほしいものである」と書き足されているほどである。 スタンド アンダー・ワールド 無敵なのはこのヴェルサスだッ! 『アンダー・ワールド』は何でも可能なのだッ! 大歓迎だ…… 土足で入ろうがあいさつなしで入って来ようがな……… わたしの「穴」に入ってくるのは「自由」だ 破壊力………なし スピード……C 射程距離……フロリダ州オーランド付近(アニメではAに改定) 持続力………C 精密動作性…なし 成長性………なし 目元にパイプのような器官が付いている以外は、鼻や口などの顔の部位が無い人型のスタンド。 スタンドに自我がある数少ないタイプのスタンドだが、何故か本体のヴェルサスはカタコト、敵には普通に話すという地味な嫌がらせをする。 能力は「地面に刻まれた記憶を掘り起こして再生する」こと。 具体的にはその土地の地面が記録している過去の出来事を、地面から掘り起こして穴の中で再現する。発動のためには『掘り起こす』という工程が必要なので、実際に地面に穴を掘る必要がある。 その場所で起こった出来事や発生した日時・時間はヴェルサスが記憶しているため、再現したい内容をファイルの中から選んで地上へ具現化できる。 再現された記憶は、毎回必ず同じ結末を辿り、例えば墜落した飛行機の場合は予定時刻を迎えると必ず墜落する。 基本的に「再現された記憶」の結末は誰にも変えることはできないが、その記憶に何らかのアクションを取ることは可能である。(*2) 似た能力に第5部で登場する「ムーディー・ブルース」があるが、それに比べるとだいぶ応用の幅が広くなっているといえる。 しかし、「墜落事故に生存者がいる」ような場合でも再現されるので、生存者がいた座席に座れば事故を回避できたりする。 また記憶から蘇った人々は、なぜか自分がどんな末路を辿るのか(自らの死後)を知っているらしい。 あくまで「再現するだけ」なので、本体のヴェルサス自身にも操作が不可能という、自動操縦型に近い挙動を取る。 直接戦闘力は無いが、地面から呼び起こした空間から逃れようとする者がいると妨害をする。 また発現当初は、食べた食事をスプーンで削った際の小さな穴から過去の記憶を再現したりしているが、地面以外を対象に掘り起こした場合にも能力を発動できるのかは謎。 更にスタンド能力によって実体化したものであるためか、普通の物質と異なり再現された物体はスタンドに直接干渉する事が可能らしく、劇中では再現された機内に存在するペンや壁をアンダー・ワールドにぶつけられ、フィードバックを受けた本体共々ダメージを食らっている。 使い勝手が悪そうだが、掘り起こした記憶を読み取って情報収集も可能なので戦い以外の手段を取ることもでき、意外と応用性もあるのも特徴。 スタンド名の由来は、イギリスのテクノ・ユニットアンダー・ワールド。 ちなみに息子たちの中で唯一父親のスタンドである「世界」の名を含んでいる。能力には特に関連性はないので単なる偶然だろうが。 余談 孤児院からスニーカーを盗む疑いをかけられるくだりは、ルイス・サッカーの小説「穴 HOLES」のパロディ。ただ、きっかけは同じでも更生施設に送られても純真さを失わなかったあちらの主人公に対し、ドナテロは徹底的に歪んでいってしまった違いがある。 また、この流れは同じDIOの息子であるジョルノとは対照的に描かれており、幼い頃ギャングを庇うために「嘘」をついたジョルノは「黄金の精神」を持つ高潔な若者に成長し、ただ教わったままに「真実」を答えたドナテロはその将来を歪ませていくことになる。 「不幸な生い立ちから自分の幸福を掴むために他者を蹴落とし利用する」という点は父親であるDIOと同じとも言える。 もう誰もこの記事には追記・修正できない 追記・修正できぬぁい できぬぁあい でぇきぬぁあ~~~~い △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 本当に幸せに~のくだりは荒木先生の他人事めいた冷ややかさを感じる。ホラー映画の登場人物の不幸を純粋に愉しむ人だし・・・ -- 名無しさん (2013-12-08 21 08 57) 適度に邪悪、性根が短気でチンピラ然としてる、泥沼から這い上がろうとする野心、スタンド名が「ワールド」繋がりって所でかなりDIOに近い息子だと思うんだよなぁ。ただ、唯一違う所は自分の悪意をいまいち認めてない辺り(子供を利用したときも「私のせいじゃない」って宣ってたし) -- 名無しさん (2013-12-19 14 43 21) ↑そういう言い訳を無意識で吐いてる時点で『良心のタガ』を外しきれてない小悪党だわな。あくどさでは親父どころか祖父ちゃんのダリオにも負けてるw -- 名無しさん (2013-12-19 14 55 39) アンダー・ワールドというバンド名の曲が入ったCDはどこに売っているのですか? -- 死亡 (2014-02-05 19 16 07) 子供3人じゃなかったっけ -- 名無しさん (2014-05-20 11 43 25) ↑3あんなゲロ以下の人種に悪さで勝っても何の自慢にもならんわ。 -- 名無しさん (2014-06-05 07 04 13) 一部でこいつを状況証拠だけで更正院送りにした判事のババアが人気になっててワロタ。恥を知りなさいっ!! -- 名無しさん (2014-07-23 17 01 28) こいつにメンドインヘブンは作れないのに、なんで抜け駆けを思いついたんだろう -- 名無しさん (2015-06-09 16 10 42) 天国へ行く方法としか知らないからだろ。スタンドが鍵だなんて夢にも思っていない -- 名無しさん (2015-06-20 17 01 21) 冤罪の件はルイス・サッカーの小説が元ネタかな? -- 名無しさん (2015-06-20 17 45 57) 逆境でも諦めない姿勢は、奥の手が命乞いの神父よりカッコイイと思う -- 名無しさん (2015-08-08 16 53 17) DIOの悪徳をしっかり受け継いでいるのにDIOの強さや知性を全く受け継いでなくて小悪党にしかなれてないのが何か好き -- 名無しさん (2015-10-19 22 06 16) ヴェルサスの気持ちすごいわかる。この回のプッチってかくまってもらってる身なのに「キミ考えが甘いねぇ」とか「この状況を抜けてくるのが空条徐倫なんだよね」とかしたり顔で抜かしてくるから「うるせェエエエーーーー 偉そうによォオオオオーーーー」ってなる -- 名無しさん (2015-10-27 02 31 39) ルイス・サッカーの『穴』が元ネタだよね。『穴』大好きでこいつも好きだから「おっ」とはなったけど、あれだけまんまもってくるなら引用元として書いておけば良いのにって思ってしまったよ -- 名無しさん (2015-11-27 10 49 16) ヴェルサスの不幸は文にみると笑える。笑えないけど -- 名無しさん (2016-05-03 18 42 53) もう少し早く血を分けた兄弟達に出会ってたら3人とも人生観変わったかもしれないよな -- 名無しさん (2017-02-10 13 33 37) 名前の響きと言い、不遇さと言い、ゼノギアスのラムサスを連想してしまう。 -- 名無しさん (2017-02-11 02 24 07) ヴェルサスが穴に突き落とした子供は3人。徐倫とエルメェスは飛行機の座席に2人、生存者の中に1人匿わせた。 -- 名無しさん (2018-01-24 12 11 00) 最初二人の後もう一人来た感じじゃなかったっけか、子供 -- 名無しさん (2018-06-08 10 41 11) 実生活で好き勝手やる分にはハーヴェスト以上に万能なスタンドじゃね?記録から引っ張ってくれば人も物も好きなように使えて、コピーだから後腐れなく処分できる。なんで欲しいスタンドランキング常連じゃないのか分からないレベル -- 名無しさん (2018-12-24 22 20 28) ↑制御できなかったときの不幸っぷりがなあ。本体のことが嫌いだからやってた嫌がらせかもしれんが。 -- 名無しさん (2018-12-24 23 43 15) 良き出会いのなかったジョルノのifって感じで見てる -- 名無しさん (2021-04-17 18 32 22) 法に反するマフィアに希望を与えられたのがジョルノ 法を司る判事に絶望に落とされたのがヴェルサス -- 名無しさん (2021-07-14 17 13 26) ↑ディオは確か法学の道進んでたんだっけか。……むしろ法に背くはずの道を選んでこそ真実の行いを成せるとか酷い因果だなあ…… -- 名無しさん (2021-12-13 15 24 38) 哀しい悪役と個人的には思える。 いい人と出会えなかったジョルノのアナザーと呼べるかなって? 後は判事のおばさんはヴェルサスに謝れよ! -- 名無しさん (2022-12-04 07 15 51) 恥を知りなさいッ!!少年更生施設で心をまっすぐにしてくるのですねッ!! -- 名無しさん (2022-12-05 17 56 48) ↑だが断る ↑2 DIOの息子という星の下で生まれた以上、絶対に死んでも幸せになれないだろう(ジョルノは例外) -- 名無しさん (2022-12-07 21 38 24) すごく見づらい色に変えるのはやめてほしいのだけど -- 名無しさん (2023-01-08 22 44 00) 「今病院の穴の中で墜落事故した旅客機にエルメェスが乗っている!あたしは戦闘機だッ!地面に激突するッ!脱出方法を探してくれッ!」うん、何度聞いてもアンダーワールドよりトーキングヘッド的なスタンドの攻撃を受けている方を疑うね。 -- 名無しさん (2023-04-22 17 38 32) アンダーワールドの「過去の記憶を再現する」という超能力を、「手で土を掘って掘り起こす」という人間の動作で表現しているの、スタンドの「超能力に明確なイメージを与える」っていうスタンドの表現理念に基づいてて好き。人の形をしていることに意味がある。地中に人や飛行機が現れるのも絵的にすごく奇怪だし、表現として秀逸なスタンドだと思う。 -- 名無しさん (2023-06-11 09 07 48) 名前 コメント
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33歳のハローワーク 私が社会人になってから感動した本があります。 それは「13歳のハローワーク」という本でした。 消防士、看護師、公務員、声優など、たくさんの職業の紹介がされていて、こんな世界もあるんだよと、まだ夢見る子供に教えてくれる内容でした。 私は進路を決める際、あまり選択肢がなく、友人や親から得た情報だけで、進路を決めてしまいました。 なんとなく一般企業の事務をして、つまらなく、人生ってこんなものなのかなぁと思っていました。 社会人になってから「13歳のハローワーク」に出会いましたが、もっと早く、高校1年生くらいに出会いたかったなぁと思いますね。 それでも今は事務をやめ、ライター業をやれているので、幸せです。 新しい腕時計が欲しい 私は今腕時計をしていません。 腕時計を持っているのですが、ソーラー式で充電するタイプで、それなのに直ぐに電池が切れてしまい、5万円くらいしたのに(私にとっては高価です!) これじゃあな~と思っています。 でも、問題は家族に買ってもらった品なので、文句を言う事も出来ず、かといって新しい腕時計を購入する事も出来ず、立ち往生してしまっている点です。 「壊れたよ」と言ってしまえばいいのかと思いますが、家族がせっかくぷれぜんとしてくれた時計なので言い出しにくく、本音はもう修理等より新しい時計が欲しいのですが、それも言いだせず、今はスマホの時計が頼りです。 ヴェルサイユ宮殿にあこがれる パリに行ったら絶対に行きたかったのが、ヴェルサイユ宮殿です。 贅を尽くしたマリーアントワネットたちの住んでいた宮殿で、煌びやかなのが嫌いな方もおられるかもしれませんが、私はそういうのが大好きなのでとても行きたかったのです。 まず宮殿に入る前の門が金ぴかだったのには驚きました。 中に入ってマリーアントワネットの寝室がとても可愛かったです。 お花柄のソファやベッドがあって、本当にお姫様のお部屋だという感じがしました。 鏡の回廊という鏡がたくさんあるお部屋も美しかったです。 シャンデリアも美しく、本当に贅を尽くした宮殿というのが分かりました。 実際に行ってみて、さらに宮殿への憧れの気持ちが強くなりました。 パリ観光ブログ
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悪い夢見るぞというネタの出所(以下ヴェルサスのトレーラーより) これは現実に基づいた幻想 物事に本来善悪はない ただ我々の考え方で善悪に分かれる ノクティス様は光が見えるんですね さっき階段の下から見ていたのはあの光ですよね まあな、あんたはいつから見えるんだ? 子供のころからです やっぱり死にかけたのか? はい、ノクティス様もですか? あれはまずかった 女神エトロ 死者の魂を迎えんと扉を開く その時 死者の国を照らす まばゆい光 天に漏れ出す その者 死者の国より力を授からん テネプラエの言い伝えです ここでも同じだ ノクティス様は力を授かりましたか? 全然 そんな力なんていらないから どんな力でも誰かの命と引き換えなんて きっと悪い夢見ちゃいます そういい加減なおとぎ話さ 光のことは誰にも言わないほうがいい どうしてですか? 他人と違うってことは 何かと面倒くさいだろ でも言い伝えがおとぎ話だとしたらあの光 本当は何だと思います? 本当はただそこにある それでいいだろ? ええと ステラです ステラ俺は行かなくちゃ おひきとめして申し訳ありませんでした。ノクティス様 今夜 私はあの光から力をもらったような気がします。 あなたに話しかけることができました。 悪い夢見るぞ いじわるですね、ノクティス様は ノクト 次にあったときはそう呼びます。 今度はテネプラエに来てくださいね 私がご案内します いいかもな考えておく ヴェエルサスヒロイン「ステラさん」と仮面ライダー電王「ハナさん」
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DVD 「おねがいかなえてヴェルサイユ」 情報 DVD発売記念インストアイベント開催! ショップ購入特典情報はこちら MBS毎日放送・tvkテレビ神奈川 「おねがいかなえてヴェルサイユ」 番組情報 「おねがいかなえてヴェルサイユ」 着ボイス、番組テーマ曲 「Philia」 着うた配信中! 動画配信サイト "GyaO!(ギャオ)" にて 「おねがいかなえてヴェルサイユ 第一話」 無料配信中! ※配信は終了しました DVD 「おねがいかなえてヴェルサイユ」 2011.7.6発売 !! ショップ購入特典情報はこちら (4/3) DVD発売記念インストアイベントについてはこちら (5/11) オンエアされた全10話に未公開エピソード2話を追加! (コレクターズBOX・通常版共通) さらにヴェルサイユ&小池里奈のコメンタリー付きディレクターズ・カット版本編も特別収録! (コレクターズBOX・通常版共通) 初回限定コレクターズBOXは、貴重映像満載の特典ディスク+ここでしか手に入らないオリジナル・グッズを封入したファン待望の2枚組! ヴィジュアル系バンド "ヴェルサイユ" が、小池里奈のいたいけなお願いをかなえるために奔走する、4分間の抱腹絶倒バラエティ・ミニドラマ! DVDでは、未公開エピソード2話をはじめオンエアでは観ることのできないファン垂涎のお宝映像を収録! 【オフィシャル告知】 「おねがいかなえてヴェルサイユ」DVD発売!- TERUさんブログ (7/7) 発売日。- YUKIさんブログ (7/6) おねがいかなえてヴェルサイユDVD発売決定!- Official Web Site (KAMIJO WORLD) (1/18) 【作品概要】 内容 MBS毎日放送・tvkテレビ神奈川で放送されたバラエティ・ミニドラマをDVD化 タイトル おねがいかなえてヴェルサイユ (コレクターズBOX [初回限定生産]/通常版) 仕様 HDサイズ / リージョンALL(リージョン0) 発売日 2011/7/6 (水) ※発売日が4/27(水)から7/6(水)に延期となりました 発売元 Geneon Universal Entertainment (ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント) おねがいかなえてヴェルサイユ 【コレクターズBOX】 ※初回限定生産 (携帯はこちら) 作品形態 DVD 2枚組 収録時間 本編40分+特典160分 品番 GNBD-1621 JAN 4988102648350 価格 ¥7,980 (税込) 【コレクターズBOX 封入特典】 アウターケース メイキング・フォトブックレット (24P) トレーディングカード (2枚) 【本編映像内容】 (40分) MBS・tvkで放送された「おねがいかなえてヴェルサイユ」全1~10話 【特典映像内容】 (160分) 未公開 「薔薇がバラバラ!ヴェルサイユ!」、「しっかり働いてよ!ヴェルサイユ」 の2話を収録 Versaillesと小池里奈によるオーディオ・コメンタリー収録 以下はコレクターズBOX限定特典映像 おねがいかなえてヴェルサイユの裏 (フェイク・メイキング)KAMIJO劇場 / 小池里奈が暇そうだったのでダメ出しリポートやってもらいました / HIZAKIと里奈 / カミジョってみました / TERU テリー 音楽ネタ・メイキング 「子守唄」、「炭坑節」、「ファイヤーポテト (石焼きいも)」 オープニングMV 「Prologue」 ノンテロップエンディング 「Philia」 Versaillesインタビュー 小池里奈インタビュー 特報 TV-SPOT集 (8種類) おねがいかなえてヴェルサイユ 【通常版】 (携帯はこちら) 作品形態 DVD 1枚 収録時間 本編40分+特典53分 品番 GNBD-1622 JAN 4988102369958 価格 ¥3,980 (税込) 【通常版 封入特典】 初回生産分のみトレーディングカード (1枚) 【本編映像内容】 (40分) MBS・tvkで放送された「おねがいかなえてヴェルサイユ」全1~10話 【特典映像内容】 (53分) 未公開 「薔薇がバラバラ!ヴェルサイユ!」、「しっかり働いてよ!ヴェルサイユ」 の2話を収録 Versaillesと小池里奈によるオーディオ・コメンタリー収録 ▲ DVD情報トップへ DVD 「おねがいかなえてヴェルサイユ」 購入ショップ特典 【注意事項】 ショップ特典は数に限りがあり、予約・先着順の受付となります。予めご了承下さい ショップごとに特典がつく購入方法・条件が異なります 店頭でご購入の場合は、店舗によって特典が付かない場合があります ご予約・ご注文の際に店舗・ショップで必ずご確認いただきますようお願いします 本作品は内容が豪華なため価格が割高ですが、Amazon・HMV・TOWER RECORDS・新星堂などのネット通信販売ショップでは最大で約2,000円割引されています 各ショップのホームページ・店舗リンク一覧はこちら ※7/6時点 TOWER RECORDS ONLINE(携帯はこちら) 【各タイトルごと・2種とも共通】オリジナルポストカード以下は渋谷店・新宿店で予約・購入した方のみ対象となります【各タイトルごと・2種とも共通】先着で発売記念イベント入場券【コレクターズBOX購入者のみ対象】握手会参加券 Versaillesと小池里奈直筆サイン入りジャケット・スリーブをプレゼント発売記念インストアイベントについての詳細はこちら HMV ONLINE(携帯はこちら)英語サイト※海外発送対応 【各タイトルごと・2種とも共通】オリジナルポストカード 新星堂 Shoppin Site(携帯はこちら) 【各タイトルごと・2種とも共通】オリジナルポストカード「おねがいかなえてヴェルサイユ オリ特決定!!」 (携帯はこちら) ▲ DVD情報トップへ ▲ ページ トップへ タワーレコード渋谷店にてDVD発売記念インストアイベント開催! 【オフィシャル告知】 『おねがいかなえてヴェルサイユ』DVD発売記念インストアイベント決定!- Official Web Site (5/11) 「おねがいかなえてヴェルサイユ」DVD発売記念イベント (13 00開始分) - TOWER RECORDS 渋谷店 (携帯はこちら) (5/10) 「おねがいかなえてヴェルサイユ」DVD発売記念イベント (15 00開始分) - TOWER RECORDS 渋谷店 (携帯はこちら) (5/10) 「おねがいかなえてヴェルサイユ」DVD発売を記念して、Versaillesのメンバー 小池里奈さんをお迎えしてスペシャル・イベントを実施! トークショーに加え、撮影で使用した小物などのレアなグッズが当たるプレゼント抽選会を実施! さらにコレクターズBOX購入者に握手会への参加 直筆サイン入りジャケットスリーブをプレゼント! ファンなら絶対見逃せない超スペシャル・イベントです! 【出演】 Versailles (KAMIJO・HIZAKI・TERU・MASASHI・YUKI)、小池里奈 【開催日】 2011/8/14(日) 【開始時間】 ①13 00~、②15 00~ (2回開催) 【場所】 タワーレコード渋谷店 B1F 「STAGE ONE」 (携帯はこちら) (Twitter) 【住所】 東京都渋谷区神南1-22-14 (JR、東急、東京メトロ「渋谷」駅ハチ公口徒歩7分) 【購入対象店舗】 タワーレコード 渋谷店 (携帯はこちら) タワーレコード 新宿店 (携帯はこちら) 【購入対象商品】 「おねがいかなえてヴェルサイユ [コレクターズBOX]」 イベント入場券+握手会参加券 直筆サイン入りジャケットスリーブをプレゼント 「おねがいかなえてヴェルサイユ [通常版]」 イベント入場券 【参加方法】 タワーレコード渋谷店・新宿店にて7/6発売のDVD「おねがいかなえてヴェルサイユ」コレクターズBOXまたは、通常盤をご購入された方に入場券を配布いたします ご予約された方優先で、先着順に入場券を配布いたします さらに、コレクターズBOX購入者限定で握手会への参加 Versaillesと小池里奈直筆サイン入りジャケット・スリーブをプレゼントいたします!※コレクターズBOX購入の方には握手会参加券もあわせて配布いたします※通常盤を購入の方は握手会&サインプレゼントのご参加はできません 【注意事項】 ご予約された方から入場券を確保し、商品ご購入時に入場券をお渡しします 入場番号 (整理番号) はご予約された順番となります 入場券を複数枚お持ちの場合も、握手会へのご参加はお一人様1回までとなります 対象商品のご予約・ご購入は対象店舗の店頭でのみお受けしています。お電話等ではお受けしていません ご予約・ご購入後の回 (13 00開始/15 00開始) の変更はできません 入場券・握手会参加券の配布は定員に達し次第終了いたします終了後にご予約・ご購入いただいても入場券・握手会参加券はつきませんのでご注意ください 入場券を紛失・盗難・破損された場合、再発行はいたしませんのでご注意ください 小学生以上の方は入場券が必要になります イベント中の録音・録画・撮影は禁止です 会場内にロッカーやクロークはございません。手荷物の管理は自己責任にてお願いいたします 会場周辺での徹夜等の行為は、固くお断りしております 店内での飲食は禁止となっております 都合によりイベントの内容変更や中止がある場合がございます。あらかじめご了承ください ▲ インストアイベント情報トップへ ▲ DVD情報トップへ ▲ ページ トップへ ヴェルサイユ&小池里奈によるバラエティ・ミニドラマ放送決定!MBS毎日放送・tvkテレビ神奈川 「おねがいかなえてヴェルサイユ」 おねがいかなえてヴェルサイユ 特設サイト - MBS毎日放送 (Google Mobile Proxy) 再放送情報 【放送局】 MBS毎日放送 【放送日時】 毎週日曜日深夜 25 50頃~ 【初回放送】 7/3(日) 25 50~25 55 (深夜1 50~1 55) ※放送時間は週によって異なります。局発表の番組表をご確認下さい MBS 週間番組表 (携帯はこちら) MBS ホームページ (携帯はこちら) (携帯の方はこちらで番組紹介ムービーを視聴できます - music.jp) 【放送局・放送日時】 MBS毎日放送 毎週月曜日 26 20~26 25 (深夜2 20~2 25) 【初回放送】 1/17(月) 26 30~26 35 (深夜2 30~2 35) 【最終回】 3/28(月) 26 29~26 34 (深夜2 29~2 34) MBS 週間番組表 (携帯はこちら) MBS ホームページ (携帯はこちら) ※放送時間は回によって変更になる場合があります。局発表の番組表をご確認下さい 【放送局・放送日時】 tvkテレビ神奈川 毎週金曜日 24 30~24 35 (深夜0 30~0 35) 【初回放送】 1/21(金) 24 30~24 35 【最終回】 3/25(金) 24 30~24 35 tvk 番組表 (携帯はこちら) tvk ホームページ (携帯はこちら) tvk 公式Twitter 【音楽】 番組エンディング・テーマ曲 Versailles 「Philia」 (2011/3/16発売) 【出演】 Versailles (KAMIJO、HIZAKI、TERU、MASASHI、YUKI) 小池里奈 (ベリーベリープロダクション) ナレーション 皆口裕子 (青二プロダクション) 【番組内容】 全10話 天涯孤独の貧しき少女・袋小女 里奈 (ふくろこうじょ りな) が薔薇を拾い続けて辿り着いたのは古びた宮殿。 そこにいたのは薔薇の末裔・ヴェルサイユ! 「薔薇を愛する同志たちよ。汝のねがいをかなえよう!」 こうして里奈は毎回おねがいをしにヴェルサイユのもとへやってくる。 果たしてヴェルサイユはそのおねがいをかなえ、里奈を幸せにすることができるのか・・・。 清く貧しく美しい少女の前に現れた王子様はヴィジュアル系! ヴィジュアル系バンド "ヴェルサイユ" が、小池里奈のいたいけなお願いをかなえるために奔走する、4分間の抱腹絶倒バラエティ・ミニドラマ! ゴシック・ファッションに身を包み、シリアスに無理難題を解決していく姿は、それだけで笑いと涙を誘います! 第一話 「赤ちゃんあやして!ヴェルサイユ!」 (MBS:1/17 深夜2 30~2 35)ベビーシッターのアルバイトをすることになったが子育て経験も無く途方に暮れる里奈。薔薇の末裔・ヴェルサイユが差し伸べた驚きの手とは? 第二話 「新春恒例!ヴェルサイユ!」 (MBS:1/24 深夜2 30~2 35)里奈がいつも世話になっているおじいさんが、町内会で恒例の新春かくし芸大会のネタに困っていると聞いたヴェルサイユは…。 第三話 「交通量調べて!ヴェルサイユ!」 (MBS:1/31 深夜2 56~3 01)やっと見つけたアルバイトが大切な食糧配給日と重なってしまった里奈は、交通量調査のバイトをヴェルサイユに代わってもらうが・・・。 第四話 「本日開店!ヴェルサイ湯!」年に1度の銭湯入浴を楽しみにしている里奈。その銭湯で人手が足りずに困っていることを知った里奈は、ヴェルサイユに手伝いを頼むが…。 第五話 「UFO見せて!ヴェルサイユ!」とある人のためにUFOを見つけてほしいとヴェルサイユにお願いする里奈。そんなムチャなお願いにどうする?ヴェルサイユ!そしてとある人とは!? ゲスト出演 テリー伊藤 Versailles × テリー伊藤氏 - Official Web Site (KAMIJO WORLD) 「おねがいかなえてヴェルサイユ」で、Versaillesが、あのテリー伊藤氏と共演! - WARNER MUSIC JAPAN プレスリリース記事はこちら 第六話 「逆上がり教えて!ヴェルサイユ!」 (MBS 2/21 深夜2 35~2 40)体育の授業で逆上がりのテスト。しかし里奈は、逆上がりが怖くて出来ない。そこでヴェルサイユに助けをお願いするが…? 第七話 「鐘がなるなる!ヴェルサイユ!」川の向こうに「幸せの鐘」があると聞きつけた里奈。ヴェルサイユに幸せの鐘の音を聞かせてほしいとお願いするが・・・ 第八話 「圧がヤバいよ!ヴェルサイユ!」 (tvk 3/11 深夜2 30~2 35)里奈が親指を骨折!?しかし今度のアルバイトは指を使うあのお仕事。そんな里奈の危機にヴェルサイユが誇る指先の魔術師2人が助けに向かう! ロケ協力 おゆみ野整体院 お願いかなえてヴェルサイユのドラマ撮影 - おゆみ野整体院のブログ (携帯はこちら)昨日、お願いかなえてヴェルサイユのドラマ撮影が当院で行われました。- おゆみ野整体院さんのTwitter『おねがいかなえてヴェルサイユ』の整体院の場面はうちの整体院で撮影しました。- SANAE.MさんのTwitter 第九話 「朝が早いよ!ヴェルサイユ!」 (MBS 3/21 深夜2 20~2 25)里奈は新聞配達のバイトをすることになったが、日直で早く登校しないといけない。そんな里奈の危機に、ヴェルサイユが起こす暁の奇跡! ロケ協力 毎日新聞、おゆみの販売所、ISサービス 第十話 「仲良くしてよ!ヴェルサイユ!」 (MBS 3/28 深夜2 29~2 34)里奈は今度も無茶なお願い。そしてメンバー間でくすぶる不満!どうするどうなるヴェルサイユ!?最終回にして遂にあの男が動く!? 7/6に発売される DVD 「おねがいかなえてヴェルサイユ」 には、放送本編のその後を描いた本当の最終話や未公開エピソードに加え、Versaillesと小池里奈のオフショット満載なメイキング映像、Versaillesの即興演奏や告知映像など未公開映像が満載です 【KAMIJO決めゼリフ】 ※携帯用着ボイスとして配信中! 第一話 「美しい薔薇には棘がある…かわいい赤ちゃんには髭はなーいっ!!」 第二話 「美しい薔薇には棘がある…老いても人は尖りたーいっ!!」 第三話 「美しい薔薇には棘がある…棘は国土交通省も動かしちゃうぜーっ!!」 第四話 「美しい薔薇には棘がある…バスタブに薔薇の花びらを浮かべるとちょっとリーッチ!!」 第五話 「美しい薔薇には棘がある…未確認飛行物体にはロマンがある。なぜならそれは未確認なのだからーっ!!」 第六話 「美しい薔薇には棘がある…鉄棒ってどこまで埋まってるかよくわからなーいっ!!」 第七話 「美しい薔薇には棘がある…あの鐘を鳴らすのはヴェルサイーユ!!」 第八話 「美しい薔薇には棘がある…マッサージのおじさんは必ずこう言う。お客さんこってますねーっ!!」 第九話 「美しい薔薇には棘がある…週刊マンガは内緒で早く売る店があるーっ!!」 第十話 (小池里奈) 「美しい薔薇には棘がある…焼き芋は繊維質が豊富ーっ!!」 【エンディングテロップ】 第一話 「Ba MASASHI (推定 195cm)」 第二話 「Gt HIZAKI (Nicky『HIZAKIと一緒に!』好評連載中!)」 第三話 「Dr YUKI (特技 ドラム)」 第四話 「Gt TERU (推定 体脂肪率2%)」 第五話 「Gt TERU (TERU テリー)」 第六話 「Vo KAMIJO (好きな料理 ボロネーゼ・ビアンコ)」 第七話 「Dr YUKI (子どもの頃の夢 忍者)」 第八話 「Gt.HIZAKI (嫌いな食べ物 しいたけ)」 第九話 「Ba.MASASHI (推定前世 ティラノサウルス)」 第十話 「Vo KAMIJO (好きな動物 ライオン)、Gt HIZAKI (好きな動物 ネコ)、Gt TERU (好きな動物 イヌ?)、Ba MASASHI (好きな動物 ネコ)、Dr YUKI (好きな動物 ネコ)」 【袋小女里奈お助け隊 (現地ロケ班)】 第一話 HIZAKI、TERU、YUKI、MASASHI 「ヴィジュアル系ベビーシッター」 第二話 HIZAKI、TERU 「ヴィジュアル系二人羽織り」 第三話 YUKI、MASASHI 「ヴィジュアル系交通量調査」 第四話 TERU、YUKI、MASASHI 「ヴィジュアル系銭湯を開店」 第五話 YUKI、MASASHI 「ヴィジュアル系未確認飛行物体を確認」 第六話 TERU、YUKI、MASASHI 「ヴィジュアル系逆上がり」 第七話 TERU、YUKI、MASASHI 「ヴィジュアル系幸せの鐘をバリィ~ンと鳴らす」 第八話 HIZAKI、TERU 「ヴィジュアル系マッサージは腕が中心と取り決める」 第九話 TERU、YUKI、MASASHI 「ヴィジュアル系新聞配達」 第十話 KAMIJO、HIZAKI、TERU、YUKI、MASASHI 「ヴィジュアル系路上石焼き芋売り」 【スタッフ】 監督 加藤雅之 (天才・たけしの元気が出るテレビ!!、電波少年、不思議少女 加藤うらら) 構成作家 小川浩之 (とんねるずのみなさんのおかげでした)、酒井健作 (トリビアの泉、アイドリング!!!) ストーリー原案 尾本隆志 (不思議少女 加藤うらら)、柴山悟史 (不思議少女 加藤うらら) 脚本・ディレクター 柴山悟史、かめきち (不思議少女 加藤うらら)AD 筒井龍、千葉大輔 プロデューサー 高橋俊博 (ミリカ・ミュージック)、尾本隆志 (ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント)、桑沢紅子 (IVSテレビ制作)AP 吉廣貫一 (ミリカ・ミュージック) 宣伝 中澤陽子 (MBS) 技術 ビデオスクエアチーフCAM 久保田雅文 CAM 安田朗AUD 藤田洋幸 VE 太田恵子照明 阿うん、笹川満、山口秦一郎、塙秀彦、相崎好治、稲葉俊充音効 松下俊彦 (ラビットムーン) MA 増田英己 編集 星名隆志スチールカメラマン 前康輔 ロゴデザイン 加藤幹也 (KATOGRAPHIC) CG制作 有辺友和 (あっぷるはうす) 美術 フジアール美術プロデューサー 木村文洋 美術進行 横山勇大道具 鈴木康之、卜部徹夫 装飾 藤生由紀ヘアメイク 遠藤泉、木下理恵、山本隆太スタイリスト 多田佳世 【衣装協力】 BABY,THE STARS SHINE BRIGHT、ALICE and the PIRATES 【楽器協力】 ESP、Marshall、TAMA 【製作協力】 Delacroix.、Very × Berry Pro.、Warner Music Japan 【製作】 おねがいかなえてヴェルサイユ製作委員会 (ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント、ミリカ・ミュージック、IVSテレビ制作) 【オフィシャル告知】 毎日放送 新番組「おねがいかなえてヴェルサイユ」放送決定!- WARNER MUSIC JAPAN (2010/1/4) Versailles番組が1/17~スタート決定! - Official Web Site (KAMIJO WORLD) (2010/1/4) プレスリリース記事はこちら ▲ 番組情報トップへ ▲ ページ トップへ "GyaO!(ギャオ)" にて 「おねがいかなえてヴェルサイユ 第一話」 無料配信スタート !! ※MBS番組ホームページで配信中! ※配信は終了しました ※3/21配信終了 GyaO! 「おねがいかなえてヴェルサイユ」 第一話 「赤ちゃんあやして!ヴェルサイユ!」 (2011/1/17放送) (03 35) (配信期間 2011/2/9~2011/3/21) ※無料公開動画のため、Yahoo! JAPANでのログイン、会員登録は不要です ※GyaO!で「おねがいかなえてヴェルサイユ」を視聴するには、以下の環境が必要となります Microsoft社 Silverlight バージョン3以上 / Microsoft Silverlight ダウンロード Adobe社 Flash Player バージョン8以上 JavaScript 有効に設定 OS Windows 2000 SP4以上、XP SP2以上またはVista / MacOS 10.4.8以上 ブラウザ Internet Explorer 6.0以上、またはFirefox 3.0以上 / Safari 3以上 GyaO! 使い方ガイド ▲ ページ トップへ 「おねがいかなえてヴェルサイユ」 着ボイス、番組テーマ曲 「Philia」 着うた配信中 !! 「おねがいかなえてヴェルサイユ」番組の最後にKAMIJOが叫ぶ名言?決めゼリフ着ボイス配信中! また、番組テーマ曲「Philia」着うた(R)・メロディーコールがCD発売に先行して1/18より配信スタート! "MBSモバイル" では無料待ち受け画像も配信中! 着ボイス・着うたはワーナーミュージック・ジャパン公式着うた配信サイト "WAMO!"、毎日放送公式携帯サイト "MBSモバイル" ほか着うた配信サイトで配信中です "WAMO!" - Versaillesアーティストページ "MBSモバイル" - おねがいかなえてヴェルサイユ特設サイト "music.jp" - Versailles特設ページ 上記以外の着うた配信サイトはこちら ※上記携帯サイトからダウンロードできます。QRコードはこちら 【配信コンテンツ・配信サイト】 「おねがいかなえてヴェルサイユ」着ボイス WAMO!・MBSモバイル・びじゅなび・music.jpほか着うたサイト (1/31まで一部無料) 「おねがいかなえてヴェルサイユ」待ち受け画像 MBSモバイル (無料) 「Philia」着うた WAMO!・MBSモバイル・music.jpほか着うたサイト 「Philia」着うたフル WAMO!・music.jpほか着うたフルサイトにて3/16から配信開始 2/1(火)から5週連続!music.jp独占「Philia」着うた配信・「おねがい答えてヴェルサイユ」携帯生チャット企画開催! ▲ 着ボイス配信情報トップへ ▲ ページ トップへ
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【名前】ドナテロ・ヴェルサス 【出展】<第六部 ストーンオーシャン> 【種族】人間 「DIO」の息子の1人 【性別・年齢】男性・1988年生まれ(23~24歳) 【外見】身長181cm 体重72kg のどに渦のようなマーク 金髪?で頭の後ろから額の上にかけて黒いY字のような一筋がある 【性格】「幸せ」を求めており、向上願望やハングリー精神が強い。あれこれ決め付ける人間は我慢ならない DIOの息子の1人。プッチ神父とは背格好の他、脈拍や味覚など非常に共通点が多い。 母親は健在だったが義父共々にヴェルサスに愛情を注がなかったため、彼は13歳のときに家出。しかしその時から(スタンド能力の片鱗のためか)わけのわからない不幸続きの人生を送ることに。 最終的に強盗をやって脚を狙撃され、ビルの6階から飛び降りて病院へ運ばれるが、そこでプッチ神父から自分の「血統」について教えられ、彼に従い徐倫達を迎え撃つ。だが、指図ばかりで何もしない神父に次第に不満を持つようになり、神父ではなく自分が天国へ行くために反旗を翻した。 【口調】 「それよりもわたしはまだ自分の「能力」を見ていません さっきからここへどんどん近づく者がいるというのに…… あなたの役に立ちたいのにわたしはどうすれば?………」 「悪いがオレは生き残るぜプッチ神父… やっとオレは自分の能力に目醒めたばかりだというのに まっすぐに胸を張ることさえ出来なかったこのオレがやっと生きて来た意味がわかりかけて来たというのに オレはこんなところで終わらない! おれだって幸せになる権利はあるんだッ!」 「手に入れてぇなあ~~ 神父のヤツより先にッ! 天国に行くという力を!! オレだって…手に入れてぇなぁあ~~ 幸せになりてぇなぁあああああ」 最初は丁寧だったが、だんだん本来の(と思われる)チンピラのような言葉遣いになった。 【特異能力】 スタンドは「アンダー・ワールド」 地面が覚えている「過去の出来事」を掘り起こす能力。 「飛行機が墜落する」、「道路を人や車が通行する」などといった地面に起こった「記録」を掘り起こし、再現する。 再現された記録は同じ末路を辿るため、墜落した飛行機は何をしようと必ず時間通りに墜落する。ただし生存者がいた場合はそれもまた再現されるため、生存者と同じ行動をとれば助かる。 ちなみに再現された人間達は奇妙なことに自分達がこの後どうなるかなど、本人が知らないはずのことまで知っている。 ロワでは制限がかけられている。 【備考】 参戦時期の関係上、彼の血統について知っている参加者は本人以外誰もおらず(一人微妙な人物がいるが)、とある人物相関図にも記されていない。血統の証拠は星型のアザだけ。ある意味既に新しい人生が始まっている彼には本当に幸せになってほしいものだ。
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J-787 ドナテロ・ヴェルサス J-787 U キャラ ストーンオーシャン 幽 P1 S2 T(3) ☆☆ ▲「地面」は過去の出来事を記憶している このキャラに《アンダー・ワールド》が付いている時、自分山札を5枚オープンし、その中にあるステージカードすべてを手札に入れる。それ以外のカードは山札の一番上に戻す。 幽血幽 ヴェルサス 人間 出典:
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作詞:NaturaLe 作曲:Treow 編曲:ELECTROCUTICA 歌:ルシュカ / 初音ミク 翻譯:foolen、Fe Reversus / リヴェルサス 於樂音之中輝煌閃耀的珊瑚礁 此刻 異國的巨船迫近而來 祥和之海的化身 異形的少女 透過那汽笛聲預視未來的悲劇 「此處由我守護、快逃吧--」 警示危機的歌聲 於漸轉陰鬱的青空盤旋翱翔…… 獻上肢幹餞別 晨起岸邊無風而混濁 混於倚賴的乞求 奇異的歌聲飄散 澄澈了悟的線段 閃爍的珊瑚芒叢 有所憐愛的渴望 魅惑誘人 不願失去 孤注一擲轉開鑰匙、亦是…… 「於歌影 之中悠游」 光輝消去一切意義而滿溢 若就如此置於窗邊 更加其輝耀 由我身 賦予盈視之力 聽哪 淡淡的呼叫漸近 光輝為相滅其一 若是如此便暗暗置下 觀察多方至深 既渴求 發揮自制之力 明識啊 慎擇啊 供物所圍聚的淨瓶 「諸如饒舌的感動一般紫色的帳」 絕不會相互排擠霸凌呀 在害怕著什麼? 麼什著怕害 伴夥有沒 「若為侵蝕之藥 就纏於我身吧」 為何你也落至如此地步 船底浸水所映之山是誰人之錯? 守護珊瑚的肢幹 化為翼 後成泡 即使如此……仍執意? 『為何、無法理解彼此』 遙逸無限無以選擇 這片祥和的海洋 僅有你獨身一人是無法抵達至盡 「即便如此、也不要輕易退縮」 安穩於安樂 使著孩子般的任性 欲前去尋你問你 去前淚流 奇異的歌聲作信號 橫渡悠久的船群沉沒 消溶往黃昏宵闇 陷落 Reversus 的巨大漩渦遭掠奪而去 獻上燦爛閃爍的寶石 「在這片顛倒的海洋 上浮同等於沉溺」 誤讀的 惑於響聲其中的 忌諱意味之內深鎖真知 神話之外正有應答之解 我等告別陳腐理想、奔馳貫穿此條逆路 一切、只為歸去應有之處―― 推薦導讀:解讀『Reversus』——警哭之歌與感謝之歌 by foolen Reversus / リヴェルサス = 逆轉・歸還 此中文版本純為日文歌詞翻譯,並未融合唱詞(將另作翻譯) 灰字為僅有動畫顯示、未唱之字幕
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/ / /` .、 , '_ハ ./ / ヽ _ //¨ヽVw、 // ハ .{ `i / .rtゥ、Vノヽト、 i 、 /)// ` ーリ ,.、_\ i }y'/ / `, ァ、‐、 / リ (/.i. i´ ′ ヽニ、_ヽ_r' / /l. l rェ、`‐` ' ーソ ,.' l`´.i、\`ヽヽ // _/ i. /^ヽ `¨ ././ /-`ヽ ヽ _.. -‐' /r'-ン / へ. \.._..ニ¨--─イ‐- ニニィ 〈 〉 // \ . ヽ/マニ ‐--‐フi | { /  ̄/ l ! .} / __,,.. < ノ! ´ ̄ _..>'" \ -─… ¨ ̄ /`ヽ \ 名前:ドナテロ・ヴェルサス 性別:男 原作:ジョジョの奇妙な冒険 一人称:オレ 二人称:名前呼び/神父さん 口調:不良/粗暴 AA:ジョジョの奇妙な冒険/6部 ストーンオーシャン/6部 ストーンオーシャンその他.mlt Part6に登場。Part3で空条承太郎に倒された邪悪の化身DIO(ジョナサン・ジョースターの胴体を奪ったディオ・ブランドー)の遺児。 ジョルノ・ジョバァーナの異母兄弟である(2001年にジョルノ15歳、2012年がPart6の舞台)。 家族に愛されず、冤罪を受けたり、無自覚なスタンドの片鱗に苦しめられたりと不幸な人生を送っていた。 エンリコ・プッチ神父と兄弟達に出会いスタンドに覚醒、空条徐倫と交戦するもすぐ神父に反逆し、 最期は神父に影武者として利用され死んでしまう。 不幸な人生を送ってきたことで、ハングリー精神は強い。 スタンドは「アンダーワールド」。その土地で過去に起きた出来事を映像のように再生することができる。 床穴の底に空間を作り、墜落中の飛行機を再現して徐倫達を引きずり込んだりもした。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 ブランドー家の奇妙で平凡な日常 ジョジョの奇妙な冒険 ブランドー家の次男、レミリアの兄 常 まとめ 完結 奇妙な夜神月の総理な冒険 ジョジョの奇妙な冒険(オリジナル) 本人役 脇 小ネタ まとめやる夫Wiki あんこ 完結 やる夫は魔王のワガママに振り回されるようです オリジナル DIOの息子の一人。魔王DIOの使徒 脇 まとめ 完結 やる夫達は高校生活を満喫するようです オリジナル DIOの息子の一人 脇 まとめ やる夫Wiki 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
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『PHASE 49:ドナテロ・ヴェルサス』 通路の中を、三十人近くの影が進んでいく。 この戦場の中、彼らは最も死の危機感から遠く、最も緩み切った集団だった。 彼らは自分たちの正義を信じていた。彼らは自分たちの勝利を信じていた。 しかし、その根拠となりうる物は、ほとんどなかったのだけど。 「ヴェルサスさん。まだでしょうか?」 ラクス・クラインがドナテロ・ヴェルサスに声をかけた。 「………あと2、3分というところでしょう」 ヴェルサスの返答に、周囲の人間から怒声があがる。 「まだそんなにかかるのか!」 「もうデュランダルたちは逃げてしまったんじゃないのか!?」 さきほどから疲れた顔をしはじめた、クライン派の兵士たちは騒ぎ立てる。 彼らは自分たちのことを、ラクス・クラインの最も忠実な部下であると誇りに思っているらしく、 新入りのヴェルサスが情報や作戦を取り仕切っている状態が、気に食わないらしい。 「この建物は迷路状態で、標的も逃げ回っていますので、 辿り着くまで時間がかかることは許していただきたい。 しかし、標的は確実に捕らえています。ご安心ください」 嘘である。 確かにこの会場は『アンダー・ワールド』が掘り起こした過去と融合し、迷宮化しているが、 その内部に誰がいて何が起こっているか、把握できているわけではない。 アンダー・ワールドを遠隔操作によって動きまわらせ、周囲を探ってはいる。 しかしそれはデュランダルやシュトロハイムの場所だけではない。 デュランダルの位置はわかっているが、シュトロハイムの場所はわからない。 おそらく既に脱出しているのだろう。 (シュトロハイムのことは、俺にとってはどうでもいい。 既にデュランダルとジブリールは交戦中……ケンゾーも………これでいい。あとは、タイミングだ) ジブリールを解放し、ラクスの計画を流したのはヴェルサスである。 ジブリールはデュランダル、シュトロハイム、ラクス、全員を殺して自分がトップに躍り出ようとしたのだ。 だがヴェルサスはそれを利用するつもりでいた。 ケンゾーの襲撃も知っていた。これを機に、ケンゾーはラクスと対面し、協力関係を結ぼうとしていた。 ケンゾーはヴェルサスを協力者と考えていたようだが、ヴェルサスはそんな気は無かった。 風水といえど、全ては読み切れぬものらしい。 「ええ、もちろん貴方のことは信頼していますわ」 ラクス・クラインが微笑みと共に言う。その微笑みに、周囲の兵士たちの表情が緩む。 ヴェルサスさえ、思わず目を奪われる。しかしすぐに偽りの笑顔をつくり、 「ありがとうございます」 そう言った。 (あいかわらず、恐ろしいな。プッチ神父も他人の心に入り込んでくる力は相当だったが、 この女のそれはもっと………ま、わかっていればどうってことはないがな) そう考えながら、ヴェルサスはまた歩き出す。その後を、軽やかな足取りでラクスがついてくる。 その歩き方さえ、傍から見ていれば、引き付けられるものだった。 更にその後を、重たげに装備をかつぎあげ、だるげな足取りで、兵士たちが続く。 疲労した様子の兵士たちを、ラクスは鼓舞しようと口を開いた。 「みなさん、頑張ってください。もうじき………」 そこで、彼女の言葉は止まった。 ザグッ! ブジュッ! 「!!? ァッ! ッッッ!? ――――ッ!! ャッ、ッ!?? ――――!!?」 ラクスは一瞬震えた後、のけぞり倒れた。 その手はわなわなと床を掻きむしるように動き、頭を振り回し、振るたびに、 その首筋から、その唇から、真っ赤な鮮血が溢れ出た。 「………ラクス、様?」 兵士たちが、いきなり倒れたラクスに呆然とするが、やがて彼女の首に、 金属の針がいくつも刺さっていることに気付いた。 「ラ、ラクス様!」 「な、一体何が!?」 口々に声がかけられるが、少女にはその声に応える余裕はない。 壮絶な痛みと、呼吸のできぬ苦しみに悶えるのみだ。 気管支は傷ついていないものの、首と口内から流れた血が、喉を塞いでしまっている。 悲鳴はなく、ただゴボゴボと言う音がしていた。 いち早く驚愕から立ち直ったヴェルサスは、その『攻撃』に心当たりがあった。 ラクスの喉から突き出た針は、先端を外側に向け、内側から飛び出していた。 ヴェルサスは耳をすませ、周囲の音を探る。 そして、誰もいないはずの空間から、『呼吸音』が聞こえてくるのを捕らえた。 ヴェルサスはヘルメットを取ると、目を見開く。 「空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンギーアイズ)!」 その目から圧縮体液が発射され、周囲の壁を切り裂いていく。 やがて、ある地点で風景が歪み、その攻撃をよける人影が現れた。 周囲の風景に、保護色で溶け込み姿をくらませていた、何者かがいたのだ。 「………まさか、ここで貴様らが出てくるとはな」 その人影を、ヴェルサスは知っていた。向こうもヴェルサスを知っている。 「ようやく会えたな………ドナテロ・ヴェルサス」 暗殺者、リゾット・ネエロ。 その放たれる殺気は、ラクスを傷つけた針にも増して、鋭く尖ったものだった。 「て、敵か!」 「おのれ、貴様がラクス様を!」 兵士たちが怒りを浮かべ、銃を手にしようとした。だが、 「ぐお………お、重い?」 「も、持ち上げられないだと? これは………」 兵士たちは、一様に銃の重みに耐えかね、構えることさえできずに手から落としてしまう。 「はぁはぁ………なんだこれは、さっきから、疲れが出ていると思ったが、いくらなんでもおかしい………」 「うぐ………た、立っていられないだと………それに、こ、腰が痛くなって」 「お、おい、お前の髪、白くなってるぞ、それに………し、皺が………」 彼らは、おのれの手を、互いの顔を見て愕然とする。 いつの間にか、彼らの容姿は長い歳月を経てきた老人のそれとなっていた。 「『グレイトフル・デッド』………てめえらが歩きまわっている時から既に………発動させていた」 リゾットの脇から、同じように風景にまぎれていた男が顔を出す。 リゾット以上にぎらついた殺気を醸し出す男の名は、プロシュート。『年老いさせる』力の使い手。 その力は体温の高い者から順に、効力をもたらす。 平均的に男性より体温の低い女性であるラクスと、吸血鬼であるため老いることがないヴェルサス以外の 兵士たちは、すべて老人となり、もはや戦うどころではない。 「しかし………俺たちの目的はヴェルサスだけだ。他に用は無い。この場から去れば、見逃してやろう」 静かな口調で言うリゾットに、兵士の一人が激昂する。 「ふざけるな! ラクス様にこのような真似をして、何を言うか!」 他の兵士たちも老いた体を奮い立たせ、リゾットたちに敵意を示す。 しかしリゾットはつまらなそうに、床で血まみれになりながら悶えるラクスを見つめ、 「ラクス・クライン、か。ヴェルサスより先に、彼女を攻撃したのには理由がある…… …貴様、彼女をどう見る?」 リゾットは、兵士の一人を指差し、問いかけた。 「ど、どう思うだと? ラクス様はラクス様だ! 我らの導き手、宇宙の歌姫、正義の体現者………」 兵士は、ラクス・クラインを讃える言葉を並べるが、 血の海に沈み苦しむ彼女を見ているうちに、その声がしぼんでいった。 「どうした? 続けろ」 「う………あ…………」 リゾットの言葉に、兵士は返せない。 だんだん、彼は自分の言葉に自信が持てなくなってきたのだ。 今、傷つき苦しむラクスは、傷ましく、同情には値しても、カリスマといったものは無く、 ただの少女にしか見えなかったのである。 「ラ、ラクス様! お、お言葉を!」 得体の知れぬ不安に襲われた兵士は、苦しむラクスに無理な注文をした。 今までは、敗北の恐怖、失敗への不安に襲われても、ラクスの美しい声で 奏でられるかのような言葉を聞けば、すべてにおいて安心し、進む道を信じられたのだ。 だが今のラクスに、それは無理であった。言葉なきラクスを前に、兵士たちの恐怖は大きくなっていく。 さきほどまで、自信を持ってラクスについてきていたというのに、今や、 彼女につき従ってきた理由がぼやけはじめていた。 「残念だが、彼女は答えない。我が『メタリカ』は、彼女の気管の前にある、声帯を破壊している。 舌も多少傷つけた。彼女は声を発することは無い。 ゆえに………ラクス・クラインは、もはや『力』を使用できない」 「………『力』?」 リゾットの説明を呑み込めず、兵士は怯えた表情で問い返した。 「………ラポーナ。俺のいたところで噂された、ある暗殺者の家系だ」 その言葉が、今のこととどう繋がるかわからず、兵士たちは眉をひそめる。 「彼の家系には、特殊な殺人技術を受け継いでおり、イタリア・シチリアのギャングに所属していた。 が、そのギャングのボスが死んで後、ラポーナの家系も衰退、 力を受け継ぐのはただ一人の少女のみとなった。 その少女、アイリン・ラポーナはギャングから抜け、 その力で社会の悪を暗殺する、『正義』を行っているという。それが都市伝説……… 『ゴージャス・アイリン』の伝説だ」 「そ、それが一体どうしたというのだ!」 「ラポーナの力。それは一種の催眠術。 その身ぶり手ぶり、その声、その存在すべてによって人間の感覚を侵し、 気付かぬうちに人を操ることができるという。 そして、それこそがラクス・クラインの力でもある」 スッと、リゾットはラクスを指差した。 「いかなる偶然か、指導者として優秀なものとなるように仕組まれた、遺伝子操作の完成品と見るべきか。 常人とは違った桃色の髪、よく響き渡る美しい声、その言葉、その仕草、すべてが一体となり……… 人を己に心酔させる催眠術となっている。 彼女自身も気づいてはいないだろう。俺はラポーナの噂を知るがゆえに気付いたことだがな」 「………ば、馬鹿な!!」 「しかし事実だ。確かに、非常に都合のいい力であるとは思うが、」 今までのことを考えると、無いと考える方が不自然だ。 実際、今の、言葉を出せない彼女に、どれほど引きつけられる? 彼女が傷つけられたことに、どれほどの怒りを覚える?」 「そ………それは………」 兵士の声が惑う。もはや彼らに、リゾットたちへの恐怖を超えるほどの、怒りも戦意も無い。 「だから俺はこの女の声を封じた。声がでなければ、彼女の『力』は意味をなさない。 ラクス・クラインはもはやただの少女だ。さて………まだやるか?」 言いながら、リゾットはパチリと指を鳴らした。 ブチィッ! ザグザグザッ!! 「ギャッ! ヒィッ!!」 兵士の一人の手から、無数のメスが飛び出し、傷を開いた。 その悲鳴を合図としたように、兵士たちは絶叫をあげながら、老いた足で、 それでも必死にリゾットたちから離れ、逃げていく。 「―――ッ! ――――――ッ!!」 その後ろ姿を、ラクスは涙を流しながら見つめていた。 声の出ぬ口を必死に開き、手を伸ばし、すがりつこうとする姿は哀れに過ぎた。 今の彼女は、今まで信じていた世界が、ガラガラと崩れ落ちていくような絶望を味わっていることだろう。 「やめておけラクス・クライン。 もはや彼らはお前に従わない。お前を信じない。お前を愛さない。 お前にはもう何の力もない。何もできない。 殺すまではしない………ただそこで、這いつくばっているがいい」 そしてリゾットは、ヴェルサスへと視線を向ける。 「ヴェルサス。貴様がこの女のカリスマを利用し、何を求めていたのかは知らんが、 もう彼女は使えない。諦めるんだな」 リゾットが言い終えると同時に、ヴェルサスの喉が裂け、内側から剃刀の刃が現れる。 流れる血に眉をしかめながら、痛痒を感じる様子もなく、ヴェルサスは血を拭いとる。 「諦める………? ク、クフ、ウヘヘヘヘヘ、ハハハッ! 遅い………遅いんだよ。既に、な」 ヴェルサスは、ラクスを見下ろす。 それは、鼻をかんだティッシュを見るような、もはや用済みとなり、 あとはゴミ箱に入れてスッキリとするだけ、というような視線だった。 ラクスもまたその視線に気づき、更に深く、絶望へと落ちていく。 「もう、俺の目的はほぼ達成されている! あとは実行するだけ………」 ヴェルサスが言葉を紡いでいる途中で、新たな人影が通路に現れた。 ヨタヨタよした足取りで、今にも倒れこみそうなほどに不安定だった。 右腕は無く、左耳がちぎれ、右眼は潰れている。 「ヴェ………ヴェルサスぅ………」 それは、全身をボロボロにされたセッコだった。 ブチャラティに敗れながら、意識を取り戻し、本能だけで必死で逃げて、 ヴェルサスにまで辿り着いたのだろう。 「おいおい、ひでえざまだな。しかし、お前が来てくれたことは嬉しいぜ。セッコ」 ヴェルサスは、戦力には到底ならないような状態のセッコに笑いかける。 そんなヴェルサスに、セッコもまたほっとしたように笑みを浮かべた。しかし、 「お前は、きっといい『生贄』になるぜぇ!!」 ヴェルサスの蹴りが、セッコの右足を砕き、その身を倒れさせた。 「ウッゲェェェ!?」 叫ぶセッコを見ることも無く、ヴェルサスは黒いパイロットスーツのポケットから、 布に包まれた『何か』を取り出した。 「『メタリカ』!」 「遅い! 『アンダー・ワールド』!!」 危険を感じたリゾットがメタリカの磁力攻撃を行う前に、ヴェルサスの力は『何か』に叩き込まれていた。 ドクン! 布に包まれた『何か』が、蠢き、跳ねる。 心臓が鼓動するように、『何か』は動き続け、やがて布の中から飛び出した。 その『何か』の正体とは、 「………骨?」 人間をばらした経験豊富で、人体に詳しいリゾットは、その一部分を見ただけで、 それが骨、それも人間の首の骨であることを見抜いた。 そして、その骨の動きはどんどん激しくなり、やがてセッコにまで飛んでいき、彼の傷だらけの体に触れる。 そしてその途端、 「う、おおおおおおお!? な、なんだぁ!?」 「な!?」 「こいつは!?」 セッコが叫び、あまりの現象にリゾットとプロシュートも驚愕する。 セッコの体から、無数の植物の『葉』が噴き出してきたのだ。 「クフ、ギャヒヒ、フヒャハハハハハハハ!! 成功だなぁ!!」 みるみるうちに、肌が硬質な樹のものに変わっていくセッコを見て、ヴェルサスは幸福に包まれていた。 「てめえ、一体こいつは何だ!?」 「フヘヘヘ、これが俺の目的さ! 貴様らにゃわからんだろうが、今俺は最高にいい気分だから教えてやるぜ。 これはな、『天国』だよ! 『天国』への鍵さ!!」 かつて、プッチ神父は『DIOの骨』の力を呼び覚まし、骨に36人以上の罪人の魂を吸収させた。 それが、ヴェルサスが掘り起こした過去から見た、『天国』への第一歩。 だが、この世界には『DIOの骨』は無い。 だから、ヴェルサスはその代わりになりうるものを、掘り起こした過去を探して求め、そして見つけたのだ。 「この骨は、ヘブンズベースで回収した『ヴァニラ・アイスの首の骨』!! ヴァニラ・アイスこそは、俺が知りうる限りではただ一人、『DIOの血』を受けた男。 ヴァニラ・アイスは切断された首に『DIOの血』を受け、復活した。 ゆえに、その『首の骨』には、『DIOの血』が沁み込んでいる。 そして、我が『アンダー・ワールド』は過去を掘り起こす能力……… 『DIOの血』の力を、掘り起こして『目覚め』させた!! 目覚めた『DIOの血』は、生贄を、『36人以上の罪人の魂』を求め、活動を開始した。 魂を吸収し終わった時、『天国』は生まれるであろう!!」 その言葉を、リゾットたちは全く理解できなかったが、 しかし、恐ろしいことが起ころうとしていることはわかった。 「俺がラクス・クラインと接触したのは、ヴァニラ・アイスを見つけられる情報網を手に入れる為だ。 おかげで、見つけることは成功した。 そして、もう一つ必要な物、『36人以上の罪人の魂』は、この会場に集まっている。 ロード・ジブリール、ファントムペイン、ケンゾー、それに………お前たちだ。ラクス・クライン」 ヴェルサスがもう一度ラクスを見下ろす。 「今こそ生贄が集い、戦い合い、淘汰された、ちょうどいいタイミングだろう。 安心しな。てめえを裏切って逃げたあの兵士たちも、きっとその魂を吸収され 『樹』になっちまうだろうからな! フヘヘハハハ!!」 腹を抱えて笑うヴェルサスが、言葉を言い切る頃、セッコは完全な『樹』へと成り果てていた。 「何だこれは………スタンド能力?」 プロシュートでさえ、その『現象』に驚愕する。 死んだ仲間のメローネのスタンド『ベイビィ・フェイス』は、生物を無生物の形に変形させる力を 持っていたこともあり、人間を植物に変えてしまう能力自体は、まだわかる。 だが、人間でも動物でもない『骨』、いや、ヴェルサスの言葉どおりなら『血液』が、 それを成したということになる。 だがプロシュートは流石というべき胆力で、その現象を受け入れ、更にその先について思考する。 (こいつは、人を樹に変えて、それからどうするつもりなんだ? 『天国』とか言っていたが、それはどういう意味が?) 考察するプロシュートの靴に、コツリと何かが当たった。 「?」 思わず見ると、そこにはあの『骨』が転がっていた。 「なっ!?」 反射的にプロシュートは骨を蹴飛ばす。 空中に蹴り上げられた骨は、奇妙に動いて再びプロシュートに向かって飛びかかってくる。 「く! 『グレイトフル・デッド』!」 スタンドを現わして、骨を跳ね飛ばすが、骨は更に不自然な軌道を描いて、 今度はリゾットへと向かう。リゾットは無言で骨を手で払いのけた。 「リゾット!」 「む………」 途端に、リゾットの手から『葉』が生え始めた。 リゾットはすぐさま、自分の内部の鉄分を操作し、小さな刃を作って内側から『葉』を斬り飛ばす。 少しの出血を伴ったが、『葉』は排除され、それ以上生えてはこなかった。 「リゾット!」 そこでプロシュートが叫んだ。 「ハッ!」 一瞬にして、ヴェルサスが間合いを詰め、リゾットに向けて腕を振りかぶっていた。 「『グレイトフル・デッド』!」 間一髪、プロシュートのスタンドがリゾットを突き飛ばし、ヴェルサスの一撃からリゾットを救う。 突き飛ばされたリゾットは床を転がり、顔を苦痛に歪める。 骨にひびが入ったかもしれないが、ヴェルサスの一撃を受けていたら、虫のように潰されていただろう。 まだマシだ。そう考え、二人の元ギャングは必死の思いでヴェルサスとの間合いを広げる。 その様子を滑稽そうに見ながら、ヴェルサスは余裕の立ち振る舞いで、追撃することもなく、言葉を紡ぐ。 「残念、お前たちならいい『生贄』になったろうが、まあいいさ。 さっき逃げた奴らだけで一応数は揃えてある。 あっさり逃げて行ったことからもわかるが、クライン派の中でも自分の欲求に正直な、 悪の要素の強い奴らを選んで連れてきてあるからな」 ヴェルサスは骨を見つめて、嘲笑と共に言う。 『血』に吸わせる魂に『罪人』が選ばれるのは、『罪人』とは倫理を超えて罪を犯した者、 強い欲望、間違った方向に強いエネルギーを持った者だからである。悪人ならば悪人であるほどいい。 「ザフトにいた頃も、民間人を殺したりした経験のある奴らばかりだからな。 ラクスの前じゃ猫被っていたが、ラクスの支配が消えればあんなもんだ。しかし」 そこで肩を落としたヴェルサスは、やや落胆したようだった。 「あんたもいい『生贄』になると思ったんだがな、ラクス・クライン。 あんたは『血』に選ばれなかったか」 血に汚れて横たわるラクスの傍に、リゾットが払った骨が転がっている。 だがラクスの体に『葉』は生えなかった。 「心が弱っちまってるせいかな? それとも元々自分の罪に耐えられるような、強い精神力じゃなかったか。 しかしこうなると、もう完全に用済みだなぁ。せめて残った血を吸っておくか」 ヴェルサスはラクスへと手を伸ばす。その目には今までさんざん苦労させられた相手を殺すことに対し、 気分はいいとか、スカッと爽やかとか、そんな感情は一切無かった。 ヴェルサスにとってラクスは、既に終わった存在であった。 冷めて味も香りも落ちた紅茶を、勿体ないからと飲むような、別にこのまま捨てても構わない、 そんな程度のものだった。 ラクスは伸びて来る手から、逃れようとはしなかった。 既に心は死んだようなものだった。 今までたとえ戦火の中にいようと、彼女は愛に包まれ、護られていた。 だがそれは偽物であったという真実が、ラクスを打ちのめしていた。 絶望に耐性の無い彼女は、すべてを諦めて、死をもたらす手が近寄ってくるのを見つめていた。 しかし、不思議なことに、その手はあるところで近寄るのをやめた。いやむしろ、遠ざかっていっている。 (………?) 虚ろな思考であっても、かすかな疑問符が浮かんだ。そして遅ればせながら気付く。 動いているのは、自分であるということに。 「ああん?」 ヴェルサスから柄の悪い声が漏れる。彼の眼には、ラクス・クラインの体を何か小さなたくさんのものが、 力を合わせて運んでいるのが良く見えた。ミツバチとカメムシを併せたような小人たち。 ヴェルサスから離れ、数メートルの間合いをつくったところで、小人たちは笑った。 『シシッ、タスケタゾ!』 次の瞬間、リゾットたちの更に向こう側から、ヴェルサスに向けて弾丸が発射された。 「ちっ、『アンダー・ワールド』!」 スタンドによって弾丸をはじき、ヴェルサスは暗い廊下の奥に立つ人影に、目を凝らす。 人影は二つあった。 一人は短髪の若い女性。しなやかな筋肉をまとう西洋人が、ヴェルサスに右手の人差し指を向けている。 もう一人は太った少年。ラクスを運んだ小人たちと同じスタンドが、何十体も彼を囲んでいた。 FFと重ちー。 MSでの戦闘にも、会場の要人たちの救出にも参加しなかったFFは、ラクスと会うためにやってきた。 スピードワゴンの指示で、ハーヴェストにより迷宮化した会場を探っていた重ちーに助力を頼み、 二人でここまでやってきた。 「てめー………まさか、コレをやるとはな。 気をつけろよ重ちー。私もよくはしらねーが、そこの骨に近寄ったらヤバイ」 かつて、今の状況が起こった現場に立ち会ったFFは、重ちーに忠告する。 「骨ではない。本質はあくまで『血』、DIOの『血』だ」 「調子こいてんじゃねえぞ、4対1だぜ?」 「フン………別に負ける気は無いが、お前らと遊んでやる理由は無い。それに………『血』も動き始めた」 カランカランと、骨が転がり始め、ヴェルサスの足元を通り、廊下の向こうへと飛んでいく。 「『天国』が生まれるのを、見逃すわけにはいかない。ここはおさらばだ」 ヴェルサスがスイッと腕を上げると、ヴェルサスとFFたち4人の間に、壁が出現する。 ヴェルサスが『掘り起こした』のだ。 「ちいっ!」 「待ちやがれ!」 リゾットたちが悔しそうに怒鳴るのを聞き流しながら、 FFは『ハーヴェスト』がこちらに運んできたラクスの傍によると、彼女の口元に手を当てた。 FFの指が黒い粘液になり、ラクスの喉と口内の傷を埋めていく。 「―――、――?」 ラクスの絶望の表情に、微かながら感情が現れる。 リゾットの言葉通りなら、自分にはもう人を引き付ける力は無いはずなのに、 どうして助けてくれるのだろうかと。 「………助けられるのが不思議か?」 そんなラクスの感情を、かつて、自分も似たような経験をしたせいなのか、 FFは正確に読み取ることができた。 「そうだな。ミリアリアがアンタを助けてほしいと頼んだからってのもあるが、私個人としては………」 『水をあげるわ……なんていうか……助けるのよ』 かつて同じ経験をしたときの、『彼女』のことを思い出す。そして自分のことも思い出す。 あの頃、まだ人間を、心を知らなかった自分は、彼女を理解できなかった。 そして、多少は心を知った今は―――やっぱり理解できはしない。 殺されかけたというのに、その相手を、同種族でさえないプランクトンを救おうとした彼女。 聖母マリアのような大きな心を持つ少女、空条徐倫。 (いくらなんでも彼女ほど心が広いわけでもないけれど、敢えて言うなら) 「甘ったれんな。ってとこかな」 傷が埋まったのを確認し、ラクスを担ぎ上げる。 「手足の一本も失くしてねえのに、まだまだ仲間だっているってえのに、 ちょっとショックなことがあったくらいでいちいち絶望してんじゃない。 このまま死んで悲劇のヒロインになんかさせないからな。しっかり生きていてもらうぞ」 仲間、と口にした時に、FFは視線の向きを変えた。 ラクスがその視線を追うと、重ちーの心配そうな顔があった。 スピードワゴンは、ジョースター一族やディオのカリスマを受けた経験もあり、 ラクスの影響力に耐性がある。 アスランやカガリ、ミリアリアは、アークエンジェル脱出時に力から解放されている。 そして重ちーは、他人に影響されやすいところもあるが、それでも人間の邪悪を感じ取るくらいの 嗅覚はあるし、芯も弱くはない。かつては殺人鬼に最後まで抗い、最後まで戦い抜いた少年だ。 ラクスの力に染まりはしない。 ゆえに、重ちーにとってラクスは今も以前も変わらない。 キラともども、どこか放っておけない世間知らずな、友人であった。 「大丈夫だど。おらたちが助けてやるど」 その真剣な言葉を聞き終えて、ラクスは最後に一滴の涙をこぼし、力尽きたように眠りに落ちた。 その寝顔は、どこにでもいる少女のものと、何も変わらなかった。 「……さて、この場は脱出するぞ。お前たちがとどまるっていうんなら、別にいいけどな」 眠るラクスを背負うと、FFはグレイトフル・デッドで壁を壊そうとしている 二人の元ギャングに声をかけた。 二人は忌々しそうな顔になるが、今はもう動きようが無いのはわかっていた。 それに、あの『血』にまた襲われたら、また同じように防げるかわからない。 リゾットとプロシュートは無言のまま、FFと重ちーの後を追い、会場を後にした。 ◆ 『天国』を生み出すために、生み出された『地獄』の中で。ヴェルサスは溢れる笑みを抑えきれなかった。 (ついに、ついにやったぞ! ついに、俺は『天国』を手に入れる!) 「これで俺も神父の求めたものに近付けるッ! いや、手にできるッ! かつて、まっすぐに胸を張ることさえできなかった俺が、やっと幸せを手にできるのだッ!」 ドナテロ・ヴェルサスは13歳の頃に家出をした。 父親違いの妹たちばかりを可愛がる母親と義父にうんざりしてのことだが、 その時に泥棒の冤罪を受け、更生施設に送られた。 それから、ヴェルサスはヘトヘトの人生を送ることになった。 更生施設になぜか空いていた穴につまづいて転ぶと、手を突く位置に隠されていたナイフで手を突き刺した。 その後、そのナイフを隠していたチンピラの八つ当たりを受け、更生施設にいる間、いじめられ続けた。 ナイフの傷口からは、2週間後、なぜかミミズが出てきたうえに、高熱を出して死にかけた。 ゴミ捨て場の横で立ち小便をしたら、壁が崩れて女の白骨死体が顔をのぞかせたこともあった。 だからこそ、彼は誰よりも『幸せ』を求める。 「もはや誰にも用はない。もはやこの世にも意味は無い。 あとは『天国』が生まれるのを待つだけ―――いや」 骨を追いながら、先ほど逃げたクライン派が、樹と成り果てて建ち並ぶ廊下を歩きながら、 ふとヴェルサスの脳裏を一人の顔がかすめた。 ロドニアのラボで、ヴェルサスに痛みを与えた顔。 怒りと憎悪、甘い復讐の昂ぶりと共に、思い出す。 「まだ一人、残っていた」 ◆ シン・アスカが会場の入り口に辿り着いたのと、FFたちが会場の入り口から出てきたのは同時であった。 「………ラクス・クライン?」 シンは、FFが背負う少女を目にして、驚きを表す。 だが、眠るラクスの顔が、さきほどのキラのものとそっくりなことに気付き、 何か納得した気持ちになり、とやかく言うことはしなかった。 まだ問題は抱えっぱなしで、やり直すこと、償うことができるかわからないが、 少なくともスタート地点には辿り着けたらしい。 まだこれから一歩目を踏み出すところから始めなくてはいけないわけだが、 今はそれを気にしてはいられない。 「ドナテロ・ヴェルサスは?」 シンの言葉に、FFは会場の奥を見る。 「そうか、まだ中か」 頷いてシンは拳を握りしめた。 「行くのか?」 「ああ」 「中は危険だ。ヴェルサスの取り出した『骨』が、人間を『樹』に変えまくってる。 人間を犠牲に、何かを生み出すつもりだ。 『天国』を生み出すとか言ってたが、私が以前見たのは、『緑色の赤ん坊』のようだった。 それが何を意味するのかはわからないけどな」 「………確かによくわからないが、詳しく聞いている暇はない。 奴がいるなら、俺はきっといかなくちゃいけない。 奴は、俺の、『敵』だ」 シンの眼を見つめ、FFはそれ以上、何も言わずに道を譲る。 「………私はラクスを連れていくから、手助けはできないが………重ちー」 「なんだど?」 「適当な、液体が零れないような入れ物を持ってこれるか?」 「お安い御用だど! おらのハーヴェストは何だって持ってこれるど!」 言うが早いか、ハーヴェストは1分と経たぬうちに、幾つものガラス瓶だの、ペットボトルだの、 タッパーだのを運んできた。その中から、FFは小さめのペットボトルを選ぶと、 その中に自分の体を切り離して注ぎ込み、蓋をしめた。 「持って行きな。もはやこいつに私の知恵も意志も無いが、傷口に入れればとりあえずの治療はできる」 「………ありがたく、使わせてもらう」 シンは、黒い粘液が中で蠢いているペットボトルを渡され、それを懐にしまい込む。 「それなら、俺からもだ」 リゾットは、外の土に手を突く。そして、 「『メタリカ』!」 スタンドを発動させる。 メタリカの磁力は土の中の鉄分を集め、凝縮させていき、やがて一振りの剣を完成させた。 細身であるが鋭利で、眩しいほどに輝いている。シルバー・チャリオッツの持つ剣に似ていた。 「持って行け。あの化け物にどの程度役に立つかわからないが、 その物腰からしてそれなり以上には使えるのだろう?」 シンはそう言われて、完成した剣を2、3回振るってみる。重芯もぶれず、握りも丁度いい。 近くの木々に向けて切りつけると、多少太い枝も、容易く断ち切れた。 「いい剣だ。感謝するよ」 「礼は、ヴェルサスの命で払ってくれ………頼む」 「………ああ」 そしてシンは、想いを託され、最後の戦いへと向かう。 この戦争に影ながら火をくべてきた男。 『神』の息子。 そして、シン・アスカの敵。 ドナテロ・ヴェルサスとの対決へ。 TO BE CONTINUED